JPH01133566A - 電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電源装置に関し、更に詳述すれば電源装置に接
続された負荷を過電圧から保護する電源装置を提案する
ものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来の電源装置の回路図である。

交流電源Ｐが接続される電源端子ＴＩ、Ｔ２の電源端子
Ｔ、は開閉器１と限流抵抗２とを介して整流ブリッジ４
の一側の入力端子４ａと接続されている。電源端子Ｔｔ
は、整流ブリッジ４の他側の入力端子４ｂと接続されて
いる。整流ブリッジ４の入力端子４ａ、４ｂ間には、２
つのツェナーダイオード３．３の逆直列接続回路を接続
している。

整流ブリフジ４は、ダイオードＤ、とＤ２との直列回路
と、ダイオードＤ３とＤ４との直列回路とを並列接続し
ており、ダイオードＤ１とＤ２及びり、とＤ４の夫々の
接続中間点を入力端子４ａ、４ｂとし、ダイオードＤ１
とＤ３及びＤ２とＤ４の夫々の接続中間点を出力端子４
ｃ、４ｄとしている。そして、整流ブリッジ４の出力端
子４ｃ、　４ｄ間には、平滑コンデンサ５が接続されて
おり、また負荷６が接続される。

この電源装置は開閉器１を閉路することにより負荷６に
直流電圧が供給される。電源端子Ｔ１゜Ｔ２間に接続さ
れた交流電源Ｐの電圧が所定値を超えた場合は、ツェナ
ーダイオード３．３によって所定値を超えた分の電圧が
カプトされ、整流ブが７− ’Ｊ　７’；４°入力端子４ａ、４ｂ間には過電圧が加
わらず・整流ブリッジ４の出力端子４ｃ、　４ｄ間に接
続されている負荷６を過電圧から保護する。

また、限流抵抗２はツェナーダイオード３．３に流れる
電流を制限して、ツェナーダイオード３゜３の破損を防
止する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前述した電源装置は、それに接続した交流電源Ｐの電圧
が大幅に過電圧となった場合は、ツェナーダイオード３
．３に流れる過電流が大きくなって、その消費電力も極
めて大きくなる。そして過電流が長時間にわたり￥ａ続
すると、ツェナーダイオード３．３が発熱して異常な温
度上昇をしてツェナーダイオード３，３を破損に至らし
める虞れがある。そしてツェナーダイオード３，３が開
路状態で破損した場合は、過電圧に対する保護機能を失
い、整流ブリッジ４、平滑コンデンサ５及び負荷６が過
電圧に曝されてそれらを破損する虞れがあるという問題
がある。

本発明は前述した問題点に鑑み、電源装置に接続された
交流電源の電圧が異常に高くなり、ツェナーダイオード
が温度上昇した場合に、ツェナーダイオードの破損を未
然に防止できる電源装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕　。

本発明に係る電源装置は、整流ブリッジの入力端子間に
、ツェナーダイオードの温度を検出する温度センサとリ
レーとの直列回路及び前記リレーと関連動作する常開接
点と報知器との直列回路を接続する。

〔作用〕

整流ブリッジの入力端子間に過電圧が加わると、その過
電圧をツェナーダイオードがカントする。

過電圧によりツェナーダイオードが温度上昇すると、そ
れを温度センサが検出しリレーと関連動作する常開接点
が閉路して報知器が作動する。

よって、ツェナーダイオードの破損を防止する。

〔実施例〕

以下本発明をその実施例を示す図面によって詳述する。

第１図は本発明に係る電源装置の回路図である。

交流電源Ｐが接続される電源端子Ｔ＋　、Ｔｔの電源端
子Ｔ、は、開閉器１と限流抵抗２を介して整流ブリッジ
４の一側の入力端子４ａと接続されている。電源端子Ｔ
ｔは整流ブリッジ４の他側の入力端子４ｂと接続されて
いる。

前記入力端子４ａ、４ｂ間には、２つのツェナーダイオ
ード３．３の逆直列接続回路を接続している。

また、入力端子４ａ、　４ｂ間には常開接点８ａを有す
るリレー８のリレーコイル８Ｃと、ツェナーダイオード
３．３の温度を検出する例えばサーミスタ７との直列回
路及び前記常開接点８ａと、ツェナーダイオード３，３
の温度上昇を報知する例えばブザー１０の直列回路がと
もに接続されている。整流ブリッジ４はダイオードＤ、
とＤ２との直列回路と、ダイオードＤ、とＤ４との直列
回路とを並列接続しており、ダイオードＤ、とＤ２及び
り、とＤ４の夫々の接続中間点を入力端子４ａ、４ｂと
し、ダイオードＤＩとＤよ及びＤ２とＤ４の夫々の接続
中間点を出力端子４ｃ、　４ｄとしている。そして整流
ブリッジ４の出力端子４ｃ、　４ｄ間には平滑コンデン
サ５が接続されており、また負荷６が接続される。

このように構成した電源装置は、開閉器１を閉路するこ
とにより電源端子Ｔ、、Ｔ、間に接続している交流電源
Ｐの電圧が整流ブリッジ４の入力端子４ａ、４ｂ間に加
わる。そして出力端子４ｃ、４ｄ間には整流ブリッジ４
によって全波整流された直流電圧が生じ、この直流電圧
は平滑コンデンサ５で平滑されて負荷６に加わり、負荷
６が給電状態になる。

そのような給電状態で交流型１ｐの電圧が所定値以上に
上昇して整流ブリッジ４の入力端子４ａ、４ｂ間の電圧
が、ツェナーダイオード３，３のツェナー電圧以上とな
ると、その過電圧の期間はツェナーダイオード３，３が
導通してその過電圧を力・７トする。そのようにして整
流ブリッジ４の入力端子４ａ、４ｂ間の電圧は、ツェナ
ーダイオード３．３によって常に所定電圧に保持され、
負荷６には一定の直流電圧を与える。なお、ツェナーダ
イオード３，３に流れる電流は、限流抵抗２により制限
される。

しかるに、交流型ａｐの電圧が大幅に過電圧となり長時
間継続すると、前述の如くツェナーダイオード３，３に
は大きい電流が流れ続けることになり゛ン１ナータ゛イ
オード３，３が温度上昇する。

そしてツェナーダイオード３，３の温度上昇によりサー
ミスタ７が加熱されてサーミスタ７の抵抗値が減少する
。

そのためリレー８のリレーコイル８ｃに電流が流れて、
リレー８が付勢され、その常開接点８ａが閉路する。そ
して常開接点８ａの閉路によりブザー１０に電流が流れ
て、ブザー１０が鳴動し、ツェナーダイオード３．３の
異常な温度上昇を報知することになる。

それにより人為的に開閉器１を開路させるか、または交
流電源Ｐの過電圧を消滅させる等してツェナーダイオー
ド３．３の破損を未然に防止することができる。したが
ってツェナーダイオード３゜３が開路状態に破損する虞
れもないから、負荷６に過電圧を与える虞れがなく、整
流ブリッジ４、平滑コンデンサ５及び負荷６を過電圧か
ら確実に保護できる。

なお、本実施例では温度センサにサーミスタを用いたが
バイメタルスイッチを用いてもよい。また報知器にはブ
ザーを用いたが、表示ランプを用いてもよ（、あるいは
ブザーと表示ランプとを併用してもよい。

〔発明の効果〕

以上詳述したように本発明によれば、交流電源の過電圧
が継続してツェナーダイオードが温度上昇した場合には
、その温度上昇を報知することができる。したがって、
°ツェナーダイオードの破）員を未然に防止し得て、整
流ブリッジ、平滑コンデンサ及び負荷を過電圧による破
損から確実に保護することができる等の優れた効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電源装置の回路図、第２図は従来
の電源装置の回路図である。 ２・・・限流抵抗　３・・・ツェナーダイオード４・・
・整流ブリッジ　６・・・負荷　７・・・サーミスタ８
−ＩＪリレー８ａ・・・常開接点　１０・・・ブザーな
お・図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、整流ブリッジの入力端子間にツェナーダイオードを
   接続しており、その入力端子間に交流電圧を与え、前記
   整流ブリッジの出力端子間に直流電圧を得る電源装置に
   おいて、 前記入力端子間に、前記ツェナーダイオー ドの温度上昇を検出する温度センサとリレーとの直列回
   路及び前記リレーと関連動作する常開接点と報知器との
   直列回路を接続したことを特徴とする電源装置。