JPH0530649A - 電源回路の突入電流制限回路 - Google Patents
電源回路の突入電流制限回路Info
- Publication number
- JPH0530649A JPH0530649A JP17634891A JP17634891A JPH0530649A JP H0530649 A JPH0530649 A JP H0530649A JP 17634891 A JP17634891 A JP 17634891A JP 17634891 A JP17634891 A JP 17634891A JP H0530649 A JPH0530649 A JP H0530649A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- current limiting
- turned
- inrush current
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H9/00—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
- H02H9/001—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off
- H02H9/002—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off limiting inrush current on switching on of inductive loads subjected to remanence, e.g. transformers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Rectifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】入力オフ直後に再度入力オンした場合において
も、確実に突入電流制限回路を動作させ、突入電流を制
限することを可能にする。 【構成】スイッチ2がオフされると、これに連動して動
作するスイッチ12がオンする。これにより、時定数回
路8内のコンデンサ10が放電される。したがって、ス
イッチ2のオフと同時に、リレー11がオフして電流制
限抵抗7のバイパス状態が解除され、電流制限抵抗7が
突入電流を制限することが可能になる。
も、確実に突入電流制限回路を動作させ、突入電流を制
限することを可能にする。 【構成】スイッチ2がオフされると、これに連動して動
作するスイッチ12がオンする。これにより、時定数回
路8内のコンデンサ10が放電される。したがって、ス
イッチ2のオフと同時に、リレー11がオフして電流制
限抵抗7のバイパス状態が解除され、電流制限抵抗7が
突入電流を制限することが可能になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源回路の突入電流制限
回路にかかり、特に入力オフ直後に再度オンした場合に
おいても、確実に機能する電源回路の突入電流制限回路
に関する。
回路にかかり、特に入力オフ直後に再度オンした場合に
おいても、確実に機能する電源回路の突入電流制限回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電源回路においては、株式会社
技術調査会 発行 「最先端の電源回路」の第19頁左
欄第33〜40行(1.3.1(3)入力突入電流につ
いて)に記載されているように、入力オフ直後に電源を
再投入するまでに、一定の再投入時間を確保する必要が
あった。これは、入力オン後電流制限抵抗を介して電源
回路内の平滑コンデンサを充電することにより突入電流
を制限し、時定数回路により入力オン後一定時間が経過
してからリレー(またはサイリスタ)を用いて上記電流
制限抵抗をバイパスする方式において、入力オフ後しば
らくの間は時定数回路内のコンデンサの残留電荷の影響
によってリレー(またはサイリスタ)がオフせず、この
状態で入力を再度オンすると電流制限抵抗はバイパスさ
れたままであり、突入電流を制限できないためである。
このような状況は、例えば上記文献の第22頁に記載さ
れている図6に示されている電源回路においても同様に
生じるものである。
技術調査会 発行 「最先端の電源回路」の第19頁左
欄第33〜40行(1.3.1(3)入力突入電流につ
いて)に記載されているように、入力オフ直後に電源を
再投入するまでに、一定の再投入時間を確保する必要が
あった。これは、入力オン後電流制限抵抗を介して電源
回路内の平滑コンデンサを充電することにより突入電流
を制限し、時定数回路により入力オン後一定時間が経過
してからリレー(またはサイリスタ)を用いて上記電流
制限抵抗をバイパスする方式において、入力オフ後しば
らくの間は時定数回路内のコンデンサの残留電荷の影響
によってリレー(またはサイリスタ)がオフせず、この
状態で入力を再度オンすると電流制限抵抗はバイパスさ
れたままであり、突入電流を制限できないためである。
このような状況は、例えば上記文献の第22頁に記載さ
れている図6に示されている電源回路においても同様に
生じるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、入力オフ直後に再度入力オンとする場合、一定の再
投入時間を確保しないと、突入電流制限回路が働かない
という問題点があった。本発明は上記した従来技術の問
題点に鑑み成されたもので、入力オフ直後に再度入力オ
ンした場合においても、確実に突入電流制限回路を動作
させ、突入電流を制限することが可能な電源回路の突入
電流制限回路を提供することを目的としている。
は、入力オフ直後に再度入力オンとする場合、一定の再
投入時間を確保しないと、突入電流制限回路が働かない
という問題点があった。本発明は上記した従来技術の問
題点に鑑み成されたもので、入力オフ直後に再度入力オ
ンした場合においても、確実に突入電流制限回路を動作
させ、突入電流を制限することが可能な電源回路の突入
電流制限回路を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電源回路の突入
電流制限回路は、電流制限抵抗を介して突入電流制限回
路内の平滑コンデンサを充電することにより入力オン時
の突入電流を制限する回路と、さらに入力オンから一定
時間経過するのを計測する時定数回路と、上記一定時間
経過後に上記電流制限抵抗をバイパスするバイパス回路
とを備え、特に上記バイパス回路のバイパス状態を入力
オフと同時に解除する手段を設けたことを特徴としてい
る。
電流制限回路は、電流制限抵抗を介して突入電流制限回
路内の平滑コンデンサを充電することにより入力オン時
の突入電流を制限する回路と、さらに入力オンから一定
時間経過するのを計測する時定数回路と、上記一定時間
経過後に上記電流制限抵抗をバイパスするバイパス回路
とを備え、特に上記バイパス回路のバイパス状態を入力
オフと同時に解除する手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0005】
【作用】本発明によれば、入力オフと同時に電流制限抵
抗のバイパス状態が解除される。したがって、入力オフ
の後直ちに入力オンされた場合においても、電流制限抵
抗によって突入電流を制限することが可能になる。
抗のバイパス状態が解除される。したがって、入力オフ
の後直ちに入力オンされた場合においても、電流制限抵
抗によって突入電流を制限することが可能になる。
【0006】
【実施例】以下、添付の図面に示す実施例により、更に
詳細に本発明について説明する。図1は、本発明の一実
施例を示す回路図である。図1において、交流電源1か
らの交流電流は、スイッチ2、トランス3を経由して整
流ブリッジ4及び平滑コンデンサ5により直流電流に変
換されて負荷6に印加される。スイッチ2をオンした直
後は、平滑コンデンサ5は直流的に短絡状態になり、突
入電流が流れる。しかし、電流制限抵抗7の作用によ
り、上記突入電流の値は制限される。平滑コンデンサ5
の充電完了後においては、電流制限抵抗7が不要になる
ため、スイッチ2をオンした後、時定数回路8の抵抗9
とコンデンサ10で決まる一定時間後にリレー11をオ
ンし、これによって電流制限抵抗7をバイパスする。
詳細に本発明について説明する。図1は、本発明の一実
施例を示す回路図である。図1において、交流電源1か
らの交流電流は、スイッチ2、トランス3を経由して整
流ブリッジ4及び平滑コンデンサ5により直流電流に変
換されて負荷6に印加される。スイッチ2をオンした直
後は、平滑コンデンサ5は直流的に短絡状態になり、突
入電流が流れる。しかし、電流制限抵抗7の作用によ
り、上記突入電流の値は制限される。平滑コンデンサ5
の充電完了後においては、電流制限抵抗7が不要になる
ため、スイッチ2をオンした後、時定数回路8の抵抗9
とコンデンサ10で決まる一定時間後にリレー11をオ
ンし、これによって電流制限抵抗7をバイパスする。
【0007】従来技術によれば、この状態からスイッチ
2をオフし、その直後に再度オンすると、時定数回路8
のコンデンサ10の残留電荷により、リレー11はオフ
せず、電流制限抵抗7はバイパスされた状態を保持す
る。このため、突入電流は制限されない。
2をオフし、その直後に再度オンすると、時定数回路8
のコンデンサ10の残留電荷により、リレー11はオフ
せず、電流制限抵抗7はバイパスされた状態を保持す
る。このため、突入電流は制限されない。
【0008】これに対して、本実施例によれば、スイッ
チ2がオフのとき、スイッチ2と連動して動作するスイ
ッチ12がオンとなり、スイッチ12と電流制限抵抗7
のバイパス回路とを介して時定数回路8のコンデンサ1
0の残留電荷が直ちに放電される。これによって、スイ
ッチ2がオフになると同時に、リレー11はオフになる
ため、その直後に再びスイッチ2をオンした場合でも、
電流制限抵抗7により突入電流を制限することができ
る。
チ2がオフのとき、スイッチ2と連動して動作するスイ
ッチ12がオンとなり、スイッチ12と電流制限抵抗7
のバイパス回路とを介して時定数回路8のコンデンサ1
0の残留電荷が直ちに放電される。これによって、スイ
ッチ2がオフになると同時に、リレー11はオフになる
ため、その直後に再びスイッチ2をオンした場合でも、
電流制限抵抗7により突入電流を制限することができ
る。
【0009】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、入力オフ直後に再度入力オンした場合におい
ても、確実に突入電流制限回路を動作させ、突入電流を
制限することが可能な電源回路の突入電流制限回路を提
供するができる。
によれば、入力オフ直後に再度入力オンした場合におい
ても、確実に突入電流制限回路を動作させ、突入電流を
制限することが可能な電源回路の突入電流制限回路を提
供するができる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
1 交流電源 2,12 スイッチ 3 トランス 4 整流ブリッジ 5 平滑コンデンサ 6 負荷 7 電流制限抵抗 8 時定数回路 11 リレー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】電流制限抵抗を介して突入電流制限回路内
の平滑コンデンサを充電することにより入力オン時の突
入電流を制限する回路と、さらに入力オンから一定時間
経過するのを計測する時定数回路と、上記一定時間経過
後に上記電流制限抵抗をバイパスするバイパス回路とを
備えている電源回路の突入電流制限回路において、 入力オフと同時に上記バイパス回路のバイパス状態を解
除する手段を設けたことを特徴とする電源回路の突入電
流制限回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17634891A JPH0530649A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電源回路の突入電流制限回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17634891A JPH0530649A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電源回路の突入電流制限回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530649A true JPH0530649A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16012031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17634891A Pending JPH0530649A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 電源回路の突入電流制限回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530649A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1249922A1 (en) * | 2001-04-11 | 2002-10-16 | Quadlux, Inc. | Method and apparatus for controlling voltage flicker |
EP1281234A1 (en) * | 2000-04-10 | 2003-02-05 | Fisher & Paykel Appliances Limited | Appliance power supply |
CN100391077C (zh) * | 2002-04-26 | 2008-05-28 | 夏普公司 | 电源供给装置 |
JP2008183502A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Japan Ship Technology Research Association | ナノバブルによる水処理装置及びナノバブルによる水処理方法 |
JP2014192915A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Minebea Co Ltd | 電源装置及び照明装置 |
JP2016081954A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | シチズンホールディングス株式会社 | Led駆動回路 |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP17634891A patent/JPH0530649A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1281234A1 (en) * | 2000-04-10 | 2003-02-05 | Fisher & Paykel Appliances Limited | Appliance power supply |
EP1281234A4 (en) * | 2000-04-10 | 2004-07-28 | Fisher & Paykel Appliances Ltd | POWER SUPPLY FOR A HOME APPLIANCE |
EP1249922A1 (en) * | 2001-04-11 | 2002-10-16 | Quadlux, Inc. | Method and apparatus for controlling voltage flicker |
CN100391077C (zh) * | 2002-04-26 | 2008-05-28 | 夏普公司 | 电源供给装置 |
JP2008183502A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Japan Ship Technology Research Association | ナノバブルによる水処理装置及びナノバブルによる水処理方法 |
JP2014192915A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Minebea Co Ltd | 電源装置及び照明装置 |
JP2016081954A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | シチズンホールディングス株式会社 | Led駆動回路 |
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