JP2003518435A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 上面および互いに対向する側壁を有し、前記上面は、複数の管収容開口のアレイが形成されるよう分割されており、前記各側壁から外側に向けて突出しかつ同軸に整列して延びるトラニオンを含む、ベースと、
互いに対向する側壁およびそれらの側壁に形成されたノッチとを有するカバーと、
を備える管ラックであって、
前記ノッチは、前記ノッチへの入口にて互いに間隔をあけて設けられている突起面とタブとの間に延伸するトラニオン移動面によって画定されており、
前記カバーは、閉位置にて、前記上面を覆い囲むように前記ベース上に配置される構成およびサイズに形成されており、
前記トラニオンは、前記ノッチに収容され、前記トラニオン移動面に接触し、
前記トラニオンの外形寸法との関係において、前記突起面と前記タブの間隔は、前記カバーが前記閉位置と前記ベースから取り外された引き上げ位置との間を妨げられずに上下運動可能になるような間隔であり、
前記トラニオン移動面は、前記カバーが前記閉位置と斜めの開位置との間で前記トラニオンの周りを回動する際に、前記トラニオン上を摺動でき、
前記開位置では、前記突起面が前記トラニオンに当接することで前記カバーが前記開位置を超えて回動することが防止され、前記タブが前記トラニオンの下方に位置して前記トラニオンと係合可能であることによって前記ベースから前記カバーが縦方向に取り外されることが妨げられ、
前記カバーが前記開位置にあるときに、前記管収容開口にアクセスできる、管ラック。
【請求項２】 請求項１に記載の管ラックであって、
前記開口には、互いに間隔をあけて配置されたパッドが内部に設けられ、
前記パッドは、前記開口内に収容された管を支持するとともに、空気が通過する流路を管に隣接して設けるように配置されている、管ラック。
【請求項３】 請求項２に記載の管ラックであって、前記パッドが面取り凹面を含む、管ラック。
【請求項４】 請求項３に記載の管ラックであって、前記開口がほぼ方形であり、前記開口の各壁が、前記支持パッドの１つを含む、管ラック。
【請求項５】 請求項３に記載の管ラックであって、前記開口がほぼ方形であり、前記対向する壁のうち少なくとも２つが、前記支持パッドの１つを含む、管ラック。
【請求項６】 請求項１に記載の管ラックであって、
長手方向舌部を各々有する第１のスライドラッチおよび第２のスライドラッチを備え、
前記ベースの前記各側壁が、前記スライドラッチの対応する方の前記長手方向舌部の１つと摺動可能に嵌合する長手方向溝を含む摺動面を備え、前記各スライドラッチが、ラッチ位置と非ラッチ位置との間で対応する前記摺動面上を長手方向に移動するようにする、管ラック。
【請求項７】 請求項６に記載の管ラックであって、前記各スライドラッチが、上部突出部を有する上面と、第１の側壁突出部および第２の側壁突出部を有する内部側壁とを含む本体を備え、前記上部突出部は、前記対応するスライドラッチが対応する前記摺動面に対して過度に引かれることを防ぐように作用し、前記第１の側壁突出部および前記第２の側壁突出部は、対応する前記スライドラッチを開位置または閉位置に保持するのを助ける、管ラック。
【請求項８】 請求項７に記載の管ラックであって、前記各スライドラッチは、前記本体から長手方向に延びるフィンガを備えて、前記ラッチが閉位置にあるときに、前記カバーが前記ベースから取り外されるのを防ぐ、管ラック。
【請求項９】 請求項８に記載の管ラックであって、前記カバーが、前記カバーの内部に配置された第１のボスおよび第２のボスを含み、前記各ボスは、フィンガ通路を含み、このフィンガ通路を前記フィンガの対応する方が通過して、カバーを閉位置にロックする、管ラック。
【請求項１０】 請求項９に記載の管ラックであって、前記ボスが、前記第１のカバー側壁および第２のカバー側壁と一体構造を形成する、管ラック。
【請求項１１】 請求項１０に記載の管ラックであって、前記各ボスは、前記カバーが全閉位置にあるときに対応するベース支持面に載置される対応するボス支持面を含む、管ラック。
【請求項１２】 請求項１に記載の管ラックであって、前記カバーが閉位置にあるとき、前記突起面と前記タブとの横方向の間隔は、前記トラニオンの最大横方向寸法より大きい、管ラック。
【請求項１３】 請求項１に記載の管ラックであって、前記管収容開口の内部には、互いに間隔をあけて配置された支持パッドが、前記開口内に収容された管を縦方向に支持するよう配置されている、管ラック。