JP2003506107A - カストマイズした各種の入れたてコーヒーをオンデマンドで提供するために遅延ろ過を使用するための方法およびシステム - Google Patents

カストマイズした各種の入れたてコーヒーをオンデマンドで提供するために遅延ろ過を使用するための方法およびシステム

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Abstract

(57)【要約】 幅広い種類と濃度で消費者により個々にカストマイズした入れたてコーヒー飲料を、オンデマンドで提供するための改善されたシステム。比較的多量の入れたてコーヒー飲料(具体的には、所望の種類、こく、特性および/または濃度に関してカストマイズされた)を複数の個々の消費者が消費直前に選択した通りに作るための調製システム。前記システムは、カストマイズした飲料を得る際の消費者または他の人物(他、レストランの給仕)による使用が簡便である。さらに、機器の保守は、機器の所有者/オペレータによる少量の人的な配慮があればよい。抽出液の調製が許可され、それがろ過前抽出液として保持された後で、(個々の消費者の選択に基づいて)入れたてコーヒー抽出液の選択的ろ過を(消費者の選択に際して)即座に提供する飲料調製システムを提供するための抽出液の「遅延ろ過」。他の飲料成分と混合および溶解してフレーバーコーヒー、カプチーノ、ラテ等を作るために抽出液を使用することも本発明の全般的な目的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、消費者(家庭または家庭以外で)にすぐに飲める入れたてコーヒー
を提供するための方法およびシステムを対象とする。消費者は、自分の味の好み
に基づいてコーヒーの選択をカストマイズすることができ、その消費者には、そ
の一杯の入れたてコーヒーがほぼ即座に提供される。
【0002】 より詳細には、本発明は、消費者の分量、味および濃度の好みに関する情報を
その消費者から収集するシステムを対象とする。収集された情報は、適切なコー
ヒー飲料を個々の消費者に対してカストマイズするために使用される。コーヒー
抽出液をカストマイズするための手段は情報システムにリンクされており、その
結果、最近(48時間より長く経ていない、過去数分間に)調製されたコーヒー
抽出液が個々の消費者の濃度の好みに従ってろ過される。
【0003】 幅広い消費者の味の好みに対処するために、こく、口当たり、特性の様々な側
面に影響を与える加工にバリエーションを提案することによって、様々な消費者
の好みに対処するために本発明の「遅延ろ過」の態様を使用することができる。
【0004】 多量の入れたてコーヒーを作る機器を提供し、一杯のコーヒーを連続して分配
することにより、本発明は、特にレストラン(特にファーストフード店)環境、
ならびに民生環境および産業環境(広い座席空間を有するオフィスビルディング
、作業場、病院等)で望まれる。本発明の目的は、多量のコーヒー抽出液を作り
、それをいくつかの容器に保存して、最終的に劣化した古い抽出液を破棄するこ
となく、需要に応じるだけの十分に多量の入れたてのコーヒー抽出液を調製し、
保持することである。
【0005】 本発明は、何人もの家族の味の好みに合わせていくつもの異なるタイプの仕上
ったコーヒー製品を作ることが望ましい家庭環境においても使用することができ
る。そのバリエーションは、1回または複数回の調製前半の初期から作ることが
できるので、個々の選択に際して即座にそのバリエーションを提供することがで
きる。
【0006】 (発明の背景) 焙煎して挽いたコーヒー豆を調製する最も適切な方法に関しては多くの研究が
なされており、不適切な方法で作ったために、最高級のコーヒー(適切に育てら
れ、最適な方法で焙煎された)の消費価値が完全に損なわれてしまうという事実
が判明している。一般に、高品質で最も満足なコーヒー飲料は、極上の芳香、繊
細な風味、豊かなこく、ならびに適温と刺激的な特性を有するときのみ得られる
ものである。
【0007】 同様に重要なのは、多くの消費者が、コーヒー製品に関して実現可能な多くの
様々なオプション(例えば、濃度の度合い、品種、クリーミー度、風味)が識別
できるようになってきており、様々な種類のコーヒーのオプションがあるという
ことである。しかし、特に民生環境/産業環境において(例えば、レストラン、
ファーストフード産業、作業場、病院)、特にオンデマンドで、広範囲の消費者
に対してコーヒーの好ましい選択を引き渡す上では、克服すべき多くの障害(例
えば、空間、困難、時間、便宜)がある。
【0008】 さらに、多くの個々の家庭は、様々な味の好みを有する家族によって構成され
ており、従来は、個々の好みに対処することは、よくても厄介で面倒なことであ
り、一般に、混合に対処するために多くの異なる調製周期と多くの異なる容器と
を必要とするものであった。家庭環境において効率よく様々な味の好みに対処す
るために、単一の調理台の場所において1つ(または少なくとも最少数)の調製
手段を使用することが望ましい。
【0009】 コーヒー飲料は、Rubiaciae族の木の焙煎して挽いた豆の水溶性(不
溶性の場合もある)の成分の水溶液から構成される。この木には多くの種類があ
るが、商業的に最も重要な2つの木は、Caffea arabicaとCaf
fea canephoa(robusta)である。
【0010】 ほぼ普遍的に、抽出液は、焙煎して挽いたコーヒー豆を沸点よりやや低めから
沸点よりやや高めの温度で所定の調製時間だけ湯と接触させることによって調製
され、その抽出液(溶質を含む)は不溶性の物質から分離され、その結果できた
飲料が消費される。
【0011】 調製方法は、一般に次の3つに大別される。すなわち、(1)焙煎して挽いた
コーヒー(一部がそれ自体のフィルタとして働く)を湯が濾過するか、または圧
力をかけて通され、次いで金属、紙、または布の漉し器を通してろ過するシング
ルパス浸出、(2)必要な濃度で抽出液を絞りきらないうちに、1杯または複数
杯分の量の挽き豆を連続的に並流または向流で通過させた抽出液を再利用するパ
ーコレーション法、(3)一定量のコーヒーを調製容器中で一定量の水と混合し
、攪拌しながら、あるいは攪拌しないでこれを浸漬し、次いで抽出液を取り出す
ためにフィルタで濾過するかまたは機械的に分離するバッチスラリー法である。
【0012】 コーヒー等の飲料を調製するための機器は、一般に「シングルステーション」
タイプであるが、このタイプでは、空のカラフまたはポットが加熱部品の上の、
焙煎して挽いたコーヒー豆等の計量した乾燥した飲料作成材料を収納する容器ま
たは調製漏斗の下に配置されている。次いで湯がその材料を通過して飲料を構成
する揮発性油、風味、およびこくを抽出し、次いで漏斗開口部から下方にポット
またはカラフ内に排出される。飲料の第2のポットまたはカラフが必要になる場
合、第1のポットまたはカラフを移動して加熱部品または加熱プレートから取り
外す必要がある。
【0013】 このような従来型の飲料ブリューワは比較的少量の飲料を作成するには満足に
機能したが、レストランその他の商業施設または産業施設内では、多量のコーヒ
ーを作りながらも、幅広い消費者の味の好みに即座に対処することができる機器
が継続的に必要とされ、さらにその機器は、調製期間中に過度の人的な注意を必
要としないような、使用し易く、比較的自動的に機能する必要がある。レストラ
ン、公共機関および他の商業施設のニーズは、空間、労働力、および時間の制約
を考慮すると、消費者の許容範囲内の一杯のコーヒーを調製し、入れるための機
器に特に関するものである。
【0014】 従業員による保守が最小限でよい機器を提供することが必要である。顧客の需
要を満たすのに十分な分量の飲料を、作りすぎることなく、しかし従業員の最小
の注意で適切な時間内に補充することができるような適切な分量を作る機器を提
供することが望ましい。さらに、この機器は小型であることが好ましい。
【0015】 現在入手可能な飲料調製デバイスには、短時間で飲料を入れるために本来瞬時
に湯を供給するものがある。これらの機器は、通常、一定量の水を所定の温度で
維持する湯用水槽を有している。この水槽内部には給水管が取り付けられている
が、給水管の一端は、別個の冷水用水槽または加熱された水槽上に配置された水
盤の、湯用水槽底部に近接しつつも接触しないように取り付けられている。湯の
排出管の一端は、湯用水槽の通常湯用水槽上部にある放水ゾーン付近に配置され
ている。排出管の他端は、調製した飲料の濃縮液を生成するために、飲料調製材
料の所まで管を通して湯を届ける。
【0016】 上記のようにして飲料調製デバイスで飲料を入れるために水が水盤中に注がれ
る。給水管を通って水が流れ、水と湯の温度の変動によって湯用水槽底部にその
水が蓄積される。水は湯を押し上げ、湯は蓋で閉じられた湯用水槽上部に向かっ
て上方に移動し、湯の排出管を通過する。飲料調製材料内に分配されると、湯と
飲料調製材料によって調製した飲料の濃縮液を生成する。(湯によって瞬時に飲
料を調製する代表的な装置の例としては、Martinの米国特許第3,385
,201号、Ansonの米国特許第4,920,871号、Brewerの米
国特許第5,025,714号と米国特許第5,113,752号を参照のこと
【0017】 調製した飲料は、次いで、飲料の混合物を所望の消費時点まで保持するために
、収納容器に収集される。現在入手可能な調製デバイスは、1回の調製から1つ
の特性を有する1つの混合物を生じるものである。最終的な飲料に異なる特性を
持たせるためには、改めて調製する必要がある。
【0018】 調製した濃縮液が濃すぎることのないように、また、濃縮液を調製した後で希
釈するための付加的な手動によるステップを解消するためには、調製した抽出液
をろ過することが必要である。調製した濃縮液をろ過することは、水盤から調製
漏斗に給水し、挽き豆または内部調製漏斗と外部調製漏斗との間の領域を通過さ
せることによって達成することができる。
【0019】 従業員による保守が最小限でよい機器を提供することが、一般的に望ましい。
顧客の需要を満たすのに十分な分量の飲料を、作りすぎることなく、しかし従業
員の最小の注意で適切な時間内に補充することができるような適切な分量を作る
機器を提供することが好ましい。さらに、この機器は一般に小型であることが望
ましい。
【0020】 したがって、消費者が、事実上無限にある選択肢から自分の好みの種類のコー
ヒーをカストマイズすることができるコーヒー調製システムを提供することが望
ましい。本発明のシステムは、飲料を所望の温度ですぐ飲めるように個々にカス
トマイズして供する方法を提供する。
【0021】 (発明の概要) したがって、消費者によって個々にカストマイズされた入れたてのコーヒー飲
料を幅広い種類と濃度でオンデマンドに提供するための改善されたシステムを提
供することが本発明の全般的な目的である。
【0022】 さらに、比較的多量な入れたてのコーヒー飲料を(特に、カストマイズした所
望の種類、こく、特性および/または濃度で)複数の個々の消費者が消費する直
前に選択した通りに作るための調製システムを提供することが本発明の目的であ
る。前記システムは、カストマイズした飲料を獲得する際に消費者または他の人
物(例えば、レストランの給仕)が使用し易いものである。さらに、この機器の
保守は、機器の所有者/オペレータによる最小の人的な配慮があればよい。
【0023】 本発明の全般的な目的は、抽出液を調製し、ろ過前に抽出液として保持された
後で、入れたてのコーヒーの抽出液を直ちに(顧客の選択時に)選択的ろ過(個
々の消費者の選択に基づく)する飲料調製システムを提供するための抽出液の「
遅延ろ過」を使用することである。
【0024】 また、フレーバーコーヒーやカプチーノ、ラテ、クリーミーコーヒー等を入れ
るために、別の飲料成分を混合し溶解するために抽出液を使用することも本発明
の全般的な目的である。
【0025】 また、こくの特性に関する様々な消費者の好みや、特にコーヒータイプの飲料
などの最終製品である飲料の一貫性に対処するために「遅延ろ過」の態様を使用
することも本発明の全般的な目的である。
【0026】 また、消費者が飲料の様々な分類の中から選択し、前記選択をその消費者の好
みに合わせてカストマイズすることを可能にする調製飲料デリバリシステムを提
供することも本発明の全般的な目的である。
【0027】 本発明の一態様は、個々にカストマイズされた飲料製品を消費者に引き渡すた
めの方法である。例示的方法は、消費者の好みのデータを消費者から獲得するス
テップと、消費者の好みのデータに対応する飲料配合を決定するステップと、飲
料配合に対応するカストマイズした飲料製品を消費者に供給するステップとを含
む。
【0028】 本発明のさらに別の目的、利点および新規の特徴は、本発明を実施するために
考慮された例示に過ぎない様々な形態である、以下の詳細な説明により当業者に
は明らかになろう。後で明らかになるように、本発明は、本発明から逸脱せずに
別の異なる自明の態様も可能である。したがって、図面および説明は基本的に例
示であって、限定的なものではない。
【0029】 本発明のこれらおよび他の目的を、以下の詳細な説明でより明らかに、かつ完
全に説明する。
【0030】 特許請求の範囲に結論つけられる明細書は、具体的に本発明を指摘し、明瞭に
主張するものであるが、添付の図面に関して以下の説明を読むことにより同様の
ことを理解することができよう。
【0031】 システム100は、1つまたは複数の非家庭用カストマイズ可能飲料デリバリ
システム502と、1つまたは複数の家庭用カストマイズ可能飲料デリバリシス
テム504と、1つまたは複数の遠隔飲料プログラミングステーション506と
を備える。非家庭用システム502は、レストラン、職場、コンビニエンススト
アまたは食料品店等に配置することができる。遠隔プログラミングステーション
506は、家庭用システム504および非家庭用システム502と同じ物理的位
置にも、また別の遠隔な物理的位置にも配置することができる。
【0032】 システム100の構成要素は、それぞれネットワークコネクタ509によって
ネットワーク507に接続されている。ネットワークコネクタ509は、限定は
しないがトークンリング、イーサネット(登録商標)、電話回線、光ファイバ、
セルラ、同軸ケーブル、ユニバーサルシリアルバス、パラレルケーブル、シリア
ルケーブル、IEEE 1394 Firewire、Bluetooth、赤
外線(IR)、高周波(RF)、レーザー等、またはこれらの組合せを含む当技
術分野で周知のいかなるネットワークコネクタであってもよい。ネットワークコ
ネクタ509は、ネットワーク接続デバイス508を介して様々な構成要素に接
続されている。ネットワーク接続デバイスは、限定はしないが電話回線、ケーブ
ルモデム、DSLモデム、周辺ポート(例えば、シリアル、パラレル、USB、
IR)等、およびこれらの組合せを含む。ネットワーク507は、ピアツーピア
ネットワーク、クライアントサーバネットワーク、インターネット、イントラネ
ット等、またはこれらの組合せであってよい。
【0033】 本発明の一実施形態では、非家庭用システム502および家庭用システム50
4は、カストマイズディレクタ104、飲料デリバリシステム109、データ表
示デバイス510、データ入力デバイス512、データ記憶デバイス106、お
よびネットワーク接続デバイス508を備える。当業者には、データ表示デバイ
ス510とデータ入力デバイス512は(タッチスクリーンの場合のように)1
つのデバイスであっても、別個のデバイス(例えば、キーボードとLCD表示画
面)であってもよいことが理解されよう。データ入力および表示デバイス(51
2および510)は、限定はしないが、視覚、音声、磁気、光、電気信号等、ま
たはそれらの組合せを含む当技術分野で使用されるどのようなデバイスであって
もよいことも理解されよう。カストマイズディレクタ104は、ネットワーク接
続デバイス508を介してネットワークおよびシステム100の他の構成要素に
接続されている。カストマイズディレクタ104は、また、データ入力デバイス
512、データ表示デバイス510、飲料デリバリシステム109、およびデー
タ記憶デバイス106にも接続されている。データ記憶デバイス106は、当技
術分野で周知であり一般に使用されている1つまたは複数のデータ記憶デバイス
から構成することができる。データ記憶デバイス106は、飲料配合、ユーザ識
別、ユーザの好み等のデータを含むことができる。
【0034】 遠隔プログラミングステーション506は、ネットワーク接続デバイス508
を介してネットワーク507に接続されており、ネットワーク接続デバイス50
8はカストマイズディレクタ104、データ表示デバイス510、データ入力デ
バイス512、およびデータ記憶デバイス106に接続されている。遠隔プログ
ラミングステーション506は、スタンドアロンであっても、ワークステーショ
ンなどの専用コンピュータデバイスであってもよい。あるいは、ステーション5
06は、ユーザがカストマイズされた飲料配合を作成し、その情報をデータ記憶
デバイス106に記憶することができるソフトウェアプログラムを実行する汎用
コンピュータデバイスの組合せであってもよい。Java(登録商標)、cgi
スクリプト、html、xtml、shtmlなどのようなプログラミング言語
を使用して適切なプログラムを構築することができる。
【0035】 図5に示されるようなシステム100に関して、システム資源を共有し、シス
テム構成要素の重複を低減するシステムを設計し、構築することは当分野の技術
者の技能の範囲内であるということが理解されよう。このようなシステムでは、
例えば、ネットワーク507は、その時点でユーザが居合わせているシステム構
成要素に物理的に近接して配置してもしなくてもよい単一データ記憶デバイス1
06を使用することができる。さらに、システム100は、ネットワーク507
を介してすべてのデバイスが接続されている単一データディレクタ104を使用
することができる。
【0036】 カストマイズ可能な飲料システム100は、ハウジング608内に収納される
。ハウジング608内に収納されているタッチスクリーンディスプレイ602は
、システムユーザからのデータ収集用の入力デバイスと、ユーザの飲料選択に関
する情報表示用の出力デバイスの両方のデバイスとして働く。タッチスクリーン
602は、ユーザとカストマイズされた飲料システム100との間で情報の収集
および表示を容易にするために働く一連のグラフィカルユーザインターフェース
(GUI)603を表示する。情報はまた、システム100によって、識別カー
ド607に記憶されている情報を読み込むカードリーダ604を用いて電子的に
収集することもできる。視覚障害のあるシステムユーザのため、あるいは単に情
報交換をさらに容易にするために、システム100に音声コマンドを入力するた
めのマイクロフォン606を使用し、ユーザに選択肢やその他の情報を伝達する
ために拡声器609を使用することができる。マイクロフォン606を介した音
声コマンドは、音声認識ソフトウェアを使用して、カストマイズディレクタ10
4が解釈することができる命令に変換することができる(図示せず)。
【0037】 今説明している実施形態を参照すると、ユーザは、システム100に接近して
、標準的な歓迎GUI603の提示を受ける。標準的な歓迎GUIに表示される
情報は、静的であっても、動的であってもまたはそれらの組合せであってもよい
。本発明の一実施形態では、標準的な歓迎GUI603は、カストマイズ可能な
飲料システム100が供給することができるタイプを記述する情報の他に、その
時点におけるニュース、天気情報、スポーツ情報も表示する。標準的な歓迎GU
I603上には、システムの使用手順を表示することもできる。
【0038】 ユーザは、次いで、標準的な歓迎GUI603を表示するタッチスクリーン6
02にタッチし、カードリーダ604にユーザ識別カード607を挿入すること
によって、あるいは、マイクロフォン606が拾うことができるセッション開始
コマンドを音声化することによって、システム100を活動化する。システムの
活動化に引き続き、システム100は、タッチスクリーンディスプレイ602上
の表示を標準的な歓迎GUI603から飲料選択GUI700に変更する。
【0039】 飲料選択GUI700は、現行ユーザに関する情報を表示する個別設定の挨拶
領域702を含む。この情報は、ユーザの名前、残高などのアカウント情報、以
前の消費パターンに基づく飲料選択提案および/または予想される飲料選択希望
などを含むことができる。飲料選択GUI700は、現行ユーザに関係してもし
なくてもよい様々な情報を表示することができる付加的なデータ表示領域704
も含む。例えば、付加的なデータ表示領域704は、ユーザの金融ポートフォリ
オの更新、電子メールアカウント情報(すなわち、新しいメッセージ状況、メッ
セージ送信者、主題、またはメッセージ全体)、最新の天気予報、ニュースヘッ
ドライン、スポーツスコアなどを表示することができる。表示される正確な情報
内容は、ユーザによって、以前のおよび/またはそのユーザの現在の体験に基づ
いて(例えば、人口統計学的判断基準、飲料選択など)システム100によって
、またはこれらの組合せによって選択することができる。付加的なデータ表示領
域704は、広告や他の販売促進情報も表示することができる。
【0040】 飲料選択GUI700は、標準的な飲料配合に対応する所定の飲料選択アイコ
ンおよびラベル706も含む。この標準的な飲料配合は、活動化の時刻に関係な
くすべてのユーザに対して表示することができ、あるいは時間、季節、天気など
によってシステム100に交替することもできる。あるいは、所定の飲料選択ア
イコンおよびラベル706は、現行ユーザによって保存されている飲料配合、例
えば、現行ユーザの好む午後の飲料選択肢などに対応させてもよい。保存されて
いる飲料配合は、ユーザ識別カード上に配置しそのカードからアクセスすること
もローカルデータ記憶デバイス上に記憶することも、システム100がアクセス
する遠隔データ記憶デバイス上に配置することもできる。また飲料選択GUI7
00は、ユーザが選択した時にカストマイズGUI800の活動化および表示を
開始するカストマイズオプションアイコンおよびラベル708を表示する。
【0041】 飲料カストマイズGUI800は、任意選択により個別設定された挨拶領域7
02および/または付加的データ表示領域704を含むことができる。原則とし
て、飲料カストマイズGUI800は、システムユーザの指示した好みに合わせ
てシステム100が調整可能な所与の飲料特性に対応する1つまたは複数のカス
トマイズ可能な飲料特性インジケータ802を表示する。カストマイズ可能な飲
料特性インジケータ802は、所与のカストマイズ可能な飲料特性(すなわち、
焙煎色、飲料の濃度、飲料の温度、添加する風味など)に可能な変動の全体的な
度合いと、カストマイズ可能な飲料特性スケール804上のカストマイズ可能な
飲料特性の現行レベルに対応するカストマイズ可能な飲料特性位置マーカ805
とを伝達するカストマイズ可能な飲料特性スケール804を含む。システムユー
ザは、タッチスクリーンの場合、カストマイズ可能な飲料特性スケール804の
、所与のカストマイズ可能な飲料特性の所望のレベルを示す部分をタッチする。
飲料カストマイズGUI800は、次いでカストマイズ可能な飲料特性インジケ
ータ802がユーザの好みを反映するように、カストマイズ可能な飲料特性位置
マーカ805をカストマイズ可能な飲料特性スケール804の適切な部分の上に
表示するように更新する。ユーザがカストマイズされた飲料の配合を終了すると
、そのユーザは、カストマイズされた飲料の配合を保存アイコン806の選択に
よって保存することも、分配アイコン808を選択することによってシステム1
00に飲料を分配させることもできる。保存アイコン806を選択すると、シス
テム100はプログラムされた飲料配合をカストマイズされた飲料情報を記憶す
ることのできる任意のデバイスに転送することができる。任意選択で、ユーザは
、飲料選択GUI700などの以前のGUIを表示することをシステムに指示す
るリターンアイコン810を選択することによって以前のGUIに戻ることがで
きる。
【0042】 システム100は、カストマイズされた飲料と、所定のカストマイズ可能でな
い配合の飲料の両方を分配することができる。飲料の種類が、所与の飲料選択肢
に関する情報を表示する飲料種類インジケータアイコン902によって示される
。所与の飲料種類インジケータアイコン902がカストマイズ可能な飲料選択肢
に対応する場合、ユーザが飲料をカストマイズすることができるように1つまた
は複数のカストマイズ可能な飲料特性インジケータ802が近接して配置される
。本発明の一実施形態では、カストマイズ可能な飲料特性インジケータ802は
、カストマイズ可能な飲料特性に対応している複数の別個のカストマイズ可能な
飲料特性インジケータ908を含む(すなわち、焙煎色、飲料の濃度、飲料の温
度、添加する風味等)。システム100は、ユーザがカストマイズ可能でない飲
料を選択することも可能にする。ユーザが所望の飲料を選択して飲料をカストマ
イズすると、所望の飲料選択肢がカストマイズ可能な飲料に対応する場合は、そ
の飲料を分配ボタン906を押すことによって分配することができる。
【0043】 (発明の詳細な説明) 本発明の様々な実施形態について詳細に参照する。その様々な実施例を添付の
図面に示し、図面全体を通して同様の参照番号は対応する要素を示すものとする
【0044】 本発明は、複数の消費者に対してすぐに飲めるコーヒー製品を個々にカストマ
イズするシステムと、カストマイズしたすぐに飲めるコーヒーを消費者の入力後
にオンデマンドで提供することを対象とする。本発明の方法は、消費者から消費
時点でその消費者が望むコーヒーの種類に関する消費者の望みに関する情報を収
集するステップと、消費者のコーヒー製品の選択を多量の入れたての濃縮液を含
む保持エリアにリンクするシステムと、調製濃度と種類に関して消費者の選択と
一致するコーヒー抽出液のろ過のエリアの3つの基本的なステップとを含む。
【0045】 A.定義 本明細書で使用する「すぐに供せる飲料」と「すぐに飲める飲料」は、即時使
用可能な状態の消費しうる形態による飲料製品を意味しており、相互交換可能に
使用される。これらは入れたてコーヒー抽出液から作られており、幅広い種類の
配合で、ドライミックス、パウダー、液体、抽出液、濃縮液、エマルジョンを含
めることもできる。
【0046】 本明細書で使用される「入れたて」という用語は、抽出され、少なくとも約5
分間、望ましくは少なくとも約15分、最も望ましくは少なくとも約30分であ
り、約48時間を超えない、好ましくは24時間を超えない、より好ましくは1
2時間を超えない、最も好ましくは6時間を超えない「保持期間」保持された飲
料抽出液を意味する。
【0047】 「保持時間」という用語は、抽出液の調製開始から始まってろ過開始で終了す
る期間を意味する。複数の抽出液を1つの保持タンクに入れる場合、「保持期間
」はタンク中に残っている抽出液の重み付き平均となる。
【0048】 好ましい態様では、抽出液が抽出機器から排出される時点での温度は38℃よ
りも高く、好ましくは49℃よりも高く、より好ましくは65℃よりも高く、最
も好ましくは76℃よりも高く、調製固形分は約10%よりも少なく、好ましく
は約5%よりも少なく、より好ましくは約4%よりも少なく、最も好ましくは約
3.5%未満である。
【0049】 本明細書で使用する「分類」という用語は、特定飲料の特性または属性を意味
し、温度、濃度、こく(フルボディ、またはライトボディ)、焙煎(色または度
合い)、酸味、甘み、苦み、および/または口当たりを含む。
【0050】 「種類」という用語は、所与の種または属の中にある種における収穫技術およ
びポストハーベスト技術を含めて、原産国(栽培国)および/または特定の栽培
地域(例えば、品種物)を意味する。本発明で有用なコーヒー豆は、同一種また
は同一等級の豆であっても、様々な豆の種類と等級のブレンドから構成されてい
てもよく、また、低カフェインまたはカフェイン抜きであってもよい。高地産種
の豆は、通常、高品質コーヒーと呼ばれる。強い酸味を有する適切な高品質のコ
ーヒーには、「優れたこく」、「酸味」、「薫り」、「芳香」、ときには「チョ
コレート風味」を有することを特徴とするArabicaとColombian
がある。一般的な高品質のコーヒーの例として、しばしば高品質のArabic
aと呼ばれることのある「Mild」があり、また、Colombian、Me
xican、ストリクトリーハードビーンのCosta Rica、Kenya
A、KenyaBなどの他のウォッシュドMild、およびストリクトリーハー
ドビーンのGuatemalanも含まれる。
【0051】 本明細書で使用する「含む」という用語は、様々なコーヒー、他の材料、また
はステップを、本発明の実施に関して結合して使用することができることを意味
する。したがって、「含む」という用語は、「から基本的に構成される」および
「からなる」というより限定的な用語を包含するものである。
【0052】 B.コーヒー飲料抽出液の作成 ほぼ普遍的に、抽出液は焙煎して挽いた豆と湯を沸点よりもやや低めから沸点
よりもやや高めの温度で所定の調製時間だけ接触させることによって調製され、
抽出液(溶質を含む)が不溶物から分離され、その結果生じた飲料が消費される
。一般に入手可能などのような抽出液/濃縮液でも、本発明のシステムを実施す
る上で使用することができる。一実施形態では、焙煎して挽いたコーヒー豆はポ
ッドまたはサシェの中に収納され、それは調製チャンバ内に挿入される。この種
のポッドの一例は、参照により本明細書に組み込まれる、米国特許番号第5,3
25,765号および第5,840,189号で開示されている、Keurig
社製の「K−Cup」である。
【0053】 調製方法は、一般に大別して次の3つに分類される。(1)焙煎して挽いたコ
ーヒー豆(一部がそれ自体のフィルタとして働く)が水を濾過し、または圧力を
かけて通し、次いで金属、紙、または布の漉し器を通してろ過するシングルパス
浸出、(2)必要な濃度で抽出液を絞りきらないうちに、一杯または複数杯分の
量の挽き豆を連続的に並流または向流で通過させた抽出液を再利用するパーコレ
ーション法、(3)一定量のコーヒーを調製容器中で一定量の水と混合し、攪拌
しながら、あるいは攪拌しないでこれを浸漬し、次いで抽出液を取り出すために
フィルタで濾過するかまたは機械的に分離するバッチスラリー法である。
【0054】 入れたてコーヒーを提供するシステムは、通常は「シングルステーション」タ
イプであり、空のカラフまたはポットが、計量した乾燥飲料作成材料、例えば挽
いたコーヒー豆等を収納する容器または調製漏斗の下に位置する加熱部品の上に
配置されている。次いで、飲料を構成しているエッセンシャルオイル、風味、こ
くを抽出するために湯がこの材料中を通され、次に漏斗開口部を通って下方のポ
ットまたはカラフ中に排出される。その飲料の第2のポットまたはカラフが必要
になる場合は、別の加熱部品または加熱プレートまで第1のポットまたはカラフ
を移動する必要がある。このような従来型の飲料ブリューワは、比較的少量の飲
料を入れるには十分に機能していたが、レストランや他の商業施設および産業施
設内では、使い易くて比較的自動で機能するため調製期間中に過度の人的な配慮
を必要としない、多量の飲料を作る機器が依然として求められている。
【0055】 本発明の好ましい態様では、水対乾燥した焙煎して挽いたコーヒー豆の抽出部
分の重量比は、約5:1から約24:1まで、好ましくは約8:1から約13:
1である。この分量の水が(ドリップ)抽出に使用されるとき、比較的濃く(濃
縮されているが苦くないという意味)ろ過されたコーヒー抽出液が作られる。通
常、この抽出液は、重量で約1.2%、好ましくは1.5%の溶質固形分を有す
る。比較的濃くろ過されたコーヒー抽出液は、次いで十分な分量のろ過水で好ま
しい飲料濃度まで希釈される。
【0056】 本発明のいくつかの実施形態を図示し説明したが、それによって本発明を限定
しようとするものではない。むしろ、本発明の趣旨および範囲を逸脱せずに様々
な変形形態および修正形態が可能であるということが当業者には明らかであろう
。したがって、本発明の範囲内にあるすべてのそれらの変形形態および修正形態
は頭記の特許請求の範囲を包含することを意図している。
【0057】 C.遅延ろ過 本発明のシステムは、入れたて調製コーヒー抽出液の遅延ろ過を使用すること
によって、消費者の好みに基づいた入れたてコーヒーのカストマイズを提示する
【0058】 本明細書で使用する「遅延ろ過」という用語は、調製した抽出液を最終的な希
釈前のある期間保持する態様を意味する。本発明の「遅延ろ過」の態様によって
、コーヒー抽出液は、調製した抽出液の保持期間中、コーヒー挽き豆と接触した
ままで置くことができるようになる。理論的に限定するものではないが、挽き豆
は、抽出液保管中に反応成分の吸収を助け、保管中に生成された酸の調節もする
と考えられる。ろ過は、例えばメタルフィルタ対プラスチックフィルタ等、分配
時点でカストマイズすることもでき、また(例えば、粗いメタルメッシュ、次に
希釈、その次にペーパーろ過という具合に)段階的に行うことも可能である。
【0059】 本明細書で使用する「遅延ろ過」という用語は、入れたてコーヒー抽出液を、
最小期間約5分、好ましくは約15分、より好ましくは約30分保持する態様を
意味し、また、「遅延ろ過」は、最大期間約48時間、好ましくは約24時間、
より好ましくは約12時間、最も好ましくは約6時間抽出液を保持する態様をも
意味する。
【0060】 本発明の方法によって作られた入れたて抽出液は、約10%未満、好ましくは
約5%未満、より好ましくは約4%、最も好ましくは3.5%未満の調製固形分
を有する。本発明の方法の特に好ましい実施形態では、抽出液は、約1.2%よ
りも多い、好ましくは約1.5%よりも多い、最も好ましくは約2%よりも多い
最低調製固形分を有する。
【0061】 本発明の基本的側面によって、好ましいコーヒーのカストマイズが分配直前に
可能にされることを理解することが重要である。すなわち、多くの自動化された
システムにあるような特性や濃度の事前設定は必要ないということである。「遅
延ろ過」の態様は、個々に合わせたコーヒーの複数杯を1回または複数回の最小
の調製回数、好ましくは1回の調製によって作ることを可能にする。さらに、こ
れらの個々に合わせた一杯はオンデマンドで分配される。
【0062】 前記希釈比率は、ほぼ0(希釈なし)から約1:15のコーヒー/水の割合ま
でであり、これは消費者の濃度に関する選択入力を受け取った際に、その時点で
使用している方法を用いて容易に変更することができる。個々の消費者の消費時
の温度の好みに合わせるために、希釈水の温度も変更可能である。すなわち、こ
れを容易に達成することができるいくつかの方法があるが、1つの好ましい方法
には、湯用(華氏170〜200度(77〜93℃))と水用(華氏40〜80
度(4〜27℃))の2つの希釈ラインがあり、それらの比率と流れを調整して
好ましい温度でそれぞれの消費者に個別にコーヒーを分配する。
【0063】 本発明の好ましい実施例では、抽出部分における水対焙煎して挽いた乾燥した
コーヒー豆との重量比率は約5:1から約24:1、好ましくは約8:1から約
13:1である。この分量の水が(ドリップ)抽出に使用されるとき、比較的濃
く(すなわち、濃縮されているが苦くはない)ろ過されたコーヒー抽出液が得ら
れる。通常、この抽出液は、重量で約1.2%よりも多い、好ましくは1.5%
よりも多い可溶性の固形分内容を有することになる。比較的濃いろ過されたコー
ヒー抽出液は、次いで好ましい飲料濃度まで十分な分量のろ過水で希釈される。
【0064】 明らかに、本発明のシステムのこの態様は、入れたての抽出液に多くの利点を
与えることによって、消費者にとってより美味しい最終的なコーヒー飲料をもた
らす。例えば、抽出したコーヒーの遅延ろ過によって、「すぐに消費できる」す
なわち、「すぐに飲める」状態(例えば、好ましい温度で希釈された状態)にコ
ーヒーを保持する必要はなくなる。希釈されていない状態では、コーヒーは水分
が少なく、よりゆっくりと劣化する。さらに、保持期間中に加熱または冷却する
必要性も最小限に抑えられる。
【0065】 さらに、希釈されていない抽出液は、より小さい空間しか占めず、所与の物理
的形状でより容易に沸騰させることができる。より小さい空間のさらなる利点は
、機器(ステーション)を酸素に対してより効率よく密閉することができる点で
ある。抽出液の濃縮により、抽出液は、溶解したコーヒー固形分に対してより少
ない酸素が溶解しており、これは酸化反応を遅らせることになる(コーヒー固形
分に対する水溶液の分量がより少ない)。
【0066】 本発明の「遅延ろ過」の態様を使用することによって、仕上がった一杯のコー
ヒーには多くの利点がもたらされる。これで、最終的に「古すぎる」または「か
び臭い」コーヒーまたは茶をサービスすることが少なくなるのである。保持期間
中に起こる化学変化の比率は遅延ろ過によって最小限に抑えられる。本発明の特
に好ましい実施形態では、調製した抽出液は、華氏170度(77℃)より低い
温度まで、好ましくは華氏160度(71℃)より低い温度まで、より好ましく
は華氏140度(60℃)より低い温度まで、最も好ましくは華氏35度(1.
7℃)から華氏50度(10℃)の間まで冷却されるか冷蔵保存されて、抽出液
の保持期間中に発生する変化をさらに低減する。このシステムを実行するには、
調製した熱いコーヒーをすぐに分配できる状態で保つよりも湯を加熱して保温し
ておく方が、より少ないエネルギーと空間ですむ。抽出液を冷却し冷蔵保存する
ことは、所望の風味の属性を維持することができる最大保持時間をさらに延長す
ることが当業者には理解されよう。
【0067】 本発明の「遅延ろ過」の態様によって、コーヒーの抽出液を、調製した抽出液
の保持期間中に挽いたコーヒー豆と接触したまま置いておくことができる。理論
による限定は望まないが、挽いたコーヒー豆は、抽出液の貯蔵期間中に反応成分
の吸収を助け、貯蔵期間中に生成された酸を調節する。ろ過は、例えば、金属フ
ィルタやペーパーフィルタなど分配においてカストマイズすることができ、また
、段階的に行うこともできる(例えば、粗いメタルメッシュ、次にろ過、次いで
ペーパーろ過など)。
【0068】 D.カストマイズしたシステム 1.システムインターフェース 潜在的な購買コスト、個人的な時間の投資および苦い体験を恐れることから、
消費者は、自分の最も希望するタイプの飲料製品を探すことに関する実験または
「試行錯誤」について、受け入れがたい、あるいは不快であると感じるものであ
る。多くの消費者は、飲料製品に関する入手可能な様々な選択肢が、自分独自の
個人的な味の好みとどのように対応しているかを理解していない。この状況をさ
らに複雑化するのは、所与の位置では飲料製品に関する文字通り数十種類もの選
択肢が消費可能であることである。
【0069】 したがって、消費者が、味の好みの観点からその消費者が受け入れ、それを楽
しむ確率が他の入手可能な飲料製品よりも統計的に高い、1つまたは複数の飲料
製品を識別することができる方法を提供することが望ましい。理想的には、その
ようなシステムは、使用法を覚えて使用することが簡単であるべきである。
【0070】 本発明の方法は、消費時点で消費者が望む飲料の種類に関してその消費者の望
みに関する情報をその消費者から収集するステップと、消費者の飲料製品の選択
を、多量の入れたてのろ過されていない抽出液を含む保持エリアにリンクするプ
ロセスと、調製種類とフィルタの品質に関して消費者の選択と一致する飲料のろ
過が行われるエリアとの3つの基本的なステップを含む。
【0071】 2.定義 本明細書で使用する「様々な作成システム/デバイス」という用語は、1つま
たは複数の投入材料を複数種類の飲料に変化させるデバイスおよび方法を意味す
る。そのようなシステムおよびデバイスには、遅延ろ過手段/システム、および
/または遅延ろ過手段/システムが含まれる。
【0072】 本明細書で使用する「カストマイズインターフェース」という用語は、消費者
と飲料デリバリシステムとの間で情報(例えば、消費者情報、カストマイズ情報
、カストマイズ提案)を送信する人力によらない手段を意味する。このインター
フェースは多くの方法で実施でき、消費者は遠隔からこのインターフェースにア
クセスできる。
【0073】 本明細書で使用される「飲料デリバリシステム」という用語は、ステーション
、装置、デバイス、機器、またはカストマイズインターフェースによってリンク
されたこれらの組合せを意味しており、任意選択で、遅延ろ過手段/システムを
含む「種類作成システム/デバイス」を装備する。
【0074】 本明細書で使用する「カストマイズした選択ID」という用語は、カストマイ
ズインターフェースまたは飲料デリバリシステムが消費者を認識し、その消費者
に対してカストマイズした飲料を引き渡す(飲料デリバリシステムの場合)こと
ができるか、または引き渡すよう命令することができる(カストマイズインター
フェースの場合)方法およびそれによる手段を意味する。消費者を識別する適切
な方法は、限定はしないが、キーパッド、タッチスクリーン、マトリックスカー
ド、網膜スキャナ、親指指紋リーダか、または高周波IDタグ(RFID)のど
ちらかを介してシステムに伝達される個人識別番号(PIN)を含む。
【0075】 本明細書で使用する「消費者ID」という用語は、方法およびそれによる手段
において、カストマイズディレクタまたはIDデバイスが適用可能な消費者の好
みを認識し、それに従って適切なカストマイズされた飲料を開発および判定する
方法を意味する。適用可能な消費者の好みを識別する適切な方法は、限定はしな
いが、キーパッド、タッチスクリーン、マトリックスカード、網膜スキャナ、親
指指紋リーダ、磁気カードリーダ、バーコードなどの入力デバイスまたは入力方
法、あるいは高周波IDタグ(RFID)などによってシステムに伝達すること
ができる個人識別番号(PIN)、ユーザ名、パスコード等を含む。
【0076】 本明細書で使用する「消費者」という用語は、飲料選択肢、カストマイズ情報
、カストマイズ提案を入力し、あるいは飲料製品を受け取る目的でカストマイズ
ディレクタと対話するシステムの任意のユーザを意味する。この人物は、シェフ
、事務員、顧客、「給仕」、配膳係等であってよい。消費者は、例えば電話、イ
ンターネット、無線接続等によって遠隔地からユーザインターフェースにアクセ
スすることができる。
【0077】 本明細書で使用する「消費者」という用語は、飲料オプション、カストマイズ
情報、カストマイズ提案、または飲料製品を受け取る目的のカストマイズインタ
ーフェースのユーザを意味する。この個人は、食料品店やコンビニエンスストア
、事務所環境、またはセルフサービスレストランの典型的な消費者であって、飲
料を望んでおり、それを自分で入れようとしている消費者であってよい。この個
人は、バリスタ、シェフ、事務員、顧客、「給仕」、配膳人等々であってよい。
消費者は、カストマイズインターフェースに、例えば電話やインターネットなど
によって遠隔位置から、または生物測定学的にアクセスすることができる。
【0078】 本明細書で使用する「飲料配合」という用語は、個々の消費者あるいは1つま
たは複数の消費者の好み(すなわち、複数の飲料を飲む人のための多量の注文の
場合)に相応するようにカストマイズディレクタによって既に処理されている選
択された製品、オプション、特性、または飲料製品に対応するカストマイズした
選択を提供するカストマイズディレクタによって決定される情報である。
【0079】 本明細書で使用する「カストマイズ情報」は、個々の消費者に相応するように
カストマイズインターフェースによって既に処理された製品、オプション、特性
または飲料製品に関するカストマイズした情報を個別化した選択を提供するカス
トマイズインターフェースまたは飲料デリバリシステムによって提供される情報
である。
【0080】 本明細書で使用する「カストマイズ提案」という用語は、個々の消費者または
1つまたは複数の消費者の好みに相応するようにカストマイズディレクタによっ
て既に処理されている製品、オプション、特性、飲料製品に関する個別化したカ
ストマイズ提案を提供するためのカストマイズディレクタによって決定される情
報である。一実施形態では、カストマイズ提案は過去の対話に基づいている。別
の一実施形態では、カストマイズ提案は、販売促進のかつ/または季節的な選択
肢を含むことができる。
【0081】 本発明のシステムは、個別の消費者がシステムと意思の疎通を行うことも可能
にする。その結果、消費者の個人的なカストマイズした選択肢に飲料デリバリシ
ステムが対処することができる。本発明のこの態様を達成するために個別のシス
テムを開発する多くの方法がある。本明細書で説明する実施例は、本発明を限定
するものではなく、代表的なものであるにすぎない。消費者と意思の疎通を行う
のに適した方法には、音声、キーボード、インターネット、タッチスクリーンお
よびセレクタ、スライドバー、ボタンおよびスイッチなどの従来手段も含まれる
が、それらに限定されない。ある種の主要な質問、試飲または直接的な味の質問
によって個別の消費者が何を望んでいるかを理解することで、システムは消費者
に好ましい味とニーズを提供することができる。
【0082】 個人の希望は動的なものであって、例えば、経時的に、かつ/または時刻、曜
日、日付、季節、機会、環境、仕事/娯楽、気分、体調、精神状態等々の出来事
または経験によって変化しうるものである。個人の希望は、実験、経験、教育、
知識、ライフスタイルの変化、および年齢によって変化する場合もある。カスト
マイズインターフェースは、消費者情報を処理する際にこの種の個人情報、履歴
情報を含めることができ、消費者情報を処理する際に人口統計学的傾向および特
徴、ならびに共通の経験を組み込むことができる。別の実施形態では、カストマ
イズ提案は販売促進および/または季節的な選択肢を含むことができる。例えば
、加齢に従って、個人は自分のカストマイズした飲料にサプリメントを添加する
ことを選択する場合がある(例えば、閉経後の女性はカルシウムを添加すること
を望む場合がある)。特定会場内の飲料デリバリシステムは、特別な添加物を提
示する場合がある(例えば、健康食品店またはヘルスクラブは、小売を伸ばすた
めにサンプルとして新製品群(粉末状のビタミンまたはミネラル)の添加を望む
場合があり、ヘルスクラブは運動後の水分補給を提案することを望む場合がある
)。
【0083】 さらに、カストマイズインターフェースは、入手可能なデータを取り入れ続け
ることによって、カストマイズ機能と進行中の提案とを向上させることができる
。本発明のシステムの特に好ましい実施形態では、この種の情報および入力は、
変化および個別の消費者に合わせたオプションの予測に関して継続的に監視され
、更新され、純化されている。情報処理のこの態様はグローバルアシミレータカ
ストマイズシステムである。
【0084】 本発明のシステムは、消費者とメニュー項目の両方に対処できるように、十分
かつ適切なメモリ機能を装備することができる。これには、製品の使用率、発生
率、消費者選択および消費者の応答が含まれる。本発明のこの態様に対処するた
めに個別のシステムを開発することができる多くの方法がある。本明細書で説明
した実施例は、本発明を限定するものではなく、それを代表するものであるにす
ぎない。本発明のシステムのメモリ機能の適切な実施形態は、限定はしないが、
中央データベース、システムデータベース、携帯データベースを含めることがで
きる。
【0085】 本明細書の一実施形態では、システムは消費者の味の好みの周辺情報を使用し
て、その消費者が試飲する可能性のある特定の小売り飲料を提案する。この態様
の1つのバージョンでは、消費者は飲料システムを使用して、様々な小売りブラ
ンドを試飲することができる。逆に言えば、様々な小売りブランドは、飲料供給
システム内の特定の風味や選択を照会したり、あるいはこれらに関連付けること
ができる。
【0086】 本発明のシステムは、カストマイズインターフェースが個別の消費者を識別す
る、すなわち、認識するための手段を有することができる。これによって、個別
の消費者は、1つまたは複数のシステム(カストマイズインターフェースまたは
飲料デリバリシステムのどちらか)の1つまたは複数の物理位置を行き来し、1
つまたは複数のシステムに対して、選択プログラミングのシーケンスを段階ごと
に反復せずに自分の所望の飲料選択を送信することができる。これらの個々の好
みには、過去のシステムを使用した履歴によって決定される時刻と場所に基づく
調整を含めることもできる。本発明のこの態様に対処するために個別のシステム
を開発することができる多くの方法がある。本明細書で説明した実施例は、限定
的なものではなく、代表的なものであるにすぎない。消費者を識別する適切な方
法は、限定はしないが、キーパッド、タッチスクリーン、マトリックスカード、
網膜スキャナ、親指指紋リーダ、または高周波IDタグ(RFID)によってシ
ステムに伝達される個人識別番号(PIN)を含む。さらに、1つまたは複数の
システムは、個々の消費者のIDを見込み、また関連する好みをすべてのそのよ
うなシステムが共通して認識するように事前プログラミングしたり、定期的にプ
ログラミングしたり、および/またはネットワーキングすることができる。
【0087】 本発明の一態様は、図1に概略的に示してあるが、カストマイズされた飲料製
品を消費者に引き渡すためのシステム100から理解することができる。このシ
ステム100は、ユーザインターフェース102と、ユーザインターフェース1
02と通信するカストマイズディレクタ104と、カストマイズディレクタ10
4と通信するデータストア106と、カストマイズディレクタ104と通信する
飲料デリバリシステム109とを備える。本発明の別の実施形態では、システム
はさらに、カストマイズディレクタ104と通信する識別デバイス108と、消
費者アイデンティファイア110とを備える。
【0088】 カストマイズディレクタ104は、ソフトウェア、ルーチン、プログラム、ア
ルゴリズム、コード、ロジックなどの形式による、特にカストマイズされた飲料
配合の決定を容易にする実行可能な一組の命令を備えることもできる。
【0089】 本発明の一実施形態では、カストマイズディレクタ104は、データストア1
06とユーザインターフェース102との間の、トークンリング、イーサネット
(登録商標)、電話モデム接続、無線またはマイクロ波接続、並列ケーブル、シ
リアルケーブル、電話回線、汎用シリアルバス「USB」、Firewire、
Bluetooth、光ファイバ、赤外線「IR」、高周波「RF」など、また
はこれらの組合せを介する通信に提供される。カストマイズディレクタ104は
、飲料分配デバイスに統合することができるが、代替実施形態では、遠隔デバイ
スにホストまたは収納することもできる。遠隔機器は、他の消費者の機器、パー
ソナルコンピュータ、またはインターネット上のどこかに配置されている外部サ
ーバを含むことができる。
【0090】 本発明の別の実施形態では、ユーザインターフェース102は、コンピュータ
、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、キオスク、携帯電話等の無線ア
プリケーションプロトコルプログラム(WAP)を有するデバイス、自動コンピ
ュータまたは自動PDA、対話式TV、インターネット機器等を備えることがで
きる。ユーザインターフェース102は、ユーザに対話式システム100と対話
し、理解させることを可能にし、事実上無数の双方向オーディオビジュアルおよ
び/または他の通信形態のどれでも取ることができる。例示的実施形態では、ユ
ーザインターフェース104は、CPU、メモリ、表示機器および入力手段を備
えたコンピュータシステムを含むことができる。好ましい入力手段は、キーボー
ド/キーパッド、またはマウスあるいは、音声認識入力機器付き入力マイクロフ
ォン、タッチスクリーン入力機器、および/またはビデオシネマを使用するビジ
ュアル入力部など他の入力手段を備えることができる。図示した実施形態では、
ユーザインターフェース104は、通信リンク120を介し、Microsof
t社製のInternet Explorerや、Netscape Comm
unications社製のNetscape Navigatorなどのウェ
ブブラウザを実行してインターネットに接続されているコンピュータを備えるこ
とができる。消費者が入力できる一例は、例えば、熱め、ぬるめまたは冷たいな
どの調製した飲料の所望の温度を含むことができるが、代替実施形態では、入力
は、実際の温度を入力するよう要求することができる。入力の付加的な領域は、
さらに飲料の濃度(すなわち、ブラックの変動レベル)、飲料のサイズ(すなわ
ち、容器のサイズ)、クリーム、砂糖、ミルク、人工甘味料、フレーバなどの添
加物を含めることができる。
【0091】 この実施例の飲料デリバリシステム109は、当分野の技術に周知の標準的な
飲料デリバリシステムであってよい。実施例には、シングルパス浸出システム、
パーコレーションシステム、およびバッチスラリーシステムが含まれる。本発明
の一実施形態では、対話式システム100は、飲料デリバリシステム109に統
合されている。別の実施形態では、対話式システム100は、飲料デリバリシス
テム109とは別個のものである。
【0092】 本発明のさらに別の実施形態では、カストマイズした飲料を望む消費者には、
任意の使用可能な識別機器または当業者に周知のプロトコルを含む、IDカード
などのアイデンティファイア110、パスワードまたは、パスナンバーが与えら
れる。このようなIDには、バーコード、高周波IDタグ、データ、チップ、ス
マートカードなどの任意の組合せを含めることができる。様々なID/識別機器
の組合せは、当業者には周知であり、本発明の様々な実施形態によって使用する
ことができる。
【0093】 本発明の別の実施形態では、識別機器108は、バーコードスキャナを備える
。様々なバーコードスキャナが当業者には周知であり、1)ペンタイプリーダお
よびレーザスキャナ、2)CCDリーダ、3)カメラベースのリーダを含む。ペ
ンタイプリーダは、ペンまたはワンドの先端に相互に隣接して配置された光源お
よびフォトダイオードを含む。バーコードを読み込むため、ユーザはペンの先端
をバーの上を通過させ、フォトダイオードは光源から反射して戻る光の強度を測
定し、バーの幅およびバーコードの空間を測定するために使用される波形を生成
する。バーコードのダークバーは光を吸収し、白い空間は光を反射して、フォト
ダイオードによって生成される電圧波形は、バーコードのバーと空間のパターン
の正確な複製となる。この波形はスキャナによって復号される。レーザスキャナ
は、光源にレーザビームを使用しており、通常は往復運動する鏡または回転する
プリズムを使用してレーザビームでバーコードを前後に走査する以外はペンタイ
プのリーダと同様の方法で機能する。ペンタイプのリーダでは、バーコードから
反射して戻る光の強度を測定するためにフォトダイオードが使用される。ペンリ
ーダとレーザスキャナはどちらも、リーダから発せられた光が特定の周波数に調
整され、フォトダイオードはこの同じ周波数の光だけを検出するように設計され
ている。ペンタイプリーダおよびレーザスキャナは、異なるサイズのバーコード
を読むことができるように、異なる解像度のものが市販されている。スキャナの
解像度は、リーダによって発せられた光のドットのサイズで測定される。CCD
(電荷結合素子)リーダは、リーダの先端部に一列に配列された数百もの細密な
光センサの配列を使用する。各センサは、光の強度をその正面で直接に測定する
単一フォトダイオードと見なすことができる。CCDリーダのそれぞれの光セン
サは非常に小さく、数百ものセンサが一列に配列されているので、一列に配置さ
れた各センサを横断して電圧を連続的に測定することによって、リーダではバー
コードのパターンと同一の電圧パターンが生成される。CCDリーダとペンまた
はレーザスキャナとの大きな違いは、CCDリーダがバーコードからの周辺光を
測定するのに対してペンまたはレーザスキャナは、スキャナ自体から発生する特
定周波数の反射光を測定することである。現在入手可能な最新型のバーコードリ
ーダは、バーコードの画像を取り込むために小さなビデオカメラを使用するカメ
ラベースのリーダである。この場合、このリーダは、バーコードを復号するため
に高機能のデジタル画像処理技術を使用する。ビデオカメラは、一列のセンサを
有するのではなく画像を生成するために数百列ものセンサが2次元配列に配置さ
れていること以外は、CCDバーコードリーダと同じCCD技術を使用する。
【0094】 本発明の別の実施形態では、識別デバイス108は、高周波走査デバイスを備
える。高周波ID(RF ID)は、物体、人物、または動物を自動的に識別し
、追跡し、管理するために高周波通信を使用する。低周波数の、受動的な、磁気
的に結合されたRF IDシステムは、リーダとタグの2つの部分から構成され
ている。タグは、通常、一意の識別番号を必要とする物体または動物に取り付け
られている。タグは、電子回路(中継器)と、調節されたアンテナ−キャパシタ
回路とを含む。タグは、小さな高機能の無線送信機および無線受信機である。こ
れらは、リーダによって生成されるRF電界から電力が供給される。電力が供給
される際、タグは、入来RF電力電界を抑制することによって、連続的にそのデ
ータを送信する。RF IDリーダは、通電し、復調し、復号するという3つの
主要な機能を有する。このリーダは、調節されたアンテナ−キャパシタ回路を使
用して、低周波電波電界を発生させる。これはタグを起動するために使用される
。このタグによって送信される情報は復調を必要とする。符号化された情報は、
リーダに搭載されたマイクロコントローラによって復号される。次いで、制御プ
ロセッサがこの情報を使用することができる。リーダとタグの両方において、ア
ンテナの形状およびサイズは様々な方法で決定することができる。タグのサイズ
が小さいので、タグはほぼどのような状況にも合うように形成することができる
。接触または監視は必要とされていないので、RF IDシステムによって、タ
グの移動および配置はかなり自由に行うことができ、リーダはあまり重要な問題
ではなくなる。
【0095】 本発明の一実施形態では、管理ユーザは、管理インターフェース130を使用
してカストマイズディレクタ104とデータストア106にアクセスし、企業の
製品を開発または改良するための、また、飲料調製システムの構成要素を開発ま
たは改良するためのカストマイズデータおよび消費者フィードバックデータを使
用、分析、または適用することができる。消費者から得られるこの先見性は、将
来の製品およびシステムの調査、開発、マーケティングおよび改良に非常に有益
な情報を提供することができる。企業は、その対話式データストアの結果および
データの分析を別の実体に提供することができるということも考えられる。この
ためには、そのような別の実体は、インターネット、印刷した報告書、コンピュ
ータ上の対話式ソフトウェア、定期的なデータ購読サービス等によってそのよう
なデータにアクセスすることができるようにすることが必要となる。
【0096】 本発明のさらに別の実施形態では、システムはさらに小売りインターフェース
180を備える。小売りインターフェースは、購買データおよび消費者データを
カストマイズディレクタ104とやり取りするように構成することができる。例
えば、消費者はレジ清算で飲料を購入することもできるが、飲料システムはレジ
から直接アクセスすることができない。小売りインターフェース180はカスト
マイズディレクタ104にデータを送信し、カストマイズディレクタ104は、
次いで購入者との対話に際して飲料を準備する。別の実施形態では、小売りイン
ターフェース180は、消費者が飲料製品を受け取る権限を確実に与えられるよ
うにするためにカストマイズディレクタ104と通信する。例えば、消費者は遠
隔地から飲料を購入し、次いでユーザインターフェースに特別なアクセスコード
を入力し、ユーザインターフェースは次いでその飲料をその消費者に引き渡すと
いうことが可能である。
【0097】 飲料デリバリシステムの適切なカストマイズされた調製配合を決定するための
いくつかの方法が可能である。一実施形態では、消費者がユーザインターフェー
スを介して消費者の好みのデータを入力するように指示される。この場合、この
データを、その飲料デリバリシステムを後で訪れた時に取り出されるように記憶
しておくことができる。一例として、ユーザインターフェースを介して入力され
た、あるいはデータストアから取り出された消費者の好みのデータは、1つまた
は複数の決定ツリーと照合することができる。決定ツリーは、通常、消費者の好
みのデータを照合することができる一組の応答/特徴/カテゴリを備えている。
例えば、決定ツリーは、可能な消費者の好みのデータのあらゆる組合せを備える
こともできる。次いで好みのデータは、決定ツリーと一致する分岐が照合され、
その一致する分岐は、その一致の結果実行されるべきさらなる命令を提供する。
そのような決定ツリーは、引き渡されるべきカストマイズされた飲料に関して適
切に最適化された操作状況を確立できるように、システムが応用例を意図してい
て既に設計済みの消費者の好みのデータの潜在的な組合せを備えることが好まし
い。決定ツリーは数学的アルゴリズムに変換され、そのアルゴリズムは次いで決
定ツリー比較または「決定」を電子的に処理して即座に飲料デリバリシステムに
対して適切に最適化された飲料配合を確定することが好ましい。
【0098】 修正形態または適切な「変形」を可能にするように最適化プロセスを更新する
ために、本発明の一実施形態は、ニューラルネットワーク111によって更新さ
れるカストマイズディレクタ104の決定ツリーまたはアルゴリズムを備える。
カストマイズされた飲料デリバリの実施例において、ニューラルネットワーク1
11は様々な適用可能な消費者の好みと、データストアから取り出されたフィー
ドバックデータを評価して、カストマイズされた飲料配合を決定するための意思
決定プロセスを簡易化し、あるいはこれを最適化するために数学的アルゴリズム
または対話スクリプトに対して1つでも変更が必要かどうかを判定する。例えば
、ニューラルネットワークは、フィードバックなどのユーザ入力を、人口知能ま
たは「スマート」論理に類似の決定プロセスに取り込むことによって、継続的に
その決定アルゴリズムを更新する。Haykin,S.(1994)著、「Ne
ural Networks:A Comprehensive Founda
tion」NY:Macmillan、p.2によると、ニューラルネットワー
クは、経験による知識を記憶し、それを使用することを可能にする自然の性質を
有する同時大量の分散型プロセッサである。ニューラルネットワークは、1)知
識は学習プロセスを通してネットワークによって獲得される点と、2)シナプス
重量として知られている介在ニューロン接続強度が知識を記憶するために使用さ
れる点の二点で人間の頭脳に類似している。ニューラルネットワークは、決定用
のアルゴリズムを開発し洗練するために、トレンド、フィードバックデータ、消
費者の好みのデータ、および他の付加的なデータに関してデータストア106を
分析する。一実施形態では、ニューラルネットワークは、カストマイズディレク
タ104の決定ツリーまたはアルゴリズムを、蓄積され続ける消費者の好みおよ
びユーザフィードバックデータに基づいて自動的に変更する。そのような1つの
ニューラルネットワークの説明は、参照により本明細書に組み込まれたRove
rt P.Piotrowski他によって1999年8月19日に出願された
同時係属の米国特許出願第60/149,857号に記載されている。
【0099】 図2に示した本発明の別の実施形態は、カストマイズされた飲料製品を顧客に
提供するための方法を含む。この方法は、顧客に対応する消費者の好みのデータ
を獲得するステップ(ステップ200)、その消費者の好みのデータに対応する
消費者飲料配合を判定するステップ(ステップ204)、およびその消費者に消
費者飲料配合に対応するカストマイズされた飲料を提供するステップ(ステップ
206)を含む。
【0100】 本発明のシステムは、個々の顧客のカストマイズされた選択を飲料デリバリシ
ステムに対応させるために、個々の顧客が飲料デリバリシステムと通信すること
も可能にする。本発明のこの態様を実現するために個々のシステムを開発するこ
とができる多くの方法があるが、本明細書に記述した実施例は、限定を意図する
ものではなく、代表的なものであるに過ぎない。消費者と通信する適切な方法は
、限定はしないが、音声、キーボード、インターネット、タッチスクリーン、お
よびセレクタ、スライドバー、ボタン、スイッチなどの従来の手段を含む。特定
の主要な質問、試飲または直接的な味の質問によって個別の消費者が何を望んで
いるかを理解することによって、システムは消費者に好みの味とニーズを提供す
ることができる。消費者の希望は、動的であり、また、例えば、時刻、曜日、日
付、季節、機会、環境、仕事/娯楽、気分、体調、精神状態など、経時的かつ/
または出来事または経験によって変化する場合がある。消費者の希望は、実験、
経験、教育、気分、健康状態、知識、ライフスタイルの変化、加齢によっても変
化する場合がある。カストマイズインターフェースは、消費者情報を処理する際
はこの種の個人的情報または履歴情報を、また、消費者情報を処理する際は人口
統計学的傾向および特徴と共通の経験を含むことができる。さらに、カストマイ
ズインターフェースは、入手可能なデータを継続的に取り入れてカストマイズ能
力と進行中の提案を向上させることができる。本発明のシステムの特に好ましい
実施形態では、個別の消費者に合わせたオプションを変更および予測するために
この種の情報および入力は、継続的に監視、更新および洗練することができる。
情報処理のこの態様は、ニューラルネットワークまたは当業者に周知の他の技術
によって達成することができる。
【0101】 図3に、本発明の一実施形態を実施するために使用することができるサンプル
のクライアント/サーバネットワーク300を概略的に示す。クライアント/サ
ーバネットワークが唯一のタイプのネットワークであり、ピアツーピア接続など
の他の種々の構成もネットワークと見なされることを当業者ならば容易に理解す
るだろう。クライアント/サーバネットワークでは、様々なノードが情報を別の
ノードに送信および/または受信するように複数のノードが相互接続されている
。ここで分かるように、サーバノード302は、トークンリング、イーサネット
(登録商標)、電話モデム接続、無線接続、またはマイクロ波接続、並列ケーブ
ル、シリアルケーブル、電話回線、ユニバーサルシリアルバス「USB」、Fi
rewire、Bluetooth、光ファイバ、赤外線「IR」、高周波「R
F」、または他の無線通信やこれらの組合せなどの接続316を使用して複数の
クライアントノード314と相互接続されている。
【0102】 本明細書でCD ROM(318)として示したコンピュータ可読媒体は、プ
ログラム、データ、論理、ファイル等のコンピュータ可読情報を保持する。容易
に理解できるように、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶機器(ハードディスク
、フロッピー(登録商標)ディスケット等)、光記憶機器(レーザディスク、コ
ンパクトディスク、DVD等)、電子記憶機器(ランダムアクセスメモリ「RA
M」、読出し専用メモリ「ROM」、プログラム可能な読み出し専用メモリ「P
ROM」等)などを含めて様々な形態を取ることができる。
【0103】 本発明の一実施形態は、カストマイズされた飲料製品を消費者に提供するため
の方法を含む。図4の流れ図に例示的実施形態を示す。この例では、消費者はこ
の飲料システムに事前に登録されており、このシステムを使用するためのRF
IDキータグの発行を受けている。消費者はシステムのIDデバイス領域にRF
IDキータグを通過させる(ステップ400)。IDデバイスは、RF ID
タグを活動化し、そのタグに記憶されている顧客IDを受け取る(ステップ40
2)。この顧客IDは、次いでカストマイズディレクタに渡され(ステップ40
4)、カストマイズディレクタは、その消費者IDに対応する消費者データを求
めてデータストアを探索する(ステップ406)。消費者データが取り出され、
カストマイズディレクタはそのデータを分析し(ステップ408)、次いでその
消費者に1つまたは複数のカストマイズオプションを提示する(ステップ410
)。一実施形態では、カストマイズディレクタは、最後の対話でありシステムに
よる飲料の引渡し時に消費者にフィードバックデータを入力するよう促すことも
できる。別の実施形態では、カストマイズディレクタは、1つまたは複数の販売
促進および/または季節オプションの選択肢を消費者に対して提示することがで
きる。カストマイズオプションは、限定はしないが、濃度、風味、豆の種類(コ
ーヒー)、温度、仕上げのオプション(クリーム、ミルク等)を含む。カストマ
イズディレクタは、消費者が高速配合を選択できるようにし、他の決定をシステ
ムが自動的に完了する高速配合を表示することもできる。一実施形態では、将来
の飲料の引渡しにおいて時間を節約し、配合の誤りを低減するために消費者はカ
ストマイズオプションを高速配合として手動で作成し、保存することもできる。
消費者が自分のカストマイズオプションを入力すると(ステップ412)、カス
トマイズディレクタはそのオプションを分析し(ステップ414)、対応するコ
マンドを飲料デリバリシステムに送信する(ステップ416)。さらに、カスト
マイズディレクタは、選択されたカストマイズオプションを、消費者アイデンテ
ィファイアに対応する記録内のデータストアに好適に記憶する。
【0104】 一実施形態では、カストマイズディレクタは、後の対話中に以前の飲料配合に
対応するフィードバックデータを入力するよう消費者に促す。例えば、カストマ
イズディレクタは、消費者に前回訪問時のカストマイズした飲料製品に関して1
から10までの格付けを入力するよう促すことができる。別の実施形態では、消
費者は、顧客サービス担当者と話すことを選択することができ、カストマイズデ
ィレクタは消費者が顧客サービス担当者と通信する接続を確立する。本発明のさ
らに別の実施形態では、カストマイズディレクタは、その消費者のIDに関連付
けられた以前の飲料購入を表示し、その消費者に対してフィードバックデータを
入力するように、または以前の飲料購入に関する調査を完了するように促す。消
費者は、完全なフィードバックデータに対して謝礼(すなわち、con、割引等
)を受けることができる。
【0105】 本発明の別の実施形態では、消費者は、遠隔地から前もって、自分の飲料の好
みを事前選択するためにユーザインターフェースにアクセスすることができる。
例えば、システムは、多数のカストマイズ配合オプションを含み、それによって
実際に購入する前に所望の配合をカストマイズしておき時間を節約することがで
きる。例示的実施形態では、消費者がある種の通信機器によってアクセスするこ
とができるワイドエリアネットワーク、ローカルエリアネットワークまたはイン
ターネットなどのネットワーク上でウェブサイトをホストすることができる。ウ
ェブブラウザはウェブサーバと連絡を取り、ユニフォームリソースロケータ(U
RL)の形式でデータ情報を要求する。このデータ情報には、本発明の対話式シ
ステムのユーザインターフェースが含まれる。通常、URLアドレスは、ウェブ
ページにアクセスするためにブラウザに入力されており、URLアドレスは他の
ぺージへのハイパーテキストリンクを提供するためにそのページ自体に埋め込ま
れている。ハイパーテキストリンクによって、ユーザは、リンク上をクリックし
てハイパーテキストリンクのURLアドレスに対応するウェブサイトに転送され
ることができる。Netscape Communications社製のNe
tscape NavigatorやMicrosoft社製のInterne
t Explorer等のワールドワイドウェブにアクセスするための多くのブ
ラウザが存在する。同様に、Apache Group製のApacheや、M
icrosoft社製のInternet Information Serv
er、IBM製のLotus Domino Go Webserver、Ne
tscape Communications社製のNetscape Ent
erprise Server、Oracle社製のOracle Web A
pplication Server等のワールドワイドウェブにコンテンツを
提供するための多数のウェブサーバも存在する。事実上どのウェブにもアクセス
可能なデバイスからでも本発明にアクセスできるようにするためにこれらのブラ
ウザおよびウェブサーバを使用することができる。
【0106】 本発明の別の実施形態では、システムは遠隔データストアと通信するように構
成されている。この機能によって、カストマイズディレクタは、そのシステムと
現在の場所でそれ以前に対話したことのない個別の顧客を識別し、その消費者の
中央に記憶されているプロファイルを取り出すことが可能になる。これによって
、個々の消費者は、そのシステムの様々な物理的位置に移動することができ、一
連の選択プログラミングを1つ1つ反復せずに、そのシステムに対して消費者の
所望の飲料選択を送信することができる。これらの個人の好みには、過去のシス
テム利用履歴から決定される時間と場所に基づく調節も含めることができる。本
発明のこの態様に対処するための個別のシステムを開発することができる多くの
方法がある。本明細書に記述する実施例は、限定を意図するものではなく、代表
的なものであるに過ぎない。消費者を識別する適切な方法には、限定はしないが
、キーパッド、タッチスクリーン、マトリックスカード、網膜スキャナ、親指指
紋リーダ、または高周波IDタグ(RFID)によってシステムに伝達される個
人識別番号(PIN)が含まれる。さらに、1つまたは複数のシステムは、個々
の消費者のIDおよびそれに関連する好みをすべてのそのようなシステムが広く
認識するように、事前にプログラミングしておくことも、定期的にプログラミン
グすることも、かつ/またはネットワーキングすることもできる。
【0107】 本発明の一実施形態では、管理ユーザは、カストマイズデータと消費者のフィ
ードバックデータを利用し、分析し、あるいは適用して、企業の製品を開発また
は改良し飲料調製システムの構成要素を開発または改良するために、管理インタ
ーフェース130を使用してカストマイズディレクタ104およびデータストア
106にアクセスすることができる。消費者から獲得したこの先見性は、将来の
製品およびシステムの調査、開発、マーケティング、および改良のための非常に
有益な情報を提供する場合もある。同様に、企業がその対話式データストアの結
果とそのデータの分析を別の実体に提供することも考えられる。このためには、
インターネットを介して、印刷された報告書を介して、コンピュータ上の対話式
ソフトウェア、定期的なデータ購入サービス等を介して、そのような実体がその
ようなデータにアクセスすることを可能にすることが必要となる。
【0108】 本発明のさらに別の実施形態では、このシステムはさらに小売りインターフェ
ース180を備える。小売りインターフェースは、購買データと消費者データを
カストマイズディレクタ104とやり取りするように構成することができる。例
えば、消費者は、レジ清算で飲料を購入することもできるが、この飲料システム
はレジから直接アクセスすることができない。小売りインターフェース180は
カストマイズディレクタ104にデータを送信し、カストマイズディレクタ10
4は、次いで購入者との対話に際して飲料を準備する。別の実施形態では、小売
りインターフェース180は、消費者がその飲料製品を受け取る権限を確実に与
えられるようにするためにカストマイズディレクタ104と通信する。例えば、
消費者は遠隔地から飲料を購入し、ユーザインターフェースに特別なアクセスコ
ードを入力し、ユーザインターフェースは次いでその飲料をその消費者に引き渡
すということが可能である。
【0109】 (実施例) 本発明の特定の実施形態を図示および説明したが、本発明の趣旨および範囲を
逸脱せずに様々な他の変更および修正形態を行うことができることが当業者には
明らかになろう。
【0110】 実施例1 消費者は、インターネットを介して、またはシステム上で個人プロファイルを
確立し、飲料および関連する好みに関するいくつかの簡単な質問に回答する。こ
れらの質問は、正しいプロファイルを有する製品を引き渡すために役立ち、その
時点での取引または将来の取引においてユーザに適切な提案および/または配合
変更を行うことを可能にする場合がある。このプロファイルは、その消費者がど
こにいようとも、無線、ローカルエリアネットワーク(LAN)、または電話通
信デバイスによってシステムがアクセスする中央データベースに維持されている
。消費者は、高周波IDタグRFID、マトリックスカード、または消費者のク
レジットカードに記憶されている個人識別番号(PIN)を介して認識される。
消費者は、独自にデザインしたドリンクを得ることや、自分の許容範囲内にある
自分の所定の飲料に類似した様々なドリンクから選択することができる。
【0111】 消費者は、自分独自の飲み物を作る際に、様々な属性のフレーバプロファイル
から選択することができる。これは、スライドバーとセレクタ、または濃度、甘
み、クリーミー度、風味を含めて飲料の味領域を表現する多次元空間によって行
うことができる。
【0112】 ユーザは、消費者インターフェースウィンドウを介して、様々な時刻に自分の
好むコーヒーの特性を選択する。
【0113】 消費者は、インターネットを介して、あるいはシステム上で個人プロファイル
を確立するが、その個人プロファイルは、飲料の好みに関するいくつかの質問に
回答することを必要とする場合がある。それらの質問に対する応答は、正しいプ
ロファイルを有する製品を配合し引き渡すために、カストマイズディレクタによ
って分析される。消費者には、自分独自の飲料をカストマイズする機会、または
その消費者の個人プロファイルにほぼ一致する事前に構成済みの様々な飲料から
選択するように提示される。
【0114】 実施例2 A)乾燥しフレーク状にしたコーヒー42グラムを1.9リットル(0.5ガ
ロン)入りボトルブリューワ用ステンレススチール製バスケット内の規定のペー
パーコーヒーフィルタ上に配置することによって、焙煎して、挽き、フレーク状
にした純粋アラビカコーヒー豆を遅延ろ過によって調製した。バスケットからの
抽出液の排出を「遅らせる」ために、スチールバスケットの排出口に栓をした。
次いで、バスケットを1.9リットル(0.5ガロン)入りボトルブリューワの
スプレーヘッドの下の位置に配置し、9ml/秒の速度でスプレーヘッドを介し
たそのバスケット内への1300ミリリットルの華氏200度(93℃)水の注
入を可能にした。水とコーヒーは、この保持期間中、相互に接触することが可能
になり、バスケットは華氏170度(77℃)で保持した。 B)濃度特性に関わる画像および単語に基づいて製品が選択された。押しボタ
ンまたは蛇口は様々な特性のコーヒーを供給する。消費者は、最も好む製品を見
つけるまで各種製品を試飲する。 C)30分の時点で200mlの抽出液がバスケットから排出されること、す
なわちペーパーフィルタによって残留コーヒー豆からろ過されることができた。
この抽出液は、0.9%の調製固形分と、華氏170度(77℃)の排出温度を
有した。35分の時点で100mlの抽出液がバスケットから排出されること、
すなわちペーパーフィルタによって残留コーヒー豆からろ過されることができた
。この抽出液は0.9%の調製固形分と、華氏170度(77℃)の排出温度を
有した。残留抽出液がバスケットから排出され、同様に60分の時点でろ過され
たが、これもまた0.9%の調製固形分と華氏170度(77℃)の排出温度と
を有した。
【0115】 実施例3 A)乾燥しフレーク状にしたコーヒー74グラムを、12.7cm(5インチ
)幅、25.4cm(10インチ)長さの織ったナイロン製のフィルタパウチに
入れることによって、焙煎して、挽き、フレーク状にした純粋アラビカコーヒー
豆を遅延ろ過によって調製した。パウチの一方を開いておき、次にこれをBun
n Softheat(商標)内のサテライトタンクに上部入口から挿入した。
次いで、パウチが蓋のネジ山から外に延長された状態で、上部の蓋をネジ留めし
てパウチをタンク内に吊るした。次に華氏200度(93℃)の4400mlの
湯をタンク内の縦樋型の管によってパウチの中に導いた。フィルタパウチ内のコ
ーヒーは、完全に湯に浸漬され、タンクは華氏181度(83℃)で保持した。 B)ユーザは、消費者インターフェースウィンドウを介して様々な時点で自分
の好むコーヒーの特性を選択する。 C)次いで、1時間、6時間、17時間の時点でそれぞれ0.51%、0.5
3%、0.54%の調製固形分を有する抽出液がタンクから排出された。
【0116】 実施例4 A)ロバスタを30%含んだ、焙煎して、挽いたコーヒー豆を、0.033の
コーヒー対水の比率で密閉容器内で調製した。水は事前に華氏185度(85℃
)まで加熱しておき、密閉容器は華氏183度(84℃)で維持した。 B)ユーザは、消費者インターフェースウィンドウを介して様々な時点で自分
の好むコーヒーの特性を選択する。 C)30分の時点で300mlの抽出液をコーヒーフィルタペーパーによって
ろ過したが、この抽出液は0.85%の調製固形分を有していた。密閉容器から
排出された300mlの抽出液は、20.5時間の時点でメタルメッシュスクリ
ーンによってろ過したが、この抽出液は0.90%の調製固形分を有していた。
【0117】 上記実施例のA〜Dのステップは、例えば実施例1のA)を実施例4のA)と
交換するなど、相互に代用することができる。
【0118】 実施例5 この実施例では、カストマイズディレクタとの例示的対話を説明する。消費者
Frankは、ユーザインターフェースに接近し、ユーザインターフェースの一
部であるカードリーダに自分の飲料カードを通す。Frankは既に飲料カード
の申し込みを完了しており、その後、固有の飲料カードの送付を受けている。F
rankの飲料カードには、Frankのプロファイルを取り出すためにカスト
マイズディレクタにより有効化された特有のID番号が含まれる。この実施例で
は、Frankは、自分の飲料カードを不正使用から保護するためのパスワード
/パスナンバーを既に選択済みである。カードリーダにFrankのカードを通
すと、カストマイズディレクタは、ユーザインターフェースを介してFrank
に自分のパスワードを入力するよう促す。Frankは、ユーザインターフェー
スのタッチスクリーンディスプレイによって自分のパスワードを入力する。カス
トマイズディレクタは、ID番号とパスワードが既存の記録と一致するかどうか
を判定するためにこれらをデータストアに送信する。一致が確認されると、カス
トマイズディレクタは、Frankのカストマイズプロファイルを取り出し、F
rankに表示すべき飲料オプションを決定するためにそのプロファイルを分析
する。カストマイズディレクタは、コーヒー豆の種類、温度、濃度、仕上げオプ
ション、ならびにその人物の最後のコーヒー購入、今月の当店お勧めスペシャル
飲料などのいくつかの高速オプションなど多数のカストマイズオプションをFr
ankに表示する。次いでFrankは、今月のスペシャルの選択を入力する。
カストマイズディレクタは、Frankの選択を受け取り、飲料デリバリシステ
ムに送信すべき対応するコマンドを判定する。飲料デリバリシステムは、そのコ
マンドを受け取り、選択された飲料をFrankに引き渡す。カストマイズディ
レクタはFrankの飲料購入をデータストアに記録する。
【0119】 実施例6 この実施例では、カストマイズディレクタとの別の例示的対話を説明する。典
型的な消費者Aliceは、飲料購入をカストマイズするためにユーザインター
フェースに接近する。Aliceは、そのカストマイズシステムを使用した経験
がなく、自分の好みを事前に登録していない。ユーザインターフェースは、Al
iceに自分のユーザID番号を入力するか、または消費者が新規の場合は「N
ew」を選択するように促す。Aliceは、ユーザインターフェースのタッチ
スクリーンで「New」を選択する。カストマイズディレクタは「New」選択
を受け取り、どの選択オプションをAliceに提示するかを決定する。カスト
マイズディレクタは、ユーザインターフェースを介して様々なカストマイズオプ
ションをAliceに提示する。オプションの一部として、高速提案、配合オプ
ション、および登録オプションが含まれる。登録オプションには、消費者が自分
の好みのデータを入力するための様々な入力領域が含まれる。カストマイズディ
レクタは、次いでその消費者用の新しい記録をデータストア内に作成し、その記
録を新しいユーザID(番号、パスワード等)に関連付ける。この新しいIDが
、次いでユーザに表示され、かつ好適には付加的手段によってそのユーザに送ら
れる。この実施例では、Aliceは配合オプションを選択しており、豆の種類
を選択するよう求められている。Aliceは所望の豆の種類を選択し、次いで
カストマイズディレクタによって飲料の所望の温度範囲を入力するよう促される
。Aliceは、次いで、クリームや砂糖を配合に追加する等のいくつかの仕上
げオプションを選択する。カストマイズディレクタは、次いで飲料デリバリシス
テムがカストマイズされた飲料を作るための対応するコマンドを決定する。カス
トマイズディレクタは、コマンドを飲料デリバリシステムに送信し、カストマイ
ズした配合をデータストア内に記録する。飲料デリバリシステムはそのコマンド
を受け取り、Aliceのためにカストマイズした飲料を作る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による、ビジネスを行うための例示的対話式システムの概略図である。
【図2】 本発明による、カストマイズされた飲料製品を消費者に供給する方法の流れ図
である。
【図3】 本発明による、例示的サーバ/クライアントネットワークの概略図である。
【図4】 カストマイズされた飲料を消費者に供給する例示的方法の流れ図である。
【図5】 カストマイズ可能な飲料デリバリシステム100の様々な構成要素が異なる物
理的な位置に配置かつ/または再現される本発明の別の実施形態を示す図である
【図6】 本発明の他の実施形態を表わす図である。
【図7】 飲料選択GUI700を示す図である。
【図8】 カストマイズされた飲料のデザインに対応する情報を表示する飲料カストマイ
ズGUI800を示す詳細図である。
【図9】 本発明の他の実施形態を表わす図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 クリストファー ウォード コナー アメリカ合衆国 45231 オハイオ州 シ ンシナティー メレディス ドライブ 1063 Fターム(参考) 4B027 FB24 FC10 FQ06 FQ19

Claims (54)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抽出液の調製を開始してから最低約5分間、コーヒー抽出液
    のろ過を遅らせることによって、カストマイズしたコーヒー飲料製品を作ること
    を特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 抽出液の調製を開始してから最低約15分間、コーヒー抽出
    液のろ過を遅らせることによって、カストマイズしたコーヒー飲料製品を作るこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 抽出液の調製を開始してから最低約30分間、コーヒー抽出
    液のろ過を遅らせることによって、カストマイズしたコーヒー飲料製品を作るこ
    とを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 抽出液の調製を開始してから最大約48時間、コーヒー抽出
    液のろ過を遅らせることによって、カストマイズしたコーヒー飲料製品を作るこ
    とを特徴とするシステム。
  5. 【請求項5】 抽出液の調製を開始してから最大約24時間、コーヒー抽出
    液のろ過を遅らせることによって、カストマイズしたコーヒー飲料製品を作るこ
    とを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 抽出液の調製を開始してから最大約12時間、コーヒー抽出
    液のろ過を遅らせることによって、カストマイズしたコーヒー飲料製品を作るこ
    とを特徴とする請求項5に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 調製液/水の希釈比率が0から約1:15であることを特徴
    とする請求項1に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 調製液/水の希釈比率が0から約1:15であることを特徴
    とする請求項4に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 コーヒー抽出液が約10%未満の調製固形分を有することを
    特徴とする請求項1に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 コーヒー抽出液が約5%未満の調製固形分を有することを
    特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 コーヒー抽出液が約4%未満の調製固形分を有することを
    特徴とする請求項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 コーヒー抽出液が約3.5%未満の調製固形分を有するこ
    とを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 コーヒー抽出液が約1.2%よりも多い最低調製固形分を
    有することを特徴とする請求項4に記載のシステム。
  14. 【請求項14】 コーヒー抽出液が約1.5%よりも多い最低調製固形分を
    有することを特徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 コーヒー抽出液が約2.0%よりも多い最低調製固形分を
    有することを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. 【請求項16】 個々にカストマイズしたコーヒー飲料製品を個々の消費者
    に引き渡す方法であって、 a)カストマイズインターフェース(消費者インターフェース)が前記消費者
    の好みに関する情報を獲得するステップと、 b)前記カストマイズインターフェースが前記情報を処理するステップと、 c)前記カストマイズインターフェースが飲料デリバリシステムと通信するス
    テップと、 d)前記飲料デリバリシステムが、カストマイズインターフェースによって処
    理された情報に基づいて個々にカストマイズした飲料を引き渡すステップと を含み、 飲料デリバリシステムが、飲料抽出液のろ過を抽出液調製を開始してから最低
    約5分間遅らせることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 個々にカストマイズしたコーヒー飲料製品を個々の消費者
    に引き渡す方法であって、 a)カストマイズインターフェース(消費者インターフェース)が前記消費者
    の好みに関する情報を獲得するステップと、 b)前記カストマイズインターフェースが前記情報を処理するステップと、 c)前記カストマイズインターフェースが、飲料デリバリシステムから適切な
    コーヒー飲料オプションを選択する際に消費者が使用すべき個々にカストマイズ
    した提案を提供するためにその消費者と通信するステップと を含み、 飲料デリバリシステムが、コーヒー抽出液のろ過を、抽出液の調製を開始して
    から最低約5分間遅らせることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 消費者が、飲料デリバリシステムに前記提案を入力するこ
    とを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 カストマイズしたコーヒー飲料が飲料デリバリシステムに
    よって引き渡されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 【請求項20】 個々にカストマイズしたコーヒー飲料製品を個々の消費者
    に引き渡す方法であって、 a)カストマイズインターフェース(消費者インターフェース)が前記消費者
    の好みに関する情報を獲得するステップと、 b)前記カストマイズインターフェースが前記情報を処理するステップと、 c)前記カストマイズインターフェースが、飲料デリバリシステムから適切な
    コーヒー飲料オプションを選択する際に消費者が使用すべき個々にカストマイズ
    した選択IDを提供するために消費者と通信するステップと を含み、 飲料デリバリシステムが、コーヒー抽出液のろ過を抽出液の調製を開始してか
    ら最低約5分間遅らせることを特徴とする方法。
  21. 【請求項21】消費者が飲料デリバリシステムに前記IDを入力することを
    特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 カストマイズしたコーヒー飲料が飲料デリバリシステムに
    よって引き渡されることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 飲料製品オプションに関する個々にカストマイズした情報
    を個々の消費者に引き渡す方法であって、 a)カストマイズインターフェース(消費者インターフェース)が前記消費者
    の好みに関する情報を獲得するステップと、 b)前記カストマイズインターフェースが前記情報を処理するステップと、 c)前記カストマイズインターフェースがカストマイズ情報を個々の消費者に
    提供するステップと を含み、 飲料デリバリシステムが、コーヒー抽出液のろ過を、抽出液の調製を開始して
    から最低約5分間遅らせることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 コーヒー飲料製品オプションに関する個々にカストマイズ
    した提案を個々の消費者に引き渡す方法であって、 a)カストマイズインターフェース(消費者インターフェース)が前記消費者
    の好みに関する情報を獲得するステップと、 b)前記カストマイズインターフェースが前記情報を処理するステップと、 c)前記カストマイズインターフェースが、飲料デリバリシステムから適切な
    コーヒー飲料オプションを選択する際に消費者が使用すべき個々にカストマイズ
    した提案を消費者に引き渡すステップと を含み、 飲料デリバリシステムが、コーヒー抽出液のろ過を、抽出液の調製を開始して
    から最低約5分間遅らせることを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 消費者が飲料供給システムに前記提案を入力することを特
    徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 カストマイズした飲料が飲料供給システムによって引き渡
    されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 コーヒー飲料製品オプションに関する個々にカストマイズ
    した選択IDを個々の消費者に引き渡す方法であって、 a)カストマイズインターフェース(消費者インターフェース)が前記消費者
    の好みに関する情報を獲得するステップと、 b)前記カストマイズインターフェースが前記情報を処理するステップと を含み、 前記カストマイズインターフェースが、飲料デリバリシステムから適切な飲料
    オプションを選択する際に消費者が使用すべき個々にカストマイズした選択ID
    を提供するために消費者と通信し、 飲料デリバリシステムが、コーヒー抽出液のろ過を、抽出液の調製を開始して
    から最低約5分間遅らせることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 消費者が飲料デリバリシステムに前記IDを入力すること
    を特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 カストマイズした飲料が飲料デリバリシステムによって引
    き渡されることを特徴とする請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 消費者が、飲料デリバリシステムで将来使用するための識
    別機構を付与されることを特徴とする請求項27に記載の方法。
  31. 【請求項31】 カストマイズインターフェースがグローバルアシミレーシ
    ョンカストマイズシステムを使用することを特徴とする請求項16に記載の方法
  32. 【請求項32】 カストマイズインターフェースがグローバルアシミレーシ
    ョンカストマイズシステムを使用することを特徴とする請求項23に記載の方法
  33. 【請求項33】 カストマイズインターフェースがグローバルアシミレーシ
    ョンカストマイズシステムを使用することを特徴とする請求項24に記載の方法
  34. 【請求項34】 カストマイズインターフェースがグローバルアシミレーシ
    ョンカストマイズシステムを使用することを特徴とする請求項27に記載の方法
  35. 【請求項35】 カストマイズしたコーヒー飲料製品を消費者に提供する方
    法であって、 a)消費者の好みのデータを獲得するステップと、 b)消費者の好みのデータに対応する消費者飲料配合を決定するステップと、 c)消費者飲料配合に対応するカストマイズした飲料を消費者に提供するステ
    ップとを含み、 カストマイズして調製した濃縮抽出液を元に作られるステップと を含むことを特徴とする方法。
  36. 【請求項36】 消費者の好みのデータを獲得するステップが、 a)消費者からユーザIDを収集することと、 b)ユーザIDに対応するデータストアから消費者の好みのデータを取り出す
    こと を含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 消費者飲料配合を決定するステップが、数学的アルゴリズ
    ムの実施を含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  38. 【請求項38】 a)消費者からカストマイズしたコーヒー飲料に関する消
    費者フィードバックデータを獲得するステップと、 b)消費者フィードバックデータを数学的アルゴリズムに組み込むステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 カストマイズしたコーヒー飲料製品を消費者に引き渡すた
    めの対話式システムであって、 a)ユーザインターフェースと、 b)カストマイズデータストアおよびユーザインターフェースと通信するカス
    トマイズディレクタであって、ユーザのカストマイズした配合を決定するための
    実行可能な命令を含むカストマイズディレクタと、 c)引き渡すための実行可能な命令を含むカストマイズディレクタと通信する
    飲料デリバリシステムと、 d)カストマイズしたコーヒー飲料製品と を含むことを特徴とする対話式システム。
  40. 【請求項40】 カストマイズディレクタが、調製した濃縮抽出液を元に作
    られるカストマイズしたコーヒー飲料製品を引き渡すための実行可能な命令を含
    むことを特徴とする請求項39に記載のシステム。
  41. 【請求項41】 カストマイズしたコーヒー飲料製品を作るための飲料デリ
    バリシステムを制御する命令を含むコンピュータ可読媒体であって、 a)消費者の好みのデータを獲得するステップと、 b)消費者の好みのデータに対応する消費者飲料配合を決定するステップと、 c)消費者飲料配合に対応するカストマイズした飲料を消費者に提供するステ
    ップと を含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  42. 【請求項42】 請求項41のステップを実施するためのデジタル処理機器
    によって実行可能な機械可読命令のプログラムを組み込んだ信号記憶媒体を含む
    ことを特徴とするプログラム製品。
  43. 【請求項43】 小売り飲料製品に関する消費者への提案を消費者に提供す
    る方法であって、 a)消費者の好みのデータを獲得するステップと、 b)消費者の好みのデータに対応する1つまたは複数の小売り消費者飲料製品
    を決定するステップと、 c)前記消費者の好みに基づいて、前記消費者に適切な1つまたは複数の小売
    り消費者飲料製品に対応する1つまたは複数の小売り飲料製品の提案を消費者に
    提供するステップと を含むことを特徴とする方法。
  44. 【請求項44】 消費者の好みのデータを獲得するステップが、 a)消費者からユーザIDを収集することと、 b)ユーザIDに対応するデータストアから消費者の好みのデータを取り出す
    ことを含むこと を特徴とする請求項43に記載の方法。
  45. 【請求項45】 消費者の好みのデータを獲得するステップが、小売り環境
    において販売された1つまたは複数の消費者製品を消費者が試飲することを許可
    することを特徴とする請求項43に記載の方法。
  46. 【請求項46】 消費者飲料製品を決定するステップが、数学的アルゴリズ
    ムの実施を含むことを特徴とする請求項43に記載の方法。
  47. 【請求項47】 小売り環境において消費者に対するカストマイズした飲料
    製品に関する提案を作る対話式システムであって、 a)ユーザインターフェースと、 b)カストマイズデータストアおよびユーザインターフェースと通信するカス
    トマイズディレクタであって、ユーザのカストマイズした配合を決定するための
    実行可能な命令を含むカストマイズディレクタと を含むことを特徴とするシステム。
  48. 【請求項48】 カストマイズした飲料製品を引き渡すための実行可能な命
    令を含むカストマイズディレクタと通信する飲料デリバリシステムをさらに含む
    ことを特徴とする請求項47に記載の対話式システム。
  49. 【請求項49】 カストマイズした飲料製品を消費者に提供する方法であっ
    て、 a)消費者の好みのデータを獲得するステップと、 b)消費者の好みのデータに対応する消費者飲料配合を決定するステップと、 c)消費者飲料配合に対応するカストマイズした飲料を消費者に提供するステ
    ップとを含み、 カストマイズして調製した抽出液を元に作られるステップとを含むことを特徴
    とする方法。
  50. 【請求項50】 カストマイズした飲料が消費者に提供された後で、消費者
    の好みのデータに基づいて、前記消費者に適した他の製品の提案が前記消費者に
    提供されることを特徴とする請求項49に記載の方法。
  51. 【請求項51】 前記消費者の好みのデータが、消費者提案に入力された季
    節的提供品または販売促進提供品と組み合わされることを特徴とする請求項50
    に記載の方法。
  52. 【請求項52】 消費者への提案が1つまたは複数の小売り製品に関する情
    報を含むことを特徴とする請求項50に記載の方法。
  53. 【請求項53】 消費者の好みのデータが小売り環境で販売された製品のサ
    ンプルから生成されたデータを含むことを特徴とする請求項50に記載の方法。
  54. 【請求項54】 消費者の好みのデータが、以前に引き渡されたカストマイ
    ズした飲料またはそのサンプルから生成されたデータを含むことを特徴とする請
    求項50に記載の方法。
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