JP4167198B2 - 原子炉本体の解体方法 - Google Patents

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Description

本発明は、原子炉格納容器内に設置した原子炉本体を解体する方法であって、特に原子炉本体を解体する際に鉄水遮へい体及びカランドリアタンクから圧力管集合体を先行して取り外すようにした原子炉本体の解体方法に関する。
本発明が実施対象とする原子炉は、例えば図1の重水減速軽水冷却炉などの場合には、生体遮へいコンクリート壁2の内部に鉄水遮へい体3及びカランドリアタンク4で構成した原子炉本体1を設置し、この鉄水遮へい体3はドーナツ状の側部鉄水遮へい体3Aに上部鉄水遮へい体3Bと下部鉄水遮へい体3Cを装着して形成すると共に、鉄水遮へい体3の内部に減速材として重水を充填するカランドリアタンク4を設けている。
カランドリアタンク4は、側部鉄水遮へい体3Aの内周側に設けた円環状の側壁板4Aと、上部鉄水遮へい体3Bの内側に設けたカランドリアタンク上管板4Bと、下部鉄水遮へい体3Cの内側に設けたカランドリアタンク下管板4Cで外郭を形成すると共に、カランドリアタンク上管板4Bとカランドリアタンク下管板4Cとの間には、所定間隔毎に多数(例えば、200本以上)のカランドリア管4Dと、制御棒を収容する制御棒案内管7を上下に連通する状態で架設している。
カランドリア管4Dには、燃料棒を収容し且つ冷却材である軽水の流路を形成する多数の圧力管5と、圧力管5の上下端部に連結した圧力管延長管6(圧力管上部延長管6A、圧力管下部延長管6B)が装着されており、圧力管5の上部鉄水遮へい体3Bと下部鉄水遮へい体3Cの間には防振板8を設け、これらカランドリア管4D及び圧力管延長管6を含む圧力管5などによって圧力管集合体9が構成されている。
原子炉本体1の解体及び撤去に関しては、例えば特許文献1,2を含む各種の提案が行われており、原子炉格納容器は内部が放射能に汚染されているので作業は外部からの遠隔操作で行われるが、既存の燃料交換装置などを利用して鉄水遮へい体3及びカランドリアタンク4から上下の圧力管延長管6A,6Bを含む圧力管5などを下方へ引き抜き、原子炉格納容器の下側から外部に撤去した後に、カランドリア管4Dを含む残りの原子炉本体1はマニピュレータなどを用いて上部から下部へ順次部材ごとに切断して解体し、原子炉格納容器の上側から外部に撤去するのが一般的であった。
特開平8−75892号公報 特開平10−90493号公報
これらの従来技術の場合には、燃料交換装置で圧力管5を引き抜いた後でも、放射能レベルの高いカランドリア管4Dは残されており、このカランドリア管4Dをマニュピュレータによる遠隔操作で切断除去する作業は、長期間を要して経済的な損失を生ずると共に、放射能レベルの高い作業環境で解体作業を継続しなければならないので、安全性を確保するために一層の管理努力やメンテナンスを図る必要がある。
また、マニュピュレータの遠隔操作でカランドリア管4Dを含む解体及び撤去作業を行う場合、例え監視用カメラでモニターしても、マニュピュレータを操作する3次元的な位置を正確に監視することはきわめて困難であると共に、このマニュピュレータを正確に操作するオペレーは高度の技能を必要とするので、この技能を習熟するための訓練に長期間を要し、そのために費用もかかる
さらに、マニュピュレータに切断工具又は把持工具を装着して行う作業は、切断個所に適合させて各種の切断工具を付け替えると共に、切断した後には把持工具に付け替える必要があるので、その段取り作業に多くの時間を必要とし、特に炉心部にあるカランドリア管の解体及び撤去作業は、限られた狭い作業領域で行う必要があるので、作業能率及び安全作業の点でも望ましくないことなどの課題があった。
これら従来技術の課題を解決し得る「原子炉の解体及び撤去方法」の提案を、本件出願人は先に特願2002−380667号(先願発明)で行ったが、この提案ではカランドリアタンクの鉄水遮へい体その他の内部配管類と連結している、炉心部(コア部)である多数の圧力管集合体(上下の延長管を含む圧力管及びカランドリア管)を解体して撤去する一次解体撤去作業と、残りの鉄水遮へい体その他の内部配管類を備えたカランドリアタンクの外殻を解体して撤去する二次解体撤去作業に分けて施工している。
そして、特に放射能レベルの高いコア部の解体については、先端に中空ビットを装着したコアチューブを備えたコアボーリング装置を原子炉本体の上方に配置し、カランドリア管の外周嵌入する内径を有する中空ビット及びコアチューブによって、各カランドリア管を鉄水遮へい体及びカランドリアタンクの外殻から切断し、圧力管集合体を原子炉の下方に抜き落として一次解体作業を施工し、その後に圧力管集合体を除いた比較的放射能レベルの低い外殻部に対し、レーザ切断装置を用いて二次解体作業を施工する。
この先願発明では、一次解体撤去作業で圧力管集合体を除去するので、二次解体撤去作業を安全に実施でき且つ作業の安全管理も容易であること、コアボーリング装置はマニピュレータに比べ、製作が容易で且つ安価であると共に、使用実績もあるので信頼性が高くメンテナンスも容易であり、高度な習熟性を必要とせずオペレータに対して長期の訓練を施す必要もなく、切断個所に対して監視による位置決めが容易で且つ操作性も良いので、著しく工期の短縮を図ることが可能であることなど、前記した従来技術の課題を解決し得るものである。
しかし、圧力管集合体は様々な連結板及びスリーブを介してカランドリアタンクの上下管板などに連結ているので、先願発明におけるコアボーリング装置を用いた一次解体作業で、圧力管集合体を一挙に切断して抜き落とすことが必ずしも容易ではないことや、圧力管の外周側からカランドリア管などをコアボーリング装置で切削する際に、圧力管やカランドリア管などを形成するジルコニウム系合金の切削屑や研磨材などの二次廃棄物がカランドリアタンク内に拡散すると、その回収作業が作業能率を低下させ、特に遮へい対策として原子炉本体内に水を充填している場合には回収不能である。
また、コア部に対する一次解体作業が原子炉本体の上部側からのみ施工されるので、作業能率をより一層向上させる際に支障となることなど、さらなる改善を必要とする課題が残されていたので、本発明では先願発明を含む従来技術のこれら課題を解決し得る原子炉本体の解体方法を提供するが、特に先願発明の場合と同様に施工される一次解体作業である圧力管集合体の解体を容易にすること、切削による二次廃棄物を原子炉本体内に拡散させないこと、原子炉本体の上方側と下方側で並行作業を可能とすることなどを主たる目的としている。
本発明の原子炉本体の解体方法は、カランドリア管と圧力管とを含む圧力管集合体がカランドリアタンク及びその上下に配置された鉄水遮へい体に連結してなる原子炉本体の解体方法であって、前記原子炉本体の上方にコアボーリング装置を配置すると共に、前記原子炉本体の下方にアブレイシブジェット切断装置を配置する工程と、前記コアボーリング装置によって前記圧力管集合体の管外において前記カランドリアタンク及び鉄水遮へい体を切断することにより、前記圧力管集合体を前記カランドリアタンク及び鉄水遮へい体から切り離す工程と、前記アブレイシブジェット切断装置によって前記圧力管集合体を管内から切断する工程と、前記カランドリアタンク及び上下の鉄水遮へい体の解体に先行して前記圧力管集合体を引き抜いて取り外す工程とを含むようにしている。(請求項1)
請求項1の原子炉本体の解体方法においては、前記コアボーリング装置による切断と、前記アブレイシブジェット切断装置による切断とが並行して行われるとよい(請求項2)。また、前記コアボーリング装置による切断により、前記カランドリアタンクの上面を構成するカランドリアタンク上管板に連結し且つ上方へ延出して前記圧力管集合体を構成する上部鉄水遮へい体スリーブの管外において、上部鉄水遮へい体の最上面を構成する上部鉄水遮へい体上管板を切断する工程と、前記アブレイシブジェット切断装置による切断により、前記上部鉄水遮へい体スリーブと、当該上部鉄水遮へい体スリーブ内に配置され且つ前記圧力管から上方へ延長された圧力管上部延長管とを、前記カランドリアタンク上管板との接続部上端において切断する工程と、前記カランドリアタンク管板より上側部分の圧力管集合体を上方へ引き抜く工程とを備え(請求項3)、或いは、前記アブレイシブジェット切断装置による切断により、前記カランドリアタンクの下面を構成するカランドリアタンク下管板との接続部上端において前記カランドリア管及び圧力管を切断する工程と、前記コアボーリング装置による切断により、前記カランドリア管の管外において、前記カランドリアタンク上管板を切断する工程と、前記カランドリアタンク上管板と前記カランドリアタンク下管板との間部分の圧力管集合体を上方へ引き抜く工程とを備える(請求項4)とよい。
また、上記工程に加え、前記アブレイシブジェット切断装置による切断により、前記カランドリアタンク下管板に連結すると共に、前記下部遮へい体の最下面を構成する下部鉄水遮へい体管板から下方へ延出し、且つ前記圧力管集合体を構成する下部鉄水遮へい体スリーブと、当該下部鉄水遮へい体スリーブ内に配置され且つ前記圧力管から下方へ延長された圧力管下部延長管とを、前記下部鉄水遮へい体管板との接続部下端において切断する工程と、前記カランドリアタンク下管板と前記下部鉄水遮へい体管板との間に前記下部鉄水遮へい体スリーブを残余させた状態で、前記カランドリアタンク下管板より下側の圧力管集合体を下方へ引き抜く工程とを更に備える形態を採ることができる(請求項5)
本発明では、先願発明の場合と同様に原子炉本体のなかでも放射能レベルの高い圧力管集合体をカランドリアタンク及び上下の鉄水遮へい体の解体に先行する先行解体である一次解体作業によって取り外した後に、放射能レベルの低い原子炉本体の残り部分を二次解体作業で解体処分するようにしているので、安全作業を確保することができると共に、特にカランドリアタンクを形成する上下の鉄水遮へい体から連結強度の高い圧力管集合体を取り外すことによって、鉄水遮へい体を含む残りの原子炉本体に対する二次解体作業が容易になって、二次解体作業を能率的に行うことができる。
また、先願発明の場合のように多数の各圧力管集合体の外周を一挙に切断するのではなく、主要な連結個所を個別に切断するようにしているので、切断作業が容易であると共に、原子炉本体の上方に設置したコアボーリング切断装置による圧力管集合体の管外における穿孔切断作業と、原子炉本体の下方に設置したアブレイシブジェットによる管内からの圧力管集合体の切断作業を併用しているので、上方側と下方側で並行作業を行って切削作業及び撤去作業の能率を向上させることができる。
また、コアボーリング装置による管外における穿孔切断作業及びアブレイシブジェット切断装置による管内からの管切断作業は、各装置を昇降移動させて切断作業を行うことができるので、外部からの位置決め及び遠隔操作が容易であると共に、装置を小型化することが可能であること、これら装置は土木や建築その他の分野での使用実績も多く装置の信頼性が高く且つ作業者は操作に習熟しているので、安全且つ能率的に作業を行うことが可能であること、駆動源は作業領域から離れた位置に設置できるので、原子炉格納容器内での故障発生率が低減され、仮に故障した場合でもメンテナンスが容易であることなどが期待できる。
また、アブレイシブジェット切断装置による管内からの切断作業では、切削によって発生した粉塵や切削水に添加した研磨材などの二次廃棄物を、圧力管集合体の管内をして切削水と一緒に外部へ排出することができ、カランドリアタンク内に拡散させることがないので、内部の環境を悪化させることがなく且つカランドリアタンク内での回収作業が不要であること、レーザ切断などのように熱を加えないので、加熱による化学反応で有害ガスを発生することもなく、水中での解体作業にも適合できることなどが期待できる。
本発明の原子炉本体の解体方法について、実施対象である図1の原子炉本体1及び、本発明を適用した好適な実施形態を示す図2〜15の添付図面に基づき詳細に説明する図2は図1の原子炉本体1における炉心部(コア部)の斜視図を示し、図3は図2における圧力管集合体の縦断面図を示し、図4は圧力管集合体の解体方法の工程図を示し、図5〜14は各解体工程における詳細説明図を示す。
図2は、原子炉本体1から鉄水遮へい体3における側部鉄水遮へい体3Aと、カランドリアタンク4における側壁板4Aとを省略した炉心部(コア部)を示す多数の開口部を所定間隔毎に形成したコア部上層板1A及びコア部下層板1B、両者の中間に配置された防振板8とを備え、コア部上層板1Aとコア部下層板1Bの間を連結するカランドリア管4Dを含む多数の圧力管集合体9が、これらの各開口部に挿通する態様でそれぞれ装着されている。
圧力管集合体9は、コア部上層板1Aとコア部下層板1B連結する態様で両者間に装着されたカランドリア管4Dと、カランドリア管4D内に収容した圧力管5と、圧力管5の上端側に連結してコア部上層板1Aの上方へ突出させた圧力管上部延長管6Aと、圧力管5の下端側に連結してコア部下層板1Bの下方へ突出させた圧力管下部延長管6Bと、圧力管上部延長管6Aの外側に配置した上部鉄水遮へい体スリーブ10と、圧力管下部延長管6Bの外側に配置した下部鉄水遮へい体スリーブ11と、圧力管上部延長管6A内に装着した燃料棒収容プラグ12で構成されている。
図3では、コア部上層板1Aとコア部下層板1Bとに対する圧力管集合体9の連結状態を詳細に示しているコア部上層板1Aは図3(a)のように、上部鉄水遮へい体上管板3B−1、3枚の上部鉄水遮へい体遮へい板3B−2と、上部鉄水遮へい体下管板3B−3と、カランドリアタンク上管板4Bとで構成されている。コア部下層板1Bは図3(b)のように、カランドリアタンク下管板4Cと、3枚の下部鉄水遮へい体遮へい板3C−1と、下部鉄水遮へい体管板3C−2とで構成されている。
圧力管集合体9は、コア部上層板1A及びコア部下層板1Bに対して図3で示すように連結ており、図示の実施形態では切断個所を第1〜5の切断個所(イ)〜(ホ)のように設定し、第1の切断個所(イ)では上部鉄水遮へい体上管板3B−1と上部鉄水遮へい体スリーブ10との連結個所を穿孔切断し、第2の切断個所(ロ)ではカランドリアタンク上管板4Bに連結ている上部鉄水遮へい体スリーブ10の下端を切断し、第3の切断個所(ハ)ではカランドリアタンク上管板4Bとカランドリア管4Dとの連結個所を穿孔切断するようにしている。
また、第4の切断個所(ニ)ではカランドリアタンク下管板4Cに連結ているカランドリア管4Dの下端を切断し、第5の切断個所(ホ)では下部鉄水遮へい体管板3C−2に連結ている下部鉄水遮へい体スリーブ11を当該下端連結部において切断するようにしており、これらの連結個所を切断することによって、最終的には図15で示すように、原子炉本体1のコア部上層板1A及びコア部下層板1Bから、残存する放射能レベルが最も高い圧力管集合体9の主要部分を取り外す先行解体(一次解体)作業を行うことができる。
以下では、原子炉本体1の炉心部に設けられたコア部上層板1Aとコア部下層板1Bから圧力管集合体9を先行解体する手順について、図4の工程図及び図5〜14の詳細説明図に基づき解体の手順を説明するまず圧力管5に連結た圧力管下部延長管6Bの下端部内に特殊シールプラグ13が装着されている場合には、図5のように特殊シールプラグ13を引き抜いて取り外(工程a)
次に、上部鉄水遮へい体スリーブ10と上部鉄水遮へい体上管板3B−1との連結個所を縁切りするために、第1の切断個所(イ)に対して図6a及び図6bで示すように、圧力管上部延長管6Aの外周に適合する内径を備えたメタルコアボーリング装置14を嵌合させ、回転させながら先端ビット14aで上部鉄水遮へい体上管板3B−1を管外において穿孔切断することにより、上部鉄水遮へい体スリーブ10が上部鉄水遮へい体上管板3B−1から切り離される(工程b)。
このメタルコアボーリング装置14による連結個所の切断作業は、切断個所が部鉄水遮へい体上管板3B−1に限定されているので切断が容易であり、また圧力管上部延長管6Aを案内部材としてメタルコアボーリング装置14を昇降移動させるので位置決めも容易であり、高度の習熟性を必要としないで能率良く且つ安全に作業を行うことが可能であと共に、先端ビットを交換する程度の改造で既存のメタルコアボーリング装置を利用することが可能であるので、装置を安価に提供することが可能である。
次に、上部鉄水遮へい体スリーブ10とカランドリアタンク上管板4Bとの連結個所を縁切りするために、第2の切断個所(ロ)に対して図7のようにアブレイシブジェット切断装置15を圧力管下部延長管6B内に挿入すると共に、ジェットノズル15aが切断個所と整合するように設定し、回転又首振り(全体又は、ジェットノズル15aの有る先端部のみ)させながらジェットノズル15aからジェット水流を噴射させ、圧力管上部延長管6A及び上部鉄水遮へい体スリーブ10を管内から切断することにより、上部鉄水遮へい体スリーブ10の上側が、カランドリアタンク上管板4Bと連結したその下端側から切り離される(工程c)。
アブレイシブジェット切断装置15は、先端側管体16に設けたジェットノズル15aから、基部側管体21を介して外部から供給された超高圧切削水に微細砥粒の研磨材を添加して高圧噴射させる先端側管体16の前後には図8のように、両端にベアリング機構17,19を装着した管体の外周に拡縮径が可能なエアバッグ装置18,20を設け、外部から供給された空気圧又は水圧でエアバッグ装置18,20を膨張させることによって、アブレイシブジェット切断装置15を圧力管集合体9の内部に係止保持させる。
このアブレイシブジェット切断装置15による切断作業は、切削屑や添加した研磨材などの二次廃棄物は切削水と一緒に管内を流下して外部に排出されるので、粉塵の発生による作業環境の悪化を防止することができると共に、原子炉本体1内に二次廃棄物が拡散ないので、回収作業による作業能率の低下を防止することが可能であり、またエアバッグ装置18,20によって、切削時にはアブレイシブジェット切断装置15を安定保持し且つ、切削水などが上部側へ跳ね返るのを防止することが可能である。
以上の工程では、工程bで上部鉄水遮へい体スリーブ10が上部鉄水遮へい体上管板3B−1から切り離されると共に、工程cで圧力管上部延長管6A及び上部鉄水遮へい体スリーブ10の下端側以外の部分がカランドリアタンク上管板4Bから切り離されているので、圧力管集合体9のうち、燃料棒収容プラグ12を含むカランドリアタンク上管板4Bより上方部分を、コア部上層板1Aから分離して取り外しできる状態になっているので、直ちに取り外し作業を行う実施形態を採ることも可能である。
しかし、図示の実施形態では工程cで圧力管下部延長管6B内に挿入したアブレイシブジェット切断装置15を引き続き活用し、他の連結個所に対する切断作業を行った後に取り外し作業を行う形態を採り、図9のようにアブレイシブジェット切断装置15のジェットノズル15aを、ランドリアタンク下管板4Cとの連結位置である第4の切断個所(ニ)に設定しカランドリアタンク下管板4Cに連結ているカランドリア管4Dと圧力管5とを当該下端連結部において管内から切断することにより、カランドリアタンク下管板4Cから切り離(工程d)。
工程dにおけるアブレイシブジェット切断装置15による切断作業は、前記した工程cでのコア部上層板1Aにおける切断作業の場合と同様に、管内で膨張させたエアバッグ装置18,20によってアブレイシブジェット切断装置15を安定保持させた状態で行われると共に、切断された圧力管下部延長管6B及び下部鉄水遮へい体スリーブ11は、エアバッグ装置18,20によって落下しないように係止保持されるが、この切断作業においても粉塵の発生がないので作業環境を悪化させる恐れがなく、二次廃棄物の回収作業が不要で作業能率を低下させないなどの作用効果を期待することができる。
次に、既に工程bで第1の切断個所(イ)が、また工程cで第2の切断個所(ロ)切断されたコア部上層板1Aへ向けて、開閉可能なチャック部22を先端に装着した引き抜き作業用装置(全体の図示を省略)を原子炉本体1の上方から吊り降ろし、図10a及び図10bのように圧力管上部延長管6Aの端側を把持して上方へ引き抜くと、燃料棒収容プラグ12を含むカランドリアタンク上管板4Bより上方の圧力管集合体9を、コア部上層板1Aから分離して取り外すことができる(工程e)。
次に、コア部上層板1Aとコア部下層板1Bの間に残余されているカランドリア管4Dと圧力管5を取り外すために、第3の切断個所(ハ)に対して図11のように、メタルコアボーリング装置14でカランドリア管4Dとカランドリアタンク上管板4Bとの連結個所を切断するが、メタルコアボーリング装置14は先端ビット14aの先方に拡縮径可能なエアバッグ装置24を装着すると共に、先端ビット14aの後にガイド管25を装着させており、ガイド管25を上部鉄水遮へい体スリーブ10を引き抜いた孔跡に嵌合させた状態で、先端ビット14aを回転させながらカランドリアタンク上管板4Bを、カランドリア管4Dが連結する孔の内周面に沿って穿孔切断し、カランドリア管4D及び圧力管5の上端側をカランドリアタンク上管板4Bから切り離す(工程f)。
このように、工程fの穿孔切断作業でカランドリアタンク上管板4Bから、コア部上層板1Aとコア部下層板1Bとの部分(中央部分)の圧力管集合体9(カランドリア管4Dと圧力管5)の上端側を切り離すと、既に工程dの切断作業で中央部分の圧力管集合体9の下端側がカランドリアタンク下管板4Cから切り離され、且つ工程fの穿孔切断作業の終了時メタルコアボーリング装置14のエアバッグ装置24、供給された空気又は水などの圧力流体によって図12(a)のように膨張した状態で圧力管5の内周面に係止保持されているので、図12(b)のようにメタルコアボーリング装置14を上方へ引き上げると、カランドリア管4Dと圧力管5を引き抜いて取り外すことができる(工程g)。
次に、圧力管集合体9のコア部下層板1Bとの連結個所を縁切りするために、第5の切断個所(ホ)に対して図13のようにアブレイシブジェット切断装置15を圧力管下部延長管6B内に挿入すると共に、ジェットノズル15aを切断個所(ホ)と整合するように設定し、下部鉄水遮へい体管板3C−2に連結ている圧力管下部延長管6B及び、下部鉄水遮へい体スリーブ11を、下部鉄水遮へい体管板3C−2の下面にある当該上部連結部分において管内から切断し、コア部下層板1Bより下方部分の圧力管集合体9下部鉄水遮へい体管板3C−2から切り離す(工程h)。
このように、工程hの切断作業で下部鉄水遮へい体管板3C−2から、コア部下層板1Bより下側の圧力管集合体9(圧力管下部延長管6Bの下側及び、下部鉄水遮へい体スリーブ11の下端側)を切り離すと、既に工程dの切断作業で圧力管下部延長管6Bの上端側が圧力管5から切り離され、且つ工程hの切断作業の終了時アブレイシブジェット切断装置15のエアバッグ装置18,20、供給された空気又は水などの圧力流体によって図13のように膨張した状態で圧力管下部延長管6Bの内周面に係止保持されているので、図14(a)のようにアブレイシブジェット切断装置15を下方へ引き下げることにより、コア部下層板1Bの下部鉄水遮へい体スリーブ11から圧力管下部延長管6Bを引き抜いて取り外すことができる(工程i)。
これにより、原子炉本体1のコア部上層板1A(上部鉄水遮へい体上管板3B−1、上部鉄水遮へい体遮へい板3B−2、上部鉄水遮へい体下管板3B−3、カランドリアタンク上管板4B)と、コア部下層板1B(カランドリアタンク下管板4C、3枚の下部鉄水遮へい体遮へい板3C−1、下部鉄水遮へい体管板3C−2)及び防振板8から、コア部下層板1Bに残余する下部鉄水遮へい体スリーブ11以外の圧力管集合体9が取り外されるので、同様に全ての圧力管集合体9に対して工程a〜工程iを繰り返すことによって、図15のように全ての圧力管集合体9を取り外すことができる。
また、以上の実施形態による解体作業(タイプ1)では、工程h及び工程iによって圧力管下部延長管6Bを取り外すようにしているが、別の実施形態による解体作業(タイプ2)として、図4の工程図で示すように工程h及び工程iを省略して、下部鉄水遮へい体スリーブ11に加えて圧力管下部延長管6Bを残余させた状態で、圧力管集合体9の一次解体(先行解体)作業を終える形態を採ることも可能である。
なお、特に二次解体作業を水中で行う場合には、タイプ1ではコア部下層板1B側に残した下部鉄水遮へい体スリーブ11の下端部開口からの水の侵入を防止するために、例えば図14(b)のように下端部開口にシールプレート23を溶接するなどの水密処理を行うことが望ましく、タイプ2では圧力管下部延長管6Bの下端側に対し、工程aで取り外した特殊シールプラグ13を装着して水密処理を行うことが望ましい。
このような工程によって、原子炉本体1から圧力管集合体9を先行解体する一次解体作業は終了するが、圧力管集合体9を取り外すことで残ったカランドリアタンクなどを含む二次解体作業が容易であると共に、特に放射能レベルの高い圧力管集合体9を一次解体作業で先行解体することによって、その後にレーザ切断装置その他公知の解体手段を用いて残りの原子炉本体1を解体する二次解体作業安全に施工することができる。
また、これらの実施形態では圧力管集合体9の下部鉄水遮へい体スリーブ11を圧力管下部延長管6Bに残余させ、特にタイプ2の場合には圧力管下部延長管6Bも残余させているが、これらの部材は核燃料や冷却用軽水が収容されていた上部側の圧力管集合体9(圧力管上部延長管6A、上部鉄水遮へい体スリーブ10、圧力管5、カランドリア管4D)に比べて放射能レベルが低いので、残りの鉄水遮へい体3及びカランドリアタンク4と一緒に二次解体作業で解体することが可能である。
また、各連結個所は原子炉本体の構造によって図示の実施形態とは異なる場合もあるので、その際には原子炉本体の構造に適合した所望の連結個所を切断個所に設定し、図示の実施形態の場合と同様に、原子炉本体の上方に配置したコアボーリング装置による圧力管集合体の管外における穿孔切断と、原子炉本体の下方に配置したアブレイシブジェット切断装置による管内からの圧力管集合体の切断によって、鉄水遮へい体3及びカランドリアタンク4から圧力管集合体を切り離し、放射能レベルの高い圧力管集合体部分を一次解体(先行解体)することが可能である。
本発明の実施対象となる原子炉本体の要部断面図を示す。 図1の原子炉本体における炉心部(コア部)の斜視図を示す。 図2における圧力管集合体の縦断面図であって、(a)は上部側の縦断面図を示し、(b)は下部側の縦断面図を示す。 本発明を適用した実施形態による原子炉本体の解体方法であって、圧力管集合体を先行解体する一次解体作業の工程図を示す。 解体工程aの詳細を縦断面図で示す。 解体工程bの詳細を縦断面図で示す。 解体工程bの詳細を斜視図で示す。 解体工程cの詳細を縦断面図で示す。 管内解体に用いるアブレイシブジェット切断装置の要部説明図を示す。 解体工程dの詳細を縦断面図で示す。 解体工程eの詳細を縦断面図で示す。 解体工程eの詳細を斜視図で示す。 解体工程工程fの詳細を縦断面図で示す。 解体工程gの詳細を縦断面図で示す。 解体工程hの詳細を縦断面図で示す。 解体工程iの詳細を縦断面図で示す。 一次解体作業(先行解体)で圧力管集合体が取り外された状態であって、(a)は斜視図で示し、(b)では縦断面図で示す。
符号の説明
1 原子炉本体
1A コア部上層板
3B−1 上部鉄水遮へい体上管板
3B−2 上部鉄水遮へい体遮へい板
3B−3 上部鉄水遮へい体下管板
4B カランドリアタンク上管板
1B コア部下層板
4C カランドリアタンク下管板
3C−1 下部鉄水遮へい体遮へい板
3C−2 下部鉄水遮へい体管板
2 生体遮へいコンクリート壁
3 鉄水遮へい体
3A 側部鉄水遮へい体
3B 上部鉄水遮へい体
3C 下部鉄水遮へい体
4 カランドリアタンク
4A 側壁板
4D カランドリア管
5 圧力管
6 圧力管延長管
6A 圧力管上部延長管
6B 圧力管下部延長管
7 制御棒案内管
8 防振板
9 圧力管集合
10 上部鉄水遮へい体スリーブ
11 下部鉄水遮へい体スリーブ
12 燃料棒収容プラグ
13 特殊シールプラグ
14 メタルコアボーリング装置
15 アブレイシブジェット切断装置
16 先端側管体
16a ジェットノズル
17,19 ベアリング機構
18,20,24 エアバッグ装置
21 基部側管体
22 チャック部
23 シールプレート
25 ガイド管

Claims (5)

  1. カランドリア管と圧力管とを含む圧力管集合体がカランドリアタンク及びその上下に配置された鉄水遮へい体に連結してなる原子炉本体の解体方法であって、
    前記原子炉本体の上方にコアボーリング装置を配置すると共に、前記原子炉本体の下方にアブレイシブジェット切断装置を配置する工程と、
    前記コアボーリング装置によって前記圧力管集合体の管外において前記カランドリアタンク及び鉄水遮へい体を切断することにより、前記圧力管集合体を前記カランドリアタンク及び鉄水遮へい体から切り離す工程と、
    前記アブレイシブジェット切断装置によって前記圧力管集合体を管内から切断する工程と、
    前記カランドリアタンク及び上下の鉄水遮へい体の解体に先行して前記圧力管集合体を引き抜いて取り外す工程と
    を含むことを特徴とする原子炉本体の解体方法。
  2. 前記コアボーリング装置による切断と、前記アブレイシブジェット切断装置による切断とが並行して行われることを特徴とする、請求項1に記載の原子炉本体の解体方法。
  3. 前記コアボーリング装置による切断により、前記カランドリアタンクの上面を構成するカランドリアタンク上管板に連結し且つ上方へ延出して前記圧力管集合体を構成する上部鉄水遮へい体スリーブの管外において、上部鉄水遮へい体の最上面を構成する上部鉄水遮へい体上管板を切断する工程と、
    前記アブレイシブジェット切断装置による切断により、前記上部鉄水遮へい体スリーブと、当該上部鉄水遮へい体スリーブ内に配置され且つ前記圧力管から上方へ延長された圧力管上部延長管とを、前記カランドリアタンク上管板との接続部上端において切断する工程と、
    前記カランドリアタンク管板より上側部分の圧力管集合体を上方へ引き抜く工程と
    を備えたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載した原子炉本体の解体方法。
  4. 前記アブレイシブジェット切断装置による切断により、前記カランドリアタンクの下面を構成するカランドリアタンク下管板との接続部上端において前記カランドリア管及び圧力管を切断する工程と、
    前記コアボーリング装置による切断により、前記カランドリア管の管外において、前記カランドリアタンク上管板を切断する工程と、
    前記カランドリアタンク上管板と前記カランドリアタンク下管板との間部分の圧力管集合体を上方へ引き抜く工程と
    を備えたことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載した原子炉本体の解体方法。
  5. 前記アブレイシブジェット切断装置による切断により、前記カランドリアタンク下管板に連結すると共に、前記下部遮へい体の最下面を構成する下部鉄水遮へい体管板から下方へ延出し、且つ前記圧力管集合体を構成する下部鉄水遮へい体スリーブと、当該下部鉄水遮へい体スリーブ内に配置され且つ前記圧力管から下方へ延長された圧力管下部延長管とを、前記下部鉄水遮へい体管板との接続部下端において切断する工程と、
    前記カランドリアタンク下管板と前記下部鉄水遮へい体管板との間に前記下部鉄水遮へい体スリーブを残余させた状態で、前記カランドリアタンク下管板より下側の圧力管集合体を下方へ引き抜く工程と
    を更に備えたことを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載した原子炉本体の解体方法。
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