JP2021502167A - 飲料調製マシンによって製品を製造するための方法、この方法を実行するためのシステム、および飲料調製マシンのためのマシンバックエンド - Google Patents

飲料調製マシンによって製品を製造するための方法、この方法を実行するためのシステム、および飲料調製マシンのためのマシンバックエンド Download PDF

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Abstract

飲料調製マシン(1)によって製品を製造するための方法であって、調製レシピ(14)を識別するための識別子(44)と構成識別子とを有するバックエンド命令(32)を、飲料調製マシン(1)のためのマシンバックエンド(2)が受信するステップと、識別子(44)が個別識別子(24)と同じ場合、構成識別子に従って判断される複数のユーザプロファイル(26)のうちの1つのユーザプロファイル(26)内の個別識別子(24)と関連付けられる調製レシピ(14)を判断することによって、調製レシピ(14)を判断するステップと、マシンバックエンド(2)を用いて、調製レシピ(14)を特定する、飲料調製マシン(1)のためのマシン命令(22)を生成するステップと、飲料調製マシン(1)を用いて、調製レシピ(14)に従って製品を製造するステップとを備える。

Description

本発明は、たとえばポーションパッケージング(たとえばカプセル)と、ポーションパッケージングに含まれる抽出材料(たとえばコーヒー)とを有するポーションパッケージから飲料などを調製するための飲料調製マシンに関する。特に、本発明は、飲料調製マシンによって製品を製造するための方法、この方法を実行するためのシステム、および飲料調製マシンのたのマシンバックエンドに関する。
ポーションパッケージ内に存在する抽出材料から飲料などを調製するための飲料調製マシンは、たとえば、コーヒーマシンまたはエスプレッソマシンとして知られている。多くの対応するシステムでは、ポーションパッケージングは、抽出材料がたとえば密閉した状態で封止されているカプセルとして設計されている。抽出のために、カプセルは、カプセルレシーバに配置され、たとえば互いに向かい合う2つの側面が突き刺される。その後、一般にお湯である抽出流体が第1の側面に投入される。抽出物が第2の側面においてカプセルから放出される。これは、いわゆる浸出モジュールにおいて行われる。
浸出モジュールとは別に、たとえばミルクのようなさらに別の飲料成分を送達および追加するための1つまたは複数のさらに別のユニットが存在し得る。したがって、飲料調製マシンは、飲料、または、一般的に言うと合計製品を2つの部分製品から作製し得る。
欧州特許出願第15 194 735号には、複数の部分製品からなる製品を作製するための飲料調製マシンを動作させるための方法が記載されており、当該部分製品の量割合が量割合のグラフィックディスプレイ上でユーザによって調節され得る。
欧州特許出願第15 194 667号には、ポーションパッケージのポーションコードに基づき決定される調製パラメータの使用中に飲料調製マシンを動作させるための方法が記載されている。ここで、個々の調製パラメータはユーザによって調節可能である。
上記の特許出願には、特に、たとえば携帯電話またはスマートフォンといったモバイルおよびポータブルであり得る動作デバイスとの飲料調製マシンの通信のオプションが記載されている。動作デバイスによって、調製規定またはレシピが飲料調製マシンに転送(送信)され得るか、または、飲料調製マシンに格納される調製規定が修正され得る。調製規定は、ユーザの個々の好みに従って、たとえば部分製品の量の割合、および/または、浸出回数および浸出温度などの製造パラメータを特定し得る。そのため、個別に設定された調製規定が、飲料調製マシンに格納され得る。また、そのような個別に設定された調製規定は、それら自体の個別に設定された名前、たとえば「カールのコーヒー(Karl's coffee)」または「モーガンのコーヒー(Morgan's coffee)」を含み得る。
調製規定は、ユーザインターフェースが設計される態様に応じて、飲料調製マシンについておよび/または動作デバイスについて選択され得る。次のステップでは、製品の製造が、選択された調製規定に従って作動され得る。これは、飲料調製マシンについて、および/または動作デバイスについて、またはこれら両方について実行可能である。
上記の説明の代替として、またはこれに補足して、音声制御システムを介して調製規定の選択を行うことも考えられる。ここでは、音声認識および指令処理のために、既存のインフラストラクチャに頼ることが可能である。そのような既存のシステムは、たとえば、アマゾンクラウドのアレクサ音声サービス(Alexa Voice Services)と組み合わせたデバイス「アマゾンエコー(Amazon Echo)(登録商標)」である。他の知られているシステムは、グーグルの「グーグルホーム(Google Home)(登録商標)」およびアップルの「シリ(Siri)(登録商標)」である。
標準化された機能とは別に、アマゾンは、第三者のプロバイダのための機能、いわゆるスキルのためのインフラストラクチャを提供する。これにより、第三者のプロバイダのこれらの機能に関連するアマゾンエコーデバイスに対する音声指令が認識可能であり、さらに第三者のプロバイダのサーバにつながり得る。同様に、第三者のプロバイダのサーバからの応答を処理可能であり、状況に応じたユーザへの応答をこれから生成可能であり、アマゾンエコーによって音声の態様で出力可能である。
このシステムによって、これ以降は略してレシピ名とも呼ばれる調製規定の名前を、選択された調製規定として、飲料を調製するための指令の一部として認識すること、および飲料調製マシンに転送することが可能になる。
しかしながら、説明されたような個別に設定された調製規定と組合せて、人々が任意に名前を付けたり、自分のレシピを書いたり発音したりすることができるという問題が生じる。しかしながら、アレクサはこれに関する限りは制限されている。したがって、たとえば、「モーガンのコーヒー(Morgan's coffee)」という言葉を与えられたアレクサは、「モーガンズコーヒー(Morgans coffee)」、「モーガンのコーヒー(Morgan's coffee)」、「朝のコーヒー(mornings coffee)」、「モーガンのカフェ(Morgan’s Cafe)」、「朝のコーヒー(morning coffee)」、「モルゲンコーヒー(Morgens coffee)」を認識する。実際のレシピ名への音声入力の割当ては、そのような異なる可能性のある解釈に直面すると、きわめて困難である。
さらに、それによって調製規定の個々の名前が格納可能になるような、第三者のプロバイダのための解決策はない。スキルの全てのユーザにとって全世界的に同じである、スキルに関する大量のレシピ名、たとえば「製造者のコーヒーマシン制御Qbo」を格納することが可能であるに過ぎない。これは、音声認識システムは全てのマシンの全ての個別のレシピ名に関する知識、およびこの製造者の全てのマシンについての全てのユーザに関する知識を有していなければならないことを表すが、それらのほとんどは、1つのマシンのみについて格納され要求されるため、全く実現可能ではないであろう。
WO 01/12038には、ある時間、最大で48時間浸出された抽出物に基づいて、個別に設定された入れたての各種コーヒーを生成するための「遅延濾過」方法が記載されている。この抽出物は、ユーザの好みに基づいて濾過される。ユーザの好みは、「カスタマイズディレクタ」で処理される。これは、飲料調製マシン外部のサーバにおいて実現可能である。レシピは、カスタマイズディレクタ内のユーザの好みから生成される。ここでは、ユーザの識別に関連付けられた、格納されたデータを使用可能である。しかしながら、調製規定を識別する識別子は処理されない。
本発明の実行可能な目的は、これに適用される音声認識のためのインフラストラクチャが個別に設定された音声指令を許可しないにもかかわらず、音声入力によって個別に設定されたレシピ(または調製規定)に従って飲料の製造をユーザが制御することを許可することである。
本発明の実現可能な目的は、比較的信頼性の高い音声(会話)認識を有する、個別に設定されたレシピ(または調製規定)に従って、ユーザが飲料を製造することを許可することである。
これらの目的のうち少なくとも1つは、飲料調製マシンによって製品を製造するための方法、この方法を実行するためのシステム、および飲料調製マシンのためのマシンバックエンドによって達成される。
したがって、本発明の目的は、上述の欠点を克服する、冒頭で説明された種類の飲料調製マシンによって製品を製造するための方法、この方法を実行するためのシステム、および飲料調製マシンのためのマシンバックエンドを提供することである。
飲料調製マシンによって製品を製造するための方法は、
・飲料調製マシンのためのマシンバックエンドが、調製規定の識別のための識別子と構成識別子とを含むバックエンド命令を受信するステップと、
・識別子が個別識別子と同じ場合、構成識別子に従って判断される複数のユーザプロファイルのうちの1つのユーザプロファイルにおいて個別識別子に割当てられる調製規定を判断することによって、調製規定を判断するステップと、
・マシンバックエンドが、調製規定を特定する、飲料調製マシンに対するマシン命令を生成するステップと、
・飲料調製マシンが、調製規定に従って製品を製造するステップとを備える。
これにより、バックエンド命令を生成する音声認識バックエンドは、比較的少量の識別子を識別するだけでよくなる。これらの識別子は、この方法によって作動される飲料調製マシンの全てのユーザに、それゆえ、音声認識デバイスの全ての個別構成、ユーザ、および飲料調製マシンに共通である。この量の識別子は、たとえば、20以下、または40以下、または60以下の識別子を含み得る。
識別子のグループが、個別調製規定の各々がユーザのために具体的に格納される個別識別子であるため、標準化された個別識別子のみが音声インターフェースによって処理されるにもかかわらず、ユーザのための個別の製品の製造が可能になる。
制限された量の識別子および制限された量の関連付けられた音声指令しか存在しないために、そのような制限された量の音声指令のみを処理可能なインフラストラクチャを使用可能である。
制限された量の識別子および制限された量の関連付けられた音声指令しか存在しないために、多数の音声指令を認識し互いに区別する必要がある状況と比べて、音声認識の信頼性を増大可能である。さらに、制限された量の音声指令の選択であるとして、これらが互いに十分区別され、そのため同じように聞こえないないようにすることができる。
命令の個別設定は、命令が共通識別子または個別識別子を含むかどうかを識別子によって判断することによって、マシンバックエンドにおいて実行される。個別識別子が存在する場合、それから判断される調製規定は、構成識別子によって決まる。
構成識別子は、固有の音声インターフェースの、少なくとも1つの飲料調製マシンの、およびユーザプロファイルの特定の構成、それゆえ互いへの割当てを識別する。この割当ては、構成情報として記述可能である。構成情報は、音声インターフェースのインターフェース識別子を、ユーザ識別子および/または少なくとも1つのマシン識別子に割当てる。
そのため、構成識別子は、実施形態に応じて、インターフェース識別子、またはユーザ識別子、またはマシン識別子と同じであり得る。
ユーザは、複数の飲料調製マシンを使用可能である。したがって、複数のマシン識別子をユーザ識別子に割当て可能である。また、複数の飲料調製マシンは、音声インターフェースに割当て可能である。したがって、複数のマシン識別子は、構成情報内のインターフェース識別子に割当て可能である。
構成情報に基づいて、命令が生じる音声インターフェースから始まって、どのユーザおよび/または飲料調製マシンについて命令が有効かを判断可能である。この判断は、実施形態に応じて、音声認識バックエンドまたはマシンバックエンドにおいて実行可能である。
構成情報の取得、それゆえ音声インターフェースとユーザおよび/または飲料調製マシンとの間での割当ての取得は、ユーザが音声インターフェースにおいてログインすると実行可能であり、音声インターフェースのインターフェース識別子は、ユーザ識別子および/またはマシン識別子に割当て可能である。
ユーザ識別子の使用または関連付けられたユーザプロファイルの使用によって、ユーザは、使用する飲料調製マシンとは独立して個別調製規定を発展させ、これを使用することが可能になる。その後、有利なことに、個別調製規定はマシンバックエンドに格納され、ユーザ識別子に、ならびに個別識別子および任意に割当て規定に割当てらる(以下を参照)。
飲料調製マシンが製品を製造するステップは、選択された調製規定が正しいことを確認するための、および/または、製品が可能かどうかを検査するための、および/または、ユーザがさらに別の動作ステップによって製品を別に動作させるための部分ステップを含み得る。ここで、動作ステップは、飲料調製マシンとの、音声インターフェースとの、または、飲料調製マシンとは別でこれと通信する動作デバイス、たとえばスマートフォンとのインタラクションであり得る。
実施形態では、調製規定を判断するステップは、
・識別子が共通識別子と同じ場合、これに割当てられる調製規定を判断するステップを含み、この割当ては、ユーザプロファイルに依存していない。
これは、各場合において、調製規定を共通識別子に割当てるリストに基づいて実行可能である。そのようなリスト、または一般にこれを用いて実現される割当ては、マシンバックエンドに格納されることが典型的である。他の実施形態では、飲料調製マシンに格納される。そのため割当ては、上述のような構成情報、またはユーザもしくはユーザプロファイルに依存していないことが一般的であり、インターフェース識別子および/またはマシン識別子とも依存していなくてもよい。
実施形態では、個別識別子に調製規定が割当てられていない(それゆえ、個別識別子に基づいて調製規定を判断可能でない)場合、マシンバックエンドは、音声インターフェースによるエラーメッセージの出力のために、音声認識バックエンドにバックエンドフィードバックを転送する。
これによって、受信された個別の識別子に関する調製規定についてシステムの構成が不完全であるということを、ユーザに表示可能である。
実施形態では、調製規定が個別識別子に直接割当てられ、個別識別子および割当てられた調製規定は、マシンバックエンドに格納される。
これによって、特定の飲料調製マシンとは独立して、ユーザの個別調製規定の管理および使用が可能である。
実施形態では、複数のユーザプロファイルがマシンバックエンドに格納され、各ユーザプロファイルは、個別識別子のユーザに固有のリストおよびユーザに固有の調製規定への個別識別子の割当てを含む。
これによって、複数のユーザの個別調製規定の管理および使用が可能になる。ここで、ユーザプロファイルの選択を構成識別子、それゆえ、ユーザ識別子またはインターフェース識別子またはマシン識別子に基づいて行うことが可能になる。
実施形態では、マシン命令は、調製規定を含むマシン命令によって、個別識別子または共通識別子に従って調製規定を特定する。
そのため、調製規定は飲料調製マシンに転送され、製造のために飲料調製マシンにおいて使用される。調製規定を判断するために、調製規定の格納されたリストおよびそれらの個別識別子または共通識別子への割当てが、マシンバックエンドにおいて存在する。
実施形態では、マシン命令は、個別識別子または共通識別子を含むマシン命令によって、個別識別子または共通識別子に従って調製規定を特定する。
そのため、個別識別子は飲料調製マシンに転送され、飲料調製マシンにおいて調製規定の格納されたリストに基づいて、調製規定の1つが製造のために選択され使用される個別識別子または共通識別子に対応する。ここで、特定の飲料調製マシンがこの情報に基づいて判断されており、それ自体しか個別識別子の組を知らないため、構成情報が暗黙に含まれている。
実施形態では、調製規定は各々、割当て規定および個人識別子を介して間接的に個別識別子に割当てられている。
実施形態では、調製規定は割当て規定および個人識別子を介して個別識別子に間接的に割当てられ、割当て規定は、構成識別子に対する割当て規定の割当てを含む構成情報に基づいて、特に、
・マシン識別子に対する割当て規定の割当て、
・インターフェース識別子に対する割当て規定の割当て、
・ユーザ識別子に対する割当て規定の割当て、
の情報のうち1つまたは複数として判断される。
個別識別子から始まり、割当てられた個人識別子が割当て規定を介して判断され、そして次に、この識別子から始まり、割当てられた調製規定が判断される。
一般に、システム、特にマシンバックエンドでのそのような割当てが直接、または他の識別子を介して間接的に表示可能であることも事実である。両方の変形(直接または間接)において、構成情報によって、マシン識別子、インターフェース識別子、ユーザ識別子などに基づいて複数の割当て規定のうち1つの一義的な判断が許可される。
それゆえ、実施形態では、複数の割当て規定がマシンバックエンドに格納される。特定の命令で用いられる割当て規定が、構成情報に基づいてマシンバックエンドにおいて判断される。
実施形態では、方法は、
・音声インターフェースおよび音声認識バックエンドが、音声入力を取得し、音声入力に従って、飲料調製マシンのためのマシンバックエンドに対するバックエンド命令を生成するステップを備え、バックエンド命令は、調製規定の識別のための識別子を含む。
音声インターフェースは、マイクロフォンを有する、スピーカを有する、およびデータ処理ユニットを有するデバイスであることが典型的であり、当該データ処理ユニットは、マイクロフォンで音響信号を検出し、それらをデジタル化し、それらを音声認識バックエンドに対して命令音声ファイルとして転送し、音声認識バックエンドからフィードバック音声ファイルを受信し、それらを音響信号としてスピーカで出力するように構成されている。
音声認識バックエンドは、命令音声ファイルを処理し、これが飲料調製マシンの製品態様を製造する命令を含むかどうかを判断し、該当する場合、識別子を判断可能である。
命令(バックエンド命令またはマシン命令)の生成は、命令の受信側への転送を含む。転送は、プッシュ方法またはプル方法によって実行可能である。
実施形態では、飲料調製マシンへのマシン命令の転送は、その飲料調製マシンへの転送を作動させるマシン命令が存在するとして、飲料調製マシンが、マシン命令があるかどうかをマシンバックエンドにおいて問合わせることによるプル方法によって行われる。
実施形態では、方法は、
・飲料調製マシンが、マシンバックエンドに対するマシンフィードバックを生成するステップと、
・マシンバックエンドが、音声インターフェースに対応するバックエンドフィードバックを生成するステップと、
・音声インターフェースが、バックエンドフィードバックに従って音声メッセージを出力するステップとをさらに備える。
マシンフィードバックは、たとえば、
・調製規定の選択が飲料調製マシンによって受信されたという確認、
・調製規定の名前と共に調製規定が選択されたという確認、
・飲料調製マシンの状態、たとえば、水がないか、ポーションパッケージがないか、調製規定に一致しないポーションパッケージがあるかに関するエラーメッセージ、
の種類の情報を含み得る。
システムは、飲料調製マシンとマシンバックエンドとを備え、この方法を実行するために構成されている。
飲料調製マシンのためのマシンバックエンドは、
・調製規定の識別のための識別子と構成識別子とを含むバックエンド命令を受信するステップと、
・識別子が個別識別子と同じ場合、構成識別子に従って判断されるユーザプロファイルにおいて個別識別子に割当てられる調製規定を判断することによって、調製規定を判断するステップと、
・調製規定を特定する、飲料調製マシンに対するマシン命令を生成するステップと、
を行うために構成されている。
マシンバックエンドはデータ処理システムであることが典型的であり、そこに格納されコンピュータプログラムを記述するコンピュータプログラムコード手段を有するメモリ手段と、コンピュータプログラムを実行するためのデータ処理手段とを含み、コンピュータプログラムを実行することによって、本発明に係る方法が実行される。
製品を製造することなく実行可能な、飲料調製マシンによって製造されるべき製品の選択方法は、マシンバックエンドで実行されるような上述のステップを備える。
対応するコンピュータプログラムは、データ処理ユニットにおいてロードおよび実行可能であり、その実行に際して、マシンバックエンドで実行されるような上述のステップを有する方法を実行する。
コンピュータプログラムは、デジタルデータ処理ユニットの内部メモリにロード可能であることが典型的であり、デジタルデータ処理ユニットで実行されると、本発明に係る方法を実行させるコンピュータコード手段を含む。本発明の一実施形態では、コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラムコード手段が格納されるデータキャリアまたはコンピュータ可読媒体を含む。
さらに好ましい実施形態は、従属請求項から生じる。ここでは、方法クレームの特徴をデバイスの請求項と必要に応じて組み合わせることができ、逆もまた同様である。
発明の主題が、各々が模式的に示される、添付の図面で示される好ましい実施形態の例によって、以下でより詳細に説明される。
飲料調製マシンで製品を製造するためのシステムの構造を示す図である。 マシンバックエンドおよび飲料調製マシンの代替的な形態を示す図である。 システムの動作方法のフローチャートである。
図1は、音声入力および音声出力のためのシステムの使用中に飲料調製マシンによって製品を製造するためのシステムの構造を模式的に示す図である。システムは、飲料調製マシン1、マシンバックエンド2、音声認識バックエンド3および音声インターフェース4を備える。
飲料調製マシン1は、調製規定またはレシピ14に従って、1つまたは複数の部分製品を有する、製品とも呼ばれる飲料を製造するために設計されている。飲料調製マシン1は、典型的には有線接続された、または無線のコンピュータネットワークを介した、データ処理のためのおよび他のデバイスとの通信のための手段を含む。飲料調製マシン1は、一義的な識別のための、すなわち、他の飲料調製マシンとの区別のためのマシン識別子11を含む。飲料調製マシン1は、それに基づいて製品の調製を制御可能な調製規定14の受信および格納が可能である。調製規定14の各々は、識別子によって一義的に判断される。
図1に記載の実施形態では、調製規定14と、個別識別子24または共通識別子34へのそれらの割当てが、マシンバックエンド2に格納されている。共通識別子34は、定義され全てのユーザにとって不変な標準的な調製規定14に割当てられる。図面では、共通標識34は、x、y、z、w、vで省略された態様で表示されており、これらは実際は、たとえば、「リステロット」、「エスプレッソ」、「カフェ」、「カフェグランデ」、「カフェクリーム」、「カフェラテ」、「カフェカプチーノ」、「冷たいミルクフロス」、「温かいミルクフロス」などである。これに加えて、共通識別子34は、他の言語、特に英語で類似した名前のために存在し得る。
個別識別子24は、ユーザが調節可能な個別調製規定14に割当てられる。ここでは、個別調製規定14は各々、(図示されるような)ユーザ識別子21に、および/または(図示されない)マシン識別子11に割当てることができる。すなわち、個別識別子24と調製規定14との間での割当てはユーザに依存しており、ユーザ識別子21によって識別されるユーザプロファイル26に格納可能である。図では、個別識別子24は、a、b、cで省略されて表記されており、実際は、たとえば、「朝のコーヒー」、「お気に入りのコーヒー」、「元気づけの一杯」などである。これに加えて、個別識別子24は、他の言語、特に英語で類似の名前のために設けることができる。
同様に、個人識別子27を、ユーザプロファイル26の一部として格納可能である。これらは、同じ態様でユーザおよびマシンバックエンド2によって定義または処理可能である。これらは、それらの値が音声認識バックエンド3内に同等物がないという点で、個別識別子24と異なる。図では、個人識別子27は、m、n、o、p、qで省略されて表記されているが、実際はたとえば、「カールのコーヒー」、「エリックのエスプレッソ」、「クラウディアのカプチーノ」などである。
マシンバックエンド2は、通信接続を介して双方向に複数の飲料調製マシン1と通信可能である。
音声認識バックエンド3は、さらに別の通信接続を介して双方向にマシンバックエンド2と通信可能である。音声認識バックエンド3は、音声認識システムと、特定の応用分野についての認識および処理固有指令、この場合は特定の製造者の飲料調製マシン1の作動に向けられた領域固有サブシステム(「スキル」)とを含む。処理の結果、とりわけサブシステムは、話された指令から、識別子44、それから共通識別子34および個別識別子24を抽出可能である。
音声インターフェース4は、マイクロフォンと、スピーカーとデータ処理ユニットとを含む。音声インターフェース4は、音響信号を取得し、これらを命令音声ファイル42としてデジタル形式で音声認識バックエンド3に送信する。音声認識バックエンド3からのフィードバック音声ファイル33が、音響信号としてスピーカによって出力される。
音声認識バックエンド3の一例は、アマゾンによって実現され第三者のプロバイダが使用可能な、上述のエコーシステムである。これは、音声インターフェース4としてアマゾンエコーデバイスの音声データを処理するための「アレクサバックエンド(Alexa-backend)」、および、第三者のプロバイダの場合は「スキル」を実現するためのラムダシステム(Lambda system)を含む。ラムダシステムは、処理された音声ファイルに基づいて、第三者のプロバイダの、制限された量の事前に定義された共通識別子34から、飲料調製マシン1に対する命令および共通識別子34を認識可能である。ラムダシステムは、アマゾンのアーキテクチャであり、アマゾンクラウドで実行され、第三者のプロバイダのためのスキルを音声と組み合わせる機能を実現する。
マシン識別子11、インターフェース識別子41およびユーザ識別子21の間での割当ては、登録手順で実行可能である。これを用いて構成情報が定義され、これらの識別子の各々は、構成識別子として機能し得る。続いて、音声インターフェース4によって受信された命令が、システムの動作についてユーザおよび/または飲料調製マシン1に対して割当て可能である。これを用いて、局所情報が、割当て規定25(以下を参照)、個別識別子24および調製規定14などの命令に関して判断可能である。システムが動作する態様に応じて、この局所情報はユーザまたは飲料調製マシン1に割当てられ、ユーザ識別子21またはマシン識別子11を介して判断される。
個別調製規定14が音声制御に利用できるようにするために、ユーザは、たとえば動作デバイスについて実行される構成プログラムを介して、自身の好みに従って調製規定14を規定し、これを事前に定義された個別識別子24に割当てる。
たとえば、個別識別子24として、「朝のコーヒー」、「お気に入り」、「元気づけの一杯」などが利用可能である。割当ては、ユーザ自身がこの名前で定義する自分の調製規定を格納することによって実現される。
「アレクサ、Qboを開始して私に元気づけの一杯を作って」という指令が受信され音声インターフェース4および音声認識バックエンド3を介して処理されると、「元気づけの一杯」と表記された個別識別子24が認識され、「元気づけの一杯」という名前で格納されている、個人的に規定された調製規定14が実行される。
「アレクサ、Qboを開始して私にリステロットを作って」という音声指令が受信されると、このために共通識別子34が設けられており、このために格納されている共通の定義された調製規定14が実行される。
「アレクサ、Qboを開始して私にカールのコーヒーを作って」という音声指令が受信されると、個別識別子24も共通識別子34もどちらもこのために設けられておらず、音声認識バックエンド3は、ユーザに対する対応するメッセージを有するフィードバック音声ファイル33を生成する。
図2は、マシンバックエンド2の代替的な実施形態を示す図である。ここでは、個別識別子24は調製規定14に直接割当てられず、割当て規定25および個人識別子27を介して間接的に割当てられる。個人識別子27は、図1の実施形態と同様に、ユーザによる規定および調製規定14に対する割当てが可能である。この割当て、そして調製規定14が、マシンバックエンド2または飲料調製マシン1に格納可能である。
そのため、割当て規定25は、個人識別子27を個別識別子24に割当てる。また、本実施形態では、個別識別子24は、全ての飲料調製マシン1およびユーザに共通である。個人識別子27は各々、ユーザおよび/または飲料調製マシン1のために個別に調節可能である。
図2の例では、調製規定14および割当てられた個人識別子27が、飲料調製マシン1に格納され、個人識別子27に対する個別識別子24の割当て規定25が、マシンバックエンド2に格納される。
割当て規定25は、個々のユーザまたはマシンバックエンド2内のユーザ識別子21に割当て可能である。複数のユーザのための割当て規定25はその後、マシンバックエンド2に格納される。
代替的に、割当て規定25を、飲料調製マシン1にも割当て可能である。複数の飲料調製マシン1のための割当て規定25はその後、マシンバックエンド2に格納され、そのような割当て規定25が、直接(たとえば、飲料調製マシン1のマシン識別子11によって)または間接的に(たとえば、マシン識別子11に割当てられるユーザ識別子21によって)飲料調製マシン1の各々に割当てられる。
図3は、飲料調製マシンで製品を製造するためのシステムを動作する方法を示すフローチャートである。ここで説明される使用事例は、たとえば、飲料の調製、(絶対的な態様で特定された)特定の時間における飲料の調製、(相対的な態様で特定された)特定の時間の完了後の飲料の調製、飲料調製マシン1によって提供される可能性に関する問合わせなどである。この方法において、以下のステップを実行可能である。
A.音声インターフェース4、たとえばアレクサまたはエコーデバイスにおいて、
a.ユーザの音声を認識し、「アレクサ<X>」という音声メッセージを復号し、命令音声ファイル42を音声認識バックエンド3に送信する。
B.音声認識バックエンド3、たとえばアマゾンのアレクサBバックエンドは、
a.生音声ファイルを有する命令音声ファイル42を受信し、音声ファイルを書き言葉に復号する。
b.指令が飲料調製マシン1のための特定のインフラストラクチャに向けられている場合、たとえば、「アレクサ、Qboおよび<Y>を開始して」という指令を用いてアマゾンアレクサにおいて定義される「スキル」に従って、<Y>がQboのためにラムダシステムに送信される。
C.音声認識バックエンド3、たとえば、アマゾンのラムダシステムは、
a.たとえば、「アレクサ、Qboを開始して私にエスプレッソを浸出して」という命令において「エスプレッソ」という用語がQboの標準的な調製規定についての共通識別子34に対応する固定変数であると認識する。
b.全ての変数(共通識別子34、時間の詳細、使用事例など)を抽出し、これらをバックエンド命令23としてマシンバックエンド2に送信する。
D.マシンバックエンド2が、
a.第三者のプロバイダのサーバで実行する。
b.使用事例Bを介したマシンAが変数Cを有するであろうというバックエンド命令32を受信する。たとえば、Aが特定のマシン識別子(これは、インターフェース識別子41とマシン識別子11との間での割当てが、音声認識バックエンド3内の構成情報に基づいて行われたということを表す)の場合、ユーザ事例は「飲料を生成する」であり、Cは識別子44、それゆえ、個別識別子24または共通識別子34である。
c.個別識別子24および共通識別子34のために、調製規定14を準備しておく。
d.全てのマシンとの接触を維持し、使用事例に応じて、識別された調製規定14を、マシン命令22の一部としてマシンに送信する。
E.飲料調製マシン1は、
a.マシンバックエンド2に対する接続を有効に保つ。
b.安全のため、飲料調製マシン1は、接続を確立し、プル機構(プッシュは不可能)によって、マシンバックエンド2からそれに合わせられたレシピを取る。
c.使用事例に応じて、浸出を作動させる。
d.浸出が作動可能な場合、確認をマシンフィードバック13として音声認識バックエンドに転送可能である。そうでない場合、たとえば、水がない場合、エラーメッセージをマシンフィードバック13として転送可能である。
F.マシンバックエンド2は、
a.フィードバックを受信し、これをバックエンドフィードバック23として音声認識バックエンド3のラムダシステムに転送する。
G.音声認識バックエンド3、ラムダシステムは、
a.フィードバックを受信し、これを使用事例に従って処理する。
b.どの応答が与えられるかを判断する。
c.この応答をアレクサバックエンドに送信する。
H.音声認識バックエンド3、アレクサバックエンドは、
a.応答を受信し、これを音声ファイルに変換する。
b.音声メッセージをフィードバック音声ファイル33として音声インターフェース4に転送する。
I.音声インターフェース4、アレクサデバイスは、
a.フィードバック音声ファイル33を再生する。
飲料調製マシン1の制御ユニットは、とりわけ調製規定またはレシピが格納されたメモリを含む。調製規定は少なくとも、飲料調製マシン1の制御に関する指令に変換可能な制御情報を含む。このような制御情報は、一方で、全製品を製造するために飲料調製マシン1によって実行されるべき一連のステップを特定する順序情報を含む。他方で、制御情報は、たとえば、順序をパラメータ化する温度、量の詳細、時間の詳細など(今後はこれらを調製パラメータとも呼ぶ)を含む。
順序情報は、たとえば、「補足ユニットの加熱のスイッチを入れ、15秒間、浸出モジュールのポンプのスイッチを入れ、ポンプのスイッチをオフにした後で、加熱が所望の温度になるまで少なくとも15秒間待機し、12秒間、ミルクポンプのスイッチをオンにする」を表す。この例で記載された時間および温度は、調製パラメータによって特定可能であり、および/または、他の調製パラメータおよびセンサの計測値に従った制御で判断可能である。
調製規定は、ユーザ命令も含み得る。これらの命令は、全製品の調製の一部であり、ユーザによって実行されなければならない。このために、ユーザ命令は、飲料調製マシンの出力ユニット、または別の動作デバイス(たとえば、スマートフォン)のユーザインタフェースによって表示可能である。たとえば、そのようなユーザ命令は、「ここでアイスキューブを加える」または「20mlのカラメルを計測してください」、または「ここで調製されたカラメルシロップを加える」、または「かき混ぜてください」、または「挿入さrせたカプセルと選択されたレシピが一致しているかどうか確かめてください」などである。ユーザ命令は、たとえば、生成されるべき全製品の、選択されたまたは実際に挿入されたカプセルの視認表示を伴ってもよい。
製品を調製するために、制御情報または対応する指令が、調製規定に従って飲料調製マシン1によって実現され、調製順序がこれによって実現される。調製規定がユーザ命令を含む場合、これらは、順序の対応する場所でユーザに表示される。調製順序のその後の制御情報は、飲料調製マシンの入力ユニットまたはユーザインタフェースを手段として、システムに対するユーザ命令の実現を確かめるユーザによる確認の後に実現される。
調製規定は、ユーザが調節することが許可された調製パラメータに加えて、ユーザが調節することができない調製パラメータを含み得る。調節可能な調製パラメータはたとえば、全製品における部分製品の(量の)割合、全量、または部分製品の温度である。調節可能な調製パラメータについて、ユーザがパラメータを調節しない場合、調製規定は、使用される標準値またはデフォルト値を含み得る。

Claims (13)

  1. 飲料調製マシン(1)によって製品を製造するための方法であって、
    飲料調製マシン(1)のためのマシンバックエンド(2)が、調製規定(14)の識別のための識別子(44)と構成識別子とを含むバックエンド命令(32)を受信するステップと、
    前記識別子(44)が個別識別子(24)と同じ場合、前記構成識別子に従って判断される複数のユーザプロファイル(26)のうちの1つのユーザプロファイル(26)において前記個別識別子(24)に割当てられる調製規定(14)を判断することによって、調製規定(14)を判断するステップと、
    前記マシンバックエンド(2)が、前記調製規定(14)を特定する、前記飲料調製マシン(1)に対するマシン命令(22)を生成するステップと、
    前記飲料調製マシン(1)が、前記調製規定(14)に従って前記製品を製造するステップとを備える、方法。
  2. 前記調製規定(14)を判断するステップは、前記識別子(44)が共通識別子(34)と同じ場合、これに割当てられる調製規定(14)を判断するステップを含み、前記割当てはユーザプロファイル(26)に依存していない、請求項1に記載の方法。
  3. 前記個別識別子(24)に調製規定(14)が割当てられていない場合、前記マシンバックエンド(2)は、音声インターフェース(4)による音声認識バックエンド(3)にバックエンドフィードバック(23)を転送する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 調製規定(14)が個別識別子(24)に直接割当てられ、個別識別子(24)および割当てられた調製規定(14)は、前記マシンバックエンド(2)に格納される、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  5. 複数のユーザプロファイル(26)が前記マシンバックエンド(2)に格納され、各ユーザプロファイル(26)は、前記個別識別子(24)のユーザに固有のリスト、およびユーザに固有の調製規定(14)への前記個別識別子(24)の割当てを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記マシン命令(22)は、前記調製規定(14)を含む前記マシン命令(22)によって、前記個別識別子(24)または前記共通識別子(34)に従って前記調製規定(14)を特定する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記マシン命令(22)は、前記個別識別子(24)または前記共通識別子(34)を含む前記マシン命令(22)によって、前記個別識別子(24)または前記共通識別子に従って前記調製規定(14)を特定する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 調製規定(14)が割当て規定(25)および個人識別子(27)を介して個別識別子(24)に間接的に割当てられ、前記割当て規定(25)は、構成識別子に対する前記割当て規定(25)の割当てを含む構成情報に基づいて、特に、
    マシン識別子(11)に対する前記割当て規定(25)の割当て、
    インターフェース識別子(41)に対する前記割当て規定(25)の割当て、
    ユーザ識別子(21)に対する前記割当て規定(25)の割当て、
    の情報のうち1つまたは複数として判断される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  9. 音声インターフェース(4)および音声認識バックエンド(3)が、音声入力を取得し、前記音声入力に従って、前記飲料調製マシン(1)のための前記マシンバックエンド(2)に対する前記バックエンド命令(32)を生成するステップを備え、前記バックエンド命令(32)は、調製規定(14)の識別のための前記識別子(44)を含む、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記マシン命令(22)の前記飲料調製マシン(1)への転送は、その前記飲料調製マシン(1)への転送を作動させるマシン命令(22)が存在するとして、前記飲料調製マシン(1)が、マシン命令(22)があるかどうかを前記マシンバックエンド(2)において問合わせることによるプル方法によって行われる、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記飲料調製マシン(1)が、前記マシンバックエンド(2)に対するマシンフィードバック(13)を生成するステップと、
    前記マシンバックエンド(2)が、前記音声インターフェース(4)に対応するバックエンドフィードバック(23)を生成するステップと、
    前記音声インターフェース(4)が、前記バックエンドフィードバック(23)に従って音声メッセージを出力するステップとをさらに備える、前記請求項のいずれか1項に記載の方法。
  12. システムであって、飲料調製マシン(1)とマシンバックエンド(2)とを備え、前記システムは、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法を実行するために構成されている、システム。
  13. 飲料調製マシン(1)のためのマシンバックエンド(2)であって、
    調製規定(14)の識別のための識別子(44)と構成識別子とを含むバックエンド命令(32)を受信するステップと、
    前記識別子(44)が個別識別子(24)と同じ場合、前記構成識別子に従って判断されるユーザプロファイル(26)において個別識別子(24)に割当てられる調製規定(14)を判断することによって、調製規定(14)を判断するステップと、
    前記調製規定(14)を特定する、前記飲料調製マシン(1)に対するマシン命令(22)を生成するステップとを行うために構成された、マシンバックエンド。
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