JP2003504122A - 空気処理剤を用いて空気の質を高める方法および装置 - Google Patents
空気処理剤を用いて空気の質を高める方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は空気処理剤(12)を用いて空気の質を高める方法、特に空気の消毒方法に関する。本発明の方法により、空気処理剤(12)を液相から蒸発させ、空気中に導入する。空気中の処理剤の割合は、空気1m3につき0.1〜0.002 ml、好ましくは0.01〜0.005 mlである。空気処理剤(12)を用いて空気の質を高める本発明の装置では、液体空気処理剤(12)を貯蔵容器(10)内に供給する。そして渦流チャンバー(16)に供給される。渦流チャンバー(16)中には、ファン(24)による気流(34)が存在する;これが液体空気処理剤を渦流にし、そのため空気と蒸発した空気処理剤との混合物が渦流チャンバー(16)から流出することとなる。
Description
【0001】
本発明は、空気処理剤を用いて空気の質を高める(特に空気の消毒)方法および
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
例えば、パンを焼く工程の後のベーカリー製品の冷却中には、包装前にカビ微
生物が表面上に付くことを避けなければならない。従って、異なるフィルターシ
ステムを有する高価なエアフィルターシステムが使用される。カビ微生物がフィ
ルターシステム中に入るので、使用する浄化装置自体が環境空気内の微生物の散
布の供給源として作用することもある。それ故に、フィルターを頻繁に交換し、
完全に除去しなければならない。
生物が表面上に付くことを避けなければならない。従って、異なるフィルターシ
ステムを有する高価なエアフィルターシステムが使用される。カビ微生物がフィ
ルターシステム中に入るので、使用する浄化装置自体が環境空気内の微生物の散
布の供給源として作用することもある。それ故に、フィルターを頻繁に交換し、
完全に除去しなければならない。
【0003】
熟成後のチーズの貯蔵においても、望ましくないカビの生成が、空気中に存在
するカビ微生物からチーズの表面上に発生する。これを避けるために、例えば抗
生物質を含有するコーティング剤でチーズを被覆する。拡散によって、抗生物質
は、チーズの外側部分中に浸透する。チーズの製造でフィルターシステムを使用
すると、ベーカリー製品の製造のように同じ不都合がある。
するカビ微生物からチーズの表面上に発生する。これを避けるために、例えば抗
生物質を含有するコーティング剤でチーズを被覆する。拡散によって、抗生物質
は、チーズの外側部分中に浸透する。チーズの製造でフィルターシステムを使用
すると、ベーカリー製品の製造のように同じ不都合がある。
【0004】
他の適用分野は、アパートメント中の空気処理(例えば、アレルギー性患者の)
、事務所用ビル、交通および運搬の手段および範囲、生産の衛生範囲、貯蔵、包
装、医療保健施設および類似物である。
、事務所用ビル、交通および運搬の手段および範囲、生産の衛生範囲、貯蔵、包
装、医療保健施設および類似物である。
【0005】
さらに、空気処理として、熱を加えて空気処理剤を蒸発させる蒸発装置が知ら
れている。空気処理剤をこの方法で蒸発させる場合、この空気は比較的高い程度
の処理剤で豊富化されるので、処理剤が処理空間中で凝結し得る。熱の投入によ
る運転では、蒸発装置のパルス運転によっても空気処理剤の凝結を避けることが
できない;凝結は断続的なものであるからである。
れている。空気処理剤をこの方法で蒸発させる場合、この空気は比較的高い程度
の処理剤で豊富化されるので、処理剤が処理空間中で凝結し得る。熱の投入によ
る運転では、蒸発装置のパルス運転によっても空気処理剤の凝結を避けることが
できない;凝結は断続的なものであるからである。
【0006】
噴霧/圧縮空気システムでも、噴霧される空気処理剤の量はとても多く、空気
処理剤の一部が凝結し得る。
処理剤の一部が凝結し得る。
【0007】
空気処理剤が食品に入り得るので、ベーカリー製品用の冷却室またはチーズの
貯蔵室の処理にこのような蒸発装置は使用することができない。また、周囲空気
を処理する場合、熱の加えることによる空気処理剤の蒸発は、例えば冷たい窓で
空気処理剤が凝結し得るという不都合がある。
貯蔵室の処理にこのような蒸発装置は使用することができない。また、周囲空気
を処理する場合、熱の加えることによる空気処理剤の蒸発は、例えば冷たい窓で
空気処理剤が凝結し得るという不都合がある。
【0008】
本発明の目的は、空気処理剤を用いる空気の質を高める方法および装置であっ
て、食品範囲で使用することができるものを提供することである。
て、食品範囲で使用することができるものを提供することである。
【0009】
本目的は、請求項1〜9記載の特色によって達成される。
【0010】
本発明による方法では、空気処理剤を空気中に導入し、液相から蒸発させる。
本発明によれば、空気中の処理剤の割合は、空気1m3につき0.1〜 0.00001 ml、
好ましくは0.01〜0.0001 mlである。空気1m3につきこのような低量の空気処理
剤を使用する場合、空気処理剤の析出は全く検出できない。それ故に、本発明の
方法を、食品用貯蔵室の空気処理に使用することもできる。また、待合室または
アレルギー患者等のアパートでこの方法を使用すると、冷たい窓上などの不快な
凝結が起こらないので、特に利点がある。
本発明によれば、空気中の処理剤の割合は、空気1m3につき0.1〜 0.00001 ml、
好ましくは0.01〜0.0001 mlである。空気1m3につきこのような低量の空気処理
剤を使用する場合、空気処理剤の析出は全く検出できない。それ故に、本発明の
方法を、食品用貯蔵室の空気処理に使用することもできる。また、待合室または
アレルギー患者等のアパートでこの方法を使用すると、冷たい窓上などの不快な
凝結が起こらないので、特に利点がある。
【0011】
15 ppt(1兆分の1)ほどの低さの空気処理剤割合について、実施例で70%の平均
微生物減少が検出できた。空気処理剤の割合は好ましくは<100 ppt、さらに好
ましくは<10 pptである。これほど低量の空気処理剤でさえ、クリーンルーム条
件に対応する微生物減少が達成できる。
微生物減少が検出できた。空気処理剤の割合は好ましくは<100 ppt、さらに好
ましくは<10 pptである。これほど低量の空気処理剤でさえ、クリーンルーム条
件に対応する微生物減少が達成できる。
【0012】
好ましくは、空気処理剤を空気中に導入する方法で、空気処理剤を、最初に、
空気の流れを通して貯蔵チャンバーから渦流チャンバーに供給する。渦流チャン
バーに供給される空気の量および渦流チャンバーに供給される空気処理剤の量を
調節して、空気処理剤の割合を、空気1m3、1時間につき、0.1〜0.00001 ml、
好ましくは0.01〜0.0001 mlにする。その後、空気と蒸発した空気処理剤との混
合物を処理空間に導入する。
空気の流れを通して貯蔵チャンバーから渦流チャンバーに供給する。渦流チャン
バーに供給される空気の量および渦流チャンバーに供給される空気処理剤の量を
調節して、空気処理剤の割合を、空気1m3、1時間につき、0.1〜0.00001 ml、
好ましくは0.01〜0.0001 mlにする。その後、空気と蒸発した空気処理剤との混
合物を処理空間に導入する。
【0013】
空気処理剤の蒸発は、加熱することなく生じる。空気処理剤の渦流のみによっ
て、空気による低量の空気処理剤の取り込みが実現される。気流によって持ち出
された空気処理剤の量は非常に低量であるので、エーロゾルは形成しない。渦流
チャンバー中の空気処理剤の渦流は多数の気泡を発生させる。この方法で空気処
理剤の表面が増加して、低量の空気処理剤が気流に吸収される。
て、空気による低量の空気処理剤の取り込みが実現される。気流によって持ち出
された空気処理剤の量は非常に低量であるので、エーロゾルは形成しない。渦流
チャンバー中の空気処理剤の渦流は多数の気泡を発生させる。この方法で空気処
理剤の表面が増加して、低量の空気処理剤が気流に吸収される。
【0014】
渦流チャンバーに供給された空気の量および渦流チャンバーに供給された空気
処理剤の量を実験的に確立することができる。気流の速さが十分に高くないと空
気処理剤の小滴が持ち出されることに注意を払わなければならない。一方、渦流
チャンバーに含まれる空気処理剤が少なすぎると、不十分な渦流が生じる。特に
よい結果は、供給される空気の量と供給される空気処理剤の量との割合が45%/
55%〜30%/70%で達成できることが判明した。この割合は42%/58%〜35%/
65%が好ましい。
処理剤の量を実験的に確立することができる。気流の速さが十分に高くないと空
気処理剤の小滴が持ち出されることに注意を払わなければならない。一方、渦流
チャンバーに含まれる空気処理剤が少なすぎると、不十分な渦流が生じる。特に
よい結果は、供給される空気の量と供給される空気処理剤の量との割合が45%/
55%〜30%/70%で達成できることが判明した。この割合は42%/58%〜35%/
65%が好ましい。
【0015】
好ましくは、処理する空間へ導入する前に、空気と空気処理剤との混合物を、
固定ディスク(retaining disk)によって渦流チャンバーから分けられた中間チャ
ンバーを通して処理する。中間チャンバーの機能は、空気中の過剰の空気処理剤
を凝縮することである。これは固定ディスクによって支えられ、固定ディスクは
好ましくは小さな開口を有するかまたは細かな孔の膜として設計されている。従
って、中間チャンバーは液滴分離器として機能する。これでエーロゾルが処理す
る空間中に入らないことが確保される。処理する空間中へ流れる空気と蒸発した
空気処理剤との混合物中には、凝結は常法で検出できなくなる。
固定ディスク(retaining disk)によって渦流チャンバーから分けられた中間チャ
ンバーを通して処理する。中間チャンバーの機能は、空気中の過剰の空気処理剤
を凝縮することである。これは固定ディスクによって支えられ、固定ディスクは
好ましくは小さな開口を有するかまたは細かな孔の膜として設計されている。従
って、中間チャンバーは液滴分離器として機能する。これでエーロゾルが処理す
る空間中に入らないことが確保される。処理する空間中へ流れる空気と蒸発した
空気処理剤との混合物中には、凝結は常法で検出できなくなる。
【0016】
渦流チャンバー内に導入される空気処理剤の量が、空気と空気処理剤との混合
物中に含有される処理剤の割合より著しく高いと、過剰の空気処理剤が渦流チャ
ンバーから排出される。空気処理剤が貯蔵チャンバー中に再循環されるのが好ま
しい。ここから、すぐに渦流チャンバー中に再導入することができる。
物中に含有される処理剤の割合より著しく高いと、過剰の空気処理剤が渦流チャ
ンバーから排出される。空気処理剤が貯蔵チャンバー中に再循環されるのが好ま
しい。ここから、すぐに渦流チャンバー中に再導入することができる。
【0017】
空気の処理において、抗菌組成物が空気消毒用の空気処理剤として特に適切で
ある。好ましくは、抗菌組成物は (a)1種またはそれ以上のGRAS(一般に安全であると認められている)香気性
アルコールまたはそれらの誘導体;および (b) (bl)ポリフェノール化合物;および (b2)GRAS香気性酸またはそれらの誘導体; から選択される1種またはそれ以上の香料添加剤 を含有する。 好ましくは、抗菌性組成物がGRAS香気性アルコールベンジルアルコールを
必須成分として含有する;
ある。好ましくは、抗菌組成物は (a)1種またはそれ以上のGRAS(一般に安全であると認められている)香気性
アルコールまたはそれらの誘導体;および (b) (bl)ポリフェノール化合物;および (b2)GRAS香気性酸またはそれらの誘導体; から選択される1種またはそれ以上の香料添加剤 を含有する。 好ましくは、抗菌性組成物がGRAS香気性アルコールベンジルアルコールを
必須成分として含有する;
【0018】
前記のGRAS香気性アルコールの成分(a)は、FDA機関によって、食品で
の使用において商業上安全であると認められている(GRAS=食品で一般に安全
であると認められている)。前記GRAS香気性アルコールおよび下記定義の他
のGRAS香料添加剤は、FEMA/FDA GRAS 香気性物質リストGRA
S 3-18 第2001-3905(1999年度版)に記載の化合物である。このリストには、米
国公衆衛生局(FDA)によって食品での使用に是認された天然および天然型合成
の香料添加剤が含まれている[FDA規則21 CFR172.515(天然型合成香料添加
剤(合成香気性物質および添加物)および天然香料添加剤に関するFDA規則21
CFR182.20(天然香気性物質および添加物)]。
の使用において商業上安全であると認められている(GRAS=食品で一般に安全
であると認められている)。前記GRAS香気性アルコールおよび下記定義の他
のGRAS香料添加剤は、FEMA/FDA GRAS 香気性物質リストGRA
S 3-18 第2001-3905(1999年度版)に記載の化合物である。このリストには、米
国公衆衛生局(FDA)によって食品での使用に是認された天然および天然型合成
の香料添加剤が含まれている[FDA規則21 CFR172.515(天然型合成香料添加
剤(合成香気性物質および添加物)および天然香料添加剤に関するFDA規則21
CFR182.20(天然香気性物質および添加物)]。
【0019】
上記(1)に定義の抗菌組成物は、
0.1〜99.9重量%、好ましくは0.5〜99重量%の成分(a);
0〜25重量%、好ましくは0.01〜10重量%の成分(b1);および/または
0〜70重量%、好ましくは0.01〜30重量%の成分(b2)
を含有し得る。
【0020】
本発明によれば、成分(a)は1種またはそれ以上のGRAS香気性アルコール
を含有し得る。本発明によると、2または3種のGRAS香気性アルコールを使
用するのが好ましい。詳しくは、例えば下記のGRAS香気性アルコールが使用
できる:ベンジルアルコール、アセトイン(アセチルメチルカルビノール)、エチ
ルアルコール(エタノール)、プロピルアルコール(1-プロパノール)、イソプロピ
ルアルコール(2-プロパノール)、イソプロパノール)、プロピレングリコール、
グリセロール、n-ブチルアルコール(n-プロピルカルビノール)、イソブチルアル
コール(2-メチル-l-プロパノール)、ヘキシルアルコール(ヘキサノール)、L-メ
ントール、オクチルアルコール(n-オクタノール)、シンナミルアルコール(3-フ
ェニル-2-プロペン-l-オール)、α-メチルベンジルアルコール(1-フェニルエタ
ノール)、ヘプチルアルコール(ヘプタノール)、n-アミルアルコール(1-ペンタノ
ール)、イソアミルアルコール(3-メチル-l-ブタノール)、アニスアルコール(4-
メトキシベンジルアルコール、p-アニスアルコール)、シトロネロール、n-デシ
ルアルコール(n-デカノール)、ゲラニオール、β-γ-ヘキサノール(3-ヘキサノ
ール)、ラウリルアルコール(ドデカノール)、リナロオール、ネロリドール、ノ
ナジエノール(2,6-ノナジエン-l-オール)、ノニルアルコール(ノナノール-1)、
ロジノール、テルピネオール、ボルネオール、クリネオール(オイカリプトール)
、アニソール、クミネルアルコール(クミノール)、10-ウンデセン-l-オール、1-
ヘキサデカノール。該誘導体として、天然および合成(天然型または非天然型)誘
導体の両方が使用できる。適切な誘導体には、例えば、上記GRAS香気性アル
コールのエステル、エーテルおよびカルボネートが含まれる。特に好ましいGR
AS香気性アルコールは、ベンジルアルコール、1-プロパノール、グリセロール
、プロピレングリコール、n-ブチルアルコール、シトロネロール、ヘキサノール
、リナロオール、アセトインおよびそれらの誘導体である。
を含有し得る。本発明によると、2または3種のGRAS香気性アルコールを使
用するのが好ましい。詳しくは、例えば下記のGRAS香気性アルコールが使用
できる:ベンジルアルコール、アセトイン(アセチルメチルカルビノール)、エチ
ルアルコール(エタノール)、プロピルアルコール(1-プロパノール)、イソプロピ
ルアルコール(2-プロパノール)、イソプロパノール)、プロピレングリコール、
グリセロール、n-ブチルアルコール(n-プロピルカルビノール)、イソブチルアル
コール(2-メチル-l-プロパノール)、ヘキシルアルコール(ヘキサノール)、L-メ
ントール、オクチルアルコール(n-オクタノール)、シンナミルアルコール(3-フ
ェニル-2-プロペン-l-オール)、α-メチルベンジルアルコール(1-フェニルエタ
ノール)、ヘプチルアルコール(ヘプタノール)、n-アミルアルコール(1-ペンタノ
ール)、イソアミルアルコール(3-メチル-l-ブタノール)、アニスアルコール(4-
メトキシベンジルアルコール、p-アニスアルコール)、シトロネロール、n-デシ
ルアルコール(n-デカノール)、ゲラニオール、β-γ-ヘキサノール(3-ヘキサノ
ール)、ラウリルアルコール(ドデカノール)、リナロオール、ネロリドール、ノ
ナジエノール(2,6-ノナジエン-l-オール)、ノニルアルコール(ノナノール-1)、
ロジノール、テルピネオール、ボルネオール、クリネオール(オイカリプトール)
、アニソール、クミネルアルコール(クミノール)、10-ウンデセン-l-オール、1-
ヘキサデカノール。該誘導体として、天然および合成(天然型または非天然型)誘
導体の両方が使用できる。適切な誘導体には、例えば、上記GRAS香気性アル
コールのエステル、エーテルおよびカルボネートが含まれる。特に好ましいGR
AS香気性アルコールは、ベンジルアルコール、1-プロパノール、グリセロール
、プロピレングリコール、n-ブチルアルコール、シトロネロール、ヘキサノール
、リナロオール、アセトインおよびそれらの誘導体である。
【0021】
成分(bl)として、以下のポリフェノールが使用できる:カテコール、レゾルシ
ノール、ヒドロキノン、フロログルシノール、ピロガロール、シクロヘキサン、
ウスニン酸、アシルポリフェノール類、リグニン類、アントシアニン類、フラボ
ン類、カテコール類、没食子酸誘導体(例えば、タンニン類、ガロタンニン、タ
ンニン酸類、ガロタンニン酸類)、上記化合物の誘導体、例えば(2,5-ジヒドロキ
シフェニル)カルボキシルおよび(2,5-ジヒドロキシフェニル)アルキレンカルボ
キシルの置換体、塩、エステル、アミドを含む;カフェー酸およびそのエステル
およびアミド、フラボノイド類(例えば、フラボン、フラボノール、イソフラボ
ン、ゴッシペチン、ミリセチン、ロビネチン、アピゲニン、モリン、タキシホリ
ン、エリオジクチオール、ナリンギン、ルチン、ヘスペリジン、トロキセルチン
(troxerutin)、クリシン、タンゲリチン、ルテオリン、カテコール類、ケルセチ
ン、フィセチン、ケンフェロール、ガランギン、ロテノイド類、アウロン類、フ
ラボノール類、フラボンジオール類)、例えばカメリア、プリムラからの抽出物
。さらに、それらの入手可能な誘導体、例えば、塩、酸、エステル、酸化物およ
びエーテルも使用してよい。特に好ましいポリフェノールはタンニン(GRAS
化合物)である。
ノール、ヒドロキノン、フロログルシノール、ピロガロール、シクロヘキサン、
ウスニン酸、アシルポリフェノール類、リグニン類、アントシアニン類、フラボ
ン類、カテコール類、没食子酸誘導体(例えば、タンニン類、ガロタンニン、タ
ンニン酸類、ガロタンニン酸類)、上記化合物の誘導体、例えば(2,5-ジヒドロキ
シフェニル)カルボキシルおよび(2,5-ジヒドロキシフェニル)アルキレンカルボ
キシルの置換体、塩、エステル、アミドを含む;カフェー酸およびそのエステル
およびアミド、フラボノイド類(例えば、フラボン、フラボノール、イソフラボ
ン、ゴッシペチン、ミリセチン、ロビネチン、アピゲニン、モリン、タキシホリ
ン、エリオジクチオール、ナリンギン、ルチン、ヘスペリジン、トロキセルチン
(troxerutin)、クリシン、タンゲリチン、ルテオリン、カテコール類、ケルセチ
ン、フィセチン、ケンフェロール、ガランギン、ロテノイド類、アウロン類、フ
ラボノール類、フラボンジオール類)、例えばカメリア、プリムラからの抽出物
。さらに、それらの入手可能な誘導体、例えば、塩、酸、エステル、酸化物およ
びエーテルも使用してよい。特に好ましいポリフェノールはタンニン(GRAS
化合物)である。
【0022】
成分(b2)として、例えば以下のGRAS酸が使用できる:酢酸、アコニット酸
、アジピン酸、ギ酸、リンゴ酸(1-ヒドロキシコハク酸)、カプロン酸、ヒドロケ
イ皮酸(3-フェニル-1-プロピオン酸)、ペラルゴン酸(ノナン酸)、乳酸(2-ヒドロ
キシプロピオン酸)、フェノキシ酢酸(グリコール酸フェニルエーテル)、フェニ
ル酢酸(α-トルエン酸)、吉草酸(ペンタン酸)、イソ吉草酸(3-メチル酪酸)、ケ
イ皮酸(3-フェニルプロペン酸)、クエン酸、マンデル酸(ヒドロキシフェニル酢
酸)、酒石酸(2,3-ジヒドロキシブタン二酸;2,3-ジヒドロキシコハク酸)、フマ
ル酸、タンニン酸およびそれらの誘導体。
、アジピン酸、ギ酸、リンゴ酸(1-ヒドロキシコハク酸)、カプロン酸、ヒドロケ
イ皮酸(3-フェニル-1-プロピオン酸)、ペラルゴン酸(ノナン酸)、乳酸(2-ヒドロ
キシプロピオン酸)、フェノキシ酢酸(グリコール酸フェニルエーテル)、フェニ
ル酢酸(α-トルエン酸)、吉草酸(ペンタン酸)、イソ吉草酸(3-メチル酪酸)、ケ
イ皮酸(3-フェニルプロペン酸)、クエン酸、マンデル酸(ヒドロキシフェニル酢
酸)、酒石酸(2,3-ジヒドロキシブタン二酸;2,3-ジヒドロキシコハク酸)、フマ
ル酸、タンニン酸およびそれらの誘導体。
【0023】
本発明による上記酸の適切な誘導体は、エステル(例えば、C1-6-アルキルエ
ステルおよびベンジルエステル)、アミド(例えば、N-置換アミド)および塩(ア
ルカリ、アルカリ土類およびアンモニウム塩)である。本発明によると、"誘導体
"の用語は、側鎖ヒドロキシ官能基の変性(例えば、アシルおよびアルキル誘導体
)および二重結合の変性(例えば上記酸のペルヒドロ化されたおよびヒドロキシル
化された誘導)も包含する。
ステルおよびベンジルエステル)、アミド(例えば、N-置換アミド)および塩(ア
ルカリ、アルカリ土類およびアンモニウム塩)である。本発明によると、"誘導体
"の用語は、側鎖ヒドロキシ官能基の変性(例えば、アシルおよびアルキル誘導体
)および二重結合の変性(例えば上記酸のペルヒドロ化されたおよびヒドロキシル
化された誘導)も包含する。
【0024】
成分(a)と成分(b)の混合比は、好ましくは10,000:1〜1:10,000、より好ましく
は1000:1〜1:1000、さらに好ましくは100:1〜1:100である。
は1000:1〜1:1000、さらに好ましくは100:1〜1:100である。
【0025】
好ましくは、抗菌性組成物は:
(al)必須成分としてベンジルアルコール;および所望により
(a2)1種またはそれ以上のさらなるGRAS香気性アルコールまたはそれらの誘
導体;および (bl)1種またはそれ以上のポリフェノール化合物;および/または (b2)1種またはそれ以上のGRAS酸またはそれらの誘導体 を含有する。
導体;および (bl)1種またはそれ以上のポリフェノール化合物;および/または (b2)1種またはそれ以上のGRAS酸またはそれらの誘導体 を含有する。
【0026】
成分(al)、(a2)、(b1)および(b2)の適切な量は:
成分(al)0.1〜99重量%、好ましくは0.1〜75重量%のベンジルアルコール;
成分(a2)0〜99.8重量%、好ましくは0.01〜99重量%;
成分(b1)0〜25重量%、好ましくは0.01〜10重量%;および/または
成分(b2)0〜70重量%、好ましくは0.01〜30重量%
である。
【0027】
抗菌組成物は、さらに、以下の成分(c)〜(h)を含んでもよく、これらの成分も
FEMA/FDA GRAS香気性物質リストGRAS(食品において一般に安全
であると認められている) 3-18、第2001-3905(1999年版)で承認されている香料
添加剤である。
FEMA/FDA GRAS香気性物質リストGRAS(食品において一般に安全
であると認められている) 3-18、第2001-3905(1999年版)で承認されている香料
添加剤である。
【0028】
成分(c)として、以下のフェノール化合物が使用できる:
チモール、メチルオイゲノール、アセチルオイゲノール、サフロール、オイゲノ
ール、イソオイゲノール、アネトール、フェノール、メチルカビコール(エスト
ラゴール;3-(4-メトキシフェニル)-1-プロペン)、カルバクロール、α-ビスア
ボロール、ホルネゾール、アニソール(メトキシベンゼン)、プロペニルグアエト
ール(5-プロペニル-2-エトキシフェノール)およびそれらの誘導体。
ール、イソオイゲノール、アネトール、フェノール、メチルカビコール(エスト
ラゴール;3-(4-メトキシフェニル)-1-プロペン)、カルバクロール、α-ビスア
ボロール、ホルネゾール、アニソール(メトキシベンゼン)、プロペニルグアエト
ール(5-プロペニル-2-エトキシフェノール)およびそれらの誘導体。
【0029】
GRASエステル(成分(d))として、アリシンおよび以下のアセテートが使用
できる: 酢酸イソアミル(3-メチル-l-ブチルアセテート)、酢酸ベンジル、酢酸ベンジル
フェニル、酢酸n-ブチル、酢酸シンナミル(3-フェニルプロペニルアセテート)、
酢酸シトロネリル、酢酸エチル(酢酸エステル)、酢酸オイゲノール(アセチルオ
イゲノール)、酢酸ゲラニル、酢酸ヘキシル(ヘキサニルエタノエート)、酢酸ヒ
ドロシンナミル(3-フェニルプロピルアセテート)、酢酸リナリル、酢酸オクチル
、酢酸フェニルエチル、酢酸テルピニル、トリアセチン(グリセリルトリアセテ
ート)、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カルシウム。さらに適切なエステ
ルは、先に定義した酸(成分(b2))のエステル誘導体である。
できる: 酢酸イソアミル(3-メチル-l-ブチルアセテート)、酢酸ベンジル、酢酸ベンジル
フェニル、酢酸n-ブチル、酢酸シンナミル(3-フェニルプロペニルアセテート)、
酢酸シトロネリル、酢酸エチル(酢酸エステル)、酢酸オイゲノール(アセチルオ
イゲノール)、酢酸ゲラニル、酢酸ヘキシル(ヘキサニルエタノエート)、酢酸ヒ
ドロシンナミル(3-フェニルプロピルアセテート)、酢酸リナリル、酢酸オクチル
、酢酸フェニルエチル、酢酸テルピニル、トリアセチン(グリセリルトリアセテ
ート)、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カルシウム。さらに適切なエステ
ルは、先に定義した酸(成分(b2))のエステル誘導体である。
【0030】
テルペン(成分(e))として、例えば、樟脳、リモネンおよびβ-カリオフィレン
が使用できる。
が使用できる。
【0031】
使用できるアセタール(成分(f))として、例えば、アセタール、アセトアルデ
ヒドジブチルアセタール、アセトアルデヒドジプロピルアセタール、アセトアル
デヒドフェネチルプロピルアセタール、ケイ皮アルデヒドエチレングリコールア
セタール、デカナルジメチルアセタール、ヘプタナールジメチルアセタール、ヘ
プタナールグリセリルアセタールおよびベンズアルデヒドプロピレングリコール
アセタールが含まれる。
ヒドジブチルアセタール、アセトアルデヒドジプロピルアセタール、アセトアル
デヒドフェネチルプロピルアセタール、ケイ皮アルデヒドエチレングリコールア
セタール、デカナルジメチルアセタール、ヘプタナールジメチルアセタール、ヘ
プタナールグリセリルアセタールおよびベンズアルデヒドプロピレングリコール
アセタールが含まれる。
【0032】
アルデヒド(成分(g))として、例えば、アセトアルデヒド、アニスアルデヒド
、ベンズアルデヒド、イソブチルアルデヒド(メチル-l-プロパナール)、シトラ
ール、シトロネラール、n-カプリンアルデヒド(n-デカナール)、エチルバニリン
、フルフラール、ヘリオトロピン(ピペロナール)、ヘプチルアルデヒド(ヘプタ
ナール)、ヘキシルアルデヒド(ヘキサナール)、2-ヘキセナール(β-プロピルア
クロレイン)、ヒドロケイ皮アルデヒド(3-フェニル-l-プロパナール)、ラウリル
アルデヒド(ドデカナール)、ノニルアルデヒド(n-ノナナール)、オクチルアルデ
ヒド(n-オクタナール)、フェニルアセトアルデヒド(1-オキソ-2-フェニルエタン
)、プロピオンアルデヒド(プロパナール)、バニリン、ケイ皮アルデヒド(3-フェ
ニルプロペナール)、ペリルアルデヒドおよびクミンアルデヒドが使用できる。
、ベンズアルデヒド、イソブチルアルデヒド(メチル-l-プロパナール)、シトラ
ール、シトロネラール、n-カプリンアルデヒド(n-デカナール)、エチルバニリン
、フルフラール、ヘリオトロピン(ピペロナール)、ヘプチルアルデヒド(ヘプタ
ナール)、ヘキシルアルデヒド(ヘキサナール)、2-ヘキセナール(β-プロピルア
クロレイン)、ヒドロケイ皮アルデヒド(3-フェニル-l-プロパナール)、ラウリル
アルデヒド(ドデカナール)、ノニルアルデヒド(n-ノナナール)、オクチルアルデ
ヒド(n-オクタナール)、フェニルアセトアルデヒド(1-オキソ-2-フェニルエタン
)、プロピオンアルデヒド(プロパナール)、バニリン、ケイ皮アルデヒド(3-フェ
ニルプロペナール)、ペリルアルデヒドおよびクミンアルデヒドが使用できる。
【0033】
本発明によれば、以下の精油および/またはアルコール性またはグリコール性
抽出物、あるいは記載の植物からCO2高圧法によって得られる抽出物(成分(h))
も使用できる; (h1)高含有量のアルコールを有する油または抽出物:メリッサ葉、コリアンダー
、カルダモン、ユーカリ油; (h2)高含有量のアルデヒドを有する油または抽出物:ユーカリ属シトリオドーラ
、シナモン、レモン、レモングラス、メリッサ葉、シトロネラ油、ライム、オレ
ンジ; (h3)高含有量のフェノールを有する油または抽出物:ハナハッカ属、タイム、ロ
ーズマリー、オレンジ、クローブ、ウイキョウ、樟脳、マンダリン、アニス、カ
スカリラ、スペイントウガラシ; (h4)高含有量のアセテートを有する油または抽出物;ラベンダー; (h5)高含有量のエステルを有する油または抽出物:マスタード、オニオン、ガー
リック; (h6)高含有量のテルペンを有する油または抽出物:ペッパー、ダイダイ、ヒメウ
イキョウ、イノンド、レモン、ペパーミント、ニクズク
抽出物、あるいは記載の植物からCO2高圧法によって得られる抽出物(成分(h))
も使用できる; (h1)高含有量のアルコールを有する油または抽出物:メリッサ葉、コリアンダー
、カルダモン、ユーカリ油; (h2)高含有量のアルデヒドを有する油または抽出物:ユーカリ属シトリオドーラ
、シナモン、レモン、レモングラス、メリッサ葉、シトロネラ油、ライム、オレ
ンジ; (h3)高含有量のフェノールを有する油または抽出物:ハナハッカ属、タイム、ロ
ーズマリー、オレンジ、クローブ、ウイキョウ、樟脳、マンダリン、アニス、カ
スカリラ、スペイントウガラシ; (h4)高含有量のアセテートを有する油または抽出物;ラベンダー; (h5)高含有量のエステルを有する油または抽出物:マスタード、オニオン、ガー
リック; (h6)高含有量のテルペンを有する油または抽出物:ペッパー、ダイダイ、ヒメウ
イキョウ、イノンド、レモン、ペパーミント、ニクズク
【0034】
抗菌組成物中の成分(c)〜(h)の割合は、好ましくは25重量%以下、より好まし
くは0.001〜9重量%の範囲である。GRAS香料添加剤のうちで好ましいものは
フェノール(c)および精油(h)である。
くは0.001〜9重量%の範囲である。GRAS香料添加剤のうちで好ましいものは
フェノール(c)および精油(h)である。
【0035】
本発明によれば、抗菌活性成分が全てGRAS香料添加剤のみからなる抗菌組
成物(すなわち、GRAS香料添加剤のいずれの"誘導体"を含有しない抗菌組成
物)が特に好ましい。このような組成物の例として、ベンジルアルコール、1ま
たは2種の上記GRAS香気性アルコール(a2)およびタンニンの混合物が記載さ
れている。この混合物は、好ましくは、0.1〜99.9重量%、より好ましくは0.1〜
20重量%のベンジルアルコール、および0.01〜10重量%のタンニンを含有する。
好ましい組成物の他の例は、2アルコール、ポリフェノール(特にタンニン)およ
び精油(特にフェノール性精油、成分(h3))の混合物である。
成物(すなわち、GRAS香料添加剤のいずれの"誘導体"を含有しない抗菌組成
物)が特に好ましい。このような組成物の例として、ベンジルアルコール、1ま
たは2種の上記GRAS香気性アルコール(a2)およびタンニンの混合物が記載さ
れている。この混合物は、好ましくは、0.1〜99.9重量%、より好ましくは0.1〜
20重量%のベンジルアルコール、および0.01〜10重量%のタンニンを含有する。
好ましい組成物の他の例は、2アルコール、ポリフェノール(特にタンニン)およ
び精油(特にフェノール性精油、成分(h3))の混合物である。
【0036】
成分(a)〜(h)に加えて、さらに、化合物(i)、例えばアルコール(i1)、乳化剤(
i2)、安定剤(i3)、酸化防止剤(i4)、保存剤(i5)、溶媒(i6)、キャリアー(i7)、
水(i8)などを、追加して使用できる。抗菌組成物中の成分(i)の割合は95重量%
までであり、好ましくは10重量%より少なく、より好ましくは0.1〜5重量%の範
囲内である。
i2)、安定剤(i3)、酸化防止剤(i4)、保存剤(i5)、溶媒(i6)、キャリアー(i7)、
水(i8)などを、追加して使用できる。抗菌組成物中の成分(i)の割合は95重量%
までであり、好ましくは10重量%より少なく、より好ましくは0.1〜5重量%の範
囲内である。
【0037】
本発明によれば、アルコール(i1)は、炭素数2〜10、好ましくは炭素数2〜
7を有し、GRASアルコール(a)を含まない、一価または多価アルコールであ
る。好ましくは、GRAS香気性アルコール(a)およびさらなるアルコール(i1)
は、混合比1000:1〜1:1000、特に100:1〜1:100、より好ましくは10:1〜1:10の量
で、使用することができる。
7を有し、GRASアルコール(a)を含まない、一価または多価アルコールであ
る。好ましくは、GRAS香気性アルコール(a)およびさらなるアルコール(i1)
は、混合比1000:1〜1:1000、特に100:1〜1:100、より好ましくは10:1〜1:10の量
で、使用することができる。
【0038】
本発明による方法では、全てGRAS香料添加剤のみからなる系を使用するこ
とが好ましい。特に、処理した空気が、食品加工工場内で、食品、飲料または包
装と接触し得る場合は、処理した食品材料の非GRAS化合物との汚染のリスク
も避けることができるからである。さらに、本発明の方法を食品加工工場または
居住家屋の部屋で行なう場合は、処理した部屋の中の人がこれらの物質を吸入し
得るので、抗菌組成物がエタノールおよびイソプロパノールを含まないまたは有
害量のエタノールおよびイソプロパノールを含まないことが必要である。加えて
、このような化合物を使用する場合は爆発の危険性がある。
とが好ましい。特に、処理した空気が、食品加工工場内で、食品、飲料または包
装と接触し得る場合は、処理した食品材料の非GRAS化合物との汚染のリスク
も避けることができるからである。さらに、本発明の方法を食品加工工場または
居住家屋の部屋で行なう場合は、処理した部屋の中の人がこれらの物質を吸入し
得るので、抗菌組成物がエタノールおよびイソプロパノールを含まないまたは有
害量のエタノールおよびイソプロパノールを含まないことが必要である。加えて
、このような化合物を使用する場合は爆発の危険性がある。
【0039】
試験的な実験で、本発明の抗菌組成物の散布または噴霧によって、10の5累
乗の減少ファクターRfが実現できる、すなわち、空気1m3につき10,000〜0の微
生物の減少が可能であることが判明した。
乗の減少ファクターRfが実現できる、すなわち、空気1m3につき10,000〜0の微
生物の減少が可能であることが判明した。
【0040】
従って、本方法は、一般家庭、事務所および公共建築物、同様に食品加工工場
、輸送装置、冷却、空調および他の曝気分野における空気の消毒に適切である。
後者では、顕著に高い食品安定性が、環境空気の消毒によって実現される(例え
ば、食品の包装で)。
、輸送装置、冷却、空調および他の曝気分野における空気の消毒に適切である。
後者では、顕著に高い食品安定性が、環境空気の消毒によって実現される(例え
ば、食品の包装で)。
【0041】
空気の消毒に特に適切な、空気処理剤を用いる空気の質を高める本発明の装置
は、貯蔵チャンバー、渦流チャンバーおよび気流を発生させる手段を含む。貯蔵
チャンバーは液体空気処理剤を含有する。液体空気処理剤を、例えばポンプを用
いて、渦流チャンバーに供給する。装置の構造によって、気流を発生させる手段
は、渦流チャンバーから混合物を吸収するファン、または渦流チャンバー中に空
気を噴出するファンがある。渦流チャンバー中で気流が生じるようにファンを配
置して、液体処理剤の渦流を起こす。空気処理剤の渦流によって、空気は少量の
空気処理剤を取り入れ、そして空気と蒸発した空気処理剤との混合物が渦流チャ
ンバーから出る。
は、貯蔵チャンバー、渦流チャンバーおよび気流を発生させる手段を含む。貯蔵
チャンバーは液体空気処理剤を含有する。液体空気処理剤を、例えばポンプを用
いて、渦流チャンバーに供給する。装置の構造によって、気流を発生させる手段
は、渦流チャンバーから混合物を吸収するファン、または渦流チャンバー中に空
気を噴出するファンがある。渦流チャンバー中で気流が生じるようにファンを配
置して、液体処理剤の渦流を起こす。空気処理剤の渦流によって、空気は少量の
空気処理剤を取り入れ、そして空気と蒸発した空気処理剤との混合物が渦流チャ
ンバーから出る。
【0042】
本発明のこの装置は、装置から出る空気と蒸発した空気処理剤との混合物が、
空気1m3、1時間につき、0.1〜 0.00001 ml、好ましくは0.01〜0.0001 mlの空
気処理剤の割合であるので、本発明の方法の実施に適している。処理剤の種類に
よって、空気中の処理剤の割合を、供給された空気の量と渦流チャンバーに供給
された処理剤の量との比で調節することができる。このような低割合の処理剤が
、空気の量と処理剤の量の比が45%/55%〜30%/70%、好ましくは42%/58%
〜35%/65%で達成できることが判明した。
空気1m3、1時間につき、0.1〜 0.00001 ml、好ましくは0.01〜0.0001 mlの空
気処理剤の割合であるので、本発明の方法の実施に適している。処理剤の種類に
よって、空気中の処理剤の割合を、供給された空気の量と渦流チャンバーに供給
された処理剤の量との比で調節することができる。このような低割合の処理剤が
、空気の量と処理剤の量の比が45%/55%〜30%/70%、好ましくは42%/58%
〜35%/65%で達成できることが判明した。
【0043】
好ましくは、渦流チャンバーは、低部領域に、空気が渦流チャンバー中に流れ
込む空気引入口を有する。さらに、過剰の空気処理剤が、空気引入口を通って、
空気の流れと反対の方向に渦流チャンバーから流出することができる。
込む空気引入口を有する。さらに、過剰の空気処理剤が、空気引入口を通って、
空気の流れと反対の方向に渦流チャンバーから流出することができる。
【0044】
空気消毒剤の実験で、約1100 m3/時間の空気流速度で、空気1m3につき0.01 m
lの処理剤の割合が達成された。従って、上記の空気と処理剤との比で、非常に
低い割合の空気処理剤が空気に取り込まれ、そして空気処理剤の大部分が渦流チ
ャンバーから排出される。これは、かなり大量の空気処理剤が渦流チャンバー中
に存在するにもかかわらず、渦流によって非常に低い割合の空気処理剤が空気に
取り込まれる点で、驚くべき効果である。これほど低量の空気処理剤を空気中に
導入することは噴霧技術または熱蒸発では不可能である。特に、既知の装置がパ
ルス運転することなく操作することは不可能である。しかしながら、本発明の装
置では、パルス運転をせずに上記結果が達成された。
lの処理剤の割合が達成された。従って、上記の空気と処理剤との比で、非常に
低い割合の空気処理剤が空気に取り込まれ、そして空気処理剤の大部分が渦流チ
ャンバーから排出される。これは、かなり大量の空気処理剤が渦流チャンバー中
に存在するにもかかわらず、渦流によって非常に低い割合の空気処理剤が空気に
取り込まれる点で、驚くべき効果である。これほど低量の空気処理剤を空気中に
導入することは噴霧技術または熱蒸発では不可能である。特に、既知の装置がパ
ルス運転することなく操作することは不可能である。しかしながら、本発明の装
置では、パルス運転をせずに上記結果が達成された。
【0045】
凝結したエーロゾルが実質的に装置から出てこないことを確実にするために、
中間チャンバーを渦流チャンバーの下流に備える。中間チャンバーと渦流チャン
バーの間に、固定ディスクを備える。気流から持ち出された空気処理剤の小滴は
固定ディスクに保持され、他方で中間チャンバー中にも凝縮されるであろう。
中間チャンバーを渦流チャンバーの下流に備える。中間チャンバーと渦流チャン
バーの間に、固定ディスクを備える。気流から持ち出された空気処理剤の小滴は
固定ディスクに保持され、他方で中間チャンバー中にも凝縮されるであろう。
【0046】
好ましくは、微生物、微粒子および細菌をできる限り含まない空気を装置に供
給する目的で、フィルターを渦流チャンバーの空気引入口の上流に挿入する。こ
の目的で、粒子フィルターおよび/または細菌フィルターおよび/または水分フィ
ルターを備える。
給する目的で、フィルターを渦流チャンバーの空気引入口の上流に挿入する。こ
の目的で、粒子フィルターおよび/または細菌フィルターおよび/または水分フィ
ルターを備える。
【0047】
この装置を空気状態調節システムと連結して、空間全体にわたる空気処理剤の
散布を空気状態調節システムで確保するのが都合よい。
散布を空気状態調節システムで確保するのが都合よい。
【0048】
他の実施態様では、圧力発現手段を装置の下流に備えて、空気と蒸発した空気
処理剤との流出混合物の圧力を増加させる。このような装置を使用して、例えば
、混合物が室内の隅々に流れることを確保することができる。
処理剤との流出混合物の圧力を増加させる。このような装置を使用して、例えば
、混合物が室内の隅々に流れることを確保することができる。
【0049】
圧力発現手段を連結した装置に、空気排気口を有するランスを連結することが
できる。このランスを食品包装中に挿入して、空気処理剤を包装中に導入するこ
とができる。
できる。このランスを食品包装中に挿入して、空気処理剤を包装中に導入するこ
とができる。
【0050】
本明細書中に記載の装置を用いて、先に定義した抗菌組成物を、特に、空気中
に放出することができる。
に放出することができる。
【0051】
以下で、本発明は、さらに、添付図面の記載で好ましい実施態様が説明される
であろう。 図1は、空気の質を高める装置の図式側面図を示す;そして 図2は、下流に備える圧力を発生させる手段を有する、図1に示す装置に対応
する装置を示す。
であろう。 図1は、空気の質を高める装置の図式側面図を示す;そして 図2は、下流に備える圧力を発生させる手段を有する、図1に示す装置に対応
する装置を示す。
【0052】
貯蔵チャンバー10は、空気処理剤12を含有する。空気処理剤12を、ポン
プ14を使用して貯蔵チャンバー10から渦流チャンバー16へ注入する。さら
に、貯蔵チャンバー10に、空気処理剤12を補填するためのフィルターネック
18および透明なチューブの形状を有するレベル指示器20をつける。
プ14を使用して貯蔵チャンバー10から渦流チャンバー16へ注入する。さら
に、貯蔵チャンバー10に、空気処理剤12を補填するためのフィルターネック
18および透明なチューブの形状を有するレベル指示器20をつける。
【0053】
貯蔵チャンバー10から渦流チャンバー16にポンプで送り込まれた空気処理
剤12は、引入口22を通して渦流チャンバー16へ供給される。ポンプ圧と引
入口22の大きさによって、空気処理剤12が異なる圧力で渦流チャンバー16
に注入される。空気処理剤12のこの注入は、渦流チャンバー16の渦流効果を
高めることができる。
剤12は、引入口22を通して渦流チャンバー16へ供給される。ポンプ圧と引
入口22の大きさによって、空気処理剤12が異なる圧力で渦流チャンバー16
に注入される。空気処理剤12のこの注入は、渦流チャンバー16の渦流効果を
高めることができる。
【0054】
気流を発生させる手段として機能するファン24と運転するモーター26を用
いて、空気供給ダクト28を通じて空気が貯蔵チャンバー10の上部領域中へ吸
引される。ここから、渦流チャンバー16の底部領域に設けられた空気引入口3
2を通じて、渦流チャンバー16に空気が矢印30の方向で入る。そこから、気
流が、矢印34の方向で、固定ディスク36を通じて中間チャンバー38に入る
。中間チャンバー38から、空気と空気処理剤との混合物が、矢印42の方向で
、管状接続部品40を通じてファンチャンバー44に入り、そしてそこから矢印
46の方向で処理空間に入る。
いて、空気供給ダクト28を通じて空気が貯蔵チャンバー10の上部領域中へ吸
引される。ここから、渦流チャンバー16の底部領域に設けられた空気引入口3
2を通じて、渦流チャンバー16に空気が矢印30の方向で入る。そこから、気
流が、矢印34の方向で、固定ディスク36を通じて中間チャンバー38に入る
。中間チャンバー38から、空気と空気処理剤との混合物が、矢印42の方向で
、管状接続部品40を通じてファンチャンバー44に入り、そしてそこから矢印
46の方向で処理空間に入る。
【0055】
渦流チャンバー16の底部領域に備えた空気引入口32は、放射状に配置され
たスロットであり、それを通って空気が渦流チャンバー16に入る。渦流チャン
バー16に供給された空気処理剤12の量は、装置を流出する混合物中の空気処
理剤の割合より高いので、空気処理剤12の大部分が渦流チャンバー16から貯
蔵チャンバー10へ再循環しなければならない。実施態様で見られるように、過
剰の空気処理剤12は、スロットの形をした空気引入口32を通って貯蔵チャン
バー12に戻る。このために、空気引入口32を備えた渦流チャンバー16の底
部領域は、漏斗の形をしたデザインを有している。過剰の空気処理剤の確実な還
流を確保するために、漏斗50を貯蔵チャンバー10の上部領域に備える。さら
に、漏斗50は、空気処理剤12が空気供給ダクト28中に入るのを防ぐ。
たスロットであり、それを通って空気が渦流チャンバー16に入る。渦流チャン
バー16に供給された空気処理剤12の量は、装置を流出する混合物中の空気処
理剤の割合より高いので、空気処理剤12の大部分が渦流チャンバー16から貯
蔵チャンバー10へ再循環しなければならない。実施態様で見られるように、過
剰の空気処理剤12は、スロットの形をした空気引入口32を通って貯蔵チャン
バー12に戻る。このために、空気引入口32を備えた渦流チャンバー16の底
部領域は、漏斗の形をしたデザインを有している。過剰の空気処理剤の確実な還
流を確保するために、漏斗50を貯蔵チャンバー10の上部領域に備える。さら
に、漏斗50は、空気処理剤12が空気供給ダクト28中に入るのを防ぐ。
【0056】
底部領域が、取付角を調節できる個々の三角セグメント52からなるので、空
気引入口32のスロット幅を調節することができる。セグメント52をさらに急
勾配に配置すると、スロットの形をした空気引入口32がさらに大きくなる。
気引入口32のスロット幅を調節することができる。セグメント52をさらに急
勾配に配置すると、スロットの形をした空気引入口32がさらに大きくなる。
【0057】
渦流チャンバー16から流出する空気と空気処理剤との混合物を、固定ディス
ク36を通して中間チャンバー38へ導く。固定ディスク36は直径の小さい孔
を有するか、または細かな有孔を有する膜からなる。固定ディスク36は、気流
によって持ち出された空気処理剤の小滴を保持し、可能であれば、蒸発した空気
処理剤のみが中間チャンバー38に入る。
ク36を通して中間チャンバー38へ導く。固定ディスク36は直径の小さい孔
を有するか、または細かな有孔を有する膜からなる。固定ディスク36は、気流
によって持ち出された空気処理剤の小滴を保持し、可能であれば、蒸発した空気
処理剤のみが中間チャンバー38に入る。
【0058】
中間チャンバー38を付加的な安全装置として備える。空気と空気処理剤との
混合物に存在する、気化状態ではない空気処理剤が、中間チャンバー38中に凝
縮することを確保できる。中間チャンバー38の内壁上で凝縮した空気処理剤の
一部が、固定ディスク36を通って渦流チャンバー16中へ還流する。中間チャ
ンバー38から、空気と蒸発した空気処理剤との混合物のみが、矢印42に沿っ
て、ファンチャンバー44に入る。ファンチャンバー44に入る混合物はもはや
エーロゾルを含有しておらず、混合物中に存在する少量の空気処理剤はもはや凝
結物として検出することはできない。
混合物に存在する、気化状態ではない空気処理剤が、中間チャンバー38中に凝
縮することを確保できる。中間チャンバー38の内壁上で凝縮した空気処理剤の
一部が、固定ディスク36を通って渦流チャンバー16中へ還流する。中間チャ
ンバー38から、空気と蒸発した空気処理剤との混合物のみが、矢印42に沿っ
て、ファンチャンバー44に入る。ファンチャンバー44に入る混合物はもはや
エーロゾルを含有しておらず、混合物中に存在する少量の空気処理剤はもはや凝
結物として検出することはできない。
【0059】
空気供給ダクト28では、吸引空気を濾過するために、粒子フィルター54(
特に花粉フィルター)、細菌フィルタ56および水分フィルター58を備える。
使用する空気処理剤が吸湿性であることが多いので、水分フィルター58で吸入
空気から水分を取り除く。
特に花粉フィルター)、細菌フィルタ56および水分フィルター58を備える。
使用する空気処理剤が吸湿性であることが多いので、水分フィルター58で吸入
空気から水分を取り除く。
【0060】
ファンチャンバー44に、圧力発現手段60(図2)を接続することができる。
記載の実施例では、これは、第1の圧力発現ステップ62および第2の圧力発現
ステップ64を有する、2段階圧力発現手段である。圧力発現手段60の後、空
気と空気処理剤との混合物を、上加圧下に、可撓性チューブ66中に導入する。
可撓性チューブ66に、流出口70を有するランス68を接続する。ランス68
を食品包装に挿入して、包装内を空気と空気処理剤との混合物で満たすことがで
きる。
記載の実施例では、これは、第1の圧力発現ステップ62および第2の圧力発現
ステップ64を有する、2段階圧力発現手段である。圧力発現手段60の後、空
気と空気処理剤との混合物を、上加圧下に、可撓性チューブ66中に導入する。
可撓性チューブ66に、流出口70を有するランス68を接続する。ランス68
を食品包装に挿入して、包装内を空気と空気処理剤との混合物で満たすことがで
きる。
【0061】
空気消毒剤が本発明の装置によって排出されると、窒素に代わって、包装のロ
ールおよび類似物に導入することができる。空気消毒剤はロール上に存在するカ
ビ微生物を殺す。これで、ロールは、小さな孔が存在する(包装の溶着継ぎ目部
で頻繁に生じる)場合でさえ、カビが生え始め得ないことが確保される。このこ
とは窒素または類似物を使用する場合にはなかったことである。何故ならば窒素
はカビの形成を抑制するのみであるからである。このことは、新鮮な空気が包装
中に入るとすぐにロールはカビが生え始めることを意味する。空気消毒剤を使用
すると、新鮮な空気に加えてカビ微生物も包装の中に侵入してしまう。一般に、
溶着継ぎ目部の非常に小さな孔を通ってカビが侵入することは不可能である。包
装に空気消毒剤を使用すると、カビが食品に含有されるリスクが非常に減少する
。
ールおよび類似物に導入することができる。空気消毒剤はロール上に存在するカ
ビ微生物を殺す。これで、ロールは、小さな孔が存在する(包装の溶着継ぎ目部
で頻繁に生じる)場合でさえ、カビが生え始め得ないことが確保される。このこ
とは窒素または類似物を使用する場合にはなかったことである。何故ならば窒素
はカビの形成を抑制するのみであるからである。このことは、新鮮な空気が包装
中に入るとすぐにロールはカビが生え始めることを意味する。空気消毒剤を使用
すると、新鮮な空気に加えてカビ微生物も包装の中に侵入してしまう。一般に、
溶着継ぎ目部の非常に小さな孔を通ってカビが侵入することは不可能である。包
装に空気消毒剤を使用すると、カビが食品に含有されるリスクが非常に減少する
。
【図1】 空気の質を高める装置の図式側面図を示す。
【図2】 下流に備える圧力を発生させる手段を有する、図1に示す装置に
対応する装置を示す。
対応する装置を示す。
10:貯蔵チャンバー
12:空気処理剤
14:ポンプ
16:渦流チャンバー
18:フィルターネック
20:レベル指示器
22:引入口
24:ファン
26:モーター
28:空気供給ダクト
30:矢印
32:空気引入口
34:矢印
36:固定ディスク
38:中間チャンバー
40:管状接続部品
42:矢印
44:ファンチャンバー
46:矢印
50:漏斗
52:セグメント
54:粒子フィルター
56:細菌フィルタ
58:水分フィルター
60:圧力発現手段
62:第1の圧力発現ステップ
64:第2の圧力発現ステップ
66:可撓性チューブ
68:ランス
70:流出口
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月8日(2002.1.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW
),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,
TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,
BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C
U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD
,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,
IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L
K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK
,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,
RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T
M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU
,ZA,ZW
Fターム(参考) 4C002 AA01 BB02 DD03 DD05 EE03
FF01 FF04 FF06 HH05 HH07
KK01 KK04
4C080 AA04 AA07 BB03 BB05 BB08
BB09 CC01 HH03 JJ01 KK03
LL09 MM13 MM14 MM15 MM16
MM31 NN01 QQ01 QQ16 QQ17
QQ18
Claims (22)
- 【請求項1】 空気処理剤(12)を用いて空気の質を高める、とくに空気消
毒の方法であって、該空気処理剤(12)が液相から蒸発して空気中に導入され、
空気中の処理剤の割合が空気1m3につき0.1〜0.00001 ml、好ましくは0.01〜0.0
001 mlである方法。 - 【請求項2】 空気処理剤(12)を空気中に導入する目的で、次の工程: - 空気処理剤(12)を、空気の流れを通して貯蔵チャンバー(10)から渦流チ
ャンバー(16)に供給すること; - 供給される空気の量および供給される空気処理剤の量を調節して、空気処理
剤(12)の割合を、空気1m3、1時間につき、0.1〜0.00001 ml、好ましくは0.0
1〜0.0001 mlにすること;そして - 空気と蒸発した空気処理剤(12)との混合物を処理空間に導入すること を含む、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 供給される空気の量と供給される空気処理剤(12)の量との
割合が45%/55%〜30%/70%、好ましくは42%/58%〜35%/65%である、請
求項2記載の方法。 - 【請求項4】 処理する空間へ導入する前に、空気と空気処理剤(12)との
混合物を、固定ディスク(36)によって渦流チャンバー(16)から分けられた中
間チャンバー(38)を通して処理する、請求項2または3記載の方法。 - 【請求項5】 過剰の空気処理剤(12)が貯蔵チャンバー(10)に再循環さ
れる、請求項2〜4いずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 空気中の空気処理剤の割合が<100 ppt、好ましくは<10 pp
tである、請求項1〜5いずれかに記載の方法。 - 【請求項7】 抗菌組成物が空気処理剤(12)として使用される、請求項1
〜6いずれかに記載の方法。 - 【請求項8】 該抗菌組成物が、1種またはそれ以上のGRAS香料添加剤
またはそれらの誘導体を含有する、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 液体空気処理剤(12)を受ける貯蔵容器(10); 液体空気処理剤(12)を供給する渦流チャンバー(16);および 該渦流チャンバー(16)内で気流を発生させる手段(24)、 からなる、空気処理剤(12)を用いる、空気の質を高める、とくに空気消毒の装
置であって、液体処理剤(12)の渦流が気流(30、34)によってもたらされ、
そして空気と蒸発した空気処理剤(12)との混合物が渦流チャンバー(16)から
流出する、装置。 - 【請求項10】 渦流チャンバー(16)に供給される空気の量と渦流チャン
バー(16)に供給される空気処理剤(12)の量との比が、45%/55%〜30%/70
%、好ましくは42%/58%〜35%/65%であることを特徴とする、請求項9記載
の装置。 - 【請求項11】 空気引入口(32)を渦流チャンバー(16)の底部領域に備
えており、過剰の空気処理剤(12)が空気の流れと反対の方向に渦流チャンバー
から流出できることを特徴とする、請求項9または10記載の装置。 - 【請求項12】 該渦流チャンバー(16)および該貯蔵チャンバー(10)が
、該空気引入口(32)を備えた共通の分離壁を有することを特徴とする、請求項
11記載の装置。 - 【請求項13】 該空気引入口(32)がスロット、特に放射状に配置された
スロット、であることを特徴とする、請求項11〜12いずれかに記載の装置。 - 【請求項14】 空気引入口(32)を備えた底部領域が漏斗の形状であるこ
とを特徴とする、請求項11〜12いずれかに記載の装置。 - 【請求項15】 中間チャンバー(38)が渦流チャンバー(16)の下流に設
置され、中間チャンバーが移送絞りを有する固定ディスク(36)によって渦流チ
ャンバー(16)と分離されていることを特徴とする、請求項10〜14いずれか
に記載の装置。 - 【請求項16】 粒子フィルター(54)および/または細菌フィルター(56
)および/または水分フィルター(58)が空気引入口(32)の上流にはめ込まれる
ことを特徴とする、請求項10〜14いずれかに記載の装置。 - 【請求項17】 圧力発現手段(60)を下流に備え、空気と蒸発した空気処
理剤(12)との混合物が流出する圧力が増加することを特徴とする、請求項10
〜16いずれかに記載の装置。 - 【請求項18】 空気と蒸発した空気処理剤(12)との混合物を食品包装中
に導入するために、ランス(68)が、該圧力発現手段(60)と接続されることを
特徴とする、請求項17記載の装置。 - 【請求項19】 空間に供給して処理する、空気と蒸発した空気処理剤(1
2)との混合物が、空気1m3、1時間につき、0.1〜0.00001 ml、好ましくは0.01
〜0.0001 mlの空気処理剤(12)を含有することを特徴とする、請求項10〜1
8いずれかに記載の装置。 - 【請求項20】 空間に供給して処理する、空気と空気処理剤との混合物の
空気処理剤の割合が、<100 ppt、好ましくは<10 pptであることを特徴とする
、請求項10〜19いずれかに記載の装置。 - 【請求項21】 抗菌組成物を該空気処理剤(12)として使用することを特
徴とする、請求項10〜20いずれかに記載の装置。 - 【請求項22】 該抗菌組成物が、1種またはそれ以上のGRAS香料添加
剤またはそれらの誘導体を含有することを特徴とする、請求項21記載の装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19931185A DE19931185A1 (de) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | Verfahren zur Entkeimung von Luft |
DE19931185.4 | 1999-07-07 | ||
PCT/EP2000/002992 WO2001003747A1 (de) | 1999-07-07 | 2000-04-04 | Verfahren und vorrichtung zur anreicherung von luft mit luftbehandlungsmittel |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003504122A true JP2003504122A (ja) | 2003-02-04 |
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Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001509220A Pending JP2003504122A (ja) | 1999-07-07 | 2000-04-04 | 空気処理剤を用いて空気の質を高める方法および装置 |
JP2001509219A Pending JP2003504121A (ja) | 1999-07-07 | 2000-07-07 | 空気の消毒方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001509219A Pending JP2003504121A (ja) | 1999-07-07 | 2000-07-07 | 空気の消毒方法 |
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---|---|
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EP (1) | EP1183054A1 (ja) |
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AU (2) | AU775267B2 (ja) |
CA (2) | CA2378043A1 (ja) |
DE (2) | DE19931185A1 (ja) |
ES (1) | ES2243280T3 (ja) |
WO (2) | WO2001003747A1 (ja) |
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