JP2003341399A - 産業車両のシート装置 - Google Patents

産業車両のシート装置

Info

Publication number
JP2003341399A
JP2003341399A JP2002155202A JP2002155202A JP2003341399A JP 2003341399 A JP2003341399 A JP 2003341399A JP 2002155202 A JP2002155202 A JP 2002155202A JP 2002155202 A JP2002155202 A JP 2002155202A JP 2003341399 A JP2003341399 A JP 2003341399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
accelerator
industrial vehicle
vehicle
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002155202A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ito
英喜 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2002155202A priority Critical patent/JP2003341399A/ja
Priority to EP03009361A priority patent/EP1367474A3/en
Priority to US10/422,944 priority patent/US20030230920A1/en
Publication of JP2003341399A publication Critical patent/JP2003341399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/30Controlling members actuated by foot
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/06Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/04Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
    • B60N2/14Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable rotatable, e.g. to permit easy access
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/02Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by hand, foot, or like operator controlled initiation means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 後退走行時の後方視界を確保できる運転姿勢
を得る。 【解決手段】 回転機構5を介して車体3に回転可能に
支持して、車体3に対する回転位置を調整可能としたシ
ート1に配置して、アクセルペダル7に代わって車両走
行装置を手動により操作可能なアクセル操作手段として
のアクセルレバー10を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフト等
の産業車両のシート装置に関し、特に、後退走行時の後
方視界確保のためにシートを回転させる場合における走
行用操作装置の操作性の低下を抑制できる産業車両のシ
ート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のシート装置は知られて
おり、例えば、特開2000−318498号公報に開
示されたものがある。
【0003】これは、車両後退時の後方視界を容易に確
保するべくシートを回転させる場合に、オペレータの足
が各種のペダルから遠ざかってそのペダル操作性が低下
するのを防ぐため、 回転可能なシートの回転中心をシ
ートクッションよりも前方側に設定するものである。即
ち、シートを所定角度だけ回転させた場合でも、オペレ
ータの足元側での移動量が小さく、各種のペダルの操作
に無理がなくなるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、シートを回転させた状態においてもオペレー
タによるペダル操作性を確保するものであるため、シー
トの回転角を大きくすることに制約があり、後退走行時
の後方視界を確保するための運転姿勢を充分にとり難い
虞があった。
【0005】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、後退走行時の後方視界を確保できる運転姿
勢が得られる産業車両のシート装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、回転機構
を介して車体に回転可能に支持して、車体に対する回転
位置を調整可能としたシートに配置して、アクセルペダ
ルに代わって車両走行装置を手動により操作可能なアク
セル操作手段を備えたことを特徴とする。
【0007】前記回転機構の回転中心の位置は、特に限
定されるものではないが、シートクッションの範囲内に
配置されるとオペレータの捻り操作に応じて容易に回転
可能であり、特にシートクッションの略中央部に位置す
るよう配置する場合には更に一層軽快に回転できる。
【0008】前記アクセル操作手段は、レバー操作式や
グリップ回転操作式であってもよく、ジョグレバー操作
式であってもよい。
【0009】第2の発明では、第1の発明において、前
記回転機構を、車体に連結されるベース板にシートに連
結した回転板を回転可能に支持する軸受と、軸受を取囲
んでベース板と回転板との間に隙間を持って配置した低
摩擦材シートとで構成したことを特徴とする。
【0010】前記軸受としては、上下方向のスラスト荷
重を支持する軸受とラジアル方向の荷重を支持する軸受
とで構成すればよいが、テーパーローラベアリングを用
いれば一個の軸受でよい。また、前記低摩擦材シート
は、ベース板と回転板との間に隙間を持っているため、
回転板が撓んだ際に回転板を低摩擦を持って回転方向に
案内する。
【0011】第3の発明は、第2の発明において、ベー
ス板に対して回転板の離反方向への揺動を規制すること
を特徴とする。
【0012】第4の発明は、第2または第3の発明にお
いて、回転板をベース板に対して少なくとも中立位置と
後退回転位置とに回転位置を変更可能且つ各回転位置で
ロック可能とし、このロック状態の解除のためのロック
レバーにアクセル操作手段を配置することを特徴とす
る。
【0013】第5の発明は、第4の発明において、回転
板を中立位置を挟んで後退回転位置とは反対側の乗降回
転位置にも回転位置を変更可能であり且つその回転位置
にロック可能としたことを特徴とする。
【0014】第6の発明は、第1ないし第5の発明にお
いて、シートスライド機構とシートとの間に回転機構を
配置することを特徴とする。
【0015】第7の発明は、第1ないし第5の発明にお
いて、アクセル操作手段による車両走行装置の手動操作
をシートが車両後退時に使用される後退回転位置に位置
する時に許容することを特徴とする。
【0016】第8の発明は、第1ないし第5の発明にお
いて、エンジンのスロットルバルブを操作して走行制御
する産業車両に対して、スロットルバルブに最終的に連
なるアクセルワイヤをアクセル操作手段により作動させ
ることを特徴とする。
【0017】第9の発明は、第1ないし第5の発明にお
いて、少なくとも電動モータをコントローラにより制御
することで走行制御する産業車両に対して、アクセル操
作手段によりコントローラに操作量に対応する信号を出
力することを特徴とする。
【0018】
【発明の効果】したがって、第1の発明では、車体に回
転可能に支持されたシートに配置してアクセルペダルに
代わって車両走行装置を手動調整可能なアクセル操作手
段を備えるため、回転させて位置するシートへの着座時
でも、シートに配置したアクセル操作手段により手動で
車両走行装置を調整可能であり、アクセルペダルの操作
性を考慮することなくシートの回転角を大きくできる。
【0019】このため、後退走行時における視界確保の
ために必要とする、理想的な角度までシートを回転で
き、無理な運転姿勢からくる疲労を大幅に軽減できる。
【0020】第2の発明では、第1の発明の効果に加え
て、回転機構をベース板に対して回転板を回転可能に支
持する軸受と、軸受を取囲んでベース板と回転板との間
に隙間を持って配置した低摩擦材シートとで構成したた
め、全体として薄型化できシートのヒップポイントが高
くなるのを極力抑えることができる。
【0021】また、シートに加わる重量の殆どを軸受で
支持し、回転板が撓んだ時のみ低摩擦材シートで支持す
るため、シートは身体の捻りだけで軽く回転でき、回転
させるための動力は必要なくなる。
【0022】第3の発明では、第2の発明の効果に加え
て、ベース板に対して回転板の離反方向への揺動を規制
するため、制動時等において、シートバックに大きい入
力があっても、回転板の浮き上りを防止してシート姿勢
の変化を防止できる。
【0023】第4の発明では、第2または第3の発明の
効果に加えて、回転板をベース板に対して少なくとも中
立位置と後退回転位置とに回転位置を変更可能且つ各回
転位置でロック可能とし、このロック状態の解除のため
のロックレバーにアクセル操作手段を配置するため、シ
ートの回転の完了後にロックレバーを握ったままアクセ
ル操作手段を操作することができ、後退走行への移行が
円滑に行え、作業能率が向上できる。
【0024】また、ロックレバーの解除操作方向とシー
トの回転方向とを一致させれば、オペレータはシートの
回転のための捩り方向とロックレバーの操作方向とが一
致し、シートの回転をより一層楽にできる。
【0025】第5の発明では、第4の発明の効果に加え
て、回転板を中立位置を挟んで後退回転位置とは反対側
の乗降回転位置にも回転位置を変更可能であり且つその
回転位置にロック可能としたため、乗降回転位置ではシ
ートが乗降方向に向き、乗降性が大幅に向上する。特
に、オペレータを拘束する最近主流のヒップサポートシ
ートでは有効である。
【0026】第6の発明では、第1ないし第5の発明の
効果に加えて、シートスライド機構とシートとの間に回
転機構を配置するため、スライド位置に関係なく、シー
トのヒップポイントとシートの回転中心との関係は常に
一定となり、シート回転時の違和感もなく回転に必要な
力も常に一定となる。
【0027】第7の発明では、第1ないし第5の発明の
効果に加えて、アクセル操作手段による車両走行装置の
手動操作をシートが車両後退時に使用される後退回転位
置に位置する時に許容するため、前進時等における誤操
作を防止でき安全性が向上する。
【0028】第8の発明では、第1ないし第5の発明に
加えて、エンジンのスロットルバルブを操作して走行制
御する産業車両に対して、スロットルバルブに最終的に
連なるアクセルワイヤをアクセル操作手段により作動さ
せるため、エンジン式フォークリフト等の産業車両に適
しており廉価にできる。
【0029】第9の発明では、第1ないし第5の発明に
加えて、少なくとも電動モータをコントローラにより制
御することで走行制御する産業車両に対して、アクセル
操作手段によりコントローラに操作量に対応する信号を
出力するようにしているため、バッテリーフォークリフ
ト等の電動式の産業車両に適しており、廉価でしかもレ
イアウトが容易である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0031】図1〜8は、本発明を適用した産業車両の
シート装置の一例を示し、図1はシート装置のレイアウ
ト図、図2はシート装置の正面図、図3はシート装置の
側面図、図4、5はシート装置の回転機構の詳細を示す
平面図および断面図、図6は分解図、図7、8はアクセ
ルインターロックの斜視図および正面図である。
【0032】図1〜3に示すように、フォークリフトの
シート1は、車体2の一部を形成しているトップパネル
3(エンジンフード)の上面に、シートスライド4と回
転機構5とを介して載置される。回転機構5とシート1
との間にサスペンション6が装着される場合もある。シ
ートスライド4は回転機構5およびシート1を車両前後
方向にスライド可能にトップパネル3に固定する。シー
ト1は座面となるシートクッション1A、シートバック
1B、および、オペレータのヒップを保持するヒップサ
ポート1Cで構成している。シート1にはアクセル操作
手段としてのアクセルレバー10が付設され、アクセル
レバー10は、アクセルワイヤ11、アクセルインター
ロック12を経由して図示しないエンジンのスロットル
バルブに連結されている。また、周知のように、シート
1の前方側の床面には、一般的に右側から順にアクセル
ペダル7およびブレーキペダル8の他、クラッチペダル
もしくはインチングペダル9がそれぞれ配設されてい
る。
【0033】前記回転機構5は、図4〜6に示すよう
に、シートスライド4に連結したベース板15、シート
1に連結した回転板16、回転板16をベース板15に
回転可能に支持するテーパーローラベアリングによりな
る軸受け機構17とから構成している。軸受け機構17
は、ベース板15から突出したボス15Aと回転板16
に設けたハブ16Aとの間に、上方で小径となる円錐面
をピッチ面とするテーパーローラベアリング17Aのイ
ンナレース17Bをボス15A外周に、アウタレース1
7Cをハブ16A内周に嵌合させ、固定のボルト17D
とナット17Eとで抜け止めして構成する。軸受け機構
17の外周のベース板15と回転板16との間には、両
者が接触する際の摩擦抵抗を低減する低摩擦材シート1
8を配置している。回転板16およびシート1は軸受け
機構17により回転可能に支持され、シート1から偏っ
た荷重が加えられる場合には、回転板16は直接ベース
板15に接触することなく低摩擦材シート18に接触し
てスムーズに回転可能とする。以上の構成の回転機構1
7は、ベース板15、軸受17を介して回転可能な回転
板16、および、ベース板15と回転板16との間に配
置した低摩擦材シート18により上下方向寸法を薄く構
成している。また、回転機構5の回転中心は、図示例の
場合、シートクッション1Aの中心部分を通るように配
置されているが、必ずしもシートクッション1Aの中心
部分を通過させる必要はなく、使用目的に応じてシート
クッション1Aの端部分であってもよい。
【0034】また、回転板16はその面直方向の揺動を
規制するために揺動規制部19をベース板15との間に
設けている。揺動規制部19は、ベース板15の前方部
分に前記軸受17を中心とする円弧状のガイド穴15B
を設け、回転板16にガイド穴15Bを下方から軸部1
9Bを貫通させて固定したボルト19Aの頭部19Cと
の間で構成し、回転板16が揺動してベース板15から
離れようとする際に、ボルト19Aの頭部19Cがベー
ス板15に当接してそれ以上の揺動を規制する。揺動規
制部19は、また、ガイド穴15Bの端部とボルト軸部
19Bとの当接により、回転板16(および、シート
1)の回転領域を規制するストッパ機能を備えている。
なお、図示しないが、ボルト頭部19Cと類似の係合部
を持つものであれば、ボルト19Aで構成する必要はな
い。
【0035】回転板16の後方部分の左右いずれか一方
(ここでは、右側として説明する)には、対向する辺を
起立させて備えたブラケット20を固定し、対向辺に両
端支持した車両左右方向に延びる支持軸21を備える。
支持軸21には、ロックレバー22に一体に固定された
カラー23を回転可能に嵌合し、支持軸21はロックレ
バー22を車両左右方向の軸回りに回動可能に支持す
る。ロックレバー22のシート1から離れる側は、シー
ト1の側辺に沿って前方へ延在させ、その先端に操作グ
リップ22Aを設ける。前記カラー23と支持軸21若
しくはブラケット20との間には、ねじりコイルばね2
4が配置され、ねじりコイルばね24はロックレバー2
2のグリップ22Aを下方へ回動させる方向にロックレ
バー22を付勢する。前記カラー23で支持したロック
レバー22の他端部は、回転板16の切欠き25を貫通
して下方に突出するよう下方に折曲げられてベース板1
5のロック溝26に係合するロックピン27に構成され
る。
【0036】前記ベース板15は、シート1の回転位置
が中立位置、後退回転位置、乗降回転位置に位置すると
きに夫々ロックピン27と相対する位置にロック溝26
を備え、ロック溝26間は軸受け機構17を中心とする
円弧状縁28に形成している。ロックピン27はねじり
コイルばね24の付勢力により、シート1の中立位置で
は中立ロック溝26Aに係合し、シート1の後退回転位
置では後退ロック溝26Bに係合し、シート1の乗降回
転位置では乗降ロック溝26Cに係合してシート1の自
由な回転を停止させる。前記シート1の後退回転位置で
は揺動規制部19のガイド穴15Bの一端部とボルト軸
部19Bとが当接したストッパ状態となっており、ま
た、乗降回転位置でも揺動規制部19のガイド穴15B
の他端部とボルト軸部19Bとが当接したストッパ状態
となっている。ロックピン27とこれらのロック溝26
A〜26Cとの係合状態は、グリップ22Aによりロッ
クレバー22をねじりコイルばね24に対向して回動さ
せることで離脱可能である。ロックレバー22をこの離
脱状態の回動位置に回動させた後に、シート1を若干で
も回転させるとロックレバー22のロックピン27は円
弧状縁28に接触して、オペレータの意図する回転位置
に回転させることができる。
【0037】図3に示すように、前記ロックレバー22
には、グリップ22Aに近接させて前記アクセル操作手
段としてのアクセルレバー10が回動可能に配置され、
アクセルレバー10の操作はプル若しくはプッシュプル
ケーブルからなるアクセルワイヤ11を経由してアクセ
ルインターロック12のスロットルレバー30に伝達さ
れる。前記アクセルペダル7は、ブラケット31にシャ
フト32と共に回動可能に支持されたペダルレバー33
をその操作量に応じて回動させ、シャフト32に固定さ
れたレバー34およびプル若しくはブッシュプルワイヤ
35を介してエンジンのスロットルバルブを開閉操作す
る。前記スロットルレバー30は、前記ペダルレバー3
3のシャフト32に回動可能に支持され、その中途部に
設けた爪30Aがペダルレバー33の他端に係合するこ
とによりペダルレバー33を操作してエンジンのスロッ
トルバルブを操作可能となっている。即ち、アクセルペ
ダル7とアクセルレバー10との両者でエンジンのスロ
ットルバルブを操作可能としている。なお、上記の説明
では、レバー操作式のアクセルレバー10によりアクセ
ル操作手段を構成するものについて説明しているが、図
示しないが、グリップ22Aを回転させて操作するも
の、更には、ジョイステック式の操作手段であってもよ
い。グリップ式やジョイステック式においては、電気的
信号に変換してモータ等によりアクセルインターロック
に機械的に入力するものであってもよい。
【0038】アクセルインターロック12は、図7、8
に示すように、負圧アクチュエータ36を備え、負圧ア
クチュエータ36は、非作動時には負圧アクチュエータ
36内の内蔵バネ37により付勢されて前進位置に位置
し、作動時には内蔵バネ37に抗して後退位置に移動さ
れるロッド38を備える。ロッド38は前進位置でスロ
ットルレバー30の回動軌跡に交差してブラケット31
に設けた穴31Aに係合し、スロットルレバー30がス
ロットルバルブを開く方向に移動するのを阻止する。負
圧アクチュエータ36は負圧切換えバルブ39より供給
される負圧により作動する。
【0039】負圧切換えバルブ39は、アクチュエータ
36に連通する出力ポート39Aと、大気に開放する大
気ポート39Bと、エンジンのインテークマニホールド
に連通した負圧ポート39Cを備える。ソレノイド40
が非作動時には大気ポート39Bと出力ポート39Aと
を連通させてアクチュエータ36を非作動とし、ソレノ
イド40の作動時には負圧ポート39Cと出力ポート3
9Aとを連通させてアクチュエータ36を作動状態とす
る。前記ソレノイド40は、キースイッチ41、フュー
ズ42、および、シート回転検出スイッチ43を介して
バッテリ44に接続される。シート回転検出スイッチ4
3は、シート1が後退回転位置に位置する時にオン作動
する。ソレノイド40は、キースイッチ41がオンであ
れば、シート回転検出スイッチ43によりシート1が後
退回転位置に位置する時に作動され、アクチュエータ3
6はロッド38を後退させてスロットルレバー30の回
動を許容し、アクセルレバー10を介してスロットルバ
ルブの開閉作動を許容する。
【0040】以上の構成になる産業車両のシート装置の
作動を説明する。
【0041】図9,10に示すように、シート1の中立
状態においては、ロックレバー22のロックピン27は
中立ロック溝26Aに係合して回転機構5はロックされ
ており、オペレータは車両前方へ向かった通常の姿勢で
着座している。したがって、アクセルペダル7、ブレー
キペダル8、インチングペダル9等を通常通り操作して
車両を走行させることができる。シート回転検出スイッ
チ43はオフ状態であり、負圧切換えバルブ39および
アクチュエータ36もオフ状態となっており、ロッド3
8が突出位置にあってスロットルレバー30の作動を阻
止し、アクセルレバー10を操作してもスロットルバル
ブを操作できない状態となっている。
【0042】この状態から後進走行するためにシート1
を後退回転位置に操作する場合には、図11、12に示
すように、ロックレバー22を(右手で)引上げると、
ロックレバー22は支持軸21を中心に回動し、ロック
ピン27を中立ロック溝26Aとの係合状態から解除
し、回転板16に設けた切欠き25の底部に当接させて
ロックレバー22のそれ以上の回動を阻止する。
【0043】次いで、オペレータがその場で身体を(こ
の場合は右方向に)捻じると、シート1も回転機構5の
テーパーローラベアリング17Aを中心として軽快に回
転する。シート1の回転によりロックピン27は円弧状
縁28に対面するため、この状態において、ロックレバ
ー22の引上げ動作を止めてもシート1の回転は可能で
ある。ここでは、ロックレバー22を引上げたままシー
ト1を回転させる場合について説明する。シート1の回
転により揺動規制部19の回転板16に固定のボルト1
9Aがガイド穴15Bの端部に当接してそれ以上のシー
ト1の回転を阻止し、ロックピン27が後退ロック溝2
6Bに臨んで位置する。この状態において、ロックレバ
ー22の引上げを止めると、ロックレバー22は捩じり
コイルばね24により支持軸21回りに回動し、ロック
ピン27は後退ロック溝26Bに係合して、シート1を
後退回転位置でロックする。ロックレバー22の引上げ
を止めた状態でシート1を回転させた場合には、ロック
ピン27が後退ロック溝26Bに臨むと同時に両者が係
合する。
【0044】上記ロックピン27と後退ロック溝26B
との係合は、シート回転検出スイッチ43をオン作動さ
せ、負圧切換えバルブ39のソレノイド40が作動して
負圧ポート39Cと出力ポート39Aとを連通させ、負
圧アクチュエータ36にエンジンのインテークマニホー
ルドの負圧を供給する。負圧アクチュエータ36は内蔵
バネ37に抗してロッド38を後退させ、スロットルレ
バー30の回動を許容する。したがって、オペレータが
アクセルレバー10を操作すると、その操作はアクセル
ワイヤ11、スロットルレバー30、爪30A、ペダル
レバー33、シャフト32、レバー34等を介してエン
ジンのスロットルバルブに伝達され、アクセルレバー1
0によりスロットルバルブを操作して、車両速度等を調
整可能となる。
【0045】この状態においては、図12に示すよう
に、シート1が前進方向に対して、例えば、40度〜4
5度の角度となっているため、オペレータは大きく身体
を捩ることなく後進方向の障害物等を確認することがで
きる。他方、オペレータの左足はブレーキペダル8に近
づきその操作の継続が可能なるも、オペレータの右足は
アクセルペダル7から大きく離れてアクセルペダル7を
操作することはできない。しかしながら、オペレータが
シート1を回転させたロックレバー22に付随してアク
セルレバー10を設けているため、オペレータは後方を
確認しつつアクセルレバー10により車両の走行速度を
調整できる。
【0046】シート1を中立状態に戻す時は、ロックレ
バー22を引上げてロックピン27を後退ロック溝26
Bから離脱させ、身体を中立方向(左)に捻り、シート
1が回転し始めたらロックレバー22から手を放し、更
に回転を続ければ直進状態まで回転し、ロックピン27
が中立ロック溝26Aに臨むと捩りコイルばね24の付
勢力によりロックピン27は中立ロック溝26Aに係合
して自動的にロックする。シート回転スイッチ43は前
記ロックレバー22の引上げと同時にオフ作動し、ソレ
ノイド40の励磁を解き負圧アクチュエータ36の作動
を解除し、ロッド38が前進してスロットルレバー30
の作動を阻止する。したがって、シート1の中立状態で
はアクセルペダル7によってのみエンジンのスロットル
バルブを操作可能となり、誤操作防止が図れる。前記ロ
ックレバー22の引上げ操作をシート回転後も続ける場
合には、シート1が中立状態に戻ったことを確認した後
ロックレバー22の引上げ操作を止めればよい。この場
合、シート1が中立状態となっていることをチェックす
る、例えば、デテント機構を回転機構5に組込むことで
より正確に作動させることができる。
【0047】シート1を中立状態から乗降位置に切換え
る場合には、ロックレバー22を引上げて中立ロック溝
26Aからロックピン27を離脱させ、オペレータ自身
が身体を乗降方向に捩じることでシート1も回転機構5
のテーパーローラベアリング17Aを中心として軽快に
回転する。シート1の回転によりロックピン27は円弧
状縁28に対面するため、この状態において、ロックレ
バー22の引上げ動作を止めてもシート1の回転は可能
である。ここでは、ロックレバー22を引上げたままシ
ート1を回転させる場合について説明する。シート1の
回転により揺動規制部19の回転板16に固定のボルト
19Aがガイド穴15Bの他方の端部に当接してそれ以
上のシート回転を阻止し、ロックピン27が乗降ロック
溝26Cに臨んで位置する。この状態において、ロック
レバー22の引上げを止めると、ロックレバー22は捩
じりコイルばね24により支持軸21回りに回動し、ロ
ックピン27は乗降ロック溝26Cに係合して、シート
1を乗降回転位置でロックする。ロックレバー22の引
上げを止めた状態でシート1を回転させた場合には、ロ
ックピン27が乗降ロック溝26Cに臨むと同時に両者
が係合する。
【0048】この乗降回転位置は、図13に示すよう
に、主に乗降時に使用するものであり、車両よりの乗降
を容易とするシート回転位置となっている。アクセルイ
ンターロック12は、アクチュエータ36がオフしてお
り、ロッド38が前進位置にあってスロットルレバー3
0の回動を阻止しており、アクセルレバー10は操作で
きない。何らかの理由により、車両を走行させる場合に
は、各ペダル類とシート1との位置関係が然程ずれてい
ないため、オペレータは右足でアクセルペダル7を、左
足でブレーキペダル8やインチングペダル9を操作し
て、車両を走行させることができる。
【0049】図14〜16は、本発明の産業車両のシー
ト装置の変形例を示すものであり、機械的なアクセルイ
ンターロックに代えて電気的なアクセルインターロック
を提供するものである。図14はアクセルレバー周辺の
構成を、図15はアクセルペダル周辺の構成を、図16
は電気的な回路構成を示す。
【0050】図14において、アクセルレバー10の操
作量は、レバーやロッド50によりロータリエンコーダ
51に入力され、ロータリエンコーダ51はアクセルレ
バー10の操作量を電気信号に変換してコントローラ5
2に出力する。
【0051】図15において、アクセルペダル7の操作
量は、レバーやロッド53によりロータリエンコーダ5
4に入力され、ロータリエンコーダ54はアクセルペダ
ル7の操作量を電気信号に変換してコントローラ52に
出力する。
【0052】アクセルレバー10のロータリエンコーダ
51とアクセルペダル7のエンコーダ54とは、図16
に示すように、接続される。各エンコーダ51、54に
はコントローラ52から電圧を印加される可変抵抗51
A、54Aを備え、各可変抵抗51A、54Aの出力電
圧は切換えリレー55に入力される。切換えリレー55
は、内蔵するソレノイド55Aの非励磁時にアクセルペ
ダル7の操作量に応答するロータリエンコーダ54の出
力値をコントローラ52に出力し、ソレノイド55Aの
励磁時にはアクセルレバー10の操作量に応答するロー
タリエンコーダ51の出力値をコントローラ52に出力
する。切換えリレー55のソレノイド55Aは前記した
シート回転スイッチ43に接続され、その作動時に作動
される。コントローラ52には、シート回転スイッチ4
3の非作動時にアクセルペダル7の操作量に対応した信
号が入力され、シート回転スイッチ43の作動時にはア
クセルレバー10の操作量に対応した信号が入力され
る。コントローラ52は、前記信号に応じて走行用モー
タ56若しくはブレーキ57を作動して車両の走行状態
を制御する。
【0053】この変形例においても、シート回転スイッ
チ43によりシート1が後退走行位置に回転されている
ことを検出した場合には、切換えリレー55によりアク
セルレバー10の操作量に応じた信号がコントローラ5
2に入力されるため、後退方向の障害物を確認しつつ、
運転姿勢を崩すことなくロックレバー22に設けたアク
セルレバー10を操作し、その操作に応じて車両走行状
態を制御することができる。
【0054】また、シート1が中立回転位置や乗降回転
位置に位置する場合をシート回転スイッチ43の非作動
により検出すると、切換えリレー55によりアクセルペ
ダル7の操作量に応じた信号がコントローラ52に入力
されるため、前進方向の障害物を確認しつつ、アクセル
ペダル7の操作に応じて車両走行状態を制御することが
できる。
【0055】本実施の形態では、下記に記載した効果を
奏することができる。即ち、車体に回転可能に支持され
たシート1に配置してアクセルペダル7に代わって車両
走行装置を手動調整可能なアクセル操作手段としてのア
クセルレバー10を備えるため、回転させて位置するシ
ート1への着座時でも、シート1に配置したアクセルレ
バー10により手動で車両走行装置を調整可能であり、
アクセルペダル7の操作性を考慮することなくシート1
の回転角を大きくできる。このため、後退走行時におけ
る視界確保のために必要とする、理想的な角度までシー
ト1を回転でき、無理な運転姿勢からくる疲労を大幅に
軽減できる。
【0056】回転機構5をベース板15に対して回転板
16を回転可能に支持する軸受17と、軸受17を取囲
んでベース板15と回転板16との間に隙間を持って配
置した低摩擦材シート18とで構成したため、全体とし
て薄型化できシート1のヒップポイントが高くなるのを
極力抑えることができる。また、シート1に加わる重量
の殆んどを軸受17で支持し、回転板16が撓んだ時の
み低摩擦材シート18で支持するため、シート1は身体
の捻りだけで軽く回転でき、回転させるための動力は必
要なくなる。
【0057】ベース板15に対して回転板16の離反方
向への揺動を揺動規制部19により規制するため、制動
時等において、シートバック1Bに大きい入力があって
も、回転板16の浮き上りを防止してシート姿勢の変化
を防止できる。
【0058】回転板16をベース板15に対して少なく
とも中立位置と後退回転位置とに回転位置を変更可能且
つ各回転位置でロック可能とし、このロック状態の解除
のためのロックレバー22にアクセル操作手段としての
アクセルレバー10を配置するため、シート1の回転の
完了後にロックレバー22を握ったままアクセルレバー
10を操作することができ、後退走行への移行が円滑に
行え、作業能率が向上できる。また、ロックレバー22
の解除操作方向とシート1の回転方向とを一致させれ
ば、オペレータはシート1の回転のための捩り方向とロ
ックレバー22の操作方向とが一致し、シート1の回転
をより一層楽にできる。
【0059】回転板16を中立位置を挟んで後退回転位
置とは反対側の乗降回転位置にも回転位置を変更可能で
あり且つロック可能としたため、乗降回転位置ではシー
ト1が乗降方向に向き、乗降性が大幅に向上する。特
に、オペレータを拘束する最近主流のヒップサポートシ
ートでは有効である。
【0060】シートスライド機構4とシート1との間に
回転機構5を配置するため、スライド位置に関係なく、
シート1のヒップポイントとシート1の回転中心との関
係は常に一定となり、シート回転時の違和感もなく回転
に必要な力も常に一定となる。
【0061】アクセル操作手段としてのアクセルレバー
10による車両走行装置の手動操作をシート1が車両後
退時に使用される後退回転位置に位置する時に許容する
ため、前進時等における誤操作を防止でき安全性が向上
する。
【0062】図1〜図13に示す実施例では、エンジン
のスロットルバルブを操作して走行制御する産業車両に
対して、スロットルバルブに最終的に連なるアクセルワ
イヤ11をアクセル操作手段としてのアクセルレバー1
0により作動させるため、エンジン式フォークリフト等
の産業車両に適しており廉価にできる。
【0063】図14〜16に示す変形例では、少なくと
も電動モータ56をコントローラ52により制御するこ
とで走行制御する産業車両に対して、アクセル操作手段
としてのアクセルレバー10によりコントローラ52に
操作量に対応する信号を出力するようにしているため、
バッテリーフォークリフト等の電動式の産業車両に適し
ており、廉価でしかもレイアウトが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す産業車両のシート装
置のレイアウト図。
【図2】同じく産業車両のシート装置の正面図。
【図3】同じく産業車両のシート装置の側面図。
【図4】シート装置の回転機構の平面図。
【図5】シート装置の回転機構の断面図。
【図6】シート装置の分解図。
【図7】アクセルインターロックの分解斜視図。
【図8】アクセルインターロックの正面図。
【図9】シート装置の中立状態における回転機構の斜視
図。
【図10】シート装置の中立状態におけるペダル類との
位置関係を示すレイアウト図。
【図11】シート装置の後退回転位置における回転機構
の斜視図。
【図12】シート装置の後退回転位置におけるペダル類
との位置関係を示すレイアウト図。
【図13】シート装置の乗降回転位置らおけるペダル類
との位置関係を示すレイアウト図。
【図14】本発明の産業車両のシート装置の変形例のア
クセル操作手段を示す側面図。
【図15】図14に示す変形例のアクセルペダルを示す
側面図。
【図16】図14、15に示した変形例の電気回路図。
【符号の説明】
1 シート 2 車体 4 シートスライド 5 回転機構 7 アクセルペダル 8 ブレーキペダル 9 インチングペダル 10 アクセル操作手段としてのアクセルレバー 12 アクセルインターロック 15 ベース板 16 回転板 17 軸受 18 低摩擦材シート 19 揺動規制部 22 ロックレバー 26 ロック溝 27 ロックピン 30 スロットルレバー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に少なくとも車両走行装置を調整可
    能なアクセルペダルを備えた産業車両のシート装置にお
    いて、 回転機構を介して車体に回転可能に支持して、車体に対
    する回転位置を調整可能としたシートを設け、 前記シートに配置して前記アクセルペダルに代わって車
    両走行装置を手動により操作可能なアクセル操作手段を
    備えたことを特徴とする産業車両のシート装置。
  2. 【請求項2】 前記回転機構は、車体に連結されるベー
    ス板にシートに連結した回転板を回転可能に支持する軸
    受と、 軸受を取囲んでベース板と回転板との間に隙間を持って
    配置した低摩擦材シートとで構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の産業車両のシート装置。
  3. 【請求項3】 前記回転板は、ベース板に対して離反方
    向への揺動を規制していることを特徴とする請求項2に
    記載の産業車両のシート装置。
  4. 【請求項4】 前記回転板は、ベース板に対して少なく
    ともシートを前方に向けた中立位置と車両後退時に使用
    される後退回転位置とに回転位置を変更可能且つ各回転
    位置でロック可能であり、このロック状態の解除のため
    に回転板若しくはシートに設けたロックレバーにアクセ
    ル操作手段が配置されていることを特徴とする請求項2
    または請求項3に記載の産業車両のシート装置。
  5. 【請求項5】 前記回転板は、加えて中立位置を挟んで
    後退回転位置とは反対側の乗降回転位置にも回転位置を
    変更可能であり且つその回転位置にロック可能であるこ
    とを特徴とする請求項4に記載の産業車両のシート装
    置。
  6. 【請求項6】 前記回転機構は、車体に設けたシートス
    ライド機構とシートとの間に配置されていることを特徴
    とする請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載の
    産業車両のシート装置。
  7. 【請求項7】 前記アクセル操作手段による車両走行装
    置の手動操作は、シートが車両後退時に使用される後退
    回転位置に位置する時に許容されることを特徴とする請
    求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載の産業車両
    のシート装置。
  8. 【請求項8】 前記車両走行装置は、エンジンのスロッ
    トルバルブを操作することで走行制御するものであり、 前記アクセル操作手段は、スロットルバルブに最終的に
    連なるアクセルワイヤを作動させるものであることを特
    徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一つに記載
    の産業車両のシート装置。
  9. 【請求項9】 前記車両走行装置は、少なくとも電動モ
    ータをコントローラにより制御することで走行制御する
    ものであり、 前記アクセル操作手段は、コントローラに操作量に対応
    する信号を出力するものであることを特徴とする請求項
    1ないし請求項5のいずれか一つに記載の産業車両のシ
    ート装置。
JP2002155202A 2002-05-29 2002-05-29 産業車両のシート装置 Pending JP2003341399A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002155202A JP2003341399A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 産業車両のシート装置
EP03009361A EP1367474A3 (en) 2002-05-29 2003-04-24 Seat apparatus for industrial vehicle
US10/422,944 US20030230920A1 (en) 2002-05-29 2003-04-25 Seat apparatus for industrial vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002155202A JP2003341399A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 産業車両のシート装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003341399A true JP2003341399A (ja) 2003-12-03

Family

ID=29417189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002155202A Pending JP2003341399A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 産業車両のシート装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20030230920A1 (ja)
EP (1) EP1367474A3 (ja)
JP (1) JP2003341399A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007283808A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Toyota Industries Corp 車両用シート転回装置
JP2008024197A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Toyota Industries Corp 車両用回転シート
JP2008044415A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Toyota Industries Corp 回転シートのロック機構
JP5873909B1 (ja) * 2014-08-28 2016-03-01 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 荷役車両

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059680B2 (en) 2004-09-23 2006-06-13 Crown Equipment Corporation Seat repositioning device with release on control handle
US7374004B2 (en) * 2005-06-02 2008-05-20 Crown Equipment Corporation Industrial vehicle with shaped battery
WO2010033956A1 (en) 2008-09-22 2010-03-25 Crown Equipment Corporation Swivel seat with adjustable swivel resistance
WO2012059117A1 (en) * 2010-11-05 2012-05-10 Volvo Construction Equipment Ab Construction equipment machine with improved controller ergonomics
GB201320380D0 (en) * 2013-11-19 2014-01-01 Auger Laurent Powered vehicle mechanism
EP2998162B1 (de) * 2014-09-19 2018-06-06 Grammer Ag Nutzfahrzeugkabine mit mobiler inneneinrichtung
CN109070895B (zh) * 2016-04-18 2021-08-31 本田技研工业株式会社 车辆控制系统、车辆控制方法及存储介质
US10195965B2 (en) * 2016-10-21 2019-02-05 Beverly Vandenbout Height-adjustable rotatable chair overlay assembly
CN108482190B (zh) * 2018-03-14 2019-11-05 绍兴柯桥富荣纺织有限公司 一种汽车座椅安装方法
DE102019219903A1 (de) * 2019-12-17 2021-06-17 W. Gessmann Gesellschaft mit beschränkter Haftung Bedienstand als austauschbare Montageeinheit sowie Führerhaus mit einem solchen Bedienstand
JP2022014373A (ja) * 2020-07-06 2022-01-19 トヨタ自動車株式会社 車両用シート及び車両
JP2022102299A (ja) * 2020-12-25 2022-07-07 株式会社クボタ 作業車

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2777335A (en) * 1954-10-04 1957-01-15 William M Engberg Hand apparatus for controlling brakes and accelerators
CA960149A (en) * 1972-07-27 1974-12-31 Karl R. Wolter Shunting tractor
US4476954A (en) * 1982-09-22 1984-10-16 Johnson Engineering Corporation Remote control for motor vehicle
ZA866246B (en) * 1985-08-27 1987-04-29 Mim Holdings Ltd Bi-directional vehicle control station
US5129492A (en) * 1991-03-05 1992-07-14 Contact Technologies Inc. Steering column mounted hand control
DE19624463A1 (de) * 1996-06-19 1998-01-02 Fendt Xaver Gmbh & Co Steuereinrichtung für Nutzfahrzeuge, insbesondere für landwirtschaftliche nutzbare Schlepper
US5845724A (en) * 1996-08-14 1998-12-08 Mattel, Inc. Children's ride-on vehicle with an auxilliary control mechanism
JPH10131235A (ja) * 1996-10-28 1998-05-19 Komatsu Ltd 作業車両の運転席
JP3269433B2 (ja) * 1997-04-03 2002-03-25 トヨタ車体株式会社 車両用回転座席
DE29723095U1 (de) * 1997-06-12 1998-03-26 Schatz, Werner, 72631 Aichtal Flurförderfahrzeug
US6039141A (en) * 1998-02-23 2000-03-21 Case Corporation Moving operator and display unit
US6027170A (en) * 1999-02-19 2000-02-22 Paccar Inc Rotating vehicle seat
JP3348774B2 (ja) * 1999-03-24 2002-11-20 株式会社小松製作所 作業車両用制御コンソールの位置調整装置
ITBO20010366A1 (it) * 2001-06-08 2002-12-08 New Holland Italia Spa Macchina movimento terra e dispositivo manipolatore per l'azionamentodelle relative pale caricatrici
US7032703B2 (en) * 2002-06-17 2006-04-25 Caterpillar Inc. Operator control station for controlling different work machines
US6898496B2 (en) * 2003-01-06 2005-05-24 General Motors Corporation Pivoting arm driver control input device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007283808A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Toyota Industries Corp 車両用シート転回装置
JP2008024197A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Toyota Industries Corp 車両用回転シート
JP4595897B2 (ja) * 2006-07-24 2010-12-08 株式会社豊田自動織機 車両用回転シート
JP2008044415A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Toyota Industries Corp 回転シートのロック機構
JP4595908B2 (ja) * 2006-08-11 2010-12-08 株式会社豊田自動織機 回転シートのロック機構
JP5873909B1 (ja) * 2014-08-28 2016-03-01 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 荷役車両

Also Published As

Publication number Publication date
EP1367474A3 (en) 2007-10-10
EP1367474A2 (en) 2003-12-03
US20030230920A1 (en) 2003-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003341399A (ja) 産業車両のシート装置
WO2007017961A1 (ja) 自動車の運転補助装置
US20070284905A1 (en) Vehicle Seat with Swing-Out Lower Seat Portion
WO2009110280A1 (ja) 乗用型田植機
JPH0939600A (ja) 身体障害者用車両
JP2010208413A (ja) 電動車両の緊急停止機構
JP5326663B2 (ja) 電動車両のクラッチ装置
JP2001295922A (ja) 車両のパーキング機構
JP2000318498A (ja) 産業車両のシート回転装置
JP2000118275A (ja) 車両用シート
JPH03282054A (ja) 車両用自動変速機の操作装置
JPH0533515Y2 (ja)
JPH07228227A (ja) フォークリフトのデッドマンブレーキ装置
JP2002178896A (ja) ゴルフカートのブレーキ制御装置
JP3791381B2 (ja) 車両操作装置
JP3209339B2 (ja) 車両用自動変速機の操作装置
JP2002225577A (ja) トラクタ
WO2020256026A1 (ja) 運転補助装置
JP2001248461A (ja) 産業用車両
JP2004108301A (ja) 最高車速制限装置
JP2010132379A5 (ja)
JP6710960B2 (ja) 作業車両
JP3570608B2 (ja) リフトトラックのブレーキ装置
JP2001253275A (ja) 車両の回転式座席装置
JP2934013B2 (ja) 車両用自動変速機の操作装置