JPH03282054A - 車両用自動変速機の操作装置 - Google Patents

車両用自動変速機の操作装置

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JPH03282054A
JPH03282054A JP2081893A JP8189390A JPH03282054A JP H03282054 A JPH03282054 A JP H03282054A JP 2081893 A JP2081893 A JP 2081893A JP 8189390 A JP8189390 A JP 8189390A JP H03282054 A JPH03282054 A JP H03282054A
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JP
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range
solenoid
shift
rotor
engagement groove
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Application number
JP2081893A
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English (en)
Inventor
Atsunobu Okada
厚信 岡田
Yasuki Makino
耕樹 牧野
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K35/00Instruments specially adapted for vehicles; Arrangement of instruments in or on vehicles
    • B60K35/10Input arrangements, i.e. from user to vehicle, associated with vehicle functions or specially adapted therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K2360/00Indexing scheme associated with groups B60K35/00 or B60K37/00 relating to details of instruments or dashboards
    • B60K2360/126Rotatable input devices for instruments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H2059/081Range selector apparatus using knops or discs for rotary range selection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用自動変速機の操作装置に関するもので
あり、より詳しくは、ステアリングホイールの近傍に配
置することができる車両用自動変速機の操作装置に関す
るものである。
(従来技術) 一般に、車両用自動変速機の手動操作は、運転席のフロ
ア中央に設けられたフロア式操作装置によって行われて
いる。この形式の操作装置は、シフトレバ−を備えてお
り、該シフトレバ−に連結されたコントロールワイヤを
介して、自動変速機のコントロールレバーを作動させる
ことによって、パーキング(P)レンジ、リバース(R
)レンジ、ドライブ(D)レンジなどの自動変速機の各
シフトレンジを手動設定するように構成されていた。
また、かかるシフトレバ−は、運転者の誤ったシフト操
作を避けるために、2モ一シヨン機構又は2動作機構と
称されるシフト規制手段を備えており、この2動作機構
は、Pレンジから他のレンジ、或いは、NレンジからN
レンジなどの特定のシフト操作を行う際に、シフトレバ
−に設けられた手動操作ボタンの押し込み、即ち、第2
動作を意識的に行わなくてはならないように構成されて
いた。
更に、近年のシフトレバ−は、運転者のブレーキ踏込み
を条件としてPレンジから他のレンジへのシフ)W作を
許可する所謂シフトロック機構を備えることが要求され
ている。
また、ステアリングホイールの近傍に設けられたコラム
式のシフトレバ−が知られており、この形式のシフトレ
バ−は、リンク機構などを介して、自動変速機のマニュ
アルレバーに連結されていた。
更に、自動変速機の油圧制御装置のマニュアルバルブを
操作する電動機と、シフトポジションを手動設定可能な
押しボタン式のレンジ設定スイッチとを備え、自動変速
機のシフトポジションを遠隔操作可能な変速操作装置が
知られている(実公昭62−30509号公報など)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記フロア式操作装置においては、比較
的大型の操作装置を必要としており、また、シフト操作
時に、運転者が運転姿勢を崩す傾向があり、更には、加
減速などのためのシフト操作時に、運転者がステアリン
グホイールから大きく手を離さなければならなかった。
また、上記コラム式操作装置又は上記遠隔操作式の変速
装置は、シフトロック機構を備えておらず、また、上記
第2動作が、シフトレバ−の引き上げ操作、或いは、レ
ンジ設定スイッチと押しボタン式安全スイッチとの同時
押し込み操作などの煩雑な動作となっていた。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、自動変速機のシフトポジションを遠
隔操作でき、確実且つ円滑な2動作機構及びシフトロッ
ク機構を備え、しかも、ステアリングホイールの近傍に
配設できる比較的小型の車両用自動変速機の操作装置を
提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段及び作用)本発明は、上記
目的を達成するために、自動変速機の所定のレンジと対
応するの係合溝を備えた回転操作される被操作部材と、 被操作部材の回転位置を検出することによって、シフト
ポジション信号を送出する検出手段と、ソレノイドと、
該ソレノイドの非通電時に前記係合溝に係合し、前記ソ
レノイドの通電時に前記係合溝との係合を離脱する可動
部材と、第2動作を行うことによって前記ソレノイドの
駆動回路を閉成するスイッチと、前記可動部材がパーキ
ングレンジに対応する前記係合溝と係合しているときに
、少なくともブレーキの踏込みを条件として前記ソレノ
イドに通電するとともに、前記可動部材が前記パーキン
グレンジ以外のレンジに対応する前記係合溝に係合して
いるとき、少なくとも前記スイッチの閉路を条件として
、前記ソレノイドに通電する制御手段とを有する、こと
を特徴とする車両用自動変速機の操作装置を提供する。
本発明の上記構成によれば、被操作部材の回転位置を上
記検出装置によって送出することにより、自動変速機の
遠隔操作を行うことが可能となる。
また、ブレーキの踏込みがなされないとき、ソレノイド
が非通電状態に保持されるので、可動部材がパーキング
レンジに対応する係合溝と係合して、被操作部材の回転
を禁止し、シフトロックの機能を確保する。更に、第2
動作がなされないと、上記スイッチが閉路せずに、可動
部材と係合溝との係合が維持されて、被操作部材の回転
が禁止されるので、2動作機構の機能を確保することが
できる。そして、上記操作装置の本体は、上記被操作部
材、検出手段、ソレノイド、可動部材及びスイッチから
のみ実質的に構成することができるので、装置本体の小
型化を図ることができ、しかも、ステアリングホイール
の近傍に配設することができる。
本発明の好ましい実施態様においては、前記スイッチは
、前記ソレノイドと直列に前記駆動回路に接続されてい
る。これによって、駆動回路のショート故障に起因する
ソレノイドの通電状態を防止でき、シフトロック及び2
動作機構の不所望の解除を回避することが可能となる。
(実施例) 以下、添付図面を参照して、本発明の実施例について、
詳細に説明する。
第1図は、本発明の実施例に係る車両用自動変速機の操
作装置の概略全体構成図である。
第1図において、操作装置1は、その本体部分が、運転
者のシフトa作によって回転される回転子2、回転子2
の回転を規制するための係止装置3、および回転子2の
回転位置を検出するためのシフトポジションセンサ4か
ら略構成されている。
回転子2は、運転者の手指によって回転されるノブ6 
(第2図)に一体内に連結されており、その外周部分に
、自動変速機のシフトポジションに対応する係合溝2P
、2R,2N、2S、2Lと、周縁2Dとが形成されて
いる。係合溝2P、2R。
2N、23,2Lはそれぞれ、パーキングレンジ、リバ
ースレンジ、ニュートラルレンジ、セカンドレンジ及び
ローレンジ(以下、それぞれPレンジ、Nレンジ、Nレ
ンジ、Sレンジ及びLレンジと称する)に相応しており
、また、周縁2Dは、ドライブレンジ(以下、Dレンジ
と称する)に相応している。
係合溝2P、2R12N、23.2Lは、回転子2の外
周に対して略直角方向に延びる被係止縁21及び回転子
2の外周に対して所定の角度をなして延びる摺動縁22
の双方又は一方を備えている。係合溝2Pは、両側の縁
が被係止縁21として形成されている。係合溝2Rは、
係合溝2Pの側の縁が被係止縁21として形成され、ま
た、A合溝2Nの側の縁が摺動縁22として形成されて
いる。係合溝2Nは、係合溝2Rの側の縁が係止縁21
として形成され、また、周縁2Dの側の縁が摺動縁22
として形成されている。係合溝2Sは、周縁2Dの側の
縁が摺動縁22として形成され、また、係合溝2Lの側
の縁が被係止縁21として形成されている。係合溝2L
は、係合溝2Sの側の縁が摺動縁22として形成され、
また、係合溝2Pの側の縁が被係止縁21として形成さ
れている。
回転子2は又、回転軸23を備えており、回転軸23は
、回転子2と一体的に回転するように回転子2に支持さ
れている。
係止装置3は、選択的に励磁又は消磁されるソレノイド
31、ソレノイド31の軸芯部分に往復動可能に配設さ
れた可動ロッド32、可動ロッド32を回転子2に向か
つて付勢している圧縮スプリング37、およびソレノイ
ド31を収容しているハウジング38から略構成されて
いる。
ソレノイド31は、通電時に可動ロッド32を下方に付
勢するように構成されている。ソレノイド31は、自動
変速機のコントロールユニットCの駆動回路10に接続
されており、該駆動回路10には、2動作スイッチ11
と、第2動作スイッチ11の開閉を検出するための第2
動作検出用信号線12とが接続されている。第2動作ス
イッチ11はソレノイド31と直列に接続されており、
常時は、駆動回路10を開路し、運転者が操作装置1の
ノブ6を押し込む第2動作を行った際に閉路するように
構成されている。また、信号線12には、常時、微弱電
流が供給されており、コントロールユニッ)Cは、該微
弱電流の変化に基づいて2動作スイッチ11の接点のO
Nを判定することができる。
可動ロッド32は、その上部分及び下端にハウジング3
8と係合可能なストッパ33.34をそれぞれ備えると
ともに、ストッパ33の下面に隣接して、ストッパ33
とハウジング38との係合時に衝撃緩衝材として働く弾
性0リング35を備え、また、ストッパ34の上面に隣
接して、ストッパ34とハウジング38との係合時に衝
撃緩衝材として働く弾性0リング36を備えている。可
動ロッド32は、圧縮スプリング37によって上方に付
勢されており、ソレノイド31の非通電時には、図示の
如く、その上端部分が、回転子2の係合溝2P内に延入
し、弾性0リング36がハウジング38の下端面に当接
した状態で静止される上方位置に位置している。また、
ストッパ34は、側方(図において左側)に突出してお
り、該突出部分と、ハウジング38との間に、可動ロッ
ド32を手動操作によって下方に移動できる強制解除レ
バー39が介挿されている。
シフトポジションセンサ4は、回転子2の回転によって
回転される回転盤(図示せず)と、該回転盤の回転位置
を検出するための光学式センサ(図示せず)とを有し、
光学式センサのフォトダイオード及びフォトトランジス
タによって上記回転盤の回転位置を検出することにより
、回転子2の回転位置を検出するように構成されている
。シフトポジションセンサ4によって検出された回転子
2の回転位置は、シフトポジション信号SPとして、コ
ントロールユニットCに入力される。
コントロールユニットCには、イグニッションスイッチ
13からのイグニッションのON・OFF信号IG、車
速センサ14からの車速信号■、ブレーキの踏込みを検
出するブレーキスイッチ15からのブレーキ信号BR,
エンジン回転数を検出する回転数センサ16からのエン
ジン回転数信号Nがそれぞれ入力され、コントロールユ
ニットCは、上記シフトポジション信号SPに基づいて
、自動変速機のコントロールレバー(図示せず)を作動
する電動機などの駆動装置18に駆動力を出力し、これ
によって所望のレンジ切換えを実行するように構成され
ている。
第2図は、第1図に示す操作装置の本体構造を示す概略
縦断面図である。
第2図において、操作装置1は、ステアリングシャフト
に支持されたケーシング5と、ケーシング5に軸線x−
xを中心に回転可能に支持された手動操作式のノブ6と
、ノブ6からケーシング5内に延入している回転子2と
、回転子2をノブ6の側に付勢しているコイルスプリン
グ24と、コイルスプリング24を支持している隔壁7
と、ケーシング5の内側面に固定された係止装置3と、
回転子2の端面から延び、隔壁7を貫通している回転軸
23と、回転軸23と一体的に回転する回転盤および該
回転盤の回転位置を検出する光学式センサより成るシフ
トポジションセンサ4 (仮想線で示す)とから略構成
されている。
ノブ6は、軸線方向からみて略円形の平面形状を有して
おり、運転者が手指にて容易に回転操作できるように、
ステアリングホイールの近傍に配置されている。
回転子2は、ノブ6の内側面に固定されており、ノブ6
と一体的に回転するとともに、コイルスプリング24に
よって、常時は、矢印Cと逆方向に付勢されている。回
転子2は、その係合溝2Pが、係止装置3の可動ロッド
32に係合している。
回転子2及びノブ6は、ケーシング5に矢印C方向に移
動可能に支持されており、上記第2動作スイッチ11は
、回転子2が所定の位置まで矢印C方向に移動されたと
きに閉路するリミットスイッチとして、操作装置1内の
図示しない位置に配置されている。
第3図は、コントロールレバー)Cが駆動回路10にソ
レノイド31の励磁電流を給電するための成立条件を示
す図である。
コントロールレバー)Cは、第3図に示す条件が成立し
たときに、駆動回路10に通電して、ソレノイド31を
励磁する。
第3図に示すように、可動ロッド32が係合溝2P、2
R,2N及び2Sと係合しているとき、駆動回路10の
通電は、いずれも、第2動作スイッチ11の閉路を必要
条件としている。
そして、可動ロッド32が係合溝2Pと係合していると
きは、更に、エンジンが始動され、ブレーキが踏み込ま
れているとき、即ち、イグニッションスイッチ13がO
Nで、ブレーキスイッチ15がONであるときに駆動回
路10に通電される。この通電条件は、ブレーキの解放
時にPレンジから他のレンジへのシフト操作を機械的に
禁止するシフトロックの解除条件と対応している。
また、可動ロッド32が係合溝2Rと係合しているとき
は、第2動作スイッチ11の閉路のみを条件として駆動
回路10に通電される。この通電条件は、運転者がNレ
ンジからPレンジへシフト操作を意識的に行うことを義
務付ける2動作機構のシフト許可条件と対応している。
可動ロッド32が係合溝2Nと係合しているときは、第
2動作スイッチ11が閉路していること、車速センサエ
4によって検出された車速Vが所定値V 、、例えば、
2乃至4km/h以下であること、および、ブレーキが
踏み込まれていることを条件として駆動回路10に通電
される。この条件は、NレンジからNレンジへの2動作
機構のシフト許可条件、および、NレンジからNレンジ
へのシフト操作を機械的に禁止する所謂メカロツタの解
除条件と対応している。
また、可動ロッド32が係合溝2Sと係合しているとき
は、第2動作スイッチ11が閉路しており、車速vが所
定値V2、例えば、1100k/h以下であり、更に、
エンジン回転数Nが所定値N。
以下であることを条件として、駆動回路IOに通電され
る。この条件は、SレンジからLレンジへの2動作機構
のシフト許可条件、および、SレンジからLレンジへの
シフト操作を機械的に禁止するメカロツタの解除条件と
対応している。
このように構成された操作装置lは、以下の如く作動す
る。
第1図及び第2図に示すように、係止装置3の可動ロッ
ド32が係合溝2Pに係合しているとき、ノブ6及び回
転子2を矢印六方向又はB方向に回転させると、係合溝
2Pの被係止縁21.21が可動ロッド32の側面に係
止されるので、ノブ6の回転操作、即ち、シフト操作は
禁止される。また、可動ロッド32が係合溝2R又は2
Nと係合しているとき、係合溝2R又は2Nの被係止縁
21によって矢印六方向のシフト操作が禁止され、可動
ロッド32が係合溝2S又は2Lと係合しているとき、
係合溝2S又は2Lの被係止縁21によって、矢印B方
向のシフト1作が禁止される。
・他方、可動ロッド32が係合溝2R又は2Nと係合し
ているときに、ノブ6を矢印B方向に回転させると、可
動ロッド32の上端が係合溝2R及び2Nの摺動縁22
によって下方に押圧され、可動ロッド32は、圧縮スプ
リング37に抗して下方位置に降下される。このため、
可動ロッド32は、係合溝2R又は2Nとの係合を離脱
して回転子2を回転させ、かくして、矢印B方向のノブ
6の回転操作、即ち、シフト操作を可能にする。同様に
、可動ロッド32が係合溝2S又は2Lと係合している
ときに、ノブ6を矢印六方向に回転させると、可動ロッ
ド32は、下方位置に降下され、可動ロッド32は、係
合溝2R又は2Nとの係合を離脱して回転子2を回転さ
せ、かくして、矢印六方向のシフト操作を可能にする。
また、可動ロッド32が周縁2Dと係合しているとき、
可動ロッド32は、周縁2Dによって下方位置に降下さ
れた状態にあり、回転子2及びノブ6は、矢印A及びB
のいずれの方向にも回転可能、即ち、シフト操作可能で
ある。
ノブ6の回転操作が禁止されているときに、ノブ3の回
転操作を可能にするために、第2動作、即ち、ノブ3を
矢印C方向(第2図)に押し込む動作を行うと、コイル
スプリング24に抗して、ノブ3及び回転子2が一体的
に矢印C方向に移動され、第2動作スイッチ11 (第
1図)が閉路する。第2動作スイッチ11の閉路は、信
号線12によって、コントロールユニットCに検知され
、コントロールユニットCは、第3図に示す所定の条件
が成立すれば、ソレノイド31の駆動回路に励磁電流を
給電して、ソレノイド31を励磁する。
ソレノイド31は、圧縮スプリング37に抗して、可動
ロッド31を下方に移動させ、可動ロッド32を下方位
置に降下させる。このとき、可動ロッド31の上端は、
回転子2の外周から離間し、回転子2の矢印A及びB方
向の回転を可能にし、これによって、ノブ6の回転操作
、即ち、シフト操作を可能にする。
第4図は、上記操作装置によって提供されるシフト操作
の態様を示す図である。第4図において、矢印は、2動
作機構、シフトロック及びメカロックが有効に働くシフ
ト操作を示す。
第4図に示す如く、上記操作装置lによれば、ノブを押
し込む第2動作は、PレンジからNレンジ、Sレンジか
らLレンジ、NレンジからNレンジ、及びNレンジから
Pレンジの各シフト操作時に必要とされる。また、ブレ
ーキの解放時にシフトtffi作を禁止するシフトロッ
クは、Pレンジから他のレンジへのシフト操作において
有効に働いている。更に、車両の前進時又はエンジンの
高速回転時などに所定のシフト操作を機械的に禁止する
メカロックは、SレンジからLレンジ、及びNレンジか
らNレンジの各シフト操作において有効に働いている。
かくして、上記操作装置においては、回転子2及びノブ
6の回転位置をシフトポジションセンサ4によって検出
して、検出されたシフトポジションをコントロールユニ
ットCに送出することにより、自動変速機の遠隔操作を
行うことができる。
また、ブレーキの踏込みがなされないとき、ソレノイド
が非通電状態に保持されるので、可動部材がPレンジに
対応する係合溝2Pと係合して、回転子2及びノブ6の
回転を禁止し、シフトロックの機能を確保する。更に、
第2動作がなされないと、第2動作スイッチ11が閉路
せずに、可動ロッド32と係合溝2P、2R,2N、2
3,2Lとの係合が保持されて、所定の方向の回転子2
及びノブ6の回転が禁止されるので、2動作機構の機能
を確保することができる。そして、上記操作装置の本体
は、上記回転子2、係止操作3、シフトポジションセン
サ4、ノブ6及び第2動作スイッチ11とから略構成さ
れており、操作装置lの本体を小型化することができ、
しかも、ステアリングコラムにそのケーシング5を支持
することにより、ステアリングホイールの近傍に配設す
ることができる。
また、第2動作スイッチ11は、ソレノイド31と直列
に駆動回路10に接続されているので、駆動回路10の
ショート故障に起因するソレノイドの通電状態を防止で
き、シフトロック及び2動作機構の不所望の解除を回避
することが可能となる。
更に、シフトロック及び2動作機構の機能を共通の係止
装置3によって確保しているので、操作装置の構造を簡
略化できる。
また、可動ロッド32が、常時は、係合溝2P、2R,
2N、2S、2Lと係合する側に付勢されており、ソレ
ノイド31が、常時は、無通電状態に保持されるので、
駆動回路10のオープン故障時に2動作機構、シフトロ
ック及びメカロックのシフト禁止機能が保持されるとと
もに、ソレノイドの発熱が防止される。そして、操作装
置1は、係止装置3に設けられた強制解除レバー39を
手動操作することによって、かかるシフト禁止機能を手
動解除することができる。
更に、可動ロッド32は、弾性Oリング35.36を備
えており、係止装置3の作動音の軽減が図られている。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された発明の範囲内において種々の変更が可
能なことはいうまでもない。
例えば、上記実施例においては、ノブ6を押し込み模作
式に構成することによって、2動作スイッチ11を開閉
操作しているが、第2動作スイッチ11をステアリング
ホイールに配置することも可能である。
また、上記実施例においては、NレンジからNレンジへ
のメカロックの解除はブレーキの踏込みを条件としてい
るが、ブレーキの踏込み又はアクセルペダルの解放のい
ずれか一方が検出されたことを条件としても良い。
また、上記強制解除レバー39を、可動ロッド32を降
下させることができるように可動ロッド32に連結され
た可撓性線材と、該可撓性線材を手動で引くことができ
る把手とからなる所謂ひも式の強制解除装置として構成
することも可能である。
(発明の効果) 本発明の上記構成によれば、自動変速機のシフトポジシ
ョンを遠隔操作でき、確実且つ円滑な2動作機構及びシ
フトロック機構を備え、しかも、ステアリングホイール
の近傍に配設できる比較的小型の車両用自動変速機の操
作装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る車両用自動変速機の操
作装置の概略全体構成図である。 第2図は、第1図に示す操作装置の本体構造を示す概略
縦断面図である。 第3図は、第1図に示すコントロールユニットがその駆
動回路にソレノイドの励磁電流を給電するための成立条
件を示す図である。 第4図は、第1図及び第2図に示す操作装置によって提
供されるシフト操作の態様を示す図である。 1・・・・・・操作装置、 2・・・・・・回転子、 2P、2R,2N。 2D・・・・・・周縁、 3・・・・・・係止装置、 4・・・・・・シフトポジションセンサ、6・・・・・
・ノブ、 0・・・・・・駆動回路、 1・・・・・・第2動作スイッチ、 ■・・・・・・ソレノイド、 2・・・・・・可動ロッド、 C・・・・・・コントロールユニット。 2S、2L・・・・・・係合溝、 第 2 図 第 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動変速機の所定のレンジと対応するの係合溝を
    備えた回転操作される被操作部材と、 被操作部材の回転位置を検出することによって、シフト
    ポジション信号を送出する検出手段と、 ソレノイドと、該ソレノイドの非通電時に前記係合溝に
    係合し、前記ソレノイドの通電時に前記係合溝との係合
    を離脱する可動部材と、第2動作を行うことによって前
    記ソレノイドの駆動回路を閉成するスイッチと、 前記可動部材がパーキングレンジに対応する前記係合溝
    と係合しているときに、少なくともブレーキの踏込みを
    条件として前記ソレノイドに通電するとともに、前記可
    動部材が前記パーキングレンジ以外のレンジに対応する
    前記係合溝に係合しているとき、少なくとも前記スイッ
    チの閉路を条件として、前記ソレノイドに通電する制御
    手段とを有する、ことを特徴とする車両用自動変速機の
    操作装置。
  2. (2)前記スイッチは、前記ソレノイドと直列に前記駆
    動回路に接続されている、ことを特徴とする請求項(1
    )に記載の車両用自動変速機の操作装置。
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