JP2003340780A - ウエブの加工方法及び加工装置 - Google Patents

ウエブの加工方法及び加工装置

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JP2003340780A
JP2003340780A JP2002155301A JP2002155301A JP2003340780A JP 2003340780 A JP2003340780 A JP 2003340780A JP 2002155301 A JP2002155301 A JP 2002155301A JP 2002155301 A JP2002155301 A JP 2002155301A JP 2003340780 A JP2003340780 A JP 2003340780A
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    • G06K1/12Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching
    • G06K1/126Methods or arrangements for marking the record carrier in digital fashion otherwise than by punching by photographic or thermographic registration

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエブの加工とマーキングパターンの形成の
作業効率の向上を図る。 【解決手段】 ウエブ加工装置には、スリット刃の上流
側に設けられているプリントロール32に巻き掛けられ
るXレイフィルム12に対向してマーキングヘッド56
が配置されている。マーキングヘッドは、レーザービー
ムLBの走査領域内に、非印字領域84を挟んで印字領
域82A、82Bが設けられ、非印字領域がスリット刃
によるカットライン68に対向するように配置されてお
り、これにより、ウエブ加工装置は、Xレイフィルムの
カッティングに先立って、カットラインを挟んだ両側の
マーキングパターンMPを形成するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエブを所定サイ
ズに裁断(カッティング)するウエブ加工装置に係り、
詳細には、ウエブを搬送方向に沿ってカッティングする
と共に、カッティングされたウエブのそれぞれに、視認
可能な文字や記号等を含むマーキングパターンを形成す
るウエブの加工方法及び加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエブを連続的に搬送しながらレーザー
ビーム(レーザー光)を照射することにより、マーキン
グ処理を施す技術としては、特開平5−238098号
公報等によって提案されている。
【0003】一方、ウエブとしてXレイフィルム等の感
光材料を適用して、この感光材料にマーキングパターン
を形成する技術に対しても、従来から各種提案されてお
り、例えば特許第3191201号では、感光材料に形
成するマーキングパターンの視認性向上を図るために、
1ドット当たりのレーザー照射時間(パルス幅)を少な
くとも30μsec以上に設定するように提案している。
【0004】ところで、Xレイフィルム等の感光材料
は、ロール状に巻かれた原反から、小幅に裁断され、最
終形態がシート状または小幅のロール状に加工される。
このようなXレイフィルムの加工に用いられる加工装置
には、原反から引出したXレイフィルムを、搬送しなが
ら幅方向に沿った所定位置で、長手方向である搬送方向
に沿って裁断し、裁断したXレイフィルムのそれぞれ
を、ロール状に巻き取るようにしたものがある。
【0005】一方、Xレイフィルムには、例えばシート
状に形成したときに周縁部となる位置に所定の文字や記
号等(以下「マーキングパターン」とする)を形成する
ことがある。マーキングパターンは、シート状に形成さ
れたXレイフィルムを集積した後、マーキング装置に装
填して、シート状のXレイフィルムを1枚ずつ取り出し
て搬送しながら順にマーキング処理を施すことが考えら
れる。
【0006】しかし、このような方法では、Xレイフィ
ルムの処理工程が、裁断を行う加工工程とマーキング処
理を行うマーキング工程の2段階となる。
【0007】このために、原反を小幅のロールに裁断す
る加工装置や小幅のロールをシート状に裁断する加工装
置に、マーキング機構を設け、ウエブ状のXレイフィル
ムの裁断とマーキング処理を並行して行う方法が考えら
れ、これにより、Xレイフィルムの裁断とマーキングを
連続して、効率的に行うことが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Xレイ
フィルム等は、シート状に形成されていると、ロール状
のときよりも搬送速度を低くしなければならず、このた
めに、単に裁断工程とマーキング工程を一体にしただけ
では、作業効率が極めて低くなってしまう。
【0009】また、レーザー光を用いて感光材料等のウ
エブにマーキングパターンを形成するレーザヘッドは、
小幅のウエブよりもウエブの幅方向に沿った寸法が大き
いことがある。このために、単に、小幅にカッティング
するウエブのそれぞれに対向してレーザーヘッドを設け
ると、大きな設置スペースを必要とし、加工装置の大型
化をまねいてしまう。
【0010】さらに、小幅にカッティングしたウエブ
は、幅方向にずれが生じやすく、このウエブの幅方向の
ずれが、ウエブに形成するマーキングパターンに位置ず
れを生じさせてしまうことがある。
【0011】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、加工装置の大型化をまねくことなく、感光材料等
のウエブを所定幅にカッティングしながら、カッティン
グしたウエブのそれぞれにマーキングパターンが形成さ
れるようにしたウエブの加工方法及び加工装置を提案す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のウエブの加工方法は、ウエブを複数のロール
に巻き掛けて長手方向に沿って搬送しながら、裁断手段
によって搬送方向と直交する幅方向に沿った所定位置で
裁断することにより小幅のウエブに裁断加工するウエブ
の加工方法であって、前記裁断手段による前記ウエブの
裁断位置よりもウエブの搬送方向上流側に、前記ウエブ
へ向けてレーザービームを走査しながら照射することに
よりウエブに文字又は記号を形成するマーキング手段を
設け、前記マーキング手段によって前記ウエブの所定位
置にマーキング処理を施した後に、前記裁断手段によっ
て前記ウエブを裁断加工することを特徴とする。
【0013】この発明によれば、ウエブの裁断加工と並
行して、ウエブに文字や記号等のマーキングパターンを
形成するマーキング処理を行う。このときに、本発明で
は、ウエブを裁断手段によって裁断する前の幅広の状態
で、マーキング処理を施す。
【0014】これにより、裁断されかつマーキングパタ
ーンが形成された小幅のウエブを得るまでの作業効率の
向上を図ることができる。また、ウエブを裁断する前に
マーキング処理を施すことにより、ウエブ上の適正な位
置に正確にマーキングパターンを形成することができ
る。
【0015】また、本発明のウエブの加工方法は、前記
ウエブの幅方向に沿った所定位置を非マーキング領域と
すると共に、該非マーキング領域を挟んだ幅方向の両側
をマーキング領域として、前記非マーキング領域が前記
裁断手段による前記ウエブの裁断位置となるように前記
ウエブに所定のマーキングパターンを形成することを特
徴とする。
【0016】この発明によれば、裁断手段によって分割
したウエブのそれぞれに、一つのマーキング手段によっ
てマーキングパターンを形成することができるので、マ
ーキング手段が、ウエブの加工を行うための加工装置の
大型化を生じさせることがない。
【0017】このような本発明では、前記マーキング手
段が、レーザー発振器からマーキングパターンに応じて
射出される前記レーザービームを、音響光学偏向器によ
って前記ウエブの幅方向に沿って偏向することにより、
前記ウエブにマーキングパターンを形成することが好ま
しい。
【0018】これにより、一つのマーキング手段によっ
て、ウエブのそれぞれに、適正なマーキングパターンを
形成することができる。
【0019】このような本発明に適用しうるウエブの加
工装置は、ウエブを複数のロールに巻き掛けながら長手
方向に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段によっ
て搬送される前記ウエブを幅方向の所定位置で裁断する
裁断手段と、前記裁断手段よりも前記ウエブの搬送方向
の上流側に配置されて、前記ウエブに文字ないし記号を
形成するマーキング手段と、を含むものであれば良い。
【0020】また、マーキング手段は、前記ウエブの幅
方向に沿った中間部の非マーキング領域を挟んだマーキ
ング領域のそれぞれにマーキング処理を施すと共に、前
記非マーキング領域が前記裁断手段による前記ウエブの
裁断位置となるように配置されるものであれば良い。
【0021】一方、本発明のウエブの加工装置は、ウエ
ブを複数のロールに巻き掛けながら長手方向に沿って搬
送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前
記ウエブの幅方向の所定位置に対向して配置されるスリ
ット刃によってウエブを裁断する裁断手段と、前記裁断
手段の前記スリット刃よりも前記ウエブの搬送方向の上
流側で、マーキングヘッドから射出するレーザービーム
によって前記ウエブに文字ないし記号を形成するマーキ
ング手段と、を含み、前記ウエブを搬送しながらマーキ
ング処理を施した後に、裁断処理を施すウエブの加工装
置であって、前記スリット刃が設けられている基部と、
前記基部を前記ウエブの幅方向に沿って移動する移動手
段と、前記マーキングヘッドを前記ウエブの幅方向に沿
って移動可能に支持する支持手段と、前記支持手段によ
って支持される前記マーキングヘッドを前記基部と連結
してマーキングヘッドを前記スリット刃と一体で前記ウ
エブの幅方向に沿って移動可能とする連結手段と、を含
むことを特徴とする。
【0022】この発明によれば、移動手段によってスリ
ット刃をウエブの幅方向に沿って移動することにより、
ウエブを任意の幅寸法で裁断することができる。また、
マーキングヘッドは、連結手段によって基部に連結され
ていることにより、スリット刃と一体でウエブの幅方向
に沿って移動する。
【0023】これにより、ウエブの幅寸法にかかわら
ず、裁断されたウエブの所定位置に、適切にマーキング
パターンを形成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しながら本発
明の実施の形態を説明する。
【0025】図1には、本発明の実施の形態に適用した
ウエブ加工装置10の概略構成を示している。このウエ
ブ加工装置10は、ウエブとして長尺のXレイフィルム
12を用い、このXレイフィルム12がロール状に巻き
取られて形成された原反が装着されると、この原反から
Xレイフィルム12を引出しながら搬送する過程で、搬
送方向と直交する幅方向に沿った所定位置でカッティン
グし、カッティングしたXレイフィルム12のそれぞれ
をロール状に巻き取ることにより、原反よりも小幅とな
っている複数条のXレイフィルム12のロールを形成す
る。
【0026】なお、ウエブ加工装置10は、最終形態の
Xレイフィルム12のロールを形成するものであっても
良く、さらに、長手方向に沿って所定間隔で裁断して最
終的にシート状に形成するための中間段階のロールを形
成するものであっても良い。
【0027】図2に示すように、Xレイフィルム12
は、支持体としてPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)を用いて形成したベース層14と、このベース層1
4の少なくとも一方の面に形成された乳剤層16とで構
成された写真感光材料となっている。
【0028】図1に示すように、Xレイフィルム12の
原反は、乳剤層16が内向きとして、Xレイフィルム1
2が巻芯18にロール状に巻き取られており、台座20
に巻芯18が軸支されて装着される。Xレイフィルム1
2は、台座20に装着された原反から、巻芯18の下方
側で最外層から引出される。
【0029】一方、ウエブ加工装置10には、パスロー
ル22、24が、台座20に隣接して上下に配置されて
いる。原反の最外層から引出されたXレイフィルム12
は、パスロール22に巻き掛けられて上方へ向けられ、
さらに、パスロール24に巻き掛けられることにより略
水平方向へ向けられる。
【0030】パスロール24の搬送方向下流側(図1の
矢印方向)には、小ロール26、28が対で配置され、
この小ロール26、28の間に、メインフィードロール
30が配置されている。これにより、小ロール26、2
8の間で、略U字状の搬送路が形成され、Xレイフィル
ム12は、小ロール26、28の間でメインフィードロ
ール30に巻き掛けられる。
【0031】メインフィードロール30は、外周面に多
数の小孔(図示省略)が形成されており、図示しない負
圧源から供給される負圧によって、外周面に巻き掛けら
れるXレイフィルム12を吸着保持するサクションロー
ルとなっている。また、メインフィードロール30は、
図示しない駆動手段の駆動力によって回転駆動されるよ
うになっている。
【0032】Xレイフィルム12は、メインフィードロ
ール30に巻き掛けられることにより、メインフィード
ロール30の回転数に応じた移動速度(ライン速度)で
搬送される。
【0033】小ロール28よりもXレイフィルム12の
搬送方向下流側には、小ロール34、36が配置され、
また、小ロール36の上方側には、サブフィードロール
38とバックアップロール40とが対で配置されてい
る。メインフィードロール30から送り出されたXレイ
フィルム12は、小ロール34、36の間を略水平搬送
され、小ロール36から略垂直に送られてサブフィード
ロール38に巻き掛けられる。
【0034】このサブフィードロール38は、図示しな
い駆動源の駆動力によって回転されて、バックアップロ
ール40との間でXレイフィルム12を挟持して、略水
平方向へ送り出す。
【0035】小ロール34、36の間には、裁断手段と
して円盤状のスリット刃52、54が上下に対で配置さ
れている。スリット刃52、54は、Xレイフィルム1
2の搬送方向と直交する幅方向の所定位置に対向し、小
ロール34、36の間を通過するXレイフィルム12を
挟持する。また、スリット刃52、54は、図示しない
駆動源の駆動力によって回転駆動するようになってお
り、これにより、小ロール34、36の間を略水平搬送
されるXレイフィルム12に、搬送方向に沿ってスリッ
ト状の切れ目を入れることによりカットする。
【0036】なお、本実施の形態では、一例として一対
のスリット刃52、54によって2条のXレイフィルム
12にカッティングするが、複数対のスリット刃52、
54を用い、Xレイフィルム12を複数条にカッティン
グするものであっても良い。
【0037】サブフィードロール38の下流側には、パ
スロール42、44及び反転ロール46が配置されてお
り、サブフィードロール38から送り出されたXレイフ
ィルム12のそれぞれは、パスロール42に巻き掛けら
れることにより上方へ向けられ、さらに、パスロール4
4に巻き掛けられることにより、略水平に反転ロール4
6へ向けられる。
【0038】また、反転ロール46の下方には、Xレイ
フィルム12を巻き取る巻芯48、50が配置されるよ
うになっている。スリット刃52、54によって長手方
向に沿ってカットされたXレイフィルム12は、巻芯4
8、50の何れかに巻き掛けられる。これにより、ウエ
ブ加工装置10では、小幅にカッティングしたXレイフ
ィルム12を、巻芯48又は巻芯50にロール状に巻き
取る。なお、Xレイフィルム12は、感光層16が内向
きとなるように巻芯48、50のそれぞれに巻き取られ
る。
【0039】一方、ウエブ加工装置10には、巻取り制
御部64が設けられている。この巻取り制御部64に
は、メインフィードロール30、サブフィードロール3
8、巻取り軸48、50及びスリット刃52、54のそ
れぞれを駆動する図示しない駆動源が接続しており、巻
取り制御部64は、メインフィードロール30、サブフ
ィードロール38、巻芯48、50を回転駆動すること
によりXレイフィルム12を巻芯18から引出しながら
搬送して、スリット刃52、54を回転駆動することに
より、Xレイフィルム12を小幅に裁断して巻芯48、
50のそれぞれにロール状に巻き取る。
【0040】また、ウエブ加工装置10には、パスロー
ル24、小ロール36及びパスロール44のそれぞれ
に、ウエブテンションピックアップ70が設けられてお
り、巻取り制御部64は、これらのウエブテンションピ
ックアップ70によってXレイフィルム12のテンショ
ンが予め定められた目標値となるように、メインフィー
ドロール30、サブフィードロール38及び巻芯48、
50を回転駆動することにより、Xレイフィルム12に
弛み等を生じさせることなく搬送して、巻芯48、50
に均一に巻き取るようにしている。
【0041】さらに、ウエブ加工装置10には、パスロ
ール22、24の間に、ウエブエッジコンロトールセン
サ72が設けられており、このウエブエッジコントロー
ルセンサ72にて送り出される幅方向の位置を検出し、
巻芯18を軸支している台座20の幅方向の位置を制御
することにより、Xレイフィルム12の幅方向の位置ず
れを防止するようにしている。
【0042】ウエブ加工装置10では、巻芯18の回転
を図示しないセンサによって検出して、Xレイフィルム
12の移動速度(メインフィードロール30の回転速
度)と巻芯18の回転速度から巻径を演算し、演算値が
巻芯18の外径と同じになって、Xレイフィルム12が
無くなったと判断すると、Xレイフィルム12を減速停
止する。また、巻取り制御部64では、このXレイフィ
ルム12の後端が巻芯48、50の近傍に達するタイミ
ングや、巻芯48、50のそれぞれに所定量のXレイフ
ィルム12が巻き取られたときなどの予め設定している
タイミングでXレイフィルム12の搬送を停止する。
【0043】これにより、ウエブ加工装置10では、複
数の原反のXレイフィルム12に対する連続処理が可能
となると共に、巻芯48、50のそれぞれに所定量ずつ
のXレイフィルム12を巻き取ることができるようにな
っている。
【0044】ところで、ウエブ加工装置10には、マー
キング機構80が設けられている。このマーキング機構
80は、プリントロール32及びマーキングヘッド56
を備えている。
【0045】プリントロール32は、スリット刃52、
54の上流側で、小ロール28、34の間に配置されて
おり、メインフィードロール30から一定のライン速度
で送り出されるXレイフィルム12が、スリット刃5
2、54によってカッティングされる前に巻き掛けられ
るようになっている。
【0046】マーキングヘッド56は、プリントロール
32に巻き掛けられるXレイフィルム12に対向して配
置されている。このマーキングヘッド56は、レーザー
発振器58及びビーム偏向器60を備えており、プリン
トロール32に巻き掛けられるXレイフィルム12にレ
ーザービームLBを照射する。
【0047】一方、ウエブ加工装置10には、マーキン
グヘッド56の作動を制御するレーザー制御部62と共
に、マーキングヘッド56を作動するタイミングを制御
するマーキング制御部66が設けられている。また、プ
リントロール32には、プリントロール32の回転角に
応じたパルス信号を出力するロータリーエンコーダー
(RE)74が設けられており、このロータリーエンコ
ーダー74が、マーキング制御部66に接続している。
【0048】マーキング制御部66は、ロータリーエン
コーダー74から入力されるパルス信号からXレイフィ
ルム12の移動量を計測し、Xレイフィルム12の移動
量が予め設定している所定量に達する毎に、レーザー制
御部62へ書込み信号を出力する。
【0049】レーザー制御部62は、マーキング制御部
66から書込み指示(書込み信号)が入力されることに
より、マーキングヘッド56を駆動し、Xレイフィルム
12に所定のマーキングパターンMP(図3及び図4参
照)を形成する。
【0050】これにより、ウエブ加工装置10では、X
レイフィルム12に、搬送方向に沿って所定の間隔毎
に、マーキングパターンMPを形成するようにしてい
る。
【0051】本実施の形態に適用されるレーザー発振器
58は、CO2レーザーであり、入力される駆動信号に
基いて、一定波長のレーザービームLBを、所定の時間
幅(パルス幅)で射出する。
【0052】ビーム偏向器60には、音響光学偏向器
(acoustooptic deflector:AOD)が用いられてい
る。AODは、超音波周波数の偏向信号が入力されるこ
とにより、レーザー発振器58から射出されるレーザー
ビームLBを、この偏向信号に基づいて偏向する。これ
により、レーザー発振器58から発せられたレーザービ
ームLBは、偏向信号(超音波周波数)を順次切り替え
られることでXレイフィルム12の幅方向に沿って偏向
されながら走査され、Xレイフィルム12に照射され
る。
【0053】すなわち、ウエブ加工装置10では、Xレ
イフィルム12の移動方向を主走査方向にとし、Xレイ
フィルム12の幅方向を副走査方向として、レーザービ
ームLBを照射する。
【0054】レーザービームLBは、集光レンズ等の図
示しない光学系によってXレイフィルム12上で所定の
スポット径の焦点を結ぶように結像される。
【0055】マーキングパターンMPは、主走査方向と
副走査方向をm個とn個に分割してm×nのマトリック
スを仮想し、各分割位置でのドットの有無によって文字
や記号等のフォントが形成される。
【0056】レーザー制御部62は、一連の文字や記号
を一定間隔で繰返して印字する場合、一連の文字や記号
を印字する間、レーザー発振器58を連続発振させてレ
ーザービームLBを射出し、一連の文字や記号の印字を
終了すると、次の印字開始までの無印字の間は、レーザ
ー発振器58の発振を停止させる。
【0057】AOD(レーザー偏向器60)への偏向信
号は、副走査方向の分割位置に合わせて周波数を切り替
える。これと共に、印字する文字や記号等のフォント
(ドットパターン)に合わせて偏向信号をオン/オフす
る。
【0058】このときに、マトリックスのマス目が空白
でドットの形成する必要のない部分に対しては、偏向信
号をAODへ入力するタイミングでも偏向信号を入力し
ない(オフする)ことで空白とする。これにより、レー
ザービームLBは、偏向されずに直進して、図示しない
光吸収材に当たって吸収される。
【0059】また、ドットを形成するタイミングでは、
偏向信号をオン(パルス状)にして入力することで、レ
ーザービームLBが偏向され、パルス状となってXレイ
フィルム12に照射され、Xレイフィルム12にドット
状(スポット状)に結像する。
【0060】レーザー制御部62には、Xレイフィルム
12に記録すべき文字や記号、キャラクタ等のマーキン
グパターンに対応したパターン信号が入力されるように
なっており、レーザー制御部62は、このパターン信号
に基づいてマーキングヘッド56(レーザー発振器58
及びビーム偏向器60)を駆動する。なお、このパター
ン信号は、巻取り制御部64又はマーキング制御部66
から所定のタイミングで入力されるものであっても良
く、予めレーザー制御部62に記憶しているものであっ
ても良い。
【0061】Xレイフィルム12は、レーザービームL
Bが照射されることにより乳剤層16が溶融して、乳剤
層16に対して凸状のドットが形成される。これによ
り、例えば、図3及び図4に示すように、Xレイフィル
ム12には、ドットパターンで所定のマーキングパター
ンMPが形成される。なお、図3及び図4では、マーキ
ングパターンMPの一例として5×5ドットで複数のア
ルファベットを形成している。
【0062】Xレイフィルム12は、レーザービームL
Bが照射されることにより乳剤層16がレーザービーム
LBの熱エネルギーによって溶融する。このとき、乳剤
層16には、溶融する過程で、ドットの膨張した内部に
複数の微細な気泡が生じる。
【0063】Xレイフィルム12は、乳剤層16に複数
の微細な気泡が形成されることで、この気泡間の境界膜
が多数形成されることになり、光の乱反射が助長され
る。これにより、本実施の形態では、ドットの内外で反
射光量が大きく変化することで、Xレイフィルム12が
未現像か現像済みか、あるいは濃度の濃淡にかかわら
ず、ドットの認識が視認可能となると共に、ドットの視
認性の向上が図られるようにしている。なお、本実施の
形態では、レーザービームLBによって乳剤層16に形
成されるドットの凸量を10μm以下、各気泡の大きさ
(直径)を1〜5μmとするようにしている。
【0064】このようなドットを形成するためのレーザ
ービームLBの照射時間(一つのドットを形成するため
の照射時間)は、レーザー発振器58の発振波長(レー
ザービームLBの波長)が、9μ帯(例えば9.3μ
m、9.6μmなどの波長)で1μsec〜15μsecの範囲
となる。なお、レーザー発振器58の発振波長が、10
μm帯(例えば10.6μm)のときには、レーザービー
ビームLBの照射時間を、5μsec〜18μsecとするこ
とにより、上記したドットを形成することが可能である
が、本実施の形態では、作業効率の向上を図るために、
9μm帯波長のレーザービームLBを発振するレーザー
発振器58を適用している。
【0065】また、レーザービームLBの照射時間をさ
らに制御して、Xレイフィルム12のベース層14と乳
剤層16との間に境界面に空間ができないようにするこ
とが好ましい。この空間は、ドットを形成するときに乳
剤層16内に生じる気泡とは異なるものであり、ベース
層14と乳剤層16との間に、この空間が生じている
と、レーザービームLBを照射してドットを形成した時
点では、ドットの視認性が高くなるが、Xレイフィルム
12に対して現像処理を施すことで、この空間の上部側
の乳剤層16が飛散して開口してしまうことになり、前
記した照射時間(9μm帯で15μsec、10μm帯で1
8μsec)を越えてドットを形成したときと同等の状態
となってしまう。
【0066】すなわち、Xレイフィルム12のベース層
14と乳剤層16の間に空間が生じないようにするため
には、レーザービームLBの照射時間を、発振波長が9
μm帯で1μsec〜10μsec、10μm帯で5μsec〜8
μsecと狭い範囲で制御することにより、Xレイフィル
ム12の製造段階での視認性の評価と、ユーザによる視
認性の評価との差を軽減することが可能となる。
【0067】一方、ウエブ加工装置10に設けているマ
ーキング機構80のレーザー制御部62は、Xレイフィ
ルム12の幅方向(矢印W方向)に沿った所定領域内に
レーザービームLBを照射するようにビーム偏向器60
がレーザービームLBを偏向するようにしている。
【0068】このとき、レーザー制御部62は、レーザ
ービームLBの走査方向(図3及び図4の矢印W方向)
の両側を、印字領域82(印字領域82A、82B)と
して、この印字領域82A、82Bの間を非印字領域8
4としている。また、マーキング機構80では、印字領
域82内にマーキングパターンMPを形成するようにし
ている。
【0069】レーザー制御部62では、例えばレーザー
発振器58から射出されたレーザービームLBが非印字
領域84内へ偏向されるタイミングでは、偏向信号(超
音波周波数)がオフし、印字領域82A、82B内へ偏
向されるタイミングで、パターン信号に基づいて偏向信
号をオン/オフする。
【0070】これにより、マーキング機構80は、非印
字領域84を挟んでXレイフィルム12の幅方向の両側
に設けられる印字領域82A、82Bのそれぞれにマー
キングパターンMPを形成するようにしている。
【0071】すなわち、マーキング機構80は、マーキ
ングヘッド56から射出するレーザービームLBの照射
領域内を、Xレイフィルム12の幅方向に沿って3分割
して、中央部を非印字領域84に設定する。Xレイフィ
ルム12の幅方向に沿った非印字領域84の幅サイズ
は、マーキングヘッド56の位置精度、Xレイフィルム
12の搬送精度、スリット刃52、54によってカッテ
ィングする時の位置精度、小幅に形成したXレイフィル
ム12の幅方向の端部とマーキングパターンMPとの間
の最低距離などに基づいて設定することができる。
【0072】また、本実施の形態では、印字領域82
A、82Bの一方にマーキングパターンMPを形成する
パターン信号を記憶しており、印字領域82A、82B
の他方にマーキングパターンMPを形成するときには、
印字領域82A、82Bの一方に形成するマーキングパ
ターンMPを180度回転させるようにパターン信号を
変換するようにしている。なお、このようなマーキング
パターンMPの設定は、オペレータがキー入力等によっ
て行うなどの任意の設定方法を用いることができる。
【0073】一方、図5に示すように、小ロール34、
36の間には、Xレイフィルム12の搬送路を挟んで上
下に対で基板100、102が配置されている。基板1
00には、スリット刃52が回転自在に取り付けられ、
基板102には、スリット刃52に対向するスリット刃
54が回転自在に取り付けられている。
【0074】基板100、102のそれぞれには、ドラ
イブシャフト104、106が挿通されている。ドライ
ブシャフト104、106のそれぞれは、軸線方向がX
レイフィルム12の幅方向に沿って配置されて、基板1
00、102に対して回転自在に取り付けられ、かつ、
軸線方向に沿って相対移動可能となっている。
【0075】ドライブシャフト104には、プーリ10
8が取り付けられ、ドライブシャフト106には、プー
リ110が取り付けられている。プーリー108、11
0は、基板100、102と一体でドライブシャフト1
04、106に対して相対移動可能となっていると共
に、ドライブシャフト104、106と一体に回転可能
となっている。
【0076】また、スリット刃52に設けているプーリ
52Aとプーリ108間及び、スリット刃54に設けて
いるプーリ54Aとプーリ110の間には、無端の駆動
ベルト112が巻き掛けられており、これにより、ドラ
イブシャフト104とスリット刃52及びドライブシャ
フト106とスリット刃54が、それぞれ一体に回転す
るようになっている。
【0077】なお、プーリ108、110と駆動ベルト
112を用いずに、ドライブシャフト104、106に
スリット刃52、54を連結して一体回転可能となるよ
うにしても良い。また、このような基板100、102
へのドライブシャフト104、106及びプーリ10
8、110の取り付けは、例えばキー溝等を用いた従来
公知の一般的構成を適用することができ、本実施の形態
では、詳細な説明を省略する。
【0078】このドライブシャフト104、106は、
巻取り制御部64によって作動が制御される図示しない
駆動源に連結しており、この駆動源の駆動力によって回
転駆動される。
【0079】一方、基板100、102のそれぞれに
は、移動手段として送りナット114が取り付けられて
いる。送りナット114のそれぞれには、ドライブシャ
フト104、106と平行に配置されている送りネジ1
16、118が基板100、102を貫通するように螺
合されている。
【0080】送りネジ116、118のそれぞれは、図
示しないサイズチェンジモータに連結しており、このサ
イズチェンジモータの駆動力によって一体に回転される
ようになっている。基板100、102は、送りネジ1
16、118及びドライブシャフト104、106によ
って、Xレイフィルム12の幅方向に沿って移動可能に
支持されており、この送りネジ116、118の回転に
よってXレイフィルム12の幅方向に沿って一体で平行
移動される。
【0081】これにより、ウエブ加工装置10では、基
板100、102の移動によってスリット刃52、54
をXレイフィルム12の幅方向に沿って移動させて、X
レイフィルム12を任意の幅寸法で裁断することができ
るようになっている。なお、ウエブ加工装置10では、
スリット刃52、54によってカッティングされたXレ
イフィルム12のそれぞれを、互いに離間させるように
しており、これにより、スリット刃52、54によって
裁断された2条のXレイフィルム12が下流側で重なり
合うのを防止している。
【0082】一方、図1及び図5に示すように、スリッ
ト刃52の近傍には、マーキングヘッド56が設けられ
ている。図5に示すように、マーキングヘッド56は、
ブラケット120に取り付けられており、このブラケッ
ト120には、一対のガイドシャフト122、124が
挿通されている。
【0083】このガイドシャフト122、124は、ド
ライブシャフト104及び送りネジ116と平行に配置
されている。これにより、マーキングヘッド56は、ブ
ラケット120と共にXレイフィルム12の幅方向に沿
って移動可能となっている。
【0084】また、ブラケット120は、略L字形状に
屈曲された下端部が、連結部材126によって基板10
0に連結されている。これにより、ブラケット120と
共にマーキングヘッド56が、基板100と一体でXレ
イフィルム12の幅方向に沿って移動するようになって
いる。
【0085】一方、ブラケット120は、マーキングヘ
ッド56から射出するレーザービームLBによるXレイ
フィルム12の非印字領域84が、スリット刃52、5
4によってXレイフィルム12をカットする位置に対向
するように基板100に連結されている。
【0086】これにより、Xレイフィルム12には、ス
リット刃52、54によって裁断される位置(図3及び
図4に示すカットライン68)を挟んで両側に、天地が
逆向きとなったマーキングパターンMPが形成され、巻
芯48、50のそれぞれに巻き取られるXレイフィルム
12には、幅方向の一端側に、その側から見て同じ向き
でマーキングパターンMPが形成される。
【0087】以下に、本実施の形態の作用を説明する。
【0088】ウエブ加工装置10では、台座20にXレ
イフィルム12の原反が装着された状態でメインフィー
ドロール30、サブフィードロール38及び巻芯48、
50を回転駆動することにより、この原反からXレイフ
ィルム12を引出しながら、巻芯48、50へ向けて搬
送する。
【0089】また、ウエブ加工装置10では、スリット
刃52、54を回転駆動して、Xレイフィルム12を幅
方向の中間部でカットすることにより、Xレイフィルム
12を原反よりも小幅に分割し、分割したXレイフィル
ム12のそれぞれを、巻芯48、50に巻き取るように
している。
【0090】ところで、ウエブ加工装置10には、スリ
ット刃52、54の上流側にマーキング機構80が設け
られており、Xレイフィルム12をスリット刃52、5
4によってカッティングするのに先立って、Xレイフィ
ルム12の所定位置に、マーキングパターンMPを形成
するようにしている。
【0091】すなわち、ウエブ加工装置10は、Xレイ
フィルムのカッティング処理と共にマーキング処理を行
うようになっている。このとき、ウエブ加工装置10で
は、Xレイフィルム12の幅寸法を小さくする前に、X
レイフィルム12にマーキング処理を施す。
【0092】Xレイフィルム12等のウエブを複数のロ
ールに巻き掛けながら長手方向に沿って搬送するとき
に、幅寸法が狭いと蛇行や横ずれ等が生じ易くなる。ま
た、搬送途中で長手方向に沿ってカッティングして、カ
ッティングしたXレイフィルム12を並行して搬送する
ときには、横ずれによって隣接するXレイフィルム12
同士が重なりあってしまうことがある。
【0093】このために、スリット刃52、54によっ
てカッティングしたXレイフィルム12に、マーキング
パターンMPを形成しようとすると、マーキングパター
ンMPの位置がXレイフィルム12の幅方向にずれてし
まい、幅方向に対して一定位置にマーキングパターンM
Pを形成することが困難となり、また、マーキングパタ
ーンMPの一部が欠けてしまう恐れもある。
【0094】これに対して、ウエブ加工装置10では、
スリット刃52、54よりも上流側にプリントロール3
2とマーキングヘッド56を設けて、スリット刃52、
54によってXレイフィルム12にカッティング処理を
施す前にマーキング処理を施すようにしているので、X
レイフィルム12の所定位置に適正なマーキングパター
ンMPを形成することができる。
【0095】特に、ウエブ加工装置10では、スリット
刃52、54によってXレイフィルム12をカッティン
グする直前に、マーキングパターンMPを形成するよう
にマーキングヘッド56を配置しているので、スリット
刃52、54によるカッティング位置に対するマーキン
パターンMPの位置の誤差を最小限に抑えることができ
る。
【0096】一方、ウエブ加工装置10に設けているマ
ーキング機構80は、Xレイフィルム12の搬送量が所
定量に達する毎にマーキングパターンMPを形成する。
このとき、マーキングヘッド56は、レーザー発振器5
8で発振されたレーザービームLBを、AODを用いた
レーザー偏向器60によって偏向することにより、レー
ザービームLBを、Xレイフィルム12の幅方向に沿っ
て走査する。
【0097】マーキング機構80は、印字領域82(8
2A、82B)の間に非印字領域84を形成するように
しており、印字領域82A、82Bのそれぞれにマーキ
ングパターンMPを形成する。また、ウエブ加工装置1
0では、マーキング機構80による非印字領域84が、
スリット刃52、54に対向するようになっている。
【0098】これにより、ウエブ加工装置10では、一
つのマーキングヘッド56によって、2条のXレイフィ
ルム12のそれぞれに、マーキングパターンMPを形成
することができる。
【0099】すなわち、スリット刃52、54に対向す
る位置を非印字領域84内となるようにし、この非印字
領域84を挟む領域となる印字領域82A、82Bのそ
れぞれにマーキングパターンMPを形成することによ
り、一つのマーキングヘッド56によって、小幅に加工
した2条のXレイフィルム12のそれぞれに、幅方向の
一端側の所定位置にマーキングパターンMPを形成する
ことができる。
【0100】したがって、小幅のXレイフィルム12の
それぞれにマーキングパターンMPを形成するためのマ
ーキングヘッド56の設置スペースが狭くて済み、ウエ
ブ加工装置10が大型化してしまうのを防止することが
できる。
【0101】本実施の形態では、一例として、2条に分
割するXレイフィルム12のそれぞれにマーキングパタ
ーンMPを形成するようにしたが、Xレイフィルム12
を(2×n)条(ただしnは1以上の正数)に分割する
場合、n台のマーキングヘッド56を設ければ良く、ま
た、Xレイフィルム12を(2×n+1)条に分割する
ときには、(n+1)台のマーキングヘッド56を設け
れば良い。
【0102】なお、本実施の形態では、印字領域82
A、82Bのそれぞれに同時にマーキングパターンMP
を形成するようにしたが、これに限らず、例えば図6に
示すように、印字領域82A、82Bに、所定間隔で交
互にマーキングパターンMPを形成することも可能であ
る。すなわち、印字領域82A、82Bのそれぞれに任
意のタイミングでマーキングパターンMPを形成するこ
とができる。
【0103】この場合、例えば、印字領域82Aにマー
キングパターンMPを形成するときには、レーザービー
ムLBが、印字領域82A内で走査されるように偏向す
れば良く、また、印字領域82Bにマーキングパターン
MPを形成するときには、レーザービームLBが、印字
領域82B内で走査されるように偏向すれば良い。
【0104】このように構成することにより、レーザー
ビームLBの走査幅が狭まるので、走査時間を短縮する
ことができ、Xレイフィルム12への迅速なマーキング
パターンMPの形成が可能となる。また、マーキングパ
ターンMPを形成するために、Xレイフィルム12のラ
イン速度が低下するなどの問題が生じてしまうのを防止
できる。
【0105】このようなレーザービームLBの走査は、
偏向信号の切替等の電気的制御のみで簡単にかつ短時間
(瞬間的)に行うことができる。
【0106】一方、ロットの切替等を行うときには、X
レイフィルム12の裁断幅の変更が生じることがある。
ウエブ加工装置10では、図示しないサイズチェンジモ
ータによってドライブシャフト104、106を回転駆
動することにより、スリット刃52、54をXレイフィ
ルム12の幅方向に沿って移動可能となっている。
【0107】これにより、ウエブ加工装置10では、ス
リット刃52、54をXレイフィルム12の幅方向に沿
った任意の位置に対向させて、Xレイフィルム12の裁
断を行うことができるようになっている。すなわち、ウ
エブ加工装置10では、原反から引出したXレイフィル
ム12を小幅に裁断する時の幅寸法を任意に設定するこ
とができるようになっている。
【0108】また、ウエブ加工装置10では、スリット
刃52が取り付けられている基板100にマーキングヘ
ッド56が固定されており、スリット刃52の移動に伴
って、マーキングヘッド56もXレイフィルム12の幅
方向に沿って一体に移動するようになっている。
【0109】マーキングヘッド56は、スリット刃52
と一体でXレイフィルム12の幅方向に移動することに
より、常に、非印字領域84がスリット刃52、54に
よるXレイフィルム12の裁断位置(カットライン6
8)に対向するようになっている。
【0110】これにより、ウエブ加工装置10では、ス
リット刃52、54によって裁断したXレイフィルム1
2の幅方向の端部にマーキングパターンMPを形成する
ことができる。
【0111】すなわち、ウエブ加工装置10では、スリ
ット刃52をマーキングヘッド56と一体で移動させる
ことにより、Xレイフィルム12の幅寸法にかかわら
ず、Xレイフィルム12の幅方向の端部に印字領域82
が対向するようにして、Xレイフィルム12の幅方向の
端部に、的確にマーキングパターンMPを形成すること
ができる。
【0112】なお、本実施の形態では、円盤状のスリッ
ト刃52、54を用いたが、下刃となるスリット刃54
を円筒状に形成しても良い。これにより、上刃となるス
リット刃52のみを移動させれば、Xレイフィルム12
の裁断位置を変更できるので、移動手段の構成の簡略化
を図ることができる。
【0113】また、本実施の形態では、連結手段として
ブロック状の連結部材126を用いているが、これに限
らず、ネジ等を用いて、基板100とブラケット120
を、互いの間隔が調整可能となるように連結しても良
い。これにより、マーキングヘッド56を着脱しても、
スリット刃52、54によるXレイフィルム12に対す
るマーキングヘッド56の取り付け位置の調整が可能と
なるようにすれば、マーキングヘッド56のメンテナン
ス等を行った後でも、スリット刃52、54に対する非
印字領域84の調整を正確に行うことができる。
【0114】また、連結手段としては、基板100とブ
ラケット120が一体でXレイフィルム12の幅方向に
沿って移動可能とするものであれば、任意の形状ないし
構成を適用することができる。
【0115】このように、本実施の形態に適用したウエ
ブ加工装置10では、Xレイフィルム12を所定幅に裁
断するときに、Xレイフィルム12へのマーキング処理
を合わせて行うようにしており、これにより、Xレイフ
ィルム12の裁断からマーキング処理までの作業効率を
向上させることができるとともに、裁断したXレイフィ
ルム12のそれぞれの適正な位置に、マーキングパター
ンMPを形成することができる。
【0116】また、ウエブ加工装置10は、一つのマー
キングヘッド56によって2条のXレイフィルム12の
それぞれにマーキングパターンMPを形成するようにし
ているので、小幅に加工したXレイフィルム12のそれ
ぞれに、マーキングパターンMPを形成するのに、マー
キングヘッド56の数を少なくすることができ、メーキ
ングパターンMPを形成するために、装置が大型化して
しまうことがない。
【0117】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形
態では、印字領域82A、82Bに、天地を逆にして、
同じマーキングパターンMPを形成したが、これに限ら
ず、印字領域82A、82Bに異なるマーキングパター
ンMPを形成するようにしても良い。
【0118】また、本実施の形態では、マーキングパタ
ーンを形成するウエブとして写真感光材料の一種である
Xレイフィルム12を例に、このXレイフィルム12を
2状にカットしながら、それぞれのXレイフィルム12
にマーキングパターンMPを形成するマーキング装置1
0を用いて説明したが、本発明は、Xレイフィルム12
に限らず任意の写真感光材料のマーキングに適用するこ
とができ、また、写真感光材料に限らず任意のウエブを
搬送しながら加工する任意の加工装置に適用することが
できる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように本発明のウエブの加
工方法によれば、小幅に裁断し且つ文字や記号等がマー
キングされたウエブを得るときの作業効率の向上を図る
ことができる。また、本発明のウエブの加工方法では、
ウエブの幅方向に沿ってマーキング手段による非マーキ
ング領域を挟んだ両側にマーキング領域を設けると共
に、非マーキング領域を裁断手段によるウエブの裁断位
置に対向させることにより、装置の大型化を招くことな
く裁断したウエブのそれぞれに適正にマーキング処理を
施すことができるという優れた効果が得られる。
【0120】さらに、本発明のウエブの加工装置によれ
ば、ウエブを任意の幅で裁断可能としているときに、裁
断したウエブのそれぞれに、適正に文字や記号等を形成
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したウエブ加工装置の概略
構成図である。
【図2】本実施の形態にウエブとして適用したXレイフ
ィルムの構造を示す概略断面図である。
【図3】マーキングヘッドからXレイフィルムへのレー
ザービームの照射を示す概略斜視図である。
【図4】マーキングパターンを形成したXレイフィルム
の概略図である。
【図5】スリット刃とマーキングヘッドの移動機構の概
略構成を示す要部斜視図である。
【図6】マーキングパターンの形成位置の他の一例を示
すXレイフィルムの概略図である。
【符号の説明】
10 ウエブ加工装置(ウエブの加工装置) 12 Xレイフィルム 16 乳剤層 30 メインフィードロール(搬送手段) 32 プリントロール 48、50 巻芯 52、54 スリット刃(裁断手段) 56 マーキングヘッド(マーキング手段) 58 レーザー発振器 60 ビーム偏向器 62 レーザー制御部(マーキング手段) 68 カットライン 80 マーキング機構(マーキング手段) 82(82A、82B) 印字領域(マーキング領
域) 84 非印字領域(非マーキング領域) 100、102 基板(基部) 104、106 ドライブシャフト(裁断手段) 114 送りナット(移動手段) 116、118 送りネジ(移動手段) 120 ブラケット(支持手段) 122、124 ガイドシャフト(支持手段) 126 連結部材(連結手段) MP マーキングパターン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエブを複数のロールに巻き掛けて長手
    方向に沿って搬送しながら、裁断手段によって搬送方向
    と直交する幅方向に沿った所定位置で裁断することによ
    り小幅のウエブに裁断加工するウエブの加工方法であっ
    て、 前記裁断手段による前記ウエブの裁断位置よりもウエブ
    の搬送方向上流側に、前記ウエブへ向けてレーザービー
    ムを走査しながら照射することによりウエブに文字又は
    記号をマーキングするマーキング手段を設け、前記マー
    キング手段によって前記ウエブの所定位置にマーキング
    処理を施した後に、前記裁断手段によって前記ウエブを
    裁断加工することを特徴とするウエブの加工方法。
  2. 【請求項2】 前記ウエブの幅方向に沿った所定位置を
    非マーキング領域とすると共に、該非マーキング領域を
    挟んだ幅方向の両側をマーキング領域として、前記非マ
    ーキング領域が前記裁断手段による前記ウエブの裁断位
    置となるように前記ウエブに所定のマーキングパターン
    を形成することを特徴とする請求項1に記載のウエブの
    加工方法。
  3. 【請求項3】 前記マーキング手段が、レーザー発振器
    からマーキングパターンに応じて射出される前記レーザ
    ービームを、音響光学偏向器によって前記ウエブの幅方
    向に沿って偏向することにより、前記ウエブにマーキン
    グパターンを形成することを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載のウエブの加工方法。
  4. 【請求項4】 ウエブを複数のロールに巻き掛けながら
    長手方向に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段に
    よって搬送される前記ウエブの幅方向の所定位置に対向
    して配置されるスリット刃によってウエブを裁断する裁
    断手段と、前記裁断手段の前記スリット刃よりも前記ウ
    エブの搬送方向の上流側で、マーキングヘッドから射出
    するレーザービームによって前記ウエブに文字ないし記
    号を形成するマーキング手段と、を含み、前記ウエブを
    搬送しながらマーキング処理を施した後に、裁断処理を
    施すウエブの加工装置であって、 前記スリット刃が設けられている基部と、前記基部を前
    記ウエブの幅方向に沿って移動する移動手段と、 前記マーキングヘッドを前記ウエブの幅方向に沿って移
    動可能に支持する支持手段と、 前記支持手段によって支持される前記マーキングヘッド
    を前記基部と連結してマーキングヘッドを前記スリット
    刃と一体で前記ウエブの幅方向に沿って移動可能とする
    連結手段と、 を含むことを特徴とするウエブの加工装置。
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