JP2004066516A - レーザーマーキング方法及び感光材料 - Google Patents

レーザーマーキング方法及び感光材料 Download PDF

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Abstract

【課題】感光材料にレーザービームを照射して、感光材料に視認性の高いドット及びドット配列によりマーキングパターンを形成する。
【解決手段】マーキング装置では、Xレイフィルム12にレーザービームを照射してドット配列によるマーキングパターンMPを形成するときに、ドット52のドット径Dを、0.18mm以上、好ましくは0.2mm以上とすると共に、ドット径に対するドットピッチPの比であるピッチ/ドット径比γを、1.7以下、好ましくは1.5以下とする。これにより、Xレイフィルムに視認性の高いドットを形成することができると共に、このドット配列によって形成されるマーキングパターンの視認性及び認識性を高くすることができる。
【選択図】    図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光材料にレーザービームを照射することにより所定のマーキングパターンを形成するレーザーマーキング方法及び感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療用Xレイフィルムなどの感光材料には、エッジ部分にメーカー名や品種、ロット等を識別可能となるように文字等のマーキングを行っている。
【0003】
従来、Xレイフィルムに文字等をマーキングする方法としては、刻印方式がある。この刻印方式は、圧力被りを生じさせることにより黒色化して、透過視認性の向上を図るようにしたり、凹凸を形成することにより、反射視認性が得られるようにしたものである。
【0004】
しかし、刻印方式で品種等をマーキングするときには、品種を切換えるときに刻印の交換等を行う必要があり、また、刻印交換作業が、印字工程の作業効率を低下させてしまう。また、刻印方式では、例えば1枚ずつ番号を替えるナンバリングが実質的に不可能となっている。
【0005】
一方、例えば特開平10−305377号公報では、レーザービームを利用して、材料の表面に文字や記号等をマーキングする技術を提案している。また、特許第3191201号公報では、Xレイフィルム等の感光材料を被印字体とし、感光材料にレーザービームを照射することにより熱被りや変形を生じさせることにより文字や記号等を形成するマーキング技術が提案されている。
【0006】
このようにレーザービームを用いて感光材料に文字や記号等をマーキングすることにより、作業効率を低下させることなく、品種替え等が可能となり、感光材料へのマーキングには、レーザービームの使用が望まれている。
【0007】
ところで、Xレイフィルムに文字や記号等をマーキングする場合、現像、未現像の状態で反射視認性及び透過視認性を確保する必要があり、このドットの視認性を向上させる要因としてドットの色を挙げることができる。
【0008】
しかしながら、レーザービームを照射してXレイフィルムに形成したドットは、未現像状態で白色、ベタ現像で薄茶色、素現像で薄い黒色となり、周囲とのコントラストの差が低い。
【0009】
また、レーザービームを照射してXレイフィルムにドットを形成するときの色の制御は困難であり、このために、限られたコントラストの中で視認性を確保しなければならないが、ドットが小さすぎるとドットの視認性は勿論、ドット配列によって形成する文字や記号等のマーキングパターンの視認性も低くなってしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、Xレイフィルム等の感光材料に、未現像/現像にかかわらず視認性の高いドット配列のマーキングパターンを形成するレーザーマーキング方法及び視認性の高いマーキングパターンが形成された感光材料を提案することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、レーザー発振手段によって発振したレーザービームを、感光材料に照射して形成したドットの配列によって、感光材料にマーキングパターンを形成するレーザーマーキング方法であって、前記感光材料に前記レーザービームを照射して形成する前記ドットの外径を0.18mm以上、好ましくは0.2mm以上としていることを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、感光材料にレーザービームを照射してドットを形成するときのドットの外径を、0.18mm以上、好ましくは0.2mm以上となるようにしている。これにより、マーキングパターンを形成する個々のドットの視認性を確保することができる。
【0013】
また、本発明では、前記ドットの外径に対する縦又は横方向の少なくとも一方に隣接するドットとの間のドットピッチの比を、1.7以下、好ましくは1.5以下としたドット配列で前記マーキングパターンを形成していることを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、ドット配列によってマーキングパターンを形成するとき、個々のドットの外径に対して、縦方向又は横方向の少なくとも一方に隣接するドットとの中心の間隔であるドットピッチの比が、1.7以下、好ましくは1.5以下となるようにしている。
【0015】
ドット径に対してドットピッチが広がりすぎると、ドットの連続性が損なわれて、ドット配列によって形成する文字や記号等の認識性が低下するが、ドットの外径に対するドットピッチの比を、1.7以下、好ましくは、1.5以下とすることにより、ドット配列によって形成する文字や記号等の的確な認識が可能となる。
【0016】
すなわち、本発明の感光材料は、レーザービームがスポット状に照射されて形成されたドットの配列によってマーキングパターンが形成された感光材料であって、前記ドットの外径が0.18mm以上、好ましくは0.2mm以上で、かつ前記ドットの外径に対するドットピッチの比が1.7以下、好ましくは1.5以下で配列されたドットによって前記マーキングパターンが形成されていることを特徴とする。
【0017】
これにより本発明の感光材料には、視認性の高いマーキングパターンが形成されることになり、品種やメーカー名、ロット番号等を識別可能な情報をマーキングパターンとして形成することにより、感光材料に記録されているマーキングパタンから品種、メーカー名、ロット番号等を的確に読み取ることが可能となる。
【0018】
このような本発明のレーザーマーキング方法では、前記レーザービームを前記感光材料にスポット状に集光して前記ドットを形成するときに、前記レーザービームをデフォーカスすることにより、前記感光材料上に前記所定の外径のドットを形成することができる。
【0019】
この発明によれば、レーザービームをデフォーカスして感光材料に照射することにより、レーザービームが照射される感光材料上の照射領域のスポット径を広げることができるので、所望のドット径に応じたスポット径で、感光材料にレーザービームを照射することが容易となる。
【0020】
また、本発明では、前記レーザー発振手段の出力を制限することにより、一定エネルギーのレーザービームを前記感光材料に照射して前記ドットを形成することを特徴とする。
【0021】
この発明よれば、レーザービームの強度のピーク値を制限することにより、レーザービームの強度をフラットにすることができる。これにより、レーザービームをスポット状に感光材料に照射したときに、このスポット内の領域を略均一に加工してドットを形成することができるので、視認性の高いドットの形成が可能となる。
【0022】
このようにして、視認性の高いドットを形成することにより、ドット配列によって形成しているマーキングパターンの視認性も向上することができるので、感光材料に視認性及び認識性の高いマーキングパターンを形成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1には、本実施の形態に適用したマーキング装置10の概略構成を示している。このマーキング装置10は、ロール状に巻き取られたXレイフィルム12を搬送する過程で、その表面にレーザービームLBを照射して、文字や記号等のマーキングパターンを形成する。
【0024】
図2に示すように、本実施の形態に感光材料として適用したXレイフィルム12は、PET等を用いて支持体として形成したベース層14の少なくとも一方の面に乳剤を塗布して形成された乳剤層16を含む多層状となっている。
【0025】
図1に示すように、マーキング装置10で処理されるXレイフィルム12は、乳剤層16が外向きとなるように巻芯18に層状に巻き取られたロール20として装填される。マーキング装置10には、このロール20の装填位置近傍にパスロール22、24が上下に配置されており、ロール20の外周端から引出されたXレイフィルム12が、パスロール22に巻き掛けられることにより上方へ向けられ、さらに、パスロール24に巻き掛けられることにより水平方向へ向けて方向転換される。
【0026】
また、マーキング装置10には、プリントロール26が設けられており、パスロール24に巻き掛けられて略水平方向へ向けられたXレイフィルム12がこのプリントロール26に巻き掛けられて略下方へ向けられる。
【0027】
プリントロール26の下方には、ロール対28が設けられており、プリントロール26に巻き掛けられて下方へ向けられたXレイフィルム12は、ロール対28に挟持されて水平方向へ向けて方向転換される。
【0028】
マーキング装置10には、このロール対28の近傍に、小ロール30、32が対で配置され、この小ロール30、32の間にサクションドラム34が設けられて、略U字状の搬送路を形成し、Xレイフィルム12は、小ロール30、32の間でサクションドラム34の外周面に巻き掛けられるようになっている。
【0029】
サクションドラム34は、外周面に多数の小孔(図示省略)が形成されており、これらの小孔に負圧が供給されることにより、外周面に巻き掛けたXレイフィルム12を吸着保持する。また、サクションドラム34は、自重又は図示しない付勢手段の付勢力で、図1の紙面下方側へ移動するようになっており、これにより、マーキング装置10では、プリントロール26に巻き掛けられるXレイフィルム12に所定(一定)のテンションを付与してXレイフィルム12がプリントロール26に緊密に巻き掛けられるようにしている。
【0030】
マーキング装置10では、このサクションドラム34を図示しない駆動手段の駆動力によって回転駆動しており、これにより、Xレイフィルム12は、サクションドラム34の回転速度に応じたライン速度でロール20から引出されながら搬送され(図1で搬送方向を矢印A方向で示す)、小ロール32から送り出される。また、小ロール32から送り出されたXレイフィルム12は、巻芯36に巻き掛けられている。
【0031】
マーキング装置10には、巻取り制御装置38が設けられており、この巻取り制御装置38が、サクションドラム34及び巻芯36等を回転駆動する図示しない駆動源を制御して、ロール20から引出したXレイフィルム12を所定速度で搬送しながら、このXレイフィルム12を巻芯36にロール状(層状)に巻き取る。
【0032】
サクションドラム34には、ロータリーエンコーダー40が設けられている。ロータリーエンコーダー40は、図示しない回転軸がサクションドラム34と一体に回転し、サクションドラム34の回転角に応じたパルス信号を出力する。このパルス信号を計測することにより、Xレイフィルム12の搬送速度及び搬送長の検出が可能となっている。
【0033】
ところで、マーキング装置10には、マーキング手段として、マーキングヘッド42及びレーザー制御装置44が設けられている。レーザー制御装置44には、ロータリーエンコーダー40からパルス信号が入力されるようになっており、レーザー制御装置44では、このパルス信号に基づいてXレイフィルム12の搬送速度及び搬送長を監視しながらマーキングヘッド42の作動を制御する。
【0034】
図1及び図3に示すように、マーキングヘッド42は、レーザー発振器46と、図示しない集光レンズを含むビーム偏向器48を備えており、レーザー発振器46で発振したレーザービームLBを射出する。マーキングヘッド42は、その先端部であるレーザービームLBの射出口が、プリントロール26に巻き掛けられるXレイフィルム12へ向けられており、これにより、マーキングヘッド42からレーザービームLBが、プリントロール26に巻き掛けられるXレイフィルム12に照射される。
【0035】
本実施の形態に適用したレーザー発振器46は、COレーザーであり、レーザー制御装置44からの駆動信号に基づいて一定の発振波長のレーザービームLBを射出する。
【0036】
ビーム偏向器48は、例えばAOD(音響光学装置)を備えており、レーザー制御装置44から入力される偏向信号に基づいて、レーザー発振器46から射出するレーザービームLBを、Xレイフィルム12の搬送方向と直交する方向である幅方向に沿って走査する。このとき、ビーム偏向器48は、走査するレーザービームLBを、集光レンズによってXレイフィルム12上で所定のスポット径となるように集光している。
【0037】
Xレイフィルム12は、レーザービームLBが照射されることにより乳剤層16が溶融し、凹部が生じる。Xレイフィルム12では、この凹部が、未現像か現像済みか、あるいは濃度の濃淡にかかわらず、認識可能なドット52(図4(A)及び図4(B)参照)となる。
【0038】
マーキング装置10では、このドット52の配列により文字や記号等をマーキングパターンMPとしてXレイフィルム12に形成するようにしている。
【0039】
レーザー制御装置44は、Xレイフィルム12に形成すべきマーキングパターンに応じたパターン信号が、例えば巻取り制御装置38から入力されることにより、このパターン信号に応じてレーザー発振器46へ駆動信号を出力すると共に、ビーム偏向器48に偏向信号を出力する。
【0040】
これにより、Xレイフィルム12に形成すべきマーキングパターンに応じてレーザービームLBが走査される。
【0041】
また、レーザー制御装置44は、ロータリーエンコーダー40から出力されるパルス信号に基づいてXレイフィルム12の搬送長を監視して、搬送長が所定長さに達する毎に、レーザー発振器46へ駆動信号を出力すると共に、ビーム偏向器48へ偏向信号を出力する。
【0042】
これにより、マーキング装置10では、Xレイフィルム12に所定間隔でマーキングパターンを形成するようにしている。すなわち、図4(A)に示すように、マーキング装置10では、Xレイフィルム12の搬送方向(図4(A)の矢印A方向)を副走査方向とし、レーザービームLBの走査方向を主走査方向として、レーザービームLBを照射することにより、ドット状のマーキングパターンMPを形成するようにしている。なお、図4(A)及び図4(B)では、一例として5×5のドット配列でアルファベットを形成したマーキングパターンMPを示している。
【0043】
なお、Xレイフィルム12を幅方向の中間部で裁断(スリット)するときには、このスリット位置であるスリットライン50(図4(A)参照)を挟んだ両側のそれぞれにマーキングパターンMPを形成する。このとき、スリットライン50を挟んで天地の向きが逆となるマーキングパターンMPを形成することも可能である。
【0044】
マーキング装置10では、パターン信号に基づいてマーキングパターンMPを形成するようにしているため、パターン信号を変更することにより、Xレイフィルム12に形成するマーキングパターンMPを容易に変更することができる。
【0045】
すなわち、マーキング装置10では、Xレイフィルム12に照射するレーザービームLBによって形成するドット52の配列によってマーキングパターンMPを形成するようにしているために、Xレイフィルム12に記録したいマーキングパターンMPに応じたパターン信号を、レーザー制御装置44へ入力することにより、任意の文字や記号等をマーキングパターンMPとして形成することができると共に、Xレイフィルム12に形成するマーキングパターンMPの一部ないし全部を容易に変更することができるようになっている。
【0046】
一方、図4(B)に示すように、マーキング装置10では、Xレイフィルム12に形成するドット52を、外径(以下「ドット径D」とする)が、0.18mm以上(D≧0.18mm)となるようにして、Xレイフィルム12に形成した個々のドット52を的確に視認できるようにしている。
【0047】
また、マーキング装置10では、マーキングパターンMPを形成するときのドット52の中心の間隔であるドットピッチPを、ドット52のドット径Dに対する比(以下「ピッチ/ドット径比」とする)γが1.7以下(γ=P/D≦1.7)となるようにしている。
【0048】
これにより、マーキング装置10では、Xレイフィルム12にドット52の配列によって形成した文字や記号等の識別が確実となるようにしている。
【0049】
すなわち、マーキング装置10では、ドット52のドット径Dを、0.18mm以上とすると共に、ピッチ/ドット径比γを1.7以下とすることにより、マーキングパターンMPとして形成する文字や記号等の確実な視認が可能となるようにしている。
【0050】
なお、マーキング装置10では、ドット52のドット径Dが0.2mm、ピッチ/ドット径比γが1.5(γ=1.5)となるように、Xレイフィルム12のライン速度に応じて、ビーム偏向器48へ出力する偏向信号を制御するようにしている。
【0051】
一方、マーキング装置10に設けられているレーザー制御装置44は、レーザー発振器46の出力を制限するトップカットを行いながら、トップカットによるエネルギーの不足を補うように照射時間を制御することにより、Xレイフィルム12にドット52を形成するのに必要なエネルギーが得られるようにしている。
【0052】
図5(A)に示されるように、通常、レーザー発振器46から出力されるレーザービームLBは、強度がビーム中心(図5(A)で一点鎖線で示す)にピークを持つガウス分布となるガウシアンビームとなっている。このガウシアンビームでは、強度がピーク値に対して約86.5%下がったライン(図5(A)に破線で示す)がビーム径となっている。
【0053】
レーザー制御装置44では、レーザー発振器46を駆動するときに、レーザービームLBの強度のピークを、通常の強度よりも約40%低くなるように制御するトップカットを行う。これにより、レーザー制御装置44では、Xレイフィルム12に照射するレーザービームLBのピーク値を抑制し、レーザービームLBの強度が、ビーム径内で略フラットになるようにしてマーキングを行う。
【0054】
このとき、レーザー制御装置44では、レーザービームLBのピークを規制することによるエネルギーの不足を、照射時間によって補うようにしている。
【0055】
例えば、図5(C)に示すように、レーザー発振器46を定格出力で駆動したときに、ドット52を形成するのに必要なレーザービームLBの照射時間を時間tとしたときに、レーザー制御装置44では、レーザー発振器46の出力を規制したときに、レーザービームLBの照射時間を時間t(t>t)とすることにより、同等のエネルギーを確保するようにしている。
【0056】
なお、レーザー制御装置10では、マーキングパターンMPの書き込みに先立ってレーザー発振器46の駆動を開始し、レーザー発振器46から発するレーザービームの出力が安定した状態で、マーキングパターンMPのパターン信号に基づいた偏向信号をビーム偏向器48へ出力するときに、偏向信号によって各ドット52の照射時間を制御するようにしても良く、また、レーザー発振器46の出力を制限しているために、ドット52の書込みタイミングに合わせてレーザー発振器46をオン/オフするようにしても良い。ドット52の書込みタイミングに合わせてレーザー発振器46を駆動するときには、駆動パルスのパルス幅で、レーザービームLBの照射時間を制御すれば良い。
【0057】
一方、マーキング装置10では、レーザービームLBをデフォーカスすることにより、Xレイフィルム12上に照射したレーザービームLBのビーム径が、ドット52の外径Dに応じたビーム径となるようにしている。
【0058】
図6に示すように、レーザービームLBのビーム径は、焦点fの位置近傍で最も小径となる(ビームウエスト)。レーザービームLBを、被照射物に照射するときには、焦点fが被照射物の例えば表面上となるようにするが、レーザービームLBのビーム径は、主にレンズ焦点距離とレーザービームLBの発振波長によって決まるために、Xレイフィルム12上にレーザービームLBを結像させようとすると、ビーム径の調整は困難となる。
【0059】
ここから、マーキング装置10では、Xレイフィルム12を、マーキングヘッド42から照射されるレーザービームLBがデフォーカスするように配置している。レーザービームLBをデフォーカスすることにより、レーザービームLBのXレイフィルム12上でのビーム径を、ビームウエスト位置(焦点fの位置近傍)でのビーム径より広げることができる。
【0060】
このときのレーザービームLBの焦点fからレーザービームLBの光軸方向に沿ったXレイフィルム12の表面までの距離であるデフォーカス量は、要求されるドット径D(本実施の形態では、0.18mm以上)が得られる範囲であり、かつ、Xレイフィルム12上にドット52を形成するのに必要なエネルギーが得られる範囲となるようにして設定している。
【0061】
なお、デフォーカスは、Xレイフィルム12をマーキングヘッド42から離しても可能であるが、この場合、レーザービームLBの焦点fの近傍で空気中の塵埃等がレーザービームLBによって燃焼して、Xレイフィルム12に光と熱による被りを生じさせることがある。このような被りによるXレイフィルム12の製品品質の低下を防止するために、本実施の形態では、レーザービームLBの焦点位置よりも、Xレイフィルム12がマーキングヘッド42側となるようにしている。
【0062】
このように構成されているマーキング装置10では、Xレイフィルム12のロール20が装着された状態で、巻取り制御装置38から駆動信号が出力されることにより、巻芯18、サクションドラム34、巻芯36等が回転駆動される。また、サクションドラム34は、負圧が供給されることにより外周面に巻き掛けられるXレイフィルム12を吸着保持しながら回転する。
【0063】
これにより、Xレイフィルム12は、ロール20から引出されながら搬送されて、巻芯36に巻き取られる。このとき、ロール20の外径及び巻芯36に巻き掛けられたXレイフィルム12の外径が連続的に変化することから、Xレイフィルム12の搬送中に緊張や緩みが生じることがある。これに対して、マーキング装置10では、サクションドラム34が、自重または図示しない付勢手段の付勢力によって下方移動可能となっていることから、Xレイフィルム12に一定のテンションを付与した状態で搬送することができる。
【0064】
また、サクションドラム34は、外周面に巻き掛けられたXレイフィルム12を負圧によって吸着保持することにより、Xレイフィルム12との間に滑りが生じることがなく、Xレイフィルム12は、サクションドラム34の回転速度に応じたライン速度で搬送される。
【0065】
一方、レーザー制御装置44は、このサクションドラム34の回転からXレイフィルム12の搬送長を計測し、この計測値が予め設定された長さに達すると、巻取り制御装置38から入力されるマーキングパターンMPのパターン信号に基づいて、レーザー発振器46へ駆動信号を出力すると共に、ビーム偏向器48へレーザービームLBの偏向信号を出力する。
【0066】
これにより、レーザー制御装置44は、プリントロール26に巻き掛けられるXレイフィルム12へ向けてマーキングヘッド42からレーザービームLBを走査しなが照射して、Xレイフィルム12に所定のマーキングパターンMPを形成する。
【0067】
ところで、Xレイフィルム12に形成するドット52の視認性は、ドット径Dが大きいほど高くなる。また、ドット配列によってXレイフィルム12に形成するマーキングパターンMPは、ドットピッチPが広く、隣接するドット52が離れると、ドット52の連続性が損なわれ、このドット52の配列が文字や記号等としての認識性が低くなることがある。
【0068】
ここから、マーキング装置10では、ドット径Dを0.2mm(D=0.2mm)として、個々のドット52の視認性を向上すると共に、ピッチ/ドット径比γを1.5とすることにより、ドット配列によってXレイフィルム12に形成している文字や記号等の認識性の向上を図るようにしている。
【0069】
図7(A)乃至図7(D)には、ドット径Dとピッチ/ドット径比γを変化させて形成した文字(アルファベット)を示している。なお、図7(A)乃至図7(D)では、実際の文字を拡大して示している。
【0070】
図7(A)は、ドット径Dを0.1mm(D=0.1mm)、ピッチ/ドット径比γ(γ=ドットピッチP/ドット径D)を2.0(γ=2.0)として形成した文字を示している。この実施例では、個々のドット52の視認性が低いために、文字が認識し難くなっている。
【0071】
また、図7(B)には、ドット径Dを0.2mm、ピッチ/ドット径比γを2.0とした実施例を示している。この実施例では、個々のドット52の視認性が高いが、ドット径Dに対してドットピッチPが大きいために、文字の認識性は低くなっている。
【0072】
一方、図7(C)には、ドット径Dを0.2mm、ピッチ/ドット径比γを1.0とした実施例を示している。この実施例では、個々のドット52の視認性は十分であり、また、ドット配列によって形成している文字は、ドット径Dに対してドットピッチPが小さいために、ドット52がつながっているように見え、文字の十分な認識性が得られている。
【0073】
また、図7(D)には、本実施の形態のドット径D及びピッチ/ドット径比γを適用している。すなわち、この実施例では、ドット径Dを0.2mm、ピッチ/ドット径比γを1.5としており、ドット52の視認性は勿論、ドット配列によって形成した文字の認識性も高い。
【0074】
このように、Xレイフィルム12にマーキングパターンMPを形成する場合、個々のドット52のドット径Dを大きくして視認性を高くすることが好ましい。また、ドット径Dを大きくしただけでは、ドット配列によって形成した文字等の認識性が低くなる可能性もあり、ここから、視認性及び認識性の高いマーキングパターンを形成するためには、ドット径Dに応じた適切なドットピッチPを設定する必要がある。
【0075】
ここから、図8には、Xレイフィルム12にドット52を形成するときのドット径Dを変化させたときの、ドット52によって形成した文字や記号等の視認性の評価結果を示している。なお、図8での視認性の評価は、文字や記号等として視認が難いときを評価1とし、視認可能なときには、評価3として5段階に分けて、何れの段階に近いかに基づいて評価を行い、評価3以上がマーキングパターンMPを形成するときのドット径Dとして好ましいものとしている。
【0076】
図8に示すように、ドット径Dを0.1mmとしたときには、ドット52の配列によって形成した文字や記号等は、視認性が低いが、ドット径Dが0.2mm以上となると、良好な視認性が得られる。
【0077】
ここから、ドット配列によってマーキングパターンMPを形成するときのドット径は、評価3以上となる0.18mm(D=0.18mm)以上であることが好ましく、0.2mm(D=0.2mm)以上であることがより好ましい。
【0078】
また、図9には、ドット配列によってXレイフィルム12にマーキングパターンMPを形成したときの、ピッチ/ドット径比γに対する視認性の評価結果を示している。なお、図9においても、図8と同様の評価方法を適用している。また、図9に示す評価結果は、ドット径Dを0.18mm以上(例えば、ドット径Dを0.2mm)としてドット52を形成している。
【0079】
この評価結果から明らかなように、図7(A)や図7(B)に示すように、ピッチ/ドット径比γが2.0を越える(γ≧2.0)と、個々のドット52が視認できても、ドット配列によって形成した文字等の視認性の評価は低くなり、Xレイフィルム12に形成するマーキングパターンMPとしては、好ましくない。
【0080】
これに対して、図7(C)や図7(D)に示すように、ピッチ/ドット径比γが1.5以下(γ≧1.5)であると、個々のドット52の視認性が低くなければ、文字等に対しては、良好な視認性が得られる。
【0081】
ここから、ドット配列によってマーキングパターンMPを形成するときのピッチ/ドット径比γは、評価3以上となる1.7(γ=1.7)以下であることが好ましく、また、ピッチ/ドット径比γとしては、図7(C)、図7(D)から明らかなように、1.5以下であることがより好ましい。
【0082】
一方、レーザービームLBをXレイフィルム12にスポット状に照射して、所望のドット径Dのドット52を形成するために、ドット径Dに応じたビーム径のレーザービームLBをXレイフィルム12に照射する必要がある。
【0083】
一般に、レーザービームLBをXレイフィルム12等の被照射物に照射する場合、被照射物の表面がレーザービームLBの焦点となるようにしている。しかし、レーザービームLBの焦点位置では、ビーム径が最も小さく、また、このビーム径は、レンズの焦点距離とレーザービームLBの発振波長によって定まり、このビーム径を調整することは困難である。
【0084】
ここから、マーキング装置10では、レーザービームLBをデフォーカスして、Xレイフィルム12に照射することにより、Xレイフィルム12上に照射されたレーザービームLBのスポット(スポット径)が、ドット径Dに応じた直径となるようにしている。
【0085】
レーザービームLBは、焦点fから軸線方向に沿って離れることにより、ビーム径が拡径する。ここから、マーキング装置10では、デフォーカスすることにより、Xレイフィルム12に照射されるレーザービームLBのビーム径を容易に調整することができ、Xレイフィルム12に形成するドット径Dに応じたビーム径でレーザービームLBをXレイフィルム12に照射することができる。
【0086】
また、マーキング装置10に設けているレーザー制御装置44は、レーザー発振器46を駆動するときに、レーザービームLBのピーク値を制限する。これにより、Xレイフィルム12にスポット状に照射されたレーザービームLBが、Xレイフィルム12上のスポット内のエネルギー密度が略均一となるようにしている。
【0087】
すなわち、レーザービームLBの強度は、一般的に、図5(A)に示すように、ビームの中心がピークとなるガウシンアンビームとなっている。また、マーキングヘッド42(レーザー発振器46)から射出するレーザービームLBは、エネルギー強度が図5(C)に示すように、照射時間の中心で最も高くなる。
【0088】
このようなレーザービームLBをXレイフィルム12へ照射して、所定のドット径のドット(図5(E)では、ドット52Aとしている)を形成しようとすると、ビームの中心のエネルギー密度がビームの周縁部のエネルギー密度より高いので、図5(E)に示すように、ドット52Aの中心部分では、乳剤層16のみならず、ベース層14まで溶融して陥没するために、ドット52Aでは、視認性が低い。
【0089】
これに対して、レーザー制御装置44では、レーザー発振器46の出力を制限することにより、比較的広い範囲でピーク値が得られるようにしている(図5(A)参照)。また、図5(B)に示すように、Xレイフィルム12に照射するレーザービームLBのエネルギー強度は、照射時間内で、略均一とすることができる。
【0090】
これにより、マーキング装置10では、Xレイフィルム12にレーザービームLBを照射したときに、レーザービームLBの中心から周縁部までの略全域のエネルギー密度が略同じとなり、図5(D)に示すように、Xレイフィルム12では、ドット52の中心部で、ベース層14が溶融してしまうことがない。
【0091】
したがって、レーザービームLBの出力を制限していないドット52Aに比べて、視認性の高いドット52をXレイフィルム12上に形成することができる。
【0092】
すなわち、レーザー制御装置44では、Xレイフィルム12に照射するレーザービームLBの強度のピーク値を抑えて、強度を略フラットにしたレーザービームLBを用いて、ドット52を形成することにより、ドット52の深さを略一定にすることができると共に、ドット52の深さの調整が容易となる。
【0093】
これにより、Xレイフィルム12に形成するドット52の視認性の向上を図ることができる。すなわち、ドット径Dに応じたビーム径でXレイフィルム12に照射されるレーザービームLBによって、Xレイフィルム12上に適正なドット52を形成することができる。
【0094】
したがって、Xレイフィルム12に視認性の高いドット52のドット配列によってマーキングパターンMPを形成することができるので、このマーキングパターンMPとして、Xレイフィルム12の品種やメーカー名(製造会社名)、ロット番号等の識別情報を記したときにも、この識別情報の的確な認識が可能となる。
【0095】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。本実施の形態では、ロール20から引出したXレイフィルム12に、マーキングヘッド42から射出するレーザービームLBを用いて、任意の文字や記号等をマーキングパターンMPとして形成するマーキング装置10を例に説明したが、本発明は、マーキング装置10に限らず、Xレイフィルム12にレーザービームLBを照射してドット配列の文字や記号等を形成するものであれば良く、例えば、Xレイフィルム12を所定長さに切断するカッター装置やXレイフィルム12を所定幅で裁断(スリット)するスリッター装置等にマーキングヘッド42及びレーザー制御装置44を設けて構成したものであっても良い。
【0096】
また、本実施の形態では、レーザー発振器46としてCOレーザーを用いたが、YAGレーザー等の従来公知の任意のレーザービームLBを適用することができる。
【0097】
さらに、本実施の形態では、Xレイフィルム12を例に説明したが、本発明は、Xレイフィルム12に限らず、任意の構成の感光材料へのレーザービームLBを用いたマーキングパターンの形成に適用することができる。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、レーザービームを感光材料に照射して形成するドットのドット径を0.18mm以上、好ましくは、0.2mm以上とすることにより、的確な視認が可能となるドットが得られる。また、ドット径に対するドットピッチの比を、1.7以下、好ましくは、1.5以下としたドット配列によってマーキングパターンを形成することにより、視認性が高く的確に認識可能菜マーキングパターンを形成することができる。
【0099】
このようなマーキングパターンが形成された感光材料では、マーキングパターンから品種、メーカー名、ロット番号等の所定の情報を的確に判断可能となると言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したマーキング装置の概略構成図である。
【図2】本実施の形態に感光材料として適用したXレイフィルムの概略構成図である。
【図3】プリントロールとマーキングヘッドの配置の概略を示すプリントロール近傍の要部斜視図である。
【図4】(A)はマーキングパターンを形成したXレイフィルムの概略を示す要部平面図、(B)はマーキングパターンを形成する時のドット配列の一例を示す概略図である。
【図5】(A)は一般的レーザービームのビーム径方向に沿った強度変化の概略を示す線図、(B)は本実施の形態に適用したレーザービームの照射時間に対するエネルギー強度の変化を示す線図、(C)は従来のレーザービーム(ガルシアンビーム)の照射時間に対するエネルギー強度の変化を示す線図、(D)は本実施の形態によって形成されるドットの概略を示すXレイフィルムの要部断面図、(E)は従来のガルシアンビームによって形成されるドットの概略を示すXレイフィルムの要部断面図である。
【図6】マーキングヘッドから射出されるレーザービームに対してデフォーカスして配置したXレイフィルムを示す概略図である。
【図7】(A)乃至(D)はそれぞれ、ドット径乃至ピッチ/ドット径比を変化させて形成したマーキングパターンを示す概略図である。
【図8】ドット径に対する視認性の評価結果を示す線図である。
【図9】ピッチ/ドット径比に対する視認性の評価結果を示す線図である。
【符号の説明】
10  マーキング装置
12  Xレイフィルム(感光材料)
14  ベース層
16  乳剤層
26  プリントロール
34  サクションドラム
40  ロータリーエンコーダ
42  マーキングヘッド
44  レーザー制御装置
46  レーザー発振器(レーザー発振手段)
48  ビーム偏向器
52  ドット
D  ドット径
LB  レーザービーム
MP  マーキングパターン
P  ドットピッチ
γ  ピッチ/ドット径比(ドット径に対するドットピッチの比)

Claims (5)

  1. レーザー発振手段によって発振したレーザービームを、感光材料に照射して形成したドットの配列によって、感光材料にマーキングパターンを形成するレーザーマーキング方法であって、
    前記感光材料に前記レーザービームを照射して形成する前記ドットの外径を0.18mm以上、好ましくは0.2mm以上としていることを特徴とするレーザーマーキング方法。
  2. 前記ドットの外径に対する縦又は横方向の少なくとも一方に隣接するドットとの間のドットピッチの比を、1.7以下、好ましくは1.5以下としたドット配列で前記マーキングパターンを形成していることを特徴とする請求項1に記載のレーザーマーキング方法。
  3. 前記レーザービームを前記感光材料にスポット状に集光して前記ドットを形成するときに、前記レーザービームをデフォーカスすることにより、前記感光材料上に前記所定の外径のドットを形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザーマーキング方法。
  4. 前記レーザー発振手段の出力を制限することにより、一定エネルギーのレーザービームを前記感光材料に照射して前記ドットを形成することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のレーザーマーキング方法。
  5. レーザービームがスポット状に照射されて形成されたドットの配列によってマーキングパターンが形成された感光材料であって、
    前記ドットの外径が0.18mm以上、好ましくは0.2mm以上で、かつ前記ドットの外径に対するドットピッチの比が1.7以下、好ましくは1.5以下で配列されたドットによって前記マーキングパターンが形成されていることを特徴とする感光材料。
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