JP4136460B2 - ウエブの加工方法及び加工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウエブを所定サイズに裁断(カッティング)するウエブ加工装置に係り、詳細には、ウエブを搬送方向に沿ってカッティングすると共に、カッティングされたウエブのそれぞれに、視認可能な文字や記号等を含むマーキングパターンを形成するウエブの加工方法及び加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウエブを連続的に搬送しながらレーザービーム(レーザー光)を照射することにより、マーキング処理を施す技術としては、特開平5−238098号公報等によって提案されている。
【0003】
一方、ウエブとしてXレイフィルム等の感光材料を適用して、この感光材料にマーキングパターンを形成する技術に対しても、従来から各種提案されており、例えば特許第3191201号では、感光材料に形成するマーキングパターンの視認性向上を図るために、1ドット当たりのレーザー照射時間(パルス幅)を少なくとも30μsec以上に設定するように提案している。
【0004】
ところで、Xレイフィルム等の感光材料は、ロール状に巻かれた原反から、小幅に裁断され、最終形態がシート状または小幅のロール状に加工される。このようなXレイフィルムの加工に用いられる加工装置には、原反から引出したXレイフィルムを、搬送しながら幅方向に沿った所定位置で、長手方向である搬送方向に沿って裁断し、裁断したXレイフィルムのそれぞれを、ロール状に巻き取るようにしたものがある。
【0005】
一方、Xレイフィルムには、例えばシート状に形成したときに周縁部となる位置に所定の文字や記号等(以下「マーキングパターン」とする)を形成することがある。マーキングパターンは、シート状に形成されたXレイフィルムを集積した後、マーキング装置に装填して、シート状のXレイフィルムを1枚ずつ取り出して搬送しながら順にマーキング処理を施すことが考えられる。
【0006】
しかし、このような方法では、Xレイフィルムの処理工程が、裁断を行う加工工程とマーキング処理を行うマーキング工程の2段階となる。
【0007】
このために、原反を小幅のロールに裁断する加工装置や小幅のロールをシート状に裁断する加工装置に、マーキング機構を設け、ウエブ状のXレイフィルムの裁断とマーキング処理を並行して行う方法が考えられ、これにより、Xレイフィルムの裁断とマーキングを連続して、効率的に行うことが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、Xレイフィルム等は、シート状に形成されていると、ロール状のときよりも搬送速度を低くしなければならず、このために、単に裁断工程とマーキング工程を一体にしただけでは、作業効率が極めて低くなってしまう。
【0009】
また、レーザー光を用いて感光材料等のウエブにマーキングパターンを形成するレーザヘッドは、小幅のウエブよりもウエブの幅方向に沿った寸法が大きいことがある。このために、単に、小幅にカッティングするウエブのそれぞれに対向してレーザーヘッドを設けると、大きな設置スペースを必要とし、加工装置の大型化をまねいてしまう。
【0010】
さらに、小幅にカッティングしたウエブは、幅方向にずれが生じやすく、このウエブの幅方向のずれが、ウエブに形成するマーキングパターンに位置ずれを生じさせてしまうことがある。
【0011】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、加工装置の大型化をまねくことなく、感光材料等のウエブを所定幅にカッティングしながら、カッティングしたウエブのそれぞれにマーキングパターンが形成されるようにしたウエブの加工方法及び加工装置を提案することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明のウエブの加工方法は、ウエブを長手方向に沿って搬送しながら、裁断手段によって搬送方向と直交する幅方向に沿った所定の裁断位置で裁断することにより小幅のウエブに裁断加工するウエブの加工方法であって、前記裁断手段よりも前記ウエブの搬送方向上流側に、ウエブへ向けてレーザービームを走査しながら照射することにより文字又は記号をマーキングしたマーキングパターンを形成するマーキング手段を設け、前記マーキング手段によって前記ウエブの前記裁断位置を挟んだ一方に所定の前記マーキングパターンを形成し、他方に180°回転された前記マーキングパターンを形成した後に、前記裁断手段によって前記ウエブを裁断加工することを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、ウエブの裁断加工に先だって、ウエブに文字や記号等のマーキングパターンを形成するマーキング処理を行う。このときに、本発明では、ウエブを裁断手段によって裁断する前の幅広の状態で、マーキング処理を施す。
【0014】
また、本発明では、裁断手段によるウエブの裁断位置を挟んでマーキングパターンを形成する。このときに、裁断位置を挟んで180°回転させたマーキングパターンを形成する。
これにより、裁断されかつマーキングパターンが形成された小幅のウエブを得るまでの作業効率の向上を図ることができる。また、ウエブを裁断する前にマーキング処理を施すことにより、ウエブ上の適正な位置に正確にマーキングパターンを形成することができる。
【0015】
また、本発明のウエブの加工方法は、前記ウエブの幅方向に沿った所定位置を非マーキング領域とすると共に、該非マーキング領域を挟んだ幅方向の両側をマーキング領域として、前記非マーキング領域が前記裁断手段による前記ウエブの裁断位置として、前記マーキング領域のそれぞれに前記マーキングパターンを形成することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、裁断手段によって分割したウエブのそれぞれに、一つのマーキング手段によってマーキングパターンを形成することができるので、マーキング手段が、ウエブの加工を行うための加工装置の大型化を生じさせることがない。
【0017】
このような本発明では、前記マーキング手段が、レーザー発振器から前記マーキングパターンに応じて射出される前記レーザービームを、音響光学偏向器によって前記ウエブの幅方向に沿って偏向することにより、前記ウエブに前記マーキングパターンを形成することが好ましい。
【0018】
これにより、一つのマーキング手段によって、ウエブのそれぞれに、適正なマーキングパターンを形成することができる。
【0019】
このような本発明に適用しうるウエブの加工装置は、ウエブを複数のロールに巻き掛けながら長手方向に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記ウエブを幅方向の所定位置で裁断する裁断手段と、前記裁断手段よりも前記ウエブの搬送方向の上流側に配置されて、前記ウエブに文字ないし記号によるマーキングパターンを形成するときに、前記裁断位置を挟んだ一方に所定の前記マーキングパターンを形成し、他方に180°回転された前記マーキングパターンを形成するマーキング手段と、を含むものであれば良い。
【0020】
また、マーキング手段は、前記ウエブの幅方向に沿った中間部の非マーキング領域を挟んだマーキング領域のそれぞれにマーキング処理を施すと共に、前記非マーキング領域が前記裁断手段による前記ウエブの裁断位置となるように配置されるものであれば良い。
【0021】
一方、本発明のウエブの加工装置は、ウエブを複数のロールに巻き掛けながら長手方向に沿って搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送される前記ウエブの幅方向の所定位置に対向して配置されるスリット刃によってウエブを裁断する裁断手段と、前記裁断手段の前記スリット刃よりも前記ウエブの搬送方向の上流側で、マーキングヘッドから射出するレーザービームによって前記ウエブに文字又は記号によるマーキングパターンを形成するときに、前記裁断位置を挟んだ一方に所定の前記マーキングパターンを形成し、他方に180°回転された前記マーキングパターンを形成するマーキング手段と、前記裁断手段の前記スリット刃が設けられている基部と、前記基部を前記ウエブの幅方向に沿って移動する移動手段と、前記マーキング手段の前記マーキングヘッドを前記ウエブの幅方向に沿って移動可能に支持する支持手段と、前記支持手段によって支持される前記マーキングヘッドを前記基部と連結してマーキングヘッドを前記スリット刃と一体で前記ウエブの幅方向に沿って移動可能とする連結手段と、を含むことを特徴とする。
【0022】
この発明によれば、移動手段によってスリット刃をウエブの幅方向に沿って移動することにより、ウエブを任意の幅寸法で裁断することができる。また、マーキングヘッドは、連結手段によって基部に連結されていることにより、スリット刃と一体でウエブの幅方向に沿って移動する。
【0023】
これにより、ウエブの幅寸法にかかわらず、裁断されたウエブの所定位置に、適切にマーキングパターンを形成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
【0025】
図1には、本発明の実施の形態に適用したウエブ加工装置10の概略構成を示している。このウエブ加工装置10は、ウエブとして長尺のXレイフィルム12を用い、このXレイフィルム12がロール状に巻き取られて形成された原反が装着されると、この原反からXレイフィルム12を引出しながら搬送する過程で、搬送方向と直交する幅方向に沿った所定位置でカッティングし、カッティングしたXレイフィルム12のそれぞれをロール状に巻き取ることにより、原反よりも小幅となっている複数条のXレイフィルム12のロールを形成する。
【0026】
なお、ウエブ加工装置10は、最終形態のXレイフィルム12のロールを形成するものであっても良く、さらに、長手方向に沿って所定間隔で裁断して最終的にシート状に形成するための中間段階のロールを形成するものであっても良い。
【0027】
図2に示すように、Xレイフィルム12は、支持体としてPET(ポリエチレンテレフタレート)を用いて形成したベース層14と、このベース層14の少なくとも一方の面に形成された乳剤層16とで構成された写真感光材料となっている。
【0028】
図1に示すように、Xレイフィルム12の原反は、乳剤層16が内向きとして、Xレイフィルム12が巻芯18にロール状に巻き取られており、台座20に巻芯18が軸支されて装着される。Xレイフィルム12は、台座20に装着された原反から、巻芯18の下方側で最外層から引出される。
【0029】
一方、ウエブ加工装置10には、パスロール22、24が、台座20に隣接して上下に配置されている。原反の最外層から引出されたXレイフィルム12は、パスロール22に巻き掛けられて上方へ向けられ、さらに、パスロール24に巻き掛けられることにより略水平方向へ向けられる。
【0030】
パスロール24の搬送方向下流側(図1の矢印方向)には、小ロール26、28が対で配置され、この小ロール26、28の間に、メインフィードロール30が配置されている。これにより、小ロール26、28の間で、略U字状の搬送路が形成され、Xレイフィルム12は、小ロール26、28の間でメインフィードロール30に巻き掛けられる。
【0031】
メインフィードロール30は、外周面に多数の小孔(図示省略)が形成されており、図示しない負圧源から供給される負圧によって、外周面に巻き掛けられるXレイフィルム12を吸着保持するサクションロールとなっている。また、メインフィードロール30は、図示しない駆動手段の駆動力によって回転駆動されるようになっている。
【0032】
Xレイフィルム12は、メインフィードロール30に巻き掛けられることにより、メインフィードロール30の回転数に応じた移動速度(ライン速度)で搬送される。
【0033】
小ロール28よりもXレイフィルム12の搬送方向下流側には、小ロール34、36が配置され、また、小ロール36の上方側には、サブフィードロール38とバックアップロール40とが対で配置されている。メインフィードロール30から送り出されたXレイフィルム12は、小ロール34、36の間を略水平搬送され、小ロール36から略垂直に送られてサブフィードロール38に巻き掛けられる。
【0034】
このサブフィードロール38は、図示しない駆動源の駆動力によって回転されて、バックアップロール40との間でXレイフィルム12を挟持して、略水平方向へ送り出す。
【0035】
小ロール34、36の間には、裁断手段として円盤状のスリット刃52、54が上下に対で配置されている。スリット刃52、54は、Xレイフィルム12の搬送方向と直交する幅方向の所定位置に対向し、小ロール34、36の間を通過するXレイフィルム12を挟持する。また、スリット刃52、54は、図示しない駆動源の駆動力によって回転駆動するようになっており、これにより、小ロール34、36の間を略水平搬送されるXレイフィルム12に、搬送方向に沿ってスリット状の切れ目を入れることによりカットする。
【0036】
なお、本実施の形態では、一例として一対のスリット刃52、54によって2条のXレイフィルム12にカッティングするが、複数対のスリット刃52、54を用い、Xレイフィルム12を複数条にカッティングするものであっても良い。
【0037】
サブフィードロール38の下流側には、パスロール42、44及び反転ロール46が配置されており、サブフィードロール38から送り出されたXレイフィルム12のそれぞれは、パスロール42に巻き掛けられることにより上方へ向けられ、さらに、パスロール44に巻き掛けられることにより、略水平に反転ロール46へ向けられる。
【0038】
また、反転ロール46の下方には、Xレイフィルム12を巻き取る巻芯48、50が配置されるようになっている。スリット刃52、54によって長手方向に沿ってカットされたXレイフィルム12は、巻芯48、50の何れかに巻き掛けられる。これにより、ウエブ加工装置10では、小幅にカッティングしたXレイフィルム12を、巻芯48又は巻芯50にロール状に巻き取る。なお、Xレイフィルム12は、感光層16が内向きとなるように巻芯48、50のそれぞれに巻き取られる。
【0039】
一方、ウエブ加工装置10には、巻取り制御部64が設けられている。この巻取り制御部64には、メインフィードロール30、サブフィードロール38、巻取り軸48、50及びスリット刃52、54のそれぞれを駆動する図示しない駆動源が接続しており、巻取り制御部64は、メインフィードロール30、サブフィードロール38、巻芯48、50を回転駆動することによりXレイフィルム12を巻芯18から引出しながら搬送して、スリット刃52、54を回転駆動することにより、Xレイフィルム12を小幅に裁断して巻芯48、50のそれぞれにロール状に巻き取る。
【0040】
また、ウエブ加工装置10には、パスロール24、小ロール36及びパスロール44のそれぞれに、ウエブテンションピックアップ70が設けられており、巻取り制御部64は、これらのウエブテンションピックアップ70によってXレイフィルム12のテンションが予め定められた目標値となるように、メインフィードロール30、サブフィードロール38及び巻芯48、50を回転駆動することにより、Xレイフィルム12に弛み等を生じさせることなく搬送して、巻芯48、50に均一に巻き取るようにしている。
【0041】
さらに、ウエブ加工装置10には、パスロール22、24の間に、ウエブエッジコンロトールセンサ72が設けられており、このウエブエッジコントロールセンサ72にて送り出される幅方向の位置を検出し、巻芯18を軸支している台座20の幅方向の位置を制御することにより、Xレイフィルム12の幅方向の位置ずれを防止するようにしている。
【0042】
ウエブ加工装置10では、巻芯18の回転を図示しないセンサによって検出して、Xレイフィルム12の移動速度(メインフィードロール30の回転速度)と巻芯18の回転速度から巻径を演算し、演算値が巻芯18の外径と同じになって、Xレイフィルム12が無くなったと判断すると、Xレイフィルム12を減速停止する。また、巻取り制御部64では、このXレイフィルム12の後端が巻芯48、50の近傍に達するタイミングや、巻芯48、50のそれぞれに所定量のXレイフィルム12が巻き取られたときなどの予め設定しているタイミングでXレイフィルム12の搬送を停止する。
【0043】
これにより、ウエブ加工装置10では、複数の原反のXレイフィルム12に対する連続処理が可能となると共に、巻芯48、50のそれぞれに所定量ずつのXレイフィルム12を巻き取ることができるようになっている。
【0044】
ところで、ウエブ加工装置10には、マーキング機構80が設けられている。このマーキング機構80は、プリントロール32及びマーキングヘッド56を備えている。
【0045】
プリントロール32は、スリット刃52、54の上流側で、小ロール28、34の間に配置されており、メインフィードロール30から一定のライン速度で送り出されるXレイフィルム12が、スリット刃52、54によってカッティングされる前に巻き掛けられるようになっている。
【0046】
マーキングヘッド56は、プリントロール32に巻き掛けられるXレイフィルム12に対向して配置されている。このマーキングヘッド56は、レーザー発振器58及びビーム偏向器60を備えており、プリントロール32に巻き掛けられるXレイフィルム12にレーザービームLBを照射する。
【0047】
一方、ウエブ加工装置10には、マーキングヘッド56の作動を制御するレーザー制御部62と共に、マーキングヘッド56を作動するタイミングを制御するマーキング制御部66が設けられている。また、プリントロール32には、プリントロール32の回転角に応じたパルス信号を出力するロータリーエンコーダー(RE)74が設けられており、このロータリーエンコーダー74が、マーキング制御部66に接続している。
【0048】
マーキング制御部66は、ロータリーエンコーダー74から入力されるパルス信号からXレイフィルム12の移動量を計測し、Xレイフィルム12の移動量が予め設定している所定量に達する毎に、レーザー制御部62へ書込み信号を出力する。
【0049】
レーザー制御部62は、マーキング制御部66から書込み指示(書込み信号)が入力されることにより、マーキングヘッド56を駆動し、Xレイフィルム12に所定のマーキングパターンMP(図3及び図4参照)を形成する。
【0050】
これにより、ウエブ加工装置10では、Xレイフィルム12に、搬送方向に沿って所定の間隔毎に、マーキングパターンMPを形成するようにしている。
【0051】
本実施の形態に適用されるレーザー発振器58は、CO2レーザーであり、入力される駆動信号に基いて、一定波長のレーザービームLBを、所定の時間幅(パルス幅)で射出する。
【0052】
ビーム偏向器60には、音響光学偏向器(acoustooptic deflector:AOD)が用いられている。AODは、超音波周波数の偏向信号が入力されることにより、レーザー発振器58から射出されるレーザービームLBを、この偏向信号に基づいて偏向する。これにより、レーザー発振器58から発せられたレーザービームLBは、偏向信号(超音波周波数)を順次切り替えられることでXレイフィルム12の幅方向に沿って偏向されながら走査され、Xレイフィルム12に照射される。
【0053】
すなわち、ウエブ加工装置10では、Xレイフィルム12の移動方向を主走査方向にとし、Xレイフィルム12の幅方向を副走査方向として、レーザービームLBを照射する。
【0054】
レーザービームLBは、集光レンズ等の図示しない光学系によってXレイフィルム12上で所定のスポット径の焦点を結ぶように結像される。
【0055】
マーキングパターンMPは、主走査方向と副走査方向をm個とn個に分割してm×nのマトリックスを仮想し、各分割位置でのドットの有無によって文字や記号等のフォントが形成される。
【0056】
レーザー制御部62は、一連の文字や記号を一定間隔で繰返して印字する場合、一連の文字や記号を印字する間、レーザー発振器58を連続発振させてレーザービームLBを射出し、一連の文字や記号の印字を終了すると、次の印字開始までの無印字の間は、レーザー発振器58の発振を停止させる。
【0057】
AOD(レーザー偏向器60)への偏向信号は、副走査方向の分割位置に合わせて周波数を切り替える。これと共に、印字する文字や記号等のフォント(ドットパターン)に合わせて偏向信号をオン/オフする。
【0058】
このときに、マトリックスのマス目が空白でドットの形成する必要のない部分に対しては、偏向信号をAODへ入力するタイミングでも偏向信号を入力しない(オフする)ことで空白とする。これにより、レーザービームLBは、偏向されずに直進して、図示しない光吸収材に当たって吸収される。
【0059】
また、ドットを形成するタイミングでは、偏向信号をオン(パルス状)にして入力することで、レーザービームLBが偏向され、パルス状となってXレイフィルム12に照射され、Xレイフィルム12にドット状(スポット状)に結像する。
【0060】
レーザー制御部62には、Xレイフィルム12に記録すべき文字や記号、キャラクタ等のマーキングパターンに対応したパターン信号が入力されるようになっており、レーザー制御部62は、このパターン信号に基づいてマーキングヘッド56(レーザー発振器58及びビーム偏向器60)を駆動する。なお、このパターン信号は、巻取り制御部64又はマーキング制御部66から所定のタイミングで入力されるものであっても良く、予めレーザー制御部62に記憶しているものであっても良い。
【0061】
Xレイフィルム12は、レーザービームLBが照射されることにより乳剤層16が溶融して、乳剤層16に対して凸状のドットが形成される。これにより、例えば、図3及び図4に示すように、Xレイフィルム12には、ドットパターンで所定のマーキングパターンMPが形成される。なお、図3及び図4では、マーキングパターンMPの一例として5×5ドットで複数のアルファベットを形成している。
【0062】
Xレイフィルム12は、レーザービームLBが照射されることにより乳剤層16がレーザービームLBの熱エネルギーによって溶融する。このとき、乳剤層16には、溶融する過程で、ドットの膨張した内部に複数の微細な気泡が生じる。
【0063】
Xレイフィルム12は、乳剤層16に複数の微細な気泡が形成されることで、この気泡間の境界膜が多数形成されることになり、光の乱反射が助長される。これにより、本実施の形態では、ドットの内外で反射光量が大きく変化することで、Xレイフィルム12が未現像か現像済みか、あるいは濃度の濃淡にかかわらず、ドットの認識が視認可能となると共に、ドットの視認性の向上が図られるようにしている。なお、本実施の形態では、レーザービームLBによって乳剤層16に形成されるドットの凸量を10μm以下、各気泡の大きさ(直径)を1〜5μmとするようにしている。
【0064】
このようなドットを形成するためのレーザービームLBの照射時間(一つのドットを形成するための照射時間)は、レーザー発振器58の発振波長(レーザービームLBの波長)が、9μ帯(例えば9.3μm、9.6μmなどの波長)で1μsec〜15μsecの範囲となる。なお、レーザー発振器58の発振波長が、10μm帯(例えば10.6μm)のときには、レーザービービームLBの照射時間を、5μsec〜18μsecとすることにより、上記したドットを形成することが可能であるが、本実施の形態では、作業効率の向上を図るために、9μm帯波長のレーザービームLBを発振するレーザー発振器58を適用している。
【0065】
また、レーザービームLBの照射時間をさらに制御して、Xレイフィルム12のベース層14と乳剤層16との間に境界面に空間ができないようにすることが好ましい。この空間は、ドットを形成するときに乳剤層16内に生じる気泡とは異なるものであり、ベース層14と乳剤層16との間に、この空間が生じていると、レーザービームLBを照射してドットを形成した時点では、ドットの視認性が高くなるが、Xレイフィルム12に対して現像処理を施すことで、この空間の上部側の乳剤層16が飛散して開口してしまうことになり、前記した照射時間(9μm帯で15μsec、10μm帯で18μsec)を越えてドットを形成したときと同等の状態となってしまう。
【0066】
すなわち、Xレイフィルム12のベース層14と乳剤層16の間に空間が生じないようにするためには、レーザービームLBの照射時間を、発振波長が9μm帯で1μsec〜10μsec、10μm帯で5μsec〜8μsecと狭い範囲で制御することにより、Xレイフィルム12の製造段階での視認性の評価と、ユーザによる視認性の評価との差を軽減することが可能となる。
【0067】
一方、ウエブ加工装置10に設けているマーキング機構80のレーザー制御部62は、Xレイフィルム12の幅方向(矢印W方向)に沿った所定領域内にレーザービームLBを照射するようにビーム偏向器60がレーザービームLBを偏向するようにしている。
【0068】
このとき、レーザー制御部62は、レーザービームLBの走査方向(図3及び図4の矢印W方向)の両側を、印字領域82(印字領域82A、82B)として、この印字領域82A、82Bの間を非印字領域84としている。また、マーキング機構80では、印字領域82内にマーキングパターンMPを形成するようにしている。
【0069】
レーザー制御部62では、例えばレーザー発振器58から射出されたレーザービームLBが非印字領域84内へ偏向されるタイミングでは、偏向信号(超音波周波数)がオフし、印字領域82A、82B内へ偏向されるタイミングで、パターン信号に基づいて偏向信号をオン/オフする。
【0070】
これにより、マーキング機構80は、非印字領域84を挟んでXレイフィルム12の幅方向の両側に設けられる印字領域82A、82BのそれぞれにマーキングパターンMPを形成するようにしている。
【0071】
すなわち、マーキング機構80は、マーキングヘッド56から射出するレーザービームLBの照射領域内を、Xレイフィルム12の幅方向に沿って3分割して、中央部を非印字領域84に設定する。Xレイフィルム12の幅方向に沿った非印字領域84の幅サイズは、マーキングヘッド56の位置精度、Xレイフィルム12の搬送精度、スリット刃52、54によってカッティングする時の位置精度、小幅に形成したXレイフィルム12の幅方向の端部とマーキングパターンMPとの間の最低距離などに基づいて設定することができる。
【0072】
また、本実施の形態では、印字領域82A、82Bの一方にマーキングパターンMPを形成するパターン信号を記憶しており、印字領域82A、82Bの他方にマーキングパターンMPを形成するときには、印字領域82A、82Bの一方に形成するマーキングパターンMPを180度回転させるようにパターン信号を変換するようにしている。なお、このようなマーキングパターンMPの設定は、オペレータがキー入力等によって行うなどの任意の設定方法を用いることができる。
【0073】
一方、図5に示すように、小ロール34、36の間には、Xレイフィルム12の搬送路を挟んで上下に対で基板100、102が配置されている。基板100には、スリット刃52が回転自在に取り付けられ、基板102には、スリット刃52に対向するスリット刃54が回転自在に取り付けられている。
【0074】
基板100、102のそれぞれには、ドライブシャフト104、106が挿通されている。ドライブシャフト104、106のそれぞれは、軸線方向がXレイフィルム12の幅方向に沿って配置されて、基板100、102に対して回転自在に取り付けられ、かつ、軸線方向に沿って相対移動可能となっている。
【0075】
ドライブシャフト104には、プーリ108が取り付けられ、ドライブシャフト106には、プーリ110が取り付けられている。プーリー108、110は、基板100、102と一体でドライブシャフト104、106に対して相対移動可能となっていると共に、ドライブシャフト104、106と一体に回転可能となっている。
【0076】
また、スリット刃52に設けているプーリ52Aとプーリ108間及び、スリット刃54に設けているプーリ54Aとプーリ110の間には、無端の駆動ベルト112が巻き掛けられており、これにより、ドライブシャフト104とスリット刃52及びドライブシャフト106とスリット刃54が、それぞれ一体に回転するようになっている。
【0077】
なお、プーリ108、110と駆動ベルト112を用いずに、ドライブシャフト104、106にスリット刃52、54を連結して一体回転可能となるようにしても良い。また、このような基板100、102へのドライブシャフト104、106及びプーリ108、110の取り付けは、例えばキー溝等を用いた従来公知の一般的構成を適用することができ、本実施の形態では、詳細な説明を省略する。
【0078】
このドライブシャフト104、106は、巻取り制御部64によって作動が制御される図示しない駆動源に連結しており、この駆動源の駆動力によって回転駆動される。
【0079】
一方、基板100、102のそれぞれには、移動手段として送りナット114が取り付けられている。送りナット114のそれぞれには、ドライブシャフト104、106と平行に配置されている送りネジ116、118が基板100、102を貫通するように螺合されている。
【0080】
送りネジ116、118のそれぞれは、図示しないサイズチェンジモータに連結しており、このサイズチェンジモータの駆動力によって一体に回転されるようになっている。基板100、102は、送りネジ116、118及びドライブシャフト104、106によって、Xレイフィルム12の幅方向に沿って移動可能に支持されており、この送りネジ116、118の回転によってXレイフィルム12の幅方向に沿って一体で平行移動される。
【0081】
これにより、ウエブ加工装置10では、基板100、102の移動によってスリット刃52、54をXレイフィルム12の幅方向に沿って移動させて、Xレイフィルム12を任意の幅寸法で裁断することができるようになっている。なお、ウエブ加工装置10では、スリット刃52、54によってカッティングされたXレイフィルム12のそれぞれを、互いに離間させるようにしており、これにより、スリット刃52、54によって裁断された2条のXレイフィルム12が下流側で重なり合うのを防止している。
【0082】
一方、図1及び図5に示すように、スリット刃52の近傍には、マーキングヘッド56が設けられている。図5に示すように、マーキングヘッド56は、ブラケット120に取り付けられており、このブラケット120には、一対のガイドシャフト122、124が挿通されている。
【0083】
このガイドシャフト122、124は、ドライブシャフト104及び送りネジ116と平行に配置されている。これにより、マーキングヘッド56は、ブラケット120と共にXレイフィルム12の幅方向に沿って移動可能となっている。
【0084】
また、ブラケット120は、略L字形状に屈曲された下端部が、連結部材126によって基板100に連結されている。これにより、ブラケット120と共にマーキングヘッド56が、基板100と一体でXレイフィルム12の幅方向に沿って移動するようになっている。
【0085】
一方、ブラケット120は、マーキングヘッド56から射出するレーザービームLBによるXレイフィルム12の非印字領域84が、スリット刃52、54によってXレイフィルム12をカットする位置に対向するように基板100に連結されている。
【0086】
これにより、Xレイフィルム12には、スリット刃52、54によって裁断される位置(図3及び図4に示すカットライン68)を挟んで両側に、天地が逆向きとなったマーキングパターンMPが形成され、巻芯48、50のそれぞれに巻き取られるXレイフィルム12には、幅方向の一端側に、その側から見て同じ向きでマーキングパターンMPが形成される。
【0087】
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
【0088】
ウエブ加工装置10では、台座20にXレイフィルム12の原反が装着された状態でメインフィードロール30、サブフィードロール38及び巻芯48、50を回転駆動することにより、この原反からXレイフィルム12を引出しながら、巻芯48、50へ向けて搬送する。
【0089】
また、ウエブ加工装置10では、スリット刃52、54を回転駆動して、Xレイフィルム12を幅方向の中間部でカットすることにより、Xレイフィルム12を原反よりも小幅に分割し、分割したXレイフィルム12のそれぞれを、巻芯48、50に巻き取るようにしている。
【0090】
ところで、ウエブ加工装置10には、スリット刃52、54の上流側にマーキング機構80が設けられており、Xレイフィルム12をスリット刃52、54によってカッティングするのに先立って、Xレイフィルム12の所定位置に、マーキングパターンMPを形成するようにしている。
【0091】
すなわち、ウエブ加工装置10は、Xレイフィルムのカッティング処理と共にマーキング処理を行うようになっている。このとき、ウエブ加工装置10では、Xレイフィルム12の幅寸法を小さくする前に、Xレイフィルム12にマーキング処理を施す。
【0092】
Xレイフィルム12等のウエブを複数のロールに巻き掛けながら長手方向に沿って搬送するときに、幅寸法が狭いと蛇行や横ずれ等が生じ易くなる。また、搬送途中で長手方向に沿ってカッティングして、カッティングしたXレイフィルム12を並行して搬送するときには、横ずれによって隣接するXレイフィルム12同士が重なりあってしまうことがある。
【0093】
このために、スリット刃52、54によってカッティングしたXレイフィルム12に、マーキングパターンMPを形成しようとすると、マーキングパターンMPの位置がXレイフィルム12の幅方向にずれてしまい、幅方向に対して一定位置にマーキングパターンMPを形成することが困難となり、また、マーキングパターンMPの一部が欠けてしまう恐れもある。
【0094】
これに対して、ウエブ加工装置10では、スリット刃52、54よりも上流側にプリントロール32とマーキングヘッド56を設けて、スリット刃52、54によってXレイフィルム12にカッティング処理を施す前にマーキング処理を施すようにしているので、Xレイフィルム12の所定位置に適正なマーキングパターンMPを形成することができる。
【0095】
特に、ウエブ加工装置10では、スリット刃52、54によってXレイフィルム12をカッティングする直前に、マーキングパターンMPを形成するようにマーキングヘッド56を配置しているので、スリット刃52、54によるカッティング位置に対するマーキンパターンMPの位置の誤差を最小限に抑えることができる。
【0096】
一方、ウエブ加工装置10に設けているマーキング機構80は、Xレイフィルム12の搬送量が所定量に達する毎にマーキングパターンMPを形成する。このとき、マーキングヘッド56は、レーザー発振器58で発振されたレーザービームLBを、AODを用いたレーザー偏向器60によって偏向することにより、レーザービームLBを、Xレイフィルム12の幅方向に沿って走査する。
【0097】
マーキング機構80は、印字領域82(82A、82B)の間に非印字領域84を形成するようにしており、印字領域82A、82BのそれぞれにマーキングパターンMPを形成する。また、ウエブ加工装置10では、マーキング機構80による非印字領域84が、スリット刃52、54に対向するようになっている。
【0098】
これにより、ウエブ加工装置10では、一つのマーキングヘッド56によって、2条のXレイフィルム12のそれぞれに、マーキングパターンMPを形成することができる。
【0099】
すなわち、スリット刃52、54に対向する位置を非印字領域84内となるようにし、この非印字領域84を挟む領域となる印字領域82A、82BのそれぞれにマーキングパターンMPを形成することにより、一つのマーキングヘッド56によって、小幅に加工した2条のXレイフィルム12のそれぞれに、幅方向の一端側の所定位置にマーキングパターンMPを形成することができる。
【0100】
したがって、小幅のXレイフィルム12のそれぞれにマーキングパターンMPを形成するためのマーキングヘッド56の設置スペースが狭くて済み、ウエブ加工装置10が大型化してしまうのを防止することができる。
【0101】
本実施の形態では、一例として、2条に分割するXレイフィルム12のそれぞれにマーキングパターンMPを形成するようにしたが、Xレイフィルム12を(2×n)条(ただしnは1以上の正数)に分割する場合、n台のマーキングヘッド56を設ければ良く、また、Xレイフィルム12を(2×n+1)条に分割するときには、(n+1)台のマーキングヘッド56を設ければ良い。
【0102】
なお、本実施の形態では、印字領域82A、82Bのそれぞれに同時にマーキングパターンMPを形成するようにしたが、これに限らず、例えば図6に示すように、印字領域82A、82Bに、所定間隔で交互にマーキングパターンMPを形成することも可能である。すなわち、印字領域82A、82Bのそれぞれに任意のタイミングでマーキングパターンMPを形成することができる。
【0103】
この場合、例えば、印字領域82AにマーキングパターンMPを形成するときには、レーザービームLBが、印字領域82A内で走査されるように偏向すれば良く、また、印字領域82BにマーキングパターンMPを形成するときには、レーザービームLBが、印字領域82B内で走査されるように偏向すれば良い。
【0104】
このように構成することにより、レーザービームLBの走査幅が狭まるので、走査時間を短縮することができ、Xレイフィルム12への迅速なマーキングパターンMPの形成が可能となる。また、マーキングパターンMPを形成するために、Xレイフィルム12のライン速度が低下するなどの問題が生じてしまうのを防止できる。
【0105】
このようなレーザービームLBの走査は、偏向信号の切替等の電気的制御のみで簡単にかつ短時間(瞬間的)に行うことができる。
【0106】
一方、ロットの切替等を行うときには、Xレイフィルム12の裁断幅の変更が生じることがある。ウエブ加工装置10では、図示しないサイズチェンジモータによってドライブシャフト104、106を回転駆動することにより、スリット刃52、54をXレイフィルム12の幅方向に沿って移動可能となっている。
【0107】
これにより、ウエブ加工装置10では、スリット刃52、54をXレイフィルム12の幅方向に沿った任意の位置に対向させて、Xレイフィルム12の裁断を行うことができるようになっている。すなわち、ウエブ加工装置10では、原反から引出したXレイフィルム12を小幅に裁断する時の幅寸法を任意に設定することができるようになっている。
【0108】
また、ウエブ加工装置10では、スリット刃52が取り付けられている基板100にマーキングヘッド56が固定されており、スリット刃52の移動に伴って、マーキングヘッド56もXレイフィルム12の幅方向に沿って一体に移動するようになっている。
【0109】
マーキングヘッド56は、スリット刃52と一体でXレイフィルム12の幅方向に移動することにより、常に、非印字領域84がスリット刃52、54によるXレイフィルム12の裁断位置(カットライン68)に対向するようになっている。
【0110】
これにより、ウエブ加工装置10では、スリット刃52、54によって裁断したXレイフィルム12の幅方向の端部にマーキングパターンMPを形成することができる。
【0111】
すなわち、ウエブ加工装置10では、スリット刃52をマーキングヘッド56と一体で移動させることにより、Xレイフィルム12の幅寸法にかかわらず、Xレイフィルム12の幅方向の端部に印字領域82が対向するようにして、Xレイフィルム12の幅方向の端部に、的確にマーキングパターンMPを形成することができる。
【0112】
なお、本実施の形態では、円盤状のスリット刃52、54を用いたが、下刃となるスリット刃54を円筒状に形成しても良い。これにより、上刃となるスリット刃52のみを移動させれば、Xレイフィルム12の裁断位置を変更できるので、移動手段の構成の簡略化を図ることができる。
【0113】
また、本実施の形態では、連結手段としてブロック状の連結部材126を用いているが、これに限らず、ネジ等を用いて、基板100とブラケット120を、互いの間隔が調整可能となるように連結しても良い。これにより、マーキングヘッド56を着脱しても、スリット刃52、54によるXレイフィルム12に対するマーキングヘッド56の取り付け位置の調整が可能となるようにすれば、マーキングヘッド56のメンテナンス等を行った後でも、スリット刃52、54に対する非印字領域84の調整を正確に行うことができる。
【0114】
また、連結手段としては、基板100とブラケット120が一体でXレイフィルム12の幅方向に沿って移動可能とするものであれば、任意の形状ないし構成を適用することができる。
【0115】
このように、本実施の形態に適用したウエブ加工装置10では、Xレイフィルム12を所定幅に裁断するときに、Xレイフィルム12へのマーキング処理を合わせて行うようにしており、これにより、Xレイフィルム12の裁断からマーキング処理までの作業効率を向上させることができるとともに、裁断したXレイフィルム12のそれぞれの適正な位置に、マーキングパターンMPを形成することができる。
【0116】
また、ウエブ加工装置10は、一つのマーキングヘッド56によって2条のXレイフィルム12のそれぞれにマーキングパターンMPを形成するようにしているので、小幅に加工したXレイフィルム12のそれぞれに、マーキングパターンMPを形成するのに、マーキングヘッド56の数を少なくすることができ、メーキングパターンMPを形成するために、装置が大型化してしまうことがない。
【0117】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、印字領域82A、82Bに、天地を逆にして、同じマーキングパターンMPを形成したが、これに限らず、印字領域82A、82Bに異なるマーキングパターンMPを形成するようにしても良い。
【0118】
また、本実施の形態では、マーキングパターンを形成するウエブとして写真感光材料の一種であるXレイフィルム12を例に、このXレイフィルム12を2状にカットしながら、それぞれのXレイフィルム12にマーキングパターンMPを形成するマーキング装置10を用いて説明したが、本発明は、Xレイフィルム12に限らず任意の写真感光材料のマーキングに適用することができ、また、写真感光材料に限らず任意のウエブを搬送しながら加工する任意の加工装置に適用することができる。
【0119】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のウエブの加工方法によれば、小幅に裁断し且つ文字や記号等がマーキングされたウエブを得るときの作業効率の向上を図ることができる。また、本発明のウエブの加工方法では、ウエブの幅方向に沿ってマーキング手段による非マーキング領域を挟んだ両側にマーキング領域を設けると共に、非マーキング領域を裁断手段によるウエブの裁断位置に対向させることにより、装置の大型化を招くことなく裁断したウエブのそれぞれに適正にマーキング処理を施すことができるという優れた効果が得られる。
【0120】
さらに、本発明のウエブの加工装置によれば、ウエブを任意の幅で裁断可能としているときに、裁断したウエブのそれぞれに、適正に文字や記号等を形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したウエブ加工装置の概略構成図である。
【図2】本実施の形態にウエブとして適用したXレイフィルムの構造を示す概略断面図である。
【図3】マーキングヘッドからXレイフィルムへのレーザービームの照射を示す概略斜視図である。
【図4】マーキングパターンを形成したXレイフィルムの概略図である。
【図5】スリット刃とマーキングヘッドの移動機構の概略構成を示す要部斜視図である。
【図6】マーキングパターンの形成位置の他の一例を示すXレイフィルムの概略図である。
【符号の説明】
10 ウエブ加工装置(ウエブの加工装置)
12 Xレイフィルム
16 乳剤層
30 メインフィードロール(搬送手段)
32 プリントロール
48、50 巻芯
52、54 スリット刃(裁断手段)
56 マーキングヘッド(マーキング手段)
58 レーザー発振器
60 ビーム偏向器
62 レーザー制御部(マーキング手段)
68 カットライン
80 マーキング機構(マーキング手段)
82(82A、82B) 印字領域(マーキング領域)
84 非印字領域(非マーキング領域)
100、102 基板(基部)
104、106 ドライブシャフト(裁断手段)
114 送りナット(移動手段)
116、118 送りネジ(移動手段)
120 ブラケット(支持手段)
122、124 ガイドシャフト(支持手段)
126 連結部材(連結手段)
MP マーキングパターン

Claims (4)

  1. ウエブを長手方向に沿って搬送しながら、裁断手段によって搬送方向と直交する幅方向に沿った所定の裁断位置で裁断することにより小幅のウエブに裁断加工するウエブの加工方法であって、
    前記裁断手段よりも前記ウエブの搬送方向上流側に、ウエブへ向けてレーザービームを走査しながら照射することにより文字又は記号をマーキングしたマーキングパターンを形成するマーキング手段を設け、
    前記マーキング手段によって前記ウエブの前記裁断位置を挟んだ一方に所定の前記マーキングパターンを形成し、他方に180°回転された前記マーキングパターンを形成した後に、
    前記裁断手段によって前記ウエブを裁断加工することを特徴とするウエブの加工方法。
  2. 前記ウエブの幅方向に沿った所定位置を非マーキング領域とすると共に、該非マーキング領域を挟んだ幅方向の両側をマーキング領域として、前記非マーキング領域が前記裁断手段による前記ウエブの裁断位置として、前記マーキング領域のそれぞれに前記マーキングパターンを形成することを特徴とする請求項1に記載のウエブの加工方法。
  3. 前記マーキング手段が、レーザー発振器から前記マーキングパターンに応じて射出される前記レーザービームを、音響光学偏向器によって前記ウエブの幅方向に沿って偏向することにより、前記ウエブに前記マーキングパターンを形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のウエブの加工方法。
  4. ウエブを複数のロールに巻き掛けながら長手方向に沿って搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって搬送される前記ウエブの幅方向の所定位置に対向して配置されるスリット刃によってウエブを裁断する裁断手段と、
    前記裁断手段の前記スリット刃よりも前記ウエブの搬送方向の上流側で、マーキングヘッドから射出するレーザービームによって前記ウエブに文字又は記号によるマーキングパターンを形成するときに、前記裁断位置を挟んだ一方に所定の前記マーキングパターンを形成し、他方に180°回転された前記マーキングパターンを形成するマーキング手段と、
    前記裁断手段の前記スリット刃が設けられている基部と、
    前記基部を前記ウエブの幅方向に沿って移動する移動手段と、
    前記マーキング手段の前記マーキングヘッドを前記ウエブの幅方向に沿って移動可能に支持する支持手段と、
    前記支持手段によって支持される前記マーキングヘッドを前記基部と連結してマーキングヘッドを前記スリット刃と一体で前記ウエブの幅方向に沿って移動可能とする連結手段と、
    を含むことを特徴とするウエブの加工装置。
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