JP2016055294A - メディア加工装置および印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイカット部により形成された非打抜き部に対するレーザーカットラインの位置精度を向上させることができるメディア加工装置を提供する。【解決手段】メディア100を送るメディア送り部4と、メディア100に対してダイカットを行うことにより、非打抜き部105aを形成するための非打抜き部用カットライン104aを含むダイカットライン104をメディア100に形成するダイカット部5と、ダイカット部5よりも下流側に設けられ、ダイカットライン104が形成されたダイカット位置106に応じて、メディア100に対してレーザーを照射することにより、レーザーカットライン107をメディアに形成するレーザーカット部6とを備えた。【選択図】図1
Description
本発明は、メディアに対してダイカットおよびレーザー照射を行うメディア加工装置および印刷装置に関するものである。
従来、フィルムを送るメディア送り部と、フィルムに対してレーザーを照射することにより、ハーフカットを形成するレーザー光照射手段と、フィルムに対してダイカットを行うことにより、フィルムを所定形状に打ち抜くロータリーダイカッターと、を備えたフィルム加工装置が知られている。このフィルム加工装置は、レーザー光照射手段とロータリーダイカッターとを近接させることで、レーザー加工位置と打抜き位置との位置精度を向上させるようにしたものである(特許文献1参照)。
本発明者は、以下の課題を見出した。
メディア加工装置において、従来のフィルム加工装置のように、レーザーカット部とダイカット部とを近接させたとしても、メディアの送り精度が低下した場合には、ダイカット部により形成された非打抜き部に対するレーザーカットラインの位置精度が低下する。
メディア加工装置において、従来のフィルム加工装置のように、レーザーカット部とダイカット部とを近接させたとしても、メディアの送り精度が低下した場合には、ダイカット部により形成された非打抜き部に対するレーザーカットラインの位置精度が低下する。
本発明は、ダイカット部により形成された非打抜き部に対するレーザーカットラインの位置精度を向上させることができるメディア加工装置および印刷装置を提供することを課題としている。
本発明のメディア加工装置は、メディアを送るメディア送り部と、メディアに対してダイカットを行うことにより、非打抜き部を形成するための非打抜き部用カットラインを含むダイカットラインをメディアに形成するダイカット部と、ダイカット部よりも下流側に設けられ、ダイカットラインが形成されたダイカット位置に応じて、メディアに対してレーザーを照射することにより、レーザーカットラインをメディアに形成するレーザーカット部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ダイカット部よりも下流側に設けられたレーザーカット部が、ダイカットラインが形成されたダイカット位置に応じて、レーザーカットラインをメディアに形成する。このため、メディア加工装置は、ダイカット部により形成された非打抜き部に対するレーザーカットラインの位置精度を向上させることができる。
この場合、レーザーカット部は、メディアに対してレーザーを照射するレーザー照射部と、レーザー照射部よりも上流側に設けられ、ダイカット位置の通過を検出する検出部と、ダイカット位置の通過検出に基づいて、レーザー照射部を制御する制御部と、を有することが好ましい。
この構成によれば、レーザーカット部が、ダイカット位置の通過を検出し、ダイカット位置の通過検出に基づいて、メディアに対してレーザーを照射する。これにより、レーザーカット部が、ダイカット位置に応じて、レーザーカットラインをメディアに形成することができる。
この場合、ダイカット部は、非打抜き部用カットラインに加え、打抜き部を形成するための打抜き部用カットライン、を含むダイカットラインをメディアに形成し、検出部は、ダイカット位置として、打抜き部の通過を検出することが好ましい。
この構成によれば、メディア加工装置は、打抜き部の通過を検出することにより、ダイカット位置の通過を検出することができる。
この場合、検出部は、ダイカット位置として、非打抜き部用カットラインの通過を検出することが好ましい。
この構成によれば、検出部が、ダイカット位置として、非打抜き部用カットラインの通過を検出する。このため、メディア加工装置は、レーザーカットラインを形成する位置を、非打抜き部に対して、直接的に合わせ込むことができる。
この場合、メディア送り部は、ダイカット部に対してメディアを送る第1送り部と、レーザーカット部に対してメディアを送る第2送り部と、第1送り部による送り速度と第2送り部による送り速度との差によって生じるメディアの弛みを吸収するバッファー部と、を有することが好ましい。
この構成によれば、メディア送り部は、バッファー部を有することで、第1送り部によるメディアの送り速度と、第2送り部によるメディアの送り速度とが、異なる場合にも、メディアを適切に送ることができる。これにより、メディア加工装置は、ダイカット部によるダイカットおよびレーザーカット部によるレーザー照射にそれぞれ適した送り速度で、メディアを送ることができる。したがって、メディア加工装置は、メディアにダイカットラインおよびレーザーカットラインを精度良く形成することができる。
この場合、第2送り部は、レーザーカット部がメディアに対してレーザーを照射する間、メディアの送りを停止することが好ましい。
この構成によれば、レーザー照射部が、停止した状態のメディアに対してレーザーを照射する。これにより、メディア加工装置は、メディアにレーザーカットラインを精度良く形成することができる。
この場合、ダイカット部は、非打抜き部用カットラインとして、切り残し部が相互間に設けられた複数の部分カットラインを形成し、レーザーカット部は、部分カットライン同士を接続するように、レーザーカットラインを形成することが好ましい。
この構成によれば、メディア加工装置は、レーザーカットラインの形状を変えることにより、部分カットラインおよびレーザーカットラインにより囲まれた非打抜き部を、種々の形状に形成することができる。
本発明の印刷装置は、上記のメディア加工装置と、メディアに画像を印刷する印刷部と、を備えたことを特徴とする。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る印刷装置について説明する。本実施形態の印刷装置は、メディアに対し、印刷、ダイカットおよびレーザー照射を行うことにより、ラベルを作成するものである。
まず、メディアについて説明する。
図1に示すように、メディア100は、長尺帯状のシート状のものである。メディア100は、ラベル連続体101と、ライナー102とを備えている。ライナー102は、ラベル連続体101の貼着面に剥離可能に貼付されている。メディア100は、ラベル連続体101を外側にしてロール状に巻かれたラベルロール100Rとして、印刷装置1にセットされる。
図1に示すように、メディア100は、長尺帯状のシート状のものである。メディア100は、ラベル連続体101と、ライナー102とを備えている。ライナー102は、ラベル連続体101の貼着面に剥離可能に貼付されている。メディア100は、ラベル連続体101を外側にしてロール状に巻かれたラベルロール100Rとして、印刷装置1にセットされる。
続いて、印刷装置1について説明する。
印刷装置1は、印刷部2と、メディア加工部3とを備えている。
印刷装置1は、印刷部2と、メディア加工部3とを備えている。
印刷部2は、ラベル連続体101の印刷面に、文字、図形、絵柄などの画像103を印刷する。なお、印刷部2の印刷方式としては、特に限定されるものではなく、例えば、インクジェット方式、サーマル方式などを用いることができる。
メディア加工部3は、メディア送り部4と、ダイカット部5と、レーザーカット部6と、カス上げ部8と、制御部7とを備えている。
メディア送り部4は、ラベル連続体101を、ロール・ツー・ロール方式で送る。メディア送り部4は、繰出軸11と、巻取軸12と、上流側送りローラー対13と、下流側送りローラー対14と、バッファー部15とを備えている。繰出軸11および巻取軸12に至るメディア100の送り経路において、印刷部2およびダイカット部5が、繰出軸11と上流側送りローラー対13との間に設けられ、レーザーカット部6が、下流側送りローラー対14と巻取軸12との間に設けられている。
なお、上流側送りローラー対13は、「第1送り部」の一例である。巻取軸12は、「第2送り部」の一例である。
なお、上流側送りローラー対13は、「第1送り部」の一例である。巻取軸12は、「第2送り部」の一例である。
繰出軸11は、セットされたラベルロール100Rを繰出し回転可能に支持する。巻取軸12は、ラベルロール100Rから繰り出され、印刷、ダイカットおよびレーザーカットが為されたメディア100を巻き取る。巻取軸12は、図示しない巻取軸駆動部によって回転駆動される。なお、巻取軸12に巻き取られたメディア100は、ラベル貼付装置などに供される。
上流側送りローラー対13、バッファー部15および下流側送りローラー対14は、送り経路において、上流側からこの順に配置されている。上流側送りローラー対13は、ラベルロール100Rからメディア100を引き出して送る。上流側送りローラー対13は、図示しない送り駆動部によって回転駆動される。下流側送りローラー対14は、巻取軸12の巻取りによるメディア100の送りに応じて従動回転し、メディア100を送り経路上に規制する。バッファー部15には、ダンサーローラー16が設けられている。ダンサーローラー16は、上流側送りローラー対13および下流側送りローラー対14との間で、昇降可能に設けられている。
このように構成されたメディア送り部4では、上流側送りローラー対13が回転することにより、印刷部2およびダイカット部5に対してメディア100が送られる。また、巻取軸12が回転することにより、レーザーカット部6に対してメディア100が送られる。レーザーカット部6がメディア100にレーザーを照射している間は、巻取軸12は駆動停止する。上流側送りローラー対13による送り速度と、巻取軸12による送り速度との差によって生じるメディア100の弛みは、バッファー部15によって吸収される。
図1および図2に示すように、ダイカット部5は、ロータリー方式のものであり、ダイロール21と、受けロール22とを備えている。ダイロール21は、メディア100のラベル連続体101側に設けられ、受けロール22は、メディア100のライナー102側に設けられている。ダイロール21および受けロール22は、図示しないダイカット駆動部により回転駆動される。ダイロール21の外周面には、凸状の刃型23が設けられている。刃型23は、非打抜き部用切刃23aと、打抜き部用切刃23bとを備えている。
非打抜き部用切刃23aは、非打抜き部用カットライン104aをメディア100に形成する。非打抜き部用切刃23aは、打抜き部用切刃23bに比べ、刃の高さが僅かに低く形成されている。そのため、非打抜き部用切刃23aは、メディア100をハーフカット、すなわち、ラベル連続体101およびライナー102のうちラベル連続体101のみを切断する。非打抜き部用カットライン104aに囲まれた非打抜き部105aは、ラベル貼付装置やユーザーの手などにより、ラベル連続体101から取り外され、ラベルとして用いられる。
一方、打抜き部用切刃23bは、打抜き部用カットライン104bをメディア100に形成する。打抜き部用切刃23bは、メディア100をフルカット、すなわち、ラベル連続体101およびライナー102の双方を切断する。このため、打抜き部用カットライン104bに囲まれた部分は、メディア100から打ち抜かれ、その開口部分が打抜き部105bとなる。打抜き部105bは、非打抜き部105aに対して、所定の位置に形成される。この打抜き部105bは、検出部25により検出される部位となる。
なお、非打抜き部用カットライン104aおよび打抜き部用カットライン104bをまとめて、ダイカットライン104という。また、メディア100においてダイカットライン104が形成された位置を、ダイカット位置106という。
なお、非打抜き部用カットライン104aおよび打抜き部用カットライン104bをまとめて、ダイカットライン104という。また、メディア100においてダイカットライン104が形成された位置を、ダイカット位置106という。
レーザーカット部6は、レーザー照射器24と、検出部25とを備えている。
なお、レーザー照射器24は、「レーザー照射部」の一例である。
なお、レーザー照射器24は、「レーザー照射部」の一例である。
レーザー照射器24は、メディア100に対して、ラベル連続体101側からレーザーを照射することにより、メディア100をハーフカットし、レーザーカットライン107をメディア100に形成する。レーザーカットライン107は、非打抜き部用カットライン104aの内側に形成される。このレーザーカットライン107により、非打抜き部105aに、文字や図形などの切抜き部109が形成される。
図3に示すように、レーザー照射器24は、ガルバノ方式により、メディア100に対してレーザー光を走査させる。レーザー照射器24は、発振器41と、第1レンズ42と、第2レンズ43と、第1ミラー44と、第2ミラー45と、第1レンズ移動部46と、第1モーター47と、第2モーター48とを備えている。
発振器41は、レーザー光を発振する。発振器41としては、炭酸ガスレーザー、YAGレーザーなどを用いることができる。発振器41から出射されたレーザー光は、第1レンズ42によりビーム径が拡径され、第2レンズ43に入射する。第2レンズ43は、レーザー光がメディア100上で一点に収束するように、レーザー光を射出する。第2レンズ43から射出されたレーザー光は、第1ミラー44および第2ミラー45によって反射され、メディア100に照射される。
第1レンズ移動部46は、第1レンズ42を、レーザー光の光軸に沿って移動させる。これにより、第1レンズ42と第2レンズ43との間の距離が変わり、レーザー光の焦点距離を調整することができる。なお、第1レンズ移動部46は、駆動源として、例えばステッピングモーターを備えている。
第1モーター47は、第1ミラー44を回転させ、その角度を変える。また、第2モーター48は、第2ミラー45を回転させ、その角度を変える。第1モーター47および第2モーター48としては、例えば、ステッピングモーターを用いることができる。レーザー照射器24は、第1ミラー44および第2ミラー45の角度を変えることにより、メディア100に対してレーザー光を二次元的に走査させる。なお、ガルバノ方式に代えて、X−Yプロッター方式により、レーザー光を走査させてもよい。
検出部25は、レーザー照射器24よりも上流側に設けられている。検出部25は、ダイカット部5により形成された打抜き部105bの通過を検出し、その検出結果を、制御部7に出力する。検出部25としては、例えば、フォトインターラプターを用いることができる。
カス上げ部8は、レーザーカット部6の下流側に設けられている。カス上げ部8は、ラベル連続体101のラベルカス113をカス上げする(図4参照)。
制御部7は、図示省略したが、CPU(Central Processing Unit)および各種メモリーを備えている。制御部7の出力側には、巻取軸駆動部、送り駆動部およびレーザー照射器24が、図示しないドライバーを介して接続されている。また、制御部7の入力側には、検出部25が接続されている。
制御部7は、検出部25による打抜き部105bの通過検出に基づいて、レーザー照射器24を制御する。より具体的には、制御部7は、検出部25から、打抜き部105bの通過に伴う電圧変化を受信すると、その所定時間後に、レーザー照射を開始する。これにより、レーザーカットライン107が、打抜き部105bから所定の位置に形成された非打抜き部105aに対して、送り方向つまりメディア100の長手方向において、所定の位置に形成される。すなわち、レーザーカット部6が、ダイカット位置106に応じて、レーザーカットライン107をメディア100に形成することができる。
以上のように、本実施形態の印刷装置1は、ダイカット部5よりも下流側に設けられたレーザーカット部6が、ダイカットライン104が形成されたダイカット位置106に応じて、レーザーカットライン107をメディア100に形成する。このため、印刷装置1は、ダイカット部5により形成された非打抜き部105aに対するレーザーカットライン107の位置精度を向上させることができる。
印刷装置1は、ラベルの輪郭となるカットライン(非打抜き部用カットライン104a)については、ラベル間で共通の形状であるため、ダイカット部5により形成する。一方、切抜き部109のためのカットライン(レーザーカットライン107)については、ラベル間で異なる形状であるため、レーザーカット部6により形成する。このため、印刷装置1は、これら双方のカットラインをレーザーカット部6により形成する場合に比べ、全体の処理速度を速めることができる。
また、印刷装置1は、打抜き部105bの通過を検出することにより、ダイカット位置の通過を検出することができる。このため、印刷装置1は、検出部25として、フォトインターラプターのように、簡易な構成のものを用いることができる。
印刷装置1は、バッファー部15を有することで、巻取軸12によるメディア100の送り速度と、上流側送りローラー対13によるメディア100の送り速度とが、異なる場合にも、メディア100を適切に送ることができる。これにより、印刷装置1は、ダイカット部5によるダイカットおよびレーザーカット部6によるレーザー照射にそれぞれ適した送り速度で、メディア100を送ることができる。したがって、印刷装置1は、メディア100にダイカットライン104およびレーザーカットライン107を精度良く形成することができる。
また、レーザー照射器24が、停止した状態のメディア100に対してレーザーを照射する。これにより、印刷装置1は、メディア100にレーザーカットライン107を精度良く形成することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、本実施形態は、以下のような形態に変更することができる。
打抜き部105bの通過を検出する検出部25としては、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラなどの撮像手段を用いてもよい。
さらに、検出部25により、打抜き部105bの通過を検出する代わりに、非打抜き部用カットライン104aの通過を検出するようにしてもよい。この場合、検出部25としては、撮像手段を用いることが好ましい。また、非打抜き部用カットライン104aの撮像精度を上げるべく、メディア100に対して撮像手段とは反対側から光を照射することが好ましい。この構成によれば、印刷装置1は、レーザーカットライン107を形成する位置を、非打抜き部105aに対して、直接的に合わせ込むことができる。この場合、ダイカット部5により、打抜き部用カットライン104bを形成することは不要である。そのため、刃型23は、打抜き部用切刃23bを備えていない。
さらに、検出部25により、打抜き部105bの通過を検出する代わりに、非打抜き部用カットライン104aの通過を検出するようにしてもよい。この場合、検出部25としては、撮像手段を用いることが好ましい。また、非打抜き部用カットライン104aの撮像精度を上げるべく、メディア100に対して撮像手段とは反対側から光を照射することが好ましい。この構成によれば、印刷装置1は、レーザーカットライン107を形成する位置を、非打抜き部105aに対して、直接的に合わせ込むことができる。この場合、ダイカット部5により、打抜き部用カットライン104bを形成することは不要である。そのため、刃型23は、打抜き部用切刃23bを備えていない。
レーザーカット部6は、レーザーカットライン107を、開いた線状に形成してもよい。すなわち、レーザーカットライン107は、切抜き部109を形成するためのものに限らない。
図5に示すように、ダイカット部5は、非打抜き部用カットライン104aとして、複数の部分カットライン111を形成してもよい。部分カットライン111の相互間には、切り残し部112が設けられている。この場合、レーザーカット部6は、部分カットライン111同士を接続するように、レーザーカットライン107を形成する。そして、ラベルとなる非打抜き部105aごとに、異なるレーザーカットライン107を形成する。これにより、印刷装置1は、部分カットライン111およびレーザーカットライン107により囲まれた非打抜き部105aつまりラベルを、矩形状、角丸矩形状等、種々の形状に形成することができる。なお、図5では、レーザーカットライン107を、部分カットライン111と見分けがつくように、部分カットライン111よりも太い線で表しているが、実際には、両者の太さを変える必要はない。
印刷装置1は、メディア100の送り量を検出し、その検出結果に基づいて、レーザー照射器24を制御してもよい。すなわち、制御部7は、検出部25から、打抜き部105bの通過検出を受信すると、その受信後にメディア100が所定量送られた時点で、レーザー照射を開始するようにしてもよい。これにより、印刷装置1は、メディア100の送り速度が変動した場合にも、非打抜き部105aに対するレーザーカットライン107の位置精度を向上させることができる。
ダイカット部5は、ロータリー方式に限らず、例えば、プラテン方式であってもよい。
メディア100としては、ラベル連続体101およびライナー102を備えた本実施形態のように2層のものに限らず、3層以上のものであってもよく、単層のものであってもよい。
本発明は、印刷部2を備えていない、上記のメディア加工部3と同様に構成されたメディア加工装置にも適用可能である。
メディア100としては、ラベル連続体101およびライナー102を備えた本実施形態のように2層のものに限らず、3層以上のものであってもよく、単層のものであってもよい。
本発明は、印刷部2を備えていない、上記のメディア加工部3と同様に構成されたメディア加工装置にも適用可能である。
1 :印刷装置
3 :メディア加工部
4 :メディア送り部
5 :ダイカット部
6 :レーザーカット部
100 :メディア
104 :ダイカットライン
104a :非打抜き部用カットライン
105a :非打抜き部
106 :ダイカット位置
107 :レーザーカットライン
3 :メディア加工部
4 :メディア送り部
5 :ダイカット部
6 :レーザーカット部
100 :メディア
104 :ダイカットライン
104a :非打抜き部用カットライン
105a :非打抜き部
106 :ダイカット位置
107 :レーザーカットライン
Claims (8)
- メディアを送るメディア送り部と、
前記メディアに対してダイカットを行うことにより、非打抜き部を形成するための非打抜き部用カットラインを含むダイカットラインを前記メディアに形成するダイカット部と、
前記ダイカット部よりも下流側に設けられ、前記ダイカットラインが形成されたダイカット位置に応じて、前記メディアに対してレーザーを照射することにより、レーザーカットラインを前記メディアに形成するレーザーカット部と、
を備えたことを特徴とするメディア加工装置。 - 前記レーザーカット部は、
前記メディアに対してレーザーを照射するレーザー照射部と、
前記レーザー照射部よりも上流側に設けられ、前記ダイカット位置の通過を検出する検出部と、
前記ダイカット位置の通過検出に基づいて、前記レーザー照射部を制御する制御部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のメディア加工装置。 - 前記ダイカット部は、前記非打抜き部用カットラインに加え、打抜き部を形成するための打抜き部用カットライン、を含む前記ダイカットラインを前記メディアに形成し、
前記検出部は、前記ダイカット位置として、前記打抜き部の通過を検出することを特徴とする請求項2に記載のメディア加工装置。 - 前記検出部は、前記ダイカット位置として、前記非打抜き部用カットラインの通過を検出することを特徴とする請求項2に記載のメディア加工装置。
- 前記メディア送り部は、
前記ダイカット部に対して前記メディアを送る第1送り部と、
前記レーザーカット部に対して前記メディアを送る第2送り部と、
前記第1送り部による送り速度と前記第2送り部による送り速度との差によって生じる前記メディアの弛みを吸収するバッファー部と、
を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のメディア加工装置。 - 前記第2送り部は、前記レーザーカット部が前記メディアに対してレーザーを照射する間、前記メディアの送りを停止することを特徴とする請求項5に記載のメディア加工装置。
- 前記ダイカット部は、前記非打抜き部用カットラインとして、切り残し部が相互間に設けられた複数の部分カットラインを形成し、
前記レーザーカット部は、前記部分カットライン同士を接続するように、前記レーザーカットラインを形成することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載のメディア加工装置。 - 請求項1ないし7のいずれか一項に記載のメディア加工装置と、
前記メディアに画像を印刷する印刷部と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106272698A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-04 | 天津日津科技股份有限公司 | 一种异步模切冲压生产线 |
CN112897186A (zh) * | 2021-03-26 | 2021-06-04 | 厦门海辰新能源科技有限公司 | 一种分切机、分切方法及其应用 |
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