JP2003335150A - インストルメントパネルの電装機器取付構造 - Google Patents

インストルメントパネルの電装機器取付構造

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JP2003335150A
JP2003335150A JP2002145945A JP2002145945A JP2003335150A JP 2003335150 A JP2003335150 A JP 2003335150A JP 2002145945 A JP2002145945 A JP 2002145945A JP 2002145945 A JP2002145945 A JP 2002145945A JP 2003335150 A JP2003335150 A JP 2003335150A
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instrument panel
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English (en)
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Kunihiko Takeshige
國彦 竹重
Hironobu Kondo
弘信 近藤
Koji Tamura
孝司 田村
Mitsumasa Imada
光政 今田
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FUTABA KOGYO KK
Daikyo Nishikawa Corp
Original Assignee
FUTABA KOGYO KK
Nishikawa Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両のインストルメントパネル1の機器収容部
14に開口側から電装機器21を挿入して嵌合状態で取
付支持し、この電装機器21を飛び出し防止のためにイ
ンストルメントパネル1内のセンタステイ41R側に連
結する場合に、電装機器21と機器収容部14の開口と
の隙間が左右で異なって外観見映えが悪くなるのを防止
する。 【解決手段】電装機器21の右側壁部に、ねじ孔部36
を有する機器側ブラケット35を、またセンタステイ4
1Rにボルト挿通孔43を有する車体側ブラケット42
をそれぞれ設ける。挿通孔43周りにスリット46を、
その端部46a,46a間を結ぶ部分に可撓部47を形
成するように設けて、このスリット46と可撓部47と
で曲げ変形可能の変形片49を区画する。ブラケット3
5,42の結合時、機器収容部14の開口部周りの嵌合
孔16a〜16hと電装機器21側の嵌合爪32との間
の隙間により、電装機器21が車体側ブラケット42に
引き寄せられて移動した際、変形片49を可撓部47で
曲げ変形させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インストルメント
パネルに開口する機器収容部に電装機器を取り付けるた
めの電装機器取付構造に関し、特に、電装機器を車体部
材に結合したときに電装機器と機器収容部とのずれを抑
制するための対策に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車載オーディオ機器をインス
トルメントパネルに取り付けるに当たり、インストルメ
ントパネルに機器収容部を車室に向かって開口するよう
に設けておき、この機器収容部に開口側(車室側)から
オーディオ機器を挿入して取り付けることが一般に行わ
れている。
【0003】このようなオーディオ機器の取付構造の一
例として、従来、例えば特開平6―262983号公報
に示されるように、インストルメントパネル内を車幅方
向に延びるステアリングメンバの中間部に、車幅方向に
間隔をあけて配置された左右1対のセンタステイ(イン
ストステイ)の上端部を溶接して、これらセンタステイ
の下端部をフロアパネルに連結固定するとともに、両セ
ンタステイ間のステアリングメンバに支持ブラケットの
上端部を溶接し、両センタステイ間に配置されるオーデ
ィオ機器の左右側部にそれぞれオーディオブラケットを
取り付けて、これらオーディオブラケットの上端の取付
座を上記支持ブラケットの下端部にインストルメントパ
ネルと共に取り付けることにより、フロントフロアとス
テアリングメンバとの距離が車両毎にばらついていて
も、インストルメントパネルに対するオーディオ機器の
取付位置を一定位置に保持できるようにした構造が提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インストル
メントパネルの機器収容部に収容されたオーディオ機器
を機器収容部周りのインストルメントパネルの嵌合孔に
オーディオ機器の嵌合片を嵌合して取り付けることがあ
るが、この取付構造では、オーディオ機器が反嵌合方向
に抜けないようにインストルメントパネルに単に嵌合さ
れているだけであり、オーディオ機器は重量物であるた
め、このオーディオ機器が車両の衝突時に車室内に飛び
出すのを防止するためには、オーディオ機器を車体部材
側に強固に連結しておく必要がある。
【0005】そこで、上記提案例のように、ステアリン
グメンバの中間部とフロアパネルとの間に架設された左
右1対のセンタステイを用い、その一方のセンタステイ
に車体側ブラケットを溶接して、この車体側ブラケット
とオーディオ機器の側壁に形成した機器側ブラケットと
をボルト締結等により一体的に結合することにより、オ
ーディオ機器を車体部材側に連結することが考えられ
る。
【0006】しかし、その場合、オーディオ機器は機器
収容部周りのインストルメントパネルに嵌合片の嵌合に
より支持されているため、両ブラケットの結合に伴い、
オーディオ機器が車体側ブラケットに引き寄せられて機
器収容部内を移動することがあり、この移動によりオー
ディオ機器と機器収容部の開口との隙間が一方の側で異
なって、オーディオ機器の取付構造の外観上の見映えが
悪くなるという問題が生じる。
【0007】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記のように、オーディオ機器等の電
装機器を機器収容部周りのインストルメントパネルに嵌
合して取り付けるとともに、その電装機器を飛び出し防
止のために車体部材側に連結する場合に、その電装機器
と車体部材側との連結構造に改良を加えることにより、
電装機器と機器収容部の開口との隙間が一方の側に片寄
って電装機器の取付構造の外観上の見映えが悪くなるの
を防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、この発明では、電装機器側の取付部と車体部材側の
取付部とをボルト等の締結部材により結合して電装機器
を車体部材側に連結する構造に対し、両取付部の一方に
締結部材を取り囲むようにスリットを形成して該スリッ
トにより変形可能な変形片を区画し、締結部材による両
取付部の結合時には変形片を変形させることで、電装機
器と機器収容部の開口との隙間が一方に片寄るのを防止
するようにした。
【0009】具体的には、請求項1の発明では、インス
トルメントパネルに機器収容部が車室に向かって開口す
るように設けられ、この機器収容部に開口側から電装機
器を挿入して取り付けるようにした電装機器の取付構造
が対象である。
【0010】そして、上記電装機器に複数の嵌合片が突
設されている一方、上記機器収容部周りのインストルメ
ントパネルに上記嵌合片が嵌合可能な嵌合孔が形成さ
れ、該嵌合孔に嵌合片を嵌合することで、電装機器がイ
ンストルメントパネルに取付支持されている。
【0011】また、上記電装機器の側壁部に機器側取付
部が設けられている一方、インストルメントパネル内の
車体部材に上記機器側取付部と締結部材を介して結合さ
れる車体側取付部が設けられ、上記機器側取付部に締結
部材が螺合可能なねじ孔部が、また車体側取付部に上記
締結部材を挿通可能な挿通孔がそれぞれ形成されてい
て、上記締結部材を挿通孔に挿通してねじ孔部に螺合締
結することで両取付部同士が結合されている。
【0012】また、上記挿通孔又はねじ孔部のいずれか
一方の周りにはスリットが、該スリットの端部間を結ぶ
部分の取付部に可撓部を形成するように設けられ、上記
スリットと可撓部とにより上記締結部材を取り囲む変形
片が区画され、上記変形片は締結部材の締結による両取
付部の結合によって上記可撓部で曲げ変形可能とされて
いる。
【0013】上記の構成によると、インストルメントパ
ネルの機器収容部に開口側から電装機器が挿入され、こ
の電装機器は機器収容部周りのインストルメントパネル
に、インストルメントパネル側の嵌合孔に電装機器側の
嵌合片を嵌合することで取付支持される。また、電装機
器の側壁部に設けられた機器側取付部と、インストルメ
ントパネル内の車体部材に設けられた車体側取付部とが
締結部材を介して強固に結合され、これら両取付部の結
合により電装機器が車体部材に連結されて、車両の衝突
時の機器収容部からの飛び出しが防止される。
【0014】上記両取付部同士の結合に当たり、機器側
取付部におけるねじ孔部と、車体側取付部における挿通
孔とが対応状態に位置付けられ、この挿通孔に締結部材
を挿通してそれをねじ孔部に螺合締結することで両取付
部同士が結合される。
【0015】そのとき、上記嵌合片と嵌合孔との間に若
干の隙間があるため、上記両取付部同士の結合に伴い、
電装機器が車体側取付部の側に引き寄せられて機器収容
部内を移動しようとする。しかし、上記挿通孔又はねじ
孔部のいずれか一方の周りにはスリットが、その端部間
を結ぶ部分の取付部に可撓部を形成するように設けられ
て、このスリットと可撓部とにより上記締結部材を取り
囲む変形片が区画され、この変形片は可撓部で曲げ変形
可能であるので、機器収容部周りのインストルメントパ
ネルに嵌合支持されている電装機器の移動抵抗が小さい
うちは、電装機器が車体側取付部に引き寄せられて機器
収容部内を移動するが、その後、電装機器の移動抵抗が
増大して変形片の変形強度よりも大きくなると、電装機
器が移動する代わりに、変形片が相手側の取付部に近付
くように可撓部で折れ曲がって変形し、締結部材の締結
により両取付部が結合された状態では、変形片が相手側
の取付部に結合される。このことで、電装機器は機器収
容部内でバランスされた位置に落ち着き、電装機器と機
器収容部の開口との隙間が左右又は上下で異なるのを抑
制して、電装機器の取付構造の外観上の見映えを向上維
持することができる。
【0016】請求項2の発明では、上記電装機器は車載
オーディオ機器とする。このことで、上記の効果が有効
に発揮される最適な電装機器が得られる。
【0017】請求項3の発明では、上記スリットはU字
状のものとする。こうすると、望ましい形状のスリット
が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】図4及び図5は本発明の実施形態
の全体構成を示し、1は自動車等の車両における車室前
部に設けられたインストルメントパネルで、このインス
トルメントパネル1の左右(車幅方向)中央部には、温
度や湿度が調和された空気を車室内に吹き出すための左
右1対のセンタ吹出し口3L,3Rが、また左右両端部
には同様のサイド吹出し口4L,4Rがそれぞれ開口さ
れ、各センタ吹出し口3L,3Rには空気の吹出し方向
を変えるためのルーバ5が揺動可能に取り付けられてい
る。また、インストルメントパネル1の右側部には右側
のセンタ吹出し口3R及びサイド吹出し口4R間に各種
のメータ(図示せず)を取り付けるためのメータ収容部
6が開口され、このメータ収容部6の下側には、ステア
リングシャフト(図示せず)を配置するためのステアリ
ングシャフト収容部7が形成されている。一方、インス
トルメントパネル1の左側部には左側のセンタ吹出し口
3L及びサイド吹出し口4L間でかつ両吹出し口3L,
4Lよりも下側に小物収容部8が凹設され、この小物収
容部8の下側にはグローブボックス収納用開口部9がイ
ンストルメントパネル1を下端から切り欠いた状態で形
成されている。また、インストルメントパネル1の上端
前部には、フロントウィンドガラス11(図4参照)に
空調空気を吹き出すための左右1対のデフロスト吹出し
口10L,10Rが開口されている。図4中、12はカ
ウルメンバである。
【0019】インストルメントパネル1の左右中央部に
は上記両センタ吹出し口3L,3Rの下側に、車室側に
向かって膨出するセンタコンソール部2が一体に形成さ
れ、このセンタコンソール部2内に略矩形状の機器収容
部14が車室に向かって略垂直に開口するように設けら
れている。
【0020】図5に示すように、上記機器収容部14の
開口部周縁において該開口部の右側上端から下側全体を
経て左側の上下中間部までの略U字状の範囲には、セン
タコンソール部2(インストルメントパネル1)の表面
よりも段差状にインストルメントパネル1の内側(車両
の前側)に凹陥された凹陥部15が形成され、この凹陥
部15のうち、機器収容部14の開口部における右側部
に位置する底壁には矩形状の2つの嵌合孔16a,16
bが上下に並んで、また下側部に位置する底壁には同様
の2つの嵌合孔16c,16dが左右に並んで、さらに
左側に位置する底壁には同様の1つの嵌合孔16eがそ
れぞれ貫通形成されている。
【0021】また、機器収容部14の開口部周縁におけ
る残りの範囲のうち開口部の左側上部には1つの板状の
突起部17aが、また開口部の上側には左右2つの同様
の突起部17b,17cがそれぞれ開口部の中央に向か
うように突設され、これら3つの突起部17a〜17c
は上記凹陥部15の底壁と略面一状に形成されている。
そして、この各突起部17a〜17cにもそれぞれ上記
凹陥部15底壁の嵌合孔16a〜16eと同様の嵌合孔
16f〜16hが貫通形成されている。
【0022】一方、機器収容部14の奥部のインストル
メントパネル1には左右方向に延びる横桟部1aと、こ
の横桟部1aの左右中央部から下側に延びる縦桟部1b
とが一体に形成され、この横桟部1a及び縦桟部1bの
交差部分(横桟部1aの左右中央)には例えば円形状の
貫通孔からなるピン嵌合孔18が形成されている。
【0023】上記機器収容部14にはその開口側(車室
側)から、オーディオ機器23を主要素とする電装機器
21が挿入して取り付けられている。この電装機器21
は、図6に拡大して示すように、表側(車室側)に位置
する矩形状の樹脂製の電装パネル22を備え、この電装
パネル22の裏面上側に上記オーディオ機器23が一体
的に設けられている。尚、電装パネル22の裏面下側に
は、車載の空調システム(図示せず)を制御するための
空調コントロール機器24が一体的に設けられている。
そして、これらの機器23,24はいずれも矩形箱状の
ケース23a,24aを備え、後者の空調コントロール
機器24のケース24aの大きさは前者のオーディオ機
器23のケース23aよりも小とされている。
【0024】また、上記電装パネル22表面の上側に
は、上記オーディオ機器23の作動モードや音量等の作
動状態を表示する表示部25と、この表示部25の左右
両側に配置され、オーディオ機器23の作動状態の切換
操作や音量調整等を行う操作部26,26と、表示部2
5の下側に配置され、CDを挿入するCD挿入口27と
が設けられている。電装パネル22表面の下側には、上
記空調コントロール機器24に対し空調温度を設定する
温度設定部28と、空調ファン(図示せず)の回転数を
変えて送風量を切り換える送風量切換部29と、調和空
気の吹出しモード等の空調モードを切り換える空調モー
ド切換部30とがそれぞれ左側から右側に順に並んで配
設されている。
【0025】上記電装パネル22の大きさは上記インス
トルメントパネル1のセンタコンソール部2における機
器収容部14の上記凹陥部15の外周縁部よりも若干小
さく設定されており、電装機器21を機器収容部14に
挿入したときに、電装パネル22周縁部の裏面が機器収
容部14の開口部周りの凹陥部15の底壁及び突起部1
7a〜17cの表面に当接した状態で、電装パネル22
が開口部を塞ぐようになっている。
【0026】そして、電装パネル22の周縁部はオーデ
ィオ機器23及び空調コントロール機器24の各ケース
23a,24aから外側にフランジ状に突出し、この電
装パネル22周縁部の裏面には、上記機器収容部14の
開口部周りの凹陥部15の底壁及び突起部17a〜17
cにおける合計8つの嵌合孔16a〜16hにそれぞれ
挿入されて嵌合される嵌合片としての8つの嵌合爪3
2,32,…が突設されている。また、上記オーディオ
機器23のケース23a裏面には、上記機器収容部14
の奥部の上記ピン嵌合孔18に挿入されて嵌合される嵌
合片としての嵌合ピン33が突設されており、電装機器
21を機器収容部14に挿入したときに、電装機器21
側の嵌合爪32,32,…をそれぞれ機器収容部14の
開口部周りの嵌合孔16a〜16hに挿入して嵌合する
とともに、嵌合ピン33をピン嵌合孔18に挿入して嵌
合することにより、電装機器21が機器収容部14周り
のインストルメントパネル1に嵌合されて取付支持され
ている。
【0027】この発明の特徴として、上記のようにして
インストルメントパネル1の機器収容部14に嵌合状態
で取付支持された電装機器21が車両の衝突時に機器収
容部14から車両後方側(車室側)に飛び出すのを防止
するための手段が設けられている。すなわち、上記電装
機器21におけるオーディオ機器23のケース23aの
右側壁部には機器側取付部としての金属製の機器側ブラ
ケット35が一体的に接合固定されている。この機器側
ブラケット35は略コ字状に折り曲げられて両端部が上
下方向に延びるように配置されたもので、その上下の両
端部においてオーディオ機器23のケース23a壁部に
一体的に接合されており、中間部はケース23aの壁部
から離れている。この機器側ブラケット35の中間部は
下側に向かってケース23aの壁部に近付くように若干
の角度だけ傾斜し、この中間部に、ねじが形成されたね
じ孔部36が表裏面を貫通して設けられている。
【0028】尚、このように機器側ブラケット35自体
にねじの形成されたねじ孔部36を貫通形成するのに代
え、機器側ブラケット35に、ねじの形成されていない
ボルト挿通孔を形成して、その裏面側(電装機器21
側)にねじの形成されたナットを一体的に溶接固定し
て、このナット自体でねじ孔部を構成してもよい。
【0029】一方、インストルメントパネル1の内部に
は車幅方向に延びるパイプ状の金属製のステアリングメ
ンバ40が配置され、このステアリングメンバ40の左
右略中央部には、車幅方向に間隔をあけて配置された略
上下方向に延びる左右1対の断面コ字状の金属製のセン
タステイ41L,41Rの各上端部が溶接されている。
これらセンタステイ41L,41Rは上下中間部で折り
曲げられ、各々の上端部から中間部までの部分は下側に
向かって互いに近付くように傾斜し、中間部から下端部
までの部分は上下方向に平行に延びていて、この下端部
はフロアパネル(図示せず)に連結固定されている。上
記両センタステイ41L,41Rのうち右側センタステ
イ41Rは本発明でいう車体部材を構成するもので、そ
の上下中間部よりも上側部(傾斜部分)には、図1及び
図2にも示すように、上記機器側ブラケット35と締結
ボルトBを介して結合される断面コ字状の金属製の車体
側取付部としての車体側ブラケット42が基端部(車両
前後方向の前端部)において一体的に溶接固定されてい
る。この車体側ブラケット42は上記インストルメント
パネル1の内部を車両の後側(車室側)に向かって延
び、その先端部(後端部)は上記機器収容部14の開口
部周りのインストルメントパネル1、具体的には機器収
容部14の開口部における右側部に位置する凹陥部15
の底壁裏側に位置し、この先端部にはねじ孔42aが形
成されており、このねじ孔42aに、凹陥部15の底壁
を貫通するボルト39を螺合締結することで、凹陥部1
5の底壁に車体側ブラケット42の先端部が連結されて
いる。
【0030】上記車体側ブラケット42の前後中間部
は、インストルメントパネル1の機器収容部14の右側
に位置しかつ幅方向たる上下方向のうち下側がオーディ
オ機器23のケース23a壁部に近付くように傾斜して
おり、この傾斜角は上記機器側ブラケット35の中間部
の傾斜角に一致している。この傾斜した車体側ブラケッ
ト42の前後中間部には上記締結ボルトBのねじ部を挿
通可能なボルト挿通孔43が貫通形成されており、電装
機器21をインストルメントパネル1のセンタコンソー
ル部2の機器収容部14に挿入したときに、図2に示す
ように、機器側ブラケット35の中間部を車体側ブラケ
ット42の前後中間部の左側に位置付けて両者を対応さ
せ、この状態で締結ボルトBのねじ部を車体側ブラケッ
ト42のボルト挿通孔43に挿通して機器側ブラケット
35のねじ孔部36に螺合締結することで、両ブラケッ
ト35,42同士が結合されている。
【0031】さらに、図3に示すように、上記車体側ブ
ラケット42にはそのボルト挿通孔43の周りに略U字
状のスリット46が各々の端部46a,46a(U字の
開口端部)を車体側ブラケット42の先端側(車両の後
側)に向けて形成されており、このスリット46によ
り、該スリット46の端部46a,46a間を結ぶ部分
の車体側ブラケット42に可撓部47が形成され、この
スリット46と可撓部47とで上記締結ボルトBの頭部
B1を取り囲む変形片49が区画されている。そして、
この変形片49は、締結ボルトBの締結による両ブラケ
ット35,42の結合により、図1に示すように上記可
撓部47で曲げ変形可能とされている。
【0032】したがって、上記実施形態においては、電
装機器21をインストルメントパネル1に取り付ける場
合、そのインストルメントパネル1におけるセンタコン
ソール部2の機器収容部14に開口側から電装機器21
が挿入され、この電装機器21の電装パネル22裏面の
嵌合爪32,32,…がそれぞれ機器収容部14の開口
部周りの凹陥部15の底壁及び突起部17a〜17cに
おける嵌合孔16a〜16hに挿入されて嵌合されると
ともに、オーディオ機器23のケース23a裏面の嵌合
ピン33が機器収容部14の奥部のピン嵌合孔18に挿
入されて嵌合され、これらの嵌合構造により、電装機器
21が機器収容部14周りのインストルメントパネル1
に嵌合されて取付支持される。この状態では、電装パネ
ル22の裏面が機器収容部14の開口部周りの凹陥部1
5の底壁及び突起部17a〜17cの表面に当接して、
電装パネル22が開口部を塞ぐようになる。
【0033】このような電装機器21の機器収容部14
内への挿入に伴い、図2に示すように、オーディオ機器
23のケース23aの右側壁に一体的に結合されている
機器側ブラケット35の中間部が、機器収容部14内の
右側に位置する車体側ブラケット42の左側に位置して
両者が対応する。この対応状態で、センタコンソール部
2の右側奥部から締結ボルトBのねじ部を車体側ブラケ
ット42のボルト挿通孔43に挿通して機器側ブラケッ
ト35のねじ孔部36に螺合締結することで、両ブラケ
ット35,42同士が結合される(図1参照)。これら
両ブラケット35,42同士の結合により電装機器21
が車体側ブラケット42を介して右側センタステイ41
R(車体部材)に連結されて、車両の衝突時に電装機器
21が機器収容部14から車室側へ飛び出すのを防止で
きる。
【0034】そして、上記両ブラケット35,42同士
を結合するとき、上記機器収容部14の開口部周りの凹
陥部15の底壁及び突起部17a〜17cにおける嵌合
孔16a〜16hと、これら嵌合孔16a〜16hに嵌
合される、電装機器21の電装パネル22裏面の嵌合爪
32,32,…との間に若干の隙間があるため、上記両
ブラケット35,42同士の結合に伴い、電装機器21
が車体側ブラケット42に引き寄せられて機器収容部1
4内を右方向に大きく移動しようとし、この移動によ
り、電装機器21の電装パネル22が機器収容部14の
開口部周縁の凹陥部15に対し位置ずれして、電装パネ
ル22と機器収容部14の開口部との隙間のうち左側が
右側よりも大きくなり、すなわち左右で異なり、電装機
器21の取付構造の外観上の見映えが悪くなる。
【0035】しかし、図3に示すように、上記車体側ブ
ラケット42には、上記ボルト挿通孔43の周りにU字
状スリット46が形成され、このスリット46と、スリ
ット46の端部46a,46a間を結ぶ可撓部47とで
締結ボルトBの頭部B1を取り囲む曲げ変形可能の変形
片49が区画されているので、電装機器21が車体側ブ
ラケット42に引っ張られた際、機器収容部14周りの
インストルメントパネル1に対し、嵌合爪32,32,
…と嵌合孔16a〜16hとの嵌合及び嵌合ピン33と
ピン嵌合孔18との嵌合によって支持されている電装機
器21の上記引張りに対する移動抵抗が小さい状態で
は、図2に示すように、電装機器21が車体側ブラケッ
ト42に引き寄せられて機器収容部14内を右方向(図
2で右方向)に少し移動するものの、その後、電装機器
21の移動抵抗が増大して車体側ブラケット42におけ
る変形片49の変形強度よりも大きくなると、電装機器
21は移動せず、その代わり、図1に示すように、車体
側ブラケット42の変形片49が相手側の機器側ブラケ
ット35に近付くように可撓部47で左側(図1で左
側)に折れ曲がって変形し、締結ボルトBの締結により
両ブラケット35,42同士が完全に結合された状態で
は、変形片49が機器側ブラケット35に当接する。こ
のことで、電装機器21は機器収容部14内でバランス
された位置に落ち着くようになり、電装機器21と機器
収容部14の開口との隙間が左右で異なるのを抑制し
て、電装機器21の取付構造の外観上の見映えを良好な
状態に維持することができる。
【0036】(他の実施形態)尚、上記実施形態では、
スリット46をU字状のものとしているが、その他、例
えば円弧状のものでもよく、スリットとスリットの端部
間の可撓部とで締結ボルトBの頭部B1を取り囲む変形
片を区画するように形成すればよく、形状は限定されな
い。しかし、安定した効果が得られる点で、上記実施形
態のようにU字状のスリット46とするのが望ましい。
【0037】また、上記実施形態では、車体側ブラケッ
ト42におけるボルト挿通孔43の周りにスリット46
を形成しているが、機器側ブラケット35におけるねじ
孔部36の周りに変形片を区画するようにスリットを形
成することもできる。その場合、両ブラケット35,4
2の結合時に、機器側ブラケット35の変形片が車体側
ブラケット42に引き寄せられて右側(電装機器21か
ら離れる側)に変形し、両ブラケット35,42の結合
の完了状態では変形片が車体側ブラケット42に当接す
る。
【0038】また、上記実施形態では、電装機器21に
おけるオーディオ機器23のケース23aの右側壁に機
器側ブラケット35を結合し、インストルメントパネル
1内の右側センタステイ41Rに車体側ブラケット42
を設けているが、逆に、オーディオ機器23のケース2
3aの左側壁に機器側ブラケットを結合し、インストル
メントパネル1内の左側センタステイ41Lに車体側ブ
ラケットを設けて、電装機器21の左側部を左側センタ
ステイ41Lに結合するようにしてもよい。さらには、
オーディオ機器23のケース23aの上壁又は下壁に機
器側ブラケットを結合し、インストルメントパネル1内
の車体部材に車体側ブラケットを設けて、電装機器21
の上側部又は下側部を車体部材に結合するようにしても
よく、上記実施形態と同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0039】さらに、上記実施形態では、電装機器21
はオーディオ機器23に車載空調システムのコントロー
ル機器24を一体的に組み合わせたものとしているが、
オーディオ機器のみをインストルメントパネル1の機器
収容部14に取り付けるようにしてもよい。また、本発
明は、その他、オーディオ機器以外の電装機器をインス
トルメントパネル1の機器収容部に取り付ける場合にも
適用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、インストルメントパネルの機器収容部に電装機
器を開口側から挿入し、この電装機器を機器収容部周り
のインストルメントパネルに対し、電装機器側の嵌合片
をインストルメントパネル側の嵌合孔に嵌合して取付支
持する構造において、電装機器の側壁部にねじ孔部を有
する機器側取付部を、またインストルメントパネル内の
車体部材に挿通孔を有する車体側取付部をそれぞれ設
け、締結部材を挿通孔に挿通してねじ孔部に螺合締結す
ることで両取付部同士を結合するようにし、挿通孔又は
ねじ孔部のいずれか一方の周りにスリットを、そのスリ
ットの端部間を結ぶ部分に可撓部を形成するように設け
て、スリットと可撓部とで変形片を区画し、この変形片
は締結部材の締結による両取付部の結合によって可撓部
で曲げ変形可能としたことにより、両取付部の結合によ
り電装機器を車体部材に連結して車両の衝突時の機器収
容部からの飛び出しを防止できるとともに、両取付部同
士の結合時に、嵌合片と嵌合孔との間に生じている若干
の隙間により、電装機器が車体側取付部に引き寄せられ
て機器収容部内を移動しようとしても、変形片を相手側
の取付部に近付くように可撓部で曲げ変形させることが
でき、電装機器と機器収容部の開口との隙間が左右又は
上下で異なるのを抑制して、電装機器の取付構造の外観
上の見映えを向上維持することができる。
【0041】請求項2の発明によると、電装機器は車載
オーディオ機器としたことにより、上記の効果が有効に
発揮される最適な電装機器が得られる。
【0042】請求項3の発明によると、スリットをU字
状のものとしたことにより、望ましい形状のスリットが
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機器側ブラケットと車体側ブラケットとの結合
構造を示す断面図である。
【図2】機器側ブラケットと車体側ブラケットとの結合
前の状態を示す図1相当図である。
【図3】車体側ブラケットの要部を拡大して示す側面図
である。
【図4】図5のIV−IV線断面図である。
【図5】インストルメントパネルを車室側から見た正面
図である。
【図6】電装機器を拡大して示す斜視図である。
【符号の説明】 B 締結ボルト(締結部材) B1 頭部 1 インストルメントパネル 2 センタコンソール部 14 機器収容部 16a〜16h 嵌合孔 18 ピン嵌合孔 21 電装機器 22 電装パネル 23 オーディオ機器 23a ケース 24 空調コントロール機器 32 嵌合爪(嵌合片) 33 嵌合ピン(嵌合片) 35 機器側ブラケット(機器側取付部) 36 ねじ孔部 41L,41R センタステイ(車体部材) 42 車体側ブラケット(車体側取付部) 43 ボルト挿通孔 46 スリット 46a 端部 47 可撓部 49 変形片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 弘信 広島市安佐北区可部南2丁目25番31号 西 川化成株式会社内 (72)発明者 田村 孝司 広島市安佐北区可部南2丁目25番31号 西 川化成株式会社内 (72)発明者 今田 光政 広島市南区大州4丁目8番24号 双葉工業 株式会社内 Fターム(参考) 3D020 BA01 BA02 BB01 BC03 BD05 3D044 BA01 BA12 BA14 BA21 BB01 BC13 BC30 BD13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルに機器収容部が
    車室に向かって開口するように設けられ、該機器収容部
    に開口側から電装機器を挿入して取り付けるようにした
    電装機器の取付構造であって、 上記電装機器に複数の嵌合片が突設されている一方、上
    記機器収容部周りのインストルメントパネルに上記嵌合
    片が嵌合可能な嵌合孔が形成され、該嵌合孔に嵌合片を
    嵌合することで、電装機器がインストルメントパネルに
    取付支持されており、 上記電装機器の側壁部に機器側取付部が設けられている
    一方、インストルメントパネル内の車体部材に上記機器
    側取付部と締結部材を介して結合される車体側取付部が
    設けられ、 上記機器側取付部に締結部材が螺合可能なねじ孔部が、
    また車体側取付部に上記締結部材を挿通可能な挿通孔が
    それぞれ形成されていて、上記締結部材を挿通孔に挿通
    してねじ孔部に螺合締結することで両取付部同士が結合
    されており、 上記挿通孔又はねじ孔部のいずれか一方の周りにはスリ
    ットが、該スリットの端部間を結ぶ部分の取付部に可撓
    部を形成するように設けられ、 上記スリットと可撓部とにより上記締結部材を取り囲む
    変形片が区画され、 上記変形片は締結部材の締結による両取付部の結合によ
    って上記可撓部で曲げ変形可能とされていることを特徴
    とするインストルメントパネルの電装機器取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1のインストルメントパネルの電
    装機器取付構造において、 電装機器は、車載オーディオ機器であることを特徴とす
    るインストルメントパネルの電装機器取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のインストルメントパネ
    ルの電装機器取付構造において、 スリットはU字状であることを特徴とするインストルメ
    ントパネルの電装機器取付構造。
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