JP4217110B2 - 車両用ディスプレイ装置の取付け具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載型のナビゲーションシステムやデジタルビデオディスク(DVD)装置などの車両用ディスプレイ装置を取付けるための取付け具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車載型のナビゲーションシステムやデジタルビデオディスク(DVD)装置等の車両用ディスプレイ装置の普及はめざましく、その車内への取付態様として様々なものが提案されている。
【0003】
このような技術の一つとして、一端部がそれぞれ車両のコンソールボックスに収納される車載オーディオの左右側面に固定され、他端部がそれぞれコンソールボックスと車載オーディオとの間の隙間から車内に突出する一対の板状の取付け部材と、この取付け部材の車内に突出した他端側を水平に連結する連結部材と、連結部材の上側に回動可能に取付けられ、車両用ディスプレイ装置を支持する支持部材とで構成された車両用ディスプレイ装置の取付け具が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
この技術では、ダッシュボードなどに車両用ディスプレイ装置を取付けるための孔を開ける必要がなく、また、大画面の車両用ディスプレイ装置を所望の回動角度位置にて固定できるので、車載オーディオやコンソールボックスに設置された空調装置の操作の邪魔になることはない。
【0005】
しかしながら、上述の技術では、車両用ディスプレイ装置に接続する配線をコンソールボックス内に引き込むことができず、コンソールボックスの外側面など車内に配線を這わせる必要があった。このため、体裁が悪くなるとともに、この配線に運転者もしくは同乗者の手足が引っ掛かり不測の事故を巻き起こす危険性があった。
【0006】
一方、最近では、従来のコンソールボックスのオーディオ設置スペースの標準サイズであるDINよりも左右の幅が広い「ワイドDIN」というサイズのオーディオ設置スペースを有する車両が販売されるようになってきている。
【0007】
ここで「DIN」とは、コンソールボックスのオーディオ設置スペースの標準サイズとして使用されているドイツの工業規格のことで、1DINは、高さ50mm、幅180mm、奥行き170mmを、また、この1DINが上下方向に2段重ね合わされた2DINは、高さ100mm、幅180mm、奥行き170mmを現わす。そして、「ワイドDIN」はDINの幅のみが20mm拡大された幅200mmのものを現わす。
【0008】
しかしながら、現在市販されている車載オーディオは主として通常のDINサイズのものであり、「ワイドDIN」に対応したサイズのものは少ない。このため、一般的には、「ワイドDIN」サイズのオーディオ設置スペースを有するコンソールボックスに通常のDINサイズの車載オーディオを搭載し、オーディオ設置スペースの左右両側端にできた隙間をスペーサーなどで目隠しすることにより対応している。
【0009】
ここで「ワイドDIN」サイズのコンソールボックスに通常のDINサイズの車載オーディオを設置して、上述した取付け具を用いて車両用ディスプレイ装置を取付けると、コンソールボックス内に車両用ディスプレイ装置の配線を引き込むことができ、オーディオ設置スペースとこれに搭載した車載オーディオとの間の隙間から該配線を引出して車両用ディスプレイ装置に接続することができるようになる。
【0010】
しかしながら、配線を取り出した隙間部分には目隠しのためのスペーサーを取付けることができなくなり、オーディオ設置スペースとこれに搭載した車載オーディオとの間の隙間が開口したままの状態となる。このため、体裁が悪くなるとともに、この隙間からコンソールボックス内に埃などが入り易くなり、堆積した埃によって車載オーディオが故障するという問題が生じるようになる。
【0011】
【特許文献1】
特開平11−151987号公報(第2−5頁、第1−5図)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明の主たる課題は、比較的簡素な構造にて、車両のコンソールボックスに車載オーディオを設置した際に生じる左右に体裁よく取付けることができ、かつ、運転やオーディオなどの操作の邪魔にならない汎用性のある車両用ディスプレイ装置の取付け具を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明は、「車両のコンソールボックス(12)に車載オーディオ(14)を設置した際に車載オーディオ(14)の両側に生じる左右の隙間(S)を利用して車両用ディスプレイ装置(M)を取付けるための取付け具(10)であって、(a)車載オーディオ(14)の左右両側面のそれぞれに固定される車載オーディオ取付片(16a)および該車載オーディオ取付片(16a)の幅方向一端が略直角に曲設され車載オーディオ(14)の正面側を向くように配置されるブロック部材取付片(16b)を有する左右一対の固定部材(16)と、(b)ブロック部材取付片(16b)のそれぞれに着脱可能に取付けられ、隙間(S)を塞ぐとともに、その少なくとも一方に配線(28)を通すための切欠き(32)が形成されている左右一対のブロック部材(18)と、(c)端部が各ブロック部材(18)の一方の端部に形成されているシャフト取付孔(18a)に着脱可能に取付けられ、車内に向けて突出すると共にコンソールボックスの前方に車両用ディスプレイ装置(M)取付用の軸部(20c)が延設されているシャフト部材(20)と、(d)軸部(20c)に取着され、車両用ディスプレイ装置(M)を取着するディスプレイ装置取着用吊持部(22)とで構成されている」ことを特徴とするものである。
【0014】
この発明では、ブロック部材(18)が、車載オーディオ(14)をコンソールボックスに設置した際に生じる左右の隙間(S)を塞ぐので、別途スペーサーなどでコンソールボックス(12)の隙間(S)を目隠しする必要がなく、車載オーディオ(14)並びに車両用ディスプレイ装置(M)をコンソールボックス(12)に体裁よく取付けることができる。
【0015】
また、ブロック部材(18)の少なくとも一方に切欠き(32)が形成されているので、車両用ディスプレイ装置(M)に接続する配線(28)をコンソールボックス(12)内に引き込むことが可能となる。したがって、配線(28)に運転者もしくは同乗者の手足が引っ掛かるのを防止することができる。
【0016】
なお、シャフト部材(20)に取着するディスプレイ装置取着用吊持部(22)を回動可能に配備する場合、ディスプレイ装置取着用吊持部(22)の倒れ角を調整することで車両用ディスプレイ装置(M)を見やすい角度に設定することができる。
【0017】
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、「シャフト部材(20)の軸部(20c)が分割されており、その分割端が互いに突合わされるとともに、ディスプレイ装置取着用吊持部(22)で連結されている」ことを特徴とするもので、これにより、車載オーディオ(14)の幅が多少異なる場合でも、軸部(20c)の分割端の突合わせ部分の間隔を微調整して、この部分をディスプレイ装置取着用吊持部(22)で連結するだけで、幅が微妙に異なる様々な種類の車載オーディオ(14)に取付け具(10)を固定することが可能となり、汎用性を付与することができる。
【0018】
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載の発明において、「シャフト部材(20)がヒンジ(54)を介してブロック部材(18)に接続され、シャフト部材(20)の軸部(20c)が上下方向にて回動可能となるようにした」ことを特徴とするもので、これにより、ヒンジ(54)を回動軸として、シャフト部材(20)の軸部(20c)を上下方向にて回動させ、ディスプレイ装置取着用吊持部(22)を介して軸部(20c)に取着した車両用ディスプレイ装置(M)の倒れ角を調節することができる。このため、車両用ディスプレイ装置(M)を見やすい角度に設定することができ、また、車両用ディスプレイ装置(M)を使用しない場合には、これを運転などの邪魔にならない場所へと移動させることができる。
【0019】
請求項4に記載した発明は、請求項1から3に記載の発明において、「シャフト部材(20)の端部には、軸部(20c)の車内へ向けての突出長さを増加させるジョイント部材(56)が取付けられている」ことを特徴とするものである。
【0020】
この発明では、ダッシュボード(58)の張り出しが大きく、ディスプレイ装置取着用吊持部(22)がこの張り出しに干渉して車両用ディスプレイ装置(M)を見やすい角度に設置することができない場合、シャフト部材(20)の端部にジョイント部材(56)を取付け、シャフト部材(20)を車内に向けて突出させることにより、ディスプレイ装置取着用吊持部(22)とダッシュボード(58)の張り出しとの干渉を防止し、車両用ディスプレイ装置(M)を見やすい角度に設置することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施例を図面を参照しつつ説明する。この発明の一実施例(図1〜4)の車両用ディスプレイ装置(M)の取付け具(10)は、車両のコンソールボックス(12)に車載オーディオ(14)を搭載した際、車載オーディオ(14)の左右両側に生じる隙間(S)を利用して車両用ディスプレイ装置(M)を取付けるためのものであり、車載オーディオ(14)の左右両側面に取付けられる一対の固定部材(16),この固定部材(16)のそれぞれに固定される一対のブロック部材(18),各ブロック部材(18)に両持されるシャフト部材(20)およびシャフト部材(20)に取着されて車両用ディスプレイ装置(M)を吊持ちするディスプレイ装置取着用吊持部(22)などで構成されている。
【0022】
なお、ここでいう車載オーディオ(14)とは、カーステレオなどのオーディオ機器のみならず、コンソールボックス(12)に設置されるナビゲーションシステムやテレビなど車両用ディスプレイ装置(M)のコントロールユニットなども含まれる。
【0023】
固定部材(16)は、金属や樹脂などの剛性材からなる略L形の板材であり、車載オーディオ(14)の側面に取付ける車載オーディオ取付片(16a)と、この車載オーディオ取付片(16a)の幅方向一端が略直角に曲設されたブロック部材取付片(16b)とを有する。
【0024】
車載オーディオ取付片(16a)には複数の貫通孔(16c)が設けられており、この貫通孔(16c)が車載オーディオ(14)をコンソールボックス(12)に取付ける際に使用するブラケット(24)を介して車載オーディオ(14)側面の取付孔(14a)に重なり合うようになっている。そして、この貫通孔(16c)にネジ(26)を挿入してその頭部を係止させるとともに、このネジ(26)を取付孔(14a)に螺着させることにより、固定部材(16)が車載オーディオ(14)の側面にネジ止めされる。また、ブロック部材取付片(16b)には、配線(28)を通すための切欠き(16d)が形成されるとともに、複数のネジ孔(16e)が設けられている。
【0025】
ブロック部材(18)は、金属や樹脂などの剛性材からなる中空もしくは中実の棒状部材であり、車載オーディオ(14)をコンソールボックス(12)に取付けた際にその左右に生じる隙間(S)を塞ぐ形状に成形されたものである。本実施例の場合には、コンソールボックス(12)の左右側開口端の形状とブロック部材(18)の側面の形状とが一致するように、該開口端と接するブロック部材の長手方向両端部側面の肉を切欠いて、長手方向両端部に相似する曲面が形成されている。
【0026】
このブロック部材(18)の前面側には後述するシャフト部材(20)の端部が取着されるシャフト取付孔(18a)が幅方向にて貫通されている。
【0027】
また、前述のブロック部材取付片(16b)のネジ孔(16e)に対応するブロック部材(18)の所定位置には、シャフト取付孔(18a)と同じ方向に貫通した複数の貫通孔(18b)が設けられている。この貫通孔(18b)に前面側からネジ(30)を挿通して、このネジ(30)を固定部材(16)のブロック部材取付片(16b)に形成されたネジ孔(16e)に螺合することにより、ブロック部材(18)が固定部材(16)の所定位置にネジ止めされる。
【0028】
そして、一対で使用されるブロック部材(18)の少なくとも一方には、ブロック部材取付片(16b)の切欠き(16d)に対応する所定位置に、シャフト取付孔(18a)や貫通孔(18b)と同じ方向に貫通した切欠き(32)が設けられ、ここからコンソールボックス(12)内に引き込んだ配線(28)が引出せるようになっている。
【0029】
シャフト部材(20)は、金属や樹脂などの剛性材からなる略コ字状の部材であり、後述するディスプレイ装置取着用吊持部(22)を軸支するものである。
【0030】
このシャフト部材(20)は、一端がネジ(34)によってブロック部材(18)の前面側に固着され、車内に向けて突出する一対の後端部(20a)、後端部(20a)の他端から後端部(20a)の中心軸に対して斜め方向(本実施例の場合、斜め上方向)に伸びる一対の斜行部(20b)、および斜行部(20b)の先端同士を連結し、車載オーディオ(14)の正面に対して平行に配置され、後述するディスプレイ装置取着用吊持部(22)が取着される軸部(20c)で構成されている。つまり、シャフト部材(20)の端部がブロック部材(18)に接続され、車内に向けて突出すると共にコンソールボックスの前方に車両用ディスプレイ装置(M)取付用の軸部(20c)が延設されている。
【0031】
なお、突出部(20a)の後端には図示しない雌ネジが螺設されている。また、本実施例では、軸部(20c)を分割して、その分割端(分割した軸部の先端部分)を互いに突合わすようにしている(図2、図3参照)が、軸部(20c)を分割せず、一体的に形成するようにしてもよい。
【0032】
ディスプレイ装置取着用吊持部(22)は、軸部(20c)の分割端を連結するようにしてシャフト部材(20)に取着されるとともに、車両用ディスプレイ装置(M)を吊持するものであり、吊持基台(36)、吊持基台締め付け固定手段(38)、係止部材(40)および係止部材操作用つまみ(42)などで構成されている。
【0033】
吊持基台(36)は、シャフト部材(20)の軸部(20c)の突合わせ部分に略垂直上向き姿勢にて回動可能に配設される縦長矩形状の金属板であり、その下端側が折り返されて折り返し部(36a)が形成されている。そして、この折り返し部(36a)の折曲部分には、軸部(20c)の分割端の突合わせ部分を略C字形に抱き持ちする抱き持ち部(36b)が形成されている。したがって、この抱き持ち部(36b)が分割した軸部(20c)を連結するとともに、軸部(20c)に対する枢支部として構成されている(図4および図5参照)。
【0034】
この吊持基台(36)の折り返し部(36a)とその対向部位(36c)には、略中央部にネジ孔部(36d)が形成されている。また、吊持基台(36)の先端部(図5の状態の上端部)(36e)の背面側には、車両用ディスプレイ装置(M)の背面(Ma)に対するクッションプレート(44)が配設される一方、吊持基台(36)の先端部(36e)の後面側にも、クッションプレート(46)が配設されており、両クッションプレート(44)(46)及び吊持基台(36)の先端部(36e)には、略中央の位置に貫通孔(48)が形成されている。
【0035】
吊持基台締め付け固定手段(38)は、前記ネジ孔部(36d)と、このネジ孔部(36d)に螺入される締め付け用ネジ(50)と、ワッシャ(52)とからなり、ネジ孔部(36d)に締付け用ネジ(50)を螺入して折り返し部(36a)とその対向部位(36c)とを締め付けることにより、吊持基台(36)が所定の力、例えば車の走行時の外部振動によって車両用ディスプレイ装置(M)の取り付け位置や取り付け角度は変わらないが、人が車両用ディスプレイ装置(M)を持って動かせば回動するような力にてシャフト部材(20)に回動可能に枢支され、かつ、軸部(20c)の分割端の突合わせ部分を連結している。そして、この締付け用ネジ(50)を緩めたり、締め付けることで前記締め付け力を調整することができる。なお、前記吊持基台(36)にネジ孔部(36d)を形成する代わりにナットを使用してもよい。
【0036】
車両用ディスプレイ装置(M)を係止する係止部材(40)は、上述した貫通孔(48)に挿通されるネジ体(40a)と、このネジ体(40a)の前端面に首部(40b)を介して突設された円盤状の係止片部(40c)とからなり、この係止片部(40c)は、ディスプレイ装置(M)を吊持させる際、図5に示すように、ディスプレイ装置(M)の背面(Ma)に形成されている開口部が狭く、奥に行くほど広くなっている横断面T字形の係合溝部(N)に対して相対的嵌入操作で係合される。なお、係止部材(40)の首部(40b)の長さは、ディスプレイ装置(M)に形成された係合溝部(N)の開口部の背面壁(Mb)の厚みよりもわずかに長くに設定されている。また、係止部材(40)の形状等は、ディスプレイ装置(M)側の係合構造に応じて変更可能である。
【0037】
係止部材操作用つまみ(42)は、その軸心に、吊持基台(36)の貫通孔(48)に挿通された係止部材(40)のネジ体(40a)に螺合するネジ孔(42a)が形成されており、締付けナットとして機能する。係止部材(40)の係止片部(40c)に車両用ディスプレイ装置(M)における係合溝部(N)が係合した状態で、前記つまみ(42)を螺動操作することにより、ディスプレイ装置(M)の背面壁(Mb)が係止片部(40c)と吊持基台(36)の先端部(36e)との間に挟着されるようになっている。
【0038】
本実施例の車両用ディスプレイ装置(M)の取付け具(10)を組み立てて車載オーディオ(14)に装着する際には、まず、ブラケット(24)が取付けられた車載オーディオ(14)の左右両側面のそれぞれに固定部材(16)の車載オーディオ取付片(16a)を当接させる。このときブロック部材取付片(16b)が車載オーディオ(14)の正面側を向くように配置する。そして、車載オーディオ取付片(16a)に設けられた貫通孔(16c)と車載オーディオ(14)の側面に設けられた取付孔(14a)との位置を合わせて、貫通孔(16c)にネジ(26)を挿入してその頭部を係止させるとともに、取付孔(14a)にこのネジ(26)を螺着する。これにより、車載オーディオ(14)の左右両側面に固定部材(16)が固着される。
【0039】
一方、上述の作業を行うとともに、一対の各ブロック部材(18)をシャフト部材(20)の各後端部(20a)に取付け、シャフト部材(20)の軸部(20c)の分割端同士をディスプレイ装置取着用吊持部(22)で連結する。具体的には、ブロック部材(18)のシャフト取付孔(18a)にシャフト部材(20)の後端部(20a)の端部を合わせ、反対側からネジ(34)を挿通して、このネジ(34)を後端部(20a)の端部に螺設された雌ネジ(図示せず)に螺合することによりシャフト部材(20)をブロック部材(18)に固着する。
【0040】
また、シャフト部材(20)の軸部(20c)の分割端をディスプレイ装置取着用吊持部(22)の吊持基台(36)に設けられた抱き持ち部(36b)に側面から挿通し、軸部(20c)の分割端同士を抱き持ち部(36b)内で突合わせ、ネジ孔部(36d)に締付け用ネジ(50)を螺入して折り返し部(36a)とその対向部位(36c)とを締め付ける。これにより、軸部(20c)の分割端同士がディスプレイ装置取着用吊持部(22)で連結される。なお、このとき、折り返し部(36a)とその対向部位(36c)とを締め付ける締め付け力は、抱き持ち部(36b)からシャフト部材(20)が簡単に抜け出ない程度の力であれば十分である。
【0041】
続いて、固定部材(16)のブロック部材取付片(16b)に、ブロック部材(18)のシャフト部材(20)を取付けた面と反対の面を、シャフト取付孔(18a)が上側となるようにして当接し、ブロック部材取付片(16b)に設けられたネジ孔(16e)とブロック部材(18)の貫通孔(18b)との位置を合わせる。このとき、車載オーディオ(14)の左右方向の幅が機種により多少異なる場合でも、吊持基台(36)の抱き持ち部(36b)内で突合わせた軸部(20c)の分割端の位置を互いにずらして微調整することで車載オーディオ(14)の左右両側面に取付けた固定部材(16)とブロック部材(18)との位置を合わすことができる。つまり、軸部(20c)の分割端の突合わせ部分の間隔を微調整して、これらをディスプレイ装置取着用吊持部(22)で連結することにより、その幅が微妙に異なった様々な種類の車載オーディオ(14)に取付け具(10)を固定することが可能となる。
【0042】
そして、貫通孔(18b)からネジ(30)を挿入し、このネジ(30)をネジ孔(16e)に螺着する。これにより、固定部材(16)にブロック部材(18)を固着でき、車載オーディオ(14)への取付け具(10)の装着が完了する。なお、本実施例の場合、図3および図4に示すように、シャフト部材(20)の斜行部(20b)が上向きとなるように、また、ディスプレイ装置取着用吊持部(22)の吊持基台(36)が略垂直上向き姿勢となるように取付け具(10)が組み立てられている。
【0043】
次に、コンソールボックス(12)のオーディオ設置スペースに、車両用ディスプレイ装置(M)の取付け具(10)が装着された車載オーディオ(14)を取付ける際には、まず、車両用ディスプレイ装置(M)に接続する配線(28)をコンソールボックス(12)に引き込み、この配線(28)を車内に向けて引出す。
【0044】
そして、配線(28)が固定部材(16)およびブロック部材(18)のそれぞれに設けられた切欠き(16d)(32)内を通るようにして車載オーディオ(14)をコンソールボックス(12)のオーディオ設置スペースに嵌め込む。すると、ブロック部材(18)が、車載オーディオ(14)をコンソールボックス(12)に設置した際に生じる左右の隙間(S)を塞ぎ、車載オーディオ(14)をコンソールボックス(12)に体裁よく取付けることができる。
【0045】
最後に、車両用ディスプレイ装置(M)を取付け具(10)に取付けるのであるが、まず、車両用ディスプレイ装置(M)の背面(Ma)の係合溝部(N)に図5に示すように係止部材(40)における係止片部(40c)を挿入・係合させる。この状態で、係止部材(40)のネジ体(40a)に螺合している係止部材操作用つまみ(42)を螺動操作することにより、車両用ディスプレイ装置(M)の背面壁(Mb)が係止部材(40)の係止片部(40c)と吊持基台(36)の先端部(36e)との間に挟着され、車両用ディスプレイ装置(M)ががたつきなく取付けられる。そして、車両用ディスプレイ装置(M)に配線(28)を接続して車両用ディスプレイ装置(M)の取付けが完了する。
【0046】
この取付け状態において、車両用ディスプレイ装置(M)の画面角度を調整したい場合には、前記吊持基台(36)の軸部(20c)に対する締め付け用ネジ(50)による締め付け力を緩めて、該吊持基台(36)を軸部(20c)を中心にして前後方向へ傾動変位させ、上向きもしくは下向き加減の好ましい画面傾き角度を選んでから締め付け用ネジ(50)を再度締め付ければよい。勿論、前述のように締め付け力を加減しておき、車両用ディスプレイ装置(M)を手で動かすことで画面傾き角度を変える事ができるようにしておいてもよい。これにより、車両用ディスプレイ装置(M)を見やすい角度に設定することができる。
【0047】
なお、上述の実施例では、ブロック部材(18)に取付けたシャフト部材(20)が上側に位置するように取付け具(10)を組み立てる場合を示したが、図6に示すようにシャフト部材(20)がブロック部材(18)の下側に位置するように組み立ててもよい。
【0048】
また、シャフト部材(20)の斜行部(20b)が上向きで、かつ、ディスプレイ装置取着用吊持部(22)の吊持基台(36)が略垂直上向き姿勢となるように取付け具(10)を組み立てる例を示したが、図7に示すように、取付け具(10)は、シャフト部材(20)の斜行部(20b)が下向きとなるように組み立ててもよく、さらには、ディスプレイ装置取着用吊持部(22)の吊持基台(36)が略垂直下向き姿勢となるように組み立ててもよい。
【0049】
また、ブロック部材(18)の切欠き(32)は、一対のブロック部材(18)の両方に設けてもよいし、いずれか一方のブロック部材(18)に切欠き(32)を設けた場合には、配線(28)を引出したい側の固定部材に切欠き(32)が設けられたブロック部材(18)を取付ければよい。
【0050】
さらに、上述の例では、シャフト部材(20)を直接ブロック部材(18)に固着する場合を示したが、図8に示すように、ヒンジ(54)を介してシャフト部材(20)をブロック部材(18)に接続するようにしてもよい。これにより、シャフト部材(20)の端部に接続されたヒンジ(54)が回動軸となり、シャフト部材(20)の軸部(20c)を上下方向にて回動させて車両用ディスプレイ装置(M)の倒れ角を調節することができるようになる。このため、車両用ディスプレイ装置(M)を見やすい角度に設定することができ、また、車両用ディスプレイ装置(M)を使用しない場合には、これを運転などの邪魔にならない場所へと移動させることができる。
【0051】
そして、図9に示すように、一端にシャフト部材(20)の後端部(20a)に螺設された雌ネジに螺合する雄ネジが形成され、他端に前記雌ネジと同じ雌ネジが形成された棒状のジョイント部材(56)を、シャフト部材(20)の後端部(20a)に接続するようにしてもよい。このようなジョイント部材(56)をシャフト部材(20)の端部に取付けることで、シャフト部材(20)の軸部(20c)を車内に向けて突き出すことができる。したがって、例えば、ダッシュボード(58)の張り出しが大きく、シャフト部材(20)のみではディスプレイ装置取着用吊持部(22)がこの張り出しに干渉して車両用ディスプレイ装置(M)を見やすい角度に設置できない場合でも、このジョイント部材(56)をシャフト部材(20)の端部に接続することでディスプレイ装置取着用吊持部(22)とダッシュボード(58)の張り出しとの干渉を防止し、車両用ディスプレイ装置(M)を見やすい角度に設置することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、ブロック部材が、車載オーディオをコンソールボックスに搭載した際に生じる左右の隙間を塞ぐので、別途スペーサーなどで隙間を目隠しする必要がなく、車載オーディオ並びに車両用ディスプレイ装置をコンソールボックスに体裁よく取付けることができる。また、ブロック部材の少なくとも一方に切欠きが形成されているので、車両用ディスプレイ装置に接続する配線をコンソールボックス内に引き込むことができる。
【0053】
請求項2記載の発明によれば、車載オーディオの幅が多少異なる場合でも、軸部分割端の突合わせ部分の間隔を微調整して、この部分をディスプレイ装置取着用吊持部で連結するだけで、幅が微妙に異なる様々な種類の車載オーディオに取付け具を装着することができる。
【0054】
請求項3記載の発明によれば、シャフトの軸部を上下方向にて回動させて車両用ディスプレイ装置の倒れ角を調節することができるので、車両用ディスプレイ装置を所望の角度に設定することができる。
請求項4記載の発明によれば、シャフト部材の端部にジョイント部材を取付け、シャフト部材の軸部を車内に向けて突出させることによって、ディスプレイ装置取着用吊持部とダッシュボードの張り出しとの干渉を防止し、車両用ディスプレイ装置を見やすい角度に設置することができる。
【0055】
したがって、比較的簡素な構造にて、車両のコンソールボックスに車載オーディオを設置した際に生じる左右の隙間に体裁よく取付けることができ、かつ、運転やオーディオなどの操作の邪魔にならない汎用性のある車両用ディスプレイ装置の取付け具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の車両ディスプレイ装置の取付け具を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の取付け具を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の取付け具を示す正面図である。
【図4】本発明の一実施例の取付け具を示す右側面図である。
【図5】図4における要部を示す拡大部分断面図である。
【図6】本発明の他の実施例(シャフト部材位置変更)の取付け具を示す斜視図である。
【図7】本発明の他の実施例(シャフト部材位置・向き変更)の取付け具を示す斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例(ヒンジ有り)の取付け具を示す右側面図である。
【図9】本発明の他の実施例(ジョイント部材有り)の取付け具を示す右側面図である。
【符号の説明】
(10)・・・取付け具
(12)・・・コンソールボックス
(14)・・・車載オーディオ
(16)・・・固定部材
(16a)・・・車載オーディオ取付片
(16b)・・・ブロック部材取付片
(18)・・・ブロック部材
(20)・・・シャフト部材
(20a)・・・後端部
(20b)・・・斜行部
(20c)・・・軸部
(22)・・・ディスプレイ装置取着用吊持部
(24)・・・ブラケット
(28)・・・配線
(32)・・・切欠き
(36)・・・吊持基台
(38)・・・吊持基台締め付け固定手段
(40)・・・係止部材
(42)・・・係止部材操作用つまみ
(54)・・・ヒンジ
(56)・・・ジョイント部材抜止ネジ
(58)・・・ダッシュボード
(S)・・・隙間
(M)・・・車両用ディスプレイ装置

Claims (4)

  1. 車両のコンソールボックスに車載オーディオを設置した際に車載オーディオの両側に生じる左右の隙間を利用して車両用ディスプレイ装置を取付けるための取付け具であって、
    (a)前記車載オーディオの左右両側面のそれぞれに固定される車載オーディオ取付片および該車載オーディオ取付片の幅方向一端が略直角に曲設され前記車載オーディオの正面側を向くように配置されるブロック部材取付片を有する左右一対の固定部材と、
    (b)前記ブロック部材取付片のそれぞれに着脱可能に取付けられ、前記隙間を塞ぐとともに、その少なくとも一方に配線を通すための切欠きが形成されている左右一対のブロック部材と、
    (c)端部が前記各ブロック部材の一方の端部に形成されているシャフト取付孔に着脱可能に取付けられ、車内に向けて突出すると共にコンソールボックスの前方に車両用ディスプレイ装置取付用の軸部が延設されているシャフト部材と、
    (d)前記軸部に取着され、前記車両用ディスプレイ装置を取着するディスプレイ装置取着用吊持部とで構成されていることを特徴とする車両用ディスプレイ装置の取付け具。
  2. 前記シャフト部材の軸部が分割されており、その分割端が互いに突合わされるとともに、前記ディスプレイ装置取着用吊持部で連結されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ディスプレイ装置の取付け具。
  3. 前記シャフト部材がヒンジを介して前記ブロック部材に接続され、前記シャフト部材の軸部が上下方向にて回動可能となるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ディスプレイ装置の取付け具。
  4. 前記シャフト部材の端部には、前記軸部の車内へ向けての突出長さを増加させるジョイント部材が取付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両用ディスプレイ装置の取付け具。
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