JP4323368B2 - 車載機器取付具 - Google Patents

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本発明は、車載機器取付具に関する。
近年、例えばカーナビゲーションシステムを利用するため、地図情報等の情報を表示するモニターや使用者の指示を入力する操作装置といった車載機器を、各車載機器の用途や形状等に応じて車両内の適当な位置に、種々の車載機器取付具を用いて取り付けることが行われている。
例えば、従来、車両内の両側部にアシストグリップを固着するねじを用いてアシストグリップと共締めする装着部材と、車両内の前部に設けられたルームランプに嵌めこむ嵌込部材とを有し、装着部材に両装着部材を連結する横架材を設けるとともに、この横架材と嵌込部材とを連結する縦架材を設け、この横架材及び縦架材の任意の位置に車載機器が取付可能な車載機器取付具が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−362242号公報
しかし、従来の車載機器取付具(特許文献1)では、車載機器が車両の天井面に取り付けられるため、運転者が利用するのに不便であるという問題があった。
ここで、例えば、図6に示すように、フロアコンソール50の両側部にそれぞれ着脱自在に装着させる装着部材51を有し、各装着部材51に車床に対して立設される支柱部材52をそれぞれ設け、この支柱部材52にフロアコンソール50を跨いで両支柱部材52を連結し、車載機器を取付可能な取付部材53を設けた車載機器取付具100が考えられる。
この車載機器取付具100は、フロアコンソール50と車床との隙間から差し込んで、フロアコンソール50と装着部材51とを挟持して固定する断面形状がコ字状の固定部材54を有しており、この固定部材54の装着部材側に配置される面には、固定用ねじ55が螺合されるねじ穴が形成されている。
この車載機器取付具100によれば、フロアコンソール50と車床との隙間から固定部材54を差し込んで装着部材51とフロアコンソール50とを挟み、固定部材54のねじ穴から固定用ねじ55を締め付けて、装着部材51をフロアコンソール50に固定し、取付部材53に車載機器を支持させることにより、車載機器が車両内に取り付けられる。
ところが、フロアコンソール50の形状は車両によって異なり、例えば、図7(A)に示すように、フロアコンソール50の両側面が、車床から垂直に立設された後、上方においてフロアコンソール50の内側に向けて屈曲形成されている場合があり、このような場合に上記車載機器取付具100を取り付けると、フロアコンソール50の上部では、支柱部材52との間に隙間が生じてしまう。また、例えば、図7(B)に示すように、フロアコンソール50の両側面が、下端部において内側へ向けて曲成されている場合があり、このような場合に、固定部材54でフロアコンソール50と装着部材51とを挟持して固定すると、装着部材51がフロアコンソール50の曲面に沿って、外側に向けて傾斜して取り付けられるため、これに伴って支柱部材52も外側に向けて傾斜し、フロアコンソールの50上部では、支柱部材52との間に隙間が生じてしまう。
このように、フロアコンソール50と支柱部材52との間に隙間が生じた状態で、車載機器取付具100がフロアコンソール50に取り付けられると、美観を損うばかりか、支柱部材52が前部座席56に干渉したり、搭乗者の邪魔になってしまう。
そこで、本発明は、フロアコンソールの形状に関わりなく、支柱部材をフロアコンソールに沿って取り付けることができ、支柱部材が、前部座席に干渉することがなく、また、搭乗者の邪魔になることのない車載機器取付具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明による車載機器取付具は、フロアコンソールの側部に着脱自在に装着させる装着部材と、上下方向へ延在するよう前記装着部材に取り付けられるとともに、車載機器を取り付けるための車載機器取付部を支持する支柱部材とを有し、前記支柱部材における前記装着部材側の端部に設けられるとともに、前記支柱部材をその外面から支持する支持部を有し前記支持部を支点として前記支柱部材を揺動させることにより前記支柱部材のフロアコンソールの側面に対する取付角度を、当該支柱部材の延在方向を含んでフロアコンソールの側面に直交する面内で調整する角度調整部材を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車載機器取付具において、前記角度調整部材は、前記支柱部材を挿入させる挿入孔を有しており、前記挿入孔の略中央部に前記支持部を形成するとともに、前記支持部から前記挿入孔の両端部にあって前記角度調製部材の前記支柱部材を挿通させる支柱部材挿通面に向けて、前記挿入孔の中心軸を含んで前記フロアコンソールの側面に略平行な断面を基準としてフロアコンソール側に近接する方向及び前記フロアコンソールから離間する方向に広がる傾斜面を前記挿入孔の一部の周面にそれぞれ形成したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の車載機器取付具において、前記角度調整部材は、前記支柱部材を挿入する挿入孔を有しており、前記挿入孔は、前記フロアコンソールの側面に直交する方向が長辺となる断面長方形状に形成されるとともに、前記挿入孔の中央部であって、フロアコンソールから離れた面である離隔面及びフロアコンソールに近い面である近接面に、前記支持部を設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の車載機器取付具において、前記支柱部材挿通面に、前記フロアコンソールの側面に直交する方向に曲成される円弧部を形成するとともに、前記支柱部材の外面にナットが螺合されるねじ溝を形成し、前記円弧部と同じ曲率で曲成された曲成面を有し前記曲成面が前記支柱部材挿通面に当接されるスペーサを介して、前記支柱部材に挿通させたナットを前記支柱部材挿通面に対して締め付けることを特徴とする。
本発明によれば、フロアコンソールの形状に関わりなく、支柱部材をフロアコンソールに沿って取り付けることができ、支柱部材が、前部座席に干渉することがなく、また、搭乗者の邪魔になることのない。
以下、本発明の実施形態を図1から図4を参照して説明する。
車載機器取付具1は、図1に示すように、各種車載機器を支持させる車載機器取付具本体2と、この車載機器取付具本体2をフロアコンソール3に対して固定する固定部材4とからなる。
車載機器取付具本体2は、図1に示すように、フロアコンソール3の両側部前側にそれぞれ装着させる前側装着部材5及びフロアコンソール3の両側部後側にそれぞれ装着させる後側装着部材6を有している。
各前側装着部材5には、フロアコンソール3の高さとほぼ等しい高さとなる棒状の前側支柱部材7がそれぞれ1本ずつ設けられており、各後側装着部材6には、フロアコンソール3の高さとほぼ等しい高さとなる棒状の後側支柱部材8がそれぞれ2本ずつ設けられている。
前側支柱部材7の上部及び後側支柱部材8の上部には、車載機器を取り付ける車載機器取付部9が設けられている。
車載機器取付部9は、前側支柱部材7から後側支柱部材8にわたって横架され、前側支柱部材7の上端部と後側支柱部材8の上端部とを連結する横架部材10を有しており、横架部材10の前側端部であって、前側支柱部材7の上部には、両前側支柱部材7を連結し、第1車載機器を取付可能な第1取付部材11が設けられている。
前側支柱部材7の一方には、横架部材10から延出し、2本の棒状部材がヒンジ結合部12により連結されたアーム部材13が設けられている。アーム部材13は、ヒンジ結合部12により先端部がフロアコンソール3の上方に向けられるようになっている。アーム部材13の先端部には、フロアコンソール3の内側に向けて延在し、第2車載機器を取り付ける第2取付部材14が設けられている。
横架部材10の後側であって、横架部材10の後側支柱部材8に対応する位置には、横架部材10から上方へ立設される縦架部材15が、フロアコンソール3の後方上部に配置されたフロアコンソールボックスの両側にそれぞれ2本配設されており、縦架部材15の上部には、フロアコンソールボックスの同側に配置される各縦架部材15を連結するとともに、コンソールボックスの各側に配置される各縦架部材15を連結するための連結部材16が設けられている。
連結部材16は、コンソールボックスに沿って配設され、前側端部がコンソールボックス側に屈曲成形されたフレーム部材17と、各フレーム部材17を連結するとともに各フレーム部材17の間隔を調整する棒状の間隔調整部材18とにより構成されている(図2参照)。間隔調整部材18の両端には、ねじ溝が互いに逆方向に切られたねじ部19がそれぞれ形成されているとともに、各フレーム部材17は内部が中空とされており、コンソールボックスの内側に向けて配置される側の端部であって内側面には、各ねじ部19が螺合するねじ溝が形成されている。
縦架部材15の上端には、フレーム部材17の前後方向における配設位置を調整する位置調整部材20が設けられており、この位置調整部材20には、フレーム部材17がその周面を摺動可能に保持されている。
間隔調整部材18には、間隔調整部材18の周面を内周面で回動自在に保持する円筒状の保持部21を介して、フロアコンソールボックスの上方に配置され第3車載機器を載置して取り付ける台状の第3取付部材22が、取り付けられている。
なお、支柱部材7,8、連結部材16、第1取付部材11、アーム部材15及び縦架部材15は、それぞれ伸縮可能に構成されている。例えば、これらは、径の異なる2本の棒状部材を有しており、大きい径の棒状部材の端部には、イモねじが螺合されるねじ穴を有し、両棒状部材を結合する結合部材が設けられている。
また、装着部材5,6の上部には、支柱部材7,8のフロアコンソールに対する取付角度を調整する角度調整部材23が、それぞれ設けられている。
角度調整部材23は、図3及び図4に示すように、円筒状に形成されており、その周面部を上下方向に配設されるようになっている。角度調整部材23には、周面上部から下部に連通し支柱部材7,8を挿入させる挿入孔24が形成されており、この挿入孔24の中央部には、フロアコンソール3と直交する方向から支柱部材7,8の周面の一部を支持する支持部25が形成されている。そして、挿入孔24には、支持部25から角度調整部材23の支柱部材7,8を挿通させる支柱部材挿通面に向けて、すなわち支持部25から上方及び下方に向けて、フロアコンソール3側に近接する方向及びフロアコンソール3から離間する方向に広がる傾斜面26が形成されている。
角度調整部材23の上部支柱部材挿通面及び下部支柱部材挿通面には、フロアコンソールに直交する方向に円弧状に切欠いてなる円弧部27がそれぞれ形成されている。
また、支柱部材7,8の下部外周面には、ナット30が螺合されるねじ溝が形成されており、円弧部27に当接される側の端部に円弧部27と同じ曲率で曲成された曲成面28を有するスペーサ29を介して、支柱部材7,8に挿通させたナット30が、角度調整部材23の上方及び下方から、支柱部材挿通面に対して締め付けられるようになっている。
また、車載機器取付具1は、図1及び図2に示すように、フロアコンソール3と車床との隙間から差し込んで、フロアコンソール3と装着部材5,6とを挟持して固定するコ字状の固定部材4を有している。固定部材4の装着部材5,6側に配置される面には、ねじ31が螺合されるねじ穴32が形成されている。
次に、本発明に係る車載機器取付具1を用いて車載機器を車両への取り付ける方法について説明する。なお、本実施形態では、例えば、車載機器として、カーナビゲーションシステムを利用するため、地図情報等の情報を表示するモニター、ユーザの指示を入力する操作装置、本体を車両内に取り付ける場合について説明する。
まず、支柱部材7,8にナット30及び角度調整部材23の上側支柱部材挿通面に当接されるスペーサ29を挿通させてから、支柱部材7,8を角度調整部材23の挿入孔24に挿入させた状態で、車載機器取付具本体2を車両内のフロアコンソール3の上方から、両前側装着部材5及び両後側装着部材6でフロアコンソール3の前側及び後側をそれぞれ挟むように配置させる。このとき、第1取付部11及び第2取付部材14をサイドブレーキやシフトレバーの操作の妨げとならない位置に配置させるように、横架部材10の長さやアーム部材13の角度を調整する。
車載機器取付具本体2が所定位置に配置されたら、フロアコンソール3と車床との隙間から固定部材4を差し込んで装着部材5,6とフロアコンソール3とを挟み、固定部材4のねじ穴32からねじ31を締め付けて、車載機器取付具本体2をフロアコンソール3に固定する。
次に、間隔調整部材18に第3取付部材22を支持する保持部21を保持させた状態で、間隔調整部材18を所定方向に回転させてねじ部19を各フレーム部材17の内側に形成されたねじ溝に螺合させていくとともに、後側支柱部材8を角度調整部材23の支持部25を支点として後側支柱部材8がフロアコンソール3に近接する方向又はフロアコンソール3から離間する方向に揺動させ、後側支柱部材8及び縦架部材15が、フロアコンソール3との間に隙間がなくフロアコンソール3に沿った状態となるようにする。そして、この状態で、角度調整部材23の支柱部材挿通面にスペーサ29の曲成面28を当接させ、ナット30を角度調整部材23に対して締め付けて、後側支柱部材8を角度調整部材23に固定する。
同様に、第1取付部材11の長さを調整するとともに、前側支柱部材7を角度調整部材23の支持部25を支点として揺動させ、前側支柱部材7がフロアコンソール3に沿った状態となるようにして、この状態で、ナット30をスペーサ29を介して角度調整部材23に対して締め付けて、前側支柱部材7を角度調整部材23に固定する。
その後、各取付部11,14,22に、車載機器をそれぞれ取り付ける。具体的には、例えば、第1取付部11に操作装置(図示しない)を取り付け、第2取付部材14にモニター(図示しない)を取り付けるとともに、第3取付部材22に制御装置(図示しない)を取り付ける。
なお、コンソールボックスを開ける際には、間隔調整部材18を支軸として第3取付部材22を回動させることにより、第3取付部材22がコンソールボックスの前方へ退避する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
支柱部材7,8は、角度調整部材23の支持部25により、フロアコンソール3と直交する方向からその周面の一部を支持され、この支持部25を支点として、傾斜面26に沿ってフロアコンソール側に近接する方向及び前記フロアコンソールから離間する方向に揺動する。したがって、例えば、両側面が下端部において内側へ向けて曲成されているフロアコンソール3に、装着部材5,6を装着し、装着部材5,6がフロアコンソール3の曲面に沿って、外側に向けて傾斜して取り付けられた場合であっても、支柱部材7,8の上側をフロアコンソール3側に近接する方向に揺動させ、フロアコンソール3の側面に沿わせるように角度を調整すれば、フロアコンソール3と支柱部材7,8との間に隙間が生じることがない。
また、スペーサ29の一端面は、支柱部材挿通面に形成された円弧部27と同じ曲率で曲成されており、支柱部材7,8が、挿入孔24にどのような角度で挿入されている状態でも、スペーサ29を支柱部材挿通面に当接させることができるため、このスペーサ29を介して上部支柱部材挿通面及び下部支柱部材挿通面からナット30を締め付けることにより、支柱部材7,8が所望の角度で確実に固定される。
以上より、本実施形態に係る車載機器取付具1によれば、フロアコンソール3の形状に関わりなく、支柱部材7,8をフロアコンソール3に沿って取り付けることができ、支柱部材7,8が、前部座席に干渉することがなく、また、搭乗者の邪魔になることがない。
なお、本実施形態においては、各フレーム部材17の前側端部をコンソールボックス3側に屈曲成形し、コンソールボックス3の前方で間隔調整部材18により連結するようにしたが、各フレーム部材17の後側端部をコンソールボックス3側に屈曲成形し、コンソールボックス3の後方で間隔調整部材18により連結し、この間隔調整部材18の周面を内周面で回動自在に保持する円筒状の保持部21を介して、第3取付部材22を間隔調整部材18に取り付けるようにしてもよい。この場合、コンソールボックスを開ける際には、間隔調整部材18を支軸として、第3取付部材22を後方へ回動させ、コンソールボックス3の後方へ退避させる。
次に、本発明による車載機器取付具の他の実施形態について、図5を用いて説明する。なお、本実施形態は、角度調整部材40以外の構成については、第1実施形態と同様の構成であるため、ここでは角度調整部材40について説明する。
角度調整部材40は、図5に示すように、円筒状に形成されており、その周面部を上下方向に配設されるようになっている。角度調整部材40には、周面上部から下部に連通し支柱部材7,8を挿入させる挿入孔41が形成されている。この挿入孔41は、フロアコンソール3と直交する方向に長辺を有する断面長方形状に形成されており、挿入孔41の中央部であって、フロアコンソール3から離れた面である離隔面及びフロアコンソール3に近い面である近接面には、支柱部材7,8を支持する突起状の支持部42が設けられている。
角度調整部材40の上部支柱部材挿通面及び下部支柱部材挿通面には、フロアコンソール3に直交する方向に円弧状に切欠いてなる円弧部27がそれぞれ形成されている。
また、支柱部材7,8の下部外周面には、ナット30が螺合されるねじ溝が形成されており、円弧部27に当接される側の端部に円弧部27と同じ曲率で曲成された曲成面28を有するスペーサ29を介して、支柱部材7,8に挿通させたナット30が、角度調整部材40の上方及び下方から、支柱部材挿通面に対して締め付けられるようになっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
支柱部材7,8は、角度調整部材40の支持部42により、フロアコンソール3と直交する方向からその周面の一部を支持され、この支持部42を支点として、挿入孔41内をフロアコンソール3側に近接する方向及び前記フロアコンソール3から離間する方向に揺動する。したがって、例えば、装着部材5,6が外側に向けて傾斜して取り付けられた場合であっても、支柱部材7,8の上側をフロアコンソール3側に近接する方向に揺動させ、フロアコンソール3の側面に沿わせるように角度を調整すれば、フロアコンソール3と支柱部材7,8との間に隙間が生じることがない。
また、スペーサ29の一端面は、支柱部材挿通面に形成された円弧部27と同じ曲率で曲成されており、支柱部材7,8が、挿入孔41にどのような角度で挿入されている状態でも、スペーサ29を支柱部材挿通面に当接させることができるため、このスペーサ29を介して上部支柱部材挿通面及び下部支柱部材挿通面からナット30を締め付けることにより、支柱部材7,8が所望の角度で確実に固定される。
以上より、本実施形態に係る車載機器取付具によれば、フロアコンソール3の形状に関わりなく、支柱部材7,8をフロアコンソール3に沿って取り付けることができ、支柱部材7,8が、前部座席に干渉することがなく、また、搭乗者の邪魔になることがない。
本発明による車載機器取付具の一実施形態の構成を示す図である。 本実施形態の後部の構成を示す分解斜視図である。 本実施形態における支柱部材の角度調整機構を示す斜視図である。 本実施形態における支柱部材の角度調整機構を示す断面図である。 第2実施形態における支柱部材の角度調整機構を示す断面図である。 従来の車載機器取付具の構成を示す図である。 (A)は、従来の車載機器取付具とフロアコンソールとの関係の一例を示す説明図であり、(B)は、従来の車載機器取付具とフロアコンソールとの関係の他の例を示す説明図である。
符号の説明
1 車載機器取付具
3 フロアコンソール
5,6 装着部材
7,8 支柱部材
9 車載機器取付部
23 角度調整部材
24 挿入孔
25 支持部
26 傾斜面
27 円弧部
28 曲成面
29 スペーサ
30 ナット
40 角度調整部材
41 挿入孔
42 支持部

Claims (4)

  1. フロアコンソールの側部に着脱自在に装着させる装着部材と、
    上下方向へ延在するよう前記装着部材に取り付けられるとともに、車載機器を取り付けるための車載機器取付部を支持する支柱部材とを有し、
    前記支柱部材における前記装着部材側の端部に設けられるとともに、前記支柱部材をその外面から支持する支持部を有し前記支持部を支点として前記支柱部材を揺動させることにより前記支柱部材のフロアコンソールの側面に対する取付角度を、当該支柱部材の延在方向を含んでフロアコンソールの側面に直交する面内で調整する角度調整部材を備えたことを特徴とする車載機器取付具。
  2. 前記角度調整部材は、前記支柱部材を挿入させる挿入孔を有しており、前記挿入孔の略中央部に前記支持部を形成するとともに、前記支持部から前記挿入孔の両端部にあって前記角度調整部材の前記支柱部材を挿通させる支柱部材挿通面に向けて、前記挿入孔の中心軸を含んで前記フロアコンソールの側面に略平行な断面を基準としてフロアコンソール側に近接する方向及び前記フロアコンソールから離間する方向に広がる傾斜面を前記挿入孔の一部の周面にそれぞれ形成したことを特徴とする請求項1に記載の車載機器取付具。
  3. 前記角度調整部材は、前記支柱部材を挿入する挿入孔を有しており、前記挿入孔は、前記フロアコンソールの側面に直交する方向が長辺となる断面長方形状に形成されるとともに、前記挿入孔の中央部であって、フロアコンソールから離れた面である離隔面及びフロアコンソールに近い面である近接面に、前記支持部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車載機器取付具。
  4. 前記支柱部材挿通面に、前記フロアコンソールの側面に直交する方向に曲成される円弧部を形成するとともに、前記支柱部材の外面にナットが螺合されるねじ溝を形成し、前記円弧部と同じ曲率で曲成された曲成面を有し前記曲成面が前記支柱部材挿通面に当接されるスペーサを介して、前記支柱部材に挿通させたナットを前記支柱部材挿通面に対して締め付けることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車載機器取付具。
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