JP3835612B2 - 表示装置 - Google Patents
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置に関するものであり、特に、傾斜した場所に所望の角度で表示器を取付ける表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ヘッドアップディスプレイ装置が種々提案されており、例えば特許文献1に開示されている。斯かるヘッドアップディスプレイ装置は、車両のダッシュボード1に取付けられた表示器2が発した表示光Lを、車両のフロントガラス3(または、コンバイナと称される反射部材)で反射させ、虚像Vを表示するものである(図9参照)。運転者4は、虚像Vを前方の風景と重畳させて視認することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−90101号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダッシュボード1の表面形状は車種によって様々であり、そのために運転者4の前方付近に位置するダッシュボード1の表面形状が表示器2の取付けに適していない場合がある。つまり、運転者4の前方に位置するダッシュボード1の表面形状が平坦でない場合、虚像Vが傾いた状態で表示されるという問題を有していた。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、表示器の取付け角度を調整することができる表示装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、請求項1に記載したように、保持部材20と、前記保持部材20に固定される表示器10と、前記保持部材20を支持する支持部材30,70と、を有する表示装置であって、前記保持部材20は、選択的に前記保持部材20の前面側または後面側の一方に前記表示器10を固定可能であり、前記保持部材20を前記表示器10に固定する固定部材60が貫通する円弧形状の孔部からなり前記表示器10の保持角度を所定範囲内で調整する角度調整部21e,21fを有すると共に、前後方向に角度調整可能な状態で前記支持部材30,70に支持されているものである。
【0006】
また、本発明は、請求項2に記載したように、前記支持部材70は、薄板状の台座部71及び前記台座部71に立設された支持部72,73を有すると共に、前記表示器10の配線コード10cを固定するクランプ部71a,71b,71cを前記台座部71に設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。図1乃至図6は、第一実施形態を示すものである。なお、表示器10は、車両のフロントガラスに表示光を投射するため、表示器10を寝かせて前面10aを略真上に向けて配設されるものであるが、理解を助けるため、図2,図4及び図5においては、表示器10を起こして前面10aが前方を向いた状態にて図示している。
【0008】
表示装置は、表示器10,保持部材20,支持部材30,ボルト40及びナット50等から構成されている。表示器10は、蛍光表示管または有機ELパネル等の表示素子をケース体に収容したものであり、保持部材20の基部21に保持されている。表示器10が発した表示光は、車両のフロントガラスに投射され、虚像が表示される。
【0009】
保持部材20は、基部21及びこの基部21に一体形成された連結部22,23,24からなっている。基部21の前面側には、円形状のリブ部21aと、直線形状のリブ部21cとが形成されている(図3(a)参照)。保持部材20は、前後方向に対称な形状になっており、基部21の後面側には、前面側と同様に、円形状のリブ部21bと、直線形状のリブ部21dとが形成されている(図3(b)参照)。
【0010】
直線形状のリブ部21c,21dは、円形状のリブ部21a,21bの直径に相当する箇所に形成されており、斜め45°の角度で設けられている。円形状のリブ部21a,21bは、直線形状のリブ部21c,21dよりも若干高くなっている。保持部材20の基部21には、所定幅を有する円弧状の2個の孔部21e,21f(角度調整部)が形成されている。孔部21e,21fの前記所定幅は、表示器10を保持部材20に保持させるためのボルト60(固定部材)のネジ部の直径に略等しくなっている。孔部21e,21fは、直線形状のリブ部21b,21dに対して対称な位置に形成されている。表示器10は、座金61を介して、ボルト60によって保持されている。
【0011】
連結部22,24は、基部21に連なる弾性片22a,24aと、この弾性片22a,24aの端部に連なる円筒部22b,24bとを有している。連結部22,24の円筒部22b,24bには、ボルト40が挿通される貫通孔22c,24cが夫々形成されている。連結部23は、連結部22と連結部24の間に設けられており、ボルト40が挿通される貫通孔23aが形成されている。
【0012】
支持部材30は、薄い金属板からなるものであり、台座部31及びこの台座部31から垂直に立設された2個の支持部32,33を有している。台座部31は、両面粘着テープによって、車両のダッシュボードに接着される。支持部32,33には、ボルト40が貫通する孔部32a,33aが夫々形成されている。
【0013】
ボルト40は、頭部41及びネジ部42を有しており、頭部41には六角形形状の穴部41aが設けられている。ボルト40は、連結部22,23,24の貫通孔22c,23a,24cに挿通され、ネジ部42の端部にナット50が螺着される。支持部材30は、ボルト40及びナット50によって、保持部材20の連結部22,23,24に連結される。表示器10を保持した保持部材20は、前後方向に回動可能な状態で支持されるが、ボルト40及びナット50を硬く締め付けることにより、所望の角度で固定することもできる(図2参照)。
【0014】
保持部材20は、選択的に前面側及び後面側の一方で表示器10を保持することができる。
保持部材20の前面側で表示器10を保持する場合は、基部21の円形状のリブ部21aが表示器10の後面10bに当接する(図4参照)。この場合、支持部材30の支持部32は、保持部材20の連結部22と連結部23の間に挿入され、支持部33は、連結部23と連結部24の間に挿入される。表示器10は左に0°〜90°の範囲で角度調整が可能である。
【0015】
保持部材20の後側で表示器10を保持する場合は、基部21の円形状のリブ部21bが表示器10の後面10bに当接する(図5参照)。この場合、支持部材30の支持部32は、保持部材20の連結部24と連結部23の間に挿入され、支持部33は、連結部23と連結部22の間に挿入される。表示器10は右に0°〜90°の範囲で角度調整が可能である。
【0016】
なお、図6に示すように、表示器10を上下反転させ、保持部材20に下向きに保持することも可能である。従って、表示装置の使用者は、表示器を保持部材20の前面側で保持するか、後面側で保持するか、表示器10を上向きに保持するか、下向きに保持するか、4通りの保持状態から選ぶことができ、夫々の保持状態では90°の角度調整ができるので、表示器10を所望の角度(0°〜360°)で保持部材20に装着することができる。
【0017】
図7及び図8は、第二実施形態を示すものである。第二実施形態は、支持部材70だけが第一実施例と異なり、他の構成は第一実施形態と同様であるので、同一の箇所には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0018】
支持部材70は、薄板状の台座部71及びこの台座部71から垂直に立設された2個の支持部72,73を有している。支持部材70は、台座部71を切り欠いて形成したクランプ部71a,71b,71cを有している(図7参照)。支持部材70のクランプ部71a,71b,71cには、表示器10の配線コード10cをクランプすることができる(図8参照)。
【0019】
第二実施形態によれば、表示器10の配線コード10cを支持部材70にクランプすることができ、車両のダッシュボード上に配線コード10cを整然と配置することができる。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、保持部材と、前記保持部材に固定される表示器と、前記保持部材を支持する支持部材と、を有する表示装置であって、前記保持部材は、選択的に前記保持部材の前面側または後面側の一方に前記表示器を固定可能であり、前記保持部材を前記支持部材に固定する固定部材が貫通する円弧形状の孔部からなり前記表示器の保持角度を所定範囲内で調整する角度調整部を有すると共に、前後方向に角度調整可能な状態で前記支持部材に支持されているものであり、表示器の取付け角度を自在に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態を示す後面図。
【図2】 同上実施形態を示す側面図。
【図3】 同上実施形態を示す保持部材の正面図及び後面図。
【図4】 同上実施形態を示す角度調整の説明図。
【図5】 同上実施形態を示す角度調整の説明図。
【図6】 同上実施形態を示す他の保持状態の説明図。
【図7】 本発明の第二実施形態を示す支持部材の上面図。
【図8】 同上実施形態を示す後面図。
【図9】 従来例を示すヘッドアップディスプレイの概略構成図。
【符号の説明】
10 表示器
10c 配線コード
20 保持部材
21e 孔部(角度調整部)
21f 孔部(角度調整部)
30 支持部材
60 ボルト(固定部材)
70 支持部材
71a クランプ部
71b クランプ部
71c クランプ部
Claims (2)
- 保持部材と、前記保持部材に固定される表示器と、前記保持部材を支持する支持部材と、を有する表示装置であって、
前記保持部材は、選択的に前記保持部材の前面側または後面側の一方に前記表示器を固定可能であり、前記保持部材を前記表示器に固定する固定部材が貫通する円弧形状の孔部からなり前記表示器の保持角度を所定範囲内で調整する角度調整部を有すると共に、前後方向に角度調整可能な状態で前記支持部材に支持されていることを特徴とする表示装置。 - 前記支持部材は、薄板状の台座部及び前記台座部に立設された支持部を有すると共に、前記表示器の配線コードを固定するクランプ部を前記台座部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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