JPH09301085A - カーナビゲーションシステム用アタッチメント - Google Patents

カーナビゲーションシステム用アタッチメント

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Publication number
JPH09301085A
JPH09301085A JP14995296A JP14995296A JPH09301085A JP H09301085 A JPH09301085 A JP H09301085A JP 14995296 A JP14995296 A JP 14995296A JP 14995296 A JP14995296 A JP 14995296A JP H09301085 A JPH09301085 A JP H09301085A
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JP
Japan
Prior art keywords
navigation system
mounting
intermediate portion
console box
unit
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JP14995296A
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English (en)
Inventor
Akiyuki Morimoto
森本晃行
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TANAKA TEC KK
Original Assignee
TANAKA TEC KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運転の安全を確保でき、大型画面のナビゲーシ
ョンシステム等を安定に支持でき、既存の装備を殆ど変
更せずに取付けられ、体裁の良いアタッチメントを提供
する。 【解決手段】取付け部材1の一端がコンソールボックス
に収納されたユニット3の両側面にそれぞれ固定され、
他端がそれぞれコンソールボックスの側壁とユニットの
間の隙間から車内に突出する。U字状断面をもつ支持枠
15の脚部分16が取付部材の他端にネジ連結される。
ナビゲーションシステム等25に対する支持部材22が
支持枠の中間部分17の上面に取付けられ、中間部分と
平行に重なる位置とそこからユニットと反対側に少なく
とも90°回転した位置との間において回動可能に、か
つ所望の回動角度位置に選択的に固定可能になってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載型のナビゲー
ションシステムまたはテレビまたはモニターのためのア
タッチメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車載型のナビゲーションシステム
またはテレビまたはモニター(以下、「ナビゲーション
システム等」という)の普及はめざましく、種々のもの
が市販されており、その車内への取付形態も様々であ
る。
【0003】例えば、ダッシュボードの上面に両面テー
プによって取付具を固定し、この取付具にナビゲーショ
ンシステム等を取り付けるようにしたものや、フレキシ
ブルなアームスタンドの下端を助手席のシートレール等
に適当に固定し、このアームスタンドの上端にナビゲー
ションシステム等を取り付けるようにしたものがある。
【0004】そして、前者の場合には、ナビゲーション
システム等が運転者の前方視野を妨げず、しかもダッシ
ュボードに設けられたエアコンの吹出口や操作ボタン等
の邪魔にならないようにするため、取付具は助手席側に
固定される。しかし、ナビゲーションシステム等が助手
席側に配置されると、運転者は、ナビゲーションシステ
ム等の画面を見る時に視線を横に逸らさねばならず、運
転の安全が妨げられるおそれがある。また、助手席側の
スペースがナビゲーションシステム等によって占有さ
れ、狭くなり、体裁も良くない。また、後者の場合に
は、アームスタンドを適当に曲げることによって、ナビ
ゲーションシステム等を邪魔にならない位置まで動かす
ことができるが、この場合には、車両の振動によってナ
ビゲーションシステム等が揺れて画面が見ずらくなった
り、アームスタンドが不意に変形してナビゲーションシ
ステム等が車内の壁面に衝突するおそれがある等、振動
に対する安定性に問題がある。加えて、アームスタンド
およびナビゲーションシステム等によって大きなスペー
スが占有され、車内が狭くなり、体裁も良くない。
【0005】これら以外にも、ダッシュボードに設けら
れたコンソールボックスを利用して、ナビゲーションシ
ステム等を取り付けるようにしたものがある。例えば、
コンソールボックス内に収納可能な外形を有する基台の
前面に、ナビゲーションシステム等に対する支柱を固定
し、基台をコンソールボックス内に収納して、支柱にナ
ビゲーションシステム等を取り付けるようにしたもの
や、コンソールボックス内に収納可能な外形をもち、前
端が開口したケーシングに、一対の支持アームを、ケー
シングの前端開口から出し入れ自在に配置し、この一対
の支持アームの間に、ナビゲーションシステム等を支軸
を介して回動可能に取り付け、ナビゲーションシステム
等を使用しない時は、ナビゲーションシステム等が水平
状態でケーシング内に収納され、使用時には、ナビゲー
ションシステム等がケーシングから引き出された後、支
軸のまわりに回動せしめられて垂直に立てられるように
したものがある。
【0006】そして、前者の場合には、ナビゲーション
システム等を、エアコンの吹出口および操作ボタン、あ
るいはオーディオ機器の操作ボタン等の邪魔にならない
ように配置するため、支柱は、基台前面の助手席側に設
けられており、前述のナビゲーションシステム等をダッ
シュボードの上面に取り付ける場合と同様の欠点を有し
ている。また、後者の場合には、ナビゲーションシステ
ム等を、不使用時にコンソールボックス内に収納できる
ので、不要なスペースをとらず、体裁も良いが、コンソ
ールボックスの寸法が限られているので、大画面のナビ
ゲーションシステム等の取り付けができない。これは、
運転時の視認性の向上を図るために、ナビゲーションシ
ステムの大画面化が進みつつある現状を考えると、大き
な欠点となると考えられる。加えて、このようなコンソ
ールボックスを利用する取付方法の場合には、ナビゲー
ションシステム等の取り付けによって占有されたコンソ
ールボックスには、それ以外のユニットを収納できなく
なるので、ナビゲーションシステム等を後付けする際に
は、既存のユニットを取り外さねばならないという不都
合を生じている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、運転の安全を十分に確保することができ、大型
画面のナビゲーションシステム等であっても安定して支
持することができ、既存の装備に殆ど変更を加えること
なく取り付けができ、スペースをあまりとらず体裁良く
ナビゲーションシステム等を取り付けられる、簡単な構
造のアタッチメントを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、車載型のナビゲーションシステムまたは
テレビまたはモニターを、車両のダッシュボードに設け
られたコンソールボックスの前面の直前の位置に配置し
て取り付けるためのアタッチメントであって、2本の細
長い板状体からなり、一端が前記コンソールボックスの
内部に配置された支持構造の両側または前記コンソール
ボックスに収納されたユニットの両側面にそれぞれ固定
され、他端がそれぞれ前記コンソールボックスの側壁と
前記ユニットの間の隙間から車内に突出してのびる取付
部材と、互いに間隔をあけて平行に配置された2本の脚
部分、および前記脚部分を接続する中間部分とからなる
実質上U字状断面を有し、前記中間部分が、ほぼ水平に
かつ前記ユニットの前面にほぼ平行に配置され、前記脚
部分の間に前記取付部材の他端が嵌め込まれ、または前
記取付部材の他端の間に前記脚部分が嵌め込まれた状態
で、関係する前記脚部分および前記取付部材がネジによ
って連結された支持枠と、前記支持枠の中間部分に取付
けられ、前記支持枠の脚部分に対して平行に配置された
回動軸と、前記回動軸に回動可能に取り付けられ、前記
中間部分と平行に重なり合う位置とその位置から前記ユ
ニットと反対側に少なくとも90°回転した位置との間
において回動し得る支持部材と、前記支持部材に形成さ
れ、前記支持部材が前記中間部分と重なり合うとき前記
中間部分と向き合わない側に配置された取付面と、前記
支持部材の取付面に設けられ、前記ナビゲーションシス
テムまたは前記テレビまたは前記モニターの底面を前記
取付面に固定するための固定部材と、前記中間部分また
は前記回動軸または前記支持部材に設けられ、前記支持
部材を所望の回動角度位置に選択的に固定し得るストッ
パ機構を備えたことを特徴とするアタッチメントを構成
したものである。
【0009】好ましくは、前記支持枠は、細長い平板を
表面または裏面の一方が内側になるように折り曲げて形
成したものからなっており、前記支持部材は、細長い平
板状を有し、その幅が前記支持枠の中間部分と等しく、
長さが前記中間部分より短くなるように形成され、前記
回動軸は、前記支持枠の中間部分の端部領域の表面また
は裏面のいずれか一方に取り付けられ、前記支持部材
は、前記回動軸に回動可能に取り付けられる。また、前
記支持枠の中間部分、および前記取付部材は、長さが調
節できるようになっていることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施例について説明する。図1は、本発
明によるカーナビゲーションシステム用アタッチメント
の1実施例の分解斜視図であり、図2は、図1の実施例
の使用状態を示す、コンソールボックスを省略した側面
図であり、図3は、図1の実施例の使用状態を示す上面
図である。
【0011】図1〜図3に示したように、本発明による
アタッチメントは、2本の細長い金属製の平板からなる
取付部材1を有している。なお、2本の取付部材1は、
同一の構成を有しているので、図1においては、一方の
取付部材1のみを示し、他方のものは省略した。
【0012】図1に示したように、取付部材1は、一端
にネジ穴2を有しており、このネジ穴2には、ダッシュ
ボードに設けられたコンソールボックスに収納されたカ
ーオーディオ機器等のユニット3の側面に設けられた取
付穴に係合するネジ4が嵌め込まれ、取付部材1がユニ
ット3の側面にネジ止めされるようになっている。ま
た、取付部材1の一端の周縁には、3つの爪5が形成さ
れており、必要に応じて、ユニット3の側面の関係する
穴の内部に折り曲げることにより、取付部材1をユニッ
ト3の側面により強固に固定できるようになっている。
【0013】この実施例では、取付部材1の一端をユニ
ット3の両側面にそれぞれ固定するようにしたが、取付
部材の一端を、コンソールボックスの内部に配置された
ユニット取付用支持構造の両側にそれぞれ固定すること
もできる。
【0014】図3に示したように、取付部材1の他端
は、コンソールボックスの側壁6とユニット3の間の隙
間から車内に突出してのびている。この場合、取付部材
1は、その一端からユニット3の前面までユニット3の
側面に沿ってのびる第1の領域と、第1の領域の先端か
ら前方斜め外側にのびる第2の領域と、第2の領域の先
端から第1の領域と平行に取付部材の他端までのびる第
3の領域を有している。
【0015】図1に示したように、取付部材1は、第1
の領域および第2の領域の一部を形成する第1の部分1
aと、第2の領域の一部および第3の領域を形成する第
2の部分2bとからなっている。第1の部分1aの第2
の領域には貫通穴7が形成され、第2の部分1bの第2
の領域には長さ方向にスロット8が形成されている。そ
して、第1および第2の部分1a、1bの第2の領域同
士が重ね合わされ、貫通穴7とスロット8とが整合した
状態で、第1の部分1aの貫通穴7から、スプリングワ
ッシャ9を介してボルト10が嵌め込まれ、第2の部分
1bから外側に突出するボルト10の脚には、ワッシャ
11を介してナット12が係合する。こうして、ボルト
10およびナット12を緩めた状態で第1および第2の
部分1a、1bを互いに対して長さ方向に適当にスライ
ド運動させた後、ボルト10およびナット12を締める
ことによって、取付部材1の長さを調節できるようにな
っている。なお、このスライド運動が円滑に行えるよう
にするため、第2の部分1bの第2の領域の両側縁には
ガイド爪13が形成されている。また、取付部材1の他
端には、ネジ穴14が形成されている。
【0016】図1に示したように、本発明によるアタッ
チメントは、さらに、細長い金属製の平板を、表面また
裏面の一方(この実施例では裏面)が内側になるように
折り曲げて形成した実質上U字状断面をもつ支持枠15
を有している。支持枠15は、2本の平行な脚部分16
および脚部分16を接続する中間部分17とからなって
おり、脚部分16には、それぞれ、その長さ方向に間隔
をあけて多数の(この実施例では4つの)ネジ穴18が
形成されている。
【0017】支持枠15は、その裏面が上になり、U字
の開口が上向きになるように、しかも中間部分17が、
ほぼ水平にかつユニット3の前面にほぼ平行に配置さ
れ、脚部分16が、取付部材1の第3の領域の間に嵌め
込まれ、脚部分のネジ穴18のいずれか1つと、取付部
材1のネジ穴14とが整合した状態で、取付部材1側か
ら、スプリングワッシャ19およびワッシャ20を介し
てネジ21がねじ込まれることにより、支持枠15が取
付部材1に連結される。
【0018】本発明によるアタッチメントは、また、細
長い金属製の平板からなる支持部材22を有している。
支持部材22は、その幅が支持枠15の中間部分17の
幅に等しく、長さが、中間部分17の長さよりも短くな
るように形成されている。支持部材22の一端領域に
は、貫通穴が形成され、この貫通穴には、皿ボルト23
が支持部材22の表面側から嵌め込まれ、皿ボルト23
の脚が支持部材22の裏面から外側に突出した状態で溶
接止めされている。このとき、皿ボルト23は、その頭
が支持部材22の表面から突出しないようになってい
る。
【0019】支持部材22の中央部には、取付穴24が
形成されている。この取付穴24には、ナビゲーション
システム等25の底面に設けられた取付穴に係合する皿
ネジ26が嵌め込まれ、ナビゲーションシステム等25
を支持部材22にネジ止めできるようになっている。こ
のネジ止めした状態で、皿ネジ26は、その頭が支持部
材22の裏面から突出しないようになっている。
【0020】支持枠15の中間部分17の一方の端に
は、穴27が形成されている。この穴27には、支持部
材22の皿ボルト23の脚が、中間部分17の上面(裏
面)側から差し込まれ、中間部分17の下面(表面)か
ら外側に突出する皿ボルト23の脚部分には、ワッシャ
10およびスプリングワッシャ11を介してナット12
が係合している。
【0021】こうして、支持部材22は、中間部分17
に対して、中間部分17の上面によって規定される平面
内において、皿ボルト23の軸のまわりに、中間部分1
7と平行に重なり合う位置とこの位置からユニット3の
反対側、すなわち、この実施例では右ハンドル車の運転
席側に、少なくとも90°、この実施例では約110°
回転した位置との間において回動可能に、かつ所望の回
動角度位置に選択的に固定可能に取り付けられている。
この場合、L字状断面をもつ当接部材31が、中間部分
17の下面に止めネジ32によって取り付けられ、L字
の脚部分が、中間部分17の後縁の外側において中間部
分の上面から突出するように配置されており、支持部材
22の後縁が当接部材31に当接することによって、支
持部材22のユニット側への回動が制限されるようにな
っている。なお、当接部材31を、L字の脚部分が中間
部分17の前縁側に配置されるように中間部分17に取
り付けることもできる。
【0022】そして、ナビゲーションシステム等25
が、支持部材22の上面に載せられ、ナビゲーションシ
ステム等25の底面の取付穴と、支持部材22の取付穴
24が整合せしめられ、皿ネジ26がこれらの穴にねじ
込まれることによって、ナビゲーションシステム等25
が支持部材22にしっかりと固定される。なお、この場
合、図1に示したように、支持部材22の上面の両端に
それぞれ、両面テープ33を貼り付けるようにすれば、
ナビゲーションシステム等25がより強固に固定される
とともに、皿ネジ26の締め付けによって、支持部材2
2がわずかに上面側に凸となるように湾曲するので、支
持部材22と中間部分17が重なり合うときに適度の摩
擦が生じて安定度が増すようになる。
【0023】こうして、本発明によるアタッチメントに
よれば、ナビゲーションシステム等25を、図4(A)
に示したように、ナビゲーションシステム等25が、コ
ンソールボックスのパネル35の直前において、これに
ほぼ平行に配置される位置と、図4(B)に示したよう
に、この位置から運転席側に向かって少なくとも90
°、この実施例では約110°回動した位置との間にお
いて、回動可能に、しかも、所望の回動角度位置に選択
的に固定可能に取り付けることができる。
【0024】この場合、取付部材1の長さを調節するこ
とによって、支持枠、よってナビゲーションシステム等
25と、コンソールボックス6およびユニット3のパネ
ルとの間隔を調節できるので、ユニット3のパネル上の
操作つまみ等が前方に突出していても、アタッチメント
を問題なく使用することができる。そして、支持枠15
の脚部分16のネジ穴18を適当に選択することによっ
て、ナビゲーションシステム等25の画面の高さを調節
し、また、取付部材1と支持枠15との連結角度、およ
び支持部材22の回動角度位置を適宜選ぶことによっ
て、ナビゲーションシステム等25の画面を運転者が最
も見やすい位置に配置することができる。さらには、エ
アコンや、オーディオユニット等の操作の際には、ナビ
ゲーションシステム等25を邪魔にならない位置まで回
動させることによって容易に操作することができる。
【0025】こうして、本発明によるアタッチメントに
よれば、ナビゲーションシステム等を、車両のダッシュ
ボードに設けられたコンソールボックスのパネルの直前
の位置と、その位置から運転席側に少なくとも90°回
動した位置との間において回動可能に、しかも、所望の
回動角度位置に選択的に固定可能に取り付けることがで
きる。したがって、ナビゲーションシステム等が運転者
の運転中の前方視野を妨げることがなく、運転者がナビ
ゲーションシステム等の画面を見る時に視線を横に逸ら
す必要もないので、運転の安全を確保することができ、
また搭乗者の目障りになることもない。さらに、本発明
によるアタッチメントによれば、ナビゲーションシステ
ム等に対する支持枠をコンソールボックスの直前の位置
に配置し、支持枠の両側を、コンソールボックスの両側
に固定された一対の取付部材によって支持するようにし
たので、大型画面のナビゲーションシステム等であって
も安定して支持することができ、また、取付けに際し、
既存の装備に殆ど変更を加える必要がない。そして、ナ
ビゲーションシステム等を不要なスペースをとらず体裁
良く取り付けることができる。また、本発明によるアタ
ッチメントによれば、ナビゲーションシステム等の画面
の大小に応じて、適当な長さの支持枠および支持部材の
組を使用することによって、画面の大きさの異なる種々
のナビゲーションシステム等に対応することができる。
【0026】図5には、図1の実施例における支持枠お
よび支持部材の取付けの変形例を示した。図5におい
て、支持枠15は、U字の開口が下向きになるように取
付部材1に連結され、支持部材22は、支持枠15の表
面(上面)に取り付けられている。この変形は、非常に
容易に行うことができる。この構成によれば、ナビゲー
ションシステム等25をより高い位置に配置することが
できる。
【0027】これまでに説明した実施例は、右ハンドル
車用アタッチメントとして使用するのに適したものであ
るが、この実施例は、次のようにすれば、左ハンドル車
用アタッチメントに容易に変更することができる。すな
わち、支持枠15を取付部材1から取り外して支持枠1
5を前後反対向きに配置した後、支持枠15を、ネジ2
1によって再び取付部材1に連結するとともに、当接部
材31を中間部分17から取り外した後、中間部分17
の前と反対側にネジ32によって取り付けるだけでよ
い。
【0028】図6には、支持枠の変形例を示した。図示
の変形例は、支持枠の中間部分の長さが調節できるよう
にしたものであり、図6において、図1の実施例と同一
の構成要素については同一番号を付して、説明を省略す
る。図6に示したように、支持枠40は、2つのL字状
断面をもつ部材40a、40bを、互いのL字の基底部
分46a、46bにおいて連結したものからなってお
り、これらL字の基底部分46a、46bによって支持
枠の中間部分が形成されるようになっている。
【0029】一方の部分40aの基底部分46aには、
長さ方向にのびる2つの同一形状のスロット41a、4
1bが、長さ方向に間隔をあけて形成されている。ま
た、他方の部分40bの基底部分46bには、2つの穴
が、長さ方向に、一方の部分40aの2つスロットの中
心間の間隔に等しい間隔をあけて形成されている。そし
て、一方の部分40aの基底部分46aの上面に他方の
部分40bの基底部分46bが重ね合わされ、一方の部
分40aの2つのスロット41a、41bと他方の部分
40bの穴がそれぞれ整合した状態で、それぞれの穴に
皿ボルト42a、42bが嵌め込まれ、各皿ボルトの一
方の部分40aの基底部分46aの下側に突出する脚部
分には、スプリングワッシャ43a、43bを介してナ
ット44a、44bが係合する。なお、皿ボルト42
a、42bは、その頭が基底部分46bの上面から突出
しないようになっている。
【0030】そして、皿ボルト42a、42bおよびナ
ット44a、44bを緩めた状態で2つの部分40a、
40bを互いに対して適当にスライド運動させた後、皿
ボルト42a、42bおよびナット44a、44bを締
めることによって、支持枠40の中間部分の長さを調節
できるようになっている。また、支持部材22の中央に
は、ナビゲーションシステム固定用の皿ネジ26を嵌め
込むための、長さ方向にのびる長孔45が形成されてい
る。この構成によれば、1組の支持枠および支持部材の
みで、画面の大きさの異なる種々のナビゲーションシス
テム等に対応することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ナビゲ
ーションシステム等を、車両のダッシュボードに設けら
れたコンソールボックスのパネルの直前の位置と、その
位置から運転席側に少なくとも90°回動した位置との
間において回動可能に、しかも、所望の回動角度位置に
選択的に固定可能に取り付けることができるので、ナビ
ゲーションシステム等が運転者の運転中の視線を妨げる
ことがなく、運転の安全を確保することができ、また搭
乗者の目障りになることもない。
【0032】さらには、本発明によれば、大型画面のナ
ビゲーションシステム等であっても安定して支持するこ
とができ、また、取付けに際し、既存の装備に殆ど変更
を加える必要がない。そして、ナビゲーションシステム
等を、不要なスペースをとることなく、体裁良く取り付
けることができる。加えて、本発明によれば、非常に簡
単な構造を有し、低コストで製造可能なアタッチメント
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカーナビゲーションシステム用ア
タッチメントの1実施例の斜視図である。
【図2】図1の実施例の使用状態を示す、コンソールボ
ックスを省略した側面図である。
【図3】図1の実施例の使用状態を示す上面図である。
【図4】図1の実施例の使用状態を示す正面図である。
【図5】図1の実施例における、支持枠および支持部材
の取付けの変形例を示す斜視図である。
【図6】図1の実施例の支持枠の変形例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 取付部材 3 ユニット 6 コンソールボックス 15 支持枠 16 脚部分 17 中間部分 22 支持部材 25 ナビゲーションシステム等

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載型のナビゲーションシステムまたは
    テレビまたはモニターを、車両のダッシュボードに設け
    られたコンソールボックスの前面の直前の位置に配置し
    て取り付けるためのアタッチメントであって、 2本の細長い板状体からなり、一端が前記コンソールボ
    ックスの内部に配置された支持構造の両側または前記コ
    ンソールボックスに収納されたユニットの両側面にそれ
    ぞれ固定され、他端がそれぞれ前記コンソールボックス
    の側壁と前記ユニットの間の隙間から車内に突出しての
    びる取付部材と、 互いに間隔をあけて平行に配置された2本の脚部分、お
    よび前記脚部分を接続する中間部分とからなる実質上U
    字状断面を有し、前記中間部分が、ほぼ水平にかつ前記
    ユニットの前面にほぼ平行に配置され、前記脚部分の間
    に前記取付部材の他端が嵌め込まれ、または前記取付部
    材の他端の間に前記脚部分が嵌め込まれた状態で、関係
    する前記脚部分および前記取付部材がネジによって連結
    された支持枠と、 前記支持枠の中間部分に取付けられ、前記支持枠の脚部
    分に対して平行に配置された回動軸と、 前記回動軸に回動可能に取り付けられ、前記中間部分と
    平行に重なり合う位置とその位置から前記ユニットと反
    対側に少なくとも90°回転した位置との間において回
    動し得る支持部材と、 前記支持部材に形成され、前記支持部材が前記中間部分
    と重なり合うとき前記中間部分と向き合わない側に配置
    された取付面と、 前記支持部材の取付面に設けられ、前記ナビゲーション
    システムまたは前記テレビまたは前記モニターの底面を
    前記取付面に固定するための固定部材と、 前記中間部分または前記回動軸または前記支持部材に設
    けられ、前記支持部材を所望の回動角度位置に選択的に
    固定し得るストッパ機構を備えたことを特徴とするアタ
    ッチメント。
JP14995296A 1996-05-20 1996-05-20 カーナビゲーションシステム用アタッチメント Pending JPH09301085A (ja)

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