JPH02149083A - 車載用平面型ディスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、液晶ディスプレイやＥＬディスプレイなどの
車載用平面型ディスプレイ装置に関する。

（従来の技術） 液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）やＥＬディスプレイ（ＥＬ
Ｄ）などの平面型ディスプレイは、従来からのカラーブ
ラウン管（ＣＲＴ）に比べ、薄型、小型に構成されるこ
とから各種の分野において用いられている。

たとえば、上述の平面型ディスプレイは、自動車内に搭
載して使用する車載用平面型ディスプレイとして用いら
れている。この車載用平面型ディスプレイは、その設置
場所が限定され、車内における後部座席の搭乗者に見品
く、しかも運転者の視野を確保し得る位置に設置するこ
とが必要である。たとえば車載用平面型ディスプレイを
車内の天井に取り付ける場合、その取付位置は運転席と
助手席との間、およびその後方が多い。

このような車載用平面型ディスプレイとしては、次のよ
うなものがある。

第４図および第５図は従来の車載用平面型ディスプレイ
を示す図である。

これらの図において、１はビデオ回路、駆動回路などを
有する回路基板（図示省略）が内蔵された本体部を示し
ており、本体部１は車内の天井（図示省略）に取付けら
れる構造となっている。

本体部１には、ヒンジ部２が設けられており、ヒンジ部
２の先端には、たとえば液晶ディスプレイなどのディス
プレイ部３の端部が回転自在に取付けられている。ディ
スプレイ部３は、液晶パネル４が取付けられたフロント
キャビネット３ａと、バックライトおよびバックライト
用駆動回路基板が取付けられたリアキャビネット３ｂと
を一体に嵌め合せることにより構成されている。

そしてこの車載用平面型ディスプレイは、第２図および
第３図に示したように、ディスプレイ部３を下げた状態
で使用される。

ところで、近年では、ディスプレイの画面サイズの大型
化が要求されているが、上述の車載用平面型ディスプレ
イの画面サイズを大型化した場合、ディスプレイの下端
が、車内のルームミラーの視野内に入り、運転者の後方
視界の妨げになるという問題がある。

また、上述した車載用平面型ディスプレイでは、本体部
１とディスプレイ部３とを接続するケーブルをヒンジ部
２内に挿入させて接続するため、これらの接続作業が繁
雑であるという課題がある。

（発明が解決しようとする課８） 上述したように従来の車載用平面型ディスプレイでは、
ディスプレイの画面サイズの大型化を図ることができず
、また、本体部とディスプレイ部とのケーブルによる接
続作業が繁雑であるという課題がある。

本発明は上述した従来の課題を解決するためのもので、
ディスプレイの画面サイズの大型化を良好に図ることが
でき、また、本体部とディスプレイ部とのケーブル接続
を良好かつ簡単に行うことのできる車載用平面型ディス
プレイを提供することを目的としている。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、車輌内の天井部分に取付は可能とされ所定の
回路基板を内蔵した本体部と、この本体部に設けられた
回転機構部と、この回転機構部に回転自在に支持された
ディスプレイ部と、前記本体部と前記ディスプレイ部と
を接続するケーブルとを備えた車載用平面型ディスプレ
イ装置において、前記回転機構部を前記本体部の両側で
、かつ厚さ寸法内の位置に形成するとともに、前記本体
部および前記ディスプレイ部の前記回転機構部側の端部
にそれぞれケーブルを挿通するケーブル挿通孔を形成し
たものである。

（作　用） 本発明では、回転機構部を、本体部の両側で、かつ厚さ
寸法内の位置に形成するとともに、本体部およびディス
プレイ部の回転機構部側の端部にそれぞれケーブルを挿
通するケーブル挿通孔を形成したので、ディスプレイの
画面サイズの大型化を良好に図ることができ、また、本
体部とディスプレイ部とのケーブル接続を良好かつ簡単
に行うことができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例の車載用平面型ディスプレイ
を示す側面断面図、第２図は第１図の斜視図である。

これらの図において、１１は本体部を示している。本体
部１１内には、たとえばビデオ回路、ディスプレイ駆動
回路などの回路基板１２が実装されている。また本体部
１１の一方端には、ケーブル挿通孔１３が形成されたデ
ィスプレイ取付部１４が形成されており、ディスプレイ
取付部１４の両側には、回転機構部１５が設けられてい
る。ディスプレイ取付部１４には、ディスプレイ部１６
が配置され、ディスプレイ部１６の両側が回転機構部１
５により回転自在に支持され、ディスプレイ部１６が本
体部１１に対して矢印Ａ、　、Ａ２方向に回転自在に取
付けられている。ディスプレイ部１６はフロントパネル
１６ａとリアパネル１６ｂとからなり、フロントパネル
１６ａの本体部１１側には、ケーブル挿通孔１７が形成
されている。

また、フロントパネル１６ａには、液晶パネル１８、バ
ックライト１９が取付けられ、フロントパネル１６ａの
回転機構部１５側には、バックライト用基板２０が取付
けられている。また、これらの図において、２１は本体
部１１内の回路基板１２にコネクタを介して接続された
ケーブルを示しており、ケーブル２１は、ケーブル挿通
孔１３．１７を挿通されて液晶パネル１８およびバック
ライト用基板２０に接続されている。

このように構成された車載用平面型ディスプレイ装置は
、ディスプレイ部１６が矢印Ａ１方向に回転して下げら
れた状態で液晶パネル１８の所定の表示が行われる。

したがって、この実施例の車載用平面型ディスプレイ装
置では、ディスプレイ部１６の回転中心が本体部１１の
厚さ寸法内の位置にあるので、液晶パネルの位置が、従
来の車載用°平面型ディスプレイ装置の液晶パネルの位
置より上方（天井側）に位置し、その分、液晶パネルの
画面サイズを大型化することができ、この場合、運転者
の後方の視野を妨げることがない。また、この実施例で
は、本体部１１とディスプレイ部１６とを接続するケー
ブル２１が本体部１１のケーブル挿通孔１３、ディスプ
レイ部１６のケーブル挿通孔１７およびディスプレイ部
１６の回転部分を挿通して配設するので、これらの接続
作業を良好かつ簡単に行うことができ、また、装置内部
に配設されるので、外観上の不具合の発生も防止するこ
とができる。

次に、上述の車載用平面型ディスプレイ装置の使用例を
第３図を用いて説明する。

同図において、３１は車輌内の天井、３２はルームミラ
ー　３３は取付ブラケット、３４は上述の車載用平面型
ディスプレイ装置、３５は運転者を示す。

この場合、車社用平面型ディスプレイ装置のディスプレ
イ部１６の回転中心が本体部１１の後方かつ上部となる
ので、ルームミラー３２へのディスプレイ装置下部の写
り込みをさらに少なくすることが可能になる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明の車載用平面型ディスプレイ
装置は、回転機構部を、本体部の両側す、かつ厚さ寸法
内の位置に形成するとともに、本体部およびディスプレ
イ部の回転機構部側の端部にそれぞれケーブルを挿通ず
るケーブル挿通孔を形成したので、ディスプレイの画面
サイズの大型化を良好に図ることができ、また、本体部
とディスプレイ部とのケーブル接続を良好かつ簡単に行
うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の車載用平面型ディスプレイ
装置を示す側面断面図、ｍ２図は第１図の斜視図、第３
図は第１図および第２図の車載用平面型ディスプレイ装
置の使用例を示す側面図、第４図は従来の車載用平面型
ディスプレイ装置を示す斜視図、第５図は第４図の一部
断面側面図である。 １１・・・本体部、１２・・・回路基板、１３．１７・
・・ケーブル挿通孔、１４・・・ディスプレイ取付部、
１５・・・回転機構部、１６・・・ディスプレイ部、１
６ａ・・・フロントパネル、１６ｂ・・・リアパネル、
１８・・・液晶パネル、１９・・・バックライト、２０
・・・バックライト用基板、２１・・・ケーブル。 出願人　　　　　　株式会社　東芝 代理人　弁理士　　須　山　佐　− 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 車輌内の天井部分に取付け可能とされ所定の回路基板を
   内蔵した本体部と、 この本体部に設けられた回転機構部と、 この回転機構部に回転自在に支持されたディスプレイ部
   と、 前記本体部と前記ディスプレイ部とを接続するケーブル
   とを備えた車載用平面型ディスプレイ装置において、 前記回転機構部を前記本体部の両側で、かつ厚さ寸法内
   の位置に形成するとともに、 前記本体部および前記ディスプレイ部の前記回転機構部
   側の端部にそれぞれケーブルを挿通するケーブル挿通孔
   を形成したことを特徴とする車載用平面型ディスプレイ
   装置。