JPH08223512A - 表示装置用支持装置及び表示装置 - Google Patents

表示装置用支持装置及び表示装置

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Publication number
JPH08223512A
JPH08223512A JP2251795A JP2251795A JPH08223512A JP H08223512 A JPH08223512 A JP H08223512A JP 2251795 A JP2251795 A JP 2251795A JP 2251795 A JP2251795 A JP 2251795A JP H08223512 A JPH08223512 A JP H08223512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
fastening
respect
shaft portion
fastening shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2251795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kojima
紳一 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 固定板1の突起2内に、略々球状の締結軸5
が回転可能に収納されている。締結軸5に突設されたネ
ジ軸6は、突起2の開口部3より突出され、支持部材1
4の挿通孔15に挿通され、締結ネジ16が螺合され
る。支持部材14には、ディスプレイ17がスライド可
能に取り付けられる。締結ネジ16を締めると、締結軸
5が突起2内で固定され、支持部材14のロック片部1
2がディスプレイ17側に変位され、ディスプレイ17
のスライドがロックされる。 【効果】 締結ネジの緩めることによりあらゆる方向の
調整が可能となり、締結ネジを締めることによりあらゆ
る方向の移動がロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置を方向調整が
可能に支持する表示装置用支持装置及びこの表示装置用
支持装置により支持される表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LCD(液晶表示デバイス)やC
RT(陰極線管)を有して構成された表示装置が提案さ
れている。
【0003】この表示装置は、種々の電子機器に接続さ
れることにより、この電子機器より供給される信号に応
じた情報を表示する。
【0004】そして、上記表示装置としては、自動車の
車室内に設置された電子機器、例えば、オーディオ装置
やナビゲーション装置に接続され、該車室内において使
用されるものがある。
【0005】このように、自動車の車室内において使用
される表示装置は、表示装置用支持装置を介して、該車
室内の壁面や床面に取り付けられる。
【0006】この表示装置用支持装置は、上記表示装置
を、この表示装置の表示部の向きの調整を可能として、
支持する。特に、LCDを有して構成された表示装置に
おいては、このLCDの視野角が狭いため、この表示装
置とこの表示装置を見る人の位置関係に応じて、表示部
の向きを頻繁に調整することが必要となる。
【0007】従来の表示装置用支持装置としては、図1
7に示すように、上記車室内に固定して配設される基台
部101と、この基台部101に対して基端側を回動可
能に支持された支持軸106とを有して構成されたもの
がある。
【0008】上記支持軸106は、基端側に球状部10
5を有しており、この球状部105を上記基台部101
に設けられた球状凹部102内に回動可能に嵌入させて
いる。この支持軸106は、先端側を上記基台部101
より突出させている。
【0009】上記基台部101には、固定ネジ軸103
が螺入されている。この固定ネジ軸103は、先端部1
04を、上記球状凹部102内に進入させている。
【0010】上記支持軸106の先端側には、外周側に
ネジ部108が形成されている。この支持軸106のネ
ジ部108には、締結ネジ107が螺入されている。ま
た、上記支持軸106の先端部には、長円形(小判型)
の締結板109が、主面部を該支持軸106の軸芯に対
して垂直として取り付けられている。
【0011】一方、上記表示装置の外筐体117の背面
部には、被支持板110が取り付けられている。この被
支持板110は、中央部分にスリット部111を有して
いる。このスリット部111は、上記被支持板110の
下縁部に対して開放されている。そして、この被支持板
110は、上記スリット部111を含んで上記締結板1
09の短径方向の長さに相当する幅の部分が、上記外筐
体117より離間する方向に膨出形成された膨出部11
2となされている。
【0012】上記締結板109は、上記被支持板110
の上記膨出部112と上記外筐体117の背面部との間
に、上記スリット部111の方向と長径方向とを平行に
した状態で、該被支持板110の下縁側より挿入され
る。このとき、上記支持軸106は、上記スリット部1
11に、上記被支持板110の下縁側より進入される。
上記表示装置は、上記被支持板110と上記外筐体11
7との間で上記締結板109が上記スリット部111に
沿って移動できる範囲で、上記支持軸106に対して、
高さ調整、すなわち、該支持軸106の軸芯に直交する
方向に移動可能である。
【0013】そして、上記締結ネジ107を上記支持軸
106に対して回転させて、図17中矢印fで示すよう
に、上記表示装置の外筐体117側に移動させると、こ
の締結ネジ107は、上記外筐体117を、該支持軸1
06に対して固定させる。すなわち、上記締結ネジ10
7は、上記締結板109と共働して、上記被支持板11
0の上記スリット部111の両側側の部分を挟持する。
【0014】上記支持軸106は、上記基台部101に
対して、上記球状部105の中心を回動中心として、回
動可能となっている。上記表示装置は、上記支持軸10
6の上記基台部101に対する回動が可能な範囲で、該
基台部101に対して、方向調整が可能である。
【0015】また、上記固定ネジ軸103を回転させ、
図17中矢印gで示すように、上記球状凹部102内に
上記先端部104を進入させると、この先端部104
は、上記支持軸106の球状部105に当接し、この球
状部105の上記基台部101に対する回動を阻止す
る。すなわち、上記支持軸106は、上記固定ネジ軸1
04により、上記基台部101に対して固定される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な表示装置用支持装置においては、上記表示装置の上記
支持軸106に対する固定と、該支持軸106の上記基
台部101に対する固定との両方について、それぞれ上
記締結ネジ107及び上記固定ネジ軸103の締め込み
が必要であり、該表示装置の高さ及び方向の調整後の固
定操作が煩雑である。
【0017】また、この表示装置用支持装置において、
上記支持軸106の上記基台部101に対する固定は、
この支持軸106の球状部105に対する上記固定ネジ
軸103の先端部104の接触によって行っている。上
記先端部104の上記球状部105に対する接触は、一
点のみで行われているため、該球体部105の固定が充
分に強固に行えない虞れがある。すなわち、上記固定ネ
ジ軸103を締め込んでいても、上記表示装置に外力が
加わると、上記球状部105は、上記基台部101に対
して回動してまう虞れがある。
【0018】さらに、この表示装置用支持装置において
は、上記表示装置は、上記締結ネジ107が締め込まれ
ていても、上記支持軸106に対して、この支持軸10
6の軸芯回りに、上記締結板109の両側部と上記被支
持板110の膨出部112の内壁部との間の空隙に相当
する僅かな角度範囲内で回動してしまう虞れがある。そ
して、この表示装置用支持装置においては、強い衝撃が
加えられたとき、例えば、自動車の車室内に設置した場
合においてこの自動車に衝突等の事故が生じたときに
は、この衝撃が直接的に上記支持軸106に対して穿断
応力として加わり、この支持軸106が破断してしまう
虞れがある。この支持軸106は、金属材料により形成
されており、破断した場合の断面は、鋭利な突端状とな
る。このように破断した支持軸106の断面は、人体が
接触した場合にはこの人体に傷損を被らせる虞れがあ
る。
【0019】また、この表示装置用支持装置は、部品点
数の削減や軽量化が困難である。
【0020】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、簡単な操作により高さ及び方向
を調整した後の表示装置を確実に固定することができ、
強い衝撃に耐え得るとともに衝撃により破損しても人体
に対して危険を及ぼすことがなく、さらに、部品点数の
削減や軽量化が可能となされた表示装置用支持装置を提
供することを目的とする。
【0021】また、本発明は、上記表示装置用支持装置
により良好に支持されるように構成された表示装置を提
供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係る表示装置用支持装置
は、固定部材と、締結軸部を有し該固定部材により回動
可能に支持され該固定部材に対して回動されることによ
り該締結軸部を移動させる可動部材と、該締結軸部が挿
通される挿通孔を有する連結部材と、この連結部材上に
設けられ表示装置を移動可能に支持する支持部と、該連
結部材上に移動可能に設けられ移動操作されることによ
り該表示装置の該連結部材に対する移動を阻止する掛止
部材と、該締結軸部にこの締結軸部の軸方向に移動可能
に取り付けられ該締結軸部の軸に沿って上記固定部材側
に移動されることにより該固定部材と共働して該連結部
材を挟持しこの連結部材を該固定部材に対して固定させ
る締結部材とを備え、上記締結部材は、上記連結部材を
上記固定部材に対して固定させたときには、上記掛止部
材を移動操作し、この掛止部材により、上記表示装置を
上記連結部材に対して固定させることとなされたもので
ある。
【0023】また、本発明は、上記表示装置用支持装置
において、上記締結部材は、上記締結軸部に形成された
ネジ部に対して螺入されこの締結軸部に対して回転され
ることによって該締結軸部の軸方向に移動されるものと
し、上記可動部材は、上記固定部材に対し該締結軸部の
軸回りの回動を規制されるとともにこの締結軸部を互い
に直交する2方向に移動させる2軸方向に回動可能に支
持されていることとしたものである。
【0024】さらに、本発明は、上記表示装置用支持装
置において、上記可動部材は、上記締結軸部に連設され
た球状部とこの球状部に設けられた位置規制部とを有し
該球状部の中心を回動中心として固定部材により支持さ
れたものとし、上記固定部材は、該球状部のこの固定部
材に対する回動による該位置規制部の移動軌跡上に位置
させた回動規制部を有し、この回動規制部は、該可動部
材の該固定部材に対する該締結軸部の軸回りの回動を規
制していることとしたものである。
【0025】そして、本発明に係る表示装置は、外筐体
と、この外筐体の外側部に設けられ表示装置用支持装置
の支持部により移動可能に支持される被支持部と、該外
筐体の外側部に設けられ該表示装置用支持装置の掛止部
材により掛止されることにより該外筐体の該支持部に対
する移動を阻止する被掛止部とを備え、この被掛止部
は、上記被支持部が上記支持部に対して移動可能な方向
に直交する方向に形成され該掛止部材が嵌入する複数の
溝部を有していることとなされたものである。
【0026】
【作用】本発明に係る表示装置用支持装置においては、
可動部材の締結軸部に取り付けられた締結部材は、固定
部材側に移動されて該固定部材と共働して連結部材を挟
持しこの連結部材を該固定部材に対して固定させたとき
には、該連結部材の掛止部材を移動操作し、この掛止部
材により、該連結部材の支持部により移動可能に支持さ
れた表示装置を該連結部材に対して固定させるので、該
締結部材に対する操作のみにより、該表示装置を固定す
ることができる。
【0027】また、上記表示装置用支持装置において、
上記締結部材は、上記締結軸部に形成されたネジ部に対
して螺入されこの締結軸部に対して回転されることによ
って該締結軸部の軸方向に移動されるものとし、上記可
動部材は、上記固定部材に対し該締結軸部の軸回りの回
動を規制されるとともにこの締結軸部を互いに直交する
2方向に移動させる2軸方向に回動可能に支持されてい
ることとした場合には、上記締結部材を上記締結軸部に
対して回転操作することのみによって、上記表示装置の
上記支持部に対する移動及び該支持軸の2軸方向の回動
をそれぞれ阻止することができる。また、上記締結部材
を回転操作するとき、上記締結軸部がこの締結部材に追
従して回転してしまうことがなく、該締結部材の該締結
軸部に対する移動操作が円滑に行える。
【0028】さらに、上記表示装置用支持装置におい
て、上記可動部材は、上記締結軸部に連設された球状部
とこの球状部に設けられた位置規制部とを有し該球状部
の中心を回動中心として固定部材により支持されたもの
とし、上記固定部材は、該球状部のこの固定部材に対す
る回動による該位置規制部の移動軌跡上に位置させた回
動規制部を有し、この回動規制部は、該可動部材の該固
定部材に対する該締結軸部の軸回りの回動を規制してい
ることとした場合には、上記締結部材を回転操作すると
きに上記締結軸部がこの締結部材に追従して回転してし
まうことを確実に防止することができる。
【0029】そして、本発明に係る表示装置において
は、表示装置用支持装置の支持部により移動可能に支持
される被支持部が外側側に設けられた外筐体の外側部に
設けられ該表示装置用支持装置の掛止部材により掛止さ
れることにより該外筐体の該支持部に対する移動を阻止
する被掛止部は、該被支持部が該支持部に対して移動可
能な方向に直交する方向に形成され該掛止部材が嵌入す
る複数の溝部を有しているので、複数の位置のいずれか
の位置において、該外筐体を該支持部に対して固定する
ことができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
しながら説明する。
【0031】本発明に係る表示装置用支持装置は、LC
D(液晶表示デバイス)やCRT(陰極線管)を有して
構成された本発明に係る表示装置を、自動車の車室内や
家屋の室内の壁面や床面に、方向の調整が可能な状態に
取り付けるための装置である。
【0032】上記表示装置は、種々の電子機器に接続さ
れることにより、この電子機器より供給される信号に応
じた情報を表示する装置である。この電子機器として
は、上記車室内や室内に設置されて使用される、例え
ば、オーディオ装置やナビゲーション装置の如き電子機
器がある。
【0033】そして、特に、LCDを有して構成された
表示装置においては、このLCDの視野角が狭いため、
この表示装置とこの表示装置を見る人の位置関係に応じ
て、表示部の向きを頻繁に調整することが必要となる。
また、上記表示装置を自動車の車室内に設置する場合に
は、この表示装置は、自動車の走行に伴う振動や衝突事
故による衝撃が加えられる虞れがあるため、強固に固定
されている必要がある。
【0034】この表示装置用支持装置は、LCDを有し
て構成された表示装置を自動車の車室内に設置する場合
においても、この表示装置を良好に支持することができ
るように構成されたものである。
【0035】上記表示装置は、図1及び図2に示すよう
に、外筐体を有して構成されている。この表示装置17
は、上記外筐体の前面部に、上記LCD等からなる表示
部21を有している。そして、この表示装置17の上記
外筐体の背面部には、上記表示装置支持装置の後述する
支持部により移動可能に支持される被支持部が設けられ
ている。
【0036】上記表示装置用支持装置は、図1乃至図4
に示すように、固定部材となる固定板1を有している。
この固定板1は、例えばABS樹脂の如き合成樹脂材料
により一体的に形成されている。この固定板1は、略々
長円形状(小判型)に形成されている。この固定板1
は、底面部を、車室内に室内の壁面や床面に対して、粘
着材、接着材、あるいは、ネジ止め等により、固着され
る。
【0037】上記固定板1の中央部分の一側側寄りに
は、膨出部2が形成されている。この膨出部2は、上記
固定板1より、上方側に向けて、略々半球形状に膨出形
成されている。この膨出部2の上端部分には、透孔3が
形成されている。この透孔3は、前後方向となる上記固
定板1の短径方向を長手方向としたスリット状に形成さ
れている。
【0038】上記膨出部2内には、可動部材4が嵌入さ
れて配設されている。この可動部材4は、基端側に球状
部5を有し、先端側が締結軸部6となされている。この
可動部材4は、図4中のA−A断面である図7に示すよ
うに、上記球状部5を上記膨出部2内に位置させ、上記
締結軸部6を、上記透孔3に挿通させて、上記膨出部2
よりも上方側に突出させている。
【0039】上記球状部5は、上記膨出部2内におい
て、上記締結軸部6を上記透孔3内で移動させる範囲
で、この球状部5の中心を回動中心として回動可能とな
されている。
【0040】また、上記可動部材4は、上記固定板1に
対し、上記締結軸部6の軸回りの回動を規制されるとと
もに、図11に示すように、この締結軸部6を互いに直
交する2方向、すなわち、図11中矢印X及び矢印Yで
示す水平2方向に移動させる2軸方向に回動可能に支持
されている。
【0041】すなわち、上記球状部5には、位置規制部
となる左右一対の位置規制面部7,7が設けられてい
る。これら位置規制面部7,7は、図12に示すよう
に、それぞれ上記球状部5のなす球体の一部を平面によ
り切り欠いた状態に形成され、該球体の中心を介して互
いに対向して平行に形成されている。
【0042】そして、上記固定板1は、図4中のC−C
断面である図5中のB−B断面である図6に示すよう
に、上記膨出部2内に、左右一対の回動規制部25,2
5を有している。これら回動規制部25,25は、上記
固定板1に対して、一体的に形成されている。
【0043】これら回動規制部25,25は、図11及
び図12に示すように、初期状態において上記各位置規
制面部7,7より離間しているとともに、上記球状部5
の上記膨出部2内における上記固定板1に対する回動に
よる上記位置規制面部7,7の移動軌跡上に位置してい
る。
【0044】すなわち、上記位置規制面部7,7は、上
記可動部材4が上記固定板1に対して上記締結軸部6の
軸芯回りに回動されると、上記各回動規制部25,25
に当接する。このとき、上記各回動規制部25,25
は、上記可動部材4の上記固定板1に対する上記締結軸
部6の軸芯回りの回動を規制する。
【0045】そして、上記可動部材4は、上記固定板1
に対し、上記締結部6を図11中矢印Yで示す左右方向
に移動させる方向に回動されるときには、上記位置規制
面部7,7を上記各回動規制部25,25に当接させる
までは回動することができる。
【0046】さらに、上記可動部材4は、上記固定板1
に対し、上記締結部6を図11中矢印Xで示す前後方向
に移動させる方向に回動されるときには、上記位置規制
面部7,7を上記各回動規制部25,25に当接させる
ことがないので、これら回動規制部25,25により回
動を規制されることがない。
【0047】なお、上記位置規制面部7及び上記回動規
制部25は、上記球状部5の両側側に設けず、片側のみ
に設けることとしてもよい。
【0048】そして、この表示装置用支持装置は、連結
部材となる連結板8を有している。この連結板8は、合
成樹脂材料により略々平板状に形成され、後面部より後
方側に向けて一体的に突設された連結片部14を有して
いる。この連結片部14は、水平となされた略々平板状
の部分として形成されている。この連結片部14には、
上記膨出部2の上方に突出された締結軸部6が挿通され
る挿通孔15が形成されている。
【0049】上記連結片部14の下面部には、上記膨出
部2の上面部の形状に対応した略々球面状の凹部24が
形成されている。上記挿通孔15は、この凹部24の中
心部に位置している。
【0050】上記連結板8の両側側部分は、表示装置を
移動可能に支持する支持部となる左右一対の支持片部
9,9となされている。
【0051】また、上記連結板8には、掛止部材となる
掛止片部12が一体的に設けられている。この掛止片部
12は、上記連結板8に設けられたコ字状のスリット1
1に囲まれた部分として形成されている。この掛止片部
12は、上方側を上記連結板8に連設され、下端側を遊
端としている。
【0052】そして、上記掛止片部12は、弾性的に変
位することにより、上記連結板8に対して移動可能とな
されている。
【0053】この掛止片部12の下端側には、前方側に
向けて、掛止突条13が突設されている。この掛止突条
13は、上記掛止片部12の下縁部に沿って水平に形成
されている。
【0054】そして、上記挿通孔15に挿通されて上記
連結片部14の上方側に突出された上記締結軸部6の先
端側には、締結部材となる締結ネジ16が取り付けられ
ている。
【0055】この締結ネジ16は、ネジ筒部23を内蔵
して構成されており、このネジ筒部23を上記締結軸部
6の外周に形成されたネジ部に螺入させている。すなわ
ち、この締結ネジ16は、上記締結軸部6に対して回転
されることによって、該締結軸部6の軸方向に移動され
る。
【0056】そして、この締結ネジ16は、図7中に矢
印Dで示すように、回転操作されて上記固定板1側に移
動されることにより、この固定板1の膨出部2と共働し
て、上記連結板8の連結片部14を挟持する。さらに、
上記締結ネジ16を上記固定板1側に締め込むことによ
り、この締結ネジ16は、上記連結板8を上記固定板1
に対して固定させる。
【0057】また、上記締結ネジ16は、上記連結板8
を上記固定板1に対して固定させたときには、上記掛止
片部12の背面部に当接して押圧し、図7中に矢印Eで
示すように、この掛止片部12の下端側を前方側に移動
させる。このとき、上記掛止突条13は、上記連結板8
の前面部よりも前方側に突出した状態となる。
【0058】なお、上記掛止片部12の下端側の背面部
には、上記締結ネジ16が当接するための突条部が形成
されている。
【0059】そして、上記表示装置17の外筐体に設け
られている上記被支持部は、上記連結板8の上記各支持
片部9,9間の間隔に対応する間隔を隔てて互いに平行
に形成された一対のスロット部18,18により構成さ
れている。これらスロット部18,18は、縦方向に形
成され、それぞれ上記外筐体の下方側に対して開放され
ている。また、これらスロット部18,18は、図5に
示すように、互いに対向する内側側に向けて、断面が鈎
状となる形状を有している。
【0060】これらスロット部18,18には、上記各
支持片部9,9が下方側より進入される。このとき、上
記表示装置17は、上記連結板8に対して上記各スロッ
ト部18,18に沿う方向である上下方向に移動可能な
状態で、この連結板8に支持される。そして、上記各支
持片部9,9は、上記各スロット部18,18に保持さ
れて、上記表示装置17の後方側への離間を阻止されて
いる。
【0061】そして、上記各スロット部18,18の間
には、上記掛止片部12に対応する位置となされて、被
掛止部19が形成されている。この被掛止部19は、上
記掛止片部12により掛止されることにより、上記外筐
体の上記支持片部9,9に対する移動を阻止するもので
ある。
【0062】すなわち、上記被掛止部19は、上記掛止
片部12の掛止突条13が嵌入する複数の溝部20を有
している。これら溝部20は、上記各スロット部18,
18が上記各支持片部9,9に対して移動可能な方向、
すなわち、上下方向に直交する方向である水平方向に形
成されている。
【0063】上記掛止変位部12は、上記連結板8に対
して前方側に移動操作されることにより、図8に示すよ
うに、上記掛止突条13を上記各溝部20のうちのいず
れか一に嵌入させ、上記表示装置17の該連結板8に対
する移動を阻止する。すなわち、上記締結ネジ16は、
上記連結板8を上記固定板1に対して固定させたときに
は、上記掛止片部12を前方側に移動操作しているの
で、この掛止片部12の掛止突条13により、上記表示
装置17を該連結板8に対して固定させることとなる。
【0064】このように、上記締結ネジ16を締め込ん
だときには、図7に示すように、上記連結片部14の凹
部24と上記固定板1の膨出部2の上面部とが球面同士
で接触しているので、該連結片部14は、該固定板1に
対して強固に固定される。
【0065】また、上記各溝部20の開き角は、図8中
矢印bで示すように、図8中矢印aで示す上記掛止突条
13の前端側の角度よりも小さくなっている。したがっ
て、上記掛止片部12が前方側に変位されたとき、上記
掛止突条13は、上記溝部20に対して、上面部及び下
面部においてそれぞれ直線状の部分で接触する。そのた
め、この掛止突条13は、上記表示装置17を上記連結
板8に対して確実に固定させる。
【0066】上記締結ネジ16を締め込むとき、上記可
動部材4が、上記締結軸部6の軸芯回りの回動が規制さ
れているため、該締結ネジ16に追従して回動してしま
うことがないので、該締結ネジ16の締め込みが良好に
行える。
【0067】そして、上記締結ネジ16を緩めたときに
は、図9において矢印Fで示すように、この締結ネジ1
6は、上記連結片部14より離間する方向に移動する。
このとき、上記連結片部14は、上記凹部24を上記膨
出部2の上面部に摺接させつつ、また、上記可動部材4
を上記固定板1に対して回動させつつ、該固定板1に対
して前後方向及び左右方向に移動可能となる。
【0068】このとき、上記締結軸部6を前後に移動さ
せる方向の上記可動部材4の回動範囲は、上記透孔3の
大きさによって規制され、図9中矢印eで示すように、
上記固定板1の上記膨出部2に近い側である一側部に向
かう方向の回動角度が、図9中矢印dで示す該固定板1
の該膨出部2に遠い側である他側部に向かう方向の回動
角度よりも大きくなっている。
【0069】これは、上記固定板1に対して上記表示装
置17を前後方向を逆にして取り付けた場合や、該固定
板1を車室内の天井部に固定した場合等において、上記
表示装置17の方向の調整範囲を広げるためである。
【0070】また、上記締結ネジ16を緩めているとき
には、上記表示装置17は、上記連結板8に対して、上
下方向に移動可能となっている。このとき、図10に示
すように、上記掛止突条部13は、上記各溝部20内に
僅かに進入した状態となっている。したがって、このと
き、上記表示装置17は、上記連結板8に対して、自重
等により容易に移動してしまうことがない。また、この
状態で上記表示装置17を上記連結板8に対して移動さ
せるとき、上記掛止突条部13が上記各溝部20の間の
山部に摺接し、いわゆるクリック感が生ずるようになさ
れている。
【0071】このように上記締結ネジ16を緩めた場合
においても、上記掛止片部12の背後には該締結ネジ1
6が位置している。そのため、上記掛止片部12は、上
記連結板8の成型時に生じた形状誤差を有していても、
上記締結ネジ16により矯正されて上記被掛止部19に
対する所定の位置となされ、良好なクリック感を生じさ
せる。
【0072】なお、上記表示装置17は、上記連結板8
に対して移動操作され、高さ調整をなされることによ
り、上記壁面や床面等に上記外筐体を接触させた状態
で、上記固定板1に対して固定されることができる。こ
の場合、上記表示装置17は、上記外筐体の上記壁面等
に対する接触部及び上記一対のスロット部18,18に
より支持されるため、より強固に固定されることができ
る。
【0073】上記表示装置17の位置及び方向が所望の
状態になったときに、上記締結ネジ16を締め込めば、
この表示装置17は、上記固定板1に対して固定され
る。
【0074】なお、本発明に係る表示装置用支持装置に
おいて、上記位置規制部及び上記回動規制部は、上述し
た例に限定されることなく、図13及び図14に示すよ
うに、上記可動部材4の球状部5に位置規制部となる位
置規制穴部27を設け、上記固定板1側に回動規制部と
なる回動規制棒28を設けることとしてもよい。この回
動規制棒28は、上記位置規制穴部27内に嵌入されて
いる。
【0075】この場合においても、上記可動部材4は、
上記固定板1に対し、上記締結軸部6の軸回りの回動を
規制されるとともに、図13に示すように、この締結軸
部6を互いに直交する2方向、すなわち、図11中矢印
X及び矢印Yで示す水平2方向に移動させる2軸方向に
回動可能に支持される。
【0076】上記回動規制棒28は、初期状態において
上記位置規制穴部27の内壁より離間しているととも
に、上記球状部5の上記膨出部2内における上記固定板
1に対する回動による上記位置規制穴部27の移動軌跡
上に位置している。
【0077】すなわち、上記位置規制穴部27は、上記
可動部材4が上記固定板1に対して上記締結軸部6の軸
芯回りに回動されると、上記回動規制棒28に内壁部を
当接させる。このとき、上記回動規制棒28は、上記可
動部材4の上記固定板1に対する上記締結軸部6の軸芯
回りの回動を規制する。
【0078】そして、上記可動部材4は、上記固定板1
に対し、上記締結部6を図13中矢印Yで示す左右方向
に移動させる方向に回動されるときには、上記位置規制
穴部27の内壁部を上記回動規制棒28に当接させるま
では回動することができる。さらに、上記可動部材4
は、上記固定板1に対し、上記締結部6を図13中矢印
Xで示す前後方向に移動させる方向に回動されるときに
は、上記位置規制穴部27の内壁部を上記回動規制棒2
8に当接させることがないので、この回動規制棒28に
より回動を規制されることがない。
【0079】また、上記位置規制部及び上記回動規制部
は、図15及び図16に示すように、上記可動部材4の
球状部5に位置規制部となる位置規制ピン29を突設
し、上記固定板1側に回動規制部となる回動規制孔30
を設けることとしてもよい。この回動規制孔30には、
上記位置規制ピン29が嵌入されている。
【0080】この場合においても、上記可動部材4は、
上記固定板1に対し、上記締結軸部6の軸回りの回動を
規制されるとともに、図15に示すように、この締結軸
部6を互いに直交する2方向、すなわち、図11中矢印
X及び矢印Yで示す水平2方向に移動させる2軸方向に
回動可能に支持される。
【0081】上記回動規制孔30の内壁部は、初期状態
において上記位置規制ピン29より離間しており、上記
球状部5の上記膨出部2内における上記固定板1に対す
る回動による該位置規制ピン29の移動軌跡上に位置し
ている。
【0082】すなわち、上記位置規制ピン29は、上記
可動部材4が上記固定板1に対して上記締結軸部6の軸
芯回りに回動されると、上記回動規制孔30の内壁部に
当接する。このとき、上記回動規制孔30は、上記可動
部材4の上記固定板1に対する上記締結軸部6の軸芯回
りの回動を規制する。
【0083】そして、上記可動部材4は、上記固定板1
に対し、上記締結部6を図15中矢印Yで示す左右方向
に移動させる方向に回動されるときには、上記位置規制
ピン29を上記回動規制孔30の内壁部に当接させるま
では回動することができる。さらに、上記可動部材4
は、上記固定板1に対し、上記締結部6を図15中矢印
Xで示す前後方向に移動させる方向に回動されるときに
は、上記位置規制ピン29を上記回動規制孔30の内壁
部に当接させることがないので、この回動規制孔30に
より回動を規制されることがない。
【0084】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る表示装置用
支持装置においては、可動部材の締結軸部に取り付けら
れた締結部材は、固定部材側に移動されて該固定部材と
共働して連結部材を挟持しこの連結部材を該固定部材に
対して固定させたときには、該連結部材の掛止部材を移
動操作し、この掛止部材により、該連結部材の支持部に
より移動可能に支持された表示装置を該連結部材に対し
て固定させる。
【0085】したがって、この表示装置用支持装置にお
いては、該締結部材に対する操作のみにより、上記表示
装置を固定することができる。
【0086】また、上記表示装置用支持装置において、
上記締結部材は、上記締結軸部に形成されたネジ部に対
して螺入されこの締結軸部に対して回転されることによ
って該締結軸部の軸方向に移動されるものとし、上記可
動部材は、上記固定部材に対し該締結軸部の軸回りの回
動を規制されるとともにこの締結軸部を互いに直交する
2方向に移動させる2軸方向に回動可能に支持されてい
ることとした場合には、上記締結部材を上記締結軸部に
対して回転操作することのみによって、上記表示装置の
上記支持部に対する移動及び該支持軸の2軸方向の回動
をそれぞれ阻止することができる。また、上記締結部材
を回転操作するとき、上記締結軸部がこの締結部材に追
従して回転してしまうことがなく、該締結部材の該締結
軸部に対する移動操作が円滑に行える。
【0087】さらに、上記表示装置用支持装置におい
て、上記可動部材は、上記締結軸部に連設された球状部
とこの球状部に設けられた位置規制部とを有し該球状部
の中心を回動中心として固定部材により支持されたもの
とし、上記固定部材は、該球状部のこの固定部材に対す
る回動による該位置規制部の移動軌跡上に位置させた回
動規制部を有し、この回動規制部は、該可動部材の該固
定部材に対する該締結軸部の軸回りの回動を規制してい
ることとした場合には、上記締結部材を回転操作すると
きに上記締結軸部がこの締結部材に追従して回転してし
まうことを確実に防止することができる。
【0088】また、この表示装置用支持装置において
は、上記表示装置に対して外方側より衝撃が加わったと
き、この衝撃は、上記連結部材を介して、上記固定部材
及び上記締結部材に分散されて伝幡される。そのため、
外方側よりの衝撃により上記締結軸部に穿断応力が加わ
ることがなく、この衝撃により該締結軸部が破断する虞
れがない。さらに、外方側よりの衝撃によっては、上記
締結軸部よりも先に上記連結部材が破損するので、破損
しても人体に対して危険を及ぼすことがない。
【0089】そして、この表示装置用支持装置は、構成
部品の多くを合成樹脂材料により一体的に形成すること
ができるので、部品点数の削減及び軽量化を図ることが
できる。
【0090】すなわち、本発明は、簡単な操作により高
さ及び方向を調整した後の表示装置を確実に固定するこ
とができ、強い衝撃に耐え得るとともに衝撃により破損
しても人体に対して危険を及ぼすことがなく、さらに、
部品点数の削減や軽量化が可能となされた表示装置用支
持装置を提供することができるものである。
【0091】そして、本発明に係る表示装置において
は、表示装置用支持装置の支持部により移動可能に支持
される被支持部が外側側に設けられた外筐体の外側部に
設けられ該表示装置用支持装置の掛止部材により掛止さ
れることにより該外筐体の該支持部に対する移動を阻止
する被掛止部は、該被支持部が該支持部に対して移動可
能な方向に直交する方向に形成され該掛止部材が嵌入す
る複数の溝部を有している。
【0092】したがって、この表示装置においては、複
数の位置のいずれかの位置において、上記外筐体を上記
表示装置用支持装置の支持部に対して固定させることが
できる。
【0093】すなわち、本発明は、上記表示装置用支持
装置により良好に支持されるように構成された表示装置
を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置用支持装置及び表示装置
の構成を示す分解斜視図である。
【図2】上記表示装置の構成を示す斜視図である。
【図3】上記表示装置用支持装置及び表示装置の構成を
示す側面図である。
【図4】上記表示装置用支持装置及び表示装置の構成を
示す背面図である。
【図5】上記表示装置用支持装置及び表示装置の構成を
図4中のC−C部を破断して示す平面図である。
【図6】上記表示装置用支持装置及び表示装置の構成を
図5中のB−B部を破断して示す背面図である。
【図7】上記表示装置用支持装置及び表示装置の構成を
図4中のA−A部を破断して示す側面図である。
【図8】上記表示装置用支持装置及び表示装置の要部と
なる掛止部及び被掛止部の構成を示す要部拡大縦断面図
である。
【図9】上記表示装置用支持装置及び表示装置において
締結ネジが緩められた状態を図4中のA−A部を破断し
て示す側面図である。
【図10】上記締結ネジが緩められた状態における上記
掛止部及び上記被掛止部の構成を示す要部拡大縦断面図
である。
【図11】上記表示装置用支持装置の位置規制部の形状
及びこの可動部材が回動可能な方向を示す斜視図であ
る。
【図12】上記可動部材及びこの可動部材の回動を規制
する回動規制部の構成を一部を破断して示す平面図であ
る。
【図13】上記表示装置用支持装置の位置規制部の形状
の他の例及びこの可動部材が回動可能な方向を示す斜視
図である。
【図14】上記可動部材及びこの可動部材の回動を規制
する回動規制部の構成の他の例を一部を破断して示す平
面図である。
【図15】上記表示装置用支持装置の位置規制部の形状
のさらに他の例及びこの可動部材が回動可能な方向を示
す斜視図である。
【図16】上記可動部材及びこの可動部材の回動を規制
する回動規制部の構成のさらに他の例を一部を破断して
示す平面図である。
【図17】従来の表示装置用支持装置及びこの表示装置
用支持装置に支持される従来の表示装置の要部の構成を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 固定板 4 可動部材 5 球状部 6 締結軸部 7 位置規制面部 8 連結板 9,9 支持片部 12 掛止片部 15 挿通孔 16 締結ネジ 17 表示装置 18,18 スロット部 19 被掛止部 20 複数の溝部 25 回動規制部 27 位置規制穴部 28 回動規制棒 29 位置規制ピン 30 回動規制孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と、 締結軸部を有し、上記固定部材により回動可能に支持さ
    れ、該固定部材に対して回動されることにより該締結軸
    部を移動させる可動部材と、 上記締結軸部が挿通される挿通孔を有する連結部材と、 上記連結部材上に設けられ、表示装置を移動可能に支持
    する支持部と、 上記連結部材上に移動可能に設けられ、移動操作される
    ことにより上記表示装置の該連結部材に対する移動を阻
    止する掛止部材と、 上記締結軸部にこの締結軸部の軸方向に移動可能に取り
    付けられ、該締結軸部の軸に沿って上記固定部材側に移
    動されることにより、該固定部材と共働して上記連結部
    材を挟持し、この連結部材を該固定部に対して固定させ
    る締結部材とを備え、 上記締結部材は、上記連結部材を上記固定部材に対して
    固定させたときには、上記掛止部材を移動操作し、この
    掛止部材により、上記表示装置を該連結部材に対して固
    定させることとなされた表示装置用支持装置。
  2. 【請求項2】 締結部材は、締結軸部に形成されたネジ
    部に対して螺入され、この締結軸部に対して回転される
    ことによって該締結軸部の軸方向に移動されるものであ
    って、 可動部材は、固定部材に対し、締結軸部の軸回りの回動
    を規制されるとともにこの締結軸部を互いに直交する2
    方向に移動させる2軸方向に回動可能に支持されている
    請求項1記載の表示装置用支持装置。
  3. 【請求項3】 可動部材は、締結軸部に連設された球状
    部と、この球状部に設けられた位置規制部とを有し、該
    球状部の中心を回動中心として固定部材により支持さ
    れ、 固定部材は、上記球状部のこの固定部材に対する回動に
    よる上記位置規制部の移動軌跡上に位置させた回動規制
    部を有し、 上記回動規制部は、上記可動部材の上記固定部材に対す
    る上記締結軸部の軸回りの回動を規制している請求項2
    記載の表示装置用支持装置。
  4. 【請求項4】 外筐体と、 上記外筐体の外側部に設けられ、表示装置用支持装置の
    支持部により移動可能に支持される被支持部と、 上記外筐体の外側部に設けられ、上記表示装置用支持装
    置の掛止部材により掛止されることにより該外筐体の上
    記支持部に対する移動を阻止する被掛止部とを備え、 上記被掛止部は、上記被支持部が上記支持部に対して移
    動可能な方向に直交する方向に形成され上記掛止部材が
    嵌入する複数の溝部を有していることとなされた表示装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100344800B1 (ko) * 1999-12-10 2002-07-20 엘지전자주식회사 영상표시기기의 시야각 조정장치
EP1792783A1 (en) * 2005-11-30 2007-06-06 Cnh U.K. Limited Display screen mounting.
JP2014121935A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Yupiteru Corp 車載機器の支持装置
CN109398246A (zh) * 2017-08-15 2019-03-01 比亚迪股份有限公司 车载显示屏及汽车
JP2020025222A (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 シャープ株式会社 スイベル機構およびディスプレイ装置

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