JP2003330695A - 画像形成装置および中央管理装置 - Google Patents

画像形成装置および中央管理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換が必要な部品あるいは消耗品のみを正確
且つ確実に自動発注できるようにする。 【解決手段】 各画像形成装置Pはそれぞれ、自装置あ
るいは自装置を購入した顧客に関する固有情報をメモリ
に記憶し、画像形成に係わる部品に異常が発生した時,
その部品が寿命に達した時,あるいは画像形成に係わる
消耗品の消費量が予め設定された閾値を越えた時に、そ
の部品あるいはその消耗品の交換を促す警告を発生し、
交換用の部品あるいは消耗品の発注内容が入力された場
合に、その発注内容をメモリに記憶されている固有情報
と共に通信コントロール装置Rおよび公衆回線網N経由
で中央管理装置Qへ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置管
理システム(画像形成装置サービスシステム)を構成す
るデジタル複写機,ファクシミリ装置,プリンタ等の画
像形成装置およびその画像形成装置を通信回線を介して
遠隔管理する中央管理装置に関し、特に画像形成装置の
画像形成に係わる部品あるいは消耗品(サプライ)の発
注に係わる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機,ファクシミリ装置,プリンタ等
の画像形成装置が多用されているが、これらには画像形
成に関わる用紙(転写紙)やトナーなどの消耗品の補給
又は交換を必要とする。その消耗品は、必要に応じて使
用者が自ら発注する必要がある。一般に、トナーはトナ
ーボトルに収容されており、トナー消費量が予め設定さ
れた閾値を越えた時(トナー残量が予め設定された閾値
に達した時)に、その旨を示す警告情報が操作表示部上
に表示されるため、使用者(ユーザ)はその表示を見て
トナーボトルを交換するようにしている。また、用紙は
給紙カセット(給紙トレイ)に収納されており、用紙消
費量(用紙消費枚数)が予め設定された閾値を越えた時
(用紙残量が予め設定された閾値に達した時)又は用紙
がなくなった時に、その旨を示す警告情報が操作表示部
上に表示されるため、使用者はその表示を見て用紙束を
給紙カセットに補給するようにしている。このように、
消耗品については、その種類によって消耗品の交換又は
補給というが、説明の都合上、消耗品の補給を消耗品の
交換ともいう。
【0003】一方、画像形成に係わる特定の部品(ユニ
ットを含むものとする)によっては、その部品に異常が
発生した時やその部品が寿命に達した時に、使用者が自
らその部品を発注して交換する必要がある。それらの交
換用の部品又は消耗品を発注する際には、電話やFAX
(ファクシミリ装置)で必要な部品や消耗品の品名,数
量等の発注内容を発注先に連絡して注文していた。その
ため、取扱説明書に記載されている仕様(又は型番)を
調べる作業や、発注先の電話番号を確認するなどの作業
が必要であった。また、例えばトナーと言っても、画像
形成装置の種類によって専用のものが指定されており、
万一間違ったものを発注してしまった場合、発注元およ
び発注先の双方に無駄な作業が発生してしまうという不
都合があった。そこで、上述のような不都合を解消する
ために、例えば消耗品の残量(消費量)を検出し、その
検出結果に基づいて消耗品を自動的に発注するようにし
た画像形成装置が提案されている(例えば特開平10−
301451号公報および特開2001−331069
号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動発注を行う画像形成装置では、消耗品の残量等
を万一誤検出した場合でも、それを認識できずに、重複
発注などの誤発注を行ってしまう可能性があり、不必要
に在庫を抱えてしまうことがあった。この発明は上記の
点に鑑みてなされたものであり、上記のような画像形成
装置において、交換が必要な部品あるいは消耗品のみを
正確且つ確実に自動発注できるようにすることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、次の画像形成装置および中央管理装置
を提供する。請求項1の発明による画像形成装置は、中
央管理装置と通信回線を介して通信する通信手段を有す
る画像形成装置であって、当該画像形成装置あるいは該
装置を購入した顧客に関する固有情報を記憶する固有情
報記憶手段と、画像形成に係わる部品に異常が発生した
時,該部品が寿命に達した時,あるいは画像形成に係わ
る消耗品の消費量が予め設定された閾値を越えた時に、
上記部品あるいは上記消耗品の交換を促す警告を発生す
る交換警告手段と、交換用の部品あるいは消耗品の発注
内容を入力させるための発注内容入力手段と、該手段に
よって交換用の部品あるいは消耗品の発注内容が入力さ
れた場合に、その発注内容を上記固有情報記憶手段に記
憶されている固有情報と共に上記通信手段により上記中
央管理装置へ送信させる発注内容送信手段とを設けたも
のである。
【0006】請求項2の発明による画像形成装置は、請
求項1の画像形成装置において、上記交換警告手段によ
って上記警告が発生した場合にのみ、上記発注内容入力
手段を有効にする発注入力有効化手段を設けたものであ
る。請求項3の発明による画像形成装置は、請求項2の
画像形成装置において、上記発注内容送信手段によって
送信済みの過去の発注内容を示す発注履歴情報を記憶す
る発注履歴記憶手段と、上記発注入力有効化手段によっ
て上記発注内容入力手段が有効になった場合に、上記発
注履歴記憶手段に記憶されている発注履歴情報を報知す
る発注履歴報知手段とを設けたものである。請求項4の
発明による画像形成装置は、請求項3の画像形成装置に
おいて、上記発注履歴報知手段を、上記発注履歴記憶手
段に記憶されている発注履歴情報を表示する手段とした
ものである。
【0007】請求項5の発明による画像形成装置は、請
求項3の画像形成装置において、上記発注履歴報知手段
を、上記発注履歴記憶手段に記憶されている発注履歴情
報を用紙上に画像形成する手段としたものである。請求
項6の発明による画像形成装置は、請求項3の画像形成
装置において、パーソナルコンピュータ等の端末装置と
通信する他の通信手段を設け、上記発注履歴報知手段
を、上記発注履歴記憶手段に記憶されている発注履歴情
報を上記他の通信手段により上記端末装置へ送信させる
手段としたものである。請求項7の発明による画像形成
装置は、請求項2〜6のいずれかの画像形成装置におい
て、上記発注内容入力手段による前回の発注内容入力時
点と今回の発注内容入力時点との間隔である発注間隔を
算出する発注間隔算出手段と、上記発注入力有効化手段
によって上記発注内容入力手段が有効になった場合に、
上記発注間隔算出手段によって算出された発注間隔が予
め設定された所定値内かどうかをチェックする発注間隔
チェック手段と、該手段によって算出された発注間隔が
上記所定値内であると判断した場合に、重複発注になる
可能性があることを示す警告を発生する重複発注警告手
段とを設けたものである。。
【0008】請求項8の発明による画像形成装置は、請
求項7の画像形成装置において、上記発注間隔算出手段
を、上記発注内容入力手段による前回の発注内容入力時
点から今回の発注内容入力時点までの経過時間を算出す
る手段としたものである。請求項9の発明による画像形
成装置は、請求項7の画像形成装置において、上記発注
間隔算出手段を、上記発注内容入力手段による前回の発
注内容入力時点から今回の発注内容入力時点までの画像
形成枚数を算出する手段としたものである。請求項10
の発明による画像形成装置は、請求1〜9のいずれかの
画像形成装置において、画像形成に係わる部品あるいは
消耗品の仕様情報を記憶する仕様情報記憶手段を設け、
上記発注内容送信手段を、上記発注内容入力手段によっ
て交換用の部品あるいは消耗品の発注内容が入力された
場合に、その交換用の部品あるいは消耗品の仕様情報を
上記仕様情報記憶手段から取得し、上記発注内容を上記
固有情報記憶手段に記憶されている固有情報および上記
取得した仕様情報と共に上記通信手段により上記中央管
理装置へ送信させる手段としたものである。
【0009】請求項11の発明による画像形成装置は、
請求項10の画像形成装置において、上記中央管理装置
から画像形成に係わる部品あるいは消耗品の更新後の仕
様情報を受信した場合に、該仕様情報に合わせて上記仕
様情報記憶手段に記憶されている上記仕様情報を更新す
る仕様情報更新手段を設けたものである。請求項12の
発明による画像形成装置は、請求項1〜11のいずれか
の画像形成装置において、上記発注内容送信手段による
上記中央管理装置への発注内容の送信に対して、該中央
管理装置から該発注内容を受け付けた旨を示す応答情報
を受信した場合に、該応答情報を報知する応答情報報知
手段を設けたものである。。なお、上記応答情報報知手
段を、上記応答情報を表示又は用紙上に画像形成する手
段としてもよい。あるいは、パーソナルコンピュータ等
の端末装置と通信する他の通信手段を設け、上記応答情
報報知手段を、上記応答情報を上記他の通信手段により
上記端末装置へ送信させる手段としてもよい。
【0010】請求項13の発明による中央管理装置は、
請求項11の画像形成装置と通信回線を介して通信する
通信手段を有する中央管理装置であって、上記画像形成
装置の画像形成に係わる部品あるいは消耗品の仕様情報
を記憶する仕様情報記憶手段と、該手段に記憶されてい
る上記仕様情報を更新する仕様情報更新手段と、該手段
によって上記仕様情報が更新になった場合に、その更新
後の仕様情報を上記画像形成装置へ送信する仕様情報送
信手段とを設けたものである。
【0011】請求項14の発明による中央管理装置は、
請求項13の中央管理装置において、上記仕様情報送信
手段に、上記画像形成装置から上記発注内容を上記固有
情報および上記仕様情報と共に受信した場合に、該固有
情報に基づいて該仕様情報と上記仕様情報記憶手段に記
憶されている対応する仕様情報とを照合して両仕様情報
が一致するか否かをチェックする仕様情報チェック手段
と、該手段によって前記画像形成装置から受信した仕様
情報と前記仕様情報記憶手段に記憶されている対応する
仕様情報とが異なると判断した場合に、該仕様情報を更
新後の仕様情報として上記発注内容の送信元へ送信する
手段とを設けたものである。
【0012】請求項15の発明による中央管理装置は、
請求項12の画像形成装置と通信回線を介して通信する
通信手段を有する中央管理装置であって、上記画像形成
装置から上記発注内容を上記固有情報と共に受信した場
合に、該固有情報に基づいて該発注内容の送信元へ該発
注内容を受け付けた旨を示す応答情報を送信する応答情
報送信手段を設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明による
画像形成装置管理システムを構成する画像形成装置の一
実施形態であるデジタル複写機の機構部の一例を示す概
略構成図である。このデジタル複写機は、複写機本体の
上部に自動原稿給送装置(以下「ADF」という)1を
搭載し、側部に後処理装置であるフィニシャ100を接
続している。複写機本体の手前側上面には、図3に示す
操作表示部30を備えている。
【0014】まず、このデジタル複写機によるコピー動
作(複写動作)について説明する。このデジタル複写機
において、ADF1の原稿台2に画像面を上にして置か
れた原稿束は、コピーモード時に操作表示部30上のプ
リントキー(スタートキー)34が押下されると、一番
下の原稿から1枚ずつ順次給送ローラ3および給送ベル
ト4によってコンタクトガラス6上に給送され、所定の
位置にセットされる。そのセットされた原稿は、画像読
取手段であるスキャナ(読み取りユニット)50によっ
て画像が読み取られ、その読み取りが終了した後、給送
ベルト4および排送ローラ5によって排出される。
【0015】ここで、1枚の原稿画像の読み取りが終了
する毎に、原稿セット検知センサ7にて原稿台2上に次
の原稿があるかないかを検知し、あればその原稿を前の
原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送し、以後上述
と同様の動作を行う。なお、給送ローラ3,給送ベルト
4,排送ローラ5は図示しない共通のモータによって駆
動される。
【0016】第1給紙トレイ8,第2給紙トレイ9,第
3給紙トレイ10に積載された転写紙(用紙)は、それ
ぞれ第1給紙装置11,第2給紙装置12,第3給紙装
置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって
感光体ドラム15に当接する位置まで搬送される。実際
には、各給紙トレイ8〜10のうちのいずれか1つが選
択され、そこから転写紙が給紙される。スキャナ50に
よる原稿画像の読み取りによって入力された画像データ
(画像情報)はそのまま、あるいは画像記憶手段を構成
する図5の画像メモリ66に一旦記憶させた後、画像印
刷手段(画像形成手段)を構成するプリンタ80内の書
き込みユニット57に送られ、その書き込みユニット5
7によりレーザビームとして感光体ドラム15の予め帯
電された面(図示しない帯電器によって帯電される)上
に書き込まれ、その部分が現像ユニット27を通過する
ことにより、そこにトナー画像が形成される。
【0017】そして、選択された給紙トレイから給紙さ
れた転写紙は感光体ドラム15の回転と等速で搬送ベル
ト(転写ベルト)16によって搬送されながら、一方の
面に感光体ドラム15上のトナー画像が転写され、その
トナー画像が定着ユニット17によって熱定着される。
その後、その転写紙は片面コピーモード時には排紙ユニ
ット18によって後処理装置であるフィニシャ100に
搬送される。このとき、例えばフェースダウン(転写紙
をページ順に揃えるため画像面を下向きにする)排紙の
ために、一方の面にトナー画像が形成された転写紙を反
転したい場合、その転写紙は排紙ユニット18により両
面入紙搬送路113に搬送され、反転ユニット112で
スイッチバック反転された後、反転排紙搬送路114を
通ってフィニシャ100に搬送される。
【0018】フィニシャ100では、複写機本体から送
られてくる一方の面にトナー画像が形成された転写紙、
つまり片面コピー済みの転写紙は、分岐偏向板101に
よりスタッカ搬送ローラ(通常排紙ローラ)102側又
はステープラ搬送ローラ105側へ選択的に導かれる。
すなわち、分岐偏向板101が上向きに切り替えられて
いる場合には、複写機本体からの転写紙をスタッカ搬送
ローラ102およびスタッカ排紙ローラ103を経由し
てスタッカトレイ(通常排紙トレイ)104に排出する
ことができる。スタッカトレイ104は前後方向に移動
可能な排紙トレイであり、原稿毎あるいは画像メモリ6
6を用いてソーティングされたコピー部毎に前後に移動
し、排出される転写紙(コピー紙)を簡易的に仕分けす
るものである。
【0019】分岐偏向板101が下向きに切り替えられ
ている場合には、複写機本体から送られてくる片面コピ
ー済みの転写紙をステープラ搬送ローラ105およびス
テープラ排紙ローラ107を経由してステープルトレイ
108に排出することができる。ステープルトレイ10
8上では、転写紙が1枚排出される毎に、その端部揃え
用のジョガー(落下ストッパ)109によって揃えら
れ、1部のコピー完了によりステープラ106によって
綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群
は、自重によってステープル完了排紙トレイ(落下トレ
イ)110に落下して、そこに収納される。
【0020】一方、両面コピーモード時には、一方の面
にトナー画像が形成された転写紙(片面コピー済みの転
写紙)は排紙ユニット18により両面入紙搬送路113
に搬送され、反転ユニット112でスイッチバック反転
された後、両面搬送ユニット111に送られる。両面搬
送ユニット111に送られた転写紙は、再び感光体ドラ
ム15に作像されたトナー画像を転写するために、両面
搬送ユニット111から再給紙され、再度縦搬送ユニッ
ト14によって感光体ドラム15に当接する位置まで搬
送されて、他方の面にトナー画像が転写された後、定着
ユニット17によってトナー画像が定着され、排紙ユニ
ット18によってフィニシャ100に搬送され、以後上
述と同様の動作が行われる。
【0021】なお、感光体ドラム15,搬送ベルト1
6,定着ユニット17,排紙ユニット18,現像ユニッ
ト27は図示しないメインモータによって駆動され、各
給紙装置11〜13はメインモータの駆動が各々給紙ク
ラッチにより伝達されて駆動される。縦搬送ユニット1
4は、メインモータの駆動が中間クラッチによって伝達
されて駆動される。また、上述した書き込みユニット5
7を含む画像形成処理用の各部が図5のプリンタ80を
構成している。
【0022】図3は、このデジタル複写機の複写機本体
に設けられた操作表示部30の構成例を示すレイアウト
図である。この操作表示部30は、液晶タッチパネル3
1,テンキー32,クリア/ストップキー33,プリン
トキー34,モードクリアキー35,および初期設定キ
ー36を備えている。液晶タッチパネル31は、液晶デ
ィスプレイの表面にタッチパネルを備えており、各種機
能キーや部数、機械の状態を示すメッセージ、および画
像形成に係わる交換用の部品あるいは消耗品の発注内容
を入力させるための情報やキーなどを表示することがで
きる。よって、液晶タッチパネル31は、発注内容入力
手段としての機能を果たす。
【0023】テンキー32は、印刷部数(コピー枚数)
や倍率等の数値を入力するためのキーである。クリア/
ストップキー33は、置数(印刷部数)をクリアした
り、実行中の動作(読み取り動作又は印刷動作)をスト
ップさせたりするためのキーである。プリントキー34
は、コピー動作の開始を指示するためのキーである。モ
ードクリアキー35は、設定した全てのモードの内容を
取り消すためのキーである。初期設定キー36は、機械
の初期状態を任意にカスタマイズする際に使用するキー
であり、この実施形態ではそのキーの押下によって液晶
タッチパネル31に初期設定メニュー画面を表示するこ
とができる。
【0024】図4は、液晶タッチパネル31に電源投入
時に表示される操作画面の一例を示す図である。オペレ
ータ(ユーザ)が、液晶タッチパネル31に表示されて
いる操作画面中のいずれかの機能キーにタッチすること
により、その機能キーの枠内に表示されている機能(モ
ード)が選択され、その白黒表示が反転する(図4では
斜線を施して示す)。また、機能の詳細を指定しなけれ
ばならない場合(例えば変倍であれば変倍値等)は、そ
の機能キーにタッチすることにより、詳細な機能の設定
用操作画面が表示される。液晶タッチパネル31は、ド
ット表示器を使用しているため、その時の最適な表示を
グラフィカルに行うことが可能である。
【0025】図4に示す操作画面において、左上側には
「コピーできます」「お待ちください」等のメッセージ
を表示するためのメッセージエリアが設けられており、
その右側に、セットされたコピー枚数(印刷部数)を表
示するためのコピー枚数表示部が、メッセージエリアの
下側に、画像濃度の自動調整を指定(設定)するための
自動濃度キー[自動濃度]、転写紙の自動選択を指定す
るための自動用紙選択キー[自動用紙選択]、コピー倍
率として等倍を指定するための等倍キー[等倍]が並ん
で表示されている。
【0026】さらに、下から2段目に右側から、コピー
(コピー済み転写紙)を一部ずつページ順にそろえる処
理を指定するためのソートキー[ソート]、コピーをペ
ージ毎に仕分けする処理を指定するためのスタックキー
[スタック]、ソート処理されたものを一部ずつ綴じる
処理を指定するためのステープルキー[ステープル]が
並んで表示されている。そして、1番下に右側から、コ
ピー倍率として拡大/縮小倍率を指定するための変倍キ
ー[変倍]、原稿の表裏面の各画像又は2枚の原稿の各
画像を転写紙の表裏両面にコピーする両面モードあるい
は原稿の表裏面の各画像を2枚の転写紙に分割してコピ
ーする分割モードを指定するための両面/分割キー[両
面/分割]、複数枚(複数ページ)の原稿の画像を1枚
の転写紙に集約してコピーする集約コピーモードを指定
するための集約キー[集約]、スタンプや日付やページ
等の印字を指定するための印字キー[印字]がそれぞれ
表示されている。
【0027】次に、図2を用い、スキャナ50によって
原稿の画像を読み取り、その画像データに対応する静電
潜像を感光体ドラム15の表面に形成するまでの動作を
説明する。なお、静電潜像とは感光体ドラム15の表面
(帯電器によって帯電された面)に画像データをレーザ
ビームによって書き込むことにより生じる電位分布のこ
とである。
【0028】スキャナ50は、原稿を載置するコンタク
トガラス6と光学走査系とによって構成されており、光
学走査系は露光ランプ51,第1ミラー52,レンズ5
3,CCDイメージセンサ54等で構成されている。露
光ランプ51および第1ミラー52は図示しない第1キ
ャリッジ上に固定され、第2ミラー55および第3ミラ
ー56は図示しない第2キャリッジ上に固定されてい
る。原稿の画像を読み取るときには、光路長が変わらな
いように、第1キャリッジと第2キャリッジとが2対1
の相対速度で機械的に走査される。光学走査系は、図示
しないスキャナ駆動モータを含む駆動部によって駆動さ
れる。
【0029】スキャナ50は、原稿の画像を光学的に読
み取って電気信号に変換する(原稿の画像データを読み
取る)。すなわち、光学走査系の露光ランプ51によっ
て原稿の画像面を照明し、その画像面からの反射光像を
第1ミラー52,第2ミラー55,第3ミラー56,レ
ンズ53を介してCCDイメージセンサ54の受光面に
結像させ、そのCCDイメージセンサ54によって電気
信号に変換する。このとき、レンズ53およびCCDイ
メージセンサ54を図2の左右方向に移動させることに
より、原稿の給送方向の画像読み取り倍率が変わる。つ
まり、予め指定(設定)されたコピー倍率に対応してレ
ンズ53およびCCDイメージセンサ54の左右方向の
位置が設定される。
【0030】書き込みユニット57は、レーザ出力ユニ
ット58,結像レンズ59,ミラー60等で構成され、
レーザ出力ユニット58の内部にはレーザ光源であるレ
ーザダイオードおよびモータによって高速で定速回転す
るポリゴンミラー(回転多面鏡)を備えている。レーザ
出力ユニット58より照射されるレーザビームは、定速
回転するポリゴンミラーで偏向され、結像レンズ59を
通り、ミラー60で折り返され、感光体ドラム15の帯
電面に集光されて結像される。
【0031】すなわち、ポリゴンミラーで偏向されたレ
ーザビームは感光体ドラム15が回転する方向と直交す
る方向(主走査方向)に露光走査され、図5に示す画像
処理ユニットより出力される画像データ(画像信号)の
ライン単位の書き込みを行う。感光体ドラム15の回転
速度と走査密度(記録密度)に対応する所定の周期で主
走査を繰り返すことにより、感光体ドラム15の帯電面
に静電潜像(静電画像)が形成される。なお、感光体ド
ラム15上を走査する直前のレーザビームは図示しない
同期検知センサによって検知される。そして、図示しな
いレーザ書込制御部が同期検知センサから出力される主
走査同期信号を用い、1走査毎にレーザダイオードの点
灯開始タイミングおよび画像データの入出力を行うため
の制御信号の生成を行う。
【0032】図5は、このデジタル複写機における画像
処理ユニット(IPU)の構成例を示すブロック図であ
る。原稿面からの反射光像(画像)はCCDイメージセ
ンサ54によって受光され、電気信号としての画像デー
タに変換され(光電変換され)、更にA/Dコンバータ
61によってアナログ値からデジタル値(2値又は多値
のデジタル信号)に変換され、量子化される。デジタル
値に変換された画像データは、シェーディング補正部6
2によってシェーディング補正がなされた後、画像処理
部63によってMTF補正およびγ補正等の画像処理が
なされる。
【0033】なお、シェーディング補正とは、原稿面を
照明する露光ランプ51(光源)の照明ムラや、CCD
イメージセンサ54の感度のバラツキを補正することで
ある。MTF補正とは光学系によるボケを補正すること
であり、γ補正とはCCDイメージセンサ54の感度の
非直線性を補正することである。
【0034】セレクタ64は、画像データの送り先を切
り替えるものであり、画像処理部63からの画像データ
を変倍部71又はメモリコントローラ65へ選択的に送
出する。セレクタ64とメモリコントローラ65との間
は、双方向に画像データを入出力可能な構成となってい
る。変倍部71は、セレクタ64からの画像データを予
め設定された変倍率(コピー倍率)に合わせて変倍処理
(拡大処理又は縮小処理)し、プリンタ80の書き込み
ユニット57へ出力する。ここでの変倍率は、原稿の幅
方向(原稿の給送方向と直交する方向)の変倍率とな
る。なお、この変倍部71が、原稿の幅方向と給送方向
の変倍率に合わせてセレクタ64からの画像データ(ス
キャナ50側から入力される画像データ)を変倍するこ
ともできる。
【0035】CPU68は中央処理装置であり、メモリ
コントローラ65によって画像メモリ66に対する画像
データの書き込みおよび読み出しを行わせたり、スキャ
ナ50および書き込みユニット57の制御を行うなど、
このデジタル複写機全体を統括的に制御する。ROM6
9は読み出し専用のメモリであり、CPU68を動作さ
せるための制御プログラムを含む各種固定データを記憶
している。RAM70は読み書き可能なメモリであり、
固有情報,仕様情報,履歴情報を含む各種情報を記憶す
る。このRAM70は、図示しない電池によってバック
アップされている。
【0036】固有情報としては、このデジタル複写機お
よびそれを購入した顧客に関する固有情報、つまりこの
デジタル複写機を識別する情報(機種機番,製造番号
等)、このデジタル複写機を購入した顧客先を識別する
情報(顧客名,顧客ID等)、このデジタル複写機の納
入年月日,納入場所(画像形成に係わる部品又は消耗品
の配送先)、このデジタル複写機を購入した顧客先の連
絡先(住所,電話番号等)、このデジタル複写機の管理
担当者名がある。仕様情報としては、このデジタル複写
機の画像形成に係わる各種部品および消耗品の仕様情報
(品種,品番,型番等を含むものとする)がある。履歴
情報としては、このデジタル複写機で過去に発生した異
常の内容を示す異常履歴情報や、交換用の部品又は消耗
品の発注年月日を含む過去に送信した交換用の部品又は
消耗品の発注内容(送信済みの過去の発注内容)を示す
発注履歴情報がある。
【0037】I/Oポート75は、操作表示部30等と
のデータの入出力を制御するものである。SCSIコン
トローラ(SCSIドライバ)76は、他のデジタル複
写機あるいはパーソナルコンピュータ等の端末装置(ホ
スト)と通信する通信手段であり、スキャナ50から入
力される画像データを直接又はLAN(ローカル・エリ
ア・ネットワーク)等のネットワーク経由で他のデジタ
ル複写機又は端末装置へ送信したり、あるいは他のデジ
タル複写機又は端末装置から直接又はネットワーク経由
で送られてくる画像データを受信することができる。な
お、SCSIコントローラ76以外の通信手段を設け、
他のデジタル複写機又は端末装置と通信可能にすること
もできる。
【0038】印字ユニット74は、CPUバスに接続さ
れ、ページ印字用のキャラクタ(文字)イメージデー
タ,任意のスタンプ用イメージデータ等の印字イメージ
データを発生する。この印字ユニット74で発生された
印字イメージデータは、印字合成部72,73に入力さ
れ、画像処理部63又はメモリコントローラ65からの
画像データに任意の印字イメージデータを合成すること
ができる。なお、この画像処理ユニットには、後述する
中央管理装置やファクシミリ装置等の外部装置と公衆回
線等の通信回線を介して通信する通信手段としての機能
も備えている。その機能は、画像処理ユニットが単独で
実現するようにしてもよいが、後述する通信コントロー
ル装置とによって実現するようにしてもよい。
【0039】ここで、この画像処理ユニット内のCPU
68,ROM69,RAM70を含む各部および操作表
示部30が、この発明による機能(固有情報記憶手段,
交換警告手段,発注内容送信手段,発注入力有効化手
段,発注履歴記憶手段,発注履歴報知手段,発注間隔算
出手段,発注間隔チェック手段,重複発注警告手段,仕
様情報記憶手段,仕様情報更新手段,応答情報報知手段
としての機能)を実現することができる。
【0040】次に、図6を用いて、セレクタ64におけ
る1ページ分の画像データおよび制御信号について説明
する。図6は、セレクタ64における1ページ分の画像
データおよび制御信号の一例を示すタイミング図であ
る。/FGATE(「/」はローアクティブを示す)は
フレームゲート信号であり、1ページの画像データの副
走査方向の有効期間を表わしている。/LSYNCは1
ライン毎の主走査同期信号であり、この信号が立ち上が
った後の所定クロックで画像データが有効となる。
【0041】/LGATEはラインゲート信号であり、
画像データの主走査方向の有効期間を示す。これらの信
号は、画素クロック信号VCLKに同期しており、その
1周期に対して1画素のデータが送られてくる。画像処
理ユニット(IPU)は、画像データの入力および出力
に対してそれぞれ別個の/FGATE,/LSYNC,
/LGATE,VCLKの発生回路を有しており、読み
取った画像データの直接出力を行う場合などの位相調整
等を行うことより、様々な画像データの入出力の組み合
わせが実現可能になる。
【0042】図7は、メモリコントローラ65および画
像メモリ66の構成例を示すブロック図である。なお、
この図ではアドレスバスの図示を省略している。メモリ
コントローラ65は、入力データセレクタ81,画像合
成部82,1次圧縮/伸長部83,出力データセレクタ
84,および2次圧縮/伸長部85を設けている。それ
らへの制御データの設定はCPU68より行われる。画
像メモリ66は、1次記憶装置86および2次記憶装置
87からなる。1次記憶装置86には、画像データ入力
時のメモリの指定した領域へのデータ書き込み、または
画像データ出力時のメモリの指定した領域からのデータ
読み出しが、画像データ入力又は出力時に要求されるデ
ータ転送速度に略同期して行えるように、例えばDRA
M等の高速アクセスが可能なメモリを使用する。
【0043】また、1次記憶装置86は、処理を行う画
像データの大きさにより、複数のエリアに分割して画像
データの入出力を同時に実行可能な回路(メモリコント
ローラ65とのインタフェース部)を有している。すな
わち、各分割エリアに対する画像データの入力(書き込
み)および出力(読み出し)をそれぞれ並行して行える
ように、メモリコントローラ65との間に書き込み用と
読み出し用の2組のアドレスバスおよびデータバスから
なるインタフェース部を接続している。それによって、
一方の分割エリアに画像データを書き込む動作と他方の
分割エリア内の画像データを読み出す動作とを並行して
行うことができる。
【0044】2次記憶装置87は、スキャナ50から入
力される画像データや他のデジタル複写機又は端末装置
から送られてくる(入力される)画像データを順次蓄積
して、これらの画像データの合成,ソーティング,並べ
換え等の処理を行うための大容量メモリである。ここ
で、1次記憶装置86,2次記憶装置87とも高速アク
セス可能な記憶媒体(メモリ)を使用すれば、その各記
憶装置の区別なくデータの処理を行え、制御も比較的簡
単になる。
【0045】ところが、DRAM等のメモリは高価なた
め、この実施形態では2次記憶装置87にはアクセス速
度はそれほど速くないが、安価で大容量の記憶媒体(例
えばハードディスク装置や光ディスク装置)を使用し、
入出力データの処理を1次記憶装置86を介して行うよ
うにしている。このような構成により、大量の画像デー
タの入出力,保存,加工等の処理が可能なデジタル複写
機を安価で且つ比較的簡単な構成で実現することが可能
になる。
【0046】次に、メモリコントローラ65の動作例を
説明する。 <1>画像データの入力(画像メモリ66への保存) 入力データセレクタ81は、スキャナ50から入力され
る画像データや他のデジタル複写機又は端末装置から送
られてくる画像データのうち、画像メモリ66(1次記
憶装置86)への書き込みを行う画像データの選択を行
う。入力データセレクタ81によって選択された画像デ
ータは画像合成部82に供給され、そこで必要に応じて
既に画像メモリ66に記憶されている画像データと合成
された後、1次圧縮/伸長部83によって圧縮(可変長
圧縮)処理が行われ、1次記憶装置86に書き込まれ
る。1次記憶装置86に書き込まれた画像データは、必
要に応じて2次圧縮/伸長部85によって更に圧縮処理
が行われた後、2次記憶装置87に書き込まれて保存さ
れる。
【0047】<2>画像データの出力(画像メモリ66
からの読み出し) 出力対象画像データとして指定された画像データが1次
記憶装置86に記憶されている場合は、その画像データ
が読み出された後、1次圧縮/伸長部83によって伸長
処理が行われ、伸長後の画像データ、もしくはその画像
データとスキャナ50から入力される画像データや他の
デジタル複写機又は端末装置から送られてくる画像デー
タとの合成処理が行われた後の画像データが出力データ
セレクタ84により選択され、出力される。
【0048】画像合成部82は、1次記憶装置86から
入力される画像データと、スキャナ50から入力される
画像データや他のデジタル複写機又は端末装置から送ら
れてくる画像データとの合成(画像データの位相調整機
能を有する)、合成後の画像データの出力先の選択(画
像データの出力,1次記憶装置86へのライトバック,
両方の出力先への同時出力等)等の処理を行う。出力対
象画像データとして指定された画像データが1次記憶装
置86にではなく2次記憶装置87に記憶されている場
合は、その画像データが読み出された後、2次圧縮/伸
長部85により伸長処理が行われ、その伸長後の画像デ
ータが一旦1次記憶装置86に書き込まれ、以後上述と
同様の出力動作が行われる。
【0049】ここで、このように構成されたデジタル複
写機において、「動作予約」とは、図2に示したような
定着ユニットの加熱中などの時はコピー動作を開始でき
ないが、モード設定および原稿のセットを終了させて予
約することにより、定着ユニットが加熱終了後、コピー
動作可能になった時点で自動的にコピー動作を開始する
機能のことである。このようなデジタル複写機では、定
着ユニットの加熱中を動作予約可能対象としているが、
これ以外にも時間の経過とともに動作可能になるものに
ついては、対象にすることができる。大量給紙装置にお
ける給紙トレイの上昇時間、書き込み装置におけるポリ
ゴンモータの回転が安定するまでの時間、現像ユニット
へのトナー補給動作中などが考えられる。
【0050】図8および図9は、この発明を実施する他
の画像形成装置(デジタル複写機)のハード構成図であ
る。これらの画像形成装置は、画像読み取り部A(図2
に示したスキャナ50および図5に示した画像処理ユニ
ット中のA/Dコンバータ61を含む画像処理に直接係
わる部分に相当する)、画像書き込み部B(図5のプリ
ンタ80に相当する)、システムコントローラC(図5
に示した画像処理ユニット中のCPU68,ROM6
9,RAM70,I/Oポート75に相当する)、メモ
リユニットD(図5のメモリコントローラ65および画
像メモリ66に相当する)、利用者制限器機E、人体検
知センサF、操作部(図3に示した操作表示部30に相
当する)G、遠隔診断装置(CSS)H、および時計I
から構成されている。
【0051】ここで、メモリユニットDはメモリ機能を
実現する場合にのみ必要であり、通常のコピー機能を実
現することだけを考えれば必要ではない。時計Iは、あ
る特定の時間になったら装置をブートしたり、シャット
ダウンするようなウィークリタイマ機能を実現する場合
にのみ必要である。人体検知センサFは、予熱モード時
にこの画像形成装置の前にユーザが近づいてきたとき
に、自動的に予熱モードを解除する機能を実現する場合
にのみ必要である。
【0052】遠隔診断装置(CSS)Hは、遠隔診断、
つまり機械内で異常事象又は異常事前事象等の通報要因
が発生した場合に、その通報要因を遠隔地のサービスセ
ンタ(顧客情報管理センタ)の中央管理装置へ通報した
り、機械の実行状態や使用状態を中央管理装置からモニ
タ(監視)する際に必要な通信機能(中央管理装置およ
びファクシミリ装置を含む外部装置と通信回線を介して
通信する通信手段としての機能を有する)であるため、
このような機能が必要な場合のみ装着されればよい。し
かし、これを設けない場合でも、外部装置と通信回線を
介して通信する通信手段としての機能は備える必要があ
る。さらにまた、図示は省略するが、他のデジタル複写
機や端末装置と通信する通信手段(図5のSCSIコン
トローラ76に相当する)としての機能も備えるが、そ
れらの機能をメモリユニットDに備えるようにしてもよ
い。
【0053】システムコントローラCは、コピーモード
(複写モード)を実行する上で、画像書き込み部Bで印
刷(画像形成)を行うために、紙搬送処理、電子写真プ
ロセス処理、異常状態や給紙カセット状態(転写紙の有
無の検知など)等の監視を行い、また画像読み取り部A
で原稿の画像を読み取るために、スキャナ動作や光源の
ON/OFFなどを制御するコントローラの総称であ
る。デジタル複写機(デジタルPPC)の大きな特徴
に、原稿の画像を電気信号に変換して画像データとして
読み込み、その画像データを画像書き込み部Bで復元す
ることである。このとき、読み込んだ画像データを様々
に変化させて伝達する手段を持つことによって、従来の
アナログ複写機では実現できなかった分野に応用できる
ようになった。
【0054】例えば、FAX,ページプリンタ,スキャ
ナ,ファイルシステムなどの機能を実現できるほか、最
近ではコピー機能の実行時においても、読み取った画像
データを一旦DRAMなどの記憶装置に記憶させ、必要
に応じてその画素データを読み出すことによって、1回
のスキャンで複数枚の印刷(プリント)を実行したり、
複数枚の原稿の画像を1枚の転写紙に印刷したりするこ
とも実現されている。これらのデジタル複写機ならでは
実現できる機能を「拡張機能」あるいは「アプリ」と表
現する。
【0055】さらに、最近のデジタル複写機では拡張機
能を1つ搭載するだけではなく、複数のアプリケーショ
ンを同時に搭載するようになってきた。このように、1
つの資源を共有するデジタル複写機を「システム」と表
現し、このシステムを制御するコントローラを「システ
ムコントローラ」と呼ぶ。予熱とは、定着温度を一定温
度(例えば10℃)下げて制御し、操作部Gの表示を消
すことにより、消費電力を節約するモードである。この
モードの設定は、操作部Gでのキー入力や、設定によっ
ては動作および操作がなくなってから一定時間経過後に
自動的になされる。このモードの解除は、操作部Gでの
キー入力や、設定によっては人体検知センサFにより装
置の前に人が立ったことを検知したときに解除される。
【0056】図8および図9中のメモリユニットD内の
DRAMブロックは、画像読み取り部Aで読み取った画
像データを記憶するためのもので、システムコントロー
ラCからの要求に応じて、画像書き込み部Bに保存され
ている画像データを転送することができる。メモリユニ
ットD内の圧縮ブロックは、MH,MR,MMR方式な
どの圧縮機能を具備しており、一旦読み取った画像デー
タを圧縮して、メモリ(DRAM)の使用効率の向上を
図るために設けている。また、画像書き込み部Bからの
読み出しアドレスとその方向を変えることにより、画像
データの回転を実現できる。
【0057】利用者制限器機Eは、電子写真プロセスを
使用している複写機は消耗品の消費量が多いため、利用
者を特定あるいは限定したり、利用者毎あるいは利用部
署毎に転写紙の使用枚数を管理したりするために設けら
れるものであり、「コインラック」,「キーカウン
タ」,「キーカード」,「プリペイドカード」等を使用
するものや、暗証コードを使用するものなどがある。図
8のハード構成では、画像読み取り部A,画像書き込み
部B,メモリユニットD,および遠隔診断装置Hの制御
は、システムコントローラC内のCPUのみで行ってい
る。一方、図9のハード構成では、画像読み取り部A、
画像書き込み部B、およびメモリユニットDにそれぞれ
CPUを持たせ、システムコントローラCから各部のC
PUへのコマンドを制御信号線で伝達するようにしてい
る。このように、この発明を実施する画像形成装置のハ
ード構成は自由にできる。
【0058】図10は、遠隔診断装置(CSS)を用い
た画像形成装置管理システムの構成例を示している。サ
ービスセンタに設置されている中央管理装置(以下「管
理装置」ともいう)Qとユーザの元に設置されているデ
ジタル複写機(PPC)等の複数の画像形成装置Pによ
るネットワークシステムとを公衆回線網(他の通信回線
でもよい)Nを介して接続している。ユーザ側には管理
装置Qとの通信を制御するための通信コントロール装置
Rが設置されており、ユーザ元の各画像形成装置Pはこ
の通信コントロール装置Rに接続されている。
【0059】通信コントロール装置Rには、電話機TE
Lやファクシミリ装置FAXが接続可能になっており、
ユーザの既存の回線に挿入する形で設置が可能になって
いる。通信コントロール装置Rには複数の画像形成装置
Pが接続可能になっているが、もちろん単数の場合もあ
る。これらの画像形成装置Pは同型のものである必要は
なく、異なる機種でも構わない。さらには、デジタルP
PC以外のものでも構わない。ここでは説明の便宜上、
1台の通信コントロール装置Rには最大5台の画像形成
装置Pが接続可能であるとする。
【0060】通信コントロール装置Rと複数の画像形成
装置Pとは、ここではRS−485規格によるマルチド
ロップ接続によってネットワーク化しているが、SCS
I等の各種インタフェース(総称して「ネットワークイ
ンタフェース」という)によるマルチドロップ接続又は
バス接続等の各種接続によってネットワーク化すること
が可能である。通信コントロール装置Rと各画像形成装
置Pとの間の通信制御は、基本型データ伝送制御手段に
より行われる。通信コントロール装置Rを制御局とした
セントラライズド制御のポーリング/セレクティング方
式でデータリンクの確立を行うことにより、任意の画像
形成装置との通信が可能になっている。各画像形成装置
Pはアドレス設定スイッチによって固有の識別値を設定
できるようになっており、これによって各画像形成装置
Pのポーリングアドレス、セレクティングアドレスが決
定される。
【0061】この画像形成装置管理システムを利用し
て、管理装置Qに画像形成に係わる(必要な)部品や消
耗品(サプライ)の受注機能を持たせ、各画像形成装置
Pの操作表示部から画像形成に係わる部品や消耗品の発
注内容を入力し、その発注内容を通信コントロール装置
Rおよび公衆回線網Nを通して、画像形成に係わる部品
や消耗品の受注センタを兼ねたサービスセンタの管理装
置Qへ送信できるようにすることにより、この発明を簡
単に実施することができる。なお、各顧客先の画像形成
装置Pを地区別に管轄し、その通報情報に対する処置を
行うサービスマンを派遣するサービスステーション(サ
ービス拠点)が、実際には受注センタを兼ねているが、
説明の都合上、サービスセンタが受注センタを兼ねるこ
ととしている。各顧客先の通信コントロール装置Rとサ
ービスセンタの管理装置Qとサービスステーションのパ
ーソナルコンピュータ等の端末装置とは公衆回線等の通
信回線を介して通信可能にしている。
【0062】図11は、この発明を実施する画像形成装
置ネットワークシステムの一例であるネットワークコピ
ーのシステム構成例を示したものである。同図では8台
のデジタル複写機を、ネットワークインタフェースによ
って接続してネットワーク化しているが、当然接続する
デジタル複写機の台数は限定する必要はない。このネッ
トワークを図10に示した画像形成装置管理システムの
場合と同様に、通信コントロール装置を介して公衆回線
網に接続することができる。あるいは、各デジタル複写
機を直接公衆回線網に接続することもできる。この場
合、各デジタル複写機の内部に通信コントロール装置と
しての機能を備える必要がある。
【0063】次に、図12を用いて、この発明を実現す
るためのハード構成例についてさらに説明する。この図
12に示す各デジタルPPC(デジタル複写機)−I,
IIのハード構成は、図8に示したものと略同様な構成を
とっており、図8の各部の同一の符号を付してその説明
は省略する。但し、各デジタルPPCのメモリユニット
D内には、読み取った画像データを外部のネットワーク
上に転送し、あるいはネットワーク上からの画像データ
をメモリユニット内のDRAMブロック部に保存するた
めに、それぞれSCSIコントローラを設け、それをネ
ットワーク手段としてのSCSIで接続している。
【0064】当然のことながらネットワーク通信手段に
は、例えばイーサネット(登録商標)を物理手段として
用い、データ通信にOSI(Open System Interface)参
照モデルのTCP/IP通信を用いるなど、種々の手段
が考えられる。また、図12のような構成を用いること
により、上述のように画像データの転送は勿論のこと、
ネットワーク上に存在する各デジタルPPCの機内状態
の通知、あるいは後述するリモート出力コマンドのよう
な制御コマンドや設定コマンドなどの転送も行える。
【0065】次に、この図12のデジタルPPC−Iの
画像読み取り部Aで読み取った画像を、デジタルPPC
−IIの画像書き込み部Bに転送する連結動作(リモート
出力)について説明する。図13は、そのソフトウェア
の概念図である。図13中に示す「コピーアプリ」はコ
ピー動作を実行するためのコピーシーケンスを実行する
アプリケーション、「入出力制御」はデータを論理/物
理変換するレイア(デバイスドライバ)である。
【0066】操作部コントローラは、MMI(Man Machi
ne Interface)を実行するレイア(LCD表示やLED
点灯/消灯、キー入力スキャンなどを論理レベルで行う
レイア)であり、「周辺機コントローラ」は自動両面ユ
ニットやソータ、ADFなどのデジタルPPCに装着さ
れる周辺機のコントロールを論理レベルで実行するレイ
アである。「画像形成装置コントローラ」,「画像読取
装置コントローラ」,「メモリユニット」は前述の通り
である。
【0067】また、「デーモンプロセス」は、ネットワ
ーク上にある他の装置からプリント要求が依頼された場
合に、メモリユニット内に保存されている画像データ読
み出し、「画像形成装置」に画像データを転送する役目
を行うアプリケーションとして存在している。当然のこ
とながら、「デーモンプロセス」がメモリユニットから
画像データを読み出し、プリント動作(印刷動作)を実
行する前に、ネットワーク上の他の装置からの画像デー
タの転送は終了しておかなければならない。
【0068】ここで、操作部,周辺機,画像形成装置,
画像読取装置,メモリユニットは、それぞれのデジタル
PPCが保有するリソース(資源)として扱われる。図
12の「デジタルPPC−I」が自身の各リソースを使
用して複写動作(コピー動作)を実行する場合(プリン
トスタートキー押下時)には、システム制御を実行する
「システムコントローラ」に対して、「画像形成装
置」,「画像読取装置」,あるいは必要に応じて「周辺
機」,「メモリユニット」の各リソースを要求する。
【0069】「システムコントローラ」は「コピーアプ
リ」からの要求に対して、リソースの使用権の調停を行
い、「コピーアプリ」にその調停結果(使用可否)を通
知する。「デジタルPPC−I」がスタンドアローンで
使用される場合(ネットワーク接続されない状態)に
は、システムが保有するすべてのリソースはすべて「コ
ピーアプリ」が占有可能な状態であるため、即時に複写
動作(画像形成動作)が実行される。
【0070】一方、この実施形態のようにネットワーク
上に存在する別のデジタルPPC(以下「遠隔デジタル
PPC」ともいう)のリソースを使用してプリント動作
を実行する場合には、遠隔デジタルPPCの「システム
制御部」に対してリソースの使用権を要求する。遠隔デ
ジタルPPCの「システムコントローラ」は、要求に従
ってリソースの調停を行い、その結果を要求元のデジタ
ルPPCの「コピーアプリ」に通知する。その「コピー
アプリ」は、使用権が許可された場合は原稿画像の読み
取りを実行し、自身のメモリユニット内への画像データ
の記憶が終了すると、外部インタフェース(この実施形
態ではSCSI)を介して、リモート出力先のデジタル
PPCのメモリユニットに画像データの転送を行う。
【0071】画像データの転送が終了すると、リモート
出力先のデジタルPPCの「デーモンプロセス」に対し
てプリントを実行するための各条件(給紙口,排紙口,
プリント枚数など)を送信した後に、「プリント開始」
コマンドを送信する。リモート出力先の「デーモンプロ
セス」は、「プリント開始」コマンドを受信すると、自
身(リモート出力を実行するデジタルPPC)の「シス
テムコントローラ」に対してプリント開始を要求し、リ
モート出力が「システムコントローラ」によって実行さ
れる。「デジタルPPC−I」によって「デジタルPP
C−II」のメモリユニットが使用されている場合は、
「デジタルPPC−II」のメモリユニットは、「デジタ
ルPPC−II」(あるいは図11に示したように複数の
デジタルPPCがネットワーク上に接続される場合は
「デジタルPPC−I」以外のデジタルPPC)のアプ
リケーションの使用は不可状態となる。
【0072】図14は、図10の中央管理装置Qの概略
構成例を示すブロック図である。中央管理装置Qは、モ
デム装置201と通信端末装置202とによって構成さ
れている。通信端末装置202は、装置本体203およ
びディスプレイ204の他に、図示しないキーボード,
マウス等の操作部を備えている。装置本体203は、制
御プログラムを格納したROM,その制御プログラムに
よって各種制御を実行するCPU,およびデータの読み
書きが可能なRAM等からなるマイクロコンピュータを
用いた制御部の他に、ハードディスク205を設けてい
る。
【0073】この通信端末装置202は、モデム装置2
01とRS232C等のシリアルインタフェースによっ
て接続されており、モデム装置201および公衆回線網
Nを介して通信コントロール装置Rと通信可能に接続
し、その通信コントロール装置Rとの間でデータ通信を
行う。ディスプレイ204は、通信コントロール装置R
から受信したデータを含む各種データを表示する。ハー
ドディスク205は、各顧客先別の固有情報および仕様
情報を含む管理データを保存するデータベース(DB)
を格納する。
【0074】固有情報としては、各顧客別の画像形成装
置P,通信コントロール装置R,それらを購入した顧客
に関する固有情報、つまり各顧客先にそれぞれ設置され
ている画像形成装置Pを識別する情報(機種機番,製造
番号等)、それらの画像形成装置Pに接続されている通
信コントロール装置Rの電話番号(発呼先電話番号)や
その通信コントロール装置Rを識別する情報(機種機
番,製造番号等)、それらの画像形成装置Pおよび通信
コントロール装置Rを購入した顧客先を識別する情報
(顧客名,顧客ID等)、それらの画像形成装置Pおよ
び通信コントロール装置Rの納入年月日,納入場所(画
像形成に係わる部品又は消耗品の配送先),それらの画
像形成装置Pおよび通信コントロール装置Rの納入場所
(画像形成に係わる部品又は消耗品の配送先),それら
の画像形成装置Pおよび通信コントロール装置Rを購入
した顧客先の連絡先(住所,電話番号等),それらの画
像形成装置Pおよび通信コントロール装置Rの管理担当
者名がある。
【0075】仕様情報としては、上記各顧客先にそれぞ
れ設置されている画像形成装置Pの画像形成に係わる各
種部品および消耗品の仕様情報(品種,品番,型番等を
含むものとする)がある。ここで、中央管理装置Q内の
通信端末装置202を含む各部が、この発明による機能
(仕様情報記憶手段,仕様情報更新手段,仕様情報送信
手段,応答情報送信手段としての機能)を実現すること
ができる。
【0076】以下、画像形成装置Pおよび中央管理装置
Qにおけるこの発明に係わる処理動作について、図1,
図15〜図18も参照して具体的に説明する。ここで
は、画像形成装置Pを図2に示したデジタル複写機と
し、そのトナーボトル内のトナー残量が少なくなった場
合を例にとって説明する。また、説明の都合上、交換用
の部品および消耗品をここではまとめてサプライと称す
ることにする。図1は、画像形成装置Pにおけるこの発
明に係わる処理動作の一例を示すフローチャートであ
る。図15〜図18は、画像形成装置Pの操作表示部3
0の液晶タッチパネル31に表示される発注機能を説明
するための各操作画面の一例を示す図である。
【0077】各顧客先の画像形成装置PのCPU68
(図5)はそれぞれ、消耗品であるトナーボトル内のト
ナーの残量が予め設定された閾値(所定値)以下になっ
た場合、トナー残量検知センサによってトナーニアエン
ドを検知し、図1のステップS1でトナーの消費量が予
め設定された閾値を越えたと判断し、ステップS2で図
示しないスピーカ又はブザーからトナーボトルの交換を
促すトナーニアエンドの警告音を一定時間発生させる。
この警告音は、自機に接続されている端末装置のスピー
カ又はブザーから発生させるようにしてもよい。
【0078】次に、ステップS3で操作表示部30上の
操作画面(液晶タッチパネル31の表示画面)にトナー
ボトルの交換を促すトナーニアエンドの警告情報を表示
させる。この警告情報や後述する発注履歴情報等の各情
報は、自機に接続されているパーソナルコンピュータ等
の端末装置の表示部(ディスプレイ)に表示させ、その
端末装置のキーボードやマウス等の操作部による操作に
よってサプライ(交換用の部品あるいは消耗品)の発注
内容(交換用の部品あるいは消耗品別の発注番号,個数
を含む)の入力を行えるようにしてもよいが、以降のそ
の発注内容の入力に関して、端末装置についての説明は
省略し、画像形成装置Pの操作表示部30についてのみ
説明する。
【0079】上記のようなトナーニアエンドの警告を発
生させることにより、ステップS4で図15に示すよう
に操作表示部30上の操作画面に発注キー[発注]を表
示させ、サプライの発注内容を入力させるための発注機
能(発注内容入力手段としての機能)を有効にする。発
注キー[発注]は、通常は表示しない(図4参照)。つ
まり、不必要なときに不要なキーを表示させることで、
誤入力(誤操作)による発注が行われないようにするた
めに、トナーニアエンドの警告を発した場合に限って発
注キー[発注]の押下(タッチ)によって発注機能を有
効にする。なお、図示の都合上、図15に示した操作画
面へのトナーニアエンドの警告情報の表示は省略してい
る。
【0080】発注キー[発注]が押下されると、発注機
能を有効にし、ステップS5で発注内容入力処理を行
う。すなわち、操作表示部30上の操作画面を、図16
に示すようなサプライの発注内容の入力を可能にする発
注画面に切り替える。その発注画面上の操作によってサ
プライ(交換用の部品あるいは消耗品)の発注内容を入
力することができる。トナー(トナーボトル)の発注内
容を入力する場合には、図16の発注画面の対応する発
注操作開始キー[はい]を押下することにより、操作表
示部30上の操作画面をトナーの発注内容を入力するた
めのサプライ発注画面に切り替える。その後の発注内容
の入力に関する操作手順およびCPU68による処理動
作の内容は、特開平10−301451号公報に記載さ
れている内容と略同様なので、ここでは説明を省略す
る。発注操作停止キー[いいえ]を押下することによ
り、発注機能が無効になり、操作画面が図4に示した通
常の操作画面に戻る。
【0081】画像形成装置PのCPU68は、発注内容
の入力後、ステップS6で発注操作が実行される(図示
しない発注実行キー[はい]が押下される)と、ステッ
プS7へ移行し、その発注内容にRAM70(本体メモ
リ)に記憶されている固有情報,仕様情報,および履歴
情報を添付して通信コントロール装置Rおよび公衆回線
網N経由で受注センタを兼ねたサービスセンタの中央管
理装置Qへ送信した後、ステップS8で操作表示部30
上の操作画面を図4に示した通常の操作画面に戻し、処
理を終了する。
【0082】なお、入力された発注内容に添付する仕様
情報は実際に発注すべきサプライの仕様情報(この例で
はトナーの仕様情報)であり、それをRAM70から取
得する。また、その仕様情報は、発注の必要性を警告し
た時点(この例ではトナーニアエンドの警告を発した時
点)で認識しており、発注キー[発注]が押下された時
点(使用者が発注作業をする時点)で所定の発注フォー
マット上に自動的に配置して操作表示部30上に発注画
面として表示させる。
【0083】ここで、画像形成装置PのCPU68は、
ステップS5の発注内容入力処理において、操作表示部
30上の操作画面を図16に示す発注画面に切り替えた
後、発注履歴キー[発注履歴]の押下により、操作表示部
30上の操作画面を、図17又は図18に示すような送
信済みの過去の発注内容を示す発注履歴情報(RAM7
0に記憶されている)とサプライ別の前回の発注内容入
力時点と今回の発注内容入力時点との間隔である発注間
隔(前回の発注内容入力時点から今回の発注内容入力時
点までの経過日数およびコピー枚数)を示す情報を示す
画面(発注履歴画面)に切り替える。発注履歴画面上の
下スクロールキー「↓」又は上スクロールキー「↑」を
押下することにより、サプライの項目をスクロールし、
各サプライの送信済みの過去の発注内容,仕様情報,お
よび発注年月日を示す発注履歴情報を参照することがで
きる。
【0084】このとき、発注品として選択されたサプラ
イ(最初はこの例ではトナー)の発注間隔を算出し、そ
の発注間隔が予め設定された所定値内かどうかをチェッ
クし、その発注間隔がその所定値内であると判断した場
合に、重複発注になる可能性があることを示す警告を発
生させる。図18の発注履歴画面では、発注間隔が所定
の日数以下のため、「前回発注後の経過日数が少ないで
す。発注操作を実行しますか?」という警告情報を表示
している。この問いに対して、発注操作開始キー[は
い]を押下すると、操作表示部30上の操作画面をトナ
ーの発注内容を入力するためのサプライ発注画面に切り
替えることにより、発注内容の入力作業が継続可能とな
るが、発注操作停止キー[いいえ]を押下することによ
り、発注機能が無効になり、操作画面が図4の操作画面
に戻る。
【0085】図18の発注履歴画面上のプリントキー
[プリント]が押下されると、画像形成部を稼動して発
注履歴画面の情報(RAM70に記憶されている発注履
歴情報,発注間隔を示す情報,重複発注になる可能性が
あることを示す警告情報)を一覧表示でプリント出力さ
せる(転写紙上に画像形成させる)。なお、サプライ別
の前回の発注内容入力時点と今回の発注内容入力時点と
の間隔である発注間隔(前回の発注内容入力時点から今
回の発注内容入力時点までの経過日数およびコピー枚
数)と比較する所定値は、操作表示部30上のキー操作
によって任意に設定することができる。また、発注間隔
を経過日数で表示するかコピー枚数で表示するかの選択
も操作表示部30上のキー操作によって任意に設定する
ことができる。
【0086】一方、中央管理装置Qの装置本体203内
のCPUは、各顧客先の画像形成装置Pからそれぞれ発
注内容(付加情報および固有情報が添付されている)を
受信すると、その固有情報に基づいてその発注内容の送
信元へその発注内容を受け付けた旨を示す応答情報を送
信すると共に、受信した情報をディスプレイ204に表
示させる。また、キーボード,マウス等の操作部による
操作によって顧客先およびその画像形成装置Pのいずれ
かのサプライの仕様情報の更新が指示された場合に、ハ
ードディスク205に記憶されている管理データ中の該
当する仕様情報(指示された顧客先の画像形成装置Pの
サプライの仕様情報)を更新指示に従って更新し、その
更新後の仕様情報をモデム装置201により公衆回線網
Nおよび該当する顧客先の通信コントロール装置R経由
でその画像形成装置Pへ送信する。
【0087】その仕様情報の送信タイミングであるが、
その使用情報を更新した後直ちに該当する顧客先の通信
コントロール装置R経由でその画像形成装置Pへ送信す
るか、あるいは各顧客先の画像形成装置Pからそれぞれ
発注内容(固有情報および発注サプライの仕様情報が添
付されている)を受信したとき、上述と同様の処理を行
う以外に、その固有情報に基づいてその仕様情報とハー
ドディスク205に記憶されている対応する仕様情報
(この例ではトナーの仕様情報)とを照合して両仕様情
報が一致するか否かをチェックし、そのチェック結果か
ら上記受信した仕様情報とハードディスク205に記憶
されている対応する仕様情報とが異なると判断した場合
に、その対応する仕様情報を更新後の仕様情報として上
記発注内容の送信元へ送信する。
【0088】各顧客先の画像形成装置PのCPU68は
それぞれ、中央管理装置Qへの発注内容の送信に対し
て、その中央管理装置Qからその発注内容を受け付けた
旨を示す応答情報を受信した場合に、その応答情報を報
知する(操作表示部30上の操作画面に表示したりスピ
ーカ又はブザーによって音声出力する)。また、中央管
理装置Qから任意のタイミングで送られてくる各種サプ
ライのいずれかの更新後の仕様情報を受信すると、その
仕様情報に合わせてRAM70に記憶されている該当す
る仕様情報を更新する。あるいは、中央管理装置Qへの
発注内容の送信に対して、その中央管理装置Qから発注
したサプライの更新後の仕様情報を受信すると、その仕
様情報に合わせてRAM70に記憶されている該当する
仕様情報を更新する。
【0089】なお、この実施形態においては、画像形成
装置Pが、入力された発注内容を通信コントロール装置
Rおよび公衆回線網Nを通してサプライ(画像形成に係
わる部品や消耗品)の受注センタを兼ねるサービスセン
タの管理装置Qへ送信するようにしたが、自装置を管轄
するサービスステーションが受注センタを兼ねる場合、
あるいはサプライの受注,配送を行うサービスステーシ
ョンが指定されている場合には、入力された発注内容を
そのサービスステーションの端末装置へ直接あるいはサ
ービスセンタの管理装置Qを介して送信すればよい。こ
の場合、サービスセンタの管理装置Qの装置本体203
内のCPUが、操作部による操作によって顧客先および
その画像形成装置Pを管轄するサービスステーション又
はサプライの受注を行うサービスステーションが変更に
なった場合に、その旨を示す情報をモデム装置201に
より公衆回線網Nおよび該当する顧客先の通信コントロ
ール装置R経由でその画像形成装置Pへ送信する。
【0090】このように、この実施形態によれば、
(1)〜(8)に示すような作用効果を得ることができ
る。 (1)各顧客先の画像形成装置Pはそれぞれ、自装置あ
るいは自装置を購入した顧客に関する固有情報(例えば
交換用の部品あるいは消耗品の配送先を含む)をメモリ
に記憶し、画像形成に係わる部品に異常が発生した時,
その部品が寿命に達した時,あるいは画像形成に係わる
消耗品の消費量が予め設定された閾値を越えた時に、そ
の部品あるいはその消耗品の交換を促す警告を発生し、
交換用の部品あるいは消耗品の発注内容が入力された場
合に、その発注内容をメモリに記憶されている固有情報
と共に中央管理装置Qへ送信する。それによって、交換
が必要な部品あるいは消耗品のみを正確且つ確実に自動
発注できることになり、交換用の部品あるいは消耗品の
配送先間違え等の人為的なミスを発生する可能性が少な
くなるため、発注,受注側双方にとって作業の効率化を
図ることができる。
【0091】(2)各顧客先の画像形成装置Pはそれぞ
れ、部品あるいは消耗品の交換を促す警告を発生した場
合にのみ、発注内容を入力するための発注機能を有効に
する。それによって、人為的なミスによる交換用の部品
あるいは消耗品の不必要な発注を防ぐことができる。 (3)各顧客先の画像形成装置Pはそれぞれ、送信済み
の過去の発注内容を示す発注履歴情報をメモリに記憶
し、発注内容を入力するための発注機能が有効になった
場合に、メモリに記憶されている発注履歴情報を報知す
る。
【0092】それによって、トナー残量検知センサ等の
いずれかのセンサに異常が生じ、画像形成に係わる部品
に異常が発生した時,その部品が寿命に達した時,ある
いは画像形成に係わる消耗品の消費量が予め設定された
閾値を越えた時に、その状態を検知できず、他のタイミ
ングでその状態を検知するような誤動作が発生した場合
でも、使用者(発注作業者)が過去の発注履歴情報と比
較することで、今回の発注作業が適切であるか否かをお
およそ判断することができるため、交換用の部品あるい
は消耗品の不必要な発注をより確実に防ぐことが可能に
なる。
【0093】この場合、発注内容を入力するための発注
機能が有効になった場合に、メモリに記憶されている発
注履歴情報を操作表示部30上に表示するようにすれ
ば、使用者が発注作業を実行する際に操作表示部30上
の過去の発注履歴情報を確認することにより、無駄な発
注を防ぐことができる。あるいは、発注内容を入力する
ための発注機能が有効になった場合に、メモリに記憶さ
れている発注履歴情報をパーソナルコンピュータ等の端
末装置へ送信させてその表示部に表示させるようにして
も、使用者が発注作業を実行する際に端末装置の表示部
上の過去の発注履歴情報を確認することにより、無駄な
発注を防ぐことができる。
【0094】あるいはまた、発注内容を入力するための
発注機能が有効になった場合に、メモリに記憶されてい
る発注履歴情報を転写紙上に画像形成するようにして
も、使用者が発注作業を実行する際に転写紙上の過去の
発注履歴情報を確認することにより、無駄な発注を防ぐ
ことができる。しかも、仮に発注履歴情報を表示できる
表示部が存在しない場合でも、使用者が過去の発注履歴
情報を確認しながら発注作業を行うことができる。
【0095】(4)各顧客先の画像形成装置Pはそれぞ
れ、前回の発注内容入力時点と今回の発注内容入力時点
との間隔である発注間隔、つまり前回の発注内容入力時
点から今回の発注内容入力時点までの経過日数(経過時
間)あるいは前回の発注内容入力時点から今回の発注内
容入力時点までのコピー枚数(画像形成枚数)を算出
し、発注内容を入力するための発注機能が有効になった
場合に、その算出した発注間隔が予め設定された所定値
内かどうかをチェックし、その発注間隔が所定値内であ
ると判断した場合に、重複発注になる可能性があること
を示す警告を発生する。それによって、上述したような
誤動作による交換用の部品あるいは消耗品の不必要な発
注をより一層確実に防ぐことが可能になる。
【0096】(5)各顧客先の画像形成装置Pはそれぞ
れ、画像形成に係わる部品あるいは消耗品の仕様情報を
メモリに記憶し、交換用の部品あるいは消耗品の発注内
容が入力された場合に、その交換用の部品あるいは消耗
品の仕様情報をメモリから取得し、入力された発注内容
をメモリに記憶されている固有情報および取得した仕様
情報と共に中央管理装置Qへ送信させる。それによっ
て、顧客が使用していて、且つ交換が必要な部品あるい
は消耗品の仕様情報(品番,型番等)を煩わしい作業を
することなく正確に中央管理装置Qへ伝えることができ
るため、受注先で交換が必要な部品あるいは消耗品を間
違えることがなくなり、人為的なミスの発生を極力回避
することができる。
【0097】(6)中央管理装置Qが、各顧客先の画像
形成装置Pの画像形成に係わる部品あるいは消耗品の仕
様情報をメモリ(ハードディスク)に記憶し、いずれか
の顧客先の画像形成装置P(該当する画像形成装置P)
の画像形成に係わる部品あるいは消耗品の仕様情報が更
新になった場合に、その更新後の仕様情報を該当する画
像形成装置Pへ送信し、その画像形成装置Pが、中央管
理装置Qから画像形成に係わる部品あるいは消耗品の更
新後の仕様情報を受信した場合に、その仕様情報に合わ
せてメモリに記憶されている仕様情報を更新する。
【0098】それによって、画像形成装置Pが、仕様情
報が更新になった交換用の部品あるいは消耗品の発注内
容が入力された場合、その交換用の部品あるいは消耗品
の更新後の仕様情報をメモリから取得し、入力された発
注内容をメモリに記憶されている固有情報および取得し
た仕様情報と共に中央管理装置Qへ送信させることがで
きるため、仕様情報が更新になった交換用の部品あるい
は消耗品の発注を行うような場合でも、その仕様情報を
正確に中央管理装置Qへ伝えることができ、受注先で交
換が必要な部品あるいは消耗品を間違える可能性が更に
少なくなる。
【0099】(7)中央管理装置Qが、各顧客先の画像
形成装置Pの画像形成に係わる部品あるいは消耗品の仕
様情報をメモリ(ハードディスク)に記憶し、いずれか
の顧客先の画像形成装置P(該当する画像形成装置P)
の画像形成に係わる部品あるいは消耗品の仕様情報が更
新になった後、各顧客先の画像形成装置Pのいずれかか
ら発注内容を固有情報および仕様情報と共に受信した場
合に、その固有情報に基づいてその仕様情報とメモリに
記憶されている対応する仕様情報とを照合して両仕様情
報が一致するか否かをチェックし、そのチェック結果か
ら上記受信した仕様情報とメモリに記憶されている対応
する仕様情報とが異なると判断した場合に、その対応す
る仕様情報を更新後の仕様情報として上記発注内容の送
信元へ送信すし、その送信元の画像形成装置Pが、中央
管理装置Qから上記更新後の仕様情報を受信した場合
に、その仕様情報に合わせてメモリに記憶されている仕
様情報を更新する。
【0100】それによって、上述と同様の効果を得るこ
とができる。また、中央管理装置Qが管理すべき仕様情
報やサプライ発注番号がむやみに増えることなく、簡素
化できるという効果も得ることができる。ここで、例え
ば画像形成装置Pに搭載するサプライであるトナーは、
次機種の製品化などによってトナーボトルサイズ等の仕
様情報の変更によって品種が増えてしまうことがある。
また、新機種にも従来機種にも使用可能な互換性を持っ
たトナーを開発した場合には、部品番号などの変更に伴
ってサプライ発注番号も変更される場合がある。このよ
うな場合にも、画像形成装置Pのメモリ内の中央管理装
置Qに送信すべきトナーの古い仕様情報を最新の仕様情
報(互換性を持った最新機種用のトナーの仕様情報)に
更新することにより、発注元が使用している従来機種に
対して互換性のある最新機種用のトナーを発注すること
ができる。それによって、上述したように中央管理装置
Q側が管理すべき仕様情報やサプライ発注番号がむやみ
に増えることがなくなる。
【0101】(8)中央管理装置Qが、各顧客先の画像
形成装置Pから発注内容を固有情報と共に受信した場合
に、その固有情報に基づいてその発注内容の送信元へそ
の発注内容を受け付けた旨を示す応答情報を送信し、そ
の送信元の画像形成装置Pが、中央管理装置Qへの発注
内容の送信に対して、その中央管理装置Qからその発注
内容を受け付けた旨を示す応答情報を受信した場合に、
その応答情報を報知する。それによって、発注側では入
力した発注内容が受注側で受け付けられたかどうかを確
認することができるため、通信障害等で入力した発注内
容が受け付けられてない場合に、再度その発注内容を中
央管理装置Qへ送信することにより、発注内容を中央管
理装置Qへ確実に送信することができる。
【0102】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、画像形成装置の交換が必要な部品あるいは消耗品
のみを正確且つ確実に自動発注することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、図10の画像形成装置Pにおけるこの
発明に係わる処理動作の一例を示すフロー図である。
【図2】この発明による画像形成装置管理システムを構
成する画像形成装置の一実施形態であるデジタル複写機
の機構部の一例を示す概略構成図である。
【図3】図2に示したデジタル複写機の複写機本体に設
けられた操作表示部30の構成例を示すレイアウト図で
ある。
【図4】図3の液晶タッチパネル31に電源投入時に表
示される操作画面の一例を示す図である。
【図5】図2に示したデジタル複写機における画像処理
ユニット(IPU)の構成例を示すブロック図である。
【図6】図5のセレクタ64における1ページ分の画像
データおよび制御信号の一例を示すタイミング図であ
る。
【図7】図5のメモリコントローラ65および画像メモ
リ66の構成例を示すブロック図である。
【図8】この発明を実施する他の画像形成装置のハード
構成図である。
【図9】この発明を実施する更に他の画像形成装置のハ
ード構成図である。
【図10】この発明を実施するのに利用できる画像形成
装置管理システムの構成図である。
【図11】この発明を実施できるネットワークコピーの
システム構成図である。
【図12】この発明を実施する2台のデジタルPPCを
接続したシステムの構成図である。
【図13】同じくそのソフトウェアの概念図である。
【図14】図10の中央管理装置Qの概略構成例を示す
ブロック図である。
【図15】トナーニアエンドの警告発生時に図3の液晶
タッチパネル31に表示される操作画面の一例を示す図
である。
【図16】図15の発注キー[発注]の押下時に図3の
液晶タッチパネル31に表示される操作画面の一例を示
す図である。
【図17】図16の発注履歴キー[発注履歴]の押下時に
図3の液晶タッチパネル31に表示される操作画面の一
例を示す図である。
【図18】図16の発注履歴キー[発注履歴]の押下時に
図3の液晶タッチパネル31に表示される操作画面の他
の例を示す図である。
【符号の説明】
30:操作表示部 31:液晶タッチパネル 50:スキャナ 65:メモリコントローラ 66:画像メモリ 68:CPU 69:ROM 70:RAM 75:I/Oポート 76:SCSIコントローラ 80:プリンタ 200:メインユニット 201:モデム装置 202:通信端末装置 203:装置本体 204:ディスプレイ A:画像読み取り部 B:画像書き込み部 C,C′:システムコントローラ D:メモリユニット E:利用者制限器機 F:人体検知センサ G,G′:操作部(操作表示部) H:遠隔診断装置(CSS) I:時計 P,P′:画像形成装置(デジタルPPC) Q:中央管理装置 R:通信コントロール装置 N:公衆回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 澤田 雅市 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 池上 加余子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 沢山 昇 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 渡辺 直人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 加藤 真治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C061 AP01 HH03 HJ08 HK11 HK16 HN02 HN15 HV13 HV14 HV33 HV60 5B021 AA01 BB00 NN00

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央管理装置と通信回線を介して通信す
    る通信手段を有する画像形成装置であって、 当該画像形成装置あるいは該装置を購入した顧客に関す
    る固有情報を記憶する固有情報記憶手段と、 画像形成に係わる部品に異常が発生した時,該部品が寿
    命に達した時,あるいは画像形成に係わる消耗品の消費
    量が予め設定された閾値を越えた時に、前記部品あるい
    は前記消耗品の交換を促す警告を発生する交換警告手段
    と、 交換用の部品あるいは消耗品の発注内容を入力させるた
    めの発注内容入力手段と、 該手段によって交換用の部品あるいは消耗品の発注内容
    が入力された場合に、その発注内容を前記固有情報記憶
    手段に記憶されている固有情報と共に前記通信手段によ
    り前記中央管理装置へ送信させる発注内容送信手段とを
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記交換警告手段によって前記警告が発生した場合にの
    み、前記発注内容入力手段を有効にする発注入力有効化
    手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、 前記発注内容送信手段によって送信済みの過去の発注内
    容を示す発注履歴情報を記憶する発注履歴記憶手段と、 前記発注入力有効化手段によって前記発注内容入力手段
    が有効になった場合に、前記発注履歴記憶手段に記憶さ
    れている発注履歴情報を報知する発注履歴報知手段とを
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成装置において、 前記発注履歴報知手段が、前記発注履歴記憶手段に記憶
    されている発注履歴情報を表示する手段であることを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の画像形成装置において、 前記発注履歴報知手段が、前記発注履歴記憶手段に記憶
    されている発注履歴情報を用紙上に画像形成する手段で
    あることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の画像形成装置において、 パーソナルコンピュータ等の端末装置と通信する他の通
    信手段を設け、 前記発注履歴報知手段が、前記発注履歴記憶手段に記憶
    されている発注履歴情報を前記他の通信手段により前記
    端末装置へ送信させる手段であることを特徴とする画像
    形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれか一項に記載の
    画像形成装置において、 前記発注内容入力手段による前回の発注内容入力時点と
    今回の発注内容入力時点との間隔である発注間隔を算出
    する発注間隔算出手段と、 前記発注入力有効化手段によって前記発注内容入力手段
    が有効になった場合に、前記発注間隔算出手段によって
    算出された発注間隔が予め設定された所定値内かどうか
    をチェックする発注間隔チェック手段と、 該手段によって算出された発注間隔が前記所定値内であ
    ると判断した場合に、重複発注になる可能性があること
    を示す警告を発生する重複発注警告手段とを設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の画像形成装置において、 前記発注間隔算出手段が、前記発注内容入力手段による
    前回の発注内容入力時点から今回の発注内容入力時点ま
    での経過時間を算出する手段であることを特徴とする画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の画像形成装置において、 前記発注間隔算出手段が、前記発注内容入力手段による
    前回の発注内容入力時点から今回の発注内容入力時点ま
    での画像形成枚数を算出する手段であることを特徴とす
    る画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか一項に記載
    の画像形成装置において、 画像形成に係わる部品あるいは消耗品の仕様情報を記憶
    する仕様情報記憶手段を設け、 前記発注内容送信手段が、前記発注内容入力手段によっ
    て交換用の部品あるいは消耗品の発注内容が入力された
    場合に、その交換用の部品あるいは消耗品の仕様情報を
    前記仕様情報記憶手段から取得し、前記発注内容を前記
    固有情報記憶手段に記憶されている固有情報および前記
    取得した仕様情報と共に前記通信手段により前記中央管
    理装置へ送信させる手段であることを特徴とする画像形
    成装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の画像形成装置におい
    て、 前記中央管理装置から画像形成に係わる部品あるいは消
    耗品の更新後の仕様情報を受信した場合に、該仕様情報
    に合わせて前記仕様情報記憶手段に記憶されている前記
    仕様情報を更新する仕様情報更新手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか一項に記
    載の画像形成装置において、 前記発注内容送信手段による前記中央管理装置への発注
    内容の送信に対して、該中央管理装置から該発注内容を
    受け付けた旨を示す応答情報を受信した場合に、該応答
    情報を報知する応答情報報知手段を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の画像形成装置と通信
    回線を介して通信する通信手段を有する中央管理装置で
    あって、 前記画像形成装置の画像形成に係わる部品あるいは消耗
    品の仕様情報を記憶する仕様情報記憶手段と、 該手段に記憶されている前記仕様情報を更新する仕様情
    報更新手段と、 該手段によって前記仕様情報が更新になった場合に、そ
    の更新後の仕様情報を前記画像形成装置へ送信する仕様
    情報送信手段とを設けたことを特徴とする中央管理装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の中央管理装置におい
    て、 前記仕様情報送信手段が、前記画像形成装置から前記発
    注内容を前記固有情報および前記仕様情報と共に受信し
    た場合に、該固有情報に基づいて該仕様情報と前記仕様
    情報記憶手段に記憶されている対応する仕様情報とを照
    合して両仕様情報が一致するか否かをチェックする仕様
    情報チェック手段と、該手段によって前記画像形成装置
    から受信した仕様情報と前記仕様情報記憶手段に記憶さ
    れている対応する仕様情報とが異なると判断した場合
    に、該仕様情報を更新後の仕様情報として前記発注内容
    の送信元へ送信する手段とを有することを特徴とする中
    央管理装置。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の画像形成装置と通信
    回線を介して通信する通信手段を有する中央管理装置で
    あって、 前記画像形成装置から前記発注内容を前記固有情報と共
    に受信した場合に、該固有情報に基づいて該発注内容の
    送信元へ該発注内容を受け付けた旨を示す応答情報を送
    信する応答情報送信手段を設けたことを特徴とする中央
    管理装置。
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