JP2003320812A - 自動二輪車用タイヤ及びその製造方法 - Google Patents
自動二輪車用タイヤ及びその製造方法Info
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Abstract
二輪車用タイヤ1の提供。 【解決手段】 タイヤ1は、トレッド部3、サイドウォ
ール部5、ビード部7、カーカス部9、バンド部11及
びインナーライナー13を備えている。バンド部11
は、1枚のバンドプライ27からなる。バンドプライ2
7は、リボンが周巻きされることで形成されている。リ
ボンは、長手方向に延びるバンドコードと、このバンド
コードを被覆するトッピングゴムとからなる。バンドコ
ードの一定荷重伸び率は、軸方向中心Cから端部Fに向
けて徐々に大きくなる。中心Cからの軸方向距離と、バ
ンドコードの一定荷重伸び率とは、三次以上の関数に近
似される。中間地点Mにおける捻れ率Tmと端部Fにお
ける捻れ率Tfとの比(Tf/Tm)は、0.95以下
である。
Description
に関し、詳細にはジョイントレス構造のバンド部を備え
た自動二輪車用タイヤに関するものである。
働く。自動二輪車は、車両の内側への傾斜によって生じ
るキャンバースラストによって遠心力に対向しつつ、旋
回する。旋回時の安定性の観点から、自動二輪車用タイ
ヤには、高い剛性が要求される。
なえたラジアル構造の自動二輪車用タイヤが開発され、
市場に供給されている(特開2000−326705号
公報等参照)。このタイヤのバンド部は、バンドプライ
を備えている。バンドプライは、長手方向に延びるバン
ドコードを備えたリボンが略周方向に周巻きされること
で形成されている。
軸方向中心Cから端部Fに向かって、バンドコードの一
定荷重伸び率が徐々に大きくなる。その変化の状態は、
主としてバンドコードの特性の影響を受ける。図6に示
された一定荷重伸び率曲線C2の形状は、直線的又は二
次関数的である。通常は、その変化率は20%から10
0%である。このように端部Fの近傍の一定荷重伸び率
が大きく設定されることで、トレッド端近傍の高剛性が
達成されている。
車両の高速化及び高性能化に伴い、ジョイントレス構造
のバンド部をそなえた従来のタイヤであっても、トレッ
ド端近傍の剛性不足とこれに起因する旋回安定性欠如と
が指摘されるようになった。タイヤ全体の剛性が高めら
れれば剛性不足は解消するが、この場合は赤道面近傍の
剛性が高すぎて、直進走行時の乗り心地が悪化する。
ものであり、旋回安定性と乗り心地との両方に優れた自
動二輪車用タイヤの提供を目的とするものである。
用タイヤは、トレッド部と、カーカス部と、カーカス部
とトレッド部との間に位置するバンド部とを備える。こ
のカーカス部はカーカスプライを備えており、このカー
カスプライは周方向に対する角度が70°以上90°以
下であるカーカスコードを含む。バンド部はバンドプラ
イを備えており、このバンドプライは長手方向に延びる
バンドコードを備えたリボンが周巻きされることで構成
される。このバンドコードの一定荷重伸び率は、軸方向
中心から端部に向けて徐々に大きくなる。このタイヤで
は、中心からの軸方向距離と、バンドコードの一定荷重
伸び率とが、三次以上の関数に近似される。
の剛性分布が、多様化されうる。これにより、旋回安定
性と乗り心地とが両立されうる。
レッド部と、カーカス部と、カーカス部とトレッド部と
の間に位置するバンド部とを備える。このカーカス部は
カーカスプライを備えており、このカーカスプライは周
方向に対する角度が70°以上90°以下であるカーカ
スコードを含む。バンド部はバンドプライを備えてお
り、このバンドプライは長手方向に延びるバンドコード
を備えたリボンが周巻きされることで構成される。この
バンドコードの一定荷重伸び率は、軸方向中心ら端部に
向けて徐々に大きくなる。軸方向中心におけるバンドコ
ードの一定荷重伸び率がEc(%)とされ、軸方向中心
と端部との中間地点におけるバンドコードの一定荷重伸
び率がEm(%)とされ、端部におけるバンドコードの
一定荷重伸び率がEf(%)とされたとき、(Ef/E
m)/(Em/Ec)の値は、0.50以上0.95以
下である。
の間の領域における一定荷重伸び率が、中間地点と端部
との間の領域における一定荷重伸び率よりも大きい。こ
のタイヤでは、比較的低剛性な軸方向中心近傍によって
良好な乗り心地が達成され、比較的高剛性な他の領域に
よって優れた旋回安定性が達成される。
ンは捻られつつ周巻きされる。そして、軸方向中心と端
部との中間地点における捻れ率がTm(回/10cm)
とされ、端部における捻れ率がTf(回/10cm)と
されたとき、比(Tf/Tm)の値は、0.95以下と
される。これにより、剛性分布が適切化される。
製造方法に関する。この製造方法は、長手方向に延びる
バンドコードを備えたリボンを周巻きしてバンドプライ
を形成する工程を含む。周巻きの開始地点から終了地点
までの間の少なくとも一部において、リボンは捻られ
る。周巻きの開始から終了までの間において、捻れ率は
変更される。この製造方法によって、種々の一定荷重伸
び率分布を備えたタイヤが得られうる。
好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明され
る。
輪車用タイヤ1(以下単に「タイヤ」とも称される)の
一部が示された断面図である。この図には、タイヤ1の
中心を通過しかつタイヤ1の赤道面Eと直交する平面に
沿った断面が示されている。この図1において上下方向
がタイヤ1の半径方向であり、左右方向がタイヤ1の軸
方向である。このタイヤ1は、トレッドパターンを除
き、赤道面Eを中心としたほぼ左右対称の形状を呈す
る。このタイヤ1は、トレッド部3、サイドウォール部
5、ビード部7、カーカス部9、バンド部11及びイン
ナーライナー13を備えている。
向外向きに凸な円弧状である。トレッド部3の外面は、
路面と接地するトレッド面を構成する。トレッド面に
は、溝部15とランド部17とからなるトレッドパター
ンが形成されている。
端から半径方向内向きに延びている。このサイドウォー
ル部5も、架橋ゴムからなる。サイドウォール部5は、
撓みによって路面からの衝撃を吸収する。また、サイド
ウォール部5は、カーカス部9の外傷を防止する。
ードコア19から半径方向外向きに延びるビードエーペ
ックス21とからなる。ビードコア19は環状であり、
複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイ
ヤー)からなる。ビードエーペックス21は、半径方向
外向きに先細りであるテーパ状であり、架橋ゴムからな
る。
及び第二カーカスプライ25を備えている。両カーカス
プライ23、25は、トレッド部3、サイドウォール部
5及びビード部7の内周面に沿うように配置されてお
り、その両端はビードコア19の軸方向内側から外側に
向かって巻き上げられている。両カーカスプライ23、
25は、カーカスコードと、このカーカスコードを被覆
するトッピングゴムとからなる。カーカスコードの周方
向に対する角度は、70°以上90°以下である。換言
すれば、このタイヤ1はラジアル構造を備えている。
内周面に接合されている。インナーライナー13も、架
橋ゴムからなる。インナーライナー13には、空気透過
性の少ないゴムが用いられる。インナーライナー13
は、タイヤ1の内圧を保持する役割を果たす。
からなる。バンドプライ27は、リボンが周巻きされる
ことで形成されている。リボンの周方向に対する角度
は、通常は5°(degree)以下である。リボンは
通常、螺旋状に巻かれる。リボンは、長手方向に延びる
バンドコードと、このバンドコードを被覆するトッピン
グゴムとからなる。
バンド部11の軸方向中心である。符号Fで示されてい
るのは、バンド部11の端部である。符号Mで示されて
いるのは、軸方向中心Cと端部Fとの中間地点である。
バンド部11の軸方向幅がWとされたとき、中間地点M
と軸方向中心Cとの軸方向距離はW/4であり、中間地
点Mと端部Fとの軸方向距離もW/4である。
7の形成に用いられる捻り装置29の一部が示された正
面図である。この捻り装置29は、ケーシング31と、
主円盤33と、駆動円盤35と、4個の保持ロール37
とを供えている。主円盤33は、貫通孔であるアイ39
を備えている。アイ39は矩形であり、その内寸は後述
されるリボンの外寸よりも若干大きめである。主円盤3
3は、4個の保持ロール37に囲まれることで、その位
置が保持されている。主円盤33の外周面と駆動円盤3
5の外周面とは、接触している。駆動円盤35が反時計
回りに回転すると、主円盤33と駆動円盤35との摩擦
力によって、主円盤33が時計回りに回転する。
ン41が周巻きされる様子が示された模式的側面図であ
る。この図には、捻り装置29とともに、プロファイル
デッキ43とサブロール45とが示されている。プロフ
ァイルデッキ43の上には、カーカスプライ23、25
等が含まれる下地47が巻かれている。主円盤33のア
イ39(図2参照)には、リボン41が通されている。
アイ39を通過したリボン41は、サブロール45で折
り返されて下地47の上に周巻きされる。この図3にお
いて二点鎖線は、アイ39が最も下方に位置した場合の
リボン41の位置を表している。
ン41が周巻きされる様子が示された模式的断面図であ
る。この図には、カーカスプライ23、25を含む下地
47とリボン41とが示されている。リボン41は、長
手方向に延びる3本のバンドコード49を含んでいる。
このバンドコード49は、トッピングゴム51によって
被覆されている。この図において紙面垂直方向が、タイ
ヤ1の周方向である。この図から明らかなように、主円
盤33(図2参照)が回転することで、リボン41は周
巻きされつつ捻られる。
れ回数)は、主円盤33の回転速度に依存する。軸方向
中心Cから端部Fに向けてリボン41が周巻きされる間
に主円盤33の回転速度が変更されれば、領域によって
捻れ率が異なるバンド部11が得られる。捻れ率の変動
は、一定荷重伸び率の変動を生む。換言すれば、リボン
41が捻られることで、バンドコード49の撚り数が変
更されたと同等の効果が得られる。
1の、バンドコード49の一定荷重伸び率曲線C1が示
されたグラフである。このバンド部11では、軸方向中
心Cから中間地点Mに向けて捻れ率が徐々に高められて
おり、中間地点Mから端部Fに向けて捻れ率が徐々に下
げられている。そして、端部Fの捻れ率は、軸方向中心
Cの捻れ率よりも低くされている。この曲線C1では、
一定荷重伸び率は、軸方向中心Cから端部Fに向けて徐
々に大きくなっている。この曲線C1は、三次関数に近
似される。この曲線C1と図6に示された曲線C2との
対比から明らかなように、両者の軸方向中心C近傍の一
定荷重伸び率は、同等である。一方、曲線C1の中間地
点M近傍の一定荷重伸び率は、曲線C2の中間地点M近
傍の一定荷重伸び率よりも高い。高い一定荷重伸び率
は、タイヤ1の剛性向上に寄与する。図5に示された一
定荷重伸び率曲線C1を備えるタイヤ1は、旋回安定性
と乗り心地との両方に優れる。
三次関数には限定されない。三次以上の関数(四次関
数、五次関数等)であれば足りる。いずれの関数に近似
される場合も、軸方向中心Cと端部Fとの間に変曲点を
備えることが好ましい。
一定荷重伸び率がEc(%)とされ、中間地点Mにおけ
るバンドコード49の一定荷重伸び率がEm(%)とさ
れ、端部Fにおけるバンドコード49の一定荷重伸び率
がEf(%)とされたとき、(Ef/Em)は中間地点
Mから端部Fにかけての一定荷重伸び率の変化率を表
し、(Em/Ec)は軸方向中心Cから中間地点Mにか
けての一定荷重伸び率の変化率を表す。旋回安定性と乗
り心地との両立の観点から、両変化率の比((Ef/E
m)/(Em/Ec))は0.50以上0.95以下が
好ましく、0.60以上0.90以下が特に好ましい。
便宜的に、端部Fから軸方向中心Cに10mm寄った箇
所にて一定荷重伸び率が測定され、この値がEfとされ
てもよい。
る捻れ率がTm(回/10cm)とされ、端部Fにおけ
る捻れ率がTf(回/10cm)とされたとき、比(T
f/Tm)の値は0.95以下が好ましい。これによ
り、旋回安定性と乗り心地とのが両立される。この観点
から、比(Tf/Tm)は0.90以下がより好まし
く、0.85以下が特に好ましい。端部Fにおいてバン
ドコード49が全く捻られない場合もあり得るので、比
(Tf/Tm)の下限はゼロである。便宜的に、端部F
から軸方向中心Cに10mm寄った箇所にて捻れ率が測
定され、この値がTfとされてもよい。中間地点におけ
る捻れ率Tm(回/10cm)と軸方向中心Cにおける
捻れ率Tc(回/10cm)との比(Tm/Tc)は、
1.05以上、特には1.10以上が好ましい。
質は、特には制限されない。好適なコードとしては、芳
香族ポリアミドコード、スチールコード及びアラミドコ
ードが例示される。リボン41におけるトッピングゴム
51に好適な基材ポリマーとしては、天然ゴム、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、ポリブタジエン、ポリイソプ
レン及びエチレン−プロピレン−ジエン共重合体が例示
される。トッピングゴム51に用いられるゴム組成物に
は、硫黄等の架橋剤が配合される。ゴム組成物にはま
た、架橋助剤、補強剤、充填剤、老化防止剤、加工助剤
等が、必要に応じ適量添加される。リボン41に含まれ
るバンドコード49の本数は1本でもよく、2本でもよ
く、4本以上であってもよい。
限られない。例えば、カーカスプライの枚数が1枚でも
よい。また、カーカス部とバンド部との間にベルト部が
設けられてもよい。
にされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定
的に解釈されるべきではない。
である自動二輪車用ラジアルタイヤを製作した。このタ
イヤのカーカス部のカーカスプライ枚数は、1枚であ
る。このカーカスプライは、2/1400dtexのナ
イロンコードを備えている。ナイロンコードの周方向に
対する角度は、90°である。このタイヤは、1枚のベ
ルトプライを備えている。このベルトプライは、2/1
670dtexの芳香族ポリアミドコードを備えてい
る。芳香族ポリアミドコードの周方向に対する角度は、
0°である。このタイヤは、1枚のバンドプライを備え
ている。バンドプライは、2/1670dtex/30
ツイストのアラミドコードを3本備えたリボンが周巻き
されることで形成されている。周巻き時には、軸方向中
心Cでの捻れ率をゼロとし、ここから徐々に捻れ率を高
めて中間地点Mで1.00とし、ここから徐々に捻れ率
を下げて端部Fで0.94とした。
ら中間地点Mまでの捻れ率を1.00とし、中間地点M
からここから徐々に捻れ率を下げて端部Fで0.94と
した他は実施例1と同様にして、タイヤを得た。
の捻れ率を1.00とし、ここから徐々に捻れ率を高め
て中間地点Mで1.13とし、ここから徐々に捻れ率を
下げて端部Fで0.94とした他は実施例1と同様にし
て、タイヤを得た。
例1と同様にして、タイヤを得た。
00cm3である自動二輪車の前輪に装着した。この自
動二輪車を熟練ライダーに運転させ、高速周回路におけ
る250km/hの速度での直進安定性及び乗り心地、
並びに半径が300mであるコーナーでの旋回安定性
を、「1」から「5」の5段階で評価させた。この結果
が、下記の表1に示されている。
イヤは諸性能に優れている。この評価結果より、本発明
の優位性は明らかである。
輪車用タイヤは、旋回安定性と乗り心地との両方に優れ
る。
用タイヤの一部が示された断面図である。
用いられる捻り装置の一部が示された正面図である。
きされる様子が示された模式的側面図である。
きされる様子が示された模式的断面図である。
ンドコードの一定荷重伸び率曲線が示されたグラフであ
る。
重伸び率曲線が示されたグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 トレッド部と、カーカス部と、カーカス
部とトレッド部との間に位置するバンド部とを備えてお
り、 このカーカス部が、周方向に対する角度が70°以上9
0°以下であるカーカスコードを含むカーカスプライを
備えており、 バンド部が、長手方向に延びるバンドコードを備えたリ
ボンが周巻きされてなるバンドプライを備えており、 このバンドコードの一定荷重伸び率が、軸方向中心から
端部に向けて徐々に大きくなる自動二輪車用タイヤであ
って、 中心からの軸方向距離と、バンドコードの一定荷重伸び
率とが、三次以上の関数に近似されることを特徴とする
自動二輪車用タイヤ。 - 【請求項2】 上記リボンが捻られつつ周巻きされてお
り、軸方向中心と端部との中間地点における捻れ率がT
m(回/10cm)とされ、端部における捻れ率がTf
(回/10cm)とされたとき、比(Tf/Tm)の値
が0.95以下である請求項1に記載の自動二輪車用タ
イヤ。 - 【請求項3】 トレッド部と、カーカス部と、カーカス
部とトレッド部との間に位置するバンド部とを備えてお
り、 このカーカス部が、周方向に対する角度が70°以上9
0°以下であるカーカスコードを含むカーカスプライを
備えており、 バンド部が、長手方向に延びるバンドコードを備えたリ
ボンが周巻きされてなるバンドプライを備えており、 このバンドコードの一定荷重伸び率が、軸方向中心から
端部に向けて徐々に大きくなる自動二輪車用タイヤであ
って、 軸方向中心におけるバンドコードの一定荷重伸び率がE
c(%)とされ、軸方向中心と端部との中間地点におけ
るバンドコードの一定荷重伸び率がEm(%)とされ、
端部におけるバンドコードの一定荷重伸び率がEf
(%)とされたとき、(Ef/Em)/(Em/Ec)
の値が0.50以上0.95以下であることを特徴とす
る自動二輪車用タイヤ。 - 【請求項4】 上記リボンが捻られつつ周巻きされてお
り、軸方向中心と端部との中間地点における捻れ率がT
m(回/10cm)とされ、端部における捻れ率がTf
(回/10cm)とされたとき、比(Tf/Tm)の値
が0.95以下である請求項3に記載の自動二輪車用タ
イヤ。 - 【請求項5】 長手方向に延びるバンドコードを備えた
リボンを周巻きしてバンドプライを形成する工程を含む
自動二輪車用タイヤの製造方法であって、 周巻きの開始地点から終了地点までの間の少なくとも一
部においてリボンが捻られており、周巻きの開始から終
了までの間において捻れ率が変更されることを特徴とす
る自動二輪車用タイヤの製造方法。
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