JP2003320732A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003320732A
JP2003320732A JP2002128461A JP2002128461A JP2003320732A JP 2003320732 A JP2003320732 A JP 2003320732A JP 2002128461 A JP2002128461 A JP 2002128461A JP 2002128461 A JP2002128461 A JP 2002128461A JP 2003320732 A JP2003320732 A JP 2003320732A
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武 森川
Hironobu Nakada
洋信 中田
Munetaka Fujita
旨孝 藤田
Hiroshi Sumiyama
浩史 炭山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 或る印刷ジョブによって排出された用紙が排
出ビンから取り除かれるまで次の印刷ジョブの実行開始
を保留する画像形成装置であって、印刷ジョブが滞留す
るのを有効に防止できるものを提供すること。 【解決手段】 印刷ジョブを受け付ける入力処理手段
と、排出ビン上に用紙が残っているか否かを検出する検
出手段とを備える。第1の印刷ジョブに応じて用紙に画
像形成を行って排出ビン上へその用紙を排出した後、そ
の用紙が排出ビンから取り除かれるまで(S11,S1
2)、第1の印刷ジョブに続く第2の印刷ジョブの実行
開始を保留する(S14)。ただし、特定の条件が満足
されたときは第2の印刷ジョブの実行開始を許可する
(S13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置に関
する。より詳しくは、印刷ジョブの予約を受け付けて、
印刷ジョブに応じた画像形成を行う画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種の画像形成装置としては、ネットワークを介して印刷
ジョブの予約を受け付けて、印刷ジョブに応じて用紙に
画像形成を行い、その印刷ジョブによって指定された排
出ビン上へその用紙(プリント)を排出するものがあ
る。
【0003】ここで、或る印刷ジョブに応じて用紙に画
像形成を行い、その印刷ジョブによって指定された排出
ビン上へその用紙を排出した後、その用紙が排出ビンか
ら取り除かれるまで、次の印刷ジョブの実行開始を保留
する提案がなされている。これにより、複数の印刷ジョ
ブによって排出された用紙が重なって区別できなくなる
のを防止することができる。
【0004】しかしながら、一律にそのようにした場
合、装置の待ち時間が長くなって、印刷ジョブが滞留す
るという問題がある。
【0005】そこで、この発明の課題は、或る印刷ジョ
ブによって排出された用紙が排出ビンから取り除かれる
まで次の印刷ジョブの実行開始を保留する画像形成装置
であって、印刷ジョブが滞留するのを有効に防止できる
ものを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の画像形成装置は、印刷ジョブを受
け付ける入力処理手段と、排出ビン上に用紙が残ってい
るか否かを検出する検出手段とを備え、第1の印刷ジョ
ブに応じて用紙に画像形成を行って排出ビン上へその用
紙を排出した後、その用紙が排出ビンから取り除かれる
まで、上記第1の印刷ジョブに続く第2の印刷ジョブの
実行開始を保留する画像形成装置において、特定の条件
が満足されたときは上記第2の印刷ジョブの実行開始を
許可する制御を行う制御手段を備えたことを特徴とす
る。
【0007】この請求項1の画像形成装置では、第1の
印刷ジョブに応じて用紙に画像形成を行って排出ビン上
へその用紙を排出した後、その用紙が排出ビンから取り
除かれるまで、原則として上記第1の印刷ジョブに続く
第2の印刷ジョブの実行開始を保留する。これにより、
第1、第2の印刷ジョブ、つまり複数の印刷ジョブによ
って排出された用紙が重なって区別できなくなるのを防
止することができる。ただし、この画像形成装置では、
第2の印刷ジョブの実行開始を一律に保留するのではな
く、特定の条件が満足されたときは上記第2の印刷ジョ
ブの実行開始を許可する制御を行う。このような例外的
な条件を設けることによって、印刷ジョブが滞留するの
を有効に防止できる。
【0008】請求項2に記載の画像形成装置は、請求項
1に記載の画像形成装置において、上記条件は、上記第
1の印刷ジョブを指示したユーザと上記第2の印刷ジョ
ブを指示したユーザとの同一であることを特徴とする。
【0009】この請求項2の画像形成装置は、上記第1
の印刷ジョブを指示したユーザと上記第2の印刷ジョブ
を指示したユーザとが同一である場合、第1の印刷ジョ
ブによって排出された用紙が排出ビンから取り除かれな
くても、第2の印刷ジョブの実行開始を許可する制御を
行う。この理由は、ユーザが同一であれば、複数の印刷
ジョブによって排出された用紙が重なっても良い場合が
あるからである。この結果、印刷ジョブが滞留するのを
有効に防止できる。
【0010】なお、「ユーザが同一」であるか否かは、
例えば上記第1、第2の印刷ジョブ指示した部門のID
(識別番号)が同一であるか否か、または上記第1、第
2の印刷ジョブ指示した端末のアドレスが同一であるか
否か等を基準にして判断される。
【0011】請求項3に記載の画像形成装置は、請求項
1に記載の画像形成装置において、上記条件は、上記第
1の印刷ジョブによって排出された用紙が残っている排
出ビンと上記第2の印刷ジョブによって指定されたを排
出ビンとの相異であることを特徴とする。
【0012】この請求項3の画像形成装置では、上記第
1の印刷ジョブによって排出された用紙が残っている排
出ビンと上記第2の印刷ジョブによって指定されたを排
出ビンとが相異している場合、第1の印刷ジョブによっ
て排出された用紙が排出ビンから取り除かれなくても、
第2の印刷ジョブの実行開始を許可する制御を行う。こ
の理由は、第1の印刷ジョブによって排出された用紙が
残っている排出ビンと第2の印刷ジョブによって指定さ
れたを排出ビンとが相異していれば、第1、第2の印刷
ジョブによって排出された用紙が重なることはないから
である。この結果、印刷ジョブが滞留するのを有効に防
止できる。
【0013】請求項4に記載の画像形成装置は、請求項
1、2または3に記載の画像形成装置において、上記条
件は、上記第1の印刷ジョブによって排出ビン上へ用紙
を排出した後、所定時間経過したことであることを特徴
とする。
【0014】この請求項4の画像形成装置では、上記第
1の印刷ジョブによって排出ビン上へ用紙を排出した
後、所定時間経過すれば、第1の印刷ジョブによって排
出された用紙が排出ビンから取り除かれなくても、第2
の印刷ジョブの実行開始を許可する制御を行う。この理
由は、第1の印刷ジョブによって排出された用紙が排出
ビンに長時間放置されているのに、第2の印刷ジョブの
実行開始を保留しつづけることは、装置の稼動を確保す
る観点から不合理だからである。この結果、印刷ジョブ
が滞留するのを有効に防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0016】図1は、或る企業のLAN(ローカルエリ
アネットワーク)200に接続された、一実施形態の画
像形成装置を構成するプリンタサーバ(パーソナルコン
ピュータからなる)100Aおよびデジタルカラー複写
機100Bを示している。その他、このLAN200に
は、各部門の端末(パーソナルコンピュータからなる)
201、202、…が接続されている。これらの端末2
01、202、…はそれぞれ固有のアドレスによって特
定される。
【0017】プリンタサーバ100Aは、LAN200
に接続された各部門の端末201、202、…から印刷
ジョブの予約を入力処理手段として受けて、複写機10
0BのCPU(中央演算処理装置)152と通信を行っ
て、複写機100Bにそれらの印刷ジョブを実行させる
制御を行う。
【0018】複写機100Bは、プリンタサーバ100
Aとこの複写機100Bとの間の信号入出力を行うイン
ターフェイス(I/F)部151と、この複写機全体の
動作を制御するCPU152と、このCPU152のた
めの制御プログラムを格納したROM153と、時間を
計数するタイマ154とを備えている。これらは図2中
に示すプリントヘッド部113に収容されている。
【0019】図2は複写機100Bの内部構造を示して
いる。この複写機100Bは、原稿画像を読み取るイメ
ージリーダ部101と、イメージリーダ部101で読み
取った画像を用紙上に形成するプリンタ部102とに大
きく分けられる。なお、プリンタ部102の上部には、
ユーザが各種入力を行うための操作パネル(表示部を含
む。図1参照。)103が設けられている。
【0020】イメージリーダ部101は、プラテンガラ
ス104上に載置された原稿を照射する露光ランプ10
5と、原稿からの反射光を集光する光学系(複数のミラ
ーを含む)107と、集光された光を電気信号に変換す
るCCDカラーイメージセンサ110とを備えている。
なお、106は原稿カバーを示している。露光ランプ1
05は、原稿読取時にはモータ112により駆動され
て、図中の左右方向(副走査方向)に移動し、原稿面を走
査する。露光ランプ105で照射された原稿面の画像
は、イメージセンサ110で光電変換される。イメージ
センサ110により得られたR,G,Bの色の多値電気信
号は、画像信号処理部111により、イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)のいずれかの
ビットの階調データに変換される。画像信号処理部11
1において求められたビットの階調データは、この画像
信号処理部に内蔵された同期用バッファ(FIFOメモ
リ)に記憶される。
【0021】プリンタ部102では、給紙カセット12
0,121,122のいずれかから1枚ずつ適切なサイ
ズの用紙が搬送路123へ送り出され、タイミングロー
ラ123のところで一旦待機する。そして、用紙は、イ
メージリーダ部101の動作と同期をとって転写ドラム
126の方へ搬送され、吸着チャージャ125によっ転
写ドラム126に吸着されて巻き付けられる。これによ
り、転写時に位置ずれが生じないようにしている。
【0022】プリントヘッド部113は、上述の同期用
バッファを介して入力されるビットの階調データに対し
て所定の階調補正(γ補正)を行った後、補正後の画像デ
ータをD/A変換してレーザダイオード駆動信号を生成
し、この駆動信号に基づく発光強度で半導体レーザを変
調する。プリントヘッド部113から出力されるレーザ
ビームは、反射鏡を介して、回転駆動される感光体ドラ
ム115を露光する。感光体ドラム115は、露光を受
ける前に毎回クリーニングされ、帯電チャージャ114
により一様に帯電されている。この状態で露光をうける
と、感光体ドラム115上に原稿の静電潜像が形成され
る。シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー現
像器116,117,118,119のうちいずれか一
つだけが選択され、感光体ドラム115上の静電潜像を
現像する。現像されたトナー像は、転写チャージャ12
7により転写ドラム上に巻きつけられた用紙に転写され
る(印字過程)。
【0023】上記印字過程は、イエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の色につい
て繰り返して行われる。このとき、感光体ドラムと転写
ドラムの動作に同期してイメージリーダ部101は原稿
読み取り動作を繰り返す。各色の印字過程が完了した
後、用紙は、分離チャージャ129と分離爪131を作
動させることによって転写ドラム126から分離され、
定着装置134を通って定着され、排出ローラ132に
よって本体から排出される。ここで、片面コピーモード
であれば、用紙は、搬送路137を通って、そのままフ
ィニッシャ140へ送られる。フィニッシャ140は、
印刷ジョブによって指定された排出ビン142a,14
2b,…,142x上へ用紙を排出する。なお、両面コ
ピーモードであれば、排出ローラ132によって本体か
ら排出された用紙は、切換爪135によってスイッチバ
ック搬送路138へ送られ、先ほどとは表裏反転された
状態で再給紙路139を通してタイミングローラ123
のところへ送られる。そして、残りの面に画像形成され
た後、本体から排出され、フィニッシャ140へ送られ
る。
【0024】フィニッシャ140には、排出ビン142
a,142b,…,142x(適宜、符号142で総称
する。)に用紙が残っているか否かを検出するための排
出ビン残用紙センサ141a,141b,…,141x
(適宜、符号141で総称する。)が検出手段として設
けられている。図1中に示すように、これらの排出ビン
残用紙センサ141はCPU152に接続されている。
したがって、CPU152は、各排出ビン142に用紙
が残っているか否かをリアルタイムで知ることができ
る。
【0025】図3はCPU152による制御のメインフ
ローを示している。
【0026】まず、印刷ジョブによって指定された用紙
サイズ、プリント枚数などの入力情報に基づいて出力モ
ードを設定する(S1)。続いて、スタートキーがオン
(ON)されるのを待つ(S2)。スタートキーがオン
されると、後述する排出ビン確認処理を行って(S
3)、その印刷ジョブの実行開始(プリント処理)が可
能か否かを判断する(S4)。その印刷ジョブの実行開
始が保留されていれば(S4でNO)、その印刷ジョブ
の実行開始が許可されるまで待つ。排出ビン確認処理
(S3)の結果、印刷ジョブの実行開始が許可されれば
(S4でYES)、その印刷ジョブに応じて或る用紙に
画像形成(作像動作)を行い(S5)、その印刷ジョブ
によって指定された排出ビン142上へその用紙(プリ
ント)を排出する(S6)。そして、その印刷ジョブに
よるプリント処理が終了するまで、つまりその印刷ジョ
ブによって指示された枚数分の用紙が排出されるまで、
ステップS5,S6の処理を繰り返す(S7)。
【0027】図4は上述の排出ビン確認処理(図3中の
S3)の具体的なフローを例示している。このフローの
例では、上記印刷ジョブ(以下、これを「第2の印刷ジ
ョブ」とする。)によって指定された排出ビンと、それ
に先だって実行した印刷ジョブ(以下、これを「第1の
印刷ジョブ」とする。)によって指定された排出ビンと
が、説明の便宜上、同じ最上段の排出ビン142aであ
るものとする。なお、デフォルトでは最上段の排出ビン
142aが指定される。
【0028】この例では、まず第1の印刷ジョブによっ
て排出された用紙(プリント)が排出ビン142a上に
残っているか否かを、排出ビン残用紙センサ141aの
出力に基づいて判断する(S11)。ここで、用紙が排
出ビン142a上に残っていなければ(S11でN
O)、第1、第2の印刷ジョブによって排出された用紙
が重なって区別できなくなることはない。そこで、第2
の印刷ジョブの実行開始(印字開始)を許可することを
決定する(S15)。
【0029】一方、用紙が排出ビン142a上に残って
いれば(S11でYES)、その用紙が排出ビン142
aから取り除かれたか否かを判断する(S12)。ここ
で、その用紙が排出ビン142aから取り除かれていれ
ば(S12でYES)、先ほどと同様に、第2の印刷ジ
ョブの実行開始を許可することを決定する(S15)。
一方、その用紙が排出ビン142a上に残っていれば、
第1の印刷ジョブを指示したユーザと第2の印刷ジョブ
を指示したユーザとが同一であるか否かを判断する(S
13)。ここで、ユーザが同一であれば、複数の印刷ジ
ョブによって排出された用紙が重なっても良い場合があ
る。そこで、第1の印刷ジョブを指示したユーザと第2
の印刷ジョブを指示したユーザとが同一であれば(S1
3でYES)、第2の印刷ジョブの実行開始を許可する
ことを決定する(S15)。この結果、印刷ジョブが滞
留するのを有効に防止できる。
【0030】なお、「ユーザが同一」であるか否かは、
例えばLAN200を介して第1、第2の印刷ジョブ指
示した端末201,202,…のアドレスが同一である
か否かを基準にして判断する。このほか、「ユーザが同
一」であるか否かは、第1、第2の印刷ジョブ指示した
部門のID(識別番号。端末201、202、…が属す
るユーザのIDである。)が同一であるか否か等を基準
にして判断しても良い。
【0031】一方、第1の印刷ジョブを指示したユーザ
と第2の印刷ジョブを指示したユーザとが同一でなけれ
ば(S13でNO)、第1の印刷ジョブによって排出さ
れた用紙が排出ビン142aから取り除かれるまで、第
2の印刷ジョブの実行開始を保留する(S14でN
O)。ただし、第1の印刷ジョブによって排出ビン14
2a上へ用紙を排出した後、そのまま所定時間経過すれ
ば(S11でYES,S12でNO,S13でNO,S
14でYES)、第2の印刷ジョブの実行開始を許可す
ることを決定する(S15)。この理由は、第1の印刷
ジョブによって排出された用紙が排出ビン142aに長
時間放置されているのに、第2の印刷ジョブの実行開始
を保留しつづけることは、装置の稼動を確保する観点か
ら不合理だからである。この結果、印刷ジョブが滞留す
るのを有効に防止できる。
【0032】このように、この複写機100Bでは、第
2の印刷ジョブの実行開始を一律に保留するのではな
く、第1、第2の印刷ジョブを指示した「ユーザが同
一」であるか、または用紙が排出ビン142上に所定時
間放置されていれば、第2の印刷ジョブの実行開始を許
可する。したがって、印刷ジョブが滞留するのを有効に
防止できる。
【0033】図5は上述の排出ビン確認処理(図3中の
S3)の別の具体的なフローを例示している。この例で
は、第1の印刷ジョブを指示したユーザと第2の印刷ジ
ョブを指示したユーザとが相異しているものとする。
【0034】先の例と同様に、まず第1の印刷ジョブに
よって排出された用紙(プリント)がいずれかの排出ビ
ン142a,142b,…,142x上に残っているか
否かを、排出ビン残用紙センサ141a,141b,
…,141xの出力に基づいて判断する(S21)。こ
こで、用紙が排出ビン142a,142b,…,142
x上に全く残っていなければ(S21でNO)、第1、
第2の印刷ジョブによって排出された用紙が重なって区
別できなくなることはない。そこで、第2の印刷ジョブ
の実行開始(印字開始)を許可することを決定する(S
25)。
【0035】一方、用紙がいずれかの排出ビン142
a,142b,…,142x上に残っていれば(S21
でYES)、そのような用紙が排出ビン142a,14
2b,…,142xから完全に取り除かれたか否かを判
断する(S22)。ここで、そのような用紙が排出ビン
142a,142b,…,142xから完全に取り除か
れていれば(S22でYES)、先ほどと同様に、第2
の印刷ジョブの実行開始を許可することを決定する(S
25)。一方、第1の印刷ジョブによって排出された用
紙がいずれかの排出ビン142a,142b,…,14
2x上に残っていれば、その用紙が残っている排出ビン
と、第2の印刷ジョブによって指定された排出ビンと
が、相異しているか否かを判断する(S23)。ここ
で、第1の印刷ジョブによって排出された用紙が残って
いる排出ビンと第2の印刷ジョブによって指定された排
出ビンとが完全に相異していれば(S23でYES)、
第1、第2の印刷ジョブによって排出された用紙が重な
って区別できなくなることはない。例えば、第1の印刷
ジョブによって排出された用紙が残っている排出ビンが
最上段の排出ビン142aのみであり、第2の印刷ジョ
ブによって指定された排出ビンが二段目と三段目の排出
ビン142b,142cのみであれば、第1、第2の印
刷ジョブによって排出された用紙を互いに区別すること
ができる。そこで、第1の印刷ジョブによって排出され
た用紙が残っている排出ビンと第2の印刷ジョブによっ
て指定された排出ビンとが完全に相異していれば(S2
3でYES)、第2の印刷ジョブの実行開始を許可する
ことを決定する(S25)。この結果、印刷ジョブが滞
留するのを有効に防止できる。
【0036】一方、第1の印刷ジョブによって排出され
た用紙が残っている排出ビンと第2の印刷ジョブによっ
て指定された排出ビンとが少なくとも一つ一致していれ
ば(S23でNO)、第1、第2の印刷ジョブによって
排出された用紙が重なって区別できなくなる可能性があ
る。例えば、第1の印刷ジョブによって排出された用紙
が残っている排出ビンが最上段の排出ビン142aであ
り、第2の印刷ジョブによって指定された排出ビンが最
上段と二段目の排出ビン142a,142bであれば、
一致している最上段の排出ビン142a上で第1、第2
の印刷ジョブによって排出された用紙が重なって区別で
きなくなる。そこで、その一致している排出ビンから用
紙が取り除かれるまで、第2の印刷ジョブの実行開始を
保留する(S24でNO)。ただし、第1の印刷ジョブ
によって排出ビン142上へ用紙を排出した後、そのま
ま所定時間経過すれば(S21でYES,S22でN
O,S23でNO,S24でYES)、第2の印刷ジョ
ブの実行開始を許可することを決定する(S25)。こ
の理由は、第1の印刷ジョブによって排出された用紙が
排出ビン142に長時間放置されているのに、第2の印
刷ジョブの実行開始を保留しつづけることは、装置の稼
動を確保する観点から不合理だからである。この結果、
印刷ジョブが滞留するのを有効に防止できる。
【0037】このように、この複写機100Bでは、第
2の印刷ジョブの実行開始を一律に保留するのではな
く、第1の印刷ジョブによって排出された用紙が残って
いる排出ビンと第2の印刷ジョブによって指定された排
出ビンとが相異しているか、または用紙が排出ビン14
2上に所定時間放置されていれば、第2の印刷ジョブの
実行開始を許可する。したがって、印刷ジョブが滞留す
るのを有効に防止できる。
【0038】なお、図4のフローのポイントである、第
1、第2の印刷ジョブを指示した「ユーザが同一」であ
るか否かの判断と、図5のフローのポイントである、第
1の印刷ジョブによって排出された用紙が残っている排
出ビンと第2の印刷ジョブによって指定された排出ビン
とが相異しているかの判断と、両フローのポイントであ
る、用紙が排出ビン142上に所定時間放置されている
か否かの判断とを組み合わせて、第2の印刷ジョブの実
行開始を許可するか否かを決定しても良い。そのように
した場合、印刷ジョブが滞留するのをさらに有効に防止
できる。
【0039】また、当然ながら、それらの判断をそれぞ
れ単独で適用して、第2の印刷ジョブの実行開始を許可
するか否かを決定しても良い。そのようにした場合、処
理フローを簡素化できる。
【0040】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の画
像形成装置によれば、或る印刷ジョブによって排出され
た用紙が排出ビンから取り除かれるまで次の印刷ジョブ
の実行開始を保留する一方、印刷ジョブが滞留するのを
有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 LANに接続された、一実施形態の画像形成
装置を構成するプリンタサーバおよびデジタルカラー複
写機を示すブロック図である。
【図2】 上記複写機の構造を示す断面図である。
【図3】 上記複写機のCPUによる処理のメインフロ
ーを示す図である。
【図4】 図3中の排出ビン確認処理の具体的なフロー
を例示する図である。
【図5】 図3中の排出ビン確認処理の別の具体的なフ
ローを例示する図である。
【符号の説明】
100A プリンタサーバ 100B デジタルカラー複写機 141,141a,141b,…,141x 排出ビン
残用紙センサ 142,142a,142b,…,142x 排出ビン 200 LAN 201,202 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 洋信 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 藤田 旨孝 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 炭山 浩史 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 HH01 HH03 HJ04 HK11 HK23 HN02 HN15 HN18 2H027 DC12 EH06 ZA07 5B021 AA01 CC04 KK00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ジョブを受け付ける入力処理手段
    と、排出ビン上に用紙が残っているか否かを検出する検
    出手段とを備え、第1の印刷ジョブに応じて用紙に画像
    形成を行って排出ビン上へその用紙を排出した後、その
    用紙が排出ビンから取り除かれるまで、上記第1の印刷
    ジョブに続く第2の印刷ジョブの実行開始を保留する画
    像形成装置において、 特定の条件が満足されたときは上記第2の印刷ジョブの
    実行開始を許可する制御を行う制御手段を備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 上記条件は、上記第1の印刷ジョブを指示したユーザと
    上記第2の印刷ジョブを指示したユーザとの同一である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、 上記条件は、上記第1の印刷ジョブによって排出された
    用紙が残っている排出ビンと上記第2の印刷ジョブによ
    って指定されたを排出ビンとの相異であることを特徴と
    する画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の画像形成
    装置において、 上記条件は、上記第1の印刷ジョブによって排出ビン上
    へ用紙を排出した後、所定時間経過したことであること
    を特徴とする画像形成装置。
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