JPH10240074A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10240074A
JPH10240074A JP9058641A JP5864197A JPH10240074A JP H10240074 A JPH10240074 A JP H10240074A JP 9058641 A JP9058641 A JP 9058641A JP 5864197 A JP5864197 A JP 5864197A JP H10240074 A JPH10240074 A JP H10240074A
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JP
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adf
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JP9058641A
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Kotaro Yonenaga
晃太郎 米永
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数枚の原稿を1部づつ複写する場合の複写効
率が低かった。そこで、かかる場合の複写効率を高め
る。 【解決手段】ADF100は複数枚の原稿がセットされ
ている場合は画像読取装置200の画像読取領域に画像
読取装置200の読み取り能力と原稿サイズによって定
まる複数枚の原稿を搬送する。画像読取装置200はA
DF100が搬送した複数枚の原稿を1回の読み取り動
作で読み取る。印刷装置300は画像読取装置200が
読み取った複数枚分の画像データを基に形成した複数の
画像を同時に保持し、保持した複数の画像を順に転写紙
に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置、特
に複数枚の原稿を1部づつ複写する際の効率化に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルカラー複写機及びカラーファク
シミリ等においては、複数枚の原稿から読み取った画像
を基に感光体を露光して複数原稿分の静電潜像を形成
し、形成した静電潜像を基に複数原稿分の可視トナー像
を形成し、形成した複数原稿分のトナー像を同時に保持
し、効率良く転写紙に転写することができるようにした
ものがある。例えば特開平5-227386号公報に掲載され
た画像記録装置では、転写ドラムに保持されている1枚
目の転写紙にはCCDからの画像信号に基づいて形成さ
れた画像を転写し、2枚目以降はメモリから読み出した
画像信号に基づいて形成された画像を転写することによ
り画像の転写効率を高めている。
【0003】また、ADFを備え、複数枚の原稿を複写
する際の原稿搬送効率を高めている装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5-227386号公報に掲載された画像記録装置等では、複
数枚の原稿を1部づつ複写する場合には原稿の読み取り
は1枚づつ行なわれているので、複数枚分の可視トナー
画像を保持する機能及びADFの機能を十分に発揮する
ことができず、複写効率は低下していた。
【0005】この発明はかかる問題を解決するためにな
されたものであり、複数枚の原稿を1部づつ複写する場
合等の複写効率を高めることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、ADFと画像読取装置と印刷装置を有し、AD
Fはセットされた原稿を画像読取装置に搬送するもので
あり、複数枚の原稿がセットされている場合は画像読取
装置の読み取り能力と原稿サイズによって定まる複数枚
の原稿を画像読取装置の画像読取領域に搬送し、画像読
取装置はADFから搬送された原稿から画像を1回の読
み取り動作で読み取り、原稿の読み取り効率を高める。
【0007】さらに、上記印刷装置は画像読取装置が読
み取った複数枚分の画像データを基に形成した複数の画
像を同時に保持し、保持した複数の画像を転写紙に転写
して、画像の転写効率を高める。
【0008】また、ADFは複数枚の原稿がセットされ
ている場合は画像読取装置の読み取り能力と原稿サイズ
によって定まる複数枚の原稿を転写紙の給紙間隔と同じ
間隔を開けて搬送して、転写紙の給紙タイミングと原稿
の搬送タイミングを同期させる。
【0009】さらに、上記画像読取装置が読み取った複
数枚分の画像の間の部分の画像データを白画像データと
して、トナーの消費量を低減する。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置は、例え
ばディジタルカラー複写機等に用いられるものであり、
特に複数枚の単色原稿を1部づつ複写する場合等の効率
を高めるものである。
【0011】画像形成装置は、例えばADF、画像読取
装置及び印刷装置を有する。ADFは、セットされた原
稿を順に画像読取装置に搬送するものであり、例えば原
稿の有無を検知するための光学センサ、原稿サイズを検
知するための信号を出力する光学センサ、サイズ判定部
及び搬送可不可判定部を備える。サイズ判定部は光学セ
ンサの信号を基に搬送した原稿のサイズを検知する。搬
送可不可判定部はサイズ判定部が判定した原稿のサイズ
を基に次ぎの原稿を画像読取装置の画像読取領域に載せ
ることができるか否かを判定し、次ぎの原稿を画像読取
領域に載せることができる場合は、次ぎの原稿の搬送を
指示する。このようにして、ADFは複数枚の原稿がセ
ットされている場合は画像読取装置の画像読取領域に載
せることができる複数枚(例えば2枚)の原稿を並べて
画像読取装置に搬送する。画像読取装置はADFが搬送
した原稿を読み取る部分であり、例えばADFが複数枚
の原稿を並べて搬送した場合にはADFが搬送した複数
枚の原稿を1回の読取処理で読み取るフルカラーのイメ
ージスキャナから成る。このように、1回の読取処理で
複数枚の原稿を読み取ることができるので、原稿読取効
率を高めることができる。
【0012】印刷装置は、例えば画像処理ユニットと書
込ユニットと感光体と現像ユニットと画像保持部を備え
る。画像処理ユニットは画像読取装置が原稿から読み取
った画像データに対して画像処理を行なう部分であり、
例えば単色画像の印刷が指定されている場合は画像読取
装置から読み込んだR(赤色),G(緑色),B(青
色)の各色の画像データをC(シアン),M(マゼン
タ),Y(黄色),BK(黒色)の各色の画像データに
変換し、変換したC,M,Y,BKのいずれか一色を選
択して単色画像データとする。書込ユニットは画像処理
後の画像データを基に感光体上に静電潜像を形成する。
現像ユニットは感光体に形成した静電潜像を基に可視ト
ナー像形成する部分であり、画像読取装置が1回の読取
処理で読み取った複数枚分の画像データを基に複数の可
視画像を形成する。画像保持部は書込ユニットが感光体
上に形成した複数の可視画像を同時に保持し、転写紙に
転写するものであり、例えば画像読取装置が一回の読取
処理で複数枚の原稿の画像を読み取った場合にはその読
み取った画像による可視画像を保持し、転写紙に転写す
る。これにより、転写紙を立て続けに供給しても転写が
できるようになり、印刷効率を高めることができる。こ
こで、画像保持部は、例えば転写ベルト等から成る。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の画像形成装置の
構成図である。図に示すように、画像読取装置は、AD
F100、イメージスキャナ200、レーザプリンタ3
00及び操作ボード400を有する。
【0014】ADF100は原稿台110を備え、イメ
ージスキャナ200の上方に位置する。原稿台110は
多数の原稿を載積した状態で保持する。原稿搬送動作を
行なう場合、呼出コロ112が最上部の原稿上面に当接
した状態で回転して、当接した原稿を繰り出す。分離コ
ロ113は原稿の重送を避けるためのものである。予め
定めた位置まで繰り出された原稿は、プルアウトローラ
117及び搬送ベルト116の駆動によりイメージスキ
ャナ200のコンタクトガラス201上をさらに搬送さ
れ、原稿の先端部がコンタクトガラス201の搬送方向
先端部に達すると停止する。原稿の読み取りが終了する
と、搬送ベルト116は原稿の搬送を再開し、コンタク
トガラス201から原稿を排紙した後に、次ぎの原稿を
同様にしてコンタクトガラス201の搬送方向先端部に
搬送して同様の処理を繰り返す。
【0015】呼出コロ112の手前には、次ぎの原稿が
あるか否かを検知する光学センサ111が備わってい
る。また、分離コロ113とプルアウトローラ117の
間には原稿の先端部及びサイズを検知する光学センサ1
14が備わっている。光学センサ114は主走査方向に
異なる位置に配置され、それらのセンサの検出状態の組
合せにより原稿幅を検知できる。また、駆動モータ(不
図示)には駆動モータの回転量に応じたパルスを出力す
るパルス発生器(不図示)が設けられており、ADF1
00の制御部(不図示)はパルス発生器のパルス数及び
光学センサ114を原稿が通過することによって副走査
方向の原稿サイズ及び原稿の移動量を検知することがで
きる。ここで、呼出コロ112及び分離コロ113は給
紙モータ(不図示)によって駆動され、プルアウトロー
ラ117及び搬送ベルト116は搬送モータ(不図示)
によって駆動される。
【0016】イメージスキャナ200はコンタクトガラ
ス201の下方に配置された画像読取部220を搬送方
向に移動して、コンタクトガラス201上の原稿を走査
する。画像読取部220は原稿表面を照射する照射ラン
プ202などを備える。照明用ランプ202から出た光
はコンタクトガラス201上に載置された原稿の表面で
原稿画像の濃度に応じて反射する。この反射光、すなわ
ち検出された光像は多数のミラー及びレンズを通り、ダ
イクロックプリズム210に入射する。大クロックプリ
ズム210は入射光を波長に応じれR(赤),G
(緑),B(黒)の3色に分光する。分光された光はそ
れぞれ異なった一次元CCDセンサに入射する。したが
って、イメージセンサ200に備わった3つの一次元イ
メージセンサによって原稿画像上の主走査方向1ライン
のR,G,B各色成分を同時に検出することができる。
【0017】レーザプリンタ300は、感光体ドラム3
10、書込ユニット320、現像ユニット330、画像
保持部、帯電チャージャ350及びクリーニングユニッ
ト360を備える。ここで、画像保持部は転写ベルト3
41から成る。
【0018】感光体ドラム310の表面は、まず帯電チ
ャージャ350によって生じるコロナ電流によって一様
に高電位に帯電する。この面に書込ユニット320の発
するレーザ光が照射されると、その光の強度に応じて帯
電電位が変化する。したがって、レーザ光の照射の有無
に応じた電位分布が感光体ドラム310上に形成され
る。書込ユニット320にはレーザダイオード(不図
示)が備わっており、それが発するレーザ光は多面鏡3
21、レンズ322、ミラー323及びレンズ324を
通って感光体ドラム310の表面に照射される。多面鏡
321は電気モータ325によって高速で定速回転す
る。ここで、書込ユニット320は画素の各走査位置で
その画素の濃度に応じてレーザ光がオン又はオフするよ
うにレーザダイオードを制御する。したがって、感光体
ドラム310上に形成される電位分布は原稿画像の濃淡
に対応し、静電潜像を形成する。この静電潜像は、書込
ユニット320よりも下流で構成され、トナーによって
可視化する。この実施例では、現像ユニット330には
4組の現像器33M,33C,33Y,33BKが備わ
っている。各現像器33M,33C,33Y,33BK
はそれぞれM(マゼンタ),C(シアン),Y(黄
色),BK(黒色)のトナーを保持する。
【0019】一方、カセット370が保持する転写紙は
給紙コロ371によって繰り出され、レジストローラ3
72を介して転写ベルト341の表面まで搬送される。
転写紙は転写ベルト341の回転に伴って移動し、感光
体ドラム310の表面に接近した状態で転写チャージャ
380によって感光体ドラム310上に形成された画像
を転写紙に転写する。
【0020】単色モードの場合にはトナー像の転写が終
了した転写紙は転写ベルト341から分離し、定着器3
90で画像を定着した後に排紙トレイ395に排紙され
る。フルカラーモードの場合はM(マゼンタ),C(シ
アン),Y(黄色),BK(黒色)の4色を一枚の転写
紙上に重ねる必要がある。その場合、まず感光体ドラム
310上にBK色(黒色)のトナー像を形成してそれを
転写紙に転写した後、転写紙を転写ベルト341から分
離することなく、次ぎに感光体310ドラム上にM色
(マゼンタ)のトナー像を形成し、そのトナー像を再び
転写紙に転写する。さらに、C色(シアン)及びY色
(黄色)についても感光体ドラム310上へのトナー像
の形成と形成したトナー像の転写紙への転写を行なう。
このように、各色のトナー像の形成と転写を4回繰り返
すことにより、一つのカラー画像を転写紙上に形成す
る。全ての色のトナー像の転写が終了すると、転写紙を
転写ベルト341から分離し、定着器390で転写紙上
のトナー像を定着し、トナー像を定着した後の転写紙を
排紙トレイ395に排紙する。
【0021】また、画像形成装置は電装系に、図2に示
すようにコントローラ510、同期検知制御部520、
外部I/F530、セレクタ535及び画像処理ユニッ
ト540を備える。コントローラ501はマイクロコン
ピュータ等で構成され、画像形成装置全体の制御を行な
う。また、コントローラ501はサイズ判定部511と
次原稿搬送可不可判定部512を有する。サイズ判定部
511はADF100の光学センサ114からの信号を
基に搬送した原稿のサイズを検知する。次原稿搬送可不
可判定部512はサイズ判定部511が検知した原稿サ
イズを基に次原稿を搬送した場合にイメージスキャナ2
00の画像読取領域に原稿を載せることができるか否か
を判定して、次原稿を搬送できるか否かを判定する。次
原稿搬送可不可判定部512は次原稿を判定した場合で
あって、ADF100の光学センサ111が次原稿があ
ることを示している場合にはADF100に対して次原
稿を搬送するように指示する。同期検知制御部502は
制御タイミングの基準となるクロックパルス及び同期信
号を発生する。ここでは、例えば走査タイミングの基に
なる主走査信号をレーザプリンタ300の多面鏡321
の走査位置に同期して出力している。
【0022】画像処理ユニット540はγ補正部54
1、ディレイメモリ542、色変換部543、UCR5
44、有彩無彩原稿判定部545、画像分離部546、
セレクタ547及び階調処理部548を有する。色変換
部543はR,G,Bのそれぞれの情報をマスキング方
程式を使って、C,M,Y各色の情報に変換する。ま
た、色変換部543は、例えばイメージスキャナ200
が読み取った複数枚分の画像の間の画像データを白画像
データにする。UCR544はC,M,Yの最小値から
BKを算出し、入力したY,M,Cの信号から黒成分を
除去(下色除去:UCR:Under Color Remove)する。
ここで、UCR544では文字モードと写真モードでは
BKの値として異なる値を出力するようになっている。
また、γ補正部541からの出力は色変換部543に入
力すると共に、有彩無彩原稿判定部545及び画像分離
部546に入力する。有彩無彩原稿判定部545は画素
毎、又は、微小領域ブロック毎に入力画像が有彩である
か無彩であるかを判定する。画像分離部546は画素
毎、又は、微小領域ブロック毎に線画出あるか、又は、
絵柄であるかを判定する。有彩無彩原稿判定部545及
び画像分離部546は判定信号をUCR544及び階調
処理部548に送り、判定結果をBKの値の選択及びデ
ィザパターンの選択に用いる。
【0023】セレクタ547は入力したY,M,C,B
Kの各色の信号の中からコントローラ501からの指示
に応じていずれか一色を選択して出力し、階調処理部5
48に出力する。階調処理部548は入力した8ビット
の濃度情報に対してディザ処理を行ない、ディザ処理後
の画像情報をレーザプリンタ300に送る。
【0024】次ぎに、上記構成の画像形成装置において
フルカラー画像を読み込み単色画像を印刷する場合の動
作について、図3のフローチャートを参照して説明す
る。
【0025】ユーザが複数枚の原稿をADF100の原
稿台110上にセットし、操作ボード400から複写部
数として1を入力した後、スタートキー(不図示)を押
下すると、ADF100は1枚目の原稿の搬送を開始す
る(ステップS1)。1枚目の原稿を原稿台110から
送り出した後、コントローラ501のサイズ判定部51
1はADF100の光学センサ114からの信号を基に
搬送した原稿のサイズを検知する(ステップS2)。コ
ントローラ501の次原稿搬送可不可判定部512はサ
イズ判定部511が検知した原稿サイズを基に次原稿を
搬送した場合にイメージスキャナ200の画像読取領域
(コンタクトガラス201)に原稿を載せることができ
るか否かを判定して、次原稿を搬送できるか否かを判定
する(ステップS3)。コントローラ501の次原稿搬
送可不可判定部512は次原稿を搬送できると判定した
場合であって、ADF100の光学センサ111が次原
稿があることを示している場合にはADF100に対し
て次原稿を搬送するように指示し(ステップS4)、次
ぎに原稿の搬送を開始する(ステップS5)。例えば、
イメージスキャナ200のコンタクトがラス201のサ
イズがA3サイズで、搬送する原稿がA4サイズの場合
は2枚の原稿をコンタクトガラス201に搬送する。
【0026】ADF100は、例えば上記のようにして
2枚の原稿を搬送した場合、搬送した原稿が、例えば図
4に示すようにコンタクトガラス201上で並ぶまで搬
送を行なう(ステップS6)。
【0027】イメージスキャナ200は、上記のように
して原稿の搬送が終了すると、コンタクトガラス201
上の原稿から画像を読み取る(ステップS7)。このよ
うにイメージスキャナ200の読み取り能力と原稿サイ
ズによって定まる複数枚の原稿を原稿台201上に載せ
るので、照明用ランプ202等を有する画像読取部22
0を複数回走行する必要がなく一回の走行で複数枚の原
稿を読み取ることができ、原稿の読取効率を高めること
ができる。
【0028】イメージスキャナ200が読み取った画像
データは画像処理ユニット540に入力し、画像処理ユ
ニット540はイメージスキャナ200が読み取った複
数枚分の画像データを単色画像データに変換し、且つ、
両画像の間が白画像になるように補正する(ステップS
8)。このように複数枚分の画像データの間が白画像に
なるように補正するので、イメージスキャナ200が搬
送ベルト116の汚れを読み取り、レーザプリンタ30
0が搬送ベルト116の汚れ部分を印刷したりすること
を防止できると共に、トナーの無駄な消費を押えること
ができる。また、搬送ベルト116の汚れ部分によるト
ナー像を感光体ドラム310上に形成すると、その部分
には転写紙が当たらず、トナー像が転写紙に転写されな
いことになる。このため、後のクリーニング処理でトナ
ー像の除去が不十分になり、次ぎに画像に対して汚れと
なる場合がある。上記のように各画像間を白画像とする
ことにより、このような汚れが発生することを防止でき
る。
【0029】カラープリンタ300は、画像処理ユニッ
ト540が処理を行なった2枚の原稿の画像データを基
に2枚分の画像を感光体ドラム310上に形成する。給
紙コロ371は感光体ドラム310上に形成した画像に
合わせて2枚の転写紙を給紙し、転写ベルト341は感
光体ドラム310上に形成した画像を転写紙に転写する
(ステップS9)。このように、感光体ドラム310上
に2枚分の画像を形成するので、2枚の画像を印刷する
場合に感光体ドラムを2回回転する必要がなく、1回の
回転で2枚分の画像を印刷できるようになる。また、転
写紙を感光体ドラム310に画像を形成するまで待たせ
る必要もなくなり、印刷効率を高めることができる。
【0030】なお、上記実施例ではADF100は光学
センサ111からの信号を基に次ぎの原稿があるか否か
を検知し、次ぎの原稿がある場合は直ちに次ぎに原稿の
搬送を開始したが、給紙機構によっては給紙が間にあわ
ない場合もあるので、例えばADF100は次ぎの原稿
がある場合は転写紙の給紙間隔と同じ間隔(図4のA)
を開けて次ぎの原稿を搬送するようにしても良い。これ
により、感光体ドラム310上に形成する画像の間隔と
転写紙の給紙間隔を等しくし、且つ、その間隔を最小に
することができる。
【0031】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、複数枚
の原稿がセットされている場合は画像読取能力と原稿サ
イズによって定まる複数枚の原稿を並べて搬送し、搬送
した複数枚の原稿を1回の読み取り動作で読み取るの
で、原稿の読み取り効率を高めることができる。
【0032】さらに、読み取った複数枚分の画像データ
を基に可視画像を形成し、形成した複数枚分の可視画像
を同時に保持し、順に転写紙に転写するので、画像の転
写効率を高めることができる。
【0033】また、複数枚の原稿がセットされている場
合は画像読取能力と原稿サイズによって定まる複数枚の
原稿を転写紙の給紙間隔と同じ間隔を開けて搬送するの
で、転写紙の給紙タイミングと原稿の搬送タイミングを
同期させ、且つ、その間隔を最小にすることができる。
【0034】さらに、読み取った複数枚分の画像データ
の間を白画像とするので、トナーの消費量を低減するこ
とができると共に、各転写紙間の画像が転写紙に転写さ
れず、後のクリーニング処理でクリーニング不良になっ
たりすることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】電装系の構成図である。
【図3】単色画像形成の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】コンタクトガラス上の原稿の配置を示す配置図
である。
【符号の説明】
100 ADF 200 イメージスキャナ 220 画像読取部 300 カラープリンタ 310 感光体ドラム 320 書込ユニット 330 現像ユニット 341 転写ベルト 350 帯電チャージャ 360 クリーニングユニット 510 コントローラ 511 サイズ判定部 512 次原稿搬送可不可判定部 543 色変換部 540 画像処理ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動原稿送り装置(以下「ADF」とい
    う。)と画像読取装置と印刷装置を有し、ADFはセッ
    トされた原稿を画像読取装置に搬送する部分であり、複
    数枚の原稿がセットされている場合は画像読取装置の画
    像読取領域に画像読取装置の読み取り能力と原稿サイズ
    によって定まる複数枚の原稿を搬送し、画像読取装置は
    画像読取領域にある原稿から画像を読み取る部分であ
    り、ADFが複数枚の原稿を画像読取領域に搬送した場
    合はADFが搬送した複数枚の原稿を1回の読み取り動
    作で読み取り、印刷装置は画像読取装置が読み取った画
    像データを基に感光体を露光して画像を形成し、形成し
    た画像を転写紙に転写する部分であり、画像読取装置が
    複数枚の原稿を1回の読み取り動作で読み取った場合に
    は画像読取装置が読み取った複数枚分の画像データを基
    に形成した複数の画像を同時に保持し、保持した複数の
    画像を順に転写紙に転写することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 上記ADFは複数枚の原稿がセットされ
    ている場合は画像読取装置の読み取り能力と原稿サイズ
    によって定まる複数枚の原稿を転写紙の給紙間隔と同じ
    間隔で搬送する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記画像読取装置が読み取った複数枚分
    の画像の間の部分の画像データを白画像データとする請
    求項1記載の画像形成装置。
JP9058641A 1997-02-27 1997-02-27 画像形成装置 Pending JPH10240074A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9058641A JPH10240074A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 画像形成装置

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JP9058641A JPH10240074A (ja) 1997-02-27 1997-02-27 画像形成装置

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JPH10240074A true JPH10240074A (ja) 1998-09-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301868A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Ricoh Co Ltd シート搬送装置

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JP2004301868A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Ricoh Co Ltd シート搬送装置

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