JP2004301868A - シート搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レジストセンサ9からのオン信号・オフ信号および排出入口センサ10からのオン信号・オフ信号に基づいてコンタクト21上にあるシートの枚数が算出される。次いで、コンタクトガラス21上に現在生じているまたは将来生じる予定の空き長さL0が算出される。次いで、搬送機構5による搬送を待機している待機シート30のシート長が測定される。次いで、待機シートのシート長が空き長さL0を超過しているか否かが判定され、待機シート30のシート長が載置可能なシートのシート長を超過していると判定されると、ADF1の全動作が停止する。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート搬送装置に関し、より詳しくは、シートの破損を防止することができるシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシート搬送装置として、特許文献1に開示された複写機が知られている。この複写機は、レジストセンサからの原稿検知情報に基づいて所定の大きさよりも大きい原稿を判定すると、原稿を所定の位置まで搬送してから原稿の搬送動作を中断するようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−268442号公報(段落[0040]を参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のシート搬送装置においては、レジストセンサからの原稿検知情報に基づいて所定の大きさよりも大きい原稿を判定しても、原稿が所定の位置まで搬送されるので、2つの駆動系にまたがった原稿が所定の位置まで搬送される場合、一方の駆動系が停止し、他方の駆動系が動作すると、原稿は2つの駆動系の間で張力を受けて破損してしまうという不都合があった。
【0005】
そこで、本発明は、シートの破損を防止することができるシート搬送装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係るシート搬送装置は、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されているシートの枚数に基づいて、前記搬送手段によって新たに搬送可能なシートのシート長を算出するシート長算出手段と、前記搬送手段による搬送を待機している待機シートのシート長を測定するシート長測定手段と、前記シート測定手段によって測定されたシート長が前記シート長算出手段によって算出されたシート長を超過しているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記シート測定手段によって測定されたシート長が前記シート長算出手段によって算出されたシート長を超過していると判定されると、自装置全体の動作を停止する停止手段とを備えることを特徴とする構成を有している。
【0007】
本発明に係るシート搬送装置においては、前記判定手段は、前記搬送手段が1枚のシートを一方向にのみ搬送することを条件として、前記シート測定手段によって測定されたシート長が前記シート長算出手段によって算出されたシート長を超過しているか否かを判定することを特徴とする構成を有している。
【0008】
本発明に係るシート搬送装置においては、前記停止手段によって自装置全体の動作が停止したことを報知する旨の報知指令を生成する報知指令生成手段を備えることを特徴とする構成を有している。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1および図2を参照して、本発明に係るシート搬送装置の一実施の形態であるADFの構成を説明する。図1に示すように、ADF1は、シートが載置される載置トレイ2と、載置トレイ2に載置されているシートを1枚ずつ呼び出す呼出機構3と、呼出機構3によって呼び出されたシートを給送する給送コロ4と、給送コロ4によって給送されたシートをコンタクトガラス21上で搬送する搬送機構5と、搬送機構5によって搬送されたシートを排出する排出コロ6とを備える。ここで、搬送機構5は、搬送手段としての機能を有する。
【0010】
また、ADF1は、載置トレイ2に載置されているシートを検知するセットセンサ7と、呼出機構3によって呼び出されたシートを検知するプルアウトセンサ8と、給送コロ4によって給送されたシートを検知するレジストセンサ9と、搬送機構5によって搬送されたシートを検知する排出入口センサ10とを備える。
【0011】
図2に示すように、各種プログラムを格納するROM11と、ROM11に格納された各種プログラムを実行するCPU12と、CPU12による処理結果を読み書きするRAM13と、各種センサや駆動系14などとの間で情報を授受するエンジンI/O部15と、読取装置の操作部22との間で情報を授受する本体インターフェース(以下、本体I/Fという)部16とを備える。
【0012】
次に、図3および図4を参照して、本実施の形態のADF1の特徴的動作を説明する。ADF1の特徴的動作は、CPU12がROM11に格納された各種プログラムを実行し、シート長算出手段、シート長測定手段、判定手段および停止手段報知指令生成手段として機能することによって、次のように実現される。
【0013】
図3に示すように、CPU12がROM11に格納された各種プログラムを実行し、読取装置の操作部22からの操作信号に基づき、搬送機構5が1枚のシートを一方向にのみ搬送するが要求されているか否かを判定する。すなわち、シートの一面のみを読み取る片面読取モードが要求されているか否かが判定される(ステップS1)。
【0014】
片面読取モードが要求されているとの判定がなされると、CPU12がROM11に格納された各種プログラムを実行し、レジストセンサ9からのオン信号・オフ信号および排出入口センサ10からのオン信号・オフ信号に基づいてコンタクト21上にあるシートの枚数を算出する(ステップS2)。
【0015】
具体的には、レジストセンサ9からオン信号が1回取得され、オフ信号が1回取得されると、コンタクトガラス21上に、1枚のシートが搬送されたと算出される。他方、排出入口センサ10からオン信号が1回取得され、オフ信号が1回取得されると、コンタクトガラス21上から、1枚のシートが搬送されたと算出される。つまり、レジストセンサ9から取得されたオン信号・オフ信号の回数と排出入口センサ10からの取得されたオン信号・オフ信号の回数の差分によって、コンタクトガラス21上にあるシートの枚数が算出される。
【0016】
ステップS2においてコンタクトガラス21上にあるシートの枚数が算出されると、CPU12がROM11に格納された各種プログラムを実行し、搬送機構5によって新たに搬送可能なシートのシート長を算出する。すなわち、コンタクトガラス21上に現在生じているまたは将来生じる予定の空き長さL0(図4(a)を参照)が算出される(ステップS3)。
【0017】
具体的には、コンタクトガラス21上にある各シートのシート長がプルアウトセンサ8およびレジストセンサ9からの信号に基づいて算出され、この算出された各シートのシート長をコンタクトガラス21上にある各シートの枚数に乗算し、乗算したものを加算することで、コンタクトガラス21上に占めるシートの占有長が算出される。算出されたシートの占有長を予め登録されたコンタクトガラス21の搬送方向の長さから減算することで、空き長さL0が算出される。
【0018】
ステップS3において空き長さL0が算出されると、CPU12がROM11に格納された各種プログラムを実行し、搬送機構5による搬送を待機している待機シート30(図4(b)を参照)のシート長を測定する(ステップS4)。
【0019】
具体的には、給送コロ4を駆動する図示しないステッピングモータの1ステップ当たりの移動距離をステッピングモータのステップ数に乗じて、待機シートのシート長が測定される。
【0020】
ステップS4において待機シートのシート長が測定されると、CPU12がROM11に格納された各種プログラムを実行し、待機シートのシート長が空き長さL0を超過しているか否かを判定する(ステップS5)。
【0021】
具体的には、図4(c)に示すように、コンタクトガラス上にA4シートが2枚載置されている場合、現在の空き長さL0はA4シートのシート長と同値であり、将来生じる予定の空き長さL0はA4シート2枚分のシート長と同値であり、待機シート30のシート長がA3シートのシート長を超過しているか否かが判定される。また、図4(d)に示すように、コンタクトガラス上にA4シートが3枚載置されている場合、コンタクトガラス21上に将来生じる予定の空き長さL0もA4シートのシート長と同値であり、待機シート30のシート長がA4シートのシート長を超過しているか否かが判定される。
【0022】
ステップS5において待機シート30のシート長が載置可能なシートのシート長を超過していると判定されると、CPU12がROM11に格納された各種プログラムを実行し、ADF1の全動作を停止する(ステップS6)。
【0023】
ADF1の全動作が停止すると、CPU12がROM11に格納された各種プログラムを実行し、ADF1の動作が停止したことを報知する旨の報知指令を生成する(ステップS7)。生成された報知指令は、本体I/F部16を介して読取装置の操作部22に送出される。これによって、操作部22には、「シートサイズを確認してください」などと、ADF1の動作が停止した旨が表示される。
【0024】
以上本実施の形態によれば、待機シート30のシート長が載置可能なシートのシート長を超過していると判定されると、ADF1の全動作が停止するので、一方の駆動系が停止し、他方の駆動系が動作することはなくなり、シートが2つの駆動系の間で張力を受けて破損することを防止することができる。
【0025】
また、片面読取モードが要求されているとの判定がなされた場合にのみ、待機シート30のシート長が載置可能なシートのシート長を超過しているか否かの判定がなされるので、両面読取モードのような空き長さL0を考慮する必要のない場合にまで複雑な制御が行われることはなく、制御時間の短縮を図ることができる。
【0026】
また、本実施の形態によれば、ADF1の動作が停止した旨が表示されるので、シートの除去などの対応を速やかにさせることができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、搬送手段による搬送を待機しているシートのシート長が載置可能なシートのシート長を超過していると判定されると、自装置の全動作が停止するので、一方の駆動系が停止し、他方の駆動系が動作することはなくなり、シートが2つの駆動系の間で張力を受けて破損することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート搬送装置の一実施の形態であるADFの構成を示す全体構成図
【図2】一実施の形態であるADFの構成を示すブロック図
【図3】一実施の形態であるADFの特徴的動作を示すフローチャート
【図4】待機シートのシート長と載置可能なシートのシート長との関係を示す図
【符号の説明】
5 搬送機構(搬送手段)
11 ROM(シート長算出手段、シート長測定手段、判定手段、停止手段報知指令生成手段)
12 CPU(シート長算出手段、シート長測定手段、判定手段、停止手段報知指令生成手段)
Claims (3)
- シートを搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送されているシートの枚数に基づいて、前記搬送手段によって新たに搬送可能なシートのシート長を算出するシート長算出手段と、
前記搬送手段による搬送を待機している待機シートのシート長を測定するシート長測定手段と、
前記シート測定手段によって測定されたシート長が前記シート長算出手段によって算出されたシート長を超過しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって前記シート測定手段によって測定されたシート長が前記シート長算出手段によって算出されたシート長を超過していると判定されると、自装置全体の動作を停止する停止手段とを備えることを特徴とするシート搬送装置。 - 前記判定手段は、前記搬送手段が1枚のシートを一方向にのみ搬送することを条件として、前記シート測定手段によって測定されたシート長が前記シート長算出手段によって算出されたシート長を超過しているか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
- 前記停止手段によって自装置全体の動作が停止したことを報知する旨の報知指令を生成する報知指令生成手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003091121A JP2004301868A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | シート搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003091121A JP2004301868A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | シート搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004301868A true JP2004301868A (ja) | 2004-10-28 |
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ID=33404571
Family Applications (1)
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JP2003091121A Pending JP2004301868A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | シート搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004301868A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0323133A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-31 | Ricoh Co Ltd | 原稿処理システム |
JPH10240074A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-11 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003091121A patent/JP2004301868A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPH0323133A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-31 | Ricoh Co Ltd | 原稿処理システム |
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