JP2017061375A - シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シートの搬送状態を精度良く検出できるシート搬送装置を提供する。【解決手段】シート搬送装置は、搬送路に沿ってシートを搬送する搬送手段と、シートの搬送状態を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記搬送手段を制御する制御手段と、を備え、前記検出手段は、前記搬送路の搬送方向と交差してシートが移動する移動方向におけるシートの移動量を検出する。【選択図】図7

Description

本発明は、例えば、シートを搬送するシート搬送装置と、このシート搬送装置を備えた画像読取装置、画像形成装置に関する。
シートを搬送路に沿って搬送するシート搬送装置や、シート搬送装置を備えた画像読取装置、画像形成装置が知られている。シート搬送装置においては、シートの搬送が正常に行われていること、例えば、搬送するシートが斜行して搬送路の側壁等に衝突していないことを検出する必要がある。このため、特許文献1は、シートの搬送方向と直交する方向に複数の光学センサを配置し、各光学センサによるシートの先端の検出タイミングの差から、シートの斜行を検出する構成を開示している。
特開2012-166922公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、シートの搬送状態を監視するに当たり、シートの搬送速度を厳密に管理する必要がある。
本発明は、シートの搬送状態を精度良く検出できるシート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供するものである。
本発明によると、シート搬送装置は、搬送路に沿ってシートを搬送する搬送手段と、シートの搬送状態を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて前記搬送手段を制御する制御手段と、を備え、前記検出手段は、前記搬送路の搬送方向と交差してシートが移動する移動方向におけるシートの移動量を検出することを特徴とする。
本発明によれば、シートの搬送状態を精度良く検出できる。
一実施形態による画像読取装置を含むシステム構成図。 一実施形態による画像読取装置の制御構成図。 一実施形態による画像読取装置の構成図。 原稿の斜行の発生原因の1つの説明図。 原稿の斜行の発生原因の1つの説明図。 一実施形態によるホストコンピュータにおける処理のフローチャート。 一実施形態による画像読取装置における処理のフローチャート。 搬送路の幅と、原稿幅との関係を示す図。 一実施形態による原稿の幅方向への移動量算出の説明図。 一実施形態による移動検出部の構成図。 一実施形態による読取部の構成図。 一実施形態による移動ベクトルの検出方法の説明図。 一実施形態による移動検出部の構成図。 一実施形態による検出部の構成図。 一実施形態による検出部の構成図。 一実施形態による検出部での搬送状態の検出の説明図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
以下では、シート搬送装置を有する画像読取装置1を用いて本実施形態について説明する。図1は、画像読取装置1と、画像読取装置1を制御するためのホストコンピュータ2とを通信ケーブル3を介して接続した状態を示している。画像読取装置1は、原稿90(シート)を載置するための原稿載置部4と、原稿90を搬送する搬送路5と、画像読取装置1から排紙された原稿90を載置しておくための排紙部6と、を有する。図2は、画像読取装置1の制御構成を示すブロック図である。画像読取装置1のCPU80は、画像読取装置1全体の制御を行う。搬送部81は、原稿90の搬送を行う。移動検出部82は、原稿90の搬送状態を検出する。異常処理部83は、移動検出部82が原稿の搬送異常を検出すると、異常処理を実行する。インタフェース(I/F)部84は、ホストコンピュータ2と通信するためインタフェースである。
図3は画像読取装置1の構成を示している。図3に示す画像読取装置1は、ホストコンピュータ2から画像の読み取り指示を受けると、原稿載置部4に載置された原稿90を給送ローラ7により、搬送路5へ給送する。その後、画像読取装置1は、原稿90が重送しないように分離ローラ9で原稿90を一枚ずつ分離しながら、原稿90を搬送ローラ8により搬送路5の下流側に向けて搬送する。この様に、分離ローラ9は、原稿90の重送を制限する制限部として機能する。
レジストセンサ10が原稿90の先端を検出すると、画像読取装置1のCPU80は、画像読取部11、12とレジストセンサ10の検出位置との距離と、原稿90の搬送速度に基づき、画像読取部11、12に原稿が到達するタイミングを判定する。そして、CPU80は、判定したタイミングから画像読取部11、12に原稿90を読み取らせる。なお、画像読取部11は、原稿90の一方の面を読み取とるものであり、画像読取部12は、原稿90の他方の面を読み取とるものである。画像読取装置1は、通信ケーブル3を介して読み取った画像データをホストコンピュータ2へ転送するとともに、原稿90を排紙部6へ排紙する。
画像読取装置等のシート搬送装置を含む装置においては、原稿載置部4に載置された原稿束の状態や、搬送に係る各ローラの加圧状況や、各ローラの表面の摩擦係数の不均一等の様々な要因によりシートが所定の搬送方向ではなく、斜行して搬送されてしまうことがある。以下、この斜行の原因を説明する。
図4(A)の状態において、給送ローラ7と給送ローラ7に接した原稿面との間に生じる静止摩擦力よりも原稿同士が接している面に生じる静止摩擦力が小さい場合、原稿90は、給送ローラ7によって、搬送路5へ給送される。図4(B)は、原稿束から複数枚の原稿90が、給送ローラ7によって搬送路5へ給送され、搬送ローラ8と分離ローラ9まで到達した状態を示している。ここで、搬送ローラ8は、原稿90を搬送路5の下流側へ搬送するように回転する様に制御される。一方、分離ローラ9は、搬送ローラ8に直接接している原稿90のみが搬送路5へ搬送され、それ以外の原稿90が原稿載置部4へと引き戻される様に、原稿90の搬送方向とは逆方向に回転する様に、或いは、静止する様に制御される。その結果、原稿90は、重送することなく一枚ずつ搬送路5へ搬送される。
図5(A)は、給送ローラ7を原稿90の設置面から見た図である。原稿90の重心を通過し、原稿90の搬送方向に平行な直線を挟んで、二つの同一の給送ローラ7R、7Lが配置されている。これは、原稿90を搬送方向に搬送するためには、原稿90の重心に働く搬送力の合力の方向が、搬送方向と一致している必要があるためである。しかし、給送ローラ7R、7Lのそれぞれと原稿90との接地面に生じる静止摩擦力の大きさが異なっていると、搬送力の合力の方向は、搬送方向と一致しない。したがって、この様な場合、原稿90は、図5(B)のように回転し始める。これが、給送される原稿90が斜行しながら搬送されてしまう原因のひとつとなっている。
本実施形態においては、搬送路5へ搬送される原稿90の搬送状態を検出する移動検出部82を画像読取装置1に設ける。なお、例えば、移動検出部82は、搬送路5における搬送方向において、給送ローラ7の直後や、搬送ローラ8の直後や、その両方に設ける構成とすることができる。これは、斜行がローラの摩擦状態等により生じる可能性が高いからである。より一般的には、移動検出部82は、斜行が生じる可能性の高い位置や、その直後の位置に設ける構成とすることができる。
図6は、ホストコンピュータ2における原稿90の搬送に関する処理を示すフローチャートである。ホストコンピュータ2は、S100で画像読取装置1に対して原稿の搬送指示を行う。その後、ホストコンピュータ2は、S101で、画像読取装置1が原稿90の搬送を終了するまで待機する。ホストコンピュータ2は、画像読取装置1から搬送処理の終了通知を受けると、S102で、原稿の搬送処理が正常に終了したか否かを判定する。搬送処理が正常に終了していると、ホストコンピュータ2は、S103で終了処理を実行する。一方、搬送処理が正常に終了していないと、ホストコンピュータ2は、S104でエラー処理を実行し、その後、S103で終了処理を実行する。
図7は、画像読取装置1における原稿90の搬送に関する処理を示すフローチャートである。ホストコンピュータから搬送指示を受信すると、搬送部81は、S200で原稿90の搬送を開始する。移動検出部82は、原稿90の搬送が開始されると、S201で原稿90の搬送状態の監視を開始する。より具体的には、搬送路の搬送方向と交差して原稿90が移動する移動方向におけるシートの移動量を検出する。移動検出部82の具体的な構成例等については後述するが、本実施形態において、移動検出部82は、期間Δtにおける原稿90の移動方向及び移動量を繰り返し検出する。つまり、期間Δtにおける原稿90の移動ベクトルLを繰り返し検出する。そして、移動ベクトルLを、原稿90の搬送方向の成分であるLyと、原稿90の搬送方向と直交する方向(以後、幅方向と呼ぶ。)の成分であるLxに分解する。この幅方向の移動ベクトルLxを積算することで、移動検出部82は、原稿90の幅方向の移動量を算出する。なお、期間Δtは、所定の値であっても、その都度異なる値であっても良い。
画像読取装置1のCPU80は、S202において、搬送が終了したか、つまり、原稿90が排紙部6に排紙されたか否かを監視する。原稿90が排紙部6に排紙されると、画像読取装置1は、S203において搬送の終了処理を実行する。一方、S202において原稿90が排紙部6に排紙されていないと、CPU80は、S204で、移動検出部82による検出結果、つまり、原稿90の搬送異常を検出したか否かを判定する。S204において、原稿90の搬送異常が検出されていないと、CPU80は、S202からの処理を繰り返す。一方、S204において、原稿90の搬送異常が検出されていると、異常処理部83は、S205で異常処理を実行する。
続いて、S204で、移動検出部82が原稿90の搬送異常をどの様に検出するかについて説明する。まず、図8に示す様に、搬送路5の幅方向の長さ(幅)がWであり、原稿90の幅方向の長さがDであるものとする。また、基準状態において、原稿90と搬送路5の一方の壁までの距離をLs1、他方の壁までの距離をLs2とする。原稿90が搬送中に斜行しても、搬送路5の壁に突き当たらなければ原稿90は正常に搬送される。
移動検出部82は、上述した様に、S201から、期間Δt毎にベクトルLxを測定している。図9は、移動検出部82が、期間Δt毎に取得したベクトルLxの大きさを示している。原稿90の幅方向の総移動量は、各ベクトルLxの大きさを合計したものである。移動検出部82は、この原稿90の幅方向の総移動量が、閾値であるLs1又はLs2以上になると、搬送異常であると判定する。なお、閾値は、Ls1やLs2より小さい値とすることもできる。なお、図9においては、原稿90が図8の左側に移動したときの値を正とし、右側に移動したときの値を負としている。そして、原稿90が基準状態から右側に移動していると値Ls1と比較し、左側に移動している値Ls2と比較する。移動検出部82が搬送異常を検出すると、異常処理部83は、原稿90の搬送を中断・停止し、搬送異常を操作者に表示・通知するための処理を行う。
図10は、本実施形態による移動検出部82の構成図である。移動検出部82は、CPU100と、原稿面の画像を光学的に読取る読取部101と、読取部101が読み取った画像情報を保存するための保存部102と、異なる時間に読取部101が読み取った少なくとも2つの画像情報を比較する比較部103と、を有する。
図11は、読取部101の構成を示している。光源20は、原稿90の原稿面に対して光を照射し、集光部材21は、光源20から照射され、原稿90の表面で反射した光を集光し、受光部22は、集光部材21によって集光された光を受光し、受光量に対応する信号を出力する。以下、移動検出部82が、原稿90の移動量をどの様に検出するかについて説明する。
光源20により原稿90に照射された光は、原稿の表面上の凹凸、及び、色素に応じて乱反射し、その一部が受光部22により受光され、受光量に応じた電気信号に変換される。CPU100は、この電気信号に対してノイズ除去処理や二値画像処理等を実行し、画像情報として保存部102に保存する。図12(A)は、時刻tにおける画像情報に対応する画像を示し、図12(B)は、時刻t+Δtにおいて取得した画像情報に対応する画像を示している。比較部103は、時刻t及び時刻t+Δtにおける画像情報を比較し、2つの画像情報が示す画像の同一箇所又は領域を検出する。図12(A)及び(B)の楕円で囲った領域は、同一の領域を示している。CPU100は、2つの画像の同一箇所又は領域の差分から期間ΔtのベクトルLを求めることができ、よって、幅方向の移動ベクトルLxを求めることができる。
なお、移動検出部82は、原稿の表面上の凹凸情報を取得するため、光源20は、例えば、入射角が大きくなる様に設けることができる。また、原稿面の僅かな凹凸や、色素に応じた光量の変化を顕著に際立たせるため、光源20が照射する光としては、コヒーレント性の高い光を採用することができる。
以上、本実施形態では、幅方向の原稿の移動量を検出することで、原稿の搬送状態を精度良く判定できる。よって、原稿が斜行して原稿の搬送不良が発生する前に原稿の搬送を停止したり、ユーザへ警告したりするなどの各種対策を講じることが可能となる。したがって、原稿の搬送不良による原稿破損等の発生を最小限に抑えることが可能となる。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。第一実施形態において、移動検出部82は、原稿90に光を照射し、その乱反射光により原稿90の移動ベクトルを検出していた。本実施形態では、原稿90と接触し、原稿90の移動に従属して回転する球状部材を用いて原稿の移動ベクトルを検出する。図13は、本実施形態による移動検出部82のブロック図である。移動検出部82は、CPU104と、球体部材である回転球30の回転を検出するための検出部105と、検出部105によって検出された回転球30の回転量から、原稿の移動ベクトルを算出する算出部106と、を備えている。図14(A)及び(B)は、検出部105の構成図である。なお、図14(A)は、原稿面及び原稿の搬送方向とは直交する方向からみた図であり、図14(A)は、原稿面と直交する方向から見た図である。
検出部105は、原稿90と直接接する回転球30と、回転球30に接し、直交する2つの方向において、回転球30の回転状態を検出するローラ31及び34とを備えている。また、ローラ31及び34の回転量を検出するためのエンコーダ32及び35がローラ31及び34と同軸上に設けられている。エンコーダ32及び35の回転量は、検出センサ33及び36により検出される。なお、本実施形態において、ローラ31は、回転球30の幅方向の回転を検出し、ローラ34は、回転球30の搬送方向の回転を検出する様に設けられている。
算出部106は、検出センサ33及び36で検出された回転量に基づいて、期間Δtにおける原稿90の移動ベクトルLを算出する。たとえば、期間Δtにおけるローラ31の回転量が角度θであると、期間Δtにおける原稿90の幅方向の移動量はr×θである。なお、rはローラ31の半径である。ローラ34についても同様である。したがって、算出部106は、ローラ31の回転量から移動ベクトルLxを求めることができ、ローラ34の回転量から搬送方向の移動ベクトルを求めることができ、これらを合成することで移動方向の移動ベクトルLを検出することができる。本実施形態では、ローラ31は搬送方向に平行であり、ローラ34は幅方向に平行である。しかしながら、一般的な構成として、ローラ31及びローラ34がそれぞれ幅方向及び搬送方向に対して傾いている形態であっても良い。この場合、算出部106は、ローラ31及びローラ34の回転量から、対応する方向における原稿90の移動量を求めてベクトル的に加算することで、原稿90の移動ベクトルLを算出する。その後、算出部106は、移動ベクトルLを、原稿90の搬送方向及び幅方向に分解することで移動ベクトルLxを算出する。
なお、図14に示す検出部105は、回転球30の直交する2つの方向への回転をそれぞれ検出するものであった。しかしながら、回転球30が、搬送方向及び幅方向を含む平面と直交する方向を軸に回転した場合、原稿90の移動を検出できない。したがって、図15に示す様に、ローラ37、エンコーダ38及び検出センサ39をさらに設けた構成とすることができる。ローラ37、エンコーダ38及び検出センサ39は、搬送方向及び幅方向を含む平面と直交する方向を軸にした回転球30の回転量を検出する回転検出部として機能する。
例えば、図16(A)は、複数の原稿90がステイプル91で束ねられている状態を示している。この状態において原稿90が搬送されたものとする。画像読取装置1は、搬送ローラ8と分離ローラ9により、原稿90の重送を抑えるが、本例では、ステイプル91によって綴じられているため、図16(B)に示す様に、原稿90は斜行しながら給送されることとなる。この場合、原稿90は、ステイプル91を中心に回転しながら搬送される。この様な場合、ローラ31は回転しない。しかしながら、ローラ37を設けることで、この様な状態を検出でき、原稿90の搬送異常を早期に検出することができる。
<その他の実施形態>
上記実施形態において、移動検出部82は、搬送される原稿90、つまり、原稿束の一番上にある原稿の搬送状態を検出するものであった。しかしながら、搬送路を挟んで両側からシートの搬送状態を検出する様に構成することもできる。これにより、複数の原稿が束となって搬送される状態の場合、その原稿束の一方側と他方側での搬送状態を特定し、異常搬送が、搬送束のどちら側で生じているか否かを特定することが可能となる。
なお、移動検出部82の幅方向における設置位置は、例えば、幅方向の中央とするが、その他の位置であっても良い。さらには、幅方向の複数の位置で、原稿90の搬送状態を検出する構成であっても良い。幅方向の中央位置で搬送状態を検出する構成とすることで、原稿90の幅方向の長さに拘らず、搬送状態を特定することが可能である。また、幅方向の複数の位置で搬送状態を検出する構成とすることで、より詳細に原稿90の搬送状態を特定することが可能となる。
また、シート搬送装置により搬送される原稿90の画像を読み取る画像読取装置により各実施形態の説明を行った。しかしながら、シート搬送装置と、当該シート搬送装置により搬送される原稿90に対して画像を形成する画像形成部と、を備えた画像形成装置に対して本発明を適用することもできる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
81:搬送部、82:移動検出部、80:CPU

Claims (11)

  1. 搬送路に沿ってシートを搬送する搬送手段と、
    シートの搬送状態を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記搬送手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記検出手段は、前記搬送路の搬送方向と交差してシートが移動する移動方向におけるシートの移動量を検出することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記検出手段は、シートの前記搬送方向と直交する前記搬送路の幅方向におけるシートの移動量を検出することを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記検出手段は、前記搬送方向におけるシートの移動量と、前記搬送路の幅方向におけるシートの移動量とを合成してシートの移動方向におけるシートの移動量を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記検出手段は、
    シートに向けて光を照射する光源と、
    シートから反射した光を受光する受光手段と、
    前記受光手段による異なる時間での受光量に基づいて、シートの移動方向におけるシートの移動量を判定する判定手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記検出手段は、
    シートの移動に従属して回転する球状部材と、
    シートの移動方向への移動に伴う前記球状部材の回転量に基づいてシートの移動方向におけるシートの移動量を算出する第1算出手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記検出手段は、
    シートの移動に従属して回転する球状部材と、
    第1方向へのシートの移動に伴う球状部材の回転量に基づき前記第1方向におけるシートの移動量を算出する第1算出手段と、
    前記第1方向とは直交する第2方向へのシートの移動に伴う前記球状部材の回転量に基づき前記第2方向におけるシートの移動量を算出する第2算出手段と、
    前記第1方向におけるシートの移動量及び前記第2方向におけるシートの移動量に基づきシートの移動方向における前記シートの移動量を算出する第3算出手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
  7. 前記検出手段は、
    前記第1方向及び前記第2方向を含む平面と直交する方向を軸とする前記球状部材の回転の回転量を検出する回転検出手段を更に備えていることを特徴とする請求項6に記載のシート搬送装置。
  8. 前記制御手段は、シートの移動方向におけるシートの移動量が所定の閾値を超えると、シートの搬送を停止することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  9. シートを載置する載置手段と、
    前記載置手段のシートを前記搬送路に給送する給送手段と、
    前記搬送路の搬送方向において前記給送手段の下流側に設けられ、前記搬送路への前記シートの重送を制限する制限手段と、
    を備えており、
    前記検出手段は、前記搬送方向において、前記給送手段又は前記制限手段の下流側に設けられることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置によって搬送されるシートの画像を読み取る画像読取手段と、
    を備えていることを特徴とする画像読取装置。
  11. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、
    前記シート搬送装置によって搬送されるシートに対して画像を形成する画像形成手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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