JP2003307169A - スタータ用マグネットスイッチ - Google Patents

スタータ用マグネットスイッチ

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JP2003307169A JP2002110296A JP2002110296A JP2003307169A JP 2003307169 A JP2003307169 A JP 2003307169A JP 2002110296 A JP2002110296 A JP 2002110296A JP 2002110296 A JP2002110296 A JP 2002110296A JP 2003307169 A JP2003307169 A JP 2003307169A
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02N11/087Details of the switching means in starting circuits, e.g. relays or electronic switches
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/02Non-polarised relays
    • H01H51/04Non-polarised relays with single armature; with single set of ganged armatures
    • H01H51/06Armature is movable between two limit positions of rest and is moved in one direction due to energisation of an electromagnet and after the electromagnet is de-energised is returned by energy stored during the movement in the first direction, e.g. by using a spring, by using a permanent magnet, by gravity
    • H01H51/065Relays having a pair of normally open contacts rigidly fixed to a magnetic core movable along the axis of a solenoid, e.g. relays for starting automobiles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/54Contact arrangements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルは小型化しても接点だけは十分な大き
さを保つようにし、プランジャーや固定鉄心を貫くロッ
ドを廃止して、特殊な材料を必要としなくコストの易
い、信頼性の高い小型スイッチを可能にすることを目的
としている。 【解決手段】 プランジャー52の一端にはフランジ5
3と継ぎ手部53aが固定されている。フランジ53の
腕部53bは前記第2の弾性体83を介してホルダー5
8に連結している。ホルダー58はその他端に圧入等の
適当な方法で該可動接点72,82が固定されている。
すなわちプランジャー52が動くとフランジ53,ホル
ダー58,可動接点72,82がほぼ一体的に移動する
ようになっていることにより、スイッチとしての役目を
果たすようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に内燃機関を始
動するための始動装置であるスタータモータであって、
該スタータモータのマグネットスイッチの改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年の環境問題へ対応するためスタータ
モータへも様々な改良を求められている。たとえば小型
軽量、エンジンのアイドリング時ストップ(いわゆるエ
コラン)するためスタータの寿命向上などである。これ
に対応するため特開平9−68142号公報にも見られ
るように噛み合いを確実に行うことによりギヤ−へのダ
メージをへらし、かつスイッチ電流を減らしスイッチ自
体の小型化をはかってきた。すなわち、吸引スイッチの
電流を70%以上減らし、吸引コイルを大幅に小型化
し、そのコイルの中心部を貫くプランジャーとそのプラ
ンジャーシャフトと一体になって動くロッド、可動接
点、フックによりメイン電流のON,OFF及びピニオ
ンのリングギヤーへの噛み合わせを行わせエンジンを始
動していた。(ロッドが2つに分かれていて可動接点と
フック別々に動かすものもあるがいずれにしても吸引力
によりほぼ一体的に動くので動作はほぼ同じ)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記噛
み合い方式の改良によりスイッチは小型化はできたが、
そのスイッチの接点で断続する電流はモータの出力に応
じて必要なため、結果的に従来と同じ電流をより小さく
なったスイッチの接点で断続することになり、電流密度
大により異常摩耗しやすいという不具合があった。更に
細いロッドの両側に接点とフック(継ぎ手部)がついて
おり(ロッドが軽くなった分だけ相対的に接点、フック
が重くなる)、重い接点とフックによりロッドがふられ
る、さらにプランジャーとコイル内径の間には摺動用の
ギャップもあり、この面からもさらにふられやすく作動
の安定性がなくなり前記不具合となる。
【0004】さらに細くなったロッド(直径約2mm)
の端に電気絶縁を保って小さな接点を保持させるため細
かい絶縁ワッシャ等を介して接点を固定するため、機械
的強度のない絶縁ワッシャが作動時に割れやすいという
問題があった。一般的に700A程度の接点電流が流
れ、それに対し絶縁物の厚さが1mm以下である安全ギ
ャップのない状態にもなる。さらに、ピニオン噛み合い
時等の衝撃力が該フックを介しプランジャー、接点に伝
達され、細く小さな、ロッド、接点、絶縁物が破壊しや
すい問題もある。その対応のため、接点だけは従来と同
じ大きさのままで行う方法もあるが、この場合小さなロ
ッドに頭でっかちな接点となりその作動時に不安定とな
り、ON,OFF時にチャタリングによるアークが発生
し、接点溶着の不具合となる。さらに細くはなったがま
だロッドがプランジャーの内径部にあるのでこの分はま
だコイルの銅量低減の限界となっている。
【0005】さらにプランジャーの両端に作動が必要な
部品(接点とフック)があるためロッドがスイッチの吸
引コイルを貫いてスイッチの両側へその端をだす必要が
ある。このためロッドは非磁性体にしてスイッチの吸引
力を得る必要がある(この部分が磁性体であるとエヤー
ギャップを流れるべき磁力線がすべてロッドをとおって
ながれてしまいエヤーギャップに流れなくなり従ってエ
ヤーギャップを狭めようとする力がなくなりスイッチと
して作動しない)。この非磁性体は一般的にはステンレ
スや銅などが使用されるためコスト高となる。さらに小
型化で狭くなった吸引コイルの内径で磁性体と非磁性体
部分を組み立ててプランジャーとして完成させなければ
ならないこともコスト高となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明では、接点とフックの移動を吸引コイルの内
径ではなく外径側から動かすことにより、コイルは小型
化しても接点だけは十分な大きさを保つようにし、プラ
ンジャーや固定鉄心を貫くロッドを廃止して、特殊な材
料を必要としなくコストの易い、信頼性の高い小型スイ
ッチを可能にすることを目的としている。
【0007】請求項1では、吸引コイルに中心部はプラ
ンジャーのみが挿入されており、しかも反固定鉄心側へ
のみ摺動するようになっているので固定鉄心を突き抜け
る非磁性体のロッドが必要でなくすべての部分が鉄で出
来、磁気回路とすることができるのでコイルの内周部を
より細くでき、従ってプランジャーも細くできコストア
ップもない。しかも細いロッドでなくより太いプランジ
ャーに接点とフックを付け、更にロッドとプランジャー
または固定鉄心との摺動ギャップもないので作動時接点
がふらつくこともなくなる。
【0008】請求項2では、電流断続用の接点とピニオ
ン駆動用の継ぎ手部はスイッチ本体両側にあり、しかも
その両方はケースの外周にあるフランジにより連結され
ているので、従来のような細いロッドではなく該フラン
ジは干渉する物がないので太くでき丈夫であり、吸引コ
イル等のスイッチ本体を大きくすることなく、電気的に
も機械的に十分安全な寸法にできる。
【0009】請求項3では、ケースの外周側からのびた
フランジの腕を介して接点ホルダーを固定しているの
で、接点を大きくしても十分余裕を持って外周から接点
をホルダーで固定でき、電気絶縁材料でホルダーを製作
すれは機械強度も十分保て、なおかつ作動時にも接点が
安定している。
【0010】請求項4ではスイッチ本体はしっかりとス
タータに固定し、しかも摺動部である継ぎ手部、フラン
ジ部はもともと接点室を覆っていたカバーを兼用して覆
うので埃よけなどの新規のカバーが必要でなく、またこ
のためにスイッチの外径が大きくなることもない。すな
わち、通常のスタータに本スイッチを取り付けるとその
ために新たに大きなカバーが必要となり結果的に外径が
従来のスイッチと同じになってしまうが、本構造によれ
ばそれが全くなく、小型で、埃、水などにも十分耐える
ことができる。
【0011】請求項5では、本構造のスイッチにするこ
とにスイッチの信頼性をあげかつ小径化が可能となり、
噛み合い規制により吸引コイル電流を大幅に減らすこと
ができ、大幅な小型が出来しかも信頼性アップ、コスト
ダウンも可能となる。
【0012】請求項6では、吸引コイルの中心部は固定
鉄心のみになっており固定鉄心を突き抜ける非磁性体の
ロッドが必要でなく、すべての部分が鉄でできた磁気回
路とすることができるので、コイルの内周部をより細く
でき、従って吸引コイルも小さく、コストアップもな
い。しかも細いロッドでなく、より径の大きなプランジ
ャーに接点とフックを付け更にロッドとプランジャーま
たは固定鉄心との摺動ギャップもないので作動時接点が
ふらつくこともなくなる。しかもプランジャーとケース
側壁との摺動部の磁気回路部が従来のようにケース側壁
内周でなく外周部となるので、対抗面積が大きくなりそ
の分磁気抵抗が小さくなりコイルの小型化の出来る。
【0013】請求項7では、電流断続用の接点とピニオ
ン駆動用の継ぎ手部はスイッチ本体両側にあり、しかも
その両方はケースの外周にあるフランジにより連結され
ているので、従来のような細いロッドではなく該フラン
ジは干渉する物がないので、太く丈夫であり吸引コイル
等のスイッチ本体を大きくすることなく、電気的にも機
械的に十分安全な寸法にできる。
【0014】請求項8では、ケースの外周側からのびた
フランジの腕を介して接点ホルダーを固定しているの
で、接点を大きくしても十分余裕を持って外周から接点
をホルダーで固定できるので電気絶縁材料でホルダーを
製作すれは機械強度も十分保てなおかつ作動時にも接点
が安定している。
【0015】請求項9では、スイッチ本体はしっかりと
スタータに固定し、しかも摺動部である継ぎ手部、フラ
ンジ部はもともと接点室を覆っていたカバーを兼用して
覆うので埃よけなどの新規のカバーを必要としなく、ま
たこのためにスイッチの外径が大きくなることもない。
すなわち、通常のスタータに本スイッチを取り付けると
そのために新たに大きなカバーが必要となり結果的に外
径が従来のスイッチと同じになってしまうが、本構造に
よればそれが全くなく、小型化で、埃、水などにも十分
たえる。
【0016】請求項10では、本構造のスイッチにする
ことにスイッチの信頼性を上げかつ小径化が可能とな
り、噛み合い規制により吸引コイル電流を大幅に減らす
ことで、大幅な小型が出来、しかも信頼性アップ、コス
トダウンも可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のスタータ用スイッチを図
1、図2及び図3に示す第1の実施例に基づき説明す
る。
【0018】50はスイッチで、その構成は電磁力を発
生する吸引コイル51と磁気回路を形成するプランジャ
ー52,ケース55,固定鉄心54及びプランジャー5
2と固定鉄心54との間のエヤーギャップ56から構成
される。ケース55は筒部55aと両側壁55b,55
cよりなり、該固定鉄心54とともに吸引コイル51を
覆うようになっておりスイッチの固定部をなしている。
なお、ケース55の筒部55a、側壁55b,55c及
び固定鉄心54は各々別体または一体どちらでもよく、
磁気回路を形成できればよい(図では側壁55bと固定
鉄心54が一体となっている)。
【0019】70は第1接点部で固定接点71と可動接
点72よりなっている。該可動接点72は第一の弾性体
73の一部をなしており、全体として導電性がありなお
かつ機械強度のあるもの、たとえばリン青銅などででき
ている。
【0020】80は第2接点部で固定接点81と可動接
点82よりなっている。また第1接点部と第2接点部は
バッテリとモータ間で並列回路をなしており、更に第1
接点部の固定接点71はカーボンよりなるので結果とし
て前記回路内では抵抗の役目もはたすことになる。該可
動接点72および82は各々該固定接点71,81に第
1の弾性体73及び第2の弾性体83(図では左右2
つ)により接触圧を付与される。(本実施例では弾性体
73,83をプランジャーと一緒に動く可動側にいれた
が固定接点71,81側に入れるまたはクロスして入れ
てもよい。)第1の固定接点71はホルダー62を介
し、また第2の固定接点81は直接、端子60で図示し
てないバッテリと接続される。
【0021】プランジャー52の一端にはフランジ53
と継ぎ手部53aが固定されている。フランジ53の腕
部53bは前記第2の弾性体83を介してホルダー58
に連結している。ホルダー58はその他端に圧入等の適
当な方法で該可動接点72,82が固定されている。す
なわちプランジャー52が動くとフランジ53,ホルダ
ー58,可動接点72,82がほぼ一体的に移動するよ
うになっていることにより、スイッチとしての役目を果
たすようになる。
【0022】該継ぎ手部53aには穴があり、その穴に
は連結手段90の一端が挿入されている。連結手段90
の他端は部材91を介してピニオン25の回転を規制す
るようになっている。すなわち、吸引コイル51が吸引
されるとプランジャー52が前記エヤーギャップ56を
縮める方向に動き、それにより連結手段を介して部材9
1がピニオン25に接触してその回転を規制する。この
状態でモータが回転すると、出力軸20の外周とピニオ
ン25の内周にそれぞれ設けられたねじれスプライン2
0a,25aにより、ピニオンが軸方向に移動し、図示
してないエンジンのリングギヤーに噛み合う。モータの
アーマチャ10のシャフト11は減速機構30、クラッ
チ27を介して出力軸20につながっている。
【0023】57はリターンスプリングで吸引コイル遮
断時プランジャー52を元の位置に押し戻す役目をす
る。本実施例ではリターンスプリング57をマグネット
スイッチ50の内側のプランジャー52部に挿入した
が、それ以外のところに挿入してもよいことは言うまで
もない。要はプランジャー52を元の位置に押し戻せれ
ばどこでもよい。また、吸引コイル51の内周部は図示
してないが薄い金属(たとえば銅)からなるスリーブを
挿入して該プランジャーが摺動するときの軸受けとして
もよい。
【0024】95は板バネからなるバンドでその弾性力
を利用してスイッチのケース55の筒部55aを覆うよ
うにはめ台座96にスイッチを固定する。98はカバー
でありスイッチと接点部をおおっている。
【0025】次に、本発明構成の作動を説明する。
【0026】図示してない車のキースイッチがONされ
ると、吸引コイル51に電磁力が発生しプランジャー5
2がリターンスプリング57に抗して、エヤーギャップ
56を縮める方向に動く。そして連結手段90を介して
ピニオン25の回転規制をする。次に第1接点部70が
抵抗体91(本実施例ではカーボン系固定接点71がそ
の役目を兼用)を介して接続されるので非常にゆっくり
とモ−タが回転する。すると、出力軸20が回転するが
ピニオン25は回転が規制されているのでスプライン2
0a,25aの軸方向成分によりピニオン25は軸方向
に押し出され図示してないリングギヤにかみあう。
【0027】更に、プランジャー52が移動すると第2
の接点部80が導通する。すると第1と第2の接点部は
並列回路となっていること、及び第1接点部70は抵抗
体が入っていることにより、第2の接点回路にフルにバ
ッテリからの電流が流れモータが全力を出しエンジンを
かける。一方エンジンがかかりキースイッチがOFFさ
れると、吸引コイル51電磁力がなくなる。すると、リ
ターンスプリング57の復元力によりプランジャー52
が戻され第2接点部80がOFFされ、モータには抵抗
体90を介した制限された電流が流れる。さらに、プラ
ンジャー52が戻されると第1接点部70がOFFされ
る。なお、スイッチ以外の噛み合い部等の作動は、特開
平10−115274号公報と類似なので詳細は省略す
る。
【0028】このように本発明によれば、吸引コイルの
内周部に軸方向に貫通したロッドがないので、プランジ
ャーが細くできコイルも小さくてすむ。さらに、スイッ
チが概略底蓋のある円筒となすことが出来、スイッチの
片側から接点、継ぎ手部をプランジャーに合わせて動か
すようにしたので、摺動用のギャップ部もロッドの部分
がなくなり、がたも少なくなり機械的にも安定してい
る。さらにスイッチ本体の外周部を介して、しかも接点
の外周部から接点を固定するのでホルダーを樹脂で作っ
ても十分な寸法がとれ機械強度も確保でき、しかも全体
として小型である。さらに、摺動部全体はスイッチカバ
ーと共用するので新規の部品を必要としない。更にピニ
オン回転規制方式の噛み合いとあいまって小型で信頼性
の高いスタータを低コストで供給できる。なお本例では
接点部を第1と第2を有する2段作動で説明したが接点
部が1つである1段作動についてもよい。
【0029】次に、第2の実施例について図4及び図5
に基づいて説明する。固定鉄心54の両側面には側壁5
5b、55cが設けられており、ケース筒部55aとと
もにスイッチ磁気回路の固定部分を成している。プラン
ジャー52は円筒状でその端面にはフランジ53がもう
一方には腕53bがそれぞれ一体的についている。プラ
ンジャー52は吸引コイル51の力によりエヤーギャッ
プ56を狭めて接点のONとピニオンのかみ合わせをお
こなう。57はリターンスプリング、83は接点圧を付
与するための弾性体である。その他の部分、作動は第1
の実施例と同じであるので説明を省略する。
【0030】このように本発明によれば信頼性が高く、
小型でしかもコストの低いスイッチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すスタータの断面図
である。
【図2】図1のスイッチ部の断面図である。
【図3】図1のスイッチの可動部分を拡大して示す図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施例を示すスイッチの断面図
である。
【図5】図4のスイッチを組み付けたスタータの部分断
面図である。
【符号の説明】
50 マグネットスイッチ 51 吸引コイル 52 プランジャー 54 固定鉄心 58 ホルダー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタータモータへの通電を行う略円筒状
    の吸引コイルを有するスタータ用マグネットスイッチに
    おいて、 該吸引コイルの外周と側面はケースで覆われていて、内
    周部の一端は固定鉄心で塞がっており、該吸引コイル、
    ケースと固定鉄心で概略底蓋のある円筒状となってお
    り、 前記吸引コイルの内周側に摺動可能に挿入されたプラン
    ジャーと、このプランジャーの端面と該固定鉄心の間は
    エヤーギャップが形成され、該ケース、固定鉄心、プラ
    ンジャーとエヤーギャップとで磁気回路を構成してお
    り、 該プランジャーは該吸引コイルの作動により該エヤーギ
    ャップを変化させることにより該固定鉄心と反対側に移
    動可能であり、該プランジャーはその反エヤーギャップ
    側にホルダー及び継ぎ手部と直接または間接的に連結さ
    れており、 該ホルダーには可動接点が固定され、かつ該継ぎ手部は
    連結棒等を介して間接的にピニオンと繋がっており、ス
    イッチ作動時にプランジャーの動きに連動して該ピニオ
    ンを動かし、エンジンのリングギヤにかみ合わせること
    を特徴とするスタータ用マグネットスイッチ。
  2. 【請求項2】 該可動接点と該継ぎ手部は該ケースの側
    面の互いに反対側にあり、該プランジャーに固定された
    フランジが該ケースの外周を概略覆うようになってお
    り、そのフランジにより該可動接点と継ぎ手部、プラン
    ジャーは連結されていることを特徴とする請求項1に記
    載のスタータ用マグネットスイッチ。
  3. 【請求項3】 該プランジャーの反エヤーギャップ側に
    は該フランジと該継ぎ手部がついており、該フランジは
    一端が概略該ケースを覆うような腕を有しておりその腕
    を介してホルダーと繋がっており、そのフランジ部とケ
    ースを介して反対側にある該可動接点は該ホルダーによ
    りほぼ外方向から固定されており、該可動接点と対向す
    る位置に固定接点があり、かつ該固定接点は端子を介し
    てバッテリとつながっていることを特徴とする請求項1
    もしくは2に記載のスタータ用マグネットスイッチ。
  4. 【請求項4】 該ケースはバンド等でスタータ本体に固
    定されており、該マグネットスイッチはその外周部をカ
    バーでおおわれていることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載のスタータ用マグネットスイッチ。
  5. 【請求項5】 内燃機関を駆動するための出力軸と、ス
    タータモータのアーマチャシャフトと前記出力軸の間に
    設けられ、前記アーマチャシャフトの回転を減速して、
    前記出力軸に伝える減速機構を有するものにおいて、前
    記吸引コイルの吸引力により前記プランジャーと連動し
    て移動する連結手段を介してピニオンの回転を規制する
    こと及び可動接点を動かし固定接点と導通させ、スター
    タモータをまわすことによりエンジンのリングギヤーに
    かみ合わせエンジンを始動させるマグネットスイッチで
    あって、該スイッチがスタータモ−タを介して該ピニオ
    ンと反対側にあることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載のスタータ用マグネットスイッチ。
  6. 【請求項6】 スタータモータへの通電を行う略円筒状
    の吸引コイルを有するスタータ用マグネットスイッチに
    おいて、該吸引コイルの内周部と側面は固定鉄心と両側
    壁で覆われており、外周部は筒部、プランジャー、エヤ
    ーギャップ部で構成されており、該固定鉄心、側壁、筒
    部、プランジャーとエヤーギャップで概略の磁気回路を
    なしている。該プランジャーは該吸引コイルの作動によ
    りエヤーギャップを変化させることにより該筒部と反対
    側に移動可能となっている。さらに該プランジャーはホ
    ルダー及び継ぎ手部と直接または間接的に連結されてい
    る。該ホルダーには可動接点が固定されている。また該
    継ぎ手部は連結棒等を介して間接的にピニオンと繋がっ
    ており、スイッチ作動時にプランジャーの動きに連動し
    て該ピニオンを動かし、エンジンのリングギヤーにかみ
    合わせることを特徴とするスタータ用マグネットスイッ
    チ。
  7. 【請求項7】 該可動接点と該継ぎ手部は該吸引コイル
    の側面の互いに反対側にあり、該プランジャーに固定さ
    れたフランジが該筒部の外周を概略覆うようになってお
    り、そのフランジ、該可動接点、継ぎ手部とプランジャ
    ーはつながっていることを特徴とする請求項6に記載の
    スタータ用マグネットスイッチ。
  8. 【請求項8】 該プランジャーにはフランジと該継ぎ手
    部がついており、該ホルダーは概略該筒部を覆うように
    なっておりその一端で該フランジと繋がっている。該プ
    ランジャーの端面には該継ぎ手部が固定されておりその
    継ぎ手部と該吸引コイルを介して反対側に該可動接点が
    あり、該可動接点は該ホルダーによりほぼ外方向から固
    定されており、該可動接点と対抗する位置に固定接点が
    あり該固定接点は端子を介してバッテリとつながってい
    ることを特徴とする請求項6もしくは7に記載のスター
    タ用マグネットスイッチ。
  9. 【請求項9】 該マグネットスイッチの非可動部はバン
    ド等の適当な方法でスタータ本体に固定されており該マ
    グネットスイッチはその外周部をカバーでおおわれてい
    ることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載
    のスタータ用マグネットスイッチ。
  10. 【請求項10】 内燃機関を駆動するための出力軸と、
    スタータモータのアーマチャシャフトと前記出力軸の間
    に設けられ、前記アーマチャシャフトの回転を減速し
    て、前記出力軸に伝える減速機構を有するものにおい
    て、前記吸引コイルの吸引力により前記プランジャーと
    連動して移動する連結手段を介してピニオンの回転を規
    制すること及び可動接点を動かし固定接点と導通させモ
    ータをまわすことによりエンジンのリングギヤーにかみ
    合わせエンジンを始動させるマグネットスイッチにあっ
    て該スイッチがスタータモ−タを介して該ピニオンと反
    対側にあることを特徴とする請求項6ないし9のいずれ
    かに記載のスタータ用マグネットスイッチ。
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