JP2004060458A - 内燃機関用スタータ - Google Patents
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- H01H51/065—Relays having a pair of normally open contacts rigidly fixed to a magnetic core movable along the axis of a solenoid, e.g. relays for starting automobiles
Abstract
【課題】メイン接点のON、OFFと噛み合いを行わせつつ、該マグネットスイッチとモータの電源を共通使用しているので、回路の結線は入力端子に1カ所つなげばよいので噛み合いの信頼性を落とすことなく、作業性の向上とコストを下げることを目的としている。
【解決手段】可動接点72は第一の弾性体73の一部をなしており全体として導電性がありなおかつ機械強度のあるもの、たとえばリン青銅などで出来ている。80はメイン接点部で固定接点81と可動接点82よりなっている。またサブ接点部とメイン接点部はバッテリとモータ間で並列回路をなしており、更にサブ接点部はカーボンよりなるので結果として前記回路内では抵抗の役目も果たすことになる。
【選択図】 図1
【解決手段】可動接点72は第一の弾性体73の一部をなしており全体として導電性がありなおかつ機械強度のあるもの、たとえばリン青銅などで出来ている。80はメイン接点部で固定接点81と可動接点82よりなっている。またサブ接点部とメイン接点部はバッテリとモータ間で並列回路をなしており、更にサブ接点部はカーボンよりなるので結果として前記回路内では抵抗の役目も果たすことになる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関を始動するための始動装置であるスタータの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の環境問題へ対応するため車でもさまざまな取り組みがなされている。
【0003】
そのためにスタータでもさまざまな試みがなされている。たとえば小型で軽量とか、エコラン等のきめ細かな制御もおこなういわゆるスマートスタータへの取り組みである。
【0004】
従来のスタータの回路図は図5に示したようにキースイッチをONすると補助リレーがONしてスタータのマグネットスイッチのコイルに通電され、この電磁力によりピニオンを押し出しエンジンと連結させると同時にスタータの接点を閉じ、バッテリーからスタータの入力端子をへてモーターに通電されるようになっている。このようにスタータには2本の配線がある、すなわち入力端子に結線されメインの電流が流れる回路とスイッチ端子に結線されるスイッチ駆動回路である。この回路の配線抵抗が車ごとに異なることにより種々の制御を行うのに不便である。また狭いエンジンルーム内でスタータに2本の配線をするため作業性も悪いという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これに対応するため、1本のメイン配線のみを結線し、かつスタータの制御を集中して行い、スタータは該集中制御部から送られてくる作動電流をうけてスタータ本体は単なるモータとしてのみ働くようにして、制御をしやすくする試みもあるが(例えば、ドイツ公開特許第10047288)、これには以下のような不都合がある。すなわちスタータはエンジンを回すために、まずピニオンがエンジンのリングギヤーに確実に噛み合った後にモータを回し、エンジンがかかったのちには速やかにリングギヤーから離れるなどの、始動するためのきめこまかな動きが必要となる。このため通常のスタータは本体にマグネットスイッチをもち、この電磁力により該噛み合い機能とモータへの通電のON、OFFをおこなっている。引例ではこのマグネットスイッチをスタータ本体に直結して持たないので噛み合いなどのきめ細かな動きが出来なく、結果としてスマートスタータのための制御を生かしきれないという問題がある。
【0006】
また2輪車用のスタータでもメイン回路のみで結線されているが、これは噛み合いのためのマグネットスイッチをもたずピニオンの移動を慣性力を利用(いわゆるベンディクス噛み合い)しているので、噛み合いの確実性を欠くのは周知のことである。
【0007】
このように従来周知の方法では、集中制御するためメイン回路のみで作動させよう(いわゆる1ワイヤー方式)とすると結果的にスタータの噛み合いのための信頼性を落としてしまうという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明では制御部に設けたメインスイッチとは別に、直列にもう一つのスイッチをスタータ本体に内蔵させ、該本体内蔵スイッチを作動させるためのマグネットスイッチをスタータにもたせ、このマグネットスイッチの電源はメイン回路から供給されるようにし、信頼性を落とすことなく1ワイヤーによるスマート制御を可能にすることを目的とするものである。
【0009】
請求項1では、従来同様スタータ本体にマグネットスイッチを持たせ、メイン接点のON、OFFと噛み合いを行わせつつ、該マグネットスイッチとモータの電源を共通使用しているので、回路の結線は入力端子に1カ所つなげばよいので噛み合いの信頼性を落とすことなく、作業性の向上とコストを下げることが可能である。
【0010】
請求項2では、スタータ本体とは別に設けたリレーによりスタータの電流を制御するので、車両の種々の情報をこのリレー1カ所に集中させればよく、集中制御が可能となりアイドルストップなどのきめ細かな制御が可能である。
【0011】
請求項3では、該リレーが閉じたときまず抵抗体を介してモータに通電されるのでモータがゆっくりまわり、メイン接点が閉じた後は抵抗を介さず直接モータに電流が流れるのでモータがフルパワーでまわるので、ピニオンとリングギヤーが連結されるまではゆっくりまわり噛み合い時の衝撃を少なく出来、連結後はフルパワーでエンジンを駆動することが可能となりスタータの信頼性が増す。しかもはじめゆっくりまわすための特別な回路を該リレーに必要ない。
【0012】
請求項4では、該リレーからの電流はまずマグネットスイッチを作動させプランジャーを動かし、まずサブ接点がONして抵抗体により適当な値(通常150Aくらい)電流制限されモータに通電され、メイン接点ONしてからはフルの電流が流れる。このようにマグネットスイッチ、抵抗体、メインと電流を流す順序がきっちと決められるので噛み合いタイミング、衝撃のより少ないかみ合わせ等の始動のためのきめ細かな制御が容易となる。
【0013】
請求項5では、サブ接点と抵抗体の機能をカーボンブラシで行うので接点が溶着する事もなくしかも部品点数が少なくコストも有利である。
【0014】
請求項6では、モータのブラシとコンミテータとの接触をON、OFFすることによりメイン接点の機能の代わりにすることによりメイン接点の接触ドロップがなくなりロスがなくなる。
【0015】
請求項7では、ピニオンの回転規制をした状態でモ−ターを回しそれにより噛み合わせる構造にしているので、ピニオンを押し出すのにマグネットスイッチの大きな電磁力を必要としないのでスイッチが小型化出来、そのためスイッチをモータの側面に取り付けても出っ張ることがなく1ワイヤー化と併せてエンジンへの取り付け性がより良くなる。また確実な噛み合いを確保しつつエンジン始動のための集中制御もより可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のスタータを図1,2,3に示す一実施例に基づき説明する。50はマグネットスイッチでその構成は電磁力を発生する吸引コイル51と磁気回路を形成するプランジャー52,ケース55,底蓋54及びエヤーギャップ56によりなっている。70はサブ接点部で固定接点71と可動接点72よりなっている。該固定接点71はカーボン100%または金属含有量の少ないカーボン主体の材料、いわゆるカーボン系の材料でできている。該可動接点72は第一の弾性体73の一部をなしており全体として導電性がありなおかつ機械強度のあるもの、たとえばリン青銅などで出来ている。80はメイン接点部で固定接点81と可動接点82よりなっている。またサブ接点部とメイン接点部はバッテリとモータ間で並列回路をなしており、更にサブ接点部はカーボンよりなるので結果として前記回路内では抵抗の役目も果たすことになる。抵抗値としては 50mオーム程度あればよく、そのためには該固定接点71は金属含有量が10%以下であれば必要な抵抗値がえられる。またカーボンとしてはグラファイトか無定形カーボンかは前記金属の含有量と勘案して必要な抵抗値、寿命になるよう決めればよい。該可動接点72および82は各々該固定接点71,81に第1の弾性体73及び第2の弾性体83により接触圧を付与される。(本実施例では弾性体73,83をプランジャーと一緒に動く可動側にいれたが固定接点71,81側に入れるまたはクロスして入れてもよい。)
サブの固定接点71はホルダー62を介し またメインの固定接点81は直接、入力端子60でリレーを介してバッテリと接続される。プランジャー52の一端にはフランジ53と継ぎ手部53aが固定されている。フランジ53の先端部53bは前記第2の弾性体83をかいしてホルダー58に連結している。ホルダー58はその他端に圧入等の適当な方法で該可動接点72,82が固定されている。すなわちプランジャー52が動くとフランジ53,ホルダー58,可動接点72,82がほぼ一体的に移動するようになっていることによりスイッチとしての役目を果たすようになる。該継ぎ手部53aには穴があり、その穴には連結手段90の一端か挿入されている。連結手段90の他端は部材91を介してピニオン25の回転を規制するようになっている。すなわち吸引コイル51が吸引されるとプランジャー52が前記エヤーギャップ56を縮める方向に動き、それにより連結手段を介して部材91がピニオン25に接触して回転を規制する。この状態でモータが回転すると出力軸20の外周とピニオン25の内周にそれぞれ設けられたねじれスプライン20a,25aによりピニオンが軸方向に移動し図示してないエンジンのリングギヤーに噛み合う。モータのアーマチャ10のシャフト11は減速機構30、クラッチ27を介して出力軸20につながっている。57はリターンスプリングで吸引コイル遮断時プランジャー52を元の位置に押し戻す役目をする。本実施例ではリターンスプリング57をマグネットスイッチ50の内側のプランジャー52部に挿入したがそれ以外のところに挿入してもよいことはいうまでもない。要はプランジャー52を元の位置に押し戻せればどこでもよい。
【0017】
本発明になる作動を説明する。車のキースイッチがONされると車両側のリレーが働きバッテリと入力端子60が接続されマグネットスイッチ50の吸引コイル51に電磁力が発生しプランジャー52がリターンスプリング57に抗してエヤーギャップ56を縮める方向に動く。そして連結手段90を介してピニオン25の回転規制をする。次にサブ接点部70が抵抗体95(本実施例ではカーボン系固定接点71がその役目を兼用)を介して接続されるので非常にゆっくりとモ−タが回転する。そうすると出力軸20が回転するがピニオン25は回転が規制されているのでスプライン20a,25aの軸方向成分によりピニオン25は軸方向に押し出され図示してないリングギヤーに噛み合う。更にプランジャー52が移動するとメイン接点部80が導通する。そうするとサブとメインの接点部は並列回路となっていること及びサブ接点部70は抵抗体が入っていることによりメイン接点回路にフルにバッテリからの電流が流れモータが全力を出しエンジンをかける。一方エンジンがかかりキースイッチがOFFされると吸引コイル51電磁力がなくなる。そうするとリターンスプリング57の復元力によりプランジャー52が戻されメイン接点部80がOFFされ、モータには抵抗体95を介した制限された電流が流れる、さらにプランジャー52が戻されるとサブ接点部70がOFFされる。このように本発明のマグネットスイッチは作動する。なおスイッチ以外の噛み合い部とうの作動は特開平10−115274と類似なので詳細は省く。
【0018】
このように本発明によればまずマグネットスイッチとモータの電源を入力端子60の1カ所にすることによりほかに何の配線もいらないので車での取り付け作業性がよく、しかもリレーでの集中制御がやりやすくなる。またスタータ本体にマグネットスイッチ、接点部を持っているので噛み合い時のモータの立ち上がり性能(過渡応答)ともマッチングもきめ細かく行える。さらに回転規制による噛み合い機構であるのでこの面からもマグネットスイッチを小型化出来、1ワイヤー方式とあわせてさらなる小型化が出来る。このように本発明によればアイドルスットプなどの環境対応のためのリレーによる制御をスタータの機能を損なうことなく確実に行え、しかも小型、低コスト、作業性向上のできる。
【0019】
図4は他の実施例である。アーマチャ10の端面にはサーフェスコンミテータ12がありブラシ13とモータの主要回路となっている。該ブラシ13は図示してないピグテールにより直接入力端子60に接続されている。16はブラシホルダーでその内部にブラシ13,ブラシリターンスプリング14,セットスプリング15およびスプリング受け台17を有している。スタータを使用しないとき(非作動時)にはブラシ13はブラスリターンスプリング14によりコンミテータ12から浮き上がっている。セットスプリング15はレターンスプリング14とともにブラシ13を非作動時の状態に保持している。
【0020】
本実施例の作動を説明する。吸引コイル51に通電されると、プランジャー52と連動してフランジの先端部53bが動く。該先端部53bの端にはテーパー部53dがあり、該テーパー部53dは該スプリング受け台17の端面のテーパー部17aを押す。これによりプランジャー52に連動してスプリング受け台17がセットスプリング15をたわませなからブラシ13をコンミテータ12側へおす。ある程度以上セットスプリング15がたわむとリターンスプリング14の力にうち勝ちブラシを移動させ、ついにはブラシはコンミテータ12と接触し電気的導通がなされモータが回転する。いいかえればブラシがメイン接点の役目をすることになる。結果としてメイン接点の接触抵抗がなくなったことになる。(ブラシとコンミテータの接触ドロップはもともとモータとして存在していたのであるからこれにより増えたわけではない。)このように本実施例によればメイン接点の抵抗を全く増やすことなく、スタータ本体に接点を設けることが出来、外部のリレーによる制御をよりいっそう引き立たせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のスタータの断面図である。
【図2】図2は図1のスイッチ部の断面図である。
【図3】図3は本発明のスタータを含む車両での回路図である。
【図4】図4は他の実施例で、そのメイン接点部の周辺の断面図である。
【図5】図5は従来の車両の回路図である。
【符号の説明】
50 マグネットスイッチ
60 入力端子
70 サブ接点部
71 サブの固定接点
72 サブの可動接点
80 メイン接点部
81 メインの固定接点
82 メインの可動接点
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関を始動するための始動装置であるスタータの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の環境問題へ対応するため車でもさまざまな取り組みがなされている。
【0003】
そのためにスタータでもさまざまな試みがなされている。たとえば小型で軽量とか、エコラン等のきめ細かな制御もおこなういわゆるスマートスタータへの取り組みである。
【0004】
従来のスタータの回路図は図5に示したようにキースイッチをONすると補助リレーがONしてスタータのマグネットスイッチのコイルに通電され、この電磁力によりピニオンを押し出しエンジンと連結させると同時にスタータの接点を閉じ、バッテリーからスタータの入力端子をへてモーターに通電されるようになっている。このようにスタータには2本の配線がある、すなわち入力端子に結線されメインの電流が流れる回路とスイッチ端子に結線されるスイッチ駆動回路である。この回路の配線抵抗が車ごとに異なることにより種々の制御を行うのに不便である。また狭いエンジンルーム内でスタータに2本の配線をするため作業性も悪いという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これに対応するため、1本のメイン配線のみを結線し、かつスタータの制御を集中して行い、スタータは該集中制御部から送られてくる作動電流をうけてスタータ本体は単なるモータとしてのみ働くようにして、制御をしやすくする試みもあるが(例えば、ドイツ公開特許第10047288)、これには以下のような不都合がある。すなわちスタータはエンジンを回すために、まずピニオンがエンジンのリングギヤーに確実に噛み合った後にモータを回し、エンジンがかかったのちには速やかにリングギヤーから離れるなどの、始動するためのきめこまかな動きが必要となる。このため通常のスタータは本体にマグネットスイッチをもち、この電磁力により該噛み合い機能とモータへの通電のON、OFFをおこなっている。引例ではこのマグネットスイッチをスタータ本体に直結して持たないので噛み合いなどのきめ細かな動きが出来なく、結果としてスマートスタータのための制御を生かしきれないという問題がある。
【0006】
また2輪車用のスタータでもメイン回路のみで結線されているが、これは噛み合いのためのマグネットスイッチをもたずピニオンの移動を慣性力を利用(いわゆるベンディクス噛み合い)しているので、噛み合いの確実性を欠くのは周知のことである。
【0007】
このように従来周知の方法では、集中制御するためメイン回路のみで作動させよう(いわゆる1ワイヤー方式)とすると結果的にスタータの噛み合いのための信頼性を落としてしまうという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本発明では制御部に設けたメインスイッチとは別に、直列にもう一つのスイッチをスタータ本体に内蔵させ、該本体内蔵スイッチを作動させるためのマグネットスイッチをスタータにもたせ、このマグネットスイッチの電源はメイン回路から供給されるようにし、信頼性を落とすことなく1ワイヤーによるスマート制御を可能にすることを目的とするものである。
【0009】
請求項1では、従来同様スタータ本体にマグネットスイッチを持たせ、メイン接点のON、OFFと噛み合いを行わせつつ、該マグネットスイッチとモータの電源を共通使用しているので、回路の結線は入力端子に1カ所つなげばよいので噛み合いの信頼性を落とすことなく、作業性の向上とコストを下げることが可能である。
【0010】
請求項2では、スタータ本体とは別に設けたリレーによりスタータの電流を制御するので、車両の種々の情報をこのリレー1カ所に集中させればよく、集中制御が可能となりアイドルストップなどのきめ細かな制御が可能である。
【0011】
請求項3では、該リレーが閉じたときまず抵抗体を介してモータに通電されるのでモータがゆっくりまわり、メイン接点が閉じた後は抵抗を介さず直接モータに電流が流れるのでモータがフルパワーでまわるので、ピニオンとリングギヤーが連結されるまではゆっくりまわり噛み合い時の衝撃を少なく出来、連結後はフルパワーでエンジンを駆動することが可能となりスタータの信頼性が増す。しかもはじめゆっくりまわすための特別な回路を該リレーに必要ない。
【0012】
請求項4では、該リレーからの電流はまずマグネットスイッチを作動させプランジャーを動かし、まずサブ接点がONして抵抗体により適当な値(通常150Aくらい)電流制限されモータに通電され、メイン接点ONしてからはフルの電流が流れる。このようにマグネットスイッチ、抵抗体、メインと電流を流す順序がきっちと決められるので噛み合いタイミング、衝撃のより少ないかみ合わせ等の始動のためのきめ細かな制御が容易となる。
【0013】
請求項5では、サブ接点と抵抗体の機能をカーボンブラシで行うので接点が溶着する事もなくしかも部品点数が少なくコストも有利である。
【0014】
請求項6では、モータのブラシとコンミテータとの接触をON、OFFすることによりメイン接点の機能の代わりにすることによりメイン接点の接触ドロップがなくなりロスがなくなる。
【0015】
請求項7では、ピニオンの回転規制をした状態でモ−ターを回しそれにより噛み合わせる構造にしているので、ピニオンを押し出すのにマグネットスイッチの大きな電磁力を必要としないのでスイッチが小型化出来、そのためスイッチをモータの側面に取り付けても出っ張ることがなく1ワイヤー化と併せてエンジンへの取り付け性がより良くなる。また確実な噛み合いを確保しつつエンジン始動のための集中制御もより可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のスタータを図1,2,3に示す一実施例に基づき説明する。50はマグネットスイッチでその構成は電磁力を発生する吸引コイル51と磁気回路を形成するプランジャー52,ケース55,底蓋54及びエヤーギャップ56によりなっている。70はサブ接点部で固定接点71と可動接点72よりなっている。該固定接点71はカーボン100%または金属含有量の少ないカーボン主体の材料、いわゆるカーボン系の材料でできている。該可動接点72は第一の弾性体73の一部をなしており全体として導電性がありなおかつ機械強度のあるもの、たとえばリン青銅などで出来ている。80はメイン接点部で固定接点81と可動接点82よりなっている。またサブ接点部とメイン接点部はバッテリとモータ間で並列回路をなしており、更にサブ接点部はカーボンよりなるので結果として前記回路内では抵抗の役目も果たすことになる。抵抗値としては 50mオーム程度あればよく、そのためには該固定接点71は金属含有量が10%以下であれば必要な抵抗値がえられる。またカーボンとしてはグラファイトか無定形カーボンかは前記金属の含有量と勘案して必要な抵抗値、寿命になるよう決めればよい。該可動接点72および82は各々該固定接点71,81に第1の弾性体73及び第2の弾性体83により接触圧を付与される。(本実施例では弾性体73,83をプランジャーと一緒に動く可動側にいれたが固定接点71,81側に入れるまたはクロスして入れてもよい。)
サブの固定接点71はホルダー62を介し またメインの固定接点81は直接、入力端子60でリレーを介してバッテリと接続される。プランジャー52の一端にはフランジ53と継ぎ手部53aが固定されている。フランジ53の先端部53bは前記第2の弾性体83をかいしてホルダー58に連結している。ホルダー58はその他端に圧入等の適当な方法で該可動接点72,82が固定されている。すなわちプランジャー52が動くとフランジ53,ホルダー58,可動接点72,82がほぼ一体的に移動するようになっていることによりスイッチとしての役目を果たすようになる。該継ぎ手部53aには穴があり、その穴には連結手段90の一端か挿入されている。連結手段90の他端は部材91を介してピニオン25の回転を規制するようになっている。すなわち吸引コイル51が吸引されるとプランジャー52が前記エヤーギャップ56を縮める方向に動き、それにより連結手段を介して部材91がピニオン25に接触して回転を規制する。この状態でモータが回転すると出力軸20の外周とピニオン25の内周にそれぞれ設けられたねじれスプライン20a,25aによりピニオンが軸方向に移動し図示してないエンジンのリングギヤーに噛み合う。モータのアーマチャ10のシャフト11は減速機構30、クラッチ27を介して出力軸20につながっている。57はリターンスプリングで吸引コイル遮断時プランジャー52を元の位置に押し戻す役目をする。本実施例ではリターンスプリング57をマグネットスイッチ50の内側のプランジャー52部に挿入したがそれ以外のところに挿入してもよいことはいうまでもない。要はプランジャー52を元の位置に押し戻せればどこでもよい。
【0017】
本発明になる作動を説明する。車のキースイッチがONされると車両側のリレーが働きバッテリと入力端子60が接続されマグネットスイッチ50の吸引コイル51に電磁力が発生しプランジャー52がリターンスプリング57に抗してエヤーギャップ56を縮める方向に動く。そして連結手段90を介してピニオン25の回転規制をする。次にサブ接点部70が抵抗体95(本実施例ではカーボン系固定接点71がその役目を兼用)を介して接続されるので非常にゆっくりとモ−タが回転する。そうすると出力軸20が回転するがピニオン25は回転が規制されているのでスプライン20a,25aの軸方向成分によりピニオン25は軸方向に押し出され図示してないリングギヤーに噛み合う。更にプランジャー52が移動するとメイン接点部80が導通する。そうするとサブとメインの接点部は並列回路となっていること及びサブ接点部70は抵抗体が入っていることによりメイン接点回路にフルにバッテリからの電流が流れモータが全力を出しエンジンをかける。一方エンジンがかかりキースイッチがOFFされると吸引コイル51電磁力がなくなる。そうするとリターンスプリング57の復元力によりプランジャー52が戻されメイン接点部80がOFFされ、モータには抵抗体95を介した制限された電流が流れる、さらにプランジャー52が戻されるとサブ接点部70がOFFされる。このように本発明のマグネットスイッチは作動する。なおスイッチ以外の噛み合い部とうの作動は特開平10−115274と類似なので詳細は省く。
【0018】
このように本発明によればまずマグネットスイッチとモータの電源を入力端子60の1カ所にすることによりほかに何の配線もいらないので車での取り付け作業性がよく、しかもリレーでの集中制御がやりやすくなる。またスタータ本体にマグネットスイッチ、接点部を持っているので噛み合い時のモータの立ち上がり性能(過渡応答)ともマッチングもきめ細かく行える。さらに回転規制による噛み合い機構であるのでこの面からもマグネットスイッチを小型化出来、1ワイヤー方式とあわせてさらなる小型化が出来る。このように本発明によればアイドルスットプなどの環境対応のためのリレーによる制御をスタータの機能を損なうことなく確実に行え、しかも小型、低コスト、作業性向上のできる。
【0019】
図4は他の実施例である。アーマチャ10の端面にはサーフェスコンミテータ12がありブラシ13とモータの主要回路となっている。該ブラシ13は図示してないピグテールにより直接入力端子60に接続されている。16はブラシホルダーでその内部にブラシ13,ブラシリターンスプリング14,セットスプリング15およびスプリング受け台17を有している。スタータを使用しないとき(非作動時)にはブラシ13はブラスリターンスプリング14によりコンミテータ12から浮き上がっている。セットスプリング15はレターンスプリング14とともにブラシ13を非作動時の状態に保持している。
【0020】
本実施例の作動を説明する。吸引コイル51に通電されると、プランジャー52と連動してフランジの先端部53bが動く。該先端部53bの端にはテーパー部53dがあり、該テーパー部53dは該スプリング受け台17の端面のテーパー部17aを押す。これによりプランジャー52に連動してスプリング受け台17がセットスプリング15をたわませなからブラシ13をコンミテータ12側へおす。ある程度以上セットスプリング15がたわむとリターンスプリング14の力にうち勝ちブラシを移動させ、ついにはブラシはコンミテータ12と接触し電気的導通がなされモータが回転する。いいかえればブラシがメイン接点の役目をすることになる。結果としてメイン接点の接触抵抗がなくなったことになる。(ブラシとコンミテータの接触ドロップはもともとモータとして存在していたのであるからこれにより増えたわけではない。)このように本実施例によればメイン接点の抵抗を全く増やすことなく、スタータ本体に接点を設けることが出来、外部のリレーによる制御をよりいっそう引き立たせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のスタータの断面図である。
【図2】図2は図1のスイッチ部の断面図である。
【図3】図3は本発明のスタータを含む車両での回路図である。
【図4】図4は他の実施例で、そのメイン接点部の周辺の断面図である。
【図5】図5は従来の車両の回路図である。
【符号の説明】
50 マグネットスイッチ
60 入力端子
70 サブ接点部
71 サブの固定接点
72 サブの可動接点
80 メイン接点部
81 メインの固定接点
82 メインの可動接点
Claims (7)
- 外部電源に接続された入力端子と、
エンジンのリングギヤに噛み合うピニオンと、
このピニオンに駆動力を伝達するためのモータ部と、
前記ピニオンをリングギヤに噛み合わせるための噛み合い機構部を作動させるマグネットスイッチとを備え、
該入力端子に印加される電流により該マグネットスイッチを作動させ、メイン接点を断続させ該モータ部への通電制御を行うと共に、前記ピニオンをリングギヤに噛み合わせるようにするスタータにおいて、
該マグネットスイッチおよびモータ部を作動するための電源を直接該入力端子から取るようにしたことを特徴とする内燃機関用マグネットスイッチ付きスタータ。 - 該入力端子には、前記スタータとは別に設けられたリレーにより電流を断続制御される回路が接続されることを特徴とする請求項1記載のスタータ。
- 前記入力端子と前記モータ部との間に抵抗体を接続し、該抵抗体は前記メイン接点と並列回路を成すようにしたことを特徴とする請求項2に記載のスタータ。
- 前記入力端子とモータ部の間に抵抗体とサブ接点とを設け、該抵抗体とサブ接点は前記メイン接点と並列回路を成すようにし、前記入力端子に供給された電流により該マグネットスイッチのプランジャーが動き、まずサブ接点が閉じ、その後該メイン接点が閉じるようにしたことを特徴とする請求項3記載のスタータ。
- 前記抵抗体とサブ接点の機能をカーボン系のブラシの内部抵抗と接触を利用して行うことを特徴とする請求項4記載のスタータ。
- 該モータ部のアーマチャに通電するブラシとコンミテータにおいて、該ブラシを該マグネットスイッチのプランジャーと連動して動くようにしてブラシとコンミテータとの接触をおこなうようにして該メイン接点の機能を行わせることを特徴とする請求項1ないし5記載のスタータ。
- 内燃機関を駆動するための出力軸と、該モータのアーマチャのシャフトと前記出力軸の間に設けられ、前記アーマチャシャフトの回転を減速して、前記出力軸に伝える減速機構を有するものにおいて、前記マグネットスイッチのコイルの吸引力により前記プランジャーと連動して移動する連結手段を介してピニオンの回転を規制すること及び接点を導通させモータをまわし、該ピニオンと該出力軸に設けたねじれスプラインにより回転力を軸方向の力に変換してピニオンをエンジンのリングギヤーに噛み合わせる機構を有するスタータにあって、該スイッチがスタータモ−タを介して該ピニオンと反対側にあることを特徴とする請求項1ないし6記載のスタータ。
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