JP2002204553A - ブラシ保持器及びスタータ - Google Patents

ブラシ保持器及びスタータ

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JP2002204553A JP2001333669A JP2001333669A JP2002204553A JP 2002204553 A JP2002204553 A JP 2002204553A JP 2001333669 A JP2001333669 A JP 2001333669A JP 2001333669 A JP2001333669 A JP 2001333669A JP 2002204553 A JP2002204553 A JP 2002204553A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大型化(大径化)を伴うことなくブラシの長寿
命化を図ることができるブラシ保持器の提供、及び大型
化(大径化)を伴うことなく電動機の長寿命化を図るこ
とができるスタータの提供にある。 【解決手段】ブラシホルダ52のリード線方向壁部52
bに設けられると共に、ブラシ51の移動方向に連続し
て形成された空隙部52dと、空隙部52dを跨ぐよう
に即ち空隙部52dの両側に対向するブラシホルダ52
のリード線方向壁部52bを連結するように設けられた
凹形部52cと、空隙部52dと連続し凹形部52cの
内側に形成される空隙部52eから構成される干渉回避
構造52Aをブラシ保持器50に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機の回転子
に設けられた整流子に摺動接触するブラシを保持しなが
らそのブラシを整流子に押圧接触させるブラシ保持器、
及びそのブラシ保持器を備えたスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】回転電機の回転子に設けられた整流子に
電力を供給するブラシは、弾性体の押圧を受けて整流子
と摺動接触し、摩耗しながら整流子側へ移動する。この
移動に伴って、ブラシの側部に接続されたブラシリード
線も整流子側に移動する。この際、ブラシリード線のブ
ラシ側固定端であるリード線付根部と、ブラシを保持す
るブラシホルダが干渉する。そこで、従来は、例えば特
開平10−66311号公報に記載されているようにブ
ラシ保持器を構成していた。すなわちブラシリード線が
接続されたブラシ面と対向するブラシホルダの壁面に、
反整流子方向が開放されたU字状の溝を設け、リード線
付根部とブラシホルダとの干渉を回避していた。
【0003】また、従来は、例えば実開平5−6015
4号公報に記載されているようにブラシ保持器を構成し
ていた。すなわちブラシの摩耗に伴い給電線がブラシの
押圧方向に移動できるように構成されていると共に、ブ
ラシの押圧方向(整流子方向)が開放し且つブラシの押圧
方向以外に屈曲した給電線挿入口を有する切り溝をブラ
シホルダの側面に設け、ブラシが摩耗し給電線付根部が
整流子に達する限界まで利用できるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の前者のブラシ保持器は、ブラシの摩耗によって
ブラシリード線が整流子側に移動すると、U字状溝の終
端(U字状溝の整流子方向の閉止された部分)におい
て、リード線付根部とブラシホルダが干渉してブラシの
移動を妨げる。このため、ブラシの摩耗限度までブラシ
を有効に使い切ることができない。従って、前述した従
来の前者のブラシ保持器を電動機に用いたスタータで
は、リード線付根部とブラシホルダが干渉した時点で電
動機の寿命となる。
【0005】一方、前述した従来の後者のブラシ保持器
は、ブラシを押圧する弾性体をブラシホルダの中に有す
る方式のものであるので、前述した従来の前者のブラシ
保持器のように、ブラシホルダの外部に設けられた弾性
体によって、ブラシホルダの反整流子方向からブラシを
押圧する方式のものに比べて、使用されるブラシの長さ
が短くなる。このため、前述した従来の前者のブラシ保
持器に使用されるブラシを、前述した従来の後者のブラ
シ保持器に使用しようとすると、ブラシ保持器の外径を
大きくしなければならない。従って、前述した従来の後
者のブラシ保持器を電動機に用いたスタータでは、電動
機の大型化(大径化)を免れることができない。
【0006】本発明の代表的な目的は、大型化(大径
化)を伴うことなくブラシの長寿命化を図ることができ
るブラシ保持器を提供することにある。また、本発明の
別の代表的な目的は、大型化(大径化)を伴うことなく
電動機の長寿命化を図ることができるスタータを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、ブラシ
に接続された電力供給線の延び方向側の保持体の壁面或
いは電力供給線が接続されたブラシ面と対向する保持体
の壁面に、この壁面と連続する突出部を形成し、この突
出部の内側に形成された空隙部と保持体のブラシが挿入
される空隙部と連続させたことにある。
【0008】また、本発明の別の特徴は、電力供給線の
ブラシ側固定端である供給線付根部との干渉回避構造
が、電力供給線が接続されたブラシ面と対向する保持体
の壁面に設けられると共に、ブラシの移動方向に連続し
て形成され、且つ両端が開放された空隙部と、保持体の
前記ブラシに接続された電力供給線の方向に突出し且つ
空隙部と連続した空隙を有する部材或いは保持体の空隙
部と連続する空隙を、ブラシに接続された電力供給線の
方向に形成する凹状部材又はU字状部材から構成されて
いることにある。
【0009】本発明によれば、上記突出部或いは上記干
渉回避構造をブラシの保持体に設けたので、ブラシの摩
耗限度までブラシが摩耗してブラシに接続された電力供
給線が整流子側に移動しても、電力供給線のブラシ側固
定端である供給線付根部と保持体が干渉することを回避
できる。しかも、本発明のブラシ保持器は、ブラシの保
持体の外部に設けられた弾性体によって、保持体の反整
流子側からブラシを押圧する方式のものであって、上記
突出部或いは上記干渉回避構造以外の構成は従来のブラ
シ保持器と変わらないので、従来と同様の長さのブラシ
を使用することができ、ブラシ保持器の外径を大きくす
る必要がない。
【0010】また、上記突出部或いは上記干渉回避構造
は、弾性体が保持体に規制され且つブラシが弾性体によ
って押圧されない位置まで移動した状態にあるとき、電
力供給線のブラシ側固定端である供給線付根部とブラシ
の保持体との干渉も回避することができる。従って、本
発明によれば、例えばブラシ保持器が電動機に取付けら
れる前の状態にあるとき、電力供給線の供給線付根部と
ブラシの保持体との干渉によって、電力供給線の供給線
付根部に応力が発生しないようにすることができる。
【0011】また、上記突出部或いは上記干渉回避構造
において、上記突出部、或いはブラシに接続された電力
供給線の方向に突出した部材、若しくはブラシに接続さ
れた電力供給線の方向に形成する凹状部材またはU字状
部材の内側に形成される空隙部の奥行き及び幅寸法は、
電力供給線の外径寸法よりも大きい。ここで、上記突出
部、或いはブラシに接続された電力供給線の方向に突出
した部材、若しくはブラシに接続された電力供給線の方
向に形成する凹状部材またはU字状部材の内側に形成さ
れる空隙部の奥行きとは、ブラシの電力供給線接続面と
対向する保持体壁面に対して垂直な方向を指す。また、
上記突出部、或いはブラシに接続された電力供給線の方
向に突出した部材、若しくはブラシに接続された電力供
給線の方向に形成する凹状部材またはU字状部材の内側
に形成される空隙部の幅とは、上記突出部、或いはブラ
シに接続された電力供給線の方向に突出した部材、若し
くはブラシに接続された電力供給線の方向に形成する凹
状部材またはU字状部材の内側に形成される空隙部の奥
行き方向、又はブラシの移動方向に対して垂直な方向を
指す。
【0012】上記ブラシ保持器は、自動車のエンジンで
ある内燃機関の始動装置、すなわちスタータの電動機に
用いられる。スタータは、界磁固定子、この界磁固定子
の内周側に空隙を介して回転可能に配設されると共に鉄
心に巻かれた巻線と電気的に接続された整流子を有する
回転子,整流子に摺動接触すると共に電力供給線を介し
て供給された電力を整流子に供給するブラシ、及びこの
ブラシを保持すると共にブラシを整流子に押圧接触させ
るブラシ保持器を有する電動機と、この電動機の回転駆
動力を内燃機関に伝達する機構とを含み構成されてい
る。
【0013】近年、自動車分野においては耐環境性,地
球温暖化抑制の観点から、信号待ちなどで車両が停止し
た際にエンジンを停止させるアイドリングストップシス
テムの検討が進められている。アイドリングストップシ
ステムでは、エンジンを始動させる回数が増加するの
で、これまでと同型のスタータを使って要求仕様を満足
するためには、スタータの電動機に用いられるブラシな
どの消耗品の寿命をこれまで以上に向上させる必要があ
る。上記本発明のブラシ保持器をスタータの電動機に用
いれば、これまでと同じ長さのブラシを使って、その使
用限度、すなわち寿命を延ばすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0015】図4は、本発明の実施例であるスタータの
構成を示す。図4において10はスタータ10であり、
自動車に搭載されたバッテリ(図示せず)からの電力供
給を受けて動作し、エンジンである内燃機関を始動させ
るための回転駆動力を発生する始動装置である。スター
タ10は機能上、三つの部位に大別される。すなわちエ
ンジン始動用の回転駆動力を発生する直流電動機20で
構成された回転駆動力発生部と、直流電動機20の回転
駆動力をエンジンのリングギヤ102に伝達するローラ
クラッチ60,ピニオンシャフト70などで構成された
回転駆動力伝達部と、ピニオンシャフト70を回転軸方
向に摺動させる動力源であり、直流電動機20の電源の
開閉を行う電磁式スイッチ80で構成された回転駆動力
伝達制御部から構成されている。
【0016】直流電動機20と電磁式スイッチ80は、
ボルトなどの固定手段によってフロントブラケット30
に固定されている。ローラクラッチ60とピニオンシャ
フト70はボールベアリングを介してフロントブラケッ
ト30内に回転可能に支承されている。ローラクラッチ
60は、外周側にクラッチアウタ61、内周側にクラッ
チインナ62がそれぞれ配置されると共に、内部にロー
ラ及びスプリングを備えた動力伝達装置であり、直流電
動機20の回転駆動力をピニオンシャフト70に伝達
し、ピニオンシャフト70の回転は直流電動機20に伝
達しない一方向クラッチである。
【0017】クラッチアウタ61の外周には、直流電動
機20の回転子ギヤ27と噛み合うクラッチギヤ61a
が形成されている。クラッチギヤ61aと回転子ギヤ2
7が噛み合うことにより、クラッチアウタ61には直流
電動機20の回転駆動力が伝達される。ここで、クラッ
チギヤ61aの歯数は回転子ギヤ27の歯数よりも多く
なるように形成されている。これにより、直流電動機2
0の回転駆動力は減速されかつ大きな回転トルクでクラ
ッチアウタ61に伝達される。クラッチアウタ61に伝
達された直流電動機20の回転駆動力は内部のローラを
介してクラッチインナ62に伝達される。
【0018】ピニオンシャフト70は、ローラクラッチ
60を介して伝達された直流電動機20の回転駆動力を
リングギヤ102に伝達する動力伝達機構であり、ロー
ラクラッチ60の回転軸上で摺動可能及び回転可能に構
成されている。ピニオンシャフト70には、エンジンの
リングギヤ102と噛み合うピニオン部70aと、ロー
ラクラッチ60の回転駆動力が伝達されるシャフト部7
0bが一体に形成されている。シャフト部70bの外周
には、クラッチインナ62の内周に設けられたヘリカル
スプライン62aと係合して直流電動機20の回転駆動
力をピニオンシャフト70に伝達するヘリカルスプライ
ン70cが設けられている。ヘリカルスプライン70c
は、ローラクラッチ60の回転軸上で摺動可能及び回転
可能に構成されている。
【0019】電磁式スイッチ80は、直流電動機20へ
の電力供給を制御すると共に、エンジンのリングギヤ1
02への回転駆動力伝達を制御するものであり、直流電
動機20の外側に並設され、直流電動機20のスイッチ
ング作用と、ピニオンシャフト70を回転軸方向に移動
させる駆動力を発生する。図4において83はコイルケ
ース(円筒状の枠体)であり、磁気回路の一部を構成し
ている。コイルケース83の内部には、通電されて磁力
を発生する励磁コイル(巻線)82が設けられている。
励磁コイル82の内周には、軸方向に摺動可能な可動部
材であるプランジャ(可動コア)81が配置されてい
る。励磁コイル82の内周の後端側(図4の左方向)に
は、磁気回路の一部(固定コア)を構成するボス84が
配置されている。ボス84の軸心位置には軸方向に摺動
可能な可動シャフト85が配置されている。
【0020】可動シャフト85の後端(図4の左方向)
には、直流電動機20への通電回路を開閉する可動接点
86が取り付けられている。電磁式スイッチ80の後端
部であって、可動接点86と対向する部位には、可動接
点86と接離可能であると共に、直流電動機20への通
電回路を開閉し、かつバッテリに繋がる外部配線との接
続を行う一対の固定接点87が設けられている。固定接
点87の一方には、バッテリと接続されるバッテリ端子
87aが一体に形成されている。固定接点87の他方に
は、モータリード線56を介して直流電動機20と接続
される電動機端子87bが一体に形成されている。ま
た、電磁式スイッチ80の後端部には、励磁コイル82
の一端と電気的に繋がりイグニションスイッチを介して
バッテリと接続されるスイッチ端子88が設けられてい
る。バッテリ端子87a,電動機端子87b及びスイッ
チ端子88は、電磁式スイッチ80の後端部から外方に
突出している。
【0021】プランジャ81の前端(図4の右方向)の
突出部には角穴部81bが設けられている。角穴部81
bはピニオンシャフト70側の方向に電磁式スイッチ8
0の端部から突出している。プランジャ81の角穴部8
1bには、シフトレバー91のプランジャ係合部91b
が挿入され係合されている。これにより、プランジャ8
1とシフトレバー91は連結されている。シフトレバー
91の中間には支点部91cが設けられている。支点部
91cにはレバースプリング92が係合されている。レ
バースプリング92はシフトレバー91の支点部91c
を中心にシフトレバー91を回動可能に支持する。レバ
ースプリング92はシフトレバー91の動作の支点とな
る。レバースプリング92のバネ荷重は、エンジン始動
の際にピニオンシャフト70をリングギヤ102側に移
動させる噛み込み力として作用すると共に、エンジン始
動後はプランジャ81及びシフトレバー91を元の位置
に戻すように作用する。シフトレバー91の他端(ピニ
オンシャフト70側)はピニオンシャフト70の後端部
に位置している。
【0022】次に、本実施例のスタータ10の動作につ
いて説明する。
【0023】自動車などのエンジンの始動時、図示省略
したイグニションスイッチ(キースイッチともいう)を
運転者が投入(ON)すると、図示省略したバッテリー
から電磁式スイッチ80の励磁コイル82に通電され、
励磁コイル82が励磁される。励磁コイル82が励磁さ
れると、磁力が発生し、プランジャ81がボス84に吸
引される。プランジャ81がボス84に吸引されると、
シフトレバー91を介して作用するレバースプリング9
2のバネ荷重に抗してプランジャ81が後方(図4の左
方向)に移動する。
【0024】プランジャ81が後方に移動すると、レバ
ースプリング92によって支持された支点部91cを中
心にシフトレバー91が反時計回りに回動する。シフト
レバー91が反時計回りに回動すると、リングギヤ10
2側にピニオンシャフト70が移送する。このとき、ピ
ニオンシャフト70とリングギヤ102の歯の端面どう
しが当接(衝突)しない場合には、ピニオンシャフト7
0はそのままリングギヤ102と噛み合う。
【0025】一方、ピニオンシャフト70とリングギヤ
102の歯の端面どうしが当接(衝突)した場合には、
ピニオンシャフト70の軸方向の移動は止まる。しか
し、プランジャ81はレバースプリング92を撓ませな
がら(弾性変形させながら)さらに吸引されて移動し、
可動シャフト85を移動させる。可動接点86が固定接
点87に当接すると、一対の固定接点87が可動接点8
6を介して電気的に接続される。一対の固定接点87が
電気的に接続されると、直流電動機20に通電され、直
流電動機20が回転する。
【0026】直流電動機20が回転すると、直流電動機
20の回転駆動力によって、シフトレバー91を介して
レバースプリング92のバネ荷重でリングギヤ102側
に押し付けられているピニオンシャフト70が回転す
る。ピニオンシャフト70が回転し、ピニオンシャフト
70とリングギヤ102の歯の端面における当接状態が
噛み合い可能な位置までずれると、レバースプリング9
2のバネ荷重でピニオンシャフト70がリングギヤ10
2側に押し出され、ピニオンシャフト70とリングギヤ
102が噛み合う。
【0027】ピニオンシャフト70とリングギヤ102
が噛み合うと、直流電動機20の回転駆動力は、ローラ
クラッチ60,ピニオンシャフト70及びリングギヤ1
02を介してエンジンに伝達される。これにより、エン
ジンは回転駆動し、始動される。
【0028】次に、本実施例の直流電動機20の構成に
ついて説明する。
【0029】図2は、スタータ10に用いられる直流電
動機20の内部構成を示す。図2において21は、直流
電動機20の外郭を構成する円筒状の継鉄(ヨークとも
いう)である。継鉄21の内周側には、継鉄21と共に
磁気回路を構成する界磁固定子(界磁極)が設けられて
いる。界磁固定子は、固定ネジ22aによって継鉄21
の内周側に複数固定された界磁鉄心22(界磁固定子鉄
心ともいう)、界磁鉄心22の各々に巻回された界磁巻
線23(界磁固定子巻線ともいう)から構成されてい
る。
【0030】界磁固定子の内周側には、所定の空隙を介
して回転子24(電機子)が回転可能に支承され設けら
れている。回転子24は、磁気鉄心24a(回転子鉄心
ともいう)を備えている。磁気鉄心24aは磁気回路を
構成するものである。磁気鉄心24aの外周部にはスロ
ットが複数形成されている。スロットの各々には電機子
コイル24b(回転子巻線ともいう)が挿入されてい
る。磁気鉄心24aの一端側(ピニオンシャフト70側
とは反対側)には、電機子コイル24bに電気的に接続
された整流子25(コンミテータともいう)が設けられ
ている。磁気鉄心24a及び整流子25は回転軸26に
固定されている。回転軸26の先端(ピニオンシャフト
70側)には回転子ギヤ27が設けられている。回転軸
26の両端は軸受28,29によって回転自在に支承さ
れている。
【0031】整流子25の外周円筒面にはブラシ51が
複数摺動接触している。ブラシ51は、バッテリから界
磁巻線23を介して供給された電力を整流子25に供給
するもの(+側ブラシ)と、+側ブラシ及び整流子25
を介して電機子コイル24bに供給された電力を車両の
アース側に放電するもの(−側ブラシ)から構成されて
いる。ブラシ51の各々には、電力供給線であるブラシ
リード線55の一方が一体成形されている。継鉄21の
一端側(整流子25側)には、ブラシ51の各々を保持
すると共に、ブラシ51の各々を整流子25の外周円筒
面に押圧接触させるブラシ保持器50が設けられてい
る。また、継鉄21の一端側(整流子25側)には、ブ
ラシ保持器50を覆うと共に、ブラシ保持器50を固定
するリヤブラケット40(リヤカバーともいう)が設け
られている。リヤブラケット40には、軸受29を支持
する軸受箱41が設けられている。
【0032】次に、本実施例のブラシ保持器50の構成
について説明する。
【0033】図1は、直流電動機20に用いられるブラ
シ保持器50の外観構成を示す。図1において54はホ
ルダープレートである。ホルダープレート54は、ブラ
シ保持器50のベースとなる部品であり、リヤブラケッ
ト40に固定するためのネジ穴54aを備えた環状の板
材である。ホルダープレート54の側面上には、ブラシ
51の保持体であり、断面形状がパルス波形状(四角筒
状)の4つのブラシホルダ52がホルダープレート54
表面上から突出するように90度間隔で配置されてい
る。ブラシホルダ52のホルダープレート54への固定
にあたっては加締めなどの手段を用いている。
【0034】ブラシホルダ52は、整流子25の外周円
筒面と対向するように放射状に配置されている。ブラシ
ホルダ52のブラシ移動方向の両端には開口部を有す
る。ブラシホルダ52の各々の側部近傍には、渦巻状の
弾性体であるブラシスプリング53が設けられている。
ブラシスプリング53は、ブラシホルダ52によって保
持されるブラシ51を、ブラシホルダ52の外周方向
(反整流子側開口部側)から押圧すると共に、ブラシホ
ルダ52の整流子25側の開口部からブラシ51を突出
させて整流子25の外周円筒面に接触させている。
【0035】ブラシ51のリード線接続側面51aと対
向するブラシホルダ52のリード線方向壁部52bに
は、ブラシリード線55のリード線付根部55aとブラ
シホルダ52との干渉を回避する干渉回避構造52Aが
設けられている。この干渉回避構造52Aは、凹形部5
2c,空隙部52d及び空隙部52eから構成されてい
る。
【0036】空隙部52dは、ブラシ51のリード線接
続側面51aと対向するブラシホルダ52のリード線方
向壁部52bに設けられるものであり、ブラシ51の移
動方向、すなわちブラシホルダ52のホルダープレート
54外周側(整流子側とは反対側開口部側)からホルダ
ープレート54内周側(整流子側開口部側)に向って連
続して形成されている。空隙部52dの両端、すなわち
ブラシホルダ52のホルダープレート54外周側(整流
子側とは反対側開口部側)端部,ホルダープレート54
内周側(整流子側開口部側)端部は開放されている。
【0037】凹形部52cは、空隙部52dを跨ぐよう
に、すなわち空隙部52dの両側に対向するブラシホル
ダ52のリード線方向壁部52bを連結するように設け
られる。また、凹形部52cは、ブラシ51のリード線
接続側面51aと対向するブラシホルダ52のリード線
方向壁部52bから外方、すなわちブラシ51のリード
線接続側面51aとの空隙が大きくなる方向、換言すれ
ばブラシ51のリード線接続側面51aから遠ざかる方
向に突出するように形成されている。凹形部52cの内
側に形成される空隙部52eは、ブラシホルダ52のリ
ード線方向壁部52bに設けた空隙部52dと連続して
いる。凹形部52cとブラシホルダ52は、板材を折り
曲げて一体に形成している。
【0038】凹形部52cの内側に形成される空隙部5
2eの奥行き及び幅寸法は、ブラシリード線55の外径
寸法(直径)よりも大きくなるように構成されている。
ここで、凹形部52cの内側に形成される空隙部52e
の奥行きとは、ブラシ51のリード線接続側面51aと
対向するブラシホルダ52のリード線方向壁部52bに
対して垂直な方向を指す。また、凹形部52cの内側に
形成される空隙部52eの幅寸法とは、凹形部52cの奥
行き方向およびブラシ51の移動方向に対して垂直な方
向を指す。
【0039】また、凹形部52cは、ブラシホルダ52
のブラシリード線方向壁部52bの整流子25側端部
が、ブラシ51のリード線接続側面51aと対向するブ
ラシホルダ52のリード線方向壁部52bから外方、す
なわちブラシ51のリード線接続側面51aとの空隙が
大きくなる方向、換言すればブラシ51のリード線接続
側面51aから遠ざかる方向に突出する凸部を形成する
ものであると観ることもできる。
【0040】以上本実施例によれば、凹形部52c,空
隙部52d及び空隙部52eから構成された干渉回避構
造52Aをブラシ保持器50のブラシホルダ52に設け
たので、図3に示すように、ブラシ51の摩耗限度まで
ブラシ51が摩耗して、ブラシリード線55のリード線
付根部55aが整流子25側に移動しても、リード線付
根部55aとブラシホルダ52が干渉することはない。
従って、本実施例のブラシ保持器50によれば、ブラシ
51を摩耗限度まで無駄なく有効に使用することができ
る。
【0041】しかも、本実施例のブラシ保持器50は、
ブラシホルダ52の外部に設けられたブラシスプリング
53によって、ブラシホルダ52の外周側の開口部から
ブラシ51を押圧する方式のものであって、上記干渉回
避構造52A以外の構成は従来のブラシ保持器と同様で
あるので、従来と同様の長さのブラシ51を使用するこ
とができる。従って、本実施例のブラシ保持器50によ
れば、その外径を大きくする必要がない。そして、上記
ブラシ保持器50を用いた直流電動機20によれば、直
流電動機20の大型化(大径化)を伴うことなく直流電
動機20の長寿命化を図ることができる。
【0042】尚、本実施例のブラシ保持器を用いた直流
電動機の寿命と、上記のような干渉回避構造52Aがな
いブラシ保持器を用いた直流電動機の寿命とを実験によ
って比較したところ、本実施例のブラシ保持器50を用
いた直流電動機の寿命が、上記のような干渉回避構造5
2Aがないブラシ保持器を用いた直流電動機の寿命より
も30〜50%向上することが確認できた。
【0043】また、本実施例によれば、ブラシスプリン
グ53がブラシホルダ52に規制され、ブラシ51がブ
ラシスプリング53によって押圧されない位置まで移動
した状態にあるとき、ブラシリード線55のリード線付
根部55aとブラシホルダ52との干渉を上記干渉回避
構造52Aで回避することができる。これにより例え
ば、ブラシ保持器50が直流電動機20へ組込む前の単
品状態(図1の状態)であるとき、ブラシリード線55
のリード線付根部55aとブラシホルダ52との干渉に
より、ブラシリード線55のリード線付根部55aに応
力が発生しないようにすることができる。従って、本実
施例によれば、ブラシリード線55のリード線付根部5
5aの断線を防止することができる。
【0044】また、本実施例によれば、凹形部52cは
空隙部52dを跨ぐように、すなわち空隙部52dの両
側に対向するブラシホルダ52のリード線方向壁部52
bを連結するように凹形部52cを設けているので、ブ
ラシホルダ52のリード線方向壁部52bに空隙部52
dを有するブラシホルダ52の剛性を低下させることが
ない。従って、本実施例によれば、従来のブラシホルダ
と同等の剛性を保つことができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、ブラシを摩耗限度まで
無駄なく有効に使用することができると共に、従来と同
様の長さのブラシを使用することができるので、ブラシ
保持器の外径を大型化することなくブラシを有効に使い
切ることによりブラシの寿命を向上したブラシ保持器を
提供することができる。また、本発明によれば、このよ
うなブラシ保持器を電動機に用いるので、大型化を伴う
ことなく長寿命化を図ることができる電動機を備えたス
タータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるブラシ保持器の外観構成
を示す斜視図。
【図2】図1のブラシ保持器を備えた直流電動機の内部
構成を示す斜視図であり、ブラシが新品状態のときを示
す。
【図3】図1のブラシ保持器を備えた直流電動機の内部
構成を示す斜視図であり、ブラシが摩耗限度まで摩耗し
た状態のときを示す。
【図4】図2の直流電動機を用いたスタータの外観構成
を示す図面であって、一部断面化された正面平面図。
【符号の説明】
10…スタータ、20…直流電動機、24…回転子、2
5…整流子、30…フロントブラケット、40…リヤブ
ラケット、50…ブラシ保持器、51…ブラシ、51a
…リード線接続側面、52…ブラシホルダ、52A…干
渉回避構造、52b…リード線方向壁部、52c…凹形
部、52d,52e…空隙部、53…ブラシスプリン
グ、55…ブラシリード線、55a…リード線付根部、
60…ローラクラッチ、70…ピニオンシャフト、80
…電磁式スイッチ、91…シフトレバー、92…レバー
スプリング、102…リングギヤ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転電機の回転子に設けられた整流子と摺
    動接触し且つ電力供給線の一端側が接続されたブラシを
    保持すると共に、前記ブラシの移動方向の両端に開口部
    を有する保持体と、前記ブラシを前記整流子に押圧する
    ための弾性体とを有するブラシ保持器であって、前記ブ
    ラシに接続された前記電力供給線の延び方向側の前記保
    持体の壁面に、該壁面と連続する突出部が形成され、該
    突出部の内側に形成された空隙部が、前記保持体の前記
    ブラシが挿入される空隙部と連続して形成されているこ
    とを特徴とするブラシ保持器。
  2. 【請求項2】回転電機の回転子に設けられた整流子と摺
    動接触し且つ電力供給線の一端側が接続されたブラシを
    保持すると共に前記ブラシの移動方向の両端に開口部を
    有する保持体と、前記ブラシを前記整流子に押圧するた
    めの弾性体とを有するブラシ保持器であって、前記電力
    供給線が接続された前記ブラシ面と対向する前記保持体
    の壁面に、該壁面と連続した突出部が形成され、該突出
    部の内側に形成される空隙部が、前記保持体の前記ブラ
    シが挿入される空隙部と連続して形成されていることを
    特徴とするブラシ保持器。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のブラシ保持器にお
    いて、前記保持体に設けられた前記突出部の内側に形成
    される空隙部の奥行き及び幅寸法は、前記電力供給線の
    外径寸法よりも大きいことを特徴とするブラシ保持器。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載のブラシ
    保持器において、前記ブラシが前記整流子方向に移動
    し、前記弾性体が前記保持体に規制されて前記ブラシを
    押圧しない状態にあるとき、前記電力供給線のブラシ側
    固定端である供給線付根部と前記保持体とが干渉しない
    ように、前記保持体の前記突出部が形成されていること
    を特徴とするブラシ保持器。
  5. 【請求項5】磁気鉄心に巻かれた巻線と電気的に接続さ
    れた整流子を有する回転子、前記整流子に摺動接触し且
    つ電力供給線の一端側が接続されたブラシ、該ブラシを
    前記整流子に押圧接触させた状態で保持するブラシ保持
    器とを有する電動機と、該電動機の回転駆動力を内燃機
    関に伝達する機構とを備えたスタータであって、前記ブ
    ラシ保持器は、請求項1乃至4のいずれかに記載のブラ
    シ保持器であることを特徴とするスタータ。
  6. 【請求項6】回転電機の回転子に設けられた整流子と摺
    動接触し且つ電力供給線の一端側が接続されたブラシを
    保持すると共に、前記電力供給線のブラシ側固定端であ
    る供給線付根部との干渉回避構造が設けられ且つ前記ブ
    ラシの移動方向の両端に開口部を有する保持体と、該保
    持体の外部に設けられると共に、前記保持体の整流子側
    とは反対側開口部側から前記ブラシを押圧し、前記保持
    体の整流子側開口部から前記ブラシを突出させて前記整
    流子に接触させる弾性体とを有し、前記干渉回避構造
    は、前記電力供給線が接続された前記ブラシ面と対向す
    る前記保持体の壁面に設けられると共に、前記ブラシの
    移動方向に連続して形成され、且つ両端が開放された空
    隙部と、前記保持体の前記ブラシに接続された前記電力
    供給線の方向に突出し且つ前記空隙部と連続した空隙を
    有する部材から構成されていることを特徴とするブラシ
    保持器。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のブラシ保持器において、
    前記ブラシに接続された前記電力供給線の方向に突出し
    た部材の内側に形成される空隙部の奥行き及び幅寸法
    は、前記電力供給線の外径寸法よりも大きいことを特徴
    とするブラシ保持器。
  8. 【請求項8】回転電機の回転子に設けられた整流子と摺
    動接触し且つ電力供給線の一端側が接続されたブラシを
    保持すると共に、前記電力供給線のブラシ側固定端であ
    る供給線付根部との干渉回避構造が設けられ且つ前記ブ
    ラシの移動方向の両端に開口部を有する保持体と、該保
    持体の外部に設けられると共に、前記保持体の整流子側
    とは反対側開口部側から前記ブラシを押圧し、前記保持
    体の整流子側開口部から前記ブラシを突出させて前記整
    流子に接触させる弾性体とを有し、前記干渉回避構造
    は、前記電力供給線が接続された前記ブラシ面と対向す
    る前記保持体の壁面に設けられると共に、前記ブラシの
    移動方向に連続して形成され、且つ両端が開放された空
    隙部と、前記保持体の前記空隙部と連続する空隙を、前
    記ブラシに接続された前記電力供給線の方向に形成する
    凹状部材又はU字状部材から構成されていることを特徴
    とするブラシ保持器。
  9. 【請求項9】請求項8に記載のブラシ保持器であって、
    前記凹状部材又は前記U字状部材の内側に形成される空
    隙部の奥行き及び幅寸法は、前記電力供給線の外径寸法
    よりも大きいことを特徴とするブラシ保持器。
  10. 【請求項10】請求項6乃至9のいずれかに記載のブラ
    シ保持器であって、前記干渉回避構造は、前記弾性体が
    前記保持体に規制され且つ前記ブラシが前記弾性体によ
    って押圧されない位置まで移動した状態にあるとき、前
    記電力供給線のブラシ側固定端である供給線付根部と前
    記保持体との干渉を回避することを特徴とするブラシ保
    持器。
  11. 【請求項11】界磁固定子,該界磁固定子の内周側に空
    隙を介して回転可能に配設されると共に鉄心に巻かれた
    巻線と電気的に接続された整流子を有する回転子、前記
    整流子に摺動接触すると共に電力供給線を介して供給さ
    れた電力を前記整流子に供給するブラシ、該ブラシを保
    持すると共に前記ブラシを前記整流子に押圧接触させる
    ブラシ保持器を有する電動機と、該電動機の回転駆動力
    を内燃機関に伝達する機構とを有し、前記ブラシ保持器
    は、請求項6乃至10のいずれかに記載のブラシ保持器
    であることを特徴とするスタータ。
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