JP2003297539A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱部を移動して使用し易い配置を可能と
し、かつ複数の被加熱物を加熱する際大きな被加熱物で
も加熱可能とし、さらにトッププレート上の空きスペー
スを有効利用することを目的とする。 【解決手段】 筐体１上面にトッププレート２を設け、
このトッププレート２下部に一つ以上の加熱部３を設け
た加熱調理器において、前記加熱部３の一部または全部
は移動可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は加熱調理器に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】家庭のキッチン等にある加熱調理器は、
裸火が出ず安全性が高いことから、ガスを熱源とするガ
ステーブル等に代わるものとして電気を熱源とする電気
調理器に替わりつつある。さらに、近年ではシーズヒー
タやプレートヒータ、ハロゲンヒータ等の抵抗体を熱源
としたものから、複数の熱源の一部または全部を誘導加
熱部を熱源としたものに替わりつつある。

【０００３】このような従来の加熱調理器は、筐体上面
のトッププレート下部に一つ以上の熱源すなわち加熱部
が設けられており、これら加熱部は所定の位置に固定さ
れている。

【０００４】このような従来例を、図を用いて具体的に
説明する、図５は従来例の加熱調理器の概略外観図であ
る。本例の熱源すなわち加熱部は、二つの誘導加熱部と
一つのヒーター加熱部で構成されている。

【０００５】図において、筐体１上面のトッププレート
２下部に一つ以上の加熱部３を設け、筐体１下部に魚等
を調理するグリル部４を設け、トッププレート２部にト
ッププレート表示部６を設け、筐体１前面に操作部５を
設け、筐体１内部にこれらを制御する制御部７を設けて
いる。

【０００６】加熱部３は三つあり、手前左、手前右に配
された部分は加熱部（左誘導加熱部）３−１、加熱部
（右誘導加熱部）３−２で構成され、後方中央に配され
た部分は加熱部（中央ヒーター）３−３で構成されてい
る。トッププレート表示部６は加熱部３の動作内容等を
表示する。操作部５は前記加熱部３を操作するもので、
グリル部４の動作内容等の表示と加熱部３の動作内容等
の表示の一部を含んでいる。制御部７は加熱部３、グリ
ル部４、操作部５、トッププレート表示部６を制御す
る。

【０００７】上記構成において、以下、その動作を説明
する。使用者が食材を入れた第一の被加熱物（図示せ
ず）を加熱部（右誘導加熱部）３−２の上方のトッププ
レート２上に載置し、操作部５を操作して火力、加熱時
間を設定し、加熱を開始させると、制御部７はこれらを
認識して、トッププレート表示部６の加熱部（右誘導加
熱部）３−２の各々対応する表示部分に内容を表示さ
せ、加熱部（右誘導加熱部）３−２を通電して加熱を開
始する。その後、設定した加熱時間が経過すると、制御
部７は加熱部（右誘導加熱部）３−２の通電を停止して
調理を終了する。

【０００８】前記第一の被加熱物（図示せず）の加熱中
に、第二の被加熱物（図示せず）を加熱するため加熱部
（中央ヒーター）３−３の上方のトッププレート２上に
載置し、加熱部（右誘導加熱部）３−２の場合と同様に
操作、調理を行う。

【０００９】さらに同時に、第三の被加熱物（図示せ
ず）を加熱する場合は、加熱部（左誘導加熱部）３−１
を使用する。

【００１０】このような類似の従来例として、特開平１
１−２４１２号公報、他多数がある。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
の加熱調理器においては、例えば加熱部（中央ヒータ
ー）３−３で加熱するとき、キッチンの配置や人の好み
により、後方中央の位置では使いづらいという問題があ
った。

【００１２】また、複数の被加熱物を同時に加熱する
時、これらの被加熱物が互いに接触しないような大き
さ、形状であればよいが、例えば、一つの被加熱物の形
状が底面は小さく、上部は広がった形状の場合、他の被
加熱物と接触してしまい、接触し合った二つの被加熱物
の一方が加熱部の標準位置に載置できないという問題が
あった。

【００１３】さらに、複数の被加熱物を同時に加熱して
いる時、加熱中で熱くなっている被加熱物を加熱部３の
上方から外して、一時トッププレート２上の空きスペー
スに置きたいと思っても、この被加熱物が大きい場合、
空きスペースに置くことができないという問題があっ
た。

【００１４】本発明は、前記課題を解決するものであ
り、加熱部を移動して使用し易い配置を可能とし、かつ
複数の被加熱物を加熱する際大きな被加熱物でも加熱可
能とし、さらにトッププレート上の空きスペースを有効
利用することを目的とする。

【００１５】また、筐体を分解することなく加熱部を移
動することを目的とする。

【００１６】また、加熱部の移動可能範囲等を明示して
より使い易くすることを目的とする。

【００１７】また、移動可能な加熱部の位置を明確化
し、被加熱物を正しい位置に載置して最適な加熱を行う
ことを目的とする。

【００１８】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、筐体上面にトッププレートを設け、この
トッププレート下部に一つ以上の加熱部を設けた加熱調
理器において、前記加熱部の一部または全部は移動可能
としたものである。

【００１９】

【発明の実施の形態】請求項１に記載の発明は、筐体上
面にトッププレートを設け、このトッププレート下部に
一つ以上の加熱部を設けた加熱調理器において、前記加
熱部の一部または全部は移動可能としたもので、これに
より加熱部を移動して使用し易い配置を可能とし、かつ
複数の被加熱物を加熱する際大きな被加熱物でも加熱可
能とし、さらにトッププレート上の空きスペースを有効
利用できる。

【００２０】請求項２に記載の発明は、請求項１記載の
発明において、さらに移動可能な前記加熱部を移動操作
するための加熱部移動調節部を設けたもので、これによ
り筐体を分解することなく加熱部を移動できる。

【００２１】請求項３に記載の発明は、請求項１乃至請
求項２記載の発明において、さらに前記トッププレート
部に移動可能な加熱部の標準の位置を示す加熱部標準位
置表示と、移動可能な加熱部の移動範囲を示す加熱部移
動範囲表示と、移動可能な加熱部の移動方向を示す加熱
部移動方向表示とを設けたもので、これにより加熱部の
移動可能範囲等を明示してより使い易くできる。

【００２２】請求項４に記載の発明は、請求項１乃至請
求項３記載の発明において、さらに前記トッププレート
は前記加熱部移動範囲表示の示す範囲内を加熱部が見え
る程度の透明度としたもので、これにより移動可能な加
熱部の位置を明確化し、被加熱物を正しい位置に載置し
て最適な加熱を行うことができる。

【００２３】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明の一実施例の概略外観図、図２は
本発明の一実施例の上面の一部を示す図、図３は本発明
の一実施例の加熱部の移動部の構造の詳細を示す図、図
４は本発明の他の実施例の加熱部の構成を示す概略上面
図である。本例の加熱部は、二つの誘導加熱部と一つの
ヒーター加熱部で構成されている。尚、図１および図３
は加熱部や内部構成要素が分るように一部を破断し、図
４は要部のみ示している。

【００２４】図１において、１は筐体で、加熱調理器の
外郭を構成する。２はトッププレートで、筐体１上面に
設けられ、被加熱物（図示せず）を載置する。

【００２５】３は加熱部で、トッププレート２下部に一
つ以上設けられ、上方に載置された被加熱物（図示せ
ず）を加熱する部分である。加熱部３は本実施例では三
つあり、手前左と手前右に配された部分は誘導加熱部で
構成され、後方中央に配された部分はヒーター加熱部で
構成されており、以下これらを加熱部（左誘導加熱部）
３−１、加熱部（右誘導加熱部）３−２、加熱部（中央
ヒーター）３−３とし、この加熱部（中央ヒーター）３
−３は移動可能とする。

【００２６】４はグリル部で、筐体１下部に設けられ、
庫内に加熱源として上ヒーター（図示せず）と下ヒータ
ー（図示せず）を有し、魚等を調理する部分である。５
は操作部で、筐体１前面に設けられ、前記加熱部３を操
作するもので、加熱部３に関する表示の一部を含んでい
る。

【００２７】６はトッププレート表示部で、トッププレ
ート２部に設けられ、加熱部３の動作内容等を表示す
る。７は制御部で、筐体１の内部に設けられ、加熱部
３、グリル部４、操作部５、トッププレート表示部６を
制御する。

【００２８】８は加熱部移動調節部で、筐体１の上面の
後方に設けられ、これを使用者が操作することにより加
熱部（中央ヒーター）３−３の位置を移動させるもので
ある。

【００２９】図２において、９は加熱部標準位置表示
で、前記トッププレート２部に設けられ、加熱部（中央
ヒーター）３−３の外形と略同じ大きさの円形の図形等
で構成し、移動可能な加熱部（中央ヒーター）３−３の
標準の位置を示す。１０は加熱部移動範囲表示で、前記
トッププレート２部に設けられ、加熱部（中央ヒータ
ー）３−３の移動範囲をカバーするような図形で構成
し、移動可能な加熱部（中央ヒーター）３−３の移動範
囲を示す。１１は加熱部移動方向表示で、前記トッププ
レート２部に設けられ、両端を矢印の線等で構成し、移
動可能な加熱部（中央ヒーター）３−３の移動方向を示
す。

【００３０】また、図２に示す前記加熱部移動範囲表示
１０の示す範囲内のトッププレート２は加熱部（中央ヒ
ーター）３−３が見える程度の透明度としている。

【００３１】次に、図３を参照して、加熱部（中央ヒー
ター）３−３の移動部の構造の詳細を説明する。図３
（ａ）は加熱部（中央ヒーター）３−３の移動部の構造
が分るようにトッププレート２の一部を破断し、上方か
ら見た上面図である。同図（ｂ）は加熱部（中央ヒータ
ー）３−３の移動部を側面から見た側面断面図である。
同図（ｃ）は加熱部（中央ヒーター）３−３の移動部を
正面から見た正面断面図である。

【００３２】前記加熱部移動調節部８が加熱部（中央ヒ
ーター）３−３に電気的に絶縁されて固定され、この一
部がトッププレート２後方に設けられた横長のスリット
から突出し、操作部を形成している。１２は緩衝手段
で、四つあり、加熱部（中央ヒーター）３−３の下部に
絶縁物１３を介して取り付けられ、バネ等の弾性体で構
成され、上下方向に伸縮可能であり、伸びた時および縮
んだ時の長さが所定の長さに規制されている。

【００３３】１４は車輪支持部で、緩衝手段１２の下部
に取り付けられている。１５は支持具で、車輪支持部１
４の上面に取り付けられた絶縁物である。１６は車輪
で、車輪支持部１４の下部に取り付けられ、これが回転
することにより、車輪支持部１４、緩衝手段１２、絶縁
物１３を介して加熱部（中央ヒーター）３−３を水平方
向に滑らかに移動させる。

【００３４】１７は軌道で、車輪１６の下方に固定部材
（図示せず）を介して筐体１に固定されて設けられ、両
端には車輪１６が軌道１７の両端から脱輪しないように
脱輪防止手段１８を設けている。車輪１６は軌道１７の
上部に接して回転するものと、軌道１７の立ち上がり部
内面に接して回転するものとから成り、軌道１７に沿っ
て回転移動するとともに、横ぶれしない構造としてい
る。

【００３５】上記構成において、以下、加熱部（中央ヒ
ーター）３−３の移動動作を説明する。

【００３６】加熱部（中央ヒーター）３−３が静止して
いる状態においては、加熱部（中央ヒーター）３−３は
緩衝手段１２の作用により上方に付勢されてトッププレ
ート２の下面に押し付けられ固定されている。

【００３７】使用者がトッププレート２後方のスリット
から突出している加熱部移動調節部８の操作部を下方向
に押すと、加熱部（中央ヒーター）３−３はトッププレ
ート２の下面から離れて下方向に下がり、加熱部（中央
ヒーター）３−３の下面が支持具１５に当たった所で停
止する。この状態で、使用者が加熱部移動調節部８の操
作部を水平方向に力を加えると、この力が車輪１６に伝
わり、軌道１７に沿って車輪１６が回転し、加熱部（中
央ヒーター）３−３が水平に移動する。

【００３８】使用者が透明な加熱部移動範囲表示１０を
通して加熱部（中央ヒーター）３−３の位置が希望の位
置になったことを確認し、加熱部移動調節部８の操作部
に加えていた力を止めると、車輪１６の回転が止まって
加熱部（中央ヒーター）３−３の水平方向の移動が停止
し、加熱部（中央ヒーター）３−３は緩衝手段１２の作
用により上方に付勢されてトッププレート２の下面に押
し付けられ固定される。

【００３９】このように、加熱部（中央ヒーター）３−
３が後方中央では使いづらい場合、使いやすい位置に移
動させて調理することができる。

【００４０】使用者が途中で水平方向の力を止めない場
合には、車輪１６が軌道１７の端部まで来て、脱輪防止
手段１８に突き当たって停止する。車輪１６が軌道１７
の両端の脱輪防止手段１８によって規制される移動範囲
が加熱部（中央ヒーター）３−３の移動可能範囲であ
り、これはトッププレート２表面において表示された加
熱部（中央ヒーター）３−３の加熱部移動範囲表示１０
と一致する。

【００４１】また、使用者が複数の被加熱物を同時に加
熱する時、例えば、加熱部（中央ヒーター）３−３で一
つの被加熱物を加熱しており、さらに加熱部（右誘導加
熱部）３−２で底面は小さく、上部は広がった形状の第
二の被加熱物を加熱しようとした時、加熱部（中央ヒー
ター）３−３の位置が標準位置の場合には二つの被加熱
物が接触して、第二の被加熱物を加熱部（右誘導加熱
部）３−２の標準位置に載置できない場合でも、加熱部
（中央ヒーター）３−３を加熱部移動調節部８を用いて
移動させることによってスペースを作り、第二の被加熱
物を加熱部（右誘導加熱部）３−２の標準位置に載置可
能となる。

【００４２】また、使用者が複数の被加熱物を同時に加
熱している時、例えば、加熱部（左誘導加熱部）３−１
と加熱部（右誘導加熱部）３−２と加熱部（中央ヒータ
ー）３−３を使って三つの被加熱物を加熱中に、加熱部
（中央ヒーター）３−３で加熱している被加熱物を加熱
部（中央ヒーター）３−３の上方から外して、一時トッ
ププレート２上の空きスペースに置きたいと思っても、
この被加熱物が大きい場合、従来なら空きスペースに置
くことができないが、加熱部（中央ヒーター）３−３を
加熱部移動調節部８を用いて左方に移動させることによ
り、トッププレート２の後方右方に大きな空きスペース
を設けて、この被加熱物を置くことが可能である。

【００４３】以上の説明においては、移動可能な加熱部
３を加熱部（中央ヒーター）３−３としたが、加熱部
（左誘導加熱部）３−１または加熱部（右誘導加熱部）
３−２とすることも可能であり、一つだけでなく、複数
を移動可能とすることも可能である。

【００４４】例えば、図４（ａ）は加熱部（右誘導加熱
部）３−２を移動可能とした例で、この加熱部（右誘導
加熱部）３−２を後方に移動させて、トッププレート２
の手前右側に大きなスペースを設け、大きな被加熱物や
多くの食材などを置くことが可能である。

【００４５】また、同図（ｂ）は加熱部（左誘導加熱
部）３−１と加熱部（右誘導加熱部）３−２と加熱部
（中央ヒーター）３−３を移動可能とした例で、これら
三つの加熱部３を最も使い易い位置に配置して調理した
り、スペースを自在に設けて利用することが可能であ
る。

【００４６】また、加熱部移動調節部８の操作部をトッ
ププレート２の上面すなわち筐体１の上面に設けたが、
筐体１の前面に設けることも可能であり、移動させる加
熱部３の移動方向が前後方向であれば、筐体１側面に設
け、加熱部３と加熱部移動調節部８の操作部の移動方向
を一致させる構成とすれば、簡単な構造で実現可能であ
る。

【００４７】また、加熱部３の移動部の構造は上記とは
限らず、要は操作性が良く、加熱部３を安定して、かつ
スムーズに移動させることのできる構造であればよい。

【００４８】また、加熱部は二つの誘導加熱部と一つの
ヒーター加熱部で構成したものとしたが、一つまたは三
つ以上の誘導加熱部で構成したもの、若しくは一つまた
は三つ以上のヒーター加熱部で構成したもの、若しくは
これらを組み合わせたものにも当然適用できるものであ
る。

【００４９】

【発明の効果】以上本発明によれば、請求項１に記載の
発明は、筐体上面にトッププレートを設け、このトップ
プレート下部に一つ以上の加熱部を設けた加熱調理器に
おいて、前記加熱部の一部または全部は移動可能とした
ので、加熱部を移動して使用し易い配置を可能とし、か
つ複数の被加熱物を加熱する際大きな被加熱物でも加熱
可能とし、さらにトッププレート上の空きスペースを有
効利用できるという効果を奏する。

【００５０】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の発明に加えて、移動可能な前記加熱部を移動操作する
ための加熱部移動調節部を設けたので、筐体を分解する
ことなく加熱部を移動できるという効果を奏する。

【００５１】請求項３に記載の発明は、請求項１乃至請
求項２に記載の発明に加えて、前記トッププレート部に
移動可能な加熱部の標準の位置を示す加熱部標準位置表
示と、移動可能な加熱部の移動範囲を示す加熱部移動範
囲表示と、移動可能な加熱部の移動方向を示す加熱部移
動方向表示とを設けたので、加熱部の移動可能範囲等を
明示してより使い易くできるという効果を奏する。

【００５２】請求項４に記載の発明は、請求項１乃至請
求項３に記載の発明に加えて、前記トッププレートは前
記加熱部移動範囲表示の示す範囲内を加熱部が見える程
度の透明度としたので、移動可能な加熱部の位置を明確
化し、被加熱物を正しい位置に載置して最適な加熱を行
うことができるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の概略外観図である。

【図２】本発明の一実施例の上面の一部を示す図であ
る。

【図３】本発明の一実施例の加熱部の移動部の構造の詳
細を示す図である。

【図４】本発明の他の実施例の加熱部の構成を示す概略
上面図である。

【図５】従来例の加熱調理器の概略外観図である。

【符号の説明】

１ 筐体 ２ トッププレート ３ 加熱部 ３−１ 加熱部（左誘導加熱部） ３−２ 加熱部（右誘導加熱部） ３−３ 加熱部（中央ヒーター） ８ 加熱部移動調節部 ９ 加熱部標準位置表示 １０ 加熱部移動範囲表示 １１ 加熱部移動方向表示

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 筐体（１）上面にトッププレート（２）
   を設け、このトッププレート（２）下部に一つ以上の加
   熱部（３）を設けた加熱調理器において、前記加熱部
   （３）の一部または全部は移動可能としたことを特徴と
   する加熱調理器。
2. 【請求項２】 移動可能な前記加熱部（３）を移動操作
   するための加熱部移動調節部（８）を設けたことを特徴
   とする請求項１記載の加熱調理器。
3. 【請求項３】 前記トッププレート（２）部に移動可能
   な加熱部（３）の標準の位置を示す加熱部標準位置表示
   （９）と、移動可能な加熱部（３）の移動範囲を示す加
   熱部移動範囲表示（１０）と、移動可能な加熱部（３）
   の移動方向を示す加熱部移動方向表示（１１）とを設け
   たことを特徴とする請求項１乃至請求項２記載の加熱調
   理器。
4. 【請求項４】 前記トッププレート（２）は前記加熱部
   移動範囲表示（１０）の示す範囲内を加熱部（３）が見
   える程度の透明度としたことを特徴とする請求項１乃至
   請求項３記載の加熱調理器。