JPH0726981Y2 - 電気ロースター - Google Patents
電気ロースターInfo
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- JPH0726981Y2 JPH0726981Y2 JP2053391U JP2053391U JPH0726981Y2 JP H0726981 Y2 JPH0726981 Y2 JP H0726981Y2 JP 2053391 U JP2053391 U JP 2053391U JP 2053391 U JP2053391 U JP 2053391U JP H0726981 Y2 JPH0726981 Y2 JP H0726981Y2
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- JP
- Japan
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- lid
- heater
- case
- heating cooker
- cooking
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、主として魚を焼いたり
するのに好適な電気ロースターに関するものである。
するのに好適な電気ロースターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】魚焼き用の電気ロースターは従来、ヒー
ターを裸で設置している。ヒータは魚の支持部の上側に
設置されるか、下側に設置されるかの別に係わらず、調
理効率上できるだけ前記魚と対向できる位置に設けられ
ている。
ターを裸で設置している。ヒータは魚の支持部の上側に
設置されるか、下側に設置されるかの別に係わらず、調
理効率上できるだけ前記魚と対向できる位置に設けられ
ている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】したがって魚の支持部
の下側に設けられるヒータは、魚から落ちてくる脂分が
付着することがときとて起こる。脂分はヒータとの直接
の接触によって過熱されるので、煙が出やすい。またこ
れを解消するのに上側のヒータのみにすると、加熱効率
が低下し、全体を焼き上げるのに時間が掛かる。
の下側に設けられるヒータは、魚から落ちてくる脂分が
付着することがときとて起こる。脂分はヒータとの直接
の接触によって過熱されるので、煙が出やすい。またこ
れを解消するのに上側のヒータのみにすると、加熱効率
が低下し、全体を焼き上げるのに時間が掛かる。
【０００４】またこのようなロースターは、魚の支持部
を持った基体と、この基体の上に被さって全体を覆う蓋
とを持っている。しかし蓋側にヒータを設けたものは、
基体側との電気的な接続のために自由に取り扱えないも
のであり、使用に不便でもある。
を持った基体と、この基体の上に被さって全体を覆う蓋
とを持っている。しかし蓋側にヒータを設けたものは、
基体側との電気的な接続のために自由に取り扱えないも
のであり、使用に不便でもある。
【０００５】そこで本考案は、ヒータの設置構造および
蓋側への給電構造を改良することにより、前記のような
問題を解消することができる電気ロースターを提供する
ことを課題とするものである。
蓋側への給電構造を改良することにより、前記のような
問題を解消することができる電気ロースターを提供する
ことを課題とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を達成
するため本願第１の考案は、電源との接続部を持ったケ
ースと、このケースに設けられヒータからの熱伝導を裏
面側から受ける加熱調理盤と、この加熱調理盤に着脱自
在に被さりかつ加熱調理盤の調理面側に向く内面側にヒ
ータを保持した蓋と、この蓋側と前記ケース側とに設け
られてそれらの電気的接続を着脱自在に行うヒータ端子
とコネクタとを備えたことを特徴とするものである。
するため本願第１の考案は、電源との接続部を持ったケ
ースと、このケースに設けられヒータからの熱伝導を裏
面側から受ける加熱調理盤と、この加熱調理盤に着脱自
在に被さりかつ加熱調理盤の調理面側に向く内面側にヒ
ータを保持した蓋と、この蓋側と前記ケース側とに設け
られてそれらの電気的接続を着脱自在に行うヒータ端子
とコネクタとを備えたことを特徴とするものである。
【０００７】本願第２の考案は、第１の考案においてさ
らに、ヒータ端子は、蓋側の外面一部に設けられ、コネ
クタはケースの側から延びるコードの先端に設けられて
いることを特徴とするものである。
らに、ヒータ端子は、蓋側の外面一部に設けられ、コネ
クタはケースの側から延びるコードの先端に設けられて
いることを特徴とするものである。
【０００８】本願第３の考案は、第１または第２の考案
においてさらに、加熱調理盤は、調理面を凹凸面とされ
ていることを特徴とするものである。
においてさらに、加熱調理盤は、調理面を凹凸面とされ
ていることを特徴とするものである。
【０００９】本願第４の考案は、第１〜第３の考案の何
れかにおいてさらに、加熱調理盤側のヒータと、蓋側の
ヒータとを切り替え使用し、また同時使用する切り替え
手段を備えることを特徴とするものである。［考案の詳
細な説明］
れかにおいてさらに、加熱調理盤側のヒータと、蓋側の
ヒータとを切り替え使用し、また同時使用する切り替え
手段を備えることを特徴とするものである。［考案の詳
細な説明］
【００１０】
【産業上の利用分野】本考案は、主として魚を焼いたり
するのに好適な電気ロースターに関するものである。
するのに好適な電気ロースターに関するものである。
【００１１】
【作用】本願第１の考案の上記構成によれば、ケースに
備える加熱調理盤はヒータからの熱伝導を裏面側から受
けるものであり、これに魚等の被調理物を直接支持して
も、あるいは被調理物からの脂分が直接落ちても、それ
らが過熱されることはなく、被調理物を下側からも加熱
して、蓋内面のヒータからの直接の加熱と相俟って焼物
調理を効率よく、しかも過熱による煙の発生等なく達成
することができる。
備える加熱調理盤はヒータからの熱伝導を裏面側から受
けるものであり、これに魚等の被調理物を直接支持して
も、あるいは被調理物からの脂分が直接落ちても、それ
らが過熱されることはなく、被調理物を下側からも加熱
して、蓋内面のヒータからの直接の加熱と相俟って焼物
調理を効率よく、しかも過熱による煙の発生等なく達成
することができる。
【００１２】また蓋は着脱できるので蓋なしの過熱調理
ができるし、ケース側と蓋側とを電気的に接続している
ヒータ端子とコネクタとの接続を外すことによってケー
スおよび蓋を単独物として取り扱うことができる。
ができるし、ケース側と蓋側とを電気的に接続している
ヒータ端子とコネクタとの接続を外すことによってケー
スおよび蓋を単独物として取り扱うことができる。
【００１３】本願第２の考案の上記構成によれば、第１
の考案においてさらに、蓋側の電気的接続部材であるヒ
ータ端子が蓋側の外面に設けられて、蓋側から大きく張
り出すことなしにケース側から延びるコードの先端に設
けられたコネクタとによって蓋側とケース側を着脱自在
なように電気的に接続することができ、また蓋をケース
側から取り外したときの余分なかさ張りをなくすことが
できる。
の考案においてさらに、蓋側の電気的接続部材であるヒ
ータ端子が蓋側の外面に設けられて、蓋側から大きく張
り出すことなしにケース側から延びるコードの先端に設
けられたコネクタとによって蓋側とケース側を着脱自在
なように電気的に接続することができ、また蓋をケース
側から取り外したときの余分なかさ張りをなくすことが
できる。
【００１４】本願第３の考案の上記構成によれば、第１
または第２の考案においてさらに、加熱調理盤の調理面
が凹凸面とされていて、魚等の被調理物が調理面と密着
せずに部分的にのみ接して大部分では焙り焼き状態とな
り、被調理物が料理面に密着して焼かれるいわゆる鉄板
焼きに似た出来上がり状態になるのを防止することがで
きる。
または第２の考案においてさらに、加熱調理盤の調理面
が凹凸面とされていて、魚等の被調理物が調理面と密着
せずに部分的にのみ接して大部分では焙り焼き状態とな
り、被調理物が料理面に密着して焼かれるいわゆる鉄板
焼きに似た出来上がり状態になるのを防止することがで
きる。
【００１５】本願第４の考案の上記構成によれば、第１
〜第３の考案の何れかにおいてさらに、蓋側のヒータと
ケース側のヒータとが、切り替え手段により、どちらか
一方または双方を選択的に切り替え使用することがで
き、蓋を施した状態での加熱調理の種類を多くすること
ができる。
〜第３の考案の何れかにおいてさらに、蓋側のヒータと
ケース側のヒータとが、切り替え手段により、どちらか
一方または双方を選択的に切り替え使用することがで
き、蓋を施した状態での加熱調理の種類を多くすること
ができる。
【００１６】
【実施例】図１から図７に示す本考案の一実施例として
のロースターにつき説明する。
のロースターにつき説明する。
【００１７】本実施例のロースターは図１、図２に示す
ように、加熱調理盤１をケース２に収容した基体３と、
前記加熱調理盤１に覆い被さる蓋４とが組み合わされた
ものである。
ように、加熱調理盤１をケース２に収容した基体３と、
前記加熱調理盤１に覆い被さる蓋４とが組み合わされた
ものである。
【００１８】加熱調理盤１はアルミニウムやその合金等
の熱伝導性のよい材料よりなり、底部裏面にシーズヒー
タ５が複数対のリブ６によって挟み付けられた浅型の容
器形状をしている。
の熱伝導性のよい材料よりなり、底部裏面にシーズヒー
タ５が複数対のリブ６によって挟み付けられた浅型の容
器形状をしている。
【００１９】また加熱調理盤１は前記シーズヒータ５か
らの熱が底部上面の調理面７に、ほぼ均一に伝わるよう
に充分厚みのあるものとされている。
らの熱が底部上面の調理面７に、ほぼ均一に伝わるよう
に充分厚みのあるものとされている。
【００２０】ケース２は前記加熱調理盤１を受け入れる
だけの充分に深い容器型をしたもので、加熱調理盤１を
受け入れて加熱調理盤１の口部に外側に張り出して形成
されたフランジ部８を口縁２ａで受け止め、加熱調理盤
１の底部裏面に下向きに突設された取付け脚１１を自身
の底部にビス１２によってネジ止めしている。
だけの充分に深い容器型をしたもので、加熱調理盤１を
受け入れて加熱調理盤１の口部に外側に張り出して形成
されたフランジ部８を口縁２ａで受け止め、加熱調理盤
１の底部裏面に下向きに突設された取付け脚１１を自身
の底部にビス１２によってネジ止めしている。
【００２１】加熱調理盤１のフランジ部８はその外周部
に形成した立ち上がり周壁によって、加熱調理盤１の口
部内周に環状段部１３を形成している。
に形成した立ち上がり周壁によって、加熱調理盤１の口
部内周に環状段部１３を形成している。
【００２２】蓋４は、皿型のものをうつ伏せにした形状
をなし、前記加熱調理盤１の環状段部１３に嵌まり込ん
で、加熱調理盤１の全体に覆い被さる状態に安定するよ
うになっている。
をなし、前記加熱調理盤１の環状段部１３に嵌まり込ん
で、加熱調理盤１の全体に覆い被さる状態に安定するよ
うになっている。
【００２３】ケース２の一側には蓋４を支持する軸受金
具２１が左右一対固設されている。
具２１が左右一対固設されている。
【００２４】軸受金具２１は蓋４を開閉かつ着脱可能に
支持するために、内側に開放された軸受溝２２を有して
いる。
支持するために、内側に開放された軸受溝２２を有して
いる。
【００２５】一方蓋４には前記軸受溝２２に嵌まり合う
軸２３を支持した金具２４が左右一対固設されている。
軸２３を支持した金具２４が左右一対固設されている。
【００２６】これにより蓋４は軸２３を前記軸受溝２２
に図２〜図６に示すように嵌め合わせることにより、開
閉自在なように基体３側に支持される。しかし蓋４が図
１、図４に示すように加熱調理盤１の環状段部１３から
外れるまで開かれると、蓋４は加熱調理盤１に拘束され
ないで、図４の矢印方向に移動させることができるの
で、軸２３を軸受金具２１の軸受溝２２から抜き出し、
蓋４を基体３側から取り外すことができる。
に図２〜図６に示すように嵌め合わせることにより、開
閉自在なように基体３側に支持される。しかし蓋４が図
１、図４に示すように加熱調理盤１の環状段部１３から
外れるまで開かれると、蓋４は加熱調理盤１に拘束され
ないで、図４の矢印方向に移動させることができるの
で、軸２３を軸受金具２１の軸受溝２２から抜き出し、
蓋４を基体３側から取り外すことができる。
【００２７】また逆に軸２３を軸受金具２１の軸受溝２
２に嵌め合わせて蓋４を基体３に開閉可能に支持するこ
ともできる。
２に嵌め合わせて蓋４を基体３に開閉可能に支持するこ
ともできる。
【００２８】また蓋４が図２、図３に示すように環状段
部１３に嵌まり合う閉じ状態では、この環状段部１３と
の嵌まり合いによって位置保持される。このため蓋４は
閉じ状態のときに軸２３が軸受溝２２から外れて不用意
に脱落するようなことが回避される。
部１３に嵌まり合う閉じ状態では、この環状段部１３と
の嵌まり合いによって位置保持される。このため蓋４は
閉じ状態のときに軸２３が軸受溝２２から外れて不用意
に脱落するようなことが回避される。
【００２９】蓋４の内面には断熱スペース３１を持つよ
うに、スペーサ金具３２を介し支持した遮熱板兼用の反
射板３３が設けられている。スペーサ金具３２は蓋４の
内面に溶接等して取付けられ、その１つのタイプは反射
板３３を肩部で受け止めるとともに、反射板３３を突き
抜ける突子を折り曲げる等して反射板３３を支持し、も
う１つのタイプは反射板３３をビス３４によってネジ止
めしている。
うに、スペーサ金具３２を介し支持した遮熱板兼用の反
射板３３が設けられている。スペーサ金具３２は蓋４の
内面に溶接等して取付けられ、その１つのタイプは反射
板３３を肩部で受け止めるとともに、反射板３３を突き
抜ける突子を折り曲げる等して反射板３３を支持し、も
う１つのタイプは反射板３３をビス３４によってネジ止
めしている。
【００３０】この反射板３３の内面側には、フック型の
ヒータ支持金具３５が溶接等により固設され、これらに
よって蓋４側のシーズヒータ３６を着脱可能に支持して
いる。
ヒータ支持金具３５が溶接等により固設され、これらに
よって蓋４側のシーズヒータ３６を着脱可能に支持して
いる。
【００３１】ケース２内には、加熱調理盤１の底部下に
形成された空間を利用して前記シーズヒータ５、３６を
通電制御する駆動回路３７が設けられている。駆動回路
３７は基体３から外部に延びる電源コード４１によって
電源に接続され、シーズヒータ５へはケース２内で接続
され、シーズヒータ３６とはケース２から蓋４側に延び
る給電コード４２によって接続されるようにしている。
形成された空間を利用して前記シーズヒータ５、３６を
通電制御する駆動回路３７が設けられている。駆動回路
３７は基体３から外部に延びる電源コード４１によって
電源に接続され、シーズヒータ５へはケース２内で接続
され、シーズヒータ３６とはケース２から蓋４側に延び
る給電コード４２によって接続されるようにしている。
【００３２】給電コード４２の先端には蓋４側のヒータ
端子４３に接続されるコネクタ４４が設けられている。
端子４３に接続されるコネクタ４４が設けられている。
【００３３】蓋４側では前記金具２４の間に前記ヒータ
端子４３が蓋４の一側の開口４６を通じて蓋４の一側の
外面に臨んでおり、金具２４に前記コネクタ４４がヒー
タ端子４３に接続するように案内するガイド部４５を一
体に形成している。
端子４３が蓋４の一側の開口４６を通じて蓋４の一側の
外面に臨んでおり、金具２４に前記コネクタ４４がヒー
タ端子４３に接続するように案内するガイド部４５を一
体に形成している。
【００３４】これによってコネクタ４４はカガド部４５
に沿って抜き差しすることによってヒータ端子４３と無
理なく簡単に接続およびこの接続の解除とが行われる。
に沿って抜き差しすることによってヒータ端子４３と無
理なく簡単に接続およびこの接続の解除とが行われる。
【００３５】したがって蓋４は基体３側とは電気的にも
着脱自在になり、基体３および蓋４は互いに単独の取扱
いが可能となる。この場合、蓋４側の電気的な接続のた
めのヒータ端子４３は蓋４の一側の外面に臨んでいるだ
けで余分な張り出し部をなさないから、蓋４の取扱いが
容易になる。
着脱自在になり、基体３および蓋４は互いに単独の取扱
いが可能となる。この場合、蓋４側の電気的な接続のた
めのヒータ端子４３は蓋４の一側の外面に臨んでいるだ
けで余分な張り出し部をなさないから、蓋４の取扱いが
容易になる。
【００３６】駆動回路３７は図７に示すように、シーズ
ヒータ５および３６を接片５１の移動により選択的に電
源に接続できるようにしている。図７の実線位置では下
ヒータであるシーズヒータ５が電源に接続された状態に
ある。接片５１が図７の仮想線位置に移動されると、シ
ーズヒータ５に加え、上ヒータであるシーズヒータ３６
もさらに電源に接続され、シーズヒータ５および３６の
双方が電源に接続された状態となる。さらに接片５１が
図７において実線位置から破線位置まで左方に移動され
ると、シーズヒータ５および３６双方の電源との接続を
断つ。
ヒータ５および３６を接片５１の移動により選択的に電
源に接続できるようにしている。図７の実線位置では下
ヒータであるシーズヒータ５が電源に接続された状態に
ある。接片５１が図７の仮想線位置に移動されると、シ
ーズヒータ５に加え、上ヒータであるシーズヒータ３６
もさらに電源に接続され、シーズヒータ５および３６の
双方が電源に接続された状態となる。さらに接片５１が
図７において実線位置から破線位置まで左方に移動され
ると、シーズヒータ５および３６双方の電源との接続を
断つ。
【００３７】接片５１は絶縁性のラック５２を有し、こ
れに噛合うピニオン５３を操作ツマミ５４により操作す
ることにより接片５１を移動させて、前記シーズヒータ
５および３６を切り替え使用または同時使用し、また使
用を停止することができるようにしている。 さらに加
熱調理盤１の調理面７には図１、図２に示すように、線
状に少し突出したリブ部５５が多数平行に形成されてい
る。これによって調理される魚５６等を調理面７に載せ
て調理を行うのに、魚５６等は調理面７に密着せず、大
半の部分が焙り焼きの状態となる。
れに噛合うピニオン５３を操作ツマミ５４により操作す
ることにより接片５１を移動させて、前記シーズヒータ
５および３６を切り替え使用または同時使用し、また使
用を停止することができるようにしている。 さらに加
熱調理盤１の調理面７には図１、図２に示すように、線
状に少し突出したリブ部５５が多数平行に形成されてい
る。これによって調理される魚５６等を調理面７に載せ
て調理を行うのに、魚５６等は調理面７に密着せず、大
半の部分が焙り焼きの状態となる。
【００３８】これによって魚５６等を調理面に密着した
状態で焼かれる鉄板焼きの状態になるのを防止するそと
ができる。また魚５６等から落ちる脂分等は下ヒータで
あるシーズヒータ５に直接触れて過熱されることはな
く、煙等が生じるのも解消される。
状態で焼かれる鉄板焼きの状態になるのを防止するそと
ができる。また魚５６等から落ちる脂分等は下ヒータで
あるシーズヒータ５に直接触れて過熱されることはな
く、煙等が生じるのも解消される。
【００３９】もっともリブ部５５の形状や形成パターン
は自由であるが、リブ部５５は大きな突出部でなくてよ
いし、粗いピッチで形成しておけばよいので、加熱調理
盤１をいわゆるホットプレートとして、やきそばや焼
肉、お好み焼き等の各種鉄板調理にも利用するのに、リ
ブ部５５は邪魔にならない。
は自由であるが、リブ部５５は大きな突出部でなくてよ
いし、粗いピッチで形成しておけばよいので、加熱調理
盤１をいわゆるホットプレートとして、やきそばや焼
肉、お好み焼き等の各種鉄板調理にも利用するのに、リ
ブ部５５は邪魔にならない。
【００４０】したがってそのような使用や洗浄に便利な
ように、調理面７はもとより加熱調理盤１の内面全域に
弗素樹脂加工等の離型処理を施しておくのが好適であ
る。
ように、調理面７はもとより加熱調理盤１の内面全域に
弗素樹脂加工等の離型処理を施しておくのが好適であ
る。
【００４１】前記操作ツマミ５４はケース２の正面に設
けられた操作パネル５７に設けられている。５８、５９
は各シーズヒータ５、３６の通電を示すパイロットラン
プである。６１は基体３の把手、６２は蓋４の把手、６
３は基体３の脚である。
けられた操作パネル５７に設けられている。５８、５９
は各シーズヒータ５、３６の通電を示すパイロットラン
プである。６１は基体３の把手、６２は蓋４の把手、６
３は基体３の脚である。
【００４２】なお前記ホットプレートとしての使用のた
めには、図示しないが温度調節機構を設けるのが好適で
ある。また加熱調理盤１はシーズヒータ５側と分離して
取り出せるようにしておくと、加熱調理盤１の丸洗いが
可能になる。このような構造はケース２の側にシーズヒ
ータ５ないしはこれを内蔵した熱盤を固設しておき、加
熱調理盤１をケース２に嵌め付けたときに、前記シーズ
ヒータ５や熱盤に接触して熱伝導を受けるようにするこ
とで実現する。
めには、図示しないが温度調節機構を設けるのが好適で
ある。また加熱調理盤１はシーズヒータ５側と分離して
取り出せるようにしておくと、加熱調理盤１の丸洗いが
可能になる。このような構造はケース２の側にシーズヒ
ータ５ないしはこれを内蔵した熱盤を固設しておき、加
熱調理盤１をケース２に嵌め付けたときに、前記シーズ
ヒータ５や熱盤に接触して熱伝導を受けるようにするこ
とで実現する。
【００４３】
【考案の効果】本願第１の考案によれば、ケースに設け
られる加熱調理盤はヒータからの熱伝導を裏面側から受
けるものであり、これに魚等の被調理物を直接支持して
も、あるいは被調理物からの脂分が直接落ちても、それ
らが過熱されることはなく、被調理物を下側からも加熱
して、蓋内面のヒータからの直接の加熱と相俟って焼物
調理を効率よく、しかも過熱による煙の発生等なく達成
でき、機能の向上を図ることができる。また蓋は着脱で
きるので蓋なしの過熱調理ができるし、ケース側と蓋側
とを電気的に接続しているヒータ端子とコネクタとの接
続を外すことによってケースおよび蓋を独立物として取
り扱うことができ使用に便利である。
られる加熱調理盤はヒータからの熱伝導を裏面側から受
けるものであり、これに魚等の被調理物を直接支持して
も、あるいは被調理物からの脂分が直接落ちても、それ
らが過熱されることはなく、被調理物を下側からも加熱
して、蓋内面のヒータからの直接の加熱と相俟って焼物
調理を効率よく、しかも過熱による煙の発生等なく達成
でき、機能の向上を図ることができる。また蓋は着脱で
きるので蓋なしの過熱調理ができるし、ケース側と蓋側
とを電気的に接続しているヒータ端子とコネクタとの接
続を外すことによってケースおよび蓋を独立物として取
り扱うことができ使用に便利である。
【００４４】本願第２の考案の上記構成によれば、第１
の考案においてさらに、蓋側の接続部材であるヒータ端
子が蓋側の外面に設けられて、蓋側から大きく張り出す
ことなしにケース側から延びるコードの先端に設けられ
たコネクタとによって蓋側とケース側を着脱自在なよう
に電気的に接続することができ、また蓋をケース側から
取り外したときの余分なかさ張りをなくすことができ、
単独に取り扱われ易い蓋の取扱いを容易にすることがで
きる。
の考案においてさらに、蓋側の接続部材であるヒータ端
子が蓋側の外面に設けられて、蓋側から大きく張り出す
ことなしにケース側から延びるコードの先端に設けられ
たコネクタとによって蓋側とケース側を着脱自在なよう
に電気的に接続することができ、また蓋をケース側から
取り外したときの余分なかさ張りをなくすことができ、
単独に取り扱われ易い蓋の取扱いを容易にすることがで
きる。
【００４５】本願第３の考案の上記構成によれば、第１
または第２の考案においてさらに、加熱調理盤の調理面
が凹凸面とされていて、魚等の被調理物が調理面と密着
せずに部分的にのみ接して大部分では焙り焼き状態とな
り、被調理物が料理面に密着して焼かれるいわゆる鉄板
焼きに似た出来上がり状態になるのを防止するので、い
わゆる焙り焼き方式の焼物調理を首尾よく達成すること
ができる。
または第２の考案においてさらに、加熱調理盤の調理面
が凹凸面とされていて、魚等の被調理物が調理面と密着
せずに部分的にのみ接して大部分では焙り焼き状態とな
り、被調理物が料理面に密着して焼かれるいわゆる鉄板
焼きに似た出来上がり状態になるのを防止するので、い
わゆる焙り焼き方式の焼物調理を首尾よく達成すること
ができる。
【００４６】本願第４の考案の上記構成によれば、第１
〜第３の考案の何れかにおいてさらに、蓋側のヒータと
基体側のヒータとが、切り替え手段により、どちらか一
方または双方を選択的に切り替え使用することができ、
蓋を施した状態での加熱調理の種類が多くなり使用に便
利である。
〜第３の考案の何れかにおいてさらに、蓋側のヒータと
基体側のヒータとが、切り替え手段により、どちらか一
方または双方を選択的に切り替え使用することができ、
蓋を施した状態での加熱調理の種類が多くなり使用に便
利である。
【図１】本考案の一実施例を示す電気ロースターの開き
状態での斜視図である。
状態での斜視図である。
【図２】図１の電気ロースターの断面図である。
【図３】図２の要部を拡大して示す断面図である。
【図４】図３の一部の蓋開き状態での断面図である。
【図５】基体と蓋との電気的接続部を示す接続解除状態
での斜視図である。
での斜視図である。
【図６】図５の電気的接続部の接続状態での断面図であ
る。
る。
【図７】図１の電気ロースターの駆動回路図である。
１ 加熱調理盤 ２ ケース ３ 基体 ４ 蓋 ５、３６ シーズヒータ ７ 調理面 ２１ 軸受金具 ２３ 軸 ２４ 金具 ３７ 駆動回路 ４１ 電源コード ４２ 給電コード ４３ ヒータ端子 ４４ コネクタ ５１ 接片 ５４ 操作ツマミ
Claims (4)
- 【請求項１】 電源との接続部を持ったケースと、この
ケースに設けられヒータからの熱伝導を裏面側から受け
る加熱調理盤と、この加熱調理盤に着脱自在に被さりか
つ加熱調理盤の調理面側に向く内面側にヒータを保持し
た蓋と、この蓋側と前記ケース側とに設けられてそれら
の電気的接続を着脱自在に行うヒータ端子とコネクタと
を備えたことを特徴とする電気ロースター。 - 【請求項２】 ヒータ端子は、蓋側の外面一部に設けら
れ、コネクタはケースの側から延びるコードの先端に設
けられている請求項１記載の電気ロースター。 - 【請求項３】 加熱調理盤は、調理面を凹凸面とされて
いる請求項１または２に記載の電気ロースター。 - 【請求項４】 加熱調理盤側のヒータと、蓋側のヒータ
とを切り替え使用し、また同時使用する切り替え手段を
備える請求項１〜３に何れかに記載の電気ロースター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2053391U JPH0726981Y2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 電気ロースター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2053391U JPH0726981Y2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 電気ロースター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0648542U JPH0648542U (ja) | 1994-07-05 |
| JPH0726981Y2 true JPH0726981Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=12029794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2053391U Expired - Fee Related JPH0726981Y2 (ja) | 1991-04-01 | 1991-04-01 | 電気ロースター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726981Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110008423A (ko) * | 2009-07-20 | 2011-01-27 | 엘지전자 주식회사 | 조리기기 및 그 제어방법 |
-
1991
- 1991-04-01 JP JP2053391U patent/JPH0726981Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20110008423A (ko) * | 2009-07-20 | 2011-01-27 | 엘지전자 주식회사 | 조리기기 및 그 제어방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0648542U (ja) | 1994-07-05 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |