JP2000210202A - 電気加熱調理器 - Google Patents

電気加熱調理器

Info

Publication number
JP2000210202A
JP2000210202A JP11015449A JP1544999A JP2000210202A JP 2000210202 A JP2000210202 A JP 2000210202A JP 11015449 A JP11015449 A JP 11015449A JP 1544999 A JP1544999 A JP 1544999A JP 2000210202 A JP2000210202 A JP 2000210202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric heating
heating cooker
cooking
heating element
grill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11015449A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsumasa Kubota
哲正 久保田
Kenzo Takahashi
健三 高橋
Koji Hishiyama
弘司 菱山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP11015449A priority Critical patent/JP2000210202A/ja
Publication of JP2000210202A publication Critical patent/JP2000210202A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発熱体からの熱を熱伝導により調理プレート
を加熱して調理プレート上の肉や野菜等を調理すること
ができるとともに、網などを用いて行う焼き物料理等の
直火で高温の調理をすることが可能な電気加熱調理器を
得る。 【解決手段】 発熱体の熱伝導により調理プレートが加
熱されて調理を行う電気加熱調理器において、調理プレ
ートは電気加熱調理器本体に着脱可能に設置され、この
調理プレートを取り外した状態で前記発熱体の上方に焼
き網を配置する網載置手段を設ける。従って、調理プレ
ート上での調理のみならず、焼き網での直火での調理が
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気加熱調理器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ホットプレート及び電気鍋等の電
気加熱調理器においては、加熱調理器本体と一体的に発
熱体、遮熱板及び発熱体制御部を装着し、発熱体の上部
に調理プレートを着脱可能に載置して、調理プレート上
の肉や野菜等を調理プレートの熱で加熱調理するのが一
般的である。また、その構成は、調理プレート自体は着
脱可能であって電気部品がないので丸洗い可能である
が、加熱調理器本体は電気部品を有する発熱体及び発熱
体制御部を内蔵し、電装部と一体であるため丸洗いがで
きなかった。
【0003】また、図10は例えば特開平8−2569
11号公報に示された従来の電気加熱調理器の分解斜視
図である。図10において、この電気加熱調理器は、熱
伝導性の良い材料で形成された調理プレート20、加熱
ユニット21、加熱調理器本体の枠体2を重ねるように
して構成されている。この加熱ユニット21は皿型形状
をした遮熱板3と、支持部材22により遮熱板3の内底
面上に取り付けられる発熱体5と、遮熱板3の下面に付
設された脚部23と、遮熱板3の1側面に取り付けられ
た発熱体制御部6とからなっている。ここで、発熱体制
御部6は、連結部材により遮熱板3に連結されるととも
に、調理プレート20の下面に接触してその温度を検知
する温度検知器24、及び調理プレート20の温度を制
御するための温度調節つまみ25を有している。
【0004】また、遮熱板4の発熱体制御部6を取り付
けた側の反対側に持ち手26を形成し、発熱体制御部6
にも持ち手27を取り付けることにより、両手で安全に
加熱ユニット21を枠体2に対して着脱できる構成とし
ている。このような電気加熱調理器では、調理プレート
20上の肉や野菜は、遮熱板3上の発熱体5により加熱
され、調理プレート20の下面に接触している温度検知
器24が、発熱体制御部6と接続され調理プレート20
の温度を制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気加熱調理器
は以上のように構成されており、次のような課題を有し
ていた。発熱体からの熱を熱伝導により調理プレートを
加熱して調理プレート上の肉や野菜等を調理することは
できるが、網などを用いて行う焼き物料理等の直火で高
温の調理をすることができず、この点に対処しなければ
ならないという課題があった。また、調理プレートと加
熱調理器本体の枠体は発熱体制御部等の電装部分と分離
可能であり、丸洗いできるが加熱ユニットは発熱体制御
部、発熱体、遮熱板が一体に形成されているので、網な
どを用いて行う焼き物料理等で出る汁や油が加熱ユニッ
トに垂れると、これを掃除等するのが困難であった。
【0006】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、直火で高温の調理ができ、見た目で
も楽しめる焦げ目がある香ばしい料理を調理可能で、調
理後の洗浄や掃除も容易な電気加熱調理器を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電気加熱調理
器本体の枠体と、該枠体内に設けられた遮熱板と、該遮
熱板の上方に配置された発熱体と、該発熱体の上方で前
記電気加熱調理器本体の上部に配置される調理プレート
と、前記発熱体の温度を制御する発熱体制御装置とを備
え、前記調理プレートは前記電気加熱調理器本体に着脱
可能に設置され、前記調理プレートを取り外した状態で
前記発熱体の上方で前記電気加熱調理器本体の上部に焼
き網を設置できるように構成したものである。
【0008】また、本発明は、前記網載置手段を前記電
気加熱調理器本体の枠体の外周上の対向する両側面に前
記焼き網の両端を載置するように構成したものである。
【0009】また、本発明は、前記網載置手段は、前記
電気加熱調理器本体の枠体の外周上の対向する両側面に
凹部を設け、該凹部に前記焼き網の両端を載置するよう
に配置したものである。
【0010】また、本発明は、前記網載置手段を外周が
遮熱壁に囲まれ上部が開口しているとともにこの開口し
ている上部に焼き網を載置する台を備えた網載置ユニッ
トを前記遮熱板上に着脱可能に設けたものである。
【0011】また、本発明は、前記網載置手段を中央部
が開口している調理容器を電気加熱調理器本体の上部に
設置し、前記調理容器の中央開口部に焼き網を載置する
台を設けたものである。
【0012】本発明は、前記網載置手段を前記焼き網を
前記電気加熱調理器本体の上部に載置した状態で前記焼
き網が上方向に持ち上がらないようにストッパーを設け
たものである。
【0013】また、本発明は、前記発熱体の下方に調理
物から出る汁を受ける汁受け部を配置したものである。
【0014】また、本発明は、前記汁受け部は遮熱板の
一部に形成された凹部であるようにを構成したものであ
る。
【0015】また、本発明は、前記遮熱板と前記発熱体
と前記発熱体制御装置とは前記電気加熱調理器本体の枠
体から着脱可能に設置されているものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係わる電気加熱調理器を示す斜視図、図2
はこの電気加熱調理器を示すA−A断面図である。図1
〜2において、1は電気加熱調理器本体で、2はこの電
気加熱調理器の枠体、3は加熱調理器の枠体2の内部に
設置され皿型形状をした遮熱板、4はこの遮熱板3の外
底面に付設されている脚部である。この脚部4は枠体2
と遮熱板3との間に空間を形成し、遮熱板3の温度がそ
のまま枠体2に伝わらないようになっている。5はこの
遮熱板3に下方周囲を覆われ熱を発する発熱体、6は発
熱体の温度を制御し電気加熱調理器本体1と着脱自在の
発熱体制御装置である。ここで、電気加熱調理器本体1
は枠体2と遮熱板3と発熱体5と発熱体制御装置6で構
成される。また、この枠体2の外周部の対向する側面の
両方に凹部2a,2bを設け、焼き網8の両端をその両
側面の凹部2a,2bで保持できるようにした。この凹
部2a,2bは焼き網8の載置の際、位置決めになると
ともに焼き網8の熱によって溶解しない材料、例えば鉄
やアルミで構成される。また、一般には枠体2は樹脂性
の材料で形成されるため、樹脂性の材料とこの鉄やアル
ミで構成された凹部との間に断熱材料を挟めば、この樹
脂性の枠体2が溶解することはよりなくなる。
【0017】また、発熱体5は、発熱を行うループ状の
発熱部5aと発熱体制御装置6と接続される接続部5b
とで構成されている。発熱部5aは発熱体保持具7によ
り遮熱板3の内底面上に一端側を支持され、接続部5b
は枠体2の外周部に一体的に形成されているので、発熱
体5は全体として水平に支持されている。また、発熱体
制御装置6は一方に発熱体5の接続部5bに挿入される
感熱棒6aが突き出ており、他方はプラグ6bと接続さ
れている。また、感熱棒6aが突き出ている側に電源凹
部6c,6dが設けられていて、この電源凹部6c,6
dと接続部5b内の凸状の接続ターミナル5c,5dと
が嵌合する。従って、このプラグ6bをコンセントに挿
入すると通電し、電源凹部6c,6dと接続ターミナル
5c,5dの接続により発熱部5aから発熱する。
【0018】従って、発熱体5から調理プレート(図示
せず)への熱伝導を利用して肉や野菜を調理する調理プ
レートを取り外して、そのまま焼き網8を枠体2の外周
凹部2a,2bに載置すれば、発熱体5の発熱部5aか
らの熱が直接焼き網8上の調理物に伝わり、直火で高温
の調理が可能であり、焦げ目がある香ばしい料理を提供
することができる。更に、この枠体2の外周上の凹部に
焼き網8を載置して調理物の調理を行った後、調理物と
焼き網8がくっついてしまい調理物を取り上げる際焼き
網8まで持ち上がってしまうのを防ぐために凹部にスト
ッパー2eを設けても良い。
【0019】次に図1〜2により実施の形態1の動作を
説明する。通常の使用では、調理プレート(図示せず)
の熱により調理プレート上の調理物を調理するが、この
調理プレートを外して、焼き網8の両端を枠体2の外周
の対向する両側面に形成された凹部2a,2b上に載置
する。この際、この凹部2a,2bが焼き網8の位置決
めになり、焼き網8は発熱体5の発熱部5aの上方に設
置される。次に、発熱体5の接続部5bに発熱体制御装
置6の感熱棒6aを挿嵌するとともに電源凹部6c,6
dと接続部5b内の凸状の接続ターミナル5c,5dと
が嵌合する。次に、プラグ7bをコンセント(図示せ
ず)に接続し通電すると、発熱部5aが発熱する。更に
焼き網8の上に肉・魚等の調理物を載せると発熱部5a
からの熱が直接調理物に伝わるので、直火で高温の調理
が可能であり、調理物に焦げ目をつけられ、また香ばし
い料理を提供できる。
【0020】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2に係わる電気加熱調理器を示す分解斜視図、図4はこ
の電気加熱調理器を示すB−B断面図、図5は本発明の
実施の形態2の要旨である網載置ユニットの斜視図であ
る。図3〜5において、実施の形態1と同一の符号は同
一又は相当部分を示す。1は電気加熱調理器本体で、2
はこの電気加熱調理器の枠体、3は加熱調理器の枠体2
の内部に設置され皿型形状をした遮熱板、4はこの遮熱
板3の外底面に付設されている脚部である。この脚部4
は枠体2と遮熱板3との間に空間を形成し、遮熱板3の
温度がそのまま枠体2に伝わらないようになっている。
また、5はこの遮熱板3に下方周囲を覆われ熱を発する
発熱体、6は発熱体の温度を制御し電気加熱調理器本体
1と着脱自在の発熱体制御装置である。ここで、電気加
熱調理器本体1は枠体2と遮熱板3と発熱体5と発熱体
制御装置6で構成される。
【0021】また、発熱体5は、発熱を行うループ状の
発熱部5aと発熱体制御装置6と接続される接続部5b
とで構成されている。発熱部5aは発熱体保持具7によ
り遮熱板3の内底面上に一端側を支持され、接続部5b
は枠体2の外周部に一体的に形成されているので、発熱
体5は全体として水平に支持されている。また、発熱体
制御装置6は一方に発熱体5の接続部5aに挿入される
感熱棒6aが突き出ており、他方はプラグ6bと接続さ
れている。また、感熱棒6aが突き出ている側に電源凹
部6c,6dが設けられていて、この電源凹部6c,6
dと接続部5b内の接続ターミナル5c,5dとが嵌合
する。従って、このプラグ6bをコンセントに挿入する
と通電し、電源凹部6c,6dと接続ターミナル5c,
5dの接続により発熱部5aから発熱する。
【0022】9は発熱体5の上部から遮熱板3の上面に
載置可能な網載置ユニットである。この網載置ユニット
9は、焼き網8を適当な高さにして発熱体5からの距離
を調節するための複数のレール9a、発熱体5の発熱部
5aの下部に形成され焼き網8からでる汁や油等を受け
る受け皿9b、発熱体5からの熱を遮蔽する遮熱壁9
c、この遮熱壁の外側に設置され焼き網8で調理した調
理物を一時的に置くことのできる平面台9dで構成され
ている。また、遮熱壁9cの底部には発熱体5のループ
状の発熱部5aに接触しないための溝9eが形成されて
いる。また、この加熱調理器の枠体2の外周の1側面に
は網載置ユニット9の受け皿9bのみを水平方向に着脱
可能にするために、受け皿9bの底面と略同一の高さに
なるように切り欠いた凹部2cが形成されている。
【0023】次に図3〜5により実施の形態2の動作を
説明する。通常の使用では、調理プレート(図示せず)
の熱により調理プレート上の調理物を調理するが、この
調理プレートを外して、網載置ユニット9を電気調理器
本体1の上方からセットする。この際、遮熱壁9cの底
部に形成された溝9eが位置決めになり、発熱部5aに
接触しないように遮熱板3上に配置される。また、この
網載置ユニット9を設置した後、枠体2の外周一側面に
形成された凹部2cが形成されている方向から受け皿9
bを挿入する。この受け皿9bは発熱体5の発熱部5a
と遮熱板3との間に配置される。その後、焼き網8を適
当な位置のレール9aに配置して調理を開始する。ここ
で、焼き網8を置くレール9aを変えることで発熱部5
aからの距離が調節でき、加熱力を調節することができ
る。
【0024】この焼き網8の上に肉・魚等の調理物を載
せると発熱部5aからの熱が直接調理物に伝わるので、
直火で高温の調理が可能であり、調理物に焦げ目をつけ
られ、また香ばしい料理を提供できる。また、肉・魚等
の調理物から出る汁や油等は、焼き網8を通りぬけ受け
皿9b内にたまる。更に、網載置ユニット9は周辺部が
遮熱壁9cに覆われているので、熱が外部へ逃げずに効
率良い調理物の網焼きが可能である。焼きあがった調理
物は、一時的に平面台9dの上に仮置きをすることがで
き、順次に調理物の調理が可能である。
【0025】調理後は、焼き網8を取り外し、汁や油等
がたまった受け皿9bを引き出して汁等を捨てれば良
く、掃除・手入れを簡単に行うことができる。また、網
載置ユニット9自体を電気加熱調理器本体1から取り出
せば、この網載置ユニット9に飛び散った油等の掃除・
手入れを簡単に行うことができる。また、網載置ユニッ
ト9は電装部分を有していないので、水での丸洗いも可
能である。
【0026】実施の形態3.図6は本発明の実施の形態
3に係わる電気加熱調理器のC−C断面図、図7は分解
斜視図、図8は分解C−C断面図、図9は上面図であ
る。図6〜9において、1は電気加熱調理器本体で、2
はこの電気加熱調理器の枠体、3は加熱調理器の枠体2
の内部に設置され皿型形状をした遮熱板、4はこの遮熱
板3の外底面に付設されている脚部である。この脚部4
は枠体2と遮熱板3との間に空間を形成し、遮熱板3の
温度がそのまま枠体2に伝わらないようになっている。
また、5はこの遮熱板3に下方周囲を覆われ熱を発する
発熱体、6は発熱体の温度を制御し電気加熱調理器本体
1と着脱自在の発熱体制御装置である。ここで、電気加
熱調理器本体1は枠体2と遮熱板3と発熱体5と発熱体
制御装置6で構成される。また、10は発熱体5の上方
に配置される中央が開口している調理容器であり、調理
プレート(図示せず)の代わりに設置される。
【0027】ここで、脚部4はスペーサー11aと弾性
体の先端部11bで構成されている。この脚部4を加熱
調理器本体の枠体2に付設されている脚部12に形成さ
れた案内溝12’に挿入することで、遮熱板3は枠体2
と一定の空間を介して枠体2の上方に配置される。ま
た、この脚部4の先端部11bは弾性体で形成されてい
るので、枠体2の脚部12に形成されている案内溝1
2’としっかり嵌め合わされ、遮熱板3の安定を良くし
ている。また、この遮熱板3の底部には上方から垂れて
くる汁や油等を受ける凹状の汁受け部13が形成されて
いる。また、発熱体5は、発熱を行うループ状の発熱部
5aと発熱体制御装置6と接続される接続部5bとで構
成されている。発熱部5aはその一端側を発熱体保持具
7により遮熱板3の内底面上に支持され、接続部5bは
枠体2の外周の一側面に形成された切り欠き部2dに嵌
合され、発熱体5は全体として水平支持されている。こ
の発熱体保持具7は、下部に凸状の突起部7a,7b,
7c,7dを有し、これが遮熱板3の内底面の汁受け部
13の凹部13a,13b,13c,13dと嵌合す
る。
【0028】また、発熱体制御装置6は一方に発熱体5
の接続部5bに挿入される感熱棒6aが突き出ており、
他方はプラグ6bと接続されている。また、感熱棒6a
が突き出ている側に電源凹部6c,6dが設けられてい
て、この電源凹部6c,6dと接続部5b内の接続ター
ミナル5c,5dとが嵌合する。従って、このプラグ6
bをコンセントに挿入すると通電し、電源凹部6c,6
dと接続ターミナル5c,5dの接続により発熱部5a
から発熱する。また、調理容器10は電気調理器本体の
上部に載置され、肉や魚等を直火で焼くために中央が開
口している。また、調理物を載せる焼き網8を設置でき
るように、開口部に網の載せ台10a及びこの網を固定
するためのストッパー10bが形成されている。また、
この調理容器10を持ち運ぶ際に便利な取っ手10cが
両側面についている。この網の載せ台10aは、調理容
器10の外周面に対し略同等かまたは高くしてあり、調
理時に調理容器10の外周面に手等が接触し火傷を負う
ことがないようになっている。
【0029】更に、凹状の汁受け部13の上面に数カ所
の突起13eを設けて、その上に多孔状のプレート14
を載置する。ここで、汁受け部13と発熱部5aとの間
にはプレート14を介しているため、発熱部5aからの
熱を直接受けず、汁受け部13に貯まった汁等が焦げる
ことも無く煙も出ないものである。また、上方から垂れ
てくる高温の汁や油等は、このプレート14に接触し熱
拡散され、凹状の汁受け部13が形成されている遮熱板
が高温になるのを防止する。このプレート14は横幅
が、発熱体保持具7の凸状の突起部7bから7cの間に
おさまるものである。また、プレート14には熱反射効
率の良いアルミ板、ステンレス板、アルミメッキ鋼鈑等
が用いられる。
【0030】次に図6〜9により実施の形態3の動作を
説明する。加熱調理器本体1の枠体2、遮熱板3、発熱
体5、開口している調理容器10順次重ねるようにして
配置し、更に開口している調理容器10の中央部の網置
台に焼き網8を載置した後、発熱体5の接続部5aに発
熱体制御装置6の感熱棒6aを挿嵌し、プラグ6bをコ
ンセント(図示せず)に接続し通電し、焼き網8の上に
肉・魚等の調理物を載せて網焼きを行う。ここで、発熱
体5の発熱部5aからの熱が直接調理物に伝わるので、
直火で高温の調理が可能であり、調理物に焦げ目をつけ
られ、また香ばしい料理を提供できる。
【0031】ここで、肉・魚等の調理物から出る汁や油
等は、焼き網8を通りぬけ遮熱板3に形成された汁受け
部13にたまる。ここで、この汁受け部13に貯まった
汁等は直接発熱部5aからの発熱を受けず、多孔状のプ
レート14が間に介在しているため、汁受け部13に滴
下した汁等の温度が上がり、焦げることもなく煙が出る
のが防止される。更に、多孔状のプレート14を熱反射
効率の高い材料で形成しているので、熱が下方に逃げる
ことなく効率良く調理物に熱が照射される。また発熱体
5の上方についても、加熱時において調理容器10の中
央部は開口しているが、周辺部は覆われているので、熱
が外部へ逃げずに効率良い調理物の網焼きが可能であ
る。
【0032】次に、調理を終えた後は、調理物を取り上
げる。この際、調理物と焼き網8がくっついてしまうこ
ともあるが、焼き網ストッパー10bにより、焼き網8
が調理物とともに上方へ持ち上げられるのが押さえられ
るため、容易に調理物のみを取り上げることができる。
更に、焼き網8を取り外し、発熱体制御装置6の感熱棒
6bを発熱体の接続部5bから抜き出して取り外した
後、調理容器10、発熱体5、遮熱板3とを加熱調理器
の枠体2から取り外す。ここで、発熱体5は発熱部5a
と接続部5bで構成され、接続部5bの外周部は樹脂で
形成されているため、発熱部5aがまだ冷めてない状態
でも、遮熱板3から取り外し、遮熱板3の汁受け部13
等の掃除・手入れを簡単に行うことができる。また、遮
熱板3は電装部と分離されるので、水での丸洗いも可能
である。
【0033】
【発明の効果】以上の発明から明らかなように本発明に
係わる電気加熱調理器は、電気加熱調理器本体の枠体
と、該本体内に設けられた遮熱板と、該遮熱板の上方に
配置された発熱体と、該発熱体の上方で前記電気加熱調
理器本体の上部に配置される調理プレートと、前記発熱
体の温度を制御する発熱体制御装置とを備え、前記調理
プレートは前記電気加熱調理器本体に着脱可能に設置さ
れ、前記調理プレートを取り外した状態で前記発熱体の
上方に焼き網を配置する網載置手段を設けるように構成
したものである。この結果、調理プレート上で肉魚等を
調理プレートの熱伝導で調理するとともに、発熱体の熱
が直接調理物に当たる直火の網焼き等の調理が可能であ
る。
【0034】また、本発明に係わる電気加熱調理器は、
前記網載置手段を前記電気加熱調理器本体の枠体の外周
上の対向する両側面に前記焼き網の両端を載置するよう
に構成したものである。この結果、特別な網置き台なし
で、調理プレート上で肉魚等を調理プレートの熱伝導で
調理するとともに、発熱体の熱が直接調理物に当たる直
火の網焼き等の調理が可能である。
【0035】また、本発明に係わる電気加熱調理器は、
前記網載置手段を前記電気加熱調理器本体の枠体の外周
上の対向する両側面に凹部を設け、該凹部に前記焼き網
の両端を載置したものである。この結果、特別な網置き
台が必要無く、また、この凹部が網を載せる際の位置決
めになり発熱体の上方に網を容易に載置することがで
き、発熱体の熱が効率良く直接調理物に当たる直火の網
焼き等の調理が可能である。
【0036】また、本発明に係わる電気加熱調理器は、
前記網載置手段を外周が遮熱壁に囲まれ上部が開口して
いるとともにこの開口している上部に焼き網を載置する
台を備えた網載置ユニットを前記遮熱板上に着脱可能に
設けたものである。この結果、調理プレート上で肉魚等
を調理プレートの熱伝導で調理するとともに、発熱体の
熱が直接調理物に当たる直火の網焼き等の調理が可能で
ある。
【0037】また、本発明に係わる電気加熱調理器は、
前記網載置手段を中央部が開口している調理容器を電気
加熱調理器本体の上部に設置し、前記調理容器の中央開
口部に前記焼き網を載置する台を設けたものである。こ
の結果、この網置き台が網を載せる際の位置決めになり
発熱体の上方に網を容易に載置することができ、発熱体
の熱が効率良く直接調理物に当たる直火の網焼き等の調
理が可能である。
【0038】また、本発明に係わる電気加熱調理器は、
前記網載置手段を前記焼き網が上方向に持ち上がらない
ようにストッパーを設けたものである。この結果、調理
物を持ち上げるときに網がくっついて一緒に持ち上がる
ことがなく、調理の利便性が高まる。
【0039】また、本発明に係わる電気加熱調理器は、
前記発熱体の下方に調理物から出る汁を受ける汁受け部
を設けたものである。この結果、調理プレート上で肉魚
等を調理プレートの熱伝導で調理するとともに、発熱体
の熱が直接調理物に当たる直火の網焼き等の調理が可能
で、調理後調理物から出た汁や油をこの汁受け部に貯め
ることができ掃除・手入れ等が容易になる。
【0040】また、本発明に係わる電気加熱調理器は、
前記汁受け部を遮熱板の一部に形成された凹部で構成し
たものである。この結果、調理プレート上で肉魚等を調
理プレートの熱伝導で調理するとともに、発熱体の熱が
直接調理物に当たる直火の網焼き等の調理が可能で、部
品点数を増やすことなく調理後調理物から出た汁や油を
この汁受け部に貯めることができ掃除・手入れ等が容易
になる。
【0041】また、本発明に係わる電気加熱調理器は、
前記遮熱板と前記発熱体と前記発熱体制御装置とは前記
電気加熱調理器本体の枠体から着脱可能に設置するよう
に構成したものである。この結果、調理プレート上で肉
魚等を調理プレートの熱伝導で調理するとともに、発熱
体の熱が直接調理物に当たる直火の網焼き等の調理が可
能で、分解して丸洗いできるため、調理後調理物から出
た汁や油の掃除・手入れ等が容易になる。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】 本発明の実施形態1の構成を示すA−A断面
図である。
【図3】 本発明の実施形態2の構成を示す分解斜視図
である。
【図4】 本発明の実施形態2の構成を示すB−B断面
図である。
【図5】 本発明の実施形態2の要旨をなす網載置ユニ
ットの構成を示す斜視図である。
【図6】 本発明の実施形態3の構成を示す分解斜視図
である。
【図7】 本発明の実施形態3の構成を示すC−C断面
図である。
【図8】 本発明の実施形態3の構成を示す分解C−C
断面図である。
【図9】 本発明の実施形態3の構成を示す上面図であ
る。
【図10】 従来の電気加熱調理器を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 電気加熱調理器本体、 2 加熱調理器の枠体、
2a,2b 枠体の外周凹部、 2c 枠体の外周一側
面の凹部、 2d 切り欠き部、 2e ストッパー、
3遮熱板、 4 遮熱板の脚部、 5 発熱体、 5
a 発熱部、5b 接続部、 5c,5d 接続ターミ
ナル、 6 発熱体制御装置、 6a感熱棒、 6b
プラグ部、 6c,6d 電源凹部、 7 発熱体保持
具、7a,7b,7c,7d 保持具突起部、 8 焼
き網、 9 網載置ユニット、 9a レール部、 9
b 受け皿、 9c 遮熱壁、 9d 遮熱壁、9e
溝、 10 開口している調理容器、 10a 網載せ
台、 10b ストッパー、 10c 取っ手、 11
a スペーサー、 11b 先端部、 12 枠体の脚
部、 12’ 案内溝、 13 汁受け部、 13a,
13b,13c,13d 汁受け部の凹部、 13e
汁受け部の突起、 14 切り欠き部、 15 多孔状
のプレート、 20 調理プレート、 21 加熱ユニ
ット、 22 支持部材、 23 遮熱板の脚部、 2
4 温度検知器、 25 温度調節つまみ、 26 一
方側の持ち手、 27 他方側の持ち手。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 健三 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 菱山 弘司 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 Fターム(参考) 3L087 AA01 AB11 AC14 AC18 AC24 CC12 DA08 DA24 4B040 AA02 AC02 AC03 AD04 CB04 EA01 EA13 EB04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気加熱調理器本体の枠体と、該枠体内
    に設けられた遮熱板と、該遮熱板の上方に配置された発
    熱体と、該発熱体の上方で前記電気加熱調理器本体の上
    部に配置される調理プレートと、前記発熱体の温度を制
    御する発熱体制御装置とを備え、前記調理プレートは前
    記電気加熱調理器本体に着脱可能に設置され、前記調理
    プレートを取り外した状態で前記発熱体の上方で前記電
    気加熱調理器本体の上部に焼き網を配置する網載置手段
    を設けたことを特徴とする電気加熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記網載置手段は、前記電気加熱調理器
    本体の枠体の外周上の対向する両側面に前記焼き網の両
    端を載置することを特徴とする請求項1記載の電気加熱
    調理器。
  3. 【請求項3】 前記網載置手段は、前記電気加熱調理器
    本体の枠体の外周上の対向する両側面に凹部を設け、該
    凹部に前記焼き網の両端を載置することを特徴とする請
    求項2記載の電気加熱調理器。
  4. 【請求項4】 前記網載置手段は、外周が遮熱壁に囲ま
    れ上部が開口しているとともにこの開口している上部に
    焼き網を載置する台を備えた網載置ユニットを前記遮熱
    板上に着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の電気加熱調理器。
  5. 【請求項5】 前記網載置手段は、中央部が開口してい
    る調理容器を電気加熱調理器本体の上部に設置し、前記
    調理容器の中央開口部に焼き網を載置する台を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気加熱調理器。
  6. 【請求項6】 前記網載置手段は、前記焼き網を前記電
    気加熱調理器本体の上部に載置した状態で前記焼き網が
    上方向に持ち上がらないようにストッパーを設けたこと
    を特徴とする請求項1〜5記載の電気加熱調理器。
  7. 【請求項7】 前記発熱体の下方に調理物から出る汁を
    受ける汁受け部が配置されていることを特徴とする請求
    項1〜6記載の電気加熱調理器。
  8. 【請求項8】 前記汁受け部は遮熱板の一部に形成され
    た凹部であることを特徴とする請求項7記載の電気加熱
    調理器。
  9. 【請求項9】 前記遮熱板と前記発熱体と前記発熱体制
    御装置とは前記電気加熱調理器本体の枠体から着脱可能
    に設置されていることを特徴とする請求項1〜8記載の
    電気加熱調理器。
JP11015449A 1999-01-25 1999-01-25 電気加熱調理器 Pending JP2000210202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11015449A JP2000210202A (ja) 1999-01-25 1999-01-25 電気加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11015449A JP2000210202A (ja) 1999-01-25 1999-01-25 電気加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000210202A true JP2000210202A (ja) 2000-08-02

Family

ID=11889123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11015449A Pending JP2000210202A (ja) 1999-01-25 1999-01-25 電気加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000210202A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003060383A1 (en) * 2001-12-26 2003-07-24 Arçelik A.S. A burner plate
KR100936895B1 (ko) 2008-12-17 2010-01-14 김영준 전기식 로스터
CN106923624A (zh) * 2017-05-05 2017-07-07 施岳峰 一种餐桌用恒温保温罩
JP2020028412A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 東京瓦斯株式会社 調理器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003060383A1 (en) * 2001-12-26 2003-07-24 Arçelik A.S. A burner plate
KR100936895B1 (ko) 2008-12-17 2010-01-14 김영준 전기식 로스터
CN106923624A (zh) * 2017-05-05 2017-07-07 施岳峰 一种餐桌用恒温保温罩
JP2020028412A (ja) * 2018-08-22 2020-02-27 東京瓦斯株式会社 調理器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5355779A (en) Griller
US6686569B2 (en) Roasting oven with dual heating elements
US7005616B2 (en) Cooking apparatus having a plurality of cooking sets to cook foods in different cooking modes
US6884971B2 (en) Slow cooker with dual heating elements
US7263987B2 (en) Grill cooker with air cooling unit and multipurpose cooking apparatus having the same
CA2156019A1 (en) Dual element electric grill
US20060054157A1 (en) Smokeless grill
US6867394B2 (en) Roasting oven with dual heating elements
USRE36464E (en) Griller
JP2000210202A (ja) 電気加熱調理器
US5579680A (en) Smokeless grill for indoor use
EP1680994A1 (en) Cooking apparatus
EP0578360B1 (en) Griller
US20010025843A1 (en) Cooking appliances
KR102562856B1 (ko) 소형 세로형 오븐
JP2888159B2 (ja) 電気焼肉器
JP3494898B2 (ja) 加熱調理器具
KR102309098B1 (ko) 하이라이트를 이용한 일인용 전기 조리장치
JP2003265327A (ja) 加熱調理器
JP2004097571A (ja) 加熱調理器
JPH05253076A (ja) 電気魚焼き器
JP2001245795A (ja) 調理網
JP3273559B2 (ja) 加熱調理器具
JP2557486Y2 (ja) 電気調理器
CN111802927A (zh) 一种方便使用的煎烤器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040721

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050105