JP2003278489A - トンネル掘削機 - Google Patents

トンネル掘削機

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JP2003278489A
JP2003278489A JP2002087734A JP2002087734A JP2003278489A JP 2003278489 A JP2003278489 A JP 2003278489A JP 2002087734 A JP2002087734 A JP 2002087734A JP 2002087734 A JP2002087734 A JP 2002087734A JP 2003278489 A JP2003278489 A JP 2003278489A
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excavator
tunnel
injection
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liquid
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Masahiko Sugiyama
雅彦 杉山
Shuji Han
修二 繁
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル掘削機において、裏込め材の注入通
路の閉塞を防止してトンネル工事の効率化を図る。 【解決手段】 裏込め注入装置34にて、後胴13の板
厚内に掘進方向に沿った注入通路35,36を周方向に
ほぼ均等間隔で複数形成し、各注入通路35,36の基
端部に連結管37,41を介して開閉操作弁38,4
2、送出ポンプ39,43、貯溜タンク40,44を連
結する一方、先端部を後胴13の後端面に開口してテー
ルボイドBに連通する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トンネルボーリン
グマシンやシールドマシンなどのトンネル掘削機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、シールド掘削機は、円筒形状を
なす掘削機本体の前部に円盤形状をなすカッタヘッドが
駆動回転可能に装着され、このカッタヘッドにカッタビ
ットが多数取付けられる一方、後部には掘削機本体を前
進させる多数のシールドジャッキが装着されると共に、
既設トンネルの内壁面にセグメントを組み付けるエレク
タ装置が装着されて構成されている。従って、カッタヘ
ッドを回転させながらシールドジャッキを伸長させる
と、既設セグメントからの掘削反力を得て掘削機本体が
前進し、各カッタビットが前方の地盤を掘削し、トンネ
ルを形成することができる。
【0003】また、トンネル掘削工事では、回転するカ
ッタヘッドが地盤を掘削してトンネルを形成し、エレク
タ装置がこのトンネルの内壁面にセグメントをリング状
に組み付けてトンネルを構築していくが、セグメントは
掘削機本体の内側で組み立てるために既設トンネルの内
壁面とリング状の既設セグメントの外周面との間に空間
部、つまりテールボイドが発生する。そのため、掘削機
本体の後部には裏込め注入装置が設けられており、この
裏込め注入装置によりこのテールボイドにモルタルやコ
ンクリートなどの裏込め材を充填し、地山の緩みと沈下
を防止して既設セグメントを早期に安定させるようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、トン
ネル掘削に伴ってトンネルの内壁面に沿ってセグメント
が組み付けられ、テールボイドに裏込め材が充填されて
トンネルが構築される。この裏込め材は、一般に、2種
類の液(例えば、セメントと水ガラス)からなり、2種
類の液をそれぞれの注入管により送給し、直前で混合し
てからその混合液をテールボイドに注入することで、早
期に固化させて既設セグメントの安定化を図っている。
ところが、2種類の液を混合してから注入するまでの配
管内に混合液が残存した場合には、混合液(裏込め材)
がこの配管内で固化してしまい、配管を閉塞してしまう
という問題がある。そのため、配管から混合液を注入し
た後に配管内に洗浄液を流して残留した混合液を排出す
るようにしており、この洗浄作業のために作業工数が増
加して作業能率が低下してしまうと共に作業コストが増
加してしまっている。
【0005】また、2種類の液を注入するための注入管
は途中で両液を混合して混合液として配管を通してテー
ルボイドに注入することから、混合液の固化による配管
の閉塞をできるだけ防止するために、配管径を大きく設
定している。そのため、注入管及び配管を掘削機本体の
板厚内に形成することができず、掘削機本体の外周部の
突出部を掘進方向に沿って形成し、この突出部内に注入
管及び配管を形成している。すると、掘削作業時に、掘
削機本体の外周部に突出する突出部(注入管及び配管)
が掘削壁面に接触して抵抗となり、掘削機本体の推進力
が減少して掘削能力が低下してしまうという問題があ
る。
【0006】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、裏込め材の注入通路の閉塞を防止してトンネル
工事の効率化を図ったトンネル掘削機を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明のトンネル掘削機は、筒状の掘削機
本体と、該掘削機本体を前進させる推進ジャッキと、前
記掘削機本体の前部に駆動回転可能に装着されたカッタ
ヘッドと、トンネル内壁面に沿って覆工部材をリング状
に組立てるエレクタ装置と、前記掘削機本体側からトン
ネル内壁面と既設の覆工部材の外壁面との空間部に裏込
め材を注入する裏込め注入装置とを具え、該裏込め注入
装置は、前記裏込め材としての固化材並びに急結剤を注
入する2種類の注入通路を有し、該2種類の注入通路が
前記掘削機本体の後端部に開口したことを特徴とするも
のである。
【0008】従って、裏込め注入装置から供給された固
化材と急結剤とそれぞれの注入通路を通って掘削機本体
の後端開口からテールボイドに注入されることとなる。
この場合、2種類の注入通路及びその開口は、掘削機本
体の周方向に沿って複数形成することが好ましく、その
配置は、掘削機本体の上部のみあるいは全周に設けても
よく、2種類の注入通路の開口を接近してまたは均等間
隔にしてもよい。
【0009】また、請求項2の発明のトンネル掘削機で
は、前記2種類の注入通路は、前記掘削機本体の板厚内
に形成され、記掘削機本体の後端面に開口したことを特
徴としている。
【0010】また、請求項3の発明のトンネル掘削機で
は、前記掘削機本体の後端部に開口した前記2種類の注
入通路の開口部は、該掘削機本体の周方向に沿ってほぼ
等間隔で交互に設けられたことを特徴としている。
【0011】また、請求項4の発明のトンネル掘削機で
は、前記掘削機本体の後端部に開口した前記2種類の注
入通路の開口部は、一組の注入通路が該掘削機本体の周
方向に沿ってほぼ等間隔で設けられたことを特徴として
いる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1に本発明の第1実施形態に係るトンネ
ル掘削機の概略断面、図2に裏込め注入開口の形成位置
を表すトンネル掘削機の背面視、図3に図2のIII−III
断面を示す。
【0014】本実施形態のトンネル掘削機において、図
1に示すように、掘削機本体11は円筒形状をなす前胴
12と後胴13とが球面軸受14によって屈曲自在に連
結され、複数の中折れジャッキ15によって屈曲可能と
なっている。この掘削機本体11の前胴12の前部には
軸受16によってカッタヘッド17が回転自在に装着さ
れている。このカッタヘッド17は、放射状に設けられ
た複数のカッタスポーク18を有し、このカッタスポー
ク18に多数のカッタビット19が装着されている。
【0015】一方、このカッタヘッド17の後部にはリ
ングギア20が固定される一方、前胴12にはカッタ旋
回モータ21が取付けられ、この旋回モータ21の駆動
ギア22がこのリングギア20に噛み合っている。従っ
て、旋回モータ21を駆動して駆動ギア22を回転駆動
すると、リングギア20を介してカッタヘッド17を回
転することができる。
【0016】また、前胴12にはカッタヘッド17の後
方に位置してバルクヘッド23が取付けられており、カ
ッタヘッド17とこのバルクヘッド23との間にチャン
バ24が形成されている。そして、このチャンバ24に
は一端がトンネル掘削機の外部に延設された送泥管25
及び排泥管26の他端が開口しており、排泥管26の開
口部分の近傍には掘削土砂と泥水とを攪拌、混合するア
ジテータ27が装着されている。
【0017】更に、掘削機本体11の後胴13の前部に
はシールドジャッキ28が周方向に沿って複数並設され
ており、このシールドジャッキ28を掘進方向後方に伸
長してスプレッダ29を既設セグメントSに押し付ける
ことで、その反力により掘削機本体11を前進すること
ができる。また、この後胴13には支持部材30によっ
て旋回リング31が旋回自在に支持され、駆動モータ3
2により旋回可能となっており、この旋回リング31に
セグメントSを組立てるエレクタ装置33が装着されて
いる。
【0018】また、掘削機本体11の後胴13の外周部
には既設トンネルの内壁面と既設セグメントSの外壁面
との間のテールボイドBに裏込め材を注入する裏込め注
入装置34が設けられている。本実施形態では、裏込め
材としては、A液として固化材(セメント系、スラグ
系)に助材(粘土鉱物)及び水の混合材、B液として急
結剤(水ガラス系)を用い、このA液とB液を別々に圧
送してテールボイドBに吐出することで、このテールボ
イドBで混合して固化させるようにしている。
【0019】そのため、この裏込め注入装置34にて、
図1乃至図3に示すように、後胴13の板厚内に掘進方
向に沿った注入通路35,36が周方向にほぼ均等間隔
で複数形成されている。そして、一方の注入通路35は
基端部が連結管37を介して前胴12に延出され、開閉
操作弁38、送出ポンプ39、A液貯溜タンク40が連
結され、他方の注入通路36の基端部が連結管41を介
して前胴12に延出され、開閉操作弁42、送出ポンプ
43、B液貯溜タンク44が連結されている。また、各
注入通路35,36の先端部は後胴13の後端面に開口
し、テールボイドBに連通している。
【0020】なお、後胴13の後端部の内周面には周方
向に沿ってテールシール(ブラシシール)45が装着さ
れ、既設セグメントSの外周面に摺接して掘削機本体1
1内への泥水や泥土の浸入を防止しており、その後方で
あって、既設トンネルの内壁面と既設セグメントSの外
壁面との間の空間部がテールボイドBであり、このテー
ルボイドBに裏込め注入装置34の注入通路35,36
の先端部が開口している。
【0021】従って、開閉操作弁38を開放して送出ポ
ンプ39を駆動することで、A液貯溜タンク40内のA
液を注入通路35を通してテールボイドBに注入するこ
とができる一方、開閉操作弁42を開放して送出ポンプ
43を駆動することで、B液貯溜タンク44内のB液を
注入通路36を通してテールボイドBに注入することが
できる。この場合、開閉操作弁38,42の開度あるい
は送出ポンプ39,43の出力を調整し、A液とB液の
混合割合を所定の混合比に調整することで、A液とB液
をテールボイドB内で適正に割合して急速にゲル化させ
て固化し、地山の緩みや沈下を防止して既設セグメント
を早期に安定させることができる。
【0022】ここで、このように構成された本実施形態
のトンネル掘削機によるトンネル掘削作業について説明
する。
【0023】まず、カッタ旋回モータ21によりカッタ
ヘッド17を回転させながら、複数のシールドジャッキ
28を伸長してスプレッダ29を既設セグメントSへ押
し付け、その反力によって掘削機本体11を前進させ
る。すると、カッタヘッド17のカッタビット19が前
方の地盤を掘削し、掘削土砂がチャンバ24内に取り込
まれ、送泥管25から供給された送水とアジテータ27
により混合され、排泥管26によって外部に排出され
る。次に、エレクタ装置33では、既設トンネル内に搬
入されたセグメントSを把持してトンネル内壁面に沿っ
て移動し、把持したセグメントSを所定の位置に固定
し、リング状に組み立てていく。
【0024】このエレクタ装置33によるセグメントS
の組立に並行して、裏込め注入装置34では、各注入通
路35,36の先端開口から裏込め材としてのA液とB
液を吐出し、このA液とB液をテールボイドで混合して
充填する。従って、テールボイドに充填された裏込め材
(A液とB液)が早期に固化することで、地山の緩みや
沈下が防止されて既設セグメントSを早期に安定させる
ことができる。この場合、A液とB液は混合することで
固化するものであるため、各液が対応する注入通路3
5,36内に残存したとしても、この注入通路35,3
6内で直ちに固化して閉塞させてしまうことはない。そ
のため、洗浄作業等がほとんど不要となり、この洗浄作
業のために作業工数を低減して作業能率を向上すること
ができると共に作業コストを減少することができる。ま
た、各液は単独で固化することはなく通路径を大きくす
る必要がないため、注入通路35,36を掘削機本体1
1の板厚内に形成することができ、掘削機本体11の外
周部に突出部を形成する必要がなくなって掘削機本体1
1の推進力を適正に確保することができる。
【0025】このように本実施形態のトンネル掘削機に
あっては、裏込め注入装置34にて、後胴13の板厚内
に掘進方向に沿った注入通路35,36を周方向にほぼ
均等間隔で複数形成し、各注入通路35,36の基端部
に連結管37,41を介して開閉操作弁38,42、送
出ポンプ39,43、貯溜タンク40,44を連結する
一方、先端部を後胴13の後端面に開口してテールボイ
ドBに連通している。
【0026】従って、各注入通路35,36により裏込
め材としてのA液とB液を別々に吐出し、このA液とB
液をテールボイドで混合することで、テールボイドに充
填された裏込め材(A液とB液)が早期に固化すること
で、地山の緩みや沈下を防止して既設セグメントSを早
期に安定させることができる。そして、このA液とB液
は単独で固化しないため、各液が注入通路35,36に
残存して固化して閉塞させてしまうことはなく、洗浄作
業等を不要として作業能率を向上すると共に作業コスト
を減少することができる。また、各注入通路35,36
を掘削機本体11の板厚内に形成して後端面に開口する
ことで、掘削機本体11の外周部に突出部を形成する必
要がなくなり、掘削機本体11は適正な推進力で掘進
し、確実にトンネルを構築することができる。
【0027】なお、上述の実施形態の裏込め注入装置3
4にて、後胴13の板厚内に注入通路35,36を周方
向にほぼ均等間隔で複数形成したが、この注入通路3
5,36の配置はこれに限定されるものではない。図4
に本発明の第2実施形態に係るトンネル掘削機にて裏込
め注入開口の形成位置を表すトンネル掘削機の背面視を
示す。なお、前述した実施形態で説明したものと同様の
機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明
は省略する。
【0028】本実施形態では、A液のための注入通路3
5とB液のための注入通路36を接近して形成し、これ
を一組として後胴13の板厚内に周方向にほぼ均等間隔
で複数組形成されている。従って、A液を注入通路35
を通してテールボイドBに注入すると共に、B液を注入
通路36を通してテールボイドBに注入することで、A
液とB液を所定の混合割合で早期に混合することがで
き、テールボイドB内でのA液とB液のゲル化を促進し
て早期に固化し、地山の緩みや沈下を確実に防止して既
設セグメントを早期に安定させることができる。
【0029】また、2種類の注入通路35,36及びそ
の開口を、掘削機本体11の全周に複数均等間隔で形成
したが、掘削機本体11の一部(例えば、上部)のみに
設けてもよく、均等間隔でなくてもよく、更に、2種類
の注入通路35,36を交互に配置しなくてもよい。
【0030】そして、本発明のトンネル掘削機は、シー
ルド掘削機やトンネルボーリングマシンに適用すること
ができる。
【0031】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明のトンネル掘削機によれば、筒状
の掘削機本体を推進ジャッキにより前進可能とし、掘削
機本体の前部に駆動回転可能なカッタヘッドを装着する
と共に、既設トンネルの壁面に沿って覆工部材をリング
状に組立てるエレクタ装置と、掘削機本体側からトンネ
ル内壁面と既設の覆工部材の外壁面との空間部に裏込め
材を注入する裏込め注入装置を設け、裏込め材としての
固化材並びに急結剤を注入する2種類の注入通路を掘削
機本体の後端部に開口したので、各注入通路により固化
材と急結剤を別々に吐出してテールボイドで混合するこ
とで、テールボイドに充填された裏込め材が早期に固化
することで、地山の緩みや沈下を防止して既設セグメン
トを早期に安定させることができ、また、この固化材並
びに急結剤は単独で固化しないため、各液が注入通路に
残存しても固化して閉塞させてしまうことはなく、洗浄
作業等を不要として作業能率を向上すると共に作業コス
トを減少することができ、その結果、トンネル工事の効
率化を図ることができる。
【0032】請求項2の発明のトンネル掘削機によれ
ば、2種類の注入通路を掘削機本体の板厚内に形成して
後端面に開口したので、掘削機本体の外周部に突出部を
形成する必要がなくなり、掘削機本体は適正な推進力で
掘進し、確実にトンネルを構築することができる。
【0033】請求項3の発明のトンネル掘削機によれ
ば、掘削機本体の後端部に開口した2種類の注入通路の
開口部を、掘削機本体の周方向に沿ってほぼ等間隔で交
互に設けたので、固化材と急結剤をテールボイドに均等
に注入することで、両液が適正に混合することとなり、
テールボイド内で裏込め材を確実に固化して地山の緩み
や沈下を防止することができる。
【0034】請求項4の発明のトンネル掘削機によれ
ば、掘削機本体の後端部に開口した2種類の注入通路の
開口部を、一組の注入通路を掘削機本体の周方向に沿っ
てほぼ等間隔で設けたので、固化材と急結剤をテールボ
イドで早期に混合することができ、テールボイド内での
裏込め材のゲル化を促進して早期に固化し、地山の緩み
や沈下を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るトンネル掘削機の
概略断面図である。
【図2】裏込め注入開口の形成位置を表すトンネル掘削
機の背面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るトンネル掘削機に
て裏込め注入開口の形成位置を表すトンネル掘削機の背
面図である。
【符号の説明】
11 掘削機本体 17 カッタヘッド 21 カッタ旋回モータ 28 シールドジャッキ(推進ジャッキ) 33 エレクタ装置 34 裏込め注入装置 35,36 注入通路 37,41 連結管 38,42 開閉操作弁 39,43 送出ポンプ 40,44 貯溜タンク S セグメント B テールボイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 繁 修二 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 Fターム(参考) 2D055 JA02 JA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の掘削機本体と、該掘削機本体を前
    進させる推進ジャッキと、前記掘削機本体の前部に駆動
    回転可能に装着されたカッタヘッドと、トンネル内壁面
    に沿って覆工部材をリング状に組立てるエレクタ装置
    と、前記掘削機本体側からトンネル内壁面と既設の覆工
    部材の外壁面との空間部に裏込め材を注入する裏込め注
    入装置とを具え、該裏込め注入装置は、前記裏込め材と
    しての固化材並びに急結剤を注入する2種類の注入通路
    を有し、該2種類の注入通路が前記掘削機本体の後端部
    に開口したことを特徴とするトンネル掘削機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトンネル掘削機におい
    て、前記2種類の注入通路は、前記掘削機本体の板厚内
    に形成され、記掘削機本体の後端面に開口したことを特
    徴とするトンネル掘削機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のトンネル掘削機におい
    て、前記掘削機本体の後端部に開口した前記2種類の注
    入通路の開口部は、該掘削機本体の周方向に沿ってほぼ
    等間隔で交互に設けられたことを特徴とするトンネル掘
    削機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のトンネル掘削機におい
    て、前記掘削機本体の後端部に開口した前記2種類の注
    入通路の開口部は、一組の注入通路が該掘削機本体の周
    方向に沿ってほぼ等間隔で設けられたことを特徴とする
    トンネル掘削機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008501934A (ja) * 2004-05-10 2008-01-24 ザ エアロスペース コーポレーション 分離可能な操作モジュールおよび流体保持モジュールを有するマイクロ流体装置
JP2012087583A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Alpha Civil Engineering:Kk 滑材注入装置
JP2018028243A (ja) * 2016-08-19 2018-02-22 株式会社タック 裏込め材注入装置

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