JP2003274798A - ルア− - Google Patents

ルア−

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JP2003274798A
JP2003274798A JP2002088584A JP2002088584A JP2003274798A JP 2003274798 A JP2003274798 A JP 2003274798A JP 2002088584 A JP2002088584 A JP 2002088584A JP 2002088584 A JP2002088584 A JP 2002088584A JP 2003274798 A JP2003274798 A JP 2003274798A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重錘体の転がり音や衝突音の発生しない
ルア−を提供すること。 【解決手段】 ルア−は外殻体がABS、ポリカ−ボネ
−ト等の合成樹脂製で内部が中空となるように左右対称
のルア−本体1が接合されて形成され、下側の肉厚部1
bと後端の肉厚部1cに金属や合成樹脂製の線材6の両
端が埋設されてルア−本体1内部の前後方向に架設され
て線材6には重錘体7が前後方向に移動自在に遊嵌保持
され、重錘体7の材料は鉄、銅、鉛、タングステンやこ
れら合金などの金属やこれらの金属を混入した合成樹脂
など比重7以上のものが好ましい。重錘体7の形状は軸
部7aの後方に周囲に向けて突出する突片7bが形成さ
れ、軸部7aの中心に貫通孔7cが穿設されている。ル
ア−本体1の肉厚部1bより後側に上下方向の薄肉から
なる仕切り板状の突出部1dが形成されて後面の透孔1
e周囲に板状の磁石8が固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に重錘体を移
動自在に収容し遠投が可能であると共に、重錘体の移動
音や衝突音を改良したルア−に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からルア−本体内に設けた重りが前
後に移動し、投入時に大きな飛距離を稼げるルア−が使
用されている。これらのルア−は、例えば、実公平3−
15021号公報にはルア−本体内前後方向に設けた通
路内を球状の重りが転がりながら移動し、重りは通路前
端の磁石で保持されるルア−が紹介されている。しか
し、この様なルア−は、重りが移動するときに転がり音
が発生するため魚を警戒させてしまうことがある。
【0003】また、特開2001−299150号公報
のようにルア−本体内に前後方向に設けた線材に重りを
遊嵌させ、この線材に沿って重りを前後移動自在にした
ルア−が紹介されている。さらにこのルア−は重りが前
方に移動したとき前方の内部壁に設けた磁石に保持され
るようになっている。この様なルア−においては重りが
線材に沿って移動するため移動時にあまり音が発生せ
ず、魚を警戒させることがない。しかし、線材に沿って
重りが移動した後に前方の内部壁に正面から衝突するた
め、衝突音が発生し、この時の衝突音により魚を警戒さ
せるおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、重りが移動するときに転がり音が発生するため魚
を警戒させてしまうことや、線材に沿って重りが移動し
た後に前方の内部壁に正面から衝突するため、衝突音が
発生し、この時の衝突音により魚を警戒させるおそれが
あることである。
【0005】本発明の目的は前記欠点に鑑み、重錘体の
転がり音や衝突音の発生しないルア−を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係わる本発明は、ルア−内部に設けた空
間部に前後方向へ線材を配して該線材に重錘体を遊嵌保
持したルア−において、前記重錘体の後方側に周囲に向
けて突出する突片を設け、前記重錘体がルア−本体の前
端側に位置したとき、前記突片が、ルア−本体内の突出
部に当接して前記重錘体の前端がルア−本体に当接しな
いことを要旨とするものである。請求項2に係わる本発
明は、重錘体の突片は、ルア−本体内に設けた突出部と
磁着可能とすることを要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、重錘体
7、7′が線材6に沿って移動するため移動時の音の発
生が防止されると共に重錘体7、7′がルア−本体1内
の前端側に移動したときも重錘体7、7′の正面でな
く、後方周囲の突片7bで広く突出部1dに当接し、又
は、突出部1dがルア−本体1の外殻1gより薄肉で衝
撃を吸収するため衝突音が小さくなり魚を警戒させるこ
とがない。請求項2の本発明により、重錘体7、7′の
突片7bは、ルア−本体1内に設けた突出部1dに固定
した磁石8、10に磁着可能としたので、ルア−本体1
の動きに合わせて前後方向にふらつくことがなく、ふら
つきによる衝突音が防止できる。
【0008】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1は第1実施例で、図1はルア−本体の内側の
側面図である。
【0009】ルア−は外殻体がABS、ポリカ−ボネ−
ト等の合成樹脂製で内部が中空となるように左右対称の
外殻を有するルア−本体1が接合されて形成されてい
る。ルア−本体1の前端と下側と後端には夫々肉厚部1
a、1b、1cが形成されている。前端の肉厚部1aに
はリング状の釣り糸の止着部2が設けられ直接又はスナ
ップ等を介して釣り糸が止着可能になっている。下側の
肉厚部1bと後端の肉厚部1cには夫々リング状の釣り
針止着部3、3が設けられ接続リング4、4を介して釣
り針5、5が止着されている。下側の肉厚部1bと後端
の肉厚部1cに金属や合成樹脂製の線材6の両端が埋設
されてルア−本体1内部の前後方向に架設されている。
線材6には重錘体7が線材6に沿ってルア−本体1の前
後方向に移動自在に遊嵌保持されている。
【0010】重錘体7の材料は鉄、銅、鉛、タングステ
ンやこれら合金などの金属やこれらの金属を混入した合
成樹脂など比重7以上のものが好ましい。重錘体7の形
状は軸部7aの後方に周囲に向けて突出する突片7bが
形成され、軸部7aの中心に貫通孔7cが穿設されてい
る。ルア−本体1の肉厚部1bより後側に上下方向に、
ルア−本体1の外殻1gより薄肉な仕切り板状の突出部
1dが形成されている。突出部1dに重錘体7の軸部7
aが挿通可能な透孔1eが穿設されている。突出部1d
の後面の透孔1e周囲に板状の磁石8が固定されてい
る。板状の磁石8は重錘体7又はルア−本体1を構成す
る合成樹脂より柔らかい合成樹脂、ゴム等の磁石として
衝突音をより小さくしてもよい。重錘体7が磁性材の時
は、突片7bが磁石8に直接磁着される。
【0011】ルア−を投入する時は、竿先にルア−本体
1の前端を上方にして垂下させ、重錘体7は自重で線材
6に沿って落下し、重錘体7はルア−本体1内の後端側
に位置し、この状態でルア−を投入すると、ルア−の飛
距離がでる。着水後、ルア−を動かすと、水の抵抗で前
方が下方を向き重錘体7は線材6に沿ってルア−本体1
内の前方側に移動する。この時重錘体7前端がルア−本
体1の下側の肉厚部1bに当接しない状態で突片7bが
突出部1dに当接される。この突出部1dには磁石8が
固定されているから、突片7bが磁着される。この状態
でルア−を動かすと、重錘体7が保持されてこれ以上後
方へ移動しない。また、竿先にルア−を垂下させキャス
ティングの準備にはいると突出部1dへの磁着が解除
し、重錘体7はともにルア−後方側へ落下する。
【0012】尚、例えば2点鎖線のように球状のゴム又
は合成樹脂の緩衝部材9を線材6に遊嵌させ、衝突音を
小さくする等線材6の各所に緩衝部材を設けてもよい。
重錘体7の突片7bと磁石8が磁着した状態で重錘体7
が緩衝部材9に当接している。緩衝部材9はなくともよ
い。
【0013】前記のようにルア−が構成されると、重錘
体7が線材6に沿って移動するため移動時の音の発生が
防止されると共に重錘体7がルア−本体1内の前端側に
移動したときも重錘体7の正面でなく、後方周囲の突片
7bで広く突出部1dに当接し、又は、突出部1dがル
ア−本体1の外殻1gより薄肉で衝撃を吸収するため衝
突音が小さくなり魚を警戒させることがない。重錘体7
の突片7bは、ルア−本体1内に設けた突出部1dに固
定した磁石8に磁着可能としたので、ルア−本体1の動
きに合わせて前後方向にふらつくことがなく、ふらつき
による衝突音が防止できる。
【0014】図2は第2実施例で、図2はルア−本体の
内側の側面図である。
【0015】第2実施例では、ルア−本体1内の上下方
向に薄肉からなる仕切り板状の突出部1dが形成されて
いる。突出部1dに重錘体7′の軸部7aが挿通可能な
透孔1eが穿設されている。突出部1dの前面の透孔1
e周囲に凹部1fが形成されて凹部1f内に板状の磁石
10が埋設固定されている。重錘体7′は非磁性材で形
成されて突片7bの前側の軸部7a外周に板状の磁石ま
たは磁性体11が固定され、磁石11は重錘体7′又は
ルア−本体1を構成する合成樹脂より柔らかい合成樹
脂、ゴム等のゴム磁石としてもよい。重錘体7′を磁性
材で形成した時は磁石11を省略してもよい。他の構成
は前記第1実施例と略同一である。
【0016】前記説明では、突出部1dの後面に板状の
磁石8が固定されたり、突出部1dの前面の凹部1f内
に板状の磁石10が埋設固定されたが、他の構造で磁石
を取り付けてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】請求項1により、重錘体が線材に沿って移
動するため移動時の音の発生が防止されると共に重錘体
がルア−本体内の前端側に移動したときも重錘体の正面
でなく、後方周囲の突片で広く突出部に当接し、又は、
突出部がルア−本体の外殻より薄肉で衝撃を吸収するた
め衝突音が小さくなり魚を警戒させることがない。請求
項2の本発明により、重錘体の突片は、ルア−本体内に
設けた突出部に固定した磁石に磁着可能としたので、ル
ア−本体の動きに合わせて前後方向にふらつくことがな
く、ふらつきによる衝突音が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、ルア−本体の内側の側面図であ
る。
【図2】第2実施例で、ルア−本体の内側の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ルア−本体 1d 突出部 6 線材 7、7′ 重錘体 7b 突片 8、10、11 磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルア−内部に設けた空間部に前後方向へ線
    材を配して該線材に重錘体を遊嵌保持したルア−におい
    て、前記重錘体の後方側に周囲に向けて突出する突片を
    設け、前記重錘体がルア−本体の前端側に位置したと
    き、前記突片が、ルア−本体内の突出部に当接して前記
    重錘体の前端がルア−本体に当接しないことを特徴とす
    るルア−。
  2. 【請求項2】重錘体の突片は、ルア−本体内に設けた突
    出部と磁着可能とすることを特徴とする請求項1記載の
    ルア−。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008253205A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Basudei Kk ルアー
JP2016082907A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 メガバス株式会社 釣り用ルアー
JP2021126099A (ja) * 2020-02-17 2021-09-02 株式会社タックルハウス ルアー
US11197469B2 (en) * 2017-07-03 2021-12-14 Duel Co., Inc. Lure

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