JP2004222522A - ルアー - Google Patents

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Abstract

【課題】リーリング時に、ルアーのやや激しい動きがあっても、容易にウエイトが離間しないようにして、バランスを失してその泳ぎに悪影響を生じてしまう事態を防止し、擬似魚の機能向上を図る。
【解決手段】前端側に釣糸が結束される非磁着性の本体10と、本体10内で前後方向に移動可能な磁着性の複数の第1ウエイト20と、第1ウエイト20を移動可能にガイドする第1移動径路部30と、第1ウエイト20を前端30aで磁着保持する第1保持手段35と、本体10内で前後方向に移動可能な磁着性の第2ウエイト40と、第2ウエイト40を移動可能にガイドする第2移動径路部50と、第2ウエイト40を前端50aで磁着保持する第2保持手段56とを備え、上記隣接する複数の第1ウエイト20間に該ウエイト20を磁着可能で該ウエイト20と共に移動可能な可動マグネット21を介装した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣りに用いられるルアーに係り、特に、重心を移動させることができるルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のルアーとしては例えば特許文献1に掲載されたものが知られている。
これは、図6に示すように、前端側に釣糸が結束される樹脂などで中空形成された非磁着性の擬似魚状本体1と、本体1内で移動可能な磁着性で球状の2つの第1ウエイト2と、この第1ウエイト2を本体1内下側で本体1の長手方向に沿って移動可能にガイドする第1移動径路部3と、本体1内で移動可能なマグネットからなる球状の第2ウエイト4と、この第2ウエイト4を本体1内の第1移動径路部3の前側において第1ウエイト2と交差する方向に移動可能にガイドする後方上方へ傾斜した第2移動径路部5とを備え、この第1及び第2ウエイト2,4の移動により重心を移動させることができるようにしている。また、第1及び第2移動径路部3,5の前端には、山形の金属製基板6が設けられ、この前端位置において基板6を介してマグネットからなる第2ウエイト4が第1ウエイト2を磁着保持する。
【0003】
そして、このルアーを用いて釣りを行なう際、ルアーのキャスティング時には、第1及び第2ウエイト2,4が後端へ移動し、重心が後端側へ移動するので遠投性とコントロール性が向上させられる。一方、リーリング時には、第1及び第2ウエイト2,4が磁力により前端に移動して互いに磁着し、重心が中央に位置するようになるので、擬似魚状のルアーが泳ぐような姿勢をとるようになる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−299154号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のルアーにあっては、リーリング時に、例えば、ルアーが水の流れの速いところに急に入ったとき、あるいは、釣りの技術上竿を微妙に振動させてルアーを動かすことを行なう際など、ルアーのやや激しい動きがあったときに、第1及び第2ウエイト2,4は第2ウエイト4の磁力により磁着し合っているだけなので、磁力が必ずしも十分ではなく、そのため、ウエイト2,4が離れ易く、特に、複数ある第1ウエイト2においては、後側の第1ウエイト2が前側の第1ウエイト2から離れ易く、離れた場合には、ルアーがバランスを失してその泳ぎに悪影響を生じてしまうことがあり、擬似魚の機能を十分発揮させることが不十分になることがあるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、リーリング時に、ルアーのやや激しい動きがあっても、容易にウエイトが離間しないようにして、バランスを失してその泳ぎに悪影響を生じてしまう事態を防止し、擬似魚の機能向上を図ったルアーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明のルアーは、前端側に釣糸が結束される非磁着性の本体と、該本体内で前後方向に移動可能な磁着性の複数のウエイトと、上記本体内に形成され上記各ウエイトを移動可能にガイドする移動径路部と、上記各ウエイトを上記移動径路部の前端で磁着保持する保持手段とを備え、上記ウエイトの移動により重心を移動させることができるルアーにおいて、上記隣接するウエイト間に該ウエイトを磁着可能で該ウエイトと共に移動可能な可動マグネットを介装した構成としている。
【0008】
これにより、釣竿を操作してルアーをキャスティングすると、ウエイト及び可動マグネットに急激な遠心力が加わり、保持手段の保持が解除されてウエイト及び可動マグネットは、後方へ移動し、移動径路部の後端に衝止し、これにより、ルアーは遠方へ飛行していく。
次に、ルアーが着水すると、保持手段により、ウエイト及び可動マグネットが、移動径路部の前端に保持される。これにより、重心が本体の中央に位置するようになるので、ルアーが水中で略水平状態となり、ルアーが泳ぐような姿勢をとり、リーリングが行われる。
【0009】
この場合、リーリング時において、ルアーが水の流れの速いところに急に入ったとき、あるいは、釣りの技術上竿を微妙に振動させてルアーを動かすことを行なう際など、ルアーの動きが多少激しくなるようなことがあっても、可動マグネットの介在によりウエイトを繋ぎ止める磁力が弱められることがなく、そのため、容易に、ウエイトが離間して移動することが防止され、バランスを失してルアーの泳ぎに悪影響を生じてしまう事態を防止することができ、擬似魚の機能を十分発揮させることができる。
【0010】
また、必要に応じ、上記可動マグネットをウエイトの移動方向に磁極を有し移動径路部を摺動する形状に形成した構成としている。可動マグネットは摺動しかしないので、転動によるがたつき、所謂暴れが少なくて済み、そのため、飛行初期あるいは、着水初期のルアーの姿勢の安定化を図ることができる。
【0011】
更に、必要に応じ、上記移動径路を筒状の壁体で構成し、該壁体から該移動径路部内のウエイト及び可動マグネットをガイドする複数の凸条を該ウエイト及び可動マグネットの移動方向に沿って突設した構成としている。各ウエイト及び可動マグネットの壁体への接触面積が少なくなることから、移動抵抗が少なくなり、そのため、各ウエイト及び可動マグネットの移動が円滑に行なわれ、応答性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係るルアーについて詳細に説明する。
図1乃至図3に示すように、実施の形態に係るルアーLは、前端側に釣糸(図示せず)が結束される非磁着性の本体10を備えている。本体10は、例えば、合成樹脂等で外形が擬似魚状に中空成形されている。本体10の下縁は略直線状に形成され上縁は弧状に形成されている。11は本体10の前端に一体に設けられたリップ、12はリップ11に設けられ釣糸が結束されるリング状の釣糸結束部、13は本体10の下側の適宜の位置に設けられ釣針(図示せず)が係止されるリング状の前側釣針係止部、14は本体10の後端部に設けられ釣針が係止されるリング状の後側釣針係止部である。
【0013】
この本体10内には、本体10内で前後方向に移動可能な磁着性の第1ウエイト20が設けられ、この第1ウエイト20を移動可能にガイドする第1移動径路部30が形成されている。
第1ウエイト20は、第1移動径路部30を転動する例えば鋼球等の球体で形成されており、複数(実施の形態では2個)設けられている。また、隣接する第1ウエイト20間には、第1ウエイト20を磁着可能でこの第1ウエイト20と共に移動可能な可動マグネット21が介装されている。この可動マグネット21は、第1ウエイト20の移動方向に磁極を有し移動径路部を摺動する円柱形状に形成されている。
【0014】
第1移動径路部30は、本体10の下縁に沿って筒状の壁体31で直線状に形成されている。筒状の壁体31は、本体10の外側下側を構成する部分32と、本体10の中空内部に形成された区画壁33とで構成されている。第1移動径路部30の前端30aは前側釣針係止部13の直後に位置させられ、後端30bは後側釣針係止部14の前位に位置させられている。また、壁体31の左右から第1移動径路部30内の第1ウエイト20及び可動マグネット21をガイドする複数(実施の形態では2つ)の凸条34が第1ウエイト20の移動方向に沿い互いに対向して突設されている。
【0015】
更に、本体10内には、第1ウエイト20を上記第1移動径路部30の前端で磁着保持する第1保持手段35が設けられている。第1保持手段35は、第1移動径路部30の前端30aに固着され第1ウエイト20を磁着するマグネットで構成されている。このため、第1保持手段35をマグネットにしたので、第1ウエイト20をマグネット以外のもので形成できることから、マグネットは比較的軽いことに起因してウエイト自体をマグネットにした場合には重さの確保が難しかったが、それだけ、重さを容易に確保できる。
【0016】
また、本体10内には、本体10内で前後方向に移動可能な磁着性の第2ウエイト40が設けられ、この第2ウエイト40を移動可能にガイドする第2移動径路部50が形成されている。
第2ウエイト40は、第2移動径路部50を転動する例えば鋼球等の1個の球体で形成されている。
【0017】
第2移動径路部50は、筒状の壁体51で形成され、その後端50b側が第1移動径路部30の後端30b側と互いに平行になるように第1移動径路部30の上側に隣接して設けられている。即ち、第1及び第2移動径路部30,50の後端30b,50b側の壁体31,51は互いに平行なウエイトの転動面を形成している。筒状の壁体51は、本体10の外側両側部を構成する部分52と、本体10の中空内部に形成された上下の区画壁53,54とで構成されている。第2移動径路部50の下側の区画壁54の内、後端50b側は、隣接した第1移動径路部30を形成する壁体31の区画壁33と共用されている。そのため、壁体33(54)を共用している分、スペースの小さい本体10内に、容易に2つの移動径路部30,50を収容できる。また、このことにより、ルアーLをコンパクトに形成でき、設計上の自由度が大きくなるという利点がある。
【0018】
また、第2移動径路部50の前端50aは、第1移動径路部30の前端30a前方で本体10の前端の後位に位置させられるとともに、第1移動径路部30の延長線上に位置させられている。第2移動径路部50の後端50bは第1移動径路部30の後端30bより前位に位置させられている。そして、第2移動径路部50の前端50a側から後端50b側に掛けての中間部は上側後方に向けて傾斜形成されている。
更に、壁体51の左右から第2移動径路部50内の第2ウエイト40をガイドする複数(実施の形態では2つ)の凸条55が第2ウエイト40の移動方向に沿い互いに対向して突設されている。
【0019】
更にまた、本体10内には、第2ウエイト40を第2移動径路部50の前端50aで磁着保持する第2保持手段56が設けられている。第2保持手段56は、第2移動径路部50の前端50aに固着され第2ウエイト40を磁着するマグネットで構成されている。このため、第2保持手段56をマグネットにしたので、第2ウエイト40をマグネット以外のもので形成できることから、マグネットは比較的軽いことに起因してウエイト自体をマグネットにした場合には重さの確保が難しかったが、それだけ、重さを容易に確保できる。
【0020】
従って、この実施の形態に係るルアーLを用いて釣りを行なうときは以下のようになる。
先ず、釣竿(図示せず)を操作してルアーLをキャストする。このとき、図3に示すように、第1ウエイト20,可動マグネット21及び第2ウエイト40に急激な遠心力が加わり、第1及び第2保持手段35,56のマグネットから第1及び第2ウエイト20,40が離間して、第1ウエイト20,可動マグネット21及び第2ウエイト40は、後方へ移動し、第1及び第2移動径路部30,50の後端30b,50bに衝止する。この場合、第1及び第2移動径路部30,50の壁体31,51から各ウエイト20,40をガイドする複数の凸条34,55が突設されているので、各ウエイト20,40の壁体31,51への接触面積が少なくなることから、移動抵抗が少なくなり、そのため、移動が円滑に行なわれ、応答性が向上させられる。
【0021】
また、この第1ウエイト20,可動マグネット21及び第2ウエイト40の後方への移動の際には、第1及び第2ウエイト20,40は転動あるいは摺動するが、第1ウエイト20間にある可動マグネット21は、円柱状で摺動しかしないので、転動によるがたつき、所謂暴れが少なくて済み、そのため、飛行初期のルアーLの姿勢の安定化が図られる。
【0022】
このように、第1ウエイト20,可動マグネット21及び第2ウエイト40が第1及び第2移動径路部30,50の後端30b,50bに衝止することで、ルアーLは遠方へ飛行していく。この場合、第1及び第2移動径路部30,50の後端30b,50b側は互いに平行になっているので、各ウエイト20,40や可動マグネット21に生じる力の方向が同じ方向を向くことになり、従来のように移動径路部が交差しウエイトに方向の異なる分力が生じるものに比較して、飛行の直進性が向上させられ、飛行距離が大幅に伸びるようになる。また、各ウエイト20,40や可動マグネット21に生じる力の方向が同じ方向を向くことになるので、所謂バタつく等の現象が生じにくく、飛行の安定性が向上させられる。
【0023】
次に、ルアーLが着水すると、第1及び第2保持手段35,56のマグネットの磁力により、第1ウエイト20,可動マグネット21及び第2ウエイト40が、マグネット側に引っ張られ、第1及び第2移動径路部30,50の前端30a,50aに磁着させられる。この場合も、第1及び第2移動径路部30,50の壁体31,51から各ウエイト20,40をガイドする複数の凸条34,55が突設されているので、各ウエイト20,40の壁体31,51への接触面積が少なくなることから、移動抵抗が少なくなり、そのため、移動が円滑に行なわれ、応答性が向上させられる。これにより、重心が本体10の中央に位置するようになるので、ルアーLが水中で略水平状態となり、ルアーLが泳ぐような姿勢をとり、リーリングが行われる。
【0024】
また、この第1ウエイト20,可動マグネット21及び第2ウエイト40の前方への移動の際には、第1及び第2ウエイト20,40は転動あるいは摺動するが、第1ウエイト20間にある可動マグネット21は、円柱状で摺動しかしないので、転動によるがたつき、所謂暴れが少なくて済み、そのため、水中初期でのルアーLの姿勢の安定化が図られる。
【0025】
このリーリング時においては、第2移動径路部50の前端50aを第1移動径路部30の前端30a前方で第1移動径路部30の延長線上に位置させたので、第1及び第2ウエイト20,40が同位で一直線上に分布することになり、バランスをとり易くなる。そのため、擬似魚が泳ぐ状態を確実に保持できるようになる。
【0026】
また、このリーリング時においては、ルアーLが水の流れの速いところに急に入ったとき、あるいは、釣りの技術上竿を微妙に振動させてルアーLを動かすことを行なう際など、ルアーLの動きによって、特に、複数ある第1ウエイト20においては、後側の第1ウエイト20が前側の第1ウエイト20から離れようとするが、第1ウエイト20間には可動マグネット21が介装されているので、磁力が弱められることがなく、そのため、容易に、前側の第1ウエイト20から後側の第1ウエイト20が離間して移動しにくく、そのため、バランスを失してルアーLの泳ぎに悪影響を生じてしまう事態が防止され、擬似魚の機能を十分発揮させることができる。
【0027】
図4には、本発明の別の実施の形態に係るルアーLを示している。これは上記と異なって、第1及び第2移動径路部30,50が全長に亘って互いに平行に設けられている。また、第1移動径路部30においては、第1ウエイト20が3個設けられており、その内、後端側の2つの第1ウエイト20間に可動マグネット21が介装されている。一方、第2移動径路部50においても、第2ウエイト40が2個設けられており、2つの第2ウエイト40間に可動マグネット41が介装されている。作用,効果は上記と同様である。
【0028】
図5には、本発明のまた別の実施の形態に係るルアーLを示している。これは上記と異なって、第2移動径路部がなく、1つの移動径路部30が設けられている。移動径路部30においては、ウエイト20が2個設けられており、各ウエイト20間に可動マグネット21が介装されている。また、移動径路部30の前側には、固定ウエイト60が設けられている。作用,効果は上記と同様である。
【0029】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。特に、第1及び第2移動径路部30,50の長さや直線性については上述したものに限定されるものではなく、適宜変更して差支えない。要するに、少なくとも後端側が互いに平行になっていればどのように形成しても良い。また、上記実施の形態において、第1及び第2移動径路部30,50を長手方向を軸にして180度回転して、上側に第1移動径路部30、下側に第2移動径路部50が位置するように設けても良く、適宜変更して差支えない。
【0030】
更に、第1及び第2ウエイト20,40の各々の数量は適宜に定めて良い。また、可動マグネットの数も、設けるウエイトの数や大きさに合わせてその数や配置位置を適宜に設定してよいことは勿論である。尚また、上記実施の形態では、保持手段をマグネットで構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、ウエイトをマグネットで形成し、保持手段を移動径路部の前端に設けられる磁着性の金属板で構成しても良く適宜変更して差支えない。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のルアーによれば、リーリング時において、ルアーが水の流れの速いところに急に入ったとき、あるいは、釣りの技術上竿を微妙に振動させてルアーを動かすことを行なう際など、ルアーの動きが多少激しくなるようなことがあっても、可動マグネットの介在によりウエイトを繋ぎ止める磁力が弱められることがなく、そのため、容易に、ウエイトが離間して移動することが防止され、バランスを失してルアーの泳ぎに悪影響を生じてしまう事態を防止することができ、擬似魚の機能を十分発揮させることができる。
【0032】
そして、可動マグネットをウエイトの移動方向に磁極を有し移動径路部を摺動する形状に形成した場合には、可動マグネットは摺動しかしないので、転動によるがたつき、所謂暴れが少なくて済み、そのため、飛行初期あるいは、着水初期のルアーの姿勢の安定化を図ることができる。
【0033】
また、移動径路を構成する壁体から移動径路部内のウエイト及び可動マグネットをガイドする複数の凸条をこのウエイト及び可動マグネットの移動方向に沿って突設した場合には、各ウエイト及び可動マグネットの壁体への接触面積が少なくなることから、移動抵抗が少なくなり、そのため、各ウエイト及び可動マグネットの移動が円滑に行なわれ、応答性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るルアーをリーリング時の状態で示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るルアーを示す横断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るルアーをキャスティング時の状態で示す縦断面図である。
【図4】本発明の別の実施の形態に係るルアーをリーリング時の状態で示す縦断面図である。
【図5】本発明のまた別の実施の形態に係るルアーをリーリング時の状態で示す縦断面図である。
【図6】従来のルアーの一例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
L ルアー
10 本体
11 リップ
12 釣糸結束部
13 前側釣針係止部
14 後側釣針係止部
20 第1ウエイト
21 可動マグネット
30 第1移動径路部
30a 前端
30b 後端
31 壁体
32 本体外側下側を構成する部分
33 区画壁
34 凸条
35 第1保持手段
40 第2ウエイト
41 可動マグネット
50 第2移動径路部
50a 前端
50b 後端
51 壁体
52 本体の外側両側部を構成する部分
53,54 区画壁
55 凸条
56 第2保持手段
60 固定ウエイト

Claims (3)

  1. 前端側に釣糸が結束される非磁着性の本体と、該本体内で前後方向に移動可能な磁着性の複数のウエイトと、上記本体内に形成され上記各ウエイトを移動可能にガイドする移動径路部と、上記各ウエイトを上記移動径路部の前端で磁着保持する保持手段とを備え、上記ウエイトの移動により重心を移動させることができるルアーにおいて、
    上記隣接するウエイト間に該ウエイトを磁着可能で該ウエイトと共に移動可能な可動マグネットを介装したことを特徴とするルアー。
  2. 上記可動マグネットをウエイトの移動方向に磁極を有し移動径路部を摺動する形状に形成したことを特徴とする請求項1記載のルアー。
  3. 上記移動径路を筒状の壁体で構成し、該壁体から該移動径路部内のウエイト及び可動マグネットをガイドする複数の凸条を該ウエイト及び可動マグネットの移動方向に沿って突設したことを特徴とする請求項1または2記載のルアー。
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