JP2003273482A - 回路基板及びその製造方法及び電子装置 - Google Patents
回路基板及びその製造方法及び電子装置Info
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Abstract
る回路基板及びその製造方法及びこの回路基板を具備す
る電子装置に関し、高い生産性及び信頼性を実現するこ
とを課題とする。 【解決手段】 補強材として機能するコア層1を内設し
た回路基板において、コア層1を炭素繊維と絶縁性樹脂
4との複合構造とし、かつ炭素繊維を複数の炭素繊維が
一の方向に配設された第1の炭素繊維群2と、この一の
方向と直交するよう配設された第2の炭素繊維群3とに
より構成する。
Description
造方法及び電子装置に係り、特に半導体装置等の電子部
品が搭載される回路基板及びその製造方法、及びこの回
路基板を具備する電子装置に関する。
器の小型化,高性能化に伴い、この電子機器に搭載され
る電子素子(例えば、半導体装置)、及びこの電子素子
を実装する回路基板に対し、小型薄型化,高性能化,及
び高信頼性化が強く要求されるようになってきている。
そこで、これらの要求に対応すべく、電子素子を回路基
板に実装する実装方法として電子素子を回路基板に直接
実装する、いわゆるベアチップ実装が多用されるように
なってきている。また、電子素子の多ピン化に伴い、こ
れを搭載する回路基板も高密度化する必要が生じ、よっ
て回路基板の多層化が行われるようになっている。
コア材の片面もしくは両面に、薄膜形成技術を用いて絶
縁層と導体層を交互に積み重ねたビルトアップ方式の多
層配線基板(いわゆるビルトアップ基板)が実施されて
いる。このビルトアップ基板のコア材としては、一般に
はプリント板(例えば、ガラス-エポキシ基板)が用い
られている。
て絶縁層と導体層とを積層形成した構成であるため、微
細なパターン形成が可能である。このため、ビルトアッ
プ基板にはベアチップを直接実装すること(ベアチップ
実装)ができる。しかしながら、コア材としてプリント
基板を用いたビルトアップ基板では、半導体チップをベ
アチップ実装しようとした場合、熱膨張係数が約3.5ppm
/℃のシリコンチップを、熱膨張係数12〜20ppm/℃のビ
ルトアップ基板上に直接実装するため、アンダーフィル
を施しても両者の熱膨張の差により接続部に熱応力が発
生し、接続信頼性が低下するという問題があった。
ーフィルに用いる接着剤の弾性率を下げて応力緩和を図
る方法等も実施されている。しかしながら、チップサイ
ズの大型化が進めば、これらの方法によっても接続信頼
性を充分に確保することができなくなることは明白であ
る。そこで、ビルトアップ基板に対して更に高い接続信
頼性を確保するには、ビルトアップ基板自体の熱膨張係
数を下げることが必要不可欠となっている。
ア材として、プリント板よりも熱膨張率の小さい金属や
セラミックを用いることが行われていた。このコア材の
具体的な材料としては、金属としてはアルミニウム、
銅、ケイ素鋼、ニッケル−鉄合金、CIC(銅/インバ
ー/銅クラッド材)が一般的であり、またセラミックと
しは窒化アルミニウムが一般的であった。
ルトアップ基板のコア材として用いられていた上記材料
の殆どは、熱膨張率が半導体チップ(Si)よりも大き
く、また熱膨張率がマッチングするものはインバー、コ
バール、ケイ素鋼等の合金やCICのようなクラッド材
に限られていた。しかしながら、これらの材料は熱膨張
率がマッチングは良いものの、比重が大きく重量物にな
る。このため、回路基板が大型化しその重量が増大する
と、回路基板の搬送やハンドリング等が困難となるとい
う問題点生じる。
デン、タングステンのような比重の大きい高融点金属で
は、孔加工や薄板化が困難であり、また基板が大型かす
ると上記と同様に重量物となってしまいハンドリング性
等に問題が生じる。更に、セラミックスにしても、窒化
アルミニウムなどはSiの熱膨張に近似しているが、孔
加工は至難であり、スルーホールやビアを形成するには
コファイアで作製しなければならず、大きな基板が得ら
れなく、コストも高くなってしまう。
あり、高い生産性及び信頼性を実現できる回路基板及び
その製造方法及び電子装置を提供することを目的とす
る。
めに本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴
とするものである。
するコア層を内設した回路基板において、該コア層を、
炭素繊維を含む構成としたことを特徴とするものであ
る。
む構成としため、回路基板の熱膨張変化を小さくできる
と共に機械的強度を向上することができる。これによ
り、回路基板に変形(歪み,反り等)が発生することを
防止でき、回路基板に実装される電子部品等との接続信
頼性を向上させることができる。
載の回路基板において、前記コア層は、前記炭素繊維と
絶縁性樹脂との複合構造であることを特徴とするもので
ある。
との複合割合を調整することによりコア層の熱膨張率及
び強度の調整を行なうことが可能となる。また、炭素繊
維は絶縁性樹脂により固められるため、コア層を剛体
(板状の部材)として用いることができ、回路基板の製
造時における取り扱いを容易化できる。
有量は30〜80体積%の範囲とすることが望ましい。
たは2記載の回路基板において、前記炭素繊維は、複数
の炭素繊維が一の方向に配設された第1の炭素繊維群
と、前記一の方向と交差する方向に配設された第2の炭
素繊維群とにより構成されることを特徴とするものであ
る。
素繊維が、交差するよう異なる方向に配設された第1及
び第2の炭素繊維群により構成されるため、第1及び第
2の炭素繊維群の配設量及び交差角度により、コア層の
熱膨張率及び強度を第1及び第2の炭素繊維群の配設方
向毎に調整することが可能となる。
載の回路基板において、前記炭素繊維は、前記第1の炭
素繊維群と前記第2の炭素繊維群とが、メッシュ状、ク
ロス状、及び不織布状からなる群から選択される一の形
態とされていることを特徴とするものである。
2の炭素繊維群をメッシュ状、クロス状、または不織布
状とした構成であるため、この形態の炭素繊維は広く用
いられているものであり、よってコア層(回路基板)の
コスト低減を図ることができる。
至4のいずれか1項に記載の回路基板において、前記コ
ア層の少なくとも片側に、電気的絶縁性を有する絶縁層
と、所定のパターンで配線が形成された配線層とを形成
してなることを特徴とするものである。
線層を形成しても、回路基板全体としての熱膨張はコア
層により規制されているため反り・曲がり等の変形が発
生することはない。このため、微細化・高密度化された
電子部品であっても、高い接続信頼性を持って実装する
ことが可能となる。
ーホール電極を形成すると共に、前記配線層を前記コア
層の両面に形成し、このコア層の両面に形成された前記
配線層間を、前記スルーホール電極により接続した構成
としてもよい。
は、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニ
ルサルホン、ポリフタルアミド、ポリアミドイミド、ポ
リケトン、ポリアセタール、ポリイミド、ポリカーボネ
ート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリアリレート、ポリスルホン、ポリフェ
ニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン、テト
ラフルオロエチレン、エポキシ、及びビスマレイミド系
樹脂からなる群から選択される材料を用いることができ
る。
の製造方法は、炭素繊維と絶縁性樹脂との複合構造とさ
れたコア層を形成する工程と、該コア層を貫通する第1
の貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔が形成されたコ
ア層を、電気的絶縁性を有する樹脂で封止することによ
り絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層の前記第1の貫
通孔の形成位置と対応する位置に、第2の貫通孔を形成
する工程と、該第2の貫通孔の内壁、及び前記絶縁層の
表裏面の少なくとも一方の面に導体を形成する工程とを
有することを特徴とするものである。
との複合構造とされたコア層を形成する際に、炭素繊維
の配設の仕方や、炭素繊維と絶縁性樹脂との割合を調整
することにより、コア層の熱膨張率を調整することが可
能となる。
に絶縁層を形成し、第1の貫通孔が形成された位置と対
応する絶縁層の所定位置に第2の貫通孔を形成したこと
により、第2の貫通孔の形成処理を容易に行なうことが
でき、回路基板の製造を容易化することができる。
載の回路基板の製造方法において、更に、前記導体が形
成された前記絶縁層の面上に、絶縁層と配線層と順次ビ
ルドアップする工程を有していることを特徴とするもの
である。
たは7記載の回路基板の製造方法において、前記コア層
を形成する工程では、前記炭素繊維と前記絶縁性樹脂と
の複合割合を可変することにより熱膨張率の調整処理を
行なうことを特徴とするものである。
至8のいずれか1項に記載の回路基板の製造方法におい
て、前記コア層を形成する工程では、前記炭素繊維を第
1の炭素繊維群と第2の炭素繊維群に分け、該第1及び
第2の炭素繊維群の編み方により熱膨張率の調整処理を
行なうことを特徴とするものである。
ば、熱膨張率及び強度を調整されたコア層上に絶縁層及
び配線層が形成されるため、配線を高精度に形成するこ
とができ、これにより端子ピッチが狭ピッチ化された高
密度化された電子機器の実装に対応することが可能とな
る。
置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回路基板
と、該回路基板に実装された電子部品とを具備すること
を特徴とするものである。
み,反り等)はコア層により防止されているため、電子
部品を高い接続信頼性を持って回路基板に実装すること
ができ、よって電子装置の信頼性及び歩留りの向上を図
るこができる。
の熱膨張率は、前記電子部品の熱膨張率と略等しく設定
することが望ましい。
て図面と共に説明する。
る回路基板の製造方法を製造手順に沿って示す図であ
る。
層1は炭素繊維に絶縁性樹脂4を含浸させて板状に固形
化したものであり、0.05〜0.5mm程度の厚さを有して
いる。また、炭素繊維は絶縁性樹脂4により固められた
板状体であるため、コア層1を剛体として用いることが
できる。よって、これから説明する回路基板の製造過程
において、容易にコア層1を取り扱うことができる。
配設された第1の炭素繊維群2と、この第1の炭素繊維
群2と交差する方向(Y方向)に配設された第2の炭素
繊維群3とにより構成されている。本実施例では、図1
1に拡大して示すように、第1の炭素繊維群2と第2の
炭素繊維群3が直交するよう構成されている。尚、第1
の炭素繊維群2と第2の炭素繊維群3の交差角度は直角
に限定されるものではなく、適宜設定が可能なものであ
る。
第2の炭素繊維群3の上部に配設された状態(この状態
をメッシュ状という)とされており、従って各炭素繊維
群2,3を構成する個々の炭素繊維は略直線形状を有し
ている。しかしながら、第1の炭素繊維群2と第2の炭
素繊維群3の交差のさせ方は、これに限定されるもので
はない。
繊維群2と第2の炭素繊維群3とを交互に編んでクロス
状としてもよく、また図示しないが不織布状に編んだ構
成としてもよい。このように第1の炭素繊維群2と第2
の炭素繊維群3をメッシュ状、クロス状、または不織布
状としたものは市場に流通しており比較的安価に入手す
ることができるものであるため、よってコア層1を低コ
ストで製造することができる。
維群2,3は、絶縁性樹脂4を含浸することにより固化
される。この時に用いられる絶縁性樹脂4は、例えばポ
リサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニルサル
ホン、ポリフタルアミド、ポリアミドイミド、ポリケト
ン、ポリアセタール、ポリイミド、ポリカーボネート、
変性ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリアリレート、ポリスルホン、ポリフェニレン
スルフィド、ポリエーテルエーテルケトン、テトラフル
オロエチレン、エポキシ、及びビスマレイミド系樹脂等
を用いることができる。
炭素繊維群2,3と絶縁性樹脂4とを含む複合構成とし
たことにより、コア層1の熱膨張変化を小さくできると
共に機械的強度を向上させることができる。これは、炭
素繊維(第1の炭素繊維群2及び第2の炭素繊維群3)
が低熱膨張率材料であり、かつ従来用いられていたコア
材(例えば、プリント板)に比べて機械的強度が強いこ
とによる。
ア材として製造される回路基板20A,20B(図1
0,図16,図17参照)についても、熱膨張変化を小
さくでき、かつ機械的強度を向上させることができる。
これにより、回路基板20A,20Bに変形(歪み,反
り等)が発生することを防止でき、回路基板20A,2
0Bに電子部品(半導体チップ21,24等)を実装す
る際の接続信頼性を向上させることができる。
的強度を調整することが可能である。このコア層1の熱
膨張率及び機械的強度の調整は、炭素繊維(第1の炭素
繊維群2及び第2の炭素繊維群3)と絶縁性樹脂4との
複合割合を可変することにより調整することができる。
具体的には、絶縁性樹脂4の含有量に対して炭素繊維の
含有量を増すことにより、熱膨張率の低減及び機械的強
度の向上を図ることができる。この際、炭素繊維の含有
量は30〜80体積%の範囲とすることが望ましい。
は、第1の炭素繊維群2と第2の炭素繊維群3の編み方
によっても調整することができる。即ち、図11に示し
たように第1の炭素繊維群2と第2の炭素繊維群3をメ
ッシュ状に編んだ構成では、第1及び第2の炭素繊維群
2,3を構成する炭素繊維が直線状となっているため、
引っ張り力を印加しても第1及び第2の炭素繊維群2,
3が伸びることはない。よって、コア層1の引っ張り強
度は強くなる。
布状に第1及び第2の炭素繊維群2,3を編んだ構成で
は、編んだ状態で各炭素繊維群2,3は曲がった状態と
なっている(メッシュ状のように直線状になっていな
い)。よって、熱膨張が発生した場合、或いは外力が印
加された場合、曲がった各炭素繊維群2,3が伸びる分
だけコア層1は変形する。このように、コア層1の熱膨
張量及び変形量は、各炭素繊維群2,3の編み方により
調整することが可能である。
たせることも可能である。これについて、図11を用い
て説明する。図中矢印Y方向に延在する第1の炭素繊維
群2は、この延在方向である矢印Y方向に対する機械的
強度は強い。しかしながら、図中矢印X方向から力が印
加された場合は容易に折れ曲がってしまう。
対する機械的強度は強いが、矢印X方向に対する機械的
強度は弱い。同様の理由により、図中矢印X方向に延在
する第2の炭素繊維群3は、矢印X方向に対する機械的
強度は強いが、矢印Y方向に対する機械的強度は弱い。
り、コア層1の機械的強度に方向性を持たせることがで
きる。即ち、第1または2の炭素繊維群2,3が、コア
層1に対し機械的強度を出したい方向に延在するよう配
置することにより、コア層1に対し所望する方向に強度
出しを行なうことができる。
械的強度は任意の大きさに調整することが可能である。
本実施例で製造される回路基板20Aは、後述するよう
にSiよりなる半導体チップ21,24を搭載するもの
である(図16参照)。このため、コア層1の熱膨張率
は、半導体チップ21,24と、マザーボード26(半
導体チップ21,24を有する半導体装置30Aが実装
される)との中間の熱膨張率となるよう調整されてい
る。
さ方向)に対して熱伝導性が高く、これを横切る方向に
対する熱伝導性が低いことが知られている。即ち、図1
1に示した第1の炭素繊維群2を例に上げると、第1の
炭素繊維群2は図中矢印Y方向に対する熱伝導性は高い
(絶縁性樹脂4に対して高い)が、図中矢印X方向に対
する熱伝導性は低い。よって、この熱伝導特性を利し、
第1の炭素繊維群2及び第2の炭素繊維群3を放熱部材
としても機能させることにより、コア層1を放熱板とし
ても用いることも可能である。
が二つの炭素繊維群2,3から構成された例を示してい
るが、これを炭素繊維群の配設方向は、コア層1に対し
強度出しを行ないたい方向に単数或いは複数個(3個以
上)配設することも可能である。例えば、5方向に対し
コア層1の強度出しを行ないたい場合には、強度出しを
行ないたい5方向のそれぞれに延在するよう炭素繊維群
を設ける。これにより、所望する5方向に対し、コア層
1の機械的強度を向上させることができる。
ように、第1の貫通孔5が形成される。この第1の貫通
孔5は、例えばコア層1に約1000個程度形成される。
尚、このコア層1の個数は、後述する導体層8,14等
の配線引き回しとの兼ね合いでその形成数及び形状が決
められる。尚、本実施例では、第1の貫通孔5の形状は
円筒状とし、その直径はφ0.5mmとした。
は所定の脱脂・洗浄処理が行われる。この処理が終了す
ると、続いてコア層1には、図3に示すように封止樹脂
6が配設される。この封止樹脂6は、例えば真空プレス
により、200℃、30minの条件で、コア層1からの厚さが
0.05mmとなるように熱可塑性ポリイミドシートを両面
にラミネートすることにより形成される。この際、封止
樹脂6は第1の貫通孔5内にも進入し、よって第1の貫
通孔5はこの封止樹脂6により閉塞される。
貫通孔7の形成処理が行なわれる。図4に示されるよう
に、第2の貫通孔7は封止樹脂6の第1の貫通孔5の形
成と対応する位置に、具体的には第1の貫通孔5の形成
位置内に形成される。この第2の貫通孔7の孔径(直
径)は、本実施例ではφ0.2mmとしている。
成にUV−YGAレーザを用いている。しかしながら、
第2の貫通孔7の形成方法はUV−YGAレーザに限定
されるものではなく、炭酸ガスレーザ、エキシマレー
ザ、プラズマを用いるドライエッチング法、または穴径
は機械的ドリル法等を用いることも可能である。
め第1の貫通孔5を形成しておき、この第1の貫通孔5
内に第2の貫通孔7を形成する構成としているため、コ
ア層1に直接第2の貫通孔7を形成する構成に比べ、第
2の貫通孔7の形成処理を容易に行なうことができ回路
基板製造の容易化を図ることができる。
が形成されると、続いて第1の導体層8及びスルーホー
ル電極9の形成処理が行なわれる。この第1の導体層8
及びスルーホール電極9の形成は、例えばメッキ法等を
用いて一括的に形成される。この第1の導体層8及びス
ルーホール電極9を構成する金属材料としては、銅が好
適に用いられる。しかしながら、各導体8,9を構成す
る金属材料はこれに限定されるものではなく、金,銀、
ニッケル等を用いることも可能である。
1の導体層8を封止樹脂6の上面及び下面の双方に形成
した構成としている。しかしながら、第1の導体層8は
必ずしも封止樹脂6の双方に形成する必要はなく、例え
ば図17に示す半導体装置30Bに適用する回路基板2
0Bを形成する場合には、第1の導体層8を封止樹脂6
の片面のみに形成する構成としてもよい。
ール電極9が形成されると、続いて絶縁層10の形成処
理が実施される。図6は、絶縁層10が形成された状態
を示している。
脂、エポキシ樹脂、ビスマレイミド・トリアジン樹脂等
の耐熱性、絶縁性に優れた樹脂を用いることができる。
また、絶縁層10の形成方法としては、例えばトランス
ファーモールド法を用いることができるが、これに限定
されものではない。また、この絶縁層10の形成時に、
スルーホール電極9内の孔も絶縁層10により埋められ
る。
れると、続いて図7に示すように、絶縁層10にビア孔
11が形成される。このビア孔11は、前記した第1の
導体層8の形成位置と対応するよう構成されている。
孔7と同様に、UV-YAGレーザ,炭酸ガスレーザ、エキシ
マレーザ、プラズマを用いるドライエッチング法、また
は穴径は機械的ドリル法等を用いることができる。ビア
孔11が形成されることにより、第1の導体層8はビア
孔11を介して外部に露出した状態となる.続いて、ビ
ア孔11が形成された絶縁層10の表面及び第1の導体
層8上に、無電解メッキ法により銅めっきを行なうこと
によりメッキシード層12を形成する。そして、このメ
ッキシード層12上に例えばポジ型のレジスト塗布し、
その後に露光・焼付け・現像処理を行なうことにより所
定パターンのレジスト13を形成する。図8は、メッキ
シード層12及びレジスト13が形成された状態を示し
ている。
法を用いて銅メッキを行い,第2の導体層14を形成す
る。その後、レジスト13を剥離すると共にメッキシー
ド層12をパネルエッチングする。この時に使用するエ
ッチング液としては、例えば過酸化水素水と硫酸の混合
液を用いることができる。これにより、図9に示すよう
に、コア層1上に封止樹脂6及び絶縁層10を介して第
2の導体層14が形成された回路基板が形成される。
を、積層しようとする導体層の数に対応する回数繰り返
し実施する。図10は、本実施例による製造方法で製造
された回路基板20Aを示している。同図に示す例で
は、導体層を4層積層形成した構成とされている(第1
の導体層8,第2の導体層14,第3の導体層16,第
4の導体層17)。しかしながら、導体層の積層数はこ
れに限定されるものではなく、任意に積層形成できるも
のである。
部所定位置には、表面絶縁膜18が形成されている。こ
の表面絶縁膜18は、先ず上面全面に絶縁性樹脂よりな
るオーバーコート層を形成し、このオーバーコート層を
スクリーン印刷とフォトリソ法を併用して外部接続され
る電極部分を除去することにより形成される。この絶縁
性樹脂としては、エポキシ系、ポリイミド系、アクリル
系、BT系等の電気的及び熱的に優れている樹脂を用い
ることが可能である。
体層8,14,16,17、絶縁層10、及びビア電極
15を総称してビルドアップ層19というものとする。
図10に示す回路基板20Aでは、ビルドアップ層19
はコア層1の上面及び下面にそれぞれ形成された構成と
されている。
Aは、従来の製造方法で製造された有機コアプリント配
線板に比べ反り量が少なかった。具体的には、従来の製
造方法で製造された有機コアプリント配線板では、チッ
プ搭載エリア20mmスパンで約30μmの反りが発生して
いたが、本実施例に係る回路基板20Aでは同エリアで
10μm以下と良好であった。
が、熱膨張率の小さく機械的強度の強い第1の炭素繊維
群2及び第2の炭素繊維群3よりなるコア層1を内設し
ていることによる。よって、コア層1にビルドアップ層
19を形成しても、回路基板20Aの全体としての熱膨
張はコア層1により規制されるため、回路基板20Aに
反り・曲がり等の変形が発生することを防止できる。よ
って、微細化・高密度化された電子部品を実装する基板
として回路基板20Aを用いても、高い接続信頼性を持
って実装することが可能となる。
の製造方法について説明する。図13乃至図15は、第
2実施例である回路基板の製造方法を説明するための図
である。尚、図13乃至図15において、第1実施例で
ある回路基板の製造方法の説明に用いた図1乃至図9に
示した構成と同一構成については同一符号を付してその
説明を省略する。また、第1実施例である回路基板の製
造方法の内、図1乃至図7に示した工程は、本実施例に
係る回路基板の製造方法と同一である。よって、以下の
説明では、絶縁層10にビア孔11が形成された以降の
製造工程について説明するものとする。
11にビア電極15を形成する。よって、ビア電極15
は第1の導体層8と電気的に接続された状態となる。こ
のビア電極15は、ビア孔11内に銅ペーストを充填
し、バフ研磨によって余分な部分を除去することにより
形成する。従って、ビア電極15の上面は、絶縁層10
の上面と面一となる。尚、このビア電極15の余分な部
分を除去処理は、バフ研磨以外にもバイブレーションサ
ンダーやベルトサンダー等の研磨機を用いることも可能
である。
0の表面上に、無電解メッキ法により銅めっきを行なう
ことによりメッキシード層12を形成する。そして、こ
のメッキシード層12上に例えばポジ型のレジスト塗布
し、その後に露光・焼付け・現像処理を行なうことによ
り所定パターンのレジスト13を形成する。図14は、
メッキシード層12及びレジスト13が形成された状態
を示している。
法を用いて銅メッキを行い,第2の導体層14を形成す
る。その後、レジスト13を剥離すると共にメッキシー
ド層12をパネルエッチングする。この時に使用するエ
ッチング液としては、例えば過酸化水素水と硫酸の混合
液を用いることができる。これにより、図15に示すよ
うに、コア層1上に封止樹脂6及び絶縁層10を介して
第2の導体層14が形成された回路基板が形成される。
続いて、上記した図6,図7,図13乃至図9に示す工
程を、積層しようとする導体層の数に対応する回数繰り
返し実施する。
も、第1実施例と同様に、コア層1上にビルドアップ層
19が形成された回路基板20Aを製造することができ
る。
基板20Aを用いた半導体装置30Aを示している。同
図に示す半導体装置30Aは、回路基板20Aの上部に
半導体チップ21を搭載すると共に、下部にも半導体チ
ップ24を搭載した構成とされている。
回路基板20Aのビルドアップ層19にフリップチップ
接合されている。同様に、半導体チップ24もバンプ2
5を用いて回路基板20Aのビルドアップ層19にフリ
ップチップ接合されている。尚、半導体チップ21と回
路基板20Aとの間には、熱応力等によりバンプ22が
損傷するのを防止するためにアンダーフィルレジン23
が介装されている。更に、回路基板20Aの下部に位置
するビルドアップ層19には、外部接続端子となる半田
ボール27が設けられている。
ザーボード26に表面実装される。この際、上記したよ
うに本実施例では、コア層1の熱膨張率が半導体チップ
21,24とマザーボード26との中間の熱膨張率とな
るよう調整している。これにより、半導体チップ21,
24を回路基板20Aに搭載する時、及び半導体装置3
0Aをマザーボード26に実装する時において、回路基
板20Aに変形(歪み,反り等)が発生することを防止
できる。このため、半導体チップ21,24を回路基板
20Aに搭載するときの信頼性、及び半導体装置30A
をマザーボード26に実装するときの実装信頼性を向上
させることができる。
3を除去した構成の半導体装置30Aをマザーボード2
6に実装したものについて、−65℃、30min〜+125℃、
30minを1サイクルとし、これを 1000サイクル繰り返す
熱サイクル試験を行った。その結果、本実施例に係る半
導体装置30Aでは接続抵抗変化率が+10%以下であ
り、よってバンプ22,半田ボール27にクラックや剥
がれは発生しなかった。
有機コア基板では、1000サイクル後には、チップコーナ
ー部の半田ボールとマザーボード26のパッド界面にク
ラックが観察された。このように、コア層1を有した回
路基板20Aを用いることにより、従来の有機コア基板
に比べ、高い信頼性を得ることができることが認められ
た。図17は、他の構成の半導体装置30Bを示してい
る。同図に示す半導体装置30Bは、PGA(Pin Grid
Array)タイプの半導体装置であり、よって回路基板20
Bにピン28が立設された構成とされている。また、他
の回路基板31とFPC29により接続された構成とも
されている。この半導体装置30Bは、コア層1の片面
にのみビルドアップ層19を形成した回路基板20Bを
用いている。このように、ビルドアップ層19は必ずし
もコア層1の両面に形成する必要はなく、コア層1の片
面にのみ形成する構成としてもよい。
20Bを半導体チップ21,24を実施する基板に適用
した例について説明したが、本発明の適用は半導体チッ
プ実装用基板に限定されるものではなく、各種電子部
品,電子素子の搭載用基板として広く適用することがで
きるものである。
る。
内設した回路基板において、該コア層を、炭素繊維を含
む構成としたことを特徴とする回路基板。
て、前記コア層は、前記炭素繊維と絶縁性樹脂との複合
構造であることを特徴とする回路基板。
て、前記炭素繊維の含有量が30〜80体積%の範囲で
あることを特徴とする回路基板。
記載の回路基板において、前記炭素繊維は、複数の炭素
繊維が一の方向に配設された第1の炭素繊維群と、前記
一の方向と交差する方向に配設された第2の炭素繊維群
とにより構成されることを特徴とする回路基板。
て、前記炭素繊維は、前記第1の炭素繊維群と前記第2
の炭素繊維群とが、メッシュ状、クロス状、及び不織布
状からなる群から選択される一の形態とされていること
を特徴とする回路基板。
記載の回路基板において、前記コア層の少なくとも片側
に、電気的絶縁性を有する絶縁層と、所定のパターンで
配線が形成された配線層とを形成してなることを特徴と
する回路基板。
て、前記コア層にスルーホール電極を形成すると共に、
前記配線層を前記コア層の両面に形成し、該コア層の両
面に形成された前記配線層間を、前記スルーホール電極
により接続したことを特徴とする回路基板。
記載の回路基板において、前記絶縁性樹脂は、ポリサル
ホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニルサルホン、
ポリフタルアミド、ポリアミドイミド、ポリケトン、ポ
リアセタール、ポリイミド、ポリカーボネート、変性ポ
リフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、
ポリアリレート、ポリスルホン、ポリフェニレンスルフ
ィド、ポリエーテルエーテルケトン、テトラフルオロエ
チレン、エポキシ、及びビスマレイミド系樹脂からなる
群から選択されることを特徴とする回路基板。
構造とされたコア層を形成する工程と、該コア層を貫通
する第1の貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔が形成
されたコア層を、電気的絶縁性を有する樹脂で封止する
ことにより絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層の前記
第1の貫通孔の形成位置と対応する位置に、第2の貫通
孔を形成する工程と、該第2の貫通孔の内壁、及び前記
絶縁層の表裏面の少なくとも一方の面に導体を形成する
工程とを有することを特徴とする回路基板の製造方法。
方法において、更に、前記導体が形成された前記絶縁層
の面上に、絶縁層と配線層と順次ビルドアップする工程
を有していることを特徴とする回路基板の製造方法。
基板の製造方法において、前記コア層を形成する工程で
は、前記炭素繊維と前記絶縁性樹脂との複合割合を可変
することにより熱膨張率の調整処理を行なうことを特徴
とする回路基板の製造方法。
項に記載の回路基板の製造方法において、前記コア層を
形成する工程では、前記炭素繊維を第1の炭素繊維群と
第2の炭素繊維群に分け、該第1及び第2の炭素繊維群
の編み方により熱膨張率の調整処理を行なうことを特徴
とする回路基板の製造方法。
に記載の回路基板と、該回路基板に実装された電子部品
とを具備することを特徴とする電子装置。 (付記14) 付記13記載の電子装置において、前記回
路基板のコア層の熱膨張率を、前記電子部品の熱膨張率
と略等しく設定したことを特徴とする電子装置。
種々の効果を実現することができる。
変形(歪み,反り等)が発生することを防止でき、よっ
て回路基板に実装される電子部品等との接続信頼性を向
上させることができる。
層の熱膨張率及び強度の調整を行なうことが可能となる
と共に、回路基板の製造時における取り扱いを容易化で
きる。
層の熱膨張率及び強度を第1及び第2の炭素繊維群の配
設方向毎に調整することが可能となるため、回路基板の
熱膨張率及び強度を、実装される電子部品に対応するよ
う調整することが可能となる。
繊維が第1及び第2の炭素繊維群をメッシュ状、クロス
状、または不織布状とすることにより、コア層(回路基
板)のコスト低減を図ることができる。
層に絶縁層及び配線層を形成しても回路基板に変形が生
じることはないため、微細化・高密度化された電子部品
を高い接続信頼性を持って実装することができる。
繊維と絶縁性樹脂との複合構造とされたコア層を形成す
る際に、炭素繊維の配設の仕方や、炭素繊維と絶縁性樹
脂との割合を調整することにより、コア層の熱膨張率を
調整することが可能となる。
に絶縁層を形成し、第1の貫通孔が形成された位置と対
応する絶縁層の所定位置に第2の貫通孔を形成したこと
により、第2の貫通孔の形成処理を容易に行なうことが
でき、回路基板の製造を容易化することができる。
ば、熱膨張率及び強度を調整されたコア層上に絶縁層及
び配線層が形成されるため、配線を高精度に形成するこ
とができ、これにより端子ピッチが狭ピッチ化された高
密度化された電子機器の実装に対応することが可能とな
る。
路基板の変形(歪み,反り等)はコア層により防止され
ているため、電子部品を高い接続信頼性を持って回路基
板に実装することができ、よって電子装置の信頼性及び
歩留りの向上を図るこができる。
を説明するための図であり、コア層を形成する工程を説
明するための図である。
を説明するための図であり、コア層に第1の貫通孔を形
成する工程を説明するための図である。
を説明するための図であり、コア層に封止樹脂を配設す
る工程を説明するための図である。
を説明するための図であり、封止樹脂に第2の貫通孔を
形成する工程を説明するための図である。
を説明するための図であり、第1の導体層及びスルーホ
ール電極を形成する工程を説明するための図である。
を説明するための図であり、封止樹脂上に絶縁層を形成
する工程を説明するための図である。
を説明するための図であり、絶縁層にビア孔を形成する
工程を説明するための図である。
を説明するための図であり、絶縁層及びビア孔表面にメ
ッキシールド層を形成すると共にレジストを形成する工
程を説明するための図である。
を説明するための図であり、第2の導体層及びビア電極
を形成する工程を説明するための図である。
図である。
設方法の一例を示す図である(その1)。
設方法の一例を示す図である(その2)。
法を説明するための図であり、ビア孔にビア電極を形成
する工程を説明するための図である。
法を説明するための図であり、ビア電極が形成された絶
縁層上にメッキシールド層を形成すると共にレジストを
形成する工程を説明するための図である。
法を説明するための図であり、第2の導体層を形成する
工程を説明するための図である。
るための図である。
るための図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 補強材として機能するコア層を内設した
回路基板において、 該コア層を、炭素繊維を含む構成としたことを特徴とす
る回路基板。 - 【請求項2】 請求項1記載の回路基板において、 前記コア層は、前記炭素繊維と絶縁性樹脂との複合構造
であることを特徴とする回路基板。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の回路基板におい
て、 前記炭素繊維は、複数の炭素繊維が一の方向に配設され
た第1の炭素繊維群と、前記一の方向と交差する方向に
配設された第2の炭素繊維群とにより構成されることを
特徴とする回路基板。 - 【請求項4】 請求項3記載の回路基板において、 前記炭素繊維は、前記第1の炭素繊維群と前記第2の炭
素繊維群とが、メッシュ状、クロス状、及び不織布状か
らなる群から選択される一の形態とされていることを特
徴とする回路基板。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
回路基板において、 前記コア層の少なくとも片側に、電気的絶縁性を有する
絶縁層と、所定のパターンで配線が形成された配線層と
を形成してなることを特徴とする回路基板。 - 【請求項6】 炭素繊維と絶縁性樹脂との複合構造とさ
れたコア層を形成する工程と、 該コア層を貫通する第1の貫通孔を形成する工程と、 前記貫通孔が形成されたコア層を、電気的絶縁性を有す
る樹脂で封止することにより絶縁層を形成する工程と、 前記絶縁層の前記第1の貫通孔の形成位置と対応する位
置に、第2の貫通孔を形成する工程と、 該第2の貫通孔の内壁、及び前記絶縁層の表裏面の少な
くとも一方の面に導体を形成する工程とを有することを
特徴とする回路基板の製造方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の回路基板の製造方法にお
いて、 更に、前記導体が形成された前記絶縁層の面上に、絶縁
層と配線層と順次ビルドアップする工程を有しているこ
とを特徴とする回路基板の製造方法。 - 【請求項8】 請求項6または7記載の回路基板の製造
方法において、 前記コア層を形成する工程では、前記炭素繊維と前記絶
縁性樹脂との複合割合を可変することにより熱膨張率の
調整処理を行なうことを特徴とする回路基板の製造方
法。 - 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の
回路基板の製造方法において、 前記コア層を形成する工程では、前記炭素繊維を第1の
炭素繊維群と第2の炭素繊維群に分け、該第1及び第2
の炭素繊維群の編み方により熱膨張率の調整処理を行な
うことを特徴とする回路基板の製造方法。 - 【請求項10】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載
の回路基板と、 該回路基板に実装された電子部品とを具備することを特
徴とする電子装置。
Priority Applications (2)
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