JP2002290031A - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents

配線基板およびその製造方法

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JP2002290031A JP2001086463A JP2001086463A JP2002290031A JP 2002290031 A JP2002290031 A JP 2002290031A JP 2001086463 A JP2001086463 A JP 2001086463A JP 2001086463 A JP2001086463 A JP 2001086463A JP 2002290031 A JP2002290031 A JP 2002290031A
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solder resist
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Sumio Ota
純雄 太田
Mitsuru Tamaoki
充 玉置
Yukihiro Kimura
幸広 木村
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Niterra Co Ltd
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NGK Spark Plug Co Ltd
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    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
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    • H01L2224/81193Arrangement of the bump connectors prior to mounting wherein the bump connectors are disposed on both the semiconductor or solid-state body and another item or body to be connected to the semiconductor or solid-state body

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  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】基板本体の片面(表面)にビルドアップを有し且
つ補強材を用いずに反りの少ない配線基板およびその製
造方法を提供する。 【解決手段】表面3および裏面4を有し且つかかる表面
3および裏面4に所定パターンの配線層8,9を有する
基板本体2と、この基板本体2の表面3の上方に積層さ
れ且つ複数の配線層14,20および絶縁層10,16
を含むビルドアップ層BUと、その上方に積層される第
1のソルダーレジスト層22と、上記基板本体2の裏面
4に積層される第2のソルダーレジスト層11と、を備
え、第2のソルダーレジスト層11の厚みは、上記第1
のソルダーレジスト層22の厚みよりも大である、配線
基板1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板本体の片面
(表面)のみにビルドアップ層を有する配線基板およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、コア基板(基板本体)61の表面
62の上方のみにビルドアップ層を積層した配線基板6
0における主要部の断面を示す。上記コア基板61は、
0.2〜0.4mmと薄肉のガラス−エポキシ樹脂から
なり、その表面62と裏面63との間を貫通する複数の
スルーホール64の内側には、スルーホール導体65お
よび充填樹脂66が個別に形成されている。図7に示す
ように、コア基板61の表面62には、所定パターンの
配線層68が形成され、且つ各スルーホール導体65の
上端と個別に接続されている。かかる表面62および配
線層68の上には、エポキシ系樹脂の絶縁層70が形成
され、且つ配線層68上の所定の位置にフィルドビア導
体72が形成されている。
【0003】図7に示すように、絶縁層70の上には、
前記と同様な絶縁層76および前記ビア導体72の上端
と接続する配線層74が形成されている。かかる配線層
74上の所定の位置には、フィルドビア導体78が形成
されると共に、絶縁層76上には、ソルダーレジスト層
(絶縁層)80およびビア導体78の上端と接続する配線
層79が形成される。以上の絶縁層70,76,80お
よび配線層74,79は、ビルドアップ層を形成する。
図7に示すように、配線層79上の所定の位置には、第
1主面81よりも高く突出する複数のハンダバンプ82
が個別に形成され、各バンプ82は第1主面81上に実
装されるICチップ(半導体素子)84の底面における接
続端子85と個別に接続される。
【0004】尚、配線基板60の反りを防ぐため、IC
チップ84の周囲には、これを囲むように銅製の補強材
(スティフナ)86が第1主面81上に接着されている。
図7に示すように、コア基板61の裏面63の下には、
スルーホール導体65の下端と接続する配線層67およ
び前記ソルダーレジスト層80と同じ厚みのソルダーレ
ジスト層(絶縁層)69が形成されている。配線層67下
の所定の位置には、第2主面71の下方突出するハンダ
製で複数の接続端子73が個別に形成され、各端子73
は第2主面71下に実装するチップコンデンサ(電子部
品)75の接続端子77と個別に接続される。
【0005】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、以上のような
配線基板60では、コア基板61が薄肉であると共に、
その表面62側にのみビルドアップ層を形成している。
この結果、配線基板60において、ビルドアップ層およ
びコア基板61の熱膨張率の差に起因して、反りが発生
してしまう、という問題があった。更に、配線基板60
のたわみや反りを防ぐため、第1主面81上に補強材8
6を配置する必要がある。これによりコスト高を招くと
いう問題があった。本発明は、以上に説明した従来の技
術における問題点を解決し、基板本体の片面にビルドア
ップを有し且つ補強材を用いずに反りの少ない配線基板
およびその製造方法を提供する、ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、基板本体を挟んだビルドアップ層と反対側に
厚肉のソルダーレジスト層を形成する、ことに着想して
成されたものである。即ち、本発明の配線基板は、表面
および裏面を有し且つ少なくともかかる表面および裏面
に所定パターンの配線層をそれぞれ有する基板本体と、
この基板本体の表面の上方に積層され且つ複数の配線層
および絶縁層を含むビルドアップ層と、上記ビルドアッ
プ層の上方に積層される第1のソルダーレジスト層と、
上記基板本体の裏面に積層される第2のソルダーレジス
ト層と、を備え、第2のソルダーレジスト層の厚みは、
上記第1のソルダーレジスト層の厚みよりも大である、
ことを特徴とする。
【0007】上記配線基板は、基板本体の表面にビルド
アップ層および第1のソルダーレジスト層を形成してい
る(即ち、基板本体の表面にのみビルドアップ層が形成
され、基板本体の裏面にはビルドアップ層は形成されな
い)が、基板本体の裏面に第1のソルダーレジスト層よ
りも厚肉の第2のソルダーレジスト層を形成している。
これにより、基板本体の表面側のビルドアップ層および
第1のソルダーレジスト層による反りを、裏面側の第2
のソルダーレジスト層により抑制可能となる。この結
果、従来の補強材を不要とできると共に、例えば第1・
第2のソルダーレジスト層の表面(第1・第2主面)を平
坦にできるため、かかる表面上に実装するICチップな
どの半導体素子や、第2主面下に実装する電子部品を、
精度良く実装可能となる。尚、本明細書において、基板
本体とは、1つのコア基板(絶縁材料からなる)の表・裏
面に配線層を形成した形態、複数のコア基板を貼り合わ
せ且つ少なくともその表・裏面に配線層を形成した形
態、および1つのコア基板に単数または複数の絶縁層を
積層し且つそれらの間と表・裏面とに配線層をそれぞれ
形成した形態、の何れかを指す。
【0008】尚また、ビルドアップ層は少なくとも2層
の絶縁層とその間の配線層とを含む。尚更に、第2のソ
ルダーレジスト層の熱膨張率は、第1のソルダーレジス
ト層の熱膨張率とほぼ同じか、あるいはそれよりも大き
いことが望ましい。付言すれば、前記第2のソルダーレ
ジスト層は、前記ビルドアップ層および第1のソルダー
レジスト層による前記基板本体の反りを抑制ないし相殺
している、配線基板を本発明に含めることも可能であ
る。これによる場合、反りがないか極く僅かとなり、全
体が平坦な多層構造の配線基板とすることが確実とな
る。
【0009】一方、本発明の配線基板の製造方法は、予
め表面および裏面に所定パターンの配線層を有する第1
の基板本体および予め表面および裏面に所定パターンの
配線層を有する第2の基板本体を積層する積層工程と、
かかる2つの基板本体の外側に露出したそれぞれの表面
の上方に、複数の配線層および複数の絶縁層を含むビル
ドアップ層と第1のソルダーレジスト層とを形成する工
程と、上記第1の基板本体と第2の基板本体とを分離す
る分離工程と、かかる分離工程後に露出する個別の基板
本体における裏面に、上記第1のソルダーレジスト層の
厚みと比べて厚みの厚い第2ソルダーレジスト層を形成
する工程と、を含む、ことを特徴とする。これによれば、
従来の補強材を省略でき、反りがないか少なく且つ表面
(片面)にのみビルドアップ層を有する配線基板を、精度
および効率良く安価に提供することが可能となる。ま
た、積層された第1および第2の基板本体それぞれの表
面上にビルドアップ層および第1のソルダーレジスト層
を形成する際、これらを対称に形成するため、これによ
っても製造コストを低減することが可能となる。
【0010】また、前記積層工程は、前記第1の基板本
体と第2の基板本体との間にスペーサを介して積層す
る、配線基板の製造方法も本発明に含まれる。これによ
れば、前記分離工程において、前記第1の基板本体と第
2の基板本体とを、両者の対向する配線層を損傷するこ
となく、容易に分離することができる。付言すれば、前
記積層工程は、前記第1の基板本体および第2の基板本
体の周辺部または基板本体を個別に含む2枚のパネルの
周辺部に配置したスペーサを介して上記2つの基板本体
または2枚のパネルを積層する、配線基板の製造方法を
本発明に含めることも可能である。これによる場合、第
1および第2の基板本体における対向する裏面同士の周
辺部、または製品単位の配線基板となる基板本体を複数
併有する2枚のパネルの周辺部にスペーサを配置して、
裏面同士の間に空間(間隙)を形成した状態で、第1およ
び第2の基板本体または2枚のパネルが積層される。こ
のため、第1および第2の基板本体または2枚のパネル
の各表面上にビルドアップ層を形成した後、第1および
第2の基板本体または2枚のパネルを分離する工程が容
易となる。特に、2枚のパネルを積層する形態による場
合、多数の配線基板を効率良く製造することができる。
尚、スペーサの材質には、例えば接着性のプリプレグや
所定形状に成形済み樹脂などを用いられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下において本発明の実施に好適
な形態を図面と共に説明する。図1は、本発明の配線基
板1における主要部の断面を示す。配線基板1は、図1
に示すように、表・裏面3,4に配線層8,9を形成し
た厚みが0.2〜0.4mmの基板本体2と、かかる基
板本体2の表面3の上方に積層した配線層14,20お
よび絶縁層10,16を含むビルドアップ層BUと、そ
の上に形成した第1のソルダーレジスト層22と、基板
本体2の裏面4の下方に積層した第2ソルダーレジスト
層11と、を含む。基板本体2は、ガラス−エポキシ系
樹脂の複合材からなる絶縁板である。かかる基板本体2
の表面3と裏面4との間には、図1に示すように、直径
が約90μmの複数のスルーホール5が形成され、各ス
ルーホール5の内側には銅製で厚みが約30μmのスル
ーホール導体6と充填樹脂7とが個別に形成されてい
る。かかる充填樹脂7は、シリカフィラなどの無機フィ
ラを含むエポキシ系樹脂からなるが、多量の金属粉末を
含む導電性または非導電性樹脂を用いても良い。
【0012】図1に示すように、基板本体2の表面3に
は、所定パターンを有し厚みが約15μmの銅製の配線
層8が形成され、且つかかる配線層8はスルーホール導
体6の上端と個別に接続されている。また、基板本体2
の表面3および配線層8の上には、前記同様の無機フィ
ラを含むエポキシ系樹脂からなり厚みが約30μmの絶
縁層10が形成されている。かかる絶縁層10中で且つ
配線層8の所定の位置には、フィルドビア導体12が形
成され、かかるビア導体12の上端で且つ絶縁層10の
上には、上記同様の厚みの銅製の配線層14が形成され
ている。同様にして、かかる配線層14および絶縁層1
0の上には、絶縁層16およびフィルドビア導体18が
形成される。かかるビア導体18と上記フィルドビア導
体12とは、図1に示すように、厚さ方向に沿って積層
されるスタックドビアを形成している。
【0013】また、図1に示すように、前記フィルドビ
ア導体18の上端で且つ絶縁層16の上には、上記同様
の厚みの銅製の配線層20が形成されると共に、かかる
配線層20および絶縁層16の上には、厚みが約20μ
mの第1のソルダーレジスト層(絶縁層)22が形成され
ている。かかる第1のソルダーレジスト層22には、配
線層20上の所定の位置から第1主面26よりも高く突
出する複数のハンダバンプ(IC接続端子)24が形成さ
れる。各バンプ24は、第1主面26上に実装されるI
Cチップ28の底面に形成された複数の外部端子27と
個別に接続される。尚、以上の配線層14,20および
絶縁層10,16は、ビルドアップ層BUを形成する。
また、ハンダバンプ24は、Sn−Ag系、Pb−Sn
系、Sn−Ag−Cu系、Sn−Cu系、Sn−Zn系
などの低融点合金(本実施形態ではSn−Cu系)を印刷
することで形成される。更に、各ハンダバンプ24およ
び外部端子27は、ICチップ28と第1主面26との
間に形成される図示しないアンダーフィル材により埋設
される。
【0014】更に、図1に示すように、基板本体2の裏
面4の下には、前記配線層8と同様の厚みとパターンと
を有する配線層9が形成され、且つかかる配線層9と裏
面4の下方には、厚肉の第2のソルダーレジスト層(絶
縁層)11が積層される。かかる第2のソルダーレジス
ト層11の厚み(本実施形態では50μm)は、前記第1
のソルダーレジスト層22の厚みよりも大とされてい
る。第2のソルダーレジスト層11には、配線層9下の
所定の位置から第2主面13よりも下側に突出する複数
の接続端子15が形成される。かかる接続端子15は、
前記同様の低融点合金を印刷により形成されたもので、
且つ当該配線基板1自体を搭載する図示しないマザーボ
ードなどのプリント基板との接続に活用される。尚、マ
ザーボードとの接続には、ボール状のハンダを使用した
り、コバールや銅製のピンを使用しても良い。
【0015】以上のように、配線基板1は、基板本体2
の表面3の上方にビルドアップ層BUおよび第1のソル
ダーレジスト層22を積層しているが、基板本体2の裏
面4の下方に第1のソルダーレジスト層22よりも厚肉
の第2のソルダーレジスト層11を積層している。これ
により、表面3側のビルドアップ層BUや第1のソルダ
ーレジスト層22による反りやたわみを、裏面4側の第
2のソルダーレジスト層11により抑制ないし相殺する
ことが可能となる。この結果、配線基板1の反りやたわ
みを防止できる。更に、従来のような補強材が不要とな
ると共に、例えば第1のソルダーレジスト層22の表面
(第1主面)26が平坦になるため、かかる表面26上に
ICチップ28などの半導体素子を精度良く実装でき
る。また、第2のソルダーレジスト層11も平坦とな
り、接続端子15に図示しないチップコンデンサなどの
電子部品を精度良く接続できる。尚、第2のソルダーレ
ジスト層11の熱膨張率は、ビルドアップ層BUを形成
する絶縁層10,16や第1のソルダーレジスト層22
の熱膨張率とほぼ同じとするか、あるいは何れか一方ま
たは双方よりも大きくすることが望ましい。これによ
り、当該第2のソルダーレジスト層11の厚みを比較的
薄肉にし得る。
【0016】前記配線基板1の製造方法について、以下
図2乃至4により説明する。図2(A)は、表・裏面3,
4に厚みが約15μmの銅箔3a,4aを貼り付けた厚
みが約400μmの基板本体(コア基板)2を示す。基板
本体2の表面3側における所定の位置に炭酸ガスレーザ
などを照射するか、または表面3側から細径のドリルを
進入させる。その結果、図2(B)に示すように、基板本
体2の表・裏面3,4間を貫通し且つ内径が約90μm
のスルーホール5が複数形成される。次に、複数のスル
ーホール5を有する基板本体2の全面に対し、無電解銅
メッキおよび電解銅メッキを施す。尚、各スルーホール
5の内壁には、予めPdを含むメッキ触媒を塗布してお
く。また、上記スルーホール5の穿孔および銅メッキ
は、複数の基板本体2(製品単位)を含むパネル(多数個
取り基板)の状態で行っても良い。
【0017】その結果、図2(C)に示すように、各スル
ーホール5の内壁に沿って厚みが約30μmでほぼ円筒
形のスルーホール導体6が形成されると共に、基板本体
2の表・裏面3,4には、前記銅箔3a,4aを含む銅
メッキ層3b,4bが形成される。次いで、図2(D)に
示すように、各スルーホール導体6の内側には、シリカ
フィラなどの無機フィラ入りのエポキシ系樹脂からなる
充填樹脂7が充填される。尚、かかる充填樹脂7に替
え、多量の金属粉末を含む導電性樹脂または非導電性樹
脂を用いても良い。更に、表・裏面3,4の銅メッキ層
3b,4b上の全面に、銅メッキを行い充填樹脂7の表
面に蓋メッキを行う。そして、公知のフォトリソグラフ
ィ技術により、所定のパターンを有する図示しないエッ
チングレジストを形成した後、かかるエッチングレジス
トのパターン間から露出する銅メッキ層3b,4bをエ
ッチング(公知のサブトラクティブ法)する。その結果、
図2(D)に示すように、基板本体2の表・裏面3,4に
上記パターンに倣った配線層8,9が形成されると共
に、各充填樹脂7の上・下端に蓋メッキが形成される。
尚、充填樹脂7の真上にビア導体を形成しない場合は、
上記蓋メッキを省略しても良い。
【0018】図3(A)に示すように、スルーホール導体
5および配線層8,9を形成した2つ(第1・第2)の基
板本体2,2を、互いの裏面4が対向するように配置
し、かかる裏面4,4間の周辺部に配置した樹脂製のス
ペーサSを介して積層し且つ拘束する。尚、積層工程
は、複数の基板本体2(配線基板1を形成する製品単位)
を含む2枚のパネルの周辺部にスペーサSを挟持した状
態で行うのが好ましい。次に、第1および第2の基板本
体2,2のうち外側(上・下側)に露出する表面3,3の
上/下に、図3(B)に示すように、シリカフィラなどの
無機フィラを含むエポキシ系の樹脂フィルムからなる絶
縁層10を個別に貼り付けて形成する。
【0019】次いで、上記絶縁層10,10の所定の位
置に、レーザ加工により底部に配線層8が露出するビア
ホールを形成する。更に、各絶縁層10の表面およびビ
アホール内に、無電解銅メッキおよび電解銅メッキを施
して銅メッキ層を形成し、それらの上にエッチングレジ
ストを形成した後、かかるレジストのパターン間から露
出する上記銅メッキ層をエッチングする。その結果、図
3(B)に示すように、フィルドビア導体12と配線層1
4とが、2つ(第1および第2)の基板本体2,2に上下
対称に形成される。以下同様な方法で、絶縁層16、配
線層20、およびフィルドビア導体18が形成され、ビ
ルドアップ層BUが2つのコア基板2に上下対称に形成
される。更に、図3(B)に示すように、それらの上に第
1のソルダーレジスト層22が第1および第2の基板本
体2,2の最上層にそれぞれ形成される。
【0020】ビルドアップ層BUおよび第1のソルダー
レジスト層22を表面3の上方に積層した2つ(第1お
よび第2)の基板本体2,2間に、挟持されたスペーサ
Sを除去する。その結果、図4(A)に示すように、2つ
の基板本体2,2は、個別に分離される。以下において
は、図3(B)において上側に位置した基板本体2などに
ついて説明するが、下側であった基板本体2なども全く
同じである。図4(B)に示すように、分離されることで
露出した基板本体2の裏面4の下側に、前記同様の無機
フィラを含む樹脂フィルムを貼り付けるか、あるいは液
状樹脂を1回または複数回に渉り塗布することにより、
前記第1のソルダーレジスト層22よりも厚みが大の第
2のソルダーレジスト層11を形成する。
【0021】更に、第1のソルダーレジスト層22にそ
の表面(第1主面)26側における所定の位置に、底面に
配線層(パッド)20が露出する開口部を形成した後、図
示しないメタルマスクを用いて低融点合金を含む導電性
ペーストを、上記開口部に印刷・充填した後、かかるペ
ーストをキュア処理する。その結果、図4(C)に示すよ
うに、配線層20上の所定の位置から第1主面26より
も高く突出する複数のハンダバンプ(IC接続端子)24
を形成することができる。そして、第2のソルダーレジ
スト層11にその表面(第2主面)13側から公知のフォ
トリソグラフィ技術により、底面に配線層9が露出する
開口部を形成した後、上記同様に導電性ペーストを充填
し且つキュア処理する。その結果、図4(C)に示すよう
に、配線層9下の所定の位置から第2主面13よりも下
側に突出する複数の接続端子15を形成することができ
る。これにより、図1に示した配線基板1が得られる。
尚、配線層9には、第2主面13側に露出する位置にN
iおよびAuメッキを被覆するのみとし、上記導電性ペ
ーストを形成する工程を省いても良く、ハンダボールや
ピンを接合しても良い。
【0022】以上のような配線基板の製造方法によれ
ば、補強材を用いることなく、反りがないか少なく且つ
表面3側にのみビルドアップ層BUを積層した配線基板
1を、精度および効率良く安価に提供することが可能と
なる。また、2つの基板本体2,2における対向する裏
面4同士の周辺にスペーサSを配置して、裏面4,4間
に空間(間隙)を形成した状態で、2つの基板本体2,2
を積層するため、これらの基板本体2の表面3上にビル
ドアップ層BUを形成した後、2つの基板本体2を分離
する工程が容易となる。しかも、2つの基板本体2の表
面3上にビルドアップ層BUを対称に形成するため、精
度良く安価に製造することが可能となる。尚、積層され
た2つの基板本体2,2を裏面4同士で直に積層した場
合には、各基板本体2の各表面3上にビルドアップBU
および第1のソルダーレジスト層22を形成する際、こ
れらによる反りが反対側のビルドアップ層BUおよび第
1のソルダーレジスト層22により、互いに打ち消し合
う。この結果、基板本体2、ビルドアップ層BU、およ
び第1のソルダーレジスト層22を含めた全体を平坦に
して形成することが可能となる。
【0023】図5は、異なる形態の配線基板30におけ
る主要部の断面を示す。尚、以下の形態において、前記
形態と同じ部分や要素には共通する符号を用いる。配線
基板30は、図5に示すように、第1および第2のコア
基板32,33を含む基板本体31と、その表面32a
の上方に積層したビルドアップBUおよび第1のソルダ
ーレジスト層22と、基板本体31の裏面33aの下方
に積層した第2のソルダーレジスト層11と、を含む。
図5に示すように、基板本体31は、前記同様の素材か
らなり厚みが200μmの第1のコア基板32と厚みが
400μmの第2のコア基板33とを、プリプレグ(接
着性の絶縁層)34を介して厚さ方向に積層したもので
あり、その表・裏面32a,33aには、前記同様の配
線層8,9が形成されている。
【0024】硬化したプリプレグ(接着層)34を挟んだ
第1のコア基板32の裏面と第2のコア基板33の表面
には、所定パターンの配線層35,36が予め形成され
ている。但し、配線層35,36を省略して第1・第2
のコア基板32,33を積層しても良い。図5に示すよ
うに、第2のコア基板33における中央部には、平面視
がほぼ正方形で縦×横14mmずつの貫通孔が予め穿孔
されており、第1のコア基板32と積層することによ
り、基板本体31の裏面33a側に開口する凹部44を
形成している。かかる凹部44の真上に位置する第1の
コア基板32には、その表面32aと裏面との間を貫通
する複数のスルーホール37が穿孔され、それらの内側
に前記同様のスルーホール導体38および充填樹脂39
が個別に形成されている。各スルーホール導体38は、
上・下端で配線層8,35と接続される。
【0025】また、図5中の左右に示すように、第1・
第2のコア基板32,33が積層された基板本体31の
表・裏面32a,33a間には、複数のスルーホール4
0が穿孔され、それらの内側にスルーホール導体41お
よび充填樹脂42が個別に形成されている。各スルーホ
ール導体41は、その上・下端で配線層8,9と接続さ
れると共に、その中間で前記配線層35,36と接続さ
れている。図5に示すように、凹部44の底面(天井面)
に位置する配線層(電子部品接続端子)35の下には、低
融点合金(Sn−Sb系ハンダ)からなるハンダ43が形
成され、これらを介して、複数のチップコンデンサ(電
子部品)46の上端に突出した電極48が接続される。
これにより、複数の上記コンデンサ46を凹部44内に
実装している。かかるコンデンサ46は、例えばチタン
酸バリウムを主成分とする誘電層と内部電極となるNi
層とを交互に積層したセラミックスコンデンサである。
【0026】更に、図5に示すように、基板本体31の
表面32aおよび配線層8の上方には、前記同様の配線
層14,20、絶縁層10,16およびビア導体12,
18からなるビルドアップ層BUが積層され、且つその
上に第1のソルダーレジスト層22および複数のハンダ
バンプ24が前記同様に形成されている。各ハンダバン
プ24は、図示のようにICチップ28の外部端子27
と個別に接続される。また、図5に示すように、基板本
体31の裏面33aおよび配線層9の下方には、第1の
ソルダーレジスト層22よりも厚みが大きい第2のソル
ダーレジスト層11が凹部44の真下の位置を除いて積
層されている。かかるソルダーレジスト層11の表面で
ある第2主面13側に開口する凹部11aの底面に露出
する配線層9の配線9aは、その表面にNiおよびAu
メッキが被覆され、当該配線基板30を搭載する図示し
ないマザーボードなどとの接続端子として活用される。
【0027】以上のような配線基板30によれば、コア
基板32,33を貼り合わせて積層した厚肉の基板本体
31と、その裏面33a側の第2のソルダーレジスト層
11とにより、基板本体31の表面32a側のビルドア
ップ層BUおよび第1のソルダーレジスト層22による
反りを、補強材を用いることなく、一層確実に抑制し、
全体を平坦にできる。また、ICチップ28の外部端子
27とチップコンデンサ46の電極48とは、ハンダバ
ンプ24、配線層20,14,8,35、スルーホール
導体37、およびハンダ43の比較的短い経路を介して
導通するため、低インダクタンスなどとなり、内部の電
気的特性を良好にすることもできる。
【0028】更に、ハンダバンプ24は、チップコンデ
ンサ46と導通するスルーホール導体37を経る導通経
路の他、凹部44の周りに位置するスルーホール導体4
1を経る導通経路に応じても形成できるため、隣接する
バンプ24,24間のピッチを小さくでき、第1主面2
6に高密度にして配置することも容易となる。尚、凹部
44内に挿入・配置した複数のチップコンデンサ46
は、図示しない埋込樹脂に埋設ししつ当該凹部44に内
蔵しても良い。かかる形態にした場合、チップコンデン
サ46の下端にも電極を突出させ、かかる電極を上記埋
込樹脂の裏面33a側にも形成し得る配線層9と接続す
ることも可能となる。
【0029】図6は、更に異なる形態の配線基板50に
おける主要部の断面を示す。配線基板50は、図6に示
すように、コア基板52を含む基板本体51と、かかる
基板本体51の表面53aに形成した配線層8と、表面
53aおよび配線層8の上方に積層したビルドアップ層
BUおよび第1のソルダーレジスト層22と、基板本体
51の裏面54aに形成した配線層9と、裏面54aお
よび配線層9の下方に積層した第2のソルダーレジスト
層11と、を含む。配線基板本体51は、図6に示すよ
うに、ガラス−エポキシ系樹脂からなるコア基板52
と、その表・裏面上に積層したエポキシ系樹脂からなる
絶縁層53,54と、コア基板52と絶縁層53,54
との間に形成した銅製の配線層55,56と、上記配線
層8,9とからなり、全体が約600μmの厚みであ
る。
【0030】図6に示すように、基板本体51の表面5
3aと裏面54aとの間には、複数のスルーホール57
が貫通し、これらの内側にはスルーホール導体58およ
び前記同様の充填樹脂59が形成されている。各スルー
ホール導体58は、その中間で配線層55,56と接続
されると共に、上・下端で配線層8,9と接続されてい
る。また、図6に示すように、基板本体51の表面53
aの上方には、前記同様の樹脂からなる絶縁層10,1
6および銅製の配線層14,20からなるビルドアップ
層BUと、その上に形成した第1のソルダーレジスト層
(絶縁層)22が積層されてる。配線層20上の所定の位
置には、ソルダーレジスト層22の表面(第1主面)26
よりも高く突出する前記同様のハンダバンプ24が形成
されている。各バンプ24は、ICチップ28の外部端
子27と個別に接続される。
【0031】更に、図6に示すように、基板本体51の
裏面54aおよび配線層9の下方には、厚肉の第2のソ
ルダーレジスト層(絶縁層)11が積層される。第2のソ
ルダーレジスト層11の厚みは、前記第1のソルダーレ
ジスト層22よりも約2倍厚肉である。第2のソルダー
レジスト層11には、配線層9下の所定の位置から第2
主面13よりも下側に突出する複数の接続端子15が形
成される。この接続端子15は、低融点のハンダを印刷
により形成され、且つ当該配線基板50を搭載する図示
しないマザーボードなどのプリント基板との接続に活用
される。尚、配線層9には、第2主面13側に露出する
位置にNiおよびAuメッキを被覆する接続端子のみと
し、上記低融点のハンダを形成しなくても良いし、ハン
ダボールやピンを接合しても良い。
【0032】以上のような配線基板50においても、コ
ア基板52を含む基板本体51の表面53a上にビルド
アップ層BUおよび第1のソルダーレジスト層22を積
層しているが、基板本体51の裏面54a下に厚肉の第
2のソルダーレジスト層11を積層している。このた
め、補強材を用いることなく、表面53a側のビルドア
ップ層BUや第1のソルダーレジスト層22による反り
を、裏面54a側の第2のソルダーレジスト層11によ
り抑制することが可能となる。この結果、例えば第1の
ソルダーレジスト層22の表面(第1主面)26を平坦に
でき、ICチップ28などの半導体素子を精度良く実装
することができる。また、第2のソルダーレジスト層1
1も平坦となるため、接続端子15に図示しないチップ
コンデンサなどの電子部品を精度良く接続することもで
きる。
【0033】更に、基板本体51は、配線層55,56
を内設する多層基板であるため、例えばビルドアップ層
BUにおける絶縁層16、配線層20、およびビア導体
18を省略し、配線層8および絶縁層10の上に直に第
1のソルダーレジスト層22を積層すると共に、配線層
14の上にハンダバンプ24を形成することも可能とな
る。これにより、ビア導体を形成するための工数を低減
でき、製造コストも低減可能となる。
【0034】本発明は、以上において説明した各形態に
限定されるものではない。前記基板本体(コア基板)2や
コア基板32,33などの材質は、前記ガラス−エポキ
シ樹脂系の複合材料の他、ビスマレイミド・トリアジン
(BT)樹脂、エポキシ樹脂、同様の耐熱性、機械強度、
可撓性、加工容易性などを有するガラス織布や、ガラス
織布などのガラス繊維とエポキシ樹脂、ポリイミド樹
脂、またはBT樹脂などの樹脂との複合材料であるガラ
ス繊維−樹脂系の複合材料を用いても良い。あるいは、
ポリイミド繊維などの有機繊維と樹脂との複合材料や、
連続気孔を有するPTFEなど3次元網目構造のフッ素
系樹脂にエポキシ樹脂などの樹脂を含浸させた樹脂−樹
脂系の複合材料などを用いることも可能である。また、
前記配線層8,14や、スルーホール導体6などの材質
は、前記Cuの他、Ag、Ni、Ni−Au系合金など
にしても良く、あるいは、これら金属のメッキ層を用い
ず、導電性樹脂を塗布するなどの方法により形成しても
良い。
【0035】更に、前記絶縁層10,16などの材質
は、前記エポキシ樹脂を主成分とするもののほか、同様
の耐熱性、パターン成形性などを有するポリイミド樹
脂、BT樹脂、PPE樹脂、あるいは、連続気孔を有す
るPTFEなど3次元網目構造のフッ素系樹脂にエポキ
シ樹脂などの樹脂を含浸させた樹脂−樹脂系の複合材料
などを用いることもできる。尚、絶縁層の形成には、絶
縁性の樹脂フィルムを熱圧着する方法のほか、液状の樹
脂をロールコータにより塗布する方法を用いることもで
きる。尚また、絶縁層に混入するガラス布またはガラス
フィラの組成は、Eガラス、Dガラス、Qガラス、Sガ
ラスの何れか、またはこれらのうちの2種類以上を併用
したものとしても良い。
【0036】また、ビア導体は、前記フィルドビア導体
12などでなく、完全に導体で埋まってないコンフォー
マルビア導体や、複数の絶縁層に渉って挿通されるベリ
ードビア導体としも良い。あるいは、各ビア導体の軸心
をずらしつつ積み重ねるスタッガードの形態でも良い
し、途中で平面方向に延びる配線層が介在する形態とし
ても良い。更に、前記凹部44内に配置する電子部品
は、前記チップコンデンサ46に限らず、インダクタ、
抵抗、フィルタなどの受動部品や、ローノイズアンプ
(LNA)、トランジスタ、半導体素子、FETなどの能
動部品、SAWフィルタ、LCフィルタ、アンテナスイ
ッチモジュール、カプラ、ダイプレクサなどや、これら
をチップ状にしたものが含まれるがこれらに限らない。
また、これらのうちで異種の電子部品同士を同じ凹部4
4内に配置または内蔵しても良い。
【0037】
【発明の効果】以上において説明したように、本発明の
配線基板(請求項1)は、基板本体の裏面に第1のソルダ
ーレジスト層よりも厚肉の第2のソルダーレジスト層を
形成している。このため、基板本体の表面上にビルドア
ップ層および第1のソルダーレジスト層を形成しても、
かかるビルドアップ層および第1のソルダーレジスト層
による反りを、裏面側の第2のソルダーレジスト層によ
り抑制することが可能となる。従って、従来のような補
強材が不要となると共に、例えば第1・第2のソルダー
レジスト層の表面(第1・第2主面)を平坦にできるた
め、かかる表面上に実装するICチップなどの半導体素
子や、第2主面下に実装する電子部品を、精度良く実装
可能となる。
【0038】一方、本発明の配線基板の製造方法(請求
項2)によれば、反りがないか少なく且つ基板本体の表
面上にのみビルドアップ層を有する配線基板を、精度お
よび効率良く安価に提供することが可能となる。しか
も、積層した2つの基板本体のそれぞれの表面上にビル
ドアップ層および第1のソルダーレジスト層を形成する
際、これらを対称に形成するため、製造コストの低減も
可能となる。また、請求項3の配線基板の製造方法のう
ちパネルによる形態によれば、2枚のパネルを積層する
ことで、多数の配線基板を効率良く製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による1形態の配線基板における主要部
を示す断面図。
【図2】(A)〜(D)は図1の配線基板を製造するための
主要な工程を示す概略図。
【図3】(A),(B)は図2(D)に続く主要な製造工程を
示す概略図。
【図4】(A)〜(C)は図3(B)に続く主要な製造工程を
示す概略図。
【図5】異なる形態の配線基板における主要部を示す断
面図。
【図6】更に異なる形態の配線基板における主要部を示
す断面図。
【図7】従来の配線基板における主要部を示す断面図。
【符号の説明】
1,30,50………配線基板 2,31,51………基板本体 3,32a,53a…表面 4,33a,54a…裏面 8,9,14,20…配線層 10,16……………絶縁層 11……………………第2のソルダーレジスト層 22……………………第1のソルダーレジスト層 BU……………………ビルドアップ層 S………………………スペーサ
フロントページの続き (72)発明者 木村 幸広 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内 Fターム(参考) 5E314 AA25 BB02 BB12 CC01 FF05 GG19 5E338 AA03 AA16 BB63 BB72 CC01 CD11 EE28 5E346 AA06 AA12 AA15 AA17 BB01 BB16 CC09 CC31 CC40 DD01 DD31 EE31 FF45 GG25 GG28 HH11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面および裏面を有し且つ少なくともかか
    る表面および裏面に所定パターンの配線層をそれぞれ有
    する基板本体と、 上記基板本体の表面の上方に積層され且つ複数の配線層
    および絶縁層を含むビルドアップ層と、 上記ビルドアップ層の上方に積層される第1のソルダー
    レジスト層と、 上記基板本体の裏面に積層される第2のソルダーレジス
    ト層と、を備え、 上記第2のソルダーレジスト層の厚みは、上記第1のソ
    ルダーレジスト層の厚みよりも大である、ことを特徴と
    する配線基板。
  2. 【請求項2】予め表面および裏面に所定パターンの配線
    層を有する第1の基板本体および予め表面および裏面に
    所定パターンの配線層を有する第2の基板本体を積層す
    る積層工程と、 上記2つの基板本体の外側に露出したそれぞれの表面の
    上方に、複数の配線層および複数の絶縁層を含むビルド
    アップ層と第1のソルダーレジスト層とを形成する工程
    と、 上記第1の基板本体と第2の基板本体とを分離する分離
    工程と、 上記分離工程後に露出する個別の基板本体における裏面
    に、上記第1のソルダーレジスト層の厚みと比べて厚み
    の厚い第2ソルダーレジスト層を形成する工程と、を含
    む、ことを特徴とする配線基板の製造方法。
  3. 【請求項3】前記積層工程は、前記第1の基板本体と第
    2の基板本体との間にスペーサを介して積層する、 ことを特徴とする請求項2に記載の配線基板の製造方
    法。
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