JP2003046252A - 配線基板の製造方法 - Google Patents

配線基板の製造方法

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JP2003046252A
JP2003046252A JP2001229929A JP2001229929A JP2003046252A JP 2003046252 A JP2003046252 A JP 2003046252A JP 2001229929 A JP2001229929 A JP 2001229929A JP 2001229929 A JP2001229929 A JP 2001229929A JP 2003046252 A JP2003046252 A JP 2003046252A
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wiring
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layer
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Sumio Ota
純雄 太田
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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コア基板の表面上方にのみビルドアップ層を有
し且つコア基板の裏面側に開口する凹部に電子部品を実
装可能とした平坦なビルドアップ層を有する配線基板を
確実に製造できる配線基板の製造方法を提供する。 【解決手段】表面3および裏面8を有するコア基板Kに
おける裏面8側に開口する凹部9に電子部品25を実装
する実装工程と、かかる実装工程の後で上記コア基板K
の表面3上方に配線層26,32および絶縁層22,2
8を交互に形成するビルドアップ工程と、を含み、上記
実装工程は、上記コア基板Kにおける凹部9の底面に予
め形成された電子部品接続配線19に電子部品25の電
極27を接続して当該電子部品25を凹部9に実装する
と共に、かかる凹部9に埋込樹脂Mを充填するものであ
る、配線基板1の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コア基板の表面
(片面)にビルドアップ層を有し且つコア基板の裏面側に
開口する凹部に電子部品を実装する配線基板の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、低コスト化の要請に応じ、コア基
板の表面(片面)上方にのみ複数の絶縁層および複数の配
線層を交互に積層したビルドアップ層を形成し且つコア
基板の裏面側に開口する凹部に電子部品を実装可能とし
た配線基板が提案されている。かかる配線基板を得るた
め、図10(A)に示すように、表面41に銅メッキ層4
3を有し且つ裏面42に電子部品接続配線44および配
線層45を有する第1のコア基板40と、表面51に配
線層53および凹溝55を有し且つ裏面52に銅メッキ
層54を有する第2のコア基板50とが用いられる。第
1のコア基板40は、その表面41と裏面42との間を
貫通する複数のスルーホール46内にスルーホール導体
47および充填樹脂48を有する。また、上記凹溝55
は、平面視でほぼ正方形を呈し、追って電子部品を実装
するための凹部を形成する際の切断位置を示す。尚、上
記銅メッキ層43,54は、追って所定パターンの配線
層に成形される。
【0003】上記第1のコア基板40と第2のコア基板
50とを、上記配線44を除いた位置に配置した接着層
49を介して、図10(A)中の矢印で示すように、接近
させつつ図10(B)に示すように積層する。この際、第
1のコア基板40の裏面42および第2のコア基板50
の表面51の中央部で且つ上記凹溝55に囲まれた位置
には、偏平な中空部Sが形成される。かかる状態で、第
1のコア基板40と第2のコア基板50とを、真空熱プ
レスにより加熱および加圧して接着する。その後、第2
のコア基板50の裏面52側から上記凹溝55に沿って
切り込みを入れると、裏面52側に開口し底面(天井面)
に上記電子部品接続配線44を有する電子部品実装用の
凹部を形成することができる。
【0004】しかしながら、第1のコア基板40と第2
のコア基板50との間に上記中空部Sが存在したり、裏
面52側に開口する凹部が存在すると、第1のコア基板
40の表面41の上方に追って形成する複数の絶縁層お
よび複数の配線層を交互に積層したビルドアップ層の平
坦度が損なわれ易い、という問題があった。
【0005】
【発明が解決すべき課題】本発明は、以上に説明した従
来の技術における問題点を解決し、コア基板の表面上方
にのみビルドアップ層を有し且つコア基板の裏面側に開
口する凹部に電子部品を実装可能とした平坦なビルドア
ップ層を有する配線基板を確実に製造できる配線基板の
製造方法を提供する、ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、コア基板の凹部による影響を排除すること
に着想して成されたものである。即ち、本発明における
第1の配線基板の製造方法(請求項1)は、表面および裏
面を有するコア基板における裏面側に開口する凹部に電
子部品を実装する実装工程と、かかる実装工程の後で上
記コア基板の表面上方に複数の配線層および複数の絶縁
層を交互に形成するビルドアップ工程と、を含む、こと
を特徴とする。
【0007】これによれば、コア基板においてその裏面
側に開口する凹部に電子部品が先に実装されるため、ほ
ぼ同じ高さにした上記電子部品の裏面とコア基板の裏面
とを平坦面上などで拘束することにより、当該コア基板
の反りが抑制可能となる。このため、かかるコア基板の
表面上方に形成する複数の配線層および複数の絶縁層を
交互に積層してなるビルドアップ層も、平坦にして形成
することが可能となる。従って、信頼性の高い配線基板
を製造することが可能となる。付言すれば、上記第1の
配線基板の製造方法は、表面および裏面を有するコア基
板における裏面側に開口する凹部に電子部品を実装し且
つかかる電子部品の裏面と上記コア基板の裏面とがほぼ
同じ高さとなる実装工程と、かかる実装工程の後で上記
コア基板の表面上方に複数の配線層および複数の絶縁層
を交互に形成するビルドアップ工程と、を含む、とする
ことも可能である。
【0008】尚、コア基板は、単一の絶縁層からなる形
態の他、複数の絶縁板とその間に配置した配線層とを有
する多層基板の形態も含まれる。また、ビルドアップ工
程は、コア基板を複数有する多数個取り用のパネルを用
いて行う形態も含まれる。更に、前記電子部品には、後
述するチップコンデンサの他、チップ状のインダクタ、
抵抗、フィルタなどの受動部品や、トランジスタ、半導
体素子、FET、ローノイズアンプ(LNA)などの能動
部品、あるいはSAWフィルタ、LCフィルタ、アンテ
ナスイッチモジュール、カプラ、ダイプレクサなども含
まれる。そして、互いに異種の電子部品同士を配線基板
の同じ凹部内に併せて実装または内蔵することも可能で
ある。
【0009】また、本発明における第2の配線基板の製
造方法(請求項2)は、表面および裏面を有するコア基板
における裏面側に開口する凹部に電子部品を実装する実
装工程と、上記実装工程の後で上記コア基板の表面上方
に複数の配線層および複数の絶縁層を交互に形成するビ
ルドアップ工程と、を含み、かかる実装工程は、上記コ
ア基板における凹部の底面に予め形成された電子部品接
続配線に電子部品の電極を接続して当該電子部品を凹部
に実装し且つかかる凹部に埋込樹脂を充填するものであ
る、を特徴とする。これによれば、コア基板においてそ
の裏面側に開口する凹部に実装した電子部品を埋込樹脂
を介して内蔵するため、かかるコア基板の表面および裏
面の平坦性を維持することができる。このため、コア基
板の表面上方に形成する複数の配線層および複数の絶縁
層を交互に積層してなるビルドアップ層も、一層平坦に
して形成することが可能となる。この結果、ビルドアッ
プ層内の配線層同士の導通は基より、当該配線層と配線
基板の表面上方に実装するICチップ(半導体素子)や後
述する凹部内に実装する電子部品との間における導通も
確実に得ることが可能となる。従って、更に信頼性の高
い配線基板を製造することが可能となる。
【0010】付言すれば、上記第2の配線基板の製造方
法は、表面および裏面を有するコア基板における裏面側
に開口する凹部に電子部品を実装し且つかかる電子部品
の裏面と上記コア基板の裏面とがほぼ同じ高さとなる実
装工程と、かかる実装工程の後で上記コア基板の表面上
方に複数の配線層および複数の絶縁層を交互に形成する
ビルドアップ工程と、を含み、かかる実装工程は、上記
コア基板における凹部の底面に予め形成された電子部品
接続配線に電子部品の電極を接続して当該電子部品を凹
部に実装し且つかかる凹部に埋込樹脂を充填するもので
ある、とすることも可能である。
【0011】更に、本発明には、前記ビルドアップ工程
は、一対の前記コア基板における裏面同士を対向して積
層および固定し、一対のコア基板の表面上方にそれぞれ
複数の配線層および複数の絶縁層を交互に形成すること
により行われる、配線基板の製造方法(請求項3)も含ま
れる。これによれば、凹部に電子部品を実装しあるいは
更に埋込樹脂を介して内蔵した一対のコア基板を、それ
ぞれの裏面同士を対向して積層および固定した状態で、
それぞれのコア基板の表面上方に複数の配線層および複
数の絶縁層を交互に積層するため、ビルドアップ層を平
坦にして形成することが一層確実になる。尚、本発明に
は、前記ビルドアップ工程は、一対の前記コア基板にお
ける裏面同士を対向し且つかかる裏面同士の間に離型シ
ートを挟持しつつ積層および固定し、一対のコア基板の
表面上方にそれぞれ複数の配線層および複数の絶縁層を
交互に形成することにより行われる、配線基板の製造方
法とすることも可能である。これによる場合、何れかの
コア基板の裏面に形成した配線層を損傷することなく、
各コア基板の表面上方にビルドアップ層を平坦に形成可
能となる。
【0012】付言すれば、本発明には、前記各工程の前
に、前記第1の絶縁板における前記凹部と重なる位置に
当該第1の絶縁板を貫通するスルーホール導体およびか
かるスルーホール導体に接続され且つ上記凹部の底面に
位置する電子部品接続配線を形成する工程と、上記第1
の絶縁板および上記凹部を形成する第2の絶縁板を厚み
方向に積層して接着して前記コア基板を形成する工程
と、を有する、配線基板の製造方法を含むことも可能で
ある。これによる場合、凹部を有するコア基板を第1の
絶縁板と第2の絶縁板とにより容易に形成できると共
に、得られたコア基板の凹部に電子部品を容易に実装ま
たは内蔵することが可能となる。尚、本発明には、前記
コア基板を形成する工程は、前記第1の絶縁板および前
記凹部を形成する第2の絶縁板の間にクッション材を含
む絶縁性介在物を介在させつつ、かかる一対の絶縁板を
厚み方向に積層して接着するものである、配線基板の製
造方法とすることも可能である。これによる場合、何れ
かの絶縁板の対向する面に形成した配線層を損傷するこ
となく、コア基板を形成可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施に好
適な形態を図面と共に説明する。図1は、本発明の製造
方法により得られる配線基板1の主要部の断面を示す。
配線基板1は、図1に示すように、コア基板K、その表
面3に形成した配線層20、コア基板Kの表面3上方に
交互に形成された配線層26,32および絶縁層22,
28からなるビルドアップ層BU、最上層の絶縁層3
4、およびコア基板Kの裏面8側に開口する凹部9、を
含む。コア基板Kは、比較的薄肉の第1の絶縁板2およ
び比較的厚肉の第2の絶縁板6から形成される。第1の
絶縁板2は、表面3および裏面4を有する厚さ100〜
400μmのガラス−エポキシ樹脂からなり(本実施形
態では200μm)、その中央付近には、直径約100
μmの複数のスルーホール11が貫通する。かかるスル
ーホール11の内側には、銅メッキ製のスルーホール導
体12および充填樹脂13が形成されている。
【0014】図1に示すように、第2の絶縁板6は、表
面7および裏面8を有する厚さが約800μmのガラス
−エポキシ樹脂からなり、その中央付近には、凹部9が
穿設されている。凹部9は、平面視で縦・横約14mm
ずつのほぼ正方形を呈する。第1の絶縁板2と第2の絶
縁板6とは、厚みが約60μmの接着性を有するプリプ
レグ(接着層)5を介して貼り合わされることにより、積
層されている。図1の左右に示すように、上記凹部9の
周囲における第1の絶縁板2および第2の絶縁板6に
は、直径が約100μmの複数のスルーホール14が貫
通し、各スルーホール14の内側には、銅メッキ製で長
いスルーホール導体15および充填樹脂16が形成され
ている。
【0015】また、図1に示すように、第1の絶縁板2
の裏面4には、所定パターンを有し銅製で且つ厚みが約
15μmである銅メッキ製の配線層17,19が形成さ
れ、配線層(電子部品接続配線)19はスルーホール導体
11の下端と、配線層17はスルーホール導体15の中
間と接続されている。第2の絶縁板6の表面7にも、上
記同様の所定パターンおよび厚みを有する銅メッキ製の
配線層18が形成され、且つスルーホール導体15の中
間と接続されている。
【0016】更に、図1に示すように、第1の絶縁板2
の表面3には、所定パターンを有する銅メッキ製の配線
層20が形成され、スルーホール導体12,15の上端
と接続されている。表面3および配線層20の上には、
エポキシ系樹脂の絶縁層22が形成され、且つ配線層2
0上の所定の位置にフィルドビア導体24が形成されて
いる。絶縁層22の上には、同様の絶縁層28および上
記ビア導体24の上端と接続する配線層26が形成され
る。同様にして、絶縁層28の上には、最上層の絶縁層
(ソルダーレジスト層)34および上記ビア導体30の上
端と接続する配線層32が形成される。以上のうち絶縁
層22,28および配線層26,32は、ビルドアップ
層BUを形成する。尚、絶縁層22などの厚みは約30
μmで、ソルダーレジスト層34の厚みは約25μmで
ある。
【0017】図1に示すように、配線層32上の所定の
位置には、第1主面(表面)35よりも高く突出する複数
のハンダバンプ(IC接続端子)36が個別に形成され、
かかるバンプ36は、第1主面35上に実装するICチ
ップ(半導体素子)38の底面における複数の接続端子3
8aと個別に接続される。上記バンプ36は、Sn−A
g系、Pb−Sn系、Sn−Ag−Cu系、Sn−Cu
系、Sn−Zn系など(本実施形態ではSn−Ag系)の
低融点合金からなり、隣接するハンダバンプ36,36
の軸心間距離(ピッチ)は、約150μに設定される。
尚、複数のハンダバンプ36と接続端子38aとは、図
示しないアンダーフィル材により埋設され且つ保護され
る。
【0018】また、図1に示すように、第1の絶縁板2
および第2の絶縁板6により形成される凹部9には、複
数のチップコンデンサ(電子部品)25が挿入され且つハ
ンダ23を介して実装されると共に、埋込樹脂Mを介し
て内蔵される。上記コンデンサ25は、両側面の上端お
よび下端に突出する電極27を図1の前後方向に沿って
複数有し、例えばチタン酸バリウムを主成分とする誘電
体層および内部電極となるNi層を交互に積層したセラ
ミックスコンデンサで、3.2mm×1.6mm×0.
7mmのサイズである。当該コンデンサ25の上端の電
極27は、ハンダ23を介してスルーホール導体12の
下端に位置する配線層19と接続されている。上記ハン
ダ23も低融点の合金(Sn−Sb系ハンダ)からなる。
一方、コンデンサ25における下端の電極27は、第2
の絶縁板6の裏面8とほぼ同じ高さに位置し且つ当該裏
面8に形成する配線層21内の配線21aと接続され
る。
【0019】図1に示すように、第2の絶縁板6の裏面
8と配線層21との下側には、前記同様の厚みを有する
ソルダーレジスト層(絶縁層)31が形成され、配線層2
1から延びて第2主面33側に開口する開口部37の底
部には配線39が露出する。かかる配線39は、表面に
NiおよびAuメッキが被覆され、当該配線基板1自体
を搭載する図示しないマザーボードなどのプリント基板
との接続端子として活用される。尚、配線39には、ハ
ンダボールや銅系または鉄系合金からなるピンなどを接
合しても良い。また、上記配線層21内の配線21a
は、前記コンデンサ25における下端の電極27と接続
される。
【0020】以上のような配線基板1によれば、薄肉の
第1の絶縁板2にプリプレグ5を介して厚肉の第2の絶
縁板6を積層してコア基板Kを形成し、その凹部9にチ
ップコンデンサ25を実装し且つ埋込樹脂Mで内蔵する
と共に、コア基板Kの表面3上にビルドアップ層BUを
有している。この結果、コア基板Kの平坦性が得られる
し、従来のような補強材を取り付けることなく、低コス
トで製造可能となる。また、第1主面35上に実装する
ICチップ38の接続端子38aと凹部9に内臓するチ
ップコンデンサ25の電極27とは、ハンダバンプ3
6、配線層32,26,20、ビア導体30,24、ス
ルーホール導体12、配線層19、およびハンダ23の
短い経路により接続される。このため、かかる経路にお
けるループインダクタンスや抵抗を小さくでき、安定し
た導通を取ることが可能となる。
【0021】更に、第1主面35から突出する複数のハ
ンダバンプ36は、第1の絶縁板2を貫通しチップコン
デンサ25と導通するスルーホール導体12の配線だけ
でなく、第1の絶縁板2および第2の絶縁板6を貫通す
るスルーホール導体15を経る配線に対応した位置にも
形成することができる。このため、複数のハンダバンプ
36を約150μm程度のピッチの高密度で配置するこ
とが可能となり、多数の接続端子38aを有するICチ
ップ38も確実に実装することができる。従って、反り
がなく且つ内部の電気的特性が安定していると共に、第
1主面35にハンダバンプ36を高密度で配置した配線
基板1となる。尚、凹部9の埋込樹脂Mを充填せず、か
かる凹部9に実装したチップコンデンサ25の下端側の
電極27とコア基板Kの裏面8とを、配線基板の厚さ方
向でほぼ同じ高さとしても良い。かかる形態の配線基板
(1)でも、コア基板Kの裏面8側が凹部9によるたわみ
変形を生じにくくなるため、表面3上方にビルドアップ
層BUを平坦に形成することが可能である。
【0022】前記配線基板1を得るための本発明の製造
方法における主要な製造工程を、図2乃至図9により説
明する。図2(A)は、表面3と裏面4とに厚みが約16
μmの銅箔3a,4aを貼り付けた厚みが約200μm
の第1の絶縁板2を示す。この絶縁板2の表面3側の中
央部における所定の位置にレーザを照射するか、細径の
ドリルにより穿孔する。その結果、図2(B)に示すよう
に、第1の絶縁板2の中央部において、表面3と裏面4
との間を貫通し且つ内径が約100μmのスルーホール
11が複数形成される。尚、スルーホール11は、第1
の絶縁板2の周辺寄りの位置で且つ後述するスルーホー
ル14と同軸心の位置に併せて形成しても良い。
【0023】次に、複数のスルーホール11を有する第
1の絶縁板2の全面に対し、無電解銅メッキおよび電解
銅メッキを施す。尚、各スルーホール11の内壁には、
予めPdを含むメッキ触媒を塗布しておく。また、上記
スルーホール11の穿孔と銅メッキとは、複数の第1の
絶縁板2(製品単位)を含むパネル(多数個取りの基板)の
状態で行っても良い。その結果、図2(C)に示すよう
に、各スルーホール11の内壁表面に沿って厚みが約3
0μmのスルーホール導体12が形成される。また、銅
箔3a,4aは、銅メッキ層3b,4b(便宜上厚みは
銅箔3a,4aと同じとする)となる。
【0024】次いで、図2(D)に示すように、各スルー
ホール導体12の内側には、シリカフィラなどの無機フ
ィラ入りのエポキシ系樹脂からなる充填樹脂13が充填
する。尚、充填樹脂13に替え、多量の金属粉末を含む
導電性樹脂または金属粉末を含む非導電性樹脂を用いて
も良い。更に、裏面4の銅メッキ層4bの上に、全面銅
メッキを行い充填樹脂13の表面に蓋メッキを行う。そ
して、公知のフォトリソグラフィ技術により、所定のパ
ターンを有する図示しないエッチングレジストを形成し
た後、かかるエッチングレジストのパターン間の隙間か
ら露出する銅メッキ層4bをエッチング(公知のサブト
ラクティブ法)する。その結果、図2(E)に示すよう
に、第1の絶縁板2の裏面4に、上記レジストのパター
ンに倣った配線層17,19が形成される。尚、充填樹
脂13の表面の真上にビア導体を形成しない場合には、
上記蓋メッキを省いても良い。
【0025】図3(A)は、厚みが約800μmの第2の
絶縁板6を示し、その表面7と裏面8とには前記と同様
の厚みの銅箔7a,8aを有している。図3(B),(b)
に示すように、第2の絶縁板6の表面7には、その中央
部において平面視でほぼ正方形を呈する凹溝6aが、エ
ンドミルによる座ぐり加工によって形成される。次に、
表面7側の銅箔7aに対して、前記同様のフォトリソグ
ラフィ技術およびエッチングを施す。その結果、図3
(C)に示すように、第2の絶縁板6の表面7には、所定
パターンの配線層18が凹溝6aの周囲に形成される。
【0026】次に、図4(A)に示すように、裏面4に配
線層17と電子部品接続配線19とを有する第1の絶縁
板2と、表面7に凹溝6aおよび配線層18を有する第
2の絶縁板6との間に、中央の絶縁性介在物Sとその周
辺の接着性を有するプリプレグ(接着層)5とを配置す
る。かかる絶縁性介在物Sは、一対のフィルム間に熱可
塑性樹脂からなるクッション材を挟み且つその周縁で上
記フィルムにより密封したシート状のものである。尚、
上記クッション材には、柔軟性(弱い弾性)を有する熱可
塑性樹脂(商品名:パコタンプラス)が用いられる。かか
る状態で、図4(A)中の矢印方向に沿って、第1の絶縁
板2および第2の絶縁板6を、図示しない真空熱プレス
により加圧しつつ加熱する。
【0027】その結果、図4(B)に示すように、第1の
絶縁板2および第2の絶縁板6は、絶縁性介在物Sを挟
持しつつ、その周りのプリプレグ(接着層)5を介して貼
り合わされ且つ積層される。この結果、本発明のコア基
板Kが形成される。尚、絶縁性介在物Sは、前記加熱に
より軟化すると共に、第2の絶縁板6の凹溝6aに囲ま
れた表面7と第1の絶縁板2における配線層19付近の
裏面4との間の偏平な空間に押し込まれる。また、上記
積層時に、過剰なプリプレグ5は、絶縁性介在物Sによ
り中央寄りへの移動を阻止される。更に、上記配線19
は、絶縁性介在物Sに押されても損傷しないため、当初
の形態のままで保持される。
【0028】次いで、絶縁性介在物Sの真上を除いた図
4(B)で左右に位置する第1の絶縁板2の表面3側か
ら、当該コア基板Kに対し、前記同様のレーザの照射ま
たはドリルによる穿孔を行う。その結果、図5(A)に示
すように、コア基板Kの左右において、プリプレグ5を
含み且つ第1の絶縁板2の表面3と第2の絶縁板6の裏
面8との間を貫通する長いスルーホール14が複数穿孔
される。かかるスルーホール14は、その中間でプリプ
レグ5の上下に位置する配線層17,18を貫通してい
る。尚、スルーホール14は、予め第1の絶縁板2の同
じ位置に穿孔しておいたスルーホール11の軸心に沿っ
て同軸心で形成することも可能である。かかる方法によ
る場合、各スルーホール14の位置決めが容易となる。
【0029】更に、各スルーホール14の内壁に、前記
同様のメッキ触媒を塗布した後、無電解銅メッキおよび
電解銅メッキを全面に施す。その結果、図5(B)に示す
ように、各スルーホール14の内壁に沿ったスルーホー
ル導体15が形成される。同時に、銅メッキ層3bと銅
箔8aとは、それぞれ銅メッキ層3c,8bとなる。次
に、図6(A)に示すように、各スルーホール導体15の
内側に前記同様の充填樹脂16を個別に充填した後、全
面に銅メッキを行い且つ充填樹脂16の表面に蓋メッキ
を行う。そして、第1の絶縁板2の表面3における銅メ
ッキ層3cと、第2の絶縁板6の裏面8における銅メッ
キ層8bとに対して、前記同様のフォトリソグラフィ技
術およびエッチングを施す。
【0030】その結果、図6(A)に示すように、コア基
板Kにおいて、第1の絶縁板2の表面3および第2の絶
縁板6の裏面8に、所定パターンの配線層20,21が
形成される。尚、充填樹脂16の表面の真上にビア導体
を形成しない場合には、上記蓋メッキを省いても良い。
次いで、第2の絶縁板6における凹溝6aの下側で且つ
図6(A)中で破線で示す位置に、裏面8側から切り込み
を入れ且つ凹溝6aに沿って切除する。その結果、図6
(B)に示すように、第2の絶縁板6における凹溝6aの
下側の部分と絶縁性介在物Sとを除去することにより、
裏面8に開口した凹部9が形成される。ここで、図6
(C)に示すように、凹部9の底面(天井面)に露出した電
子部品接続配線19にハンダ23を介して、チップコン
デンサ(電子部品)25の上端側の電極27を接続し、か
かるコンデンサ25を凹部9に実装する(実装工程)。
【0031】次に、第1の絶縁板2および第2の絶縁板
6からなり凹部9にチップコンデンサ25を実装したコ
ア基板Kを上下逆になるよう180℃回転し、図7(A)
に示すように、凹部9の開口部を上向きにする。かかる
状態で、凹部9に液状のエポキシ樹脂を図示しないディ
スペンサを用いて充填する。かかる液状のエポキシ樹脂
には、例えばビスフェノール型エポキシ樹脂が用いら
れ、必要に応じてシリカフィラなどの無機フィラや液状
硬化剤が添加されている。かかる液状のエポキシ樹脂を
凹部9内に充填した後、コア基板Kを110〜180℃
に加熱すると、図7(A)に示すように、エポキシ樹脂は
硬化した埋込樹脂Mとなる(実装工程)。この結果、チッ
プコンデンサ25は、埋込樹脂Mを介して凹部9に内蔵
される。更に、埋込樹脂Mのカーブして盛り上がった表
面に対し、ベルトサンダによる研磨およびラップ研磨な
どによる仕上げ研磨を施して平坦に整面し、チップコン
デンサ25の下端側の電極27を露出する。尚、図7
(A)に示した埋込樹脂Mの充填を省略した状態で、以降
の工程を行っても良い。
【0032】次いで、図7(B)に示すように、凹部9に
チップコンデンサ25を実装し且つ埋込樹脂Mを介して
内蔵した一対のコア基板K,Kを、それぞれの第2の絶
縁板6の裏面8および埋込樹脂Mの表面を対向させ、離
型シートSを挟んで厚み方向に積層して拘束(固定)す
る。この状態で、各コア基板Kの外側に露出する第1の
絶縁板2の表面3上方にビルドアップ層BUを形成する
(ビルドアップ工程)。尚、各コア基板Kにおける埋込樹
脂Mの表面には、チップコンデンサ25の露出した電極
27と接続する配線層21内の配線21aが予め形成さ
れている。
【0033】図8に示すように、何れかのコアKにおけ
る第1の絶縁板2の表面3の上方に、絶縁層22を形成
し且つ配線層20上の所定の位置にフィルドビア導体2
4を形成する。これ以降は、ビルドアップ層BUを絶縁
層22など共に形成する絶縁層28、ソルダーレジスト
層34、配線層26,32、フィルドビア導体30を公
知のビルドアップ工程(セミアディティブ法、フルアデ
ィティブ法、サブトラクティブ法、フィルム状樹脂材料
のラミネートによる絶縁層の形成、フォトリソグラフィ
技術など)により形成する(ビルドアップ工程)。同様に
して、残りのコアKにおける第1の絶縁板2の表面3上
方にも、ビルドアップ層BUを形成する。
【0034】この際、コア基板Kの裏面側8に開口する
凹部9にはチップコンデンサ25を埋込樹脂Mにより内
蔵しているため、表面3(反対側)は平坦に保たれる。こ
の結果、ビルドアップ層BUを平坦な状態で確実に形成
することができる。また、図9に示すように、個別に分
離したコア基板Kにおける配線層32上における所定の
位置に、ソルダーレジスト層34を貫通する開口部(パ
ッド)34aを形成し、それらの内側に前記同様の低融
点合金を印刷・充填して、ソルダーレジスト層34の表
面(第1主面)35よりも突出するハンダバンプ36を形
成する。この際、隣接し合うハンダバンプ36,36の
軸心間距離(ピッチ)を約150μmで配置可能となる。
更に、残りのコア基板Kにおける第1の絶縁板2にも、
図9に示すと同様にしてハンダバンプ36などを形成す
る。
【0035】最後に、図9に示すように、コア基板Kの
裏面8の配線層21の上(図面下側)にソルダーレジスト
層31を形成し、その開口部37から第2主面33側に
露出し且つ配線層21から延びた配線39にNiおよび
Auメッキを被覆した接続端子とする。尚、配線39に
ハンダを介してハンダボールや銅系または鉄系合金から
なるピンを接続しても良い。上述した各工程により、前
記図1に示した配線基板1を得ることができる。以上の
ような配線基板1の製造方法によれば、第1の絶縁板2
および第2の絶縁板6からなるコア基板Kの裏面側8に
開口する凹部9にチップコンデンサ25を内蔵している
ため、表面3(反対側)は平坦に保たれる。この結果、ビ
ルドアップ層BUを平坦な状態で確実に形成できる。し
かも、第1主面35上に実装するICチップ38の接続
端子38aと凹部9に内蔵したチップコンデンサ25の
電極27とは、ハンダバンプ36、配線層32,26,
20、ビア導体30,24、スルーホール導体12、配
線層19、およびハンダ23の短い経路により接続する
こともできる。従って、内部配線や電子部品などとの導
通が副実に取れて信頼性の高い配線基板1を製造するこ
とができる。
【0036】本発明は以上において説明した形態に限定
されるものではない。コア基板Kは、単一の絶縁板から
なるものとし、その裏面側に開口する凹部をルータ(座
ぐり)により形成したものを用いても良い。前記第1・
第2の絶縁板2,6、および単一のコア基板の材質は、
前記ガラス−エポキシ樹脂系の複合材料の他、ビスマレ
イミド・トリアジン(BT)樹脂、エポキシ樹脂、同様の
耐熱性、機械強度、可撓性、加工容易性などを有するガ
ラス織布や、ガラス織布などのガラス繊維とエポキシ樹
脂、ポリイミド樹脂、またはBT樹脂などの樹脂との複
合材料であるガラス繊維−樹脂系の複合材料を用いても
良い。あるいは、ポリイミド繊維などの有機繊維と樹脂
との複合材料や、連続気孔を有するPTFEなど3次元
網目構造のフッ素系樹脂にエポキシ樹脂などの樹脂を含
浸させた樹脂−樹脂系の複合材料などを用いることも可
能である。
【0037】また、前記配線層20,26、スルーホー
ル導体12などの材質は、前記Cuの他、Ag、Ni、
Ni−Au系などにしても良く、あるいは、これら金属
のメッキ層を用いず、導電性樹脂を塗布するなどの方法
により形成しても良い。更に、前記絶縁層22,28な
どの材質は、前記エポキシ樹脂を主成分とするもののほ
か、同様の耐熱性、パターン成形性等を有するポリイミ
ド樹脂、BT樹脂、PPE樹脂、あるいは、連続気孔を
有するPTFEなど3次元網目構造のフッ素系樹脂にエ
ポキシ樹脂などの樹脂を含浸させた樹脂−樹脂系の複合
材料などを用いることもできる。尚、絶縁層の形成に
は、絶縁性の樹脂フィルムを熱圧着する方法のほか、液
状の樹脂をロールコータにより塗布する方法を用いるこ
ともできる。尚また、絶縁層に混入するガラス布または
ガラスフィラの組成は、Eガラス、Dガラス、Qガラ
ス、Sガラスの何れか、またはこれらのうちの2種類以
上を併用したものとしても良い。
【0038】また、ビア導体は、前記フィルドビア導体
24などでなく、内部が完全に導体で埋まってない逆円
錐形状のコンフォーマルビア導体とすることもできる。
あるいは、各ビア導体の軸心をずらしつつ積み重ねるス
タッガードの形態でも良いし、途中で平面方向に延びる
配線層が介在する形態としても良い。また、前記凹部9
に実装または内蔵する電子部品は、1つのみでも良い。
逆に、多数の配線基板1を含む多数個取りの基板(パネ
ル)内における製品単位1個内に、複数の凹部9を形成
しても良い。更に、複数のチップ状電子部品を互いの側
面間で予め接着したユニットとし、これを前記凹部9内
に実装することもできる。また、チップ状電子部品に
は、前記チップコンデンサ25などの他、チップ状のイ
ンダクタ、抵抗、フィルタなどの受動部品や、トランジ
スタ、半導体素子、FET、ローノイズアンプ(LNA)
などの能動部品、あるいはSAWフィルタ、LCフィル
タ、アンテナスイッチモジュール、カプラ、ダイプレク
サなども含まれる。しかも、互いに異種の電子部品同士
を配線基板1の同じ凹部9内に併せて実装または内蔵す
ることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上に説明した本発明による第1の配線
基板の製造方法(請求項1)によれば、コア基板の裏面側
に開口する凹部に電子部品を先に実装するため、かかる
電子部品の裏面側を活用して、コア基板の反りを抑制可
能となる。従って、コア基板の表面上方に形成する複数
の配線層および複数の絶縁層を交互に積層してなるビル
ドアップ層も平坦に形成可能となり、信頼性の高い配線
基板が製造可能となる。また、本発明による第2の配線
基板の製造方法によれば、コア基板の裏面側に開口する
凹部に電子部品を埋込樹脂を介して内蔵するため、かか
るコア基板の表面および裏面の平坦性を維持できる。こ
の結果、コア基板の表面上方に形成する複数の配線層お
よび複数の絶縁層を交互に積層するビルドアップ層も、
一層平坦に形成可能となるため、更に信頼性の高い配線
基板を製造することができる。
【0040】更に、請求項3の配線基板の製造方法によ
れば、凹部に電子部品を埋込樹脂を介して内蔵した一対
のコア基板を裏面同士を対向して積層および固定した状
態で、各コア基板の表面上方に複数の配線層および複数
の絶縁層を交互に積層するため、得られるビルドアップ
層を平坦に形成することが一層確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法により得られる配線基板の主
要部を示す断面図。
【図2】(A)〜(E)は本発明の製造方法のうち第1の絶
縁板に関する主な製造工程を示す概略図。
【図3】(A)〜(C),(b)は本製造方法のうち第2の絶
縁板に関する主な製造工程を示す概略図。
【図4】(A),(B)は図2,3に続く本発明の製造方法
の主な工程を示す概略図。
【図5】(A),(B)は図4(B)に続く本発明の製造方法
の主な工程を示す概略図。
【図6】(A)〜(C)は図5(B)に続く本発明の製造方法
の主な工程を示す概略図。
【図7】(A),(B)は図6(C)に続く本発明の製造方法
の主な工程を示す概略図。
【図8】図7(B)に続く本発明の製造方法のビルドアッ
プ工程を示す概略図。
【図9】図8に続く本発明の主要な製造工程を示す概略
図。
【図10】(A),(B)は従来の配線基板の主な製造工程
を示す断面図。
【符号の説明】
1………………………………配線基板 2………………………………第1の絶縁板 3,7…………………………表面 4,8…………………………裏面 5………………………………プリプレグ(接着層) 5a……………………………スペーサ(接着層) 6………………………………第2の絶縁板 6a……………………………凹溝 9………………………………凹部 12……………………………スルーホール導体 19……………………………電子部品接続配線 22,28……………………絶縁層 25……………………………チップコンデンサ(電子部
品) 26,32……………………配線層 27……………………………電極 K………………………………コア基板 BU……………………………ビルドアップ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E314 AA24 BB06 CC01 FF05 FF21 GG19 5E336 AA08 AA12 BB03 BB15 BC26 CC32 CC53 EE01 GG14 5E346 AA06 AA12 AA15 AA22 AA26 AA43 AA60 BB01 BB16 CC02 CC08 CC32 DD02 DD22 EE02 EE06 EE09 EE31 FF04 FF45 GG15 GG17 GG28 GG40 HH11 HH21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面および裏面を有するコア基板における
    裏面側に開口する凹部に電子部品を実装する実装工程
    と、 上記実装工程の後で上記コア基板の表面上方に複数の配
    線層および複数の絶縁層を交互に形成するビルドアップ
    工程と、を含む、 ことを特徴とする配線基板の製造方法。
  2. 【請求項2】表面および裏面を有するコア基板における
    裏面側に開口する凹部に電子部品を実装する実装工程
    と、 上記実装工程の後で上記コア基板の表面上方に複数の配
    線層および複数の絶縁層を交互に形成するビルドアップ
    工程と、を含み、 上記実装工程は、上記コア基板における凹部の底面に予
    め形成された電子部品接続配線に電子部品の電極を接続
    して当該電子部品を凹部に実装し且つかかる凹部に埋込
    樹脂を充填するものである、ことを特徴とする配線基板
    の製造方法。
  3. 【請求項3】前記ビルドアップ工程は、一対の前記コア
    基板における裏面同士を対向して積層および固定し、か
    かる一対のコア基板の表面上方にそれぞれ複数の配線層
    および複数の絶縁層を交互に形成することにより行われ
    る、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の配線基板の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100989802B1 (ko) * 2006-11-29 2010-10-29 유니마이크론 테크놀로지 코퍼레이션 반도체 소자가 매립된 지지 기판 적층 구조체 및 그제조방법

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KR100989802B1 (ko) * 2006-11-29 2010-10-29 유니마이크론 테크놀로지 코퍼레이션 반도체 소자가 매립된 지지 기판 적층 구조체 및 그제조방법

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