JP5445007B2 - 回路基板及びその製造方法 - Google Patents
回路基板及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5445007B2 JP5445007B2 JP2009233712A JP2009233712A JP5445007B2 JP 5445007 B2 JP5445007 B2 JP 5445007B2 JP 2009233712 A JP2009233712 A JP 2009233712A JP 2009233712 A JP2009233712 A JP 2009233712A JP 5445007 B2 JP5445007 B2 JP 5445007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core layer
- core
- circuit board
- layer
- thermal expansion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Description
(付記1)
導電性コア基板と、
前記導電性コア基板の第1の面上に形成された、1以上の樹脂層及び1以上の導体層が積層された第1の配線層と、
前記導電性コア基板の前記第1の面と反対側の第2の面上に形成された、1以上の樹脂層及び1以上の導体層が積層された第2の配線層と、
を有する回路基板であって、
前記導電性コア基板は第1のコア層及び第2のコア層を有し、
前記第1のコア層は、所与の温度以上の温度域において温度上昇に伴って熱膨張率が増大する材料からなり、
前記第2のコア層は、前記所与の温度以上の温度域において、前記第1のコア層の熱膨張率より低い熱膨張率を有する、
回路基板。
(付記2)
前記第1のコア層は、前記第2のコア層の弾性率より高い弾性率を有し、且つ前記第2のコア層の厚さより大きい厚さを有する、付記1に記載の回路基板。
(付記3)
前記第1のコア層は合金を有し、前記第2のコア層は導電性プラスチックを有する、付記1又は2に記載の回路基板。
(付記4)
前記第1のコア層は、インバー、コバール及び42アロイのうちの少なくとも1つを有する、付記1乃至3の何れか一に記載の回路基板。
(付記5)
前記第2のコア層は、炭素繊維強化プラスチック及びカーボンナノチューブ強化プラスチックのうちの少なくとも1つを有する、付記1乃至4の何れか一に記載の回路基板。
(付記6)
前記導電性コア基板の前記第1の面は前記第1のコア層側の面であり、前記導電性コア基板の前記第2の面は前記第2のコア層側の面であり、
当該回路基板は更に、前記第2の配線層上に形成された半導体素子実装用電極を有する、
付記1乃至5の何れか一に記載の回路基板。
(付記7)
前記第1及び第2のコア層は、接着性プリプレグを介して積層されている、付記1乃至6の何れか一に記載の回路基板。
(付記8)
前記第1の配線層及び前記第2の配線層は、前記導電性コアを中心として、対称に構成されている、付記1乃至7の何れか一に記載の回路基板。
(付記9)
前記導電性コア基板は更に、
前記第1のコア層の側に形成された第1の絶縁層と、
前記第1の絶縁層上に形成された第1の導体層と、
前記第2のコア層の側に形成された第2の絶縁層と、
前記第2の絶縁層上に形成された第2の導体層と、
前記第1及び第2のコア層を貫通し、前記第1の導体層と前記第2の導体層とを電気的に接続するビアと
を有する、付記1乃至8の何れか一に記載の回路基板。
(付記10)
前記第2のコア層は炭素繊維強化プラスチックを有し、前記炭素繊維強化プラスチックは基材として、350GPaから600GPaの範囲内の弾性率を有する炭素繊維を含む、付記1乃至9の何れか一に記載の回路基板。
(付記11)
導電性コア基板を形成する工程と、
前記導電性コア基板の第1の面上に、1以上の樹脂層及び1以上の導体層が積層された第1の配線層を形成する工程と、
前記導電性コア基板の前記第1の面と反対側の第2の面上に、1以上の樹脂層及び1以上の導体層が積層された第2の配線層を形成する工程と、
を有する回路基板の製造方法であって、
前記導電性コア基板を形成する工程は、第1のコア層と第2のコア層とを積層する工程を有し、
前記第1のコア層は、所与の温度以上の温度域において温度上昇に伴って熱膨張率が増大する材料からなり、
前記第2のコア層は、前記所与の温度以上の温度域において、前記第1のコア層の熱膨張率より低い熱膨張率を有する、
回路基板の製造方法。
20 導電性コア
21 第1のコア層
22 第2のコア層
23 プリプレグ
31、33 絶縁層
32、34、37、38 導体層
35 絶縁樹脂
35’、36’ スルーホール
36 ビア
40、60 回路基板(配線基板)
50 半導体素子
55 はんだバンプ
61−66 配線層
61a−66a 樹脂層
61b−66b ビア
61c−66c パッド/配線
71、73 ソルダーレジスト
72、74 電極
Claims (7)
- 導電性コア基板と、
前記導電性コア基板の第1の面上に形成された、1以上の樹脂層及び1以上の導体層が積層された第1の配線層と、
前記導電性コア基板の前記第1の面と反対側の第2の面上に形成された、1以上の樹脂層及び1以上の導体層が積層された第2の配線層と、
を有する回路基板であって、
前記導電性コア基板は第1のコア層及び第2のコア層を有し、
前記第1のコア層は、所与の温度以上の温度域において温度上昇に伴って熱膨張率が増大する材料からなり、
前記第2のコア層は、前記所与の温度以上の温度域において、前記第1のコア層の熱膨張率より低い熱膨張率を有し、
前記第1のコア層は、前記第2のコア層の弾性率より高い弾性率を有する、
回路基板。 - 前記第1のコア層は、前記第2のコア層の厚さより大きい厚さを有する、請求項1に記載の回路基板。
- 前記第1のコア層は、インバー、コバール及び42アロイのうちの少なくとも1つを有する、請求項1又は2に記載の回路基板。
- 前記第2のコア層は、炭素繊維強化プラスチック及びカーボンナノチューブ強化プラスチックのうちの少なくとも1つを有する、請求項1乃至3の何れか一項に記載の回路基板。
- 前記導電性コア基板の前記第1の面は前記第1のコア層側の面であり、前記導電性コア基板の前記第2の面は前記第2のコア層側の面であり、
当該回路基板は更に、前記第2の配線層上に形成された半導体素子実装用電極を有する、
請求項1乃至4の何れか一項に記載の回路基板。 - 導電性コア基板を形成する工程と、
前記導電性コア基板の第1の面上に、1以上の樹脂層及び1以上の導体層が積層された第1の配線層を形成する工程と、
前記導電性コア基板の前記第1の面と反対側の第2の面上に、1以上の樹脂層及び1以上の導体層が積層された第2の配線層を形成する工程と、
を有する回路基板の製造方法であって、
前記導電性コア基板を形成する工程は、第1のコア層と第2のコア層とを積層する工程を有し、
前記第1のコア層は、所与の温度以上の温度域において温度上昇に伴って熱膨張率が増大する材料からなり、
前記第2のコア層は、前記所与の温度以上の温度域において、前記第1のコア層の熱膨張率より低い熱膨張率を有し、
前記第1のコア層は、前記第2のコア層の弾性率より高い弾性率を有する、
回路基板の製造方法。 - 前記第2のコア層は炭素繊維強化プラスチックを有し、前記炭素繊維強化プラスチックは基材として、350GPaから600GPaの範囲内の弾性率を有する炭素繊維を含む、請求項1乃至5の何れか一項に記載の回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009233712A JP5445007B2 (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 回路基板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009233712A JP5445007B2 (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 回路基板及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011082361A JP2011082361A (ja) | 2011-04-21 |
JP5445007B2 true JP5445007B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=44076102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009233712A Expired - Fee Related JP5445007B2 (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 回路基板及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5445007B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103079336A (zh) * | 2011-09-28 | 2013-05-01 | 揖斐电株式会社 | 印刷线路板 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5935314B2 (ja) * | 2011-12-20 | 2016-06-15 | 住友ベークライト株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
CN118610193A (zh) * | 2023-03-06 | 2024-09-06 | 华为技术有限公司 | 桥接芯片、芯片封装结构及制作方法、电子设备 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01194491A (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-04 | Hitachi Chem Co Ltd | 銅張金属ベース基板の製造方法 |
JP3510278B2 (ja) * | 1992-09-22 | 2004-03-22 | 住友特殊金属株式会社 | Fe−Ni−Co系低熱膨張合金 |
JP3635205B2 (ja) * | 1998-10-29 | 2005-04-06 | 新光電気工業株式会社 | 配線基板 |
JP2000340895A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-08 | Tokyo Cathode Laboratory Co Ltd | 配線基板及びその製造方法 |
JP2004515610A (ja) * | 2000-12-12 | 2004-05-27 | シュリ ディクシャ コーポレイション | 伝導性制約コアを含む軽量回路板 |
US7893527B2 (en) * | 2007-07-24 | 2011-02-22 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Semiconductor plastic package and fabricating method thereof |
-
2009
- 2009-10-07 JP JP2009233712A patent/JP5445007B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103079336A (zh) * | 2011-09-28 | 2013-05-01 | 揖斐电株式会社 | 印刷线路板 |
US8969732B2 (en) | 2011-09-28 | 2015-03-03 | Ibiden Co., Ltd. | Printed wiring board |
CN103079336B (zh) * | 2011-09-28 | 2016-01-20 | 揖斐电株式会社 | 印刷线路板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011082361A (ja) | 2011-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3822549B2 (ja) | 配線基板 | |
JP6539992B2 (ja) | 配線回路基板、半導体装置、配線回路基板の製造方法、半導体装置の製造方法 | |
US7038142B2 (en) | Circuit board and method for fabricating the same, and electronic device | |
JP4108643B2 (ja) | 配線基板及びそれを用いた半導体パッケージ | |
TWI407850B (zh) | 具有一作為部份電路之核心層的積層式印刷佈線板基材 | |
JP4199198B2 (ja) | 多層配線基板およびその製造方法 | |
JP5367523B2 (ja) | 配線基板及び配線基板の製造方法 | |
WO2003021672A2 (en) | An electronic package having a thermal stretching layer | |
US9392684B2 (en) | Wiring substrate and method for manufacturing wiring substrate | |
JP2015207580A (ja) | 配線基板およびその製造方法 | |
JP2005109307A (ja) | 回路部品内蔵基板およびその製造方法 | |
JP6228851B2 (ja) | 配線基板、配線基板の製造方法 | |
JP5445007B2 (ja) | 回路基板及びその製造方法 | |
JP2003273482A (ja) | 回路基板及びその製造方法及び電子装置 | |
JP2004134679A (ja) | コア基板とその製造方法、および多層配線基板 | |
JP2011049289A (ja) | 配線基板及びその製造方法 | |
JP5176676B2 (ja) | 部品内蔵基板の製造方法 | |
JP5584986B2 (ja) | インターポーザ | |
JP2011151048A (ja) | 電子部品の製造方法および電子部品 | |
JP4417294B2 (ja) | プローブカード用部品内蔵基板とその製造方法 | |
US20100289155A1 (en) | Semiconductor package | |
JP2003218287A (ja) | 半導体素子搭載用基板及び半導体装置 | |
JP2007027255A (ja) | 半導体実装基板及びその製造方法 | |
JP5206217B2 (ja) | 多層配線基板及びそれを用いた電子装置 | |
JP4812686B2 (ja) | 回路基板とその製造方法及び半導体装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120605 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131126 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5445007 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |