JP2003270766A - 自動現像装置 - Google Patents

自動現像装置

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JP2003270766A
JP2003270766A JP2002076162A JP2002076162A JP2003270766A JP 2003270766 A JP2003270766 A JP 2003270766A JP 2002076162 A JP2002076162 A JP 2002076162A JP 2002076162 A JP2002076162 A JP 2002076162A JP 2003270766 A JP2003270766 A JP 2003270766A
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Hiroyuki Ueda
博之 上田
Masatoshi Kaneko
雅俊 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の温調を可能とするための効率的な処
理液の循環及び攪拌を行う。 【解決手段】 循環ポンプ100には、吸引側の配管1
10Bが現像槽54の搬送幅方向の一端側に設けられて
いる拡幅部200の側壁202に開口し、吐出側の配管
110Aに、フィルタ120と共にヒータ122、12
4及び温度センサ126が設けられている。また、現像
槽の底部206には、感光材料の搬送幅方向の一端側に
突出しパイプ208が形成され、幅方向の中間部及び他
端側に突出しパイプ210、212が形成されており、
これらの突出しパイプに配管110Aが分岐されて接続
されている。これにより、循環ポンプが作動すると、現
像槽の搬送幅方向の一端側から吸引された現像液が温調
され、突出しパイプのそれぞれから現像槽の搬送幅方向
に拡散されながら吐出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像露光された感
光材料を搬送しながら、処理槽に貯留している処理液に
浸漬して現像処理する自動現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多量の印刷物を印刷する刷版は、例えば
印刷版を、印刷画像に応じて露光して作成する。また、
印刷版を画像露光するのに先立って、文字などの間違い
がないかの検版が行われる。また、カラー印刷を行うと
きには、色の間違いがないかなどを含めた検版を行う必
要がある。
【0003】このような検版には、検版用の感光材料を
印刷用の画像に応じて露光して形成したプルーフ(カラ
ープルーフ)が用いられる。
【0004】近年、DTPの普及により印刷用の画像デ
ータに基づいて印刷版を露光して刷版を作成するように
することがある。このような刷版の作成に先立って、カ
ラープルーフを作成するときには、検版用の感光材料を
画像データに応じて露光する画像露光装置を出力装置
(セッター)として、この出力装置に、感光材料の現像
処理を行う自動現像装置(以下「プロセッサ」とする)
を連結したカラープルーフ作成装置が用いられる。
【0005】プロセッサは、出力装置から送り込まれる
感光材料を、ローラ対によって挟持して、出力装置から
感光材料を引出しながらプロセッサ内に引き入れ、現像
液、漂白定着液及びリンス液あるいは水洗水に順に浸漬
して現像処理するようになっている。
【0006】ところで、処理槽内に貯留している処理液
に感光材料を浸漬するプロセッサでは、処理液の循環及
び攪拌を行いながらヒータ等の温調手段によって加熱す
ることにより、感光材料が最適に処理されるように予め
設定している温度に、処理液を温調する。
【0007】一方、感光材料や処理液の組み合わせによ
っては、感光材料を最適な処理状態とする処理液の温度
幅が狭い(温度制御幅が狭い)ことがある。処理液の温
度制御幅が狭い場合、処理液を循環するときに、温調し
た処理液をスプレーパイプ等によって処理槽内に拡散さ
せながら噴出することが好ましく、これにより、処理槽
内での処理液の温度ムラが生じるのを防止することがで
きる。
【0008】また、支持体として紙が用いられている感
光材料を処理するときには、支持体から落ちた粉(紙
粉)が処理液中に浮遊する。このような紙粉は、フィル
タ等によって除去しきれずに処理液中に浮遊し、処理液
中に浮遊している紙粉に処理液中の成分が析出して成長
すると、処理槽内に沈殿物を成形する。
【0009】この沈殿物は、処理液の温調等のために処
理槽内の処理液の循環及び攪拌を行うことにより巻き上
げられてしまい、処理液中を搬送される感光材料に付着
し、感光材料の処理ムラ等の仕上がり不良や仕上がり品
質の低下を生じさせてしまう。
【0010】また、処理液の高精度の温調を行うときに
は、処理槽の底部から吸出した処理液を、処理液中に配
置したスプレーパイプから拡散する方法が一般的となっ
ており、スプレーパイプを用いて、処理液の循環及び攪
拌を行うと、沈殿物がスプレーパイプに形成している小
孔に付着して堆積し、目詰まりを生じさせてしまい、均
一な処理液の攪拌が困難となってしまうという問題が生
じる。
【0011】さらに、処理液の循環及び攪拌を行うとき
に、処理槽の底部の沈殿物を巻き上げたり循環させてし
まうことになってしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、現像液や漂白定着液等の処理
液を高精度に温調するときに効率的な処理液の循環を可
能とした自動現像装置を提案することを目的とする。ま
た、本発明は、処理液中の沈殿物が感光材料に付着する
ことによる仕上がり品質の低下を防止した自動現像装置
を提案することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、処理槽内に貯留している処理液を温調手段
によって予め設定されている所定温度に温調しながら、
感光材料をこの処理液に浸漬して処理する自動現像装置
であって、前記処理槽の一方の側壁に設けた吸引口から
吸引した処理液を処理槽の底部の所定位置に設けた複数
の吐出口のそれぞれから吐出することにより処理槽内の
処理液を循環する循環手段を、含むことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、処理槽の一方の側壁に
設けている吸引口から処理液を吸引して、処理槽の底部
に設けている吐出口から処理液を吐出することにより処
理液の循環を行う。このとき、処理槽の底部に複数の吐
出口を設け、それぞれの吐出口から処理液を吐出するこ
とにより、処理液を処理槽内で分散させる。
【0015】これにより、スプレーパイプ等を用いるこ
となく、処理槽内の処理液が均一な温度となるように循
環及び攪拌を行うことができ、スプレーパイプを用いる
ことがないので、処理液中の沈殿物が目詰まりを引き起
こして、処理槽内の処理液に温度ムラ等を生じさせるこ
とがない。
【0016】このような本発明では、循環手段を形成す
る管路中に、温調手段を形成するヒータ等の加熱手段及
び温度センサ等の温度検出手段を設けることができ、さ
らに、温調手段には、冷却手段を含むこともできる。
【0017】本発明では、複数の吐出口を処理槽の底部
に分散させることが好ましく、このとき、請求項2に係
る発明では、前記処理槽内に、一対の側板の間に配置し
たローラないしガイドによって前記感光材料の搬送路を
形成する処理ラックを配置しているときに、前記複数の
吐出口が少なくとも、一方の側壁のラック側板よりも前
記感光材料の搬送路側に設けられて第1の吐出口が形成
された第1の吐出部と、前記一対のラック側板の中間部
に設けられて第2の吐出口が形成された第2の吐出部
と、他方の前記側壁と該側壁側の前記ラック側板の間に
設けられて第3の吐出口が形成された第3の吐出部と、
を含むことを特徴とする。
【0018】これにより、吐出口から吐出した処理液
が、直接、吸引口から吸引されてしまうのを防止して、
確実に処理槽内の処理液を攪拌して、吸引口から吸引す
ることができる。
【0019】また、請求項3に係る発明では、前記吐出
口のそれぞれを前記処理槽の底板面から所定高さに突出
させていることを特徴とする。
【0020】この発明によれば、吐出口を処理槽の底板
から所定高さまで突出させることにより、処理槽の底板
上の沈殿物を巻き上げてしまうのを防止することができ
る。
【0021】これにより、処理槽内の沈殿物が感光材料
に付着して、感光材料の仕上がりを損ねてしまうのを防
止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1には本実施の形態に適
用したカラープルーフ作成装置10を示している。この
カラープルーフ作成装置10は、感光材料に画像露光を
施して出力する出力装置であるセッター12に自動現像
装置であるプロセッサ14が連結されている。また、プ
ロセッサ14の排出側(セッター12と反対側)には、
ストッカー16が設けられている。
【0023】セッター12には、内部を遮光する機枠1
8内にマガジン20が装填される。このマガジン20に
は、長尺の感光材料22がロール状に巻き取られて収容
されている。また、セッター12には、感光材料22に
画像を形成する記録部24が設けられている。この記録
部24は、回転ドラム26及び記録ヘッド部28を備え
ている。
【0024】セッター12では、マガジン20から感光
材料22を引き出すと、図示しないカッタによって所定
長さに切断して記録部24へ送り出す。これにより、感
光材料22がシート状となって記録部24に送り込まれ
る。
【0025】記録部24では、この感光材料22を、感
光層側の面を外側へ向けた状態で回転ドラム26の周面
の所定位置に巻き付ける。また、記録部24では、回転
ドラム26に設けている図示しない吸着手段により、回
転ドラム26に感光材料22を吸着保持する。
【0026】記録部24では、回転ドラム26の所定位
置に感光材料22を巻き付けて吸着保持すると、回転ド
ラム26を所定の速度で高速回転させながら、回転ドラ
ム26の回転に同期させて、画像データに応じて変調し
た光ビームを記録ヘッド部28から感光材料22へ照射
することにより感光材料22を走査露光し、感光材料2
2に画像データに応じた画像露光を施す。なお、セッタ
ー12では、R、G、Bの各色に分解した画像データに
基づいて感光材料22を走査露光することにより、感光
材料22にカラー画像を形成するようにしている。
【0027】セッター12は、感光材料22への画像露
光が終了すると、この感光材料20を回転ドラム26か
ら取り外し、感光層側の面を上方へ向けた状態で、機枠
18のプロセッサ14側に形成している排出口30から
プロセッサ14へ送り出す。
【0028】セッター12では、所定範囲であれば幅寸
法の異なる感光材料22への画像露光が可能となってお
り、感光材料22の幅方向の中心位置が、回転ドラム2
6の軸線方向に沿った一定位置となるように感光材料2
2を回転ドラム26へ位置決めして画像露光を行う。こ
れにより、プロセッサ14には、所謂センター通しで感
光材料22が挿入されるようになっている。
【0029】なお、セッター12では、一例として、幅
寸法が506mm、660mm、820mmの感光材料
22への画像露光を施すようになっている。これによ
り、A1(660mm×940mm)、A2(506m
m×660mm)、A3(506mm×350mm)及
びB1(820mm×1100mm)、B2(820m
m×660mm)の各サイズでの画像形成が可能となっ
ている。
【0030】プロセッサ14では、感光材料22を感光
層側の面が下方へ向けられた状態で搬送しながら所定の
処理を行うようにしている。すなわち、プロセッサ14
では、感光層側の面が下方へ向けられた状態でセッター
12から送り込まれる感光材料22をそのままで搬送し
て処理することにより、感光材料22の感光層側の面を
反転させるスイッチバック部等を設けるスペースを省く
と共に、感光材料22の反転処理を行うための時間を短
縮して、カラープルーフの迅速な作成が可能となるよう
にしている。
【0031】図2に示すように、プロセッサ14には、
機枠32内に処理液処理部34及び乾燥部36が設けら
れている。また、機枠32内には、処理液処理部34の
セッター12側に導入部38が形成されている。なお、
処理液処理部34、乾燥部36及び導入部38の間は、
図示しない隔壁によって区画されている。
【0032】プロセッサ14には、セッター12の排出
口30(図1参照)に対向して、機枠32にスリット状
の挿入口40が形成され、処理液処理部34と導入部3
8の間スリット状の挿通口42が形成されている。ま
た、導入部38には、挿入口40と挿通口42の間に、
搬送ローラ対44、46が設けられている。
【0033】プロセッサ14は、セッター12からの搬
出信号によって図示しない駆動手段を作動させて、搬送
ローラ対44、46を所定速度で回転駆動する。
【0034】これにより、挿入口40から挿入された感
光材料22は、搬送ローラ対44に達すると、搬送ロー
ラ対44に挟持され、セッター12から引出されながら
挿通口42へ向けて挟持搬送され、さらに、搬送ローラ
対46に挟持搬送されて、挿通口42から処理液処理部
34へ送り込まれる。また、搬送ローラ対44の下流近
傍に感材検出センサ(図5に示す感材検出センサ23
4)が設けられ、この感材検出センサによって搬送ロー
ラ対44での感光材料22の挟持の有無及び感材幅を検
出できるようになっている。なお、導入部38には、挿
入口40にガイド48が配置され、搬送ローラ対44、
46の間にガイド50が配置されて、感光材料22を挿
入口40から処理液処理部34へ確実に案内搬送できる
ようになっている。
【0035】処理液処理部34には、処理タンク52が
設けられている。処理タンク52には、感光材料22の
搬送方向に沿って順に、現像液を貯留する現像槽54、
漂白定着液を貯留する漂白定着槽56、及びリンス液も
しくは水洗水を貯留するリンス槽58、60、62が形
成されている。
【0036】現像槽54には、処理ラック64が配設さ
れ、漂白定着槽56には、処理ラック66が配設されて
いる。また、リンス槽58〜62のそれぞれには、処理
ラック68が配設されている。
【0037】これにより、導入部38から処理液処理部
34へ送り込まれた感光材料22は、現像槽54内、漂
白定着槽56内およびリンス槽58〜62内のそれぞれ
を略U字状に案内搬送され、現像液、漂白定着液及びリ
ンス液に順に浸漬され、現像処理、漂白定着処理及びリ
ンス処理が施される。なお、処理ラック64〜68のそ
れぞれには、クロスオーバー用のガイド及び搬送ローラ
対によってクロスオーバー部(図示省略)が形成されて
おり、感光材料22は、このクロスオーバ部によって上
流側の処理槽から下流側の処理槽へ円滑に湾曲されなが
ら案内される。
【0038】リンス処理が終了して最下流のリンス槽6
2から送り出される感光材料22は、処理液処理部34
と乾燥部36との間に形成されているスリット状の挿通
口70から乾燥部36へ送り込まれる。
【0039】乾燥部36には、挿通口70側にローラ7
2が設けられ、排出口74側にローラ76が設けられて
いる。また、乾燥部36内には、ローラ72の上方にロ
ーラ78が設けられ、ローラ72、76の間の上方にロ
ーラ80が設けられており、これらのローラ72、7
4、80、78の間に無端のメッシュベルト82が巻き
かけられている。
【0040】このメッシュベルト82は、図示しない駆
動手段の駆動力によって回転駆動されると、ローラ7
2、76の間で、処理液処理部34での感光材料22の
搬送速度と略同じか僅かに早い速度で、感光材料22の
搬送方向である挿通口70側から排出口74側へ移動す
る。
【0041】また、乾燥部36には、挿入側のローラ7
2に対向するローラ84と、排出側のローラ76に対向
するローラ86が設けられている。これにより、処理液
処理部34から乾燥部36に送り込まれた感光材料22
は、ローラ72、84によって挟持されて乾燥部36内
に引き入れられると共に、メッシュベルト82の下面に
沿って、ローラ76、86の間へ向けて送り出される。
また、ローラ76、86は、感光材料22を挟持する
と、この感光材料22を排出口74から機外(機枠32
外)へ送り出す。
【0042】なお、ローラ76の上方には、テンション
ローラ88が設けられており、ローラ78、80の間
で、メッシュベルト82がテンションローラ88に巻き
掛けられていることにより、メッシュベルト82に所定
の張力が付与されている。
【0043】一方、乾燥部36には、ローラ72、76
の間のメッシュベルト82に対向してチャンバー90が
設けられている。このチャンバー90には、図示しない
乾燥風発生手段によって発生された乾燥風が供給される
ようになっている。
【0044】また、チャンバー90には、メッシュベル
ト82に対向する面に複数の噴出し口92が形成されて
いる。噴出し口92のそれぞれは、長手方向がメッシュ
ベルト82の移動方向と直交する方向である感光材料2
2の幅方向に沿ったスリット状に形成されており、チャ
ンバー90に供給された乾燥風が、この噴出し口92か
らメッシュベルト82へ向けて噴出される。
【0045】なお、ローラ72、76の間には、抑えロ
ーラ94が設けられており、この抑えローラ94とテン
ションローラ88によって、噴出し口92から噴出され
る乾燥風によってメッシュベルト82に撓みが生じるの
を防止している。
【0046】ローラ72、74から送り出される感光材
料22は、噴出し口92から噴出される乾燥風によって
メッシュベルト82へ押し付けられ、このメッシュベル
ト82が回転駆動されていることにより、メッシュベル
ト82と一体で乾燥部36内を排出口74へ向けて移動
する。
【0047】このときに、感光材料22は、乾燥風によ
って加熱乾燥されると共に、加熱乾燥されることにより
蒸発した水分が感光材料22の表面近傍から除去され
て、乾燥が促進される。
【0048】ところで、プロセッサ14には、各処理槽
内の処理液を循環する処理液循環機構及び、経時的ない
し感光材料22の処理量等に応じ、予め設定されている
タイミングで各処理槽に補充液を補充する補充機構が設
けられている。
【0049】図3には、プロセッサ14に設けられてい
る処理液循環機構及び補充機構の概略を示している。
【0050】プロセッサ14の処理液処理部34には、
循環ポンプ100、102、104、106、108が
設けられている。
【0051】循環ポンプ100の吐出側には、配管11
0Aの一端が連結しており、この配管110Aの他端が
現像槽54の底部に開口している。また、循環ポンプ1
00の吸引側には、配管110Bの一端が連結してお
り、この配管110Bの他端が現像槽54の側壁に開口
しており、循環ポンプ100が作動することにより、現
像槽54内の現像液が側壁から吸引されて底部から吐出
される。これにより、現像槽54内の現像液の循環及び
攪拌がなされる。
【0052】循環ポンプ102の吐出側には、配管11
2Aの一端が連結され、この配管112Aの他端が漂白
定着槽56の底部に開口し、吸引側には、配管112B
の一端が連結され、この配管112Bの他端が漂白定着
槽56の側壁に開口している。また、循環ポンプ104
〜108のそれぞれのと吐出側には、配管114A、1
16A、118Aの一端が連結し、それぞの配管114
A、116A、118Aの他端がリンス槽58、60、
62の底部に開口し、循環ポンプ104〜108のそれ
ぞれの吸引側には、配管114B、116B、118B
の一端が連結し、それぞれの配管114B、116B、
118Bの他端がリンス槽58、60、62のそれぞれ
の側壁に開口している。
【0053】これにより、処理液処理部34では、循環
ポンプ102〜108が作動すると、漂白定着槽56内
の漂白定着液、リンス槽58〜62のリンス液の循環お
よび攪拌がなされる。
【0054】一方、配管110Aには、フィルタ120
及び温調手段を形成するヒータ122、124と温度セ
ンサ126が設けられており、処理液処理部34では、
現像槽54内の現像液の循環/攪拌を行うときに、フィ
ルタ120によって現像液中の浮遊物をろ過可能とする
と共に、ヒータ122、124及び温度センサ126に
よって、現像液が感光材料22を適切に処理可能となる
ように予め設定されている温度に温調可能となるように
している。
【0055】また、漂白定着液用の配管112Aには、
フィルタ128、ヒータ130、132及び温度センサ
134が設けられており、処理液処理部34では、フィ
ルタ128によって漂白定着液中の浮遊物をろ過可能と
すると共に、ヒータ130、132及び温度センサ13
4によって、漂白定着液を、感光材料22が適切に処理
される予め設定されている温度に温調可能となるように
している。
【0056】さらに、リンス液用の配管114Aには、
フィルタ136、ヒータ138及び温度センサ140が
設けられ、配管116Aには、フィルタ142、ヒータ
144及び温度センサ146が設けられ、配管118A
には、フィルタ148、ヒータ150及び温度センサ1
52が設けられている。これにより、リンス槽58〜6
2内のリンス液は、フィルタ136、142、148に
よって浮遊物がろ過可能となっていると共に、ヒータ1
38と温度センサ140、ヒータ144と温度センサ1
46及び、ヒータ150と温度センサ152によって、
予め設定された温度に温調可能となるようにしている。
【0057】なお、プロセッサ14では、ヒータ12
2、124、130、132、138、144、150
として、処理液の管路を囲う鋳物中に電気ヒータを埋め
込んだ所謂鋳込みヒータを用いている。
【0058】ここで、プロセッサ14の各処理槽での処
理液の循環を説明する。なお、現像槽54、漂白定着槽
56、リンス槽58〜62での基本的構成は同一であ
り、以下では、現像槽54を例に説明して、漂白定着槽
56及びリンス槽58〜62に対する説明を省略する。
【0059】図4に示すように、現像槽54には、感光
材料22(図4では図示省略)の搬送方向と直交する方
向である幅方向の一端側に、底浅の拡幅部200が設け
られており、この拡幅部200の側壁202に、循環ポ
ンプ100の吸引側の配管110Bが連結されて開口さ
れている。
【0060】この拡幅部200には、現像槽54内の液
面の下限レベルを検出する液面センサ204が設けら
れ、現像槽54内の現像液の液面レベルが、この液面セ
ンサ204によって検出する下限レベルより下がらない
ようにしており、配管110Bの開口は、この液面レベ
ルよりも下方となっている。
【0061】これにより、プロセッサ14では、現像液
を循環するときに、配管110B内からエアーを吸い込
んでしまうのを防止している。
【0062】なお、処理タンク22には、漂白定着槽5
6及びリンス槽58〜62のそれぞれにも拡幅部が設け
られており、リンス槽58〜62が拡幅部と同じ底浅と
なっている。また、漂白定着槽56及びリンス槽58〜
62に設けている循環用の配管112B、114B、1
16B、118Bのそれぞれも液面の下限レベルより下
方に開口している(図示省略)。
【0063】一方、処理タンク52には、現像槽54の
底部206に、現像液の吐出口として突出しパイプ20
8、210、212が、感光材料22の搬送幅方向に沿
った所定位置にそれぞれ一体形成されている。
【0064】前記したように現像槽54内には、処理ラ
ック64が配置されるようになっており、この処理ラッ
ク64は、一対の側板214、216の間に感光材料2
2の搬送路を形成する図示しないガイド及びローラが設
けられている。
【0065】突出しパイプ210は、この処理ラック6
4の一対の側板214、216の中間部となる位置に形
成されており、突出しパイプ212は、処理ラック64
の側板214と処理槽54の拡幅部200と反対側の側
壁218の間となる位置に形成されている。また、突出
しパイプ208は、処理ラック64の側板214の近傍
で、感光材料22の搬送路側となる位置に形成されてい
る。すなわち、突出しパイプ208は、現像槽54内に
処理ラック64を装着したときに、側板214を挟んで
拡幅部200と反対側となるように形成されている。
【0066】突出しパイプ208〜212のそれぞれ
は、現像槽54の底部206を貫通するように一体に形
成されており、上端が現像槽54の底面よりも所定高さ
xだけ突出されていると共に、底部206の裏面側に配
管が接続可能となるように突出されている。
【0067】一方、循環ポンプ100の吐出側に接続し
ている配管110Aは、ヒータ122、124の間にT
字管220が設けられている。このT字管220には、
中間部がヒータ122に接続し、一端側にヒータ124
が接続している。また、T字管220の他端側には、バ
ルブ222が取り付けられている。
【0068】また、配管110Aは、温度センサ126
の先でT字管224、226によって分岐されて突出し
パイプ208、210、212のそれぞれに連結してい
る。
【0069】これにより現像槽54では、循環ポンプ1
00が作動すると、感光材料22の搬送幅方向の一端側
の拡幅部200から現像槽54内の現像液が吸引されな
がら、感光材料22の搬送幅方向に沿って配置されてい
る吐出パイプ208、210、212のそれぞれの上端
に形成されている吐出口から現像液が現像槽54内に吐
出される。
【0070】このとき、突出しパイプ208を処理ラッ
ク64の側板214の近傍で拡幅部200と反対側に設
けていることにより、突出しパイプ208から吐出した
現像液が、直接、循環ポンプ100によって吸引される
のを防止しながら、現像槽54内で感光材料22の搬送
幅方向に沿った現像液の流れを形成して、現像液の攪拌
が可能となるようにしている。
【0071】また、突出しパイプ208〜212から吐
出される現像液は、突出しパイプ208〜212のそれ
ぞれが、現像槽54の底部206から所定高さまで突出
していることにより、現像槽54の底面(底部206の
上面)近傍の現像液を攪拌してしまうのを防止するよう
にしている。
【0072】さらに、配管110Aは、突出しパイプ2
08〜212のそれぞれからT字管220までが、T字
管220が下方となるように傾斜されており、これによ
り、バルブ222を開放したときに、配管110A、1
10B内及び現像槽54内の現像液の略全量を排出可能
となっている。なお、現像槽54の底部206には、バ
ルブ222とは別の図示しないバルブが連結されてお
り、これにより、現像槽54の底部206上に残ってい
る現像液が排出可能となっている。
【0073】一方、図3に示すように、プロセッサ14
には、現像補充原液を貯留する補充タンク154、漂白
定着補充原液を貯留する補充タンク156、158及び
現像補充原液、漂白定着補充原液の希釈及びリンス液と
して用いる水を貯留する給水タンク160が設けられて
いる。また,処理液処理部34には、補充ポンプ16
2、164、166及び給水ポンプ168、170、1
72、174、176、178が設けられている。
【0074】補充ポンプ162の吐出側には、配管18
0Aの一端が連結しており、この配管180Aの他端が
補充ノズル182を介して現像槽54の上部に開口し、
吸引側には、配管180Bの一端が連結し、この配管1
80Bの他端が補充タンク154内に開口している。
【0075】これにより、処理液処理部34では、補充
ポンプ162が作動すると、補充タンク154内の現像
補充原液が補充液として現像槽54に補充される。
【0076】補充ポンプ164の吐出側には、配管18
4Aの一端が連結され、この配管184Aの他端が補充
ノズル186を介して漂白定着槽56の上部に開口し、
吸引側には、配管184Bの一端が連結され、この配管
184Bの他端が補充タンク156内に開口している。
また、補充ポンプ166の吐出側には、配管188Aの
一端が連結され、この配管188Aの他端が補充ノズル
190を介して漂白定着槽56の上部に開口し、吸引側
には、配管188Bの一端が連結され、この配管188
Bの他端が補充タンク158内に開口している。
【0077】これにより、処理液処理部34では、補充
ポンプ164、166が作動すると、補充タンク15
6、158内の漂白定着補充原液のそれぞれが、補充ノ
ズル186、190から補充液として漂白定着槽56へ
補充される。なお、本実施の形態に適用したプロセッサ
14は、2液に分離されている漂白定着補充原液を所定
比率で混合することにより漂白定着補充原液を形成する
ようにしているが、これに限らず、1液の漂白定着補充
原液を用いるものであっても良い。
【0078】一方、図4に示すように、現像槽54へ現
像補充原液を吐出する補充ノズル182は、拡幅部20
0内に設けられている。この補充ノズル182は、略U
字状に形成されて、側壁202を跨ぐように取り付けら
れており、現像補充原液を拡幅部200内に吐出する。
【0079】これにより、循環ポンプ100によって現
像槽54内の現像液を循環するときに、補充ノズル18
2から吐出される現像補充原液が、現像槽54内の現像
液と共に配管110B内に吸引され、現像槽54内から
吸引された現像液と混合されながら突出しパイプ208
〜212のぞれぞれから吐出されるようになっている。
なお、補充ノズル182の先端は、現像槽54内の現像
液の下限レベルよりも下方となるように現像液中に挿入
されており、補充ポンプ162が停止した時に、補充ノ
ズル182ないし配管180A内に空気が入り込んでし
まうことがないようにして、補充ノズル182ないし配
管180A内に残っている現像補充原液の劣化を防止し
ている。
【0080】図3に示すように、給水ポンプ168の吐
出側には、配管192Aの一端が連結され、この配管1
92Aの他端が現像槽54の上部に開口し、給水ポンプ
170の吐出側には、配管192Bの一端が連結され、
この配管192Bの他端が漂白定着槽56の上部に開口
している。
【0081】また、給水ポンプ172〜176のそれぞ
れの吐出側には、配管192C、192D、192Eの
一端が連結し、配管192C、192D、192Eの他
端がリンス槽58、60、62の上部に開口し、給水ポ
ンプ178の吐出側には、配管194の一端が連結さ
れ、この配管194の他端が、補充ノズル196を介し
て、リンス槽62の上部に開口している。
【0082】さらに、給水タンク160内には、配管1
98の一端が開口し、この配管198が中間部で分岐さ
れて、給水ポンプ168〜178の吸引側に連結してい
る。
【0083】これにより、処理液処理部34では、給水
ポンプ168が作動することにより現像槽54へ、現像
補充原液の希釈用の水が給水タンク160から供給さ
れ、給水ポンプ170が作動することにより漂白定着槽
56へ漂白定着補充原液の希釈用の水が給水タンク16
0から供給される。また、処理液処理部34では、給水
ポンプ178が作動することにより、給水タンク160
内の水がリンス液としてリンス槽62へ補充される。
【0084】また、処理液処理部34では、給水ポンプ
172、174、176のそれぞれが作動することによ
り、給水タンク158内の水がリンス槽58〜60のそ
れぞれに吐出される。
【0085】プロセッサ14では、給水ポンプ168〜
176の吐出側に接続している配管192A〜192E
のそれぞれが、処理ラック64〜68のクロスオーバー
部に設けられている搬送用のローラへ向けて多数の小孔
が開口している図示しないスプレーパイプに連結してお
り、これにより、給水ポンプ168〜176が作動した
ときに、処理ラック64〜68のクロスオーバー部に設
けているローラの周面に給水タンク160内の水が供給
され、この水によってローラの周面を洗浄するようにし
ている。また、現像槽54及び漂白定着槽56では、ロ
ーラの周面を洗浄した水が、現像補充原液及び漂白定着
補充原液の希釈用として回収され、リンス槽58〜60
では、リンス液の補充液として回収される。
【0086】なお、処理タンク52には、現像槽54及
び漂白定着槽56内にオーバーフロー管54A、56A
が設けられており、補充液の補充によって余剰となった
現像液および漂白定着液が、オーバーフロー管54A、
56Aから排出されるようになっている。
【0087】また、処理タンク52には、リンス槽58
内にオーバーフロー管58Aが設けられており、プロセ
ッサ14では、リンス槽62にリンス液として水を補充
することにより、リンス槽62で余剰となった水(リン
ス液)が、リンス槽60へオーバーフローする。また、
リンス槽60で余剰となった水は、リンス槽58へオー
バーフローし、これによりリンス槽58で余剰となった
水がオーバーフロー管58Aから排出される所謂カスケ
ード方式による給水を行うようになっている。
【0088】図5に示すように、プロセッサ14の制御
部250には、図示しないマイコンを備えたコントロー
ラ252が設けられている。
【0089】このコントローラ252には、前記した現
像槽54に対して設けられている循環ポンプ100、補
充ポンプ162、給水ポンプ168、ヒータ122、1
24、温度センサ126及び液面センサ204が接続し
ている。
【0090】また、図4に示すように、プロセッサ14
の処理液処理部34には、温調室228が形成されてお
り、この温調室228の壁面等に循環ポンプ100及び
フィルタ120が取り付けられ、内部にヒータ122、
124が配置されている。
【0091】また、温調室228に冷却ファン230及
びグリル232が設けられており、グリル232を介し
て温調室228内の空気を機外に排出可能となっている
と共に、冷却ファン230によって外気の吸引が可能と
なっていいる。
【0092】この冷却ファン230は、一方のヒータ1
22に対向しており、プロセッサ14では、この冷却フ
ァン230が作動することにより、現像液を加熱するヒ
ータ122の冷却が可能となっている。
【0093】図5に示すように、コントローラ252に
は、この冷却ファン230が接続している。コントロー
ラ252は、循環ポンプ100を作動させながら、温度
センサ126によって現像液の温度検出を行い、この検
出温度に基づいてヒータ122、124及び冷却ファン
230を作動させて現像液の温調を行う。このとき、コ
ントローラ252は、ヒータ122、124のオン/オ
フ制御によって現像液を加熱すると共に、ヒータ122
をオフした時に、冷却ファン230を作動させることに
より、ヒータ122を冷却して、ヒータ122の余熱に
よる現像液の温度上昇を抑えて、高精度の温調が可能と
なるようにしている。
【0094】また、コントローラ252は、経過時間や
感光材料22の処理量が所定量に達するごとなどの予め
設定されているタイミングで、補充ポンプ162と給水
ポンプ168を作動させて、所定量の現像補充原液とこ
の現像補充原液を所定比率で希釈する水を補充液として
補充することにより、現像槽54内に貯留している現像
液の処理性能を一定に保つようにしている。
【0095】なお、図5では図示を省略しているが、こ
のコントローラ252には、漂白定着槽56に対して設
けられている循環ポンプ102、補充ポンプ164、1
66、給水ポンプ170、ヒータ130、132、温度
センサ134、液面センサ、冷却ファン(図示省略)及
びリンス槽58〜62に対して設けられている循環ポン
プ104〜108、給水ポンプ172〜178、ヒータ
138、144、150、温度センサ140、146、
152が接続して、コントローラ252に制御されてい
る。また、プロセッサ14には、漂白定着槽56、リン
ス槽58〜62のそれぞれに液面センサが設けられ、ヒ
ータ130、138、144、150のそれぞれに対向
する冷却ファンが設けられて、コントローラ252に制
御されるが、本実施の形態では、図示及び説明を省略す
る。
【0096】コントローラ252には、乾燥部36に対
して設けられている図示しない乾燥ファンやヒータ、温
度センサ等が接続していると共に、挿入口40に挿入さ
れる感光材料22を検出する感材検出センサ234及び
感光材料22を搬送するための駆動源となる駆動モータ
236が接続している。
【0097】また、プロセッサ14には、機枠32の上
面側の所定位置に操作パネル254が設けられ、この操
作パネル254がコントローラ252に接続している。
【0098】プロセッサ14では、操作パネル252に
設けている図示しないキー操作によってプロセッサ14
の電源のオン/オフから各種の設定が可能となってお
り、また、操作パネル252に設けている図示しない表
示手段によってプロセッサ14の動作状態や各種の設定
状態の確認が可能となっている。
【0099】コントローラ252は、操作パネル254
に設けている図示しない電源スイッチがオンされると、
乾燥部36内が、感光材料22を適切に加熱できる温度
となるように加熱すると共に、現像槽54、漂白定着槽
56及びリンス槽58〜62内の処理液のそれぞれを加
熱して、処理液のそれぞれを予め設定している温度に温
調する。
【0100】このとき、コントローラ252では、ま
ず、循環ポンプ100〜108を作動させて、処理液の
循環を開始し、所定時間経過した後に、温度センサ12
6、134、140、146、152を用いた処理液の
液温のサンプリングを行う。この処理液の液温のサンプ
リングは、例えば所定時間間隔で処理液の液温を読込ん
で平均値を用いるなどの従来公知の任意の方法を適用す
ることができる。
【0101】コントローラ252は、処理液の液温の計
測を行うと、この計測結果に基づいてそれぞれの処理液
が予め設定されている温度となるように温調を開始す
る。
【0102】また、コントローラ252には、セッター
12に設けているセッター制御部256が接続してお
り、プロセッサ14の立ち上げ処理が終了して、感光材
料22の適正な処理が可能となると、セッター制御部2
56へレディ信号を出力する。これにより、セッター1
2は、感光材料22への画像露光ないし画像露光の終了
した感光材料22の排出するための搬送処理を開始す
る。
【0103】なお、セッター制御部256は、画像露光
した感光材料22を送り出すときに、コントローラ25
2に搬出信号を出力するようになっており、コントロー
ラ252は、この搬出信号が入力されることにより、駆
動モータ236を駆動するなどして、感光材料22の受
け取り及び搬送が可能となるようにしている。
【0104】また、コントローラ252は、現像液を温
調する時の目標温度を38.5°C±0.3°C、漂白
定着液及びリンス液のそれぞれを温調するときの目標温
度を38.0°C±2°Cとしている。
【0105】このように構成されているプロセッサ14
が設けられているカラープルーフ作成装置10では、ま
ず、セッター12で、カラープルーフを形成する感光材
料22を、画像データに応じて露光する。このとき、セ
ッター12では、画像データに応じた幅寸法の感光材料
22をマガジン20から引出して、画像データに応じた
長さに切断して、記録部24へ送り込む。すなわち、画
像データに応じたサイズの感光材料22を記録部24へ
送り込む。
【0106】記録部24では、この感光材料22を回転
ドラム26に巻きつけて吸着保持した後、回転ドラム2
6を高速回転しながら、画像データに応じて変調した光
(レーザ光)ビームを、回転ドラム26の回転に同期さ
せて照射することにより、回転ドラム26に吸着保持し
た感光材料22を走査露光する。これにより、感光材料
22には、画像データに応じた画像が露光される。な
お、感光材料22の露光は、従来公知の任意の構成を適
用することができる。
【0107】セッター12では、感光材料22の露光が
終了すると、この感光材料22を回転ドラム26から取
り外しながら、排出口30へ向けて搬送して、排出口3
0から送り出される。これと共に、セッター12では、
セッター制御部256から感光材料22の搬出信号をプ
ロセッサ14のコントローラ252へ出力する。
【0108】このセッター12には、プロセッサ14が
連結されており、排出口30から送り出される感光材料
22は、排出口30に対向しているプロセッサ14の挿
入口40へ送り込まれる。プロセッサ14では、セッタ
ー12からの搬出信号によって図示しない駆動モータ2
36を作動して、搬送ローラ対44、46等を回転駆動
する。
【0109】これにより、プロセッサ14の挿入口40
から挿入された感光材料22が挿入口40に対向して配
置されている搬送ローラ対44の間へ送り込まれると、
搬送ローラ対44がこの感光材料22を挟持し、感光材
料22をセッター12から引出しながら、プロセッサ1
4内に引き入れる。
【0110】搬送ローラ対44によってプロセッサ14
内に引き入れられた感光材料22は、まず、処理液処理
部34へ送り込まれて、現像液、漂白定着液及びリンス
液のそれぞれに順に浸漬されんながら搬送されて、現像
処理、漂白定着処理及びリンス処理が行われる。
【0111】リンス処理の終了した感光材料22は、リ
ンス槽62から乾燥部36へ送り込まれ、メッシュベル
ト82の下面に沿って乾燥部36内を搬送される。この
とき、乾燥部36では、図示しない乾燥風発生手段によ
って発生した乾燥風をチャンバー90へ供給し、噴出し
口92から感光材料22へ向けて噴出する。
【0112】これにより、感光材料22は、メッシュベ
ルト82の下面に貼り付けられた状態で乾燥部36内を
搬送されると共に、乾燥風によって加熱乾燥され、排出
口74から排出され、ストッカー16に集積される。
【0113】一方、プロセッサ14では、予め設定して
いる所定のタイミングで、補充ポンプ162〜166、
給水ポンプ168〜178のそれぞれを作動させること
により、現像槽54、漂白定着槽56及びリンス槽58
〜62のそれぞれへ補充液を補充することにより、それ
ぞれの処理液による感光材料22の処理性能を維持する
ようにしている。
【0114】このとき、プロセッサ14では、各処理液
のそれぞれを循環することにより攪拌して、処理槽内の
処理液の温度及び処理性能が均一となるようにしてい
る。
【0115】また、プロセッサ14では、操作パネル2
54に設けている図示しない電源スイッチをオンするこ
とにより、現像槽54内の現像液を含む各処理液のそれ
ぞれを予め設定した温度に加熱する立ち上げ処理を行う
と共に、立ち上げ処理が終了すると、各処理液のそれぞ
れをその温度に維持する温調制御を行いながら、セッタ
ー12のセッター制御部256へレディ信号を出力す
る。
【0116】セッター制御部256では、プロセッサ1
4のコントローラ252からレディ信号が入力される
と、感光材料22の処理を開始する。
【0117】ここで、現像槽54内の現像液を例に、立
ち上げ処理および循環処理を説明する。なお、コントロ
ーラ252では、現像槽54内の現像液の循環及び温調
と共に、漂白定着槽58内の漂白定着液及びリンス槽5
8〜62内のそれぞれのリンス液の循環及び温調を並行
して行うようになっている。
【0118】図6に示すように、コントローラ252
は、プロセッサ14の電源がオン(図6(A)参照)さ
れると、循環ポンプ100の作動を開始する(図6
(F)参照)。これにより現像槽54では、循環ポンプ
100や循環用の配管110A、110B内などに残っ
ている現像液が、現像槽54の底部206に形成してい
る突出しパイプ208〜212から現像槽54内の現像
液中に吐出されると共に、現像槽54内の現像液が拡幅
部200から吸引される。
【0119】図6(E)に示すように、コントローラ2
52は、循環ポンプ100を作動させて予め設定してい
る時間t0が経過すると、温度センサ126を用いた現
像液の液温のサンプリングを開始する。
【0120】すなわち、現像液の温度は、現像槽54と
循環用の配管110A、110Bの間では勿論、現像槽
54内でも異なることがある。この時、循環ポンプ10
0を所定時間作動させて現像液の循環及び攪拌を行うこ
とにより、現像槽54内での現像液の温度ムラをなくし
ながら現像槽54内の現像液の液温を、配管110Aの
途中に設けている温度センサ126によって適切に検出
できるようにする。
【0121】この時間t0としては、少なくとも循環用
の管路の容積と循環ポンプ100の能力(単位時間当た
りの吐出量)等に基づいて、循環用の管路内に残ってい
る現像液の入れ替えが終了するように設定すれば良く、
これにより、現像槽54内の現像液の液温を的確に検出
することができる。例えば、循環ポンプ100の吐出能
力を6〜8l/min、配管110A、110B等に残っ
ている現像液の量が約3l(リットル)であるときに
は、時間t0を約30secに設定すれば良い。
【0122】また、温度センサ126による現像液の液
温検出は、所定のサンプリング間隔で検出した液温の平
均値等を適用することができ、好ましい。
【0123】このようにして、立ち上げ時の現像液の温
度検出を終了すると、検出した液温Tdと、目標とする
液温(目標温度Ts)に基づいてヒータ122、124
のオン/オフ制御(ヒータ制御)を開始する(図6
(D)参照)。なお、このヒータ122、124のオン
/オフ制御は、温度センサ126によって検出した現像
液の液温Tdと目標温度Tsに基づいてデューティ比
(オンデューティ)を設定するなど、温度センサ126
の検出した液温に基づいた従来公知の任意の制御方法を
適用することができる。
【0124】この後、コントローラ252は、温度セン
サ126によって現像液の液温を検出しながらヒータ1
22、124のオン/オフ制御を行うことにより、現像
液が目標温度Tsとなるように加熱する。
【0125】一方、現像液が目標温度Tsに近づくと、
現像液の液温は、目標温度Tsを中心に変化する。この
とき、コントローラ252は、ヒータ122のオフに合
わせて冷却ファン230を作動させることにより、ヒー
タ122を冷却して、余熱によって現像液の液温が上昇
するのを抑える。これにより、現像液の液温の変化を徐
々に小さくして、所定の温度範囲に抑えることができ
る。
【0126】コントローラ252は、現像液の液温が所
定の温度範囲となると、予め設定している時間Tcが経
過した後に、現像液の温調完了信号を出力する(図6
(B)及び図6(C)参照)。すなわち、現像槽54内
の現像液の立ち上げ処理が終了して、感光材料22の処
理が可能となったことを示すレディ信号をセッター制御
部256へ出力する。
【0127】この時、コントローラ252は、ヒータ1
22、124と共にヒータ122を冷却する冷却ファン
230を用いて現像液の温調を行うことにより、現像液
の液温を高精度に制御することができ、時間経過と共
に、現像液の液温をさらに安定させることができる。
【0128】また、コントローラ252は、現像液の液
温が安定したタイミングでセッター制御部256へレデ
ィ信号を出力することにより、液温が目標温度Tsで安
定している現像液によって感光材料22の現像処理が可
能となるようにしている。
【0129】ところで、プロセッサ14では、現像槽5
4内の現像液の循環および攪拌を行いながら感光材料2
2の現像処理を行うことにより、感光材料22の均一な
処理が可能となるようにしている。このとき、プロセッ
サ14では、現像槽54の幅方向の一端側に設けた拡幅
部200から現像槽54内の現像液を吸引しながら、現
像槽54の底部206に形成している突出しパイプ20
8、210、212のそれぞれから現像槽54内に現像
液を吐出するようにしている。
【0130】突出しパイプ208は、感光材料22の搬
送幅方向の一端側に設けられ、突出しパイプ212が他
端側に設けられていると共に、突出しパイプ210が搬
送幅方向の中間部に設けられている。これにより、現像
槽54内には、感光材料22の搬送幅方向に沿って均一
に現像液が吐出されて拡散される。
【0131】また、循環ポンプ100が現像液を吸引す
る拡幅部200は、現像槽54の搬送幅方向の一端側に
設けられているいるために、現像槽54内で現像液が観
光材料の幅方向に沿って流れることにより、現像液が均
一に攪拌される。
【0132】一方、突出しパイプ208と拡幅部200
の間には、処理ラック64の側板114が配置されるの
で、突出しパイプ208から吐出された現像液が、直
接、循環ポンプ100に吸引されてしまうのが確実に防
止されて、感光材料22が搬送される処理ラック64の
一対の側板214、216の間へ、突出しパイプ20
8、210から現像液を吐出することができる。
【0133】また、現像液を現像槽54の搬送幅方向の
一端側から吸引すると、搬送幅方向の側壁218と処理
ラック64の側板216のの間に現像液が滞留し易い
が、プロセッサ14では、ここに突出しパイプ212を
設けて現像液を吐出するようにしているために、側板2
16と側壁218の間で現像液が滞留してしまうのを確
実に防止して、現像槽54内の現像液を均一に攪拌する
ことができる。
【0134】これによりプロセッサ14では、現像槽5
4内の現像液を均一に目標温度Tsに維持して感光材料
22の処理を行うことができるので、感光材料22を高
品質に仕上げることができる。
【0135】一方、現像液中には、感光材料22に付着
して持ち込まれた塵等が浮遊物として残る。また、感光
材料22の支持体が紙であったときには、この支持体か
ら出た紙粉が現像液中に浮遊する。このような浮遊物に
現像液中の成分が析出すると、プロセッサ14の稼動停
止時に、現像槽54の底に沈殿する。
【0136】ここで、プロセッサ14の電源スイッチを
オンして、現像液の循環を開始して現像液を攪拌した時
に、現像液中の沈殿物が巻き上げられ、現像液中を搬送
される感光材料22の表面に付着する。これにより、感
光材料22に汚れ等となって現れて、感光材料22の仕
上がり品質を低下させてしまう。
【0137】これに対して、プロセッサ14では、現像
槽54内に処理液を吐出する突出しパイプ208〜21
2のそれぞれを、底部206の上面から所定高さまで突
出させており、これにより、突出しパイプ208〜21
2から吐出する現像液が、底部206の上面近傍の、沈
殿物を含む現像液を巻き上げてしまうことがない。
【0138】すなわち、プロセッサ14では、現像液を
吐出する突出しパイプ208〜212の先端を、現像槽
54の底部206の上面から所定高さまで突出させるこ
とにより、現像槽54の底部206の近傍に現像液が滞
留する領域を形成することにより、現像液の循環及び攪
拌を行うときに、現像液中の沈殿物を巻き上げてしまう
のを防止するようにしている。
【0139】これにより、プロセッサ14では、感光材
料22から出た紙粉等の沈殿物が、現像液によって処理
する感光材料22の表面に付着するのを確実に防止して
いる。したがって、プロセッサ14で処理された感光材
料22は、現像液中の沈殿物が付着して仕上がり品質が
損ねられてしまうことがない。
【0140】なお、以上説明した本実施の形態は、本発
明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形
態では、現像槽54の底部206に、感光材料22の搬
送幅方向に沿って3本の突出しパイプ208〜212を
形成したが、これに限らず、4本以上の突出しパイプを
設けるようにしても良い。
【0141】また、本実施の形態では、現像液を現像槽
54の底部206から所定高さに突出させた突出しパイ
プを設けたが、現像液の効率的な循環及び攪拌を目的と
するときには、少なくとも、現像槽54の底部206に
複数の吐出口を設けたものであれば良く、この時、現像
液を均等に拡散しながら吐出するように、吐出口の位置
を設定することがより好ましい。
【0142】さらに、本実施の形態に適用したプロセッ
サ14は、本発明を適用する自動現像装置の構成を限定
するものでない。例えば、本実施の形態では、プロセッ
サ14の上流側にセッター12を連結し、セッター12
から送り出される検版作成用の感光材料22をプロセッ
サ14によって処理するたカラープルーフ作成装置10
を例に説明したが、本発明の自動現像装置は、これに限
らず、従来公知の種々の感光材料(紙、フィルム、金属
プレート等を支持体とする銀塩、PS版、乾式など)を
処理する自動現像装置に適用することができる。
【0143】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、処
理液の循環を行うときに、処理槽の一方の側壁に設けた
吸引口から吸引した処理液を、処理槽の底部に形成した
複数の吐出口から吐出することにより、処理液を処理槽
内に拡散させながら吐出することができるので、温度ム
ラが生じることなく均一に攪拌することができるので、
高精度の温調が可能となるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したカラープルーフ作成装
置の概略構成図である。
【図2】本実施の形態に適用したプロセッサの概略構成
図である。
【図3】プロセッサの配管系統の概略構成図である。
【図4】現像液の循環系統の概略を示す感光材料の搬送
方向側から見た現像槽の概略構成図である。
【図5】プロセッサの制御部の概略構成図である。
【図6】立ち上げ処理時の概略を示すタイミングチャー
ト及び現像液の液温の変化の一例を示す線図であり、
(A)は電源スイッチのオン/オフを示し、(B)は立
ち上げ完了信号のオン/オフを示し、(C)は現像液の
液温の変化の一例を示す線図、(D)はヒータ制御のオ
ン/オフを示し、(E)は温度センサの液温のサンプリ
ングのオン/オフを示し、(F)は循環ポンプのオン/
オフを示している。
【符号の説明】
10 カラープルーフ作成装置 12 セッター(出力装置) 14 プロセッサ(自動現像装置) 22 感光材料 34 処理液処理部 54 現像槽(処理槽) 64 処理ラック 100 循環ポンプ(循環手段) 110A、110B 配管(循環手段) 122、124 ヒータ(温調手段) 126 温度センサ(温調手段) 202、218 側壁 206 底部 208 突出しパイプ(吐出口、第1の吐出部、第1
の吐出口) 210 突出しパイプ(吐出口、第2の吐出部、第2
の吐出口) 212 突出しパイプ(吐出口、第3の吐出部、第3
の吐出口) 214、216 側板 230 冷却ファン(温調手段) 250 制御部 252 コントローラ(温調手段、循環手段) 256 セッター制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内に貯留している処理液を温調手
    段によって予め設定されている所定温度に温調しなが
    ら、感光材料をこの処理液に浸漬して処理する自動現像
    装置であって、 前記処理槽の一方の側壁に設けた吸引口から吸引した処
    理液を処理槽の底部の所定位置に設けた複数の吐出口の
    それぞれから吐出することにより処理槽内の処理液を循
    環する循環手段を、含むことを特徴とする自動現像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記処理槽内に、一対の側板の間に配置
    したローラないしガイドによって前記感光材料の搬送路
    を形成する処理ラックを配置しているときに、前記複数
    の吐出口が少なくとも、一方の側壁のラック側板よりも
    前記感光材料の搬送路側に設けられて第1の吐出口が形
    成された第1の吐出部と、前記一対のラック側板の中間
    部に設けられて第2の吐出口が形成された第2の吐出部
    と、他方の前記側壁と該側壁側の前記ラック側板の間に
    設けられて第3の吐出口が形成された第3の吐出部と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の自動現像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記吐出口のそれぞれを前記処理槽の底
    板面から所定高さに突出させていることを特徴とする請
    求項1又は請求項2の何れかに記載の自動現像装置。
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