JPH10115902A - 感光材料処理装置の洗浄液供給装置 - Google Patents

感光材料処理装置の洗浄液供給装置

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JPH10115902A
JPH10115902A JP28754096A JP28754096A JPH10115902A JP H10115902 A JPH10115902 A JP H10115902A JP 28754096 A JP28754096 A JP 28754096A JP 28754096 A JP28754096 A JP 28754096A JP H10115902 A JPH10115902 A JP H10115902A
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cleaning liquid
supply
cleaning
pump
printing plate
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JP28754096A
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Eiji Miyasaka
英二 宮坂
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成により、洗浄頻度が異なる複数の
被洗浄部材に洗浄液を供給することができる感光材料処
理装置の洗浄液供給装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 洗浄液供給装置は、オーバフロー用の隔
壁163により洗浄液を一時的に貯留する貯留部164
と隔壁163からオーバフローした洗浄液を受け取る溢
液部165とに分割された洗浄液供給槽161と、洗浄
液タンク104からポンプ106により圧送された洗浄
液を貯留部164に吐出する供給管162と、貯留部1
64に一時的に貯留された洗浄液を鏡面ローラ103お
よびゴムローラ102に案内するための管路166と、
隔壁163から溢液部165にオーバフローした洗浄液
を一対の絞りローラ44、45に案内するための管路1
67と、ポンプ駆動部175を介してポンプ106の吐
出量を制御する制御部170とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、感光材料を処理
液により処理する感光材料処理装置に関し、特に、その
洗浄液供給機構に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム、印画紙、印刷版等の感光材料
は、画像が記録された後に、現像液、定着液、安定化
液、水洗水等の処理液によって処理される。このような
処理を行う感光材料の処理装置としては、複数の搬送ロ
ーラ対等により構成される搬送手段により処理液を貯留
した処理槽中に感光材料を搬送し、感光材料を処理液中
に浸漬することにより処理を行う浸漬型の処理装置が知
られている。
【0003】このような浸漬型の処理装置においては、
感光材料の処理に伴う処理疲労、あるいは大気中の炭酸
ガスや酸素による経時疲労等により処理液が劣化するた
め、処理液に補充液を補充することにより処理液の劣化
を回復させている。このため、処理開始時の処理液の成
分と、その後も処理を継続した場合の処理液の成分とは
異なることになり、厳密に均一な処理を行うことは不可
能である。また、このような浸漬型の処理装置は、処理
液の廃液量が多く、また、装置のメンテナンス性が悪い
という問題もある。
【0004】このような問題点を解消するための感光材
料処理装置として、感光材料を処理液中に浸漬するかわ
りに、感光材料の処理に必要な量の処理液を感光材料の
感光面に塗布して処理を行う塗布方式の処理装置も使用
されている。例えば、特開昭62−237455号公報
においては、このような塗布方式の処理装置として、複
数の処理液吐出孔を有する処理液供給ノズルから、その
表面に溝を形成すること等によりその表面を粗面化した
ローラ(以下「粗面化ローラ」と呼称する)に処理液を
吐出すると共に、この粗面化ローラを感光材料と当接し
て回転させることにより、当該粗面化ローラを介して感
光材料に処理液を塗布する処理装置が開示されている。
【0005】上述した塗布方式の処理装置においては、
処理液による処理工程の後に感光材料に付着した処理液
を絞りローラ対により除去し、しかる後に、当該感光材
料をヒータやファンを有する乾燥部において温風乾燥し
て装置外に排出するよう構成されている。そして、この
絞りローラ対は、処理装置における各処理工程毎に配設
される。例えば、感光材料として銀錯塩拡散転写法(D
TR法)を利用する平版印刷版を使用する場合において
は、現像処理工程と安定化処理工程との後に、各々処理
液としての現像液および安定液を絞りローラ対により絞
り取っている。また、平版印刷版を乾燥部に搬送する前
に、平版印刷版に発生する乾燥むらを防止する目的で、
平版印刷版を再度ローラ対間を通過させる場合もある。
【0006】このような装置においては、感光材料を処
理するに従って各ローラ対に汚れが発生することや、感
光材料の処理を一定時間休止した場合に各ローラ対の表
面で処理液が結晶化することに対応するため、各ローラ
対の表面に洗浄液を供給して各ローラ対を洗浄する必要
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した処理装置にお
いては、感光材料の処理に伴う汚れの度合いや結晶の発
生状態は各ローラ対毎に異なることから、必要とされる
洗浄頻度も各ローラ対毎に異なる。従って、これらのロ
ーラ対に洗浄液を供給するためには、各ローラ対毎にポ
ンプ等の洗浄液の供給機構を配設する必要がある。この
ため、装置構成が複雑となるという問題がある。
【0008】このような問題点は、上述した塗布方式の
処理装置における複数のローラ対の場合に限らず、感光
材料処理装置における洗浄頻度が異なる複数の被洗浄部
材に洗浄液を供給する際に、共通して生ずる現象であ
る。
【0009】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、簡易な構成により、洗浄頻度が異なる
複数の被洗浄部材に洗浄液を供給することができる感光
材料処理装置の洗浄液供給装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料処理装置における洗浄頻度が異なる複数の
被洗浄部材に洗浄液を供給する洗浄液供給装置であっ
て、オーバフロー部を有する洗浄液貯留部と、洗浄液タ
ンクから前記洗浄液貯留部に洗浄液を供給するポンプ
と、前記洗浄液貯留部の底部から流出する洗浄液を、洗
浄頻度が高い第1の被洗浄部材に案内する第1の洗浄液
の流路と、前記洗浄液貯留部のオーバフロー部からオー
バフローした洗浄液を、洗浄頻度が低い第2の被洗浄部
材に案内する第2の洗浄液の流路と、前記ポンプにより
前記洗浄液タンクから前記洗浄液貯留部に供給する洗浄
液の供給量を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記制御手段は、前記ポンプにより前
記洗浄液タンクから前記洗浄液貯留部に供給する洗浄液
の単位時間当たりの供給量を、前記第1の洗浄液の流路
を通過する洗浄液の単位時間当たりの流出量より大きい
値または小さい値に切替制御する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ポンプにより前記洗浄液タンクか
ら前記洗浄液貯留部に供給する洗浄液の単位時間当たり
の供給量は、前記第1の洗浄液の流路を通過する洗浄液
の単位時間当たりの流出量より大きい値であり、前記制
御手段は、洗浄液の供給時間を調整することにより、洗
浄液を前記洗浄液貯留部のオーバフロー部からオーバフ
ローさせるか否かを制御する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明を適用する感光
材料処理装置を備えた平版印刷版の製版装置の概要図で
ある。
【0014】この製版装置は、感光材料として銀錯塩拡
散転写法(DTR法)を用いた平版印刷版Mを使用し、
この平版印刷版Mに対して画像の露光と現像処理とを行
うものであり、平版印刷版Mに対して露光を行う露光装
置2と、露光後の平版印刷版Mに対して現像処理を行う
現像処理装置3とから構成される。
【0015】なお、銀錯塩拡散転写法(DTR法)を用
いた平版印刷版、特に、ハロゲン化銀乳剤層の上に物理
現像核層を有する平版印刷版は、例えば、米国特許第
3,728,114号、同4,134,769号、同
4,160,670号、同4,336,321号、同
4,501,811号、同4,510,228号、同
4,621,041号明細書等に記載されており、露光
されたハロゲン化銀はDTR現像により化学現像を生起
し黒色の銀となり親水性の非画線部を形成し、一方、未
露光のハロゲン化銀結晶は現像液中の銀塩錯化剤により
銀錯体となって表面の物理現像核層まで拡散し、核の存
在により物理現像を生起してインキ受容性の物理現像銀
を主体とする画線部を形成する。
【0016】先ず、露光装置2の構成について説明す
る。この露光装置2は、原稿ホルダー12に装着された
原稿からの反射光を、投影光学系13によって平版印刷
版Mの表面に投影することにより、平版印刷版Mに原稿
の画像を露光するものである。
【0017】原稿ホルダー12は、原稿を載置するため
の透光板14と、この透光板14に対して開閉可能な上
蓋15とを有し、モータ16の駆動により原稿を保持し
た状態で、図1において実線で示す位置と二点鎖線で示
す位置との間を左右方向に往復移動可能に構成されてい
る。また、投影光学系13は、原稿ホルダー12の往復
移動経路の下方に固設され、原稿ホルダー12に保持さ
れて水平移動する原稿の表面に照明光を照射するための
ロッド状の光源17と、光源17による原稿からの反射
光を案内するための複数の折返しミラー18と、複数の
折返しミラー18により案内された反射光を平版印刷版
Mに投影するための投影レンズ19とを備える。
【0018】この露光装置2により平版印刷版Mに原稿
の画像を露光する際には、原稿ホルダー12を図1にお
いて実線で示す位置に配置し、上蓋15を開放して透光
板14上に原稿を載置した上で上蓋15を閉じることに
より、原稿を原稿ホルダー12に装着する。そして、光
源17を点灯した状態で、原稿ホルダー12を図1にお
ける左方向に移動させる。また、これと同期して、複数
の搬送ローラ22およびガイド部材23により、ロール
状に巻回された平版印刷版Mの先端を、原稿ホルダー1
2の移動速度と同一の速度で搬送する。これにより、原
稿ホルダー12に保持された原稿は、順次光源17から
の光の照射を受ける。そして、原稿からの反射光は複数
の折返しミラー18および投影レンズ19を介して原稿
ホルダー12と同一の速度で移動する平版印刷版Mの表
面に照射され、平版印刷版Mには原稿の画像が露光され
る。
【0019】画像が露光された平版印刷版Mは、露光装
置2から順次後段の現像処理装置3に搬送されて処理さ
れる。また、露光装置2の出口側には、平版印刷版Mの
搬送方向と垂直な方向に移動するカッター24を備えた
切断装置25が配設されており、この切断装置25は平
版印刷版Mを露光終了部分の後端で切断する。
【0020】なお、露光装置2における平版印刷版Mの
搬送速度は現像処理装置3における平版印刷版Mの搬送
速度より低速であるため、平版印刷版Mを単純に露光装
置2と現像処理装置3とに亘って搬送することはできな
い。また、切断装置25による平版印刷版Mの切断時に
は、平版印刷版Mの搬送を停止する必要がある。このた
め、露光装置2と現像処理装置3との間には平版印刷版
Mのバッファ部26が配設されており、露光装置2にお
いて露光の終了した平版印刷版Mの搬送時に、バッファ
部26に配設された一対のローラ27、28の回転を一
定時間停止することにより、平版印刷版Mを一定長さだ
けこのバッファ部26に貯留した後、現像処理装置3に
搬送するように構成されている。
【0021】次に、この発明を適用する現像処理装置3
の構成について説明する。図2は、図1における現像処
理装置3を拡大して示す概要図であり、図3はその配管
系を示す概要図である。
【0022】この現像処理装置3は、露光後の平版印刷
版Mに現像液(アクチベータ)を塗布して現像処理する
現像部32と、現像処理後の平版印刷版Mに安定液(ス
タビライザー)を塗布して安定化処理する安定部33
と、安定化処理後の平版印刷版Mを乾燥するための乾燥
部34とから構成される。
【0023】現像部32は、バッファ部26のローラ2
7、28によって現像部32に搬送された平版印刷版M
を挟持して搬送する一対の導入ローラ41、42と、一
対の導入ローラ41、42によって搬送された平版印刷
版Mの感光面に一定量の現像液を計量して塗布するため
の現像液塗布機構43と、現像処理に供された現像液を
平版印刷版Mから除去するための一対の絞りローラ4
4、45と、平版印刷版Mを案内するための複数のガイ
ド部材46、47、48、49、50とを有する。
【0024】前記一対の導入ローラ41、42のうち下
側のローラ41は、そこを通過する平版印刷版Mを加熱
するため、ヒータを内蔵したヒートローラとなってい
る。現像処理に先立って平版印刷版Mを予め加熱するの
は、温度制御された少量の現像液を平版印刷版Mに塗布
して現像処理する際に、平版印刷版Mの熱容量により平
版印刷版Mに接触した現像液の温度が低下することを防
止するためである。
【0025】現像液塗布機構43は、図3に示すよう
に、現像液を貯留する現像液タンク52とポンプ53を
介して接続されている。また、現像液塗布機構43の下
方には回収トレイ54が設置されている。現像液タンク
52内の現像液はポンプ53により現像液塗布機構43
に圧送され、平版印刷版M上に供給される。そして、平
版印刷版Mの両端部や後端部から流出した現像液等の平
版印刷版Mに塗布されなかった現像液は、回収トレイ5
4上に滴下する。さらに、この現像液は、再使用が可能
なため、回収トレイ54の下端部に設けられた回収管5
5を介して現像液タンク52の液受部56に滴下し、現
像液タンク52内に回収される。現像液タンク52に
は、パネルヒータ57が内蔵されており、現像液タンク
52から現像液塗布機構43に至る現像液の循環路中を
循環する現像液を所定の温度に維持するように構成され
ている。
【0026】また、一対の絞りローラ44、45の下方
には回収トレイ58が設置されている。一対の絞りロー
ラ44、45によって平版印刷版Mから除去された疲労
現像液は、再使用できないため、一対の絞りローラ4
4、45の下方に設けられた液受け部材62の回収孔6
3を介して回収トレイ58上に滴下する。そして、さら
にこの現像液は、回収トレイ58の下端部に設けられた
回収管59を介して排液タンク64に排出される。
【0027】現像液塗布機構43は、図4に示すよう
に、その下方に複数の吐出孔121が穿設された現像液
供給管122と、その下端部に現像液を流下させるため
の複数の開口部123を穿設した現像液受け部124
と、その表面に複数の溝を有し平版印刷版Mと当接して
回転する塗布ローラ125と、現像液受け部124の開
口部123から流下した現像液を塗布ローラ125に案
内するための拡散フィルム126と、現像液受け部12
4の開口部123から流下した現像液の逆流を防止する
ための逆流防止フィルム127と、塗布ローラ125に
当接するバックアップローラ128とを有する。なお、
図4における矢印は、平版印刷版Mの搬送方向を示して
いる。
【0028】現像液供給管122は、前述した現像液タ
ンク52とポンプ53を介して接続されており、現像液
はポンプ53の駆動により複数の吐出孔121から吐出
される。この現像液は、現像液受け部124に一旦受け
取られた後、複数の開口部123から拡散フィルム12
6に向けて流下する。現像液受け部124の開口部12
3から流下した現像液は、塗布ローラ125と拡散フィ
ルム126との当接部分に一旦貯留されて、平版印刷版
Mの搬送方向と直交する方向に拡散される。そして、こ
の現像液は、塗布ローラ125の回転に伴い、塗布ロー
ラ125の溝による開口部を通過して塗布ローラ125
とバックアップローラ128との当接部方向に移動し、
そこに液溜めを形成する。
【0029】そして、平版印刷版Mがこの液溜めを通過
するときに、平版印刷版Mの感光面に現像液が塗布され
る。このとき、平版印刷版Mの感光面はバックアップロ
ーラ128により塗布ローラ125の表面に押しつけら
れていることから、平版印刷版Mの感光面に塗布された
現像液は、塗布ローラ125の溝による開口部により一
定量に計量される。従って、バックアップローラ128
と塗布ローラ125との当接部を通過した平版印刷版M
の感光面には、常に現像に必要な一定量の現像液が塗布
されていることになる。
【0030】安定部33は、現像部32より搬送された
平版印刷版Mの感光面に一定量の安定液を計量して塗布
するための安定液塗布機構73と、安定化処理に供され
た安定液を平版印刷版Mから除去するための一対の絞り
ローラ74、75と、平版印刷版Mを案内するための複
数のガイド部材76、77、78とを有する。
【0031】安定液塗布機構73は、図3に示すよう
に、安定液を貯留する安定液タンク82とポンプ83を
介して接続されている。また、安定液塗布機構73の下
方には回収トレイ84が設置されている。安定液タンク
82内の安定液はポンプ83により安定液塗布機構73
に圧送され、平版印刷版M上に供給される。そして、平
版印刷版Mの両端部や後端部から流出した安定液等の平
版印刷版Mに塗布されなかった安定液は、再使用可能な
ため、回収トレイ84上に滴下する。そして、さらにこ
の安定液は、回収トレイ84の下端部に設けられた回収
管85を介して安定液タンク82の液受部86に滴下
し、安定液タンク82内に回収される。
【0032】また、一対の絞りローラ74、75の下方
には回収トレイ88が設置されている。一対の絞りロー
ラ74、75によって平版印刷版Mから除去された安定
液は、一対の絞りローラ74、75の下方に設けられた
液受け部材92の回収孔93を介して回収トレイ88上
に滴下する。そして、さらにこの安定液は、再使用でき
ないため、回収トレイ88の下端部に設けられた回収管
89を介して排液タンク64に排出される。
【0033】安定液塗布機構73は、図5に示すよう
に、その下方に複数の吐出孔131が穿設された安定液
供給管132と、その下端部に安定液を流下させるため
の複数の開口部133を穿設した安定液受け部134
と、その表面が単泡性のスポンジより構成され平版印刷
版Mと当接して回転する塗布ローラ135と、その表面
が凹凸状に形成され安定液受け部134の開口部133
から流下した安定液を塗布ローラ135に案内するため
の拡散フィルム136と、平版印刷版Mを塗布ローラ1
35に向けて付勢する板バネ138とを有する。なお、
図4における矢印は、平版印刷版Mの搬送方向を示して
いる。
【0034】安定液供給管132は、前述した安定液タ
ンク82とポンプ83を介して接続されており、安定液
はポンプ83の駆動により複数の吐出孔131から吐出
される。この安定液は、安定液受け部134に一旦受け
取られた後、複数の開口部133から拡散フィルム13
6に向けて流下する。安定液受け部134の開口部13
3から流下した安定液は、塗布ローラ135と拡散フィ
ルム136との当接部分に一旦貯留されて、平版印刷版
Mの搬送方向と直交する方向に拡散される。そして、こ
の安定液は、塗布ローラ135の回転に伴い、拡散フィ
ルム136表面の凹凸による開口部を通過して塗布ロー
ラ135と板バネ138との当接部方向に移動し、そこ
に液溜めを形成する。
【0035】そして、平版印刷版Mがこの液溜めを通過
するときに、平版印刷版Mの感光面に安定液が塗布され
る。このとき、平版印刷版Mの感光面は板バネ138に
より塗布ローラ135の表面に押しつけられていること
から、平版印刷版Mの感光面に塗布された安定液は、塗
布ローラ135表面の単泡スポンジによる多数の孔によ
り一定量に計量される。従って、板バネ138と塗布ロ
ーラ135との当接部を通過した平版印刷版Mの感光面
には、常に安定に必要な一定量の安定液が塗布されてい
ることになる。
【0036】なお、板バネ138には、板バネ138と
塗布ローラ135との当接部に必要以上の安定液が貯留
され、液溜めが過度に大きくなることを防止するための
オーバフロー孔137が設けられている。
【0037】乾燥部34は、安定部33より搬送された
平版印刷版Mを支持して搬送するゴムローラ102と、
ゴムローラ102に対して所定の圧力をもって当接する
ことにより平版印刷版Mの乾燥むらを防止する鏡面ロー
ラ103と、ファン105およびヒータ106を有し平
版印刷版Mに温風を吹き付けて乾燥する乾燥機構107
と、平版印刷版Mを搬送するための複数の搬送ローラ1
08、109、110とを有する。
【0038】ゴムローラ102の下方には、洗浄頻度が
高い第1の被洗浄部材としての鏡面ローラ103および
ゴムローラ102と洗浄頻度が低い第2の被洗浄部材と
しての一対の絞りローラ44、45とに供給するための
洗浄液を貯留した洗浄液タンク104が配設されてい
る。この洗浄液タンク104は、ポンプ106および供
給管162を介して後述する洗浄液供給槽161と接続
されている。
【0039】この現像処理装置3による平版印刷版Mの
現像処理は以下のようにしてなされる。
【0040】すなわち、前段の露光装置2により画像を
記録された平版印刷版Mは、一対の導入ローラ41、4
2によって搬送され、現像液塗布機構43により、平版
印刷版Mの現像処理に必要な量の現像液を塗布される。
現像処理に必要な量の現像液のみを塗布された平版印刷
版Mは、現像液塗布機構43から一対の絞りローラ4
4、45に至る空間現像部を搬送される間に、その感光
面において現像処理が完了する。そして、平版印刷版M
に付着している現像処理に供された現像液は、一対の絞
りローラ44、45により除去される。続いて、平版印
刷版Mは、安定液塗布機構73により、平版印刷版Mの
安定処理に必要な量の安定液を塗布される。安定処理に
必要な量の安定液のみを塗布された平版印刷版Mは、一
対の絞りローラ74、75まで搬送される間に安定化処
理され、平版印刷版Mに付着している安定化処理に供さ
れた安定液は、一対の絞りローラ74、75により除去
される。そして、安定化処理の終了した平版印刷版M
は、鏡面ローラ103によって押圧されることにより乾
燥むらを予防された後、乾燥機構107により乾燥処理
され、図1に示す排出トレイ29上に排出される。
【0041】このような現像処理装置3において、平版
印刷版Mの現像処理を一定時間中断した場合において
は、一対の絞りローラ44、45の表面に付着した現像
液が結晶化するため、一対の絞りローラ44、45を洗
浄する必要が生じる。また、平版印刷版Mの現像処理を
一時中断した場合においては、鏡面ローラ103とゴム
ローラ102との表面に安定液が乾燥することにより、
乾燥処理後の平版印刷版Mの表面に汚れが発生する。従
って、鏡面ローラ103およびゴムローラ102を頻繁
に洗浄する必要が生じる。
【0042】このため、この実施の形態においては、現
像処理装置3を1分以上停止させた後に再度現像処理を
再開する場合においては、鏡面ローラ103とゴムロー
ラ102に洗浄液を供給してこれらを洗浄し、また、現
像処理装置3を10分以上停止させた後に再度現像処理
を再開する場合においては、鏡面ローラ103とゴムロ
ーラ102および一対の絞りローラ44、45に洗浄液
を供給してこれらを洗浄するようにしている。
【0043】次に、この発明の特徴部分である洗浄液供
給装置の構成について説明する。図6は洗浄液供給装置
の概要を示す斜視図である。また、図8は洗浄液供給装
置により鏡面ローラ103とゴムローラ102に洗浄液
を供給している状態を示す概要図であり、図9は洗浄液
供給装置により鏡面ローラ103とゴムローラ102お
よび一対の絞りローラ44、45に洗浄液を供給してい
る状態を示す概要図である。
【0044】これらの図において、前述した洗浄液供給
槽161は、オーバフロー用の隔壁163により、洗浄
液を一時的に貯留する貯留部164と、隔壁163から
オーバフローした洗浄液を受け取る溢液部165とに分
割されている。貯留部164の上方には、洗浄液タンク
104からポンプ106により圧送された洗浄液を吐出
する供給管162の先端が配置されている。また、貯留
部164の底部には、貯留部164に一時的に貯留され
た洗浄液を洗浄頻度が高い第1の被洗浄部材たる鏡面ロ
ーラ103およびゴムローラ102に案内するための管
路166が配設されている。一方、溢液部165の底部
には、隔壁163から溢液部165にオーバフローした
洗浄液を洗浄頻度が低い第2の被洗浄部材たる一対の絞
りローラ44、45に案内するための管路167が配設
されている。なお、これらの管路166、167は、各
々、鏡面ローラ103またはゴムローラ45の軸線方向
に沿って複数配設されている。
【0045】洗浄液を洗浄液タンク104から貯留部1
64へ圧送するポンプ106としては、例えばその駆動
モータに印加するパルス電圧のパルス幅を変化させて駆
動モータの回転速度を変更することにより、洗浄液の吐
出量を変更することのできる吐出量可変型のポンプが使
用されている。このようなポンプとしては、例えば、ペ
リスタルティックポンプやベローズポンプあるいはオシ
レーティングポンプ等を使用することができる。
【0046】図7は、このポンプ106の駆動および洗
浄液の吐出量を制御する制御部170等の構成を示すブ
ロック図である。ROM171、RAM172およびC
PU173より構成される制御部170は、インターフ
ェース174およびポンプ駆動部175を介してポンプ
106と接続されている。この制御部170は、ROM
171に記憶された制御プログラムと、オペレータによ
り図示しない入力部から入力されRAM172に記憶さ
れたデータとに基づいて、ポンプ106の駆動およびポ
ンプ106による洗浄液の吐出量を制御するよう構成さ
れている。
【0047】上述した構成において、現像処理装置3を
1分以上10分以下の時間だけ停止させた後に再度現像
処理を行うため、鏡面ローラ103とゴムローラ102
に洗浄液を供給する場合においては、制御部170によ
りポンプ駆動部175を介してポンプ106の吐出量を
制御し、供給管162から貯留部164に供給される洗
浄液の単位時間当たりの供給量が、貯留部164から管
路166を介して鏡面ローラ103およびゴムローラ1
02に流出する洗浄液の単位時間当たりの流出量より小
さい値となるようにする。この状態において、ポンプ1
06を所定時間駆動することにより、図8に示すよう
に、洗浄液タンク104から供給された全ての洗浄液
は、管路166から鏡面ローラ103およびゴムローラ
102に供給される。
【0048】管路166から流下した現像液は、鏡面ロ
ーラ103およびゴムローラ102を洗浄した後、洗浄
液タンク104に回収される。
【0049】一方、現像処理装置3を10分以上の時間
停止させた後に再度現像処理を行うため、鏡面ローラ1
03とゴムローラ102および一対の絞りローラ44、
45に洗浄液を供給する場合においては、制御部170
によりポンプ駆動部175を介してポンプ106の吐出
量を制御し、供給管162から貯留部164に供給され
る洗浄液の単位時間当たりの供給量が、貯留部164か
ら管路166を介して鏡面ローラ103およびゴムロー
ラ102に流出する洗浄液の単位時間当たりの流出量よ
り大きい値となるようにする。
【0050】この状態において、ポンプ106により洗
浄液を連続して貯留部164に供給した場合において
は、供給当初は洗浄液は管路166のみから流下する
が、貯留部164における洗浄液の液位はやがて隔壁1
63の高さより大きくなり、洗浄液は隔壁163よりオ
ーバフローして管路167からも流下することになる。
従って、ポンプ106を所定時間駆動することにより、
図9に示すように、洗浄液タンク104から供給された
洗浄液の一部は、管路166から鏡面ローラ103およ
びゴムローラ102に供給され、また、洗浄液タンク1
04から供給された洗浄液の一部は隔壁163からオー
バフローして溢液部165に流入し、管路167から一
対の絞りローラ44、45に供給される。
【0051】管路166から流下した現像液は、鏡面ロ
ーラ103およびゴムローラ102を洗浄した後、洗浄
液タンク104に回収される。一方、管路167から流
下した洗浄液は、一対の絞りローラ44、45を洗浄し
た後、液受け部材62の回収孔63を介して回収トレイ
58上に滴下し、廃液タンク64に排出される。なお、
一対の絞りローラ44、45を洗浄した洗浄液を廃液タ
ンク64に排出しているのは、現像液の成分を含んだ洗
浄液が鏡面ローラ103に供給されることを防止するた
めである。
【0052】以上のように、この発明に係る洗浄液の供
給装置によれば、単一のポンプ106のみを使用した場
合においても、その単位時間当たりの吐出量を制御する
ことにより、洗浄液を鏡面ローラ103とゴムローラ1
02のみ供給する供給動作と、洗浄液を鏡面ローラ10
3とゴムローラ102および一対の絞りローラ44、4
5に供給する供給動作とを切り替えることが可能とな
る。
【0053】次に、洗浄液供給装置の第2の実施形態に
ついて説明する。
【0054】上述した第1実施形態においては、ポンプ
106として洗浄液の吐出量を変更することのできる吐
出量可変型のポンプを使用するとともに、制御部170
により、このポンプ106の吐出量を、貯留部164に
供給される洗浄液の単位時間当たりの供給量が管路16
6を通過する洗浄液の単位時間当たりの流出量より大き
い値または小さい値となるように制御することにより、
洗浄液の供給先を選択している。一方、この第2実施形
態においては、このポンプ106の吐出量を、貯留部1
64に供給される洗浄液の単位時間当たりの供給量が管
路166を通過する洗浄液の単位時間当たりの流出量よ
り大きい値となるように固定しておくとともに、ポンプ
106の駆動時間を制御することにより、洗浄液の供給
先を選択している。
【0055】より具体的には、貯留部164の底部に配
設された管路166の管路抵抗を大きくすること等によ
り、ポンプ106の駆動により洗浄液タンク104から
貯留部に供給される洗浄液の単位時間当たりの供給量
が、管路166を介して貯留部164から流下する洗浄
液の単位時間当たりの流出量より大きくなるように設定
しておく。このように設定した場合において、ポンプ1
06により洗浄液を連続して貯留部164に供給した場
合においては、供給当初は洗浄液は管路166のみから
流下するが、貯留部164における洗浄液の液位はやが
て隔壁163の高さより大きくなり、洗浄液は隔壁16
3よりオーバフローして管路167からも流下すること
になる。
【0056】このため、制御部170によりポンプ10
6の駆動時間を調整することによって、洗浄液を隔壁1
63からオーバフローさせるか否かを制御し、洗浄液を
鏡面ローラ103とゴムローラ102とにのみ供給する
供給動作と、洗浄液を鏡面ローラ103とゴムローラ1
02および一対の絞りローラ44、45に供給する供給
動作とを切り替えることが可能となる。また、鏡面ロー
ラ103とゴムローラ102の洗浄が不足する場合は、
1回目の洗浄液供給を終了後、貯留部164内の洗浄液
がすべて流出するのを待って、再度洗浄液を供給すれば
よい。
【0057】この第2実施形態に係る洗浄液供給装置に
よれば、洗浄液の吐出量を変更することのできる吐出量
可変型のポンプを使用する必要はなく、安価なポンプを
使用することが可能となる。
【0058】上述した実施の形態においては、オーバフ
ロー用の隔壁163により洗浄液を一時的に貯留する貯
留部164と隔壁163からオーバフローした洗浄液を
受け取る溢液部165とに分割された洗浄液供給槽16
1を使用して洗浄液を供給する場合について述べたが、
この発明はこのような構成に限定されるものではなく、
洗浄液をオーバフローしうるオーバフロー部を有する洗
浄液の貯留部と、オーバフロー部からオーバフローした
洗浄液を受け取り第2の被洗浄部材に案内し得る流路と
を有するものであれば、他の構造のものを使用すること
も可能である。
【0059】また、上述した実施の形態においては、銀
錯塩拡散転写法(DTR法)を用いた平版印刷版Mを現
像する現像処理装置3において、洗浄頻度が高い第1の
被洗浄部材としての鏡面ローラ103およびゴムローラ
102と、洗浄頻度が低い第2の被洗浄部材としての一
対の絞りローラ44、45とに洗浄液を供給する場合に
ついて説明したが、この発明はこのような形態に限定さ
れるものではない。例えば、上述した現像処理装置3に
おいて、現像部32における一対の絞りローラ44、4
5を洗浄頻度が高い第1の被洗浄部材とし、安定部33
における一対の絞りローラ74、75を洗浄頻度が低い
第2の被洗浄部材として、これらのローラ44、45、
74、75に洗浄液を供給するようにしてもよい。さら
に、この発明は、その他の感光材料処理装置において、
洗浄頻度が異なる複数の被洗浄部材に洗浄液を供給する
各種の洗浄液供給装置に適用することが可能である。
【0060】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、洗浄液
貯留部の底部から流出する洗浄液を洗浄頻度が高い第1
の被洗浄部材に案内する第1の洗浄液の流路と、洗浄液
貯留部のオーバフロー部からオーバフローした洗浄液を
洗浄頻度が低い第2の被洗浄部材に案内する第2の洗浄
液の流路と、ポンプにより前記洗浄液タンクから前記洗
浄液貯留部に供給する洗浄液の供給量を制御する制御手
段とを備えることから、洗浄液を第1の被洗浄部材のみ
に供給する供給動作と、第1、第2の被洗浄部材の両方
に供給する供給動作を選択的に行うことが可能となる。
このとき、第1、第2の被洗浄部材の各々に洗浄液を供
給するための洗浄液の供給機構を配設する必要がないの
で、洗浄液の供給装置を簡易なものとすることができ
る。
【0061】請求項2に記載の発明によれば、ポンプに
より洗浄液タンクから洗浄液貯留部に供給される洗浄液
の単位時間当たりの供給量を、第1の洗浄液の流路を通
過する洗浄液の単位時間当たりの流出量より大きい値ま
たは小さい値に切替制御することにより、洗浄液を洗浄
液貯留部のオーバフロー部からオーバフローさせるか否
かを制御することから、ポンプの吐出量を変更すること
により、洗浄液を第1の被洗浄部材のみに供給する供給
動作と、第1、第2の被洗浄部材の両方に供給する供給
動作を選択的に行うことが可能となる。
【0062】請求項3に記載の発明によれば、ポンプに
より洗浄液タンクから洗浄液貯留部に供給される洗浄液
の単位時間当たりの供給量は第1の洗浄液の流路を通過
する洗浄液の単位時間当たりの流出量より大きい値であ
り、洗浄液の供給時間を調整することにより、洗浄液を
洗浄液貯留部のオーバフロー部からオーバフローさせる
か否かを制御することから、ポンプの駆動時間を変更す
ることにより、洗浄液を第1の被洗浄部材のみに供給す
る供給動作と、第1、第2の被洗浄部材の両方に供給す
る供給動作を選択的に行うことが可能となる。このと
き、吐出量可変型のポンプを使用する必要ないことか
ら、安価なポンプを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】平版印刷版の製版装置の概要図である。
【図2】現像処理装置3の概要図である。
【図3】現像処理装置3の配管系を示す概要図である。
【図4】現像液塗布機構43を示す概要図である。
【図5】安定液塗布機構73を示す概要図である。
【図6】洗浄液供給装置の概要を示す斜視図である。
【図7】制御部170等の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】洗浄液供給装置による洗浄液の供給状態を示す
概要図である。
【図9】洗浄液供給装置による洗浄液の供給状態を示す
概要図である。
【符号の説明】
2 露光装置 3 現像処理装置 32 現像部 33 安定部 34 乾燥部 43 現像液塗布機構 44 絞りローラ 45 絞りローラ 102 ゴムローラ 103 鏡面ローラ 104 洗浄液タンク 106 ポンプ 161 洗浄液供給槽 162 供給管 163 隔壁 164 貯留部 165 溢液部 166 管路 167 管路 170 制御部 175 ポンプ駆動部 M 平版印刷版

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料処理装置における洗浄頻度が異
    なる複数の被洗浄部材に洗浄液を供給する洗浄液供給装
    置であって、 オーバフロー部を有する洗浄液貯留部と、 洗浄液タンクから前記洗浄液貯留部に洗浄液を供給する
    ポンプと、 前記洗浄液貯留部の底部から流出する洗浄液を、洗浄頻
    度が高い第1の被洗浄部材に案内する第1の洗浄液の流
    路と、 前記洗浄液貯留部のオーバフロー部からオーバフローし
    た洗浄液を、洗浄頻度が低い第2の被洗浄部材に案内す
    る第2の洗浄液の流路と、 前記ポンプにより前記洗浄液タンクから前記洗浄液貯留
    部に供給する洗浄液の供給量を制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする感光材料処理装置の洗浄液供
    給装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記ポンプにより前記
    洗浄液タンクから前記洗浄液貯留部に供給する洗浄液の
    単位時間当たりの供給量を、前記第1の洗浄液の流路を
    通過する洗浄液の単位時間当たりの流出量より大きい値
    または小さい値に切替制御する請求項1に記載の感光材
    料処理装置の洗浄液供給装置。
  3. 【請求項3】 前記ポンプにより前記洗浄液タンクから
    前記洗浄液貯留部に供給する洗浄液の単位時間当たりの
    供給量は、前記第1の洗浄液の流路を通過する洗浄液の
    単位時間当たりの流出量より大きい値であり、 前記制御手段は、洗浄液の供給時間を調整することによ
    り、洗浄液を前記洗浄液貯留部のオーバフロー部からオ
    ーバフローさせるか否かを制御する請求項1に記載の感
    光材料処理装置の洗浄液供給装置。
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