JP2003265695A - 遊技媒体補給装置 - Google Patents

遊技媒体補給装置

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JP2003265695A
JP2003265695A JP2002071490A JP2002071490A JP2003265695A JP 2003265695 A JP2003265695 A JP 2003265695A JP 2002071490 A JP2002071490 A JP 2002071490A JP 2002071490 A JP2002071490 A JP 2002071490A JP 2003265695 A JP2003265695 A JP 2003265695A
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JP2002071490A
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Mayu Kishimoto
真夕 岸本
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Glory Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常と判断された遊技媒体使用機に、遊技媒
体の補給を継続するか停止するかの設定を行う。 【解決手段】 メダルを使用するスロットマシン6やメ
ダル貸機8から出力される補給要求に応じて、メダル補
給装置2a、2bがメダルを補給する。所定時間内に所
定回数以上の補給要求をスロットマシン6やメダル貸機
8が出力したことを異常判定条件として、前記遊技媒体
使用機を異常と判定する(ステップS34)。異常と判
定されたとき表示装置66が異常を報知する(ステップ
S36)。異常判定条件となる所定時間と所定回数と、
異常と判定したスロットマシン6やメダル貸機8に、メ
ダルの補給を停止するか継続するかの設定を、操作部5
2によって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の遊技機、例
えばスロットマシンやパチンコ機、及び遊技媒体貸機、
例えばメダル貸機や玉貸機のような遊技媒体使用機に、
遊技媒体、例えばメダルやパチンコ玉を、自動的に補給
する遊技媒体補給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機や遊技媒体貸機に貯留されている
遊技媒体が減少したときに、遊技媒体を自動的に補給す
るために、遊技媒体補給装置は使用されている。ところ
が、不正遊技や不正操作が行われた結果、遊技媒体の補
給が頻繁に特定の遊技機や遊技媒体貸機において行われ
ることがある。このような不正遊技や不正操作を発見す
るための技術が、例えば特開平9−173600号公報
に開示されている。
【0003】この技術では、複数の遊技機のうちいずれ
かから補給要求信号を受けたとき、その補給要求信号を
出力した遊技機に遊技媒体を補給する遊技媒体補給装置
において、自動補給制御機構が設けられている。この自
動補給制御機構は、予め定めた時間以内に予め定めた回
数以上に遊技媒体の補給を行っている遊技機をリストア
ップして、遊技機が設置されているホールの従業員に知
らせるものである。この機構によって、特定の遊技機を
中心に従業員が監視することによって、従業員の目視に
より不正を発見することが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この自動補給
制御機構では、従業員が目視で監視する必要がある。そ
のため、自動化による人件費の低減という観点から、こ
の自動補給制御機構は不利なシステムである。そこで、
不正が行われている可能性が高いと判断された遊技機に
は、それ以上の不正行為を自動的に防止するために、遊
技機へのメダルの補給を停止したいという要求がある。
【0005】一方、近年の遊技機には、比較的短時間に
大量の遊技媒体を賞として払い出す機種が存在する。そ
のため、一定時間内の所定回数以上の補給要求があった
ことのみをもって不正が行われているか否かの判断が難
しい場合がある。従って、特定の機種の遊技機に対して
は、一定時間内に一定回数以上の補給があっても、それ
以降の補給も通常通りに行い、不正が行われているか否
かの判断は、従業員の目視によって行いたいという要望
や、不正と判断する条件を変更したいという要望があ
る。
【0006】また、メダルまたはパチンコ玉のような貸
出機、特に並列に配置された遊技機の間に設置された遊
技媒体貸出機においても、不正操作による貸し出しを防
止する必要がある。しかし、遊技客の人数によって、貸
出機の稼動状況が大きく変化するので、一定時間内の一
定回数以上の補給要求があったからといって不正な操作
による貸し出しが行われていると判断できないことがあ
る。よって、遊技媒体貸出機においても、不正と判定し
た貸出機への補給の停止、継続の設定や、不正判定条件
を、稼動状況や時間帯によって柔軟に変更できることが
望まれている。
【0007】本発明は、遊技機や遊技媒体貸出機のよう
な遊技媒体使用機への遊技媒体の補給を柔軟に制御で
き、不正と判定する条件を柔軟に変更することができる
遊技媒体補給装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による遊技媒体補
給装置は、遊技媒体を使用する遊技媒体使用機から出力
される補給要求に応じて、前記遊技媒体使用機に遊技媒
体を補給するものである。所定時間内に所定回数以上の
補給要求を前記遊技媒体使用機が出力したことを異常判
定条件として、異常判定手段が、前記遊技媒体使用機を
異常と判定する。この異常判定手段が異常と判定したと
きに報知手段が異常を報知する。前記異常判定条件とな
る前記所定時間と前記所定回数とを、条件設定手段が設
定する。前記異常判定手段が異常と判定した前記遊技媒
体使用機に対し、前記遊技媒体の補給を停止するか継続
するかの補給設定を補給設定手段が行う。
【0009】このように構成された遊技媒体補給装置で
は、条件設定手段によって異常判定条件である所定時間
と所定回数とが設定される。この異常判定条件は、遊技
媒体使用機の特性や時間帯等の種々の条件を考慮して、
設定される。この所定時間内に所定回数にわたって補給
要求がなされると、異常判定手段が異常と判定し、報知
手段が異常を報知する。ここで補給設定手段によって補
給継続と設定されていると、異常と報知しながら、遊技
媒体の補給が継続される。この場合には、従業員等によ
る目視の監視が行われる。また、補給設定手段によって
補給停止と設定されていると、異常と報知し、かつ補給
の停止が行われる。従って、これ以上の不正遊技や不正
操作を防止することができる。
【0010】補給設定手段を、複数の遊技媒体使用機を
1組としたグループごとに、補給設定を可能とすること
ができる。このように構成することによって、例えば或
る特性を持つ遊技媒体使用機と、別の特性を持つ遊技媒
体使用機とによって、異常と判断した後の処理を異なら
せることや、遊技媒体使用機のうち遊技機と遊技媒体貸
機とで、異常と判定した後の処理を異ならせることがで
き、グループごとにより綿密な不正対策を講じることが
できる。
【0011】或いは、前記補給設定手段を、媒体使用機
ごとに補給設定を可能とすることができる。このように
構成することによって、例えば同じ機種の遊技機であっ
ても遊技機ごとに当りの確率が異なって設定され、異常
と判定された後の処理を遊技機ごとに異ならせたい場合
や、特性が異なる複数機種の遊技機がバラバラに混在し
て設置される場合、機種ごとに異常判定条件を満たして
も、その後の処理を機種によって異ならせたい場合に、
対応することができ、より綿密な不正対策を講じること
ができる。
【0012】前記補給設定手段を、時間帯ごとに前記補
給設定を可能とすることもできる。このように構成する
と、遊技媒体使用機の稼動状況が時間帯によって異なる
場合、異常判定後の処理を時間帯によって異なったもの
とすることができ、より綿密な不正対策を講じることが
できる。
【0013】上記のいずれかのように構成した上に、複
数の遊技媒体使用機を1組としたグループごとに、前記
異常判定条件を設定可能に条件設定手段を構成すること
もできる。このように構成することによって、例えば或
る特性を持つ遊技媒体使用機と、別の特性を持つ遊技媒
体使用機とによって、異常と判断する条件を異ならすこ
とや、遊技媒体使用機のうち遊技機と遊技媒体貸機と
で、異常と判定する条件を異ならせることができ、グル
ープごとにより綿密な不正対策を講じることができる。
【0014】上記のいずれかのように構成した上に、遊
技媒体使用機ごとに、前記異常判定条件を設定可能に条
件設定手段を構成することもできる。このように構成す
ることによって、例えば同じ機種の遊技機であっても遊
技機ごとに当りの確率が異なって設定され、異常と判定
する条件を遊技機ごとに異ならせたい場合や、特性が異
なる複数機種の遊技機がバラバラに混在して設置される
場合、これら複数機種の遊技機に一律に或る異常判定条
件を設定し、この一律の異常判定条件を満たしても、実
際には異常でない機種が存在することがあるので、遊技
媒体使用機器ごとに異常判定条件を設定することによっ
て、より綿密な不正対策を講じることができる。
【0015】上記のいずれかのように構成した上に、時
間帯ごとに前記異常判定条件を設定可能に条件設定手段
を構成することもできる。このように構成することによ
って、遊技媒体使用機の稼動状況が時間帯によって異な
り、異常判定条件が時間帯によって異なる場合にも、時
間帯によって異常判定条件を異ならせることによって、
より綿密な不正対策を講じることができる。
【0016】更に、異常判定手段は、前記補給要求を出
力した前記遊技媒体使用機が、特別遊技状態であるか否
かを示す遊技状態信号を前記遊技媒体使用機から受信
し、この遊技状態信号を、前記異常判定条件に加えるこ
ともできる。例えば、所定時間内に所定回数以上の補給
要求信号が出力されていても、遊技状態信号が特別遊技
状態を表していると、異常と判定しないようにする。
【0017】近年の遊技機には、通常の当りに比べて、
短時間に大量の賞を獲得できる大当たりを遊技仕様に加
えたものがある。この大当たりの状態を特別遊技状態と
いう。この特別遊技状態にある遊技機は、遊技機内の遊
技媒体は不足状態になりやすい。また、近年の遊技機
は、特別遊技状態が短時間のうちに連続して発生した
り、長時間にわたって継続するものがある。そのため、
1台の遊技機から連続して遊技媒体の補給要求が出力さ
れることがある。このような遊技機において、上記のよ
うな異常判定条件を設定していると、正常な遊技である
にも拘わらず、異常と誤って判定する可能性がある。そ
こで、特別遊技状態であるか否かを異常判定の条件に加
えて、特別遊技状態である場合に誤って異常と判定する
ことを防止している。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の1実施形態の遊技媒体補
給装置、例えばメダル補給装置2は、図2に示すように
遊技島4ごとに設けられている。
【0019】遊技島4は、複数台の遊技媒体使用機、例
えば遊技機、具体的にはスロットマシン6を横方向に配
置したものである。これらスロットマシン6に挟まれる
ように、別の遊技媒体使用機、例えば遊技媒体貸出機、
具体的にはメダル貸機8が設けられている。メダル貸機
8は、1台のスロットマシン6または2台のスロットマ
シン6に対して1台の割合で設けられている。遊技島4
は、図2に示すように両側にスロットマシン6を並べた
両島と呼ばれる形態のものと、図示していないが、片側
のみにスロットマシン6を並べた片島と呼ばれる形態の
ものとがある。必要に応じていずれかの形態の遊技島が
選択される。パチンコ店では、複数列の遊技島4が設け
られることが多い。
【0020】各遊技島4の一方の端部に、メダル補給装
置2a、2bの一方が設けられている。メダル補給装置
2aは、メダル計数機10を載置するための載置台12
を備えた載置台付きのものであり、メダル補給装置2b
は、載置台12を備えていない載置台無しのものであ
る。
【0021】メダル補給装置2a、2bの前面下部に
は、下部扉14が設けられている。前面上部には、上部
扉16が設けられている。上部扉16の正面上部には、
メダル補給装置2a、2bの稼動状況を表示する表示手
段、例えば表示ランプ18が設けられている。表示ラン
プ18は、緑色のLEDを使用した表示ランプ18G、
赤色のLEDを使用した表示ランプ18R、黄色のLE
Dを使用した表示ランプ18Yから構成されている。上
部扉16の中段左側には、後述する操作部52に付属す
る表示装置66を外部から観察するための窓20が設け
られている。
【0022】中央にあるメダル補給装置2bと、その両
側にあるメダル補給装置2aとの間には、各遊技島4が
保有するメダル量をほぼ均等にするために、メダル補給
装置2a、2b間でメダルを搬送するための島渡しコン
ベヤ22が、設けられている。
【0023】メダル補給装置2aでは、図3に示すよう
に、スロットマシン6とメダル貸機8との下方に、これ
らの配列方向に沿って回収コンベヤ24が、ほぼ水平に
設けられている。回収コンベヤ24は、遊技島4の一端
部から他端部まで配置されている。各スロットマシン6
からオーバーフローしたメダルは、回収コンベヤ24上
に排出され、メダル補給装置2aが配置されている遊技
島4の一端部まで搬送される。一端まで搬送されたメダ
ルは、メダル補給装置2aの背面に立設された回収リフ
ト26によって揚送されて、メダル補給装置2a内の下
タンク28に投入される。また、遊技者の遊技の結果、
スロットマシン4から払い出された賞品であるメダル
も、計数機10を経由して下タンク28に投入される。
【0024】下タンク28に投入されたメダルは、下タ
ンク28の下方に配置された洗浄ユニット30に一定量
ずつ投入される。洗浄ユニット30によって洗浄された
メダルは、洗浄ユニット30の背後に立設されたメイン
リフト32によって揚送されて、メダル補給装置2a内
の上タンク34に投入される。上タンク34に投入され
たメダルは、上タンク34の下部に設けられた分配装置
36によってバケット38または補給リフト40に選択
的に払い出される。バケット38は、メダルを収容可能
な取っ手付きの容器であって、スロットマシン6やメダ
ル貸機8に手作業でメダルを補給する必要が生じたとき
に使用するもので、図2に示すようにメダル補給装置2
aの側面に設けた扉42を開いて、取り出し可能であ
る。
【0025】図3に示すように、補給リフト40によっ
て揚送されたメダルは、島渡しコンベヤ22上に放出さ
れ、島渡し分岐ユニット43を作動させることによっ
て、隣接するメダル補給装置2bか、または自島4の補
給タンク44に、選択的に搬送される。補給タンク44
は、投入されたメダルを貯留すると共に、一定量ずつメ
ダルを補給コンベヤ46に払い出すものである。
【0026】補給コンベヤ46は、遊技島4において、
スロットマシン6及びメダル貸機8の上部に、その配列
方向に沿ってほぼ水平に一端部から他端まで配置されて
いる。補給コンベヤ46上には、スロットマシン6及び
メダル貸機8に対応させて、ほぼ等間隔に分岐ユニット
48が配置されている。分岐ユニット48は、作動時
に、補給コンベヤ46上を搬送されるメダルを、分岐ユ
ニット48が対応するスロットマシン6またはメダル貸
機8に分岐排出する。
【0027】補給コンベヤ46上には、複数台の中継制
御ボックス50が、所定の間隔をおいて配置されてい
る。中継制御ボックス50内には、後述する中継制御部
74が設置されている。この中央制御部74は、1台当
たり複数台、例えば8台の分岐ユニット48を管理制御
する。
【0028】スロットマシン6やメダル貸機8に排出さ
れずに、補給コンベヤ46の終端(遊技島4の他端)ま
で搬送されたメダルは、回収コンベヤ24に戻され、再
びメダル補給装置2aに向かって搬送される。
【0029】図4は、載置台無しメダル補給装置2bを
示したもので、補給装置2aと同一構成のものには、同
一符号を付して、説明を省略する。このメダル補給装置
2bでは、回収コンベヤ24によって回収されたメダル
は、直接に下タンク28に投入される。メダル計数機1
0が設置されていないので、下タンク28には、回収コ
ンベヤ24からのみメダルが投入される。洗浄ユニット
30は設けられていない。下タンク28内のメダルは、
直接にメインリフト32に誘導され、上タンク34に投
入される。上タンク34から補給リフト40に選択的に
払い出されたメダルは、直接に自島の補給タンク44に
投入される。メダル補給装置2bの上部には、隣接する
メダル補給装置2aから伸びた島渡しコンベヤ22の終
端が位置し、このコンベヤ22によって搬送されたメダ
ルは、上タンク34に投入される。
【0030】いずれのメダル補給装置2a、2bでも、
上部扉16を開くと、中段左側に操作部52が設けられ
ている。操作部52は、図5に示すように、操作子群5
3、例えばテンキー54、プラスキー56、マイナスキ
ー58、設定キー60、解除キー62、終了キー64を
有し、更に文字表示可能な表示部、例えば液晶表示装置
66を有している。この液晶表示装置66が、上述した
窓20から観察可能である。メダル補給装置2a、2b
を動作させるために必要な設定を、操作子群53を操作
して行う場合、表示装置66の表示を参照しながら行
う。また、表示装置66には、メダル補給装置2a、2
bの動作状態が随時表示される。
【0031】図6に示すような制御部68が、各メダル
補給装置2a、2bに設けられている。これら制御部6
8は、自島のスロットマシン6、メダル貸機8およびメ
ダル計数機10からのメダル回収及び補給、洗浄ユニッ
ト30によるメダルの洗浄、他の島へのメダル補給など
を制御する。制御部68は、CPUやメモリからなる。
制御部68は、回収コンベヤ24、回収リフト26、洗
浄ユニット30、メインリフト32、分配装置36、補
給リフト40、島渡しコンベヤ22、島渡し分岐ユニッ
ト43、補給コンベヤ46等の駆動手段からなる駆動装
置群70を、これらに設けたセンサからなるセンサ群7
2からの信号を受けて、制御する。同時に制御部68
は、動作状態を監視し、異常に対する処理も行う。制御
部68には、操作子群53及び表示装置66が接続さ
れ、各種条件の設定やエラーメッセージ等の表示を行
う。
【0032】更に、制御部68は、各中継制御部74と
双方向通信を行い、各スロットマシン6及びメダル貸機
8へのメダル補給制御を行う。そのため、各中継制御部
74には、当該中継制御部74が統括管理するスロット
マシン6及びメダル貸機8から、これらのメダルの貯留
量が少なくなったときに、補給要求指令、例えばエンプ
ティ信号が供給される。このエンプティ信号を基に、後
述するように中継制御部74が統括管理するスロットマ
シン6及びメダル貸機8に対応する分岐ユニット48の
駆動部76の制御が行われる。
【0033】図7は、メダル補給装置2aの動作を示す
状態遷移図である。同図において、メダル供給装置2a
に電源が供給されると、イニシャル処理(ステップS
2)が実行される。このイニシャル処理では、各種ハー
ドウエアの立ち上げ、ソフトウエアのロード、通信ライ
ンのチェックが行われる。イニシャル処理中に、操作子
群53の所定のスイッチが操作されると、動作確認処理
(ステップS4)が実行される。動作確認処理は、液晶
表示装置66、表示ランプ18、操作子群53、センサ
群72等の動作確認を行う。動作確認処理は、メンテナ
ンス等のみで使用する特殊な処理であるので、本実施形
態では、電源を切断することによって終了するように構
成してある。
【0034】イニシャル処理に続いて、初期設定処理
(ステップS6)が実行される。この初期設定処理で
は、操作子群53と液晶表示装置66とを使用して、中
継制御部74の設定、補給枚数の設定、不正対策処理の
設定等が行われる。
【0035】中継制御部74は、遊技島4の両側にある
同一台数、例えばそれぞれ8台、合計16台のスロット
マシン6及びメダル貸機8を管理するので、上記中継制
御部74の設定では、各中継制御部74が管理するスロ
ットマシン6及びメダル貸機8の識別番号とその配置が
設定される。
【0036】上記補給枚数の設定では、1回の補給処理
で、スロットマシン6及びメダル貸機8に補給されるメ
ダル枚数が設定される。制御部68は、設定された補給
枚数のメダルを補給タンク44から補給コンベヤ46に
払い出す。
【0037】スロットマシン6及びメダル貸機8は、内
部のホッパに貯留しているメダルの量を検出しており、
貯留メダルが不足すると、エンプティ信号を発信する。
スロットマシン6及びメダル貸機8におけるメダルの減
少度合いは、通常の使用状態では予測される範囲内であ
るので、制御部68は、同じスロットマシン6またはメ
ダル貸機8から所定時間T内に所定回数N以上のエンプ
ティ信号を受けると、当該スロットマシン6またはメダ
ル貸機8やメダル補給装置2aの故障、または不正遊技
若しくは不正操作によるメダルの抜き取りの可能性があ
る異常状態であると判断し、エラー処理、例えば補給の
禁止を行う。
【0038】時間Tと回数Nとは、固定値でもよいが、
スロットマシン6のゲーム性や、スロットマシン6また
はメダル貸機8の稼動状況により自由に変更することが
望ましい。そのため、この実施の形態では、時間Tと回
数Nとを任意に設定できるようにしてある。また、所定
時間T以内にN回以上のエンプティ信号を受けても、ス
ロットマシン6の特性等によっては不正遊技でない場
合、或いはメダル貸機8においては時間帯によっては不
正操作でない場合もある。そのため、上記のような異常
状態であっても、補給を禁止しないような場合がある。
このような補給の継続または禁止の設定も、この初期設
定において行われる。
【0039】このような初期設定処理が終了すると、待
機中処理(ステップS8)に移行する。この待機中処理
では、制御部68は、回収リフト26を動作させ、回収
リフト26が正常に動作していると、回収コンベヤ24
を動作させる。そして、状況の変化に応じて、洗浄処理
(ステップS10)、バケット払い出し処理(ステップ
S12)、補給タンク補充処理(ステップS14)、補
給処理(ステップS16)、島渡し処理(ステップS1
8)、係員操作処理(ステップS20)、停止処理(ス
テップS22)のいずれかを実行する。
【0040】なお、メダル補給装置2bでは、洗浄ユニ
ット30を有しないので、洗浄処理が実行されない。ま
た、遊技島4同士のメダルの受け渡しは、メダル補給装
置2aにおいて制御するので、島渡し処理もメダル補給
装置2bでは実行されない。後は、メダル補給装置2b
でも、メダル補給装置2aと同一の処理が行われてい
る。
【0041】これら各処理のうち、本発明に直接関連す
るのは、補給処理であるので、これについて詳細に説明
し、他の処理についての説明は省略する。なお、ステッ
プS20の係員操作処理は、初期設定処理において行っ
た設定を、メダル補給装置4a、4bを稼動させた後
に、変更する必要が生じた場合に行うものである。
【0042】スロットマシン6及びメダル貸機8には、
メダルの貯留量を検出するセンサが設けられており、貯
留量が少なくなると、エンプティ信号をスロットマシン
6、メダル貸機8が、対応する中継制御部74に送信す
る。中継制御部74は、これを制御部68に送信する。
制御部68は、待機中処理の状態において、補給要求信
号を受信すると、後述するように補給禁止であるか判断
し、補給可能であると、補給処理(ステップS16)を
実行する。
【0043】補給処理(ステップS16)では、補給コ
ンベヤ46を動作させ、その後に補給タンク44内の所
定量のメダルを補給コンベヤ46に排出させる。所定時
間(エンプティ信号を発信したスロットマシン6または
メダル貸機8にメダルが到達するのに要する時間より若
干短い時間)の経過後に、エンプティ信号を発信したス
ロットマシン6またはメダル貸機8に対応する分岐ユニ
ット48を駆動し、当該スロットマシン6またはメダル
貸機8にメダルを補給する。
【0044】待機中処理(ステップS8)における補給
処理に関連する部分を動作フローチャートで示すと、図
1のようになる。
【0045】まず、補給履歴等の初期化処理が実行され
る(ステップS30)。次に、いずれかのスロットマシ
ン6またはメダル貸機8からエンプティ信号を受信する
(補給要求を受信する)まで待機する(ステップS3
2)。この間に、他の処理が実行される。
【0046】エンプティ信号を受信すると、初期設定処
理(ステップS6)で設定した回数Nを基に、N−1回
前の補給からの経過時間が、初期設定処理で設定した時
間T以下であるか判断する。例えばNとして4を、Tと
して5分を設定していると、3(=4−1)回前に補給
してから、5分以内の時間しか経過していないのか判断
する(ステップS34)。
【0047】この判断の答えがノーであると、即ちN−
1回目の補給からの経過時間がTよりも長いと、正常な
補給要求であると判断できるので、ステップS16の補
給処理を実行し、ステップS4のエンプティ信号の受信
待機状態に戻る。
【0048】ステップS34における判断の答えがイエ
スであると、即ちN−1回目の補給からの経過時間がT
以下であると、異常報知を行う(ステップS36)。例
えば液晶表示装置66に異常と判断したスロットマシン
6またはメダル貸機8の番号とエラーメッセージとを表
示し、更に表示ランプ18のうち緑色の表示ランプ18
Gと赤色の表示ランプ18Rとを点滅させる。これらの
表示によって、係員に注意を促す。係員は、この表示に
基づき注意すべきスロットマシン6またはメダル貸機8
を特定し、これに対する監視を強化する。
【0049】次に、補給の禁止の設定が行われているか
の判断を行う(ステップS38)。補給の禁止の設定が
行われていると、そのエンプティ信号を発信しているス
ロットマシン6またはメダル貸機8へのメダルの補給を
禁止する(ステップS40)。補給の禁止が設定されて
いる場合、そのスロットマシン6またはメダル貸機8か
ら新たにエンプティ信号が発信されても、異常が解除さ
れるまではメダルの補給は行われない。異常の解除は、
操作子群53の所定のスイッチの操作によって行われ
る。即ち、ステップ40に続いて、異常が解除されたか
の判断を行い(ステップS42)、異常が解除されるま
で、このステップS42を繰り返す。従って、不正遊技
若しくは不正操作が行われていると考えられるので、こ
れ以上のメダルの補給を停止する。係員等の対処によ
り、異常が解除されると、ステップS30に戻り、異常
を解除したスロットマシン6またはメダル貸機8の補給
履歴をクリアし、以下同様に動作する。
【0050】ステップS38において、補給禁止の設定
が行われていないと判断されると、このスロットマシン
6またはメダル貸機8は、所定時間T以内に所定回数N
以上の補給があり異常と判断されてもメダルの補給は実
行されるため、未処理の補給要求があるか判断される
(ステップS44)。このとき、未処理の補給要求があ
ると判断されると、ステップS16の補給処理が実行さ
れる。そして、異常解除がなされたか判断し(ステップ
S46)、異常解除されていないと、ステップS44に
戻り、未処理の補給要求があるか判断し、未処理の補給
要求があると、その処理を行い、異常解除されたか再び
ステップS46において判断する。ステップS44にお
いて未処理の補給要求が存在しないと判断されると、直
ちにステップS46において異常解除されたかの判断が
行われる。そして、ステップS46において、異常解除
がなされたと判断されると、ステップS30に戻り、異
常解除したスロットマシン6またはメダル貸機8の補給
履歴をクリアする。
【0051】ところで、初期設定処理(ステップS6)
における補給禁止の設定や所定時間T、所定回数Nは、
1つのメダル補給装置2aまたは2bが補給を担当する
1つの遊技島4内のすべてのスロットマシン6及びメダ
ル貸機8に対して共通に設定している。しかし、1つの
遊技島4のうち、所定台数のスロットマシン6またはメ
ダル貸機8を1組として、各組ごとに異なる設定を行っ
てもよい。
【0052】1つのメダル補給装置2aまたは2bが担
当する1つの遊技島4には、スロットマシン6及びメダ
ル貸機8とが設置されているが、両者はメダルを使用し
ている点は共通しているが、他の機能は大きく異なって
いる。そのため、異常判定手段が異常と判断する条件
や、異常と判定した後の処理も、両者では異ならせ、綿
密な不正対策を講じたいことがある。或いは、1つの遊
技島4に設置されているスロットマシン6がすべて同じ
機種とは限らず、スロットマシン6の遊技特性は、機種
ごとに異なっている。従って、異常判定手段が異常と判
断する条件や、異常と判定した後の処理も、両者では異
ならせ、綿密な不正対策処理を講じたいたいことがあ
る。
【0053】そこで、スロットマシン6やメダル貸機8
を、グループ分け(スロットマシン6だけのグループと
メダル貸機8だけのグループ、これに加えてスロットマ
シン6のグループを機種別のサブグループに分ける)を
行い、各グループごとに、所定時間T、所定回数N及び
異常と判断後の処理を異なったものに設定する。この設
定は、ステップS6の初期設定処理またはステップS3
0の係員操作処理において行う。
【0054】この場合、図1におけるステップS34の
異常判断の処理において使用するTとNとして、異常か
否かの判断をしようとしているスロットマシン6または
メダル貸機8が属するグループを検索し、そのグループ
に設定されているものを使用する。また、補給禁止設定
の有無の判断(ステップS38)において、異常と判断
したスロットマシン6またはメダル貸機8が所属するグ
ループを検索し、このグループが補給禁止と設定されて
いるか否かを判断する。
【0055】また、補給禁止・継続の設定、所定時間T
及び所定回数Nの設定は、スロットマシン6及びメダル
貸機8ごとに行うこともできる。
【0056】スロットマシンには、当たり確率を変更で
きる機能が設けられていることが多い。高い当たり確率
に設定されているスロットマシン6は、低い当たり確率
が設定されているスロットマシン6に比較して、単位時
間当たりに賞として払い出すメダルの量が多い。そのた
め、スロットマシン6内に貯留されるメダルが不足する
頻度が高く、頻繁にメダルを補給する必要が生じる。遊
技店では、当たり確率をスロットマシンごとに異ならせ
ていることが多い。メダル補給の頻度は、スロットマシ
ンごとに異なり、異常であると判定する条件や、異常で
あると判定した後の処理も、スロットマシン6ごとに異
ならせて、綿密な不正対策を講じたいという要望があ
る。また、1つのメダル補給装置2aまたは2bが担当
する1つの遊技島4に存在するスロットマシン6は、同
一機種とは限らず、場合によっては、3種類以上の機種
が1つの遊技島4に混在することがある。スロットマシ
ン6の遊技特性は、機種ごとに異なるので、異常と判定
するための条件である所定時間T、所定回数N、異常と
判定した後の処理は、スロットマシン6ごとに異なった
ものとして、綿密な不正遊技対策を講じたいという要望
もある。
【0057】そこで、1つの遊技島4にある各スロット
マシン6、メダル貸機8ごとに、異常判断する条件、異
常と判断した後の処理を、個別に設定できるようにして
いる。この設定は、初期設定処理(ステップS6)また
は係員操作処理(ステップS20)によって行われる。
【0058】この場合、図1におけるステップS34の
異常判断の処理において使用するTとNとして、異常か
否かの判断をしようとしているスロットマシン6または
メダル貸機8の台番号を検索し、この台番号に対応して
予め記憶されているT、Nを使用する。また、補給禁止
設定の有無の判断(ステップS38)においては、異常
と判断したスロットマシン6またはメダル貸機8の台番
号を確認し、この台番号に対して補給禁止と設定されて
いるか否かを検索する。
【0059】また、補給禁止の設定、T、Nの設定は、
遊技店の営業時間のうちの時間帯によって設定を変更す
ることも可能である。
【0060】これは、遊技客の人数が、時間帯により異
なり、スロットマシン6やメダル貸機8の稼働率が時間
帯によって異なるので、時間帯に応じて綿密な不正遊技
や不正操作に対する対策を講じたいからである。
【0061】時間帯によって異なる設定も、初期設定処
理(ステップS6)、係員設定処理(ステップS20)
によって行う。
【0062】この場合、図1におけるステップS34の
異常判断の処理において使用するT、Nとしては、異常
判断する時刻が、予め設定された時間帯のうちいずれに
該当するか判断し、その該当するとされた時間帯に割り
当てられているものを使用する。また、ステップS38
における補給禁止設定の有無の判断は、異常と判断した
ときの時刻が、予め設定された時間帯のうちいずれに該
当するかを判断し、その該当するとされた時間帯に割り
当てられている設定(補給継続または補給禁止)を用い
て、判断を行う。
【0063】また、異常か否かの判定は、エンプティ信
号を出力したスロットマシン6が特別遊技状態であるか
否かを示す遊技状態信号を受信し、この遊技状態信号を
異常判定の条件に追加して、異常判定を行うことも可能
である。
【0064】近年のスロットマシン6は、通常の当たり
に比べて、短時間に大量の賞を獲得できる大当たりを遊
技仕様に組み込んでいるものが多い。この大当たりの状
態は、数分間以上継続し、この状態を特別遊技状態とい
う。特別遊技状態となったスロットマシン6は、短時間
に大量のメダルを賞として排出するので、スロットマシ
ン6内のメダルは、不足状態になりやすい。また、近年
のスロットマシンには、大当たり状態が短時間の間に連
続して発生したり、長時間継続するものがある。そのた
め、1台のスロットマシン6から連続してエンプティ信
号が出力されることがある。
【0065】このようなスロットマシンに対して、T時
間内にN回以上のエンプティ信号が出力された否かによ
って異常か否かの判断を行っていると、正常な遊技であ
る特別遊技状態であるにもかかわらず、異常と判断する
可能性がある。そこで、特別遊技状態であるか否かを異
常判断の条件に付加して、綿密な不正遊技対策を講じた
いという要望がある。
【0066】そこで、同じスロットマシン6から所定時
間T内に所定回数N回以上のエンプティ信号が供給され
たことを条件として、異常と判断するが、所定回数のエ
ンプティ信号の発生のうち、少なくとも1回のエンプテ
ィ信号の発生が、特別遊技状態になっていることに起因
するものであるときには、異常と判断しないようにして
いる。特別遊技状態になっていることに起因するもので
あるエンプティ信号の発生とは、特別遊技状態であると
きにエンプティ信号が発生している場合だけでなく、特
別遊技状態が終了してから比較的短時間のうちにエンプ
ティ信号が発生した場合も含む。
【0067】この場合、図1のステップS34の処理
は、次のように変更される。エンプティ信号を出力した
スロットマシン6に対して、N−1回前に実施したメダ
ルの補給からの経過時間がT以下であり、かつ、今回の
エンプティ信号を含めたN回のエンプティ信号の全て
が、エンプティ信号を発生したスロットマシン6が特別
遊技状態となったことに起因するものでない場合、その
スロットマシン6を異常と判断して、ステップS36以
降を実施する。
【0068】またN−1回前に実施したメダルの補給か
らの経過時間がTより大きい場合には、上記の実施の形
態で説明したのと同様に、正常であると判断して、ステ
ップS16を実行する。或いは、N−1回前に実施した
メダルの補給からの経過時間がT以下であるが、N回の
エンプティ信号のうち、少なくとも1つが、特別遊技状
態になったことに起因するものであるときには、正常で
あると判断して、ステップS16を実行する。
【0069】なお、N−1回前に実施したメダルの補給
からの経過時間がT以下であるが、N回のエンプティ信
号のうち、少なくとも1つが、特別遊技状態になったこ
とに起因するものであるときには、正常であると判断し
たが、2回以上の所定回数のエンプティ信号が特別遊技
状態になったことに起因しないものであるときに、正常
であると判断することもできる。或いは、特別遊技状態
に起因するエンプティ信号を除去したN−1回前からの
経過時間がT以下のとき、異常と判断するようにしても
よい。また、エンプティ信号が特別遊技状態に起因する
ことを条件とするものに限定されるものではなく、所定
時間T内に所定回数N以上の補給を行った場合でも、予
め定めた回数以上の特別遊技状態が発生している場合に
は、異常と判断しないようにしてもよい。
【0070】上記の実施の形態及びその変形例では、遊
技機としてスロットマシン6を使用したが、これに限っ
たものではなく、パチンコ機を使用することもできる。
この場合、メダル貸機8に替えて、パチンコ玉貸機が使
用される。また、上記の実施の形態及びその変形例で
は、遊技島4には、スロットマシン6とメダル貸機8と
を混在させたが、これに限ったものではなく、スロット
マシン6またはパチンコ機だけが設置されることもあ
る。
【0071】
【発明の効果】以上のように、異常と判断された遊技媒
体使用機に対して、遊技媒体の補給を継続するか停止す
るかの設定を行えるので、遊技媒体使用機の特性や稼動
状況や遊技店の営業方針等に応じて柔軟に遊技媒体の補
給を制御することができる。
【0072】また、異常と判定した遊技媒体使用機に対
する補給を停止するか継続するかの設定を、遊技機のグ
ループごと、遊技機ごとまたは時間帯ごとに行えるの
で、より綿密な不正遊技または不正操作に対する対策を
とることができる。
【0073】また、遊技媒体使用機が異常であるか否か
の判定条件の設定を、遊技機のグループごと、遊技機ご
とまたは時間帯ごとに行えるので、より綿密に異常か否
かの判断を行うことができる。
【0074】さらに、遊技媒体の使用機器が異常である
と判断する条件に、遊技機の遊技状態を加えているの
で、より確実に遊技機の異常判定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態のメダル補給装置の動作フ
ローチャートである。
【図2】図1のメダル補給装置を備えた遊技島の斜視図
である。
【図3】図2の遊技島のうち載置台付きメダル補給装置
を備えたものの縦断側面図である。
【図4】図2の遊技島のうち載置台無しメダル補給装置
を備えたものの縦断側面図である。
【図5】図1のメダル補給装置が備える操作部の正面図
である。
【図6】図1のメダル補給装置のブロック図である。
【図7】図1のメダル補給装置の状態遷移図である。
【符号の説明】 2a 2b メダル補給装置 6 スロットマシン(遊技媒体使用機) 8 メダル貸機(遊技媒体使用機) 52 操作部(条件設定手段、補給設定手段) 66 液晶表示装置(報知手段) 68 制御部(異常判定手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体を使用する遊技媒体使用機から
    出力される補給要求に応じて、前記遊技媒体使用機に遊
    技媒体を補給する遊技媒体補給装置において、 所定時間内に所定回数以上の補給要求を前記遊技媒体使
    用機が出力したことを異常判定条件として、前記遊技媒
    体使用機を異常と判定する異常判定手段と、 この異常判定手段が異常と判定したときに異常を報知す
    る報知手段と、 前記異常判定条件となる前記所定時間と前記所定回数と
    を設定する条件設定手段と、 前記異常判定手段が異常と判定した前記遊技媒体使用機
    に対し、前記遊技媒体の補給を停止するか継続するかの
    補給設定を行う補給設定手段とを、具備する遊技媒体補
    給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遊技媒体補給装置におい
    て、前記補給設定手段は、複数の遊技媒体使用機を1組
    としたグループごとに、前記補給設定を可能とした遊技
    媒体補給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の遊技媒体補給装置におい
    て、前記補給設定手段は、前記媒体使用機ごとに前記補
    給設定を可能とした遊技媒体補給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3いずれか記載の遊技媒体
    補給装置において、前記補給設定手段は、時間帯ごとに
    前記補給設定を可能とした遊技媒体補給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4いずれか記載の遊技媒体
    補給装置において、前記条件設定手段は、複数の遊技媒
    体使用機を1組としたグループごとに、前記異常判定条
    件を設定可能とした遊技媒体補給装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4いずれか記載の遊技媒体
    補給装置において、前記条件設定手段は、前記遊技媒体
    使用機ごとに、前記異常判定条件を設定可能とした遊技
    媒体補給装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6いずれか記載の遊技媒体
    補給装置において、前記条件設定手段は、時間帯ごとに
    前記異常判定条件を設定可能とした遊技媒体補給装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7いずれか記載の遊技媒体
    補給装置において、前記異常判定手段は、前記補給要求
    を出力した前記遊技媒体使用機が、特別遊技状態である
    か否かを示す遊技状態信号を前記遊技媒体使用機から受
    信し、この遊技状態信号を、前記異常判定条件に加える
    遊技媒体補給装置。
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