JP2003256826A - 画像処理回路、複合画像処理回路、および、画像形成装置 - Google Patents

画像処理回路、複合画像処理回路、および、画像形成装置

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JP2003256826A JP2002053734A JP2002053734A JP2003256826A JP 2003256826 A JP2003256826 A JP 2003256826A JP 2002053734 A JP2002053734 A JP 2002053734A JP 2002053734 A JP2002053734 A JP 2002053734A JP 2003256826 A JP2003256826 A JP 2003256826A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素数の増減、および、画像処理の種類の増
減に対応し、かつ、製造コストおよび開発コストを含む
全体コストの増加を最小限に抑える。 【解決手段】 画像処理回路は、画像を構成する複数の
画素の画素データを、画素のライン単位で、ラインデー
タとして保持する複数のラインバッファと、複数のライ
ンバッファの少なくとも1つに保持されたラインデータ
を用いて、入力された画素データに、異なる画像処理を
行う第1の画像処理部および第2の画像処理部とを有す
る。画像処理回路はさらに、第1の画像処理部とライン
バッファとの接続経路を選択して、第1の画像処理部
を、2以上のラインバッファにアクセス可能にするバッ
ファ選択器を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラインバッファを
利用して画像処理を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルタ処理、階調処理等の画像処理に
おいては、処理対象となる1画素だけでなく、その周辺
に位置する複数の周辺画素を利用する場合がある。図9
は、3x3のマトリクス処理における処理対象となる画
素と、その周辺画素とを示す図である。3x3マトリク
ス処理では、処理対象の画素D11の処理に際し、その
前後の画素D10、D12、1ライン上の画素D01お
よびその前後の画素D00、D02、1ライン下の画素
D21およびその前後の画素D20、D22の画素デー
タが参照され、利用される。
【0003】画素(D0n、D1n(n:0,1,
2))を含む、前ラインの画素の画素データは、ライン
バッファと呼ばれるメモリ回路において保持(遅延)さ
れ、後の画像処理で使用される。ラインバッファは、目
的とする画像処理の内容に応じてその記憶容量が決定さ
れる。例えば1インチに600画素が含まれる600D
PIの精度で、A3判の短尺方向の画素を処理するに
は、約8KBのメモリが必要となる(約7500画素/
ライン)。また同様に、A3判に対して、1200DP
Iの精度で画像処理を行う場合は、A3判の約2倍、1
6KBのラインバッファが必要である。
【0004】画像処理の種類が増えると、必要なライン
バッファの数も増加する。例えば、5種類の処理(例え
ば、ゲイン調整、5x5マトリックスのフィルタ処理、
3x3マトリックスのノイズ除去、変倍処理、3x3マ
トリックスの誤差拡散処理)を行う場合は、全部で10
本の8KBラインバッファが必要になる。よって、これ
らの処理を1チップの大規模集積回路(LSI)で実現
するには、10本の8KBラインバッファをLSIに搭
載しなければならない。A0判に対して、上述した5種
類の画像処理を600DPIの精度で行う場合には、A
0判の短尺方向をラインとして扱うため、データ量は、
A3判の約3倍になる。よって、24KBのラインバッ
ファが全部で10本必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、1チッ
プで種々の画像処理に対応できるLSIを開発する場合
には、各処理のうち、必要となる最大容量のラインバッ
ファを搭載しなければならない。これでは、より精度の
低い画像処理では、大容量のラインバッファを使い切る
ことがないため、ラインバッファの搭載によって製造コ
ストのみが増加し、非効率的である。例えば、A3判の
600DPI処理では、A3判の1200DPI処理で
必要となるラインバッファ容量を使い切ることはない。
【0006】上述した問題に対しては、画像処理内容に
よって、LSIに搭載するラインバッファの容量または
数を変更して、製造コストを最適化することも考えられ
る。例えば、高精度の処理を実現するグレードの高い機
種に対しては、大容量かつ多数のラインバッファを搭載
したLSIを開発し、一方、高精度の処理を行わない低
グレードの機種に対しては、より小さい容量かつ少数の
ラインバッファを搭載したLSIを開発することもでき
る。しかし、機種ごとに最適なLSIを開発すると、今
度は開発コストが増大する。
【0007】なお、特開平6−149994号公報等
は、1つのメモリを複数のラインバッファとして共有
し、ラインバッファの数を低減する方法を開示してい
る。しかし、複数の画像処理を同時に行う場合に対応で
きない。また、特開平7−44696号公報は、ライン
バッファの削減手法を開示するが、画素数が増加してラ
インバッファの容量を越えた場合には対応できない。そ
して、特開平10−340340公報は、ラインバッフ
ァの割り当てをビット方向に変更し、それにより画像処
理毎の有効ビット数、すなわち画像処理の精度を変更す
る技術を開示するが、この場合にも同様に画素数の増加
には対応できない。
【0008】本発明の目的は、画素数の増減、および、
画像処理の種類の増減に対応し、かつ、製造コストおよ
び開発コストを含む全体コストの増加を最小限に抑える
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理回路
は、画像を構成する複数の画素の画素データを、画素の
ライン単位で、ラインデータとして保持する複数のライ
ンバッファと、前記複数のラインバッファの少なくとも
1つに保持されたラインデータを用いて、入力された前
記画素データに、異なる画像処理を行う第1の画像処理
部および第2の画像処理部とを有する画像処理回路であ
って、第1の画像処理部とラインバッファとの接続経路
を選択して、前記第1の画像処理部を、2以上のライン
バッファにアクセス可能にするバッファ選択器と、前記
第2の画像処理部の画像処理をバイパスして、前記第1
の画像処理部が画像処理した画素データを出力する出力
経路を選択する出力選択器とをさらに備えている。これ
により上記目的が達成される。
【0010】前記2以上のラインバッファの数は、前記
第1の画像処理部における画像処理に必要なラインの数
であってもよい。
【0011】本発明の複合画像処理回路は、第1の画像
処理回路および第2の画像処理回路で構成されている。
前記第1の画像処理回路および第2の画像処理回路の各
々は、画像を構成する複数の画素の画素データを、画素
のライン単位で、ラインデータとして保持する複数のラ
インバッファと、前記複数のラインバッファの少なくと
も1つに保持されたラインデータを用いて、入力された
前記画素データに、異なる画像処理を行う第1の画像処
理部および第2の画像処理部と、前記第1の画像処理部
において画像処理を行うか、画像処理をバイパスするか
の経路を選択する第1の出力選択器と、前記第2の画像
処理部において画像処理を行うか、画像処理をバイパス
するかの経路を選択する第2の出力選択器と、接続経路
を選択して、前記第1の画像処理部および前記第2の画
像処理部の各々を、ラインバッファにアクセス可能にす
るバッファ選択器とを有する。前記第1の画像処理回路
では、前記第2の出力選択器は、前記第2の画像処理部
において画像処理を省略する経路を選択し、かつ、バッ
ファ選択器は、前記第1の画像処理部を、前記第1の画
像処理部における画像処理に必要な数の前記ラインバッ
ファにアクセス可能にする。前記第2の画像処理回路
は、前記第1の画像処理回路の前記第2の出力選択器か
ら出力された前記画素データを受け取り、前記第1の出
力選択器は、前記第1の画像処理部において画像処理を
省略する経路を選択し、かつ、バッファ選択器は、前記
第2の画像処理部を、前記第2の画像処理部における画
像処理に必要な数の前記ラインバッファにアクセス可能
にする。これにより上記目的が達成できる。
【0012】前記第1の画像処理回路のバッファ選択器
は、前記第1の画像処理部を、複数のラインバッファに
アクセス可能にしてもよい。
【0013】前記第2の画像処理回路のバッファ選択器
は、前記第2の画像処理部を、複数のラインバッファに
アクセス可能にしてもよい。
【0014】本発明の画像形成装置は、画像を走査し
て、前記画像を構成する複数の画素の画素データを取得
するスキャン部と、スキャン部が取得した前記画素デー
タに画像処理を行い、処理画像データを出力する、請求
項3〜5に記載の複合画像処理回路と、複合画像処理回
路が出力した前記処理画像データに基づいて、前記画像
に対応したレーザ駆動信号を生成するデータ生成部と、
レーザおよび感光体ドラムを有し、前記画像をプリント
するプリント部であって、データ生成部が生成した前記
レーザ駆動信号に基づいてレーザを駆動し、帯電した感
光体ドラムを露光して、トナーを用いて前記画像に対応
した静電潜像を形成し、前記画像をプリントするプリン
ト部とを備えている。これにより上記目的が達成され
る。
【0015】本発明の別の画像形成装置は、画像を走査
して、前記画像を構成する複数の画素の画素データを取
得するスキャン部と、スキャン部が取得した前記画素デ
ータに画像処理を行い、処理画像データを出力する、請
求項3〜5に記載の複合画像処理回路と、複合画像処理
回路が出力した前記処理画像データに圧縮符号化処理を
行い、送信データを生成するデータ生成部と、データ生
成部が生成した前記送信データを、信号回線に送信する
送信部とを備えている。これにより上記目的が達成され
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の実施の形態1〜4を説明する。実施の形態1で
は、本発明の基本的な原理を説明する。実施の形態2お
よび3は、実施の形態1の変形例、実施の形態4は、本
発明の応用例である。添付の図面では、同じ機能を有す
る構成要素には、同じ参照符号を付している。
【0017】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
よる、画像処理回路10の構成を示すブロック図であ
る。画像処理回路10は、1つの大規模半導体集積回路
(LSI)、または、ICチップ上に形成されており、
処理の対象となる原画像データを受け取って所定の画像
処理を行い、処理画像データとして出力する。原画像デ
ータは、例えば、スキャナ(図示せず)で読み取った画
像を構成する複数の画素の画素データであり、または、
コンピュータ(図示せず)から送信された複数の画素の
画素データである。処理画像データは、後述する画像処
理部により画像処理された画素の画素データである。
【0018】画像処理回路10は、2つの画像処理部2
−1、2−2と、ラインバッファ4−1、4−2と、選
択器6、8とを備えている。画像処理部2−1、2−2
は、同一または異なる内容の画像処理を同時に処理し、
処理画像データを出力する。例えば、画像処理部2−1
は、ゲイン調整処理を行う回路、画像処理部2−2は、
誤差拡散処理を行う回路である。ラインバッファ4−
1、4−2は、8KBの記憶容量を備えており、それぞ
れ、例えば、1インチに600画素が含まれる600D
PIの精度で、A3判の短尺方向の1ラインの画素(約
7500画素)の画素データを記憶できる。すなわち、
ラインバッファ4−1、4−2は、ライン単位で画像デ
ータを保持する。ライン単位の画像データは、ラインデ
ータとも称される。選択器6は、画像処理部とラインバ
ッファ4との間に設けられており、それぞれ複数存在す
る画像処理部とラインバッファとを選択的に接続する。
選択器8は、画像処理部2−1および画像処理部2−2
の出力に接続されており、いずれかの処理結果を処理画
像データとして選択的に出力する。
【0019】以下、選択器6および8の選択動作を説明
する。選択器6および選択器8は、画像処理回路10の
外部に設けられた中央演算処理装置(CPU)等の制御
部(図示せず)からの選択信号、レジスタ(図示せず)
の値、または、画像処理回路10の外部に設けられた選
択スイッチに基づいて、選択動作する。
【0020】まず、選択器6は、2種類の選択動作を行
う。すなわち、画像処理部2−1にラインバッファ4−
1を接続し、画像処理部2−2にラインバッファ4−2
を接続する、1対1の選択動作、および、ラインバッフ
ァ4−1、4−2を、16KBの容量を有する1つのラ
インバッファとして、1つの画像処理部(例えば、画像
処理部画像処理部2−1)へ接続する、2対1の選択動
作である。
【0021】一方、選択器8も、2種類の選択動作を行
う。すなわち、画像処理部2−1のみの処理結果を出力
するバイパス選択動作、および、画像処理部2−2の処
理結果を出力する直列処理選択動作である。選択器8が
バイパス選択動作を行う場合には、画像処理部2−1の
処理結果は、画像処理部2−2において処理されること
なくバイパスされて、処理画像データとして出力され
る。上述の例でいえば、原画像データのゲイン調整処理
のみが行われて出力される。選択器8が直列処理選択動
作を行う場合には、画像処理部2−1の処理結果を、画
像処理部2−2においてさらに処理した結果を出力す
る。上述の例でいえば、原画像データのゲイン調整処
理、および、誤差拡散処理を行った後、処理画像データ
を出力することになる。
【0022】選択器6および8を設けた理由は、画像処
理回路10を、機能的に差異を設けられた複数種類の製
品に利用できるようにするためである。例えば、バイパ
ス選択動作のみ行うように選択器8を設定した場合と、
直列処理選択動作を行うように選択器8を設定した場合
とを比較すると、後者は、前者より複雑な画像処理を行
うことができる。一方、1対1の選択動作のみを行うよ
うに選択器6を設定した場合と、2対1の選択動作を行
うように選択器6を設定した場合とを比較すると、後者
は、1つの画像処理部に利用可能なバッファ容量が前者
の2倍あるので、2倍の画素数の画像処理を行うことが
できる。よって、いずれの場合も、前者の設定は、低機
能機種に適し、後者の設定は、高機能機種に適している
といえる。なお、バイパス選択動作のみ行うように選択
器8を設定した場合には、画像処理部2−2は利用され
ないため、その部品コスト(製造コスト)は無駄にな
る。しかし、1種類の画像処理回路10を製造すれば、
機能的に差異を設けられた複数種類の製品に利用できる
ので、機能毎に画像処理回路を設計する必要がなくな
り、開発コストを低減できる。よって、製造コストおよ
び開発コストを含む全体コストの増加を最小限に抑えら
れる。
【0023】図2は、1対1の選択動作を行う選択器6
と、直列処理選択動作を行う選択器8とを含む、画像処
理回路10の構成を示すブロック図である。画像処理部
2−1は、選択器6を介して、ラインバッファ4−1に
記憶されたラインデータを読み出す。一方、画像処理部
2−2は、選択器6を介して、ラインバッファ4−2に
記憶されたラインデータを読み出す。画像処理部2−1
が、ラインバッファ4−2にアクセスすることはない。
画像処理部2−1および2−2は、それぞれ8KBのラ
インバッファにアクセスできるので、上述のように、例
えば、600DPIの精度で、A3判の短尺方向の1ラ
インを保持できる。画像処理回路10は、画像処理部2
−1および2−2で処理されたデータを、選択器8を介
して処理画像データとして出力する。
【0024】一方、図3は、2対1の選択動作を行う選
択器6と、バイパス選択動作を行う選択器8とを含む、
画像処理回路10の構成を示すブロック図である。2対
1の選択動作により、画像処理部2−1は、16KBの
容量を有する1つのラインバッファとして、ラインバッ
ファ4−1および4−2を使用できる。8KBのバッフ
ァを使用する1対1の選択動作時と比較すると、画像処
理部2−1は、2倍のデータ量が必要な画像処理が可能
になる。例えば、1200DPIの精度による画像処理
を行うことができる。画像処理部2−1が画像処理を行
った後は、画像処理部2−2の処理はバイパスされ、処
理画像データとして出力される。
【0025】なお、ラインバッファはFIFO形式のメ
モリで構成されることが多いが、FIFOを実現する回
路の構成、メモリの種類は特に限定しない。例えば、ラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)を利用してもよいし、
レジスタを利用してもよい。さらに、ラインバッファの
ビット幅、ワードサイズも特に限定しない。
【0026】(実施の形態2)次に、画像処理回路10
の変形例を説明する。図4は、実施の形態2による、画
像処理回路40の構成を示すブロック図である。画像処
理回路40の基本的な機能は実施の形態1の画像処理回
路10(図1)と同じである。
【0027】画像処理回路40が、画像処理回路10
(図1)と異なるのは、選択器8−1を設けたことであ
る。画像処理回路40では、選択器8−2が、図1に示
す選択器8と同様の機能を有している。
【0028】選択器8−1は、外部からの信号経路、お
よび、画像処理部2−1の出力に接続されており、2種
類の選択動作を行う。すなわち、入力された原画像デー
タを画像処理部2−1で処理することなく次段へ送るバ
イパス選択動作、または、画像処理部2−1の処理結果
を処理画像データとして出力する直列処理選択動作であ
る。選択器8−1を設けたことにより、画像処理部2−
2が原画像データを直接処理できるようになるので、選
択器6は、画像処理部2−2からもラインバッファ4−
1および4−2にアクセスできるように、1対1の選択
動作、または、2対1の選択動作をさらに実行できる。
実施の形態1の例を用いると、原画像データは、画像処
理部2−1でゲイン調整処理されず、画像処理部2−2
において誤差拡散処理を施される。
【0029】例えば、図5は、2対1の選択動作を行う
選択器6と、バイパス選択動作および直列処理選択動作
をそれぞれ行う選択器8−1、8−2とを含む、画像処
理回路40の構成を示すブロック図である。図から理解
されるように、選択器8−1のバイパス選択動作によ
り、原画像データを受け取った画像処理部2−2は、2
つのラインバッファ4−1および4−2を16KBの1
つのバッファとして利用して、精度の高い画像処理を実
現できる。
【0030】画像処理回路を複数組み合わせることによ
り、さらに多様な画像処理を行う画像処理回路を実現で
きる。図6は、2つの画像処理回路40−1、40−2
を直列に接続した複合画像処理回路60の構成を示すブ
ロック図である。画像処理回路40−1、40−2は、
それぞれ、画像処理回路40(図4)で構成されている
とする。画像処理回路40−1から出力され、画像処理
回路40−2に入力されるデータは、図では中間データ
として示している。
【0031】画像処理部40−1の画像処理部2−1
は、2つのラインバッファ4−1、4−2にアクセスで
きるので、1ラインのデータが16KBまでの画像処理
が可能である。一方、画像処理部2−2の処理はバイパ
スされる。画像処理回路40−2については、図5に示
す画像処理回路40であるから、その説明は省略する。
【0032】2つの画像処理回路を接続することによ
り、画像処理部は、1ラインが2倍のデータ量(16K
B)までの画像処理に対応できる。ラインバッファの容
量を変更した、新たな画像処理回路を設計する必要がな
いので、設計開発のための費用を要することなく、処理
画素数を増加できる。
【0033】(実施の形態3)図7は、実施の形態3に
よる、画像処理回路70の構成を示すブロック図であ
る。画像処理回路70は、1つの大規模半導体集積回路
(LSI)、またはICチップ上に形成されている。
【0034】画像処理回路70は、画像処理部2−1〜
2−5と、ラインバッファ4−1〜4−10と、選択器
6と、選択器8−1〜8−5とを備えている。画像処理
回路70は、画像処理回路40(図4)の画像処理部、
ラインバッファ、および、選択器の数を、それぞれ、5
個、10個、および、5個に増加して構成した回路であ
る。
【0035】画像処理部2−1〜2−5は、別個の5種
類の画像処理、具体的には、それぞれ、ゲイン調整処
理、3x3のマトリックスフィルタ処理、変倍処理、4
x4マトリックスのノイズ除去処理、3x3マトリック
スの誤差拡散処理を行う。各画像処理部は、別個に、任
意の数のラインバッファにアクセスして、画像処理に必
要なライン数の画像データを取得できる。処理内容に応
じて必要とされるラインバッファのライン数が決まって
いるので、例えば、画像処理部2−4で3ライン分のデ
ータが必要な場合には、各々が1ラインのデータを格納
する3つのラインバッファを割り当てて、通常の大きさ
(例えば1ラインが8KBのデータ)の画像を処理でき
る。なお、1ライン分のデータが2つのラインバッファ
に格納されている場合には、各ラインにつき2つのライ
ンバッファを割り当てればよい。これにより、通常の2
倍の品質または大きさ(例えば1ラインが16KBのデ
ータ)の画像を処理できる。
【0036】例えば、1ラインが8KBのデータ、すな
わち、1ラインがラインバッファ1つの容量と同じ場合
の通常画像の場合、画像処理部2−1〜2−5が画像処
理をするのに必要なライン数と、割り当てるラインバッ
ファの数の関係は、以下の表1に示すとおりである。
【0037】
【表1】
【0038】表1によれば、各画像処理部の処理が「有
効」となっていることから、画像処理回路70が形成さ
れた1つのLSIで、1ラインが8KBまでの画像に対
して全ての画像処理が実現できる。なお、選択器8−1
〜8−5は、いずれも各画像処理部からの出力結果を受
け取る経路を選択する。また選択器6は、表1の「ライ
ンバッファ割り当て数」に示す数のラインバッファを、
各画像処理部に接続するよう動作する。
【0039】次に、1ラインのデータが16KBの画
像、すなわち、1ラインがラインバッファ2つの容量に
等しい場合の通常画像の場合を考える。この場合は、表
1の通常画像の2倍の大きさの画像を処理の対象として
考える。
【0040】
【表2】
【0041】表2から明らかなように、画像処理部2−
1〜2−3に、全てのラインバッファを割り当て、必要
ラインに応じたデータを確保できる。よって、1ライン
が16KBまでの画像に対しては、1つのLSIで画像
処理部2−1〜2−3までの画像処理(ゲイン調整処
理、3x3のマトリックスフィルタ処理、変倍処理)が
実現できる。しかしこれは、換言すれば、1つのLSI
では画像処理部2−4および2−5の画像処理(4x4
マトリックスのノイズ除去処理、3x3マトリックスの
誤差拡散処理)がなされないことを意味する。よって、
画像処理部2−4および2−5によりさらに画像処理を
行うためには、新たな画像処理回路70を設けて、表3
に示すパターンBの割り当てを行う必要がある。
【0042】
【表3】
【0043】表3に示すように、すでに処理が終了した
画像処理部2−1〜2−3の処理を無効にし、ラインバ
ッファを画像処理部2−4および2−5にのみ割り当て
ることにより、1つのLSIで1ラインが16KBまで
の画像に対して、画像処理部2−4および2−5の画像
処理を行うことができる。以上から、上述した2つのパ
ターンAおよびBを組み合わせることにより、全5種類
の画像処理を実現できる。
【0044】最後に、1ラインのデータが24KBの画
像、すなわち、1ラインがラインバッファ3つの容量に
等しい場合の通常画像の処理を考える。これは、表1の
通常画像の3倍の大きさを持つ画像の処理である。
【0045】
【表4】
【0046】表4から明らかなように、画像処理部2−
1および2−2に、全てのラインバッファを割り当て、
必要ラインに応じたデータを確保できる。よって、1ラ
インが24KBまでの画像に対しては、1つのLSIで
画像処理部2−1および2−2の画像処理(ゲイン調整
処理、3x3のマトリックスフィルタ処理)が実現でき
る。
【0047】さらに後続の処理を行うためには、新たな
画像処理回路70を設けて、表5に示すパターンBの割
り当てを行う必要がある。
【0048】
【表5】
【0049】表5に示すように、すでに処理が終了した
画像処理部2−1および2−2の処理を無効にし、ライ
ンバッファを画像処理部2−3に割り当てることによ
り、1つのLSIで1ラインが24KBまでの画像に対
して、画像処理部2−3の画像処理(変倍処理)を行う
ことができる。なお、画像処理部2−3のみが有効とさ
れ、画像処理部2−4が有効とされていない理由は、画
像処理部2−3のライン割り当て後には、後続の画像処
理部2−4に必要なライン数が確保できないからであ
る。そこで、画像処理部2−4において画像処理を行う
ために、新たな画像処理回路70を設けて、表6に示す
パターンCの割り当てを行う必要がある。
【0050】
【表6】
【0051】第3の画像処理回路70が設けられた1つ
のLSIを用いると、1ラインが24KBまでの画像に
対して画像処理部2−4の画像処理(4x4マトリック
スのノイズ除去処理)が実現できる。さらに画像処理部
2−5による画像処理を行うために、第4の画像処理回
路70を設けて、表7に示すパターンDの割り当てを行
う必要がある。
【0052】
【表7】 となり、1つのLSIで1ラインが24KBまでの画像
に対して画像処理部2−5の画像処理(3x3マトリッ
クスの誤差拡散処理)が実現できる。
【0053】以上から、1ライン当たり24KBのデー
タ量の画像に対して画像処理部2−1〜2−5の5種類
の画像処理を行うには、画像処理回路70を4つ設け、
上述した4つのパターンA〜Dを組み合わせればよいこ
とが理解される。
【0054】(実施の形態4)本実施の形態では、本発
明の画像処理回路の応用例を説明する。
【0055】図8の(a)は、画像形成装であるコピー
機の構成を示すブロック図である。コピー機は、スキャ
ン部81と、実施の形態1〜3の画像処理回路が実装さ
れた画像処理チップ80と、プリントデータ生成部82
と、プリント部83とを備えている。スキャン部81
は、原稿を走査して原画像データを生成する。スキャン
部81は、原稿に光を照射する露光ランプと、原稿から
の反射光を集光するレンズアレイ、および集光された光
を電気信号に変換するCCDイメージセンサを備えてい
る(いずれも図示せず)。
【0056】画像処理チップ80は、例えば、画像処理
回路10(図1)、画像処理回路40(図2)、複合画
像処理回路60(図6)、または、画像処理回路70
(図7)を実装した1つのチップである。画像処理チッ
プ80は、スキャン部81から原画像データを受け取
り、画像処理回路70により画像処理した後、処理画像
データを出力する。画像処理の具体例は、実施の形態1
〜3で説明したので、省略する。
【0057】プリントデータ生成部82は、画像処理チ
ップ80から出力された処理画像データに対し、プリン
ト出力のための処理、例えば、感光体の階調特性に応じ
た階調補正(γ補正)を行う。さらにプリントデータ生
成部82は、階調補正後の画像データに基づいて、レー
ザダイオード駆動信号を生成する。このレーザダイオー
ド駆動信号は、プリントデータとして出力される。プリ
ント部83は、プリントデータ生成部82からプリント
データを受け取り、受け取ったプリントデータに基づい
てプリントを行う。より具体的には、プリント部83
は、プリントデータに基づいて、半導体レーザを発光さ
せる。レーザ光は、帯電されて、かつ、回転駆動されて
いる感光体ドラムを露光する。さらにトナーにより感光
体ドラム上に静電潜像が現像された後、転写ドラムに巻
きつけられた複写紙に転写される。
【0058】図8の(b)は、画像形成装であるファク
シミリ装置(FAX)の構成を示すブロック図である。
ファクシミリ装置は、スキャン部84と、画像処理チッ
プ80と、送信データ生成部85と、送信部86とを備
えている。(a)との相違点は、プリントデータ生成部
82およびプリント部83に代えて、FAX送信するた
めの送信データ生成部85および送信部86を有するこ
とである。相違点のみを説明すると、送信データ生成部
85は、画像処理チップ80から出力された処理画像デ
ータを受け取り、FAX送信のための所定の規格に合致
したデータ処理、例えば、MH(Modified Huffman)処
理、MR(Modified READ)処理等の冗長度抑圧符号化
処理を行う。送信データ生成部85は、処理されたデー
タを送信データとして出力する。送信部86は、送信デ
ータ生成部85から受け取った送信データを、アナログ
またはデジタルの信号回線を介して相手方へ送信する。
【0059】
【発明の効果】バッファ選択器として選択器6を設け、
第1の画像処理部を2以上のラインバッファにアクセス
可能にした。これにより、1つのラインバッファのみを
使用する場合と比較して、より多くのラインデータを利
用する画像処理が可能になる。第1の画像処理部は、複
数のラインバッファの1つに保持されたラインデータを
用いても画像処理を行えるので、1つの画像処理回路
で、種々の大きさの画像データに対応できる。なお、2
以上のラインバッファの数は、第1の画像処理部におけ
る画像処理に必要なラインの数である。さらに、第2の
画像処理部の画像処理をバイパスして、第1の画像処理
部が画像処理した画素データを出力する出力経路を選択
する出力選択器を有するので、有効にしたい画像処理を
任意に選択できる。
【0060】また、第2の画像処理部は、第1の画像処
理部がアクセスするラインバッファとは異なるラインバ
ッファに接続してラインデータを用いた画像処理を行う
ので、必要な全ての画像処理を行うことができる。
【0061】2つの画像処理回路を使用して、各画像処
理回路において、必要な画像処理を行うので、設計の変
更を行うことなく、必要な全ての画像処理を実現でき
る。
【0062】画像処理部を、複数のラインバッファにア
クセス可能にしたので、画像データの大きさに依存する
ことのない画像処理を実現できる。通常の画像処理に対
しては必要最小限のラインバッファしか搭載していない
ためコストの増加はない。また、大きな画像データを処
理する場合は、同一の回路の一部の機能を選択して組み
合わせ、複数の回路で全ての画像処理をおこなうため、
新たな専用の回路を設計開発するコストが不要になる。
【0063】上述の画像処理回路を用いて画像処理を行
うので、画像データが増加した場合でも、画像処理回路
の数を追加すれば全ての画像処理を実現できる。そのた
め、画像をプリントするプリンタ、および、ファクシミ
リ装置等において利用された場合でも、機種のグレード
によって新たな回路を設計開発する必要がなくなり、製
造コストおよび開発コストを含む全体コストの増加を最
小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1による画像処理回路の構成を示
すブロック図である。
【図2】 1対1の選択動作を行う選択器と、直列処理
選択動作を行う選択器とを含む、画像処理回路の構成を
示すブロック図である。
【図3】 2対1の選択動作を行う選択器と、バイパス
選択動作を行う選択器とを含む、画像処理回路の構成を
示すブロック図である。
【図4】 実施の形態2による画像処理回路の構成を示
すブロック図である。
【図5】 2対1の選択動作を行う選択器と、バイパス
選択動作および直列処理選択動作をそれぞれ行う2つの
選択器とを含む、画像処理回路の構成を示すブロック図
である。
【図6】 2つの画像処理回路を直列に接続した複合画
像処理回路の構成を示すブロック図である。
【図7】 実施の形態3による画像処理回路の構成を示
すブロック図である。
【図8】 (a)は、コピー機の構成を示すブロック図
である。(b)は、ファクシミリ装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】 3x3のマトリクス処理における処理対象と
なる画素と、その周辺画素とを示す図である。
【符号の説明】
2、2−n 画像処理部 4、4−n ラインバッファ 6 選択器 8、8−n 選択器 10 画像処理回路 40 画像処理回路 60 複合画像処理回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を構成する複数の画素の画素データ
    を、画素のライン単位で、ラインデータとして保持する
    複数のラインバッファと、 前記複数のラインバッファの少なくとも1つに保持され
    たラインデータを用いて、入力された前記画素データ
    に、異なる画像処理を行う第1の画像処理部および第2
    の画像処理部とを有する画像処理回路であって、 第1の画像処理部とラインバッファとの接続経路を選択
    して、前記第1の画像処理部を、2以上のラインバッフ
    ァにアクセス可能にするバッファ選択器と、 前記第2の画像処理部の画像処理をバイパスして、前記
    第1の画像処理部が画像処理した画素データを出力する
    出力経路を選択する出力選択器とをさらに備えた、画像
    処理回路。
  2. 【請求項2】 前記2以上のラインバッファの数は、前
    記第1の画像処理部における画像処理に必要なラインの
    数である、請求項1に記載の画像処理回路。
  3. 【請求項3】 第1の画像処理回路および第2の画像処
    理回路で構成された複合画像処理回路であって、 前記第1の画像処理回路および第2の画像処理回路の各
    々は、 画像を構成する複数の画素の画素データを、画素のライ
    ン単位で、ラインデータとして保持する複数のラインバ
    ッファと、 前記複数のラインバッファの少なくとも1つに保持され
    たラインデータを用いて、入力された前記画素データ
    に、異なる画像処理を行う第1の画像処理部および第2
    の画像処理部と、 前記第1の画像処理部において画像処理を行うか、画像
    処理をバイパスするかの経路を選択する第1の出力選択
    器と、 前記第2の画像処理部において画像処理を行うか、画像
    処理をバイパスするかの経路を選択する第2の出力選択
    器と、 接続経路を選択して、前記第1の画像処理部および前記
    第2の画像処理部の各々を、ラインバッファにアクセス
    可能にするバッファ選択器とを有しており、 前記第1の画像処理回路では、前記第2の出力選択器
    は、前記第2の画像処理部において画像処理を省略する
    経路を選択し、かつ、バッファ選択器は、前記第1の画
    像処理部を、前記第1の画像処理部における画像処理に
    必要な数の前記ラインバッファにアクセス可能にしてお
    り、 前記第2の画像処理回路は、前記第1の画像処理回路の
    前記第2の出力選択器から出力された前記画素データを
    受け取り、前記第1の出力選択器は、前記第1の画像処
    理部において画像処理を省略する経路を選択し、かつ、
    バッファ選択器は、前記第2の画像処理部を、前記第2
    の画像処理部における画像処理に必要な数の前記ライン
    バッファにアクセス可能にする、複合画像処理回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の画像処理回路のバッファ選択
    器は、前記第1の画像処理部を、複数のラインバッファ
    にアクセス可能にする、請求項3に記載の複合画像処理
    回路。
  5. 【請求項5】 前記第2の画像処理回路のバッファ選択
    器は、前記第2の画像処理部を、複数のラインバッファ
    にアクセス可能にする、請求項3またはA6に記載の複
    合画像処理回路。
  6. 【請求項6】 画像を走査して、前記画像を構成する複
    数の画素の画素データを取得するスキャン部と、 スキャン部が取得した前記画素データに画像処理を行
    い、処理画像データを出力する、請求項3〜5に記載の
    複合画像処理回路と、 複合画像処理回路が出力した前記処理画像データに基づ
    いて、前記画像に対応したレーザ駆動信号を生成するデ
    ータ生成部と、 レーザおよび感光体ドラムを有し、前記画像をプリント
    するプリント部であって、データ生成部が生成した前記
    レーザ駆動信号に基づいてレーザを駆動し、帯電した感
    光体ドラムを露光して、トナーを用いて前記画像に対応
    した静電潜像を形成し、前記画像をプリントするプリン
    ト部とを備えた、画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像を走査して、前記画像を構成する複
    数の画素の画素データを取得するスキャン部と、 スキャン部が取得した前記画素データに画像処理を行
    い、処理画像データを出力する、請求項3〜5に記載の
    複合画像処理回路と、 複合画像処理回路が出力した前記処理画像データに圧縮
    符号化処理を行い、送信データを生成するデータ生成部
    と、 データ生成部が生成した前記送信データを、信号回線に
    送信する送信部とを備えた、画像形成装置。
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