JPH10210251A - 画像メモリアクセス方法、画像形成装置、画像形成記憶装置、アドレス発生方法、及びアドレス発生装置 - Google Patents

画像メモリアクセス方法、画像形成装置、画像形成記憶装置、アドレス発生方法、及びアドレス発生装置

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JPH10210251A
JPH10210251A JP9007263A JP726397A JPH10210251A JP H10210251 A JPH10210251 A JP H10210251A JP 9007263 A JP9007263 A JP 9007263A JP 726397 A JP726397 A JP 726397A JP H10210251 A JPH10210251 A JP H10210251A
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JP
Japan
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data
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row
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reading
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Pending
Application number
JP9007263A
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English (en)
Inventor
Koichi Watanabe
功一 渡邉
Hironobu Machida
弘信 町田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9007263A priority Critical patent/JPH10210251A/ja
Publication of JPH10210251A publication Critical patent/JPH10210251A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、同一ブロック内であれば横方
向、縦方向、ブロック全体、ブロックの一部といった任
意のデータに対しバーストアクセスを可能にし、アクセ
ス方向によらずに画像メモリに対する高速アクセスを可
能にできる。 【解決手段】 この発明は、画像全体をブロックに分割
し、それぞれのブロックをバーストアクセス可能なメモ
リアドレスのデータで構成するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像メモリに対
するアクセスを行う画像メモリアクセス方法、画像形成
装置、画像形成記憶装置、アドレス発生方法、及びアド
レス発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、イメージ情報は容易にデジタルデ
ータとして扱えるようになってきた。これらを応用した
機器としてデジタルPPCがある。これは、従来のアナ
ログPPCの様に原稿からの反射光を光学的に導いて感
光体上に像形成を行うのではない。原稿からの反射光は
一旦CCDセンサで電気信号として読み取った後デジタ
ル信号に変換される。一旦デジタル化された原稿は様々
な処理を施された後、レーザープリンタによって紙に出
力される。
【0003】原稿画像を一旦デジタル信号に変換するこ
とによって、CCDセンサからの入力特性やレーザープ
リンタへの出力特性の補正、拡大・縮小、部分消去・枠
外消去等の様々な処理が信号処理によって可能となる。
【0004】更に、デジタル信号に変換された画像は符
号化処理を行うことによりデータ量を圧縮して効率的に
蓄積することが可能となる。蓄積された画像は印字出力
を行いたい任意の順番でもとの画像に復号化され、任意
の枚数レーザープリンタヘ出力することが可能である。
【0005】従来、これらの並び変えは、複写された印
字出力に対しソーターやスタッカーを用いて機械的に行
われていたため、装置の巨大化や騒音の増大が避けられ
なかった。また、複数枚数印字するためには繰り返し複
写動作を行う必要があった。
【0006】また、1ページ分の画像メモリ(ページメ
モリ)を用意し、スキャナ(画像読取装置)からの画像
もしくは符号化蓄積された画像を一旦画像メモリ上に展
開した後、画像メモリの読み出し方を変えることによっ
て90度、180度、270度といった回転画像を出力
することが出来る。
【0007】画像を回転出力することにより、原稿の置
く方向によらず常に同じ方向の用紙で出力することや、
縦横交互に出力することによつて複数部の切れ目を用紙
の方向によって区別することが出来る。
【0008】また、スキャナからの画像もしくは符号化
蓄積された画像を縮小した複数ぺージを1ページで画像
メモリに展開することにより複数ページの画像を1枚に
印刷する連結複写(4イン1、2イン1)が可能とな
る。この連結複写の際、連結する枚数によって用紙の縦
横が変わってしまうため画像の回転出力が必要となる。
【0009】画像を回転出力するためには元の画像を画
像メモリに一旦書き込んだ後に画像が回転されるように
画像メモリを読み出す必要がある。
【0010】原稿を高画質に複写するためには原稿の読
み取りやレーザープリンタに画像を印字する際の解像度
を高くする必要がある。当然、高解像度化に伴いそれに
必要な画像メモリの容量も膨大な大きさになる。例え
ば、A4サイズの原稿を400dpiの解像度で1画素
あたり1ビットの白黒データとして1ページ読み取った
場合、必要となる画像メモリの大きさは約2Mbyt
e、600dpiの解像度では約4.4Mbyteとな
る。また、1画素あたりの8ビットのグレースケールデ
ータとして読み取った場合は更にその8倍と膨大な大き
さになってしまう。
【0011】このように、画像データを記録するために
は非常に膨大な大きさのメモリが必要となるため、画像
メモリにはビット単価が安価なDRAMが通常使用され
る。
【0012】一般的なDRAMは、行(ROW)及び列
(COLUMN)の2つのアドレスによって特定のアド
レスを指定し、行アドレスを指定すると内部的には同じ
行アドレスのデータがすべて読み出されるため同じ行ア
ドレスのデータであれば列アドレスを指定するだけで複
数のデータを高速に(行アドレスと列アドレスの両アド
レスを指定する場合と比較して)アクセス可能な高速ペ
ージモード又はハイパーページモード(EDO)を有し
ている。
【0013】さらに、連続した列アドレスをDRAM内
部で発生し、外部からはDRAMに対し列アドレスのカ
ウントアップ信号のみを与えることにより連続アドレス
ヘのアクセスをさらに高速化したシンクロナスDRAM
などがある。
【0014】高速ページモードに対応したDRAMとし
てTC5116160A、ハイパーページモードに対応
したDRAMとしてTC5116165BJ(詳細はデ
ータブック:1995年版(株)東芝MOSメモリDR
AM(多ビット品)編を参照)、シンクロナスDRAM
としてTC59S1604FTなどがある(詳細はデー
タブック:1995年版(株)東芝MOSメモリASM
IC編を参照)。
【0015】以後、上記したような、DRAMに対し起
点となるアドレスを与え高速な連続アクセスを行うこと
をDRAMのバーストアクセスと呼ぶこととする。
【0016】これらのDRAMを使用して画像メモリを
構成する場合、特願平6−85676号では2次元の画
像に対し左上から右下へ向かってライン順次にメモリア
ドレスが増加している。
【0017】従って、メモリの連続したアドレスを2次
元の画像メモリに対応させるために、ライン左端から右
へ向かってアドレスを増加し、ライン右終端のメモリア
ドレスと次のライン(1つ下のライン)のライン左端の
メモリアドレスが連続している。
【0018】メモリアドレスは下位に列(COLUM
N)アドレス、上位に行(ROW)アドレスが割り当て
られている。
【0019】よって、同じラインの左右方向内ではアド
レスが連続するために上位アドレスである行アドレスは
下位アドレスの変化する範囲で同じ値を保っている。
【0020】しかし、ラインの異なる上下方向ではアド
レスが不連続となるため上位アドレスが同じとなる保証
はない。
【0021】原稿を高画質に複写するためには原稿の読
み取りやレーザープリンタに画像を印宇する際の解像度
を高くする必要がある。当然、高解像度化に伴いそれに
必要な画像メモリの容量も膨大な大きさになる。例え
ば、前述の通りA4サイズの原稿を400dpiの解像
度で1画素あたり1ビットの白黒データとして1ページ
読み取った場合必要となる画像メモリの大きさは約2M
byte、600dpiの解像度では約4.4Mbyt
eとなる。また、1画素あたりの8ビットのグレースケ
ールデータとして読み取った場合は更にその8倍と膨大
な大きさになってしまう。
【0022】これらの大量の画像データを画像メモリ上
で処理するためには、スキャナから画像メモリへの画像
データ転送、画像メモリからプリンタへの画像データ転
送、また、画像を蓄積するための画像符号化、復号化装
置との画像転送など、非常に高速な画像メモリの転送速
度が要求される。
【0023】例えば、画像メモリ上の画像データを1分
間に60回プリンタヘ転送する場合、A4サイズ、60
0dpiの白黒の画像は1秒間に4.4MByte、1
画素あたりの8ビットのグレースケールデータとして読
み取った場合は更にその8倍の1秒間に35.2MBy
teの転送速度が必要となる。
【0024】従来方式ではメモリの連続したアドレスを
2次元の画像メモリに対応させる際に左右方向および上
下方向のメモリアドレスの連続性を考慮していなかっ
た。
【0025】従って、通常アクセス時の左右方向、回転
アクセス時の上下方向、2次元的なブロックを処理単位
としてアクセスを行う画像処理や符号化・復号化処理、
複数のレーザー露光装置により複数ラインが同時に印字
可能なプリンタに対する複数ラインの読み出しの際に、
毎回行アドレスおよび列アドレスを与え1ワード単位に
アクセスを行うしかなく、DRAMのバーストアクセス
による高速転送を行うことができなかった。
【0026】また、高速転送が必要な際には、1度にア
クセスするワードのビット幅を広げることや他の高速な
メモリデバイスを使用することにより対応していたた
め、装置規模やコストの増大が避けられなかった。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、画像
メモリに対する高速アクセスを行うことができないとい
う欠点を除去するもので、画像メモリに対するバースト
アクセスを可能とし、高速アクセスが可能な画像メモリ
アクセス方法、画像形成装置、画像形成記憶装置、アド
レス発生方法、及びアドレス発生装置を提供することを
目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数行、複
数列のビットからなるメモリアレイと、このメモリアレ
イに対し、1行分のビットデータの一括読出し及び、一
括書込みの可能な、1行分のビットデータを保持するデ
ータレジスタと、このデータレジスタに、1行分のビッ
トデータの一括読出し及び、一括書込みを行う上記メモ
リアレイの行を選択する行アドレス選択手段と、上記1
行分のビットデータを保持するデータレジスタの読出し
及び、書込みを行う特定のビットを選択する列アドレス
選択手段とからなる画像メモリにおいて、原稿画像を複
数画素からなるブロックに分割し、同一ブロックの画素
データを、上記メモリアレイの同一行に記憶するように
し、同一ブロック内の画素データへのアクセスであれ
ば、上記メモリアレイの行アドレスを1回指定するだけ
で、同一ブロック内の複数の画素データを上記データレ
ジスタの列アドレスのみの指定でアクセスするものであ
る。
【0029】この発明は、複数行、複数列のビットから
なるメモリアレイと、このメモリアレイに対し、1行分
のビットデータの一括読出し及び、一括書込みの可能
な、1行分のビットデータを保持するデータレジスタ
と、このデータレジスタに、1行分のビットデータの一
括読出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行
を選択する行アドレス選択手段と、上記1行分のビット
データを保持するデータレジスタの読出し及び、書込み
を行う特定のビットを選択する列アドレス選択手段とか
らなる画像メモリにおいて、原稿画像を複数画素からな
るブロックに分割し、同一ブロックの画素データを、上
記メモリアレイの同一行に記憶するようにし、同一ブロ
ック内の画素データへのアクセスであり、既に、該当す
るブロックの含まれる行アドレスのビットデータが上記
データレジスタに存在すれば、同一ブロック内の複数の
画素データを上記データレジスタの列アドレスのみの指
定でアクセスするものである。
【0030】この発明は、複数行、複数列のビットから
なるメモリアレイと、このメモリアレイに対し、1行分
のビットデータの一括読出し及び、一括書込みの可能
な、1行分のビットデータを保持するデータレジスタ
と、このデータレジスタに、1行分のビットデータの一
括読出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行
を選択する行アドレス選択手段と、上記1行分のビット
データを保持するデータレジスタの読出し及び、書込み
を行う特定のビットを選択する列アドレス選択手段とか
らなる画像メモリを用いる画像形成装置において、原稿
画像の画素データを読取る読取手段と、この読取手段に
より読取られた画像データを画像形成時に同時に画像形
成される画素データが同一のブロックに含まれるような
複数画素からなるブロックに分割し、同一ブロックの画
素データを、上記メモリアレイの同一行に記憶する記憶
手段と、同一ブロック内の画素データへの読出しであれ
ば、上記メモリアレイの行アドレスを1回指定するだけ
で、同一ブロック内の複数の画素データを上記データレ
ジスタの列アドレスのみの指定で画像形成時に同時に画
像形成される画素データを連続して読出す読出手段と、
この読出手段により読出された画素データに応じて被画
像形成媒体に複数画素を同時に画像形成する画像形成手
段から構成される。
【0031】この発明は、複数行、複数列のビットから
なるメモリアレイと、このメモリアレイに対し、1行分
のビットデータの一括読出し及び、一括書込みの可能
な、1行分のビットデータを保持するデータレジスタ
と、このデータレジスタに、1行分のビットデータの一
括読出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行
を選択する行アドレス選択手段と、上記1行分のビット
データを保持するデータレジスタの読出し及び、書込み
を行う特定のビットを選択する列アドレス選択手段とか
らなる画像メモリを用いる画像形成装置において、原稿
画像の画素データを読取る読取手段と、この読取手段に
より読取られた画像形成時に同時に画像形成される画素
データが同一のブロックに含まれるような複数画素から
なるブロックに分割し、同一ブロックの画素データを、
上記メモリアレイの同一行に記憶する記憶手段と、同一
ブロック内の画素データへの読出しであり、既に、該当
するブロックの含まれる行アドレスのビットデータが上
記データレジスタに存在すれば、同一ブロック内の複数
の画素データを上記データレジスタの列アドレスのみの
指定で画像形成時に同時に画像形成される画素データを
連続して読出す読出手段と、この読出手段により読出さ
れた画素データに応じて被画像形成媒体に複数画素を同
時に画像形成する画像形成手段から構成される。
【0032】この発明は、複数行、複数列のビットから
なるメモリアレイと、このメモリアレイに対し、1行分
のビットデータの一括読出し及び、一括書込みの可能
な、1行分のビットデータを保持するデータレジスタ
と、このデータレジスタに、1行分のビットデータの一
括読出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行
を選択する行アドレス選択手段と、上記1行分のビット
データを保持するデータレジスタの読出し及び、書込み
を行う特定のビットを選択する列アドレス選択手段とか
らなる画像メモリを用いる画像形成記憶装置において、
原稿画像の画素データを読取る読取手段と、この読取手
段により読取られた画像データを符号化の処理単位とな
る複数画素からなるブロックに分割し、同一ブロックの
画素データを、上記メモリアレイの同一行に記憶する記
憶手段と、同一ブロック内の画素データの読出しであれ
ば、上記メモリアレイの行アドレスを1回指定するだけ
で、符号化の処理単位となるブロックの複数の画素デー
タを上記データレジスタの列アドレスのみの指定で一括
して読出す読出手段と、この読出手段により読出された
ブロックの画素データを符号化する符号化手段と、この
上記符号化手段によって符号化された符号データを記憶
する符号データ記憶手段と、符号化データ記憶手段に記
憶された1ページ以上の符号データを任意のページ順序
で読出す符号データ読出手段と、ブロック単位に符号化
された符号データを復号化する復号化手段と、復号化さ
れたブロック単位の画素データを上記メモリアレイの行
アドレスを1回指定するだけで、復号化の処理単位とな
るブロックの複数の画素データを上記データレジスタの
列アドレスのみの指定で一括して書込む書込手段と、上
記書込手段によって書込まれた画素データに応じて被画
像形成媒体に画像形成する画像形成手段から構成され
る。
【0033】この発明は、ライン方向に複数ワード、カ
ラム方向に複数ワードを1ブロックとし、このブロック
がライン方向に複数ブロック分、カラム方向に複数ブロ
ック分存在する画像メモリに対して、画像メモリを2次
元的にアクセスする際に、所定のラインにおいて、1ブ
ロックを構成するカラム方向のワード数分のバーストア
クセスのアドレスを発生し、1回のバーストアクセスご
とに、1ブロックを構成するワード数分加えたアドレス
を発生し、カラム方向の複数ブロック分のバーストアク
セスごとに、カラム方向の複数ブロック数から1ブロッ
ク減算した値に1ブロックを構成するワード数を乗算し
た値を減算した値に、1ブロック内のカラム方向のワー
ド数分加算した値をアドレスとして発生し、カラム方向
の複数ブロック分のバーストアクセスをライン方向の複
数ワード数分行うごとに、1ブロックを構成するワード
数から1ブロックを構成するカラム方向のワード数を減
算した値をアドレスとして発生するものである。
【0034】この発明は、複数行、複数列のビットから
なるメモリアレイと、このメモリアレイに対し、1行分
のビットデータの一括読出し及び、一括書込みの可能
な、1行分のビットデータを保持するデータレジスタ
と、このデータレジスタに、1行分のビットデータの一
括読出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行
を選択する行アドレス選択手段と、上記1行分のビット
データを保持するデータレジスタの読出し及び、書込み
を行う特定のビットを選択する列アドレス選択手段とか
らなり、原稿画像を複数画素からなるブロックに分割
し、同一ブロックの画素データを、上記メモリアレイの
同一行に記憶するようにし、同一ブロック内の画素デー
タへのアクセスであれば、上記メモリアレイの行アドレ
スを1回指定するだけで、同一ブロック内の複数の画素
データを上記データレジスタの列アドレスのみの指定で
アクセスする画像メモリにおいて、上記画像メモリの行
アドレスを上位アドレス、列アドレスを下位アドレスと
して表現したアドレスを1次元メモリアドレスとし、原
稿画像のブロック構成を、行方向に複数ワード、列方向
に複数ワードを1ブロックとし、行方向に複数ブロッ
ク、列方向に複数ブロックとし、2次元的にアクセスす
る際に、各ブロックの最初にアクセスするワードの1次
元アドレスを算出し、この1次元アドレスの行アドレス
に相当する値を上記メモリアレイの行アドレスとして1
回指定し、上記1次元アドレスの列アドレスに相当する
値に、各連続アクセスに共通する正または負のオフセッ
トの値を加えた値を上記メモリアレイの列アドレスとし
て順次設定し、列アドレスのみの指定によるブロック内
の連続アクセスを行い、上記連続アクセスを行うための
アドレス発生手段は、現在の連続アクセス開始アドレス
を記憶するメモリアドレス記憶手段と、第1のアドレス
増分の指定手段と、第2のアドレス増分の指定手段と、
第3のアドレス増分の指定手段と、1連続アクセスを1
回とし、連続アクセスの回数をカウントする第1のカウ
ント手段と、1連続アクセスを1回とし、連続アクセス
の回数をカウントする第2のカウント手段と、上記第1
のカウント手段の第1のカウント周期の指定手段と、上
記第2のカウント手段の第2のカウント周期の指定手段
と、連続アクセス開始アドレスを起点として、連続アク
セスを行う各々のワードのメモリアドレスへの変位を指
定する指定手段とからなり、各連続アクセスのアクセス
開始アドレスは、ページの最初にアクセスするワードの
1次元アドレスを初期値とし、現在の連続アクセス開始
アドレスを記憶する上記メモリアドレス記憶手段に対
し、1回の連続アクセスごとに、第1のアドレス増分を
加え、第1のカウント周期の連続アクセスごとに、第2
のアドレス増分を加え、第2のカウント周期の連続アク
セスごとに、第3のアドレス増分を加えることにより算
出され、各連続アクセスを行うワードのメモリアドレス
は、上記連続アクセスの開始アドレスに対し、上記連続
アクセスを行う各々のワードのメモリアドレスへの変位
を加えることにより算出されるものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施形態
について図面を参照して説明する。
【0036】すなわち、この発明をコピ―、ファクシミ
リ、プリンタの3機能を有する複合形の画像形成装置の
実施例について説明する。
【0037】図1はこの発明の画像形成装置の一例とし
てのデジタル複写機の内部構造を示す概略構成ブロック
図である。
【0038】図1に示すように、デジタル複写機は装置
本体110を備え、この装置本体110内には、後述す
る読み取り手段として機能するスキャナ13、および画
像形成手段として機能するプリンタ15が設けられてい
る。
【0039】装置本体110の上面には、読取対象物、
つまり原稿Dが載置される透明なガラスからなる原稿載
置台112が設けられている。また、装置本体110の
上面には、原稿載置台112上に原稿を自動的に送る自
動原稿送り装置107(以下、ADFと称する)が配設
されている。このADF107は、原稿載置台112に
対して開閉可能に配設され、原稿載置台112に載置さ
れた原稿Dを原稿載置台112に密着させる原稿押さえ
としても機能する。
【0040】ADF107は、原稿Dがセットされる原
稿トレイ108、原稿の有無を検出するエンプティセン
サ109、原稿トレイ108から原稿を一枚づつ取り出
すピックアップローラ114、取り出された原稿を搬送
する給紙ローラ115、原稿の先端を整位するアライニ
ングローラ対116、原稿載置台112のほぼ全体を覆
うように配設された搬送ベルト118を備えている。そ
して、原稿トレイ108に上向きにセットされた複数枚
の原稿は、その最下の頁、つまり、最終頁から順に取り
出され、アライニングローラ対116により整位された
後、搬送ベルト118によって原稿載置台112の所定
位置へ搬送される。
【0041】ADF7において、搬送ベルト118を挟
んでアライニングローラ対116と反対側の端部には、
反転ローラ120、非反転センサ121、フラッパ12
2、排紙ローラ123が配設されている。後述するスキ
ャナ13により画像情報の読み取られた原稿Dは、搬送
ベルト118により原稿載置台112上から送り出さ
れ、反転ローラ120、フラッパ121、および排紙ロ
ーラ122を介してADF7上面の原稿排紙部124上
に排出される。原稿Dの裏面を読み取る場合、フラッパ
122を切換えることにより、搬送ベルト118によっ
て搬送されてきた原稿Dは、反転ローラ120によって
反転された後、再度搬送ベルト118により原稿載置台
112上の所定位置に送られる。
【0042】装置本体110内に配設されたスキャナ1
3は、原稿載置台112に載置された原稿Dを照明する
光源としての露光ランプ125、および原稿Dからの反
射光を所定の方向に偏向する第1のミラー126を有
し、これらの露光ランプ125および第1のミラー12
6は、原稿載置台112の下方に配設された第1のキャ
リッジ127に取り付けられている。
【0043】第1のキャリッジ127は、原稿載置台1
12と平行に移動可能に配置され、図示しない歯付きベ
ルト等を介して駆動モータにより、原稿載置台112の
下方を往復移動される。
【0044】また、原稿載置台112の下方には、原稿
載置台112と平行に移動可能な第2のキャリッジ12
8が配設されている。第2のキャリッジ128には、第
1のミラー126により偏向された原稿Dからの反射光
を順に偏向する第2および第3のミラー130、131
が互いに直角に取り付けられている。第2のキャリッジ
128は、第1のキャリッジ127を駆動する歯付きベ
ルト等により、第1のキャリッジ127に対して従動さ
れるとともに、第1のキャリッジに対して、1/2の速
度で原稿載置台112に沿って平行に移動される。
【0045】また、原稿載置台112の下方には、第2
のキャリッジ128上の第3のミラー131からの反射
光を集束する結像レンズ132と、結像レンズ132に
より集束された反射光を受光して光電変換するCCDセ
ンサ134とが配設されている。結像レンズ132は、
第3のミラー131により偏向された光の光軸を含む面
内に、駆動機構を介して移動可能に配設され、自身が移
動することで反射光を所望の倍率で結像する。そして、
CCDセンサ134は、入射した反射光を光電変換し、
読み取った原稿Dに対応する電気信号を出力する。
【0046】一方、プリンタ15は、潜像形成手段とし
て作用するレーザ露光装置140を備えている。レーザ
露光装置140は、光源としての半導体レーザ141
と、半導体レーザ141から出射されたレーザ光を連続
的に偏向する走査部材としてのポリゴンミラー136
と、ポリゴンミラー136を後述する所定の回転数で回
転駆動する走査モータとしてもポリゴンモータ137
と、ポリゴンミラーからのレーザ光を偏向して後述する
感光体ドラム144へ導く光学系142とを備えてい
る。このような構成のレーザ露光装置140は、装置本
体110の図示しない支持フレームに固定支持されてい
る。
【0047】半導体レーザ141は、スキャナ13によ
り読み取られた原稿Dの画像情報、あるいはファクシミ
リ送受信文書情報等に応じてオン・オフ制御され、この
レーザ光はポリゴンミラー136および光学系142を
介して感光体ドラム144へ向けられ、感光体ドラム1
44周面を走査することにより感光体ドラム144周面
上に静電潜像を形成する。
【0048】また、プリンタ15は、装置本体110の
ほぼ中央に配設された像担持体としての回転自在な感光
体ドラム144を有し、感光体ドラム144周面は、レ
ーザ露光装置140からのレーザ光により露光され、所
望の静電潜像が形成される。感光体ドラム144の周囲
には、ドラム周面を所定の電荷に帯電させる帯電チャー
ジャ145、感光体ドラム144周面上に形成された静
電潜像に現像剤としてのトナーを供給して所望の画像濃
度で現像する現像器146、後述する用紙カセットから
給紙された被転写材、つまり、コピー用紙Pを感光体ド
ラム144から分離させるための剥離チャージャ147
を一体に有し、感光体ドラム144に形成されたトナー
像を用紙Pに転写させる転写チャージャ148、感光体
ドラム144周面からコピー用紙Pを剥離する剥離爪1
49、感光体ドラム144周面に残留したトナーを清掃
する清掃装置150、および、感光体ドラム144周面
の除電する除電器151が順に配置されている。
【0049】装置本体110内の下部には、それぞれ装
置本体から引出し可能な上段カセット152、中段カセ
ット153、下段カセット154が互いに積層状態に配
設され、各カセット内にはサイズの異なるコピー用紙が
装填されている。これらのカセットの側方には大容量フ
ィーダ155が設けられ、この大容量フィーダ155に
は、使用頻度の高いサイズのコピー用紙P、例えば、A
4サイズのコピー用紙Pが約3000枚収納されてい
る。また、大容量フィーダ155の上方には、手差しト
レイ156を兼ねた給紙カセット157が脱着自在に装
着されている。
【0050】装置本体110内には、各カセットおよび
大容量フィーダ155から感光体ドラム144と転写チ
ャージャ148との間に位置した転写部を通って延びる
搬送路158が形成され、搬送路158の終端には定着
ランプ160aを有する定着装置160が設けられてい
る。定着装置160に対向した装置本体110の側壁に
は排出口161が形成され、排出口161にはシングル
トレイのフィニッシャ180が装着されている。
【0051】上段カセット152、中段カセット15
3、下段カセット154、給紙カセット157の近傍お
よび大容量フィーダ155の近傍には、カセットあるい
は大容量フィーダから用紙Pを一枚づつ取り出すピック
アップローラ163がそれぞれ設けられている。また、
搬送路158には、ピックアップローラ163により取
り出されたコピー用紙Pを搬送路158を通して搬送す
る多数の給紙ローラ対164が設けられている。
【0052】搬送路158において感光体ドラム144
の上流側にはレジストローラ対165が設けられてい
る。レジストローラ対165は、取り出されたコピー用
紙Pの傾きを補正するとともに、感光体ドラム144上
のトナー像の先端とコピー用紙Pの先端とを整合させ、
感光体ドラム144周面の移動速度と同じ速度でコピー
用紙Pを転写部へ給紙する。レジストローラ対165の
手前、つまり、給紙ローラ164側には、コピー用紙P
の到達を検出するアライニング前センサ166が設けら
れている。
【0053】ピックアップローラ163により各カセッ
トあるいは大容量フィーダ155から1枚づつ取り出さ
れたコピー用紙Pは、給紙ローラ対164によりレジス
トローラ対165へ送られる。そして、コピー用紙P
は、レジストローラ対165により先端が整位された
後、転写部に送られる。
【0054】転写部において、感光体ドラム144上に
形成された現像剤像、つまり、トナー像が、転写チャー
ジャ148により用紙P上に転写される。トナー像の転
写されたコピー用紙Pは、剥離チャージャ147および
剥離爪149の作用により感光体ドラム144周面から
剥離され、搬送路52の一部を構成する搬送ベルト16
7を介して定着装置160に搬送される。そして、定着
装置160によって現像剤像がコピー用紙Pに溶融定着
さた後、コピー用紙Pは、給紙ローラ対168および排
紙ローラ対169により排出口161を通してフィニッ
シャ180上へ排出される。
【0055】搬送路158の下方には、定着装置160
を通過したコピー用紙Pを反転して再びレジストローラ
対165へ送る自動両面装置170が設けられている。
自動両面装置170は、コピー用紙Pを一時的に集積す
る一時集積部171と、搬送路158から分岐し、定着
装置160を通過したコピー用紙Pを反転して一時集積
部71に導く反転路172と、一時集積部に集積された
コピー用紙Pを一枚づつ取り出すピックアップローラ1
73と、取り出された用紙を搬送路174を通してレジ
ストローラ対165へ給紙する給紙ローラ175とを備
えている。また、搬送路158と反転路172との分岐
部には、コピー用紙Pを排出口161あるいは反転路1
72に選択的に振り分ける振り分けゲート176が設け
られている。
【0056】両面コピーを行う場合、定着装置160を
通過したコピ用紙Pは、振り分けゲート176により反
転路172に導かれ、反転された状態で一時集積部17
1に一時的に集積された後、ピックアップローラ173
および給紙ローラ対175により、搬送路174を通し
てレジストローラ対165へ送られる。そして、コピー
用紙Pはレジストローラ対165により整位された後、
再び転写部に送られ、コピー用紙Pの裏面にトナー像が
転写される。その後、コピー用紙Pは、搬送路158、
定着装置160および排紙ローラ169を介してフィニ
ッシャ180に排紙される。
【0057】フィニッシャ180は排出された一部構成
の文書を一部単位でステープル止めし貯めていくもので
ある。ステープルするコピー用紙Pが一枚排出口161
から排出される度にガイドバー181にてステープルさ
れる側に寄せて整合する。全てが排出され終わると紙押
えアーム152が排出された一部単位のコピー用紙Pを
抑えステープラユニット183がステープル止めを行
う。その後、ガイドバー181が下がり、ステープル止
めが終わったコピー用紙Pはその一部単位でフィニッシ
ャ排出ローラ185にてそのフィニッシャ排出トレイ1
84に排出される。フィニッシャ排出トレイ184の下
がる量は排出されるコピー用紙Pの枚数によりある程度
決められ、一部単位に排出される度にステップ的に下が
る。また排出されるコピー用紙Pを整合するガイドバー
181はフィニッシャ排出トレイ184上に載った既に
ステープル止めされたコピー用紙Pに当たらないような
高さの位置にある。
【0058】また、フィニッシャ排出トレイ184は、
ソートモード時、一部ごとにシフト(たとえば、前後左
右の4つの方向へ)するシフト機構(図示しない)に接
続されている。
【0059】図2は画像形成装置の全体構成を示すブロ
ック図で、この装置は、基本的な複写機能を実行する基
本ユニット1、本装置を他のシステムと接続する時に画
像データを一時的に記憶したり、画像データを編集・加
工して複写するときに画像データを記憶するページメモ
リ等を有するシステム基本ユニット2、前記基本ユニッ
ト1から入力した画像データを電子的かつ半永久的に保
存するための光デイスク装置等を有し、かつ他のシステ
ムとの間で画像データあるいは制御データをやりとりす
る時に、画像データ及び制御データを他のシステムの制
御体系、画像フォーマットに変換する制御手段を有する
システム拡張ユニット3の3つのシステムで構成されて
いる。
【0060】前記基本ユニット1とシステム基本ユニッ
ト2は制御データをやりとりする基本部システムインタ
フェース4と画像データをやりとりする基本部画像イン
タフェース5とにより接続されている。
【0061】前記システム基本ユニット2とシステム拡
張ユニット3は制御データをやりとりする拡張部システ
ムインタフェース6と画像データをやりとりする拡張部
画像インタフェース7とにより接続されている。
【0062】すなわち前記基本ユニット1とシステム拡
張ユニット3とは直接接続されておらず、制御データ及
び画像データのやりとりは必ずシステム基本ユニット2
を介して行われるようになっている。
【0063】この画像形成装置は、システム基本ユニッ
ト2及びシステム拡張ユニット3の接続の有無により3
つの形態をとりうる。
【0064】すなわち第1の形態は基本ユニット1のみ
の構成で、この構成での基本的な機能は複写機能であ
り、拡大縮小処理やマスキング/トリミング処理等の簡
易的な編集処理を伴う複写処理が可能である。
【0065】第2の形態は基本ユニット1にシステム基
本ユニット2を接続した形態で、この形態では基本ユニ
ット1での複写機能のほかに、画像データを一時的に記
憶するページメモリを用いて、画像の回転処理、複数の
画像の合成処理等の編集処理が可能となる。また、この
システム基本ユニット2には、システム拡張ユニット3
の他にファクシミリ等の通信回線制御手段を構成するF
AX(ファクシミリ)ユニット8及び基本ユニット1の
プリンタを外部のパソコン等の制御機器のリモートプリ
ンタとして使用するためのプリンタコントローラ9を接
続することが可能となっており、このFAXユニット8
から通信回線を介して他のシステムや機器に画像を送信
したり、逆に通信回線を介して他のシステムや機器から
画像データを受信することが可能であり、受信した画像
データは基本ユニット1に送られ後述するプリンタによ
り印字出力される。
【0066】第3の形態は基本ユニット1、システム基
本ユニット2及びシステム拡張ユニット3を接続した形
態で図2に示す形態となる。
【0067】この形態においては第1及び第2の形態で
の機能の他に画像データを電子的かつ半永久的に保存
し、保存した画像データを管理するデータ保存/管理機
能、後述するローカルエリアネットワーク(LAN)回
線制御手段からLAN回線を介して他のシステムや機器
に画像を送信したり、逆にLAN回線を介して他のシス
テムや機器から画像データを受信するLANによる画像
データの送受信機能、汎用インタフェースを介してパー
ソナルコンピュータから送られてくる印字制御コードを
イメージデータに変換し、システム基本ユニット2のペ
ージメモリを介して基本ユニット1のプリンタから上記
イメージデータを印字出力するプリンタ機能等が可能と
なる。
【0068】前記基本ユニット1は、図3に示すよう
に、制御部本体を構成するシステムCPU11、操作部
及び表示部を備えたコントロールパネル12、原稿から
画像を読み取る入力手段としてのイメージスキャナ1
3、画像処理回路14及び出力手段としてのプリンタ1
5で構成されている。前記システムCPU11は基本部
システムバス16を介してコントロールパネル12、ス
キャナ13、画像処理回路14及び画像形成出力を行う
出力手段としてのプリンタ15と接続され、これらを制
御するようになっている。この基本部システムバス16
は前記基本部システムインタフェース4に接続されてい
る。
【0069】前記スキャナ13は列状に配置された複数
(1ライン)の受光素子からなるCCDラインセンサ
(図示せず)を有し、原稿台(図示せず)に載置された
原稿の画像をシステムCPU11からの指示に従い1ラ
イン毎に読みとり、画像の濃淡を8ビットのデジタル・
データに変換した後、スキャナインタフェースを介し
て、同期信号と共に時系列デジタル・データとして画像
処理回路14へ出力する。
【0070】前記プリンタ15は、レーザ光学系(図示
せず)と転写紙に画像形成が可能な電子写真方式を組み
合わせた画像形成部(図示せず)から構成され、システ
ムCPU11からの指示に従い画像処理回路14から4
ビットのデジタル画像データをプリンタインタフェース
を介して、同期信号に同期して入力し、画像データの大
きさに応じたパルス幅のレーザ光により感光体ドラム
(図示せず)上に静電潜像を形成した後、可視化手段
(図示せず)により上記静電潜像を可視化し、転写手段
(図示せず)により可視化された画像を転写紙に転写
し、定着手段(図示せず)により転写紙上の画像を定着
して該転写紙を出力するものである。
【0071】前記コントロールパネル12は、本装置の
動作モードやパラメータを設定する操作部とシステムの
状態、またはシステム基本ユニット2のページメモリに
格納された画像イメージを表示する表示部から構成され
る。
【0072】前記システムCPU11は、後述するシス
テム基本ユニット2の各部も制御するようになってい
る。
【0073】前記画像処理回路14は、図4に示すよう
に、平滑化エッジ強調回路14a、編集/移動回路14
b、拡大/縮小回路14c及び階調変換回路14dから
なる。
【0074】前記平滑化エッジ強調回路14aは、画像
読み取り時に混入したノイズを平滑化回路により除去
し、平滑化によってボケが生じたエッジをエッジ強調回
路により先鋭化する。
【0075】前記編集/移動回路14bは、ライン単位
の簡易的な編集処理を行うブロックで、例えばライン方
向の移動処理、マスキング/トリミング処理を行う。
【0076】前記拡大/縮小回路14cは、指定した変
倍率に応じた画素の繰り返し処理あるいは間引き処理と
補間処理の組み合わせにより拡大縮小処理を行う。
【0077】前記階調変換回路14dは、面積階調手法
を用いて前記スキャナ13で読み取った1画素8bit
の画像データを指定した階調数に階調変換する。そして
階調変換した画像データはプリンタのビット数である1
画素4bitの画像データでプリンタ15、あるいはス
キャナデータバス17および前記基本部画像インタフェ
ース5を介して前記システム基本ユニット2へ送られ
る。
【0078】前記プリンタ15の入出力特性の非線形性
の補正は面積階調手法を用いて階調処理を行うときに同
時に行われる。
【0079】前記システム基本ユニット2は、図4に示
すように、画像データとしてスキャナ13により読み取
ったビットイメージデータとこのイメージデータを圧縮
した符号化データ等を記憶するページメモリ28、基本
ユニット1内のシステムCPU11とシステム拡張ユニ
ット3内のCPUとの制御情報の通信を制御したり、基
本ユニット1およびシステム拡張ユニット3からのペー
ジメモリ28へのアクセスを制御するシステム制御回路
21、ページメモリ28のアドレスを生成するページメ
モリアドレス制御回路26、システム基本ユニット2内
の各デバイス間のデータ転送を行う画像バス29、この
画像バス29を介してページメモリ28と他のデバイス
とのデータ転送を行うときのデータ転送を制御するペー
ジメモリデータ制御回路27を設けている。
【0080】ページメモリ28は、1ページ分のイメー
ジデータを記憶する画像領域(ワークエリア、画像メモ
リ)28aと、複数ページ分の圧縮された符号化データ
を記憶する符号領域(ファイルエリア)28bとから構
成されている。上記画像領域28aが後述するDRAM
により構成されている。
【0081】また、基本部画像インタフェース5を介し
て基本ユニット1と画像データを転送するときに画像デ
ータをインタフェースする画像データI/F210、解
像度の異なる機器に画像データを送信するときに画像デ
ータを他の機器の解像度に変換したり、解像度の異なる
機器から受信した画像データを基本ユニット1のプリン
タ15の解像度に変換したり、2値画像データの90度
回転処理を実行する解像度変換2値回転回路212、フ
ァクシミリ送信や光ディスク記憶のように画像データを
圧縮して送信したり、記憶したりするデバイスのために
入力した画像データを圧縮したり、圧縮された形態の画
像データがプリンタ15を介して可視化するために伸長
する圧縮/伸長回路211を設けている。
【0082】また、文字フォントが記憶されているFO
NTメモリ、システムCPU11が使用する制御情報を
一時的に記憶するワークメモリ、システム基本ユニット
2を使用して処理を行う時の処理プログラムが記憶され
ているプログラムメモリ等で構成されるシステムメモリ
(ROM/RAM)24、基本部システムバス16のデ
バイス間でのデータ転送を高速に行うためのシステムD
MAコントローラ23、プリンタコントローラ9とシス
テムCPU11との間で制御情報のやり取りをしたり、
プリンタコントローラ9と画像バス29との間で画像デ
ータ転送を行うときに上記制御情報および画像データを
インタフェースするプリンタコントローラインタフェー
ス213を設けている。
【0083】さらに、システム制御回路21に接続さ
れ、システムCPU11とシステム拡張ユニット3のC
PUとの間で制御情報の通信を行うときに制御情報を記
憶させるための通信メモリ25、画像データI/F21
0に接続され、プリンタ15から画像データを出力する
ときに画像データを90度あるいは180度回転して出
力するときに使用する多値回転メモリ214を設けてい
る。
【0084】なお、前記FAXユニット8及びプリンタ
コントローラ9はオプションにより接続されようになっ
ている。
【0085】前記システム拡張ユニット3は、図5に示
すように、内部の各デバイスを拡張部システムバス43
を介して制御する拡張CPU31、拡張部システムバス
43上でのデータ転送を制御する拡張DMAコントロー
ラ32、汎用的なISAバス44、拡張部システムバス
43とISAバス44をインタフェースするISAバス
コントローラ33、拡張部システムバス43に接続され
画像データを電子的に保存するための保存手段、例えば
ハードディスク装置35、そのインタフェースであるハ
ードディスクインターフェース34、前記ISAバス4
4に接続され画像データを電子的に保存するための保存
手段、例えば光ディスク装置38、そのインタフェース
である光ディスクインタフェース37、LAN機能を実
現するためのローカルエリアネットワーク回線制御装置
(LAN)41、プリンタ機能を実現するためのプリン
タコントローラ制御装置40、G4・FAX制御機能を
有するG4・FAX制御回路39、SCSI仕様のデバ
イスを接続するときに使用する拡張SCSIインタフェ
ース42、前記プリンタコントローラ制御装置40から
のイメージデータを前記拡張画像インタフェース7を介
してシステム基本ユニット2へ出力するための拡張部画
像バス45、前記拡張部システムバス43と拡張部画像
バス45との間でデータをやりとりするときのインタフ
ェースを行うバッファメモリ36で構成される。
【0086】なお、前記光ディスクインターフェース3
7、光ディスク装置38、G4・FAX制御回路39、
プリンタコントローラ制御装置40、ローカルエリアネ
ットワーク回線制御装置41、拡張SCSIインターフ
ェース42はオプションでありシステム拡張ユニット3
から着脱可能な構成となっている。
【0087】前記光ディスク装置38は、インタフェー
ス37を介してISAバス44と接続され、前記拡張C
PU31は、SCSIコマンドを用いて拡張部システム
バス43、ISAバスコントローラ33、ISAバス4
4を介して前記光ディスク装置38を制御する。
【0088】前記ローカルエリアネットワーク回線制御
装置41は、接続されるネットワークシステムのプロト
コルに基づいてネットワーク上の他の機器と制御データ
やイメージデータの通信を制御する回線制御部、LAN
からの通信制御データやイメージデータ、あるいはシス
テム拡張バスからの制御データやイメージデータを一時
的に格納しておく共有メモリ、システム拡張バスインタ
フェースから構成される。
【0089】前記プリンタコントローラ制御装置40
は、パーソナルコンピュータとの間で制御コードやイメ
ージデータのやりとりを行うセントロニクス準拠のパラ
レルインタフェース、ビットイメージデータをシステム
基本ユニットのページメモリ28へ転送するためのシス
テム拡張部画像バス45とのインタフェースをとるシス
テム拡張画像バスインタフェース、装置内のイメージデ
ータの転送を制御するイメージデータ転送制御部、パー
ソナルコンピュータからの制御コードを解釈し、拡張部
システムバス43及びISAバス44を介して拡張CP
U31に制御情報を知らせたり、パーソナルコンピュー
タからの印字制御コードを解釈し、ビット情報に変換し
た後、ビット情報を装置内のメモリに記憶する制御手
段、ISAバス44とのインタフェースをとるシステム
拡張バスインタフェースとから構成される。
【0090】次に前記システム基本ユニット2内の要部
の構成と機能について詳細を説明する。
【0091】前記システム制御回路21は、図7に示す
ように、前記システムCPU11と拡張CPU31との
制御情報の通信を制御する通信メモリアクセス制御回路
401、前記通信メモリ25とのインタフェースをとる
通信メモリインターフェース402、基本ユニット1お
よびシステム拡張ユニット3からのページメモリ28へ
のアクセスを制御するページメモリアクセス制御回路4
03、基本部システムバス16を介して基本ユニット1
のシステムCPU11から送られてくる制御情報やイメ
ージ情報を同時に送られてくるアドレスをデコードして
該当するシステム基本ユニット2内のブロックに上記制
御情報あるいはイメージ情報を振り分ける基本部システ
ムバスインタフェース405、システム拡張ユニット3
からの制御情報やイメージ情報を同時に送られてくるア
ドレスをデコードして回路内の該当するブロックに振り
分けるシステム拡張バスインタフェース406、基本部
システムバス16上のページメモリアクセスが可能な手
段(基本ユニット内のCPU11およびDMAコントロ
ーラ22)やシステム拡張バス43上のページメモリア
クセスが可能な手段(システム拡張ユニット3のCPU
31およびDMAコントローラ32)が各々のシステム
バスを介してページメモリ28内の画像データをアクセ
スするときに、前記ページメモリアクセス制御回路40
3とページメモリ28の間で画像データのやりとりをイ
ンタフェースするページメモリインタフェース404か
ら構成される。
【0092】前記通信メモリアクセス制御回路401は
基本ユニット1のCPU11とシステム拡張ユニット3
のCPU31がシステム制御回路21内の通信メモリイ
ンタフェース402を介して通信メモリ25と制御コー
ドの受け渡しを行うとき、その通信メモリ25のアクセ
スを制御する。
【0093】前記通信メモリ25は基本ユニット1のC
PU11及びシステム拡張ユニットのCPU31のメモ
リ空間にマッピングされており、それぞれからは特定の
領域をアクセスすることにより前記通信メモリ25との
データのリード、ライトが可能となる。
【0094】前記通信メモリアクセス制御回路401
は、図8に示すように、調停回路410、通信メモリア
クセスシーケンサ412、双方向セレクタ413及び割
込制御回路414により構成される。
【0095】前記調停回路410は基本ユニット1のC
PU11とシステム拡張ユニット3のCPU31の通信
メモリアクセスの優先度制御を行う。前記基本ユニット
1のCPU11とシステム拡張ユニット3のCPU31
が通信メモリ25を同時にアクセスした時には、設定さ
れた優先度に基づきどちらか一方のアクセスを許可し、
他方のアクセスを待たせる。
【0096】前記通信メモリアクセスシーケンサ412
は、許可されたCPUの要求に基づき通信メモリ25に
対してリードあるいはライトの制御信号を出力する。
【0097】前記双方向セレクタ413は、調停回路4
10の調停結果に基づき、許可された制御手段が出力し
た通信メモリ25に対するアドレスを通信メモリアクセ
スシーケンサ412が出力するタイミング信号に同期し
て通信メモリ25へ出力する。そしてライト動作におい
ては許可されたCPUがアドレスと一緒に出力する通信
情報(データ)をアドレス情報と共に通信メモリ25へ
出力する。また、リード動作においては許可されたCP
Uからの通信メモリ25に対するアドレスと通信メモリ
アクセスシーケンサ412が出力するタイミング信号に
より通信メモリ25から読み出された通信情報を入力
し、許可されたCPUへ出力する。
【0098】前記ページメモリアクセス制御回路403
は、図9に示すように、調停回路430、データレジス
タ431、432、436、437、アドレスレジスタ
433、双方向セレク434及びページメモリアクセス
シーケンサ435により構成さている。
【0099】前記調停回路430は、基本ユニット1の
CPU11とシステム拡張ユニット3のCPU31のペ
ージメモリアクセスの優先度制御を行う。CPU11と
CPU31がページメモリ28を同時にアクセスした時
には、設定された優先度に基づきどちらか一方のCPU
のアクセスを許可し、他方のCPUのアクセスを待たせ
る。
【0100】前記ページメモリアクセスシーケンサ43
5は、許可されたCPUの要求に基づきページメモリ2
8に対してリードあるいはライトの制御信号をアドレス
制御回路26に出力する。
【0101】前記双方向セレクタ434は、調停回路4
30の調停結果に基づき、許可されたCPUが出力した
ページメモリ28に対するアドレスをページメモリアク
セスシーケンサ435が出力するタイミング信号に同期
してアドレス制御回路26へ出力する。そしてライト動
作においては許可されたCPUがアドレスと一緒に出力
する情報(データ)をアドレス情報と共にデータ制御回
路27へ出力する。また、リード動作においては許可さ
れたCPUからのページメモリ28に対するアドレスと
ページメモリアクセスシーケンサ435が出力するタイ
ミング信号によりページメモリ28から読み出された画
像データをデータ制御回路27を介して入力し、上記許
可されたCPUへ出力する。
【0102】前記データレジスタ431及びデータレジ
スタ432は、基本ユニット1がページメモリ28をア
クセスするときにデータを一時的に蓄えるレジスタであ
り、前記アドレスレジスタ433は基本ユニット1が出
力するページメモリ28のアドレスを一時的に記憶して
おくレジスタである。
【0103】ここで、基本ユニット1がデータレジスタ
431を使用してページメモリ28をアクセスする場合
は、基本ユニット1が出力したアドレスがアドレスレジ
スタ433に一時的に蓄えられ、アドレス制御回路26
を介してページメモリ28へ出力される。これに対して
基本ユニット1がデータレジスタ432を使用してペー
ジメモリ28をアクセスする場合、基本ユニット1が出
力するアドレスは無視され、アドレス制御回路26のア
ドレス発生部が設定情報に基づいてアドレスをページメ
モリ28に出力する。
【0104】また前記データレジスタ436及びデータ
レジスタ437は、システム拡張ユニット3がページメ
モリ28をアクセスするときにデータを一時的に蓄える
レジスタであり、システム拡張ユニット3がページメモ
リ28をアクセスする場合は2つのレジスタ共アドレス
制御回路26のアドレス発生部が設定情報に基づいてア
ドレスをページメモリ28に出力する。
【0105】基本ユニット1のシステムDMAコントロ
ーラ23は基本部システムバス22上のデバイス間のデ
ータ転送を基本ユニット1のCPU11を介在せずにハ
ード的に高速に転送するためのコントローラである。
【0106】前記システムDMAコントローラ23を使
用してデータ転送を行う処理としては、FAX送受信処
理におけるページメモリ28とFAXユニット8間の圧
縮データ(コードデータ)の転送、ページメモリ28上
のイメージをコントロールパネル12に表示するための
ページメモリ28とコントロールパネル12間のイメー
ジデータの転送、操作画面をコントロールパネル12に
表示するためのシステムメモリ24とコントロールパネ
ル12間のデータ転送等がある。
【0107】前記ページメモリ28のアドレスを生成す
るアドレス制御回路26は、図10に示すように、画像
バス29からのリクエストによって各種の転送シーケン
スを実行する転送制御シーケンサ610、画像バス29
のリクエストとシステムバス22のリクエストを調停を
行う調停部611、画像バス29からの転送において複
数チャンネルの各種メモリアドレスを発生するアドレス
発生部612、このアドレス発生部612から出力され
るアドレスとシステムアドレスとを切り換えるセレクタ
613、DRAM(画像領域28a)のアドレス及び制
御信号を発生するDRAM制御部614から構成されて
いる。
【0108】前記アドレス制御回路26は、画像バス2
9及びシステムバス22の2系統からメモリ・アクセス
・リクエストを受け付ける。このリクエストは調停部6
11により調停が行われ、調停に勝った側のデータ転送
処理が行われる。
【0109】システムバス側のリクエストが調停に勝っ
た場合、セレクタ613によって選択されたシステムア
ドレスはDRAM制御部614に入力される。DRAM
制御部614は入力されたアドレスをDRAM(画像領
域28a)のアドレスに変換すると共に、リード、ライ
トに必要な制御信号を発生する。
【0110】また、転送制御シーケンサ610には画像
バス29からリクエストと共にアドレスチャンネル信号
が入力され、アドレス発生部612内の複数のアドレス
発生器から1つを選択する。画像バス29側のリクエス
トが調停に勝つと、選択されたチャンネルのメモリアド
レスがアドレス発生部612から出力され、DRAM制
御部614に入力される。
【0111】前記アドレス発生部612は、図11に示
すように、4チャンネルの2次元アドレス発生器63
1、632、633、634、2チャンネルのFIFO
アドレス発生器635、636及び転送シーケンサから
のチャンネルセレクト信号によって、それらの発生する
メモリアドレスの内の1つを選択するセレクタ637に
より構成されている。
【0112】このような各種のアドレスの発生可能な2
次元アドレス発生器を使用することによって、ページメ
モリ28の任意の矩形領域に対する転送、回転読み出し
や繰り返し読み出し、また、2次元アドレス発生器を2
チャンネル使用することによって、ページメモリ28の
任意の領域間で画像の移動、回転、縦横変換、繰り返
し、鏡像等の画像編集が可能である。
【0113】FIFOアドレス発生器635、636
は、ページメモリ28をFIFOメモリとして使用する
ためのFIFOアドレス、FIFO制御に必要なステー
タスを発生する。
【0114】ステータスとしては、FIFOフル(FI
FO領域が未読出しのデータで満杯の状態)、FIFO
エンプティー(FIFO領域に未読出しのデータがない
状態)、FIFOハーフ(FIFO領域に半分以上の未
読出しデータがある状態)がある。また、システムCP
U11からFIFOのレジスタを読み出すことによっ
て、FIFOに入っているデータ量及び空き容量を知る
ことが出来る。
【0115】これらのステータスを用いてFIFO制御
を行うことで、画像バス29のデバイスからデバイス、
または、画像バス29のデバイスからシステムバス22
へ転送する際に、それぞれの転送速度や、転送タイミン
グの差をFIFOメモリで吸収することができ、高速な
データ転送が可能である。
【0116】また、FIFOアドレス発生器635、6
36はFIFO制御を行わない場合、1チャンネルにつ
き2チャンネル分の1次元アドレス発生器として使用す
ることが可能である。
【0117】前記データ制御回路27は、図12に示す
ように、システム基本ユニット2内の画像バス29上の
デバイス間のデータ転送、および画像バス29上のデバ
イスとページメモリ28間のデータ転送を制御する画像
データ転送制御部701、ビットブロック転送及び種々
のラスタオペレーション(論理演算)を実行するイメー
ジ処理部702、基本ユニット1のCPU11あるいは
システム拡張ユニット3のCPU31が前記システム制
御回路21を介してページメモリ28をアクセス(リー
ド/ライト)するときのデータをインタフェースするシ
ステムインターフェース703、ページメモリ28への
書き込み処理において前記アドレス制御回路26のペー
ジメモリアクセス調停結果に基づいて前記画像データ転
送制御部701を介して送られてくる画像バス29上の
デバイスからのデータか、あるいはシステムインターフ
ェース703を介して送られてくるCPU(基本ユニッ
ト1のCPU11あるいはシステム拡張ユニット3のC
PU31)からのデータかを選択するセレクタ704、
ページメモリ28からのデータの読出し処理において前
記アドレス制御回路26のページメモリアクセス調停結
果に基づいて前記画像データ転送制御部701を介した
画像バス29上のデバイスへデータを送るか、あるいは
システムインターフェース703を介したCPU(基本
ユニット1のCPU11あるいはシステム拡張ユニット
3のCPU31)へデータを送るかを選択するセレクタ
705で構成されている。
【0118】次に、図12に示した前記画像データ転送
制御部701の制御について説明する。画像データ転送
制御部701が制御する画像データの転送形態には次の
2つの形態がある。
【0119】1つの形態はシステム基本ユニット2の画
像バス29上のI/Oデバイス間のデータ転送で、ソー
ス(転送元)/ディスティネーション(転送先)とも画
像バス29上にあり、ソースから画像データ転送制御部
701内のデータバッファにデータを取り込むリードサ
イクルとデータバッファ上のデータをディスティネーシ
ョンに書き込むライトサイクルの2サイクルで構成され
る。
【0120】もう1つの形態はシステム基本ユニット2
の画像バス29上のI/Oデバイスとページメモリ28
間のデータ転送で、I/Oデバイスと画像データ転送制
御部701内のデータバッファ間のデータ転送サイクル
と、データバッファとページメモリ28間のデータ転送
の2つのサイクルで構成される。
【0121】ページメモリ28とデータバッファ間は画
像バス29と独立なため、2つのサイクルは並行して動
作することが可能となっている。
【0122】また画像データ転送制御部701は上記し
た2つの形態のデータ転送を8チャンネル指定すること
が可能で、同時に8チャンネルのデータ転送が可能とな
っている。
【0123】前記画像データ転送制御部701は、図1
3に示すように、データバッファ740、画像バス優先
度制御部741、転送制御シーケンサ742、ページメ
モリ優先度制御部743、ページメモリタイミング制御
部744、ターミナルカウンタ745、割込制御部74
6、制御バスインターフェース747、パラメータレジ
スタ748及びI/Oバッファ749により構成されて
いる。
【0124】前記データバッファ740はデータ転送に
おいてソースからのデータを一時的に格納しておくデー
タレジスタをチャンネル数分有する。
【0125】前記画像バス優先度制御部741は、画像
バス29上のデバイスからのデータ転送リクエスト(R
EQ)を入力し、所定の優先度制御によりデータ転送を
許可するデバイスを決定し、許可されたデバイスにデー
タ転送を開始を通知(ACK)する。
【0126】前記転送制御シーケンサ742は、前記画
像バス優先度制御部741の優先度制御結果に基づいて
決定したソースデバイスとディスティネーションデバイ
ス間のデータ転送のタイミング信号を生成し画像バス2
9に出力する。
【0127】前記ページメモリ優先度制御部743は、
データバッファ740が出力するリクエスト信号を入力
し、ページメモリ28とデータバッファ740との間の
データ転送チャンネルを所定の優先度に基づいて決定す
る。
【0128】前記ページメモリタイミング制御部744
は、ページメモリ優先度制御部743の優先度制御結果
に基づいて決定した転送チャンネルのページメモリ28
とデータバッファ740間のデータ転送のタイミング信
号を生成しアドレス制御回路26に出力する。データバ
ッファ740からの転送リクエスト信号は、ページメモ
リ28へのライト処理においては画像バス29上のデバ
イスからのデータがデータバッファ740内に格納され
ている状態のときに、ページメモリ28からのデータの
リード処理においてはデータバッファ740内にデータ
が格納されていない状態のときに、ページメモリ優先度
制御部743に出力される。
【0129】前記パラメータレジスタ748は、転送チ
ャンネル毎の転送元、転送先、転送バイト数、転送終了
時の割り込み処理の有無等を設定しておくレジスタであ
る。前記画像バス29は、32ビットのデータ幅を有
し、1画素のビット幅によらず常に32ビットのデータ
転送が行われる。例えばスキャナ13から2値(1ビッ
ト/画素)のデータをページメモリ28へ書き込む場合
は、画像バス29上は32画素データが一度に画像デー
タI/F210から画像データ転送制御部701を介し
てページメモリ28へ転送され、また多値(4ビット/
画素)のデータをページメモリ28へ書き込む場合は、
8画素のデータが画像バス29上を一度に転送される。
データの32ビット化は画像バス29上の各デバイスで
1画素のビット数に応じてそれぞれ行われる。
【0130】前記画像バス29上のデータ転送優先度制
御はプリンタ15への出力、スキャナ13からの入力処
理のように、データ転送を途中で停止したり、待たせた
りできないデバイスからの転送リクエストを優先的に許
可し、圧縮/伸長処理や解像度変換処理のようにデータ
転送を待たせることが可能なデバイスの転送リクエスト
は優先度の高いデバイスからの転送リクエストがないと
きのみ許可するというようにデバイスの性質により優先
度を決定するように決められている。
【0131】ところで、図3のシステムバス16にはタ
イマ900が接続される。このタイマー900は、図1
4に示すように、タイマー制御部901、基準クロック
発生回路902、基準クロック分周回路903、ダウン
カウンタ904で構成される。
【0132】タイマー制御部901はシステムCPU1
1からシステムバス16を介して、基準クロック分周回
路902の分周比設定、ダウンカウンタ904のカウン
ト開始及び停止の制御を行う。
【0133】また、タイマー制御部901はダウンカウ
ンタ904から出力されるキャリーダウン信号によりシ
ステムCPU11に対して割り込み信号を発生すること
が可能である。
【0134】基準クロック発生回路902は水晶発振器
により25MHzの正確な方形波を発生する。
【0135】基準クロック分周回路903はシステムC
PU11からの設定により、基準クロックを1/1から
1/65536までの任意の分周比で1/nの周波数に
分周する。
【0136】ダウンカウンタ904は32ビットのバイ
ナリ・ダウンカウンタで分周クロックに同期してカウン
トダウンされる。このダウンカウンタ904の初期値は
システムCPU11よりシステムバス16を介して設定
される。
【0137】また、ダウンカウンタ904にキャリーダ
ウン(0からの繰り下がり)が生じると前回システムC
PU11によって設定された初期値が自動的に設定され
る。このダウンカウンタ904の値はシステムCPU1
1からシステムバス16を介していつでも読み出すこと
ができる。
【0138】また、ダウンカウンタ904のカウントダ
ウンの開始及び停止はタイマー制御部901から出力さ
れるカウントイネーブル信号によって制御される。
【0139】次に、図13の画像バス優先度制御部74
1の詳細な構成について図15を参照して説明する。画
像バス優先度制御部741は画像バス転送リクエスト調
停部、910、8チャンネル分のリクエストマスク回路
911、8チャンネル分のリクエスト発生部912によ
り構成される。
【0140】リクエスト発生部912は8チャンネルの
転送チャンネルごとに独立している。各チャンネルのリ
クエスト発生部912には画像バス転送リクエスト信号
とチャンネルバッファステータスが入力され、両者の条
件が満たされたとき内部の有効な転送リクエストを発生
する。ここで、画像バス転送リクエスト信号は画像バス
29に接続されたデバイスが画像バス29でのデータ転
送を要求する際にアクティブにされる信号である。チャ
ンネルバッファステータスは、各転送チャンネルのデー
タ受け渡し用のデータバッファ740の状態を表す信号
で、そのチャンネルのデータバッファに有効なデータが
入っていない“エンプティ”の状態及び有効なデータが
入っている“フル”の2つの状態がある。
【0141】画像バス29のデバイスからデータバッフ
ァ740へのデバイス・リード転送の場合、転送したい
チャンネルのデータバッファのバッファステータスが
“エンプティ”でかつデバイスからそのチャンネルに対
するリクエスト信号がアクティブな時、リクエスト発生
部911より内部の有効な転送リクエストが発生する。
また、データバッファ740から画像バス29のデバイ
スへのデバイス・ライト転送の場合、転送したいチャン
ネルのデータバッファ740に有効なデータがありバッ
ファステータスが“フル”でかつデバイスからそのチャ
ンネルに対するリクエスト信号がアクティブな時、リク
エスト発生部912より内部の有効な転送リクエストが
発生する。
【0142】リクエストマスク回路911は前段のリク
エスト発生部912で作られた転送リクエストを有効に
するか否かを制御している。
【0143】転送チャンネル・イネーブルはそのチャン
ネルの転送の許可・非許可を決定する。
【0144】TCマスクは転送量制御を行うためのもの
で、ターミナルカウンタ745に予め転送したいワード
数を設定し、所定のワード数を転送し終わるとTCマス
クがアクティブになりそのチャンネルの転送が禁止され
る。この転送量制御を行わない場合は設定によりTCマ
スクを常に非アクティブにしておく。
【0145】FIFO制御マスクはFIFO制御を行う
際にそのチャンネルの転送許可・禁止を制御しており、
FIFO制御マスクはアクティブで転送禁止、非アクテ
ィブで転送許可となる。
【0146】FIFO制御をFIFOアドレス発生器6
35、636からのFIFOステータスで行うか、ター
ミナルカウンタ745の転送比較器の比較結果で行うか
またはFIFO制御を行わないかはシステムCPU11
からの設定により選択する。FIFO制御を行わない場
合は設定によりFIFO制御マスクを常に非アクティブ
にしておく。
【0147】画像バス転送リクエスト調停部910はリ
クエストマスク回路911が発生する8チャンネル分の
転送リクエストを調停し1チャンネルを選択し、選択さ
れたチャンネルのデバイスに対しリクエストが受け付け
られ転送を許可したことを示す画像バス転送アクノリッ
ジ信号を出力する。このアクノリッジ信号を受け取った
デバイスは画像バス29上でデータ転送を行う。
【0148】複数のチャンネルから転送リクエストが発
生した場合に行う調停の優先度制御はチャンネル1から
8をリング状に並べたときに前回転送を行ったチャンネ
ルの優先度が最も低くなるラウンドロビン制御を行って
いる。よって、8チャンネル全てが転送リクエストを出
し続けていても8回転送が行われる内に必ず順番が回っ
てくるため各チャンネル均等に転送が行われる。
【0149】次に、図13のページメモリ優先度制御部
743の詳細な構成を図16を参照して説明する。この
ページメモリ優先度制御部743はページメモリ転送リ
クエスト調停部921、8チャンネル分のリクエストマ
スク回路922、8チャンネル分のリクエスト発生部9
23により構成される。
【0150】リクエスト発生部923は8チャンネルの
転送チャンネルごとに独立している。各チャンネルのリ
クエスト発生部923にはチャンネルバッファステータ
スが入力され、チャンネルバッファステータスの条件が
満たされたとき内部の有効な転送リクエストを発生す
る。
【0151】チャンネルバッファステータスは各転送チ
ャンネルのデータ受け渡し用のデータバッファ740の
状態を表す信号で、そのチャンネルのデータバッファ7
40に有効なデータが入っていない“エンプティ”の状
態及び有効なデータが入っている“フル”の2つの状態
がある。
【0152】ページメモリ404からデータバッファ7
40へのメモリ・リード転送の場合、転送したいチャン
ネルのデータバッファ740のバッファステータスが
“エンプティ”つまりデータの受け取りが可能な時、リ
クエスト発生部923より内部の有効な転送リクエスト
が発生する。
【0153】また、データバッファ740からページメ
モリ404へのメモリ・ライト転送の場合、転送したい
チャンネルのデータバッファ740に有効なデータがあ
りバッファステータスが“フル”である時、リクエスト
発生部923より内部の有効な転送リクエストが発生す
る。
【0154】リクエストマスク回路922は前段のリク
エスト発生部923で作られた転送リクエストを有効に
するか否かを制御している。
【0155】転送チャンネル・イネーブルはそのチャン
ネルの転送の許可・非許可を決定する。
【0156】TCマスクは転送量制御を行うためのもの
で、ターミナルカウンタ745に予め転送したいワード
数を設定し、所定のワード数を転送し終わるとTCマス
クがアクティブになりそのチャンネルの転送が禁止され
る。転送量制御を行わない場合は設定によりTCマスク
を常に非アクティブにしておく。
【0157】FIFO制御マスクはFIFO制御を行う
際にそのチャンネルの転送許可・禁止を制御しており、
FIFO制御マスクはアクティブで転送禁止、非アクテ
ィブで転送許可となっている。
【0158】FIFO制御をFIFOアドレス発生器6
35、636からのFIFOステータスで行うか、ター
ミナルカウンタ745の転送比較器の比較結果で行うか
またはFIFO制御を行わないかはシステムCPU11
からの設定により選択する。FIFO制御を行わない場
合は設定によりFIFO制御マスクを常に非アクティブ
にしておく。
【0159】ページメモリ転送リクエスト調停部921
はリクエストマスク回路922が発生する8チャンネル
分の転送リクエストを調停し1チャンネルを選択し、選
択されたチャンネルに設定されているアドレス発生器の
選択信号(RCHN)をアドレス制御部26に出力す
る。
【0160】複数のチャンネルから転送リクエストが発
生した場合に行う調停の優先度制御はチャンネル1から
8をリング状に並べたときに前回転送を行ったチャンネ
ルの優先度が最も低くなるラウンドロビン制御を行って
いる。よって、8チャンネル全てが転送リクエストを出
し続けていても8回転送が行われる内に必ず順番が回っ
てくるため各チャンネル均等に転送が行われる。
【0161】次に、図13のターミナルカウンタ745
の詳細な構成について図17を参照して説明する。ター
ミナルカウンタ745は各チャンネル毎の転送ワード数
をカウントするもので、カウントダウン信号発生部93
1、8チャンネル分の転送ワード数カウンタ932、2
チャンネルに1つ接続されている4つの転送数比較器9
33により構成されている。
【0162】カウントダウン信号発生部931は画像バ
ス優先度制御部741の調停結果に基づいた転送チャン
ネル信号及び選択されたチャンネルの転送ワード数カウ
ンタ932に対して転送終了信号に従ってカウントダウ
ン信号を出力する。
【0163】転送ワード数カウンタ932はそのチャン
ネルの画像バス29の1転送が終了する度にカウントダ
ウンされる32ビットのバイナリ・ダウンカウンタであ
る。ここで、カウンタ745の初期値はシステムCPU
11よりシステムバス16を介して設定される。キャリ
ーダウン(0からの繰り下がり)が生じるとターミナル
カウント信号が出力される。
【0164】転送ワード数カウンタ932の値はシステ
ムCPU11からシステムバス16を介していつでも読
み出すことができる。
【0165】割り込みマスク回路934は8チャンネル
分のターミナルカウント信号に対してシステムCPUへ
の割り込みの許可・非許可を行い、それらの論理和をと
り1本にまとめたものをターミナルカウント割り込み信
号として出力する。各チャンネルの許可・非許可の設定
はシステムCPU11より行う。
【0166】転送数比較器933は2つのチャンネルの
転送ワード数を比較し転送ワード数が等しいとき比較結
果として出力をアクティブにする。
【0167】また、転送数比較器933は設定により比
較するそれぞれの転送ワード数を各々任意の正数倍して
比較することができる。通常は各々1倍にして使用す
る。例えばA、Bの2つのチャンネルに対しAを2倍に
Bを1倍に設定するとA転送ワード数がBの転送ワード
数の1/2に達した時に比較結果がアクティブになる。
この比較結果は2つのチャンネル間でFIFO制御を行
う際の制御信号として用いられる。
【0168】次に、上記のような構成において動作を説
明する。まず、スキャナ13からページメモリ28へ画
像データを入力する基本動作について説明する。スキャ
ナ13が読み取った原稿の8bit/画素の画像出力デ
ータは、画像処理回路14を通じて8bit/画素また
は4bit/画素または2bit/画素または1bit
/画素のスキャナ画像データとして画像データインター
フェース210へ転送され、その画像データインターフ
ェース210内部でスキャナ画像データの複数画素
(4、8、16、32画素)を集め、32bit単位の
転送データとして画像バス29を介してデータ制御回路
27へDMA転送される。
【0169】データ制御回路27はアドレス制御回路2
6で発生するページメモリ28のアドレスに32bit
のスキャナ画像データの書き込みを行っている。
【0170】次に、ページメモリ28上の画像データを
圧縮する処理について説明する。ページメモリ28は画
像データを記憶する画像領域28aと圧縮された符号デ
ータを記憶する符号領域28bに論理的に区別されてい
る。
【0171】画像データ転送制御部701に転送経路と
してページメモリ28の画像領域28aから圧縮伸長回
路211の画像入力と、圧縮伸長回路211の符号出力
からページメモリ28の符号領域28bへの2チャンネ
ルを設定する。
【0172】また、符号出力の転送先をハードディスク
インターフェース34や光ディスクインターフェース3
7とすることにより、よりビット単位の低い記録媒体に
大量の画像を記録することができる。
【0173】圧縮伸長回路211に圧縮処理の諸設定を
行った後、符号化開始指令を実行する。
【0174】画像データはページメモリ28から読み出
され圧縮伸長回路211に入力される。圧縮伸長回路2
11は画像を符号化し符号をページメモリ28の符号領
域28bに出力する。
【0175】次に、符号化された画像データのページメ
モリ28への伸長処理について説明する。画像データ転
送制御部701に転送経路としてページメモリ28の符
号領域28bから圧縮伸長回路211の符号入力と、圧
縮伸長回路211の画像出力からページメモリ28の画
像領域28aへの2チャンネルを設定する。また、符号
入力の転送元をハードディスクインターフェース34や
光ディスクインターフェース37とすることにより、よ
りビット単価の低い記録媒体に蓄積された大量の画像を
記録することができる。
【0176】圧縮伸長回路211に伸長処理の諸設定を
行った後、復号化開始命令を実行する。
【0177】符号データはページメモリ28から読み出
され圧縮伸長回路211に入力される。そして、圧縮伸
長回路211は画像を復号化し画像データをページメモ
リ28の画像領域28aに出力する。
【0178】次に、ページメモリ28からプリンタ15
へのプリンタ出力動作について説明する。まず、ページ
メモリ28からプリンタ15へ画像データを出力する。
アドレス制御回路26で発生するページメモリ28のア
ドレスで指定された32bit単位の画像データはデー
タ制御回路27へ転送された後、画像バス29を介して
画像データインターフェース210へDMA転送され
る。
【0179】画像データインターフェース210の一部
では32bitの画像データからプリンタ15へ出力す
るための1画素のビット数4bit/画素または2bi
t/画素または1bit/画素に変換を行い、画像処理
部14を通じてプリンタ15へ転送出力される。
【0180】以上のようにして、スキャナ13からペー
ジメモリ28への画像入力動作、ページメモリ28上の
画像データ圧縮処理、符号化された画像データのページ
メモリ28への伸長処理、ページメモリ28からプリン
タ15へのプリンタ出力動作という基本動作が行われ
る。
【0181】次に、電子ソートについて、図18を参照
して説明する。電子ソートはソートの対象となる複数の
原稿を読み取り、半導体メモリやハードディスク・光デ
ィスクなどの記憶装置に一旦蓄積し、蓄積された画像を
任意の順序で任意の枚数出力するものである。そうする
ことによって、後から入力したページを先に出力して印
字出力のページ順序を整えたり、ページ順序になったも
のを複数部出力するといったことが可能となる。図18
は電子ソートの一例である、図のように4枚の原稿を順
に入力すると、グループ出力の場合、一番最後に入力さ
れた原稿から順に必要部数づつ出力していく。用紙は後
から出力されたものが詰まれていくため、一番はじめに
入力された原稿が一番上に詰まれて出力される。
【0182】一方、ソート出力の場合、原稿入力と逆の
順序で1部づつ出力し、それを必要部数分繰り返す。
【0183】ここで、本発明の画像メモリ(DRAM:
画像領域28a)および2次元アドレスの発生動作につ
いて説明する。
【0184】画像メモリの説明に先立って、DRAMの
通常アクセスと高速ページモードの違いについて説明す
る。
【0185】まず、DRAM(画像領域28a)の内部
構成の概略を説明する。
【0186】図19は16bitのデータを10485
76個(アドレス)記憶することが出来るDRAMの一
構成例を示しており、タイミングジェネレータ100
1、行アドレスレジスタ1002、行アドレスデコーダ
1003、列アドレスレジスタ1004、列アドレスデ
コーダ1005、メモリアレイ1006、行データレジ
スタ1007、列データセレクタ1008、およびデー
タ入出力バッファ1009から構成されている。
【0187】MMA[9:0]は1048576個のど
のアドレスにデータを書き込み・読み出しを行うかを指
定するアドレスを入力する。制御信号RAS.CAS.
WEはアドレスの取り込み及びデータの入出力のタイミ
ングを制御する。MD[15:0]は16ビットのデー
タを入出力する。1048576個のアドレスを指定す
るためには20ビット(1048576=220)のアド
レス信号が必要となるが、MMA[9:0]の10ビッ
トを2回に分けて入力することによって20ビット分の
アドレスを指定している。
【0188】MMA[9:0]、制御信号RAS.CA
S.WEは、アドレス制御回路26より供給され、MD
[15:0]はデータ制御回路27へ出力される。
【0189】行アドレスレジスタ1002は行アドレス
として入力されたMMA[9:0]を保持する、列アド
レスレジスタ1004は列アドレスとして入力されたM
MA[9:0]を保持する。アドレスを保持するタイミ
ングはRAS.CAS信号を基準にタイミングジェネレ
ータ1001が発生する。行アドレスデコーダ1003
は10ビットの行アドレスを個別の行を指定するための
1024ビット(1024=210)にデコードする。同
様に列アドレスデコーダ1004は10ビットの列アド
レスを個別の列を指定するための1024ビットにデコ
ードする。メモリアレイ1006は実際にデータを記憶
する部分で、1ビット1024列を記憶単位とする1行
が1024行分、この1024列掛ける1024行のア
レイが16枚分ありデータビットである16ビットを構
成している。
【0190】DRAMのリードはまず行アドレスを入力
し、RAS信号により行アドレスを行アドレスレジスタ
1002に保持する。行アドレスは行アドレスデコーダ
1003によってデコードされメモリアレイ1006の
特定の行を選択する。DRAMの読み出しは行単位で行
われ選択された行のデータは行データレジスタ(102
4列が16ビット分)1007に保持される。次に列ア
ドレスを入力し、CAS信号により列アドレスを列アド
レスレジスタ1004に保持する。列アドレスは列アド
レスデコーダ1005によってデコードされ、デコード
結果に基づいて行データレジスタ1007に保持された
1024列分のデータから列データセレクタ1008に
よって特定の列のデータを選択する。列データセレクタ
1008に選択されたデータはデータ入出力バッファ1
009によって外部(データ制御回路27)に出力され
る。最後に行データレジスタ1007の1行分のデータ
をメモリアレイ1006上の元の行に書き込みリード動
作を終了する。元の行への書き戻しを行う理由は、メモ
リアレイ1006から行データレジスタ1007に1行
の読み出す際に読み出したメモリアレイ1006上のデ
ータを破壊してしまうためである。
【0191】DRAMのライトは行アドレスを入力し、
RAS信号により行アドレスを行アドレスレジスタ10
02に保持する。行アドレスは行アドレスデコーダ10
03によってデコードされメモリアレイ1006の特定
の行を選択する。DRAMの読み出しは行単位で行われ
選択された行のデータは行データレジスタ(1024列
が16ビット分)1007に保持される。CAS信号に
より列アドレスを列アドレスレジスタ1004に保持す
る。列アドレスは列アドレスデコーダ1005によって
デコードされ、デコード結果に基づいて行データレジス
タ1007に保持された1024列分のデータのうち1
列分のデータをデータ入出力バッファ1008から入力
されたデータに書き換える。つまり、指定された行の指
定された列のデータが行データレジスタ1007上で書
き換えられる。次に行データレジスタ1007の1行分
のデータをメモリアレイ1006上の元の行に書き込
み、ライト動作を終了する。
【0192】DRAMのバーストアクセスは、行アドレ
スを与え1行分のデータを行データレジスタ1007に
読み出したうえで、同じ行のデータを読み出すのであれ
ば列アドレスを与えるだけで何度でも読み出すことがで
き、また、同じ行アドレスに書き込みを行うのであれば
列アドレスのみを与え、行データレジスタ1007上で
変更し同一行の変更がすべて完了した段階でメモリアレ
イ1006に書き戻すことによって実現している。
【0193】図20の(a)〜(d)に通常のリードタ
イミングを示す。
【0194】図20の(a)〜(d)に示すように、ア
ドレスは、RASの立ち下がりで行アドレスを、CAS
の立ち下がりで列アドレスを順次設定し所定時間の後に
データが出力される。
【0195】図21の(a)〜(d)に高速ページモー
ドのリードタイミングを示す。
【0196】図21の(a)〜(d)に示すように、1
回のアクセスに1つの行アドレスと複数(図では4アド
レス)の行アドレスを与えるバーストリードサイクルの
タイミングを示す。通常のリードタイミングと比較して
分かるように、行アドレスを毎回与えなくて済むため、
高速にデータを入出力することが可能となる。
【0197】本発明のポイントは上記のようなバースト
アクセスが可能なDRAMを使用して画像メモリを構成
する際に、2次元的なブロックを同一行アドレスのデー
タにより構成することによって、同一ブロック内であれ
ば横方向、縦方向もしくはブロック全体に対しバースト
アクセスを可能にし、アクセス方向によらずに高速アク
セスが可能な画像メモリを提供することである。
【0198】次に、図22、図23を用いて、原稿画像
を構成する画素と、DRAM(画像領域28a)を構成
するメモリセルとの対応関係の説明する。
【0199】図22は原稿画像の画素構成を示してい
る。
【0200】・画素構成 本例の原稿画像は横256画素、縦256画素で構成さ
れる。
【0201】画素の位置を示すために、左から右に向か
ってx座標、上から下に向かってy座標とし、原稿上の
画素位置をP(x,y)で表すものとする。本例では、
左上隅の画素をP(1,1)、右上隅の画素をP(25
6,1)、左下隅の画素をP(1,256)、右下隅の
画素をP(256,256)とする。
【0202】・ブロック構成 横4画素、縦4画素で構成される領域を1ブロックとし
て、原稿画像を横64ブロック、縦64ブロックに分割
する。
【0203】ブロックの位置を示すために、左から右に
向かってx座標、上から下に向かってy座標とし、原稿
上の画素位置をB(x,y)で表すものとする。本例で
は、左上隅の画素をB(1,1)、右上隅の画素をB
(64,1)、左下隅の画素をB(1,64)、右下隅
の画素をB(64,64)とする。
【0204】図23はDRAMのメモリセルの構成を示
している。
【0205】本例のDRAMは列方向に1024個、行
方向に1024個のメモリセルで構成される。メモリセ
ルは、記憶・読み出しの際に個別に指定できる最小の単
位である。
【0206】メモリセルの位置を示すために左から右に
向かって列方向、上から下に向かって行方向とし、メモ
リセルの位置をM(列,行)で示すものとする。本例で
は、左上隅のメモリセルをM(1,1)、右上隅のメモ
リセルをM(1024,1)、左下隅のメモリセルをM
(1,1024)、右下隅のメモリセルをM(102
4,1024)とする。
【0207】DRAMのメモリセルへのアクセスは、行
アドレス、列アドレスの順にアドレスを設定することに
より特定のメモリセルへのアクセスを行う。
【0208】DRAMに行アドレスを設定すると、指定
された行のすべての列データ(M(1〜1024,行)
のメモリセルの内容)が一斉にDRAM内の行データレ
ジスタ1007に転送される。よって、同じ行のセルへ
のアクセスは、一旦、行データレジスタ1007に転送
されてしまえば、行データレジスタ1007のデータを
列アドレスのみで選択することが出来るため、行アドレ
スを指定する必要が無い分処理時間を短縮することが出
来る。
【0209】・原稿画像の画素位置、ブロック位置とメ
モリセル位置の関係 図中、P(x,y)は図22の原稿画像の画素位置、B
(x,y)はブロック位置を示している。
【0210】原稿画像は16画素で構成されるブロック
を連続するメモリセルとして、列アドレス方向、行アド
レス方向の順で対応付けられている。
【0211】この際に、ブロックを構成する画素が必ず
同一の行アドレスとなるように対応付けを行う必要があ
る。そうすることによって、同一ブロックの画素へに対
応する画素への連続アクセスは、行アドレス指定は最初
の1回のみで、画素に対応する列アドレスの指定のみで
行うことが出来る。また、他のブロックであっても同じ
行アドレスであれば、同様に列アドレスの指定のみでア
クセスすることが可能である。
【0212】本例では、1ブロック16画素に対し、1
行のメモリセルの数が1024個(1ブロックの画素数
の正数倍)であるため過不足無くブロックを割り当てる
ことが出来る。
【0213】・DRAMへの画像書き込み、読み出しの
例 ・スキャナ13からの画像入力 図22の原稿をスキャナ13で画像を読み取ると、x方
向、y方向の順で画素の画像データが順次読み込まれ
る。
【0214】画素位置で表すと、まずはじめにP(1,
1)が読み込まれ、順にP(2から256,1)、P
(1から256,2)と左上から右下に向かって読み込
まれ、最後にP(256,256)が読み込まれる。
【0215】読み込まれた画素の画像データは順次DR
AMへ転送され、対応するメモリセルに記憶される。
【0216】メモリセルへの書き込みの際に、同じ行ア
ドレスのメモリセルに対しての連続書き込みにおいて
は、行アドレス指定1度だけ指定し、行アドレスが異な
ったときのみ再度行アドレスを指定すればよい。
【0217】本例では、説明を簡単にするために、異な
るブロックに最初にアクセスする毎に行アドレスを設定
するものとする。
【0218】[1行目(開始ライン)の書き込み] B(1,1)の行アドレス設定 P(1,1)の列アドレス設定、データ書き込み(開始
画素) P(2,1)の列アドレス設定、データ書き込み P(3,1)の列アドレス設定、データ書き込み P(4,1)の列アドレス設定、データ書き込み B(2,1)の行アドレス設定 P(5,1)の列アドレス設定、データ書き込み P(6,1)の列アドレス設定、データ書き込み P(7,1)の列アドレス設定、データ書き込み P(8,1)の列アドレス設定、データ書き込み ・ ・ ・ B(64,1)の行アドレス設定 P(253,1)の列アドレス設定、データ書き込み P(254,1)の列アドレス設定、データ書き込み P(255,1)の列アドレス設定、データ書き込み P(256,1)の列アドレス設定、データ書き込み [2行目の書き込み] B(1,1)の行アドレス設定 P(1,2)の列アドレス設定、データ書き込み P(2,2)の列アドレス設定、データ書き込み P(3,2)の列アドレス設定、データ書き込み P(4,2)の列アドレス設定、データ書き込み B(2,1)の行アドレス設定 P(5,2)の列アドレス設定、データ書き込み P(6,2)の列アドレス設定、データ書き込み P(7,2)の列アドレス設定、データ書き込み P(8,2)の列アドレス設定、データ書き込み ・ ・ ・ B(64,1)の行アドレス設定 P(253,2)の列アドレス設定、データ書き込み P(254,2)の列アドレス設定、データ書き込み P(255,2)の列アドレス設定、データ書き込み P(256,2)の列アドレス設定、データ書き込み ・ ・ ・ [256行目(最終ライン)の書き込み] B(1,64)の行アドレス設定 P(1,256)の列アドレス設定、データ書き込み P(2,256)の列アドレス設定、データ書き込み P(3,256)の列アドレス設定、データ書き込み P(4,256)の列アドレス設定、データ書き込み B(2,64)の行アドレス設定 P(5,256)の列アドレス設定、データ書き込み P(6,256)の列アドレス設定、データ書き込み P(7,256)の列アドレス設定、データ書き込み P(8,256)の列アドレス設定、データ書き込み ・ ・ ・ B(64,64)の行アドレス設定 P(253,256)の列アドレス設定、データ書き込
み P(254,256)の列アドレス設定、データ書き込
み P(255,256)の列アドレス設定、デーダ書き込
み P(256,256)の列アドレス設定、データ書き込
み(最終画素) ・プリンタ15への画像出力(シングルビーム) ・非回転 スキャナ13よりDRAMに書き込まれた画像を、図2
2の原稿のx方向、y方向の順で画素の画像データを対
応するメモリセルから順次読み出してプリンタ15へ出
力する。
【0219】原稿の画素位置で表すと、まずはじめにP
(1,1)を読み出し、順にP(2から256,1)、
P(1から256,2)を左上から右下に向かって読み
出し、最後にP(256,256)を読み出す。
【0220】読み出される画索に対応するメモリセルの
画像データは順次DRAMから読み出されプリンタ15
ヘ出力される。
【0221】メモリセルの読み出しの際に、同じ行アド
レスのメモリセルに対しての連続読み出しにおいては、
行アドレス指定1度だけ指定し、行アドレスが異なった
ときのみ再度行アドレスを指定すればよい。
【0222】本例では、説明を簡単にするために、異な
るブロックに最初にアクセスずる毎に行アドレスを設定
するものとする。
【0223】[1行目(開始ライン)の読み出し] B(1,1)の行アドレス設定 P(1,1)の列アドレス設定、データ読み出し(開始
画素) P(2,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(3,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(4,1)の列アドレス設定、データ読み出し B(2,1)の行アドレス設定 P(5,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(6,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(7,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(8,1)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ B(64,1)の行アドレス設定 P(253,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(254,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(255,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(256,1)の列アドレス設定、データ読み出し [2行目の読み出し] B(1,1)の行アドレス設定 P(1,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(3,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(4,2)の列アドレス設定、データ読み出し B(2,1)の行アドレス設定 P(5,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(6,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(7,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(8,2)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ B(64,1)の行アドレス設定 P(253,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(254,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(255,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(256,2)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ [256行目(最終ライン)の読み出し] B(1,64)の行アドレス設定 P(1,256)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,256)の列アドレス設定、データ読み出し P(3,256)の列アドレス設定、データ読み出し P(4,256)の列アドレス設定、データ読み出し B(2,64)の行アドレス設定 P(5,256)の列アドレス設定、データ読み出し P(6,256)の列アドレス設定、データ読み出し P(7,256)の列アドレス設定、データ読み出し P(8,256)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ B(64,64)の行アドレス設定 P(253,256)の列アドレス設定、データ読み出
し P(254,256)の列アドレス設定、データ読み出
し P(255,256)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256,256)の列アドレス設定、データ読み出
し(最終画素) ・右90度回転 スキャナ13よりDRAMに書き込まれた画像を、図2
2の原稿を反y方向、X方向の順で画素の画像データを
対応するメモリセルから順次読み出すことによって、原
稿を右90度回転しプリンタ15ヘ出力する。
【0224】原稿の画素位置で表すと、まずはじめにP
(1,256)を読み出し、順にP(1,255から
1)、(2,256から1)を左下から右上に向かって
読み出し、最後にP(256,1)を読み出す。
【0225】読み出される画素に対応するメモリセルの
画像データは順次DRAMから読み出されプリンタ15
ヘ出力される。
【0226】メモリセルの読み出しの際に、同じ行アド
レスのメモリセルに対しての連続読み出しにおいては、
行アドレス指定1度だけ指定し、行アドレスが異なった
ときのみ再度行アドレスを指定すればよい。
【0227】本例では、説明を簡単にするために、異な
るブロックに最初にアクセスする毎に行アドレスを設定
するものとする。
【0228】[1行目(開始ライン)の読み出し] B(1,64)の行アドレス設定 P(1,256)の列アドレス設定、データ読み出し
(開始画素) P(1,255)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,254)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,253)の列アドレス設定、データ読み出し B(1,63)の行アドレス設定 P(1,252)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,251)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,250)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,249)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ B(1,1)の行アドレス設定 P(1,4)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,3)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,1)の列アドレス設定、データ読み出し [2行目の読み出し] B(1,64)の行アドレス設定 P(2,256)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,255)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,254)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,253)の列アドレス設定、デニタ読み出し B(1,63)の行アドレス設定 P(2,252)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,251)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,250)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,249)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ B(1,1)の行アドレス設定 P(2,4)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,3)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,1)の列アドレス設定、データ読み出し [256行目(最終ライン)の読み出し] B(64,64)の行アドレス設定 P(256,256)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256,254)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256,253)の列アドレス設定、データ読み出
し B(64,63)の行アドレス設定 P(256,252)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256,251)の列アドレス設定、データ読み出
し P(266,250)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256,249)の列アドレス設定、データ読み出
し ・ ・ ・ B(64,1)の行アドレス設定 P(256,4)の列アドレス設定、データ読み出し P(256.3)の列アドレス設定、データ読み出し P(256,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(256,1)の列アドレス設定、データ読み出し
(最終画素) ・右180度回転 スキャナ13よりDRAMに書き込まれた画像を、図2
2の原稿を反X方向、反y方向の順で画素の画像データ
を対応するメモリセルから順次読み出すことによって、
原稿を右18度回転しプリンタ15ヘ出力する。
【0229】原稿の画素位置で表すと、まずはじめにP
(256,256)を読み出し、順にP(255から
1,256)、(256から1,255)を右下から左
上に向かつて読み出し、最後にP(1,1)を読み出
す。
【0230】読み出される画素に対応するメモリセルの
画像データは順次DRAMから読み出されプリンタ15
ヘ出力される。
【0231】メモリセルの読み出しの際に、同じ行アド
レスのメモリセルに対しての連続読み出しにおいては、
行アドレス指定1度だけ指定し、行アドレスが異なった
ときのみ再度行アドレスを指定すればよい。本例では、
説明を簡単にするために、異なるブロックに最初にアク
セスする毎に行アドレスを設定するものとする。
【0232】[1行目(開始ライン)の読み出し] B(64,64)の行アドレス設定 P(256,256)の列アドレス設定、データ読み出
し(開始画素) P(255,256)の列アドレス設定、データ読み出
し P(254,256)の列アドレス設定、データ読み出
し P(253,256)の列アドレス設定、データ読み出
し B(63,64)の行アドレス設定 P(252,256)の列アドレス設定、データ読み出
し P(251,256)の列アドレス設定、データ読み出
し P(250,256)の列アドレス設定、データ読み出
し P(249,256)の列アドレス設定、データ読み出
し ・ ・ ・ B(1,64)の行アドレス設定 P(4,256)の列アドレス設定、データ読み出し P(3,256)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,256)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,256)の列アドレス設定、データ読み出し [2行目の読み出し] B(64,64)の行アドレス設定 P(256,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(255,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(254,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(253,255)の列アドレス設定、データ読み出
し B(63,64)の行アドレス設定 P(252,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(251,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(250,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(249,255)の列アドレス設走、データ読み出
し ・ ・ ・ B(1,64)の行アドレス設定 P(4,255)の列アドレス設定、データ読み出し P(3,255)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,255)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,255)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ [256行目(最終ライン)の読み出し] B(64,1)の行アドレス設定 P(256,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(255,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(254,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(253,1)の列アドレス設定、データ読み出し B(63,1)の行アドレス設定 P(252,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(251,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(250,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(249,1)の列アドレス設定、データ読み出し B(1,1)の行アドレス設定 P(4,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(3,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,1)の列アドレス設定、データ読み出し(最終
画素) ・右270度回転 スキャナ13よりDRAMに書き込まれた画像を、図2
2の原稿をy方向、反X方向の順で画素の画像データを
対応するメモリセルから順次読み出すことによって、原
稿を右270度回転しプリンタ15ヘ出力する。
【0233】原稿の画素位置で表すと、まずはじめにP
(256,1)を読み出し、順にP(256,2から2
56)、P(255,1から256)を右上から左下に
向かって読み出し、最後にP(1,256)を読み出
す。
【0234】読み出される画素に対応するメモリセルの
画像データは順次DRAMから読み出されプリンタ15
ヘ出力される。
【0235】メモリセルの読み出しの際に、同じ行アド
レスのメモリセルに対しての連続読み出しにおいては、
行アドレス指定1度だけ指定し、行アドレスが異なった
ときのみ再度行アドレスを指定すればよい。
【0236】本例では、説明を簡単にするために、異な
るブロックに最初にアク七スする毎に行アドレスを設定
するものとする。
【0237】[1行目(開始ライン)の読み出し] B(64,1)の行アドレス設定 P(256,1)の列アドレス設定、データ読み出し
(開始画素) P(256,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(256,3)の列アドレス設定、データ読み出し P(256,4)の列アドレス設定、データ読み出し B(64,2)の行アドレス設定 P(256,5)の列アドレス設定、データ読み出し P(256,6)の列アドレス設定、データ読み出し P(256,7)の列アドレス設定、データ読み出し P(256,8)の列アドレス設定、データ読み出し B(64,64)の行アドレス設定 P(256,253)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256,254)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256、256)の列アドレス設定、データ読み出
し [2行目の読み出し] B(64,1)の行アドレス設定 P(255,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(255、2)の列アドレス設定、データ読み出し P(255,3)の列アドレス設定、データ読み出し P(255,4)の列アドレス設定、データ読み出し B(64.2)の行アドレス設定 P(255,5)の列アドレス設定、データ読み出し P(255,6)の列アドレス設定、データ読み出し P(255,7)の列アドレス設定、データ読み出し P(255,8)の列アドレス設定、データ読み出し B(64,64)の行アドレス設定 P(255,253)の列アドレス設定、データ読み出
し P(255,254)の列アドレス設定、データ読み出
し P(255,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(255,256)の列アドレス設定、データ読み出
し ・ ・ ・ [256行目(最終ライン)の読み出し] B(1,1)の行アドレス設定 P(1,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,3)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,4)の列アドレス設定、デ=タ読み出し B(1.2)の行アドレス設定 P(1,5)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,6)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,7)の列アドレス設走、データ読み出し P(1,8)の列アドレス設定、データ読み出し B(1,64)の行アドレス設定 P(1,253)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,254)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,255)の列アドレス設定、データ読み出し P(1,256)の列アドレス設定、データ読み出し
(最終画素) ・プリンタ15への画像出力(4ビームのマルチビー
ム) ・非回転 スキャナ13よりDRAに書き込まれた画像を、図22
の原稿のx方向、y方向の順で4ライン分の画素の画像
データを対応するメモリセルから順次読み出してプリン
タ15ヘ出力することにより4ライン同時に印刷を行
う。
【0238】原稿の画素位置で表すと、まずはじめにP
(1,1から4)を読み出し(4ライン分)、順にP
(2,1〜4)、P(256,1〜4)を左上から右下
に向かづて読み出し、最後にP(256,253〜25
6)を読み出す。
【0239】読み出される画素に対応するメモリセルの
画像データは順次DRAMから読み出されプリンタ15
ヘ出力される。
【0240】メモリセルの読み出しの際に、同じ行アド
レスのメモリセルに対しての連続読み出しにおいては、
行アドレス指定1度だけ指定し、行アドレスが異なった
ときのみ再度行アドレスを指定ずればよい。
【0241】本例では、説明を簡単にするために、異な
るブロックに最初にアクセスする毎に行アドレスを設定
するものとする。
【0242】[1〜4行目(開始ライン)の読み出し] B(1,1)の行アドレス設定 P(1,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出し
(開始画素、4ライン分) P(2,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出し P(3,1〜4)の列アドレス設定、デ=タ読み出し P(4,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出し B(2,1)の行アドレス設定 P(5,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出し P(6,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出し P(7,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出し P(8,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ B(64,1)の行アドレス設定 P(253,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出
し P(254,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出
し P(255,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256,1〜4)の列アドレス設定、データ読み出
し [5〜8行目の読み出し]B(1,2)の行アドレス設
定 P(1,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出し P(3,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出し P(4,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出し B(2,2)の行アドレス設定 P(5,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出し P(6,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出し P(7,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出し P(8,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ B(64,2)の行アドレス設定 P(253,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出
し P(254,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出
し P(255,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出
し P(256,5〜8)の列アドレス設定、データ読み出
し ・ ・ ・ [253〜256行目(最終ライン)の読み出し] B(1,64)の行アドレス設定 P(1,253〜256)の列アドレス設定、ヂータ読
み出し P(2,253〜256)の列アドレス設定、データ読
み出し P(3,253〜256)の列アドレス設定、データ読
み出し P(4,253〜256)の列アドレス設定、データ読
み出し B(2,64)の行アドレス設定 P(5,253〜256)の列アドレス設定、データ読
み出し P(6,253〜256)の列アドレス設定、データ読
み出し P(7,253〜256)の列アドレス設定、データ読
み出し P(8,253〜256)の列アドレス設定、データ読
み出し ・ ・ ・ B(64,64)の行アドレス設定 P(253,253〜256)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(254,253〜256)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(255,253〜256)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(256,25′3〜256)の列アドレス設定、デ
ータ読み出し(最終画素、4ライン分) ・右90度回転 スキャナ13よりDRAMに書き込まれた画像を、図2
2の原稿の反y方向、x方向の順で4ライン分の画衆の
画像データを対応するメモリセルから順次読み出してプ
リンタ15ヘ出力することにより右90度回転した画像
を4ライン同時に印刷する。
【0243】原稿の画素位置で表すと、まずはじめにP
(1〜4,256)を読み出し(4ライン分)、順にP
(1〜4,255)、P(1〜4,1)を左下から右上
に向かって読み出し、最後にP(253〜256,1)
を読み出す。
【0244】読み出される画素に対応するメモリセルの
画像データは順次DRAMから読み出されプリンタ15
ヘ出力される。
【0245】メモリセルの読み出しの際に、同じ行アド
レスのメモリセルに対しての連続読み出しにおいては、
行アドレス指定1度だけ指定し、行アドレスが異なった
ときのみ再度行アドレスを指定すればよい。
【0246】本例では、説明を簡単にするために、異な
るブロックに最初にアクセスする毎に行アドレスを設定
するものとする。
【0247】[1〜4行目(開始ライン)の読み出し] B(1,64)の行アドレス設定 P(1〜4,256)の列アドレス設定、データ読み出
し(開始画素、4ライン分) P(1〜4,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(1〜4,254)の列アドレス設定、データ読み出
し P(1〜4,253)の列アドレス設定、データ読み出
し B(1,63)の行アドレス設定 P(1〜4,252)の列アドレス設定、データ読み出
し P(1〜4,251)の列アドレス設定、データ読み出
し P(1〜4,250)の列アドレス設定、データ読み出
し P(1〜4,249)の列アドレス設定、データ読み出
し ・ ・ ・ B(1,1)の行アドレス設定 P(1〜4,4)の列アドレス設定、データ読み出し P(1〜4,3)の列アドレス設定、データ読み出し P(1〜4,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(1〜4,1)の列アドレス設定、データ読み出し [5〜8行目の読み出し] B(2,64)の行アドレス設定 P(5〜8,256)の列アドレス設定、データ読み出
し P(5〜8,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(5〜8,254)の列アドレス設定、データ読み出
し P(5〜8,253)の列アドレス設定、データ読み出
し B(2,63)の行アドレス設定 P(5〜8,253)の列アドレス設定、データ読み出
し P(5〜8,252)の列アドレス設定、データ読み出
し P(5〜8,251)の列アドレス設定、データ読み出
し P(5〜8,249)の列アドレス設定、データ読み出
し ・ ・ ・ B(2,1)の行アドレス設定 P(5〜8,4)の列アドレス設定、データ読み出し P(5〜8,3)の列アドレス設定、データ読み出し P(5〜8,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(5〜8,1)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ [253〜256行目(最終ライン)の読み出し] B(64,64)の行アドレス設定 P(253〜256,256)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(253〜256,255)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(253〜256,254)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(253〜256,253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し B(64,63)の行アドレス設定 P(253〜256,252)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(253〜256,251)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(253〜256,250)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(253〜256,249)の列アドレス設定、デー
タ読み出し ・ ・ ・ B(64,1)の行アドレス設定 P(253〜256,4)の列アドレス設定、データ読
み出し P(253〜256,3)の列アドレス設定、データ読
み出し P(253〜256,2)の列アドレス設定、データ読
み出し P(253〜256,1)の列アドレス設定、データ読
み出し(最終画素、4ライン分) ・右180度回転 スキャナ13よりDRAMに書き込まれた画像を、図2
2の原稿の反x方向、反y方向の順で4ライン分の画素
の画像データを対応するメモリセルから順次読み出して
プリンタ15ヘ出力することにより右180度回転した
画像を4ライン同時に印刷する。
【0248】原稿の画素位置で表すと、まずはじめにP
(256,256〜253)を読み出し(4ライン
分)、順にP(255,256〜253)、P(1,2
56〜253)を右下から左上に向かつて読み出し、最
後にP(1,4〜1)を読み出す。
【0249】読み出される画素に対応するメモリセルの
画像データは順次DRAMから読み出されプリンタ15
ヘ出力される。
【0250】メモリセルの読み出しの際に、同じ行アド
レスのメモリセルに対しての連続読み出しにおいては、
行アドレス指定1度だけ指定し、行アドレスが異なった
ときのみ再度行アドレスを指定すればよい。
【0251】本例では、説明を簡単にするために、異な
るブロックに最初にアクセスする毎に行アドレスを設定
するものとする。
【0252】[1〜4行目(開始ライン)の読み出し] B(64,64)の行アドレス設定 P(256,256〜253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し(開始画素、4ライン分) P(255,256〜253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(254,256〜253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(253,256〜253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し B(63,64)の行アドレス設定 P(252,256〜253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(251,256〜253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(250,256〜253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(249,256〜253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し ・ ・ ・ B(1,64)の行アドレス設定 P(4,256〜253)の列アドレス設定、データ読
み出し P(3,256〜253)の列アドレス設定、データ読
み出し P(2,256〜253)の列アドレス設走、データ読
み出し P(1,256〜253)の列アドレス設定、データ読
み出し [5〜8行目の読み出し] B(64,63)の行アドレス設定 P(256,252〜248)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(255,252〜248)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(254,252〜248)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(253,252〜248)の列アドレス設定、デー
タ読み出し B(63,63)の行アドレス設定 P(253,252〜248)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(252,252〜248)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(251,252〜248)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(249,252〜248)の列アドレス設定、デー
タ読み出し ・ ・ ・ B(1,63)の行アドレス設定 P(4,252〜248)の列アドレス設定、データ読
み出し P(3,252〜248)の列アドレス設定、データ読
み出し P(2,252〜248)の列アドレス設定、データ読
み出し P(1.252〜248)の列アドレス設定、データ読
み出し ・ ・ ・ [253〜256行目(最終ライン)の読み出し] B(64,1)の行アドレス設定 P(256,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出
し P(255,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出
し P(254,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出
し P(253,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出
し B(63,1)の行アドレス設定 P(252,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出
し P(251,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出
し P(250,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出
し P(249,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出
し ・ ・ ・ B(1,1)の行アドレス設定 P(4,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出し P(3,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出し P(2,4〜1)の列アドレス設定、データ読み出し P(1.4〜1)の列アドレス設定、データ読み出し
(最終画素、4ライン分) ・右270度回転 スキャナ13よりDRAMに書き込まれた画像を、図2
2の原稿のy方向、反x方向の順で4ライン分の画素の
画像データを対応ずるメモリセルから順次読み出してプ
リンタ15ヘ出力することにより右270度回転した画
像を4ライン同時に印刷する。
【0253】原稿の画素位置で表すど、まずはじめにP
(256〜253,1)を読み出し(4ライン分)、順
にP(256〜253,2)、P(256〜253,2
56)を右上から左下に向かって読み出し、最後にP
(4〜1,256)を読み出す。
【0254】読み出される画素に対応するメモリセルの
画像データは順次DRAMから読み出されプリンタ15
ヘ出力される。
【0255】メモリセルの読み出しの際に、同じ行アド
レスのメモリセルに対しての連続読み出しにおいては、
行アドレス指定1度だけ指定し、行アドレスが異なった
ときのみ再度行アドレスを指定すればよい。
【0256】本例では、説明を簡単にするために、異な
るブロックに最初にアクセスずる毎に行アドレスを設定
ずるものとずる。
【0257】[1〜4行目(開始ライン)の読み出し] B(64,1)の行アドレス設定 P(256〜253,1)の列アドレス設定、データ読
み出し(開始画素、4ライン分) P(256〜253,2)の列アドレス設定、データ読
み出し P(256〜253,3)の列アドレス設定、データ読
み出し P(256〜253,4)の列アドレス設定、データ読
み出し B(64,2)の行アドレス設定 P(256〜253,5)の列アドレス設定、データ読
み出し P(256〜253,6)の列アドレス設定、データ読
み出し P(256〜253,7)の列アドレス設定、データ読
み出し P(256〜253,8)の列アドレス設定、デ一タ読
み出し ・ ・ ・ B(64,64)の行アドレス設定 P(256〜253,253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(256〜253,254)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(256〜253,255)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(256〜253,256)の列アドレス設定、デー
タ読み出し [5〜8行目の読み出し] B(63,1)の行アドレス設定 P(252〜248,1)の列アドレス設定、データ読
み出し P(252〜248,2)の列アドレス設定、データ読
み出し P(252〜248,3)の列アドレス設定、データ読
み出し P(252〜248,4)の列アドレス設定、データ読
み出し B(63,2)の行アドレス設定 P(252〜248,5)の列アドレス設定、データ読
み出し P(252〜248,6)の列アドレス設定、データ読
み出し P(252〜248,7)の列アドレス設定、データ読
み出し P(252〜248,8)の列アドレス設定、データ読
み出し ・ ・ ・ B(63,64)の行アドレス設定 P(252〜248,253)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(252〜248,254)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(252〜248,255)の列アドレス設定、デー
タ読み出し P(252〜248,256)の列アドレス設定、デー
タ読み出し ・ ・ ・ [253〜256行目(最終ライン)の読み出し] B(1,1)の行アドレス設定 P(4〜l,1)の列アドレス設定、データ読み出し P(4〜1,2)の列アドレス設定、データ読み出し P(4〜1,3)の列アドレス設定、データ読み出し P(4〜1.4)の列アドレス設定、データ読み出し B(1,2)の行アドレス設定 P(4〜1,5)の列アドレス設定、データ読み出し P(4〜1,6)の列アドレス設定、データ読み出し P(4〜1,7)の列アドレス設定、データ読み出し P(4〜1,8)の列アドレス設定、データ読み出し ・ ・ ・ B(1,64)の行アドレス設定 P(4〜1,253)の列アドレス設定、データ読み出
し P(4〜1,254)の列アドレス設定、データ読み出
し P(4〜1,255)の列アドレス設定、データ読み出
し P(4〜1,256)の列アドレス設定、データ読み出
し(最終画素、4ライン分) 次に、前記の説明における画像の構成をnブロック×m
ブロックの構成に一般化した本発明の画像メモリ(DR
AM:画像領域28a)について説明する。
【0258】図24に2次元の画像メモリの構成を示
す。
【0259】本例では、画像メモリとして、DRAMの
高速ページモードを使用し、1回のアクセス毎に行アド
レスと列アドレスを設定するのではなく、同じ行アドレ
スのデータに対しては列アドレスのみを設定し列アドレ
スの設定サイクルを省略することによってアクセスを高
速化するバーストアクセスを行っている。
【0260】画像メモリは横n個、縦m個の合計(mn
−1)個のブロック3002によって構成される。
【0261】さらに、ブロックはメモリのアクセス単位
であるワード3001によって構成される。
【0262】通常のアクセス(スキャナ13から読み取
った画像を画像メモリに転送する場合など)では、左上
のワードからスタートし、主走査方向は左から右へ、副
走査方向へは上から下へ向かってライン順次に画像メモ
リをアクセスする。
【0263】図25にブロック内のワード構成例を示
す。この例では、1ブロックをカラム方向に4ワード、
ライン方向に4ワードの16ワードで構成している。数
字は、ブロック内のオフセットアドレスを示す。よっ
て、特定のワードのメモリアドレスは各ブロックの先頭
アドレスにブロック内オフセットアドレスを加えた値と
なる。例えば、左上すみのブロックの中の左すみをメモ
リアドレス0とすると、右隣のワードはメモリアドレス
1、ブロック内右下すみはメモリアドレス15、右隣の
ブロックの左上すみはメモリアドレス16となる。
【0264】なお、同一ブロック内のデータは必ず同じ
行アドレスとなるように、1ブロックのワード数の正数
倍が列アドレスの表すワード数となっている。図19の
DRAMの例では、列アドレスは1024ワード表すこ
とができ、1ブロックのワード数を16とした場合、列
アドレスの表すワード数を1ブロックを構成するワード
数で割り切ることができる。従って、ブロック内のワー
ドは必ず同じ列アドレスとなる。
【0265】よって、同一ブロック内での連続アクセス
であれば1つの行アドレスを一旦設定すればどのワード
に対しても列アドレスを設定するだけで高速にアクセス
することが可能である。
【0266】図24における通常のアクセスにおいて、
カラム方向のアクセスはアクセスしようとするラインの
ブロック左端のアドレスを起点アドレスとして発生し、
その列アドレスに対し+0、+1、+2、+3した値を
列アドレスとしてDRAMに設定し4ワードの連続アク
セスを行う。
【0267】次に起点アドレスを右隣の左端アドレスに
移動し同様に連続アクセスを行う。この起点アドレスの
移動は、1ブロックのワード数MDを起点アドレスに加
えることにより行われる。
【0268】右端までアクセスが終了すると次のライン
のブロック左端に起点アドレスを移動する。次のライン
への起点アドレスの移動は、同じブロックのラインに移
動する場合と、異なるブロックのラインに移動する場合
によってアドレスの移動量が異なり、それぞれ、SD
1、SD2となる。
【0269】図26にブロック位置及びブロック内オフ
セットとDRAMのアドレス(行アドレスを上位、列ア
ドレスを下位とした場合)の関係を示す。
【0270】ブロックは左上から右下に向かって連続し
たメモリアドレスに割り当てられる。また、同一のブロ
ック内もブロック内オフセットに従って連続したアドレ
スが割り当てられている。
【0271】よって、上記のMDはブロック0のオフセ
ット0からブロック1のオフセット0間の変位であるた
め、ブロック内のワード数に等しくなる。1ブロックの
ワード数を16ワードとするとMD=16となる。
【0272】SD1はブロック(n−1)のオフセット
0からブロック0のオフセット4ヘの変位であるため、
SD1=−MD*(n−1)+4となる。ここで、−M
D*(n−1)はオフセット0間のブロックの変位、+
4は同一ブロックのオフセット0からオフセット4への
変位と考えることができる。
【0273】SD2はブロック(n−1)のオフセット
12からブロックnのオフセット0ヘの変位であるた
め、SD2=MD−12となる。ここで、MDはブロッ
ク(n−1)からブロックnへの変位、−12はブロッ
クnのオフセット12からオフセット0への変位と考え
ることができる。
【0274】前述の左上から右下に向かってライン順次
にアクセスする通常アクセス時のメモリアドレスの算出
例を、図27に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0275】MAは連続的な、メモリアドレスを示す。
メモリアドレスの列アドレスに相当するビット数がメモ
リアドレスの下位ビットに割り当てられ、メモリアドレ
スの上位ビットが行アドレス割り当てられる。また、上
位アドレスのうち行アドレスのビット数を超える分は複
数のメモリデバイスの選択に使用する。
【0276】SBLOCKは副走査方向のブロック位置
を表す。
【0277】LINEはブロック内のライン位置を表
す。
【0278】MBLOCKは主走査方向のブロック位置
を表す。
【0279】B(この例では4)はブロックのライン数
を表す。
【0280】通常アクセスの場合主走査方向は左から
右、副走査方向は上から下になる。
【0281】通常アクセスの場合MA(メモリアドレ
ス)はバーストアクセスを行うために読み出すブロック
の読み出すラインの左端ワードのアドレスを示してい
る。DRAMの高速ページモードリードはこのアドレス
を起点に行アドレスを設定し、MAの表す列アドレスに
0、1、2、3を加えた列アドレスを連続にアクセスす
る。
【0282】主走査方向の最終ブロックに達すると(M
BLOCK=N)読み出しラインを1つ下にすすめ、主
走査ブロック位置を左端に戻す(MBLOCK←0)。
【0283】読み出しラインがブロック内の下端に達す
ると(LINE=B)読み出しブロックを副走査方向に
1つ進める(SBLOCK←SBLOCK+1)。
【0284】右下ブロックの最終ラインの読み出しが終
了(SBLOCK=M)すると1ぺージの全ブロックの
読み出しが終了する。
【0285】次に、画像データの回転読み出しについて
説明する。画像を回転するためには、画像1ページを一
旦画像メモリに展開し回転方向に読み出す必要がある。
【0286】図28に画像を右に90度回転する場合の
アクセス順序を示す。
【0287】図28に示すように左下のワードから右上
のワードに向かって、主走査方向は下から上へ、副走査
方向へは左から右へ向かって順次画像メモリを読み出す
ことによって画像を回転している。
【0288】スタートは左隅のブロック(m−1)*n
のオフセット12を起点アドレスとして行アドレスを設
定し、起点アドレスの列アドレスに+0、−4、−8、
−12を加えたものを列アドレスとして設定しブロック
内の4ワード連続アクセスする。
【0289】次に起点アドレスを上ブロックの左下のア
ドレスに移動し同様に連続アクセスを行う。
【0290】上端までアクセスが終了すると次のカラム
のブロック下端に起点アドレスを移動する。次のカラム
への起点アドレスの移動は、同じブロックのカラムに移
動する場合と、異なるブロックのカラムに移動する場合
によってアドレスの移動量が異なり、それぞれ、SD
1、SD2となる。
【0291】よって、上記のMDは左下ブロック(m−
1)*nのオフセット12からーつ上のブロック(m−
2)*nのオフセット12間の変位であるため、nブロ
ック分のワード数に等しくなる。1ブロックのワード数
を16ワードとするとMD=−16*nとなる。
【0292】SD1はブロック0のオフセット12から
ブロック(m−1)*nのオフセッ〜ト13への変位で
あるため、SD1=−MD*(m−1)+1となる。
【0293】ここで、−MD*(m−1)はブロック0
からブロック(m−1)*nへの変位、+1は同一ブロ
ックのオフセット12からオフセット13への変位と考
えることができる。
【0294】SD2はブロック0のオフセット15から
ブロック(m−1)*n+1のオフセット12への変位
であるため、SD2=−MD*(m−1)+13とな
る。ここで、−MD*(m−1)はブロック0から左下
のブロック(m−1)*nヘの変位、+13は左下のブ
ロック(m−1)*nのオフセット15から右隣のブロ
ック(m−1)*n+1のオフセット12への変位と考
えることができる。
【0295】このように、画像メモリを連続アクセス可
能なブロックにより構成することによって、従来不可能
だった回転時に必要な上下方向のアクセスに対しても連
続アクセスによる高速アクセスが可能となる。
【0296】前述の左下から右上に向かってアクセスす
る右90度回転アクセス時のメモリアドレス算出例を、
図29に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0297】MAは連続的なメモリアドレスを示す。メ
モリアドレスの列アドレスに相当するビット数がメモリ
アドレスの下位ビットに割り当てられ、メモリアドレス
の上位ビットが行アドレス割り当てられる。また、上位
アドレスのうち行アドレスのビット数を超える分は複数
のメモリデバイスの選択に使用する。
【0298】SBLOCKは副走査方向のブロック位置
を表す。
【0299】LINEはブロック内のライン位置を表
す。
【0300】MBLOCKは主走査方向のブロック位置
を表す。
【0301】A(この例では4)はブロックのカラム数
を表す。
【0302】右90度回転アクセスの場合主走査方向は
下から上、副走査方向は左から右になる。
【0303】右90度回転アクセスの場合MA(メモリ
アドレス)はバースアクセスを行うために読み出すブロ
ックの下端ラインの読み出すカラム(ブロック内の左右
方向の位置)のワードのアドレスを示している。DRA
Mの高速ページモードリードは読み出しはこのアドレス
を起点に行アドレスを設定し、MAの表す列アドレスに
0、−4、−8、−12を加えた列アドレスを連続にア
クセスする(つまり画像メモリはブロック内を上に向か
って連続アクセスされる)。
【0304】主走査方向の最終ブロックに達すると(M
BLOCK=M)読み出しカラムを1つ右にすすめ、主
走査ブロック位置を下端に戻す(MBLOCK←0)。
【0305】読み出しカラムがブロック内の左端に達す
ると(COL=A)読み出しブロックを副走査方向に1
つ進める(SBLOCK←SBLOCK+1)。
【0306】右上ブロックの最終カラムの読み出しが終
了(SBLOCK=N)すると1ぺージの全ブロックの
読み出しが終了する。
【0307】次に、上記した通常アクセス及び回転アク
セスの具体的なメモリアドレス生成部(上述した図10
に示すアドレス発生部612)の一構成例について説明
する。
【0308】図30にメモリアクセスの起点アドレス
(バースト転送の開始アドレス)発生部の構成を示す。
【0309】起点アドレス発生部は副走査ブロック数設
定部3801、ブロック内のライン数(カラム数)設定
部3802、主走査ブロック数設定部3803、副走査
方向ブロック数カウンタ3804、ブロック内ライン数
(カラム数)カウンタ3805、主走査方向ブロック数
カウンタ3806、セレクタ3807、3808、38
11、ページスタートアドレス設定部3809、メモリ
アドレス記憶レジスタ3813、加算器3810、およ
びオアゲート3812によって構成される。カウントは
設定数を周期に繰り返し行われる。
【0310】主走査方向ブロック数カウンタ3806は
主走査方向のブロック数をカウントし、最終ブロック
(N番目)に達すると繰り上がり信号EOMB(主走査
最終ブロック信号)を発生する。このカウント値はペー
ジ初期化信号(PINIT)によって主走査ブロック数
が設定される。カウントは次アドレス発生信号(NEX
T)によって行われる。
【0311】ブロック内ライン数カウンタ3805はブ
ロック内のライン数もしくはカラム数をカウントし、最
終ライン(AもしくはB)に達すると繰り上がり信号E
OL(最終ライン)を発生する。カウント値はページ初
期化信号(PINIT)によってブロック内ライン数が
設定される。カウントは繰り上がり信号EOMBが入力
され、かつ次アドレス発生信号(NEXT)が入力され
たときに行われる。カウントは設定数を周期に繰り返し
行われる。
【0312】副走査方向ブロック数カウンタ3801
は、副走査方向のブロック数をカウントし、最終ブロッ
ク(M番目)に達すると繰り上がり信号EOSB(副走
査最終ブロック信号)を発生しする。カウント値はペー
ジ初期化信号(PINIT)によって副走査ブロック数
が設定される。カウントは繰り上がり信号EOLが入力
され、かつ次アドレス発生信号(NEXT)が入力され
たときに行われる。カウントは設定数を周期に繰り返し
行われる。
【0313】メモリアドレス記憶レジスタ3813は、
現在のメモリアドレスを記憶する。現在のメモリアドレ
スに次アドレスへの増分を順次加えていくことによって
バーストアクセス毎の起点アドレスを算出している。ア
ドレスレジスタはページ初期化信号(PINIT)によ
ってスタートアドレスが設定される。また、繰り上がり
信号でセレクタ3807、3808を切り替えることに
よって、主走査方向にブロックを移動する毎にMD、ラ
インを移動する毎にSD1、副走査方向にブロックを移
動する毎にSD2が加算器3810により加算される。
加算器3810の加算結果は、次アドレス算出信号(N
EXT)によってセレクタ3811が切り替えられ、メ
モリアドレス記憶レジスタ3813に(オアゲート38
12を介して)ロード信号が供給されることにより、メ
モリアドレス記憶レジスタ3813に更新記憶される。
【0314】図31に、1ブロックのサイズが2×2ワ
ード、主走査2ブロック、副走査2ブロックの通常アク
セスの画像メモリの構成例を示す。
【0315】図32の(a)〜(i)に図31の画像メ
モリにアクセスしたときの起点メモリアドレスの発生タ
イミングの例を示す。
【0316】図33にDRAM制御信号発生部(上述し
た図10に示すDRAM制御部614)の構成を示す。
【0317】DRAM制御信号発生部は、起点メモリア
ドレス(MA)からDRAMをバーストアクセスするた
めのタイミング信号及び、行アドレス、列アドレスを発
生する。
【0318】DRAM制御信号発生部はタイミング制御
部3901、リフレッシュサイクルタイマー3902、
オフセットアドレステーブル3903、オフセットアド
レスカウンタ3904、セレクタ3905、3907、
および加算器3906により構成されている。
【0319】タイミング制御部3901はメモリアクセ
ス制御信号によりメモリアクセスサイクルを開始し、D
RAMに行アドレスを設定するRAS信号、列アドレス
を設定するCAS信号、オフセットアドレスカウンタ3
904のカウントアップ信号を発生する。
【0320】リフレッシュサイクルタイマー3902は
一定周期のDRAMリフレッシュサイクル開始信号を発
生し、タイミング制御部3901によってDRAMリフ
レッシュサイクルを実行するためのRAS、CAS信号
を発生する。
【0321】オフセットアドレステーブル3903はバ
ーストアクセスをする際の起点メモリアドレスの列アド
レスに加えるオフセットを設定する。オフセットアドレ
ステーブル3903の値はブロック内のワードのアクセ
ス順によって設定を行う。例えば、ブロックサイズを4
×4ワードとした場合、順方向アクセスでは、0、1、
2、3を設定し、右90度回転アクセスでは0、−4、
−8、−12を設定する。
【0322】セレクタ3905はオフセットアドレスの
順序に従ってオフセットアドレステーブルの値を選択す
る。
【0323】加算器3906はメモリアドレスの列アド
レスにオフセットアドレスを加算する。
【0324】セレクタ3907はメモリアドレス中の行
アドレスと列アドレスを選択している。選択されたアド
レスはDRAMのアドレス端子に入力され、RAS、C
AS信号によって行アドレス、列アドレスの2回にわけ
てDRAMのアドレスを設定する。
【0325】次に、この発明の第2の実施形態として、
上記の様に構成した画像メモリによる連続アクセスによ
る高速アクセスの利用例として、2次元的なブロックを
処理単位としてアクセスを行う符号化・復号化処理の高
速化及び、レーザ露光装置により複数ラインが同時に印
字可能なプリンタ15に対する複数ラインの読み出しの
高速化について説明する。
【0326】まず初めにブロック単位に処理を行う符号
化、復号化について説明する。符号化方式としてJPE
G(Joint Photographic Codi
ngExperts Group)符号化を例にして説
明する。
【0327】JPEG符号化は写真画像のように1つ1
つの画素が輝度情報を持つ階調データを対象に行われ
る。
【0328】本例では、1画素を8ビットで表している
ので、256階調(28 =256)の輝度を表現するこ
とができる。JPEG符号化、復号化の際に行われるD
CT(Discrete Cosine Transf
orm)及びその逆変換では画像全体を矩形ブロック単
位分割し、ブロック単位に処理する必要がある。
【0329】図34は1画素あたり8ビットで8画素×
8画素の処理ブロックの画像メモリの構成例を示す。ま
た、1メモリアドレス当たり32ビットのデータでが格
納されている。よって、8画素×8画素のブロックは横
2ワード×縦8ラインの16ワードで構成される。前述
したように同一ブロックの16ワードはDRAM内部で
は同じ行アドレスに配置されているため、バーストアク
セスが可能である。
【0330】図35の(a)〜(g)に本画像メモリを
用いたJPEG符号化による画像記憶、再生装置の概略
を示す。
【0331】まず、スキャナ13やTVカメラといった
ライン順次に画像を読み取る入力装置からの画像データ
を画像メモリにライン順次(図35の場合左上から右
下)に書き込んでゆく。この際に、ライン順次に書き込
みを行うメモリアドレスが、DRAMの同じ行アドレス
であれば、バーストアクセスによる高速書き込みが可能
である(図35の(a)参照)。
【0332】JPEG符号化は画像をブロック単位に処
理するため、入力された画像メモリ上の画像をブロック
単位で読み出す。このブロックは本画像メモリの特徴で
あるように、ブロックを構成するワードのメモリアドレ
スが、DRAMの同じ行アドレスとなるように構成され
ている。従って、1ブロックの画像データを、バースト
アクセスにより一括して高速にJPEG符号化装置に読
み出すことが可能である(図35の(b)参照)。
【0333】JPEG符号化装置によって画像データ量
は数十分の1に圧縮され、符号メモリに蓄積される(図
35の(c)(d)参照)。
【0334】蓄積された画像は必要によって選択され、
任意の順番、任意の回数読み出すことができ、JPEG
復号化装置によって元の画像に再生される(図35の
(d)(e)参照)。
【0335】JPEG復号化は符号化の場合と同様にブ
ロック単位で画像を再生する。このブロックは本画像メ
モリの特徴であるように、ブロックを構成するワードの
メモリアドレスが、DRAMの同じ行アドレスとなるよ
うに構成されている。従って、1ブロックの画像データ
をバーストアクセスにより一括して高速にJPEG復号
化装置から画像メモリに言き込むことが可能である(図
35の(f)参照)。
【0336】再生された画像は、ライン順次に読み出さ
れ、例えばレーザープリンタやCRTディスプレイなど
のライン順次出力系装置に出力される。この際に、ライ
ン順次に読み出しを行うメモリアドレスが、DRAMの
同じ行アドレスであれば、バーストアクセスによる高速
読み出しが可能である(図35の(g)参照)。
【0337】このように、本画像メモリを用いることに
より、従来不可能であったブロック単位のDRAMバー
ストアクセスが可能になり、画像メモリとのデータ転送
を高速に行うことが可能となる。
【0338】次に、レーザ露光装置4500により複数
ラインが同時に印字可能なプリンタ15に対する複数ラ
インの読み出しの高速化について説明する。
【0339】図36のレーザ露光装置4500は4個の
レーザ4501、45O2、4503、4504、ガル
バノミラー4504、4505、4506、4507、
レーザドライバ4508、4509、4510、451
1、ガルバノミラー駆動回路4512、4513、45
14、4515、ハーフミラー4516、4517、ポ
リゴンミラー4518、ポリゴンモータ4519、ボリ
ゴンモータドライバ4520、ビーム検知センサ452
1、ビーム検知センサ出力処理回路4522によって構
成される。それぞれのレーザドライバ4508、450
9、4510、4511はビーム検知センサ4521の
ビーム検出信号を基準にそれぞれのラインの画像データ
に基づいてレーザを発光させる。ハーフミラーは複数の
レーザビーム光を合成し、ひとつのボリゴンミラー45
18によって感光体ドラム4523上を走査できるよう
にしている。ガルバノミラー4504、4505、45
06、4507はガルバノミラー駆動回路4512、4
513、4514、4515によって制御され、それぞ
れのレーザービームが感光体ドラム4523上を走査す
る際の露光位置を所望の位置関係にするための調整を行
う。図37は複数レーザによる感光体ドラム4523上
の露光の様子を示す。感光体ドラム4523上では4本
のレーザビームにより4ライン単位で画像が形成され
る。このとき、それぞれのレーザビーム露光位置が副走
査方向に等間隔になるようにガルバノミラー4504、
4505、4506、45O7によって微調整を行う。
【0340】図38の(a)(b)に従来のライン順次
アクセスをしたメモリコピー(複数部コピーの際に、ス
キャナ13からの画像を一旦画像メモリに取り込んだ
後、以降は画像メモリを繰り返し読み出し画像を出力す
る)を行う時のメモリアクセスの様子を示す。
【0341】スキャナ13からの画像データは画像メモ
リにライン順次に書き込まれる(図38の(a)参
照)。
【0342】プリンタ15への印字は画像メモリをライ
ン順次に読み出し、4ライン分のレーザを駆動するため
の変換回路に送られる(図38の(b)参照)。
【0343】図39にライン順次に読み出されたデータ
を4ライン分のレーザを駆動するための変換回路の構成
を示す。
【0344】従来の画像メモリは異なるライン間(複数
ラインの画像を必要とするため上下方向に連続するデー
タが必要)のDRAMバーストアクセスが行えないため
に、ライン順次で読み出した後、外部の高速メモリに一
旦4ライン分の画像を形成したうえで異なるライン間の
画像データを高速アクセスする必要があった。
【0345】ライン順次に読み出されたメモリリードデ
ータは4ライン分の画像データを用意するためにライン
バッファ4601、4602にライトされる。4ライン
分の画像データが揃うと、それぞれのラインより1ワー
ドづつ読み出す。ラインバッファ4601、4602は
2組あり、片方がライン順次の画像データを4ライン分
ためている間に、もう一方は既に4ライン揃っている画
像データの読み出しを行つている。ラインバッファ46
01、4602のライト動作とリード動作は互い違いに
交互に行われ、連続的な動作を可能にしている。
【0346】読み出されたデータはデータバッファ46
03に取り込まれ、パラレル→シリアル変換部4604
によって、ワードデータを1ビットのシリアルデータし
それぞれのラインのレザードライバ駆動信号を発生す
る。
【0347】つまり、画像の読み出しをライン順次に行
うためには4ライン分の画像データを揃えるために、画
像メモリの外部に4ライン分の高速なラインバッファを
2組も用意する必要があり、装置規模やコストの増大が
避けられなかった。
【0348】図40に本発明の画像メモリを使用した場
合のメモリアクセス動作を示す。
【0349】本例では、DRAMをバーストアクセスす
るためのブロックと横(主走査方向)4ワード、縦(ラ
イン方向)4ラインの16ワードで構成している。
【0350】スキャナ13からのライン順次の画像デー
タはブロック内をバーストアクセスにより高速に書き込
みが行われる(さらに、隣り合うブロックのDRAMア
ドレスが同一の行アドレスであれば、ブロックをまたが
るバーストアクセスも可能)。
【0351】画像メモリの読み出しは、本画像メモリの
特徴を利用し、ブロック内をライン方向にバーストアク
セスし、4ワード(4ライン分)の画像データを高速に
読み出すことが可能である。
【0352】連続的に読み出された4ワード(4ライン
分)の画像データはデータバッファ4611に取り込ま
れ、パラレル→シリアル変換部4612によって、ワー
ドデータを1ビットのシリアルデータしそれぞれのライ
ンのレーザドライバ駆動信号を発生する。(図41)従
って、従来のような高速で高価なラインバッファ・メモ
リを使用することなくレーザドライバ駆動に必要な4ラ
イン分の画像データを高速に読み出すことが可能であ
る。
【0353】次に、ブロック単位に画像メモリをバース
ト読み出しを行い、所望の処理を施した後にブロック単
位にバースト書き込みを行う処理例として、ブロック単
位の回転処理について説明する。
【0354】図42の(a)(b)は1画素1ビットで
表される(例えば白黒画像)画像を記憶する画像メモリ
の構成を示す。
【0355】ブロック構成は1ワード(32ビット)×
32ラインの32ワードで構成される。画像の回転は図
42の(a)に示す元画像ブロックをバースト読み出し
を行い、読み出したデータを回転部で一旦蓄え、蓄えた
画像の画素順序を回転方向に並び替えたデータを図42
の(b)に示す処理後の画像として画像メモリにバース
卜書き込みを行う。
【0356】図43の(a)(b)は1画素8ビットで
表される(例えば階調画像や、カラー画像)画像を記憶
する画像メモリの構成を示す。ブロック構成は1ワード
(32ビット)×4ラインの4ワードで構成される。画
像の回転は図43の(a)に示す元画像ブロックをバー
スト読み出しを行い、読み出したデータを回転部で一旦
蓄え、蓄えた画像の画素順序を回転方向に並び替えたデ
ータを図43の(b)に示す処理後の画像として画像メ
モリにバースト書き込みを行う。
【0357】図44の(a)〜(d)は前記図42、図
43のブロック画像の回転を用いたページ全体の回転処
理を示す。
【0358】図44の(a)に示す、元画像をブロック
単位に回転処理し、図44の(b)に示すように、別領
域ブロック単位に書き込むことによって画像メモリから
画像メモリへの回転処理が行える。
【0359】図44の(a)に示す、元画像をブロック
単位に回転処理し、図44の(c)に示すように、元画
像の同じブロックに書き込むことによってブロック単位
に回転処理された画像が形成される。
【0360】ブロック単位に回転処理された画像は既に
画素単位で回転されているので、出力画像がライン単位
に連続となるような順序でブロック内のワード読み出し
を行いプリンタ等のライン順次の出力装置に回転画像を
出力する(図44の(d)参照)。
【0361】本発明の画像メモリを用いればブロック単
位のアクセスはバーストアクセスにより高速に読み出
し、書き込みが行えるため高速な回転処理が行える。ま
た、本例では回転処理を行ったが、フィルタリングやD
CT等の直行変換、画像の並び替えによるスクランブル
処理などブロック単位のあらゆる処理に適応することが
可能である。
【0362】上記したように、画像全体をブロックに分
割し、それぞれのブロックをバーストアクセス可能なメ
モリアドレスのデータで構成することによって、同一ブ
ロック内であれば横方向、縦方向、ブロック全体、ブロ
ックの一部といった任意のデータに対しバーストアクセ
スを可能にし、アクセス方向によらずに画像メモリに対
する高速アクセスを可能にできる。
【0363】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、画像メモリに対するバーストアクセスを可能とし、
高速アクセスが可能な画像メモリアクセス方法、画像形
成装置、画像形成記憶装置、アドレス発生方法、及びア
ドレス発生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置の概略構成を示す断面
図。
【図2】画像形成装置の制御回路を示す全体のブロック
図。
【図3】基本ユニットの構成を示すブロック図。
【図4】システム基本ユニットの構成を示すブロック
図。
【図5】システム拡張ユニットの構成を示すブロック
図。
【図6】画像処理回路の構成を示すブロック図。
【図7】システム制御回路の構成を示すブロック図。
【図8】通信メモリアクセス制御回路の構成を示すブロ
ック図。
【図9】ページメモリアクセス制御回路の構成を示すブ
ロック図。
【図10】アドレス制御回路の構成を示すブロック図。
【図11】アドレス発生部の構成を示すブロック図。
【図12】データ制御回路の構成を示すブロック図。
【図13】画像データ転送制御部の構成を示すブロック
図。
【図14】タイマの構成を示す図。
【図15】画像バス優先度制御部の詳細な構成を示すブ
ロック図。
【図16】ページメモリ優先度制御部の詳細な構成を示
すブロック図。
【図17】ターミナルカウンタの詳細な構成を示す図。
【図18】電子ソートの一例を示す図。
【図19】DARMの内部構成を示す図。
【図20】DRAMの通常モード及びファーストページ
モードのアクセスタイミングを示す図。
【図21】DRAMの通常モード及びファーストページ
モードのアクセスタイミングを示す図。
【図22】原稿画像を構成する画素を説明するための
図。
【図23】DRAMを構成するメモリセルを説明するた
めの図。
【図24】非回転アクセス時のバーストアクセスの起点
アドレスを移動を示す図。
【図25】ブロック内の列アドレスオフセットを示す図
【図26】ブロック内オフセットとメモリアドレスの関
係を示す図。
【図27】非回転アクセス時のメモリアクセス算出フロ
ーを示す図。
【図28】回転アクセス時のバーストアクセスの起点メ
モリアドレスを移動を示す図。
【図29】回転アクセス時のメモリアクセス算出フロー
を示す図。
【図30】バーストアクセスの起点アドレス算出回路の
構成図。
【図31】画像メモリの構成例を示す図。
【図32】図31の画像メモリの起点アドレス算出回路
の動作タイミングを示す図。
【図33】DRAM制御信号発生回路の構成図。
【図34】JEPG符号化時の画像メモリ構成例を示す
図。
【図35】JPEG符号化による画像記憶、再生装置の
構成例を示す図。
【図36】複数のレーザービームを用いた露光装置を示
す図。
【図37】複数のレーザービームによる感光体ドラム上
の露光の様子を示す図。
【図38】従来の画像メモリのライン順次アクセスの示
す図。
【図39】ライン順次の画像データを複数のレーザード
ライバ駆動信号に変換する回路を示す図。
【図40】本発明の画像メモリ用いたバーストアクセス
を示す図。
【図41】バーストアクセスした画像データを複数のレ
ーザードライバ駆動信号に変換する回路を示す図。
【図42】1画素1ビットの画像メモリのブロック構成
及び画像の回転を示す図。
【図43】1画素8ビットの画像メモリのブロック構成
及び画像の回転を示す図。
【図44】ブロック単位のバーストアクセスによる画像
回転方法を説明する図。
【符号の説明】
21…システム制御回路 26…アドレス制御回路 27…データ制御回路 28…ページメモリ 28a…画像領域(画像メモリ、DRAM) 612…アドレス発生部 614…DRAM制御部 1001…タイミングジェネレータ 1002…行アドレスレジスタ 1003…行アドレスデコーダ 1004…列アドレスレジスタ 1005…列アドレスデコーダ 1006…メモリアレイ 1007…行データレジスタ 1008…列データセレクタ 1009…データ入出力バッファ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数行、複数列のビットからなるメモリ
    アレイと、 このメモリアレイに対し、1行分のビットデータの一括
    読出し及び、一括書込みの可能な、1行分のビットデー
    タを保持するデータレジスタと、 このデータレジスタに、1行分のビットデータの一括読
    出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行を選
    択する行アドレス選択手段と、 上記1行分のビットデータを保持するデータレジスタの
    読出し及び、書込みを行う特定のビットを選択する列ア
    ドレス選択手段と、 からなる画像メモリにおいて、 原稿画像を複数画素からなるブロックに分割し、 同一ブロックの画素データを、上記メモリアレイの同一
    行に記憶するようにし、 同一ブロック内の画素データへのアクセスであれば、上
    記メモリアレイの行アドレスを1回指定するだけで、同
    一ブロック内の複数の画素データを上記データレジスタ
    の列アドレスのみの指定でアクセスすることを特徴とす
    る画像メモリアクセス方法。
  2. 【請求項2】 上記ブロックを構成するビットデータ数
    の正数倍が上記メモリアレイの1行分のビットデータ数
    となるように上記ブロックを構成することを特徴とする
    請求項1に記載の画像メモリアクセス方法。
  3. 【請求項3】 複数行、複数列のビットからなるメモリ
    アレイと、 このメモリアレイに対し、1行分のビットデータの一括
    読出し及び、一括書込みの可能な、1行分のビットデー
    タを保持するデータレジスタと、 このデータレジスタに、1行分のビットデータの一括読
    出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行を選
    択する行アドレス選択手段と、 上記1行分のビットデータを保持するデータレジスタの
    読出し及び、書込みを行う特定のビットを選択する列ア
    ドレス選択手段と、 からなる画像メモリにおいて、 原稿画像を複数画素からなるブロックに分割し、 同一ブロックの画素データを、上記メモリアレイの同一
    行に記憶するようにし、 同一ブロック内の画素データへのアクセスであり、既
    に、該当するブロックの含まれる行アドレスのビットデ
    ータが上記データレジスタに存在すれば、同一ブロック
    内の複数の画素データを上記データレジスタの列アドレ
    スのみの指定でアクセスすることを特徴とする画像メモ
    リアクセス方法。
  4. 【請求項4】 上記ブロックを構成するビットデータ数
    の正数倍が上記メモリアレイの1行分のビットデータ数
    となるように上記ブロックを構成することを特徴とする
    請求項3に記載の画像メモリアクセス方法。
  5. 【請求項5】 複数行、複数列のビットからなるメモリ
    アレイと、 このメモリアレイに対し、1行分のビットデータの一括
    読出し及び、一括書込みの可能な、1行分のビットデー
    タを保持するデータレジスタと、 このデータレジスタに、1行分のビットデータの一括読
    出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行を選
    択する行アドレス選択手段と、 上記1行分のビットデータを保持するデータレジスタの
    読出し及び、書込みを行う特定のビットを選択する列ア
    ドレス選択手段と、 からなる画像メモリを用いる画像形成装置において、 原稿画像の画素データを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像データを複数画素か
    らなるブロックに分割し、同一ブロックの画素データ
    を、上記メモリアレイの同一行に記憶する記憶手段と、 同一ブロック内の画素データへの読出しであれば、上記
    メモリアレイの行アドレスを1回指定するだけで、同一
    ブロック内の複数の画素データを上記データレジスタの
    列アドレスのみの指定で読出す読出手段と、 この読出手段により読出された画素データに応じて被画
    像形成媒体に画像形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記読出手段は、上記画像メモリに記憶
    された原稿画像の画素データの読出し順序を変えること
    により原稿画像を0度、もしくは90度、もしくは18
    0度、もしくは270度回転した画像を読出し、この読
    出手段により読出された画素データに応じて被画像形成
    媒体に画像形成することを特徴とする請求項5に記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数行、複数列のビットからなるメモリ
    アレイと、 このメモリアレイに対し、1行分のビットデータの一括
    読出し及び、一括書込みの可能な、1行分のビットデー
    タを保持するデータレジスタと、 上記データレジスタに、1行分のビットデータの一括読
    出し及び、一括書込みを行うメモリアレイの行を選択す
    る行アドレス選択手段と、 上記1行分のビットデータを保持するデータレジスタの
    読出し及び、書込みを行う特定のビットを選択する列ア
    ドレス選択手段と、 からなる画像メモリを用いる画像形成装置において、 原稿画像の画素データを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像データを複数画素か
    らなるブロックに分割し、同一ブロックの画素データ
    を、上記メモリアレイの同一行に記憶する記憶手段と、 同一ブロック内の画素データへの読出しであり、既に、
    該当するブロックの含まれる行アドレスのビットデータ
    が上記データレジスタに存在すれば、同一ブロック内の
    複数の画素データを上記データレジスタの列アドレスの
    みの指定で読出す読出手段と、 この読出手段により読出された画素データに応じて被画
    像形成媒体に画像形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 上記読出手段は、上記画像メモリに記憶
    された原稿画像の画素データの読出し順序を変えること
    により原稿画像を0度、もしくは90度、もしくは18
    0度、もしくは270度回転した画像を読出し、この読
    出手段により読出された画素データに応じて被画像形成
    媒体に画像形成することを特徴とする請求項7に記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 複数行、複数列のビットからなるメモリ
    アレイと、 このメモリアレイに対し、1行分のビットデータの一括
    読出し及び、一括書込みの可能な、1行分のビットデー
    タを保持するデータレジスタと、 このデータレジスタに、1行分のビットデータの一括読
    出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行を選
    択する行アドレス選択手段と、 上記1行分のビットデータを保持するデータレジスタの
    読出し及び、書込みを行う特定のビットを選択する列ア
    ドレス選択手段と、 からなる画像メモリを用いる画像形成装置において、 原稿画像の画素データを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像データを画像形成時
    に同時に画像形成される画素データが同一のブロックに
    含まれるような複数画素からなるブロックに分割し、同
    一ブロックの画素データを、上記メモリアレイの同一行
    に記憶する記憶手段と、 同一ブロック内の画素データへの読出しであれば、上記
    メモリアレイの行アドレスを1回指定するだけで、同一
    ブロック内の複数の画素データを上記データレジスタの
    列アドレスのみの指定で画像形成時に同時に画像形成さ
    れる画素データを連続して読出す読出手段と、 この読出手段により読出された画素データに応じて被画
    像形成媒体に複数画素を同時に画像形成する画像形成手
    段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 複数行、複数列のビットからなるメモ
    リアレイと、 このメモリアレイに対し、1行分のビットデータの一括
    読出し及び、一括書込みの可能な、1行分のビットデー
    タを保持するデータレジスタと、 このデータレジスタに、1行分のビットデータの一括読
    出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行を選
    択する行アドレス選択手段と、 上記1行分のビットデータを保持するデータレジスタの
    読出し及び、書込みを行う特定のビットを選択する列ア
    ドレス選択手段と、 からなる画像メモリを用いる画像形成装置において、 原稿画像の画素データを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像形成時に同時に画像
    形成される画素データが同一のブロックに含まれるよう
    な複数画素からなるブロックに分割し、同一ブロックの
    画素データを、上記メモリアレイの同一行に記憶する記
    憶手段と、 同一ブロック内の画素データへの読出しであり、既に、
    該当するブロックの含まれる行アドレスのビットデータ
    が上記データレジスタに存在すれば、同一ブロック内の
    複数の画素データを上記データレジスタの列アドレスの
    みの指定で画像形成時に同時に画像形成される画素デー
    タを連続して読出す読出手段と、 この読出手段により読出された画素データに応じて被画
    像形成媒体に複数画素を同時に画像形成する画像形成手
    段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 複数行、複数列のビットからなるメモ
    リアレイと、 このメモリアレイに対し、1行分のビットデータの一括
    読出し及び、一括書込みの可能な、1行分のビットデー
    タを保持するデータレジスタと、 このデータレジスタに、1行分のビットデータの一括読
    出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行を選
    択する行アドレス選択手段と、 上記1行分のビットデータを保持するデータレジスタの
    読出し及び、書込みを行う特定のビットを選択する列ア
    ドレス選択手段と、 からなる画像メモリを用いる画像形成記憶装置におい
    て、 原稿画像の画素データを読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像データを符号化の処
    理単位となる複数画素からなるブロックに分割し、同一
    ブロックの画素データを、上記メモリアレイの同一行に
    記憶する記憶手段と、 同一ブロック内の画素データの読出しであれば、上記メ
    モリアレイの行アドレスを1回指定するだけで、符号化
    の処理単位となるブロックの複数の画素データを上記デ
    ータレジスタの列アドレスのみの指定で一括して読出す
    読出手段と、 この読出手段により読出されたブロックの画素データを
    符号化する符号化手段と、 この上記符号化手段によって符号化された符号データを
    記憶する符号データ記憶手段と、 符号化データ記憶手段に記憶された1ページ以上の符号
    データを任意のページ順序で読出す符号データ読出手段
    と、ブロック単位に符号化された符号データを復号化す
    る復号化手段と、 復号化されたブロック単位の画素データを上記メモリア
    レイの行アドレスを1回指定するだけで、復号化の処理
    単位となるブロックの複数の画素データを上記データレ
    ジスタの列アドレスのみの指定で一括して書込む書込手
    段と、 上記書込手段によって書込まれた画素データに応じて被
    画像形成媒体に画像形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成記憶装置。
  12. 【請求項12】 ライン方向に複数ワード、カラム方向
    に複数ワードを1ブロックとし、このブロックがライン
    方向に複数ブロック分、カラム方向に複数ブロック分存
    在する画像メモリに対して、 画像メモリを2次元的にアクセスする際に、 所定のラインにおいて、1ブロックを構成するカラム方
    向のワード数分のバーストアクセスのアドレスを発生
    し、 1回のバーストアクセスごとに、1ブロックを構成する
    ワード数分加えたアドレスを発生し、 カラム方向の複数ブロック分のバーストアクセスごと
    に、カラム方向の複数ブロック数から1ブロック減算し
    た値に1ブロックを構成するワード数を乗算した値を減
    算した値に、1ブロック内のカラム方向のワード数分加
    算した値をアドレスとして発生し、 カラム方向の複数ブロック分のバーストアクセスをライ
    ン方向の複数ワード数分行うごとに、1ブロックを構成
    するワード数から1ブロックを構成するカラム方向のワ
    ード数を減算した値をアドレスとして発生することを特
    徴とするアドレス発生方法。
  13. 【請求項13】 ライン方向に複数ワード、カラム方向
    に複数ワードを1ブロックとし、ライン方向に複数ブロ
    ック、カラム方向に複数ブロック存在する画像メモリに
    対して、 画像メモリを2次元的にアクセスする際に、 所定のラインにおいて、1ブロックを構成するカラム方
    向のワード数分のバーストアクセスのアドレスを発生
    し、 1回のバーストアクセスごとに、1ブロックを構成する
    ワード数分加えたアドレスを発生し、 カラム方向の複数ブロック分のバーストアクセスごと
    に、カラム方向の複数ブロック数から1ブロック減算し
    た値に1ブロックを構成するワード数を乗算した値を減
    算した値に、1ブロック内のカラム方向のワード数分加
    算した値をアドレスとして発生し、 カラム方向の複数ブロック分のバーストアクセスをライ
    ン方向の複数ワード数分行うごとに、1ブロックを構成
    するワード数から1ブロックを構成するカラム方向のワ
    ード数を減算した値をアドレスとして発生するアドレス
    発生手段を具備したことを特徴とするアドレス発生装
    置。
  14. 【請求項14】 複数行、複数列のビットからなるメモ
    リアレイと、 このメモリアレイに対し、1行分のビットデータの一括
    読出し及び、一括書込みの可能な、1行分のビットデー
    タを保持するデータレジスタと、 このデータレジスタに、1行分のビットデータの一括読
    出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行を選
    択する行アドレス選択手段と、 上記1行分のビットデータを保持するデータレジスタの
    読出し及び、書込みを行う特定のビットを選択する列ア
    ドレス選択手段と、 からなり、 原稿画像を複数画素からなるブロックに分割し、 同一ブロックの画素データを、上記メモリアレイの同一
    行に記憶するようにし、 同一ブロック内の画素データへのアクセスであれば、上
    記メモリアレイの行アドレスを1回指定するだけで、同
    一ブロック内の複数の画素データを上記データレジスタ
    の列アドレスのみの指定でアクセスする画像メモリにお
    いて、 上記画像メモリの行アドレスを上位アドレス、列アドレ
    スを下位アドレスとして表現したアドレスを1次元メモ
    リアドレスとし、 原稿画像のブロック構成を、行方向に複数ワード、列方
    向に複数ワードを1ブロックとし、行方向に複数ブロッ
    ク、列方向に複数ブロックとし、2次元的にアクセスす
    る際に、 各ブロックの最初にアクセスするワードの1次元アドレ
    スを算出し、 この1次元アドレスの行アドレスに相当する値を上記メ
    モリアレイの行アドレスとして1回指定し、 上記1次元アドレスの列アドレスに相当する値に、各連
    続アクセスに共通する正または負のオフセットの値を加
    えた値を上記メモリアレイの列アドレスとして順次設定
    し、列アドレスのみの指定によるブロック内の連続アク
    セスを行い、 上記連続アクセスを行うためのアドレス発生手段は、 現在の連続アクセス開始アドレスを記憶するメモリアド
    レス記憶手段と、 第1のアドレス増分の指定手段と、 第2のアドレス増分の指定手段と、 第3のアドレス増分の指定手段と、 1連続アクセスを1回とし、連続アクセスの回数をカウ
    ントする第1のカウント手段と、 1連続アクセスを1回とし、連続アクセスの回数をカウ
    ントする第2のカウント手段と、 上記第1のカウント手段の第1のカウント周期の指定手
    段と、 上記第2のカウント手段の第2のカウント周期の指定手
    段と、 連続アクセス開始アドレスを起点として、連続アクセス
    を行う各々のワードのメモリアドレスへの変位を指定す
    る指定手段とからなり、 各連続アクセスのアクセス開始アドレスは、ページの最
    初にアクセスするワードの1次元アドレスを初期値と
    し、現在の連続アクセス開始アドレスを記憶する上記メ
    モリアドレス記憶手段に対し、1回の連続アクセスごと
    に、第1のアドレス増分を加え、第1のカウント周期の
    連続アクセスごとに、第2のアドレス増分を加え、第2
    のカウント周期の連続アクセスごとに、第3のアドレス
    増分を加えることにより算出され、 各連続アクセスを行うワードのメモリアドレスは、上記
    連続アクセスの開始アドレスに対し、上記連続アクセス
    を行う各々のワードのメモリアドレスへの変位を加える
    ことにより算出される、 ことを特徴とするメモリアドレス発生装置。
  15. 【請求項15】 上記第1のアドレス増分、第2のアド
    レス増分、第3のアドレス増分、第1のカウント周期、
    第2のカウント周期、および上記連続アクセスを行う各
    々のワードのメモリアドレスへの変位は、上記1ページ
    を構成する列方向のブロック数、1ページを構成する行
    方向のブロック数、1ブロックを構成する列方向のワー
    ド数、1ブロックを構成する行方向のワード数、および
    0度、90度、180度、270度の画像メモリのアク
    セス方向によって算出されることを特徴とする請求項1
    4に記載のメモリアドレス発生装置。
  16. 【請求項16】 複数行、複数列のビットからなるメモ
    リアレイと、 このメモリアレイに対し、1行分のビットデータの一括
    読出し及び、一括書込みの可能な、1行分のビットデー
    タを保持するデータレジスタと、 このデータレジスタに、1行分のビットデータの一括読
    出し及び、一括書込みを行う上記メモリアレイの行を選
    択する行アドレス選択手段と、 上記1行分のビットデータを保持するデータレジスタの
    読出し及び、書込みを行う特定のビットを選択する列ア
    ドレス選択手段と、 からなり、 原稿画像を複数画素からなるブロックに分割し、 同一ブロックの画素データを、上記メモリアレイの同一
    行に記憶するようにし、 同一ブロック内の画素データへのアクセスであれば、上
    記メモリアレイの行アドレスを1回指定するだけで、同
    一ブロック内の複数の画素データを上記データレジスタ
    の列アドレスのみの指定でアクセスする画像メモリにお
    いて、 上記画像メモリの行アドレスを上位アドレス、列アドレ
    スを下位アドレスとして表現したアドレスを1次元メモ
    リアドレスとし、 原稿画像のブロック構成を、行方向に複数ワード、列方
    向に複数ワードを1ブロックとし、行方向に複数ブロッ
    ク、列方向に複数ブロックとし、2次元的にアクセスす
    る際に、 各ブロックの最初にアクセスするワードの1次元アドレ
    スを算出し、 この1次元アドレスの行アドレスに相当する値を上記メ
    モリアレイの行アドレスとして1回指定し、 上記1次元アドレスの列アドレスに相当する値に、各連
    続アクセスに共通する正または負のオフセットの値を加
    えた値を上記メモリアレイの列アドレスとして順次設定
    し、列アドレスのみの指定によるブロック内の連続アク
    セスを行い、 上記連続アクセスを行うためのアドレス発生手段は、 現在の連続アクセス開始アドレスを記憶するメモリアド
    レス記憶手段と、 第1のアドレス増分の指定手段と、 第2のアドレス増分の指定手段と、 第3のアドレス増分の指定手段と、 1連続アクセスを1回とし、連続アクセスの回数をカウ
    ントする第1のカウント手段と、 1連続アクセスを1回とし、連続アクセスの回数をカウ
    ントする第2のカウント手段と、 上記第1のカウント手段の第1のカウント周期の指定手
    段と、 上記第2のカウント手段の第2のカウント周期の指定手
    段と、 連続アクセス開始アドレスを起点として、連続アクセス
    を行う各々のワードのメモリアドレスへの変位を指定す
    る指定手段とからなり、 各連続アクセスのアクセス開始アドレスは、ページの最
    初にアクセスするワードの1次元アドレスを初期値と
    し、現在の連続アクセス開始アドレスを記憶する上記メ
    モリアドレス記憶手段に対し、1回の連続アクセスごと
    に、第1のアドレス増分を加え、第1のカウント周期の
    連続アクセスごとに、第2のアドレス増分を加え、第2
    のカウント周期の連続アクセスごとに、第3のアドレス
    増分を加えることにより算出され、 各連続アクセスを行うワードのメモリアドレスは、上記
    連続アクセスの開始アドレスに対し、上記連続アクセス
    を行う各々のワードのメモリアドレスへの変位を加える
    ことにより算出されるメモリアドレス発生装置を用い
    て、 上記画像メモリから読出された画素データに応じて被画
    像形成媒体に画像形成することを特徴とするた画像形成
    装置。
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