JP2802062B2 - デジタルカラー複写機 - Google Patents

デジタルカラー複写機

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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/506Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、1種の原稿から1種のプリントを作成する
通常コピーモードと2種の原稿から1種のプリントを作
成する合成コピーモードとを有するデジタルカラー複写
機に関する。 (従来技術) 従来、2種(2枚)の原稿から1種(1枚)の合成プ
リントを作成する場合は、先ず第1の原稿でプリントを
行ない、これを中間トレイに入れ、次にこのプリントを
トレイから再び記録ステーシヨンに送り、第2の原稿で
プリントを行うようにしていた。 このようなものにおいては、複数枚(N)の合成コピ
ーを作成するのに、第1の原画でN回プリントサイクル
を行い、中間トレイにこれを入れ、第2の原画で、さら
にN回プリントサイクルを同一転写紙上に施す操作が必
要である。従つて、合成モードでは通常の2倍のコピー
時間を要する欠点がある。 (目的) 本発明の目的は、上記従来技術の欠点をなくし、1種
の原稿から1種のプリントを作成する通常コピーモード
と2種の原稿から1種の原稿を作成する合成コピーモー
ドとを有し、両モードともにコピー生成速度(CPM)が
高く、かつ複数(一般にBK,C,M,Yの4つ)の作像ステー
シヨンと、同一時間に発生された複数の色信号を、前記
複数の作像ステーシヨンにそれぞれ異なる遅延時間で供
給するためのメモリ手段を有する形式のデジタルカラー
複写機に於て、メモリデバイスをさらに付加することな
く、合成コピーモードにおいても高速のコピー生成速度
を得ることのできるデジタルカラー複写機を提供するこ
とにある。 (構成) 上記目的を達成するため、本発明のデジタルカラー複
写機は、原画像を色分解して読み取る原画像読み取り手
段と、読み取った画像信号を色成分毎の記録情報に処理
する画像処理手段と、記録色成分数よりも1つ少ない記
録情報を記録色毎に異る所定画素数分だけ遅らせて出力
する遅延出力モードと前記画像処理手段から出力される
記録情報を記憶する記憶モードと記憶された前記記録情
報を出力する出力モードとを選択的に動作可能なメモリ
手段と、該メモリ手段から出力される記録情報に基づい
て記録媒体に記録を行う記録手段と、合成コピーモード
の設定及びその解除の指示を入力する合成モード入力手
段と、前記デジタルカラー複写機の動作開始指示を入力
する動作開始指示入力手段と、前記合成モードが解除さ
れているとき、前記動作開始指示入力手段からの動作開
始指示入力に応じて前記原画像読み取り手段と前記メモ
リ手段の遅延出力モードと前記記録手段とを付勢し、前
記合成モードが設定されておりかつ前記動作開始指示入
力手段の第1回目の入力に応じて前記原画像読み取り手
段と前記メモリ手段の記憶モードを付勢し、前記合成モ
ードが設定されておりかつ前記動作開始指示入力手段の
第2回目の入力に応じて前記原画像読み取り手段と前記
メモリ手段の出力モードと前記記憶手段を付勢する制御
手段とを備えたことを特徴としている。 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。 第1図は本発明の一実施例を説明するデジタルカラー
複写機の構成図であつて、100はスキヤナユニツト(以
下、SCと称する)、200はイメージプロセツサ(以下、I
Pと称する)、400はメモリユニツト(以下、MUと称す
る)、600はプリンタユニツト(以下、PUと称する)、7
00はシステムコントローラ(以下、SCONと称する)、75
0はコンソールユニツト(以下、CUと称する)、900はデ
ジタイザタブレツト(以下、DGと称する)、950はソー
タユニツト(以下、STと称する)、980はADFユニツト
(以下、ADと称する)である。 また、第2図は第1図に示したデジタルカラー複写機
のシステムブロツク図であつて、(a)は図面結合図、
(b)〜(e)は各部分図である。また、第1図と同一
符号は同一部分に対応する。 なお、第1図、第2図において、Cはシアン、Mはマ
ゼンタ、Yはイエロー、Rは赤、Gは緑、Bは青、BKは
黒を示す。 また、第2図において、理論回路は正論理として扱
い、高い電圧はHigh又は1、低い電圧はLow又は0とし
て記述する。そして、ゲートの呼び方は以下のとおりで
ある。また、排他的論理和 XORとする。 先ず、上記本発明の構成のうち、その主要部であるSC
100,IP200,MU400,PR600,SCON700,CU750について、それ
らの動作の概略を説明する。 (1)システムコントローラ[−](SCON)700 本発明のデジタルカラー複写機システムの全体的制御
を行うもので、ストアドプログラム方式のコンピユータ
である。 例えば、各素子は次のように構成することができる。 CPU704……intel社8086 RAM712……日電(株)μPD43256×4個(128KBYTE) ROM(PROM)713……intel27512×10個(640KBYTE) インタラプトコントローラ710……intel8259×3個カス
ケード接続(22入力) タイマ/カウンタ711……intel8254×3個(9タイマ/
カウンタ) プリンタインタフエース703……intel8255(MODE2)
(パラレル型) スキヤナインタフエース709……同上 コンソールインタフエース708……intel8251(シリアル
通信型I/O) イメージプロセサインタフエース701……intel8255(MO
DE0)×3個 メモリユニツトインタフエース702……intel8255 デシタイザタブレツトインタフエース707……intel8251
(シリアル通信型I/O) ソータインタフエース706……同上 ADFインタフエース705……同上 他にクロツクジエネレータ、コントロール信号デコー
ダ等があるが省略してある。 (1−1)対SC100インタフエース 物理的には8bit双方向性のデータラインと、数本のコ
ントロールラインがある。 SCに対する命令をSCコマンドと称し また、データ受信時、データ送出完了時には、自動的
にインタラプトコントローラ710に信号が入力され、自
動的に割込みサービスルーチンが実行される。 (1−2)対PR600インタフエース 物理的には対SCI/Fと同じである。 PRコマンドには ・プリンタステイタス……(ウオームアツプ中、レデイ
状態、エラーの発生、エラーの種類、プリントの完了、
転写紙サイズ、消もう品(トナー、オイルなど)の不足
……など) ・LSYNC……レーザー光の走査方向(これを主走査と
し、これとほぼ直交する方向を副走査と呼ぶ)の同期信
号、一主走査の開始毎に1パルス受信する。尚この同期
信号は、IP,SC,MUにも供給され、システム全体の周期を
保つために使用される。 また、この信号パルスはPRで発生するのではなく、他の
例えばSCONやIPで発生し、他に供給する方式にしてもよ
い。 また、この信号パルスはインタラプトコントローラ710
に入力されており、リアルタイム処理される。 (1−3)対IP200インタフエース 出力のみのインタフエースである。 γ1〜γ2……原稿に対するコピーのγ特性(濃度特性)
を設定する(8群) MIRROR1……主走査方向の鏡像コピーを作成する指示 SWAP1……主走査方向で、像の入れ替えコピーを作成す
る指示 LEFT/▲▼……主走査方向の、像移動コピー
作成の方向指示 INVERSE……濃度反転コピー作成の指示 OUT/▲▼……領域処理(空白化、部分的色変換、部
分的画質処理選択)の内側か外側かの指示 A5〜A9……領域処理用、像移動用RAMのアドレス上位5bi
t及びアドレスコンパレータ用データ D0〜D11……領域処理、像移動用RAMのデータ(12bit) ▲▼……領域処理、像移動用RAMのチツプセレク
ト(イネーブル) CLR……領域処理、像移動用RAMのアドレス下位6bitのア
ドレスカウンタのクリア、及び変倍用RAMアドレスカウ
ンタのクリアパルス ▲▼……前記2種のRAMの書き込みパルス ALL……領域処理を行わない指示(全面に施すとき) CHGC05……色変換の内容指示 UCR……UCR(UNDER−COLOR−REMOVAL:下色除去)を行う
か否かの指示 MAX……補色成生、色補正が行われたC,M,Yの信号の中で
最も濃度が高いものに相当する信号を抽出し、その信号
をC,M,Y,BK信号線全てに送る(後述するIP200の次ステ
ツプの変倍に)指示 ▲▼……変倍用RAMのチツプセレクト(イネーブ
ル) ZD011……変倍用RAMのデータ(12bit) CKIND02……画質処理、8種の選択 CGATE……シアンデータを送るか否かの指示 MGATE……マゼンタを送るか否かの指示 YGATE……イエローを送るか否かの指示 BKGATE……ブラツクを送るか否かの指示 (1−4)対MU400インタフエース 出力のみのインタフエースである。 SYMMETRY2……副走査方向の対称コピーを作る時用いる MIRROR2……副走査方向の鏡像コピーを作る時用いる SWAP2……副走査方向の入れ替えコピーを作る時用いる COMPSD……MU内部の3組の24bitコンパレータの入力デ
ータ用レジスタのシリアルデータ DSHIFT……上記レジスタ(シフトレジスタ)のシフトパ
ルス MMODE1……MUを通常のFIFO(先入れ、先出し)モードで
動作させるための指示 MMODE2……MUをライトモードで動作させるための指示 MMODE3……MUをリードモードで動作させるための指示 MSTART……MUのメモリのアドレスカウンタのリセツト等
に用いる VDENA……MUのメモリのアドレスカウンタのカウントア
ツプの可否指示 (1−5)対CU750インタフエース <入力>各種キーボードのキーイン情報を取り込む、CU
750からデータを受信すると、シリアル通信型I/Oポート
708は割込み信号を710に対し発生するので、CU750の情
報の変化に速かに対処できる。 <出力>コンソールに表示するデータを出力する。 (1−6)対DG900インタフエース <入力>XY座標データを取り込む <出力>ブザ、表示ランプデータを送る。I/Oポート707
は非同期シリアル通信方式で、受信時送信時共に割込み
信号を710に対し発生する。 (2)スキヤナユニツト(SC)100 まず第1図を参照すると、原稿1はプラテン(コンタ
クトガラス)2の上に置かれ、原稿照明用蛍光灯31,32
により照明され、その反射光が移動可能な第1ミラー
41、第2ミラー42および第3ミラー43で反射され、結像
レンズ5を経て、ダイクロイツクプリズム6に入り、こ
こで3つの波長の光、レツド(R)、グリーン(G)お
よびブルー(B)に分光される。分光された光は固体撮
像素子であるCCD7r,7gおよび7bにそれぞれ入射する。す
なわち、レツド光はCCD7rに、グリーン光はCCD7gに、ま
たブルー光はCCD7bに入射する。 蛍光灯31,32と第1ミラー41が第1キヤリツジ8に搭
載され、第2ミラー42と第3ミラー43が第2キヤリツジ
9に搭載され、第2キヤリツジ9が第1キヤリツジ8の
1/2の速度で移動することによつて、原稿1からCCDまで
の光路長が一定に保たれ、原画像読み取り時には第1お
よび第2キヤリツジが右から左へ走査される。キヤリツ
ジ駆動モータ10の軸に固着されたキヤリツジ駆動プーリ
11に巻き付けられたキヤリツジ駆動ワイヤ12に第1キヤ
リツジ8が結合され、第2キヤリツジ9上の図示しない
動滑車にワイヤ12が巻き付けられている。これにより、
モータ10の正、逆転により、第1キヤリツジ8と第2キ
ヤリツジが往動(原画像読み取り走査)、復動(リター
ン又は往動方向原画読み取り走査)し、第2キヤリツジ
9が第1キヤリツジ8の1/2の速度で移動する。 第1キヤリツジ8が第1図に示すホームポジシヨンに
あるとき、第1キヤリツジ8が反射形のフオトセンサで
あるホームポジシヨンセンサ39で検出される。第1キヤ
リツジ8が露光走査で右方に駆動されてホームポジシヨ
ンから外れると、センサ39は非受光(キヤリツジ非検
出)となり、第1キヤリツジ8がリターンでホームポジ
シヨンに戻ると、センサ39は受光(キヤリツジ検出)と
なり、非受光から受光に変わつたときにキヤリツジ8が
停止される。 ここで第2図を参照すると、CCD7r,CCD7g,CCD7bの出
力はA/Dコンバータ102r,102g,102bで8bitのデイジタル
値、即ち256レベルの濃度信号として、IP200にR,G,B信
号として送られることになる。その値は、白で255、黒
で0である。 また、SC100の制御はスキヤナコントローラ101で行わ
れる。 スキヤナコントローラ101はストアドプログラム方式
のコンヒユータに、CCDドライバ、モータドライバ、各
種センサ入力ポート、対SCON700I/Fなどを含むもので構
成される。 (3)イメージプロセサ(IP)200 ・ブロツク201 γ補正処理(γ−Compensation) SCの読み取り濃度階調性と、PRのプリント濃度階調性
の特性に合わせ、原稿とコピーの階調がリニアとなるよ
うに補正する処理を行う。 γ変換処理(γ−Change) 原稿と異るγ特性のコピー、例えばハイライトを強調
したコピー、ハイコントラストコピー等を作成するため
の処理を施す。 はの特例であり、SCONからの3bitの信号でを含
め、8種のγ特性の1つが選択され、次ブロツクにR,G,
B各8bitで出力される。 ブロツク202(詳細は第3図) ミラーリングその1(MIRROR1) SCONからのMIRROR1信号がHighのとき、主走査方向の
画素データの並びを逆にして出力する。 スワツプその1(SWAP1) SCONからのSWAP1信号がHighで、かつ、第3図に示すR
AM224に適切なデータがロードされており、かつ走査中L
SYNCのカウント値に合せA6〜A11がSCONより与えられる
と、主走査方向の画像の入れ替えが行われる。 シフトその1 RAM224に適切なデータが事前にロードされており、か
つ走査中にLSYNCのカウント値に合せA6〜A11がSCONより
与えられると画像が全面で同一量又は副走査方向の位置
で異る量で移動される。移動方向はSCONからのLEFT/▲
▼信号のHigh/Lowで決定される。 SWITCH出力 RAM224に適切なデータが事前にロードされており、か
つ走査中にLSYNCのカウント値に合せA6〜A11がSCONより
与えられると、ブロツク202はSWITCH信号をHigh,Low交
互に出力する。 この出力は画像の一部を空白化する(トリミング処
理)ためブロツク207,M,Y,BKに出力されたり、部分的に
画質処理を変えるためにブロツク206や、部分的に色変
換するためにブロツク203に出力される。 インバース(反転) SCONからのINVERSE信号がHighのとき、R,G,B各8bitの
各ビツトを反転し出力する。従つてコピーはネガ像とな
る。 次にブロツク202の詳しい説明を第3図、第4図、第
5図及び第6図を参照して説明する。 第3図はイメージプロセツサIPの回路図であつて、
(a)は図面結合図、(b)(c)は各部分図であり、
画像データ入出用に各色2組のRAM(263r,g,bと266r,g,
b)を有する。これらのRAMはトグルバツフアメモリとし
て用いられ、一方の組が画像データを取り込んでいる時
(メモリへの書き込み:メモリライト)、片方の組はデ
ータをはき出している(メモリの読み出し:メモリリー
ド)、リード/ライトの切替えは1LSYNC毎にJKFF262の
反転によつて行われる。 第6図はイメージプロセツサIPの動作タイミング図で
あつて、最初のLSYNCで262のQ出力がHighとなるとする
と、ORゲート234の1方の入力がLowとなり、VCLK(画素
データに同期して第2図211により発生されるパルス
で、一主走査線の画素は4752個なので、このパルスもLS
YNCと次のLSYNCの間で4752個発生される。このパルスの
立上り部は一画素データの中間の位置にある。)が立上
るときに、RAM266r,RAM266g,RAM266の▲▼端子に立
上りパルスが加わり、画素データがライトされる。この
ときアドレスはメモリライトカウンタ(WR−CTR)252の
出力によつて決められる。 VCLKはこのカウンタ252のCLKにも入力されているの
で、次々に高いアドレス方向に画像データが書き込まれ
る。 一方RAM263r,263g,263b側は、ORゲート233の一方の入
力がHighであるので▲▼は能動とならない。かわり
にNANDゲート264の3入力のうちORゲート259の出力に接
続されるものがHighであれば▲▼入力がLowとな
り、アウトプツトイネーブル即ちメモリリードが行われ
る。尚、MM3(248)はリトリガラブルモノマルチバイブ
レータで、出力パルス巾をVCLKの周期より若干長く設定
してあるので、第6図に示す如く、VCLKの発生中は連続
的にHigh出力を行う。 また、このときバスドライバ268r,268g,268bは入力
がHighなので出力はハイインピーダンス状態となり、マ
ルチプレクサ269r,g,bはA入力側が選択され、結局XOR
ゲード2300r,g,b〜2307r,g,bを介し、次ブロツク203に
出力される。 XORゲートは、INVERSE信号入力がHighのときにデータ
を反転する、つまりネガ/ポジ反転するためのものであ
る。 メモリリードカウンタ(RD−CTR)251はプリセツタブ
ルUP/DOWNカウンタで、アドレツシングの開始、アドレ
ツシング方向を任意に設定できる。尚、250,261はマル
チプレクサで、各RAMのアドレス入力を切り変えるもの
で、A/B入力がHighのときAが出力され、LowではBとな
る。次のLSYNCでJKFF262の出力が反転すると、RAM266r,
g,bはリードモードで動作し、RAM263r,g,bはライトモー
ドとなる。以下このくり返えしを行う。 次に、RAM224とその関連構成について説明する。 RAM224は1024ワード(WORD)×12bitで構成され、32w
ordを1つのセツトとして、32組のセツトとして利用す
る1つのセツトには、RD−CTR251のプリセツトデータ
(1word)と『SWITCH』出力切替比較用データで31word
設定できる。 第4図はRAM224のアドレスデータの説明図であつて、
ここでDSFxがRD−CTR251のプリセツト用で、DSWx-131
がSWITCH用データである。 第5図はRAM224のライトサイクルタイミング図であつ
て、RAM224へのデータライトは同図のようにして行われ
る。アドレスの上位5bit(A9〜A5)はSCONよりの入力で
行われるが、下位5bitはカウンタ222が1▲▼パル
ス(SCONよりの)毎にインクリメントされ、11111Bの次
は00000Bとなるので、SCONよりの入力を必要としない。 また、全てのデータをライトする必要のないとき、例
えばDsf1,Dsw1−1,Dsw1−2をライトし、Dsw1−3〜Dsw
1−31が不要のときは、次のDsf2をライトする前にCLRを
1パルスSCONより出力し、カウンタ222をクリアする必
要がある。 尚、228,225はバスドライバ、239はマルチプレクサで
あり、▲▼=Lowのとき、228,225は出力可能とな
り、239は出力がハイインピーダンスとなり、SCONから
のA9〜A5,D11〜D0信号を正しくRAM224に与えることが
できる。 尚、RAM224への書き込みは、コピー動作の前に行つて
おく。 次に、RAM224のリードについて説明する。RAMのリー
ドはSC100から画像データが送られてくるときに行われ
る。この様子を第6図に示す。 このときCS1,▲▼はHighを保ち、CLRはLowのまま
であるものとする。 A9〜A5はメモリリード時の上位アドレスとしてSCONよ
り適切なタイミングで送られて来る。 D11〜D0は、メモリではなく、コンパレータ254の1方
の比較入力用としてSCONより送られてくる。 またRAM224内のDSWx-1〜DSWx-31は小さな値の順に低
いアドレスよりメモリされているものとする。 SC100から有効画像データが送られ始められる1つ前
のLSYNCからA9〜A5が適切に与えられるとする。 237は4段のシフトレジスタで、RAM224のA9〜A5に、S
CONが与えたA9−A5データをLSYNCの値を3個分遅延させ
て与えるために設けてある。また、遅延させないデータ
も用いる。この選択はマルチプレクサ239によつて行わ
れる。 249は13bitのカウンタで、連続パルスであるCLK0(周
期はVCLKと同じ)によつてカウントアツプされる。 このカウンタのb12,b9,b8が全てHighになるとANDゲ
ート244の出力はHighとなりRSFF242のQ出力をHighに
し、マルチプレクサ239はA入力、即ち遅延前のA9〜A5
入力をRAM224に与える。 次に、カウンタ249の出力b2がHighとなるとRSFF242は
リセツトされ、マルチプレクサ239はB側、即ち3LSYNC
分遅延したアドレスデータを再びRAM224に与える。 尚、RSFF242はLSYNCでもリセツトされる。 即ち、b12,b9,b8=High、となるのは、CLK0がLSYNC
より4864個目、b12,b9,b8=High,b2=Highとなるのは
同じく4871個目である。 この値は、有効主走行か終つた後の値となるように設
定してある。 従つて有効画像区間は3LSYNC遅延したアドレスデータ
でRAM224がアクセスされ、このリードデータはコンパレ
ータ252のA入力となる。このコンパレータのB入力RD
−CTR251の上位12bit(b12〜b1)に接続されている。コ
ンパレータ252はA,B入力が一致しているときのみOUT=H
ighを出力する。 従つて、DSWデータが同じでない限り、1VCLKパルス分
しかHigh出力を行わない。この出力パルスはカウンタ22
2のCLK入力にも接続されており、これをインクリメント
させる。 尚、このインクリメントは、LSYNCによつても行わ
れ、またクリアは前に述べたRSFF242のQ=Highによつ
て行われている。 従つて、意味あるコンパレータのA入力は、RAM224の
下位アドレス(A4〜A0)が0ではなく、1のリードデー
タより開始され、コンパレータ252が一致出力をする毎
に、RAMアドレスをインクリメントし、新しいRAMデータ
を、WR−CTR250の出力とを比較することになる。 コンパレータ252のOUT端子はJKFF253のCLK入力にも接
続されており、一致出力が出る毎にこれをトグルさせ
る。 このJKFF253の出力はXORゲート260を介し、SWITCH出
力として第2図のORゲート212に入力される。 XORゲート260は単にJKFF253の出力を反転させるため
のものである。 次に、RSFF242がHighを出力するとき、即ち、SCONか
らのA9〜A5の遅延前のデータでRAM224をアクセスすると
きは、ANDゲート223の出力がHighでカウンタ222がクリ
アされているので下位5bit(A4〜A0)は0であり、第4
図の各セツトの先頭、即ちDSWxの値をリードすることに
なる。 この出力中、RD−CTR251のLOAD入力がHighとなり、メ
モリのリードデータはRD−CTR251の上位12bit(i12
i1)にプリセツトされることになる。 第6図においてカウンタ222の出力とあるのはコンパ
レータ252が4回一致信号を出力したケースを示す。 また、カウンタ251の出力でDsf16とあるのは、RAM2
24内の第1セツトから第6セツトの先頭アドレスが、カ
ウンタ251にプリセツトされたことを示す。 イメージプロセツサIPが画像処理中、D11〜D0はRAM22
4には作用しないが、コンパレータ254にはA入力として
有効で、一方のB入力はRD−CTRの出力に接続されてい
る。コンパレータ254は、A,B一致したときのみHighを出
力する。このときRSFF256をセツトし(QをHighにす
る)、RD−CTR251をクリアする。 またRSFF256のQ出力はXORゲート257,ORゲート259を
経由してNANDゲート264,265の入力となる。従つて、SWA
P1=Highのとき及び、RSFF256のQとLEFT/▲
▼入力の1方のみHighのときに、リード対象のRAM(268
r,g,bか266r,g,bのどちらか一方)の出力をイネーブル
にする、即ち次ブロツク203に画像データを出力する。
イネーブルでない(▲▼入力=High)とき、このRA
Mの出力はハイインピーダンス、従つてプルアツプされ
ているので全てHigh(=255)で、白データと等しくな
る。 第6図はこれらの動作を各種のケースについて示した
ものである。 尚、RAM224のリード時、遅延前のA9〜A5と3LSYNC遅後
のA9〜A5を用いるのは、RD−CTRにより処理される画像
データが、空白化処理が行われるブロツク207C,M,Y,BK
で処理されるまで3LSYNCだけ遅れがあり、しかも前記SW
ITCH出力がここで利用されるためである。即ち、副走査
方向の画像処理の同期をとるためである。 ・ブロツク203 色変換(Color Change) SCON700からのCCHG05の6bitの信号で、R,G,Bの任意
の色信号を特定のレベルに変換する。即ち原画と異る色
のプリントを作成処理を行う。 ・ブロツク204 色補正処理 カラーコピーの色再現は、原稿をスキヤナで読み画素
をR(赤)、G(緑)、B(青)で色分解し、それらの
色信号の補色、即ちR,G,Bの波長を独立に吸収するC
(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の信号に
補色変換し、3色で、または後述の下色除去に必要なBK
(黒)を加えた4色のトナーやインクでプリントするこ
とで達成される。 もし各色のドツトを同位置に重ねてプリントすれば各
ドツトは減法混色で表せるが、カラーモアレを除去する
ために各色異なるスクリーン角でプリントするのも可能
で後記項のデイザパターンの工夫でできる。このとき
は1画素中にC,M,Y,2次色のR,G,B,3色重ねたK及び紙の
W(White)の8色がランダムに現れ、この場合の色再
現は混色状態を各色の網点面積から再現色を予測するNe
ugebauerの式で表せることはよく知られている。 ところでC,M,Yの色材は理想の分光反射特性を持つて
おらず副吸収と呼ばれる不要な色を吸収する成分を有し
ており、このときは各色材の重なり方で異なる色が再現
されることになる。 従つてこの副吸収を持つたトナー、インクを単にR,G,
Bの補色としてそのまま使用すると色が濁り、望み通り
の色が再現されない。そこで色再現問題においてはこの
副吸収の影響を取り除いて、原画に忠実な色再現を行な
う、いわゆる色補正処理が必要となるのである。 色補正処理で最も簡単なのは3×3マトリクスによる
線形マスキングであり、Dr,Dg,DbをR,G,Bの濃度とする
で表せ、係数マトリクスの成分は、色材の分光特性から
求めることができる。 この方法で十分な補正が得られないときはDr2,DrDg等
の2次項についても考慮した非線形マスキングを施せば
より精度の高い色再現が得られる。本実施例では非線形
マスキングを採用している。 ブロツク204内の色補正は高速画信号処理を行うため
に予め、前記補正演算結果をROM内に8bitデータ(各
色)としてストアしておき、入力データをROMのアドレ
スライン(24bit)に接続し、結果を得る(メモリをリ
ードする)方式としてある。 UCR(下色除去) BP(墨加刷) C,M,Yの3色で黒を再現すると、主として表面反射の
影響で高濃度部での濃度不足が起きる。この問題を防ぐ
ためや、インクやトナーの消費量を減らしたり、定着エ
ネルギを減らすために行なう処理で、ある色からグレー
成分即ち等量のC,M,Y成分を取り除くのを下色除去又はU
CR(Under Color Removal)、取り除いたグレーと等量
の黒トナー又はインクでプリントすることを墨加刷又は
BP(Black Print)と呼んでいる。 UCRの比率は任意に選ぶことができ、100%であればト
ナーの消費が最も少ない等の利点がある。 SCON700からのUCR信号がHighのとき100%UCR処理が行
われ、C,M,Y,BK各6bitで出力される。 UCR信号がLowのときはUCR処理は全く行われず、従つ
てBKの出は0となる。 max(最大濃度抽出、出力) SCON700からのMAX信号がHighのとき、ブロツク203か
らの入力R,G,B信号の最小値、即ち原画では最高濃度に
相当する信号を抽出し、その値の補数の上位6bitを全く
等しく、C,M,Y,BK各6bitデータとして、次ブロツク205
に出力する。また、このときは前記〜の処理は停止
状態になる。 MAX信号=Lowのときは、の機能は停止し、前記〜
の処理が機能する。 ・ブロツク205 変倍処理 変倍処理を行う前(即ち、SC走査の前)にブロツク20
5内変倍データ用RAMに変倍データをストアしておく必要
がある。このデータは変倍率(25%〜400%,1%ステツ
プ)に応じ、SCON700で計算され、そのデータを、▲
▼=Lowにしたまま『ZD011の値を出力し、▲
▼パルスを1つ発生』のサイクルをくり返えし行うこと
で達成される。このようにしてストアされるデータ量は
1WORD(=12bit)×400個であり、画像データC,M,Y各6b
itは自動的に変信処理され次ブロツク206に出力され
る。 ・ブロツク206 SCON700からの(CKIND02)の3bitデータで8種の
フイルタリングデイザ処理が選択される。フイルタ処理 その1:網点原稿によるモアレ除去処理 網点の空間周波数f0の原稿を周期的なピツチf1でサン
プリングし、周波数f2のデイザフイルタを通し、ドツト
周波数f3のプリンタで出力するとき、f0−f1,f0−f2
のビート、即ちモアレを生じることになる。 このための平滑化フイルタ処理を行う。 尚、実施例のフイルタは としてある。 その2:画像の鮮鋭化(MTF補正)処理 原画数fからその2次微分であるラプラシアン▽2
の定数倍を減じることにより、ぼけたエツジの両肩にオ
ーバシユートを生じ、鮮鋭さ即ちMTFが改善されること
はよく知られている。 ラプラシアンフイルタには代表的に 等があり、この場合にはX,Y方向のみ微分演算を施して
いるが、ボケは回転対象に生じるので45°方向や、さら
にマトリクスサイズを大きくし多方向に演算を施せばよ
り理想的な結果が得られるので本実施例では5×5のマ
トリクスサイズを用いている。 デイザ処理 カラーコピーに要求される濃度階調は、64階調とされ
ている。しかるに現在の記録技術、即ち電子写真、熱転
写、インクジエツト等では、1ドツトでこの階調を表現
するのは殆ど不可能であり、せいぜい数レベルの階調を
ドツトサイズ又はドツト濃度の変調で表現できるに過ぎ
ない。 そこで一般的には、濃度パターン法やデイザ法などの
面積階調法を探ることが多い。濃度パターン法は1入力
データに対し複数の出力ドツトを対応させ、デイザ法は
1入力データに対し1出力ドツトを対応させたもので、
階調数はどちらも同じであるデイザ法の方が当然高い解
像度が得られる。本実施例ではデイザ法を採用してお
り、かつ、前記1ドツト内の8レベル変調と併用してい
る。この方法は一般に多値デイザ法と呼ばれている。 デイザ法において階調再現性及び解像度に重要な役割
を果たすのは閾値マトリクスの構成であり、代表的には
次の2種類に大別できる。 a.ドツト集中型(代表例Fattening型) b.ドツト分散型(代表例Bayer型) また、閾値マトリクス内の閾値を全て同じに設定し、
実質的に2値化することも可能である。 本実施例では、SCON700からのCKIND02信号に応じこ
れら各種の閾値マトリクスの1つが選択され、入力信号
C,M,Y,BK各6bit入力を、C,M,Y,BK各3bitに処理加工し、
次ブロツクに出力する。 ・ブロツク207c,207M,207Y,207BK SCON700からのCGATE,MGATE,YGATE,BKGATEの各信号及
び、ブロツク202のAREA信号、及びSCONからのALL信号の
組合せで、ユニツト400(MU)に画像データを渡すか、
否(白データを渡すことに相当する)かのゲートの機能
を果す。 この詳細回路を第7図に示す。 また、ブロツク206からの各色3bitの値は、7:1画素が
最低(空白)、 6〜1:1画素が中間濃度、 0:1画素が最高濃度、 としてある。 (4)メモリユニツト(MU)400 第8図はMU400のブロツク図であつて、(a)は図面
結合図、(b)〜(e)は各部分図であり、本メモリユ
ニツトは次の3つのモードの機能を有する。 メモリモード1: C,M,Yの画像データを各所定時間遅らせて出力する遅
延回路として動作し、FIFO(First−In,First−Out)メ
モリとも言える。 遅延量は、PR600のBK用感光体44BK(第1図)からの
C,M,Y用感光体44C,44M,44Yまでの長さに相当する画素分
だけ遅らせる。具体的には、感光体44Cまでは110mm、44
Mまでは220mm44Yまでは330mmであり、画素密度は16ドツ
ト/mmで、主走査方向の有効画像巾は297mmとしてあるの
で、 Cデータ:16×110×16×297=8,363,520画素 Mデータ:16×220×16×297=16,727,040画素 Yデータ:16×330×16×297=25,090,560画素 だけ、IP200からの各データを遅延させて、PR600に出力
する。 このモードはSCONからのMMODE1信号がHighのときに動
作する。 メモリモード2: IP200からのC,M,Yデータをメモリに書き込む。このと
き、PR600にはデータを出力しない←(なお出力しても
構わない)。このモードはSCONからのMMODE2信号がHigh
のときに動作する。 メモリモード3: メモリモード2でストアされているデータをPR600に
出力する。Cデータに対し、M,Yデータはそれぞれ、 M:8、363、520画素 Y:16、727,040画素 遅延し出力する。 このモードはSCON700からのMMODE3信号がHighのとき
に動作する。 第8図の401014はメモリブロツクで第9図に示す
1、048、576word×1bitのRAMを12個組合わせ、1、04
8、576word×12bitのRAMとして動作させる。第9図の1M
DRAMの動作タイミング図は図10,11,12,13に示し、図中
の記号の意味と時間は以下の通りである。 MU400のメモリブロツクは、MUの3つのモードと次の
1つに対応している。 メモリモード1→メモリリードライトサイクル メモリモード2→メモリライトサイクル メモリモード3→メモリリードサイクル これ以外→メモリリフレツシユサイクル 尚、メモリモード1〜3に於いても▲▼入力が
Highの状態のメモリブロツクは、自動的にメモリリフレ
ツシユサイクルを行う。なお、このリフレツシユのため
の回路は説明の複雑さを避けるため省略した。また、タ
イミング図(第27図)においても省略した。 これらのメモリ制御信号はタイミング信号発生器406
(第8図)の出力や他の信号の組合せで発生される。こ
の様子を第14図に示す。この図はメモリのタイミングを
説明するもので、コピー作成時にこのような短い間隔で
モードが切り替ることはない。 CLK0は画素1つの入力速度に等しい周波数の連続パル
スでIP200内の制御信号発生器211で発生されたものがMU
400に供給される。周波数は7MHzである。 タイミング発生器406の出力▲▼,▲▼,
ROW/▲▼,WR1,LOADはCLK0の1/4の周波数の
連続波で、High,LOWのデユーテイと位相は第14図の如
く、それぞれ異る。アドレスクロツクACLKもCLK0の1/4
周期のパルスであるが、主走査の有効画素分の1/4個(1
6×297mm=4752画素/4)のパルスを連続して発生し、次
のLSYNCが入力されるまでLowの状態を保ち、また1188個
のパルスを発生すると云うくり返しを行う。この様子を
第15図に示す。第14図では、このACLKが連続的に発生し
ている状態を示す。 また、デコーダ1〜3(41713)のOE(アウトプツ
トイネーブル)は実際の回路では、複雑であるが、ここ
では説明を簡単にするためMMODE1,MMODE2,MMODE3のいず
れか1つが、Highであるとき、OE入力がHighになるもの
と仮にしておく。 〈リフレツシユ〉 MMODE1〜3がいずれもLowであるときデコーダ1〜3
(41713)の出力▲▼〜▲▼は全てHigh
となる。従つて、ORゲート408014の出力はHighとな
り、メモリブロツク401014▲▼入力は全てHigh
となり、▲▼のみ入力されるので第13図に示した
リフレツシユサイクルに入る。 〈リードライト〉 MMODE1入力がHighのときは、デコーダ1(4171)は▲
▼〜▲▼のいずれかがLow出力となる。デ
コーダ2(4172)は▲▼〜▲▼のいずれか
1つがLow出力となる。デコーダ3(4173)は▲
▼〜▲▼のいずれか1つがLowとなり、▲
▼,▲▼はLowになることはないものとする(こ
の理由は後述する)。すると、デコーダ3(4173)の1
つのLow出力▲▼に対応するORゲート4081214のい
ずれか1つはタイミング信号発生器406の▲▼出
力がLowを出力したときにLowを出力し、メモリブロツク
(MB)1214(4011214)のいずれか1つは▲▼
入力が第14図に示すようにLowのパルスを入力すること
になる。残りの2ブロツクの▲▼入力はHighのま
まであるから、リフレツシユサイクルのままである。同
様にして、デコーダ2のLow出力▲▼はMB7〜MB
11(401711)のいずれか1つをアクテイブにし、残り
の4ブロツクはアクテイブにならない。 デコーダ1(4171)のLow出力CSはORゲート40804,4
12,413のいずれか1つの片端子をLow入力とし、ORゲー
ト40804にLow入力されたときはMB0〜MB4のいずれか
が、ORゲート412又は413に入力されたときはインバータ
439の入力High、出力Low、従つてANDゲート410又は411
出力をLowとし、結局ORゲート4085又は4086の片端子にL
owが入力されるのでMB5又はMB6がアクテイブ、即ち、MB
0〜MB6の中で1つのみ▲▼=Lowとなり、アクテ
イブになり、残り6ブロツクは非アクテイブのままであ
る。 また、マルチプレクサ2(MPX2:409)はSEL入力=Hig
hでX0〜X11がZ0〜Z11に出力され、SEL入力=LowでY0〜Y
11側が出力される。MMODE1=Highでは、X側が選択さ
れ、MB5,MB6はアドレスカウンタ1(4211)の出力の値
にアドレシングされることになる。 一方、ANDゲート408の出力は、406のWR1出力と同じに
なり、NORゲート407の出力はこれを反転したものとな
り、第10図の「メモリ▲▼」のパルスが、メ
モリブロツクMB014の▲▼端子に加わる。 また、タイミング信号発生器406のROW/▲
▼出力は、MPX3(418),MPX4(419)MPX5(420)の各
SEL入力となり、SEL=HighのときはX09側が出力さ
れ、SEL=LowのときY09側が出力されることになる。
従つて、アドレスカウンタ1から3(42113)の下位1
0bitは各メモリブロツクのROWアドレスとして入力され
上位10bitはCOLUMNアドレスとして入力される。 以上のケースの▲▼,▲▼,▲
▼,A0〜A9の動作タイミングは第10図に記した「リー
ドライトサイクル」と一致しており、それまでRAM内に
存在したデータをDO011に出力しDi011の新しいデー
タとライト(記憶)することになる。 〈ライト〉 MMODE2がHighのとき、デコーダ1〜3(41713)の
▲▼出力は▲▼〜▲▼のいずれか1つ
のみLowとなり、4171のCS5,CS6はLowとなることはない
ものとする(この事情は後述)。 デコーダ1(4171)の出力はMB0〜MB4の1つをアクテイ
ブにし、 デコーダ2(4172)の出力はMB7〜MB11の1つをアクテ
イブにし、 デコーダ3(4173)の出力はMB5,MB6,MB12〜MB14の1
つをアクテイブにする。 また、NORゲート407の入力の1つは常にHigh、即ち出
力は常にLowとなるから、MB0〜MB14の▲▼入
力は常にLowとなる。 尚、MB5,MB6のアドレス入力A09はPMX2(409)のSEL
入力がLowであるのでアドレスカウンタ3(4213)の出
力の値が入力される。 以上のケースの▲▼,▲▼,▲
▼,A0〜A9の動作タイミングは第11図の「ライトサイ
クル」と一致しており、出力DO0〜DO11はハイインピー
ダンスのままで、入力端子Di0〜Di9に加わるデータをラ
イトすることになる。 〈リード〉 MMODE3入力がHigh(MMODE1,2はLow)のとき、NORゲー
ト407の2入力は共にLowとなり、出力はHighとなる。よ
つて、MB0〜MB14の▲▼入力はHighとなる。
他は〈リード〉のケースと同じである。 このケースは、▲▼,▲▼,▲
▼,A0〜A9のタイミングが第12図の「リードサイク
ル」と一致しており、新しいデータは入力(ライト)せ
ず、それまで記憶されていたデータを出力端子DO0〜DO
11に出力することになる。 尚、MB5,MB6のA0〜A9の入力が、MMODE1(リードライ
トモード)ではアドレスカウンタ1(4211)の出力値で
与えられ、MMODE2(ライトモード)及びMMODE3(リード
モード)ではアドレスカウンタ3(4213)の出力値で与
えられたのと同様に、MB5,MB6の入力データDi011
出力データDo011も、モートで切り替えられる。入力
データの切替はMPX1(403)、出力はデマルチプレクサD
MPX(404)で切替えられる。 MPX1(403)はSEL=Highのときに、X側の入力を出力
する。SEL=LowのときはY側の入力を出力する。DMPX
(404)はSEL=Highのとき、A側に出力し、B側はハイ
インピーダンスとなる。SEL=LowのときはB側に出力
し、A側はハイインピーダンスとなる。 また、402Y,M,Cはシリアル/パラレル変換器で、3bit
×4データを12bitのデータに変換する。 また405Y,M,Cはパラレル/シリアル変換器で、12bit
データを3bit×4データに変換する。即ち402Y,M,Cの全
く逆の操作を行う、これらの変換器は単にメモリやメモ
リ制御回路の動作周波数を下げるためにのみ必要とされ
る。 MPX1(403),DMPX(404)の各SEL入力はMMODE1ライン
に直結してあるので、結局、 MMODE1=Highのときは、 MB5,6の入力データはY(黄)データであり、MB5,6
出力もYデータとして出力され、 MMODE2=Highのときは、 MB5,6の入力データはC(シアン)データであるCDi0
3のデータがライトされ、 MMODE3=Highのときは、 MB5,6にストアされてデータがCデータとしてCD002
に出力されることになる。 〈メモリモード1のときのメモリアドレシング〉 このときは、 SYMETRY2=Low MIRROR2=Low SWAP2=Low MMODE1=High MMODE2=Low MMODE3=Low VDENA=High を動作中保つ。 そして、 に設定されている。 MSTARTパルスが1個入り、全てのカウンタ13(4211
3)に入ると、全てクリアされ、CLK端子に、タイミン
グ信号発生器406からACLKが、いくつかのゲート(438,4
41,……)を通過後、ACLKが加わるたびに、1個づつイ
ンクリメントされ、この出力は、下位20bitはマルチプ
レクサ418,419,420を経由して、それぞれのメモリブロ
ツクのROW,COLUMNアドレスに加わる。 一方、カウンタ1〜3の上位4bitの出力はデコーダ41
713に入力され、デコード信号も▲▼〜▲
▼に出力する。▲▼の出力が切り替るのは220=1
0、48、576単位となる。一方、カウンタ13の出力はコ
ンパレータ41513のA入力側に接続されており、デー
タ設定SW13とそれぞれ一致すると、出力0はHighを出
力する。この出力はANDゲート42613、ORゲート4281
3ANDゲート42313,ORゲート43113、モノマルチバイ
ブレータMM13(43013)を経由して各カウンタ13
のCLR端子を、ごく短い時間Highにし、これをクリアす
る。この後は、上記ことをくり返えす。尚このとき、AN
Dゲート42313の左側の入力は常にLowであるので、AND
ゲート42713の出力は常にLowであり、コンパレータ42
513の出力は全くカウンタCLRに寄与しない。これを第
16図に示す。 ここでt0=t1=t2=t4≠t5である。即ちメモリブロツ
ク6には使わない部品があると云うことになる。 また、メモリブロツク7はアクセスされることがない
ので、無くてもよいが、以下の問題、すなわち、「途中
でカウンタにカウント誤りが発生した場合等、それ以降
全ての画素データの位置関係が狂つてしまう、即ち、画
像の画素が狂つてしまいコピーが正しく作れない」とい
う問題が発生する。このため、たとえ途中でカウント値
が狂つても、その主走査線の誤りにとどめ、次以降の主
走査線に誤りを継続させないようにした方がより望まし
い。そのため、カウンタを例えば第17図に示す構成にす
る。即ち、カウンタを下位11bitと上位13bitに、分割
し、下位10bitがLSYNC毎にクリアされるようにすればよ
い。尚、このとき、一走査線の画素数は9752個、ACLKは
1188なので、メモリは一走査線毎にかなりの非使用部品
が発生する欠点も生じる。 そこで、誤差発生時の画像データの狂いが及ぼす範囲
が狭く、メモリの有効使用率も高いメモリアドレスコン
トロール回路が望ましいが、本発明とは直接関係ないの
で詳細は省く、ただこのとき、メモリブロツクは1個多
く必要となり、MB6も使用されることになる。 以上のことから、リードとライトが同時に行われ、か
つ、アドレシングが、SW13(41613)の設定した周
期で発生するのでリードされるデータは常に前記設定数
のみライトしたときから遅れることが判る。 〈メモリモード2のときのアドレシング〉 アドレスカウンタとして、カウンタ13(42113
を用いるのはメモリモード1の場合と同じに、メモリモ
ード2時は、MMODE2とVDENAをHighに保ち、他はLowとす
るものとする。このときインバータ450の出力はLowとな
り、ANDゲート43213に入力されるので、42613はHig
hを出力することはなくなる。即ち、コンパレータ4151
3が一致出力してもカウンタはクリアされることはな
いので、各デコーダは、CS0よりCS4まで順次アドレシン
グすることになる。尚C55以降も順次出力されるが、対
象のRAMがなくなるので、アクセスされることはない。
以上のタイミングを第18図に示す。 〈メモリモード3のときのアドレシング〉 アドレスカウンタとしてカウンタ13(42113)を
用いるのはモード1,2の場合と同じ、VDENAとMMODE3をHi
gh、それ以外はLowに保つものとする。第19図はメモリ
モード3(MMODE3)のときのアドレシングタイミング図
であつて、STARTパルスが1つ入ると各カウンタ1〜3
はクリアされACLKの入力とともに増加する。この段階で
はRSFF1はSTARTパルスによりリセツトされたままである
から、Q出はLow、よつてANDゲート43413の出力はLow
である。 また、ORゲート43313のもう一方の入力もLowである
のでデコーダ13のOE(アウトプツトイネーブル)はLo
wのままである。従つてデコーダ13(41713)のCS出
力は全てHigh、即ち、メモリはアクテイブにならず、リ
フレツシユサイクルのままである。各メモリがカウント
アツプを続けカウンタ1では24bitコンパレータ1のア
ドレス入力入力値がデータ設定SW1(4161)(設定値は
6、272、640)と一致すると同コンパレータはQ端子に
Highを出力し、デレーライン4221を経由し、RSFF1をセ
ツト、ANDゲート4261の出力をHigh,ORゲート4281,ANDゲ
ート4321,ORゲート4311モノマルチプバイブレータMM
1(4301)を経由してカウンタ1のCLR入力を一瞬Highに
するのでクリアする。 RSFF1のQ出力はANDゲート4341にも接続されており、
RSFF1がセツトされた(Q=High)ときから4341出力はH
ighとなり、4331の出力もHigh、従つてこのときからデ
コーダ4171の出力はイネーブルとなり、▲▼のどれ
かが出力されることになり、メモリのアクセスが開始さ
れる。 RSFF1のセツト後は、コンパレータ4251の出力がANDゲ
ート4271の1入力、RSFF1のQ出力がもう一方の入力と
なつているので、以降のカウンタ1のクリアはコンパレ
ータ4251のA側設定値(S/Pコンバータ440のパラレル出
力値)とカウンタ1の出力値が一致したときに、何回で
も行われることになる。 以上の動作を第19図に示した。 尚、シリアル/パラレル変換器440は、SCON700より、
CMPSD,DSMIFTデータを第20図に示すタイミングのように
データD1からD29までDSHIFTパルスに同期して送ること
で、24bitの出力値が設定されることになる。 また、メモリの出力端子DO011は全て、Highにプル
アツプされている。従つてリードイネーブル時以外はメ
モリ出力はハイインピヒーダンスであるから、最終的に
PR400に出力される値は111B(空白に相当する)であ
る。 なお、以上の説明では、上記メモリとして記録色成分
よりも1つ少い数に相当する数のメモリを設けたものと
しているが、このメモリをすべての記録色成分の数に等
しい数だけ設けてもよく。その場合は各色成分の読出し
位置を合致させる(レジストをとる)ために有効な構成
となる。 (5)プリンタユニツト600 次に、プリンタユニツト(PR)について、説明する。 第2図を参照すると、CCD7r,7g,7bの出力は、アナロ
グ/デイジタル変換され、必要な処理を施こされて、記
録色情報であるブラツク(BK)、イエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)およびシアン(C)各3bitそれぞれの記録付
勢用の8値化信号に変換される。 8値化信号のそれぞれは、C,M,Yはメモリユニツト400
を経由し、BKはIP200より直接プリンタユニツトPR600の
レーザドライバ112bk,112y,112mおよび112cに入力さ
れ、各レーザドライバ半導体レーザ113bk,113y,113mお
よび113cを付勢することにより、記録色信号(2値化信
号)で変調されたレーザ光を出射する。 再度第1図を参照する。出射されたレーザ光は、それ
ぞれ、回転多面鏡13bk,13y,13mおよび13cで反射され、
f−θレンズ14bk,14y,14mおよび14cを経て、第4ミラ
ー15bk,15y,15mおよび15cと第5ミラー16bk,16y,16mお
よび16cで反射され、多面鏡面倒れ補正シリンドリカル
レンズ17bk,17y,17mおよび17cを経て、感光体ドラム18b
k,18y,18mおよび18cに結像照射する。 回転多面鏡13bk,13y,13mおよび13cは、多面鏡駆動モ
ータ41bk,41y,41mおよび41cの回転軸に固着されてお
り、各モータは一定速度で回転し多面鏡を一定速度で回
転駆動する。多面鏡の回転により、前述のレーザ光は、
感光体ドラムの回転により、前述のレーザ光は、感光体
ドラムの回転方向(時計方向)と垂直な方向、すなわち
ドラム軸に沿う方向に走査される(これを主走査方向と
する)。 第21図はシアン色記録装置のレーザ走査系の詳細図で
あつて、43cが半導体レーザである。感光体ドラム18cの
軸に沿う方向のレーザ走査(2点鎖線)の一端部におい
てレーザ光を受光する関係に光電変換素子でなるセンサ
44cが配設されており、このセンサ44cがレーザ光を検出
し検出から非検出に変化した時点をもつて1ライン走査
の始点を検出している。すなわちセンサ44cのレーザ光
検出信号(パルス)がレーザ走査のライン同期パルスと
して処理される。マゼンタ記録装置、イエロー記録装置
およびブラツク記録装置の構成も第21図に示すシアン記
録装置の構成と全く同じである。 再び第1図を参照すると、感光体ドラムの表面は、図
示しない負電荷の高圧発生装置に接続されたチヤージス
コロトロン19bk,19y,19mおよび19cにより一様に帯電さ
せられる。記録信号によつて変調されたレーザ光が一様
に帯電された感光体表面に照射されると、光導電現象で
感光体表面の電荷がドラム本体の機器アースに流れて削
減する。ここで、原稿濃度の濃い部分はレーザを点灯さ
せないようにし、原稿濃度の淡い部分はレーザを点灯さ
せる。これにより感光体ドラム18bk,18y,18mおよび18c
の表面の、原稿濃度の濃い部分に対応する部分は−800V
の電位に、原稿濃度に淡い部分に対応する部分は−100V
程度になり、原稿の濃淡に対応して、静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像をそれぞれ、ブラツク現象ユニツト
20bk、イエロー現象ユニツト20y,マゼンタ現像ユニツト
20mおよびシアン現像ユニツト20cによつて現像し、感光
体ドラム18bk,18y,18mおよび18cの表面にそれぞれブラ
ツク、イエロー、マゼンダおよびシアントナー画像を形
成する。 尚、現像ユニツト内のトナーは攪拌により正に帯電さ
れ、現像ユニツトは、図示しない現像バイアス発生器に
より−200V程度にバイアスされ、感光体の表面電位が現
像バイアス以上の場所に付着し、原稿に対応してトナー
像が形成される。 一方、転写紙カセツト22に収納された記録紙267が送
り出しローラ23の給紙動作により繰り出されて、レジス
トローラ24で所定のタイミングで転写ベルト25に送られ
る。転写ベルト25に載せられた記録紙は、転写ベルト25
の移動により、感光体ドラム18bk,18y,18mおよび18cの
下部を順次に通過し、各感光体ドラム18bk,18y,18mおよ
び18cを通過する間、転写ベルトの下部で転写用コロト
ロンの作用により、ブラツク、イエロー、マゼンタおよ
びシアンの各トナー像が記録紙上に順次転写される。転
写された記録紙は次に熱定着ユニツト36に送られそこで
トナーが記録紙に固着され、記録紙はトレイ37に排出さ
れる。 一方、転写後の感光体面の残留トナーは、クリーナユ
ニツト21bk,21y,21mおよび21cで除去される。 尚、各色の記録装置は110mmづつ離れて配置されてい
る。また、記録密度は16ドツト/mm、一主走査線の画素
数は4752ドツト、副走査方向の最大画素数は6720ドツト
とする。 次に、プリンタコントローラ601とその動作タイミン
グについて説明する。プリンタコントローラはプリンタ
各部を付勢するするドライバ付出力ポート、センサから
の入力を受ける入力ポートSCON700との入出力インタフ
エース、CPU,RAM,ROM、割込みコントローラ等より成る
μコンピユータ部と、その一部のI/O部でインタフエー
スされる画素データ書込み用高速論理回路より成る。 まず、システムの電源がシステム電源スイツチ50のON
で投入されると、PR600部にも通電され、 ・定着ユニツト36の温度上げ ・多面鏡の等速回転立上げ、 ・キヤリツジ8のホームポジシヨンニング、 ・ライン同期用クロツク(LSYNC)の発生(1.44KHz)、 ・ビデオ同期用クロツク(これをCLK0:7MHzより速い)
の発生(8.42MHz)、 ・各種カウンタの初期化、 等の動作を行なう。 ライン同期クロツクは多面鏡モータドライバとIP200,
SC100,SCON700に供給され、前者はこの信号を位相ロツ
クトループ(PLL)サーボの基準信号として用いられ、
フイードバツク信号であるビームセンサ44bk,44y,44mお
よび44cのビーム検出信号がライン同期用クロツクと同
一周波数となるように、また所定の位相関係となるよう
に制御される。 なお、レーザビーム主走査の開始同期用の信号は、ビ
ームセンサ44bk,44y,44mおよび44cの検出信号(パル
ス)が、各色(各センサ)毎に出力されるのでこれを利
用する。尚、ライン同期信号と各ビームセンサの検出信
号の周波数はPLLでロツクされており同一であるが、若
干の位相差を生じる場合があるので、走査の基準らライ
ン同期信号ではなく各ビームセンサの検出信号を用いて
いる。ビデオ同期用クロツクはレーザ書き込みの1ドツ
ト(1画素)単位の周波数を持ち、前記書き込み用高速
論理回路やレーザドライバ112bk,c,m,yに供給されてい
る。 書込み用高速論理回路には (1)1主走査分き画像メモリ2組(入力トグルバツフ
アとして用いる)、 (2)BK,C,M,Y各書き込みドツトカウンタ、 がある。 第22図はプリントサイクルのタイミング図であつて、
ウオームアツプ動作を完了すると、プリント可能状態と
なり、ここでPR600はSCON700に「レデイ」ステイタスを
送る。SCONは他ユニツトの状態が全て「動作可能」であ
り、かつCU750上のコピーボタンが押されたとき、PR400
に対し「プリントスタート」コマンドを送つて来る。 PRはこの信号を受信したとき、次のLSYNCより、1主
走査線分遅れて(トグルバツフアのため)有効画像デー
タをレーザドライバ112BK,C,M,Yに入力し、各ドライバ
はレーザ43bk,c,m,yを駆動することになる。また書き込
みドツトカウンタ(BK,Y,M,C)は、それぞれのビームセ
ンサの検出信号の立上りでクリアされ、カウントアツプ
はビデオ同期信号によつて行なわれる。 ドツトカウンタが1〜400の間は、ダミーデータで、4
01〜5153(4752個)が書き込み可能な値である。ここで
ダミーデータは、ビームセンサ44bk,44y,44mおよび44c
き感光体ドラム18bk,18y,18mおよび18cの物理的距離を
調整するためのものである。また、書き込みデータ(7
から0)はビデオ同期信号の立下り点で捕えられる。 尚、タイミング図(第22図)における第1、第2……
第6720とは、転写紙上で副走査方向の同一位置に転写さ
れる1本の主走査線の走査線番号である。 また、トグルバツフアメモリへのライトはIP200より
供給されるCLKO(7MHz)の周波数で行なわれ、一方のト
グルバツフアメモリのリードはビデオ同期信号(8.42MH
z)のサイクルで行なわれる。 上記両者の周波数が異なるのは、レーザビームの有効
走査範囲が第21図に示すように多面鏡13cを用いている
ため、モータ41cの回転角中の70%程度であるため、速
くする必要があるためである。 また、μコンピユータ内には、2組の主走査カウンタ
(LSYNC−CTR1,2)があり、SCONからの「プリントスタ
ート」コマンドで1方のカウンタ(ここではCTR1とす
る)がクリアされ、LSYNCが入る毎に1つずつインクリ
メントする。LSYNC−CTR1は、その値により、レーザ駆
動回路112BK,C,M,Yに次の通り指示を出力する。 112bkにはLSYNC−CRT=1〜6720のときレーザ43BK駆
動、それ以外非駆動 112cにはLSYNC−CRT1=1760〜8479のときレーザ43C
動、それ以外非駆動 112mにはLSYNC−CTR1=3520〜102390のとき43M駆動、そ
れ以外非駆動 112yにはLSYNC−CTR1=5286〜12005のとき43Y駆動、そ
れ以外非駆動 複数枚連続してプリントを作る場合は、SCON700よ
り、次の「スタート」コマンドが受信される。このとき
LSYNC−CTR1が動作中であれば、LSYNC−CTR2のクリア、
スタートを行う。 また、2枚目の画像データは、前の場合と同様にレー
ザ43BK,C,M,Yの制御を行う。さらに3回目のスタート信
号を受信すると、LSYNC−CTR2が動作中であれば第1の
カウンタをクリアし、スタートする。以下、このような
トグル動作をくり返えし、複数枚のプリントを作成す
る。従つて有効画像区間外に、たとえIPからはBKデータ
について、MUからはC,M,Yデータについてデタラメな値
を受け取つても感光体18BK,C,M,Y上に作像されることは
ない。 実際には、さらに、μコンピユータ内のRAMにはBK,C,
M,Y各色の出力可否フラグが設定されており、このフラ
グと先に述べたLSYNC−CTR1,2の論理積をとりレーザ43
BK,C,M,Yの出力をするか否かを行う。このフラグは、SC
ON700からの「色モード設定」コマンドで設定される。 (6)コンソールユニツト(CU)750 第23図は、コンソールユニツトのブロツク図であり、
第24図は操作表示用のボタン,表示手段の配置図であ
る。 第23図において、コンソールユニツト750はコンソー
ルボード750′,CPU754,マトリクス型又はダイナミツク
ドライブ型I/O・デコーダドライバ756,LCDコントローラ
757、ビデオラム(VIDEO RAM)758,RAM759,ROM760、割
り込みコントローラ761、シリアル1/O762,LCDドライバ7
63とから成る。また、コンソールボード750′は、512×
256ドツトのLCDドツトマトリクス表示器751,LED表示器
群752、スイツチマトリクス群753とから構成される。な
お、スイツチマトリクス群753は、グループ1とグルー
プ2とから成り、グループ1は第24図の49個のスイツチ
(通常の押しボタン)765〜813、グループ2は透明なタ
ツチセンサボタン753a−11〜753a−48から成るもので、
このタツチセンサとLCDドツトマトリクス表示器751とは
第24図では同一位置に設けられている。このタツチセン
サボタンは、横方向に8個、縦方向に4個に分割されて
8×4=32個のマトリクス状スイツチを構成している。 第23図において、グループ1のスイツチボタンが押さ
れると、I/O・デコーダドライバ756が割り込み信号756a
をHighにし、グループ2のタツチセンサスイツチが押さ
れると、割り込み信号756bをHighにして、割り込みサー
ビスルーチンに入り、すべてのスイツチのON/OFF状況を
CPU754が知ることができる。 このとき、SCON700に送るべき情報は、ただちにSCONI
/F762(シリアルI/O)を通してSCON700に送信される。 また、何らかの表示が必要なときは、LED表示器752又
はLCDドツトマトリクス表示器751上に表示する。 表示の変更は、スイツチマトリクス群753のいずれか
1つ又は複数が押されたとき、又はSCON700より表示コ
マンドを受けとつたときである。 次に、システムのコピー作成動作について説明する。 〔1〕基本コピーモード N枚のコピーを作成するのにスキヤナユニツトSC100
の読み取り走査をN回行うもので、SC100で読み取つた
データをイメージプロセツサIP200が画像処理を行い、B
Kデータについて直接プリンタユニツトPR600に出力し、
C,M,YデータはメモリユニツトMU400に出力する。C,M,Y
データを受け取つたMU400は、CについてはPR600内のBK
記録装置とC記録装置の間隔110mmに相当するCデータ
を遅れて出力する。この110mmは110×16LSYNC=1760主
走査線、1760線は1760×(297mm(有効主走線長)×16
ドツト)=8、363、520画素に相当し、この遅れを発生
して、PR600に出力する。同様にMは16,727,07画素、Y
は25,090,560画素遅れさせてPR600に出力する。即ちMU4
00は、メモリモード1として動作させる。 第25図は基本コピーモードのタイミング図であつて、
(a)は図面結合図、(b)(c)は各部分図であり、
2枚リピートコピーの場合についてのタイミングを示
す。この場合は4色フルカラーモードとし、SCON700はP
R600に対し「色モード設定」コマンドでBK,C,M,Y全て出
力可のデータを送る。SC100には「Aサイズ読み取り」
など各種のスキヤンモード設定コマンドを送る。IP200
のUCRはUCR実行に設定しておく。尚、第25図中、「SCON
のIPデータ出力」の項で イはIPが画像処理の前に設定するものの出力、例えば
RAM224の書き込みなどである。 ロはIPが画像処理中常時出力して、それが有効なも
の、例えばUCR,D011などで途中で変化することもあ
る。 以上の後に、先づSC100に「スキヤンスタート」コマ
ンドを送る。と同時に、SCON内のLSYNCのカウンタ(こ
れをSYS−L−CTRとする)をクリア、カウントイネーブ
ルにする。IP200で処理に必要な主走査線数(数〜数
十)だけSYS−L−CTRのカウント値(このカウント値を
以下nIpと呼ぶ)が達すると、PR600に「プリントスター
ト」コマンドとMU400にMSTARTラインに1パルス出力す
る。すると、IP200で処理された画信号は、BKは直接PR
に出力され、すぐにプリント動作を行う。C,M,Yについ
てはMU400で所定の画素数分遅れてPR600に入力され、各
色のプリント動作を行う。尚、ここでハの部分は(他に
もあるが)、MUに記憶されているデータを出力するが、
この値はデタラメであるかも知れない。ところがPR600
では前に述べたように、PR600内のLSYNC−CTR1,2でレー
ザ43BK,C,M,Yの出力を制御しているので、このデータが
プリントされることはない。 SCON内のSYS−L−CTRが適当な値に達するとこれをク
リアし、SC100に再度「スタート」コマンドを送り、さ
らにPR600に「スタート」コマンドを送る。尚MU400には
MSTARTパルスは発生しない。 以上のことをくり返えすことで、リピートコピーが作
成される。 〔2〕高速コピーモード N枚のコピーを作成するのに、 1回のSC読み取り走査、このときIPは画像処理し、MU
はMMODE2とする。 N回のPRプリント動作、このときMUはMMODE3とする。 を行う。 第26図は高速コピーモードのタイミング図であり、
(a)は図面結合図、(b)(c)は各部分図であつ
て、2枚のコピーを作成する場合のタイミングを示す。
第24図に示したCU750で、Highボタン(767)を押すと、
CU自身で、その表示767aを点灯するとともに、直ちに、
この情報はSCON700に送信される。続いて、startボタン
813が押されると、これも直ちに、SCON700に送信され
る。 SCON700は、必要があればSC100に「スキヤンモード設
定」コマンドを送る。IPに事前設定が必要であれば前記
イのデータを送る。次にIPに前記ロのデータを出力し、
MUのMMODE2をHighにし、SCに「スキヤンスタート」コマ
ンドを送る。SYS−L−CTRがIP200の処理遅れLSYNC数
(nIp)だけカウントしたとき、MU400にMSTART信号を1
発送る。 このようにして、先づ画像データはMU400にストアさ
れる。ストア可能な副走査長は、 アドレスカウンタ42113のアドレシングに換算する
と0〜5,242,879に相当する。副走査方向の記憶長さを
大きくするには、前記第8図のメモリブロツクMBA,MBB,
MBCを追加し、チツプセレクト回路を追加すればよい。 尚、CU750で「4Color」表示769aが点灯しているとき
にHighボタン767が押されたときは、769aを消灯し、「3
Color」表示768aを点灯する。 また、3色カラーモードではSCON700がIPにロのデー
タを出力するとき、UCR信号はLowを出力する。 以上の間に、PR600には「プリントモード設定」コマ
ンドを送つておく、この中には「BK出力不可」の情報も
含む。 MUに画像データが全て記憶されると、SCON700は、MU
のMMODE2をLOWにし、MMODE3をHighにし、MSTARTパルス
を発すると共に、PR600に「プリントスタート」コマン
ドを送る。すると、MU400内のカウンタ1〜3(421
13)が0からインクリメントを始め、データ設定スイ
ツチ41613の値と一致したカウンタからそのカウンタ
がアドレシングするメモリよりPR600にデータを出力す
る。出力は、C,M,Yの順となる。 各カウンタ42113は次からの比較はS/Pコンバータ44
0のパラレル出力値となり、これをしりかえす。 尚、第26図は見易くするために各時間を長くしてあ
る。実際は、「プリントスタート」コマンド送信、MSTA
RTパルスの発生タイミング(t1)は、SC100の有効デー
タがIP200で処理された後直ちに発するのがよい。 また、S/Pコンバータの設定値は有効データの範囲の
極限まで小さくした方がよい(但し、この設定値は1つ
の主走査線で用いられるアドレス1188(=4752画素×1/
4)の整数倍でないといけない)。 以上のようにすると、大量のコピー作成時は、SCの戻
り時間、プリントを持つ必要がないので、コピー成生速
度が大巾に向上する。 A4サイズのものを前記〔1〕の基本コピーモードでコ
ピーを作るときに20CPMであるとすると、このモードで
は26CPM位になる。 尚、MU400に対し、CMPSDデータ24bitは第20図のよう
にして、第2のMSTARTパルスの前までには送つておく。 〔3〕合成コピーモード このモードでは、第1の原稿と第2の原稿を重ね合わ
せたコピーをN枚作成するとき、 N+1回のSC読み取り走査、 N回のPRプリント動作、 を行う。 1回目のSC読み取り走査では、第1の原稿の読みとり
とその画像処理を施し、その画像データをMMODE2でMUに
ストアする。 2回目〜N回目のSC読み取り走査では、第2の原稿の
読みとりとその画像処理を施し、IP200のBK出力よりPR6
00のBK入力に伝送し、同時にMU400からMMODE3でストア
されているデータをPR600のC,M,Y入力に出力し、合成さ
れたコピーを作る。 第27図は合成コピーモードのタイミング図であつて、
(a)は図面結合図、(b)(c)は各部分図であり、
2枚の合成コピーを作る場合のタイミングを示す。 第24図のCU750でOverlayボタン793を押すと直ちに表
示1(793b)を点灯させ、その情報はSCON700に伝えら
れる。このとき、4color表示769aが表示されていれば、
CU750は769aを消灯し、「3coIor」表示768aをブリンキ
ング(くり返し点滅)させる。そして、3colorであるこ
とをSCON700に伝える。続いて、startボタン813が押さ
れると、これが直ちにSCON700に伝達される。 SCON700は、必要があればSC100に「スキヤンモード設
定」コマンドを送り、IP200にも事前設定のデータが必
要であればイのデータを送る。続いてIP200にロがデー
タを送る。このとき3ColorであることからUCR信号はLow
(UCRを実行しない)とする。次に、MU400にMMODE2=Hi
ghとする。 SC100に「スキヤンスタート」コマンドを送る。SYS−
L−CTRがIP200の処理遅れLSYNC数nIpだけカウントした
とき、MU400にMSTARTパルスを送る。そして第1原稿の
画像処理後のデータがMU400にストアされる。 SCON700のSYS−L−SYNCが有効副走査長に相当するLS
YNCをカウントしたとき、SCON700はCU750に「第1原稿
読み取り完了」のメツセージを送る。 これを受信したCU750は、Ovrlay1表示793bを消灯し、
3Color表示768も消灯し、BK表示770、BKをブリンキング
させ、かつOverlay表示2(793a)を点灯する。 尚、SCON700からCU750へのメツセージは第27図では省
略してある。 また、SCON700は第2原稿のための「スキヤンモード
設定」コマンドをSC100に送り、IP200にはハデータが必
要であればこれを送り、次にニデータを設定する。ニの
中にはCGATE=Low,MGATE=Low,YGATE=Lowも含まれる。 また、MU400には、MMODE2=Low,MMODE3=Highを出力
する。なお、第20図で記したようにCMPSDデータ24bitも
送つておく。またPR600には各種「モード設定」コマン
ドを送る。 次に、CU750上のStartボタン813が再び押されると、
この情報は直ちにSCON700に伝えられ、SCONはSYS−L−
CTRを再スタートし、SC100にスタートコマンドを送り、
IPの処理遅れLSYNC数nIpだけカウントすると、MU400に
はMSTARTパルスを送り、PR600には「プリントスター
ト」コマンドを送る。 SCON内のSYS−L−CTRが所定の値に達すると、SYS−
L−CTRを再々スタートし、SC100に「スキヤンスター
ト」コマンドを送ることから同じプロセスを行う。 この場合、2枚コピー作成であるので、2枚目のBKデ
ータがIP200よりPR600に伝送し終えた時に、SCON700はC
U750に「コピー完了」のメツセージを送る。CU750はこ
れを受け最初にOverlayボタン793が押されたときと同じ
動作を行う。 以上のようにして、第1の原稿を3色フルカラーで、
第2の原稿をBKで同一転写紙上に作ることができる。 尚、第1の原稿がカラーであつても「3Color」表示76
8がブリンキングしている状態でMono Colorボタン770を
押すことでC,M,Y,R,G,B,BKの選択が可能で、R,G,B,BKの
場合は、さらにColor sepボタン771を押し、(このとき
表示771aを消灯し、色分解なしであることを示す)色分
解処理を無くすことも可能である。 例えば、R,Color sep非表示を選択すると、これらの
情報はCU750からSCON700に伝えられ、SCON700はIP200
の、MAX=High,CGATE=(BKGATE)=Low,MGATE=YGATE
=Highを出力し、画像処理を施すことでMU内にはM,Yデ
ータが等しい値でストアされ、Cデータは空白に相当す
るデータ(全てのアドレスで111B)がストアされ、結局
M,Yデータと第2原稿のBKがプリントされ、R(赤)とB
Kの2色合成コピーが得られる。 〔4〕副走査方向ミラーリングコピーモード このモードはN枚の副走査方向ミラーリングコピーを
作成するときに、 1枚のSC読み取り走査:このときIP200は画像処理し、M
U400は、MMODE2でアドレスは高い方から低いい方にデク
レメントしながら(これまでの逆)、画像データをスト
アする。 N回のプリント動作:このときMU400は、MMODE3で、ア
ドレスは低い方から高い方向にインクリメントしながら
データ出力する。 を行う。 第28図はこのタイミング図、また第29図は流れ図であ
る。 第1回目のS/P440に24bitデータをロードした後、MIR
ROR2をHighにすると、前記第8図のORゲート443出力はL
ow、コンパレータ(4251出力(0)はLow,MMODE2=Low
であるので、ゲート442及びORゲート441は、CLK0と同じ
連続パルスを出力する。 またこのとき、NANDゲート444の出力はHighであるか
らANDゲートは42913の出力はHigh、従つてカウンタ1
〜3(42113)はカウントアツプモードとして動作す
る。 ORゲート441のCLK0パルスで、各カウンタがインクリ
メントされコンパレータのA入力、即ちS/Pコンバータ4
40の出力値とカウンタ1の出力値が一致すると、コンパ
レータはHighを出力し、ゲート442の出力をLowにする。
従つてカウンタのCLK入力には以降パルスが入力されな
くなり、カウンタの値はそのままとなる。また、カウン
タ42113は共通の値となつている。 この後MMODE2=Highにすると、NANDゲートの2入力は
Low、従つて出力High,ANDゲート42913の出力はLowと
なり、カウンタ42113はカウントダウンモードで動作
する。従つて、この状態で、SC100,IP200を動作させれ
ば、MU400には、原稿の副走査方向のミラー像(鏡像)
がストアされることになる。 プリントの動作について前記〔2〕高速コピーモード
の場合と同様である。 以上は、メモリにデータ入力時、画像データをミラー
リングしたがこれと逆にMU400にデータを入力するとき
は順方向にストアしPR600に出力するとき、高いアドレ
スから低い方に向つて出力するようにしてもよい。 また、カウンタ1〜3(42113)をプリセツタブル
アツプダウンカウンタにすれば、An(読み取り原稿画像
データ量に相当するアドレス値)を設定する時間は、ご
く短い時間で済むことになる。 〔5〕副走査方向対称コピーモード(その1) このモードは原稿の副走査長をlsとすると、再生像の
副走査長が2lsで、転写紙の副走査開始からlsまでの間
は原稿と同じものを、lsから2lsの間は原稿の副走査方
向にミラーした絵を作るもので、N枚のコピーを作成す
るのに、1回のSC100のスキヤンと、N回のプリント動
作を行う。 第30図はこのタイミング図である。 SC100の走査とIP200の処理、MU400への画像データの
ストアについては前記〔2〕高速コピーモードの場合と
同じである。PR600にMU400から画像データを出力すると
き、SCON700はMU400にSYMMETRY2出力をHighにしてお
く。またMSTARTはその前にHighパルスを出力しておく。
この状態でRSFF44713のQ出力はLow、従つてNADゲー
ト44813の出力はHigh、インバータ446の出力はLowで
ある。またANDゲート429は2入力共にHigh、従つてカウ
ンタ42113はカウントアツプ動作モードとなる。 この状態から、MMODE3をHighにすると、ORゲート437
の出力がHigh,VDENAをHighにしておくと、次のLSYNCでD
FF436のQ出力はHighになりACLKがANDゲート438より出
力されることになる。 各カウンタは、このACLKでインクリメントされ、それ
ぞれのコンパレータ41513のB入力と一致すると、カ
ウンタ41513及びデコーダ41713は順次アウトプツト
イネーブルとなり、PR600に画像データを出力すること
になる。 カウンタ42113が0から再びインクリメントしコン
パレータ42513のA側入力(=S/P440の出力)とそれ
ぞれ一致すると、RSFF44713のS入力が順次発生し、
各Q出力はLowとなる。従つて42913も順次Low出力と
なり、カウンタ42113は順次カウントダウンモードに
なる。 カウントダウンモードになつたカウンタはメモリを低
い方向にアドレシングすることになるから、結局PR600
にはこのときミラー像を出力していることになる。 尚、各コンパレータ42513が一致出力Highを出力す
るとき、ANDゲート43213のインバータ446につながる
入力はLowであるので、カウンタ42113のCLR信号が発
生されることはない。 SCON700はSYS−L−CTRの値が、最も遅くまで有効デ
ータが出力し終るに相当する値に達したときに再びPRに
「スタート」コマンドを送り、MSTARTパルスを発生すれ
ば2枚目のプリント動作が始められ、前と同じ動作をく
り返すことになる。 尚、本モードはCU750上のボタン786を1回だけ押し、
表示786aが点灯した状態で設定される。 また本モードによるコピーは、〔1〕基本コピーモー
ドに於いて、SC100のキヤリツジ8を第25図のように
走査することでも達成できる。 〔6〕副走査方向対称コピーモード(その2) このモードは原稿の副走査長をlsとすると、再生像の
副走査長が2lsで、転写紙の副走査開始からlsまでは原
稿の副走査方向にミラーした絵をプリントし、lsから2l
sの部分には原稿と同じ像を作るもので、N枚のコピー
を作成するのに、1回のSC100のスキヤンとN回のプリ
ント動作を行うことで達成できる。 SC100の走査時に、前記〔4〕副走査方向ミラーリン
グコピーモードと全く同様の、SCスキヤン、IP200処
理、MU400への画像データのストアを行い、プリント動
作を〔5〕副走査方向対称コピーモード(その1)と全
く同じようにして行うことで達成できる。 尚、本モードの設定はCU750上のボタン786を2回押し
表示786bが点灯することで行われる。 また、本モードによるコピーは〔1〕基本コピーモー
ドに於いて、SC100のキヤリツジ8を第25図のように
走査することでも達成できる。 〔7〕副走査方向スワツプコピーモード このモードは、原稿の副走査長をls、原稿の副走査方
向の任意の位置をlx(0<lx<ls)とするとき、原稿の
lx〜ls間の像を転写紙の0〜(ls−lx)間に再生し、原
稿の0〜lx間の像を転写紙の(ls−lx)〜ls間に再生す
るコピーを作るものでN枚のコピーを作成するのに、1
回のSC100のスキヤン、N回のプリント動作を行うこと
で達成できる。 本モードを設定するには、CU750上のボタン784を押
す。するとCU750は表示784aを点灯し、同時にLCD表示75
1上に「スワツプ位置を入力して下さい」と表示する。 続いて、オペレータは10キー81609で数値、例え
ば″85″を入力し、続いてEnterキー808を押すと、LCD
表示は「スワツプ位置85mm」と表示する。startボタン8
13を押すまでに、この数値は転写紙の副走査方向の長さ
の半分に設けられる。これらの情報はCU750から、SCON7
00に伝送され、SCON700は、MUにMSTARTを1パルス出力
し、MUのS/Pコンバータ440に対し、スワツプ位置に相当
する、メモリアドレス値を送る。 例えば85mmのときは、 680の値をシリアル24bitで送ることになる。 次に、SWAP2信号をHighにする。すると、ORゲート443
の出力はHighとなり、〔4〕の場合同様に、カウンタ42
113はS/P440の出力までカウントアツプし停止するこ
とになる。次に、原稿の副走査長、例えばA4サイズの21
0mmに相当するメモリアドレス値をS/P440に設定する。2
10mmでは の値である。ここでstartボタン813が押されるるとSC10
0に「スタート」コマンドを送り、Sys−L−CTR=nIpと
なつたとき、MMOD2をHigh出力にする。 すると、メモリは当初カウントした値(例では1,615,
680)のアドレスより順々に、原稿先端からの画像デー
タを取り込むことになる。やがて、カウンタ4211が第2
のS/P設定値(例では3,991,680)に達するとコンパレー
タ4251は0端子にHigh出力し、ANDゲート445がHighを出
力し、ORゲート43013の出力をHighにし、MM43013
一瞬Highパルスを出力するので、全てのカウンタは0に
クリアされる。ACLKはこの間も連続して各カウンタ4211
3に入力され続けているのでカウントアツプを続け、
原稿のスワツプ点からの画像データをアドレス0から順
次高いアドレス方向にストアし続ける。SYS−L−CTRが
副走査長のLSYNC数+nIpだけカウントしたとき、MMODE2
を直ちにLowにし、MU400への書き込みを停止する。 プリント動作は前記〔2〕高速コピーモードの場合と
同様に、リピート周期に相当するアドレス換算値、例え
ば転写紙を270mm間隔で送る場合は、 をS/P440に設定し、MSTARTパルスを発し、PR600に「プ
リント」コマンドを送ることで、コピーが作成される。 第31図は以上説明した動作のタイミング図である。こ
こで、CMPSDのは見易くするため大きく書いてある
が、実際はMU400へのデータライトが終つた後で送るの
がよい。 また、MU400に画像データを取り込むとき、第31図
の如く逆方向にS100のキヤリツジ8を走査すれば、副走
査方向にミラーされかつスワツプされた像が出来ること
になる。 〔8〕副走査方向マルチイメージコピーモード このモードは、原稿の副走査方向の特定区間、この長
さをlsとするとき、転写紙の副走査方向に複数の特定区
間の像を重なりのないように並べてプリントするモード
であり、N枚のコピーを作成するのに、1回のSCスキヤ
ンと、N回のプリント動作を行う。 第32図はこのモードで2枚のコピーを作る場合のタイ
ミング図であつて、この場合は3イメージを1枚の転写
紙上に作る例を示す。また第33図はその動作を説明する
流れ図である。 第32図と第33図の2つの図で判るように、基本的に
は、前記〔2〕の高速コピーモードと同じである。 ただし、MU400から、PR600にデータを出力するときの
アドレスカウンタのクリアタイミング即ち、S/P変換器4
40に設定する値が、転写紙の副走査方向の長さに相当す
る値より小さい。 PR600に出力する「スタート」コマンドを発するタイ
ミングが、一枚目のプリントでは同じであるが2毎目以
降は異る。2毎目以降は、転写紙の先端とメモリアドレ
スの0を同期する必要がある。yの値(転写紙の副走査
方向長さ:例えばA4サイズなら210)により、この同期
をとるのに、必要以上の時間が要るときは、1枚目と同
じく、MSTATを1パルス出力し、同時にPR600に「スター
トコマンドを送るようにすればよい。 また、第32図のキヤリツジ8の走査方向を、の如く
逆にすればミラーしたマルチイメージが得られる。 前記第8図に示した実施例ではMU400のメモリ素子と
してダイナミツクRAMを用いたが、これに替えてスタチ
ツクRAMを用いても、MU400の構成が可能である。メモリ
素子として、例えば第34図に示すような、524,288ワー
ド×8bit構成のものを用いるとすると、この素子のライ
トサイクルタイミングは第35図、リードサイクルタイミ
ングは第36図にそれぞれ示すようになる。ここで、記号
は以下の意味である。 第37図は本発明におけるメモリユニツトの他の実施例
を示す要部ブロツク図であつて、その全体的な構成は第
8図と同様であるのでその一部を示す。サフイツクスa
は第8図に於ける同一番号のものに対応するものである
ことを示す。 同図において、メモリブロツクMB0〜MB14各ブロツク
は、SRAM(第34図に示すもの)を3個で構成し、各ブロ
ツクの合計記憶容量は、524288×8×3=12,582,912ビ
ツトと第8図の場合と同じにしてあるので、各ベロツク
は、第8図の1,048,576ワード×12ビツト構成に対し、
4,288ワード×24ビツト構成と観ることができる。 従つて、アドレスカウンタ4211aの下位19ビツトが各
メモリブロツク共通に供給され、上位4bit(A19〜A22
が)アドレスデコーダ4171に供給される。これにより、
カウンタのビツト数は第8図の場合に比べ、1ビツト少
くともよいことになる。 また、第38図は第37図におけるタイミング発生器206a
の動作タイミング図である。 またSRAMのアドレス入力はROW/COLUMNに対し、同一端
子を異るタイミングで入力する必要はないので、MP×41
8,419,420は不要である。 データ入力用のS/P変換器は402Yaのように、シフト段
数が8段のものを3個用いる(第8図では4段のもの3
個)。 同様にして、出力用のP/S変換器405Yaは8段×3個で
構成される。 454Yはデータラツチで=LowからHighに立上る時に
ラツチされる。454Yはバスドライバで▲▼=Lowの
時に出力され、▲▼=Highでは全てハイインピーダ
ンス出力となる。 そこで、タイミング発生器406aを第38図の如く各信号
を出力するようにすれば、第8図の場合と全く同様にY
データを入出力することになる。C,Mデータについても
同じことなので説明は省く。 尚、メモリとしてデイスクメモリ、光デイスク等を使
うことも可能だがこのときは、R/Wヘツドのアクセスタ
イムが半導体メモリと比べ長いため、リード側、ライト
側ともに主走査線数ライン〜数十ライン分のデイスク入
出力バツフアメモリを要する。 また、合成コピーモードのとき、第27図では、BK,C,
M,Yの出力タイミングは〔1〕基本コピーモードと同じ
場合について書いてあるが、BKとC,M,Yとの出力タイミ
ングを変えることも可能である。これを行うにはSCON70
0がMU400に対するMSTARTパルス、VDENAをHighに対する
タイミングを変えたり、又はPR600に対する「スター
ト」コマンドの送信タイミングを変えればよい、(尚、
LSYNCはSCON700の割込コントローラ710の最も高いプラ
イオリテイの端子に入力されており、従つてSYS−L−C
TRで、これらのタイミングは極めて正確に制御すること
が可能である。) この結果2つの原稿の副走査方向の位置関係をズラし
た合成コピーが得られることになる。さらに実際には、
SC100に対し「画像読み取り範囲設定」コマンドで原稿
の読み取り開始位置を変えることができ、これを利用す
ることもできる。 第39図は上記した画像読み取り開始位置を変えること
による合成コピー作成手順の説明図であつて、同図
(a)は第1、第2原稿とコピーの位置関係図、同図
(b)は操作手順の説明図である。 同図において、原稿間の移動量のオペレータによる入
力は、第1原稿に対しては、合成ボタン(Overlayボタ
ン)793の表示793bが点灯しているとき、第2原稿に対
しては793aが点灯しているとき、Moveボタン774を2度
押し、表示774bが点灯している状態でテンキー816
09、−ボタン815,Enterボタン808を入力することによ
り実行できる。 さらに、第40図に示すように、合成ボタン793を押
し、793bが点灯するときLCD表示器751には同時に第40図
に示すような の表示をブリンキングさせる。 の表示に対応し、タツチセンサ253a-42 753a-43があ
り、 に対応して753a-45,753a-46がそれらの上に設けられて
いる。753a-42又は753a-43を押したとき、又は何も押さ
ずにスタート(start)ボタンを押したときは、上記 を押したときと同じ結果を得る。 753a-45又は753a-46を押したときは、 のブリンキングを止め、常時点灯とする。 ここで第1図のstartボタンを押すと、第1原稿の読
み取りとメモリへのストアは、一般と同じ、2回目のst
artボタン押出で、第1原稿と第2原稿をプリントする
のは同じであるが、合成ボタン793を押した段階に戻る
のではなく、793aが点灯した状態を維持し、3回目のst
artボタン813押出で、2回目のstartボタン押出と同じ
動作をする。即ち3回目のstartボタン押圧の前に第3
の原稿をプラテン1上に載置しておけば第1原稿と第3
原稿の合成コピーが得られる。同様にして第1原稿と第
4原稿……第1原稿と第N原稿の合成コピーが得られ
る。 (効果) 以上説明したように、本発明によれば、 (1)通常のコピーと合成コピーが共に高い能率で得ら
れる。 (2)通常のデジタルカラー複写機のコストと殆んど同
じで、上記高能率合成機能を得ることができる。 (3)作像プロセスが1枚の合成コピーに対し1回で済
むので、装置の消耗、エネルギ消費が少なく、転写紙搬
送も1回で、信頼性が高くなる。 (4)第1の原稿と複数の第2原稿の合成コピーが能率
よく作れる。 など、従来技術に比較して優れた機能のデジタルカラー
複写機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を説明するデジタルカラー複
写機の構成図、第2図は第1図におけるシステムブロツ
ク図、第3図はイメージプロセツサの詳細ブロツク図、
第4図はメモリのアドレスとデータの構成図、第5図は
メモリのライトサクタルタイミング図、第6図は第2図
におけるブロツク202の動作タイミング図、第7図は第
2図におけるブロツク207Cの詳細回路図、第8図はメモ
リユニツトのブロツク図、第9図は第8図におけるメモ
リユニツトのメモリブロツクの構成図、第10図は第9図
のリードライトサイクルタイミング図、第11図は第9図
のライトサイクルタイミング図、第12図は第9図のリー
ドサイクルタイミング図、第13図は第9図のリフレツシ
ユサイクルタイミング図、第14図はメモリユニツトのタ
イミング信号発生器及び関連タイミング図、第15図はメ
モリユニツトのACLKのタイミング図、第16図はメモリモ
ード1のときのカウンタタイミング図、第17図はカウン
タの別の構成図、第18図はメモリモード2のときのアド
レシングタイミング図、第19図はメモリモード3のとき
のアドレシングタイミング図、第20図はシリアルパラレ
ル変換器のデータタイミング図、第21図はレーザ走査系
の詳細図、第22図はプリンタユニツトの書込みタイミン
グ図、第23図はコンソールユニツトのブロツク図、第24
図はコンソールユニツトのボタン及び表示配置図、第25
図は基本コピーモードタイミング図、第26図は高速コピ
ーモードタイミング図、第27図は合成コピーモードタイ
ミング図、第28図は副走査方向ミラーリングコピーモー
ドタイミング図、第29図は副操作方向ミラーリングコピ
ー流れ図、第30図は副操作方向対称コピーモードタイミ
ング図、第31図は副走査方向スワツプコピーモードタイ
ミング図、第32図は副走査方向マルチイメージコピーモ
ードタイミング図、第33図は副走査方向マルチイメージ
コピー流れ図、第34図はSRAMの構成図、第35図はSRAMの
ライトサイクルタイミング図、第36図はSRAMのリードタ
イミング図、第37図はメモリユニツトのメモリ素子とし
てSRAMを用いた場合の構成図、第38図はタイミング信号
発生器の動作タイミング図、第39図,第40図は読み取り
開始位置を変えることによる合成コピー作成手順の説明
図である。 100……スキヤナユニツト、200……イメージプロセツ
サ、400……メモリユニツト、600……プリンタユニツ
ト、700……システムコントローラ、750……コンソール
ユニツト、900……デジタイザタブレツト、950……ソー
タユニツト、980……ADFユニツト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/387 - 1-393 H04N 1/46 - 1/64

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.1種の原稿から1種のプリントを作成する通常コピ
    ーモードと、2種の原稿から1種のプリントを作成する
    合成コピーモードとを有し、原稿の原画像を色分解し、
    分解した各色の色成分信号を記録情報に処理して画像を
    再現するコピーを作成するデジタルカラー複写機におい
    て、 前記原画像を色分解して読み取る原画像読み取り手段
    と、 読み取った画像信号を色成分毎の記録情報に処理する画
    像処理手段と、 記録色成分数よりも1つ少ない記録情報を記録色毎に異
    る所定画素数分だけ遅らせて出力する遅延出力モードと
    前記画像処理手段から出力される記録情報を記憶する記
    憶モードと記憶された前記記録情報を出力する出力モー
    ドとを選択的に動作可能なメモリ手段と、 該メモリ手段から出力される記録情報に基づいて記録媒
    体に記録を行う記録手段と、 合成コピーモードの設定及びその解除の指示を入力する
    合成モード入力手段と、 前記デジタルカラー複写機の動作開始指示を入力する動
    作開始指示入力手段と、 前記合成モードが解除されているとき、前記動作開始指
    示入力手段からの動作開始指示入力に応じて前記原画像
    読み取り手段と前記メモリ手段の遅延出力モードと前記
    記録手段とを付勢し、前記合成モードが設定されており
    かつ前記動作開始指示入力手段の第1回目の入力に応じ
    て前記原画像読み取り手段と前記メモリ手段の記憶モー
    ドを付勢し、前記合成モードが設定されておりかつ前記
    動作開始指示入力手段の第2回目の入力に応じて前記原
    画像読み取り手段と前記メモリ手段の出力モードと前記
    記憶手段を付勢する制御手段と、 を備えたことを特徴とするデジタルカラー複写機。
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