JP2003254111A - 車両用運転制御装置 - Google Patents

車両用運転制御装置

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JP2003254111A JP2002051462A JP2002051462A JP2003254111A JP 2003254111 A JP2003254111 A JP 2003254111A JP 2002051462 A JP2002051462 A JP 2002051462A JP 2002051462 A JP2002051462 A JP 2002051462A JP 2003254111 A JP2003254111 A JP 2003254111A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両後退時に、ブレーキペダルと間違ったア
クセルペダルの急操作による車両の急加速を防止する。 【解決手段】 シフトポジションがリバースとされて車
両が後退するときに、車速が10km/h未満であり、
かつ、アクセルペダル及びブレーキペダルが共に踏込操
作されない運転状態が2秒以上持続したときに、スロッ
トル制御を行うECUがスロットル開度を強制的に全閉
に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用運転制御装
置に係り、詳しくは、ブレーキペダルと間違ってアクセ
ルペダルが踏込操作されたときに車両の運転を制御する
車両用運転制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機仕様の車両では、例えば、変
速機のシフトポジションをニュートラル(中立)から間
違ってリバース(後退)に切り替えたときに、右足でブ
レーキ操作していないと車両がクリープで後退する。こ
のとき、運転者が慌ててブレーキをかけようとして、ブ
レーキペダルと間違ってアクセルペダルを急激に踏込操
作してしまい、意に反して車両を急加速させてしまう虞
がある。
【0003】本出願人は、このように運転者がブレーキ
ペダルと間違えてアクセルペダルを踏込操作したときに
車両を急加速させないための運転制御装置を特開平6−
299880号公報で提案している。
【0004】この運転制御装置は、ブレーキペダルが踏
込操作されなくなってから所定時間経過し、かつ、シフ
トポジションがニュートラルからドライブ又はリバース
に切り替えられてから所定時間が経過したときにのみ、
アクセルペダルの踏込速度が急操作されたときに車両の
走行を不能にする。
【0005】ここで、シフトポジションがドライブ又は
リバースに切り替えられてから所定時間経過した後にア
クセルペダルが急激に踏込操作されたときには、意図的
な急加速であるとして、吸気カットを行わず、アクセル
ペダルの踏込量に応じて車両を急加速させる。
【0006】このような運転制御装置によれば、ブレー
キペダルを踏込操作しないでシフトポジションを中立か
ら後退に間違って切り替え、車両が意に反してクリープ
で後進し始めたときに慌てた運転者がブレーキペダルと
間違えてアクセルペダルを急操作しても車両が後方に急
加速することはない。
【0007】しかも、例えば、交差点で右折しようとす
るときに対向車の通過を待ちながらクリープでしばらく
前進しているときのように、アクセルペダルを意図的に
急操作するときには車両を急加速させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、車両を駐車
させようとするときには、車両をクリープでしばらく後
退させることが多い。このとき、ブレーキペダルから足
を離したままで車両を後退させることがある。
【0009】上記の運転制御装置は、このような場合、
ブレーキペダルが踏込操作されなくなってから所定時間
経過することから、アクセルペダルの意図的な急操作が
行われる状況であると判断する。このため、運転者が後
退中に急ブレーキをかけようとしてブレーキペダルと間
違えてアクセルペダルを急操作すると、吸気カットが行
なわれず意に反して車両が急加速することとなる。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、車両後退時に、ブレー
キペダルと間違ったアクセルペダルの急操作による車両
の急加速を防止することができる車両用運転制御装置を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段と、その作用及び効果とを列記する。請求項1に
記載の発明は、変速機のシフトポジションがリバースで
あるか否かを検出する走行方向検出手段と、アクセルペ
ダルが踏込操作されているか否かを検出するアクセル操
作検出手段と、ブレーキペダルが踏込操作されているか
否かを検出するブレーキ操作検出手段と、アクセルペダ
ルが踏込操作されるときの操作状態量を検出する操作状
態検出手段と、シフトポジションが後退であって、アク
セルペダル及びブレーキペダルが共に踏込操作されてい
ない運転状態からアクセルペダルが踏込操作されたとき
の前記操作状態量が所定の判定量を越えたか否かを判断
する判断手段と、前記操作状態量が前記判定量を越えた
ときに、車両の動力機関の運転を少なくとも制限する
か、または、車両の制動装置を作動させる運転制御を行
う制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】ここで、操作状態量とは、アクセルペダル
の踏込操作が急激な踏込操作であるか否かを判定するた
めに用いることができる検出量を意味し、例えば、踏込
速度、踏込踏力、踏込加速度等がある。また、動力機関
とは、車両を走行させる動力を発生する機関を意味し、
例えば、内燃機関、電動モータ等を含む。また、制動装
置とは、ブレーキペダルの踏込操作によらず、電気制御
によって車両を制動可能なものを意味し、例えば、電気
制御されるアクチュエータによってブレーキを直接作動
させるものや、電気制御されるアクチュエータによって
供給制御される媒体を介してブレーキを間接的に作動さ
せるものを含む。
【0013】請求項1に記載の発明によれば、車両を後
退させているときに、アクセルペダル及びブレーキペダ
ルを共に踏込操作しない運転状態からアクセルペダルを
急激に踏込操作すると、動力機関の運転が少なくとも制
限されるか、又は、制動装置が作動制御されて車両の急
加速が少なくとも制限される。その結果、車両後退時
に、ブレーキペダルと間違ったアクセルペダルの急操作
による車両の急加速を防止することができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記運転状態が所定の判定時間を越え
て持続したか否かを判別する判別手段を備え、前記制御
手段は、前記運転状態が前記判定時間を越えて持続した
後にアクセルペダルが踏込操作されたときの前記操作状
態量が前記判定量を越えたときに前記運転制御を行うこ
とを特徴とする。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、車両を後退させていると
きに、アクセルペダル及びブレーキペダルを共に踏込操
作しない運転状態が所定の判定時間以上持続したときに
のみ、アクセルペダルの急激な踏込操作に基づく車両の
急加速が少なくとも制限される。従って、例えば車両を
後退させて坂道を上りながら駐車させようとしていると
きに、運転者がブレーキペダルから足を離した後、車両
が自重によって前進しないようにアクセルペダルに所定
時間以内に足を踏み替えて踏込操作したときには、車両
の加速が制限されない。その結果、坂道を後退で上りな
がら車両を駐車させるときにアクセルペダルを踏込操作
して車両が前進しないようにすることができ、車両を確
実に後退させながら駐車することができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、車速検出手段を備え、前記制御手段
は、車速が所定の判定車速を越えている状態で前記運転
状態からアクセルペダルが踏込操作されたときの前記操
作状態量が前記判定量を越えたときに前記運転制御を行
うことを特徴とする。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、車両を所定の判定速度以
下で後退させているときにのみ、アクセルペダル及びブ
レーキペダルを共に踏込操作しない運転状態からのアク
セルペダルの急激な踏込操作に基づく車両の急加速が少
なくとも制限される。従って、例えば車両を後退させる
ときに運転者が一旦アクセルペダルを踏込操作して車両
を加速させ、惰性によって比較的高い車速で車両が後退
しているときには、アクセルペダルを急激に踏込操作し
ても車両の加速が制限されない。その結果、車両を比較
的高い車速で後退させるときにアクセルペダルを踏込操
作して車両を改めて加速することができ、後退を自由な
車速で行うことができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記運転状態が所定の判定時間を越え
て持続したか否かを判別する判別手段と、車速検出手段
とを備え、前記制御手段は、車速が所定の判定車速を越
えている状態で前記運転状態が前記判定時間を越えて持
続した後にアクセルペダルが踏込操作されたときの操作
状態量が前記判定量を越えたときに前記運転制御を行う
ことを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、車両を所定の判定速度以
下で後退させているときに、アクセルペダル及びブレー
キペダルを共に踏込操作しない運転状態が所定時間を越
えて持続したときにのみ、アクセルペダルの急激な踏込
操作に基づく車両の急加速が少なくとも制限される。従
って、例えば車両を後退させるときに運転者が一旦アク
セルペダルを踏込操作して車両を加速させ、惰性によっ
て比較的高い車速で車両が後退しているときには、アク
セルペダルを急激に踏込操作しても車両の加速が制限さ
れない。また、例えば車両を後退させて坂道を上りなが
ら駐車させようとしているときに、運転者がブレーキペ
ダルから足を離した後、車両が前進しないようにアクセ
ルペダルに所定時間以内に足を踏み替えて踏込操作した
ときには、車両の加速が制限されない。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求
項4のいずれか一項に記載の発明において、前記制御手
段は、前記運転制御を行っているときにアクセルペダル
が踏込操作されなくなったときには該運転制御を終了す
ることを特徴とする。
【0021】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項4のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、アクセルペダルの急操作に基づいて車両の急加速が
少なくとも制限されたときにアクセルペダルから足を離
すと、動力装置の運転が制限されなくなり、また、車両
制動手段の作動が解除される。従って、車両後退時に、
運転者がブレーキペダルと間違ってアクセルペダルを踏
込操作しても、間違いに気付いた運転者がアクセルペダ
ルから一旦足を離すと、改めてアクセルペダルを踏込操
作したときに車両が通常通り走行する。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求
項5のいずれか一項に記載の発明において、前記変速機
は、運転者がクラッチ操作を行うことなくシフトポジシ
ョンをニュートラルからリバースに切り替え可能な自動
変速機であることを特徴とする。
【0023】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項5のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、運転者がクラッチ操作を行うことなく安易に変速機
のシフトポジションをニュートラルからリバースに切り
替えることができ、車両が後退することに気付いた運転
者が慌ててブレーキペダルを踏込操作する可能性が高い
自動変速機を備えた車両において、請求項1〜請求項5
のいずれか一項に記載の発明の効果が顕著となる。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求
項6のいずれか一項に記載の発明において、前記操作状
態量が前記判定量を越えたときに、運転者に警告する警
告手段を備えていることを特徴とする。
【0025】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
〜請求項6のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、車両後退時に、ブレーキペダルと間違えてアクセル
ペダルが踏込操作されたことに基づいて動力機関の運転
が少なくとも制限されるか、又は、制動装置が作動制御
されて車両の急加速が少なくとも制限されたときには、
運転者に警告される。従って、運転者が踏み間違いに速
やかに気付くことができ、ブレーキペダルに踏みなおし
て車両に速やかにブレーキをかけることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、内燃機関及び自
動変速機を備えた車両の運転制御装置に具体化した一実
施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0027】図1に示すように、車両に搭載されたガソ
リンエンジン(動力機関。以下、単にエンジンとい
う。)10は、トルクコンバータ付きの自動変速機11
を介して図示しない車輪に動力を供給して車両を走行さ
せる。この自動変速機11は、運転者がクラッチ操作を
行うことなく変速機11の接続状態をニュートラルから
リバースに切り替え可能である。
【0028】エンジン10の吸気通路上には、吸気量を
調節するスロットルバルブ12が設けられている。スロ
ットルバルブ12は、スロットルモータ13によってそ
のスロットル開度TAが調節される。スロットル開度T
Aは、スロットルポジションセンサ14によって検出さ
れる。
【0029】自動変速機11には、図示しないシフトレ
バーの切換操作によって切り替えられるシフトポジショ
ンSPを検出するシフトポジションセンサ15が設けら
れている。
【0030】車体には、運転状態を検出するためのアク
セルポジションセンサ16、ブレーキスイッチ17及び
車速センサ18が設けられている。アクセルポジション
センサ16は、アクセルペダル19がアクセル操作され
ていないときにアイドル状態ACIDLを検出し、ま
た、アクセル操作量に応じたアクセル開度ACCPを検
出する。
【0031】ブレーキスイッチ17は、ブレーキペダル
20のブレーキ操作BRKを検出する。また、車速セン
サ18は車両の実際の車速Vを検出する。
【0032】さらに、図示しない運転席のインストルメ
ントパネルには、エンジンの運転状態が通常の運転状態
と異なることを運転者に報知するための警告ブザー21
が設けられている。
【0033】エンジン10の運転制御を行うエンジン電
子制御装置(以下、ECUという。)22は、図示しな
いマイクロコンピュータ、駆動装置等から構成されてい
る。ECU22は、燃料噴射制御、点火時期制御、スロ
ットル制御等の公知の各種運転制御を行う。
【0034】本実施形態では、シフトポジションセンサ
15及びECU22が走行方向検出手段を構成し、アク
セルポジションセンサ16及びECU22がアクセル操
作検出手段及び操作状態検出手段を構成する。また、ブ
レーキスイッチ17及びECU22がブレーキ操作検出
手段を構成し、車速センサ18及びECU22が車速検
出手段を構成する。また、ECU22が判断手段、制御
手段及び判別手段である。
【0035】また、ECU22は、車両をクリープで後
退させているときに運転者がブレーキペダル20と間違
えてアクセルペダル19を急操作したときに、エンジン
10の回転上昇を規制するアクセル異常操作処理をスロ
ットル制御において実行する。
【0036】ECU22には、図2に示すように、シフ
トポジションセンサ15、アクセルポジションセンサ1
6、ブレーキスイッチ17及び車速センサ18の入力側
に電気接続され、また、スロットルモータ13及び警告
ブザー21がその出力側に電気接続されている。アクセ
ル異常操作処理において、ECU22は、シフトポジシ
ョンSP、アイドル状態ACIDL、アクセル開度AC
CP、ブレーキ操作BRK及び車速V基づいてスロット
ル開度TAを調節することで行うとともに警告ブザー2
1を作動させる。
【0037】アクセル異常操作処理は、所定時間毎に実
行する処理ルーチンによって行われる。アクセル異常操
作処理を、図3のフローチャートに従って説明する。
【0038】アクセル異常操作処理として、ECU22
は、先ずステップ(以下、Sと略記する。)10で、シ
フトポジションSPがリバースであるか否かを判断す
る。S10でシフトポジションSPがリバースであった
ときには、次にS11で、車速Vが所定の判定車速Va
未満であるか否かを判断する。本実施形態では、判定車
速Vaを10km/hとしている。
【0039】このS11において、肯定判断したときに
は、車両がクリープで後退している状態であると判断す
る。一方、否定判断したときには、後退中に一旦アクセ
ルペダル19が踏込操作され、車両が加速された状態か
ら惰性で後退している状態であると判断する。
【0040】S11で肯定判断したときには、次にS1
2で、アクセルペダル19がアイドル状態ACIDLで
あり、かつ、ブレーキペダル20がブレーキ操作BRK
されていない状態であるか否かを判断する。
【0041】このS12において、肯定判断したときに
は、運転者が両ペダル19,20から足を離している状
態であることから、ブレーキペダル20と間違えてアク
セルペダル19を踏込操作する可能性がある運転状態で
あると判断する。
【0042】一方、否定判断したときには、運転者が車
両を加速させるためにアクセルペダル19を踏込操作し
ているか、又は、車両を減速させるためにブレーキペダ
ル20を踏込操作している状態であって、ブレーキペダ
ル20と間違えてアクセルペダル19を踏込操作する可
能性がない運転状態であると判断する。
【0043】S12で肯定判断したときには、次にS1
3で、シフトポジションSPがリバースであり、車速V
が判定車速Va未満であり、かつ、両ペダル19,20
が踏込操作されていない運転状態が所定の判定時間tA
以上持続したか否かを判断する。本実施形態では、判定
時間tAを2秒間としている。
【0044】このS13において、肯定判断したときに
は、車両の運転状態が、車両をクリープで後退させて坂
道を上ろうする状況で車両が自重によって前進してしま
うのを防ぐために運転者がブレーキペダル20からアク
セルペダル19に足を踏み替えてアクセル操作した状態
ではないと判断する。
【0045】一方、否定判断したときには、車両の運転
状態が、前記状況において運転者がブレーキペダル20
からアクセルペダル19に足を急いで踏み替えてアクセ
ル操作した状態であると判断する。
【0046】S13で肯定判断したときには、次にS1
4で、アクセルペダル19がアイドル状態ACIDLで
なくなり、かつ、アイドル状態ACIDLでなくなって
から所定の待ち時間経過後のアクセル開度ACCP(操
作状態量)が所定のアクセル開度(判定量)を越えたか否
かを判断する。即ち、アクセル踏込直後のアクセル踏込
速度(操作状態量)が所定の判定速度(判定量)を越え
たか否かを判断する。
【0047】このS14において、肯定判断したときに
は、車両の運転状態が、車両をクリープで後退させてい
る状況で運転者が車両にブレーキをかけようとしてブレ
ーキペダル20と間違えてアクセルペダル19を踏込操
作したと判断する。
【0048】一方、否定判断したときには、車両の運転
状態が、前記状況において運転者が車両を意図的に加速
させようとしてアクセル操作したと判断する。S14で
肯定判断したときには、次にS15で、通常のスロット
ル制御に基づくスロットル開度TAの制御を一時停止
し、スロットル開度TAを強制的に全閉として固定す
る。
【0049】また、S15の次にS16で、警告ブザー
を作動させた後、S17を実行する。ECU22は、S
17で、アクセルペダル19がアイドル状態ACIDL
となったか否かを判断する。
【0050】S17において、肯定判断したときには、
車両の運転状態が、車両をクリープで後退させている状
況で車両にブレーキをかけようとして間違ってアクセル
ペダル19を踏込操作したことに運転者が気付き、アク
セルペダル19から足を離した状態である判断する。
【0051】一方、否定判断したときには、車両の運転
状態が、前記状況で運転者が間違ってアクセルペダル1
9を踏込操作したまま、アクセルペダル19から足を離
せない状態であると判断する。
【0052】S17で肯定判断したときには、スロット
ル開度TAを全閉に固定したままでアクセル異常操作処
理を終了する。一方、否定判断したときには、次にS1
8で、スロットル開度TAの全閉での固定とする制御を
解除し、通常のスロットル制御によって調節するように
復帰させるとともに、S19で警告ブザーを停止させた
後に本処理を終了する。
【0053】また、S10,11,12,13,14の
いずれかにおいて、否定判断したときも、S18,19
を実行した後に本処理を終了する。次に、以上詳述した
本実施形態が有する作用・効果を列記する。
【0054】(1) クリープによって車両を後退させ
ているときに、アクセルペダル19及びブレーキペダル
20を共に踏込操作していない運転状態からアクセルペ
ダル19を急激に踏込操作すると、エンジン10への吸
気がカットされて車両の急加速が禁止される。従って、
例えば車両を駐車させようとしてクリープで後退してい
るときに、運転者が車両に急ブレーキをかけようとして
ブレーキペダル20と間違えてアクセルペダル19を踏
込操作しても車両が急加速しない。
【0055】(2) クリープによって車両を後退させ
ているときに、アクセルペダル19及びブレーキペダル
20を共に踏込操作していない運転状態が2秒以上持続
したときにのみ、アクセルペダル19の急操作に基づく
エンジン10の回転上昇が禁止される。従って、例えば
車両をクリープで後退させて坂道を上りながら駐車させ
ようとしているときに、車両が自重によって前進しない
ように運転者がブレーキペダル20からアクセルペダル
19に2秒以内に足を踏み替えて踏込操作したときに
は、エンジン10への吸気がカットされず車両を後退さ
せることができる。その結果、車両をクリープで後退さ
せて坂道を上りながら駐車させるときに、アクセルペダ
ル19を踏込操作して車両を確実に後退させながら駐車
することができる。
【0056】(3) クリープによって車両を低速で後
退させているときにのみ、アクセルペダル19及びブレ
ーキペダル20を共に踏込操作していない運転状態から
アクセルペダル19が急操作されたときにエンジン10
への吸気がカットされる。従って、例えば、車両を後退
させるときに運転者が一旦アクセルペダル19を踏込操
作して車両を加速させ、惰性によって比較的高い車速で
車両が後退しているときには、再度アクセルペダル19
を急操作してもエンジン10への吸気がカットされず、
車両を通常通り加速させることができる。その結果、車
両を比較的高い車速で後退させるときに車両を改めて加
速するときに、アクセルペダル19を踏込操作して後退
を自由な車速で行うことができる。
【0057】(4) アクセルペダル19の急操作に基
づいてスロットル開度TAが強制的に全閉に固定された
ときに、アクセルペダル19から足を離して踏込操作を
一旦止めるとスロットル開度TAが全閉に固定されなく
なり、通常のスロットル制御で制御される。従って、車
両後退時に、運転者がブレーキペダル20と間違ってア
クセルペダル19を踏込操作しても、アクセルペダル1
9を一旦戻せば、改めてアクセルペダル19を踏込操作
したときにエンジン10を通常通り運転することができ
る。
【0058】(5) クラッチ操作を行うことなくシフ
トポジションSPを切り替えることができることから、
運転者が低い意識レベル下でニュートラルからリバース
に切換える可能性が高い、自動変速機11を備えた車両
に実施した。このため、車両がクリープによって後退す
ることに気付いた運転者が慌ててブレーキペダル20を
踏込操作する可能性が高い車両において、上記(1)〜
(4)に記載した各効果が顕著となる。
【0059】(6) ブレーキペダルと間違えたアクセ
ルペダルの急操作に基づいて、エンジン10が吸気カッ
トされるときには、警告ブザー21によって運転者に警
告される。従って、運転者が踏み間違いに速やかに気付
くことができ、ブレーキペダルを踏みなおして車両に速
やかにブレーキをかけることができる。
【0060】次に、上記一実施形態以外の実施形態を列
記する。 ・ 前記一実施形態で、アクセル異常操作処理のS15
で、ECU22が燃料噴射制御で制御する燃料噴射を一
時的に停止させることでエンジン10の回転上昇を禁止
する構成とする。
【0061】また、同じく、ECU22が点火時期制御
で制御する点火を一時的に停止する構成としてもよい。 ・ 前記一実施形態で、アクセル開度ACCPを検出す
るアクセルポジションセンサに代えて、アクセル踏力
(操作状態量)を検出する踏力検出センサを設ける。そ
して、アクセル異常操作処理のS14で、踏込操作され
たアクセルペダル19に加わる踏力が所定の判定値を越
えたときにスロットル開度TAを強制的に全閉に固定す
る構成とする。このような構成によっても、前記一実施
形態の(1)〜(6)に記載された各効果がある。
【0062】・ 前記一実施形態で、アクセル異常操作
処理のS14で、アクセルペダル19がアイドル状態A
CIDLでなくなった時点から所定の待ち時間経過毎の
アクセル開度ACCPから求めたアクセル開度ACCP
の変化率(アクセル踏込速度)の変化率(操作状態量)
が所定変化率を越えたか否かを判断する構成とする。即
ち、アクセル踏込直後のアクセル踏込加速度(操作状態
量)が所定加速度を越えたか否かを判断する構成とす
る。この場合にも、前記一実施形態の(1)〜(6)に
記載された各効果がある。
【0063】・ 前記一実施形態で、スロットル開度T
Aを強制的に全閉に固定する代わりに、全閉に近いスロ
ットル開度TAに固定し、エンジン10の回転上昇を制
限するようにしてもよい。
【0064】・ 前記一実施形態で、図4に示すよう
に、車両を後退させているときにアクセルペダル19及
びブレーキペダル20を共に踏込操作していない運転状
態を検出する。そして、この運転状態が2秒持続した後
にアクセルペダル19が急操作されたときには、車速V
に関係なくスロットル開度TAを強制的に全閉に固定す
る構成としてもよい。この場合には、前記一実施形態の
(1),(2),(4)〜(6)に記載した各効果があ
る。
【0065】・ 前記一実施形態で、図5に示すよう
に、車両をクリープで後退させているときにアクセルペ
ダル19及びブレーキペダル20を共に踏込操作してい
ない運転状態を検出する。そして、この運転状態におい
てアクセルペダル19が急操作されたときに、その運転
状態の持続時間に関係なくスロットル開度TAを強制的
に全閉に固定する構成としてもよい。この場合には、前
記一実施形態の(1),(3)〜(6)に記載した各効
果がある。
【0066】・ 前記一実施形態で、図6に示すよう
に、車両を後退させているときにアクセルペダル19及
びブレーキペダル20を共に踏込操作していない運転状
態を検出する。そして、この運転状態においてアクセル
ペダル19が急操作されたときには、車速Vと、その運
転状態の持続時間とに関係なくスロットル開度TAを強
制的に全閉に固定する構成としてもよい。この場合に
は、前記一実施形態の(1),(4)〜(6)に記載し
た各効果がある。
【0067】・ 前記一実施形態で、警告ブザー21の
代わりに、警告ランプ(報知手段)の点滅によって報知
してもよい。 ・ 前記一実施形態で、トルクコンバータ付きの自動変
速機の代わりに、運転者が手動で切換操作するシフトポ
ジションに応じて、電子制御されるアクチュエータがク
ラッチを接離することで変速操作する半自動式の変速機
とした構成とする。この場合にも、前記一実施形態の
(1)〜(6)に記載の各効果がある。
【0068】・ 前記一実施形態で、車両に完全電気制
御式のブレーキ装置を備えた場合には、アクセルペダル
19が急操作されたときにスロットル制御等によってエ
ンジン10の回転上昇を規制する代わりに、ブレーキ装
置を作動させることによって車両の急加速を少なくとも
制限する構成としてもよい。なお、この完全電気制御式
のブレーキ装置は、電気制御されるアクチュエータによ
ってブレーキを直接作動させるものであってもよく、ま
た、電気制御されるアクチュエータによって供給制御さ
れる作動油の油圧によってブレーキを作動させるもので
あってもよい。このような構成によっても、前記一実施
形態の(1)〜(6)に記載した各効果を得ることがで
きる。
【0069】・ 本発明を、ハイブリッド車の運転制御
装置に実施してもよい。この場合、シフトポジションを
リバースに切り替えた後のモータ動力による発進後退時
に、アクセルペダル19及びブレーキペダル20が共に
踏込操作されていない運転状態からアクセルペダル19
が急操作されたときに、モータ動力を少なくとも制限す
るか、あるいは、電気制御式の制動装置を作動させる。
【0070】・ 本発明を、手動式変速機を備えたエン
ジン車や、ハイブリッド車、電気車に実施してもよい。
この場合にも、手動で変速機を後退にして車両を発進後
退させたときにブレーキペダルと間違ったアクセルペダ
ルの急操作による車両の急加速を防止することができ
る。
【0071】以下、前記各実施形態から把握される技術
的思想をその効果とともに列記する。 (1) 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の発
明において、前記制御手段は、車両の動力機関の運転を
少なくとも制限することを特徴とする車両用運転制御装
置。
【0072】(2) 請求項1〜請求項7のいずれか一
項に記載の発明において、前記制御手段は、車両の制動
装置を作動させることを特徴とする車両用運転制御装
置。 (3) 請求項1〜請求項7のいずれか一項、又は、上
記技術的思想(1)に記載の発明において、前記動力機
関は、内燃機関(ガソリンエンジン10)であることを
特徴とする車両用運転制御装置。
【0073】(4) 請求項1〜請求項5のいずれか一
項に記載の発明において、前記変速機は、トルクコンバ
ータ付きの自動変速機(11)であることを特徴とする
車両用運転制御装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の運転制御装置を示す模式構成
図。
【図2】 同じ電気ブロック図。
【図3】 アクセル異常操作処理のフローチャート。
【図4】 他の実施形態におけるアクセル異常操作処理
のフローチャート。
【図5】 同じくアクセル異常操作処理のフローチャー
ト。
【図6】 同じくアクセル異常操作処理のフローチャー
ト。
【符号の説明】
10…動力機関としてのガソリンエンジン、11…変速
機としての自動変速機、15…走行方向検出手段を構成
するシフトポジションセンサ、16…アクセル操作検出
手段を構成するアクセルポジションセンサ、17…ブレ
ーキ操作検出手段を構成するブレーキスイッチ、18…
車速検出手段を構成する車速センサ、19…アクセルペ
ダル、20…ブレーキペダル、21…警告手段としての
警告ブザー、23…走行方向検出手段、アクセル操作検
出手段、ブレーキ操作検出手段、操作状態検出手段、車
速検出手段を構成する判断手段、制御手段及び判別手段
としてのエンジン電子制御装置、ACCP…アクセル開
度、ACIDL…アイドル状態、BRK…ブレーキ状
態、SP…シフトポジション、TA…スロットル開度、
tA…判定時間、V…車速、Va…判定車速。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 11/10 F02D 11/10 Q 3G301 29/00 29/00 C 41/22 310 41/22 310E 45/00 310 45/00 310M Fターム(参考) 3D037 FA24 FA25 3D046 BB01 GG02 HH02 HH05 LL02 3G065 CA17 CA40 DA04 EA00 FA08 GA11 GA29 GA41 GA46 KA36 3G084 BA00 BA05 BA33 DA29 EA07 EA11 EC01 EC03 FA05 FA06 FA10 3G093 AA05 BA07 BA13 CB05 DA06 DB05 DB11 DB12 EA09 EB04 EC02 3G301 JA08 JA35 JB10 KB01 LA01 NA08 NE17 NE23 PF01B PF03B PF08B PF10B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機のシフトポジションがリバースで
    あるか否かを検出する走行方向検出手段と、 アクセルペダルが踏込操作されているか否かを検出する
    アクセル操作検出手段と、 ブレーキペダルが踏込操作されているか否かを検出する
    ブレーキ操作検出手段と、 アクセルペダルが踏込操作されるときの操作状態量を検
    出する操作状態検出手段と、 シフトポジションが後退であって、アクセルペダル及び
    ブレーキペダルが共に踏込操作されていない運転状態か
    らアクセルペダルが踏込操作されたときの前記操作状態
    量が所定の判定量を越えたか否かを判断する判断手段
    と、 前記操作状態量が前記判定量を越えたときに、車両の動
    力機関の運転を少なくとも制限するか、または、車両の
    制動装置を作動させる運転制御を行う制御手段とを備え
    たことを特徴とする車両用運転制御装置。
  2. 【請求項2】 前記運転状態が所定の判定時間を越えて
    持続したか否かを判別する判別手段を備え、 前記制御手段は、前記運転状態が前記判定時間を越えて
    持続した後にアクセルペダルが踏込操作されたときの前
    記操作状態量が前記判定量を越えたときに前記運転制御
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用運転制
    御装置。
  3. 【請求項3】 車速検出手段を備え、 前記制御手段は、車速が所定の判定車速を越えている状
    態で前記運転状態からアクセルペダルが踏込操作された
    ときの前記操作状態量が前記判定量を越えたときに前記
    運転制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両
    用運転制御装置。
  4. 【請求項4】 前記運転状態が所定の判定時間を越えて
    持続したか否かを判別する判別手段と、 車速検出手段とを備え、 前記制御手段は、車速が所定の判定車速を越えている状
    態で前記運転状態が前記判定時間を越えて持続した後に
    アクセルペダルが踏込操作されたときの操作状態量が前
    記判定量を越えたときに前記運転制御を行うことを特徴
    とする請求項1に記載の車両用運転制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記運転制御を行って
    いるときにアクセルペダルが踏込操作されなくなったと
    きには該運転制御を終了することを特徴とする請求項1
    〜請求項4のいずれか一項に記載の車両用運転制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記変速機は、運転者がクラッチ操作を
    行うことなくシフトポジションをニュートラルからリバ
    ースに切り替え可能な自動変速機であることを特徴とす
    る請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の車両用運
    転制御装置。
  7. 【請求項7】 前記操作状態量が前記判定量を越えたと
    きに、運転者に警告する警告手段を備えていることを特
    徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の車
    両用運転制御装置。
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