JP2003252256A - 車両用情報記録方法及び装置 - Google Patents

車両用情報記録方法及び装置

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JP2003252256A
JP2003252256A JP2002057860A JP2002057860A JP2003252256A JP 2003252256 A JP2003252256 A JP 2003252256A JP 2002057860 A JP2002057860 A JP 2002057860A JP 2002057860 A JP2002057860 A JP 2002057860A JP 2003252256 A JP2003252256 A JP 2003252256A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助電源の容量に制限がある場合であっても
安定して情報を記録して記録した情報の信頼性を高め
る。 【解決手段】 車両走行に関する車両走行情報を更新し
ながらRAM領域31に記憶している最中に車両衝突を
検知したとき、IGN電源2からの電源供給が停止して
バックアップコンデンサ25に蓄積した電力により、ス
クイブ6を動作させると共に車両衝突発生時の車両走行
情報をEEPROM28に記憶するに際して、MPU2
9は、バックアップコンデンサ25の電力量に基づいて
車両走行情報のEEPROM28への記録可能時間を算
出すると共に、車両走行情報の記録所要時間を算出し、
算出した記録可能時間と記録所要時間とを比較して、記
録所要時間が記録可能時間よりも長い場合には、EEP
ROM28への記録を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両に搭載
されたエアバック機構を駆動したときの各種情報を記録
する車両用情報記録方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエアバッグシステムとしては、エ
アバッグの作動時に、加速度センサ出力値、走行速度、
ブレーキ操作の有無、アクセル操作状態などの車両情報
を記録するものが知られている。このエアバッグシステ
ムでは、エアバッグ作動時に記録した車両情報を再現す
ることで、車両事故の解析調査などに活用可能としてい
る。
【0003】このようなエアバッグシステムとしては、
具体的に、例えば特開平1−164649号公報に開示
されたものが知られている。このエアバッグシステムの
記録装置は、ABS(Anti-lock Brake System)やエン
ジン制御ECU(Electric Control Unit)等から走行
速度や加速度、ブレーキ動作情報、アクセル操作情報な
どを通信ラインを介して入力し、エアバッグECUに内
蔵したRAM(RandomAccess Memory)に最新のデータ
を一時記録する。そして、エアバッグ作動時には、RA
Mに一時記録したデータをEEPROM(Electrically
Erasable andProgrammable Read Only Memory)等に記
録して保存する構成となっている。
【0004】また、従来のエアバッグシステムは、例え
ば特開平10−53095号公報に開示されているよう
に、エアバッグECUに電源バックアップ機能を備え、
車両衝突によりバッテリラインの断線等が生じても、各
種情報の記録制御やエアバッグ作動制御を実行可能な構
成になっている。
【0005】通常、電源バックアップ機能を実現するた
めには、アルミ電解コンデンサをバックアップ用電源
(補助電源)として使用し、車両衝突が発生してからエ
アバッグを作動させるのに必要な時間(バックアップ作
動所要時間)を保持できるだけの電力が充填されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
エアバッグシステムでは、バックアップ用電源としてア
ルミ電解コンデンサを用いる構成になっていたので、バ
ックアップ可能な時間がアルミ電解コンデンサの温度特
性や経時劣化に強く依存する。例えば、低温になるほ
ど、また年月を経れば経るほどアルミ電解コンデンサの
容量が低下するので、バックアップ時間が短くなる。
【0007】したがって、アルミ電解コンデンサのバッ
クアップ作動所要時間がバックアップ可能な時間を下回
ると、EEPROMへの記録最中に電源が途絶えて記録
中断してしまうので、記録内容が不安定になることがあ
り記録情報の信頼性が失われるという問題があった。
【0008】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
提案されたものであり、補助電源の容量に制限がある場
合であっても安定して情報を記録して記録した情報の信
頼性を高めることができる車両用情報記録方法及び装置
を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1に係る車両用情報記録方法では、車両走
行に関する車両走行情報を更新しながら一時記憶メモリ
に記憶している最中に車両衝突を検知したとき、主電源
からの電源供給が停止して補助電源に蓄積した電力によ
り、エアバッグ機構を動作させると共に車両衝突発生時
の車両走行情報を不揮発性メモリに記憶するに際して、
上記補助電源の電力量に基づいて車両走行情報の不揮発
性メモリへの記録可能時間を算出すると共に、車両走行
情報の記録所要時間を算出し、算出した上記記録可能時
間と上記記録所要時間とを比較して、上記記録所要時間
が上記記録可能時間よりも長い場合には、上記不揮発性
メモリへの記録を終了する。
【0010】請求項2に係る車両用情報記録方法では、
請求項1に係る車両用情報記録方法であって、上記不揮
発性メモリへの記録を終了するに際して、上記不揮発性
メモリに記録終了を示す記録終了情報を記録した後に、
記録を終了することを特徴とする。
【0011】請求項3に係る車両用情報記録方法では、
請求項1又は請求項2に係る車両用情報記録方法であっ
て、上記一時記憶メモリに記憶された車両走行情報を上
記不揮発性メモリに記憶するに際して、上記一時記憶メ
モリに記憶した車両走行情報うち、上記不揮発性メモリ
に記録する車両走行情報を選択することを特徴とする。
【0012】請求項4に係る車両用情報記録方法では、
請求項3に係る車両用情報記録方法であって、上記一時
記憶メモリに記憶した車両走行情報のうち、上記不揮発
性メモリに記録する車両走行情報を選択して記録した後
に、車両走行情報を選択したことを示す選択情報を上記
不揮発性メモリに記録することを特徴とする。
【0013】請求項5に係る車両用情報記録方法では、
請求項4に係る車両用情報記録方法であって、上記選択
情報として、少なくとも選択条件を含めることを特徴と
する。
【0014】上述の課題を解決するために、請求項6に
係る車両用情報記録装置では、車両の衝突を検知する衝
突検知手段と、車両走行に関する車両走行情報を一時記
憶する一時記憶手段と、上記衝突検知手段によって衝突
が検知された場合に、上記一時記憶手段に記憶された車
両走行情報を記録して保存する不揮発性記憶手段と、車
両の主電源からの電力を蓄電する補助電源と、上記補助
電源に蓄電された電力量を検出する電力検出手段と、上
記電力検出手段によって検出された電力量に基づいて、
上記不揮発性記憶手段に車両走行情報を記録可能な記録
可能時間を算出する記録可能時間算出手段と、上記一時
記憶手段に記憶された車両走行情報の上記不揮発性記憶
手段への記録に要する記録所要時間を算出する記録所要
時間算出手段と、上記記録可能時間算出手段によって算
出された記録可能時間と上記記録所要時間算出手段によ
って算出された記録所要時間とを比較して、記録所要時
間が記録可能時間よりも長い場合には、上記不揮発性記
憶手段への記録を終了する記録制御手段とを備える。
【0015】請求項7に係る車両用情報記録装置では、
請求項6に係る車両用情報記録装置であって、上記記録
制御手段は、上記不揮発性記憶手段への記録を終了する
場合には、上記不揮発性記憶手段に記録終了を示す記録
終了情報を記録した後に記録を終了することを特徴とす
る。
【0016】請求項8に係る車両用情報記録装置では、
請求項6又は請求項7に係る車両用情報記録装置であっ
て、上記一時記憶手段に記憶された車両走行情報を選択
する選択手段を更に備え、上記記録制御手段は、上記選
択手段により選択された車両走行情報を上記不揮発性記
憶手段に記録することを特徴とする。
【0017】請求項9に係る車両用情報記録装置では、
請求項8に係る車両用情報記録装置であって、上記記録
制御手段は、上記選択手段によって選択された車両走行
情報を記録した場合に、上記選択手段により選択したこ
とを示す選択情報を上記不揮発性記憶手段に記録するこ
とを特徴とする。
【0018】請求項10に係る車両用情報記録装置で
は、請求項9に係る車両用情報記録装置であって、上記
記録制御手段は、上記選択情報として、少なくとも選択
手段による選択条件を含めることを特徴とする。
【0019】
【発明の効果】請求項1に係る車両用情報記録方法によ
れば、一時記憶メモリの車両走行情報を不揮発性メモリ
に記憶するに際して、補助電源の電力量に基づいて車両
走行情報の不揮発性メモリへの記録可能時間を算出する
と共に、車両走行情報の記録所要時間を算出し、算出し
た記録可能時間と記録所要時間とを比較して、記録所要
時間が記録可能時間よりも長い場合には、不揮発性メモ
リへの記録を終了するので、不揮発性メモリに記録して
いる最中に補助電源の電力が不足して不揮発性メモリに
不安定なデータを記録することを防止することができ
る。したがって、この車両用情報記録方法によれば、補
助電源の容量に制限がある場合であっても安定して車両
走行情報を記録して、記録した車両走行情報の信頼性を
高めることができる。
【0020】請求項2に係る車両用情報記録方法によれ
ば、不揮発性メモリへの記録を終了するに際して、不揮
発性メモリに記録終了を示す記録終了情報を記録した後
に、記録を終了するので、記録可能時間が記録所要時間
よりも短く、全車両走行情報が記録できない場合であっ
ても、車両衝突によって記録が終了したのか、記録所要
時間が記録可能時間よりも長いために記録が終了したの
かを明確にすることができる。
【0021】請求項3に係る車両用情報記録方法によれ
ば、一時記憶メモリに記憶された車両走行情報を不揮発
性メモリに記憶するに際して、一時記憶メモリに記憶し
た車両走行情報うち、不揮発性メモリに記録する車両走
行情報を選択するので、必要な車両走行情報を確実に記
録することができる。
【0022】請求項4に係る車両用情報記録方法によれ
ば、一時記憶メモリに記憶した車両走行情報のうち、不
揮発性メモリに記録する車両走行情報を選択して記録し
た後に、車両走行情報を選択したことを示す選択情報を
不揮発性メモリに記録することができる。
【0023】請求項5に係る車両用情報記録方法によれ
ば、選択情報として、少なくとも選択条件を含めるの
で、不揮発性メモリにどのような車両走行情報が選択さ
れたのかを記録することができる。
【0024】請求項6に係る車両用情報記録装置によれ
ば、記録可能時間と記録所要時間とを比較して、記録所
要時間が記録可能時間よりも長い場合には、不揮発性記
憶手段への記録を終了するので、不揮発性記憶手段に記
録している最中に補助電源の電力が不足して不揮発性記
憶手段に不安定なデータを記録することを防止すること
ができる。したがって、この車両用情報記録装置によれ
ば、補助電源の容量に制限がある場合であっても安定し
て車両走行情報を記録して、記録した車両走行情報の信
頼性を高めることができる。
【0025】請求項7に係る車両用情報記録装置によれ
ば、不揮発性記憶手段への記録を終了する場合には、不
揮発性記憶手段に記録終了を示す記録終了情報を記録し
た後に記録を終了するので、記録可能時間が記録所要時
間よりも短く、全車両走行情報が記録できない場合であ
っても、車両衝突によって記録が終了したのか、記録所
要時間が記録可能時間よりも長いために記録が終了した
のかを明確にすることができる。
【0026】請求項8に係る車両用情報記録装置によれ
ば、選択手段により選択された車両走行情報を不揮発性
記憶手段に記録するので、必要な車両走行情報を確実に
記録することができる。
【0027】請求項9に係る車両用情報記録装置によれ
ば、選択手段によって選択された車両走行情報を記録し
た場合に、選択手段により選択したことを示す選択情報
を不揮発性記憶手段に記録することができる。
【0028】請求項10に係る車両用情報記録装置によ
れば、選択情報として、少なくとも選択手段による選択
条件を含めるので、不揮発性記憶手段にどのような車両
走行情報が選択されたのかを記録することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0030】本発明は、例えば図1に示すように構成さ
れたエアバッグシステムに適用される。
【0031】[エアバッグシステムの構成]このエアバ
ッグシステムは、エアバッグECU1に、IGN電源
2、センサ群3、ABS(Anti-lock Brake System)E
CU(Electric Control Unit)4、エンジンECU
5、スクイブ6が接続されて構成されている。このエア
バッグECU1は、車両内の通信ライン7を介してセン
サ群3、ABSECU4及びエンジンECU5と接続さ
れ、電源ハーネス8を介してIGN電源2及びスクイブ
6と接続されている。
【0032】IGN電源2は、エアバッグシステムの各
部と電源ハーネス8を介して接続される。IGN電源2
は、車両のイグニッションスイッチ(IGN)がオンと
されることにより起動し、エアバッグシステムの各部が
駆動するための電源を供給する。
【0033】センサ群3は、車両の各部と接続され、車
両各部の状態を検出してセンサ信号としてエアバッグE
CU1に供給する。このセンサ群3は、本例において、
ブレーキ機構と接続されてブレーキ動作状態を検出する
ブレーキスイッチ11、車両速度を検出する車速センサ
12、スロットル状態を検出するスロットル開度センサ
13からなる。
【0034】ABSECU4は、車両に設けられたAB
Sを制御する。このABSECU4は、車両走行時にお
いて、ABSを制御すると共にABSの制御状態を示す
ABS状態情報を作成してエアバッグECU1に出力す
る。
【0035】エンジンECU5は、車両に設けられたエ
ンジンを制御する。このエンジンECU5は、車両走行
時においてエンジンを制御すると共にエンジンの制御状
態を示すエンジン状態情報を作成してエアバッグECU
1に出力する。
【0036】スクイブ6は、電気式エアバッグを作動さ
せる点火装置からなり、エアバッグECU1から駆動電
源が供給される。このスクイブ6は、駆動電源が供給さ
れると、例えばガス発生剤を瞬時に燃焼することで窒素
を発生させエアバッグを膨らます作動をする。
【0037】「エアバッグECU1の構成」エアバッグ
ECU1は、IGN電源2と電源ハーネス8を介して接
続された昇圧回路21及び5Vレギュレータ22と、セ
ンサ群3、ABSECU4及びエンジンECU5と通信
ライン7を介して接続された通信回路23、スクイブ6
と電源ハーネス8を介して接続された駆動回路24とを
備える。また、このエアバッグECU1は、バックアッ
プコンデンサ25、コンデンサ電圧測定回路26、衝突
検知センサ27、EEPROM(Electrically Erasabl
e and Programmable Read Only Memory)28、各部を
制御するMPU(Microprocessing Unit)29を備えて
構成されている。
【0038】5Vレギュレータ22は、IGN電源2か
らIGN電源電圧が供給され、エアバッグECU1内の
動作に必要な電源電圧に変換する。この5Vレギュレー
タ22は、変換した電源電圧を通信回路23、衝突検知
センサ27、EEPROM28及びMPU29に供給す
る。
【0039】昇圧回路21は、IGN電源2からのIG
N電源電圧を昇圧する。これは、エアバッグシステムの
主電源はIGN電源2であるが、IGN電源電圧が低い
とスクイブ6の作動に影響を及ぼすためである。したが
って、昇圧回路21は、スクイブ6が動作してエアバッ
グが安定して動作する必要な電圧までIGN電源電圧を
昇圧して、バックアップコンデンサ25に供給する。
【0040】バックアップコンデンサ25は、例えばア
ルミ電解コンデンサからなり、エアバッグシステムの補
助電源として機能する。このバックアップコンデンサ2
5は、エアバッグシステムの電源投入時から常時昇圧回
路21からの電力を蓄積している。
【0041】このバックアップコンデンサ25は、昇圧
回路21により電圧が印加されることで車両衝突時に使
用する電力を蓄積する。例えば、車両衝突により車両内
バッテリやエアバッグECU1とIGN電源2とを接続
する電源ハーネス8が破損し、IGN電源2による電源
供給が停止された場合、バックアップコンデンサ25
は、5Vレギュレータ22及び駆動回路24に電源供給
をする。すなわち、バックアップコンデンサ25は、ス
クイブ6が動作するための駆動電力を蓄積することで、
IGN電源2の供給が遮断されてもエアバッグシステム
の動作に影響を与えない容量の電力を蓄積している。
【0042】コンデンサ電圧測定回路26は、バックア
ップコンデンサ25の端子電圧を測定する。このコンデ
ンサ電圧測定回路26は、その測定値がMPU29によ
り定期的に読み込まれる。
【0043】駆動回路24は、MPU29からの制御信
号に従って、バックアップコンデンサ25に蓄積された
電力を用いてエアバッグを展開させるのに必要な電力
(電流量×通電時間)をスクイブ6に供給する。
【0044】衝突検知センサ27は、5Vレギュレータ
22からの電力により駆動し、MPU29に格納された
車両速度情報から車両の減速度を検出して、車両の衝突
が発生したことを検知する。この衝突検知センサ27
は、車両の衝突が発生したことを検知すると、その旨の
センサ信号をMPU29に供給する。なお、本実施例に
おける衝突検知センサ27は、車両速度情報から車両の
減速度を算出するようにしたが、これが例えばシリコン
カンチレバ式等の機械式のセンサであっても良い。
【0045】通信回路23は、通信ライン7を介してセ
ンサ信号、ABS状態情報及びエンジン状態情報を受信
して、MPU29に出力する。
【0046】EEPROM28は、不揮発性のメモリか
らなり、MPU29により各種情報が記録されると共
に、MPU29によりその内容が読み込まれる。
【0047】MPU29は、5Vレギュレータ22から
の電力により駆動し、駆動回路24及びEEPROM2
8を制御する。このMPU29は、エアバッグ展開判断
アルゴリズムを実行するためのプログラムを内部に格納
しており、エアバッグシステムの起動時において格納し
ておいたプログラムを起動することで以下に説明する処
理を実行する。
【0048】MPU29は、車両走行時においては、通
信回路23を介して、ABS状態情報、エンジン状態情
報及びセンサ信号の車両走行に関する車両走行情報を常
時入力する。このMPU29は、所定期間ごとに、入力
した車両走行情報を内部のRAM領域31にバッファリ
ングして、定期的にその内容を更新する。
【0049】本例において、一時的に情報を記憶するメ
モリであるRAM領域31に記憶する車両走行情報は、
エンジン回転数情報、ブレーキ動作状態情報、走行速度
情報、スロットル位置情報である。また、MPU29
は、車両走行情報として、衝突検知センサ27のセンサ
信号やエアバッグ展開判断アルゴリズムにて生成された
数値情報もバッファリングしても良い。
【0050】このようなエアバッグシステムにおいて、
車両の衝突によってIGN電源2からエアバッグECU
1への電源線の断線によって電源供給が停止した時、M
PU29は、衝突検知センサ27から車両の減速度を検
出したセンサ信号が入力されると、センサ信号をA/D
変換処理をしてセンサ信号を取り込み、エアバッグの展
開作動を決定して駆動回路24を制御する。このとき、
MPU29は、エアバッグ展開許可を示す制御信号を駆
動回路24に供給すると共に、エアバッグ展開タイミン
グを判断する。また、MPU29は、駆動回路24を動
作させると同時にRAM領域31にバッファリングした
車両走行情報を更新する処理を停止して凍結し、凍結し
た車両走行情報をEEPROM28に記録開始する。
【0051】また、このエアバッグシステムにおいて、
車両の衝突によりエアバッグECU1のIGN電源2か
らの電源供給が断たれると、その後のエアバッグECU
1内の各部への電源供給をバックアップコンデンサ25
により行う。これにより、バックアップコンデンサ25
に蓄積された電力が消費され、バックアップコンデンサ
25の端子電圧が徐々に低下する。
【0052】このとき、コンデンサ電圧測定回路26で
は、バックアップコンデンサ25の端子電圧を検出して
MPU29に出力する。MPU29は、コンデンサ電圧
測定回路26により検出されている端子間電圧を定期的
にモニタリングし、端子電圧の減少率を算出し、所定電
圧となる到達予測時間を算出し、更にEEPROM28
への記録可能時間及び記録所要時間を算出して、RAM
領域31に記憶した車両走行情報をEEPROM28に
記録する。
【0053】[車両衝突発生時のMPU29による演算
処理]つぎに、上述したエアバッグシステムにおいて、
車両衝突発生時のMPU29による車両情報記録に関す
る演算処理について図2を参照して説明する。
【0054】図2の時刻t1以前のIGN電源2からエ
アバッグECU1に電力が供給されているときには、バ
ックアップコンデンサ25が昇圧電圧V0にフル充電さ
れているが、時刻t1において車両衝突が発生して、エ
アバッグECU1に対するIGN電源2の電源供給が遮
断されると、バックアップコンデンサ25の電力を5V
レギュレータ22に供給して消費し、バックアップコン
デンサ25の端子電圧が低下する。
【0055】このとき、バックアップコンデンサ25の
端子電圧Vtは、下記式1で示すように、 Vt=V0−α・t(但し、α=I5V/C) (式1) で表現され、次第に低下する。ここで、バックアップコ
ンデンサ25の端子電圧VtはIGN電源2が遮断され
た後にバックアップコンデンサ25による電源供給を開
始した後、時間tが経過した時の電圧値であり、V0は
IGN電源2が遮断される直前のバックアップコンデン
サ25の端子電圧である昇圧電圧であり、I5Vは5V
系(通信回路23、衝突検知センサ27、EEPROM
28、MPU29)の消費電流であり、Cはバックアッ
プコンデンサ25の静電容量である。
【0056】また、EEPROM28の動作を保証する
最低電圧値を供給するのに必要とされるバックアップコ
ンデンサ25の下限電圧値Vminは、下記式2で示すよ
うに、 Vmin=Vrom+Vdrop (式2) で表現される。ここで、VromはEEPROM28の動
作を保証するバックアップコンデンサ25の最低電圧値
であり、例えば4.5Vとして予め設計時又は実験等に
より設定された電圧値とされる。また、Vdropは5Vレ
ギュレータ22による電圧降下分であり、例えば0.3
Vとして予め設計時又は実験等により設定された電圧値
とされる。
【0057】上記式1の端子電圧Vtと上記式2のVmi
nより、MPU29は、IGN電源2の電源遮断後の時
刻tにおけるEEPROM28への記録可能時間Tt
を、下記式3で示すように、 Tt=(Vt−Vmin)/α (式3) なる演算式を用いて算出する。
【0058】ここで、式1において、消費電流I5V
温度に強く依存し、バックアップコンデンサ25の静電
容量Cは温度やバックアップコンデンサ25の使用年数
に強く依存する。そこで、MPU29は、αを予め設定
した定数として使用する場合のみならず、バックアップ
コンデンサ25の端子電圧Vtの算出精度の向上を図
り、以下に説明するように算出することが望ましい。
【0059】IGN電源2の電源供給が遮断した後にお
いて、ΔTの周期にて、バックアップコンデンサ25の
端子電圧Vnをサンプリングすると、n回目のサンプリ
ング時刻tでのバックアップコンデンサ25の端子電
圧Vは、下記式4に示すように、 V=V0−α・t (式4) で表現され、(n+1)回目のサンプリング時刻t
n+1でのバックアップコンデンサ25の端子電圧V
n+1は、下記式5に示すように、 Vn+1=V0−α・tn+1 (式5) で表現される。
【0060】ここで、ΔTをmsec単位とすると、昇
圧電圧V0に対するαの変化率が無視できるほど小さ
く、αは下記式6に示すように、 α=(V−Vn+1)/(tn+1−t) (式6) で表現され、上記式3においてVt=Vn+1とする
と、バックアップコンデンサ25の端子電圧をサンプリ
ングをするごとに、前にサンプリングしたバックアップ
コンデンサ25の端子電圧を用いて式6に従ってαを算
出して式3により記録可能時間Ttを算出する。
【0061】また、MPU29は、EEPROM28に
車両走行情報を記録する記録所要時間を算出するときに
は、RAM領域31に記録されてEEPROM28に記
録する必要がある車両走行情報のデータ量と、1バイト
の記録に要する単位記録時間Twに基づいて記録所要時
間を算出する。すなわち、例えばRAM領域31に記録
されたNバイトの車両走行情報をEEPROM28に記
録するには、N・Twの時間が必要となる。
【0062】ここで、MPU29は、単位記録時間Tw
を、予め設定した定数として使用しても良く、変化させ
ても良い。すなわち、データの記録が完了した際に記録
完了を表す信号(完了信号)を出力するEEPROM2
8を使用した場合、MPU29は、複数の車両走行情報
を連続して記録を行っているときに、一つの車両走行情
報を記録する度に完了信号を入力したことに応じて、完
了信号入力の周期を測定して単位記録時間Twを変化さ
せても良い。これにより、EEPROM28に記録をし
た実測値に基づく単位記録時間Twを使用することがで
き、記録所要時間N・Twの算出精度を高めることがで
きる。
【0063】このようにMPU29は、記録可能時間T
tと記録所要時間N・Twとを演算し、記録可能時間T
tと記録所要時間N・Twとを比較する。MPU29
は、記録可能時間Ttが記録所要時間N・Tw以上であ
る場合(Tt≧N・Tw)には、RAM領域31に記録
された全車両走行情報を記録し、記録可能時間Ttが記
録所要時間N・Twより短い場合(Tt<N・Tw)に
は、全車両走行情報の記録ができないと判断する。
【0064】全車両走行情報がEEPROM28に記録
できない場合、MPU29は、記録可能時間Ttと記録
所要時間N・Twとから、記録可能時間Tt内に記録可
能な車両走行情報を記録した後に、予め定義した記録終
了コードをEEPROM28に記録する。
【0065】MPU29は、例えば2バイトの車両走行
情報を記録する必要がある場合に、記録可能時間Ttが
2バイトでの記録所要時間2・Twよりも短い場合に
は、1バイトの車両走行情報しか記録できず、図3に示
すように、EEPROM28に記録終了コード(EN
D)を記録する。このとき、MPU29は、EEPRO
M28の記録アドレス「00」〜「FA」の記録領域
(データ領域)に車両走行情報を記録し、記録アドレス
「FB」〜「FD」の記録領域(未定義領域)に未定義
コードを記録し、更に記録アドレス「FE」に記録終了
コードを記録する。
【0066】ここで、EEPROM28は、1バイトご
との内部領域を、00(H)〜FA(H)を書き込みデ
ータ記録領域、FB(H)を未定義コードA記録領域、
FC(H)を未定義コードB記録領域、FD(H)を未
定義コードC記録領域、FE(H)を記録終了コード記
録領域、FF(H)をEEPROM記録データの初期値
記録領域として割り当てている。このような各領域は予
め各記録アドレスごとに格納される情報の種類が設定さ
れており、各記録アドレスのビットを「0」又は「1」
とする記録をすることで、車両走行情報の再現が可能と
なり、車両事故の解析調査などに活用可能としている。
【0067】このようにEEPROM28に記録終了コ
ードの記録をした後、MPU29は、EEPROM28
のアクセス中に電源が遮断されることにより、EEPR
OM28に記録したデータが破壊される恐れがあるの
で、アクセスを禁止する。
【0068】また、MPU29は、記録所要時間N・T
wが記録可能時間Ttよりも長い場合、例えば2・Tw
≦Tt<N・Twである場合は、RAM領域31に記録
されている全車両走行情報を記録することはできない
が、RAM領域31に記録された車両走行情報のうち、
車両走行情報の種類に応じた優先度を設定し、優先度の
高い車両走行情報を選択して記録しても良い。このと
き、例えば車両速度等を優先度の高い車両走行情報とし
て設定しておく。また、MPU29は、優先度に従って
車両走行情報を記録した場合には、全車両走行情報を記
録した場合と記録した車両走行情報の記録順序が異なる
ので、例えば未定義コードA記録領域にその旨の情報を
記録する。
【0069】更に、MPU29は、記録所要時間N・T
wが記録可能時間Ttよりも長い場合、例えば2・Tw
≦Tt<N・Twである場合は、記録対象の車両走行情
報の分解能を下げて記録しても良い。すなわち、MPU
29は、例えば、1sec分の走行速度情報が10ms
ec毎にサンプリングされて記録されている場合には、
RAM領域31に同種類の100個の車両走行情報がバ
ッファリングされているが、10個毎に間引いた車両走
行情報をEEPROM28に記録する。これにより、M
PU29は、結果的に100msec毎の車両走行情報
を記録することができる。また、MPU29は、車両走
行情報を間引いて記録した場合には、例えば未定義コー
ドB記録領域にその旨の情報を記録する。
【0070】[実施の形態の効果]以上詳細に説明した
ように、本発明を適用したエアバッグシステムによれ
ば、記録可能時間Ttと記録所要時間N・Twとを比較
して、記録所要時間Ttが記録可能時間N・Twよりも
長い場合には、EEPROM28に車両走行情報を記録
する処理を終了するので、EEPROM28に記録して
いる最中にバックアップコンデンサ25の電力が不足し
てEEPROM28に不安定なデータを記録することを
防止することができる。したがって、このエアバッグシ
ステムによれば、バックアップコンデンサ25の容量に
制限がある場合であっても安定して車両走行情報を記録
して、記録した車両走行情報の信頼性を高めることがで
きる。
【0071】また、このエアバッグシステムによれば、
EEPROM28への記録を終了するときにEEPRO
M28への記録終了を表す記録終了コードを記録した後
に車両走行情報の記録を終了するので、記録可能時間T
tが記録所要時間N・Twよりも短く、全車両走行情報
が記録できない場合であっても、断線等の不具合によっ
て記録が終了したのか、記録所要時間N・Twが記録可
能時間Ttよりも長いために記録が終了したのかを明確
にすることができる。
【0072】また、このエアバッグシステムによれば、
記録所要時間N・Twが記録可能時間Ttよりも長い場
合に、RAM領域31に記憶した車両走行情報を選択し
てEEPROM28に記録するので、必要な車両走行情
報を確実に記録することができる。
【0073】更に、このエアバッグシステムによれば、
RAM領域31に記憶された車両走行情報を選択してE
EPROM28に記録する場合には、RAM領域31に
記憶された車両走行情報を選択したことを表す情報をE
EPROM28に記録することができる。
【0074】更にまた、このエアバッグシステムによれ
ば、例えば記録する車両走行情報を選択したことを記録
するに際して未定義コード領域の記録をすることで、選
択した条件(優先度、間引き)を記録することができ、
データ記録領域にどのような車両走行情報が選択された
のかを記録することができる。
【0075】なお、上述の実施の形態は本発明の一例で
ある。このため、本発明は、上述の実施形態に限定され
ることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明
に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に
応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したエアバッグシステムの構成を
示すブロック図である。
【図2】衝突発生時におけるバックアップコンデンサの
端子電圧の時間的変化を説明するための図であり、
(a)はIGN電源の供給が遮断されたタイミングを示
し、(b)はバックアップコンデンサの端子電圧の変化
を示す。
【図3】EEPROMの記録領域を示す図である。
【符号の説明】
1 エアバッグECU 2 IGN電源 3 センサ群 4 ABSECU 5 エンジンECU 6 スクイブ 7 通信ライン 8 電源ハーネス 11 ブレーキスイッチ 12 車速センサ 13 スロットル開度センサ 21 昇圧回路 22 5Vレギュレータ 23 通信回路 24 駆動回路 25 バックアップコンデンサ 26 コンデンサ電圧測定回路 27 衝突検知センサ 28 EEPROM 29 MPU 31 RAM領域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両走行に関する車両走行情報を更新し
    ながら一時記憶メモリに記憶している最中に車両衝突を
    検知したとき、主電源からの電源供給が停止して補助電
    源に蓄積した電力により、エアバッグ機構を動作させる
    と共に車両衝突発生時の車両走行情報を不揮発性メモリ
    に記憶するに際して、 上記補助電源の電力量に基づいて車両走行情報の不揮発
    性メモリへの記録可能時間を算出すると共に、車両走行
    情報の記録所要時間を算出し、 算出した上記記録可能時間と上記記録所要時間とを比較
    して、上記記録所要時間が上記記録可能時間よりも長い
    場合には、上記不揮発性メモリへの記録を終了すること
    を特徴とする車両用情報記録方法。
  2. 【請求項2】 上記不揮発性メモリへの記録を終了する
    に際して、上記不揮発性メモリに記録終了を示す記録終
    了情報を記録した後に、記録を終了することを特徴とす
    る請求項1に記載の車両用情報記録方法。
  3. 【請求項3】 上記一時記憶メモリに記憶された車両走
    行情報を上記不揮発性メモリに記憶するに際して、 上記一時記憶メモリに記憶した車両走行情報うち、上記
    不揮発性メモリに記録する車両走行情報を選択すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用情報
    記録方法。
  4. 【請求項4】 上記一時記憶メモリに記憶した車両走行
    情報のうち、上記不揮発性メモリに記録する車両走行情
    報を選択して記録した後に、 車両走行情報を選択したことを示す選択情報を上記不揮
    発性メモリに記録することを特徴とする請求項3に記載
    の車両用情報記録方法。
  5. 【請求項5】 上記選択情報として、少なくとも選択条
    件を含めることを特徴とする請求項4に記載の車両用情
    報記録方法。
  6. 【請求項6】 車両の衝突を検知する衝突検知手段と、 車両走行に関する車両走行情報を一時記憶する一時記憶
    手段と、 上記衝突検知手段によって衝突が検知された場合に、上
    記一時記憶手段に記憶された車両走行情報を記録して保
    存する不揮発性記憶手段と、 車両の主電源からの電力を蓄電する補助電源と、 上記補助電源に蓄電された電力量を検出する電力検出手
    段と、 上記電力検出手段によって検出された電力量に基づい
    て、上記不揮発性記憶手段に車両走行情報を記録可能な
    記録可能時間を算出する記録可能時間算出手段と、 上記一時記憶手段に記憶された車両走行情報の上記不揮
    発性記憶手段への記録に要する記録所要時間を算出する
    記録所要時間算出手段と、 上記記録可能時間算出手段によって算出された記録可能
    時間と上記記録所要時間算出手段によって算出された記
    録所要時間とを比較して、記録所要時間が記録可能時間
    よりも長い場合には、上記不揮発性記憶手段への記録を
    終了する記録制御手段とを備えることを特徴とする車両
    用情報記録装置。
  7. 【請求項7】 上記記録制御手段は、上記不揮発性記憶
    手段への記録を終了する場合には、上記不揮発性記憶手
    段に記録終了を示す記録終了情報を記録した後に記録を
    終了することを特徴とする請求項6に記載の車両用情報
    記録装置。
  8. 【請求項8】 上記一時記憶手段に記憶された車両走行
    情報を選択する選択手段を更に備え、 上記記録制御手段は、上記選択手段により選択された車
    両走行情報を上記不揮発性記憶手段に記録することを特
    徴とする請求項6又は請求項7に記載の車両用情報記録
    装置。
  9. 【請求項9】 上記記録制御手段は、上記選択手段によ
    って選択された車両走行情報を記録した場合に、上記選
    択手段により選択したことを示す選択情報を上記不揮発
    性記憶手段に記録することを特徴とする請求項8に記載
    の車両用情報記録装置。
  10. 【請求項10】 上記記録制御手段は、上記選択情報と
    して、少なくとも選択手段による選択条件を含めること
    を特徴とする請求項9に記載の車両用情報記録装置。
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