JP3328296B2 - 乗員保護装置用制御システムおよび乗員保護装置用制御システムの制御方法 - Google Patents
乗員保護装置用制御システムおよび乗員保護装置用制御システムの制御方法Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
【0001】 本発明は、車両内の2つ以上の乗員保護装置を制御す
るための少なくとも2つの乗員保護装置用制御装置を有
する乗員保護装置用制御システムに関する。本発明は特
に、少なくとも2つのエアバッグを有する乗員保護装置
用制御システムに関しているが、他の形式の乗員保護装
置、例えばロールオーバー保護装置および/またはプリ
テンショナー装置においても適用可能である。
るための少なくとも2つの乗員保護装置用制御装置を有
する乗員保護装置用制御システムに関する。本発明は特
に、少なくとも2つのエアバッグを有する乗員保護装置
用制御システムに関しているが、他の形式の乗員保護装
置、例えばロールオーバー保護装置および/またはプリ
テンショナー装置においても適用可能である。
【0002】 乗員保護装置を事故の際にトリガするために、クラッ
シュセンサから送出される出力信号が連続的に監視され
る。事故を信号化する出力信号に急激な変化が生じると
乗員保護装置例えばエアバッグが作動される。同時にク
ラッシュセンサから送出された出力信号は不揮発性メモ
リに記録され、事故データプロッタが準備される。この
出力信号は例えば事故の時点以前から事故そのものに至
るまでの所定の時間範囲にわたって車両の加速度の経過
特性と減速度とを自動的に再生し、しかも事故の経緯を
再構成するための別の重要なデータ、例えば車両の横方
向加速度も含む。
シュセンサから送出される出力信号が連続的に監視され
る。事故を信号化する出力信号に急激な変化が生じると
乗員保護装置例えばエアバッグが作動される。同時にク
ラッシュセンサから送出された出力信号は不揮発性メモ
リに記録され、事故データプロッタが準備される。この
出力信号は例えば事故の時点以前から事故そのものに至
るまでの所定の時間範囲にわたって車両の加速度の経過
特性と減速度とを自動的に再生し、しかも事故の経緯を
再構成するための別の重要なデータ、例えば車両の横方
向加速度も含む。
【0003】 複数の乗員保護装置、例えばフロントエアバッグおよ
びサイドエアバッグが設けられている場合、この乗客保
護装置のそれぞれの制御装置は固有の不揮発性メモリを
有しており、事故の際には制御装置によって測定された
事故に関するパラメータ、例えば加速度および減速度が
独立してこのメモリに記憶される。これにより事故の経
緯が良好に再構成される。なぜならこの場合異なる測定
装置によって測定された事故に関連するパラメータが相
互に独立に記憶され、事象に関する付加的な記述が事故
の直前に調製されるからである。ただしこの場合に後か
ら再構成を試みるに際してクラッシュの記録の時間的な
相関関係の問題が生じる。これはデータを記録するその
つどの時点が場合によっては一義的に再構成できず、そ
のために個々の制御装置に記憶された事故関連データの
時間的な対応付けが困難だからである。さらにこの場合
制御装置ごとに不揮発性メモリが設けられているので、
ハードウェアの点でコストが高くなる。
びサイドエアバッグが設けられている場合、この乗客保
護装置のそれぞれの制御装置は固有の不揮発性メモリを
有しており、事故の際には制御装置によって測定された
事故に関するパラメータ、例えば加速度および減速度が
独立してこのメモリに記憶される。これにより事故の経
緯が良好に再構成される。なぜならこの場合異なる測定
装置によって測定された事故に関連するパラメータが相
互に独立に記憶され、事象に関する付加的な記述が事故
の直前に調製されるからである。ただしこの場合に後か
ら再構成を試みるに際してクラッシュの記録の時間的な
相関関係の問題が生じる。これはデータを記録するその
つどの時点が場合によっては一義的に再構成できず、そ
のために個々の制御装置に記憶された事故関連データの
時間的な対応付けが困難だからである。さらにこの場合
制御装置ごとに不揮発性メモリが設けられているので、
ハードウェアの点でコストが高くなる。
【0004】 ヨーロッパ特許出願公開第0693404号明細書には、中
央に配置された衝突センサとメモリ(cRAM、ROM、EEPRO
M)とから構成された中央制御装置を有する乗員保護装
置用制御システムが記載されている。さらに側方衝突セ
ンサが設けられており、このセンサの出力信号に対して
閾値との比較が行われる。ディジタルの比較結果データ
は同様に中央制御装置に印加され、中央制御装置はそれ
ぞれのセンサ信号の状態に依存してトリガの決定を行
う。乗員保護装置用制御システムはドライバー用エアバ
ッグ、同行者用エアバッグ、サイドエアバッグ、および
プリテンショナーを含んでおり、これら全ての装置が中
央制御装置によって制御される。
央に配置された衝突センサとメモリ(cRAM、ROM、EEPRO
M)とから構成された中央制御装置を有する乗員保護装
置用制御システムが記載されている。さらに側方衝突セ
ンサが設けられており、このセンサの出力信号に対して
閾値との比較が行われる。ディジタルの比較結果データ
は同様に中央制御装置に印加され、中央制御装置はそれ
ぞれのセンサ信号の状態に依存してトリガの決定を行
う。乗員保護装置用制御システムはドライバー用エアバ
ッグ、同行者用エアバッグ、サイドエアバッグ、および
プリテンショナーを含んでおり、これら全ての装置が中
央制御装置によって制御される。
【0005】 ヨーロッパ特許出願公開第0649777号明細書も乗員保
護装置用制御システムに関連しており、この制御装置は
RAM、ROM、EEPROMを有する唯一の制御装置から構成され
ている。この中央制御装置は加速度センサの信号のみで
なく、別の動作パラメータ例えばABSの作動、ブレーキ
ペダルの操作およびアクセルペダルの操作などの信号も
受け取り、プリテンショナー、フロントエアバッグ、サ
イドエアバッグなどの乗員保護装置を制御する。この制
御装置は循環メモリによって構成されており、このメモ
リに加速度センサのデータおよび車両のバスを介して供
給される動作パラメータのデータが所定の期間にわたっ
てトリガ事象の前後に記憶される。このために事故デー
タプロット機能が設けられている。
護装置用制御システムに関連しており、この制御装置は
RAM、ROM、EEPROMを有する唯一の制御装置から構成され
ている。この中央制御装置は加速度センサの信号のみで
なく、別の動作パラメータ例えばABSの作動、ブレーキ
ペダルの操作およびアクセルペダルの操作などの信号も
受け取り、プリテンショナー、フロントエアバッグ、サ
イドエアバッグなどの乗員保護装置を制御する。この制
御装置は循環メモリによって構成されており、このメモ
リに加速度センサのデータおよび車両のバスを介して供
給される動作パラメータのデータが所定の期間にわたっ
てトリガ事象の前後に記憶される。このために事故デー
タプロット機能が設けられている。
【0006】 本発明の課題は、事故データの評価の容易な事故関連
データを新たな形式で記憶できる乗員保護装置用制御シ
ステムを提供することである。
データを新たな形式で記憶できる乗員保護装置用制御シ
ステムを提供することである。
【0007】 この課題は請求項1の特徴部分に記載の構成により解
決される。
決される。
【0008】 本発明の有利な実施形態は請求項2に記載されてい
る。
る。
【0009】 本発明の請求項3によればさらに、事故関連データを
新たな形式で記憶できる乗員保護装置用制御システムの
作動方法が得られる。
新たな形式で記憶できる乗員保護装置用制御システムの
作動方法が得られる。
【0010】 本発明では他の制御装置によって求められた偶発的な
事故に関連するデータも所定の制御装置に記憶される。
このために当該の制御装置の不揮発性メモリの他に有利
には別のメモリが設けられており、この別のメモリに他
の制御装置の1つまたは複数のセンサによって形成され
た信号を記憶することができる。事故の際に有利には、
不揮発性メモリを有する制御装置によって求められた事
故関連データが不揮発性メモリに記憶されるのみなら
ず、他の制御装置によって求められ別のメモリに記憶さ
れていた事故関連データの不揮発性メモリへの移し替え
も行われる。不揮発性メモリに記憶される2つ以上の制
御装置の事故関連データはそれぞれ同じ時間部分が再生
され、時間的に一義的に相関しているので、事故の経緯
を後に再構成することも問題なく、また(少なくとも2
つの制御装置からの)複数の使用可能なデータに基づい
て高い記述精度で得ることができる。さらに固有の不揮
発性メモリを有する別の制御装置を構成しなくともよ
い。このためこの制御装置に必要なハードウェア上のコ
ストが低減される。
事故に関連するデータも所定の制御装置に記憶される。
このために当該の制御装置の不揮発性メモリの他に有利
には別のメモリが設けられており、この別のメモリに他
の制御装置の1つまたは複数のセンサによって形成され
た信号を記憶することができる。事故の際に有利には、
不揮発性メモリを有する制御装置によって求められた事
故関連データが不揮発性メモリに記憶されるのみなら
ず、他の制御装置によって求められ別のメモリに記憶さ
れていた事故関連データの不揮発性メモリへの移し替え
も行われる。不揮発性メモリに記憶される2つ以上の制
御装置の事故関連データはそれぞれ同じ時間部分が再生
され、時間的に一義的に相関しているので、事故の経緯
を後に再構成することも問題なく、また(少なくとも2
つの制御装置からの)複数の使用可能なデータに基づい
て高い記述精度で得ることができる。さらに固有の不揮
発性メモリを有する別の制御装置を構成しなくともよ
い。このためこの制御装置に必要なハードウェア上のコ
ストが低減される。
【0011】 本発明を以下に図示の実施例に即して詳細に説明す
る。
る。
【0012】 図に実施例として示された乗員保護装置用制御装置は
フロントエアバッグ装置1とサイドエアバッグ装置8と
を有するエアバッグシステムとして構成されている。フ
ロントエアバッグ装置1(所属の制御装置は有利には車
両の中央例えば車両空間に配置されている)はドライバ
ー用のエアバッグおよび/または同行者用のエアバッグ
をトリガするために用いられ、電子制御ユニット(プロ
セッサ)2を有している。この電子制御ユニットは衝突
の検出に使用されるセンサ6(例えば加速度および減速
度センサ)に接続されている。電子制御ユニット2はさ
らにフロントエアバッグ装置1の内部のバスシステム3
(制御バス、データバス、アドレスバス)を介して不揮
発性メモリ4と、リングメモリとして構成された別のメ
モリ5とに接続されている。電子制御ユニット2は周知
のようにセンサ出力信号を監視し、衝突を信号化した信
号または信号特性が検出された場合にエアバッグの点火
をトリガする。電子制御ユニット2はこのような衝突が
検出された場合に、まずセンサ6の出力信号を不揮発性
メモリ4内へ周知の手段で書き込む。これにより事故の
経緯を表すデータも本来の事故時点以前の所定の時間範
囲にわたるデータも持続的に記憶できるように格納され
る。不揮発性メモリ4はプログラミング可能なメモリ例
えばEEPROMとして構成することができる。本発明により
設けられている別のメモリ5は揮発性メモリ例えばRAM
として構成されており、連続的に(それぞれ所定の時間
範囲にわたって)サイドエアバッグ装置8から供給され
るクラッシュセンサ信号を記憶する。
フロントエアバッグ装置1とサイドエアバッグ装置8と
を有するエアバッグシステムとして構成されている。フ
ロントエアバッグ装置1(所属の制御装置は有利には車
両の中央例えば車両空間に配置されている)はドライバ
ー用のエアバッグおよび/または同行者用のエアバッグ
をトリガするために用いられ、電子制御ユニット(プロ
セッサ)2を有している。この電子制御ユニットは衝突
の検出に使用されるセンサ6(例えば加速度および減速
度センサ)に接続されている。電子制御ユニット2はさ
らにフロントエアバッグ装置1の内部のバスシステム3
(制御バス、データバス、アドレスバス)を介して不揮
発性メモリ4と、リングメモリとして構成された別のメ
モリ5とに接続されている。電子制御ユニット2は周知
のようにセンサ出力信号を監視し、衝突を信号化した信
号または信号特性が検出された場合にエアバッグの点火
をトリガする。電子制御ユニット2はこのような衝突が
検出された場合に、まずセンサ6の出力信号を不揮発性
メモリ4内へ周知の手段で書き込む。これにより事故の
経緯を表すデータも本来の事故時点以前の所定の時間範
囲にわたるデータも持続的に記憶できるように格納され
る。不揮発性メモリ4はプログラミング可能なメモリ例
えばEEPROMとして構成することができる。本発明により
設けられている別のメモリ5は揮発性メモリ例えばRAM
として構成されており、連続的に(それぞれ所定の時間
範囲にわたって)サイドエアバッグ装置8から供給され
るクラッシュセンサ信号を記憶する。
【0013】 サイドエアバッグ装置8(制御装置として有利には車
両の側方に配置されている)はドライバー用サイドエア
バッグおよび/または同行者用サイドエアバッグのトリ
ガを制御するために用いられ、電子制御ユニット(プロ
セッサ)9を有する。このユニットはクラッシュセンサ
11に結合されており、周知のようにサイドエアバッグの
制御に必要な情報、例えば側方衝突に関する情報を調製
する。1つまたは複数のセンサ11の1つまたは複数の出
力信号はサイドエアバッグ装置8の内部バス12(制御バ
ス、データバス、アドレスバス)とこのサイドエアバッ
グ装置8をフロントエアバッグ装置1に接続している線
路7とを介して連続的にフロントエアバッグ装置1に供
給される。線路7は専用に設けられた線路であってもよ
いし、また例えばそれぞれエアバッグシステムと中央制
御装置との間に既に存在する接続線路を通して形成して
もよい。
両の側方に配置されている)はドライバー用サイドエア
バッグおよび/または同行者用サイドエアバッグのトリ
ガを制御するために用いられ、電子制御ユニット(プロ
セッサ)9を有する。このユニットはクラッシュセンサ
11に結合されており、周知のようにサイドエアバッグの
制御に必要な情報、例えば側方衝突に関する情報を調製
する。1つまたは複数のセンサ11の1つまたは複数の出
力信号はサイドエアバッグ装置8の内部バス12(制御バ
ス、データバス、アドレスバス)とこのサイドエアバッ
グ装置8をフロントエアバッグ装置1に接続している線
路7とを介して連続的にフロントエアバッグ装置1に供
給される。線路7は専用に設けられた線路であってもよ
いし、また例えばそれぞれエアバッグシステムと中央制
御装置との間に既に存在する接続線路を通して形成して
もよい。
【0014】 サイドエアバッグ装置8のセンサ11から車両の走行運
転中に連続的に送出される信号はバスシステム3を介し
て連続的に(それぞれ所定の時間範囲にわたって)メモ
リ5に記憶される。メモリ5はこのため各時点で、その
時点でのセンサ11の最新の出力信号と前もって定められ
た期間中で当該の時点以前に記録されたデータとを記憶
している。メモリ5はこのために例えばリング状にアド
レスを前へ進めながら切り換えるリングメモリとして構
成でき、または他の手段で構成することができる。電子
制御ユニット2が直接に差し迫った衝突または既に生じ
た衝突を検出すると、この制御ユニットは固有のセンサ
6から送出された事故の経緯を表すデータだけでなく、
メモリ5に含まれているデータも不揮発性メモリ4に記
憶する。したがって不揮発性メモリ4は同じ時間部分を
表すものであればフロントエアバッグ装置1の事故デー
タもサイドエアバッグ装置8の事故データも有する。
転中に連続的に送出される信号はバスシステム3を介し
て連続的に(それぞれ所定の時間範囲にわたって)メモ
リ5に記憶される。メモリ5はこのため各時点で、その
時点でのセンサ11の最新の出力信号と前もって定められ
た期間中で当該の時点以前に記録されたデータとを記憶
している。メモリ5はこのために例えばリング状にアド
レスを前へ進めながら切り換えるリングメモリとして構
成でき、または他の手段で構成することができる。電子
制御ユニット2が直接に差し迫った衝突または既に生じ
た衝突を検出すると、この制御ユニットは固有のセンサ
6から送出された事故の経緯を表すデータだけでなく、
メモリ5に含まれているデータも不揮発性メモリ4に記
憶する。したがって不揮発性メモリ4は同じ時間部分を
表すものであればフロントエアバッグ装置1の事故デー
タもサイドエアバッグ装置8の事故データも有する。
【0015】 場合によりサイドエアバッグ装置8のみがサイドエア
バッグをトリガしてフロントエアバッグが作動されず、
しかも側方衝突を表すデータの持続的な記憶が行われて
いる事故の際には、本発明の別の実施例により電子制御
ユニット9が(差し迫った)側方衝突を信号化する信号
を電子制御ユニット2へ例えば接続線路7、12を介して
供給する。制御ユニット2はこの信号を受信するとメモ
リ5に含まれたデータを不揮発性メモリ4へ移し替える
ように制御する。この不揮発性メモリには制御装置によ
って場合により付加的に相応の時間間隔中にフロントエ
アバッグ装置1のセンサ6から送出されたデータが記憶
される。この場合フロントエアバッグ装置1はサイドエ
アバッグ装置8に対する事故データプロッタとして使用
される。
バッグをトリガしてフロントエアバッグが作動されず、
しかも側方衝突を表すデータの持続的な記憶が行われて
いる事故の際には、本発明の別の実施例により電子制御
ユニット9が(差し迫った)側方衝突を信号化する信号
を電子制御ユニット2へ例えば接続線路7、12を介して
供給する。制御ユニット2はこの信号を受信するとメモ
リ5に含まれたデータを不揮発性メモリ4へ移し替える
ように制御する。この不揮発性メモリには制御装置によ
って場合により付加的に相応の時間間隔中にフロントエ
アバッグ装置1のセンサ6から送出されたデータが記憶
される。この場合フロントエアバッグ装置1はサイドエ
アバッグ装置8に対する事故データプロッタとして使用
される。
【0016】 サイドエアバッグ装置8にはこのために固有の不揮発
性メモリは必要ない。ただし選択的にフロントエアバッ
グ装置1内のメモリ4、5の代わりにサイドエアバッグ
装置8内にメモリ4、5を設けることができる。この場
合にはセンサデータはフロントエアバッグ装置1からサ
イドエアバッグ装置8へ供給され、事故の場合にはそこ
に記録される。この場合にはサイドエアバッグ装置が事
故データのプロット機能を引き継ぐ。
性メモリは必要ない。ただし選択的にフロントエアバッ
グ装置1内のメモリ4、5の代わりにサイドエアバッグ
装置8内にメモリ4、5を設けることができる。この場
合にはセンサデータはフロントエアバッグ装置1からサ
イドエアバッグ装置8へ供給され、事故の場合にはそこ
に記録される。この場合にはサイドエアバッグ装置が事
故データのプロット機能を引き継ぐ。
【0017】 本発明を2つのエアバッグ装置に即して上で説明し
た。ただし本発明は他の乗員保護装置に接続して使用す
ることもできる。例えばサイドエアバッグ装置8に代え
てプリテンショナー制御装置および/またはロールオー
バー保護装置を使用することができる。その場合これら
の制御装置の事故関連データはフロントエアバッグ装置
または他のブロック1によって構成された乗員保護装置
内に記憶される。
た。ただし本発明は他の乗員保護装置に接続して使用す
ることもできる。例えばサイドエアバッグ装置8に代え
てプリテンショナー制御装置および/またはロールオー
バー保護装置を使用することができる。その場合これら
の制御装置の事故関連データはフロントエアバッグ装置
または他のブロック1によって構成された乗員保護装置
内に記憶される。
【0018】 本発明は特に車両における使用のために構成されてい
るが、他のタイプの乗り物例えば航空機にも適用でき
る。 [図面の簡単な説明]
るが、他のタイプの乗り物例えば航空機にも適用でき
る。 [図面の簡単な説明]
【図1】 乗員保護装置用制御装置の実施例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クレメンス パウル ドイツ連邦共和国 D―93083 オーバ ートラウプリング ヘーフリンガー リ ング 7 (56)参考文献 特開 平1−164649(JP,A) 特開 平7−277230(JP,A) 特開 昭63−80386(JP,A) 実開 昭55−63238(JP,U) 実開 昭61−15516(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/32 B60R 21/01
Claims (3)
- 【請求項1】車両内の少なくとも2つの乗員保護装置を
制御するための少なくとも2つの乗員保護装置用制御装
置(1、8)を有する乗員保護装置用制御システムにお
いて、 1つの制御装置(1)が事故が起こった場合に衝突検出
用の第1のセンサ(6)の事故関連データを持続的に記
憶する不揮発性メモリ(4)と、事故の識別のために他
方の制御装置(8)によって検出され供給されるデータ
を記憶する別のメモリ(5)とを有し、 1つの制御装置(1)内に含まれている制御ユニット
(2)により衝突の際に前記別のメモリ(5)に記憶さ
れたデータの前記不揮発性メモリ(4)への移し替えが
制御される ことを特徴とする少なくとも2つの乗員保護装置用制御
装置を有する乗員保護装置用制御システム。 - 【請求項2】前記別のメモリ(5)はリングメモリであ
る、請求項1記載の乗員保護装置用制御システム。 - 【請求項3】事故関連データを1つの制御装置の不揮発
性メモリ内に記録する 少なくとも2つの乗員保護装置用制御装置を有する乗員
保護装置用制御システムの制御方法において、 事故の際に1つの制御装置の事故関連データを不揮発性
メモリに記憶し、 事故の識別のために他方の制御装置によって検出され供
給されるデータを連続的に前記別のメモリすなわち揮発
性メモリに記録し、事故が検出された場合に事故の経緯
を再構成するために前記別のメモリから前記不揮発性メ
モリへ移し替える ことを特徴とする少なくとも2つの乗員保護装置用制御
装置を有する乗員保護装置用制御システムの制御方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19721303 | 1997-05-21 | ||
DE19721303.0 | 1997-05-21 | ||
PCT/DE1998/001166 WO1998052795A2 (de) | 1997-05-21 | 1998-04-27 | Insassenschutz-steuersystem und verfahren zur steuerung des insassenschutz-steuersystems |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000512955A JP2000512955A (ja) | 2000-10-03 |
JP3328296B2 true JP3328296B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=7830110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54977998A Expired - Fee Related JP3328296B2 (ja) | 1997-05-21 | 1998-04-27 | 乗員保護装置用制御システムおよび乗員保護装置用制御システムの制御方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6345219B1 (ja) |
EP (1) | EP0983169A2 (ja) |
JP (1) | JP3328296B2 (ja) |
KR (1) | KR100370464B1 (ja) |
WO (1) | WO1998052795A2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001055105A (ja) * | 1999-06-08 | 2001-02-27 | Takata Corp | 車両の安全装置 |
DE10354602A1 (de) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Robert Bosch Gmbh | Verbindungselemente, Verfahren zur Buskommunikation zwischen einem Steuergerät zur Ansteuerung von Personenschutzmitteln als Master und wenigstens einem Verbindungselement zur Gewichtsmessung in einem Sitz als Slave und Bus-System |
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