JP2003237799A - 食品の包装袋 - Google Patents

食品の包装袋

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品の袋詰めの作業効率が良く、食品をきれ
いに袋詰めできる食品の包装袋を提供する。 【解決手段】 サンドイッチSの包装袋10の開封時、
シール部14が多数の微細な凹凸を点接合して開蓋する
エンボスシール構造であるので、堅固なシールであるに
も拘わらず、開封が容易になる。また、シール部14
が、表フィルム11と裏フィルム12との両側縁の中間
部付近まで延長されているので、開封時には袋本体15
の中間部までスムーズに大きく開口することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は食品の包装袋、詳
しくはサンドイッチやおにぎりなどの食品の包装に適し
た食品の包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サンドイッチ用の包装袋として、
図6および図7に示すものが知られている。図6は、従
来手段に係る食品の包装袋の食品袋詰め作業を示す斜視
図である。図7は、従来手段に係る食品の包装袋の開封
状態を示す斜視図である。図6に示すように、サンドイ
ッチ用の包装袋100は、特定の方向に裂けやすい一軸
延伸ポリプロピレンフィルムからなる表フィルム101
と裏フィルム102とを主な材料とし、両フィルム10
1,102の両側縁がシールされ、両フィルム101,
102の一端側に開口部103を有し、他端側が先細に
形成され、かつこの他端に閉塞されたシール部104が
形成された袋本体105と、表裏両フィルム101,1
02のシール部104から一体的に外方に延出された突
出片106,107とを具備し、突出片107(裏フィ
ルム102側)より長く突出した突出片106(表フィ
ルム101側)に、袋本体105に向かって開封する際
の開裂起点となる二条の略平行な切断スリット108,
108が形成されて摘み片109が設けられた構造を有
している。
【0003】袋詰め時には、開口部103を指先で開
き、ここからサンドイッチSを袋本体105に挿入す
る。その後、この開口部103を粘着テープまたはシー
ラーによる熱融着などで封止する。こうして、サンドイ
ッチSが袋詰めされる。開封時には、一体化された突出
片106,107を一方の手でにぎり、他方の手の指先
で摘み片109をつまみ、表フィルム101を帯状に開
口部103側に向かって引き裂くことで袋本体105を
開裂させ、開封する(図7参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
包装袋100にあっては、使用前の表裏両フィルム10
1,102の各表裏両面が平滑で、互いに密着してい
た。これにより、サンドイッチSの袋詰め時には、開口
部103をスムーズに開口することができなかった。ま
た、この包装袋100の形状が、閉塞された他端側が先
細化した台形状であるので、開口部103からサンドイ
ッチSを袋に詰めるとき、袋の内部空気の逃げ場がな
い。これにより、サンドイッチSの先端をスムーズに袋
の奥まで差し込めず、袋詰めに際して、サンドイッチS
を何回も出し入れしていた。その結果、袋詰めの作業効
率が低下し、サンドイッチSをきれいに袋詰めすること
ができなかった。
【0005】さらに、従来の包装袋100では、袋のシ
ール部104の両端が略直角にカットされていた。その
ため、取り扱い時に誤ってシール部104の角張った端
部から袋が破れるおそれがあった。その他、開封時に摘
み片109以外の部分から袋が裂け、包装袋100をき
れいに破れないおそれがあった。そして、この包装袋1
00にあっては、高価な一軸延伸ポリプロピレンフィル
ムを使用することで、開封時、摘み片109を中心にし
て包装袋100が左右に裂かれる構成であった。そのた
め、サンドイッチSを袋の中から取り出す際には、開封
後、さらに表フィルム101の両側の残り部分を剥がす
必要があった。また、従来品のシール部104は、汎用
の熱融着法によって閉蓋されていた。これにより、開封
後、食べ残しのサンドイッチSがあっても、包装袋10
0を再び封止することはできなかった。
【0006】
【発明の目的】この発明は、食品の袋詰めの作業効率が
良く、食品をきれいに袋詰めすることができる食品の包
装袋を提供することを、その目的としている。また、こ
の発明は、取り扱い時にはシール部が破れにくく、開封
時には袋をきれいに開封することができる食品の包装袋
を提供することを、その目的としている。さらに、この
発明は、食品を衛生的に食べることができ、しかも食品
が食べやすく、さらにはコスト低下が図れる食品の包装
袋を提供することを、その目的としている。さらにま
た、この発明は、食品の食べ残しなどに対応して、何度
でも自由に袋を開閉することができる食品の包装袋を提
供することを、その目的としている。そして、この発明
は、袋本体の他端部分のシール力が増大するとともに、
食品の袋詰めが容易になる食品の包装袋を提供すること
を、その目的としている。次に、両側縁部分の幅を小さ
くしても、取り扱い時には両側縁部分が破れにくく、開
封時には袋をきれいに開封可能で、しかも食品の袋詰め
時は、両側縁部分が袋詰めの障害とならず、両突出部分
の先端で食品の側面を傷つけるおそれを低減することが
できる食品の包装袋を提供することを、その目的として
いる。
【0007】それから、袋本体の他端部分のシール力が
大きくなるとともに、両側縁部分の幅を小さくしても、
取り扱い時には両側縁部分が破れにくく、開封時には袋
をスムーズに開封可能な両フィルムの結合力が得られ、
しかも食品の袋詰め時に、両側縁部分が袋詰めの障害と
なりにくく、両突出部分の先端で食品の側面を傷つけに
くい一方、食品の袋詰め時に、シール部の他端部分を摘
まみ用の突片とすることで、食品の袋詰めが容易な食品
の包装袋を提供することを、その目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、大略台形状の一対の表フィルムと裏フィルムとが重
ね合わされてその両側縁およびその先細りの先端側がシ
ールされ、これら両フィルムの幅広の後端側に食品を袋
詰めする開口部が形成された袋本体を具備する食品の包
装袋において、上記両側縁のシール部分は、上記両フィ
ルムの両側縁の中間部付近まで延長されるとともに、こ
れらのシール部分が、多数の微細な凹凸を介して点結合
したエンボスシール構造である食品の包装袋である。包
装袋の開封方式は限定されない。例えば、表フィルムま
たは裏フィルムの切断を伴うテープ開封式でもよい。こ
の場合の開封は、表裏両フィルムの一端から他端に向か
う方向(縦方向)にテープ切断するものでも、これに直
交する方向(横方向または袋の周方向)にテープ切断す
るものでもよい。その他、シール部を利用し、袋を表裏
両フィルムの接合部分から引き剥がす、フィルムの切断
を伴わ封式でもよい。
【0009】表フィルムおよび裏フィルムとしては、各
種のプラスチックフィルム(ラミネートフィルムを含
む)、各種の紙などを採用することができる。このう
ち、プラスチックフィルムの素材としては、例えば一軸
延伸ポリプロピレンなどのヒートシール性を有する一軸
延伸合成樹脂のほか、引き裂き方向に特性がない安価な
ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリ塩化ビニルなどを採用することができる。
食品としては、例えばサンドイッチ、おにぎり、寿司、
ピザなどを挙げることができる。その他、シュークリー
ム、アイスクリーム、ケーキおよび和菓子などの菓子類
を挙げることができる。点結合としては、熱融着または
接着を伴うものが挙げられる。その他、プレス機を使用
し、2枚のフィルムの端部同士を重ね合わせ、その部分
に単にエンボス加工を施したものでもよい。このプレス
機では、その上型と下型とには互いに逆の凹凸が形成さ
れている。
【0010】請求項2に記載の発明は、上記袋本体が、
上記表裏両フィルムのシール部から一体的に延設された
1対の突出片を有する請求項1に記載の食品の包装袋で
ある。突出片の素材は、対応するフィルムと同じ素材で
も、異なる素材でもよい。例えば、対応するフィルムよ
りも高強度の素材を採用してもよい。または、同一素材
の場合でも、フィルムの折り返しや増厚によって突出片
だけを高強度にしてもよい。突出片の大きさまたは形状
は限定されない。例えば、指で摘みやすいように、一方
の突出片を残りの突出片より長くしてもよい。また、一
方の突出片に、袋本体側に延びる1対の平行な切断スリ
ットを形成し、この一方の突出片に袋開封用の摘み片を
設けてもよい。
【0011】請求項3に記載の発明は、上記シール部の
うち、上記表裏両フィルムの一端から他端に向かう方向
と直交する方向の両端部が、なだらかにカットされてい
る請求項1または請求項2に記載の食品の包装袋であ
る。このカットは、例えば円弧形状となる。
【0012】請求項4に記載の発明は、上記突出片に、
このシール部を開閉自在に封止する粘着テープが取り付
けられた請求項2または請求項3に記載の食品の包装袋
である。粘着テープの種類は限定されない。例えば、片
面だけに接着剤が塗布されたものでもよい。または、両
面に接着剤が塗布されたものでもよい。
【0013】請求項5に記載の発明は、上記シール部を
構成する微細な凹凸の密度は、他端が大きく、中間部側
がこれより小さい請求項1に記載の食品の包装袋であ
る。
【0014】請求項6に記載の発明は、上記シール部
は、上記表フィルムと裏フィルムとの各他端が重ね合わ
された他端部分と、これら両フィルムの側縁が重ね合わ
された側縁部分とを有し、この他端部分の幅が側縁部分
の幅より大きい請求項1に記載の食品の包装袋である。
【0015】請求項7に記載の発明は、上記シール部を
構成する微細な凹凸の密度は、上記表フィルムと裏フィ
ルムとの側縁部分の幅方向の一部分が、その側縁部分の
長さ方向の略全長にわたって、この一部分を除いたシー
ル部よりも大きい請求項1に記載の食品の包装袋であ
る。側縁部分の長さ方向の略全長とは、側縁部分の長さ
方向の全長でもよいし、それより若干短くてもよい。ま
た、側縁部分の大きな密度部分は、例えば所定の長さご
とに分断された状態で連続したものでもよい。側縁部分
の幅方向の一部分の密度に対する残りのシール部の密度
との倍率は限定されない。例えば、2〜10倍程度であ
る。
【0016】請求項8に記載の発明は、上記シール部
は、上記表フィルムと裏フィルムとの各他端が重ね合わ
された他端部分と、これら両フィルムの側縁が重ね合わ
された側縁部分とを有し、この他端部分の幅が側縁部分
の幅より大きく、上記シール部を構成する微細な凹凸の
密度は、上記表フィルムと裏フィルムとの側縁部分の幅
方向の一部分が、その側縁部分の長さ方向の略全長にわ
たって、この一部分を除いたシール部よりも大きい請求
項1に記載の食品の包装袋である。
【0017】
【作用】この発明によれば、開封時、シール部が多数の
微細な凹凸を点結合して閉蓋するエンボスシール構造で
あるので、堅固なシールであるにも拘らず、開封が容易
になる。また、シール部が、表裏両フィルムの両側縁の
中間部付近まで延長されているので、開封時には、袋の
中間部までスムーズに大きく開口することができる。そ
のため、開封後、食品を袋から完全に取り出さなくて
も、表裏両フィルムの残った未開封の部分(開口部側)
を握り、開口されたシール部から突出した食品を衛生的
に食べることができる。しかも、大きく口が開いている
ので食べやすい。さらには、エンボスシール構造のシー
ル部を利用して袋を開封するので、従来のようにフィル
ム素材に高価な一軸延伸合成樹脂フィルムを使用する必
要がない。その結果、包装袋の製造コストを低下させる
ことができる。また、両フィルムの各他端側部分のシー
ル部が、側縁部分よりも結合力が強いため、最初は所定
の力でこれらのフィルムを剥がす必要があるが、いった
ん剥がし始めるとその後の開封はスムーズに行える。結
合力を高めることで、誤って剥がれることを防止でき
る。シール部の結合力は凹凸の密度や、面積などにより
可変とすることができる。なお、このシール部をエンボ
スシール構造とした場合でも、包装袋の密封性は従来と
同様に保たれている。
【0018】さらに、シール部の両端部がなだらかにカ
ットされているので、従来のシール部の両端が略直角に
カットされた袋の場合のように、取り扱い時にあやまっ
てシール部の端部から袋が破れるというおそれが少な
い。また、開封時に、あらかじめ設定された部分以外か
ら袋が裂けるおそれも低減し、袋をきれいに開封するこ
とができる。例えば食品を食べ残したとき、突出片を介
して、開封されたシール部を粘着テープによって閉じる
ことができる。これにより、食品にごみやほこりが付か
ないように、何度でも袋を封止することができる。そし
て、シール部の他端部分の幅を、シール部の側縁部分の
幅より大きくしたので、袋本体の他端部分のシール力が
大きくなる。しかも、食品の袋詰め時には、シール部の
他端部分が摘まみ用の突片となるので、食品の袋詰めが
容易になる。
【0019】さらにまた、側縁部分の幅方向の一部分の
微細な凹凸の密度を、その長さ方向の略全長にわたっ
て、この一部分を除いたシール部より大きくしたので、
両側縁部分の幅を小さくしても、取り扱い時には両側縁
部分が破れにくく、開封時には袋をスムーズに開封可能
な良好な両フィルムの結合力を得られる。すなわち、袋
本体の他端側ではシール幅を大きくしても、その分、袋
の奥行きが短くなるだけで袋詰めにはほとんど支障がな
い。しかしながら、袋本体の両側縁部分のシール幅を大
きくすると、袋内にはシール部の両側縁部分が突出す
る。そのため、食品の袋詰め時に、両側縁部分が食品に
接触して袋詰めの障害となる。しかも、両突出部分の先
端で食品の側面を傷つけるおそれもあった。ここでは、
これらの不都合の度合いが低減される。
【0020】それから、シール部の他端部分の幅を、シ
ール部の側縁部分の幅より大きくするとともに、側縁部
分の幅方向の一部分の微細な凹凸の密度を、その長さ方
向の略全長にわたって、この一部分を除いたシール部よ
り大きくしたので、袋本体の他端部分のシール力が大き
くなるとともに、両側縁部分の幅を小さくしても、取り
扱い時には両側縁部分が破れにくく、開封時には袋をス
ムーズに開封可能な良好なフィルムの結合力が得られ
る。しかも、食品の袋詰め時に、両側縁部分が袋詰めの
障害となりにくく、両突出部分の先端で食品の側面を傷
つけにくい。さらには、食品の袋詰め時、シール部の他
端部分が摘まみ用の突片となるので、食品の袋詰めが容
易になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面を
参照して説明する。ここでは、サンドイッチ用の包装袋
を例にとる。図1において、10はこの発明の一実施例
に係る食品の包装袋(以下、包装袋)で、この包装袋1
0は、それぞれ略台形を有する表フィルム11および裏
フィルム12の両側縁を熱融着してシールするととも
に、一端側(台形の長尺な底辺側)を開口部13、他端
側(台形の短尺な上辺側)をシール部14とすることで
構成された袋本体15と、表裏両フィルム11,12の
シール部14からそれぞれ一体的に延設された1対の突
出片16,17とを有している。表裏両フィルム11,
12はポリエチレン製である。表フィルム11の縦方向
(台形の高さ方向)の長さは、裏フィルム12の縦方向
の長さよりも若干短い。そのため、上記開口部13には
開口しやすいように段差ができている。表裏両フィルム
11,12は、シール部14の上記縦方向に直交する両
端部が円弧形状になだらかにカットされている。
【0022】上記シール部14は、多数の微細な凹凸を
点結合(具体的には点融着)したエンボスシール構造
で、しかもシール部14は、表裏両フィルム11,12
の両側縁の中間長さ位置付近までそれぞれ延長されてい
る。表フィルム11側の突出片16は、裏フィルム12
側の突出片17に比べて外方へ突出している。このよう
に突出片16,17に段差をつけ、つまみやすくしてい
る。両突出片16,17は、表裏両フィルム11,12
の素材より高強度なポリプロピレン製である。そのた
め、突出片16,17が切れにくい。また、裏フィルム
12の開口部13付近の両側部分(台形の底辺の両側部
分)には、裏フィルム12の縦方向に延びた2本の平行
なミシン目(空気抜きスリット)18,18が形成され
ている。このとき、両ミシン目18,18の一端は開口
部13の近傍にそれぞれ配置され、両ミシン目18,1
8の他端は、サンドイッチ(食品)Sの袋詰め仮想ライ
ンa(図1参照)の近傍にそれぞれ配置される。
【0023】次に、この包装袋10の使用方法を説明す
る。図1〜図4に示すように、サンドイッチSの袋詰め
時には、例えば一方の手の指先で表フィルム11の開口
部13付近を摘み、他方の手の指先で裏フィルム12の
開口部13付近を摘み、その後、この状態のまま表裏両
フィルム11,12を互いに離間する方向に移動させ
る。こうして、包装袋10の開口部13が開口される。
ところが、表裏両フィルム11,12の各面は平滑面で
ある。そのため、重ね合わされた表裏両フィルム11,
12の隙間は略真空状態で、フィルム11,12同士は
密着している。その結果、開口部13を引き開けようと
しても袋10がうまく開かない。これを踏まえて、一実
施例ではフィルム11,12の開口部13付近に2本の
ミシン目18,18を形成している。すなわち、表裏両
フィルム11,12を離間するように引っ張って開口部
103を開く際、袋内の負圧力の作用によってミシン目
18,18から袋の中に外部空気が流れ込む。これによ
り、表裏両フィルム11,12間の真空状態が瞬時に開
放され、スムーズに開口部13を開くことができる。ま
た、続くサンドイッチSの袋詰め時、先細りの三角形状
を有する包装袋10の中に、開口部13からサンドイッ
チSを挿入する。このとき、袋内の空気は先細りの端部
内にとどまることなく、表裏両フィルム11,12とサ
ンドイッチSとの隙間を通過して2本のミシン目18,
18から外に抜き出される。そのため、サンドイッチS
をスムーズに袋の奥まで挿入することができる。これに
より、袋詰めの作業効率が良くなるとともに、サンドイ
ッチSをきれいに袋詰めすることができる。
【0024】さらに、この一実施例では、ミシン目1
8,18の形成位置を、開口部13を封止する粘着ラベ
ル20(図4参照)の貼着位置としている。これによ
り、袋詰め後、ミシン目18,18を外部から塞ぐよう
に粘着ラベル20で開口部13を封止すれば、このよう
に開口部13付近にミシン目18,18が存在しても、
サンドイッチSが収納された包装袋10の高い密閉性が
得られ、衛生的である。粘着ラベル20は、表面に商品
名、賞味期限などが印刷された大判のシールである。な
お、この粘着ラベル20の貼着位置は限定されない。例
えば、テープ開封式袋の場合に問題となった表フィルム
の中央部でもよい。ここに張っても袋の開封になんら影
響はない。また、ミシン目18,18は、表裏両フィル
ム11,12の一端から他端に向かう方向(縦方向)に
延びているので、開口部13を大きく開いたり、小さく
開いたりしても、このミシン目18,18を通して、外
の空気を円滑に袋の中に導くことができる。しかも、サ
ンドイッチSの袋詰め中、この袋内の空気抜きの効果
が、サンドイッチSを挿入する作業のうちで、比較的長
い時間にわたって得られる。さらには、シール部14の
両端部をなだらかにカットしているので、シール部の両
端が略直角にカットされた従来品のように、取り扱い時
にあやまってシール部の端部から袋が破れにくい。ま
た、開封時に、あらかじめ設定された部分以外から袋が
裂けるおそれも低減し、袋をきれいに開封することがで
きる。
【0025】次いで、この一実施例では、シール部14
のシール構造として、多数の微細な凹凸を点結合して閉
蓋するエンボスシール構造を採用したので、高いシール
性が得られるにも拘らず、袋の開封は容易である。ま
た、シール部14の両端が、表裏両フィルム11,12
の両側縁の中間部付近まで延長されているので、開封時
には、袋の中間部までスムーズかつ大きく開口すること
ができる。これにより、サンドイッチSを袋から完全に
取り出さなくても、表裏両フィルム11,12の未開封
の部分(開口部13側)を握り、開口されたシール部1
4より外方に突出したサンドイッチSの部分を衛生的に
食べることができる。しかも、大きく開口しているので
食べやすい。そして、この一実施例では、開封しやすい
エンボスシール構造のシール部14を有する包装袋10
としたので、フィルム素材に高価な一軸延伸合成樹脂フ
ィルムを使用しなくてもよい。このため、袋のコスト低
下を図ることができる。なお、図5に示すように、例え
ばサンドイッチSを食べ残した際など、サンドイッチS
にごみやほこりが付かないように、突出片16,17を
粘着テープ21で閉じて、シール部14を何度でも開閉
できるように構成してもよい。さらには、突出片16,
17にもエンボスシール構造を採用してもよい。
【0026】図8にはこの発明の他の実施例を示してい
る。この実施例では、エンボスシール構造のシール部に
ついて、他端部分の幅xを側縁部分のそれyよりも大き
く2倍程度としている。これにより、他端部分の結合力
の方が高く、いったん剥がし始めると容易に剥がすこと
ができる。しかも、サンドイッチSの袋詰め時には、ル
部14の他端部分が指摘み用の突片となるので、サンド
イッチSの袋詰め作業が容易になる。また、幅を同一で
微細凹凸の密度を増やして結合力を他端部分より高めて
も良い。
【0027】図9にはこの発明の別の実施例を示してい
る。この実施例では、両側縁部分の幅方向の一部分の微
細な凹凸の密度を、その長さ方向の全長にわたって、こ
れらの一部分を除くシール部14の微細な凹凸の密度の
約2倍としている。両側縁部分の幅方向の一部分を除く
シール部14とは、両側縁部分の幅方向の残り部分およ
びシール部14の他端部分などをいう。ところで、両側
縁部分の幅はできるだけ小さい方が好ましい。これは、
両側縁部分の幅が大きいと、袋体15の内部にはシール
部14の両側縁部分が突出し、これらがサンドイッチS
の袋詰めの障害になったり、両突出部分の先端でサンド
イッチSの側面に傷を付けるおそれがあるからである。
そこで、例えば両側縁部分の全域で微細な凹凸の密度を
均一に高めることが考えられる。こうすれば、両側縁部
分の幅が小さくても、両側縁部分での表裏両フィルム1
1,12の十分な接合力が得られる。しかしながら、こ
のような方法で両側縁部分の接合力を高めれば、両側縁
部分の幅が極端に小さくなる。その分、サンドイッチS
の取り扱い時には、両側縁部分から過って開封されない
ようにするため、エンボスシール構造でありながらも、
従来の熱融着と略同程度の接合力が必要になる。その結
果、この実施例でシール部14をエンボスシール構造と
した利点が損なわれる。
【0028】そこで、このように両側縁部分の幅方向の
一部分だけを、その長さ方向の全長にわたって、シール
部14の他の部分の微細な凹凸の密度より高い密度とす
れば、袋内に突出した両側縁部分による袋詰め時の各種
の不都合を防止するとができる。しかも、取り扱い時に
は破れにくく、開封時には袋をきれいに開封可能な両側
縁部分の接合力を確保しやすい。さらに、これらの凹凸
は微細であるため、例えば径1mmとすると、その上に
どのようなラベルなどを貼付してもよく、表面に印刷す
ることもできる。いずれにしてもエンボスシール構造を
採用することにより、フィルムをカットする必要がな
く、容易に開封することができる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、シール部の両端部を
なだらかにカットしたので、従来のシール部の両端を略
直角にカットした袋のように、取り扱い時に、あやまっ
てシール部の端部から袋が破れるおそれが少ない。ま
た、開封時に、あらかじめ設定された部分以外から袋が
裂けるおそれも低減し、袋をきれいに開封できる。ま
た、シール部のシール構造としてエンボスシール構造を
採用したので、しっかりとしたシールであるにも拘ら
ず、容易に開封することができる。剥離が容易である。
また、エンボス構造により滑り止めの効果を付加するこ
とができる。すなわち、包装袋が密封状態でも滑らずに
保持することができる。
【0030】しかも、シール部が、表裏両フィルムの両
側縁の中間部付近まで延長されているため、食品を袋か
ら取り出さなくても、表裏両フィルムの残った未開封の
部分を握り、食品を衛生的に食することができる。さら
には、開封時はその開口面積が大きいので食べやすい。
そして、高価な一軸延伸合成樹脂フィルムでなく、安価
なフィルムを使用することができ、コスト低下を図るこ
とができる。また、突出片に粘着テープを設けたので、
食品を食べ残した場合など、何度でも袋を開閉すること
ができる。さらに、シール部の他端部分の幅を、シール
部の側縁部分の幅より大きくしたので、袋本体の他端部
分のシール力が大きくなる。しかも、食品の袋詰め時に
は、シール部の他端部分が摘まみ用の突片となるので、
食品の袋詰めが容易になる。さらにまた、上記側縁部分
の幅方向の一部分の微細な凹凸の密度を、その長さ方向
の全長にわたり、この一部分を除いたシール部より大き
くすれば、両側縁部分の幅を小さくしても、取り扱い時
には両側縁部分が破れにくく、開封時には袋をきれいに
開封可能にすることができる。また、食品の袋詰め時
は、両側縁部分が袋詰めの障害となり、両突出部分の先
端で食品の側面を傷つけるというおそれを低減すること
ができる。
【0031】それから、シール部の他端部分の幅を、シ
ール部の側縁部分の幅より大きくするとともに、側縁部
分の幅方向の一部分の微細な凹凸の密度を、その長さ方
向の略全長にわたって、この一部分を除いたシール部よ
り大きくしたので、袋本体の他端部分のシール力が大き
くなるとともに、両側縁部分の幅を小さくしても、取り
扱い時には両側縁部分が破れにくく、開封時には袋をス
ムーズに開封可能な良好な両フィルムの結合力を得られ
る。しかも、食品の袋詰め時に、両側縁部分が袋詰めの
障害とならず、両突出部分の先端で食品の側面を傷つけ
にくい。さらに、食品の袋詰め時、シール部の他端部分
が摘まみ用の突片となるので、食品の袋詰めが容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る食品の包装袋の平面
図である。
【図2】この発明の一実施例に係る食品の包装袋の開口
部の開口状態を示す斜視図である。
【図3】この発明の一実施例に係る食品の包装袋の食品
袋詰め作業を示す斜視図である。
【図4】この発明の一実施例に係る食品の包装袋の開封
状態を示す斜視図である。
【図5】この発明の他の形態に係る食品の包装袋の開封
状態を示す斜視図である。
【図6】従来手段に係る食品の包装袋の食品袋詰め作業
を示す斜視図である。
【図7】従来手段に係る食品の包装袋の開封状態を示す
斜視図である。
【図8】この発明の他の実施例に係る食品の包装袋の平
面図である。
【図9】この発明の別の実施例に係る食品の包装袋の平
面図である。
【符号の説明】
10 食品の包装袋、 11 表フィルム、 12 裏フィルム、 13 開口部、 14 シール部、 15 袋本体、 16,17 突出片、 21 粘着テープ、 S サンドイッチ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大略台形状の一対の表フィルムと裏フィ
    ルムとが重ね合わされてその両側縁およびその先細りの
    先端側がシールされ、これら両フィルムの幅広の後端側
    に食品を袋詰めする開口部が形成された袋本体を具備す
    る食品の包装袋において、 上記両側縁のシール部分は、上記両フィルムの両側縁の
    中間部付近まで延長されるとともに、これらのシール部
    分が、多数の微細な凹凸を介して点結合したエンボスシ
    ール構造である食品の包装袋。
  2. 【請求項2】 上記袋本体が、上記表裏両フィルムのシ
    ール部から一体的に延設された1対の突出片を有する請
    求項1に記載の食品の包装袋。
  3. 【請求項3】 上記シール部のうち、上記表裏両フィル
    ムの一端から他端に向かう方向と直交する方向の両端部
    が、なだらかにカットされている請求項1または請求項
    2に記載の食品の包装袋。
  4. 【請求項4】 上記突出片に、このシール部を開閉自在
    に封止する粘着テープが取り付けられた請求項2または
    請求項3に記載の食品の包装袋。
  5. 【請求項5】 上記シール部を構成する微細な凹凸の密
    度は、他端が大きく、中間部側がこれより小さい請求項
    1に記載の食品の包装袋。
  6. 【請求項6】 上記シール部は、上記表フィルムと裏フ
    ィルムとの各他端が重ね合わされた他端部分と、これら
    両フィルムの側縁が重ね合わされた側縁部分とを有し、
    この他端部分の幅が側縁部分の幅より大きい請求項1に
    記載の食品の包装袋。
  7. 【請求項7】 上記シール部を構成する微細な凹凸の密
    度は、上記表フィルムと裏フィルムとの側縁部分の幅方
    向の一部分が、その側縁部分の長さ方向の略全長にわた
    って、この一部分を除いたシール部よりも大きい請求項
    1に記載の食品の包装袋。
  8. 【請求項8】 上記シール部は、上記表フィルムと裏フ
    ィルムとの各他端が重ね合わされた他端部分と、これら
    両フィルムの側縁が重ね合わされた側縁部分とを有し、
    この他端部分の幅が側縁部分の幅より大きく、 上記シール部を構成する微細な凹凸の密度は、上記表フ
    ィルムと裏フィルムとの側縁部分の幅方向の一部分が、
    その側縁部分の長さ方向の略全長にわたって、この一部
    分を除いたシール部よりも大きい請求項1に記載の食品
    の包装袋。
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