JP2003233656A - タクシー相乗り支援システム - Google Patents

タクシー相乗り支援システム

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JP2003233656A
JP2003233656A JP2002035358A JP2002035358A JP2003233656A JP 2003233656 A JP2003233656 A JP 2003233656A JP 2002035358 A JP2002035358 A JP 2002035358A JP 2002035358 A JP2002035358 A JP 2002035358A JP 2003233656 A JP2003233656 A JP 2003233656A
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JP
Japan
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taxi
carpool
reservation
fare
data
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JP2002035358A
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English (en)
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Wataru Sugaya
渡 菅谷
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AOBA ASSET MANAGEMENT KK
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AOBA ASSET MAN KK
AOBA ASSET MANAGEMENT KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タクシー利用者にあっては低額でタクシーを
利用でき、タクシー業界においては効率のよい配車を行
うことができるようにする。 【解決手段】 コールセンターシステム30が顧客会員
及びタクシーの運転手若しくはタクシー会社が使用する
通信端末10,20からの相乗りに関する要求をネット
ワークを介して受付けると、それぞれの相乗りに関する
要求に対する情報を通信端末10,20に提供し、相乗
りする顧客会員の相乗りに応じた乗車料金は現金以外の
方法による精算によって行われるとともに、全ルートの
乗車料金は最後に下車した顧客会員による専用タクシー
チケット40によっての精算によって行われるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクシー相乗り支
援システムに係り、特に相乗りに関する情報の提示と相
乗りの予約に基づいた配車を支援するタクシー相乗り支
援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】タクシーの配車は、タクシー会社のオペ
レータが電話により客先からの要求を受付けると、無線
機を用いてドライバーに呼びかけることにより行われる
ようになっている。また、タクシー会社のオペレータか
らドライバーへは、出発地と目的地とが告げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タクシーの
利用においては、個人又は仲間同士によることが一般的
である。仲間同士による場合、目的地が同じである場合
が多く、タクシー料金を割勘にできるので負担が軽くな
るが、個人では全額負担が強いられる。
【0004】また、特に、個人の場合では、深夜利用の
際、目的地が遠方であると、かなりの負担が強いられ
る。ちなみに、深夜利用する客の多くは、鉄道、バス等
の公共機関の利用者でもあり、個人でタクシーを利用す
ることは不経済である。そこで、タクシー利用者にあっ
ては、低額でタクシーを利用できるシステムの開発が望
まれている。
【0005】一方、タクシー業界においては、タクシー
の増車等により、特に、深夜等に空車が目立つ傾向にあ
るため、効率のよい配車システムの開発が望まれてい
る。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、タクシー利用者にあっては低額でタクシ
ーを利用でき、タクシー業界においては効率のよい配車
を行うことができるタクシー相乗り支援システムを提供
することができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のタクシ
ー相乗り支援システムは、顧客会員及びタクシーの運転
手若しくはタクシー会社からの相乗りに関する要求及び
その要求に対する情報のやり取りを行う通信端末と、前
記要求をネットワークを介して受付けるとともに、それ
ぞれの相乗りに関する要求に対する情報を前記通信端末
に提供するコールセンターシステムとを備え、前記顧客
会員の相乗りに応じた乗車料金は現金以外の方法による
精算によって行われるとともに、全ルートの乗車料金は
最後に下車した前記顧客会員による専用タクシーチケッ
トによる精算によって行われることを特徴とする。ま
た、前記コールセンターシステムは、前記顧客会員及び
タクシーの運転手若しくはタクシー会社の属性情報を管
理する会員情報管理部と、前記属性情報を管理している
前記顧客会員からの少なくとも出発地、目的地及び乗車
予約時刻を指定する乗車予約を受付ける乗車予約受付部
と、前記受付けた乗車予約を示す予約情報を元に最適ル
ートや相乗り運賃算出の基礎となるグループ化データを
生成するとともに、フィードバックされた統合化データ
を格納する相乗りデータ生成部と、前記生成されたグル
ープ化データを元に、地図データから最適ルートを設定
して生成される統合化データを前記相乗りデータ生成部
にフィードバックする最適ルート設定部と、前記設定さ
れた最適ルートの距離を前記地図データから算出する距
離算出部と、前記算出された距離を元に、相乗り運賃を
算出する料金算出部と、前記算出された相乗り運賃を前
記顧客会員の通信端末に提示するとともに、前記相乗り
運賃に応じた予約確認を行う予約状況確認部と、前記乗
車予約時刻に達する所定時間前に、前記顧客会員の通信
端末に最終の出発確認情報を提示する最終確認部とを備
えるようにすることができる。また、前記コールセンタ
ーシステムは、前記顧客会員の相乗りに応じた見積メー
タ料金より乗客紹介料を差引いた価格を、前記タクシー
の運転手又はタクシー会社側の通信端末からせり下げに
より入札させる入札部を備えるようにすることができ
る。また、前記相乗りデータ生成部は、前記相乗りデー
タを生成する際、前記受付けた予約情報から少なくとも
出発地、目的地及び乗車予約時刻それぞれのマッチング
をとるマッチング検索と、前記マッチングによって得ら
れた結果をグループ化したデータを生成するグループ化
データ生成と、前記最適ルート設定部からフィードバッ
クされた統合化データの格納を行うようにすることがで
きる。また、前記相乗りデータ生成部は、前記相乗りデ
ータを生成する際、前記少なくとも出発地、目的地及び
乗車予約時刻の何れかを優先順位に応じて又は固定して
のマッチングをとるようにすることができる。また、前
記予約情報が増加した場合、前記相乗りデータ生成部は
再マッチングを行い、前記最適ルート設定部は再度、統
合化データを生成するようにすることができる。また、
前記料金算出部は、前記算出された距離を元に、相乗り
をしている前記顧客会員の各乗車区間毎に料金負担が均
等となる料金算出を行うようにすることができる。ま
た、前記料金算出部は、深夜割増、遠距離割引を加減す
るとともに、相乗り手数料を含めた料金算出を行うよう
にすることができる。また、前記最終確認部は、出発地
を同一箇所とするか又は予定走行ルート上の乗車箇所を
指定した最終の出発確認情報を提示するようにすること
ができる。請求項10に記載のコールセンターシステム
は、顧客会員及びタクシーの運転手若しくはタクシー会
社の属性情報を管理する会員情報管理部と、前記属性情
報を管理している前記顧客会員からの少なくとも出発
地、目的地及び乗車予約時刻を指定する乗車予約を受付
ける乗車予約受付部と、前記受付けた乗車予約を示す予
約情報を元に最適ルートや相乗り運賃算出の基礎となる
グループ化データを生成するとともに、フィードバック
された統合化データを格納する相乗りデータ生成部と、
前記生成されたグループ化データを元に、地図データか
ら最適ルートを設定して生成される統合化データを前記
相乗りデータ生成部にフィードバックする最適ルート設
定部と、前記設定された最適ルートの距離を前記地図デ
ータから算出する距離算出部と、前記算出された距離を
元に、相乗り運賃を算出する料金算出部と、前記算出さ
れた相乗り運賃を前記顧客会員の通信端末に提示すると
ともに、前記相乗り運賃に応じた予約確認を行う予約状
況確認部と、前記乗車予約時刻に達する所定時間前に、
前記顧客会員の通信端末に最終の出発確認情報を提示す
る最終確認部とを備えることを特徴とする。請求項11
に記載のタクシー相乗り支援方法は、顧客会員及びタク
シーの運転手若しくはタクシー会社からの相乗りに関す
る要求及びその要求に対する情報のやり取りが通信端末
によって行われる工程と、コールセンターシステムによ
り、前記要求がネットワークを介して受付けられるとと
もに、それぞれの相乗りに関する要求に対する情報が前
記通信端末に提供される工程とを備え、前記顧客会員の
相乗りに応じた乗車料金は現金以外の方法による精算に
よって行われるとともに、全ルートの乗車料金は最後に
下車した前記顧客会員による専用タクシーチケットによ
る精算によって行われることを特徴とする。また、前記
コールセンターシステムによって行われる工程には、会
員情報管理部により、前記顧客会員及びタクシーの運転
手若しくはタクシー会社の属性情報が管理される工程
と、乗車予約受付部により、前記属性情報を管理してい
る前記顧客会員からの少なくとも出発地、目的地及び乗
車予約時刻を指定する乗車予約が受付けられる工程と、
相乗りデータ生成部により、前記受付けた乗車予約を示
す予約情報を元に最適ルートや相乗り運賃算出の基礎と
なるグループ化データが生成されるとともに、フィード
バックされた統合化データの格納が行われる工程と、最
適ルート設定部により、前記生成されたグループ化デー
タを元に、地図データから最適ルートを設定して生成さ
れる統合化データが前記相乗りデータ生成部にフィード
バックされる工程と、距離算出部により、前記設定され
た最適ルートの距離が前記地図データから算出される工
程と、料金算出部により、前記算出された距離を元に、
相乗り運賃が算出される工程と、予約状況確認部によ
り、前記算出された相乗り運賃を前記顧客会員の通信端
末に提示するとともに、前記相乗り運賃に応じた予約確
認が行われる工程と、最終確認部により、前記乗車予約
時刻に達する所定時間前に、前記顧客会員の通信端末に
最終の出発確認情報が提示される工程とが含まれるよう
にすることができる。また、前記コールセンターシステ
ムによって行われる工程には、入札部により、前記顧客
会員の相乗りに応じた見積メータ料金より乗客紹介料を
差引いた価格が、前記タクシーの運転手又はタクシー会
社側の通信端末からのせり下げにより入札される工程が
含まれるようにすることができる。また、前記相乗りデ
ータ生成部は、前記相乗りデータを生成する際、前記受
付けた予約情報から少なくとも出発地、目的地及び乗車
予約時刻それぞれのマッチングをとるマッチング検索
と、前記マッチングによって得られた結果をグループ化
したデータを生成するグループ化データ生成と、前記最
適ルート設定部からフィードバックされた統合化データ
の格納を行う工程を有するようにすることができる。ま
た、前記相乗りデータ生成部は、前記相乗りデータを生
成する際、前記少なくとも出発地、目的地及び乗車予約
時刻の何れかを優先順位に応じて又は固定してのマッチ
ングをとる工程を有するようにすることができる。ま
た、前記予約情報が増加した場合、前記相乗りデータ生
成部は再マッチングを行い、前記最適ルート設定部は再
度、統合化データを生成する工程を有するようにするこ
とができる。また、前記料金算出部は、前記算出された
距離を元に、相乗りをしている前記顧客会員の各乗車区
間毎に料金負担が均等となる料金算出を行う工程を有す
るようにすることができる。また、前記料金算出部は、
深夜割増、遠距離割引を加減するとともに、相乗り手数
料を含めた料金算出を行う工程を有するようにすること
ができる。また、前記最終確認部は、出発地を同一箇所
とするか又は予定走行ルート上の乗車箇所を指定した最
終の出発確認情報を提示する工程を有するようにするこ
とができる。請求項20に記載のコールセンターシステ
ムにおけるタクシー相乗り支援方法は、会員情報管理部
により、顧客会員及びタクシーの運転手若しくはタクシ
ー会社の属性情報が管理される工程と、乗車予約受付部
により、前記属性情報を管理している前記顧客会員から
の少なくとも出発地、目的地及び乗車予約時刻を指定す
る乗車予約が受付けられる工程と、相乗りデータ生成部
により、前記受付けた乗車予約を示す予約情報を元に最
適ルートや相乗り運賃算出の基礎となるグループ化デー
タが生成されるとともに、フィードバックされた統合化
データの格納が行われる工程と、最適ルート設定部によ
り、前記生成されたグループ化データを元に、地図デー
タから最適ルートを設定して生成される統合化データが
前記相乗りデータ生成部にフィードバックされる工程
と、距離算出部により、前記設定された最適ルートの距
離が前記地図データから算出される工程と、料金算出部
により、前記算出された距離を元に、相乗り運賃が算出
される工程と、予約状況確認部により、前記算出された
相乗り運賃を前記顧客会員の通信端末に提示するととも
に、前記相乗り運賃に応じた予約確認が行われる工程
と、最終確認部により、前記乗車予約時刻に達する所定
時間前に、前記顧客会員の通信端末に最終の出発確認情
報が提示される工程とを備えることを特徴とする。請求
項21に記載のプログラムは、コンピュータに、顧客会
員及びタクシーの運転手若しくはタクシー会社からの相
乗りに関する要求及びその要求に対する情報のやり取り
が通信端末によって行われる工程と、コールセンターシ
ステムにより、前記要求がネットワークを介して受付け
られるとともに、それぞれの相乗りに関する要求に対す
る情報が前記通信端末に提供される工程とを実行させる
ことを特徴とする。請求項22に記載のプログラムは、
コンピュータに、会員情報管理部により、顧客会員及び
タクシーの運転手若しくはタクシー会社の属性情報が管
理される工程と、乗車予約受付部により、前記属性情報
を管理している前記顧客会員からの少なくとも出発地、
目的地及び乗車予約時刻を指定する乗車予約が受付けら
れる工程と、相乗りデータ生成部により、前記受付けた
乗車予約を示す予約情報を元に最適ルートや相乗り運賃
算出の基礎となるグループ化データが生成されるととも
に、フィードバックされた統合化データの格納が行われ
る工程と、最適ルート設定部により、前記生成されたグ
ループ化データを元に、地図データから最適ルートを設
定して生成される統合化データが前記相乗りデータ生成
部にフィードバックされる工程と、距離算出部により、
前記設定された最適ルートの距離が前記地図データから
算出される工程と、料金算出部により、前記算出された
距離を元に、相乗り運賃が算出される工程と、予約状況
確認部により、前記算出された相乗り運賃を前記顧客会
員の通信端末に提示するとともに、前記相乗り運賃に応
じた予約確認が行われる工程と、最終確認部により、前
記乗車予約時刻に達する所定時間前に、前記顧客会員の
通信端末に最終の出発確認情報が提示される工程とを実
行させることを特徴とする。請求項23に記載の記録媒
体は、請求項21の各工程を実行させるためのプログラ
ムが記録されていることを特徴とする。請求項24に記
載の記録媒体は、請求項22の各工程を実行させるため
のプログラムが記録されていることを特徴とする。本発
明に係るタクシー相乗り支援システムにおいては、コー
ルセンターシステムが顧客会員及びタクシーの運転手若
しくはタクシー会社側の通信端末からの相乗りに関する
要求をネットワークを介して受付けると、それぞれの相
乗りに関する要求に対する情報を通信端末に提供し、顧
客会員の相乗りに応じた乗車料金は現金以外の方法によ
る精算によって行われるとともに、全ルートの乗車料金
は最後に下車した顧客会員による専用タクシーチケット
による精算によって行われるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0009】図1は、本発明のタクシー相乗り支援シス
テムの一実施の形態を示す図、図2〜図18は、図1の
タクシー相乗り支援システムにおけるタクシー相乗り支
援方法を説明するための図である。
【0010】図1に示すタクシー相乗り支援システム
は、顧客会員及びタクシーの運転手若しくはタクシー会
社が使用する通信端末10,20と、顧客会員及びタク
シーの運転手若しくはタクシー会社からの相乗りに関す
る要求をネットワークを介して受付けるとともに、それ
ぞれの相乗りに関する要求に対する情報を顧客会員及び
タクシーの運転手に提供するコールセンターシステム3
0とを備えている。
【0011】ここで、通信端末10,20としては、携
帯電話、PDA、ノートパソコン、ディスクトップパソ
コン等を用いることができる。また、ネットワークは、
インターネット、公衆回線等を用いることができる。専
用タクシーチケット40は、たとえば特定のクレジット
カード会社が発行するものであって、コールセンターシ
ステム30を備えるコールセンター運営会社が顧客会員
に配布する顧客会員専用のものである。また、専用タク
シーチケット40は、コールセンター運営会社名義で発
行することができる。このような専用タクシーチケット
40は、最後に下車した顧客会員がタクシーの運転手に
手渡すことで、タクシーの運転手への乗車料金精算が行
われるが、その詳細は後述する。また、相乗りする顧客
会員の乗車料金精算は、現金以外の方法によって行われ
る。現金以外の方法としては、たとえばクレジットカー
ドやデビットカード等を用いて行うことができる。本実
施の形態では、主にクレジットカードを用いて行う場合
について説明するが、その詳細についても後述する。
【0012】コールセンターシステム30は、会員情報
管理部31、乗車予約受付部32、相乗りデータ生成部
33、最適ルート設定部34、距離算出部35、料金算
出部36、予約状況確認部37、最終確認部38、入札
部39を備えている。
【0013】会員情報管理部31は、顧客会員及びタク
シーの運転手若しくはタクシー会社の属性情報を次のよ
うにして管理するものである。
【0014】(顧客会員)すなわち、顧客会員の場合、
Web(PC,i−mode(登録商標))/TEL/
FAX/E−mail/郵送等による会員登録情報受付
を行う。会員登録情報は、氏名、〒、住所、電話(自宅
・勤務先・携帯)、mail−address,Cre
dit−Card−No.等の属性情報である。
【0015】会員登録情報受付を行うと、コールセンタ
ーシステム30側では、Credit−Cardの有効
期限の認証確認をカード会社に対して行う。認証確認を
行った後、図示しない会員管理データベースへ顧客会員
の属性情報を登録し、会員ID−No.やPass−W
ordを発行する。これら発行された会員ID−No.
やPass−Wordは、たとえばE−mailにより
通知される。また、顧客会員へは、会員用情報パックが
郵送される。会員用情報パックは、たとえば会員証、図
1に示す専用タクシーチケット40、サービスマニュア
ル、ルート図等である。
【0016】顧客会員は、正式申込書(決済方法選択を
含む)に署名・捺印し、本人確認書類のコピー(免許書
等)と共にその正式申込書を返送することで、会員登録
となり、会員情報が管理される。
【0017】(タクシーの運転手若しくはタクシー会
社)タクシーの運転手若しくはタクシー会社の場合、W
eb(PC,i−mode(登録商標))/TEL/F
AX/E−mail/郵送等による会員登録情報受付を
行う。会員登録情報は、会社名、〒、住所、電話、ma
il−address,支払・請求先等の属性情報であ
る。
【0018】会員登録情報受付を行うと、コールセンタ
ーシステム30側では、図示しない会員管理データベー
スへタクシーの運転手若しくはタクシー会社の属性情報
を登録し、会員ID−No.を発行する。発行された会
員ID−No.は、たとえばE−mailにより通知さ
れる。
【0019】また、タクシーの運転手若しくはタクシー
会社へは、会員用情報パックが郵送される。会員用情報
パックは、会員証、サービスマニュアル等である。タク
シーの運転手若しくはタクシー会社は、正式申込書(決
済方法選択を含む)に署名・捺印し、会社確認書類コピ
ー(登記簿等)若しくは本人確認書類のコピー(免許書
等)と共にその正式申込書を返送することで、会員登録
となり、会員情報が管理される。
【0020】乗車予約受付部32は、顧客会員からの乗
車予約を受付けるものである。乗車予約の受付けに際し
ては、Web(PC,i−mode(登録商標))/T
EL/E−mail経由等により、仮の予約情報を受信
するようになっている。その予約情報には、会員ID/
出発地(住所orエリアコード)/出発予定時刻/目的
地(自宅・その他)/利用人数(デフォルト1名)等が
含まれる。
【0021】また、乗車予約を行う場合、確定予約とす
るか、又は運賃見積を見るかの何れかを選択することが
できる。確定予約は、運賃見積を見ずに予約を確定状態
にすることである。この場合、その予約情報が図示しな
い予約データベースに入力される(Webの場合は自動
入力となる)。ここでの情報ステイタスは確定となる。
【0022】運賃見積を見るかは、見積を見てから確定
するかどうか決めることである。この場合も、その予約
情報が図示しない予約データベースに入力される(We
bの場合は自動入力となる)。ここでの情報ステイタス
は仮予約となる。
【0023】このとき、会員IDから登録済会員である
ことが確認されると、予約情報と会員情報とが紐付けさ
れるとともに、予約No.が発行され、さらに予約デー
タが生成される。ここでの予約データは、顧客属性、出
発地エリア属性、目的地エリア属性、使用ルート属性、
高速インター属性、出発時刻セグメント等を分類したも
のである。ここで、顧客属性とは予め登録された顧客の
個人的要望(4名以上の相乗り不可、男性客との相乗り
不可等)である。
【0024】出発地エリア属性とは顧客指定住所から判
定し予め定義した銀座エリア、赤坂エリア等との紐付け
による情報である。目的地エリア属性とは顧客自宅住所
・その他指定住所から判定し、都心からの方角、最寄駅
と沿線名等の属性を付与すると共に予め定義した三鷹エ
リア、八王子エリア等との紐付けによる情報である。
【0025】使用ルート属性とは出発と目的地を結ぶ代
表的ルート(東名高速道路、国道20号線等)情報であ
る。高速インター属性とは目的地に最も近い高速道路イ
ンターチェンジの情報である。ただし、距離的に近くて
も方向的に逆戻りするものは除外する。出発時刻セグメ
ントとは顧客指定時刻をタイムゾーン化するものであ
る。つまり、2340時は2330−2345時データ
にする等である。
【0026】相乗りデータ生成部33は、予約情報のマ
ッチング検索とグループ化データ生成とを行うともに、
最適ルート設定部34により生成された統合化データを
格納して相乗りデータを生成するものである。グループ
化データは、最適ルートや相乗り運賃算出の基礎となる
ものである。この場合、顧客会員の予約情報及び既統合
化情報で空席のあるものとのマッチング検索が行われ
る。この場合、絞込みによるグループ化が行われる。ま
た、マッチング優先の順位付けが行われる。この場合、
順位及び範囲ともに任意変更可とする。任意事項固定も
可とする。出発地エリアを固定してマッチング等が行わ
れる。つまり、たとえば新宿エリアのみのデータでマッ
チングするということである。
【0027】なお、あるエリアの予約情報が増加した場
合には、一旦初期状態(統合化していない状態)に戻し
て再マッチングを行い、より最適な統合化データを生成
する。この場合、既提示の後述する見積料金を増額させ
る組合せは採用されない仕組とする。このとき、見積料
金を提示した段階で予約情報に制限値として追加する。
【0028】また、マッチングに際しては、次の1.〜
5.に示すデータが参照される。 1. 空席数 2. 目的地エリア(エリア属性、使用ルート属性、高
速インター属性) 3. 出発時刻セグメント 4. 出発地エリア 5. 顧客属性
【0029】最適ルート設定部34は、相乗りデータ生
成部33によって生成されたグループ化データを元に、
最適ルートを計算して地図上にそのルートを表示し、マ
ッチングがない場合、目的地と出発地とを結ぶ最適ルー
トを計算し地図上にそのルートを表示(図2参照)し、
当該計算結果を相乗りデータ生成部33にフィードバッ
クするものである。
【0030】マッチングのためのデータがある場合は、
上記の絞込みの結果から、グループ化された各々の予約
情報(出発地・目的地)を結ぶ最適ルートが計算され
る。このとき、乗車地と下車地との最大数はそれぞれ4
つとすることができる(相乗り人数:2〜4で任意変更
可)。複数の組合せがある場合は、全てについてルート
計算を行い、距離的(離路小)、時間的、料金的に有利
な順に統合化データ(相乗り組合せ)が生成される。何
を優先するかは任意設定可とする。高速道路利用エリア
の場合は、任意のインターチェンジを起点とした制限設
定も可とする。この場合、あるインターチェンジより手
前の目的地は統合化の対象にしない等も可である。ここ
で、離路とは最遠2地点間の直行距離と最適ルート走行
距離の差である。そして、生成された複数の出発地・目
的を結ぶ最適ルートは地図上に表示される。
【0031】距離算出部35は、最適ルート設定部34
によって設定された最適ルートの距離を算出するもので
ある。距離の算出に際しては、予め用意されている地図
データを用いることができる。
【0032】料金算出部36は、距離算出部35によっ
て算出された距離を元に、相乗り運賃を算出するもので
ある。つまり、複数地点間を結ぶルート距離計算(マニ
ュアル操作によるルート及び乗車下車順の変更も可とす
る)を行う。算出距離によるタクシーの運賃計算におい
ては、深夜割増、遠距離割引等を加減することができ
る。また、現在の相乗り数による相乗り見積運賃シミュ
レーションの計算も行う。また、相乗り数増加時の相乗
り見積運賃シミュレーションの計算も行う(離路経験値
+相乗り手数料)。離路経験値とは相乗り者が増えた場
合にそれぞれが乗車・下車するために直行距離より増加
する走行距離の予想値である。相乗り手数料とは相乗り
運賃に加え利用者に課金徴収するもの(各単独直行時運
賃のXX%,一律1人¥XXX,単独直行時運賃の比率
変動方式等)である。このような計算結果が予約No.
と共にE−mail若しくはTELにより予約会員に通
知される。
【0033】また、タクシーメータの運賃や相乗り運賃
計算は、2地点間距離計算により行われる。タクシー運
賃計算に際しては、深夜割増や遠距離割引等が加減され
る。相乗り見積運賃シミュレーション計算は、たとえば
2〜4名時+離路経験値+相乗り手数料となる。このよ
うな計算結果は、予約No.と共にE−mail若しく
はTELにより予約会員に通知される。
【0034】予約状況確認部37は、顧客会員に対する
運賃見積提示と予約確認とを行うものである。つまり、
見積予想(マッチングデータがない場合)若しくは見積
運賃(マッチングデータがある場合)が了承なら顧客会
員からの確定予約を受付ける。不可なら顧客会員から仮
予約取消を受付ける。顧客会員から了承を受信すると、
仮予約ステイタスが確定予約情報に変換され、予約確認
通知がE−mailにより送信される。了承不可受信な
ら仮予約情報が取消となる。
【0035】このとき、顧客会員の通信端末10には、
確定予約情報が予約状況確認画面に表示されるが、その
詳細は後述する。また、顧客会員は、以後、予約No.
を入力することにより予約・集客状況をその都度確認で
きる。また、予約状況確認画面を見ながらの予約を行う
ことができる。つまり、予約状況画面を見て、自分のニ
ーズ(出発地、出発時、目的地エリア、見積予想)に一
致する空席情報があったら選択して予約情報を送信す
る。
【0036】最終確認部38は、顧客会員へ出発確認情
報を通知したり到着確認情報を受信したりするものであ
る。つまり、たとえば出発30分前に統合化データは確
定ステイタスとなり、出発確定情報として各顧客会員に
送信される。出発確定情報送信後に、上記の予約状況確
認画面を見ながらの追加予約若しくは当該確定統合化デ
ータに追加統合可能な予約があった場合、再マッチング
は行わず、時間的に可能な限り、当該統合化データ内で
最適ルート・運賃見積を計算し、各顧客会員に変更を通
知する。また、たとえば出発時刻15分後に最終下車す
る顧客会員を呼出し、相乗り客全員が無事出発している
か確認することもできる。確認後、統合化データが走行
中ステイタスに変えられる。
【0037】ちなみに、最終下車する顧客会員はメータ
料金を図1のタクシーチケット40で精算し、問題の有
無、到着時刻、支払額をメール若しくは電話でコールセ
ンターに連絡する。到着連絡を受けたら、統合化データ
に時刻・支払額を追加し、サービス完了となり、請求ス
テイタスに変えられる。到着連絡を受けた場合は最終下
車の顧客会員の通信料・手数料として一定額を割引く自
動処理を行う。これは、会員規約で規程することができ
る。
【0038】たとえば到着連絡が予定時刻+1時間を経
過しても来ない場合は、統合化データは完了未確認ステ
イタスに変わり、到着確認連絡の催促メールが自動送信
される。時間帯が深夜の場合、コールセンターからの電
話連絡は行わないようにする。到着連絡の来ないデータ
は、翌日の適当時に電話確認を行い、サービス完了とな
り、請求ステイタスに変えられる。確認がとれない場合
は、ルート計算でのメータ見積にて完了未確認とし、請
求ステイタスに変えられる。
【0039】なお、たとえば出発30分前までに統合化
できる他の予約情報が得られない場合は、自動キャンセ
ルとすることができる。この場合、予約のあった顧客会
員の通信端末10に通知メールが自動送信される。ま
た、変更・キャンセル処理・ペナルティー処理等を行う
ようにすることもできる。つまり、出発1時間前までは
無料で変更・キャンセル可とする。変更は一旦キャンセ
ルして再予約とする。出発30分前までに変更・キャン
セルの場合は一定額を課金とする。出発30分前以降の
変更は不可とする。キャンセルの場合は全額課金とす
る。予約した顧客会員が乗車予定地に現れない場合は全
額課金とする。遅刻は10分までとする等である。
【0040】また、コールセンターシステム30側で
は、請求・支払・入金確認業務を行うこともできる。こ
の場合、請求ステイタスデータを抽出し、請求システム
に送るようにする。また、予め登録された請求・支払方
法(クレジット、電話料金上乗せ、振込・振替、その
他)に従い処理を行うようにする。領収書発行は・郵送
若しくはメールで行うようにする。また、専用タクシー
チケット請求→請求額確認→支払→支払消しこみ(買掛
金処理)とした一連の処理を行うこともできる。また、
入金確認→入金消しこみ(売掛金処理)とした処理を行
うこともできる。入札部39は、タクシーの運転手又は
タクシー会社に対して見積メータ料金から乗客紹介料を
差引いた価格をせり下げにより入札する方法をとるもの
であるが、その詳細は後述する。
【0041】次に、このような構成のタクシー相乗り支
援システムにおけるタクシー相乗り支援方法について説
明する。
【0042】まず、図3に示すように、コールセンター
システム30側では、顧客会員からの予約を受付ける
(ステップ301)。この場合、顧客会員の通信端末1
0には、図4に示すように、予約画面が表示されるの
で、相乗り予約のための必要事項を入力する(ステップ
401)。なお、2100は、相乗り予約を行う時刻を
示している。ここで、入力する内容は、「会員ID:S
U1267 様」「出発エリア:赤坂」「目的地:自宅
/その他」「出発時:0100時/25日」等である。
【0043】このような相乗り予約が複数の顧客会員か
ら行われると、コールセンターシステム30側では、図
3の(ステップ302)〜(ステップ306)のよう
に、乗車予約受付部32によって各顧客会員からの乗車
予約が受付けられると、相乗りデータ生成部33により
予約情報のマッチング検索を行ったグループ化データが
生成され、最適ルート設定部34により相乗りデータ生
成部33によって生成されたグループ化データを元に、
最適ルートが計算され統合化データが生成されるととも
に、相乗りデータ生成部33にその結果がフィードバッ
クされ、距離算出部35により最適ルート設定部34に
よって設定された最適ルートの距離が算出され、料金算
出部36により距離算出部35によって算出された距離
を元に、相乗り運賃が算出されると、予約状況確認部3
7からの応答により、図4に示すように、通信端末10
には相乗り料金見積料金を示す見積通知情報が送信され
る(ステップ402)。
【0044】なお、2110は、コールセンターシステ
ム30側からの応答時刻を示している。相乗り料金見積
の内容は、「会員ID:SU1267 様」「単独直
行:¥14500」「相乗り人数/ 見積」「2 名
/ ¥ 8000」「3 名/ ¥ 5500」「4
名 / ¥ 4500」「予約しますか?」「 Yes
/ NO」等である。これらの内容を確認した後、
「 Yes 」を選択すると、コールセンターシステム
30側からの応答により、図4に示すように、通信端末
10には予約確認情報を示す予約受付通知画面が表示さ
れる(ステップ403)。なお、2115は、コールセ
ンターシステム30側からの応答時刻を示している。予
約確認情報の内容は、「会員 ID : SU1267
様」「ルート: 赤坂→自宅」「予約 No.:185」「相
乗 No.:1124−054」「現在相乗数: 1」
等である。
【0045】また、顧客会員は、相乗り予約を行った
後、予約・集客状況を確認することができる。この場
合、図4に示すように、予約No.の入力により通信端末
10には、コールセンターシステム30側からの応答に
より、予約・集客状況確認画面が表示される(ステップ
404)。ここで、たとえば2330現在の予約・集客
状況を確認したとすると、2330時現在・有効空席情
報の内容は、『相乗No.:1124−054』に対す
る「出発地:赤坂aaホテル」「目的地:東名横浜・町
田方面」「ETD: 0100 hrs」「現在予約
数:2」「空席:2」「料金見積:横浜青葉: ¥40
00−6000」「厚木:¥ 10000−1400
0」となる。
【0046】次いで、たとえば予約時刻の30分前とな
ると、図3の(ステップ307)のように、コールセン
ターシステム30側の最終確認部38からの応答によ
り、図4に示すように、通信端末10には出発確認情報
を示す出発確認通知が送信される(ステップ405)。
出発確認情報の内容は、「会員 ID : SU126
7 様」「相乗No.:1124−054」「出発地:
赤坂aaホテル」「目的地:東名横浜・町田」「出発
時: 0100 hrs」「最終確定料金:¥ 450
0」「現在予約数:4」「同乗者(下車順)/目的地」
「1.A様−江田」「2.B様−長津田」「3.C様−
町田」「4.D様−相模原」等である。
【0047】以上のような手順により、顧客会員による
相乗りのための予約が完了する。なお、コールセンター
システム30側においては、図5に示すように、相乗り
予約空席情報を各顧客会員に対して予め提供するように
することができる。この場合、各顧客会員が通信端末1
0により、コールセンターシステム30側にアクセス
し、空席情報選択から目的地エリア別、出発時別、出発
地エリア別の何れかを選択し、目的地エリア、出発時、
出発地エリアの何れかを選択すると(ステップ50
1)、(ステップ502)に示すような相乗り予約空席
情報を確認することができる。このように、相乗り予約
空席情報を各顧客会員に対して予め提供するようにする
ことで、顧客会員に対する相乗り予約を促進することが
できる。
【0048】次に、コールセンターシステム30側での
処理の詳細について説明する。
【0049】コールセンターシステム30側では、図3
の(ステップ301)〜(ステップ307)のように、
乗車予約受付部32によって各顧客会員からの乗車予約
が受付けられ、相乗りデータ生成部33により予約情報
のマッチング検索を行ったグループ化データが生成さ
れ、最適ルート設定部34により相乗りデータ生成部3
3によって生成されたグループ化データを元に、最適ル
ートが計算され統合化データが生成されるとともに、相
乗りデータ生成部33にその結果がフィードバックさ
れ、距離算出部35により最適ルート設定部34によっ
て設定された最適ルートの距離が算出され、料金算出部
36により距離算出部35によって算出された距離を元
に、相乗り運賃が算出されると、予約状況確認部37に
よりからの応答により予約状況の確認が行われ、最終確
認部38からの応答により最終確認が行われる。
【0050】ここで、まず相乗りデータ生成部33によ
る予約情報のマッチング検索、グループ化データ生成に
ついて説明すると、図6に示すように、(ステップ60
1)の各顧客会員からの予約情報を元に、マッチング検
索が行われる。マッチング検索においては、たとえば同
目的地エリア抽出(ステップ602)、同出発時刻セグ
メント抽出(ステップ603)、同出発地エリア抽出
(ステップ604)が行われる。この場合、同目的地エ
リア抽出においては、抽出キーに何を使用するかを優先
順位とともに、任意設定可能である。また、同出発時刻
セグメント抽出及び同出発地エリア抽出においては、ど
の段階で最適ルート計算に移行するかは、予約情報の数
量次第で任意設定あるいはマニュアル操作を行うことが
できる。また、(ステップ605)においては、適宜抽
出して個別情報に分解後、再マッチングが行われる。こ
の場合、どの抽出段階へ投入するかは任意判断となる。
【0051】このようにしてマッチング検索が行われる
と、最適ルート設定部34により、地図上にそれぞれの
予約情報若しくは既統合化情報に含まれる出発地と目的
地位置をプロットして距離的・時間的に最適な順序で走
行ルート(乗車順・下車順)を決定していくことによ
り、統合化データが生成される。ここでは、図7(a)
に示すグループ化データの各々の予約情報(同一出発地
エリア・各目的地)を結ぶ最適ルートを、図7(b)に
示すようにして計算する。つまり、図7(c)に示すよ
うに、複数の組合せがある場合は、全てについてルート
計算を行い、距離的(離路小)、時間的、料金的に有利
な順に統合していく。図7(c)の場合では、予約情報
が7人であることから、利用するタクシー台数が2台と
なり、3人相乗りと4人相乗りの組合せによる全てのル
ートについて、距離的(離路小)、時間的、料金的に最
も有利なルート計算が行われる。なお、何を優先するか
は任意設定可である。また、高速道路利用エリアの場合
は、任意のインターチェンジを起点とした制限設定も可
である(あるインターチェンジより手前の目的地は統合
の対象にしない等)。最適ルートが計算されると、図2
に示したように、地図上に表示される。ここで、あるエ
リアの予約情報が増加した場合には、一旦初期状態(統
合化していない状態)に戻して再マッチングを行い、よ
り最適な統合データの生成が行われる。
【0052】また、最適ルートが計算されると、料金算
出部36により、距離算出部35によって算出された距
離を元に、図示しない料金体系を元に相乗り運賃が算出
される。相乗り運賃が算出された際の各顧客会員の相乗
り運賃の精算方法は、図8に示すようになっている。す
なわち、東京→品川→川崎→横浜の各区間におけるメー
タ料金が図8(a)に示すようになっているものとす
る。
【0053】この場合、図8(b)に示すように、各区
間毎に乗っている人が均等に支払う方法と、図8(c)
に示すように、各人均等に支払う方法と、図8(d)に
示すように、各人の貢献度に応じて儲けを比例配分する
方法と、図8(e)に示すように、通常料金に比例して
支払う方法と、図8(f)に示すように、各人に儲け
(差額)を均等配分する方法とが考えられる。なかで
も、図8(b)に示すように、各区間毎に乗っている人
が均等に支払う方法が最も妥当かつフェアなものと考え
られる。
【0054】また、各顧客会員の相乗り運賃の具体的な
精算方法は、図9のようになる。つまり、相乗り予約を
行った顧客会員は、A,B,Cの3人とする。顧客会員
Aは四谷から青葉までの利用であり、顧客会員Bは四谷
から相模原までの利用であり、顧客会員Cは四谷から町
田までの利用であるとする。そこで、顧客会員Aは四谷
から青葉まで利用すると、相乗り運賃4,118円と相
乗り手数料2,082円の合計利用料 6,200円を
コールセンター運営会社に支払うことになる。支払は、
クレジット精算となる。顧客会員Cは四谷から町田まで
利用すると、同様にして9,100円をコールセンター
運営会社に支払うことになる。支払は、クレジット精算
となる。
【0055】顧客会員Bは四谷から相模原まで利用する
と、同様にして10,800円をコールセンター運営会
社に支払うことになる。支払は、クレジット精算とな
る。また、顧客会員Bは最終下車となるため、タクシー
の運転手に対して四谷から相模原までの利用に対する金
額である21,461円を図1の専用タクシーチケット
40により支払う。これにより、タクシーの運転手に対
する支払が完了する。タクシーチケット40は、上述し
たように、コールセンター運営会社により予め顧客会員
に配布されているものである。
【0056】以上のような精算により、顧客会員Aは本
走行ルートにおける通常料金が12,352円のとこ
ろ、49.8%割引の6,200円でタクシーを利用で
きることになる。また、顧客会員Cは本走行ルートにお
ける通常料金が18,045円のところ、49.6%割
引の9,100円でタクシーを利用できることになる。
顧客会員Bは本走行ルートにおける通常料金が21,4
61円のところ、49.7%割引の10,800円でタ
クシーを利用できることになる。
【0057】次に、出発地の異なる各顧客会員の行先が
同一方向である場合の相乗りについて説明すると、ルー
ト上でそれぞれの顧客会員を相乗りさせることもでき
る。この場合、図10に示すように、顧客会員A,B,
Cには、所定の場所で待機してもらうことになる。
【0058】この場合の最適ルートの計算は、図11に
示すようにして行われる。まず、図11(a)に示すグ
ループ化データの各々の予約情報(出発地・目的地)を
結ぶ最適ルートを、図11(b)に示すようにして計算
する。つまり当該データは目的地で既にグループ化され
ているので、出発地側は目的地方向に対し最遠の出発地
から最近の出発地を結ぶ最適ルート計算が行われる。一
方、目的地側は、図11(c)に示すように、複数の組
合せが発生するため、全てについてルート計算を行い、
距離的(離路小)、時間的、料金的に有利な順に統合し
ていく。図11(c)の場合では、予約情報が7人であ
ることから、利用するタクシー台数が2台となり、3人
相乗りと4人相乗りの組合せによる全てのルートについ
て、距離的(離路小)、時間的、料金的に最も有利なル
ート計算が行われる。なお、何を優先するかは任意設定
可である。また、高速道路利用エリアの場合は、任意の
インターチェンジを起点とした制限設定も可である(あ
るインターチェンジより手前の目的地は統合の対象にし
ない等)。最適ルートが計算されると、図2に示したよ
うに、地図上に表示される。ここで、あるエリアの予約
情報が増加した場合には、一旦初期状態(統合化してい
ない状態)に戻して再マッチングを行い、より最適な統
合化データの生成が行われる。
【0059】また、ルート上でそれぞれの顧客会員を相
乗りさせた場合の相乗り運賃の具体的な精算方法は、た
とえば図12に示すようになる。すなわち、上記同様
に、顧客会員Aは四谷から青葉までの利用であり、顧客
会員Bは青山から相模原までの利用であり、顧客会員C
は渋谷から町田までの利用であるとする。そこで、顧客
会員Aは四谷から青葉まで利用すると、上記同様にして
6,200円をコールセンター運営会社に支払うことに
なる。支払は、クレジット精算となる。顧客会員Cは渋
谷から町田まで利用すると、上記同様にして8,100
円をコールセンター運営会社に支払うことになる。支払
は、クレジット精算となる。
【0060】顧客会員Bは青山から相模原まで利用する
と、上記同様にして10,300円をコールセンター運
営会社に支払うことになる。支払は、クレジット精算と
なる。また、顧客会員Bは最終下車となるため、タクシ
ーの運転手に対して四谷から相模原までの利用に対する
金額である21,461円を図1のタクシーチケット4
0により支払う。これにより、タクシーの運転手に対す
る支払が完了する。
【0061】以上のような精算により、顧客会員Aは本
走行ルートにおける通常料金が12,352円のとこ
ろ、49.8%割引の6,200円でタクシーを利用で
きることになる。また、顧客会員Cは本走行ルートにお
ける通常料金が16,048円のところ、49.5%割
引の8,100円でタクシーを利用できることになる。
顧客会員Bは本走行ルートにおける通常料金が20,6
03円のところ、50.0%割引の10,300円でタ
クシーを利用できることになる。
【0062】次に、図1の入札部39による入札方法に
ついて説明する。
【0063】つまり、予約・集客情報をタクシーの運転
手又はタクシー会社に求車情報として開示し、入札・配
車させるようにすることである。この場合、図13に示
すように、タクシーの運転手又はタクシー会社側の通信
端末20により、コールセンターシステム30側にアク
セスし、求車情報選択から目的地エリア別、出発時別、
出発地エリア別の何れかを選択し、目的地エリア、出発
時、出発地エリアの何れかを選択すると(ステップ13
01)、求車情報を確認することができる(ステップ1
302)。ここで、入札価格や車番号等を入力すると
(ステップ1303)、現在入札が更新される。また、
入札価格が下がると、現在の入札価格がメールにて配信
されるため、再入札を行うことができる(ステップ13
04,1305)。
【0064】また、落札が行われると、図14に示すよ
うに、落札確認情報がタクシーの運転手又はタクシー会
社側の通信端末20によって得ることができる(ステッ
プ1401)。ここで、タクシーの運転手又はタクシー
会社側の通信端末20からコールセンター側へ迎車確認
情報が送信されると(ステップ1402)、コールセン
ターから顧客会員の通信端末10へ迎車確認情報が送信
される(ステップ1403)。そして、たとえば出発の
30分前になると、出発確認情報が顧客会員の通信端末
10へ送信される(ステップ1404)。
【0065】この場合、次の2形態が考え得る。 1.不特定多数のタクシーの運転手又はタクシー会社に
公開する(専用タクシーチケット40の利用可が条
件)。 2.特定のタクシーの運転手又は提携タクシー会社に公
開する(専用タクシーチケット40の精算はせず、直接
後精算とする)。 原則として、Web(PC,i−mode(登録商
標))画面経由のみの手配とし、電話による応対は確認
・時間変更等だけに留めるようにする。
【0066】ここで、上記の1.の形態についてさらに
説明する。まず、タクシー求車情報の開示→入札→落札
が行われる。この場合、タクシーの運転手又はタクシー
会社は、Webログイン→会員ID/パスワード入力画
面(個人会員と同一)→ID識別により求車画面へと進
むことができる。このとき、コールセンター側では、以
下項目にて構成されるタクシー求車情報を、統合化デー
タ(相乗り数2名以上となっているもの)のみ公開す
る。 ・ 相乗り ID No.(統合化データNo.) ・ 出発地エリア ・ 出発時刻 ・ 目的地エリア(以上3項目による選択ツリー構成メ
ニュー) ・ 現在相乗り人数 ・ 走行ルート(下車順:府中→立川→八王子) ・ 見積メータ料金(最適ルート距離計算結果による) ・ 最高入札価格(せり下げオークション方式) ・ 現在入札価格 ・ 落札時刻(出発時の40分前等) タクシーの運転手又はタクシー会社は、入札を希望する
統合化データを選択し、入札価格を送信する。入札価格
の提示方法は、見積メータ料金から乗客紹介料を差引い
た価格をせり下げにより入札する方法をとる。また、タ
クシー運転手の場合は車番号を、タクシー会社の配車セ
ンターの場合は配車予定の車番号(未定の場合は手配意
思)を付記する。
【0067】コールセンター側では、入札データと統合
化データとを紐付けして管理し、より低い入札価格を受
信するたびに求車情報の現在最低入札価格を更新する。
一方、最新情報との比較により入札データ送信者に対し
以下返信メールを送る。 ・ 「現在の最低入札価格です」 ・ 「現在の最低入札価格は¥ xxxx です」(現
在最低入札価格より高い入札の場合) ・ 「最低価格が¥xxxxに更新されました」(入札
後、さらに低い入札がなされた場合) タクシーの運転手又はタクシー会社は、求車情報の現在
最低入札価格の更新を見て、若しくは現在の最低入札価
格の受信メールにより、落札を希望する場合は、さらに
低い入札価格を送信する。
【0068】コールセンター側では、落札時刻での最低
価格入札者に落札情報を送信する。 ・ 「相乗りNo..は入札の¥ xxxxxで落札さ
れましたので、以下迎車お願い致します。」 ・ 出発地( xxx ホテル・タクシー乗場) ・ 出発時刻 ・ お客様名 ・ 走行ルート(下車順) ・ 落札料金 タクシーの運転手又はタクシー会社は、落札情報を受信
したら、迎車確認を返信する。タクシー会社の配車セン
ターの場合は配車する車番号を送信する。コールセンタ
ーは、迎車確認情報を受信次第、当該統合化顧客会員宛
に迎車手配情報(タクシー会社名・車番号)を送信す
る。また、出発確認情報に間に合う場合は迎車手配情報
を含めて送信する。なお、落札情報発信後に相乗り人数
が増加した場合は、当初見積メータ料金と再見積メータ
料金との差額を落札価格に付加する会員規程とする。ま
た、オークション方式を採用せず、最高入札価格を入札
希望価格として提示し、最初に入札した者が落札者とな
るシステム機能及び方式もとることができる。最終下車
客がタクシーチケットにより精算する額はメータ料金で
はなく落札価格となる。
【0069】また、上記2.の形態である特定のタクシ
ーの運転手又は提携タクシー会社に公開する場合は、次
のようにして行う。まず、タクシー求車情報の開示→入
札を行う。タクシーの運転手又はタクシー会社は、We
bログイン→会員ID/パスワード入力画面(個人会員
と同一)からID識別により求車画面へ進む。コールセ
ンター側では、求車情報に対し、統合化データ(相乗り
数2名以上)のみ公開する。統合化データは。次の通り
とする。 ・ 相乗り IDNo.(統合化データNo.) ・ 出発地エリア ・ 出発時刻 ・ 目的地エリア ・ 相乗り人数 ・ 走行ルート(下車順) ・ 見積メータ料金(最適ルート計算結果による)
【0070】タクシーの運転手又はタクシー会社は、配
車を希望する統合データを選択し、配車情報を送信す
る。タクシーの運転手の場合は車番号を、タクシー会社
の場合は配車予定の車番号(未定の場合は手配意思)を
それぞれ送信する。コールセンター側では、配車データ
と統合化データとを紐付ける。
【0071】タクシーの運転手又はタクシー会社は、出
発40分前までに迎車確認を返信する。また、タクシー
会社の場合は配車する車番号を送信する。コールセンタ
ー側では、迎車確認情報を受信次第、当該統合化顧客会
員宛に迎車手配情報(タクシー会社名・車番号)を送信
する。このとき、出発確認情報に間に合う場合は迎車手
配情報を含めて送信する。
【0072】また、出発確認情報・到着確認情報は、次
のようにして送受信する。まず、コールセンター側で
は、出発30分前に統合化データを確定ステイタスと
し、出発確定情報として各会員に送信する。また、出発
確定情報送信後に予約状況を見ながらの追加予約があっ
た場合、再マッチングは行わず、時間的に可能な限り、
当該統合データ内で最適ルート・運賃見積を計算し、各
会員に変更を通知する。
【0073】タクシーの運転手又はタクシー会社は、出
発後に相乗り客全員が無事出発しているかの確認を送信
する。コールセンター側では、確認後、統合データを走
行中ステイタスに変える。タクシーの運転手又はタクシ
ー会社は、最終下車会員が下車(料金は支払わない)
後、問題の有無、到着時刻、メータ料金をメール若しく
は電話でコールセンター側に連絡する。
【0074】コールセンター側では、到着連絡を受けた
ら、統合データに時刻・メータ料金を追加し、サービス
完了・請求・支払ステイタスに変える。会員から到着連
絡を受けた場合は最終下車客の通信料・手数料として一
定額を割引く自動処理を行う。これは、会員規約で規程
することができる。
【0075】このように、本実施の形態では、コールセ
ンターシステム30が顧客会員及びタクシーの運転手若
しくはタクシー会社が使用する通信端末10,20から
の相乗りに関する要求をネットワークを介して受付ける
と、それぞれの相乗りに関する要求に対する情報を通信
端末10,20に提供し、相乗りする顧客会員の相乗り
に応じた乗車料金はクレジット精算によって行われると
ともに、全ルートの乗車料金は最後に下車した顧客会員
による専用タクシーチケット40によっての精算によっ
て行われるようにした。
【0076】これにより、コールセンターシステム30
に対し、顧客会員が通信端末10によって相乗りの予約
を行うことで、少ない金額でタクシーを利用することが
できる。特に深夜等、他の交通機関の利便性が落ちた
り、全く利用できなかったりする時間帯でも比較的少な
い負担額でのタクシー利用が可能となる。
【0077】また、タクシー利用の精算は、基本的にク
レジット精算となるので、現金の持ち合せがない場合で
も手軽に利用することができる。また、タクシーの運転
手への支払は、コールセンター運営会社により予め顧客
会員に配布されている専用タクシーチケット40による
ので、タクシーの運転手に対する精算はその場で完了さ
せることができる。また、タクシー業界においては、相
乗りによる低額料金でのタクシー利用者の確保と増加が
見込まれるため、特に、深夜等にあっても稼働率をアッ
プさせることが可能となる。また、コールセンター側で
は、このような相乗りのサービスを提供した際の利益を
各顧客会員のクレジット精算の合計と、専用タクシーチ
ケット40の金額との差額から得られる手数料によって
確保することができる。
【0078】また、本実施の形態では、見積メータ料金
から乗客紹介料を差引いた価格をせり下げにより入札さ
せる方法をとるようにしているので、相乗り運賃をさら
に低減することも可能となる。
【0079】なお、本発明のタクシー相乗り支援システ
ムによる具体的な相乗り運賃と手数料の算定方式として
は、次のようなことが考えられる。
【0080】各顧客から徴収する相乗り運賃の計算方法
は、「各区間毎に乗っている者がそれぞれの乗車距離に
応じ、均等割りで支払う。」であるが、現実には路線バ
スのように一定ルート上で乗降りするようなパターンは
あり得ず、無限の組合せが発生する。したがって、万人
が納得し得る公正かつ公平な課金方法の設定は困難では
あるが、標準相乗りモデルを仮定し、精算方式を策定す
る。
【0081】以下はその想定条件である。図15に示す
ように、主要幹線上の前後距離8km以内、左右距離4
km以内で囲まれる領域の者2〜4名を統合化できると
仮定する。種々シミュレーションの結果、離路による増
加距離が各下車地から基幹ルートに下ろした垂線距離を
超えることは稀であることが判明したため、図16、図
17(a)(b)及び図18に示すように、下車地から
基幹ルートに下ろした垂線距離を離路による増加距離と
見做し、増加分に相当する料金増は当該下車客が単独負
担する方式とする。
【0082】手数料の課金方法は、次の3通りが考えら
れる。 1. 単独直行時メータ見積料金のxx%:遠方の客ほ
ど相乗り効果が出るという前提で、メータ料金に比例さ
せる方法 2.一人一律¥xxxx:最も分かりやすい方法である
が、赤字相乗り組合せの調整方法が限定され、オペレー
ションに相当の制限を与えることが予想される。 3.対単独直行時メータ見積料金比率変動方式:本方式
は、単独直行時メータ見積が¥10,000である時、
直行比率55%で設定した場合の手数料を顧客への請求
額:¥5,500−相乗り計算額:¥4,800=手数
料¥700のように求めるものである。どの方式も一長
一短であるが、3.の課金方法が最も離路変動リスクへ
柔軟に対応でき、顧客にもアピールしやすいものと考え
られる。
【0083】また、本実施の形態でのタクシー相乗り支
援システムは、出発地・目的地エリア・出発時限定のセ
ミライナー型サービスとすることもできる。すなわち、 「赤坂aaホテル 0130時出発 横浜市東急田園都市沿線方面(青葉区内) 空席 2 名 料金 ¥5,000〜¥8,000 傭車手配(個人タクシー)」 等とすることである。
【0084】また、出発地・目的地(駅前)限定のセミ
ライナー型サービスとすることもできる。すなわち、 「新宿プリンスホテル 1000時出発 JR中央線八王子駅前 空席 2 名 料金 ¥3,000 傭車手配(個人タクシー)」 とすることである。
【0085】また、郊外駅での終電到着時タクシー待ち
行列を避けたい人向けのサービスとすることもできる。
この場合、地場タクシー傭車手配を行う。これにより、
顧客のメリットとして、待ち時間なし、料金は単独乗車
時より少し安くなる。また、顧客の端末の画面には、次
のような情報を提供するようにする。 ・藤沢駅予約画面→集合場所XXX OO 方面 00
50時出発 空席1 ・八王子駅予約画面→集合場所XXX OO 方面 0
110時出発 空席2
【0086】また、本実施の形態でのタクシー相乗り支
援システムは、タクシー相乗り支援に限らず、福祉タク
シー、貸切バス、乗合バス等の旅客運送事業へも適用可
能である。また、鉄道、トラック、海運、航空等の貨物
運送事業へも適用可能である。
【0087】
【発明の効果】以上の如く本発明に係るタクシー相乗り
支援システムによれば、コールセンターシステムが顧客
会員及びタクシーの運転手若しくはタクシー会社側の通
信端末からの相乗りに関する要求をネットワークを介し
て受付けると、それぞれの相乗りに関する要求に対する
情報を通信端末に提供し、顧客会員の相乗りに応じた乗
車料金は現金以外の方法による精算によって行われると
ともに、全ルートの乗車料金は最後に下車した顧客会員
による専用タクシーチケットによる精算によって行われ
るようにしたので、タクシー利用者にあっては低額でタ
クシーを利用でき、タクシー業界においては効率のよい
配車を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタクシー相乗り支援システムの一実施
の形態を示す図である。
【図2】図1のタクシー相乗り支援システムにおけるタ
クシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図3】図1のタクシー相乗り支援システムにおけるタ
クシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図4】図1のタクシー相乗り支援システムにおけるタ
クシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図5】図1のタクシー相乗り支援システムにおけるタ
クシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図6】図1のタクシー相乗り支援システムにおけるタ
クシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図7】図1のタクシー相乗り支援システムにおけるタ
クシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図8】図1のタクシー相乗り支援システムにおけるタ
クシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図9】図1のタクシー相乗り支援システムにおけるタ
クシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図10】図1のタクシー相乗り支援システムにおける
タクシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図11】図1のタクシー相乗り支援システムにおける
タクシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図12】図1のタクシー相乗り支援システムにおける
タクシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図13】図1のタクシー相乗り支援システムにおける
タクシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図14】図1のタクシー相乗り支援システムにおける
タクシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図15】図1のタクシー相乗り支援システムにおける
タクシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図16】図1のタクシー相乗り支援システムにおける
タクシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図17】図1のタクシー相乗り支援システムにおける
タクシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【図18】図1のタクシー相乗り支援システムにおける
タクシー相乗り支援方法を説明するための図である。
【符号の説明】
10 通信端末 20 通信端末 30 コールセンターシステム 31 会員情報管理部 32 乗車予約受付部 33 相乗りデータ生成部 34 最適ルート設定部 35 距離算出部 36 料金算出部 37 予約状況確認部 38 最終確認部 39 入札部 40 専用タクシーチケット

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客会員及びタクシーの運転手若しくは
    タクシー会社からの相乗りに関する要求及びその要求に
    対する情報のやり取りを行う通信端末と、前記要求をネ
    ットワークを介して受付けるとともに、それぞれの相乗
    りに関する要求に対する情報を前記通信端末に提供する
    コールセンターシステムとを備え、 前記顧客会員の相乗りに応じた乗車料金は現金以外の方
    法による精算によって行われるとともに、全ルートの乗
    車料金は最後に下車した前記顧客会員による専用タクシ
    ーチケットによる精算によって行われることを特徴とす
    るタクシー相乗り支援システム。
  2. 【請求項2】 前記コールセンターシステムは、 前記顧客会員及びタクシーの運転手若しくはタクシー会
    社の属性情報を管理する会員情報管理部と、 前記属性情報を管理している前記顧客会員からの少なく
    とも出発地、目的地及び乗車予約時刻を指定する乗車予
    約を受付ける乗車予約受付部と、 前記受付けた乗車予約を示す予約情報を元に最適ルート
    や相乗り運賃算出の基礎となるグループ化データを生成
    するとともに、フィードバックされた統合化データを格
    納する相乗りデータ生成部と、 前記生成されたグループ化データを元に、地図データか
    ら最適ルートを設定して生成される統合化データを前記
    相乗りデータ生成部にフィードバックする最適ルート設
    定部と、 前記設定された最適ルートの距離を前記地図データから
    算出する距離算出部と、 前記算出された距離を元に、相乗り運賃を算出する料金
    算出部と、 前記算出された相乗り運賃を前記顧客会員の通信端末に
    提示するとともに、前記相乗り運賃に応じた予約確認を
    行う予約状況確認部と、 前記乗車予約時刻に達する所定時間前に、前記顧客会員
    の通信端末に最終の出発確認情報を提示する最終確認部
    とを備えることを特徴とする請求項1に記載のタクシー
    相乗り支援システム。
  3. 【請求項3】 前記コールセンターシステムは、前記顧
    客会員の相乗りに応じた見積メータ料金より乗客紹介料
    を差引いた価格を、前記タクシーの運転手又はタクシー
    会社側の通信端末からせり下げにより入札させる入札部
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のタク
    シー相乗り支援システム。
  4. 【請求項4】 前記相乗りデータ生成部は、前記相乗り
    データを生成する際、前記受付けた予約情報から少なく
    とも出発地、目的地及び乗車予約時刻それぞれのマッチ
    ングをとるマッチング検索と、前記マッチングによって
    得られた結果をグループ化したデータを生成するグルー
    プ化データ生成と、前記最適ルート設定部からフィード
    バックされた統合化データの格納を行うことを特徴とす
    る請求項2に記載のタクシー相乗り支援システム。
  5. 【請求項5】 前記相乗りデータ生成部は、前記相乗り
    データを生成する際、前記少なくとも出発地、目的地及
    び乗車予約時刻の何れかを優先順位に応じて又は固定し
    てのマッチングをとることを特徴とする請求項2又は4
    に記載のタクシー相乗り支援システム。
  6. 【請求項6】 前記予約情報が増加した場合、前記相乗
    りデータ生成部は再マッチングを行い、前記最適ルート
    設定部は再度、統合化データを生成することを特徴とす
    る請求項2,4,5の何れかに記載のタクシー相乗り支
    援システム。
  7. 【請求項7】 前記料金算出部は、前記算出された距離
    を元に、相乗りをしている前記顧客会員の各乗車区間毎
    に料金負担が均等となる料金算出を行うことを特徴とす
    る請求項2に記載のタクシー相乗り支援システム。
  8. 【請求項8】 前記料金算出部は、深夜割増、遠距離割
    引を加減するとともに、相乗り手数料を含めた料金算出
    を行うことを特徴とする請求項2又は7に記載のタクシ
    ー相乗り支援システム。
  9. 【請求項9】 前記最終確認部は、出発地を同一箇所と
    するか又は予定走行ルート上の乗車箇所を指定した最終
    の出発確認情報を提示することを特徴とする請求項2に
    記載のタクシー相乗り支援システム。
  10. 【請求項10】 顧客会員及びタクシーの運転手若しく
    はタクシー会社の属性情報を管理する会員情報管理部
    と、 前記属性情報を管理している前記顧客会員からの少なく
    とも出発地、目的地及び乗車予約時刻を指定する乗車予
    約を受付ける乗車予約受付部と、 前記受付けた乗車予約を示す予約情報を元に最適ルート
    や相乗り運賃算出の基礎となるグループ化データを生成
    するとともに、フィードバックされた統合化データを格
    納する相乗りデータ生成部と、 前記生成されたグループ化データを元に、地図データか
    ら最適ルートを設定して生成される統合化データを前記
    相乗りデータ生成部にフィードバックする最適ルート設
    定部と、 前記設定された最適ルートの距離を前記地図データから
    算出する距離算出部と、 前記算出された距離を元に、相乗り運賃を算出する料金
    算出部と、 前記算出された相乗り運賃を前記顧客会員の通信端末に
    提示するとともに、前記相乗り運賃に応じた予約確認を
    行う予約状況確認部と、 前記乗車予約時刻に達する所定時間前に、前記顧客会員
    の通信端末に最終の出発確認情報を提示する最終確認部
    とを備えることを特徴とするコールセンターシステム。
  11. 【請求項11】 顧客会員及びタクシーの運転手若しく
    はタクシー会社からの相乗りに関する要求及びその要求
    に対する情報のやり取りが通信端末によって行われる工
    程と、 コールセンターシステムにより、前記要求がネットワー
    クを介して受付けられるとともに、それぞれの相乗りに
    関する要求に対する情報が前記通信端末に提供される工
    程とを備え、 前記顧客会員の相乗りに応じた乗車料金は現金以外の方
    法による精算によって行われるとともに、全ルートの乗
    車料金は最後に下車した前記顧客会員による専用タクシ
    ーチケットによる精算によって行われることを特徴とす
    るタクシー相乗り支援方法。
  12. 【請求項12】 前記コールセンターシステムによって
    行われる工程には、 会員情報管理部により、前記顧客会員及びタクシーの運
    転手若しくはタクシー会社の属性情報が管理される工程
    と、 乗車予約受付部により、前記属性情報を管理している前
    記顧客会員からの少なくとも出発地、目的地及び乗車予
    約時刻を指定する乗車予約が受付けられる工程と、 相乗りデータ生成部により、前記受付けた乗車予約を示
    す予約情報を元に最適ルートや相乗り運賃算出の基礎と
    なるグループ化データが生成されるとともに、フィード
    バックされた統合化データの格納が行われる工程と、 最適ルート設定部により、前記生成されたグループ化デ
    ータを元に、地図データから最適ルートを設定して生成
    される統合化データが前記相乗りデータ生成部にフィー
    ドバックされる工程と、 距離算出部により、前記設定された最適ルートの距離が
    前記地図データから算出される工程と、 料金算出部により、前記算出された距離を元に、相乗り
    運賃が算出される工程と、 予約状況確認部により、前記算出された相乗り運賃を前
    記顧客会員の通信端末に提示するとともに、前記相乗り
    運賃に応じた予約確認が行われる工程と、 最終確認部により、前記乗車予約時刻に達する所定時間
    前に、前記顧客会員の通信端末に最終の出発確認情報が
    提示される工程とが含まれることを特徴とする請求項1
    1に記載のタクシー相乗り支援方法。
  13. 【請求項13】 前記コールセンターシステムによって
    行われる工程には、入札部により、前記顧客会員の相乗
    りに応じた見積メータ料金より乗客紹介料を差引いた価
    格が、前記タクシーの運転手又はタクシー会社側の通信
    端末からのせり下げにより入札される工程が含まれるこ
    とを特徴とする請求項11又は12に記載のタクシー相
    乗り支援方法。
  14. 【請求項14】 前記相乗りデータ生成部は、前記相乗
    りデータを生成する際、前記受付けた予約情報から少な
    くとも出発地、目的地及び乗車予約時刻それぞれのマッ
    チングをとるマッチング検索と、前記マッチングによっ
    て得られた結果をグループ化したデータを生成するグル
    ープ化データ生成と、前記最適ルート設定部からフィー
    ドバックされた統合化データの格納を行う工程を有する
    ことを特徴とする請求項12に記載のタクシー相乗り支
    援方法。
  15. 【請求項15】 前記相乗りデータ生成部は、前記相乗
    りデータを生成する際、前記少なくとも出発地、目的地
    及び乗車予約時刻の何れかを優先順位に応じて又は固定
    してのマッチングをとる工程を有することを特徴とする
    請求項12又は14に記載のタクシー相乗り支援方法。
  16. 【請求項16】 前記予約情報が増加した場合、前記相
    乗りデータ生成部は再マッチングを行い、前記最適ルー
    ト設定部は再度、統合化データを生成する工程を有する
    ことを特徴とする請求項12,14,15の何れかに記
    載のタクシー相乗り支援方法。
  17. 【請求項17】 前記料金算出部は、前記算出された距
    離を元に、相乗りをしている前記顧客会員の各乗車区間
    毎に料金負担が均等となる料金算出を行う工程を有する
    ことを特徴とする請求項12に記載のタクシー相乗り支
    援方法。
  18. 【請求項18】 前記料金算出部は、深夜割増、遠距離
    割引を加減するとともに、相乗り手数料を含めた料金算
    出を行う工程を有することを特徴とする請求項12又は
    17に記載のタクシー相乗り支援方法。
  19. 【請求項19】 前記最終確認部は、出発地を同一箇所
    とするか又は予定走行ルート上の乗車箇所を指定した最
    終の出発確認情報を提示する工程を有することを特徴と
    する請求項12に記載のタクシー相乗り支援方法。
  20. 【請求項20】 会員情報管理部により、顧客会員及び
    タクシーの運転手若しくはタクシー会社の属性情報が管
    理される工程と、 乗車予約受付部により、前記属性情報を管理している前
    記顧客会員からの少なくとも出発地、目的地及び乗車予
    約時刻を指定する乗車予約が受付けられる工程と、 相乗りデータ生成部により、前記受付けた乗車予約を示
    す予約情報を元に最適ルートや相乗り運賃算出の基礎と
    なるグループ化データが生成されるとともに、フィード
    バックされた統合化データの格納が行われる工程と、 最適ルート設定部により、前記生成されたグループ化デ
    ータを元に、地図データから最適ルートを設定して生成
    される統合化データが前記相乗りデータ生成部にフィー
    ドバックされる工程と、 距離算出部により、前記設定された最適ルートの距離が
    前記地図データから算出される工程と、 料金算出部により、前記算出された距離を元に、相乗り
    運賃が算出される工程と、 予約状況確認部により、前記算出された相乗り運賃を前
    記顧客会員の通信端末に提示するとともに、前記相乗り
    運賃に応じた予約確認が行われる工程と、 最終確認部により、前記乗車予約時刻に達する所定時間
    前に、前記顧客会員の通信端末に最終の出発確認情報が
    提示される工程とを備えることを特徴とするコールセン
    ターシステムにおけるタクシー相乗り支援方法。
  21. 【請求項21】 コンピュータに、 顧客会員及びタクシーの運転手若しくはタクシー会社か
    らの相乗りに関する要求及びその要求に対する情報のや
    り取りが通信端末によって行われる工程と、 コールセンターシステムにより、前記要求がネットワー
    クを介して受付けられるとともに、それぞれの相乗りに
    関する要求に対する情報が前記通信端末に提供される工
    程とを実行させることを特徴とするプログラム。
  22. 【請求項22】 コンピュータに、 会員情報管理部により、顧客会員及びタクシーの運転手
    若しくはタクシー会社の属性情報が管理される工程と、 乗車予約受付部により、前記属性情報を管理している前
    記顧客会員からの少なくとも出発地、目的地及び乗車予
    約時刻を指定する乗車予約が受付けられる工程と、 相乗りデータ生成部により、前記受付けた乗車予約を示
    す予約情報を元に最適ルートや相乗り運賃算出の基礎と
    なるグループ化データが生成されるとともに、フィード
    バックされた統合化データの格納が行われる工程と、 最適ルート設定部により、前記生成されたグループ化デ
    ータを元に、地図データから最適ルートを設定して生成
    される統合化データが前記相乗りデータ生成部にフィー
    ドバックされる工程と、 距離算出部により、前記設定された最適ルートの距離が
    前記地図データから算出される工程と、 料金算出部により、前記算出された距離を元に、相乗り
    運賃が算出される工程と、 予約状況確認部により、前記算出された相乗り運賃を前
    記顧客会員の通信端末に提示するとともに、前記相乗り
    運賃に応じた予約確認が行われる工程と、 最終確認部により、前記乗車予約時刻に達する所定時間
    前に、前記顧客会員の通信端末に最終の出発確認情報が
    提示される工程とを実行させることを特徴とするプログ
    ラム。
  23. 【請求項23】 請求項21の各工程を実行させるため
    のプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒
    体。
  24. 【請求項24】 請求項22の各工程を実行させるため
    のプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒
    体。
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